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  1. 府中市議会 2020-11-30
    令和 2年第6回定例会(11月30日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    令和 2年第6回定例会(11月30日)              令和2年第6回府中市議会定例会会議録  令和2年11月30日午前10時1分、府中市議会定例会を本市議事堂において開会した。 1 出席議員      1番  棗田澄子       2番  芝内則明      3番  福田 勉       4番  森川 稔      5番  広瀬和彦       6番  安友正章      7番  岡田隆行       8番  楢﨑征途      9番  土井基司       10番  水田 豊      11番  加納孝彦       12番  山口康治      13番  本谷宏行       14番  三藤 毅      15番  加島広宣       16番  大本千香子      17番  田邉 稔       18番  橘髙尚裕      19番  加藤吉秀       20番  丸山茂美 1 欠席議員   なし 1 説明のため出席した者   市長          小野申人   副市長         村上明雄   教育長         平谷昭彦   危機管理監       藤原眞琴   総務部長        豊田弘治   地域振興担当部長    後藤 勝
      健康福祉部長      唐川 平   経済観光部長      若井紳壮   観光戦略推進担当部長  森川祐司   建設部長        杉島賢治   教育部長        荻野雅裕   人事課長        皿田利光   総務課長兼選管事務局長 切原秀隆   政策企画課長      岡田宏子   財政課長        宮 康展   介護保険課長      山路英利   商工労働課長      近藤和成   都市デザイン課長    日野雄蔵   教育政策課長      近藤陽子 1 事務局及び書記   事務局長        赤利充彦   議事係長        小林正樹   主任          谷本育子 1 議事日程   日程第1       会期の決定について   日程第2       会議録署名議員の指名   日程第3       諸般の報告について   日程第4 議案第92号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度府中市一              般会計補正予算(第7号))   日程第5 議案第93号 教育委員会の委員の任命の同意について   日程第6 議案第94号 字の区域の変更について   日程第7 議案第95号 府中市観光・まちづくり基金条例の制定について   日程第8 議案第96号 府中市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正につい              て   日程第9 議案第97号 府中市第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁              償に関する条例及び府中市第2号会計年度任用職員の給与に              関する条例の一部改正について   日程第10 議案第98号 府中市国民健康保険税条例の一部改正について   日程第11 議案第99号 府中市介護保険条例及び府中市後期高齢者医療に関する条例              の一部改正について   日程第12 議案第100号 令和2年度府中市一般会計補正予算(第8号)について   日程第13 議案第101号 令和2年度府中市一般会計補正予算(第9号)について   日程第14 議案第102号 令和2年度府中市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)               について   日程第15 議案第103号 令和2年度府中市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2               号)について   日程第16 議案第104号 令和2年度府中市下水道事業会計補正予算(第2号)につ               いて   日程第17 議案第105号 令和2年度府中市病院事業会計補正予算(第2号)につい               て   日程第18       事務事業評価の報告について 1 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~               午前10時1分 開会・開議 ○議長(棗田澄子君) これより、令和2年第6回府中市議会定例会を開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元に配付いたしております議事日程表により進めたいと思います。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時1分 休憩                午前10時9分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 再開いたします。  日程第1、会期の決定についての件を議題といたします。  今期定例会の会期は、本日から12月15日までの16日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は16日間と決定をいたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において広瀬和彦君及び岡田隆行君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 日程第3、諸般の報告についての件を議題といたします。  議員派遣について、会議規則第164条の規定により、タブレットに配信しておりますとおり決定したことを御報告申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) この際、日程第4、議案第92号「専決処分の承認を求めることについて(令和2年度府中市一般会計補正予算(第7号))」から、日程第17、議案第105号「令和2年度府中市病院事業会計補正予算(第2号)について」までを一括議題といたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。  豊田総務部長。             〔総務部長 豊田弘治君 登壇〕 ○総務部長(豊田弘治君) それでは、令和2年第6回府中市議会定例会に提案しております議案について、説明をいたします。  配信いたします。  議案第92号、専決処分の承認を求めることについて。  令和2年度府中市一般会計補正予算(第7号)の専決処分について、市議会の承認を求めるもので、専決処分の期日は、令和2年10月23日です。  補正の内容につきまして、今、お送りしました説明資料に基づいて、説明をさせていただきます。  補正の内容は、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止地域経済活性化対策として、歳入歳出それぞれに7,400万円を追加するもので、内容は国・県の補助対象から外れた事業者の感染防止対策への支援として4,100万円。医療・福祉関係者が安心して働ける環境づくりとして、キャンプinふちゅうの宿泊費負担に100万円、プレミアム付キャッシュレス化推進事業の第2弾、第3弾として3,000万円。市内企業と連携した「道の駅 びんご府中」イルミネーション事業などに200万円を計上しております。  次に、議案集を配信いたします。  議案第93号、教育委員会の委員の任命の同意について。地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定により、市議会の同意を求めるものでございます。  お名前は、髙橋良昌さん。住所、生年月日については、記載のとおりです。  髙橋さんは、再任で、任期は令和2年12月19日からの4年間です。  続いて3ページ、議案第94号、字の区域の変更について、地方自治法の規定により、市議会の議決を求めるものです。  6ページの提案理由を御覧ください。  行縢町の一部と上下町の一部の地区における令和元年度の地籍調査の実施に伴い、字界を整理するため、字の区域を変更するもので、区域については、4ページからの資料、また、参考資料集を御確認いただきたいと思います。  続いて7ページ、議案第95号、府中市観光・まちづくり基金条例の制定について、市議会の議決を求めるものです。  9ページの提案理由を御覧ください。  寄附金等を基金として積み立て、観光やまちづくりに関する諸施策の経費に充てるため、地方自治法の規定により条例案を提出するもので、施行期日は公布の日としております。  続いて10ページ、議案第96号、府中市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について、市議会の議決を求めるものです。  12ページの提案理由を御覧ください。  一般職の職員の期末手当を国家公務員に準じた支給に改正し、年間の支給割合を0.05月分引き下げるものでございます。  施行期日は、令和2年度に係る改正は12月1日、令和3年度以降に係る改正は令和3年4月1日です。  次に13ページ、議案第97号、府中市第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例及び府中市第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部改正について、市議会の議決を求めるものです。  16ページの提案理由を御覧ください。  第1号及び第2号会計年度任用職員の期末手当について、国家公務員に準じた支給に令和3年度から改正するために条例を改正するものでございます。  施行期日は、時期に係る改正は12月1日、期末手当の支給月数に係る改正は令和3年4月1日でございます。  続いて17ページ、議案第98号、府中市国民健康保険税条例の一部改正について、市議会の議決を求めるものです。  20ページの提案理由を御覧ください。  令和3年1月1日施行の個人所得課税の改正の影響により、国民健康保険税の負担に不利益が生じないように改正をするもので、施行期日は令和3年1月1日です。  改正内容としましては、基礎控除額33万円を43万円に引き上げ、また、軽減措置に該当するように給与所得者の数から1を引いた人数に10万円を乗じた額を基準額に追加するものでございます。  続いて21ページ、議案第99号、府中市介護保険条例及び府中市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について、市議会の議決を求めるものです。  23ページの提案理由を御覧ください。  地方税法等の一部改正により、名称等の所要の整備を行うため改正するもので、施行期日は令和3年1月1日でございます。  続いて、補正予算について説明いたします。
