府中市議会 2019-12-16
令和元年第4回定例会(12月16日)
カ、中山間地域の医療を支えている公的病院への再編統合を地域を無視して数値での切り捨てとならないよう、国に対して強く要望されたい。
(3)、
少子化対策・
子育て支援。
府中市では、少子化が進み年間の出生数が10年前の300人台から180人台へと急激に減少している。保護者の環境も大きく変化し、
ひとり親家庭の増加、共働きの一般化、地域とのつながりの希薄化、育児情報を多くネットで集める等、
子育て環境の変化も著しい。府中市で、子育てしたいと選ばれる町を目指すためにも、今のニーズに即応した支援策が必至である。
ア、「
子育てステーション」(
府中版ネウボラ)の機能の周知を図り、利用状況や利用者の声を敏感に把握し、さらに安心して利用できるシステムに日々バージョンアップされたい。
イ、
子育て支援施策に欠かせない、保育士、栄養士、保健師、
臨床心理士、
発達支援専門員などの人材の安定的な確保に努められたい。
ウ、府中市こどもの国の運営に関して、平日の利用増加への取り組みと、
地域連携強化を図られたい。
エ、就職活動中の保育・育児休業中の保育、その他
保育サービスの申し込みがしやすいような改善など、預けやすい
保育サービスへの利用者の声を反映した制度改善に取り組まれたい。
オ、病児保育、病後児保育をさらにしやすく改善されたい。
この3点を市に具体的な対応を求めるものとして提言させていただきました。
以上をもちまして、
厚生常任委員会の令和元
年度所管事務調査の報告といたします。
〔
厚生常任委員長 棗田澄子君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) 続いて、
建設常任委員会、
山口委員長。
〔
建設常任委員長 山口康治君 登壇〕
○
建設常任委員長(
山口康治君) それでは、令和元
年度建設常任委員会の
所管事務調査をさせていただきます。
お手元の資料にございますように、平成31年4月11日に今年度の
所管事務調査事項を
観光振興について、
地域振興について、
ごみ処理について、以上の3項目を決定し調査研究を行うこととし、合計13回にわたる委員会を開催し、調査を進めてまいりました。
令和元年5月23日に、羽高湖及び
埋立センターについて
管内視察を行うことで決定し6月19日に実施しました。
12月12日には前
年度所管事務調査の提言に対する
進捗状況について執行部から説明を受けました。また令和元
年度所管事務調査報告の内容を決定し、本会議で報告する旨を議長に申し出ることを決定いたしました。
行政視察につきましては、視察先を茨城県石岡市、千葉県佐倉市、山梨県北杜市と決定し
令和元年7月16日から18日にかけて行いました。茨城県石岡市では
朝日トンネルについて、千葉県佐倉市では草ぶえの丘について、山梨県北杜市では
オオムラサキセンターについて研修いたしました。詳しくはお手元の資料を御参照願います。
事務事業評価につきましては、議員が事業の目的や内容、
事業量等を確認しその結果を妥当性、有効性、
効率性等の観点から、その
問題点等を明らかにするため、
評価作業を実施いたしました。本委員会では、市営住宅の適切な
ストックマネジメント、就職・
UIターン促進支援事業、NEKIを拠点とした
首都圏戦略、上下地域の
観光振興事業、
農業関連地方創生事業、以上の5事業を抽出し評価を行った結果、
農業関連地方創生事業は現状のまま継続すべきと、そのほかの事業はいずれの事業も一部見直しの上、継続すべきとし、意見を付して来年度の
予算編成への反映を求め、市長に対して提言をいたしました。
最後に、これまでの
所管事務調査や
行政視察を踏まえ、次のとおりにまとめております。
(1)
観光振興について。
府中市への観光客数が伸び悩む打開策として、かつてにぎわいのあった観光地や施設の魅力を再度検証されたい。その上で、府中市の所有する
歴史的建造物や自然を生かした
体験型事業や今の時代にマッチしたツーリズムの企画を推進するために、
宿泊施設等の基盤整備に努められたい。その際は、
ネット配信、旅行会社及びマスコミに、情報発信や提案を行い、
経営管理能力に視点を置いた
指定管理者を選定し、稼ぐ
観光事業の推進を図られたい。
(2)
地域振興について。
府中市は、
コンパクトシティ化を目指して、府中駅を中心とした
中心市街地のインフラを整備してきたものの、
中心市街地と周辺コアを結ぶ道路網としての
インフラ整備も必要である。特に上下町と
中心市街地は合併後15年を経過したが、いまだに双方の交流は不十分である。旧府中地区と旧上下地区との一体化を推進するために、荒谷町北と木野山町を結ぶ約1キロメートル余りの坂根峠をトンネルで結ぶ必要がある。
人・物の流れが増大するだけでなく、
県道府中上下線の災害時の代替道路としても機能し、産業・流通や観光面において大きな経済効果が期待できる。将来的に
阿字矢多田線への連結を見据えて、坂根峠のトンネルの調査を開始されたい。
(3)
ごみ処理について。
福山市の
次期ごみ処理施設完成後は、府中市で
一般ごみの集積を行った後、処理施設に搬入することとなり、本市においては、市内で回収した
一般ごみを一旦集積する必要が生じるため、積かえ施設と粗大ごみを破砕する施設を完備しなければならない。この場合、集積したものを
大型運搬車に積みかえるか、あるいはごみの水分を軽減させて積みかえるかでは、1回当たりの搬出量も搬入時の重量も変わりコスト面にも大きな違いが出るものと想定できる。
市民の負担を軽減するために、積かえ施設の構造をどのようにするか慎重に検討されたい。現状の
府中埋立センターの
埋め立て可能年数が8年となっていることから、
硬質プラスチックなどの分別変更を早期に実施し、
次期埋め立て処分場の確保に向けた調査・検討を早期に行い、実施計画を作成されたい。
この3点を市に具体的な対応を求めるものとして、提言させていただきました。
以上をもちまして、
建設常任会の令和元
年度所管事務調査の報告といたします。
〔
建設常任委員長 山口康治君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) 各報告に対する質疑は
議会運営委員会の決定により、省略いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) 日程第4、報告第14号、
専決処分の報告についての件を議題といたします。
市長から
提案理由の説明を求めます。
粟根総務部長。
〔
総務部長 粟根誠司君 登壇〕
○
総務部長(
粟根誠司君) それでは、報告集の2ページを配信いたします。
報告第14号、
専決処分の報告について、
地方自治法第180条第1項の規定により、
専決処分したので、同条第2項の規定により報告をさせていただきます。
本件は、市道の管理に係る事案でございまして、今
定例会会期中に相手方との協議が整いましたので、追加報告とさせていただいておるところでございます。
まず、
専決処分の日は、
令和元年12月9日でございます。
