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  1. 府中市議会 2021-03-18
    令和 3年第2回定例会( 3月18日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    令和 3年第2回定例会( 3月18日)              令和3年第2回府中市議会定例会会議録  令和3年3月18日午後3時55分、府中市議会定例会を本市議事堂において開会した。 1 出席議員      1番  棗田澄子       2番  芝内則明      3番  福田 勉       4番  森川 稔      5番  広瀬和彦       6番  安友正章      7番  岡田隆行       8番  楢﨑征途      9番  土井基司       10番  水田 豊      11番  加納孝彦       12番  山口康治      13番  本谷宏行       14番  三藤 毅      15番  加島広宣       16番  大本千香子      17番  田邉 稔       18番  橘髙尚裕      19番  加藤吉秀       20番  丸山茂美 1 欠席議員   なし 1 説明のため出席した者   市長          小野申人   副市長         村上明雄   教育長         平谷昭彦   危機管理監       藤原眞琴   総務部長        豊田弘治   地域振興担当部長    後藤 勝
      健康福祉部長      唐川 平   経済観光部長      若井紳壮   観光戦略推進担当部長  森川祐司   建設部長        杉島賢治   教育部長        荻野雅裕   人事課長        皿田利光   総務課長兼選管事務局長 切原秀隆   政策企画課長      岡田宏子   財政課長        宮 康展   商工労働課長      近藤和成   土木課長        河毛茂利   教育政策課長      近藤陽子 1 事務局及び書記   事務局長        赤利充彦   議事係長        小林正樹 1 議事日程   日程第1 議案第39号 荒谷封鎖地法面復旧工事請負契約の締結について   日程第2 議案第40号 令和2年度府中市一般会計補正予算(第14号)について   日程第3 議案第18号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について   日程第4 議案第19号 市道路線の認定について   日程第5 議案第20号 市道路線の変更について   日程第6 議案第21号 府中市精神障害者医療費支給条例の制定について   日程第7 議案第22号 府中市翁座の設置及び管理に関する条例の制定について   日程第8 議案第23号 府中市行政手続における特定の個人を識別するための番号の              利用等に関する条例の一部改正について   日程第9 議案第24号 府中市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部改正に              ついて   日程第10 議案第25号 府中市国民健康保険条例の一部改正について   日程第11 議案第26号 府中市国民健康保険税条例の一部改正について   日程第12 議案第27号 府中市介護保険条例の一部改正について   日程第13 議案第28号 府中市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基              準等を定める条例等の一部改正について   日程第14 議案第29号 府中市羽高湖サン・スポーツランド設置及び管理条例の一部              改正について   日程第15 議案第30号 府中市観光地設置及び管理条例の一部改正について   日程第16 議案第31号 府中市水道条例の一部改正について   日程第17 議案第4号 令和3年度府中市一般会計予算について   日程第18 議案第5号 令和3年度府中市国民健康保険特別会計予算について   日程第19 議案第6号 令和3年度府中市介護保険特別会計予算について   日程第20 議案第7号 令和3年度府中市後期高齢者医療特別会計予算について   日程第21 議案第8号 令和3年度府中市病院事業債管理特別会計予算について   日程第22 議案第9号 令和3年度府中市水道事業会計予算について   日程第23 議案第10号 令和3年度府中市下水道事業会計予算について   日程第24 議案第11号 令和3年度府中市病院事業会計予算について   日程第25 議案第32号 令和2年度府中市一般会計補正予算(第13号)について   日程第26 議案第33号 令和2年度府中市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)              について   日程第27 議案第34号 令和2年度府中市介護保険特別会計補正予算(第3号)につ              いて   日程第28 議案第35号 令和2年度府中市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)              について   日程第29 議案第36号 令和2年度府中市病院事業債管理特別会計補正予算(第1号)              について   日程第30 議案第37号 令和2年度府中市下水道事業会計補正予算(第3号)につい              て   日程第31 議案第38号 令和2年度府中市病院事業会計補正予算(第3号)について   日程第32 意見書案第1号 選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書の提出について   日程第33       所管事務調査の報告について 1 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後3時55分 開議 ○議長(棗田澄子君) ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元に配付いたしております議事日程表により進めたいと思います。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 日程第1、議案第39号「荒谷封鎖地法面復旧工事請負契約の締結について」及び、日程第2、議案第40号「令和2年度府中市一般会計補正予算(第14号)について」を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  豊田総務部長。             〔総務部長 豊田弘治君 登壇〕 ○総務部長(豊田弘治君) それでは、令和3年第2回府中市議会定例会に追加提案する議案について説明いたします。  ただいま配信いたしました。  議案第39号、荒谷封鎖地法面復旧工事請負契約の締結について、地方自治法及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例の規定により、市議会の議決を求めるものです。  荒谷封鎖地法面復旧工事に係る工事契約について、さらなる危険性を回避するため設計を見直した結果、予定価格が議決を要する金額を超えたため提案するもので、変更前契約金額は1億3,915万円、変更後契約金額は1億8,295万2,000円、契約の相手方はアマノ企業株式会社、契約日は議決の日でございます。  続いて、補正予算の説明をいたします。  配信をいたしました。  議案第40号、令和2年度府中市一般会計補正予算(第14号)について説明いたします。  歳入歳出それぞれに5,000万円を追加し、総額285億3,647万円とするものです。  13ページから14ページを配信いたしました。  歳出といたしまして、14ページを御覧ください。  新型コロナウイルスの影響により収益が落ち込んだ事業者に対する支援として、現在実施しておりますプレミアム付キャッシュレス化推進キャンペーン事業委託料新型コロナウイルス感染防止対策補助金について、いずれも市民、事業者の方の活用が好調で、想定を上回る事業費が見込まれることから、キャッシュレス化推進に3,000万円、感染防止対策に2,000万円を増額するものでございます。  なお、歳入は一般財源として、財政調整基金繰入金を計上し、また、あわせてキャッシュレス化推進事業について、今回の追加分を繰り越すため、繰越明許費補正を変更しております。  以上で、追加で提案しております議案についての説明を終わります。何とぞ慎重審議の上、全ての議案を原案どおり御可決いただきますようお願いいたします。             〔総務部長 豊田弘治君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) これにて、提案理由の説明を終結いたします。  ただいま上程いたしました議案に対する質疑及び討論のある諸君は、次の休憩中に発言通告書を事務局に提出願います。  お諮りいたします。  ただいま上程した議案第39号及び議案第40号については、議事の都合により、審議を一時延期し、次の日程に移りたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま上程した議案第39号及び議案第40号については、議事の都合により審議を一時延期し、次の日程に移ることに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) この際、日程第3、議案第18号から日程第31及び議案第38号までを一括議題といたします。  議案第18、24号、について、総務文教常任委員長の報告を求めます。  加納委員長。           〔総務文教常任委員長 加納孝彦君 登壇〕 ○総務文教常任委員長(加納孝彦君) 議長の御指名をいただきましたので、総務文教委員会に付託を受けました議案2件の審査の概要と結果を御報告申し上げます。  なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告させていただきます。  まず、議案第24号、府中市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部改正について、質疑に入り、委員から「府中市として、専門的知識を有する人材確保が必要となる具体的な理由や目的と、どのくらいの人数確保を想定しているのかを伺う」という趣旨の質疑があり、担当課長から「府中市では、高度化、多様化する行政課題や緊急の課題に速やかに対応していくため、多様な人材を確保できるよう任期付職員制度を充実させなければならない。例えば、今後、さまざまな分野でのDXを戦略的に取り組んでいくためには推進体制を強化する必要がある。特定任期付職員としては、今のところ1人の採用を想定している」という趣旨の答弁がありました。  また、委員から「高度の専門的な知識経験または識見を有する者とは、具体的にはどのような方を想定しているのか。また、今の府中市行政スタッフでは無理なのか」という趣旨の質疑があり、担当課長から「高度の専門的知識とは、例えば医師、弁護士、公認会計士などが、その実務を通して得た高度の専門的知識経験。大学教員や研究者が特定の分野で評価される実績を上げたものが有する高度の専門的知識経験をいう。また、優れた識見とは、例えば、民間で活躍し、広く社会的に高く評価される実績を上げ、創造性、先見性などがあると認められる者が有する幅広い知識経験をいう。DX推進でいえば、今の職員では得られにくい高度の専門的な知識・経験・実績を備えた人材が必要であり、現状のスタッフでは困難であると考えている。また、職員がこういった人材から知識を得ることも目的の一つである」という趣旨の答弁がありました。  ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、議員間討議を実施した後、討論に入りました。  委員から「市役所において、高度な専門的技術、知識、経験を生かしてスピーディーに物事を進めるには、外からのアプローチが有効だと思うが、任期付職員に特定の個人を採用することが明らかになっているという点では、公平性に疑義が生じている」さらに、ほかの委員から「行政が任用するということになれば、公平公正で透明度があるというのが一番必要なことだと思う。税金を使う限り、広く公募されて、具体的に給料月額などを示されないことには賛成できない」という趣旨の反対討論がありました。これに対し、委員から「今までの条例に特定任期付職員を追加するということであるが、なぜ今までなかったのかが疑問である。府中市の職員にない知見であるならば、当然外部から採用していくべきもので、条例改正には賛成する」さらに、ほかの委員から「DXを使ったふるさと創生が必要であり、DXの専門家が入ることで人材育成にもつながる。府中市の新しい未来をつくっていただきたい」という趣旨の賛成討論がありました。  討論を終結し、採決の結果、本案は起立多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、外1件の議案につきましては、審査の結果、起立全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、まことに簡略ではありますが、総務文教委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。           〔総務文教常任委員長 加納孝彦君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 続いて、議案第5、6、7、8、11、21、23、25、26、27、28、33、34、35、36、38の各号について、厚生常任委員長の報告を求めます。
