それから、
原則非公開という部分で、可能な範囲での公開ということを言われましたけれども、個人の情報ですので、その
辺りも留意をしながらも、全体にかかわることにおいては、その方向もきちんと堅持していただきたいという要望をここに込めておきたいと思います。
〔7番
議員 岡田隆行君 降壇〕
○
議長(
棗田澄子君)
大森健康推進課長。
〔
健康推進課長 大森健司君
登壇〕
○
健康推進課長(
大森健司君) ただいま御
質問いただきました
委員の中に首長、町長ですとか、
市長とかを入れないかということもございました。実は、確かにおっしゃられるように、他市とか町を見ましたら、たしか町長も入っていたようなことを思いました。私どもにおきましては、
市長ではなく健康福祉部の部長ですとか、そういったところを入れていきたいと考えております。
続きまして、2点目の
委員の
非常勤のことでございます。第7条に
非常勤特別職と書いているのでという御意見でございますけれども、特にそうしたことで、
非常勤の特別職と考えておりますので、確かに
非常勤とすると書いてある市もございましたけれども、
府中市においては、特に記入して
規定するものではございません。
続きまして3点目、
個人情報等が含まれているため
非公開ということでございましたけれども、
議員おっしゃられるように、確かに全体にかかわること等で、
個人情報がないもの等については、できるものは公開していく必要があるものと考えております。
〔
健康推進課長 大森健司君 降壇〕
○
議長(
棗田澄子君) 続いて、
加島広宣君。
〔15番
議員 加島広宣君
登壇〕
○15番
議員(
加島広宣君)
議長のお許しをいただきましたので、公明党、加島が
議題となっております
議案第53号、
府中市
予防接種健康被害調査委員会条例について、お伺いをさせていただきます。
今までにたくさんの
質疑があったんですけれども、最初に昭和23年7月に
予防接種法が公布になったかと思います。今まで
府中市において、
予防接種による
健康被害というような
報告がなかったのか。さっきの
説明では、1名の方が最近あったという。その方以外で、以前にそういった
健康被害の
報告がなかったのかというのと、
調査委員会を招集されるということであるんですが、この
開催が必要な
状況という判断、どの
タイミングで
設置されて
開催をされるようになるのか、
調査委員会での結果通知までの流れを、少し御
説明いただければと思います。この
調査委員会が、どこまでの権限といったものがあるのかも、あわせてお願いします。
それと、条文で、第2条に
市長からの要請で
調査、助言となっておりますけれども、この意見書の提出等の
規定をされないのかと、
委員は5名ということで、先ほど御
説明がありましたので、そうした
委員の中に薬剤師の方などを考えられないかということと、あと、
委員の
任期は、先ほど
説明がありましたので、そちらはいいんですが、第4条に副
委員長の
規定は明記されていないんですが、そうしたものはされなくていいのかということ。あと、
委員会におけるいわゆる
会議内容に関する秘密保持
規定や
議事録の保存でありますとか、市民への情報といったものを
報告義務等、公開、
非公開、先ほども御
説明あったんですけれども、この
条例内に、この
規定といったものを明記されなくていいのかといったことをお伺いさせていただきます。
〔15番
議員 加島広宣君 降壇〕
○
議長(
棗田澄子君)
大森健康推進課長。
〔
健康推進課長 大森健司君
登壇〕
○
健康推進課長(
大森健司君) それでは、御
質問いただきました点について、御
説明いたします。
まず、
1つ目に御
質問いただきました今までの
予防接種での
健康被害報告でございますけれども、今のところ、こうした
委員会等にかけるような
健康被害報告は、特に聞いてございません。
続きまして、
委員会設置の
タイミングでございます。これは
健康被害を受けられた方からの申請、それを受けた後の
設置になります。終了につきましては、この
調査委員会が結果を
市長へ
報告ということで、この
委員会は終了いたします。
続きまして、この
調査委員会の権限でございますけれども、これは申請に係る
調査及び助言を行う権限を担っているものでございます。
続きまして、この
調査、助言に係る意見書の提出でございますけれども、これは国へ進達する機関でございますので、被害者が請求する、例えば
医療費ですとか、障害年金、また、死亡とか、そういった事例により必要書類が異なります。あくまで申請段階での
調査、助言になりますので、特に意見書等の提出を求められているものではございません。
続いて、薬剤師は考えられないかということでございますけれども、この
委員会に当たって、昭和52年、昔の厚生省の通知がございます。それによりますと、
委員会は医師ですとか、
保健所長で構成することになっておりますので、薬剤師の選任については考えておりません。
続いて、副
委員長の
規定がない
理由でございます。これにつきましては、第4条におきまして、
委員長に事故があるときは、あらかじめ指名する
委員がその職務を代理するとございますので、特に副
委員長は設けておりません。
続きまして、最後に秘密の保持ですとか、
議事録、市民への
報告とか、公開・
非公開について、この
議案の中に盛り込まれていないということでございますけれども、これにつきましては、別に定める取り扱いでございます
個人情報ですとか、そうしたことに留意しながら、
個人情報の取り扱い等に注意して、また、公開できるものについては、積極的に公開していきたいと考えております。
〔
健康推進課長 大森健司君 降壇〕
○
議長(
棗田澄子君)
加島広宣君。
〔15番
議員 加島広宣君
登壇〕
○15番
議員(
加島広宣君) では、最後2点ほどですが、この
予防接種を受けての
健康被害ということではあるので、市民の方が市外での医療機関などで
接種した場合も
対象という考えでいいのかというのと、
補償は、本来、国が行っていくというように考えているんですけれども、
府中市独自でこの
健康被害に遭われた方の
救済制度といったものの検討を、今後される予定があるのかをお伺いします。
〔15番
議員 加島広宣君 降壇〕
○
議長(
棗田澄子君)
大森健康推進課長。
〔
健康推進課長 大森健司君
登壇〕
○
健康推進課長(
大森健司君) それでは、先ほど御
質問いただきました今の
対象の方、市外の医療機関で
接種された場合ですけれども、これは市民が市外で受けられた場合でも