     議案第100号、令和2年度府中市一般会計補正予算(第8号)から、議案第105号、令和2年度府中市病院事業会計補正予算(第2号)まで、6件について、その概要を、今、お送りしました別冊令和2年度12月補正予算説明資料により説明をいたします。  2ページを御覧ください。  まず、前後しますが、令和2年度府中市一般会計補正予算(第9号)です。  第9号では、長引く新型コロナウイルス感染症対策として、引き続き新しい生活様式等に必要となる投資を積極的に行うこととし、ICTを活用した新たな行政サービスの提供かかる経費を中心に、歳入・歳出、それぞれ4億4,039万円の予算を計上しました。  主な補正内容について説明します。  まず、市民生活総合支援アプリ構築事業は、さまざまな機能を搭載できる総合アプリの基盤を整備し、ホームページなど、従来の広報ツールに加え、市民が必要とする情報をプッシュ式にタイムリーに届けることを可能とするアプリを構築するとともに、利用促進する取り組みを行うもので、1,650万円を計上しています。  次の総合窓口システム導入事業は、市役所窓口での異動などの手続の手間や時間の短縮を目的として、電子入力、マイナンバーカードによる本人認証、各課でのデータ連係などを行うシステムを導入するもので、2,035万円を計上しています。  次の、駅周辺の賑わいづくり事業の5G通信環境の整備は、NTTドコモのキャリア5Gの基地局を天満屋2階に、屋内施設では県内で初となる整備を行います。住民、市内外の企業などへ高速通信環境の提供を行うことで、新しい生活様式、新たな働き方の支援など、さまざまな事業展開へとつなげるものでございます。予算は、1,887万2,000円を計上しております。  次の民間事業者等による観光客受入環境整備事業は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた観光地、あるいは観光施設等において、観光客の受け入れ環境整備を促進するため、県の事業に採択された市内民間事業者等の優良な提案に対し、さらなる後押しのための上乗せ補助を行うもので、1,500万円を計上しています。  次の地域密着型サービス拠点整備事業は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策支援事業に新たに県の補助メニューが追加されたことに伴い、市内の介護施設等における簡易陰圧装置等の設置経費について支援をするもので、1,910万9,000円を計上しております。  1枚めくって、3ページです。新型コロナウイルス感染症対策以外の事業を掲載しております。  観光・まちづくり基金の設置は、先ほどの基金条例に基づき、市内企業から受けた指定寄附等を、今後の市の観光・まちづくりに寄与する事業の財源とするため、基金に積み立てるもので、9,300万円を計上しています。  次のまちなか活性化支援制度の拡充は、現行制度で規定する対象範囲を拡充することにより、グランドデザインで掲げる駅周辺への商業施設・公共施設集積の加速を促し、天満屋プロジェクトに参画する商業者への支援も進めることで、駅周辺のにぎわいづくりを図るもので、680万円を計上しています。  そして、順番が先ほど前後すると申しました、議案第100号、府中市一般会計補正予算(第8号)について説明いたします。  補正第8号は、繰越明許費のみを計上しております。  駅周辺の賑わいづくり事業として、府中天満屋2階の第1期整備に係る工事につきまして、来年7月オープンに向けて入札を含めた工期を確保するため繰り越すもので、その繰越額は4億3,452万4,000円となっております。  このほか、補正9号につきましては、繰越明許費、あるいは債務負担行為を計上しております。これは記載のとおりでございますので、御確認をいただきたいと思います。  次に4ページ、特別会計等の補正内容を説明いたします。  国民健康保険特別会計は、主に出産育児一時金の実績に基づく増額や保険給付費等交付金の精算に伴う返還で、551万4,000円の増額補正としています。  後期高齢者医療特別会計は、税制改正に対応するため、後期高齢者医療システムの改修を行うもので、220万円の増額補正としています。  下水道事業会計は、事業を加速させるため追加配分される国庫補助金を活用した汚水管埋設工事公共下水道事業計画の変更について、前倒しをして実施するもので、資本的支出に1億7,638万5,000円を増額計上しております。  病院事業会計は、国の補正予算を活用して、コロナ対策に必要となる消耗品や備品の購入、施設の修繕を行うことやオンライン資格確認に必要となるシステムを導入するもので、収益的支出に603万8,000円、資本的支出に1,471万6,000円を、それぞれ増額計上しています。  以上で、本定例会に提案させていただいております議案についての説明を終わります。  何とぞ慎重審議の上、全ての議案を原案どおり同意、御可決いただきますようお願いいたします。             〔総務部長 豊田弘治君 降壇〕            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これにて、提案理由の説明を終結いたします。  議案第94号、第95号の2件、議案第98号、第99号の2件、及び議案第101号から議案第105号までの5件、計9件について、これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 議案第94号、第95号の2件、議案第98号、第99号の2件及び議案第102号から議案第105号までの4件、計8件については、配信しております委員会付託区分表のとおり、所管の各常任委員会に付託をいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) お諮りいたします。  議案第101号については、議長を除く19人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって議案第101号については、議長を除く19人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選について、議長からお願いいたします。  慣例により、予算特別委員会の委員長には副議長に、副委員長には総務文教委員長になっていただいておりますので、互選の手続を省略させていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、議案第92号の質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  加島広宣君。             〔15番議員 加島広宣君 登壇〕 ○15番議員(加島広宣君) 議題となっております議案第92号の質疑を行わさせていただきます。公明党、加島広宣です。  10月23日付で専決処分をされ、その承認を求めるということでございますが、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をされたものであると思いますけれども、仮に議会で不承認になったとしても、この専決処分といった効力は失われることはないんですが、質問をさせていただきます。  「道の駅 びんご府中」施設の整備事業の経費について、このイルミネーション事業の負担金がございますけれども、中身がドライブインシアターイルミネーションという内容になっておりますが、こちらのイルミネーションについてお伺いするんですけれども、点灯される時間ですとか、期間といったものと、今回の目的をお伺いできればと思います。             〔15番議員 加島広宣君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 近藤商工労働課長。            〔商工労働課長 近藤和成君 登壇〕 ○商工労働課長(近藤和成君) イルミネーション事業につきましては、このたび「道の駅 びんご府中」及びその周辺エリアで実施するイベント実施体制というところで、関係企業様等含めて実行委員会を組織をしております。この事業につきましては、期間といたしまして12月5日から翌年1月11日まで。また、点灯時間につきましては、一応、今、午後5時から午後10時を予定をしております。            〔商工労働課長 近藤和成君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 加島広宣君。             〔15番議員 加島広宣君 登壇〕 ○15番議員(加島広宣君) わかりました。  そうしたイルミネーションを点灯されるということは、また非常に活気も出て、そうしたイルミネーションを見に来られる方も出てくるのかなと思うんですけれども、こうしたイルミネーションをつけられているときに、せっかく府中市内の方とか、県外の方とか来られるわけですから、広報もしっかりされるとですね、人が来られる。  そのときに「道の駅 びんご府中」にちょっと立ち寄りたいなと思われても、なかなかこの時間でしたら閉まっていて、トイレが使える程度ではないかなと思うんですけれども、この期間内は限定して、例えば「道の駅 びんご府中」をあけるられたりというようなお話であったり、検討であったりというのはございますでしょうか。よろしくお願いします。             〔15番議員 加島広宣君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 近藤商工労働課長。            〔商工労働課長 近藤和成君 登壇〕 ○商工労働課長(近藤和成君) 今回の事業につきまして、しっかり広報をやってきたいと考えております。  また、期間中の「道の駅 びんご府中」の営業ですが、今年度につきましては、新型コロナウイルス感染症もございます。昨年度、レストランにつきましては、一部週末にレストランの営業時間を延長した経緯もございますが、今年度につきましては、現状の営業のままやらせていただきたいと考えております。            〔商工労働課長 近藤和成君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 加島広宣君。             〔15番議員 加島広宣君 登壇〕 ○15番議員(加島広宣君) では、最後になりますけれども、そうしましたら、せっかく来られるのにもったいないなという気がしまして、御質問させてもらいましたが、そうした取り組みをされるんでしたら、当初予算とかで今後は計上していくとかということも。たしか昨年もイルミネーションを、私、見たような気がするんですけれども、継続して行うんでしたら、そういった当初で計上していってもよいのではないかなというような。今後、そういった扱いをどのようにされるのかというのと、あと、今回、地方自治法第179条第1項の規定によって専決をされているんですけれども、第180条によるものでもいいのではないかなと思うんですが、その点、教えていただければと思います。             〔15番議員 加島広宣君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 宮財政課長課長。              〔財政課長 宮康展君 登壇〕 ○財政課長(宮康展君) 地方自治法第179条、第180条の考え方につきましてですけれども、180条につきましては、ある程度、項目をかなり細かいところまで決めて、例えば、これとこれを専決したいといった場合に180条を適用させていただくということであると考えております。  いわゆる専決処分、予算等につきましては、179条を適用させていただくということで、お願いをさせていただきたいと思います。  今回のイルミネーション事業負担金につきましては、今後のことを踏まえると、補正予算等ではなくて、当初予算等で皆様にまた御協議いただけるような運びにできればなと考えております。そちらについて、また当初予算の編成の中で協議をしていきたいと思っております。              〔財政課長 宮康展君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 近藤商工労働課長。            〔商工労働課長 近藤和成君 登壇〕 ○商工労働課長(近藤和成君) 今年度以降につきまして「道の駅 びんご府中」にイルミネーションにつきまして、市として、どういう取り組みをするか。これにつきましては、参加企業さんも含めて、今後の財源の捻出を検討しながら、必要な予算措置については、お願いしたいと考えております。            〔商工労働課長 近藤和成君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 続いて、大本千香子君。             〔16番議員 大本千香子君 登壇〕 ○16番議員(大本千香子君) では続いて、第92号について、商工振興費について伺いたいと思います。  プレミアム付キャッシュレス化推進キャンペーン事業の委託料が計上されておりますけれども、この委託先、それから第2弾、第3弾と計画されていると伺いましたが、この明確な時期、また、この事業を通じての調査や研究等、例えばニーズの方向性とか、客層であるとか、そういったものの調査については可能なのかどうかを伺いたいと思います。             