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  1. 府中市議会 2019-09-13
    令和元年第3回決算特別委員会( 9月13日建設分科会)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和元年第3回決算特別委員会( 9月13日建設分科会)               令和元年第3回府中市議会定例会             決算特別委員会建設分科会会議録  令和元年9月13日午前11時4分、決算特別委員会厚生分科会を第一委員会室において開会した。 1 出席委員   主査   山口康治         副主査  森川 稔   分科員  安友正章         分科員  芝内則明   分科員  加島広宣 1 欠席委員   なし 1 傍聴議員   なし 1 説明のため出席した者   経済観光部長   若井紳壮    観光戦略推進担当部長                            森川祐司   建設部長     杉島賢治    商工労働課長  近藤和成   農林課長農委事務局長            池田弘昭    観光課長    浅野昌樹   監理課長     内海敏雅    都市デザイン課長                            日野雄蔵
      土木課長     河毛茂利    上水下水道長  田原 厚   環境整備課長   松山浩一    監査事務局長  真田祥嗣   上下支所長    森藤哲二 1 事務局及び書記   事務局長     赤利充彦    議事係長    小林正樹 1 本日の会議に付した事件   議案第75号 平成30年度府中市一般会計歳入歳出決算認定について            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                午前11時4分 開会 ○主査(山口康治君) ただいまから決算特別委員会建設分科会を開会いたします。  これより議事に入ります。  決算特別委員会に付託されました議案第75号「平成30年度府中市一般会計歳入歳出決算認定について」の件を議題といたします。  御承知のように、決算審査は予算執行が予算に従って適正に、かつ能率的、合理的に行われ、市民の福祉の増進に役立ったかどうかを検討するという観点からなされるものであります。平成30年度歳入歳出決算書とともに提出されております主要な施策の成果に関する説明書、財産に関する調書及び監査委員の各会計決算資料等を参考にされ、審査に当たっていただくようお願いいたします。  補足があれば、提案者の説明を求めます。  杉島建設部長。 ○建設部長杉島賢治君) 特にございません。 ○主査(山口康治君) これより本分科会の審査区分となっている部分に対する質疑を行います。  質疑は、款または項の番号順に行い、原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いいたします。  なお、歳入のうち、本分科会の審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いいたします。  まず、歳出の4款衛生費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 議案第75号の4款衛生費の144ページにございます小型浄化槽設置補助金でございますけれども、現在、府中市内小型浄化槽の設置数がどのぐらいになっているのか。また、今後の推移、予想といったようなものがありましたら教えていただけますでしょうか。 ○主査(山口康治君) 松山環境整備課長。 ○環境整備課長松山浩一君) 小型浄化槽設置基数でございますけれども、平成30年度の設置基数は60基でございます。その内訳といたしまして、5人槽が42基、7人槽が17基、10人槽が1基となっております。また、直近の基数の推移でございますけれども、平成26年度が86基、平成27年度が81基、平成28年度が75基、平成29年度が65基と年々減少している状況となっております。なお、今後の見込み件数につきましては、これからも減少傾向が続くものと考えております。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。  森川副主査。 ○副主査(森川稔君) 142ページですけれども、清掃費、埋め立て処分費埋立センター残用土調査業務委託料が112万6,000円ほどありますけれども、この調査については、どのようなことを実施されたのか。その後、現処分場について、あとどの程度もつのか、この辺の調査結果がわかればお聞かせください。 ○主査(山口康治君) 松山環境整備課長。 ○環境整備課長松山浩一君) 調査の内容でございますけれども、埋立センターにおける残用容量を把握いたしまして、あと何年ぐらいで埋め立てが完了するのかといったことを調査するため、現地での測量調査を行ったものでございます。今回の調査結果によりまして、現在のごみの数量で今後推移した場合でいきますと、埋め立て可能年数は約8年と予測をいたしております。 ○主査(山口康治君) 森川副主査。 ○副主査(森川稔君) どのような調査というのは、これは計測をされて、そこの配置に対して今どれぐらいの高さまできているから、あと何年という、こういう調査と理解すればよろしいでしょうか。 ○主査(山口康治君) 松山環境整備課長。 ○環境整備課長松山浩一君) 今御紹介されましたとおりの内容でございます。 ○主査(山口康治君) 森川副主査。 ○副主査(森川稔君) あと8年ということなんですけれども、なかなか新しい埋め立てをつくることになると、下流の水利権とか、いろいろ問題があって、なかなか次に新しいところをつくるのは、非常に今の状況では難しいんじゃないかなと思うんですけれども、仮に、8年といいながら、ここの場所をさらに何か工夫をすれば延命ができるのかどうか、その辺を含めて調査はされたんでしょうか。 ○主査(山口康治君) 松山環境整備課長。 ○環境整備課長松山浩一君) 今後の見通しについてでございますけれども、災害廃棄物の処理やごみ減量化などによりまして埋め立て可能年数が前後することも予想されます。市民の皆様への減量化の啓発も重要でございますが、近い将来、埋め立てごみ分別区分の見直しを行うなど、埋め立てごみ量そのものを減らす必要があると考えております。