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令和元年第4回予算特別委員会(12月16日)
令和元年第4回定例会(12月16日)

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  1. 府中市議会 2019-12-16
    令和元年第4回予算特別委員会(12月16日)


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    令和元年第4回予算特別委員会(12月16日)               令和元年第4回府中市議会定例会                予算特別委員会会議録  令和元年12月16日午前10時10分、予算特別委員会本市議事堂において開会した。 1 出席委員   委員長  大本千香子        副委員長  三藤 毅   委 員  芝内則明         委  員  福田 勉   委 員  森川 稔         委  員  広瀬和彦   委 員  安友正章         委  員  岡田隆行   委 員  楢﨑征途         委  員  土井基司   委 員  水田 豊         委  員  加納孝彦   委 員  山口康治         委  員  本谷宏行   委 員  加島広宣         委  員  田邉 稔   委 員  橘髙尚裕         委  員  丸山茂美   委 員  棗田澄子 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   市長       小野申人   副市長       村上明雄   教育長      平谷昭彦   総務部長      粟根誠司
      地域振興担当部長 後藤 勝   健康福祉部長    唐川 平   経済観光部長   若井紳壮   観光戦略推進担当部長                             森川祐司   建設部長     杉島賢治   教育部長      荻野雅裕   人事課長     皿田利光   総務課長選管事務局長                             岡田宏子   財政課長     宮 康展   政策企画課長    豊田弘治   商工労働課長   近藤和成   教育政策課長    大和庄二郎 1 事務局及び書記   事務局長     赤利充彦   議事係長      小林正樹 1 本日の会議に付した事件   議案第95号 令和元年度府中一般会計補正予算(第3号)について            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時10分 開会 ○委員長大本千香子君) ただいまから、予算特別委員会を開会いたします。  これより、議事に入ります。  本特別委員会に付託されました議案第95号「令和元年度府中一般会計補正予算(第3号)について」の件を議題といたします。          (「開会時間がおくれた説明は」と呼ぶ者あり)  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時12分 休憩                午前10時13分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長大本千香子君) 再開いたします。  予算特別委員会の開会時間がおくれた旨について、事務局より報告がございます ○事務局長赤利充彦君) 定刻に開会できなかったことについて御説明いたします。  私どものほうで、きょうの議会運営委員会におきまして用意しておりました内容と多少、異なっておったことがございまして、その書類の修正等に手間取りました。それについて、皆様方に御説明、謝罪を申し上げる暇もなくこの委員会に入ってしまいましたことは、事務局の失態でございます。大変、申しわけございませんでした。以後このようなことがないようにさせていただきます。  私のほうで時間がおくれるのがわかっていながら、皆様方にちゃんと御説明ができなかったということにつきましては、本当に私の責任と感じております。申しわけございません。 ○委員長大本千香子君) これより議事に入ります。  本特別委員会に付託されました議案第95号「令和元年度府中一般会計補正予算(第3号)について」の件を議題といたします。  本案については、分科会を設けて審査いたしましたので、各分科会の報告を願います。  まず、総務文教分科会三藤主査。 ○総務文教分科会主査(三藤毅君) 委員長の御指名をいただきましたので、ただいま議題となっております議案第95号について、総務文教分科会における審査の概要を御報告申し上げます。  なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告させていただきます。  10款教育費について、分科員から「社会体育推進に要する経費のオリンピックパラリンピック関連事業業務委託料500万円を具体的にどう使っていくのか」という趣旨の質疑があり、担当課長から「大きく分けて3つの事業を考えている。まず1つ目は聖火リレーオリンピックパラリンピックへの参加機運の醸成のための費用である。来年5月19日に実施するオリンピック聖火リレーは、多くの市民に盛り上げていただきたいと考えている。今月なかば以降には聖火リレーのランナーの氏名と市内のコース詳細ルートが発表される予定であり、決定したコースを示した広報チラシの作製・配布、ぐるっとバスのラッピング、市役所や文化センターなどでのパネル展示や動画を流すなどの取り組みをして機運の醸成を図る。また、リレー当日に数百人のボランティアが必要になると想定され、年度内に募集しないと間に合わないため、折り込みチラシといった募集のための経費を計上している。  2つ目は、メキシコ及びパラグアイ選手団との交流のための費用である。  メキシコ選手団広島県内各地で既に事前合宿を行っており、パラグアイ選手団は福山市、尾道市、神石高原町、府中市で事前合宿を行う予定となっている。  先月、メキシコ女子ソフトボールチームの皆さんに府中市に来ていただき府中市の子供たちと交流する機会を設けたところだが、今後も積極的に機会を設けたいと考えており、その際のバスの借り上げ、通訳の手配、応援グッズ作製費用を考えている。  3つ目が、府中市にゆかりのあるアスリートとの交流のための費用である。府中市にゆかりのあるオリンピックパラリンピックに出場の可能性があるアスリートを応援するため、懸垂幕の作製や実際に選手を招いての講演会・体験会などの実施費用を考えている。仮に府中市にゆかりのあるアスリートを招くことが難しい場合には、連携協定を締結している企業に属しているトップアスリートを招いての交流会も実施していきたいと考えている」という趣旨の答弁がありました。他にも質疑がありましたが、質疑を終結し、審査を終了いたしました。  以上、まことに簡略ではありますが、総務文教分科会における審査の概要を申し上げ、報告とさせていただきます。 ○委員長大本千香子君) 続いて、厚生分科会棗田主査。 ○厚生分科会主査棗田澄子君) 委員長の御指名をいただきましたので、ただいま議題となっております議案第95号について、厚生分科会における審査の概要を御報告申し上げます。  なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告させていただきます。  