賠償の相手方はごらんのとおりでございます。
事故の概要につきましては、
令和元年10月15日午後7時ごろ、市道・
芦田川左岸線において、賠償の相手方の運転する乗用車の左前後タイヤが、両方とも劣化により破損していた路肩に落ち、両タイヤがパンクし損害が生じたものでございます。
賠償の金額につきましては、9,964円、過失割合については市の過失40%でございます。
以上、報告とさせていただきます。
〔
総務部長 粟根誠司君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) これにて、
提案理由の説明を終結いたします。
提案理由の説明が終了いたしましたので、ただいまの報告について質疑のある諸君は、次の休憩中に
質疑通告書を事務局の提出願います。
お諮りいたします。
ただいま上程いたしました報告につきましては、議事の都合により審議を一時延期し、次の日程に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま上程いたしました報告につきましては、議事の都合により、審議を一時延期し次の日程に移ることに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) 日程第5、議案第87号から日程第16、議案第99号までを一括議題といたします。
議案第88、89、90、92各号について、
総務文教常任委員長の報告を求めます。
三藤委員長。
〔
総務文教常任委員長 三藤毅君 登壇〕
○
総務文教常任委員長(三藤毅君) 議長の御指名をいただきましたので、
総務文教委員会に付託を受けました議案4件の審査の概要と結果を御報告申し上げます。
なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告させていただきます。
まず、議案第88号、府中市第1
号会計年度任用職員の報酬、
期末手当及び費用弁償に関する条例の制定について、及び議案第89号、府中市第2
号会計年度任用職員の給与に関する条例の制定について。
この2議案について一括して質疑に入り、委員から「市役所で働いている非正規職員は何人か、また
期末手当の支給をされるであれば、どれぐらいの人件費増になるのか」という趣旨の質疑があり、
担当課長から「臨時・
非常勤職員のうち
会計年度任用職員へ移行が想定される該当者としては、今年度当初の職員数でいうと、パートタイムの第1
号会計年度任用職員の職員数が176名、フルタイムの第2
号会計年度任用職員の職員数が95名、合わせて271名である。人件費への影響は、現時点で調整中であり確定したものではないが、概算で令和2年度の予算の枠として約8,000万円を見込んでいる。また、令和3年度はさらに4,000万円の増額を見込んでいる」という趣旨の答弁がありました。
また、委員から「来年度からは退職金も支払われる制度となる中で、今後の採用の基準に変化があるのか」という質疑があり、
担当課長から、「現在臨時・
非常勤職員で任用されているものが引き続き、
会計年度任用職員として任用を希望する場合は、
現状どおり、選考による採用を行う」という趣旨の答弁がありました。
ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、いずれの議案も討論なく採決の結果、この2議案は起立全員により、原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、ほか2件の議案については、審査の結果、起立全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、ほか2件の議案については、審査の結果、起立全員をもって原案のとおり可決すべきもとと決しました。
以上、まことに簡略ではありますが、
総務文教委員会における審査の概要と結果を申し上げ報告とさせていただきます。
〔
総務文教常任委員長 三藤毅君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) 続いて、議案第96、98各号について、
厚生常任委員長の報告を求めます。
棗田委員長。
〔
厚生常任委員長 棗田澄子君 登壇〕
○
厚生常任委員長(
棗田澄子君) 議長の御指名をいただきましたので、厚生委員会に付託を受けました議案2件の審査について概要と結果を御報告申し上げます。
なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告させていただきます。
まず、議案第96号、令和元
年度府中市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について。
質疑に入り、委員から「出産育児一時金が168万円の増額となっているが、出産数がふえているのか」という趣旨の質疑があり、
担当課長から「昨年度の出生数が175人であったが、この5年間の数値を統計的に見ると、190から230人の間で推移している状況である。しかしながら、全体的な人口減に伴って出生数も微減の傾向にあると考えられるが、要因の分析は十分にはできていない」という趣旨の答弁がありました。
ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、討論なく、採決の結果、本案は起立全員により原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、ほか1件の議案については、審査の結果、いずれも起立全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、まことに簡略ではありますが、厚生委員会における審査の概要と結果を申し上げ報告とさせていただきます。
〔
厚生常任委員長 棗田澄子君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) 続いて、議案第87、91、93、
94、97、99、各号について、
建設常任委員長の報告を求めます。
山口委員長。
〔
建設常任委員長 山口康治君 登壇〕
○
建設常任委員長(
山口康治君) 議長の御指名をいただきましたので、建設委員会に付託を受けました議案6件の審査の概要と結果を御報告申し上げます。
なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告させていただきます。
まず、議案第91号、府中市
下水道事業の設置等に関する条例の制定について。
質疑に入り、委員から「今まで特別会計であったものを、企業会計へ移行するメリットは何か」という趣旨の質疑があり、
担当課長から「現在の
下水道事業は、特別会計で行っており、収支の区分は歳入と歳出のみで、経理方式は単式簿記、経理認識は現金主義で資産の把握はなく、新たに導入する公営企業会計では、経理方式は複式簿記、経理認識は発生主義となり、減価償却を導入することで、原価や資産の状況把握が容易となり、経営状況、財政状況などの情報が明らかになることから、施設や下水道管渠の適切な工事や維持管理が計画的に行うことができる。