具体的にはCDケースなどの硬質プラスチック類埋め立てごみとしておりますけれども、こちらを可燃ごみ分別区分を変更することによって減量化をしていきたいと考えております。 ○主査(山口康治君) 森川副主査。 ○副主査(森川稔君) 今は量を減らすというお考えの説明だったと思うんですけれども、できれば今後、埋め立て場所をいかに確保するかといったことがこの先必要になってくると思いますので、そういったことを含めた調査を次年度当たりには考えていただければなと思います。 ○主査(山口康治君) 松山環境整備課長。 ○環境整備課長松山浩一君) 次期埋め立て予定地の確保についてでございますけれども、これにつきましては、真剣に考えていかなければならない大きな課題と捉えております。現施設の拡張、もしくは新たな施設の建設につきまして慎重に今後も調査研究を行っていく必要があると考えております。 ○主査(山口康治君) 芝内分科員。 ○分科員(芝内則明君) 134ページの出口川の汚水対策事業にかかわってですが、土地賃借料があるんですが、今回の一般質問の中でもまたあったと思うんですが、府中市が過去7億円ダイエットを打ち出してきたときに、賃借についての削減、あるいはそれを整理するというのがあったと思うんですが、そういうことを進められておると思うんですが、実際のところ、この場所における賃借についての今後の用地取得等の考えはどのように思われているかを教えていただきたいと思います。 ○主査(山口康治君) 松山環境整備課長。 ○環境整備課長松山浩一君) 出口川湧水対策事業につきましては、いわゆる出口川重金属の汚染問題の発生に伴う事案の対応策としての事業になりますが、今までの経過を含めて、若干、御説明させていただきたいと思います。  この施設は昭和61年に出口川で採石場跡地の湧水中に含まれるカドミウムなどによる水質汚染事案が発生をいたしました。広島県は学識経験者など10名からなる府中市出口川環境保全対策専門委員会を設置し対策を協議いたしました。その中で原因究明はできませんでしたが、対応策として府中市が昭和63年から平成元年にかけまして、湧水処理施設の設置と採石場跡地荒谷封鎖地でございますが、こちらの封鎖工事を実施したものでございます。そのうち、現在まで30年間にわたって湧水処理を実施しておりまして、事案発生当時に比べて湧水の重金属濃度は大幅に低下はしておりますけれども、環境基準に比べますと、まだ基準を満たさない状況でございます。  したがいまして、水環境の保全のため、今後も湧水処理を続けていかなければなりませんが、将来的に湧水の重金属濃度環境基準を満たせば、処理の必要性がなくなりますので施設も不要となります。この施設が役割を終えましたときには、施設を解体いたしまして、土地については地権者へ返還をすることを想定いたしております。以上のことから、土地を取得することは、現在考えておりません。 ○主査(山口康治君) 芝内分科員。 ○分科員(芝内則明君) 続いて、140ページの資源物集団回収奨励金についてお伺いします。この奨励金は現在どのくらいの団体が活用されているのか。あるいは、昨年度でいうと奨励金280万円、これは昨年のものですけど、どのくらいの奨励金が利用されているか。そして、やっぱり広く市民にそういう意識づけもされる上において啓発・広報等を利用して伝えていくべきではないかと思うんですが、その点についてお聞かせ願えればと思います。 ○主査(山口康治君) 松山環境整備課長。 ○環境整備課長松山浩一君) 資源物集団回収奨励金でございますけれども、こちらの制度としましては、ごみの減量化、限りある資源の有効利用や生活環境の保全を図るため、資源物の回収活動を行う団体に対して奨励金を交付する事業で、平成21年度から実施いたしております。活用団体でございますが、町内会、老人クラブ、女性会、子ども会スポーツクラブ、小学校PTA、保育所保護者会など、営利を目的としない団体が登録団体となりまして、お尋ねの平成30年度における登録団体数は85団体ございます。そのうち、実際に交付を受けておられますのが72団体でございます。  それから、意識づけ、制度のPRでございますけれども、市のホームページ資源物集団回収奨励金交付制度について対象者でありますとか、対象品目、奨励金の額、回収団体届け出方法などを御案内いたしております。また、毎年4月1日の広報ふちゅうにおきましても、同様に掲載をして御案内をさせていただいております。  また、今年度におきまして新規の登録数でございますけれども、新たに4団体が登録をされている状況でございまして、市民の皆様への制度の周知が図られているものと感じております。 ○主査(山口康治君) 芝内分科員。 ○分科員(芝内則明君) ですから、この奨励金を活用していこうと考えたときには、年間を通して登録をしなければならないということが原則になりますよね。ですから、一度4月1日、あるいはホームページ等、あるいはそのやり方について、やはり広くもっと市民に伝えていかなければ、一部のところは知っているよ、活動しているよ。同じようにしても、そういう制度があったんだということになり兼ねないので、その点を不公平が生まれないようにしていただきたいと思います。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(山口康治君) 続いて、5款労働費とこれに関連する歳入について質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。                〔質疑する者なし〕 ○主査(山口康治君) 続いて、6款農林水産費とこれに関連する歳入について質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 6款農林水産費にあります農業振興に対する経費ですけれども、昨今、猿が出てきて非常に困るといったような声を伺います。そうした中で、農業振興に対する経費として、いわゆる鳥獣被害対策に対する補助金であったり、経費もろもろに行政としてどのようなお考えを持たれているか、教えていただきたいと思います。 ○主査(山口康治君) 池田農林課長。 ○農林課長池田弘昭君) 平成30年度の捕獲実績でございますが、イノシシが349頭、シカが10頭、アナグマが17頭などを含め、合計で409頭の捕獲を行っております。平成29年度と比較しますと、全体での捕獲は62頭の増で、またイノシシでは85頭の増という状況で、捕獲頭数は伸びているといった現状ではございます。猿につきましては、毎年1頭ずつしか捕獲できてないところでございますが、猿用のくくりわなを仕掛けてもえさだけ取って捕獲できないというふうに猟友会から伺っております。