対象に入ります。これは、
府中市に住民票があればということなんですけれども、そうした場合、
府中市に請求していただくことになります。
続きまして、
府中市独自の
健康被害救済制度の検討なんですけれども、先ほどから申しましたとおり、定期
予防接種における
健康被害の
補償につきましては、国の制度の給付となりますので、現在のところ
府中市独自の
健康被害救済制度は特に考えておりません。
〔
健康推進課長 大森健司君 降壇〕
○
議長(
棗田澄子君) 続いて、水田豊君。
〔10番
議員 水田豊君
登壇〕
○10番
議員(水田豊君) 市民クラブの水田豊でございます。
これまで答弁いただいていますので、それ以外に関して
質疑をしていきたいと思います。
予防接種の
種類を
説明いただきましたが、
A類、
B類、
臨時で
接種があるということでございます。その全ての
予防接種について、この
調査委員会の
調査対象となるのかどうかが1点。それと、被害者救済のためには素早い決定が必要であると思いますが、決定までの期間はどのくらいになるのか。
調査ですから言えないところもあるんでしょうけれども、最近は大体受け付けてから1カ月ですよとか、3カ月ですよというような、何といいますか、標準期間といいますかね、そういうものを申請者にお知らせをするものもふえている。住民サービスの一環ということでふえていると思いますが、そういったものを考えておられるのかお聞きしたい。
最後に、この
調査委員会を
設置するような他の
条例は、ほかにあるのか。例えば、数年前にボランティアで作業して、その後、ぐあいが悪くなったというような人の相談を受けたことがあるんですけれども、そういった場合に、このような
調査委員会のようなものが他にあるのかどうかについてもお聞かせ願いたいと思います。
〔10番
議員 水田豊君 降壇〕
○
議長(
棗田澄子君)
大森健康推進課長。
〔
健康推進課長 大森健司君
登壇〕
○
健康推進課長(
大森健司君) それでは、いただきました御
質問についてお答えいたします。
A類、
B類、
臨時接種、このいずれについても、
健康被害の
調査の
対象であるかという御
質問につきましては、いずれの
予防接種も
対象になります。
続きまして、素早い決定というところで、この期間についてでございます。市民サービスとして期間をお知らせしたらどうかということなんですけれども、今の
調査の期間につきましては、具体的に明示できるものがちょっとございませんので、あわせまして、今度、全体の期間ですけれども、国が示しておりますのは、4カ月から12カ月程度となっておりますので、長い期間を要することになると考えております。
3点目ですけれども、今の
健康被害の
調査委員会、例えばボランティア
関係でのそうした
条例ということなんですけれども、ボランティアが起因して
健康被害を審査するという、そうした
条例は今のところございません。
〔
健康推進課長 大森健司君 降壇〕
○
議長(
棗田澄子君) 以上で、
通告による
質疑を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
棗田澄子君) お諮りいたします。
ただいま
議題となっております
議案第53号については、
会議規則第37条第3項の
規定により
委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
棗田澄子君) 御
異議なしと認めます。
よって、
議案第53号については、
委員会の付託を省略することに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
棗田澄子君) これより
議案第53号の
討論に入ります。
ただいまのところ
通告はありませんので、
討論を終結いたします。
これより
議案第53号の採決をいたします。
ただいま
議題となっております
議案第53号、
府中市
予防接種健康被害調査委員会条例の
制定について、
原案のとおり
可決することに賛成の
諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
棗田澄子君)
起立全員であります。
よって、
本案は
可決することに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
棗田澄子君) 以上で、今期
定例会に付議された案件は全て議了いたしました。
閉会に当たり、
市長から御挨拶がございます。
市長。
〔
市長 小野申人君
登壇〕
○
市長(
小野申人君) 6月
定例会の閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。
今議会におきましては、本議会また各
委員会で慎重なる御
審議の末、
提案させていただきました全ての
議案を
原案どおり御
可決いただきましたことを、まずもってお礼を申し上げます。
今議会でお認めいただきました
条例、予算などにつきましては、いただきました御意見を反映し、職員一同、その執行に全力で取り組んでまいる所存でございます。
新型
コロナウイルスにつきましては、6月20日、21日にTTCアリーナで実施しました大規模
接種は、両日とも1,200人ずつ、合計2,400人の
接種が円滑に行われたところであります。また、今週中には、12歳から65歳未満の全ての方に
ワクチンの
接種券を送付させていただくこととしております。10月末の
接種完了を目指し、今後もいろいろな方法で積極的に取り組んでまいります。
さて、来月7月21日には、
i-coreFUCHU(いこーれふちゅう)がオープンいたします。低遅延、大容量、他接続の5Gの通信環境を整備しますので、地方における
コロナ禍でのビジネスモデルや遠方におられる家族、友人、知人との交流や情報交換をする新たな拠点として御活用いただきたいと思っております。また、
コロナ対策を講じながら、人と人との交流も促進してまいります。ハイブリッド型交流拠点として活用していただきたいと思っております。
最後になりますが、日を追うごとに暑さが厳しくなっていく中、
議員の皆様におきましては、お体に留意され、ますます御活躍されますことをお祈り申し上げまして、私の今6月議会の閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。
どうもありがとうございました。
〔
市長 小野申人君 降壇〕
○
議長(
棗田澄子君) これにて、
令和3年第3回
府中市議会定例会を閉会いたします。
午前11時14分 閉会...