さらに、発生する費用と下水道使用料金による収入のバランスが適正であるかという判断も容易になり、
下水道事業の経営の健全化を図るという目的で導入するものである」という趣旨の答弁がありました。
続いて、委員から「公営企業会計移行に伴う、固定資産台帳の整備の
進捗状況、会計システム導入の進捗について伺う」という質疑があり、
担当課長から、「公営企業会計移行支援業務の中で、固定資産評価業務として、有形・無形固定資産の調査及び評価は順調に進んでおり、ほぼ完了している。会計システムの導入については、同じく支援業務の中で企業会計システム導入業務を行っており、会計伝票の入力、予算要求書、予算書、例月検査に必要な財務諸表といった確認が完了している」という趣旨の答弁がありました。
ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、討論なく、採決の結果、本案は起立全員により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第93号、府中市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について。
質疑に入り、委員から「これまで、
ごみ処理協力金を2分の1に減額してきた経過措置を本則にするものだが、今後、
ごみ処理の広域化により、処理費用のコストダウンを図っていくことも可能となり、その際に条例改正するのが自然ではないか」という質疑があり、副市長から「
ごみ処理協力金は、特例措置で2分の1に減額しており、ごみの減量化に一定の効果があり、定着しているという現状認識である。本則は倍額であるが、継続して特例措置で2分の1に減額してきたものを、特例ではなく本則にするというのが趣旨である」という趣旨の答弁がありました。
ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、討論なく、採決の結果、本案は起立全員により、原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、ほか4件の議案につきましては、審査の結果、起立全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、まことに簡略ではありますが、建設委員会における審査の概要と結果を申し上げ報告とさせていただきます。
〔
建設常任委員長 山口康治君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) 各委員長の報告が終了いたしました。
ここで暫時休憩いたしますから、各委員長報告に対する質疑及び各議案に対する討論のある諸君は、休憩中に発言通告書を事務局へ提出願います。
それでは、暫時休憩いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午後3時21分 休憩
午後3時40分 再開
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) 再開いたします。
本日の会議は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。
これより各委員長報告に対する質疑に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、各委員長報告に対する質疑は終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) これより議案第87号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより議案第87号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) これより議案第88号から議案第90号まで、計3件について一括して討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより議案第88号から議案第90号まで、計3件を一括して採決いたします。
この3件に対する委員長の報告は、可決であります。
この3件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第88号から議案第90号まで、計3件は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) これより議案第91号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより議案第91号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) これより議案第92号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより議案第92号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) これより議案第93号及び議案第
94号まで、計2件について一括して討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより議案第93号及び議案第
94号、計2件を一括して採決いたします。
この2件に対する委員長の報告は、可決であります。
この2件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、93号及び議案第
94号、計2件は、原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) これより議案第96号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより議案第96号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) これより議案第97号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより議案第97号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) これより議案第98号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより議案第98号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) これより議案第99号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより議案第99号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) 議事の都合により、審議を一時延期しておりました日程第4、報告第14号、
