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  1. 府中市議会 2019-09-18
    令和元年第3回定例会( 9月18日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和元年第3回定例会( 9月18日)              令和元年第3回府中市議会定例会会議録  令和元年9月18日午前10時42分、府中市議会定例会本市議事堂において開会した。 1 出席議員      1番  加藤吉秀       2番  芝内則明      3番  福田 勉       4番  森川 稔      5番  広瀬和彦       6番  安友正章      7番  岡田隆行       8番  楢﨑征途      9番  土井基司       10番  水田 豊      11番  加納孝彦       12番  山口康治      13番  本谷宏行       14番  三藤 毅      15番  加島広宣       16番  大本千香子      17番  田邉 稔       18番  橘髙尚裕      19番  丸山茂美       20番  棗田澄子 1 欠席議員   なし 1 説明のため出席した者   市長          小野申人   副市長         村上明雄   教育長         平谷昭彦   危機管理監       小寺俊昭   総務部長        粟根誠司   地域振興担当部長    後藤 勝
      健康福祉部長      唐川 平   経済観光部長      若井紳壮   観光戦略推進担当部長  森川祐司   建設部長        杉島賢治   教育部長        荻野雅裕   人事課長        皿田利光   総務課長        岡田宏子   政策企画課長      豊田弘治   財政課長        宮 康展   教育政策課長      大和庄二郎 1 事務局及び書記   事務局長        赤利充彦   議事係長        小林正樹 1 議事日程   日程第1 議案第69号 過疎地域自立促進計画の変更について   日程第2 議案第70号 地方独立行政法人府中病院機構第3期中期目標を定めるこ              とについて   日程第3 議案第71号 府中市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について   日程第4 議案第72号 府中市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正につい              て   日程第5 議案第73号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について   日程第6 議案第74号 府中市水道条例の一部改正について   日程第7 議案第75号 平成30年度府中一般会計歳入歳出決算認定について   日程第8 議案第76号 平成30年度府中国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に              ついて   日程第9 議案第77号 平成30年度府中公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定              について   日程第10 議案第78号 平成30年度府中介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい              て   日程第11 議案第79号 平成30年度府中後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定              について   日程第12 議案第80号 平成30年度府中病院事業債管理特別会計歳入歳出決算認定              について   日程第13 議案第81号 平成30年度府中水道事業会計決算認定について   日程第14 議案第82号 平成30年度府中病院事業会計決算認定について   日程第15 議案第83号 令和元年度府中一般会計補正予算(第2号)について   日程第16 議案第84号 令和元年度府中国民健康保険特別会計補正予算(第1号)              について   日程第17 議案第85号 令和元年度府中介護保険特別会計補正予算(第2号)につ              いて   日程第18 議案第86号 令和元年度府中後期高齢者医療特別会計補正予算(第1              号)について   日程第19 請願第1号 高校卒業年齢まで子どもの医療費助成を求める請願              (閉会中継続審査申出 厚生常任委員会)   日程第20 意見書案第5号 高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書の                提出について   日程第21 意見書案第6号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出について   日程第22 意見書案第7号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る                意見書の提出について   日程第23 決議案第1号 天皇陛下御即位を奉祝する賀詞決議   日程第24       議員派遣について   日程第25       事務事業評価の報告について 1 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時42分 開議 ○議長(加藤吉秀君) ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元に配付しております議事日程表により進めたいと思います。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 日程第1、議案第69号から、日程第18、議案第86号までを一括議題といたします。  議案第69、72各号について、総務文教常任委員長の報告を求めます。  三藤委員長。           〔総務文教常任委員長 三藤毅君 登壇〕 ○総務文教常任委員長(三藤毅君) 議長の御指名をいただきましたので、総務文教委員会に付託を受けました議案2件の審査の概要と結果を御報告申し上げます。  なお、審査内容につきましては、重立ったもののみを御報告させていただきます。  まず、議案第69号、過疎地域自立促進計画の変更について。  初めに担当課長から「過疎地域自立促進計画の変更について、過疎債等過疎地域における財政上の特別措置を活用するためには、対象とする事業を計画に位置づける必要がある。過疎債は償還金について7割が普通交付税基準財政需要額に算入され、ソフト事業にも充当できるということで過疎地域にとって重要な財源となる。府中市では、これまでこの計画の変更の議案については、原則年に一度9月議会に上程しており、これは制度に基づくものではないが、計画変更に当たって県との協議や同意が必要となることや起債関係の事務の都合を考慮して行っている。今回の議案も過疎債を充当予定の事業について過疎計画に追加するための計画変更となっており、各事業の内容は当初予算の段階から変更はない」という趣旨の説明がありました。  質疑に入り、委員から「上下地域包括ケア拠点整備事業に関しては、例えば建物を大きく改修しなくてはいけなくなった場合、アスベスト等不透明な部分が多い。計画に上げたらその金額が上限になるのではないか。金額が上がったときには、そのときにふやせばいいというお考えなのか」という趣旨の質疑があり、副市長から「過疎計画に計上するのは、事業期間や規模等を県と協議しながら、財源として有効な過疎債の見通しを立てるためである。