また、群れについての現状につきましては、把握できていないのが現状で、なかなか実績があがっていないというところでございます。地元から、猿について何とかならないかといった問い合わせが多くありますが、捕獲に有効な手だてがなく、地域によるロケット花火とかの追い払いを進めているのが現状でございます。  鳥獣被害対策につきましては、国の補助金を活用し、箱わなを購入し、町内会に貸し出しをしているところです。また、小型獣用の箱わなを、これは個人の方に貸し出しを行って有害鳥獣の捕獲に役立てていただいております。  また、地元の方が電気柵やメッシュ柵などを設置されるためにかかる経費の一部の補助を行っており、平成30年度におきましては、電気柵が27件、約53万円の補助を行っております。また、メッシュやトタン柵で22件、約30万円の補助を行っており、農作物の被害の軽減を図っているところでございます。  集落や個人農家の方の取り組みでは、鳥獣が潜んでいるところの草刈りでありますとか、木の伐採を行い、住みかをなくす取り組みであるとか、出るところにはおいしい餌があるところになりますので、餌を見えなくするとかの取り組みなど、農家の方にお知らせし、集落での取り組みを啓発しております。  いずれにいたしましても猟友会や有害鳥獣捕獲隊と連携をしながら、こういった箱わななどを使い、捕獲を行い、少しでも鳥獣被害の軽減になればと考えております。 ○主査(山口康治君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 猿に対しての対策が、なかなか難しいのかなと感じたんですけれども、いずれにしても非常に困られているということではあるのと、あとは、やはり広域に多分移動もしているのではないかなという思いもするので、近隣、広域での連携的な協議であるとか、そういった話し合い等をされているのかどうか、確認させていただきたいと思います。 ○主査(山口康治君) 池田農林課長。 ○農林課長池田弘昭君) 年に一回ではございますけれども、東部農林事務所で近隣市町で対策会議を行っている状況でございます。その中で、各市町での捕獲の状況でありますとか、悩みであるとかいったような情報交換を行ってはおります。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。  安友分科員。 ○分科員(安友正章君) それでは、今回の一般質問で、私は森林整備と管理についてさせていただいたんですけど、今回の中で、158ページの6款1項の部分で広島森づくり事業に関しての項目で、ひろしま森づくり事業補助金として400何万円の数字が計上されておりますけれども、この補助金の内容はどういったものなのかお聞きしたいと思います。 ○主査(山口康治君) 池田農林課長。 ○農林課長池田弘昭君) ひろしま森づくり事業補助金についてでございますが、平成30年度におきましては、環境貢献林整備事業としまして2件で約266万円、環境貢献林現況調査事業としまして2件で約24万5,000円、森林林業体験活動支援事業としまして6件85万円、里山保全活用支援事業としまして1件で28万円として補助金を交付いたしております。  まず、環境貢献林整備事業は過去15年間に森林整備が行われていない人工林等について下層植生や木の根の発達、樹木の成長を確保するための適切な間伐を行う事業です。  続きまして、環境貢献林現況調査事業につきましては、先ほど言いました環境貢献林整備事業を実施するため、人工林の現況を森林組合などが調査することに対する補助事業でございます。これにつきましては、昨年、上下地区で8.3ヘクタール、府中地区で0.88ヘクタールの人工林の間伐が実施されております。事業効果につきましては、林内の下層植生を回復させるために不用木等の間伐を行い、災害に強く、水源涵養など森林のもつ多面的機能を発揮することのできる森づくりが実施されていると考えております。  また、森林・林業体験活動支援事業につきましては、森林・林業の保全活動森づくりへの積極的な市民の参加を図るため、森林の機能や林業について学ぶ森林・林業体験活動木育活動を行う団体などに対し支援を行う事業です。  市内の5地区において、しいたけ菌の植菌の体験活動でありますとか、まき割り、炭焼き体験、また、講師を招いての木製テーブル製作体験などのイベントなどが開催され、多数の市民の参加がありました。また、府中東高校において、この事業を活用され、生徒が広島県産材を使用して市内児童施設などの備品や遊具を要望に応じてデザインから作成、設置までの全てを行う活動を実施されております。  また、里山保全活用支援事業につきましては、里山林等保全活用に関する住民団体NPO等のみずからの企画立案による取り組みや、企業による社会貢献活動に対して支援を行う事業です。市内のボランティア団体がこの事業を活用して、羽高湖周辺の森林の下草刈りや遊歩道の整備などを実施されました。  効果としましては、里山林整備活動に取り組んでいるボランティア団体による森づくり事業の意義と認識を深め、森林整備活動へのより積極的な意識向上につながり、森林の持つ多面的機能の発揮を図ることができていると考えます。  また、高校での事業活用においては、県産間伐材使用での製作により、就学、意識・意欲の向上や森林機能や林業についての理解を深めることができたと伺っております。 ○主査(山口康治君) 安友分科員。 ○分科員(安友正章君) この補助事業ひろしま森づくり事業に対する費用なんですけれども、これは今回質問した環境譲与税とは全く関係がない費用ですか。 ○主査(山口康治君) 池田農林課長。 ○農林課長池田弘昭君) ひろしま森づくり事業につきましては、広島県が実施をして皆さんから500円ずつ税を集めさせていただいているもので、森林環境譲与税とはまた違う事業になります。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) ページ数が戻りますが、156ページになります。オオムラサキの里展示棟の指定管理料71万円でございますけれども、猿つながりではないんですが、新聞報道にもあったように、オオムラサキのさなぎであったりとか、幼虫が猿に食べられてしまったということも本年ございました。そうした中で、府中市の観光としてもオオムラサキの里を今後も継続して観光地として、府中市の名所としていく上で行政として、今後どのような活用を考えていらっしゃるのか、その点についてお伺いをさせていただきます。 ○主査(山口康治君) 池田農林課長。 ○農林課長池田弘昭君) オオムラサキの里におきましては、地元町内会国蝶オオムラサキを守る会の方々で施設管理を含め、オオムラサキの保護に努めていただいている状況でございます。毎年、7月の第一日曜日にはオオムラサキを自然に帰す集いを開催され、毎年市内外からのお客さんもあり、遠くは仙台からも参加されたとお伺いし、ことしも約200人の方が参加されたということで好評であったと聞いております。これらを考えますと、やはり自然豊かな環境のもとで、地元で大切に育てられていること、この地域だからこそオオムラサキが自然とマッチし、きれいに羽ばたき、また自然に帰す集いが開催できるものと思います。  ですから、観光地化するということになりますと、やはり国道からのアクセスであるとかいった問題、また、駐車場の台数にも限りがございます。先ほども答弁させていただきましたとおり、やはり自然豊かな環境が整っている場所だからこそ、オオムラサキの生育に適していることからも、開発を伴った観光地化であるとかいったことは難しく、課題が多いと考えております。 ○主査(山口康治君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) もう1点確認なんですけれども、ことしは猿の被害にあわれたということであるんですけれども、どういう状況で猿が入ってきたのか確認をされているのかなと思いますが、そうした猿の侵入を防ぐ対策も考えていらっしゃいますでしょうか。 ○主査(山口康治君) 池田農林課長。 ○農林課長池田弘昭君) 守る会からお聞きしておりますのは、ネットの下をくぐって入って幼虫を食べたというふうにお伺いをしております。それに対しまして、市からの支援とか補助といったものは出してはおりませんが、守る会と話をしまして、守る会でそこは対策を打ったかなということでお話は伺っております。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。  森川副主査。
    ○副主査(森川稔君) 同じ156ページの林業振興費土地賃借料が約500万円計上されております。この物件についてはどのようなものであるか、お伺いをしたいと思います。 ○主査(山口康治君) 池田農林課長。 ○農林課長池田弘昭君) この物件につきましては、七ツ池憩い森施設用地、また、羽高湖森林公園施設用地多目的保安林用地、これは本山ですけど、この3件の施設用地として土地の賃借をしているものでございます。 ○主査(山口康治君) 森川副主査。 ○副主査(森川稔君) ということは、3つの物件があるということですね。1件であれば、かなり金額的に大きかったのでどういったものなのかなということで、わかりました。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(山口康治君) 続いて、歳出の7款商工費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言をお願いします。  安友分科員。 ○分科員(安友正章君) 7款1項、160ページですけれども、起業支援補助金ですね。この費用については、恐らく新規事業に対しての補助を出されたとは思うんですけれども、この新規事業の内容とか中身、それに対しての経緯をどのようにされているのか、お聞きしたいと思います。 ○主査(山口康治君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長近藤和成君) 平成30年度一般会計における起業支援補助金の決算額366万9,500円につきましては、女性や若者を中心とした新規起業者を支援する府中市起業支援事業間接補助金と、高齢者の就労の場を提供する事業、高齢者が地域で貢献することができる事業を支援する府中市生きがい創業ビジネス補助金の2事業がございます。補助金の内容はそれぞれの制度設計により異なりますが、府中市起業支援事業間接補助金につきましては、4件中飲食業が3件、小売業1件に166万9,500円の交付がございました。府中市生きがい創業ビジネス補助金には4件の事業に対して200万円を交付しております。窓口となっておりますのは、商工会議所と商工会を窓口として事業の申請を受け付けております。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 同じページになりますけれども、地域産品の販路開拓支援と、その下段にもあります府中市ものづくり産業競争力強化、それと、さらにその下になるんですけれども、中小企業等復興支援事業費、これ全て補助金にはなっておりますが、何社ぐらいの会社を支援されて、その効果がもしわかれば教えていただけますでしょうか。 ○主査(山口康治君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長近藤和成君) それでは、地域産品等の販路開拓支援事業から御説明申し上げます。こちらにつきましては、府中市アンテナショップNEKIの運営負担金としまして府中商工会議所に300万円を交付しております。NEKIの物販部門、アンテナショップ部門ですが、今現在の出品状況として市内事業所37社が219アイテムを出品していただいております。オープン当初と比較しますと微増となっております。  NEKIにつきましては、飲食部門で備後府中焼きを初め、また、アンテナショップ部門で各木工品であるとか、特産品を取り扱っており、備後圏域との連携も含めまして府中市を故郷で身近に感じていただけるところとして、皆様に御利用いただいているところでございます。  続きまして、ものづくり産業競争力強化補助金でございますが、本補助金は府中商工会議所が行う機械金属業界の販路開拓事業、競争力強化のための勉強会についての補助金として400万円を交付しております。機械金属業界の販路開拓事業につきましては、約3万6,000人が来場する大規模な展示会に、こちらは団体としては初めての出展でございますが、市内企業3社が出展されており、出展された企業さんにおかれましては、積極的に情報交換などを行われ、その場での成約となったこともあったとお伺いをしております。これを受けて販路開拓や、新たなビジネスチャンスにつながったものと考えております。  競争力強化のための勉強会につきましては、企業戦略の立て方やマネジメント、生産性向上に向けた勉強会を定期的に行い、延べ16社が参加され、各事業所において生産現場等の改善に取り組まれているところでございます。  