専決処分の報告についての件を議題といたします。
既に
提案理由の説明は済んでおりますので、これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。
これをもって質疑を終結し、報告を終了いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) 日程第17、議案第95号、令和元
年度府中市
一般会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。
本案について、予算特別委員長の方向を求めます。
大本委員長。
〔予算特別委員長
大本千香子君 登壇〕
○予算特別委員長(
大本千香子君) 議長の御指名をいただきましたので、予算特別委員会に付託を受けました議案第95号について、審査の概要と結果を御報告申し上げます。
本案については、今期定例会初日に提案説明を受け、同日設置された本特別委員会に付託されました。本特別委員会では、分科会を設け、審査区分に従って審査を行いましたが、その概要については、先ほどこの議場で行われた本特別委員会において、各分科会の報告を受けたところでございます。
この各分科会報告に対する質疑はなく、本案について、提出のあった2件の修正動議の提案説明を受けました。各修正案に対する質疑があり、その内容につきましては、先ほど行われました本特別委員会において皆様お聞きのとおりでございます。
本案及び各修正案に対する討論に入りましたところ、委員1名から原案に賛成の討論、委員1名から楢崎委員ほか1名提出の修正案に賛成の討論、委員1名から三藤委員ほか2名提出の修正案に賛成の討論が行われておりますが、その討論の内容につきましても、先ほど行われました本特別委員会において皆様お聞きのとおりでございます。
採決の結果につきましては、まず、楢崎委員ほか1名提出の修正案について諮りましたところ、起立少数により否決されました。次に、三藤委員ほか2名提出の修正案について諮りましたところ、起立多数により可決し、続いて、修正部分を除く原案についても、起立多数により可決したため、議案第95号は修正可決すべきものと決しております。
以上、まことに簡略ではありますが、予算特別委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。
〔予算特別委員長
大本千香子君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) 委員長の報告が終了いたしました。
本案に対しては、楢﨑征途君ほか1名から
地方自治法第115条の3及び会議規則第17条の規定により、タブレットに配信しておりますとおり修正の動議が提出されております。これを本案と合わせて議題とし提出者の説明を求めます。
楢﨑征途君。
〔8番議員 楢﨑征途君 登壇〕
○8番議員(楢﨑征途君) 議案第95号、令和元
年度府中市
一般会計補正予算(第3号)について、原案600万円、修正300万円についての支出はいずれも不適当と考え、削除することを求める修正案を提案いたします。
主たる原因は、この予算の使途が駅周辺のにぎわいを創出させるための基本構想を作成するためとされ、全く具体性に乏しく要領を得ません。まして多くの市民の声も聞かず見切り発車しようとするところから、到底容認はできません。そのようなことからも補正予算の削除を求めるものです。
予算特別委員会で動議しましたが、この本会議でしっかり再考してもらいたい。
以上です。
〔8番議員 楢﨑征途君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) これをもって、修正案の説明を終結いたします。
ここで暫時休憩いたしますから、委員長報告及び楢﨑征途君ほか1名から提出された修正案に対する質疑並びに各修正案及び、本案に対する討論のある諸君は、休憩中に発言通告書を事務局へ提出願います。
なお、修正案に対する討論は1、原案賛成、2、原案修正案のいずれも反対、3、楢﨑征途君ほか1名から提出された修正案に賛成、4、委員会の修正案の4種類になりますので、お間違いのないようにお願いいたします。
それでは、暫時休憩いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午後3時51分 休憩
午後4時10分 再開
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) 再開いたします。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより楢﨑征途君ほか1名から提出された修正案の質疑に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。
これより議案第95号及びこれに対する修正案について、一括して討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
委員長修正案賛成者、土井基司君。
〔9番議員 土井基司君 登壇〕
○9番議員(土井基司君) 議長のお許しをいただきましたので、議案第95号、
令和元年度
一般会計補正予算(第3号)、予算特別委員会可決された修正案について、賛成の立場で討論いたします。
この補正予算が提案された際に、議員の間でもさまざまな意見がありまして、その際に予算案について、修正を出す旨の意思表示をされた方が、何人かいらっしゃったということで、私たちの市民クラブも修正案を出すことも検討したんですけども、余りいろんな立場の修正案が出ても議事が混乱するということで、我々としては出された修正案そして原案に対してどれがふさわしいかということを提案の理由、質疑、討論を通じて判断をしていこうということで、午前中の予算特別委員会での議論を見守ってきたところであります。
最終的に予算特別委員会で、この修正案、委員会で可決された修正案について賛成したところであります。
なぜ、この修正案に賛成したかということで討論させていただきたいと思いますけども、まずは9月議会であります。6月に天満屋ストアと覚書を交わしたことを当初説明しないままに、この覚書に基づく予算30万円が計上され、大変驚いたところであります。府中市の活性化のために連携して天満屋の空きスペースを有効に活用しようということについては、すること自体は反対はするものでもありませんし、以前から女性こども課であるとか、教育委員会を天満屋に配置して、
子育て支援の体制を整えるということを主張してきたところでもあります。
しかしながら、公共団体においてはその特に予算の執行に当たっては、透明性、公平性が求められているところであります。天満屋ストアとは道の駅の
指定管理者としての利害関係があり、市民や議会に対して一層情報を公開する義務があると考えますけども、にもかかわらず十分な説明がされないまま9月議会でその補正予算が出されて、それについては時期早々であるということで、再検討を求めるため反対をしたところであります。