〔16番議員 大本千香子君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 近藤商工労働課長。            〔商工労働課長 近藤和成君 登壇〕 ○商工労働課長(近藤和成君) 委託先につきましては、8月に実施したキャンペーンと同様、PayPay株式会社としております。  また、第2弾、第3弾の実施時期ですが、第2弾は1月5日から2月7日まで、第3弾は3月1日から3月31日まで実施することとしております。  なお、第2弾では、対象店舗を飲食、交通、宿泊に限定し、ポイント付与率20%、付与上限額は1回当たり期間中とも1万円に設定し、第3弾では、8月と同様にほぼ全ての業種を対象にポイント付与率20%、付与上限額は1回当たり期間中とも5,000円に設定し、実施してまいります。  8月のキャンペーンの実績につきましては、PayPay株式会社から、決済金額やポイント付与額など、報告を受けております。調査研究につきましては、企業の個別情報もあり、提供される情報が限定されておりますことから、情報提供の範囲内になりますが、一定程度の効果検証は可能でございます。8月のキャンペーンで最も多く利用された業種が小売業で、次いで飲食業となっております。このキャンペーンでは、1回当たりのポイント付与上限額が1,000円、付与率が20%でしたので、5,000円程度までの少額の買い物が多く行われたのではないかと考えております。  このことから、第2弾、第3弾のキャンペーンでは、家族連れでの飲食料などを考慮し、比較的高額の支払いや高額商品の購買促進を視野に1回当たりのポイント付与上限を高く設定し、第2弾では1万円、第3弾では5,000円に設定しております。  このことにより、例えば第2弾では、5万円の商品を購入した場合、1万ポイントが付与されるため、高額商品を購入する際にペイペイでの支払いの選択肢がふえるのではないかと考えております。            〔商工労働課長 近藤和成君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 続いて、土井基司君。             〔9番議員 土井基司君 登壇〕 ○9番議員(土井基司君) 議席番号9番、市民クラブの土井基司です。  議案第92号、専決処分の承認を求めることについて、質問をさせていただきます。  まず、資料2として上げられておりますプレミアム付キャッシュレス化推進事業に関してですが、第1弾で一定の消費喚起促進効果があったと説明をされているんですけれども、具体的にはどれぐらいの促進喚起があったのかについて伺いたいと思います。  それから、先ほど質問があったので、次、第2弾、第3弾に分ける理由ということなんですけれども、時期を分けて行う理由についてお聞かせ願いたいと思います。  それから、資料3にありますけれども、先ほどもありましたが「道の駅 びんご府中」のイルミネーション事業イルミネーションについては、昨年も実施された事業で、コロナ対策の臨時交付金の対象と書いてあるんですけれども、そのような事業でも対象になるのかどうかについて、まずお聞かせ願いたいと思います。  そのほかですけれども、医療福祉関係者が安心して働ける環境づくりということで、キャンプinふちゅうへの宿泊の補助について予算化をされておりますが、これについて、現状でどれぐらいの利用実績があったのかについてお伺いをいたします。
                〔9番議員 土井基司君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 近藤商工労働課長。            〔商工労働課長 近藤和成君 登壇〕 ○商工労働課長(近藤和成君) 第1弾の消費効果促進についてですが、委託先からの報告では、8月の決済金額は1.67億円、ポイント付与額の合計は約2,350万円でした。決済回数はキャンペーン前月の7月と比較して、258%の伸び、利用可能箇所数は110%の伸びとなっております。この結果から、消費促進効果、キャッシュレス決済の促進の両面において、一定の効果があったものと考えております。  第2弾、第3弾を分ける理由ですが、第2弾と第3弾では、対象店舗、ポイント付与上限額といったキャンペーンの内容を変えて実施することから、第2弾、第3弾と分けてキャンペーンを実施します。  第2弾は、コロナ禍において、特に影響が大きいと言われる飲食、交通、宿泊業者を対象として、1月の新年会シーズン期を捉えた消費促進、第3弾は、季節の変わり目、新生活を控えた3月に消費の底上げを図るため、ほぼ全ての業種を対象に実施するものです。  イルミネーション事業の恒例イベントというところでの臨時交付の対象になるかどうかの御質問ですけれども、御指摘のとおり「道の駅 びんご府中」におけるイルミネーションについては、まちのにぎわい創出をする事業ではありますが、例年実施しているものであり、臨時交付金の対象には当たらないと認識をしております。  一方、今年度新たに実施するドライブインシアターにつきましては、3密を避けた新型コロナウイルス感染症に対応したイベントであることに加え、地域を活性化する新たな取り組みとして、臨時交付金の対象になると判断していることから、臨時交付金の財源対象事業として整理しているものでございます。            〔商工労働課長 近藤和成君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 山路介護保険課長。            〔介護保険課長 山路英利君 登壇〕 ○介護保険課長(山路英利君) キャンプinふちゅうの関係でございますけれども、こちらの事業につきましては、医療・福祉関係者が安心して働ける環境づくり事業として、できるだけ外部との接触を避けられるよう宿泊施設を提供し、医療、福祉の崩壊を防ぐためにキャンプinふちゅうを確保いたしております。  そのキャンプinふちゅうに宿泊する際の宿泊費を市が全額負担することで、医療、介護、福祉サービス事業所で勤務する方の感染拡大の防止を図ることを目的にしております。  なお、事業の利用実績につきましては、現在のところ宿泊の実績はございません。            〔介護保険課長 山路英利君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 土井基司君。             〔9番議員 土井基司君 登壇〕 ○9番議員(土井基司君) まず、プレミアム付キャッシュレス化推進事業ですけれども、第1弾の消費促進効果として、決済の回数であるとか、決済箇所の増加ということで挙げられているわけですけれども、それはキャッシュレスの推進であって、今まで使っていたものが、現金等で使っていたものがキャッシュレスに変わった、あるいはもう、これはペイペイの企業ですから、ペイペイの決裁に変わったという、そういう数字しか把握されていないということになるんじゃないかと思うですが、消費がどう変化したかということを、どうやって測定するんかなというところですね。  ただ、経済が落ち込んでいる状況の中で、単純に昨年度と比べればいいというわけでもないので、やらなければどれぐらい消費が落ち込んでいたはずなんだけれど、やったことによって、これだけ消費が上がったという、そういうのが事業の測定の指標じゃないのかなと思いますので、その辺をもう少し詳しく聞かせていただければと思います。  それから、イルミネーションについては、イルミネーション自体は対象ではないけれども、この事業の中に一緒に上げているドライブインシアターの事業が対象になるという説明なので、ということは、この補正で上げたのは、ドライブインシアターにかかわる費用だけということになるんですかね。それとも、一般財源の中で、対象になるものとならないものがあるという考え方になるのか確認させていただきたいと思います。  キャンプinふちゅうに関しては、今のところ0人ということは、そういう現場において、まだそれほどに逼迫した状況じゃないということを反映しているのかなと思います。これからどういうふうに変化していくかわかりませんけれども、これから逼迫する可能性があることに対する対応というものなのかなと理解いたします。これについては、2回目の質問はありません。  2回目の質問は、プレミアムとイルミネーションについて、再度確認の質問をさせていただきます。             〔9番議員 土井基司君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 近藤商工労働課長。            〔商工労働課長 近藤和成君 登壇〕 ○商工労働課長(近藤和成君) キャッシュレスにつきましては、議員御指摘のとおり、要は現金で使ったものが単純にキャッシュレス決済がふえて、店の売り上げ自体は変わっていないんじゃないかということも当然あろうかと思いますけれども、それにつきましては、個店の売り上げ状況の確認になりますので、企業の個別情報というところで、こちらにつきましては、こちらでも十分確認できていないところです。  また、ドライブインシアター以外につきましても、当然、イルミネーションの費用がかかりますが、ドライブインシアターというところで、新しい取り組みで、今回対象ということで上げさせていただいております。            〔商工労働課長 近藤和成君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 土井基司君。             〔9番議員 土井基司君 登壇〕 ○9番議員(土井基司君) プレミアム付きキャッシュレスについては、細かいことを把握するのは、なかなか難しいという御説明だったのかなと思いますが、やはりもちろんキャッシュレス化の推進も目的ではあるんでしょうけれど、コロナ禍において、これを臨時交付金の対象としてやっているわけですから、コロナによる経済の落ち込みをどれぐらいカバーできたのかというところを、何とかして把握をして、そういう事業が効果的なものであるかどうかは、把握の努力を続けていただきたいと思います。  それとともに、消費喚起も重要だとは思いますが、これはプレミアム付き商品券のときにも質問というか、要望というか、させていただきましたけれども、経済を回すための消費喚起も重要な要素だとは思いますが、やはり生活困窮している方への支援も重要だと思います。こういう事業に合わせて、収入が激減したとか、そういう方への支援という形での、キャッシュレス化でいえば、そういう方にポイントを付与するとか、そういうふうな制度についても、今後考えていくという状況にあるのかどうか。それについてお伺いしたいと思います。  それから、先ほども少しありましたけれども、イルミネーションをせっかくやるんだから、営業時間の変更ということがありましたけれども、年末年始に関しては、今までずっと営業について休業状態だったと思うんです。特にレストランですね。今、天満屋の2階の改修の関係で、天満屋のレストランがない状態になっているんだと思います。年末年始、特に年始ですけれども、なかなか営業している飲食店が少ないので、2日、3日の辺りは、今まで天満屋のレストラン、非常に混雑していたわけであります。それが来年の正月はないということですので、天満屋に買い物に行かれる方もいないということはあるかもしれませんけれど、それでもかなりの外食の需要が見込まれるんではないかと思います。その中で、今までのように「道の駅 びんご府中」のレストランを閉めるということにならないのかなと思います。せっかくイルミネーションをして盛り上げるということもあるので、年末年始におけるレストランの営業について、改めて、市としてどういう考えでおられるのかお聞きをしたいと思います。             〔9番議員 土井基司君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 近藤商工労働課長。            〔商工労働課長 近藤和成君 登壇〕 ○商工労働課長(近藤和成君) まず、キャッシュレス化の売り上げの数値の状況につきましては、可能な範囲で我々としても把握の努力をしていきたいと思います。  また、生活困窮者など御支援する制度設計につきましては、当然、担当課だけでは終わらない話になるので、市としてどういう取り組みをするのかというところを、今後、市全体で協議してまいりたいと思います。  