上下地域包括ケア拠点整備事業については、中山間の拠点機能の実現という方向性の中で、駐車場の問題等を含めて精査・整理している段階である。計画に計上した額で具体的なものが確定したということではなく、今後できるだけよいものになっていくようにスピード感を持って進めていきたい」という趣旨の答弁がありました。  ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、討論なく採決の結果、本案は起立全員により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、ほか1件の議案については、審査の結果、起立全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、まことに簡略ではありますが、総務文教委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。           〔総務文教常任委員長 三藤毅君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) 続いて、議案第70、71、73、76、78、79、80、82、84、85、86各号について、厚生常任委員長の報告を求めます。  棗田委員長。            〔厚生常任委員長 棗田澄子君 登壇〕 ○厚生常任委員長棗田澄子君) 議長の御指名をいただきましたので、厚生委員会に付託を受けました議案11件の審査の概要と結果を御報告申し上げます。  なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告させていただきます。  まず、議案第70号、地方独立行政法人府中病院機構第3期中期目標を定めることについて。  質疑に入り、委員から「第3期中期目標の前文に、この第3期が大きな転換点となる認識で書かれているが、具体的にどういったところが大きな転換点となるのか。また、両病院が親近感、信頼感、安心感を感じる病院経営を行ってほしいとのことだが、市が病院機構にどのように経営をしてもらいたいのか、詳しい説明を伺う」という趣旨の質疑があり、担当課長から「全国的な医師不足などを背景として、今後は1つの病院でフルセットの医療を提供する病院完結型医療は現実的ではなくなり、国や県が推奨している地域完結型医療への転換が求められているため、今後、病院機構がどういった医療提供体制を目指していくかが大きな転換点になるのではないかと考えている。また、今後は、府中市民病院改築時の医療機器などの整備の影響で、令和3年度までは多額の償還資金が必要となり、依然として厳しい経営状況が続くものと分析しており、今後の病院経営が安定していくかどうかについても大きな転換点になると考えている。親近感、信頼感、安心感を感じるための施策については、市民から選ばれる病院づくりといった点を重要なテーマの1つとして捉えているため、定期的に患者満足度調査を行い、改善につなげ、前年の満足度を上回るよう求めている。あわせて、積極的な情報発信を求め、より身近な総合病院として親近感、信頼感、安心感を感じていただけるようにしてほしいと考えている」という趣旨の答弁がありました。  ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、委員間討議に入りました。  発議委員より「府中市病院機構に毎年4億から4億5,000万円、8年間で30億円以上を繰り出し、また、病院の建てかえに50億円がかかっており、80億円が既に費やされている。費用対効果の面からいってもどうなのか」といった意見がありました。そのことに対して、他の委員より「医療の環境づくりにこれだけお金がかかっていることを市民の皆さんにも知っていただき、これだけのお金を投入することの是非を議員の中でもしっかり議論しながら、ニーズやサービスと、この80億円はどうなのかを常に考えていかなければならないと思っている。その上で、医師が働いてみたいと思う環境づくりや、府中北市民病院府中市民病院が連携して、中山間地域の方のためになる病院を目指していく総合的な医療を行う中で、病院の改築や繰り出しは、決して無駄にはなっていないと思う」といった意見がありました。  ほかにも意見がありましたが、委員間討議を終結し、討論に入り、反対者から「地域完結型に転換をする必要があるとの認識があるのであれば、その病院像とは何なのか、わかるような目標にすべき。また、4億円の支援をし続けている病院に対して、もう少し具体的なイメージが持てる目標にしていただきたい。大きな転換点となる具体的な中身を提示していただきたい」との反対意見がありました。これに対し、賛成者からは「平成29年度は病院側の努力などにより赤字幅が少なくなった。厚生委員会でも評価している。府中市病院機構は、市長の評価を次期の計画に反映し、実行していただきたい」との賛成意見がありました。  討論を終結し、採決の結果、本案は賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第76号、平成30年度府中国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。  質疑に入り、「特定健康診査受診に係る個人負担金の見直しとして、受診料を無料としたとなっているが、何名の利用があったのか」という趣旨の質疑があり、担当課長から「平成30年度末の国保加入者7,916人のうち、法定報告の数値だが、健診対象者が6,221人、そのうち健診した人数は2,458人となり、受診率は39.5%となっている」という趣旨の答弁がありました。  ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、討論なく、採決の結果、本案は起立全員により、認定すべきものと決しました。  なお、ほか9件の議案については、審査の結果、いずれも起立全員をもって原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。  以上、まことに簡略ではありますが、厚生委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。            〔厚生常任委員長 棗田澄子君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) 続いて、議案第74、77、81各号について、建設常任委員長の報告を求めます。  山口委員長。            〔建設常任委員長 山口康治君 登壇〕 ○建設常任委員長山口康治君) 議長の御指名をいただきましたので、建設委員会に付託を受けました議案3件の審査の概要と結果を御報告申し上げます。  なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告させていただきます。  まず、議案第74号、府中市水道条例の一部改正について。  質疑に入り、委員から「更新制を導入することに伴い、有効期限を5年にした理由とその効果、また、更新時の確認4項目に不備があった場合、どのように対応されるのか」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「これまでの指定給水装置工事事業者の指定については、指定のみが定められ、指定の有効期間がなく、廃止・休止等の実態把握が困難であったため、実態把握指定給水装置工事事業者の資質の維持向上を図るということを目的とし、水道法の一部改正により、指定の有効期間が新たに定められ、5年ごとの更新制が導入された。また、更新時の項目について、工事事業者が適正に事業運営をしていることを確認することを目的に、4項目の確認事項を設けており、不備があり、要件に該当しないということであれば更新ができない場合もあり得る」という趣旨の答弁がありました。  次に、平成30年度府中公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について。  