2款総務費について、分科員から「戸籍住民基本台帳費の経費が46万9,000円計上されているが、この内訳について伺いたい」という趣旨の質疑があり、担当課長から「現在、総務省より、令和2年度に実施予定のマイナンバーカードを利用した消費活性化策通称マイナポイント制度を利用するための手続を支援する窓口を設置するよう要請が来ており、この作業のため令和2年1月から3月の間の雇用予定臨時職員の人件費である。新年度も継続して雇用予定だが、事前の操作研修などが必要となるため、補正をお願いしている。なお、国の補助対象事業となるため、3月議会で歳入の補正を別途する予定なのでお願いしたい」という趣旨の答弁がありました。ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、審査を終了いたしました。  次に、繰越明許費について、分科員から「三玉プロジェクト施設整備経費1,719万6,000円が繰越明許費となっているが、4階5階を減築することにより、当初、予定していた機能が変わるのか。また、総事業費は幾らとなるのか」という趣旨の質疑があり、担当課長から「減築部分は、もともと機械室、倉庫や職員の休憩室として使われていたため、当初から予定していた機能については、全て1階から3階を使うことをイメージしており、影響はない。また、総事業費のうち本事業にかかわってこれまで予算化している事業費は、基本設計実施設計及び水道工事費の合計で約2,000万円となる。この財源内訳は、国庫補助が364万円あり、これ以外については、過疎事業債を適用する。過疎事業債に対する交付税措置などを除いた一般財源は約700万円となる。加えて、旧三玉医院施設の改修費の詳細については、今後、実績の中で確定をしていくこととなるが、基本設計の際の想定で3億6,500万円必要となると見込んでおり、そのうち、国庫補助過疎事業債に対する交付税措置などを除いた一般財源は約5,500万円となる。総事業費は、先ほどの基本設計実施設計水道工事費の合計約2,000万円と3億6,500万円を加えた額、3億8,500万円となり、市の負担額は合計で約6,200万円となる予定。ただし、駐車場整備にかかる経費は、現時点で未定であることを御承知おきいただきたい」という趣旨の答弁がありました。ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し審査を終了しました。  以上、まことに簡略ではありますが、厚生分科会における審査の概要を申し上げ、報告とさせていただきます。 ○委員長大本千香子君) 続いて、建設分科会山口主査。 ○建設分科会主査山口康治君) 委員長の御指名をいただきましたので、ただいま議題となっております議案第95号について、建設分科会における審査の概要を御報告申し上げます。  なお、審査内容につきましては、重立ったもの御報告させていただきます。  7款商工費について、分科員から「基本構想策定業務委託料600万円の補正について、日程的な制約があってこのタイミングなのか」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「今年6月に府中天満屋を活用してにぎわいあるまちを創出するために、新たな魅力を備えたまちの顔となる拠点づくりについて、連携・協力を行うことで覚書きを締結し6月以降、定期的に協議を行ってきた。今後、駅周辺等におけるにぎわいづくり創出の実現に向けて、内容を整理し協定書を締結する予定となっている。この協定書が内容的に煮詰まってきたこともあり、12月で補正予算を計上をさせていただいた」という趣旨の答弁がありました。  続いて、分科員から、「ネウボラに限った場合、当初どの程度の予算を想定されていたか」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「ネウボラに限定した費用は、計画ゾーニング平面レイアウト、パース、共通費等で約250万円の費用が必要となる」という趣旨の答弁がありました。  続いて、分科員から、「にぎわいづくり創出により人が集まり、府中天満屋の売り上げの効果につながる。これは、一企業への利益誘導にならないか」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「府中天満屋の2階の一部を活用する目的として、ネウボラのような社会的課題を解決する施設を設置するとともに中心市街地の魅力を高め、駅周辺にぎわいづくりを創出することを官民が共同して行うことにより、まちづくりという観点において、お互いの強みを掛け合わせ、利用者の利便性の向上が図られるものと考える。結果として、府中天満屋への集客が増加することも予想されるが、利用者の利便性の向上が図られることで、一企業への営業支援とは考えていない」という趣旨の答弁がありました。  続いて、分科員から、「基本構想策定により、中に入る内容や集客数などがわかってくると思うが、市長としての意気込みを伺う」という趣旨の質疑があり、市長より「今回の議論の中で人口減少が進む中で、何もしないで手をこまねいているとまちの活力が失われていくということは認識している。そうした中で、教育、子育て、高速通信網の整備、駅周辺にぎわいというのは大変重要な課題だと認識している。駅周辺の拠点の一つである府中天満屋から、約4,000平方メートルを超えるスペースの譲渡の申し入れや、今回、天満屋の大改修ということで、これは企業にとっては相当重い判断をされた中での申し入れがあった。天満屋と府中市が一体となって、駅周辺の一帯を盛り上げていくべきであり、その取り組みを進めていきたい。今回の予算は、そのたたき台となるものである」という趣旨の答弁がありました。他にも質疑がありましたが、質疑を終結し、委員間討議に入りました。  分科員から、「事業を行うには、費用対効果を考えた上で進めることが今後ますます大切になる。今回の件については、必要最小限度の床面積で再生を図るということで、とりあえずは少しずつの費用で先を見据えて手を打っていくという手法が合っている。それと自分の利益だけではなくて、多くの人たちに愛され必要とされるような場所であるということを考えていくことが大切である」という意見がありました。別の分科員から、「市長から府中天満屋という商業施設でしっかり府中市のにぎわいのために頑張って整備も行っていきたいという意気込みも伺った。市民や議会も含め、一緒に考え前に進んでいくような計画策定をしていただければと考える」という意見がありました。他にも意見がありましたが、委員間討議を終結し、審査を終了いたしました。  以上、まことに簡略ではありますが、建設分科会における審査の概要を申し上げ、報告とさせていただきます。 ○委員長大本千香子君) 各分科会の報告が終了いたしました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時32分 休憩                午前10時32分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長大本千香子君) 再開いたします。  これより、各分科会の報告に対する質疑に入ります。  ただいまのところ、通告はありませんので、各分科会の報告に対する質疑を終結いたします。  これより、議案第95号の討論に入るのでありますが、本案に対しては楢﨑征途君外1名から、また、三藤毅君他2名から、タブレットに配信しておりますとおりそれぞれ修正の動議が提出されております。  この2件を、本案と合わせて議題といたします。  まず、楢﨑委員外1名から提出された修正案について、提出者の説明を求めます。  楢﨑委員。 ○委員(楢﨑征途君) 私、楢﨑征途は今回の補正予算のうち議案第95号、令和元年度府中一般会計補正予算(第3号)について、計上されている600万円の支出は不適当と考え、これを削除することを求める修正案を提出いたします。  