     大本委員長。           〔厚生常任委員長 大本千香子君 登壇〕 ○厚生常任委員長大本千香子君) 議長の御指名をいただきましたので、厚生委員会に付託を受けました議案16件の審査の概要と結果を御報告申し上げます。  なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告させていただきます。  まず、議案第21号、府中市精神障害者医療費支給条例の制定について、質疑に入り、委員から「新設をされる制度だが、対象者数と予算額を伺う」という趣旨の質疑があり、担当課長から「対象者数は15名程度、予算額は約420万円、うち扶助費が184万円となり、その2分の1の92万円を県からの補助金と見込んでいる」という趣旨の答弁がありました。  ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、討論なく採決の結果、本案は起立全員により可決すべきものと決しました。  次に議案第27号、府中市介護保険条例の一部改正について、質疑に入り、委員から「介護保険料を値上げするとのことだが、詳しく説明を求める」という趣旨の質疑があり、担当課長から「75歳以上の高齢者の増加に伴うサービス利用の増加、認知症やひとり暮らしの高齢者の増加に伴うサービス利用の増加、介護報酬がプラス改定となることによる増加等が見込まれ、介護保険給付費が上がるという算定の中で、介護給付費準備基金を活用し、保険料の上昇を抑制しているが、基準月額で457円の増額をお願いしている」という趣旨の答弁がありました。  ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、討論に入り、反対者から「府中市として値上げの必要性があることなど、議会や市民への説明が不足している」との反対意見がありました。賛成者から「介護保険制度は財政的にも、また、住民の日常の取り組みとしても守っていかなければならない。今回、介護給付費準備基金を取り崩す中で保険料は抑えられている。今後、受益者自体が制度を守るという危機意識を持たないと保険料は上がる」との賛成意見がありました。  討論を終結し、採決の結果、本案は起立多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第11号、令和3年度府中市病院事業会計予算について、質疑に入り、委員から「入院・外来患者数の動向、公立病院に対する特別交付税の中身について、決算額と今年度の予想額、現在の常勤医師数と招聘の見込みがどうなのか。また、今回の3億5,000万円を府中市病院機構に貸し出す財源はどこにあるか」という趣旨の質疑があり、担当事務長から「令和2年度を含めた直近5年間の傾向から、入院は減少が続き、外来については、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮すると、ほぼ横ばい状態と考えている。特別交付税の決算額と予算額については、算定すると、令和元年度はおよそ9,600万円、令和2年度ではおよそ1億1,300万円の算入が見込まれる。現在の医師数は常勤医師5名、非常勤医師1名の6人体制となっており、令和3年度においても、引き続き同じ体制を予定している。医師確保の状況は、令和2年度は岡大医局に対し、医師派遣の要請を行い、専攻医のドクターの派遣期間を1年間延長していただくことになった。また、別に寄附講座の開設により医師の派遣要請もお願いしてきたが、令和3年度当初からの実現には至らなかった。3億5,000万円の財源については、湯が丘病院事業会計は、その資産のうち、2月末現在で約21億5,700万円の現金預金を保有している。この現金預金は損益勘定留保資金や純利益である利益剰余金、その他として退職積み立て引当金等で構成されている。3億5,000万円は、これらの現金預金のうちの一部である。このような現金預金については、大部分は直ちに現金の支出に充てる必要性の高いものではない」という趣旨の答弁がありました。  ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、討論に入り、反対者から「3億5,000万円の貸し付けの理由を伺ったが、今まででもできたはず。なぜ今回なのか、納得できる説明となっていない」との反対意見がありました。賛成者から「地方自治体も、今後はそういった資産運用を積極的にやりながら、自主財源等を獲得する時代になりつつある。今後、他の債権を含めた運用の含みを持たせ、拡大していけばよいと思う」との賛成意見がありました。  討論を終結し、採決の結果、本案は起立多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、外13件の議案のうち、議案第6号、令和3年度府中市介護保険特別会計予算については、介護保険料の値上げを前提とした予算編成となっているため反対するとの意見があり、また、議案第38号、令和2年度府中市病院事業会計補正予算(第3号)については、他会計貸付金について反対するとの意見があり、審査の結果、いずれも起立多数をもって、また、外11件の議案については、審査の結果、いずれも起立全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、まことに簡略ではありますが、厚生委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。           〔厚生常任委員長 大本千香子君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 続いて、議案第9,10、19、20、22、29、30、31、37、各号について、建設常任委員長の報告を求めます。  加藤委員長。            〔建設常任委員長 加藤吉秀君 登壇〕 ○建設常任委員長(加藤吉秀君) 議長の御指名をいただきましたので、建設委員会に付託を受けました議案9件の審査の概要と結果を御報告申し上げます。  なお、審査内容につきましては、重立ったもののみを御報告させていただきます。  まず、議案第22号、府中市翁座の設置及び管理に関する条例の制定について。質疑に入り、委員から「翁座の保存・活用はどのような状態を指すのか」という趣旨の質疑があり、担当課長から「翁座は、中国地方に現存する最古の木造芝居小屋であることから、歴史的・文化的に高い価値を保存し、後世に引き継ぐための復元改修を行った後、観光資源として観光客に公開することを想定している。その他の具体的な活用については、今後、活用検討委員会で方向性を出していく。改修は復元を基本とし、現在の規模感の範囲内を基本に検討したい」という趣旨の答弁がありました。また、委員から「翁座を市の財産として取得し、何年経過して、今回の条例案の提出になったのか。また、なぜその間、そのままになっていたのか」という趣旨の質疑があり、担当課長から「翁座を市が取得したのは、平成30年12月である。取得後は、改修をした後に条例の制定を予定していたが、保存・活用に向けての検討会の中で、翁座の価値を損なわないように復元する方向となるとともに、この間、テレビ、新聞等での露出が結構あり、開館してほしいという声が非常に多くあったため、条例案を提出した」という趣旨の答弁がありました。  次に、議案第29号、府中市羽高湖サン・スポーツランド設置及び管理条例の一部改正について。質疑に入り、委員から「サン・スポーツランド管理棟等リモートワークスペースの使用料8,800円の設定根拠は何か。また、定員は何人か。」という趣旨の質疑があり、担当課長から「使用料については、観光課で調べた全国各地のリモートワークで利用される場所の使用料のうち最高額を設定した。実際の使用料は、別途規則等で定める予定である。具体的には、1日利用した場合は3,300円、半日利用した場合は2,200円、半日の時間は、午前、午後とも3時間を予定している。定員については、1グループで3人以内を想定している」という趣旨の答弁がありました。また、委員から「羽高湖森林公園利用にかかわる条例は現在2条例あり、同じ意味合いを持っている施設は、支障がないのであれば、この条例に一本化するのがわかりやすく適切な方法ではないか」という趣旨の質疑があり、副市長から「キャンプをどう売っていくか、その手法の一つがこのワーケーション事業である。キャンプ場全体のWi-Fi環境においても、来年度には上下町を含めた市内全域の光ケーブルの敷設に取り組んでいく中で、いろんな人を呼び込みたいということでは、目的は一つだと思っている。こうしたキャンプ場は府中市の中では、河佐峡、四季の里、羽高湖があり、現状では補助金の建てつけで、それぞれ条例をつくり、また、所管も分かれている状態である。しかし、キャンプについては民間企業へのサウンディングを行う中で、今後、どうプロデュースしていくとか、あるいは民間企業も含めた運営への参画、それによって、まちづくり振興公社の役割をどう描いていくか、そういったことを同時並行で検討しており、条例関係についても整理していく流れになる。今後、詰めていく中で、どのような整理が最適なのかを詰めていく作業になるので、アフターコロナを見据えた中で、こういったキャンプ場、あるいは稼ぐ観光を目指していくことにしっかりと取り組んでいきたい」という趣旨の答弁がありました。  次に、議案第30号、府中市観光地設置及び管理条例の一部改正について。質疑に入り、委員から「四季の里キャンプ場木製トレーラーハウスの使用料は幾らか。また、その維持管理費についての見込額を試算しているか」という趣旨の質疑があり、担当課長から「フリーサイトでデイキャンプをワーケーションし、半日で3,850円、オートキャンプサイト1泊2日でワーケーション半日を2回で1万450円となる。維持管理費について、電気代は年間5万円程度、Wi-Fi利用料は年間10万円程度、水道料は年間数千円程度である」という趣旨の答弁がありました。  ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、討論なく採決の結果、本案は起立全員により可決すべきものと決しました。  なお、外6件の議案については、審査の結果、いずれも起立全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、まことに簡略ではありますが、建設委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。            〔建設常任委員長 加藤吉秀君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 続いて、議案第4号及び32号について、予算特別委員長の報告を求めます。  三藤委員長。            〔予算特別委員長 三藤毅君 登壇〕 ○予算特別委員長(三藤毅君) 議長の御指名をいただきましたので、予算特別委員会に付託を受けました議案第4号及び議案第32号について、審査の概要と結果を御報告申し上げます。  この2件については、今期定例会初日に提案説明を受け、同日設置された本特別委員会に付託され、分科会を設け、審査区分に従って審査を行いました。  なお、議案第4号については、3月9日に総括質疑を行い、その後、分科会において審査いたしました。  審査の概要については、先ほど、この議場で行われた本特別委員会において、各分科会の報告を受けたところでございます。  この分科会に対する質疑はなく、議案第4号について、提出のあった予算組み替え動議の提案説明を受けました。この予算組み替え動議に対する質疑があり、予算組み替え動議に対する討論に入りましたところ、委員3名から反対討論が、委員1名から賛成討論が行われておりますが、その内容につきましては、先ほど行われました本特別委員会において、皆様お聞きのとおりでございます。  この予算組み替え動議の採決につきましては、起立少数により否決されました。  次に、議案第4号の討論に入りましたところ、委員1名から反対討論が、委員1名から賛成討論が行われておりますが、その内容につきましても、先ほど行われました本特別委員会において、皆様お聞きのとおりでございます。  議案第4号の採決の結果につきましては、起立多数により、原案のとおり可決すべきものと決しております。  続いて、議案第32号の討論に入りましたところ、委員1名から反対討論が、委員2名から賛成討論が行われておりますが、その内容につきましても、先ほど行われました本特別委員会において、皆様お聞きのとおりでございます。  議案第32号の採決の結果につきましては、起立多数により、原案のとおり可決すべきものと決しております。  以上、まことに簡略ではありますが、予算特別委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。            〔予算特別委員長 三藤毅君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 各委員長の報告が終了いたしました。  議案第4号に対して、楢﨑征途君外1名から、タブレットに配信しておりますとおり、予算の組み替え動議が提出されております。本動議について、提出者の説明を求めます。  楢﨑征途君。             〔8番議員 楢﨑征途君 登壇〕 ○8番議員(楢﨑征途君) 午前中、提案したことと同じものなので、よろしくお願いいたします。             〔8番議員 楢﨑征途君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) これをもって、本動議の説明を終結いたします。