質疑に入り、委員から「地方公営企業会計移行業務委託料1,134万円について、企業会計へ移行するための委託料なのか、それとも移行が終わって業務が行われており、今後も必要となってくる費用なのか」という質疑があり、担当課長から、「費用について、平成30年度から令和元年度の2カ年度の債務負担行為で、平成30年度は1,134万円、令和元年度は1,765万8,000円の合計2,899万8,000円の委託料である。業務の内容は、固定資産調査業務公営企業会計移行支援業務であり、固定資産調査業務企業会計業務に必要となる有形固定資産及び無形固定資産の調査及び評価を行い、新たに導入予定の下水道企業会計システムに移行する資産をデータ化する業務である。また、公営企業会計移行支援業務は、地方公営企業法の適用のため、必要な条例・規則の制定や現在の条例規則の改廃、公共下水道特別会計打ち切り決算企業会計による当初予算編成や、新たな企業会計システムの導入など、多岐にわたる事務支援業務である」という趣旨の答弁がありました。  ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、討論なく、採決の結果、本案は起立全員により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、ほか1件の議案についても、審査の結果、起立全員をもって原案のとおり認定すべきものと決しました。  以上、まことに簡略ではありますが、建設委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。            〔建設常任委員長 山口康治君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) 続いて、議案第75号について、決算特別委員長の報告を求めます。  三藤委員長。            〔決算特別委員長 三藤毅君 登壇〕 ○決算特別委員長(三藤毅君) 議長の御指名をいただきましたので、決算特別委員会に付託を受けました議案第75号について、審査の概要と結果を御報告申し上げます。
     本案については、今期定例会初日に提案説明を受け、同日設置された本特別委員会に付託されました。本特別委員会では、9月10日に総括質疑を行い、その後、各分科会の審査区分に従って審査を行いましたが、その概要については、先ほどこの議場で行われた本特別委員会において各分科会の報告を受けたところであります。  この各分科会報告に対する質疑及び本案に対する討論のいずれもなく、本案については、全会一致をもって、認定すべきものと決しております。  以上、まことに簡略ではありますが、決算特別委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。            〔決算特別委員長 三藤毅君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) 続いて、議案第83号について、予算特別委員長の報告を求めます。  大本委員長。           〔予算特別委員長 大本千香子君 登壇〕 ○予算特別委員長大本千香子君) 議長の御指名をいただきましたので、予算特別委員会に付託を受けました議案第83号について、審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本案については、今期定例会初日に議案説明を受け、同日設置された本特別委員会に付託されました。  本特別委員会では、分科会を設け、審査区分に従って審査を行いましたが、その概要については、先ほど、この議場で行われた本特別委員会において、各分科会の報告を受けたところでございます。  この各分科会報告に対する質疑はなく、本案に対する討論は、委員1名から反対討論が、委員1名から賛成討論が行われておりますが、その討論の内容につきましても、先ほど行われました本特別委員会において、皆様お聞きのとおりでございます。  最後に、採決の結果でございますが、本案は起立多数により、原案のとおり可決すべきものと決しております。  以上、まことに簡略ではありますが、予算特別委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。           〔予算特別委員長 大本千香子君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) 各委員長の報告が終了いたしました。  ここで暫時休憩いたしますから、各委員長報告に対する質疑及び各議案に対する討論のある諸君は、休憩中に発言通告書を事務局へ提出願います。  それでは、暫時休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時3分 休憩                午前11時30分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 再開いたします。  これより各委員長報告に対する質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、各委員長報告に対する質疑は終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第69号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第69号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第70号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次、発言を許します。  水田豊君、反対者。              〔10番議員 水田豊君 登壇〕 ○10番議員(水田豊君) それでは、議案第70号、地方独立行政法人府中病院機構第3期中期目標を定めることについて、反対の対場で討論いたします。  率直に言って、この目標のもとで次の4年間、医師不足と赤字の解消ができるとは思われません。今までの8年間の総括がどこにあるのでしょうか。  二、三の指摘はございます。例えば両病院の経営改善については、十分な成果が上がっていないとか、親近感、信頼感、安心感を感じることのできる医療・介護サービスを提供するようになってほしいとか、そういう指摘はあるものの、それをどうやって実現するのか、具体性に乏しいと思います。また、指摘するだけではなく、市立病院の開設者、所有者として、あるべき病院像を鮮明に示していただきたいと思います。  このような抽象的なことでは、地方独立行政法人府中病院機構、以下、独法と縮めて言いますが、独法側も抽象的な中期計画しか立てようがないのではないかと心配するところです。  JA府中総合病院を市が抱えて、上下の府中北市民病院と経営統合し、その経営を独法に任すというのが、府中市における病院再編でした。病院を残すには、これしかないという伊藤元市長の主張でもありました。  しかし、今どうでしょうか。2病院での常勤医師は、独法発足当時の数を維持できていません。また、常勤外科医は不在となっております。府中北市民病院では、看護師不足から療養病床を廃止する事態となっているということです。  とにかく病院として残っているから、よくやっているという意見もあります。市の補助がそれほど大きくなく、その中でよくやっているというなら、私も同意いたします。  しかし、先ほどの委員長報告でもありましたように80億円のお金をつぎ込んでいて、今の結果だということです。繰り入れが毎年4億から4億5,000万円、病院の建てかえに50億円、それぐらいかかっていると。総計すれば80億円以上かかっているわけですね。毎年10億円、平均すればですが、かけた結果としてよくやっているのかということを本当に考えてみなければならないと思います。  