主たる理由は、この600万円の使途が駅周辺にぎわいを創出させるための基本構想を作成するためとされ、全く具体性に乏しく要領を得ず、まして多くの市民の声も聞かず見切り発車しようとするところから、到底、容認できるものではないため、この原案に反対し600万円の削除を求めるものです。 ○委員長大本千香子君) 続いて、三藤委員外2名から提出された修正案について、提出者の説明を求めます。  三藤委員。 ○委員(三藤毅君) 議案第95号、令和元年度府中一般会計補正予算(第3号)に対する修正案の説明を申し上げます。  第1条第1項中、1億4,766万円を1億4,466万円に、218億8,423万1,000円を218億8,123万1,000円に改めるものでございます。  内容につきましては、歳出7款商工費、1項商工費、2目商工振興費商工振興に要する経費600万円を300万円に改めるものでございます。これに伴いまして、歳出財政調整基金繰入金も300万円の減額となります。  提案の理由といたしましては、先ほど、建設分科会の御報告にもありましたように、もう少し慎重にしていってはどうかという委員間での討議もございました。今、内容でわかっているところはネウボラをやっていこうということでございまして、そこまでは各議員、承知のことであるところでございますが、さらにその先、どういうものができていくというような構想がきちんと定まっておりません。その中で、600万円ではなく300万円で一応、基本構想を作成をしていただいて、例えば、特別委員会を設けて、さらに議員間の討議を進め、また市民にもわかりやすく説明して市民がさらににぎわいづくりをできるようなものにしていきたいという思いから、事を慎重に進めるということでございます。  これからいろいろな意見を伺う中で、よりよいものにしていきたいと思いますので、そこだけは皆さん、承知をしていただきまして、この修正案を御承認いただきたいと思います。  以上、府中市議会規則第99条の規定により提出をいたします。  提出者、丸山茂美山口康治、三藤毅。 ○委員長大本千香子君) これをもって修正案の説明を終結いたします。  ここで、暫時休憩いたしますから、各修正案に対する質疑のある諸君は、休憩中に発言通告書を事務局へ提出願います。  それでは、暫時休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時39分 休憩                午前11時16分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長大本千香子君) 再開いたします。  これより、議案第95号に対する修正案の質疑に入ります。  まず、楢﨑委員外1名から提出された修正案について、質疑の通告がありますので発言を許します。  加島委員。 ○委員(加島広宣君) 議案第95号の基本構想策定業務に係る委託料を楢﨑委員から修正され、御提案されたかと思います。  私が何点かお伺いしたいのは、その基本構想策定業務委託料建設委員会においても十分に話し合いがされたとも思っておりますし、事前に説明資料等も提出いただいて内容の確認もできて話し合いもできたと思っているところですけども、先ほどの説明によりますと、見切り発車されたというお話がございましたが、どういった部分の内容が見切り発車になっているのか、お伺いしたいということ。  もう一点は、その説明の中に、ネウボラの機能の充実ということで当局より説明を伺っております。今回、この修正をされることですので、このネウボラの機能に関してどのようなお考えでいらっしゃるのか。もうネウボラは必要ないと、なくていいというお考えなのか、その点もお伺いしたいと思います。  さらにですけども、説明資料にはにぎわいづくりの事業ということでこの基本構想、これから計画策定に至っていくという計画になっているのかなと思うんですが、そうしたものを修正されるということであれば、府中市に対してのにぎわい創出ネウボラも先ほど、言いましたが、にぎわい創出、代案として何かお考えがあるのか、もう府中市は、にぎわいがなくてもいいという考えなのか、そういった点もお伺いしたいと思います。 ○委員長大本千香子君) 岡田委員。 ○委員(岡田隆行君) それでは、先ほど3つの点で御質問いただきました。  1つは、見切り発車という表現ですけれども、どういう内容なのかという点です。これにつきましては、それは確かに建設委員会では話がありました。私どもが「見切り発車」と申しているのは、市民の合意、納得がいけているかどうかという点です。  1つは、アンケートをとられています。子供たち1,000名、ネウボラに来られた人が195名という形で、これが十分かどうかということもあります。私も、この後、幾つかずっと回ってはみました。それで、御意見を聞いたりもしましたけれども、まだまだ納得が当然いけていないという感じを私は強く受けております。そういう意味では、実際、本来、これだけ大きいプロジェクトを立ち上げるのであれば、もっともっと構想を練って、構想をコンプリートして、それを市民に知らせてパブリックコメントを含めていろいろいただいて、それでもって煮詰めていく、これがやっぱり一番いい。そうしないと、市税を使っていくわけです、血税を使っていくわけだから、これがルールだろうと考えますので、そういう意味では見切り発車をしようとしているということを思います。  それから、もう一つ見切り発車に関して言えば、今、声を聞いていないということもあったけれども、実際問題として今から多大なる経費をかけていくことになります。その見通しですね。今、市がこういう状態だというのはるる、この議会でも問題になっておりますけれども、その中で例えば、イニシャルコストが何億かかかる、その前に基本構想に600万円、これ基本計画ではないですからね。設計ではないですから。構想に600万円、その後、設計をするとなるとどれだけかかるのか。設計をしたものを具体的にこの施設はこれくらいということで建てていくその経費が幾らかかるか。あるいは、運営するのにどのくらいかかるか。ランニングコストがかかってくる。  ここで、1つモデルなのが、全国の中では玉野市なんだけど、玉野市に聞いてみると、一千数百万円と500万円、2,000万円くらいのランニングコストがかかっています。あそこでも、公民館が入り図書館が入りギャラリーが入っているところにおいても2,000万円以上のランニングコスト、ちょっと波がありますけどもかかっている。そうなってくると、10年で2億、ランニングコストだけでそうなります。だから、そういう形のものを市民の方にきちんと説明をして進んでいかないと、これは府中市としてもよくないんだろうと思います。こういう点で、見切り発車をしてはいけないし、しそうになっている段階が今だろうということですね。