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後4時24分 休憩                午前4時24分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 再開いたします。  これより各委員長報告に対する質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、各委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより、議案第4号に対する予算組み替え動議の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。  これより、議案第4号に対する予算組み替え動議の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第4号に対する予算組み替え動議を採決いたします。  本動議に賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(棗田澄子君) 起立少数であります。  よって、本動議は否決されました。  ここで暫時休憩いたしますから、議案第39号及び議案第40号に対する質疑、討論及び各議案に対する討論のある諸君は、休憩中に発言通告書を事務局へ提出願います。  それでは、暫時休憩をいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後4時26分 休憩                午前4時55分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 再開いたします。  本日の会議は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。  これより、議案第18号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第18号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより議案第19号及び議案第20号、計2件について一括して討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第19号及び議案第20号、計2件を一括して採決いたします。  この2件に対する委員長の報告は、可決であります。  この2件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第19号及び議案第20号、計2件は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより議案第21号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第21号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。
               ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、議案第22号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第22号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、議案第23号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第23号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、議案第24号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次、発言を許します。  土井基司君、反対者。             〔9番議員 土井基司君 登壇〕 ○9番議員(土井基司君) 議案第24号、府中市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部改正について、市民クラブ、土井基司が反対討論をいたします。  任期付職員の制度というのは、国においては2000年に国家公務員で、2002年には地方公務員にも適用する法律が法制化されております。  この任期付職員条例は、その法律に基づき、2008年に府中市において制定されたものですが、その際には、特定任期付職員や短時間任期付職員は必要ないということで、法の第4条のみの任期付職員について法制化されたところです。  もともとの法律でいきますと、実は、この特定任期付職員のほうが先に法制化をされていたわけで、それに後から4条と5条の職員が加わったものですので、最初に条例をつくったときに、4条職員のみの条例をつくったということは、3条の職員、特定任期付職員については、府中市としては必要ないと、その時点では判断をされたのだろうと思います。なぜ今になって新設するのかについてが問題になるかと思います。  答弁では、高度に専門的な知見を持つ人物が必要だということでしたが、同じ制度として、一昨年度の途中に政策アドバイザーという制度が導入されたばかりであります。その制度の成否、成果が上がっているかについても明らかでない中で、またすぐ新しい制度を導入するのは、制度をくるくる変えることで、それの制度が評価を避けて、ごまかしていっていると取られてもおかしくないと考えます。  また、導入しようとしている部署の予算の中には、政策アドバイザーの報酬が計上されていたということでありますので、政策アドバイザーという制度を使うか、特定任期付職員という制度を使うかについて、最終的にかなり急いで決まったんだろうということがうかがえるところであります。  正式に市の職員ということになりますと、法律上は市長の補助機関と位置づけられます。アドバイザーであれば、市長と対等に意見を交換できますけれども、任期付職員であれば、市長の部下ということであります。  答弁では、想定されておりますDX本部長というのは、部長級という格付だと言われておりますが、それでは各部の部長と同格ということになりますので、かえっていろんなものを推進する推進力が弱まるのではないかと危惧します。どうせ、もし採用するのであれば、各部の部長に指示を出せるようなポストでなければならないということであります。  政策アドバイザーというのがうまくいかなかったから任期付職員を採用するということであれば、府中でいえば副市長クラスの権限を与えたようなポストをつくらなければならないということになるかと思います。そういうポストに就いた人が制度設計等、大枠をつくって、そのもとに実務を担う方で、来年度予算では予算化されておりませんけれども、地域おこし企業人というのを今年度の予算では設けられておりましたので、そういう人物をどこかから連れてきて、そういう実務に当たるというような、そういう体制が望ましいのではないかと考えます。  予算では、政策アドバイザーが電算の予算の中についていましたので、DX推進本部長は政策アドバイザーでやるんだろうと思っていたので、委員会のときの答弁で、実は特定任期付職員で採用しますということだったので、その辺について、急だったので、なかなか考えが整理されていませんでしたけれども、正規職員を長とする推進本部というのを市長直轄に置くことになると、どこの部にも属さないということなので、行政組織の条例を改正する必要があるのではないかと思います。部に属さないポストについては、条例で明記されておりますので、そこのところが、今回提案されていないのが理解できないところであります。  さらに言えば、現行部長級の賃金、最高額でも44万9,000円であります。市長が86万円の報酬ですので、提案された条例案での報酬案の賃金では、部長を上回る可能性が高い。市長に迫るような高額な賃金になります。  そういうことですので、採用の根拠となった資格や経歴は公表するとか、選考に当たっては、その過程を透明化すべきではないかと考えますが、3月議会、今日可決されて初めて条例が成立するわけであります。あと10日ちょっとで、2週間弱で選考を行わなければいけない、本来であればですね、そういうことで、十分なそういう能力、知見を備えた方を採用できるのであろうかということで疑問に感じるところであります。  これは、今回対象になる方だけではなくて、そういうふうな選考の仕方をすることになれば、今後、この制度を使って特定任期付職員を採用する際にも十分な選考が行われない可能性があるんじゃないかと危惧するものであります。  以上から、本案に反対をいたしますが、1点、この反対理由とは別につけ加えさせていただきます。  3月5日に一般質問の答弁では、DX本部長として予定者の個人名が答弁で示されました。3月11日の総務文教委員会では、特定任期付職員として採用した人物を、この本部長に充てるということが答弁されました。この2つの答弁を合わせますと、この条例が成立する前に、特定の人物を採用することを既に決めているということになります。この任期付職員も職員ですから、職員の採用で不透明な採用をした場合には、大分前になりますが、現在のある市では、そのことで当時の副市長さんが刑事責任に問われるということもありましたので、職員の採用に当たっては、公正な採用が求められているところであります。それが今回、こういう形で条例ができる前に採用される方の名前が明らかになったことについては、非常に残念なことだと思います。  DXの推進のためには、より強力な体制が必要であり、採用予定者の能力については、私もお話を伺ったことがありますので、全く疑問には思っておりませんけれども、それだけにこのようなことで、そのスタートにつまずきがあったことは残念でなりません。人事の扱いについては、より慎重な配慮をこの場で求めておきたいと思います。             〔9番議員 土井基司君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 三藤毅君、賛成者。              〔14番議員 三藤毅君 登壇〕 ○14番議員(三藤毅君) 議席番号14番、創生会の三藤毅でございます。  議長のお許しをいただきましたので、ただいま議題となっております議案第24号、府中市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部改正について、賛成の立場で討論させていただきます。  府中市のこの条例は、平成20年12月に地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律、いわゆる任期付職員法に基づき定められたものであります。この任期付職員法は、地方自治体が高度の専門性を備えた民間人材等の活用等の観点から、専門的知識、経験等を有する者等の採用を行うことができるようにするために定められた特例法であります。  府中市では、任期付職員法の職員の任期を定めて採用を定めた第3条と第4条のうち、先ほど御紹介もありましたが、第4条だけを府中市の条例の第2条として法制化されたものであります。  今回の議案は、急速に進展する現代社会において、さらに高度化、多様化する行政課題や喫緊の課題に速やかに対応していくため、府中市においても、この法の趣旨に沿い、高度な専門的知識、経験等を有する者等の採用を行うことができるよう、法の第3条と第5条を府中市の条例に追加するものであります。  条例制定時から既に10年以上も経過し、そのような人材確保の必要性も格段に高まっていると考えます。むしろ遅きに失した感はありますが、提案理由の趣旨に賛同し、賛成討論とさせていただきます。              〔14番議員 三藤毅君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 岡田隆行君、反対者。             〔7番議員 岡田隆行君 登壇〕 ○7番議員(岡田隆行君) 私は、議案第24号、府中市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部改正について、反対の討論をさせていただきます。日本共産党の岡田隆行でございます。  DXの推進のために能力のある人材がほしい、このお気持ち、市長の思い、わからないでもありません。しかし、これをそのまま認めることができないのは、市民の感覚からは程遠い採用基準と給料体系の設定だからです。総務文教委員会での質疑の中ではっきりするのかと思っておりましたけれども、かえって問題点が明確になってきたように思います。私は、以下の3点で、この議案に反対いたします。  まず1つ目です。1号給から7号給までの給料月額が示されていますが、1号給が37万5,000円、最高の7号給が83万円、2.3倍にもなります。こうした給料表がいけないと言っているわけではありません。採用者の給料を任命権者がその者の専門的な知識、経験、または識見の度、並びにその者が従事する業務の困難及び重要の度に応じて決定するものとあります。到底、客観的判断が可能とは思えません。民間企業ではそれもあるかもしれません。しかし、今回の提案にあるのは、市民の税金を使うということ。つまり、市政の主人公である市民の血税が分配されるということです。職員の採用においても、給料の決定においても、公明正大であり、市民の納得が得られるものでなければなりません。  2つ目は、1号給から7号給までの一応の場合区分が決められております。そこには、高度、特に高度、きわめて高度、さらにまた、困難、特に困難、特に困難な業務で重要なものなど、言葉表現が変わっているだけで、客観的、具体的にそのランクを分けることが可能なのかという点です。