誤解のないように言っておきますけども、私は市立病院市民病院の経営に金を出してはいけないと言っているわけではございません。民間病院が手を出したがらない不採算医療公立病院が担っています。必要な支援はすべきであります。税金をつぎ込む以上、必要な支援の基準を明らかにして、必要な繰り入れと、それをしてもなお足りない部分を明確に指摘をして、それを独法に示す。そして、さらに独法に対して努力を促す中期目標にすべきではないかと思っておるところでございます。第3期ですから、もう8年たったということを考えないといけないと思います。次の4年間で経営の改善が見込めないということであれば、独法経営の継続も含めた抜本的な対策を考える時期に来ているんではないかと思われます。  こうした観点から、この第3期中期目標は、これまでの二度の市が作成した中期目標の前例踏襲の域を出ておらず、次の4年間で経営改善を独法に促すものにしては不十分だと、もう言わざるを得ない。今議会での独法の病院経営に関する本議会や委員会での討論を踏まえ、市としての考えを独法に明確に伝えていただいて、そういうことを独法に対して市の強い指導が実現できるようなことを希望して、反対討論といたします。              〔10番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) 広瀬和彦君、賛成者。             〔5番議員 広瀬和彦君 登壇〕 ○5番議員(広瀬和彦君) 議長の御指名をいただきましたので、5番議員、広瀬和彦が、議案第70号に対する賛成意見を述べさせていただきます。  今回の議案は、第3期中期目標を定めることについてとなっていますが、目標を定めるのは当然のことであり、どちらかと言えば内容のほうが重要だと思っております。  先日行いました厚生委員会では、中期目標の内容が、先ほど水田議員のほうからもありましたが、抽象的ではないかとの意見や、今議会より取り入れました委員間討議を行い、いろいろ議員のほうからも意見や思いも出されました。そういった中で市の考えは、今後、病院機構がどういった医療体制を目指していくかが大きな転換点になるのではないかと考えていると答弁されております。  また、両病院の将来像の検討結果については、令和2年度中に取りまとめて公表することと中期目標に掲げておられます。このことを病院機構側としっかり議論と意思統一をしていただくことと、委員会への報告をしっかりしていただく、このことをお願いしまして、賛成の討論といたします。             〔5番議員 広瀬和彦君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) これにて、討論を終結いたします。  これより議案第70号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(加藤吉秀君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第71号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第71号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第72号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第72号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第73号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第73号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第74号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第74号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(加藤吉秀君) これより議案第75号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第75号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、認定であります。  本案は、委員長の報告のとおりに決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員長の報告のとおり認定されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第76号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第76号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、認定であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員長の報告のとおり認定されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第77号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第77号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、認定であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員長の報告のとおり認定されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第78号から議案第80号まで、計3件について一括して討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第78号から議案第80号まで、計3件を一括して採決いたします。  この3件に対する委員長の報告は、認定であります。  この3件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第78号から議案第80号まで、計3件は、委員長の報告のとおり認定されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第81号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第81号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、認定であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員長の報告のとおり認定されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第82号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第82号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、認定であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員長の報告のとおり認定されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第83号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  土井基司君、反対者。             〔9番議員 土井基司君 登壇〕 ○9番議員(土井基司君) 議案第83号、令和元年度府中一般会計補正予算(第2号)について、反対の立場で討論いたします。  補正予算のうちの、予算説明資料で言うと資料4、駅周辺の賑わいづくり事業30万円、これについて反対いたします。そのほかについては、反対いたしません。  