中小企業等復興支援事業費補助金でございますが、こちらにつきましては、平成30年7月の豪雨災害により被害を受けた市内中小企業者が早期の復旧、事業活動の継続を図る目的として代替設備等の購入、または修理などの経費負担の軽減について4,000万円を予算計上させていただいておりました。実績としましては4社に約420万円の補助金を交付しております。 ○主査(山口康治君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 一応、全部聞かせていただきましたのであれですが、最初にお伺いした地域産品等の販路開拓の支援は37社へ支援されたのではなくて、NEKIへということでいいんですよね。  それと、府中市ものづくり産業競争力、これは3社出展されたと言われていましたが、この出展料の費用負担をされたのか、中身をもう一度お伺いします。 ○主査(山口康治君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長近藤和成君) まず、地域産品等の販路開拓支援事業負担金につきましては、こちらも商工会議所への運営負担としてお支払いしている状況です。個別に各社にはお支払いしておりません。  ものづくり産業補助金につきましてですけれども、こちらにつきましては出展コマ料の補助でありますとか、あと、勉強会などの講師の謝金等に当てさせていただいております。400万円が丸々コマ料の補助というわけではございません。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんかか。  安友分科員。 ○分科員(安友正章君) 同じく160ページのところですけど、府中商工会議所・上下商工会中小企業振興事業補助金として928万3,000円、これの内訳、配分をお聞かせ願いたいんですけれども。 ○主査(山口康治君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長近藤和成君) 府中商工会議所・上下商工会中小企業振興事業補助金でございますが、額といたしましては、府中商工会議所へ650万5,300円、上下町商工会へ277万8,000円となっており、合計で928万3,300円を交付しております。内訳といたしましては、府中商工会議所650万5,300円のうち、中小事業者等の経営支援を行うための事業費として400万円、小規模事業経営改善資金融資制度、マル経融資ですけれども、融資制度の利子補給として250万5,300円でございます。上下町商工会には事業費として250万円、融資制度の利子補給としまして27万8,000円を交付しております。小規模事業者経営改善資金融資制度につきましては、商工会議所・商工会を窓口といたしまして事業者に支払われております。 ○主査(山口康治君) 安友分科員。 ○分科員(安友正章君) わかりました。府中商工会議所、上下商工会それぞれに対して補助をされていると。お金は出したと。補助したと。それをどんなことに使っているかというのは、府中商工会議所と上下町商工会でやっていると。その内訳とか内容については、把握はされたり、報告があったりしているんでしょうか。 ○主査(山口康治君) 近藤商工労働課長。 ○商工労働課長近藤和成君) それぞれの経営改善普及事業の事業費に充当されておりまして、例えばですが、講習会等の開催でありますとか、金融懇談会の開催、各種の不動産とか、無料相談会等も開催されております。こちらの経費に充当されております。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。  芝内分科員。 ○分科員(芝内則明君) 164ページの三郎の滝、河佐峡、それぞれ土地賃借料が計上されておりますが、先ほどと同じように、その用地の取得等は検討されておられるかどうかお聞かせ願えればと思います。 ○主査(山口康治君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 三郎の滝と河佐峡の土地の取得の考えということでございますが、まず、河佐峡の施設を紹介させていただきますと、河佐峡は自然と景観に恵まれました場所でありまして、ウォータースライダーと自然の岩を利用したせせらぎを備えた夏休みを中心にキャンプ、水泳も楽しめる市民の大切な憩いの場であり、観光スポットとして大変人気を呈しておりまして市外から多くの来場者でにぎわっているところでございます。同様に、三郎の滝につきましても自然の三段の滝を有する観光スポットでございますが、昨年は災害被害を受けたこともありますが、ことしは無事営業をいたしておりまして、大変こちらもにぎわっておるところでございます。  この施設の用地取得につきましては、買い取りには至ってないわけでございますが、買い取りの考え方につきましては、土地所有者の理解と協力を得られることが前提となりますけれども、財政状況等を勘案しながら、府中市借地縮減計画の基本方針に沿った買い取りの方向で検討していきたいと考えておるところでございます。 ○主査(山口康治君) 芝内分科員。 ○分科員(芝内則明君) それぞれのところへ管理経費ということで計上されている額は相当だと見てとれるわけですが、観光を考えていったときに、さらにそれを進めていくことになったときには、やはり、府中市が取得していってもいいのではないかという思いがあるわけですが、現在のところはそういうお考えはないと理解をすればいいんでしょうか。 ○主査(山口康治君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 現在のところ、買い取りには至っておりませんが、今後につきましては、府中市借地縮減計画の基本方針に則った買い取りの方向で検討してまいりたいということでございます。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 同じ164ページになりますけれども、地域交流センター施設管理経費、これは管理委託料64万3,000円でございますが、こちらの金額ではなくて、地域交流センターといいますと、やっぱりキテラス、府中市の施設の中でも指定管理を行われている施設においてはすごい成功している場所じゃないかなと、私は個人的には感じております。以前より、キテラスさんから要望も伺っているんですけれども、まず1点は、備後府中焼きをそこでつくられていて、店内にどうしても油が気になるので、床掃除をされたり、当然、トイレもあるんでトイレ掃除もされるんですけれども、外水道が欲しいと言われているんですよ。