     あと、2つ目のネウボラをどう考えているか。ネウボラは必要だということで、私たちも4つのネウボラを回ったりしました。お話も聞かせてもらいました。実際、どのくらいのお母さん、お父さんが来られているかという統計も見せてもらいました。そうすると、いろいろお話を聞く中で、やっぱりとっても重視されている。大切にされている。11月末までに4つのネウボラで5,098組の方が来られている。とてもいいと思う。  ただ、ネウボラをどう考えているか。これはもう社会福祉政策の大きい柱として考えていかなければいけません。天満屋云々ではなくて、それはそれとしてやっぱり考えていかなければいけない。ネウボラが必ず天満屋じゃなくてはいけないことはまだないわけで、リ・フレの機能を加味したものですてきなものをつくっていくことなら場所については知恵を絞ればいいわけでということが大きい。  それから、3つ目、代案ですけれども、基本的には中心市街地にぎわいであるならば、天満屋は一企業ですからね。もっとお店を回ったらいいんです。お店を回って中小企業を回られているんだろうと思いますけれども、やっぱりいろいろな声がありますね。私たちがよって立つべきは一企業、これも大事かもしれないけど、やっぱり幾つもある中小企業、小売店、こういうところを回って、何を望んでおられるかを本当に実感として聞いたところから具体化をしていく。そうしないと、ぽんと天満屋といって、それでにぎわいができるのかと。そんな安易なものでもないということがあります。  今のところはその辺で。 ○委員長大本千香子君) 続いて、本谷委員。 ○委員(本谷宏行君) 御指名いただきましたので、13番議員、創生会、本谷宏行楢﨑議員外1名の方から提出されている議案第95号に対する修正案について、質疑をさせていただきたいと思います。  まず、先ほどありましたけど、端的に言ってなぜネウボラにも反対をするのかと。これ、600万円からゼロという話になりますと、先ほども言った設置にも反対するとも捉えられるのじゃないかなと思います。  1つは、提案者である楢﨑議員も所属をされております厚生委員会において、そのネウボラの設置に関してはいろいろな協議をさせていただき、現在、上下はもちろんですけど、広谷保育所に設置をされていると。その後、天満屋さんの改修に合わせて天満屋の2階に設置をするということで決定していると認識しております。  そういう意味では、その中で議論されたと感じておりますので、今そういった形で反対されるのはどういう理由なのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○委員長大本千香子君) 岡田委員。 ○委員(岡田隆行君) それでは、先ほどの本谷委員からの質問ですけれども、さっきのとちょっと重なるところもございますが、ネウボラ設置に全く反対をしていない。  ただ、これが天満屋の2階でなければいけないかというところで、もっと考えるべきだろうということを言っております。ネウボラは今4つの会場にありますね。府中、上下、国府、MOMO、4つそれぞれ回れるだけ回って、お話を聞けるだけ聞いたんですけど、それはそれでとても、本当に創意工夫を凝らしてやっております。これがやっぱり、上下は別としてもやっぱり3つを1つにしたい。MOMOさんなんかは来年の4月からはまた帰られますのであそこはあくような形にはなりますが、いずれにしても設置に反対しているわけでは全くない。重要性はとても認識をさせてもらっているところです。ただ、それが天満屋であるべきかどうかというところになります。  もっと言いますと、例えば、600万円と300万円、この300万円の根拠って、後ほどまた聞かせてもらえるかわからないですね。市民にとってみたら、もっとわからないです。600万円が一体、何を指して600万円か。設計費用かと言ったら、ああなるほどと思うかもしれませんけど、基本構想を練ってもらうための600万円。私たちは大きい額を扱っていますから、ちょっとある意味、頓着している。額に敏感でなくなっているのかもしれません。私が回っているところは、やっぱりお年寄りで5万円、6万円の年金の方がほとんどです。そうしてくると、500万円というのは100人分ですよね、600万円。それが何かわからないが基本構想を立ててもらうのに出ていく。それをネウボラだけにする。5つ、6つを建ててもらう分が600万円とすると、1つのネウボラだったら100万円だろうと。そういうものでもない。これは総体として練り上げるために600万円が多分、出されているんだろうと思う。この根拠的なものは逆に私たちは不思議だなあと思うので、また後ほど、説明を求めます。そういうところがあります。  もう一つは、例えば、ネウボラがここに設置されたとしますよね。そうすると、市から出されている文書からしても1年3カ月しかない。そうすると、1年3カ月でリニューアルをする。2階をセットする。4,300平米ということで大体、5分の3の広さ、4,300平米のところにネウボラが1つある。この光景でスタートする。  リニューアルしているので、市民の方は1階にもちろん来られる。物が安くなっているだろうし、どんなものが入っているかわからない。ユニクロが入っているか西松屋が入っているか、それはわからないけれども来られる。それで2階に上がられる。さて、その光景を考えたときに、果たして本当ににぎわいにつながるのかどうか。順次、オープンさせていくと書かれているけども、これも市民の方にとってみては何のことかわからない。一緒にもできない、順次にやっていってにぎわいがそこで出ていくのか。最初に申したように、天満屋は一企業だから、何で私たちをって、何百の中小企業が思われますね。  今やろうとしていることはそういうこと。だから、ネウボラからちょっと派生して言わせてもらったけれども、今はネウボラは当然、必要だから、場所も含めてやっていかなければいけない。これは福祉の関係のあれでしたとして論じていかなければならないというわけなので。それと天満屋はやっぱり分けていかないと、ごっちゃになるとネウボラまで否定しているのかということになる。それはあり得ないということを回答しておきます。 ○委員長大本千香子君) 本谷委員。 ○委員(本谷宏行君) 2回目でございます。今、質問に対しての回答としては、「ネウボラに反対するものではない」という御回答をいただきました。  それに先立って、まず、先ほど御説明をいただいたと思うんですけど、ネウボラが市内4カ所という御発言もあったと思うんですけど、私の認識違いかもしれないですけど、4カ所あるのは子育て支援センターであって、府中市におけるネウボラの施設としては先ほど言った上下と広谷保育所に設置をしてある2カ所かと思っております。  そういった中で、先ほども言いましたように最初に質問させていただいたのは、先ほども回答の中で「ネウボラに反対するものではない」とおっしゃいました。そういった中で、その楢﨑委員も所属をされている厚生委員会の中でしっかりその天満屋2階が改修される際にはそちらのほうに設置をして、要するに平日のお仕事帰りの皆さんであるとか、また仕事をされている皆さんにとってはやはり土曜日、日曜日にそういった子育てに関するいろいろな悩みを解決するためには天満屋さん、そういった商業施設がいいであろうということで結論を出させていただいた経緯があると思います。  その辺も含めまして、先ほども言いましたように今回、ゼロという提案になると、どうお考えになるのかなあと、再度、お聞かせいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長大本千香子君) 岡田委員。 ○委員(岡田隆行君) 先ほど、そうですね、私の言葉が足りなかったですね。  子育てステーションとして4つがある。2つがネウボラとして機能しているということでしたね、申しわけないです。  その関係で言うと、今の広谷にあるネウボラ、リ・フレのいわゆる母子手帳の発行等がリ・フレになったりいろいろなことで交流はあるんだけれども、十分、機能するためには統一したものが欲しいという願いを持っておられますね。それはもう重々わかっている。多分、こういうことも厚生委員会でも話されていることだと認識はしておりますけれども。  それと、それを設けること、確かに天満屋という案が1案出たのかもしれないけれども、それも含めて、さっきも言いましたけれども、それはそれなりに効果はあるのかもしれない。ただ、今のような光景を、この構想は、さっき話したようにネウボラだけじゃないんですね。というのは何かと言うと、子供たちの発想からいろいろアンケートをとられています。これをどう生かしていくのかが行政にも問われるんだけれども、このアンケートを見ていると、子供たちはeスポーツコーナーとか、あるいはブックカフェとか言っています。