9月12日付の中国新聞の報道によりますと、昨年6月に天満屋ストアと覚書を交わしたということであります。その件について市民や議会に今まで何の説明もなく、今議会に、その覚書に関連した予算が計上されて、私もですけども市民も驚いているところだと思います。  議会で今までも天満屋の店舗のスペースがあいてきているということは議論になって、これを市としてどのように考えるかということも議論されてきておりますし、市民にもどうなるんだということをいろんなときに再々尋ねられたりしておりまして、非常に議会も市民も関心が高いテーマであるという中で、その経過が全く説明されてこなかったことについては、非常に残念な気持ちもございます。内容的には、府中市の活性化のために連携して空き店舗スペースを活用するということで、非常にすばらしい取り組みだと思いますし、私もそれに関連した、こうしたらいいんじゃないかということで、子育ての利便性を図るような、そういう取り組みも提唱したところであります。  しかしながら、民間企業も最近は、コンプライアンスが大変厳しく問われるようになっておりますし、また、府中市、公共団体については、より一層、透明性・公平性が求められているところでもあります。その上で、さらに天満屋ストアさんは、道の駅の指定管理者ということで受託するもの、そういう利害関係もある中で、一層の透明性が求められていると考えます。  この件につきましては、市民や議会に十分な説明がされていないこと、それから、今議会だけでは十分な時間が確保されないことから、本件を補正予算として計上することについては、時期尚早だと判断して、再検討を求めるために反対いたします。  なお、ほかについては賛成しますので、予算案が否決された場合には、速やかにほかの事業は執行できるよう直ちに修正を行って、議決を求めることを要望いたしまして、反対の討論とさせていただきます。             〔9番議員 土井基司君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) 続いて、森川稔君、賛成者。              〔4番議員 森川稔君 登壇〕 ○4番議員(森川稔君) 議長のお許しをいただきましたので、議案第83号、令和元年度府中一般会計補正予算(第2号)について、賛成の立場から討論いたします。  全般いろいろ補正予算ありますが、先ほど反対者が言われました駅周辺の賑わいづくり事業については、私は駅周辺の賑わいづくり事業については、道の駅と府中天満屋が一体となって、このエリアを府中の拠点とするという考えのもと、これまでも府中天満屋の2階にファブラボ機能などを設置するという説明を都度都度受けております。これについてこの補正予算は、若者、女性、子供の、子育て世代などを呼び込み、駅周辺の賑わいづくりを創出することなど、こういった点について、調査、分析、検討して、目指すべき空間デザインを描いていく事業だと思っております。  先ほど言われました府中天満屋との契約、覚書という、ちょっと不明な点があるということではありますが、ここは、この事業を進めるに当たって、行政より、今後オープンにして透明性を高めていく説明をいただければ、この事業は府中市を立派にしていくためのものだと思っておりますので、そういった点から賛成ということで討論いたしました。              〔4番議員 森川稔君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) これにて、討論を終結いたします。  これより議案第83号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(加藤吉秀君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第84号から議案第86号まで、計3件を一括して討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第84号から議案第86号まで、計3件を一括して採決いたします。  この3件に対する委員長の報告は、可決であります。  この3件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第84号から議案第86号まで、計3件は、委員長の報告のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 日程第19、請願第1号、高校卒業年齢まで子どもの医療費助成を求める請願について、厚生委員長から、会議規則第109条の規定により、タブレットに配信しております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  本請願については、厚生委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(加藤吉秀君) 起立多数であります。  よって、本請願については、厚生委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 日程第20、意見書案第9号、高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書の提出についての件を議題といたします。  加島広宣君から、提案理由の説明を求めます。  加島広宣君。             〔15番議員 加島広宣君 登壇〕
    ○15番議員(加島広宣君) 議長のお許しをいただきましたので、意見書案の配信をさせていただきます。  意見書案第5号、高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書の提出について。  地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、総務大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、国家公安委員長、衆議院議長及び参議院議長に対し、高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書を別紙のとおり提出いたします。  令和元年9月18日。府中市議会議長、加藤吉秀様。  提出者、府中市議会議員、三藤毅、水田豊、楢﨑征途、加島広宣。  高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書でございます。  東京都池袋で87歳の高齢者が運転する車が暴走し、母子2人が亡くなった事故以降も高齢運転者による事故が続いております。  近年、交通事故の発生件数は減少傾向にありますが、75歳以上の高齢運転者の死亡事故の割合は高まってきており、単純ミスによる事故も目立っております。  警察庁は、昨年末時点で約563万人いる75歳以上の運転免許保有者が、2022年には100万人ふえ、663万人に膨らむと推計しています。  こうした状況を踏まえ、国は2017年施行の改正道路交通法で、75歳以上の免許保持者は、違反時や免許更新時に認知機能検査を受けることを義務づけました。今や高齢運転者の安全対策及び安全運転支援の取り組みは待ったなしの課題であります。  また、過疎地域を中心に、いまだ「生活の足」として車が欠かせない高齢者も多い中、自主的に免許を返納した場合など、地域における移動手段の確保も重要な取り組みであります。  政府におかれては、地方自治体や民間事業者とも連携しながら、総合的な事故防止策としての、高齢運転者の安全運転支援と地域における移動手段の確保を進めるため、下記の事項について早急に取り組むことを強く求めます。  1、自動ブレーキやペダル踏み間違い時の急加速を防ぐ機能など、ドライバーの安全運転を支援する装置を搭載した安全運転サポート車(サポカーS)や後づけのペダル踏み間違い時加速抑制装置の普及を一層加速させるとともに、高齢者を対象とした購入支援策を検討すること。  