また、イルミネーションの期間中におけるレストランの営業時間の延長、また、休日返上というところですけれども、こちらにつきましては「道の駅 びんご府中」の指定管理者と、今後協議して調整してまいりたいと思います。            〔商工労働課長 近藤和成君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 続いて、本谷宏行君。             〔13番議員 本谷宏行君 登壇〕 ○13番議員(本谷宏行君) 議長の許可をいただきましたので、本谷宏行が引き続き議案第92号について、質問をさせていただきたいと思います。  私が通告しておりますのは商工費、特にプレミアム付キャッシュレス化推進事業についてでありました。よって、先ほどから、この事業についての内容であるとか、いろんな御回答もいただきましたので、そこは省かせていただきたいと思います。  こちら、第1号として8月に実施をされたということで、先ほどもありましたけれど、一定程度の効果はあったということで、私が個人的に一応飲食店等に確認させていただいた中にも、やはり経営者からは、そういった活用が多かったので助かったというふうな声も聞かせていただきました。  また、先ほどもありましたけれど、キャッシュレス化の推進についてでもありますけれど、やはり同じ飲食店の経営者の方からは、高齢者からもペイペイが使えるんであったらペイペイを使わせてみたいな声がだんだんふえていたということも聞きましたので、そちらも、もちろんまだまだだとは思いますけれど、さらに府中市からも、いろんな働きかけをしていただきたいと思います。  お聞きしたいのは、一つは財源であります。どういった財源からということと、今現在、東京ですとか、大阪、また札幌等についても、いろいろ第3波か、ちょっとよくわかりませんけれど、この新型コロナウイルスに関して拡大をしているという状況にもなっております。この事業についても、今後、府中市でも、そういった状況によって、いろいろ変化もあるのではないかと思いますが、そういった場合にどういうふうに、この事業に対して対応されていくのか聞かせていただきたいと思います。             〔13番議員 本谷宏行君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 近藤商工労働課長。            〔商工労働課長 近藤和成君 登壇〕 ○商工労働課長(近藤和成君) このたびのプレミアム付キャッシュレス化推進事業の財源につきましては、臨時交付金を予定しております。  また、今後のコロナウイルス感染症拡大のキャンペーンへの影響についてですけれども、本事業につきましては、相手方でありますPayPay株式会社と契約締結をしております。その中で免責事項がございますので、状況によりましては、両者協議の上、免責規定に該当する場合もあるというところでお知りおきいただければと思います。            〔商工労働課長 近藤和成君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 続いて、岡田隆行君。             〔7番議員 岡田隆行君 登壇〕 ○7番議員(岡田隆行君) それでは、岡田隆行、日本共産党代表としまして、質問をさせていただきます。  大きくは、一つは新型コロナウイルス感染症防止対策の補助金について。もう一つは、医療・福祉従事者宿泊助成金についてでございます。  さきの新型コロナウイルス感染症防止対策補助金について、大変いい方向でされているなとは思っているんですが、これで4つほど聞かせてください。  1つは、この説明シートの中にもありますけれども、国や県を含めた感染症防止対策への補助金は、特定の事業規模や業種指定と書かれておりますけれども、いわゆる支援の対象から外れている事業者への支援になると思いますが、具体的には、どういう制限が加えられているのか、というのが1つ目。  それから2つ目は、予算として4,100万円が組まれておりますけれども、この想定の根拠をお示しください。  3つ目、これからにも関連するんですけれども、上限20万円とすると書いてありますが、これ、単純計算すると、200件余りの事業所を想定しているのかなと思ったんですけれど、それでいいのかどうかというところ。  最後、4つ目が、これが令和2年、本年ですね、4月1日にさかのぼってということになっていますが、さかのぼった場合、さて、この枠で大丈夫なのかどうか。これからも含めたですけれども、その辺りをお聞かせ願いたいというのが、1つ目。  大きい2つ目が、医療・福祉従事者宿泊助成金についてです。これは、るる出ておりましたけれども、これで3つほど質問させていただきます。  1つは、キャンプinふちゅうの収容人数は何名か。単純にこの収容人数でははかれない部分が今の段階ありますので、もしも、ここを活用する場合の、当然、職員さんのプライバシーの確保等も考えられていると思うんですが、この辺はどのように確保されていくつもりかというのが1つ目。  2つ目。100万円、現在は執行されていませんが、予算想定、この根拠はどうなっているのか。  最後、3つ目が、あってはならないことですけれども、しかし、今の世界の状況、あるいは国中の状況を見ておりますと、日々刻々と悪いほうを更新している状況になります。府中市が陸の孤島ではあり続けるとはできませんので、どうしても、残念ながらそういう危機が高まってきております。この施設だけで十分なのかどうか、ほかに確保をする予定はないのかどうか。その辺りについても、最後、お聞きいたします。             〔7番議員 岡田隆行君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 近藤商工労働課長。            〔商工労働課長 近藤和成君 登壇〕 ○商工労働課長(近藤和成君) まず、御質問いただいた特定の事業規模や事業指定というところですが、まず、国の感染症防止対策への補助金といたしまして、小規模事業者持続化補助金がございます。この制度は、小規模事業者が対象となっております。また、県の飲食店における新型コロナウイルス感染症予防対策事業費補助金は、県の広島積極ガード店に登録を前提とした飲食業者が対象となります。それ以外にも、ハイリスク事業である交通事業者等にも、業種別にそれぞれ支援制度が設けられております。  予算の根拠等につきましては、御指摘のとおり、1件当たり上限額20万円とし、200件を想定件数としております。事業の予算としては4,000万円、残りの100万円は、商工会議所、商工会への受け付け業務委託料として計上しております。  想定件数につきましては、この制度が先ほど申し上げました国や県の同種の制度を活用できなかった事業者を想定していることから、既に国・県等による同様の補助制度への申請済み分や近隣市町の同様の制度の申請件数も参考にしながら、想定件数を算出しております。今後、申請状況を注視しながら、必要な予算措置に努めてまいりたいと考えております。            〔商工労働課長 近藤和成君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 山路介護保険課長。            〔介護保険課長 山路英利君 登壇〕 ○介護保険課長(山路英利君) 続きましては、キャンプinふちゅうの関係でございますけれども、キャンプinふちゅうの収容人数でございます。  収容人数につきましては、最大15名程度で予定をしております。  部屋の内訳につきましては、和室の個室になりますけれども11室、あと、18畳の部屋がございまして、そちらにつきましては、仕切る形を考えているところでございます。そういった関係で、プライバシーの関係にも配慮させていただこうということで考えております。  続きまして、予算の根拠でございますけれども、宿泊につきましては、1泊2,750円ということで、約360泊分の予算を想定をして、概算で100万円を見込んでいるところでございます。  あと、この施設だけで十分なのかにつきましては、現在、府中市で確保している施設はキャンプinふちゅう、1つだけとになっております。こちらにつきましては、ホテル等の宿泊施設にも限りがある中で、市の施設で転用可能と考えられるものを代替施設として準備したところでございます。  現在、キャンプinふちゅう以外の施設につきましては、確保しているものはございませんけれども、今後の状況により、他の支援策についても検討をしてまいりたいと考えているところでございます。            〔介護保険課長 山路英利君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 岡田隆行君。             〔7番議員 岡田隆行君 登壇〕 ○7番議員(岡田隆行君) 感染防止対策の補助金については、了解をいたしました。具体例もいろいろこのシートの中に書いてあります。実際、これ、全てこれで何とかなるかについて、また、残念ながら全国的にも広がってきておりますので、本当に必要なものが必要な数だけそろうということが絶対条件になってまいりますので、よろしくお願いします。  1つだけ。キャンプinふちゅうについてですけれども、今、聞いたところで、間違って聞いたかなと思います。15名程度と聞いたような気がするんですけれども、さて、この想定ですけれども、ホテルなどの収容にも限界があるからということを言われています。現実問題として、いわゆる自覚症状がない感染者の方もふえてくる状況にあります。そういう方を自宅での療養をあわせて、今やっているのは、そういう特別なところに行っていただいて、そこで療養していただくということもありますが、医療関係者等の職員等であると、やはり物すごく緊迫している状況が毎日の報道でも伝わってきます。家族にもうつしたくない、それから患者さんにもうつしたくないということで、懸命に努力されている姿が出てまいります。使わなくていいわけですので、使わないのが一番いいんだけれども、しかし、もし仮に医療関係が逼迫してくる可能性もありますので、その関係者の方が安心して使えるものが確保できているんだよという担保があってもいいだろうと思いますが、その辺りのこと、最後にお聞きします。             〔7番議員 岡田隆行君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 山路介護保険課長。            〔介護保険課長 山路英利君 登壇〕 ○介護保険課長(山路英利君) キャンプinふちゅうの御質問でございますけれども、こちらにつきましては、医療・介護関係者の方の意見も聞きながら、今後の状況にもよりますけれども、他の支援策についても十分検討してまいりたいと考えております。            〔介護保険課長 山路英利君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 以上で、通告による質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第92号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第92号については、委員会の付託を省略することに決しました。  休憩いたします。
               ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時7分 休憩                午前11時7分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 再開いたします。  これより、議案第92号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第92号を採決いたします。  本案は、承認することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は承認することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、議案第93号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第93号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第93号については、委員会の付託を省略することに決しました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時8分 休憩                午前11時8分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 再開いたします。  これより、議案第93号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第93号を採決いたします。  本案は、これに同意することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、議案第96号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第96号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第96号については、委員会の付託を省略することに決しました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時9分 休憩                午前11時9分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 再開いたします。  これより、議案第96号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第96号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、議案第97号の質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  土井基司君。             〔9番議員 土井基司君 登壇〕 ○9番議員(土井基司君) 市民クラブの土井基司が、議案第97号について質問させていただきます。  会計年度任用職員の一時金に関して、人事院勧告の関係で出された議案だと思いますが、実施を4月からと改正をする内容になっておりますけれども、これは、不利益なことなので、4月に延ばしたということなのかもしれませんけれども、今後、増額された場合、これはどういうふうに。今の経済情勢だと2、3年はちょっと厳しいかなと思いますが、そうなった場合は、どう対応するつもりなのかということと、この改正によってどうなるのかということと、それから、今回は期末手当を減らすという提案ですけれども、大体、今までの傾向でいきますと、それを回復していくといいますか、経済がよくなって増額する場合には、勤勉手当を上げるという勧告が多く出されております。ですが、会計年度任用職員に関しては、現状で期末手当しか支給されておりません。今回は、減るほうは一緒に減っても、もし将来そうなったときに、ふえるほうがふえないということになる可能性もあるということです。  議員とか、市長や副市長に関しては、期末手当しか出ませんけれども、勤勉手当に相当する月数を期末手当に上乗せして支給されておりますので、どっちがどうなっても関係ないんですけれども、会計年度任用職員に関しては大きな影響がある可能性があるので、その辺について、かなり先のことになるとは思いますが、どのような対応を考えておられるのか、確認をさせていただきたいと思います。             〔9番議員 土井基司君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 皿田人事課長。             〔人事課長 皿田利光君 登壇〕 ○人事課長(皿田利光君) 会計年度任用職員の任期につきましては、短いもので1カ月、そして、長い最大のものでも年度初めから年度末までの1年間の任期となっております。また、任用開始する際には、勤務時間や給与額などを労働条件通知で明示して、了解のもとで勤務していただいております。  そこで、支給額に変更が生じる場合は、次の更新のタイミング、年度末でございますが、このタイミングで行うように制度化するものです。したがいまして、減額だけでなく、増額の場合も年度がわりで変更することになります。  続きまして、期末手当と勤勉手当の関係ですが、会計年度任用職員の給料や手当額などについては、基本的には常勤職員と同様、人事院勧告に沿って変更することとしております。  勤勉手当についての課題は受けとめているところでございますが、今後、国からの通知や県などの状況を注視してまいりたいと思います。             〔人事課長 皿田利光君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 土井基司君。             〔9番議員 土井基司君 登壇〕 ○9番議員(土井基司君) ただいま答弁をいただいたところで、人事院勧告、国の制度、通知等に従ってということでありますが、この会計年度任用職員の制度自体が自治体で働く非正規雇用の方の処遇を改善したいという目的でつくられたものでありますから、なるべくそういう改善に向かうようなところでの検討をしていただくようにお願いをしたいと思います。  これは要望ということで、質問ではありません。             〔9番議員 土井基司君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 以上で、通告による質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第97号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第97号については、委員会の付託を省略することに決しました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時16分 休憩                午前11時16分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 再開いたします。  これより、議案第97号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第97号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
     休憩をいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時17分 休憩                午前11時27分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 再開いたします。  続いて、議案第100号の質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  加島広宣君。             〔15番議員 加島広宣君 登壇〕 ○15番議員(加島広宣君) 議案第100号の令和2年度一般会計補正予算について、こちらの内容の質問をさせていただきたいと思います。  駅周辺のにぎわいづくり事業の繰越明許費補正でございますが、本議会、初日になるわけでございますが、初日の採決によって、どういった効果が出るのかお伺いをさせていただきます。             〔15番議員 加島広宣君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 近藤商工労働課長。            〔商工労働課長 近藤和成君 登壇〕 ○商工労働課長(近藤和成君) 府中天満屋のリニューアルオープン時期は、府中市と株式会社天満屋ストアとのまちづくりに関する協定書により、令和3年7月と定めております。  本来であれば、予算の繰り越しについては、9月議会の際に提出すべきでありましたが、提出が遅れたことにつきましては、大変反省しているところでございます。  残された期間の中で進める必要がありますので、入札までの準備を少しでも早めることで、契約後の工事期間を確保し、オープンに間に合わせたいと考えております。            〔商工労働課長 近藤和成君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 続いて、大本千香子君。             〔16番議員 大本千香子君 登壇〕 ○16番議員(大本千香子君) では続いて、同じく繰越明許について伺いたいと思います。  今回の初日の提案になった内容については、先ほどの加島議員の状況のとおりでございますけれども、7月のグランドオープンに向けての全体のスケジュールは、どのようになっているのか伺いたいと思います。  また、2階の店舗の方は、ほとんど下に降りられて営業を続けられております。営業をしながらの2階の改修工事ということになりますので、安全対策はどのようになっているのかも伺いたいと思います。  もう一つ、2階のスペースの部分について、半分近くが行政エリアということで、今回は行政エリアに関することなんですが、下に降りられたテナントの方等が、2階が半分ぐらい、一部決まっているところは7月のオープンでいくんだけれども、それ以外のところが空白の状態になってオープンすることに対する不安を感じているという御意見をいただいているたりとか、また、2階の半分の天満屋さんのスペースについては、もう大型店舗等のテナントが決まっているのかどうかとか、こういった御質問もたくさんいただいているておりますので、わかる範囲でお答えいただければと思います。  よろしくお願いいたします。             〔16番議員 大本千香子君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 近藤商工労働課長。            〔商工労働課長 近藤和成君 登壇〕 ○商工労働課長(近藤和成君) 御議決いただいた後は、速やかに公告を行い、1月初旬の入札、開札、同月中旬に仮契約、月末に臨時議会の御召集をいただき、議決いただいた後に本契約を締結していきたいと考えております。その後は速やかに工事着工し、7月のリニューアルオープンに間に合わせたいと考えております。  安全対策ですけれども、改修工事は、おっしゃるとおり天満屋の営業を続けながら行います。当然のことながら、安全対策は万全を期するように考えております。資材搬入等においては、天満屋の開業時間を外すなど、お客様や従業員の方との接触は極力ないように配慮いたします。  改修工事は、仮囲い壁等を設置し、騒音、振動においても、天満屋に買い物に訪れるお客様が不快に感じないように十分配慮しながら進めてまいりたいと考えております。  最後に天満屋のテナント情報ですけれども、現在のところ、店名も公表されておりません。しかるべきタイミングに公表されるものと考えております。            〔商工労働課長 近藤和成君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 続いて、土井基司君。             〔9番議員 土井基司君 登壇〕 ○9番議員(土井基司君) 市民クラブの土井基司です。  議案第100号の補正予算(第8号)、中身は天満屋2階の第1期工事の予算の繰り越しですけれども、9月議会に補正で繰り越しを上げるべきだったけれどというふうな御説明も先ほどありましたけれども、やはり、こういう対応が遅れている要因としては、新型コロナウイルス感染症の影響は否めないのかなと思います。全体的に進捗が遅れているのかなと思います。  このような厳しい日程の中で、無理をして予定どおりに進めることになると、内容的に影響が出てくるのではないかと危惧しているところであります。  当初、4月グランドオープンを7月に遅らせてはいますけれども、ここは思い切って、さらにグランドオープンを遅らせるというふうなのも検討しなければならないのではないかと思うところです。  天満屋の状況は、ここでは把握することができないんですけれども、恐らくかなり厳しい状況なのではないかと考えます。思い切ってグランドオープンを延期するということを検討されないのか。そのことについてお聞きをいたします。             