ただ、実際、それはこのアンケート用紙の正面にあるからそれに丸をしていた。自由記述欄を設けてもらっているので、自由記述を見てみると、1番は、いわゆるお母さんたちも、百九十何人ではちょっとお母さんたち、個体数が十分ではないかもしれないけども、もっとたくさんの方に聞かないといけないけど、その百何人の方は、1つ目は何かと言うと、飲食ができるところ、子供たちに食べさせる、自分ももちろん食べるファーストフード的なものが必要だという。これは子供たち、高校生もそう答えていますよね。さっきはeスポーツと答えているんだけど、ここでは子供たちはそういうファーストフード店が欲しい。900人くらいですかね。  2番目は何だったかと言うと、映画館、百何人はね。そういう希望を持っている。アンケートをとった責任は重大ですよね。とりましたよ。「一応、とっただけですよ」とか言ったら、もうこの子たち、今から高校生とも対話していくと理解はしているんですけれども、「あれはどうなりましたか」って来るわね。もっともっと具体化していかなければ。ネウボラは1つそれはそうとして、入る場合もあるかもしれないが、それは総体としての問題であって、ネウボラがぽんとあそこに入って来年、再来年の4月1日を迎えるリニューアルオープンを迎えたときを考えられたらとてもいいと思います。  そのとき市民の方がどういう印象を持たれるか。ネウボラの方たちも含めてですね。あそこで働かれる方たちにとってもそれがいいのかどうかということですね。その辺を検討させてもらいます。 ○委員長大本千香子君) 本谷委員。 ○委員(本谷宏行君) 引き続きで、3度目、最後ということで。2度目でしっかりとお答えいただけるかと思ったんですけど、先ほど、繰り返しになりますが、これは申しわけないんですけど、提案者として名前を連ねられていらっしゃいますので、楢﨑委員にお答えをいただきたいと思います。  要は、先ほども言いましたように、厚生委員会の中で天満屋さんの改修に合わせてしっかりと議論した中で改修に合わせてそちらのほうに、今現在は広谷保育所の中に設置をしておりますネウボラを改修の際には天満屋さんの場所がいいのではないかということで議論させていただいた経過があります。  そういう今まで積み重ねてきたその厚生委員会の中で、楢﨑議員も委員として参加されて一緒に協議をしてきたと思いますので、そういった中で600万円補正予算をゼロにするという案に対して、先ほども言いましたけど、それはネウボラ設置自体も天満屋に設置するのに反対をするというふうにも当然、捉えられるわけですので、それについて、楢﨑委員からも明確な回答をいただきたいと思います。 ○委員長大本千香子君) 答弁者、楢﨑委員。 ○委員(楢﨑征途君) たしか厚生委員会の中でネウボラのことについてはお話はあったかと思いますけど、予算を伴うというお話がなかったと思います。このネウボラ建設委員会の中で600万円の予算が出て、その中でネウボラとかそういう施設をつくるという議案が出た中で、それは私が所属している厚生委員会の中では予算的なものがなかったんです。だから、ネウボラ自体は私はつくるべきであって、だけど、今の600万円の予算の中では天満屋、一営利企業が、市に4,300平米という広大な部分を提供しますからそこで何かやってくださいということで、そこでまたネウボラ以下、またいろいろなものが出てきて、その中に600万円の予算が出てきたのであって、私の厚生委員会の中ではその予算的なものがなかったと思うんです。ちょっと私も認識が定かではありませんけど、確かに厚生委員会の中では600万円についての議論はなかったと思いますので、今、言われたように厚生委員会の中で私がおった中でそういう議論もしたと言われれば、言われることに対して私もちょっと余り、記憶がないと言ったらおかしいですけど、お金に対してそういう発言がなかったと思いますので、このたびのこの建設委員会の600万円については修正でゼロ円とする修正案を提出しております。 ○委員長大本千香子君) 続いて、三藤委員外2名から提出された修正案について、質疑の通告がありますので、発言を許します。  岡田委員。 ○委員(岡田隆行君) それでは、大きくは3つの点で質問させていただきます。  1つは、当初、600万円の提示ですが、300万円への減額の根拠、これは何か。先ほども私の答弁の中でも話させてもらいましたが、ネウボラだけの基本構想とコンサルタント会社に委託するのに300万円ということになる。さっきもるる述べましたけど、いろいろな構想があるので、構想があると言ってはあれでしょうかねえ。基本構想も丸投げ式になりますので、今の案では。こちらに構想があるのかないのかもわからないですが、それを半分の300万円にするのは、さて市民が聞いていて何か手の上で乗せて動かしている。そう切り離して考え、600万円をネウボラの部分、そうでない部分、これは設計費ではないので。設計費ならネウボラの部分、eスポーツコーナーの部分、子供たちの発想で言うと映画館が多いですね。どういうぐあいにしていくのか。切り離せるものではないと考えるのが普通だと思うんですが、そのあたりが1つ目。  2つ目は、ネウボラ、さっきから出ていますが、天満屋の2階に置く以外に場所が考えられないのかというところですね。ネウボラ、1つがさっき言ったように2021年の春に開きますが、その光景を目に浮かべたとき、ネウボラで働く方たち、あるいはそこに行った人たち、果たしてそれが使いやすい施設になってスタートできるだろうかと。そこまで私たちに保証ができるだろうか。それからその後、何がそこに入ってくるのかもわからない。このことについてどう考えられるか。  それから3つ目ですが、先の建設委員会、私も傍聴させてもらいましたけれども、その質疑を踏まえれば、減額ではなくて削除ではないか。それが自然であり、どっちつかずの折衷案と市民の方は受け取りますよね。さて、それに対して、私たち市議会のメンバーとしてはどう答えるのか。折衷案ではないんだと、こういう根拠があるんだというところを明確に答えないと、せっかく議会改革を必死で今までやっているわけで、これに全くストップがかかるか逆行してしまう可能性だって持っているということで、その点を聞かせてもらいます。 ○委員長大本千香子君) 三藤委員。 ○委員(三藤毅君) 岡田委員の質問に対して、お答えを申し上げたいと思います。  まず第1点目、300万円の減額の根拠は何かでございます。  これを減額と捉えるか、300万円のスモールスタートと捉えるかは人によっていろいろあると思いますが、建設分科会の中で討論をされたとおりであります。執行部のほうから、ネウボラだけでは約250万円の費用がかかるということでございました。プラス50万円ということで、もう少し内容を見せてほしいというのが本音でございます。  今、市長の答弁の中にもありましたけど、令和3年のリニューアルオープンを天満屋さんが考えられておるということでございます。その中で、府中市と一緒にやっていこうではないかと。ついては、その2階部分の4,300平米を無償譲渡したいということであります。  岡田委員の言われるように、もう少し待ってゼロからもう一回、検討してはどうかというお話でございますが、じゃあ、ゼロから検討して、ここで整いました。整いましたからほいじゃあ済みません、天満屋さん、前に言ったお話がこうあったお話で、またお願いできませんかと。そういうことではないんだと思いますね。せっかくそういうお話があったので、市は官民連携の中でやっていこうという市長の決意も聞いたところでありますし、また、分科会の討議の中でも一緒になってやっていこうという考えはあったと思います。  