2、高齢運転者による交通事故を減らすため、自動ブレーキなどを備えた安全運転サポート車(サポカーS)に限定した免許の創設や、走行できる場所や時間帯などを制限した条件つき運転免許の導入を検討すること。  3、免許を自主返納した高齢者が日々の買い物や通院などに困らないよう、コミュニティバスやデマンド(予約)型乗合タクシーの導入など地域公共交通ネットワークのさらなる充実を図ること。また、地方自治体などが行う免許の自主返納時におけるタクシーや公共交通機関の割引制度などを支援すること。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出いたします。  令和元年9月18日。広島県府中市議会。  皆様の御賛同、よろしくお願いいたします。             〔15番議員 加島広宣君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) これにて、提案理由の説明を終結いたします。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時58分 休憩                午前11時58分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 再開いたします。  これより、意見書案第5号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第5号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、意見書案第5号については、委員会の付託を省略することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより意見書案第5号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第5号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 日程第21、意見書案第6号、新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出についての件を議題といたします。  三藤毅君から、提案理由の説明を求めます。  三藤毅君。              〔14番議員 三藤毅君 登壇〕 ○14番議員(三藤毅君) 議長のお許しをいただきましたので、意見書案第6号について、朗読をもって提案にかえさせていただきます。  新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出について。  地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、農林水産大臣、国土交通大臣、衆議院議長及び参議院議長に対し、新たな過疎対策法の制定に関する意見書を別紙のとおり提出する。  令和元年9月18日。府中市議会議長、加藤吉秀様。  提出者、府中市議会議員、水田豊、加島広宣、楢﨑征途、三藤毅。  新たな過疎対策法の制定に関する意見書(案)。  過疎対策については、昭和45年に過疎地域対策緊急措置法制定以来、4次にわたる特別措置法の制定により、総合的な過疎対策事業が実施され、過疎地域における生活環境の整備や産業の振興など一定の成果を上げたところである。  しかしながら、依然として多くの集落が消滅の危機に瀕し、また、森林管理の放置による森林の荒廃やたび重なる豪雨・地震等の発生による林地崩壊、河川の氾濫など、極めて深刻な状況に直面している。  過疎地域は、我が国の国土の過半を占め、豊かな自然や歴史・文化を有するふるさとの地域であり、都市に対する食料・水・エネルギーの供給、国土・自然環境の保全、癒しの場の提供、災害の防止、森林による地球温暖化の防止などに多大な貢献をしている。  過疎地域が果たしているこのような多面的・公益的機能は国民共有の財産であり、それは過疎地域の住民によって支えられてきたものである。  現行の過疎地域自立促進特別措置法は令和3年3月末をもって失効することとなるが、過疎地域が果たしている多面的・公共的機能を今後も維持していくためには、引き続き、過疎地域に対して総合的かつ積極的な支援を充実・強化し、住民の暮らしを支えていく政策を確立・推進することが重要である。  過疎地域が、そこに住み続ける住民にとって安心・安全に暮らせる地域として健全に維持されることは、同時に、都市をも含めた国民全体の安心・安全な生活に寄与するものであることから、引き続き総合的な過疎対策を充実強化させることが必要である。  よって、新たな過疎対策法の制定を強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。  令和元年9月18日。広島県府中市議会。  どうぞ皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。              〔14番議員 三藤毅君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) これにて、提案理由の説明を終結いたします。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後0時3分 休憩                午後0時3分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 再開いたします。  これより、意見書案第6号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第6号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、意見書案第6号については、委員会の付託を省略することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより意見書案第6号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第6号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 日程第22、意見書案第7号、教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の提出についての件を議題といたします。  水田豊君から、提案理由の説明を求めます。  水田豊君。              〔10番議員 水田豊君 登壇〕 ○10番議員(水田豊君) それでは、意見書案第7号、教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の提出について。  地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、内閣官房長官、衆議院議長及び参議院議長に対し、教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書を別紙のとおり提出する。  令和元年9月18日。府中市議会議長、加藤吉秀様。  提出者、府中市議会議員、三藤毅、加島広宣、楢﨑征途、水田豊。  提案理由でございます。要旨で説明させていただきます。  今、公立学校の教職員の方々の長時間労働が大きな問題になっておることは、皆さんも御承知のとおりだろうと思います。