今議会においては、その30万円を執行して高校生や子育て世代にアンケートを行った結果をもとにして、改修工事の構想をまとめるための予算600万円が提案されたところであります。しかしながらこのアンケート調査の内容、形式等を見ても結論ありきという形での意見徴取という印象を否めないところであります。
また、ネウボラ関連以外の計画については、大変漠然とした内容であり、既存の施設であるとか機能とどのようにかかわってくるのかということが、十分に検討されているというのは感じられないようなものでありました。
現在既に天満屋の2階には
子育て支援センター、キッズランドMOMOが設置されております。これをネウボラに発展させていくということが、既に何度も議会で議論をされてきたところでありまして、さらに現在その改修後にネウボラを天満屋に移すということで、広谷保育所に仮の
子育てステーションが設置され、ネウボラの機能を果たしているところでありますが、あくまでも仮の設置ということで、本来は広谷保育所の研修スペースに使うべき所を相談室として活用するなど、広谷保育所の機能を一部圧迫する形で置かれているということになります。やはり本来の保育所の機能を十分に発揮するためには、一日も早く本格的なネウボラの設置が求められるところであります。
そういう意味で、ネウボラについては以前からも検討されていることでもありますし、費用負担についても、現在既に天満屋のテナント料をかなりの額を払って、
子育て支援センターが置かれているという現状を考えたときに、それほど多大な負担となるというふうには考えられないことから、ネウボラの設置についてはこの計画の中で十分に議論されていることだろうと判断をいたしました。
しかしながら、そのほかのスペースにつきましては、2階の一部半分以上のスペースを市に寄附していただくということでありますので、そのスペースをいかに有効に活用するかを考えていかなければならないと思うんですが、現状の計画では先ほど言ったように漠然としたもので、はっきりした形がない。公共施設あるいは公共的な機能の再配置、あるいは災害時での活用をしっかりと検討、連動させて議会や市民と十分に協議をして進めるべきだと考えます。
また、この既存の建物を活用することは、これから必要になってくる公共施設機能について、新たな施設や建物を建設することに比べて、より有利であるということも考えます。
したがって、そういう中で現在のネウボラ以外の計画については白紙に戻して、その予算分これは執行部ではありませんので、幾らが妥当であるかははっきりいたしませんが、そういう意思を議会としての意思を示すという意味で、300万円に減額をすることに賛成をするものであります。
また、今後はこの計画に対しては議会としても十分に意見を反映できるように、特別委員会を設置し、執行部と協議をしながらよりよい、よりすばらしい計画になるように吟味していくことを期待し、また覚書にかかわる不透明な部分については、それをきっちりとただし、これからはちゃんと透明性をもって進められるように、期待をいたしましてこの修正案に賛成するものであります。
〔9番議員 土井基司君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) また、楢崎議員ほか1名から提出された修正案に賛成した岡田隆行君。
〔7番議員 岡田隆行君 登壇〕
○7番議員(岡田隆行君) 私は先ほど楢崎議員が提案をいたしました600万円の削減を求める修正案を指示する立場で討論に参加させていただきます。
まず、なぜ今補正予算なのかという点です。前回6月議会でもファブラボが提案されました。そのときも議員のほうからさまざまな意見が出ました。しっかり具体化していないものを出してしまう。今の現状を見ればそれがよくわかります。いずれにしても補正予算で組むのは本当に限られたものでないといけない。しっかり煮詰めて本予算で組む、これが当たり前だろうと思います。これがまず大きいと。
そして、私は四つの点で、予算特別委員会とは重なっているところも幾分かあるかもしれませんが、この楢崎提案の修正案に賛成の意思を表明しようと思います。
一つは、最初に天満屋ありきでスタートしています。これは一民間企業であり、駅前周辺の商店とか市内の中小業者を含めた多くの皆さんの意見や思い願いを聞くと、私たちはここまで応援をしてくれないのかという意見もあります。これがやっぱり回ってみないといけない。回られているかどうかいうところですね。
2時11分に私のほうへ日ごろメールを入れない人がメールをくれました。ここは放送されています。どういうメールだったかというと、「天満屋の話は市民にはまだ余り見えていないけど、市が間借りすることには賛成できないだろう。いずれにしても利益優先の企業にお金を出してまでは。」で、クエスチョンマークで終わっています。どうしろとか、こうしろとか言うんじゃなくて、日ごろここ何カ月も入れていないメールをこういう形で送ってきた人もいます。やはりもっともっと市民の声を聞いていかないと、ここでしまうということは、とっても先々に禍根を残すことにもつながる。責任を持たないといけない。
二つ目は、具体的なプランが示されていない。今、土井議員も言われたけれど全くそうだと思います。アンケートの生かし方を含めてアンケートはとりましたよ。返さなければいけない。じゃあ僕たちの意見はどうなったんだ、私たちの意見がどうなったんだ、必ずきます。とっただけよ、とっただけかと。そういう形になっていけば今は私たちが英々と積み上げてる議会改革、信頼を得ようとしている。これと逆行してしまう、必ず。
三つ目は、ネウボラこの大切さは今朝もるる述べさせてもらいました。リ・フレなんかを持つ機能と一体にして必ずつくっていく。これが願いであることも聞き取りをしてわかりました。しかし天満屋じゃなきゃいけないということは、どこにもない。聞かせてもらった方たちもそれは言われました。わざわざ天満屋じゃなくてもいい。言われます。
で、ネウボラの構想費で原案が600万円です。これを300万円に修正をしたんですけれど、いずれも根拠が不透明、私たちがわからない使い方なのに市民の方に説明ができるのか。600万円を300万円にへつる、それから行政が250万円というのを提出したからと、その250万円だとしても何がその250万円なのか。設計費でもない、構想を練ってもらうために250万円ですよ。一般の人が考えた場合、一般の市民の人が考えた場合、私たちが今から1月から話をする高校生の人たちが考えた場合、これはどういう使い方ですかといったときに、これは構想を練ってますと、アイデアを出すためにこんなに要るんですかと。説明ができないことを議会は承認をしてはいけないと私は思います。
それと、四つ目、最後ですけれども、稼働準備の費用を合わせて今後の経費が提示されていない。納得と合意で進めていくべきこの大きい