〔9番議員 土井基司君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 近藤商工労働課長。            〔商工労働課長 近藤和成君 登壇〕 ○商工労働課長(近藤和成君) 府中天満屋のリニューアルオープンの時期につきましては、府中市と株式会社天満屋ストアとのまちづくりに関する協定書に基づき、当初、令和3年春とさせていただいておりましたが、このたびの新型コロナウイルス感染症の影響により、府中天満屋内の各テナントとの調整や市としての実施設計の遅れ等の状況を総合的に鑑みた上で、株式会社天満屋ストアとの協議により、オープン時期を7月で最終調整し、合意しました。  天満屋ストアや入居テナントもコロナ禍の厳しい状況で営業を続けられておる中、オープン時期をこれ以上延期することは困難であると考えております。            〔商工労働課長 近藤和成君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 土井基司君。             〔9番議員 土井基司君 登壇〕 ○9番議員(土井基司君) 7月グランドオープンが天満屋との最終合意ということで、現在、営業されている店舗の状況も考えると延期は難しいということなんですけれども、そもそも天満屋の2階の整備事業について、まだまだ市民の理解も進んでいないという状況があります。何をするのかというのが十分に理解をされていない状況です。  私も先日、市役所が天満屋の2階に移るんじゃないということを聞かれました。やっぱり何をするのかということが十分に周知できていない。それは、計画がなかなか固まっていないことに起因するのだと思います。せめて1期工事について、もう少しわかりやすい構想を固めて、市民に十分な周知をすることも必要になってくるかと思います。  その中で、先ほどは日程の確認で1月に臨時議会ということも説明をされております。臨時議会を開いて議決しなければならないほど切迫したような日程というのは、余り好ましくないのではないかと思います。公共工事等を補助金で事業をする場合であれば、期限がある程度決まっていて、完成品にふぐあいがあっても、それを何とか先延ばしして、1年後に改修工事を行うとかという、そういうような対応をする例もあるかもしれませんけれども、これは市の事業として実施するものですから、完成したときにふぐあいがないようにちゃんとしてものを造らないといけないと思いますので、その辺について、十分に市民の理解を得たり、それから、ちゃんとふぐあいのない工事ができるように確信しているのかどうか。その辺について、確認をさせていただきたいと思います。             〔9番議員 土井基司君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 副市長。              〔副市長 村上明雄君 登壇〕 ○副市長(村上明雄君) 先ほど担当課長が御答弁しましたが、4月から7月へずらした、これは今年度4月頃のコロナの影響状況を踏まえて、そういう中で、いろんな資材調達などの影響もさらに出るのではないかというのは念頭にはあったんですけれども、現時点では7月オープンということで、天満屋も、今、撤去工事が始まっていますし、今後、整備に向かって進んでいる状況であります。  市につきましても、本日、御議決いただいた段階で公告にかけまして、あと契約議案ということでの、またタイミングによれば臨時議会ということになろうかと思いますが、これも設計会社と協議していく中で7月のゴールを目指していけるという中で動いておりますので、議会のタイミングについては、またお願いさせてもらうことはあろうと思いますが、今、段階は7月の目標に向けて進んでいる状況です。  一番大事な話としまして、情報発信。1期整備についても、まだまだ知られていないんじゃないんかという点につきましては、本当にしっかり伝えていかないけんなと思っているところでありまして、第1回目の検討委員会におきましても座長から、また民間の方々からも小まめ小まめに情報を出していくべきだという強い強い御指摘をいただいております。来月のというか、12月1日の広報の表紙にも飾ったりとか、折に触れて広報誌も活用しながら、小出し小出しになるかもしれませんけれども、今、これだけ進んでいますよということをしっかりと露出し、また機会があれば、いろんな機会を捉まえて、市の考えていること、あるいはワーキングなどを含めて、事業者の皆さん、市民の皆さん、代表者ということになろうと思いますが、そういったことの御意見も聞きながら、1期に反映できるものは1期でやっていく。次、2期に向けて取り組んでいくものについては、しっかりと受けとめながら練り込んで、また、議会の皆さんともお諮りしながら、しっかりしてものをつくっていくということにしたいと思います。  先ほど、大本議員からありました2階のテナントの状況でございますが、企業名、テナント名まではちょっと控えさせていただくんですけれども、天満屋さんとの意見交換、進捗状況の確認をしていく中では、現時点、決まりそうだ、埋まるように話は進んでいると伺っておりますし、既に出店契約を締結したと、調印したというような話も伺っておりますので、今段階でオープンしたときに市以外のテナント誘致スペースで穴があく状態だという認識は、今段階ございません。              〔副市長 村上明雄君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 土井基司君。             〔9番議員 土井基司君 登壇〕 ○9番議員(土井基司君) ただいま副市長が答弁をされたということで、懸念していることの多くは大丈夫だという意味で言われたのだと思うところですけれども、ただ、例えば1期事業のメインであるネウボラについても、その内容、あそこでどういうことをするのか、今、仮にオープンしている子育てステーションの機能がどこまであそこに移るのかについても、現場の職員に聞いてみても、なかなかはっきりしたことがわかっていないというような現状があります。  例えば、広谷保育所の子育てステーションでは、現在の支援センターの中で、食育指導等で調理実習といいますか、調理指導のようなこともやっていますけれども、ネウボラの図面を見る限りそういうスペースがないので、それは子育て支援センターの事業なのか、ネウボラの事業なのか、ちょっとよくわからないというようなところもございます。  そういう中で、内部の調整でさえも十分できているんかなと、ちょっと疑念を感じるところであります。  そういう中で、ここで無理をして初日に議決をした上で、1月に臨時議会まで開いて進めるのは、やっぱり拙速な感じがいたします。繰り越し自体は必要なことではあるんですけれども、その辺の拙速な進め方は、後々やっぱりひずみが出てくるんじゃないかという懸念が、どうしても拭えない。副市長に力強い答弁をいただきましたけれども、なかなかそこのところは、まだ、しっくりとこないところであります。  これ以上、いろいろ言っても、なかなか議論は深まらないとは思いますので、ここでそういう意見を述べるだけにはなりますけれども、3回目の質問ということですが、質問になりませんけれども、なかなかちょっとこれは私も理解できないし、市民への説明も難しいのかなと考えていることを表明したいと思います。             〔9番議員 土井基司君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 続いて、岡田隆行君。             〔7番議員 岡田隆行君 登壇〕 ○7番議員(岡田隆行君) それでは、日本共産党を代表いたしまして、岡田隆行が、この補正第8号について質問をさせていただきます。  もう3名の方が質問されていることと多少重なる部分もあるかもしれませんけれども、それだけやっぱり不安感が大変あるので、3つ質問させていただきます。  1つは、具体的に府中天満屋2階の改修に係る予算の執行が今年度にできずに繰り越すということに結果的になっている。なぜ、こうした事態が起こっているのか、片一方では、今の拙速な形の進め方が改めてついてきているという状態、非常に混乱さが出てしまっているという状態がある。これは、どういうことでこうなっているのかというところを市民の方にわかりやすく説明を願いたいというのが1つ。  2つ目は、この新型コロナ禍のもとで、天満屋ストアはどのような経営状態にあって、現在、どのような経営方針や経営計画を持っておられるのか。昨年12月8日でしたか、建設委員会を傍聴しました。そのときの委員から出ていた中では、相手の経営体質をしっかり見てやらなきゃ、十分それが保証されなければという意見も出ていたというように、私は記憶しています、メモしています。これが当然だろうと思います。覚書というような協定を結んでいます。ということになると、きちんとやはりこちらのものももちろん示しているわけですけれども、協定ですので、一緒にやっていく天満屋側のものもしっかり示されているはずなので、これ、隠すようなものでも何でもないわけです。一営利企業だから隠さなきゃいけないと、それだったら税金使えないわけで、今、テナントの話も出ましたけれども、今一体どんな状態で天満屋さんが思っているのかというところをきちんと市民の方にわかりやすく説明を願いたいのが2つ目。  3つ目。今後、このプロジェクトに税金をかけ続けていくと、ランニングコストが2,600万円と前に説明いただきましたけれども、3,000万円近いランニングコスト。これを使っていく。これは、かけ続けていくことで、本当に安全なのか。だれがそれを保証して、最後までだれが責任を持つのか、この点ですね。これを聞かせていただきたいと思います。以上、3つ。             〔7番議員 岡田隆行君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 近藤商工労働課長。            〔商工労働課長 近藤和成君 登壇〕 ○商工労働課長(近藤和成君) 先ほども御答弁させていただいておりますとおり、新型コロナウイルス感染症の影響により、オープン時期を3カ月遅らせたことで、実施設計、工事発注に3カ月の遅れが生じ、今年度の予算執行は完了できないと見込みましたので、繰り越しをお願いするところでございます。  経営方針等につきましては、株式会社天満屋ストアは、東証2部上場企業ですので、営業の概況、決算の概要については、直近で申し上げますと、令和2年8月までの情報がIR情報として、インターネット等で確認することができます。  本年2月、協定書締結式の際の取材において、総力をもって改修をし、市の提唱する住みよい、住みやすいまちづくりを担えるよう頑張りたいというコメントや、備後地域や我々のエリア、閉鎖する考えはないという力強いコメントもいただいているておるところです。  株式会社天満屋ストアも、本市におきましても、協定内容の実現に向けて、事業を遂行してまいりたいと考えております。  安全なのかどうかという点ですが、天満屋ストアさんの営業の概況については、先ほど申し上げたとおりです。  また、府中天満屋活用事業の具体的な活用策につきましては、検討委員会やワーキンググループへの有識者、事業者、子育て世代等に参加していただき、実施事業や事業企画を検討しております。11月26日には、NTTドコモ中国とも、5G、ICTを活用し、ICT都市ふちゅうの実現に向けた連携協定を締結し、府中天満屋の行政エリアへ5G環境を整備し、学びやデジタルコンテンツに活用してまいりたいというように考えております。  今後も今回のプロジェクトを実現させるために、市長を筆頭に職員が一丸となって汗をかき、知恵を絞り、市を挙げて進めてまいりたいと考えております。            〔商工労働課長 近藤和成君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 岡田隆行君。             〔7番議員 岡田隆行君 登壇〕 ○7番議員(岡田隆行君) 大体想定をしておりました答弁だったと思います。  しかしながら、最後のところですね、このままお金をかけ続けることについて、あるいは最初の段階で一体天満屋がどうなっていくのかという自体が市民の人は知っておられない。私どもも全てではありませんけれども、幾らかのアンケートを取らせてもらっています、市民アンケートということで。