     国も中央教育審議会、いわゆる中教審において、教師の長時間勤務に関し、上限ガイドラインを出して、その是正に努めているところでございます。  府中市教育委員会でも、さまざまな取り組みをされていることは、この本会議や委員会での質疑・答弁で明らかになっているところではございます。しかしながら、先生方の仕事の量や教職員の数などの職場の実態を踏まえると、教職員定数の改善や業務の削減が伴わなければ、かけ声に終わってしまう。働き方改革は難しいと思います。これは、一地方自治体だけの努力では限界があることも明白だろうと思います。  よって、政府において、以下の2点を要請する次第です。  1、計画的な教職員定数改善を推進すること。  2、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元すること。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。  令和元年9月18日。広島県府中市議会。  よろしくお願いいたします。              〔10番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) これにて、提案理由の説明を終結いたします。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後0時7分 休憩                午後0時7分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 再開いたします。  これより、意見書案第7号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第7号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、意見書案第7号については、委員会の付託を省略することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより意見書案第7号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第7号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 日程第23、決議案第1号、天皇陛下御即位を奉祝する賀詞決議の件を議題といたします。  三藤毅豊君から提案理由の説明を求めます。              〔14番議員 三藤毅君 登壇〕 ○14番議員(三藤毅君) 議長のお許しをいただきましたので、決議案第1号を配信いたします。  朗読をもって提案にかえさせていただきます。  天皇陛下御即位を奉祝する賀詞決議。  天皇陛下御即位を奉祝する賀詞決議を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出する。  令和元年9月18日。府中市議会議長、加藤吉秀様。  提出者、府中市議会議員、加島広宣、楢﨑征途、三藤毅。  天皇陛下御即位を奉祝する賀詞決議(案)。  天皇陛下におかれましては、風薫るよき日に御即位あそばされ、日本国及び日本国民統合の象徴として皇位を継承なされましたことは、まことに慶賀にたえないところであります。世界の平和と我が国の繁栄が一層進展し、令和の世が幾久しく続きますよう心から祈念申し上げ、ここに府中市議会は、府中市民を代表して、謹んでお祝いを表します。  以上、決議する。  令和元年9月18日。広島県府中市議会。  皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。              〔14番議員 三藤毅君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) これにて、提案理由の説明を終結いたします。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後0時10分 休憩                午後0時10分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 再開いたします。  これより、決議案第1号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております決議案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、決議案第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより決議案第1号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、決議案第1号を採決いたします。             (2番議員 芝内則明君 退席)             (9番議員 土井基司君 退席)              (10番議員 水田豊君 退席) ○議長(加藤吉秀君) 本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(加藤吉秀君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。             (2番議員 芝内則明君 復席)             (9番議員 土井基司君 復席)              (10番議員 水田豊君 復席)            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 日程第24、議員派遣についての件を議題といたします。  お諮りいたします。  本件は、タブレットに配信しておりますとおり派遣することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本件はタブレットに配信しておりますとおり派遣することに決しました。  なお、議員派遣に変更がある場合は、議長に一任とさせていただきます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 日程第25、事務事業評価の報告についての件を議題といたします。  総務文教常任委員会、厚生常任委員会及び建設常任委員会の各委員長から、事務事業評価結果について、報告したい旨の申し出がありましたので、これを許可いたします。  なお、各委員会の事務事業評価の結果は、タブレットに配信しておりますので、御参照ください。  まず、総務文教常任委員会、三藤委員長。           〔総務文教常任委員長 三藤毅君 登壇〕 ○総務文教常任委員長(三藤毅君) 議長のお許しをいただきましたので、総務文教委員会における議会による事務事業評価結果について、報告いたします。  本委員会では、議会による事務事業評価の対象事業として、行政情報発信事業、市内企業と地方移住希望者のマッチング事業、移住・定住スタディツアー事業、「英語力」リノベーション事業、家庭教育支援事業の5事業を抽出し、今後の事業の方向性と議会としての評価意見を取りまとめましたので、執行部に対し、次のとおり提言いたします。  1、行政情報発信事業については、一部見直しの上、継続すべきものと考えます。  ひろおく便りの視聴率は向上しており、一定の宣伝効果は出ているものと考える。番組の放送時間等を市民に周知徹底したり、過去の放送をホームページ上で見ることができるように工夫したりすることで、さらなる視聴率の向上に期待する。  内容充実のために、アピールするポイントを明確にし、制作会社に情報・意図を的確に伝えること。また、広報担当以外の職員についても、市内の情報についてアンテナを張りめぐらせ、入手した事業のPR方法を常に意識されたい。  2及び3、市内企業と地方移住希望者のマッチング事業及び移住・定住スタディツアー事業については、抜本的な見直しの上、継続と考えます。