任命権者である市長に不可能を強いることになりはしないかということです。どうしても主観的、恣意的な要素が入ってしまいます。それが市民の税金を原資とする予算の執行に影響を与えることになるわけです。二重にも三重にも問題をはらむことになります。  さらに3つ目は、さきの2つの理由ともつながりますが、第7条の3に特別な事情により第1項の給料表に掲げる号給より難しいときは、さらにアップできるように書かれています。特別な事情、これは一体具体的にはどういうことなのか。また、だれがそれを判断するのかを委員会でも質問しました。しかし、明確な回答はいただけませんでした。  以上、こうした理由から、この条例改正には重大な問題点があり、それを拭い去るだけの根拠も示されていない現時点で到底賛成することはできません。したがって、この議案第24号に反対をいたします。             〔7番議員 岡田隆行君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 加島広宣君、賛成者。             〔15番議員 加島広宣君 登壇〕 ○15番議員(加島広宣君) 議案第24号、府中市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部改正について、賛成の立場で討論させていただきます。  本議案は、特定任期付職員の条例制定でございますが、この制度としては、国や県、他市町にもあります一般的なものであると考えられます。  提案理由にございます専門的知識を有する任期付の職員などを採用することで、高度化・多様化する行政課題や喫緊の課題に速やかに対応していくため提案されたものであると考えます。市長が進めていこうとされているICT都市ふちゅうの実現にさらなるDXの推進を行っていくべく人材の確保に取り組まれようと考えられての提案であると思います。  私も、今回、一般質問でDXの推進といったことを取り上げさせていただきましたが、このDXの推進という点では、スピード感に欠けるのではないかと申しました。なぜなら、ICTの利活用などの助言や人材の派遣は、総務省で平成19年度から実施をされておりまして、地域情報アドバイザーの派遣というものがございます。こちらは本当負担がゼロで、地域課題の解決に専門家の方に来ていただくというような支援がございました。残念ながら現在コロナ禍で、移動の制限ですとか、自粛などがあって、条件があるようではございます。  反対者が言われていましたが、給料表でございますが、1号給の月給が37万5,000円から7号給が83万円と。さしずめ議員は、この1.5号給ぐらいであるんですけれども、この給料が高いかどうかといった議論になりますと、これは資本主義のルールだからという話になるのかなと私は考えています。これはどういうことかというと、労働力の価値には、その仕事をするのに必要なスキルを身につけ、労力、時間などを含めて考えられているからで、そのためのスキルを身につける労力が大きい仕事には労働力の価値が高くなり、よって、給料が高くなる。わかりやすくいえば、例えばお医者さんの給料がなぜ高いか。それは医師の仕事は一般的な仕事より難しいからや、人が生きていくための重要な仕事をしているからと考えるのは誤りで、実際に医者の仕事は大変ですし、難しい業務というのはわかっておりますし、高度だから、重大な仕事だからということではなくて、もし、難しい仕事にお金が払われるということであれば、サーカス団員が一番高給取りになるのかなと思いますし、人が生きていくために重要な仕事であるから報酬が高いということであれば、社会的に意義の高い介護士の方も医者と同程度になると思います。医師が給料が高いのは、医者がこの仕事をこなすために膨大な知識を身につけなければならなくて、かつ、そのために長期間の準備をしてきたからであり、それはまた、みんなが理解をしているから給料が高い。したがって、そうした人材には相応の給料が必要であるとなっているのが資本主義のルールになっているんだなと思います。  また、そうした今回の人材が、庁内職員にいないと、いるはずもないということであれば、外部から招聘するしかないと考えられますし、いずれにしろ、この人事案件は市長の選任であり、それに対して同意といった権限は議会にあるので、公平かつ合理性が担保されると考えられますので、本議案には賛成いたします。  ただ、土井議員も言われておりましたが、人事案件でございますので、慎重に行っていただくようお願いもしたいと思っております。             〔15番議員 加島広宣君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第24号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(棗田澄子君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、議案第25号及び議案第26号、計2件について、一括して討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第25号及び議案第26号の計2件を一括して採決いたします。  この2件に対する委員長の報告は、可決であります。  この2件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第25号及び議案第26号の計2件は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより議案第27号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  水田豊君、反対者。              〔10番議員 水田豊君 登壇〕 ○10番議員(水田豊君) 議案第27号、府中市介護保険条例の一部改正について反対の立場で討論いたします。  今回、第8期介護保険事業計画を定める条例です。一番関心のある保険料がどうなっているのかについて、月額が示されていませんでした。議案には、所得段階ごと11種類の現行保険料と第8期の次期保険料の年額が出されており、いずれも値上がりをしていましたので、値上がりだなとは思いましたが、現在の月額6,025円が幾らに上がるのかについては、議会に入ってから初めて6,482円だとお聞きをしたところです。月額にして457円、年額5,480円の値上げとなります。  一番関心があり、議論のもととなる月額について、なぜ明記しなかったのかについて、甚だ疑問でございます。これまで値上げになった第5期をはじめ、保険料が据え置きになった第6期、第7期にも、厚生委員会に丁寧な説明が事前にございました。今回、委員会の答弁で一部説明をしたと言われましたので、私も自分のファイルを見てみましたが、確かに説明を受けていました。昨年の8月7日のことです。そのときの説明は、次期第8期の介護保険事業計画策定に向けて準備中であるということでございましたし、そのときの資料のメモには、私のメモですが、3月議会に議案を提出する予定で、その前に厚生委員会に資料を提出、パブリックコメントも事前にやるということで、これは私のメモですけどね、そういうメモがしてありましたが、実際には今議会に出る前に厚生委員会にも説明がなかったということでございました。  また、答弁でも市民に事前に説明する機会がなかったということもございました。市民の皆さんに対しては、府中市ホームページに第8期介護計画の概要が載せてあり、既にパブリックコメントも締め切っております。計画案の公表及び意見募集期間は、令和3年2月10日から令和3年3月1日でございました。ホームページ上の第8期介護計画にも保険料は載せてありませんでした。必要な事業量に対して、保険料がこうなるということを示してこそ議論になるのではないかと思いますが、その結果かどうかわかりませんが、パブリックコメントは1件のみということで、これも公表してありました。  今後の3年間の介護保険の保険料を決定する市民にとっても身近な問題である第8期介護保険計画は、もっと広く市民に周知し、議論を広げる努力が市にあると思います。今回の議案は、明らかに市民の皆さんに対しても、また、我々議員に対しても説明不足ではないかと思います。  市民の皆さんに対して広く周知をして、議論をして、その後、決定するという情報公開、市民参加の作法を当たり前とする府中市になっていただきたいという要望を加えまして、この議案には反対をいたします。              〔10番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 森川稔君、賛成者。              〔4番議員 森川稔君 登壇〕 ○4番議員(森川稔君) 議長のお許しをいただきましたので、森川稔が議案第27号、府中市介護保険条例の一部改正について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  まず初めに介護保険を取り巻く状況についてですけれども、2025年問題と言われている団塊の世代が75歳を迎える2025年に75歳以上の後期高齢者人口が2,180万人になると予想されております。府中市でも、今現在、既に65歳以上の方が約1万4,300人ほどおられ、そのうち約3,000人がこのサービスを利用されている状況です。そのため、介護保険事業をいかに安定的に維持してくことが、市民にとって重要ではないかと私は思います。
     そこで、府中市の介護保険会計について見てみますと、平成30年から令和2年度までの事業者に支払われる保険給付額が158億2,136万円の見込みであったものが、これからの3年間を予想すると159億5,575万円と、約1億3,439万円の増となる試算が出ております。これは、一つには75歳以上の高齢者の増によるサービス利用者の増加が見込まれること。2つ目に、今後3年間で認知症高齢者が約200人の増、ひとり暮らしの高齢者が122人の増加となると予測されております。さらに3番目として、サービス利用者の介護度の重度化が進む。4番目として、今期の施設整備で認知症グループホームや認知症デイサービスの増床による利用者の増加が見込まれること。5つ目として、事業所への介護報酬が0.7%のプラス改定となるといったこれらの状況がありますが、これを全て保険料で補うわけでなく、これまで積み立てた基金の活用もしているとお聞きしております。さらに、そうした予測を現実化させないために、主要事業のフレイル予防で健康教育等による青壮年層のフレイル予防の理解促進に加え、65歳からの健康づくりとして、メタボ予防だけでなく、フレイル、これは老化による機能低下予防の重要性について周知をしていき、積極的な社会参加と担い手となることのできる体づくりを進めることで、健康寿命の延伸、昔から言われております元気で長生きをすることにより、サービス利用者の増加を抑えることや重度化の低減で保険給付額を抑制しようとされてもおります。  こうしたことから、私の周りでも介護保険サービスを必要とされている方が多くおられ、安定的にこの事業が運営されることを望まれておりますし、また、介護で困ったときに頼りになる介護事業であり続けていただくためにも、この議案に賛成するものです。              〔4番議員 森川稔君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 楢﨑征途君、反対者。             〔8番議員 楢﨑征途君 登壇〕 ○8番議員(楢﨑征途君) 8番議員、日本共産党、楢﨑征途が議案第27号、府中市介護保険条例一部改正について、反対の討論を行います。  コロナ禍の影響で失業者がふえ、商店街は営業時間の短縮で売り上げの減少、廃業する店舗が多く、生活は苦しくなる一方です。今後3年間の介護保険料の値上げは、市民に大変な負担になります。  基金を全て取り入れ、基準額を5,500円に抑えたと言われますが、第1段階の人は、割合0.3を掛けますと、市民税非課税の本人は1,600円上がり、年間2万3,300円になります。県内23市町の状況を2月の時点で聞いたところ、財政状況はそれぞれ違いがありますが、値上げしないで据え置いた市が11市、値下げした市は5市、値上げした市が6市、未確認は1市でした。  なお、府中市はコロナ禍において、健康という安心が生活の基盤となる中、健康教育などによる青壮年期のフレイル予防理解促進に加え、65歳からの健康づくりとして、生活習慣病予防だけでなく、虚弱・老化による機能低下・予防の重要性について、周知し、積極的に社会参加の担い手になることのできる体づくり、元気な健康寿命の延伸を目指す事業に取り組まれております。これは、今後の介護保険を利用する人の健康を維持するためには理解できることだと思います。  しかし、今年度の駅周辺のにぎわいづくりの2期整備に向けて、三玉プロジェクトなどは、一度立ち止まって見直してみるのも必要ではないでしょうか。ここら辺りに財源があることが見込まれます。  コロナ禍の影響で厳しいときに介護保険条例の一部を改正することだけでなく、コロナが終息して安定するまで、いろいろな手を尽くして、せめて据え置いてほしいことを要望して、府中市介護保険条例の一部改正についての反対討論とします。             〔8番議員 楢﨑征途君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 大本千香子君、賛成者。             〔16番議員 大本千香子君 登壇〕 ○16番議員(大本千香子君) 議長の御指名をいただきましたので、議案第27号、府中市介護保険条例の一部を改正する条例につきまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。  まず、介護保険の保険料の財源は、半分を保険料で、そして残りの半分を公費で賄う、こうした体制になっております。