その中で出てくる声の中でも、幾つもそういう声があります。もちろん天満屋はシンボルだから残してほしいという御意見もあります。それにしても、まだわからないという御意見があります。  となると、何がやっぱり必要かなと思うと、きちんとした、何かのプロジェクトをやるんだったら、やっぱり確かに12月1日付の広報には正面に載りました。だから期待して開きますけれど、すぐのところには何も載っていません。大分開いていって、後半部分にグランドデザインが載っている、この2ページが載っているだけです。こうして見ると、検討委員会が始まったということで表紙に使われたんだなという思いでもとに戻る。  市民の方は、天満屋が一体どうなっていきよるのかというのと、また、業者の方とお話ししよると、どうして天満屋だけなのかと、わしらがコロナ禍の中で、これだけしんどいんだと、わしらは助けてもらえないのかという意見も異口同音に聞きます。特別なのはなぜなのかという説明もしていない。天満屋が特別なのだという説明がストンと入っていないということを私たちは感じています。  そういう意味からいうと、どうやってこれから先、市民の方のコンセンサスを取っていこうとされているのか、最後にお聞きをいたします。             〔7番議員 岡田隆行君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 若井経済観光部長。            〔経済観光部長 若井紳壮君 登壇〕 ○経済観光部長(若井紳壮君) この事業につきましては、これまでにも議会の特別委員会を開催していただき、いろいろと議論を重ねながら進めてまいっていると考えております。  また、先ほどありましたように、1期ネウボラ広場については、これから整備していくことで、予算化も認めていただく中で事業を進めているという認識でございます。とは言いながら、先ほど言ったように周知が十分できていなかったということは、十分反省しておりますので、事あるごとにしっかりした周知をしてまいりたいと思っていると同時に、開催しました検討委員会であるとか、ワーキングなどを通じまして、皆様の御意見を聞き、それらをしっかり周知をしていきながら、出せる情報は速やかに出していきながら、そして天満屋ストアさんとも協力をしておる状況の中で、天満屋ストアの情報も出しながら、市民の皆様が安心して、そして、このコロナ禍において、皆さんが安心して暮らせる町をしっかりつくっていくことで、この事業をしっかり進めてまいりたいと考えております。  また、今後はですね、このような状況の中で来年7月のオープンに向けて、早期に成果を出せるように一丸となって取り組んでまいりたいと考えているところでございます。            〔経済観光部長 若井紳壮君 降壇〕
    ○議長(棗田澄子君) 岡田隆行君。             〔7番議員 岡田隆行君 登壇〕 ○7番議員(岡田隆行君) 今のこの店舗、テナントの関係の方たちの御意見、当然聞かれていると思いますが、私たちの共産党としても、何度かお伺いして、お店の方とかにお話を聞きました。  それで、今の1階の状況を見ると、正面を入ってすぐのところに地図がありますけれども、そこに白いあれをずっと張りめぐらせている状態、半分以上が、半分近くがお店がないという状態に今あります。その中で、先がやっぱり見えない、見たいけど見えないんだというお話も聞きます。詳しい説明が自分たちにも来ていないんだというお話も聞いたことがあります。  当然、市民の方にお話をし、納税者である市民の方が税金の一部をこれに使われてもいいよということを認めていただくのは大事なんだけれども、あわせて天満屋で一生懸命働いておられる方、そこの方たちも含めて丁寧に対応していかないと、何をやっているんだと足元から言われてしまうということが懸念されます。  その辺りの情報、きちんと店舗のお話を聞いているのかどうか、最後にそれだけ聞かせてください。             〔7番議員 岡田隆行君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 近藤商工労働課長。            〔商工労働課長 近藤和成君 登壇〕 ○商工労働課長(近藤和成君) テナントさんにつきましては、株式会社天満屋ストアさんが、当然、聞き取りをされながら、調整をされているわけでございます。  本市といたしましても、議員御指摘のとおり、情報発信が十分でなかったというところは反省をしているところで、今後、市民に向けて情報発信をしっかりしてまいりたいと、情報発信についての戦略を練っていきたいと考えております。            〔商工労働課長 近藤和成君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 以上で、通告による質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第100号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第100号については、委員会の付託を省略することに決しました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時59分 休憩                午後0時0分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 再開いたします。  これより、議案第100号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  岡田隆行君、反対者。             〔7番議員 岡田隆行君 登壇〕 ○7番議員(岡田隆行君) 私は、令和2年度府中市一般会計補正予算(第8号)への反対の立場から討論に参加をいたします。  この補正は、今年度の商工費に計上されていた駅周辺のにぎわいづくり事業の予算、4億3,452万4,000円を来年度に繰り越すものです。これは、取りも直さず府中天満屋2階の改修費となり、私たちは、この予算が計上される当初から、この事業の不透明さ、先の展望が見えない中で市民の税金を使うことはどうなのか、コロナ禍のもとでやるべき事業なのか、繰り返して述べてまいりました。  市民の中には、確かに天満屋は府中市のシンボル、逃げてもらっては困ると言われる方もおられます。しかし一方では、ここまでお金をかけて、どれほどの見返りが市民にあるのかと疑問視される方も多くおられます。最終的には、この事業が集客面でも思うように伸びなかった場合、また、税金の投入に見合うだけの効果が得られず、市民の皆さんの御理解が得られなかった場合、かけたお金の面で最終的にだれが責任を取るのか。市長がやったことでは済まない。これに予算でゴーのサインを出す私たち一人一人の議員、この集合体の府中市議会がその責任を取らなければならなくなります。  11月27日の中国新聞の25面にこのような記事が載っていました。「福山市民の声を行政に反映」「モニター制度に534人登録」こうしたモニター制度は、これまでに東広島市や庄原市などがやっていましたが、このたび福山市でもやることになったようです。聞けば目標3,000名だったようで、12月1日以降に広報などを通じて追加募集をかけるそうです。また、その翌日の先週の28日の新聞報道では、安芸高田市でも新市長のもとで100人を目指して市民の意見を聞くモニター制度を創設し取り組むようです。これはいわゆるパブリックコメントではありません。何か新しい事業を始めるとき、こうした形で市民の皆さんの意見を聞くこと、これが大切ではないでしょうか。  私たち共産党も、この天満屋2階活用計画では、もう一度、広く丁寧に市民の皆さんに意見を聞くべきだと主張してきました。今こそ、それが大切な時期だと思います。  市民アンケートを、先ほども申しましたけれども、その中で、「このまま計画を進めてほしい、ただし、きちんと黒字になる計画を市民に明示をしてやってほしい」という意見、あるいは、「もっと店をふやしてほしい」「ほかのスーパーに負けている、値段の面でも負けている」という意見。「商業施設を上手に活用しなければ、市政の利益はない」とおっしゃる方。あるいは「一部の個人経営の店舗に出費・助成するのはいかがなものか」という御意見。「恋しき」のことも書かれていました。「古民家ホテルに活用すれば初期投資がかかる。さらにランニングコストはそれ以上にかかる。採算が取れる確証があるのか」これは、天満屋にも同じことが言えると思います。  幾らコロナ禍のもとでも、いや、コロナ禍のもとだからこそ、やはりこうした大きな投資事業は、将来を見据えてしっかり見ていくべきだと考えます。  こうした理由から、この繰越明許費補正案に反対をいたします。             〔7番議員 岡田隆行君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 大本千香子君、賛成者。             〔16番議員 大本千香子君 登壇〕 ○16番議員(大本千香子君) それでは、議案第100号、一般会計補正予算(第8号)について、賛成の立場から討論をさせていただきます。  今回は駅周辺の賑わいづくり事業として、4億3,452万4,000円の繰越明許の補正についてでございます。  この賛成の理由として、一つ、繰り越しの理由が新型コロナ感染の影響を鑑みての理由ということで、明快であるということ。これについて、市の瑕疵は認められないと思います。  2番目に事業の推進に当たり、母体となる天満屋さんとの情報共有や連携をしっかり取られているということ。御指摘された民間業者に肩入れをするという考えではなく、譲渡いただいた2階の市のスペースを整備していく事業であるので、御批判は当たらないと思います。  また3点目に、これ以上の工期の延期は考えられないということです。一体として天満屋さんとグランドオープンする中で、7月オープンということは、もう決定しておりますので、粛々とこの工期に間に合うように、グランドオープンに間に合うように、確実な工事を進めていただけるようにスケジュール管理もきちんとして進めていただきたいと思います。  天満屋は、例えばアンケートと言われましたけれども、どこまでのアンケートかよくわかりませんが、皆さんのお声がたくさんあることは承知しております。おっしゃったような御意見もたくさんありますし、また、ぜひ、府中市の中心になるところなので、元気にしてもらいたいというお声もたくさんいただいているております。  天満屋は、今、市役所のちょうど前にございますし、中心市街地の中の中核になるところでございます。ここの中核の部分がみすぼらしくなり、あるいは廃れたり、人の往来がなくなってくる、このような状況を避けるために中心市街地の活性化の策として、天満屋さんとも御協力をいただきながら、府中市として整備を進めており、採算性と言われますけれども、府中市のエリアでの採算は、これは行政の仕事なので、採算という観点ではあり得ないと思います。  ネウボラにしても、採算を考えての事業ではございません。人が集まってくることを見越して、それから先、天満屋さんがどのような展開をされるのか、それは天満屋さんが売り上げをどうするかを考えていただけたらいいことであって、府中市としては、便利なところに市民の皆さんが喜んでいただける施設を整備していく、これは、未来の子供たちのための投資でもあると考えております。  以上の理由で賛成いたします。             〔16番議員 大本千香子君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 加納孝彦君、賛成者。             〔11番議員 加納孝彦君 登壇〕 ○11番議員(加納孝彦君) 11番議員の加納でございます。議長の御指名をいただきましたので、議案第100号、府中市一般会計補正予算(第8号)について、賛成の立場で討論に参加をさせていただきます。  さきの賛成討論の中で、大筋は同様の意見でございますので、繰り返しは申し上げませんが、その中にあって、1点おわびがあった9月議会での上程ができなかったこと。これについては反省もされているようでございます。  その中で、臨時議会をやらなければ事業実施ができないというところの拙速というような表現も、先ほどの質疑ではお聞きしましたけれども、一大事業であります。