プロジェクト、今回はまだ600万円、300万円これでも大きいんですけれども、これで終わるわけじゃない。この大きな予算の後には今後施設をつくっていく費用、施設を維持管理していく費用がどんどん続いていく。その形、計画を市民の提示をしていない中でこれを進めていく。これはいかがなものかと強く思います。リスクが余りにも大き過ぎる。市民の方からの納得にはほど遠い状況にあります。
道の駅に不振があります。市民の批判もあります。二の舞だけはしてはいけない。いろんな市民がしっかり見ておられるわけだから、そこの希望に応えられるような形でやっぱり結論を出していくべきだろうと思います。市民と市政との一番最先端にあるのがこの議会です。やっぱり私たちの判断が大きくやっぱり市政を動かしていくということにおいては、慎重な判断を重ねてお願いをして、私の討論を終えます。
〔7番議員 岡田隆行君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) 続いて、委員会修正案賛成者、11番 加納孝彦君。
〔11番議員 加納孝彦君 登壇〕
○11番議員(加納孝彦君) 議長の御指名をいただきましたので、11番議員、加納孝彦が予算特別委員会で可決した修正案に賛成の立場で討論に参加をさせていただきます。
私から申し上げることは、先ほどの予算特別委員会で申し上げたとおりであります。
以上の理由をもって、予算特別委員会で可決した修正案賛成といたします。
〔11番議員 加納孝彦君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) これにて、討論を終結いたします。
これより議案第95号の採決をいたします。
まず本案に対する楢﨑征途君ほか1名から提出された修正案について、起立により採決いたします。
楢﨑征途君ほか1名から提出された修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
加藤吉秀君) 起立少数であります。
よって、楢﨑征途君ほか1名から提出された修正案は否決されました。
次に本案の委員長の報告は修正です。
これから行う採決は、委員会で修正可決となった600万円を300万円とする修正案の採決であります。
委員会の修正案について、起立により採決いたします。
委員会の修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
加藤吉秀君) 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、ただいま修正案議決した部分を除く原案を採決いたします。
修正議決をした部分を除く部分は原案のとおり、決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
加藤吉秀君) 起立多数であります。
よって、修正案議決した部分を除く部分は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) 日程第18号、請願第1号、
高校卒業年齢まで子どもの
医療費助成を求める請願の件を議題といたします。
本請願について、
厚生常任委員長の報告を求めます。
棗田委員長。
〔
厚生常任委員長 棗田澄子君 登壇〕
○
厚生常任委員長(
棗田澄子君) 議長の御指名をいただきましたので、厚生委員会に付託を受けました請願第1号、
高校卒業年齢まで子どもの
医療費助成を求める請願の審査の概要と結果を御報告申し上げます。
議案の審査の後、継続審査中の請願第1号
高校卒業年齢まで子どもの
医療費助成を求める請願の件について議題といたしました。
本請願については、
令和元年9月の厚生委員会において閉会中の継続審査となり、閉会中の審査の中で取りまとめた質問事項について、本委員会において執行部から回答を受けました。その後、議員間討議に入り、委員から「追加を含む3,000人以上の署名については真摯に受けとめる」「追加となる費用は市の負担となり、市民の税負担がふえる。限られた財源の中で、本当に最優先とする事項なのか」「負担増を理由に施策の実施が困難だという理由であれば、どの施策も同じ」「本請願が高校生の支援に対する考えのきっかけとなった」などの意見が出されました。
ほかにも各委員から意見は出ましたが、議員間討議を終結いたしました。その後、継続審査の動議が出されましたが、起立少数により否決されました。
討論に入り、委員から「高校生家庭への有効な支援策について、ニーズ調査が必要ではないか。義務教育年代までの
子育て支援策を今後も拡充していかなければならない中で、毎年発生する追加予算については、十分な検討が必要であり、現在、それが最重要課題として挙げられる状況ではない。国に対しては全国統一で
医療費助成の基準をつくり、底上げをしていくようにさらに働きかけなければいけない」という趣旨の反対討論がありました。
また、委員から「今回署名を出された多くの皆さんの声に応えるため、予算をつけるよう市当局に努力してもらい、
子育て支援につなげていくというのがあるべき道筋だと思う。今回まず採択をして市の方に考えていただくことが必要である」という趣旨の賛成討論がありました。ほかにも討論がありましたが、討論を終結し、採決の結果、本請願は起立少数により不採択とすることに決しました。
以上、まことに簡略ではありますが、厚生委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。
〔
厚生常任委員長 棗田澄子君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) ここで暫時休憩いたしますから、委員長報告に対する質疑及び本請願に対する討論のある諸君は、休憩中に発言通告書を事務局へ提出願います。
それでは、暫時休憩いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午後4時32分 休憩
午後4時50分 再開
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) 再開いたします。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、委員長報告に対する質疑は終結いたします。
これより請願第1号の討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
本谷宏行君、反対者。
〔13番議員 本谷宏行君 登壇〕
○13番議員(本谷宏行君) 創生会13番議員、本谷が請願第1号に反対の立場で討論をさせていただきたいと思います。
先ほど厚生委員長より委員長報告のあったとおり、委員会として付託された採決に当たっては、反対多数で不採択といたしました。その際、やはり多かった意見は先ほども申されましたが、具体的に再度述べさせていただきたいと思いますが、やはり提出された署名3,000名弱と聞いておりますが、そういった皆様には、こういった機会を通じて皆様の意見を真摯に委員会としても議会としても検討する機会をいただいたことには感謝を申し上げたいと思いますし、真摯に受けとめていきたいと思います。