65歳以上の第1号被保険者が50%のうちの23%、そして、40歳から64歳までの2号被保険者が22%の割合となります。つまり、介護給付費の全体の枠がふえれば、使用料がふえれば、こうした負担が確実にそれぞれの被保険者に戻ってくるという、いわゆる保険ですので、こういった形での構造になっております。  この介護保険制度は、開始から21年になります。今回、第8期の介護計画が始まります。府中市は平成24年に4,775円から6,025円に1,250円の値上げをしてから9年、介護保険料の据え置きを続けてきました。この間、基金の取り崩しや適正介護への取り組み、介護予防への取り組み等、さまざま模索しながらの努力をした上での据え置きとなりました。  高齢化率は容赦なく上がり、介護が必要な方も必然的にふえてきております。介護職の確保が厳しい中、介護報酬のプラス改定もあり、介護保険の会計は逼迫しております。今回、基金1億8,000万円の全額取り崩しにより、値上げ幅を半分に抑えた状況でございます。  第8期の介護保険料値上げは、今後の持続的な介護サービス提供のために避けては通れないものと考えます。しかしながら、市民の負担として、今後、さらなる上昇は何としても避けたいと思うところでございます。  第8期の介護予防の取り組み、健康寿命の延伸、地域での支え合い、さまざまにできることは全て行い、今後の負担増を抑制されるべきです。そのためにも、現状の介護保険の状況を市民の皆様に正確に知っていただき、市民運動として、支え合い元気もりもりを合い言葉に取り組めるよう、広報はいの一番に行わなければならないと思います。今回、第8期計画が示されるのも後手になり、パブリックコメントも形式的な形となったのは非常に残念であります。今後の市民への積極的な情報発信を付して、今議案に賛成いたします。             〔16番議員 大本千香子君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第27号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(棗田澄子君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、議案第28号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第28号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより議案第29号及び議案第30号、計2件についての討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第29号及び議案第30号、計2件を一括して採決いたします。  この2件に対する委員長の報告は、可決であります。  この2件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第29号及び議案第30号、計2件は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、議案第31号の討論に入ります。  岡田隆行君、反対者。             〔7番議員 岡田隆行君 登壇〕 ○7番議員(岡田隆行君) それでは、日本共産党を代表いたしまして、岡田隆行が議案第31号、府中市水道条例の一部改正への反対討論を行います。  この件は一昨年、2019年3月に府中市北部で発生した事案で、その年の4月10日に府中市に対して私どもも申し入れをさせていただき、水道を休止できなかった4年前にさかのぼり、府中市が約5万6,000円を被害を受けられた市民に返金したことに端を発しております。  以来、2019年の6月議会、翌年2020年の3月議会でもこの件を取り上げ、水道休止に向けて条例を改正し、市民が利用しやすくすることを求めてまいりました。特に昨年の3月議会では、建設部長が、現段階でいつまでにとは断言できないが、新制度の設計を速やかに進めてまいりたいと答えられております。  こうした経緯で今回の条例改定となったわけですが、丸2年かかったその対応については十分とは言えませんが、関係者の方々のその努力には敬意を表します。  水道をやめるときとの表現を、中止または廃止するときと明確にしたことは納得できます。しかし、一旦閉めた水道の栓を開くときに1,000円の手数料を徴収することについては反対をいたします。理由は以下の3点です。  1つは、1,000円の根拠の曖昧さです。20市町のうち、今までこうした手数料の徴収を行っているのは、江田島市と三原市だけです。この江田島市はずっと以前から、栓を閉めるときも、開けるときも1,000円の徴収をしているようです。三原市は平成30年度から栓を開くときのみ1,000円を徴収しています。今回、府中市がこの市を参考にしたとしても、他の20市町は手数料を取っていません。使用される市民の方に負担を強いることなくやり切ることができています。府中市も工夫と努力で、これは可能と考えます。  2つ目は、この1,000円が明確に来年度予算に計上されていない点です。何件こうした事例が発生するかがわからないとはいえ、これを予算化して開栓時の手数料に回さなければならないほど手数料を捻出する逼迫感はありません。他市の工夫と努力をもう少し参考にしてもよいのではないでしょうか。  さらに3つ目は、市民感情の点です。この条例ができたからといっても、我先にと水道栓をとめる市民がふえるとは到底考えられません。本当に必要な方のみでしょう。この1,000円の手数料措置は、短期間休止の自粛効果を生む狙いもあるのかもしれませんが、府中市の周り、三次市や尾道市、福山市や神石高原町は料金を取っていないが、その弊害があるとは聞いていません。今まで休止要件を整備していなかったのは、近隣市町でほぼ府中市のみ。それがやっと同じようなサービスが市民に提供できるようなところまで来ました。これは喜ばしいことです。しかし、その上に、ほぼ他市町にはない手数料を取るとなると、市民の思いはどうでしょう。容易に推測ができます。うちの市はやっと条例を改正し、やむを得ないときは休止を認めてくれるようになったが、栓を開ける場合は、よそにはない手数料を取るそうだ。これは、コロナ禍の現在の生活防衛意識も合わさって、市政に対する不信感にもなるのではないでしょうか。安易な手数料の創設はすべきでないと考えます。  以上の3点に理由で、この31号議案に反対をいたします。             〔7番議員 岡田隆行君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 加島広宣君、賛成者。             〔15番議員 加島広宣君 登壇〕 ○15番議員(加島広宣君) 議案第31号、府中市水道条例一部改正について、賛成の立場で討論させていただきます。  こちらの議案第31号についてでありますが、水道の一時休止、廃止の取り扱いについて、現行の内容を廃止され、中止及び再開栓の手続を明文化されたものでございます。これにより、水道使用者は中止や再開を自由に選択することができ、利便性の向上が図られたものであり、また、水道使用の再開での手続に費用を徴収するといった内容のものでございます。  現行制度での課題として、これまでは賃貸物件や入院、長期の入所といった場合を除いて、一般住宅の場合、水道の一時的な中止は認めていませんでした。しかし、今回、それが見直されて、賃貸である、持家であるにかかわらず、水道の一時的な中止が行えるようになり、また、必要に応じていつでも再開できるよう改正をされたものでございます。  それによって、中止や再開の自由な選択が行えるようになり、水道使用者の利便性の向上になります。再開のかかる費用も他市町に対しても高額でもなく、公平性においても何ら問題ないと考えられます。  建設委員会において、慎重十分に審議も行い、建設委員全員が賛成により可決をしたという議案内容ではありますが、水道利用の中止期間においても、何ら制限を設けることなく行えるということから考えても、市民サービスの充実を図られたものだなと感じております。  反対者の水道再開での必要となる手数料額1,000円に対しての負担を不服のように受け取れたんですけれども、こちらも聞いていまして、私は根拠が伝わってこなかったんですけれども、逆に。不服を言われるんですね。県内他市での手数料額の状況といったことも、建設委員会で確認をしております。水道を閉じる際、また開始される際、開閉の両方に手数料を負担を必要とされる自治体もあることも先ほどございましたが、府中市は再開時のみの負担になることは、逆に努力のあかしではないかなと思っております。行政負担といったもので考えますと、水道を閉じる際も徴収すべきではないかと私は委員会で発言もさせていただきました。  反対者は、令和3年度の水道会計予算の中身を、よく見られて発言をされていらっしゃるのでしょうか。水道を閉じることでの使用料の減少、減収はもとより、実際の水道の中止や再開栓を行う際には、定期検針以外の臨時メーターの検針、元栓の開閉といった職員が新たに現地に赴くことで、作業がふえると単純に思われます。そうした行政コストが発生することは明らかであり、その応分を受益者にお願いすることは必然的であると考えております。そして、そうしたコストをどう考えていらっしゃるのか、また、このコストをどう担おうという説明もございませんでしたが、それは基本料金に転嫁をされようとか、値上げをしようというような考えなのか、ちょっと伝わってきませんでした。  この水道事業会計の今回の予算ですが、時間外勤務手当が昨年度より約190万円ふえております。1,050万円計上されております。職員1人に対すると、毎月約6万5,000円の時間外手当の支給をすることになるんですが、働き方改革が叫ばれる中で、時間外手当がふえることが、これ許し難いですから、やはり建設委員会でも指摘をさせていただいたところでもございます。こうした職員が1時間残業すれば、どれだけのコストが発生するのかといったことを御理解をされているんでしょうか。  根拠のない発言はいたしませんが、一般的に先ほどの止めてほしいということになれば、例えば、上下の方が言われれば上下に行って帰る、1時間以上もかかる。また、とめることに対して、メーターの点検もして帰ってこないといけない。それを閉じる際、また開ける際となれば、2回のいわゆるコストもかかってきます。職員1人が1時間の業務外で行わなければならなくなると、残業手当が約2,600円かかることは御存じなのでしょうか。そうすると単純に往復で5,200円、それを1,000円の徴収で済むとなると、到底コストに見合っていないというように私は考えております。  よく費用対効果ということを発言されるんですけれども、水道事業の業務に支障や圧迫とならない程度の市民サービスが行われるという中であれば、私は賛成とし、本議案には賛成とさせていただきます。             〔15番議員 加島広宣君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第31号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(棗田澄子君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、議案第4号の討論に入ります。  予算特別委員会において討論を行った場合は、本会議における討論は重複を避けるということで、新たな視点での討論以外は行わないという申し合わせとなっております。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第4号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(棗田澄子君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、議案第5号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第5号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(棗田澄子君) これより、議案第6号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  水田豊君、反対者。              〔10番議員 水田豊君 登壇〕 ○10番議員(水田豊君) 市民クラブの水田豊でございます。第6号、令和3年度府中市介護保険特別会計予算に反対の討論をいたします。  反対理由は、先ほど議案第27号、府中市介護保険条例の一部改正についてと同様の趣旨でございます。  説明不足の値上げが前提となった予算案になっているということで、反対をいたします。今後は十分な説明と合意のための仕組みづくりを要望いたして、この議案には反対いたします。              〔10番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 森川稔君、賛成者。              〔4番議員 森川稔君 登壇〕 ○4番議員(森川稔君) 議長のお許しをいただきましたので、議案第6号、令和3年度府中市介護保険特別会計予算について、賛成の立場で討論させていただきます。  先ほども、議案第27号のときにも述べましたけれども、ポイントは介護保険事業を安定的に維持していくことが市民にとって望まれるところだろうと私は思います。しかし、その場合でも、コストは十分意識しておく必要がありますが、75歳以上の高齢者や認知症高齢者などのサービス利用の増加や、事業に支払われる介護報酬がアップして保険給付額がふえていきます。