その外水道がなかなかつけていただけないんですけれども、そうしたいろんな要望が使用者からもきているのではないかと思うんですけれども、そういった使われている方からの要望は、たくさんきている中でどのように対応されているのかなと思うんですが。 ○主査(山口康治君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) キテラスの運営上のことにつきましては、利用者のサービス向上につながるよう事業者と指定管理者との間で協議され、調整されているところでございます。市といたしましても、事業者がよりよい事業運営ができるよう指定管理者と連携する中で検討していく考えでございます。  御質問にありましたキテラスの外回りの水道設備については、現在、施設の外にはそういった水回りがございませんで、店内の床掃除等における道具の洗浄については、店内のお手洗いを使用されている状況と聞いております。キテラスは府中焼きなど食品を取り扱う店舗でございますので、衛生的な観点からも整備に向けて事業者と調整を行いたいと考えております。 ○主査(山口康治君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) ぜひよろしくお願いいたします。  続いて、同じページの十里堂辻広場施設管理経費が計上されております。十里堂の辻広場といいますと、上下の町なかにあります公衆トイレではないかと思うんですけれども、トイレを設置されるのにかかった費用、そうした今までにかかった経費と、また、今回はそれを撤去することで撤去費用があがってきているわけですけれども、今回の件をどのように教訓として捉えられているのかお伺いさせていただきます。 ○主査(山口康治君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 十里堂の広場につきましては、平成8年から整備されたものでありますけれども、白壁の町における観光客用のトイレ、または、地域住民の憩いの場として整備されたものでございます。土地は借地であり、昨年度所有者からの土地の返還要請により、昨年度をもって廃止、撤去している状況でございます。これまでにかかった経費でございますが、初期の建設費として約2,350万円かかっております。そして、平成22年ごろの壁の改修といたしまして約150万円、それから昨年度解体撤去工事等で197万5,000円かかっております。総額で約2,700万円の投資を行っているところでございます。  今回、廃止撤去ということでございますが、借地につきましては、こういった廃止とかにつながることがありまして、市民のサービスの低下を招くことがございますので、先ほどの三郎の滝のところでもありましたように、事業をするときには買収といった基本方針がありますので、こういった方針に則って考えたいと考えております。 ○主査(山口康治君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) そうしますと、今後、直近でそうしたケースになり得るのではないかと想像される物件はありますでしょうか。 ○主査(山口康治君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 同じようなケースになり得る可能性があるものということでございますが、現在、観光にかかる同様のケース、借地ということでございますが、こちらを調べましたところ、市が管理する公衆トイレではJR河峡駅、矢野駅、上下駅、これらがいずれも借地でございます。 ○主査(山口康治君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 今、トイレに限って御説明があったんですけれども、物件等ではないんでしょうか。 ○主査(山口康治君) 浅野観光課長。 ○観光課長(浅野昌樹君) 物件等ということで観光施設につきまして、物件については今回調査しておりませんのでデータはございません。また、改めて調査、確認したいと思います。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。  安友分科員。 ○分科員(安友正章君) その件に関しまして、十里堂のトイレは上下の町の真ん中にあって、中心地にあると。観光客が上下の町並みに来られたときに、非常にトイレは有益なもので、地域の人たち、もしくは観光に来た人たちのトイレとしては非常に有効な上下の1つの売りでもあったんですね。それが残念ながら、今回、恐らく借地ということなので、地権者の方が返してほしいという経緯で廃止という形になりましたけれども、こういった町並みのトイレの整備は、今後観光事業を推進するために、非常に大切なものでありますので、ぜひ、こういった行政が手配した公共のトイレを白壁のまちの中に考え、検討していただくのは、今後の課題ではないかと思いますので、それ以外にも駐車場は、ちょっと足りない。これから観光事業を推進するにしても、基盤整備としては、やはり駐車場は大切ですので、ぜひ、その辺についても検討していただけるようお願いしたいと思います。 ○主査(山口康治君) 森川観光戦略推進担当部長。 ○観光戦略推進担当部長森川祐司君) トイレのあり方についてですけれども、観光振興を考えていく上では、やはりトイレは受け入れ環境整備の中でも重要な要素という形になっておりますので、今後、観光振興ビジョンを策定する上におきましても目指すべき方向性についても考えていくというところにしておりますので、今後、その整備につきまして検討してまいりたいと考えております。  また、市全体につきましても公共施設全体のトイレ整備のあり方について議論をしておるところでございますので、ガイドラインを作成していく中でしっかりと取り組みを進めていきたいと考えております。  また、駐車場につきましても観光施設ということで府中市においでていただく上下地区もそうなんですけれども、やはり、車でいらっしゃる方が非常に多いというところでは認識しておりますので、その辺は駐車場の確保についても検討してまいりたいと思っております。 ○主査(山口康治君) 安友分科員。 ○分科員(安友正章君) ありがとうございます。こういった答弁をいただけるということは、私は上下地区にいますので、非常に大いに期待しております。  とにかく、町並みには駐車場とトイレ、これが今後の課題になると思いますので、ぜひ、観光ビジョンの中に盛り込んだ形でよろしくお願いしたいと思います。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(山口康治君) 昼食のため、1時間休憩をいたします。