     集客数や参加者数といった数値目標の達成が移住促進という目的にどの程度寄与しているのか見えづらく、目標設定の妥当性に疑問が残る。関係人口の増加を図る指標を工夫し、事業が目的達成に向け、前進していることを説明できる必要がある。  前提として、補助金ありきの事業となっていないか、本当に必要な事業なのかということについても再度、検討・整理されたい。  4、「英語力」リノベーション事業については、現状のまま継続すべきと考えます。  児童・生徒及び保護者並びに市民に対して、大学・高校入試まで見据えた事業として、実施意義の周知徹底を図られたい。  また、受験率100%を目指して、より多くの子供たちが受験にチャレンジする意欲を持てるような施策を工夫されたい。  5、家庭教育支援事業については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。  放課後の子どもの居場所づくりの観点から、放課後児童クラブ等やコミュニティ・スクールも含めて、事業のあり方を再構築されたい。  また、放課後子ども教室の指導員確保及び親プロのファシリテーター養成・確保について、さらなる予算措置も検討の上、重点的に取り組まれたい。  以上、まことに簡略ではありますが、総務文教委員会における議会による事務事業評価結果を申し上げ、報告とさせていただきます。           〔総務文教常任委員長 三藤毅君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) 続いて、厚生常任委員会棗田委員長。            〔厚生常任委員長 棗田澄子君 登壇〕 ○厚生常任委員長棗田澄子君) 議長のお許しをいただきましたので、厚生委員会における議会による事務事業評価結果について、報告いたします。  本委員会では、議会による事務事業評価の対象事業として、子ども・子育て支援事業計画、三玉プロジェクト、地域づくり活動事業、医療体制確保事業、湯が丘病院基本構想策定事業の5事業を抽出し、今後の事業の方向性と議会としての評価意見を取りまとめましたので、執行部に対し、次のとおり提言いたします。  1、子ども・子育て支援事業計画については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。  計画策定に当たっては、アンケート調査から見えてくるニーズに応え、地域特性を生かした事業の構築となるよう、他分野(産業・まちづくり・教育など)との横断的連携を十分図られたい。  2、三玉プロジェクトについては、抜本的な見直しの上、継続と考えます。  改修に当たっては、一定程度の制約はあるものの建物を既に取得した状況もあり、最大限有効活用できるよう寄附者の意向も酌み、抜本的見直しの上、費用対効果のある事業としていただきたい。  また、目的からずれないよう進めていただきたい。  3、地域づくり活動事業については、一部見直しの上、継続すべきものと考えます。  社会福祉協議会への補助金事業であるが、現状では事業効果が上がっているのか、目標が達成できているかが見えてこないので、見えるような形をとっていただきたい。  社会福祉協議会と常時連携をとりながら、今必要とされている福祉ニーズを速やかに受け取れる体制をとり、地域福祉の推進を図られたい。  4、医療体制確保事業については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。  医師の育成、新規医療機関開設等の増加をさらに推進すること。  あらゆる方策を使って、医療提供体制の整備に努められたい。  5、湯が丘病院基本構想策定事業については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。  医師や看護師の確保が困難な状況ではあるが、労働条件の改善をするなど、努力を継続していただきたい。  老朽化した施設についても、時間的猶予がない中、今後どうしていくのか、さらなるスケジュール管理を行いながら、早急に検討委員会を設置し、より具体的な施策の決定に努められたい。  以上、まことに簡略ではありますが、厚生委員会における議会による事務事業評価結果を申し上げ、報告とさせていただきます。            〔厚生常任委員長 棗田澄子君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) 続いて、建設常任委員会、山口委員長。            〔建設常任委員長 山口康治君 登壇〕 ○建設常任委員長山口康治君) 議長の御指名をいただきましたので、建設委員会における議会による事務事業評価について、報告いたします。  本委員会では、議会による事務事業評価の対象事業として、市営住宅の適切なストックマネジメント、就職・UIターン促進支援事業、NEKIを拠点とした首都圏戦略、上下地域の観光振興事業、農業関連地方創生事業の5事業を抽出し、今後の事業の方向性と議会としての評価意見を取りまとめましたので、執行部に対し、次のとおり報告いたします。  市営住宅の適切なストックマネジメントについては、一部見直しの上、継続すべきと考えます。  50年以上経過した老朽住宅が増加し、解体及び長寿命化の改修工事を進めるため、生活基本計画で市営住宅の方向性を明確にし、府中市営住宅長寿命化計画などによる判断基準に基づいて優先順位をつけ、事業を実施するなど、民間活用も含めて、適切なストックマネジメントに努められたい。  就職・UIターン促進支援事業については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。  SNSなど情報発信の新規性を取り入れ、高校生・大学生・UIターン者を引きつけるよう府中市の魅力発信を強化するとともに、福山地方以外の地域で、市内企業の紹介や就職説明会を開催するなど、積極的な取り組みに努められたい。  取り組みの追跡調査等を実施してニーズを把握し、ニーズに合った取り組みへの転換も検討されたい。  NEKIを拠点とした首都圏戦略については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。  物販部門について、収益の安定的な黒字化や府中市の特産品を広めるため、近隣市町と連携して備後圏の特産品の販売をふやされたい。  その際は、掛け率など差別化を検討されたい。飲食部門に力を入れ、採算がとれるようコストの見直しを行い、食材については、府中市内からの購入をふやされたい。  以上のことについて、事業主体である府中商工会議所と緊密な連携を図られたい。  上下地域の観光振興事業については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。  角倉邸と翁座の改修など、今後は行政として補助するには限界があり、PFI等民間活力を利用するよう検討されたい。  上下町の観光施設を生かすため、ほかにない企画で、お得感のあるイベントを展開し、稼ぐ事業にするため組織の充実を図られたい。  農業関連地方創生事業については、現状のまま継続すべきと考えます。  新規就農のための人材育成とハード面の整備補助など、限られた予算の中で成功事例をつくるべく資源を集中し、さらに農業所得向上をするため6次産業化の推進に取り組まれたい。また、農業従事者が安定して経営できるよう鳥獣対策にも取り組まれたい。  以上、まことに簡略ではありますが、建設委員会における議会による事務事業評価結果を申し上げ、報告とさせていただきます。            〔建設常任委員長 山口康治君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) 各委員長の報告が終了いたしました。  各報告に対する質疑は、議会運営委員会の決定により省略いたします。  以上で、今期定例会の会議に付議された事件は全て議了いたしました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後0時27分 休憩                午後0時28分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 再開いたします。  これにて、令和元年第3回府中市議会定例会を閉会いたします。                午後0時28分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     令和  年  月  日        府中市議会 議  長        府中市議会 議  員        府中市議会 議  員...