ただ、そういう中で、そうは言っても企業に肩入れをするのではないかとかという不安もありますし、費用対効果を考える上ではもう少し検討してはどうかという懸念が皆さん、あると思います。その見えない部分、不透明なところを解消するためにも300万円のスモールスタートで行っていただきたいのが本音であります。  天満屋以外ではどうかでありますが、天満屋のあの建物に府中市がかかわることは今後、駅前周辺のにぎわいづくりにおいては非常に大きいことだと思います。私が聞く中では、進めてやってくれということも聞きますし、これを逃すと多分、最初で最後の駅前周辺のチャンスだと考えております。  減額ではなく削除で、どっちつかずの折衷案という市民の批判ということもありましたが、私自身は折衷案とは思っておりませんし、市民から折衷案ということも聞いたことはありません。私が府中町に住んでいるからかもしれませんが、私の周辺からはそういうことはなかったと思います。  ただ、進めるのはいいが、進めてもらうのに不透明な部分があるので、そこら辺を解消していただいて、市民と一緒になって協議し、本当に必要な市民が望むにぎわいづくりを行っていただきたいということであります。 ○委員長大本千香子君) 岡田委員。 ○委員(岡田隆行君) そうですね。基本的には話をさせてもらってきたので、大分、アウトラインを私たちも話をしてきたんですが、しかしそれでも今、聞いていてもさっき三藤委員が言われたように、最後に不透明な部分という言葉を使われました。市民の中からそうたくさんは聞いていないけれども、不透明な部分があるここを一つ、もう少し聞きたいところであります。  私たちが今からやる、私たちは行政じゃないですけれども、考えていかなければいけないのは、多くの市民の人の納得と合意、ここで進めていく、それがやっぱり議会のあるべき姿だろうと思いますので、不透明な部分がどこなのか、そこを解決するのはどうすればいいのか、今回はこれに限ってのことになりますが、ここを考えなきゃいけないことだと思うんですが、そこをどう考えておられるかですね。  あと、2つ目は、それでもやはり300万円の減額が市民のところで明らかになっていくわけですけれども、これ、執行部が250万円というところ、執行部もおられますからね、執行部にも聞きたいですが、250万円が一体、何なのか。請求書があって、こういうふうにしていくためにこうなっているんだと。私たちは当たり前のように大きな額を口にしますけれども、一般の人たちはそこからもう離れていきますね。自分たちの何カ月分の給料、何カ月分の年金、それが簡単にこう流れる、右左に動く。この250万円の根拠、これは三藤委員も本音としてはもう少し詳しく説明してもらいたいと言われてたので、私もそのとおりだと思うんだけれども、このあたりをどういう認識でここを今、持っておられるか。行政に聞きたいのが本音ですけれども。それが2つ目です。  そして、3つ目ですけれども、企業の肩入れというところ。これは建設委員会の中でもある委員さんも言われていましたけど、ここを用心しないといけない。私たちは天満屋とともにありきではないんですから。私たちは、中小企業を含めて、商店を含めて多くの市民の方が営々としてやっておられるところに息をしている政策かどうかというところが指標になるわけで、そこにのっとった上で、天満屋と今がチャンスで、今を逃したらという発想、これはとても怖いと、私個人は思う。こんな大事なことであれば、本当に、また見切り発車という言葉を使ってしまうけれども、やっぱりここで十分に市民の方にそのお話をして、これでいいかどうか、天満屋、今ごろどれだけ利用しているか、もしこうなったらどれだけ期待が広がるかも含めて聞きながら積み上げていく、これが私たちの今やるべきことだろうと思う。  であれば、600万円を300万円にしたら、もう執行権を持っているからずっと行きますよ。幾らでも行ってしまう。そこは、私たちが用心しなければいけないけども、そこでもう一旦、否決をした場合、私たちの案を認めていただければ、もとからやっぱりつくり直されますよね。そうすると、また納得いくようなものが出てくれば、それは臨時議会だってあろうしいろいろな形で提案されることはあろうけれども、やっぱり市民の声をまだ聞いていない段階で進めることはいかがものかと思いますので、3つ目がちょっとまとまらなかったかな、質問がね。いうこともありますので、そのあたりについて、思っておられることがあれば。  今、スタートしなければいけない必要性、そこのところが3つ目ということで、お願いします。 ○委員長大本千香子君) 答弁者、三藤委員。 ○委員(三藤毅君) 引き続き、岡田委員に対する答弁を行いたいと思います。  ゼロからスタートでは、ゼロですからスタートにならないわけです。ですから、市民の声をしっかり聞いてとかいうことは特別委員会でも設置して、議員間でもこうじゃないのか、ああじゃないのかというしっかり議論をしていただく中で、またそこに市民の声を取り入れて、こういうものがあったらいいんじゃないか、これはちょっと余分ではないか、ここまで金額がかかるんならこの辺までに抑えておけばいいとか、そういう喧々囂々とした熱い議論が必要ではないかと思います。  企業の肩入れというよりも、やっぱり公民連携でという視点で物事を考えていくほうが、この天満屋だけに限らず、その隣にある道の駅、さらに府中駅周辺の再開発といいますか、そこまで言うとまた金額が大きくなるからということもあると思いますが、これからそういうことも予定をされているので、それを見据えた上でこの天満屋に着手していただければと思います。  250万円ということは建設分科会の中で担当課長からの答弁もあったとおり、計画ゾーニング平面レイアウト、パース、共通費等で約250万円ということでございますので、もうそれ以上のことも見えるものがあれば50万円くらいで出していただきたいと。  その中で、いろいろ資料も提供されて見てきました。これを全部やるのかという話でもありませんし、たちまちネウボラだけが決まっていたことなのでそこはそこでやっていただいて、あと、どうイメージしていくかというところを示していただきたいというのが本音であります。そのための300万円スモールスタートということでございます。 ○委員長大本千香子君) 岡田委員。 ○委員(岡田隆行君) そうですね。もうこれ以上だと同じことを繰り返すようになるのでもうあれなんですけど、ただ一つやっぱり不透明な点というところは、この段階できちんとしておかないと、やっぱり物を決定するときには一番それが大事になってくる。250万円要るというなら300万円組んでおこうかというのは、家族の中ではあるかもしれない。今から大学へ行くならこれだけ持って出ろよと、大変だろうからこれだけ持って出ろよと、あるかもしれません。  さて、私たちは市民の方の税金をもとにしていろいろな計画を立てようとしているわけなので、それから言うと、もっともっとやっぱり本当は丁寧な説明がないと、市民の方が多分、納得されないんではないかと思うんです。そうやってもし仮にみんなのいろいろな願いを込めてあそこをつくったとすると、例えば、私はこれが要るよというようなこと、それがこれだけ多かった、何十人はこれだったと。これができたとなると、私たちの願いがかなったということで、多分、行くんだろうと思いますが、今の段階で、そこを依拠するだけの十分なものが私はないように思います。  そこで不透明な部分というところで、先ほど、少しは答えていただきましたが、今、不透明な部分がとっても大事なんです。これを、不透明な部分を残さずに行こうということで、ここで今、論じていると思うので、そのあたり、もし不透明な部分を説明するのは難しいでしょうけども、そこへ思いも込めて、最後にその辺、回答いただければと思います。 ○委員長大本千香子君) 三藤委員。 ○委員(三藤毅君) 岡田委員が言われるようになかなかこの計画が目に見えてきていない部分があるのでそういう御心配があると感じております。私も同感であります。そこがゼロはスタートではないですから、初めから検討するのかというのと300万円のスモールスタートの違いだと認識をしております。  今のままではだんだんだんだん衰退していって、天満屋さんもかなり空きスペースができているような状態であります。それを令和3年のリニューアルスタートに向けて府中市と一緒になってやっていこうということでございます。繰り返しにもなりますが、道の駅がさらに活性化するように、にぎわいを取り戻すように、いろいろなことも計画をしていかなければならないとは思いますし、また、議会もそういう案を提案をしていかないといけないと思っております。  またさらに、その天満屋本体の中につきましても、同じような感覚でやっていきたいと思います。図を見せていただければ、ネウボラがあって芝生が敷いてあって、ちょっとした小さい子供の遊び場があって、さらには、府中市はよく美術館もないとか言われますので、今後、備後国府をどう見せるかということを考えるときには、あそこの天満屋の中に大きなディスプレーがあって、今、4K、8Kと言われているわけですから、そういう中で備後国府も見せることができるでしょうし、それから、デジタルの美術館をつくれば、それはいろいろなコンテンツがありますからそういうものも紹介できますでしょうし、また、ある程度のものをつくっておけばNHKとかRCCとかそういう放送会社とタイアップができるような可能性も秘めておると思います。カープが優勝するときには大画面を使ってパブリックビューイングなどもいい話ではないかと思いますが、そこら辺が全く見えない。見えていないということです。  ただ、わかっているのは、ネウボラを持ってきて、どうするかと。そのコンテンツについては、にぎわいづくり特別委員会でも設置して、議員の皆さんはもちろんのこと市民の皆さんを交えて喧々囂々と、こうすればいいんじゃないか、いや、これはだめだとかいうそういう議論をして公民連携でいいものをつくっていければという思いで300万円ということでさせていただきたいと思います。 ○委員長大本千香子君) 以上で、通告による質疑を終結いたします。  ここで、暫時休憩いたしますから、各修正案及び本案に対する討論のある諸君は、休憩中に発言通告書を事務局へ提出願います。  なお、修正案に対する討論は、1、原案賛成、2、原案修正案のいずれにも反対、3、楢﨑委員外1名から提出された修正案に賛成、4、三藤委員外2名から提出された修正案に賛成の4種類になりますので、お間違えのないようお願いいたします。  それでは、暫時休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後0時5分 休憩                午後1時15分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長大本千香子君) 再開いたします。  これより、議案第95号及びこれに対する修正案について、一括して討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次、発言を許します。  加島広宣君、原案賛成者。 ○委員(加島広宣君) 公明党、加島広宣でございます。議案第95号、令和元年度府中一般会計補正予算(第3号)について、賛成の立場で討論させていただきます。  今回、提案されている補正予算は規定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億4,766万円を追加するものでありますが、選ばれる町となるために次世代を見据えた公共交通に要する経費や町のにぎわい創出に必要な経費が上げられています。  各委員会においても十分に議論が行われたところでもございますが、建設分科会に付託がありました補正予算の中で基本構想策定業務委託料についてでありますが、少子高齢化が進む府中市にとって市民の方が集え、また、にぎわいを生む施設としての検討をしていく、市民の皆様にとってはどういったものになるのか、どういった中身になるのかといった関心と希望が膨らむ事業となるのではないかと考えます。  駅周辺にぎわいづくり事業の詳細でございますが、これから考えていくための予算とも思いますし、府中駅周辺にぎわいを考えたとき、府中天満屋は立地的利便性や交通の結節点とも考えられ重要だと思うところでもございます。市内の中心部が風前の灯火となってしまっては悲しくなります。商業施設の2階部分ということでございますが、無料で活用ができるものであり、まず、中身はこれからスタート地点に立ったところではないかと思っておりますし、今後、計画されていかれるための予算であるとも思います。  府中の大学誘致基本構想策定には800万円の予算がかかったことを考えると、600万円でどの程度の基本構想が策定できるのかと、逆に不安なところもございますが、委員会質疑、最後に小野市長のほうからも熱い思いの御答弁、決意を伺いまして、府中市が選ばれるまちに、にぎわいをつくり出したいと、盛り上げていきたいといった気持ちに我々も協力してともに考えていきたいと、胸に刺さったところでございます。  市民の方が集いにぎわえる施設づくりになるような計画を行うための予算、本議案に賛成とし、討論といたします。皆様の御賛同もお願いしたいと思います。 ○委員長大本千香子君) 続いて、岡田隆行君、楢﨑委員外1名提出の修正案賛成者。 ○委員(岡田隆行君) 私は、600万円の削除を求める修正案を支持する立場で討論に参加いたします。  1つ目の理由は、600万円の使い道が全く不明確で、到底、市民の皆様の納得が得られないということです。駅周辺にぎわいづくりとの名のもとで、この巨大なプロジェクトが進められようとしています。確かに天満屋は府中駅の近くにある大きな商業施設です。しかし、その天満屋2階フロアの寄附という形で提供を受けたからといって安易にそこに何億という税金をつぎ込むということは、よほど慎重にならなければなりませんし、市民の皆様の納得と合意が必要だからです。これが得られていない今、この600万円を組むことは市民への背信行為にほかなりません。  2つ目の理由は、この巨大なプロジェクトに対する府中市の構えの問題です。アンケートを1,000名ほどの高校生や200名に満たない子育て世代、主にはお母さんからとっていますが、それからもわかるように高校生はブックカフェやeスポーツコーナー、映画館やファーストフードコートを望んでいます。どうやってここに組み込むのでしょうか。  また、このアンケートには中高年層の希望は入っていません。そもそもアンケートをとる範囲が極めて限定的です。もし本気なら、各町内会やPTA、老人会などの意見もよく聞いて、それをもとにして一定の市行政の構想やイメージを持つこと、それをもとに原案をつくり、またそれを市民に返して具体化することが大切です。そうした経過を経てこそ自分たちの施設意識、これが自分の施設なんだと、施設意識が高まるのです。  11月23日付の中国新聞によると、経済観光部長は、「活用策の中身や相手先との役割分担によって費用が大きく変わる」と説明しています。何がどうなるのか。市行政自体に確固とした構想がない中、コンサルタント会社に丸投げすることは余りにも住民無視、無謀としか言いようがありません。やめるべきです。  3つ目の理由は、他市の教訓に学ぶということです。全国で唯一、天満屋ハピータウンの中に市の施設を取り込んでいるのが玉野市です。ここは、中央公民館や市立図書館が入っています。この市は、人口では府中市の1.5倍で6万人を少し切るくらいですが、年間42万人がここを訪れるといいます。図書館だけで見ても、本を借りた人が年間12万人います。