9月に出てこなかったことについては、よろしくなかったところもあるかもしれませんが、天満屋さんとの共同事業の中で、7月にオープンに向けて、骨のスケジュールに合わせていくために、1月、2月に臨時議会は行われるということ。これは、定例議会だけが議会じゃない。議員も、それに向けて協力をしていかないといけないと思っておりますので、私は幾らでも臨時議会は受け入れる覚悟でございますし、よりよくなるためのそういった議会であれば、機会をつくっていただければと思っております。  あと、確かに、ある店舗に行政がお金をかけるといった声は当初からありましたけれども、これについては、最初から、そうではないんだという説明は議会でも受けております。これを説明するのも議員の仕事であります。それを一緒になって天満屋さんにお金をかけるということを言っていたんでは、議会としてはだめなんじゃなかろうかと。そうじゃないんだ、先ほども討論ありましたように、天満屋の2階の譲渡された部分を市役所が活用するという考え。また、天満屋の売り場に関しては、天満屋が黒字化になるように民間として工夫をされているのが、今のテナントであったり、売り場の改修であったりといったような。これが合わさったときに、あそこの位置に市民が集える場所といったような、にぎわえる場所といったことが実現してくるのかなと思っておりますので、この辺りは、少しすみ分けをして考える必要があろうかと思います。  この辺りは、しっかりと市民の方に説明を広報なり、何なりで、市役所、市長にもお知らせをお願いしたいところでありますけれども、議員もそういった覚悟で臨まないといけないとは思っております。  何はともあれ、予算は既に議決をされた事業であります。7月オープンに向けて繰り越すことについては、何ら問題がないと私も思っております。             〔11番議員 加納孝彦君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) これにて討論を終結いたします。  これより、議案第100号を採決いたします。             (2番議員 芝内則明君 退席)             (9番議員 土井基司君 退席)              (10番議員 水田豊君 退席) ○議長(棗田澄子君) 本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(棗田澄子君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。             (2番議員 芝内則明君 復席)             (9番議員 土井基司君 復席)              (10番議員 水田豊君 復席)            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 日程第18、事務事業評価の報告についての件を議題といたします。  総務文教常任委員会、厚生常任委員会及び建設常任委員会の各委員長から、事務事業評価結果について報告したい旨の申し出がありましたので、これを許可いたします。  なお、各委員会の事務事業評価の結果はタブレットに配信しておりますので、御参照ください。  まず、総務文教常任委員会、加納委員長。           〔総務文教常任委員長 加納孝彦君 登壇〕 ○総務文教常任委員長(加納孝彦君) 議長より御指名をいただきましたので、総務文教委員会の報告として、事務事業評価結果について、御報告を申し上げます。  本委員会では、議会による事務事業評価の対象事業として、6事業を抽出いたしました。今後の事業の方向性と、議会としての評価・意見を取りまとめましたので、執行部に対し、次のとおり提言いたしたいと思います。  まず、災害対応力強化事業につきまして、一部見直しの上、継続すべきと考えます。市民向けの情報伝達手段の充実は必要であると考えております。府中市防災メールや一斉架電システム等の普及・拡充を図られたい。  次に、地域IoT計画策定推進体制構築支援事業につきまして、一部見直しの上、継続すべきと考えます。必要な事業と考えるが、分野ごとの地域課題解決にどのようにIoTを活用するのか、この事業により、何ができるのか、詳細な実施計画を早急に策定し、示されたい。  次に、学びのセーフティネット構築事業について、一部見直しの上、継続すべきと考えます。部活動支援員については、効果的な活用を図るとともに、市内全中学校への配置に向けた取り組みとして転換をされたい。特別教育支援員の配置につきましては、個々の事例に合わせて有資格者の採用も含めて検討をされたい。  次に、ドローンに特化したファブラボ整備事業につきまして、抜本的な見直しの上、継続と考えます。この事業には、一定のニーズがあることは認めるところであります。事業を継続・発展させるに当たり、事業収支評価が行われていないので、目的に即した運営がなされているか、早期に検証をされたい。また、運営体制と運営場所の変更も含め検討をされたい。  次に、スポーツによる魅力あるまちづくり。これは、芝生グラウンド事業についてです。抜本的な見直しの上、継続と考えます。当初の計画に進捗が認められないことから、候補地も含めて白紙に戻し再検討をされたい。  最後に移住定住促進事業については、休止・廃止すべきと考えます。何年間も一部見直しを行いながら継続してきた事業でありますが、事業効果は全く見えないため、廃止をされたい。現段階においては、府中市の魅力をオール府中で磨き上げることが先決であると考えます。  以上、誠に簡略ではありますが、総務文教委員会における議会による事務事業評価結果を申し上げ、報告とさせていただきます。           〔総務文教常任委員長 加納孝彦君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 続いて、厚生常任委員会、大本委員長。           〔厚生常任委員長 大本千香子君 登壇〕 ○厚生常任委員長(大本千香子君) 議長のお許しをいただきましたので、厚生委員会における議会による事務事業評価結果について報告いたします。  本委員会では、議会による事務事業評価の対象事業として、府中版ネウボラ設置事業、放課後の児童の居場所づくり事業、三玉プロジェクト、サービスつき高齢者向け住宅入居者支援事業、医療体制確保事業、湯が丘病院基本構想策定事業の6事業を抽出し、今後の事業の方向性と議会としての評価・意見を取りまとめましたので、執行部に対し、次のとおり提言いたします。  1、府中版ネウボラ設置事業については、現状のまま継続すべきと考えます。妊娠期から子育て期までの一貫したサポート・相談窓口として、より充実させるため、多職種との連携を強化し、専門性の強化を図られたい。また、働く母親が相談しやすい時間帯の検討やオンライン相談の拡充等を検討されたい。  2、放課後の児童の居場所づくり事業については、現状のまま継続と考えます。子供の居場所づくりと親の就労支援の事業として定着してきているが、各事業の取り組みに地域差があるのではないか。必要な支援員を確保し、関係機関と連携を図られたい。  3、三玉プロジェクトについては、抜本的な見直しの上、継続すべきと考えます。事業としての必要性は確かだが、地域住民のニーズをさらに確認しながら、真に住民のためになる施設として検討されるべく、補助金と過疎債で市の負担は軽減される事業となっているものの、費用対効果を含め、抜本的な見直しをされたい。  4、サービス付き高齢者向け住宅入居者支援事業について、一部見直しの上、継続すべきと考えます。地域包括ケアの一環として必要な事業であるが、さらなる経営努力で損益分岐点を越えるよう努められたい。  5、医療体制確保事業については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。医療提供体制拡充のため必要不可欠な事業であり、その効果を十分発揮できるよう、きめ細かい対策を取られたい。  6、湯が丘病院基本構想策定事業については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。将来構想検討委員会において、積み残された課題について早急に整理し、問題を明確にした上で、建てかえスケジュールを明示されたい。  以上、誠に簡略ではありますが、厚生委員会における議会による事務事業評価結果を申し上げ、報告とさせていただきます。           〔厚生常任委員長 大本千香子君 降壇〕
    ○議長(棗田澄子君) 続いて、建設常任委員会、加藤委員長。            〔建設常任委員長 加藤吉秀君 登壇〕 ○建設常任委員長(加藤吉秀君) 続いて、建設常任委員会における議会による事務事業評価結果について報告いたします。  本委員会では、議会による事務事業評価の対象事業として、桜が丘団地子育て応援モデル住宅販売事業、産業振興ビジョンの策定、地域活性化に向けた公共交通の構築、上下地域の観光振興事業(上下プログラム)、駅周辺の賑わいづくりの5事業を抽出し、今後の事業の方向性と議会としての評価意見を取りまとめましたので、執行部に対し、次のとおり提言いたします。  1、桜が丘団地子育て応援モデル住宅販売事業については、休止・廃止すべきだと考えます。団地販売促進の手段として工夫されたもので、一定の評価はできるが、団地販売全体を考えた場合には、販売促進に直結したものとは言い難く、また、ニーズに合致しない住宅は費用対効果が低いと考えます。今後、コロナ禍で販売が苦戦すると予想され、販売価格のさらなる値下げを行うとともに、本事業を廃止し、インパクトのある事業を検討されたい。  2、産業振興ビジョンの策定については、現状のまま継続すべきと考えます。ビジョンの策定に当たり、策定委員会やワーキンググループにより、多くの意見が反映されたものとして評価できます。今後は、ビジョン策定に終わることなく、ビジョンに掲げる目標を達成するためには、産業連係室のリーダーシップが必要不可欠であり、そのために産業連係室の機能をさらに拡充されたい。  3、地域活性化に向けた公共交通の構築については、休止・廃止すべきと考えます。高齢化社会や核家族化が進展する中、公共交通の必要性は高まっているものの、利用者は少なく、期待していたスマートフォンによる予約がなく、オンデマンド交通の検証となっていません。本事業の取り組みは廃止し、地域のニーズ調査を行った上で、利用しやすい公共交通としての取り組みを実施されたい。  4、上下地域の観光振興事業、上下プログラムについては、一部見直しの上、継続すべきと考えます。外国人観光客の来訪は、他の観光客の注目を浴びるなど、必要なことではありますが、目に見える効果を期待するためには、国内での来訪者に対する取り組みを優先させ、収益を上げていただきたい。翁座について、上下地域全体の観光ビジョンを明確にした上で、活用方法を早急に決定すべきである。ただし、復元改修は費用対効果がきわめて低いため休止し、例えば見物施設とするなど、費用対効果が比較的高い活用を検討されたい。  5、駅周辺の賑わいづくりについては、現状のまま継続すべきと考えます。駅周辺の賑わいづくりは、長期間停滞していた課題解決の取り組みとして必要である。また、府中天満屋のネウボラと屋内広場は順調に進んでいる。府中駅から国道まで抜ける道路を整備するなど、最大限の効果を発揮するよう、継続して取り組まれたい。  以上、誠に簡略でありますが、建設委員会における議会による事務事業評価結果を申し上げ、報告とさせていただきます。            〔建設常任委員長 加藤吉秀君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 各委員長の報告が終了いたしました。  各報告に対する質疑は、議会運営委員会の決定により省略いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  議案調査のため、12月1日及び12月2日の2日間、休会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、12月1日及び12月2日の2日間、休会することに決定いたしました。  次回は、来る12月3日、午前10時から本会議を開きます。  ただいま御出席の諸君には、別に通知はいたしません。御了承の上、御参集願います。  本日はこれにて散会をいたします。                 午後0時28分散会...