○
主査(
大本千香子君) ただいまから、
予算特別委員会厚生分科会を開会いたします。
これより議事に入ります。
予算特別委員会に付託されました
議案第66号「
令和2年度
府中市
一般会計補正予算(第4号)について」の件を議題といたします。
補足があれば、
提案者からの
説明を求めます。
唐川健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
唐川平君) それでは、
議案第66号を配信をいたします。
補足説明はございません。
○
主査(
大本千香子君) これより、
議案第66号中、本
分科会の
審査区分となっている部分に対する
質疑を行います。
質疑は款または項の
番号順に行い、原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いいたします。
なお、
歳入のうち本
分科会の
審査区分となっている
歳出と関連のあるものについては、
歳出のところであわせて
質疑を行っていただくようお願いいたします。。
まず、2
款総務費、3項
戸籍住民基本台帳費と、これに関連する
歳入について
質疑のある方は、順次御
発言を願います。
広瀬副
主査。
○副
主査(
広瀬和彦君)
委託料、
戸籍住民基本台帳事務に要する
経費ということで、今回の
補正として
電算プログラム変更業務委託料390万円、これ、
国庫支出金になっているんですが、この
変更の
内容をお伺いします。
○
主査(
大本千香子君)
川崎市民課長。
○
市民課長(
川崎公也君)
改修の
内容でございますけれども、行政での
情報通信技術の活用の推進を図り、
事務の
効率化、
住民の
利便性の
向上を目的とする
デジタル手続法という法律が
令和元年5月31日に成立をしております。これを受けまして、
国外転出後も
個人認証の基盤として利用できるよう、
戸籍の
附票の
全国ネットワークシステムを構築していくことが国において決定をされているところでございます。今後5年間で
改修作業、
検証作業等を行い、
運用開始は
令和6年度からの
予定となっているものでございます。
戸籍の
附票につきましては、
戸籍システム上の
戸籍に関する
台帳の一つでございますけれども、
住所の変遷を記録していくために、
住民台帳システム上の
住所履歴と連動しているものでございます。そのため、今後、両
システムの
改修が必要な国の
事業になってございます。
この
改修による
利便性の
向上としましては、
国外に滞在する
日本国民の
本人確認が国の
機関等で可能になり、マイナンバーカードの
発行、あるいは
電子証明書の更新が今後可能になっていくと。
また、
住所の過去の
履歴の
保存期間が150年とされましたことから、動産、
自動車等ですね、不動産の売買時の
居住関係の
証明が今後容易になっていくことが考えられております。
さらに、
婚姻届など
戸籍の届出の際の
戸籍の
添付が不要になっていくと。また、
住所地市町で
戸籍の写しの
発行が可能になっていくと。そういった
利便性の
向上が
予定をされているところでございます。
また、年金や
児童扶養手当の
手続等、
戸籍の
添付が必要なそのほかの
社会保障分野での
申請手続の
簡素化も進められていく
予定になっております。
改修の
内容につきましては、いわゆる
住民基本台帳システム、この
パッケージソフトウエアの
バージョンアップという形での
費用一式の額でございます。
○
主査(
大本千香子君)
広瀬副
主査。
○副
主査(
広瀬和彦君) 分かりました。ありがとうございます。
これに関わって、市の
事務関係、この
住基台帳に関わる市の
事務的な何か
変更とかはあるんでしょうか。
○
主査(
大本千香子君)
川崎市民課長。
○
市民課長(
川崎公也君) 先ほども申しましたけれど、この
利便性等、
運用開始が
令和6年度からの
予定とされておりますので、現
状況では
システム改修で、具体的な
窓口等での
事務の
変更は現時点では
発生いたしません。
○
主査(
大本千香子君)
広瀬副
主査。
○副
主査(
広瀬和彦君) これ、
令和6年から