保険料の改定のみならず、基金からの繰り入れやフレイル予防対策によってサービス利用者にならないようにしていくように介護報酬を抑制する対策なども考えられていることから、この議案第6号に賛成するものです。              〔4番議員 森川稔君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 楢﨑征途君、反対者。             〔8番議員 楢﨑征途君 登壇〕 ○8番議員(楢﨑征途君) 議案第6号、令和3年度府中市介護保険特別会計予算について、反対討論をします。  条例27号とも関連しますが、値上げベースでつくられている予算には、市民を守る意味からも反対します。  基金を取り崩し、努力されているのはわかりますが、説明不足で、他の市町と差があります。  財源は、よく言われますが、地方創生臨時交付金の活用は考えられませんか。第1次補正、第2次補正は終わりましたが、第3次補正予算がまだあるはずで、聞くところによると、はっきりわかりませんけど1兆5,000億円ぐらいかなという感じであります。府中市にも、この補正予算を支給されるはずであります。  〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇。  国は、このたび住民税の非課税の低所得者家庭の子供に5万円の支給を考えられています。コロナ禍の中で国も知恵を出して、国民のために努力をしています。市も、いま一度知恵を出して、せめて据え置きにとどめてほしいです。  これで反対討論を終わります。             〔8番議員 楢﨑征途君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 大本千香子君、賛成者。             〔16番議員 大本千香子君 登壇〕 ○16番議員(大本千香子君) 議長の御指名をいただきましたので、議案第6号、令和3年度介護保険特別会計当初予算につきまして、賛成の立場で討論をいたします。  趣旨は、議案第27号で申し上げたとおりでございます。             〔16番議員 大本千香子君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第6号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(棗田澄子君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  10分間休憩をいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後6時1分 休憩                午後6時45分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 再開いたします。  この際、楢﨑征途君から、先ほどの討論における発言について、その一部が不適切であったとの理由から、会議規則第64号の規定により、お手元に配信の発言取り消し請求書のとおり、発言の一部を取り消し、訂正いたしたい旨の申し出がありました。この発言取り消しの申し出を許可することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) よって、楢﨑征途君からの発言取り消しの申し出を許可することに決しました。  申し出のあった内容につきましては、配信しておりますとおりでございます。  なお、会議録につきましても、そのように処理いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、議案第7号及び議案第8号、計2件について、一括して討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第7号及び議案第8号、計2件を一括して採決いたします。  この2件に対する委員長の報告は、可決であります。  この2件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第7号及び議案第8号、計2件は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、議案第9号及び議案第10号、計2件について、一括して討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第9号及び議案第10号の計2件を一括して採決いたします。  この2件に対する委員長の報告は、可決であります。  この2件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第9号及び議案第10号、計2件は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより議案第11号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第11号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより議案第32号の討論に入ります。  予算特別委員会において討論を行った場合は、本会議のおける討論は重複を避けるということで、新たな視点での討論以外は行わないという申し合わせとなっております。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第32号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(棗田澄子君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより議案第33号から議案第36号まで計4件について、一括して討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第33号から議案第36号まで計4件を一括してを採決いたします。  この4件に対する委員長の報告は、可決であります。  この4件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第33号から議案第36号まで計4件は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、議案第37号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第37号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。
     よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、議案第38号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  水田豊君、反対者。              〔10番議員 水田豊君 登壇〕 ○10番議員(水田豊君) 市民クラブの水田豊です。議案第38号、令和2年度府中市病院事業会計補正予算について、反対討論を行います。  反対の趣旨は、先ほど議案第32号、令和2年度府中市一般会計補正予算(第13号)で述べたとおりでございます。  議長のお取り扱い、よろしくお願いいたします。              〔10番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 田邉稔君。              〔17番議員 田邉稔君 登壇〕 ○17番議員(田邉稔君) 議長のお許しを受けましたので、17番議員、田邉稔が議案第38号に対して、賛成の立場で討論したいと思います。  この点については、第32号で同僚議員から財政調整基金の事情、それから病院機構の返済能力の経営改善等について、賛成されていますので、それ以外の点について、特に資産運用の最適化の面で賛成討論したいと思います。  討論の中で、湯が丘病院が一生懸命積み立てた21億6,700万円の内部留保について、それを貸し付けにするのは努力を無駄にするんじゃないかとありましたけれども、これから府中市は自主財源苦しい中で、遊休の流動資産について活用するのは、これから当然の時代になると思うわけです。特に自治体も共同で市町村が運用するという動きも始まっています。そういったことで、今現在、預金しても0.015%以下ぐらいしか利子がつかないと。そういうことで、それに対して、やはり運用ルールもつくられるということですので、リスクは難しいと思いますけれども、貸し出しと同時に安全資産を含めて、これから資産運用をするべきじゃないかが第1点。  それから、第2点として、企業会計の導入が今後進んでいくと思うわけですけれども、そういった中で財務の効率化が課題となってきます。今回は、そういった貸し出しを機会にそういったことを考える契機となり得ると思うわけで、今後、それが特別会計間、ないしは一般会計とそのほかの会計との間だけじゃなくて、いろんな面で運用の機会になることを期待したいと。  3番目として、先ほど、なし崩し的な繰り出しが出されているということがあったわけですけれども、病院機構に対して、単純な繰り出しではなくて、湯が丘病院の内部留保を一般会計を通して貸し付けることは、独法においても緊張感を持って、その資金を運用する機会になると思うし、そういった意識が出てくると思いますし、同時に湯が丘病院から貸し付けているということになると、議会の病院に対するチェック機能もふえるんじゃないかと思うわけで、以上3点において、今回の議案に対して賛成いたします。              〔17番議員 田邉稔君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 大本千香子君、賛成者。             〔16番議員 大本千香子君 登壇〕 ○16番議員(大本千香子君) 議長の御指名をいただきましたので、議案第38号、令和2年度病院事業会計補正予算につき、賛成の立場で討論をいたします。  討論の趣旨は、先ほどの議案第32号で申し述べたとおりでございます。             〔16番議員 大本千香子君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) これより議案第38号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(棗田澄子君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 議事の都合により、審議を一時延期しておりました日程第1、議案第39号、荒谷封鎖地法面復旧工事請負契約の締結について、及び、日程第2、議案第40号、令和2年度府中市一般会計補正予算(第14号)についての件を議題といたします。  議案第39号について、既に提案理由の説明は済んでおりますので、これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  岡田隆行君。             〔7番議員 岡田隆行君 登壇〕 ○7番議員(岡田隆行君) それでは、議案第39号で3つほど質問をさせてください。  1つは、支払いの県負担分、これはどのように確定をしたのか。県議会の関係があると思いますが、そのこと。それから2つ目は、今後の工事の進捗、これを簡単でよろしいので説明をお願いします。あわせて3つ目、上のハングアウトしている部分、そこを直すわけですけれども、右横のほうもちょっと崩れてきているように見受けしているんですけれど、その辺りの工事想定をされているかどうか。  この3つだけ、お願いします。             〔7番議員 岡田隆行君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 杉島建設部長。             〔建設部長 杉島賢治君 登壇〕 ○建設部長(杉島賢治君) 3つの課にかかわりますので、私でまとめてお答えをいたします。  まず、県の補助金でございます。これにつきましては、この事案が発生いたしましたのが、令和2年1月でございます。それを受けまして、広島県と市で合同調査をしまして、協議を重ねてまいりました。それを受けて、県では補正予算で対応してあげようということで、市は6月の定例会へ補正をお願いしています。2月の臨時会も開催し、増額分の補正をお願いしております。県につきましては、2月の定例会へ補正予算を上げて、先日3月16日に議決になっております。  次に、工事の進捗でございますが、のり面の復旧は、もう既に完了しております。この議案を御承認いただけましたら、変更契約を締結しまして、土砂の搬出作業に着手いたします。梅雨までには完了いたします。  それから、右側の工事、クラックが入っている部分だと思いますが、この部分につきましては、現在の工事の対象とはしておりません。             〔建設部長 杉島賢治君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 以上で、通告による質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第39号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第39号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより、議案第39号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第39号を採決いたします。  