今、現在議会改革特別委員会としていろんな機会をもって、そういった市民の皆様の声を、例えば地域懇談会であるとか、各種の団体との懇談会等、そしてまた今後高校生との
意見交換会を府中市内では上下高校を初め、府中高校、府中東高校とそういった直接高校生の意見を聞く機会も設けて、いろんな支援をまたいろんな提案があれば、そういった政策を府中市のほうに提言をしていこうという取り組みを現在している最中でもございます。
8月の請願以降、この厚生委員会においていろんな調査をしてまいりましたが、やはり誰でもが高校生まで広げられるのであればいいね、と思っていらっしゃるのではないかなと思います。しかしながら、次の面からいろいろ調査をさせていただきました。
まず一番目は予算面であります。一つは単市の負担が毎年約1,700万円も増加してしまう、これは将来府中市民の皆様に負担増となるものでございます。
そして2番目に、税金の使い道としての優先順位と、またその費用対効果についてであります。
医療費助成は現在中学生まで、府中市は独自に拡大をしております。次に先ほどの議論でもありましたが、天満屋さんの2階の活用、これに関する基本構想の討論の中でも、いわゆる費用対効果についても意見が述べられました。そうした費用対効果面で見た場合、県内だけでなくて、高校生まで拡大をされている、実施されている自治体においても、残念ながらその目的である人口の増加にはつながっていないのが、現状でございます。
現在、中学生まで拡大をしておりますが、それをさらに拡大して高校生まで拡大する、そのことについては、やはりその効果は不透明であると言わざるを得ません。
次に、高校生への支援ですが、先ほども申しましたように、署名をいただいた皆様の意見を無駄にすることのないよう、高校生との意見交換またその保護者に対する意見交換等を通して、いろんな声をこの委員会、また議会としても吸い上げることによって、府中市のほうに提言につなげていきたいと思っております。
そうした際に、本当に高校生にとって何が支援になるのかは、今回の請願の文面にはなかなかあらわれてはおりませんが、議長のほうに提出をされた際、特に上下高校の生徒数の減少による高校の存続という提出者のほうから意見もあったようでございます。そういったことを考えてみますと、この医療費だけでそれが解決できるのか、それは決してそうではないと思います。そういう意味で総合的な施策の判断が必要になってくると考えております。
最後に、この
医療費助成については、やはり国が地域によって違いがないように、統一した制度として整備するべきものでございます。私たち創生会も毎年国、中央のほうにいろんな要望、陳情にも伺っておりますが、ことしの11月にも高校生だけじゃなくて、
医療費助成の拡大については要望をしてきたところでございます。こういった国への意見書の提出も含めて皆様にお約束をするような形で、今回の請願には不採択として反対の立場で討論をさせていただきます。
〔13番議員 本谷宏行君 登壇〕
○議長(
加藤吉秀君) 続いて、水田豊君、賛成者。
〔10番議員 水田豊君 登壇〕
○10番議員(水田豊君) 請願1号を採択すべきという立場で討論をさせていただきます。
医療費助成を高校生までに拡充をするという請願でございます。これは小野市長が進められてるいる、「希望と笑顔があふれるまちづくり」の政策に合致をすると、全然反対の政策ではないということですね。まず第1点。
それから第2点は、府中市の近隣自治体が既に実施をしている政策であるということです。これは優先順位の論議もありましたが、周りの自治体が既に実施しているという意味でいけば、府中市がやるべき優先順位が高いと、私はそう思います。
それから3点目は、議会改革云々も言われました。議会として市民の付託にどう応えるかという観点でございます。地方自治は二元代表制であることは、もうこの議場でいろんな人がいろんな議員が言われてますが、二元代表制というのは市長も選挙で選ばれる、私たち議員も選挙で選ばれているということです。私たち議員が責任を負うのは市民であって、市長ではないということですね。国会議員の中から首相を選ぶ議員内閣性の国会のあり方とは少し違う。いわゆる市長に対して与党や野党だとかいうのは、二元代表制からいえば原理的な考えではないということです。
市長提案の議案に何でも賛成という態度は、二元代表制という考え方からすれば、少しおかしいと思います。そういう意味で、先ほど一般会計予算の修正案が可決をされる、その中身について特別委員会等が設置されて、そこで詰めていこうということがこの府中市議会でなされたということは、議会改革においても大きな前進であると評価をしているところでございます。
いずれにしても1,700万円、これが1億7,000万円とか17億円とかかかるということであれば、慎重にならざるを得ませんが、年1,700万円でできる政策であること。それから先に提出された3,000人の名簿に加えて、後からも市民の要望その署名が重ねて出されている点、私たち議員が市民の要望に対して、その付託に応える存在であるということを考えれば、この請願が採択をしてしかるべきだと思います。
〔10番議員 水田豊君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) 続いて、岡田隆行君、賛成者。
〔7番議員 岡田隆行君 登壇〕
○7番議員(岡田隆行君) 私は子供の
医療費助成を
高校卒業年齢まで拡充することを求める請願をぜひ本会議で採択していただきますよう、お願いする立場で討論をさせていただきます。
市民の皆さんが8月に請願に添えて出された要望署名が2,370筆、今回の追加署名がさらに3,000名余り、合計5,000名を有に超える署名は何を議会に期待されているのか、求められているのかをこの場でもう一度、議員の皆さん一人一人に考えていただきたいと思います。
9月議会から継続審査になっていたこの請願を討論し合った先日の厚生委員会については、先ほど委員長からその概要が報告されました。あの場では全ての委員の皆さんがこの署名の重みをしっかり受けとめると言われて終わりました。まだ正面切って子供たちの
医療費助成を拡充し、最終段階まで子育てを応援すること、それを否定された方はいませんでした。予算がない、もっとこれに優先してやるものがあるのではないか。こうした意見を反対意見として出されました。それこそ予算が潤沢にないことは市民の方は誰もがわかっております。そうした中でも知恵を出し合い、一生懸命工夫して子育てを応援しようとしている自治体は幾つもあります。
しかし、予算の捻出自体は市長や市行政が考えること、要は市長が市民の期待に応えた、そうした政治ができるかにかかっています。つまりリーダーのやる気次第になります。何でも請願や署名で実現するとはいえません。
しかし、政治は多数の声を反映して行われるべきです。その表現の一つが請願や署名である以上、これに議会は真摯に対応する責任があります。予算がない、もっとこれより優先してやるものがあるではないか、など議会があらかじめ市長や行政執行部をそんたくして、そのあげくの果てに多くの市民の願いを否定することは、今私たちが本気で進めようとする議会改革にも大きく逸脱するし、決してやってはいけないことだと私はそう思います。