使用開始ということなんですが、その時点で
事務のそういった
手続というか、そういったものは
変更的なものがあるんでしょうか。
○
主査(
大本千香子君)
川崎市民課長。
○
市民課長(
川崎公也君) 先ほど申し上げました
利便性の
向上の
予定策、国の
予定策につきましては、
令和6年なんで、今後5年の間で国でそういった
関係の
法令改正を
予定されているところでございます。現行では
利便性の
向上の
予定策等については、まだ
法令等は改正されていない、今後順次改正されていくと。それに伴い
事務が
変更していくものと考えております。
○
主査(
大本千香子君) ほかにありませんか。
森川分科員。
○
分科員(
森川稔君) 一点だけちょっとお伺いしますけれども、
バージョンアップということなんですが、そうであれば、これ、当初
予算に入ったんじゃないかなと思うんですけど、何で今回の
補正になったのか、その辺の理由をお聞かせください。
○
主査(
大本千香子君)
川崎市民課長。
○
市民課長(
川崎公也君)
戸籍システム改修は法務省より既に
システム改修の
仕様書とか
予算が示されておりましたので、当初
予算で計上させていただいているところでございますが、今回の
住基システム側の
改修は、国の
仕様書、具体的な
技術仕様書が今4月に
総務省より各
システム開発をしているベンダーに示されたという時期的な
状況がございました。ですので、今議会での
補正要求という
状況になっております。
全国の自治体でも同様の
補正対応となっているものでございます。
○
主査(
大本千香子君) ほかにありませんか。
〔ほかに
質疑する者なし〕
○
主査(
大本千香子君) 続いて、3
款民生費と、これに関連する
歳入について
質疑のある方は、順次御
発言を願います。
水田分科員。
○
分科員(
水田豊君)
老人福祉費で2,654万9,000円、
介護保険制度整備という名目なんですが、これの
内容について教えてください。
○
主査(
大本千香子君)
山路介護保険課長。
○
介護保険課長(
山路英利君)
予算書の20ページに
介護保険特別会計の
操出金という項目がございまして、こちらの
内容になっております。
先ほどの
議案第65号に関する低
所得者の
介護保険料の
軽減分として2,622万2,000円、また、緊急時
対応ネットワークの
事業分として32万7,000円、合わせて2,654万9,000円を国、県、市の
負担分として
介護保険特別会計に繰り出すものでございます。
○
主査(
大本千香子君) ほかにありませんか。
〔ほかに
質疑する者なし〕
○
主査(
大本千香子君) 続いて、4
款衛生費、1項
保健衛生費のうち、1目
保健衛生総務費011
細目新型コロナウイルス感染症対策に要する
経費のうち、
公共交通感染防止対策支援金を除くと、これに関連する
歳入について
質疑のある方は、順次御
発言を願います。
広瀬副
主査。
○副
主査(
広瀬和彦君) 20ページで
障害者訓練事業所支援委託料49万4,000円が今回
補正で上がっていますが、これについては6月
補正の
説明資料の中の
金額とちょっと
整合性が取れていないように思うんですが、49万4,000円と先ほどの
補正説明の
金額との
整合性をちょっと教えていただきたいと。
○
主査(
大本千香子君)
佐々本
福祉課長。
○
福祉課長(
佐々本積君)
障害者施設に関しての
委託料については26万2,000円ですが、
マスクの
配布のための
消耗品費が2万8,000円、そちらの20ページのところですね、
消耗品費とありますが、そちらが2万8,000円、それから
障害者事業所に
マスク配布の文書の
印刷をお願いするための
印刷製本費が11万円、それから
マスクの
配布輸送料として、
通信運搬費として9万4,000円、合計が49万4,000円となっております。
○
主査(
大本千香子君)
広瀬副
主査。
○副
主査(
広瀬和彦君) 次に、
対象事業所数と
委託料をお伺いします。
○
主査(
大本千香子君)
佐々本
福祉課長。
○
福祉課長(
佐々本積君)
障害者が
作業訓練を行っている
事業所に対して
委託をかけるものになりますので、