ただいま議題となっております議案第39号、荒谷封鎖地法面復旧工事請負契約の締結について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(棗田澄子君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 議案第40号について、既に提案理由の説明は済んでおりますので、これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  岡田隆行君。             〔7番議員 岡田隆行君 登壇〕 ○7番議員(岡田隆行君) それでは、2つほど聞かせてください。  これまでのプレミアム付キャッシュレス、この事業の現時点での普及状況と市民の声も幾らか紹介いただいたんですが、もしあれば伝えてください。  2つ目が、これは財政調整基金を用いていますけれども、地方創生臨時交付金、2月10日ぐらいですかね、第3次が入っているかもしれませんが、このほかの支出は考えられなかったのかというところ。  2点だけ、お願いします。             〔7番議員 岡田隆行君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 近藤商工労働課長。            〔商工労働課長 近藤和成君 登壇〕 ○労働商工課長(近藤和成君) それでは、プレミアム付キャッシュレス化推進事業ということで、現時点での普及状況ですけれども、本事業によりまして、市民のキャッシュレス決済利用者数が増加したか、減少したかを数値上で確認することはできません。参考数値ですが、1月に開催した第2弾キャンペーンでは、キャッシュレス決済が前月比249%伸びておりますので、利用者はふえているものと推察しております。  市民の声といたしまして、これまで第1弾を8月に、第2弾を1月に実施してまいりましたが、実施回数を重ねるごとに、消費者、事業者からの反響が大きくなっております。アプリのダウンロードやポイント付与の確認方法、これは消費者からです、担当課へもさまざまなお問合せをいただいております。また、事業者の方からも、消費促進効果が大きいので、毎月でも実施してほしいという声もあり、消費喚起策、キャッシュレス決済の普及促進の両面から一定の効果があるものと考えております。  財源につきましては、このたびの補正予算財源は一般財源を充当しておりますが、国等の有利な財源が利用できるようであれば、充当してまいりたいと考えております。            〔商工労働課長 近藤和成君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 以上で通告により質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第40号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第40号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより、議案第40号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第40号を採決いたします。  ただいま議題となっております議案第40号、令和2年度府中市一般会計補正予算(第14号)について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(棗田澄子君) 起立全員であります。  よって、本案は可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 日程第32、意見書案第1号、選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書の提出についての件を議題といたします。  水田豊君から提案理由の説明を求めます。              〔10番議員 水田豊君 登壇〕 ○10番議員(水田豊君) 市民クラブの水田です。  意見書案第1号、選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書の提出について、地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、総務大臣、法務大臣、内閣官房長官、衆議院議長及び参議院議長に対し、選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書を別紙のとおり提出する。  令和3年3月18日。府中市議会議長、棗田澄子様。  提出者、府中市議会議員、大本千香子、楢崎征途、水田豊。  案文の朗読をもって、提案にかえていただきます。  選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書(案)
     2018年2月に内閣府が公表した世論調査では、結婚の際に夫婦同姓も夫婦別姓も選ぶことのできる「選択的夫婦別姓制度」の導入に賛成・容認と答えた国民は66.9%となり、反対の29.3%を大きく上回った。特に多くの人が初婚を迎える30代における賛成・容認は84.4%となり、社会の考え方や価値観が確実に変化していることを示しているといえる。  世界の中で法律で夫婦同姓を義務づけているのは日本のみであり、2003年より日本政府に改善勧告を続けてきた国連女性差別撤廃委員会は、2016年の最終見解に「女性が婚姻前の姓を保持できるよう夫婦の氏の選択に関する法規定を改正すること」を求めている。にもかかわらず、1996年に法制審議会が選択的夫婦別姓制度の導入を含む「民法の一部を改正する法律案要綱」を答申して以降25年、いまだに法改正の見通しは立っていない。  最高裁判所は2015年12月、夫婦同姓を合憲とした上で婚姻に伴う改姓により一定の不利益を生じる可能性を認め、制度のあり方は今後の国会での議論で判断されるべきとした。  家族の多様化が進み、旧姓を通称使用する人や事実婚を選択するカップルも少なくない。改姓によりこれまでのキャリアに分断が生じる例や結婚そのものを諦めざるを得ないケースもある。早急に最高裁判決の趣旨を踏まえ議論を進め、適切な法的選択肢を用意することは国及び国会の責務である。  よって、国及び国会に下記事項の実現を強く求めるものである。  1、民法を改正し選択的夫婦別姓制度の早期導入を図ること。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。  令和3年3月18日。広島県府中市議会  御賛同のほど、よろしくお願いいたします。              〔10番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) これにて提案理由の説明を終結いたします。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後7時8分 休憩                午後7時8分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 再開いたします。  これより意見書案第1号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、意見書案第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより、意見書案第1号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第1号を採決いたします。  本案は原案とおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます                 〔賛成者起立〕 ○議長(棗田澄子君) 可否同数であります。  よって、地方自治法第116条の規定により、議長において、本案に対する可否を裁決いたします。  本案については、否決と裁決いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 日程第33、所管事務調査の報告についての件を議題といたします。  総務文教常任委員会、厚生常任委員会及び建設常任委員会の各委員長から、委員会が行った所管事務調査について報告したい旨の申し出がありましたので、これを認めます。  なお、各委員会の所管事務調査の報告書は、タブレットに配信しておりますので、御参照ください。  まず、総務文教常任委員会、加納委員長。           〔総務文教常任委員長 加納孝彦君 登壇〕 ○総務文教常任委員長(加納孝彦君) ただいま議長の御指名をいただきましたので、令和2年度総務文教常任委員会の所管事務調査の報告をさせていただきます。  お手元の資料にございますように、令和2年5月15日に正副委員長を互選し、閉会中の継続審査の申し出を行い、その後、合計17回にわたる委員会を開催し、調査を進めてまいりました。  6月16日に今年度の所管事務調査事項を、小学校・中学校の英語教育の充実について、また、防災・減災対策について、また、行財政改革についての3項目と決定し、調査研究を行うこととしました。  管内視察については、国府公民館及び栗生小学校備蓄倉庫の見学、栗生小学校・第一中学校の外国語活動授業参観並びに校長面談と決定し、令和2年8月20日に実施を行っております。  視察を終えて、次のとおりまとめております。  国府公民館の気づきについては、執行部に指摘したことにより、施設引き渡し後の1年点検で一部改善されております。  栗生小学校に設置されている備蓄倉庫の物資については、担当課が一定期間で更新するためのリストを作成し、管理することになっております。今後も管理を徹底をされたいと思います。  英語教育においては、「聞く」「話す」のコミュニケーション能力の育成が重要と考えます。工夫を凝らして子供たちの興味を減退させず、学力に結びつく手だてを講じられたい。  また、学校施設のエアコン設置について、他市町に先駆けて取り組んでいただいているところではありますが、残りの特別教室や体育館へのエアコン設置についても前向きに検討されたいことを申し上げます。  続いて、各種関係団体との意見交換については、府中市防災士ネットワークとは11月17日に実施することができましたが、府中市PTA連合会とは新型コロナ感染拡大防止の観点から中止としております。  事務事業評価については、議員が事業の目的や内容、事業量等を確認し、その成果を妥当性・有効性・効率性の観点から、その問題点等を明らかにするため、評価作業を実施いたしました。  本委員会では、災害対応力強化事業、地域IoT計画策定・推進体制構築支援事業、学びのセーフティネット構築事業、ドローンに特化したファブラボ整備事業、スポーツによる魅力あるまちづくり(芝生グラウンド)、移住定住促進事業の6事業を抽出し、評価を行った結果、災害対応力強化事業と地域IoT計画策定・推進体制構築支援事業と学びのセーフティネット構築事業は、一部見直しの上継続すべきとし、ドローンに特化したファブラボ整備事業とスポーツにより魅力あるまちづくり(芝生グラウンド)は、抜本的な見直しの上、継続とし、移住定住促進事業は休止・廃止すべきとし、意見を付して来年度の予算編成への反映を求め、市長に対し提言を行っております。  最後に、これまでの所管事務調査や意見交換会などを踏まえ、次のとおりまとめております。  1、小学校・中学校の英語教育の充実について。  コロナ禍のもと、英語教育に限らず、全ての教育において気を配らなければならないこと、工夫を要することも多々あると推察をしております。  また、当市は英語検定を一つの英語スキルアップの手だてに掲げていることから、今後も保護者の同意も得ながら進めていってほしいと考えます。  具体的には、中学校3年生では英検3級を、小学校6年生では英検5級を受検させ、これを公費で全額負担し、保護者の負担にならないようにする。また、小学校4年、5年生と中学校1、2年生では、この受験に備えた模擬試験などを行えば、最終学年での英検に向けての自己診断もでき、不十分な分野を補うこともできるのではないかと考えます。いずれにせよ英検合格が最終ゴールではありませんので、英検受験が児童・生徒、また保護者や教職員の過度の負担にならないように留意しながら進められることを希望します。支援方法のあり方を見きわめ、市として英語教育の充実に取り組まれたい。  2、防災減災対策について。  これまで自主防災会の組織化や活動の核となる防災士の育成が図られてきました。今後は各地域において防災活動の充実に向けて、町内会や防災士等の活動を支援されたり、あわせて住民の防災・減災に対する意識の向上の取り組みや命を守る行動、とりわけ防災気象情報の入手方法、マイ・タイムラインの普及促進に向け、研修会の開催を町内会等へ強く働きかけられたい。  次に、コロナ禍の避難所運営については、各避難所の状況をしっかりと把握し、感染症対策に十分配慮した運営がなされるよう、日頃から周到な準備に努められたい。  また、頻発する未曽有の豪雨災害に対処できるよう、河川の防災対策をさらに進められたい。  3、行財政改革について。  ファシリティーマネジメント(FM)に関して、遊休資産の売却、公共施設の適正化にかかわる集会所の地元譲渡には一定の進展があるものの、借地縮減は停滞ぎみであり、一層の取り組みを進められたい。  また、昨年要望したロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)に関しては、成果に基づいて着実に取り組まれたい。  この3点を市に具体的な対応を求めるものとして提言をさせていただきます。  以上をもちまして、総務文教常任委員会の令和2年度所管事務調査報告といたします。           〔総務文教常任委員長 加納孝彦君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 続いて、厚生常任委員会、大本委員長。           