また、先の厚生委員会の中である委員は予算がないというなら、どんな施策もできないことになる。またある委員は、優先順位があるというなら示してほしいなどと言われていました。全くそのとおりです。折しも天満屋の2階の活用問題、今議会で討議されてきました。多くの予算が今後何年も費やされる計画である以上、市の考えを市民に全てを知らせ、地方自治の主権者であり、納税者である市民の皆さんの御意見や御要望をよく聞き、物事を進めなければ議会に対する信頼も、府中市政に対する信頼も地に落ちてしまいます。
今回、子育てにかかわる重要な請願を委員会で採択できず、しかも門前払いの形で継続審査にもしなかったことは、実現の願いを署名に込めて届けてくださった5,000名を超す市民の方々、そのお気持ちを裏切るのみならず、多くの市民の信頼を裏切ったことになります。一人の議員として力のなさを痛感します。残念のきわみです。
この本会議が最後の議決の場になります。どうかお一人一人の議員の皆さんが真に子供たちの顔を保護者の顔、市民の皆さんの顔を思い浮かべ、未来に禍根を残さない価値ある判断をしていただきますことを最後に重ねて訴えまして、賛成討論といたします。
〔7番議員 岡田隆行君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) これにて、討論を終結いたします。
これより請願第1号を採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は不採択であります。
本請願は採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
加藤吉秀君) 起立少数であります。
よって、本請願は不採択とすることに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) 日程第19、意見書案第8号、
地域医療構想の実施にあたり、住民の声を反映させることを求める意見書についての件を議題といたします。
楢﨑征途君から
提案理由の説明を求めます。
楢﨑征途君。
〔8番議員 楢﨑征途君 登壇〕
○8番議員(楢﨑征途君) 意見書案第8号、
地域医療構想の実施にあたり、住民の声を反映させることを求める意見書について。
地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、厚生労働大臣、衆議院議長、参議院議長に対し、「
地域医療構想の実施にあたり、住民の声を反映させることを求める意見書」を別紙のとおり提出する。
令和元年12月16日。府中市議会議長、
加藤吉秀様。
提出者、府中市議会議員、三藤毅、水田豊、加島広宣、楢崎征途。
地域医療構想の実施にあたり、住民の声を反映させることを求める意見書案。
厚生労働省は9月26日、全国の公立・公的病院のうち、424の病院を「再編や統合が必要な医療機関」として唐突に公表した。広島県でも13の病院がその対象となり、府中市の府中市民病院と府中北市民病院も含まれている。名指しされた自治体からは「地域の実情を考慮していない」など不安や不満の声が多く上がっている。
広島県では、平成28年に、医療需要を含む将来の
医療提供体制に関する
地域医療構想を策定している。身近な地域で医療・介護サービスを受けられ、住みなれた地域で暮らし続けることができることを目指し、地域における病床の機能分化や連携を推進してきたところであります。
機械的に病床数が削減されれば、
地域医療の重要な役割を果たしている小規模病院が切り捨てられる危険性も大きい。このような中での厚生労働省の突然の公表は、対象の病院がある地域の住民にとり寝耳に水であり、一層の不安をあおることになっている。
地域医療構想を円滑に進める議論をかえって困難にするとの批判の声も上がっている。
地域医療確保のためにも、住民ニーズや地域の実情を踏まえた慎重な議論が求められる。よって、国においては次の措置を講じられるよう強く要望する。
1、国は
地域医療を守るために、
地域医療構想の実施に当たり、機械的な病床削減を行うのではなく地域の実情や住民の声を十分に反映させること。
以上、
地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。
令和元年12月16日。広島県府中市議会。
〔8番議員 楢﨑征途君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) これにて、
提案理由の説明を終結いたします。
休憩いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午後5時10分 休憩
午後5時10分 再開
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) 再開いたします。
これより、意見書案第8号の質疑に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております意見書案第8号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、意見書案第8号については、委員会の付託を省略することに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) これより意見書案第8号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより意見書案第8号を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
暫時休憩いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午後5時11分 休憩
午後6時9分 再開
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) 再開いたします。
この際、
にぎわいづくり特別委員会の設置についての件を日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、この際
にぎわいづくり特別委員会の設置についての件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
お諮りいたします。
にぎわいづくり特別委員会の設置について、10人の委員をもって構成する
にぎわいづくり特別委員会を設置し、これに付託の上、調査並びに審査終了まで閉会中の継続調査といたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって本件につきましては、10人の委員をもって構成する
にぎわいづくり特別委員会を設置し、これに付託の上、調査並びに審査終了まで閉会中の継続調査とすることに決しました。