作業訓練を行っている
事業所については、
市内13
事業所がございます。
障害者訓練事業所におきましては、
新型コロナウイルスの
影響で
企業活動が停滞したことにより、これまで民間から請け負っていました
事務量が減少したため、通所されている
障害者の
就労訓練の機会を確保するために、こうした
委託を行うものになります。
○
主査(
大本千香子君)
広瀬副
主査。
○副
主査(
広瀬和彦君) 実際に各
事業所や
市内企業、これの実際の
発注状況はどういった
状況になっているんでしょうか。
○
主査(
大本千香子君)
佐々本
福祉課長。
○
福祉課長(
佐々本積君) 各
事業所の
発注状況の詳しいところの明細について伺っておる
状況はありませんが、ニチマンさんなんかで靴の箱をつくったりとか、そういったものの
作業をされている
事業所があると聞いております。
○
主査(
大本千香子君)
広瀬副
主査。
○副
主査(
広瀬和彦君) すみません、ちょっと聞き漏らしていたんで、ごめんなさい。
20ページの
介護障害福祉サービス継続支援事業助成金のことなんですが、
コロナ禍によって
介護や
障害福祉サービスにどのような
影響が出ているのか、現状をちょっとお聞きします。
○
主査(
大本千香子君)
山路介護保険課長。
○
介護保険課長(
山路英利君)
介護障害事業所の
影響でございますけれども、
マスクやアルコールなど
衛生用品の確保が困難な
状況であるとか、
サービス提供時に
飛沫感染防止に苦心する
職員の
負担、また、
新型コロナウイルス感染対策に係るコストの増大、デイサービスなどの
利用者の縮小による減収の
影響が出ている実情をお聞きしているところでございます。
こういった現場が抱えるダメージを
支援するために、これまで市の
独自支援策として各
企業、団体から御寄附をいただきました
マスク、
消毒液の
配布を行うとともに、
府中マスクバンクからいただきました
布製マスクをお届けさせていただいたところでありますけれども、
介護・
障害事業所と
意見交換を行う中でいただきました御
意見に対応するため、さらに今回、市の
独自支援策といたしまして、第2波、第3波の到来や、
クラスター発生時の
衛生用品の
支援や
飛沫対策防止の
アクリル板の
設置など、そういった
助成金の
支援を行っていきたいと考えているところでございます。
○
主査(
大本千香子君)
広瀬副
主査。
○副
主査(
広瀬和彦君) 今回の
補正で
950万円が上がっているんですが、この
支援内容と
対象事業所数を教えてください。
○
主査(
大本千香子君)
山路介護保険課長。
○
介護保険課長(
山路英利君)
支援内容につきましては、
介護・
障害事業所における
職員や
利用者の安全を確保するため、
事業所が行う
飛沫拡散防止のための
アクリル板の
設置でありますとか、
環境整備に対する実費を
助成するものでございます。
なお、
対象は
市内に所在する
介護・
障害の
サービス事業所といたしまして、1
事業所10万円を限度に
助成をするものでございます。このことで
クラスターの
発生を未然に防ぎたいと考えているところでございます。
対象の
事業所でございますが、
市内介護のほうが113
事業所、
障害のほうが約60
事業所という
状況でございます。
○
主査(
大本千香子君) ほかにありませんか。
〔ほかに
質疑する者なし〕
○
主査(
棗田澄子君) なければ、本案に対する
質疑はこれにて終了いたします。
続いて、
議員間討議についてお諮りをします。
本
議案について、
議員間討議を要求される方は挙手をお願いします。
〔挙手する者なし〕
○
主査(
三藤毅君) それでは、本
議案について、
議員間討議は実施いたしません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
主査(
大本千香子君) 以上で、
予算特別委員会に付託された案件の本
分科会における
審査は終了いたしました。
分科会報告の作成につきましては、御一任願います。
以上で
予算特別委員会厚生分科会を
散会いたします。
午前11時35分
散会...