〔厚生常任委員長 大本千香子君 登壇〕 ○厚生常任委員長大本千香子君) それでは、令和2年度の厚生常任委員会の所管事務調査の報告をさせていただきます。  お手元の資料にございますように、令和2年6月17日には、今年度の所管事務調査事項を、1、地域医療の確保、2、在宅医療、3、子育て支援、4、地域共生社会、以上の4項目とし、合計17回にわたる委員会を開催し、調査を進めてまいりました。  意見交換会につきましては、なかはまハートクリニック、府中市社会福祉協議会、府中地区医師会と行いました。また、管内視察につきましては、府中市民病院にて行いました。詳しくは、お手元の資料を御参照願います。  12月9日には、令和元年度事務事業評価に対する提言への対応について、及び、令和2年度主要事業進捗について、執行部から説明を受けました。  1月25日には、令和2年度所管事務調査報告の内容を決定し、本会議で報告する旨を議長に申し出ることを決定いたしました。  事務事業評価につきましては、議員が事業の目的や内容、事業量等を確認し、その成果を妥当性・有効性・効率性等の観点から、その問題点等を明らかにするため、評価作業を実施しました。  本委員会では、府中版ネウボラ設置事業、放課後の児童の居場所づくり事業、三玉プロジェクト、サービス付き高齢者向け住宅入居者支援事業、医療体制確保事業、湯が丘病院基本構想策定事業、以上の6事業を抽出し、評価を行った結果、府中版ネウボラ事業と放課後の児童の居場所づくり事業は現状のまま継続すべきとし、三玉プロジェクトは抜本的な見直しの上継続とし、その他の事業は、いずれの事業も一部見直しの上継続すべきとし、意見を付して来年度の予算編成への反映を求め、市長に対し提言いたしました。  最後に、これまでの所管事務調査や意見交換会などを踏まえ、次のとおりまとめております。  1、地域医療の確保について。  医師不足解消のため、広島大学「ふるさと枠」岡山大学「地域枠」からの医師派遣の活用や民間の人材派遣会社を通した地元出身者など、専門性のある医師の招聘の検討を図られたい。  医療育成奨学金貸与事業は継続し、圏内で初期研修を受ける体制をつくり、奨学生の地域定着が進むよう環境整備を図られたい。  地域の基幹病院として不採算医療を担うことで厳しい財政状況ではあるが、地域の開業医とも協力して、安心・安全な地域医療提供体制の確保に努められたい。  府中市病院機構の現状と目標について、市民への説明会の開催や広報誌の作成など、広報活動の充実を積極的に図られたい。  中山間地域の公的病院の再編統合については、地域の医療の実情を考慮し、地域医療提供体制が崩壊することがないよう、国に対して強く要望されたい。  湯が丘病院の建てかえについては、府中市湯が丘病院の将来ビジョン策定支援業務最終報告書を基本に、県の支援のあり方を見きわめ、市として早急な建てかえを実施されたい。  在宅医療について。府中市の高齢化は加速している。コロナ禍にあって、高齢者、持病のある人、障害者、何らかの事情で通院を継続しにくい人等にとって、在宅医療は命をつなぐ重要な医療体制であり、今後、さらに推進していく必要があると考える。  その上で、患者・医療機関・介護施設・薬局等連携して、オンライン診療の利便性を体感できる取り組みを進めていただきたい。また、情報や機器になれていない高齢者や患者のために、訪問看護や介護施設が連携して、オンラインの機器操作や支援ができる在宅支援体制を整備されたい。  医療機関がオンライン診療を導入しやすくするため、オンライン診療報酬単価の引き上げを国に対して強く要望されたい。  終末期の療養場所として、住みなれた家で最期を送りたいという患者本人の希望をかなえるため、在宅医療の相談を含め、地域包括ケアセンターを中心に、各種協働の在宅支援体制の整備を図られたい。  子育て支援について。現在、新型コロナウイルス感染症の影響で、生活に不安を抱えた人が急増している。このような状況下で、妊娠、出産、育児、教育といった子育てに対する支援は、重要かつ緊急性が求められている。  その上で、ネウボラ事業として、天満屋2階に移設される子育てステーションが子育て支援の総合窓口として十分に機能するように、ワンストップサービスの充実、保育士、保健師、栄養士、臨床心理士、発達支援専門員、ネウボラコーディネーターなどの人材確保、働く母親が相談しやすい時間帯での開設、相談者が利用しやすい環境整備を行い、スムーズな開設と運営になるように取り組まれたい。  コロナ禍による子供の貧困に関する実態調査を行い、貧困の早期発見、早期対応ができるよう取り組まれたい。  病児保育、病後児保育をさらに利用しやすく改善されたい。  預けやすい保育サービスへ、利用者や利用希望者の声を反映した制度改善に取り組まれたい。  地域共生社会について。多様化する社会の中、地域に生きる一人一人が尊重され、その人の生きる力や可能性を最大限に発揮できるよう、だれ一人も取り残さない地域共生社会の実現が喫緊の課題である。  その上で、世帯の複合的なニーズやライフステージの変化に柔軟に対応できるような丸ごと相談(断らない相談)窓口を設置すること。  地域コミュニティ活動、ボランティア活動や各種団体等、地域住民をはじめとする多様な主体がつながり、活動できる取り組みを推進すること。コロナ禍の中、住民の現状や各活動の十分な情報の収集に努め、確実に進められたい。  地域共生社会の実現のため、社会福祉士等の人材育成と確保に適切な財政措置を講ずること。  この4点を市に具体的な対応を求めるものとして提言させていただきます。  以上をもちまして、厚生常任委員会の令和2年度所管事務調査の報告といたします。           〔厚生常任委員長 大本千香子君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 続いて、建設常任委員会、加藤委員長
               〔建設常任委員長 加藤吉秀君 登壇〕 ○建設常任委員長(加藤吉秀君) お疲れさまです。最後ですので、もう少し辛抱してください。  令和2年度建設常任委員会の所管事務調査報告をさせていただきます。  お手元の資料にございますように、令和2年5月15日に正副委員長を互選し、閉会中の継続調査の申し出を行い、その後、合計14回にわたる委員会を開催し、調査を進めてまいりました。  6月18日に今年度の所管事務調査事項をグランドデザインについて、産業振興について、インフラ設備についての3項目を決定し、調査研究を行うこととしました。  管内視察について、高木ポンプ場、7月29日の集中豪雨による浸水箇所、南北道路、翁座、泊まれる町家「天領上下」の5カ所を決定し、9月23日に実施しました。  意見交換会について、府中商工会議所建設部会、府中市農業委員会、府中市観光協会の3団体と決定し、9月24日に実施しました。  管内視察及び意見交換会の詳細については、お手元の資料を御参照願います。  事務事業評価については、議員が事業の目的や内容、事業量等を確認し、その成果を妥当性・有効性・効率性等の観点から、その問題点を明らかにするため評価作業を実施しました。  本委員会では、桜が丘団地子育て応援モデル住宅販売事業、産業振興ビジョンの策定、地域活性化に向けた公共交通の構築、上下地域の観光振興事業、駅周辺のにぎわいづくりの5事業を抽出し、評価を行った結果、桜が丘団地子育て応援モデル住宅販売事業、地域活性化に向けた公共交通の構築については、休止・廃止すべきとし、上下観光の観光振興事業については、一部見直しの上継続すべきとし、産業振興ビジョンの策定、駅周辺のにぎわいづくりについては、現状のまま継続すべきとし、意見を付して来年度の予算編成への反映を求め、市長に対し提言いたしました。  令和3年1月25日に、令和2年度所管事務調査報告の内容を決定し、本会議で報告する旨を議長に申し出ることを決定しました。  最後に、これまでの所管事務調査や管内視察を踏まえ、次のとおりまとめております。  1、グランドデザインについて。  グランドデザインの内容については、府中市が持つ魅力、歴史的・産業的価値の再認識は可能であるが、20年、30年後の中心市街地や駅周辺のイメージについては、数値的な目標など具体性が乏しく、希望的及び抽象的な内容が多く、市民にわかりづらいと思われる。  遠い未来も大切であるが、近い未来によって未来は大きく変化すると思われ、また、現在描いているイメージも時代にはそぐわなくなる可能性もあることから、進捗管理や内容の見直しを行いながら取り組まれたい。  現在、まちづくりに取り組んでいる市民、団体等が芽生えている状況は大変重要であり、市が後押しできる部分は積極的に支援されたい。  2、産業振興について。  産業連係室が設置され、事業者からの相談や訪問により各事業所が抱える問題・課題の抽出・分析・解決策の提案や品質や生産性の向上・合理化などの技術指導も行われ、事業者にはとても力強い存在となっている。今後、産業連係室のさらなる機能強化を図られたい。また、農業も産業と捉え、産業連係室で対応するよう検討されたい。  観光振興については、観光商品開発、観光資源の磨き上げは必要であるが、トイレ、道路、駐車場といったハードの整備とあわせて取り組まれたい。  単発のイベントと違い、通年で営業している「道の駅 びんご府中」は、磨き上げれば大きな力を発揮するものであり、その運営について、さらにアイデアを出しながら、市外からの観光客を増加させ、回遊してもらうよう取り組まれたい。  3、インフラ整備について。  府中市のにぎわいづくり、産業振興、観光振興など、全てにかかわるのはインフラ整備であり、その中でも南北道路は最重要である。全線開通が一番であるが、まず、A工区、B工区を優先的に開通するよう、継続して広島県へ働きかけをされたい。また、用地交渉の遅れについては、地権者の理解を得られるよう、これまで以上に慎重かつ丁寧な対応を図られたい。  この3点を市に具体的な対応を求めるものとして提言させていただきます。  以上をもちまして、建設常任委員会の令和2年度所管事務調査の報告といたします。            〔建設常任委員長 加藤吉秀君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 各報告に対する質疑は、議会運営委員会の決定により省略いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 以上で、今期定例会の会議に付議された事件は全て議了いたしました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後7時36分 休憩                午後7時38分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 再開いたします。  閉会に当たり、市長から御挨拶がございます。  市長。               〔市長 小野申人 登壇〕 ○市長(小野申人君) 3月定例会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。  令和3年度当初予算は、市民に安心と変革を実感していただくべく取り組んでいく予算でございます。選ばれる府中市に向け、数々の策を盛り込んだ当初予算ではございましたが、慎重なる御審議の末、原案どおり御可決いただきましたことを、まずもってお礼を申し上げます。  今議会でお認めいただきました予算、条例などにつきましては、御意向を十分に反映し、市の発展と市民の福祉向上に無駄なく寄与するよう、職員一同、一丸となって、その執行に努めてまいる所存でございます。  さて、この場をお借りして、府中市におけます新型コロナウイルスワクチンの接種スケジュールについて申し上げたいと思っております。  今週から市内の医療従事者への接種が始まったところであります。国からのワクチンの供給がまだ不明確な中ではありますが、本市では5月のゴールデンウイーク明け以降に、まずは75歳以上の高齢の方から接種を受けていただけるよう調整を進めているところであります。その後、65歳以上の方、基礎疾患のある方、高齢者施設などに従事しておられる方、そして、それ以外の方という順で接種を進めていく予定でございます。  国からのワクチンの供給が安定するまでの間ではございますが、当面の間は府中市文化センターでの集団接種という形を想定しております。  75歳以上の方には、4月中旬に接種券を送付をさせていただきます。接種券が届きましたら、大切に保管をしていただき、接種時期が近づきましたらコールセンターへ予約の上、接種いただくようお願いしたいと思います。  いずれにせよ接種スケジュールにつきましては、決まり次第、ホームページであったり、あるいは臨時号を含めた広報誌、あるいはLINE、あるいはマスコミの方にも協力をいただく中で随時お知らせをさせていただき、接種券を順次送付いたしますので、いましばらくお待ちいただければと思っております。  さて、今年度も残すところ、あとわずかとなってまいりました。先ほど議長より紹介をいただきましたとおり、議会答弁の場でもおなじみでございました部課長に退職する者がございます。長きにわたり市の発展に尽力いただいたことに感謝の意をあらわすとともに、今後ますますの御活躍を祈念をいたします。議員の皆様におかれましては、お体に留意され、ますます御活躍されますことをお祈り申し上げまして、私の3月議会閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。               〔市長 小野申人 降壇〕            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これにて、令和3年第2回府中市議会定例会を閉会いたします。                午後7時42分 散会...