こうした公共施設が閉館する月曜日には、天満屋の売り上げがぐんとダウンするといいます。もしも、府中天満屋もこうした経済効果を期待しているとすれば、ネウボラや今おぼろげに浮上している幾つかの施設では到底、この集客は無理と言わざるを得ません。費用対効果の観点からも、とどまるなら今しかありません。  4つ目の理由は、この巨大なプロジェクト全体にかかわる問題です。今の天満屋の経営状態をしっかり精査する必要があります。行ってみられればわかりますが、1階はもはや10近くのテナントが立ち退いています。その理由は、議員の皆さんは十分、気づかれていると思います。到底、修復は不可能な状況であることは、ほとんどの市民が思っていること。そこの2階に府中市がそれこそ収益のないテナントを置く、立ち上がりにも何億もかける。それから、何年も維持管理することで際限なく税金をつぎ込んでいくことは、府中市の自殺行為になるのではないでしょうか。こうした議会判断は、市民からの信頼を大きく裏切ることになります。  5つ目の理由は、予算の使い方についてです。厚生委員会子供たちの医療費を高校卒業年齢まで拡充することを審議した際、請願採択に反対される議員の方から強調されたのは、「もっと優先するものがあるはず」とか「年間、千数百万円をこれから先、ずっと出していくことは市民に税負担を強いることになる」などの意見でした。  まさにこの計画がそれに当たるのではないでしょうか。先の玉野市では、公民館や図書館など3施設の建築費、いわゆる立ち上がりにかかった費用が4億4,000万円、それに加えて毎年の維持管理費、いわゆるランニングコストが年間約2,000万円かかっているといいます。府中市もそれを確保しなければならないのです。
     最後、6つ目の理由です。天満屋の今後の動向です。天満屋は、営利を追求する一民間企業です。慈善団体ではありません。採算が合わなければ撤退します。それは当たり前のことです。集客量を飛躍的に上げる画期的な工夫と努力がなければ、その時期はそう遠くないかもしれません。府中市は、それをどうすることもできませんし、してもいけません。しかし、撤退しても府中市の莫大な借金は残ります。それを市民の皆さんに説明して理解し納得してもらうのは、そうたやすいことではありません。今ならまだ間に合います。議会の英知を合わせて、中心市街地にぎわいのみを重視する政策を大きく転換し、福祉や子育てを大切にする市政をしてまいりましょう。そのためにも、この600万円の補正は組まず、もっと市民本位の使い方を考えていくことを重ねて訴えまして、私の討論を終わります。 ○委員長大本千香子君) 加納孝彦君、三藤委員外2名提出の修正案賛成者。 ○委員(加納孝彦君) 委員長の御指名をいただきましたので、11番議員、加納孝彦が三藤議員外2名から提出の修正案に賛成の立場で討論に参加をさせていただきます。  今議会、建設分科会ですけれども、本当に活発な意見交換が行われておりました。その中で私なりに論点を整理をしてきていたわけでありますけれども、少し整理をすると、第1期、第2期と中心市街地活性化事業を進めてきたことについては、「道の駅 びんご府中」を中心ににぎわいをあの位置に創出をしていくことが目的であったのは間違いないんではないかと思っています。  その中にあって、天満屋の2階部分、2分の1スペースを譲り受け有効に市が活用していくことについて、理解をすっとされる方と、ここは相手が民間だからとにかく慎重にやってほしいと考える人等々、意見が分かれ、また温度差が生じているのが現状であります。  府中市の財政を考えてみると、今後の事業の中、新規事業において今の市民サービスの維持をとにかくやっていく中で、そういった新規事業の財源を確保していく必要があります。新規事業のために、そういった市民サービスが失われていくことがあってはならない、そういった中での財源の確保は必要だと思います。  そういったような府中市の財政的な問題も含めて、やはり原点に戻って考えてみる必要があると思います。当時、道の駅を中心ににぎわいをつくっていくとの説明もありましたけれども、これに対し議会からも建設委員会からも議員各個人からも、こういったところの改良であったりとかといった声は個々に伝えられていたと認識をしております。それが効果的な改良につながっているかどうかというと、今の道の駅の現状を見ると、なかなかそうなっていないのかなと思います。  これまで、そういった改良が行われて道の駅そのものが活性化をし、にぎわいが創出をされていれば、また、駅に南北通路ができていれば、また、当時、前市長の決断で計画がストップをしている市民プールが今、天満屋また道の駅の裏にできていれば、また、近隣のTAMであったり、また、図書館、ポムポムといったようなところが本当に当時の説明のとおりにぎわいが創出できていれば、さらに創出を生み出すといった意味では天満屋の2階のスペースの活用については大変、意味があることになったかもしれない。  ただ、少しこういった今まで手がつけられていなかった部分についても、今、策定中のグランドデザインであったりとか、総合計画にしっかりと盛り込んでいただいて、これらを総合的に進めていく必要があるのではないかと思っております。こういったことを市民の皆様にオープンにしながら進めていけば、おのずと理解も得やすい事業となっていくのではないかと思います。そういった意味では、原案に対しては総論は賛成なんでありますけれども、少し見つめ直す部分もあるのではないかと思っています。  最後に、議会として特別委員会を設置して、今後この案件についてチェックまたは議会からの提案をしっかりとしていくことを、皆さんの同意が得られればですけれども、提案をさせていただきたいということであります。そういった今、述べたような形で本修正案に賛成といたします。 ○委員長大本千香子君) これにて討論を終結いたします。  採決に移ります。  これから行う採決は、楢﨑委員外1名から提出された600万円をゼロ円とする修正案の採決です。  これより、議案第95号に対する楢﨑委員外1名から提出された修正案を採決いたします。  本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長大本千香子君) 起立少数であります。  よって、本修正案は否決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長大本千香子君) 続いて、三藤委員外2名から提出された600万円を300万円とする修正案の採決を行います。  議案第95号に対する三藤委員外2名から提出された修正案を採決いたします。  本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長大本千香子君) 起立多数であります。  よって、本修正案は可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長大本千香子君) 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案を採決いたします。  修正議決した部分を除く部分は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長大本千香子君) 起立多数であります。  よって、修正議決した部分を除く部分は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長大本千香子君) 以上で、予算特別委員会に付託された案件の審査は終了いたしました。  委員長報告の作成につきましては、御一任願います。  以上で、予算特別委員会を散会いたします。                午後1時35分 散会...