1時より再開いたしますのでよろしくお願いいたします。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                午後0時1分 休憩                午後1時0分 再開            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○主査(山口康治君) 再開いたします。  続いて、8款土木費とこれに関連する歳入について質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 8款土木費で176ページになります。桜が丘の団地販売促進事業の中に桜が丘のイベント業務委託料ということで、イベント業務に対して約589万円支出があるんですけれども、桜が丘の団地販売に関しては非常に努力されていると思っています。そうした中でイベントを行うことによって、お客さんがどれぐらい来ていただけて、それが販売促進につながっているのかをお伺いさせていただきます。 ○主査(山口康治君) 内海監理課長。 ○監理課長(内海敏雅君) 桜が丘団地のイベント委託料のことについて御質問いただきました。いわゆる、費用対効果ということでございますけれども、これについては常に検証を行っております。年間6回のイベントを桜が丘でやっております。これはモデルハウスの見学会を中心としたイベントでございます。見学会単独のイベントが2回、それから、いわゆる委託料が発生しますキャラクターショーであるとか、飲食ブースを設けてという、それを見学会とあわせて行うのが4回ございます。  イベントを行う一番大きな目的は、顧客の取り込みといったら、ちょっと失礼になりますけれども、桜が丘に関心を持っていただける方を一人でも多くつかまえるということでございまして、毎回アンケートをとっております。見学会だけのときでしたら、やはり、家を買う気で、土地を買う気で来られる方がほとんどでございますけれども、いわゆる、イベントもあわせてということになりますと、通常のショーがあるから行ってみようかとか、そういった方で、そういう気持ちで来られる方も多うございますけれども、そういった中からも一人でも、一軒でも多く販売、団地購入にちょっと関心のある方をつかまえるということで、毎回アンケートをとっております。  昨年度の例でいいますと、6回のイベントで見学会だけのときが2回、これが70名、それから、キャラクターショーとあわせてのイベントを4回、これは2,400人の方が来られております。アンケートの有効回答といいますか、やはり、個人情報も含まれておりますので、特に市からの文書は要らないよ、連絡は要らないよという方を除きますと、一応、350人ぐらいの方がアンケートに答えていただいております。その中で住所、あるいは持ち家か、借家か、それから世帯人数とか、土地を購入する計画があるか、ないかといったことをお伺いする中で、顧客リストをつくっております。イベントのたびにアンケートをとった中でつけたり、減らしたりということをしておりまして、そういう顧客リストをもとに、その後また御自宅を訪問したり、ダイレクトメールを送らせていただいたりということで、成約に向けての取り組みをしておるわけでございます。ですから、イベントを行うことで、より多くの関心を持っているお客様を一人でも多くつかまえることが大きな目的でございます。  費用面で言いますと、平成22年度から平成30年度までの9年間の金額面の平均でございますけれども、1区画当たりの販売経費、これはイベント委託料だけに限らず、全ての、健全化補助金は除きますけれども、それ以外の経費全部で何区画売れたかということで割りますと、1区画の平均が380万円の経費がかかっているということになります。桜が丘団地平均で680万円の土地の単価になっておりますから、この数字を見ていただいても、イベントをやっている効果はあるのではないかと思っております。  今、桜が丘団地は約270世帯、800人の方が住んでいらっしゃいます。ですから、固定資産税、あるいは市県民税、それから800人の方がいらっしゃいますので、市内でのお買い物ということを考えますと、やはり、それだけの費用を投入する効果はあるのではないかと考えております。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。  芝内分科員。 ○分科員(芝内則明君) 180ページの公園管理に要する経費についてお伺いします。公園管理委託料約640万円ということでありますが、これは市内の公園管理全てを委託でされておると認識をすればいいんでしょうか。それとも、どこか特定のところの管理費用なんでしょうか。 ○主査(山口康治君) 河毛土木課長。 ○土木課長(河毛茂利君) 公園管理につきましては、基本的には児童公園、ちびっこ広場、規模の小さな公園に関しましては、地元で管理をしていただいております。規模の大きな公園、府中公園とか、ウカイランド、土生児童公園などにつきましては、業者へ管理委託をしております。そのほか、浄化槽の点検、遊具の点検に関しましては、こちらは専門業者に委託しております。 ○主査(山口康治君) 芝内分科員。 ○分科員(芝内則明君) 規模によっては地元へということでありますが、では、地元で管理を委託、お願いをしているところについては、何らかの補助的なものを出すということはされておられないんでしょうか。
    ○主査(山口康治君) 河毛土木課長。 ○土木課長(河毛茂利君) 公園の管理につきましての補助はしておりません。 ○主査(山口康治君) 芝内分科員。 ○分科員(芝内則明君) 今言われました地元管理をお願いしているところも、大きさがいろいろあるし、あるいは、樹木、遊具の数も全て違うと思うんですが、そういうところについての対応ですよね。中には樹木の剪定をされている地域もおられますし、御承知のように、なかなか町内では手がつけられない。年寄りがふえて、なかなかそれが十分なことにならないところもあると思うんですが、そういうところに対しては市としては、管理という視点ではどういうふうに今後されようと思われているんでしょうか。 ○主査(山口康治君) 河毛土木課長。 ○土木課長(河毛茂利君) 地域の公園につきましては、現在は地元で管理をお願いしているところでございます。ただし、どうしても高木の剪定ですとか、そういったところで地元で対応が難しいということにつきましては、土木課へ相談いただいて、協議を行って、市で対応する場合もございます。 ○主査(山口康治君) 芝内分科員。 ○分科員(芝内則明君) 続いて、公園の借地について700万円と出されておりますが、先ほどからもずっと、私も質問をさせていただいておりますが、2016年の府中市の公共施設等総合管理計画の中で利用が少ないとか、あるいはその地域における公園の数等の中で削減も含めて考えていくということを出されておるわけですが、この計画における今の実施状況、あるいは、この土地借地料がきっと必要であるから今もその公園を生かされていると思うんですが、今後の方向性をお聞きしたいと思います。 ○主査(山口康治君) 河毛土木課長。 ○土木課長(河毛茂利君) 現在、土木課で管理している公園が約90余りございますけれども、この中で借地している公園は15ございます。公園借地の用地取得につきましては、平成26年度に土地所有者の申し出によりまして三郎丸児童公園の敷地については買収をしております。それ以後にも、買い取りのお問い合わせなどございましたけれども、最終的には借地を継続したということになっておりまして、用地取得にまでは至っておりません。  ただ、用地取得に関しましては、先ほどからもお話がありますように、市の全体的な方針や財源なども含めて検討を行いながら進めていく必要があると考えております。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 先ほどの桜が丘団地のところの下段になるんですけれども、太陽光発電の設置補助金があるんですけれども、太陽光発電の設置補助金は、今後もずっと続けていかれる考えなのか、状況を教えていただければと思います。 ○主査(山口康治君) 内海監理課長。 ○監理課長(内海敏雅君) 太陽光発電システムの設置費補助金ということで、これは最大で100万円の補助をしております。これについては、今後も継続していく方針でおります。昨今言われております環境への負荷ということも考えまして、最低限御自宅で使われる電力を賄うということで、太陽光の設備をつけられた方にはそれなりに、これは発電量に応じてということになりますけれども、それだけの補助をして住みよい環境の中で桜が丘に住んでいただくということで、これについては、今後も継続してまいります。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。  芝内分科員。 ○分科員(芝内則明君) 182ページの市営住宅施設管理に要する経費についてですが、ここも土地借地で75万円があるわけですが、この点については、先ほどと同じですが、どのようなお考えで今おられるか御説明いただきたいと思います。 ○主査(山口康治君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 今御質問がありました賃貸料でございますが、上下町矢多田にあります防地住宅のことでございます。この防地住宅は、府中市市営住宅長寿命化計画で用途廃止と位置づけております。現在、募集停止となっておりますので、取得の考えはございません。 ○主査(山口康治君) 芝内分科員。 ○分科員(芝内則明君) ということは、早い時期に解体をして所有者に返すというふうに理解をすればいいでしょうか。 ○主査(山口康治君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 今後は現在の入居者全ての退去後は解体して、用地返却と考えております。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。  加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 先ほど御答弁がございましたが、現在、住まれている方が退去後に解体と言われておりますけれども、現在、住まわれている方がいつまで住まれるのか、そのあたりと、先日も集約をしていく中で市営住宅から市営住宅へ移り住むのは、府中市の条例ではできないことになっているので、その辺も考えないといけないという話もあったかと思うんですが、そのあたりはどのようなお考えか教えてください。 ○主査(山口康治君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 御指摘の件につきましては、検討すべきことと感じておりますが、実際問題、現実には地域コミュニティであったりとか、家賃の問題等ございますので、そのことを御承知いただきたいと思います。 ○主査(山口康治君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) 済みません。現在ですが、何名ぐらい住まれている状況か、わかりますでしょうか。 ○主査(山口康治君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 人数というか、戸数でよろしゅうございますか。  防地住宅1、2があるんですが、防地1は全部で23戸あるうちの7戸住まれています。防地の2が14戸ございまして、そのうち9戸住まれています。 ○主査(山口康治君) 加島分科員。 ○分科員(加島広宣君) ですから、7世帯の方と9世帯の方が現在住まれていらっしゃるわけなので、この方たちがこちらを出られない限り、解体とか、そうした話は前に進んでいかないと思うんですけれども、こちらの方に対して、いずれ出るのをとにかく市としては待つというスタンスなのか、出ていきやすいようなことを何か考えてあげられるような手だてを考えられるのか、そういったような考えは何かあるんですか。 ○主査(山口康治君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 先ほどからの繰り返しになりますが、そういう検討は必要じゃないかということは重々感じております。しかしながら、コミュニティであるとか、家賃の話等のことで、なかなか難しい現実があることも御承知いただきたいと思っています。そういう中で検討してまいりたいと思っております。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。  森川副主査。 ○副主査(森川稔君) 166ページの8款土木費で、通告書には翌年度繰越明許費と事故繰越費用額、この3つで質問をしたんですけれども、総括質疑等でいろいろこの内容が出たので1点だけ、事故繰越が約600万円あるんですけれども、この内容についてその要因を含めて説明をいただければと思います。 ○主査(山口康治君) 河毛土木課長。 ○土木課長(河毛茂利君) 事故繰越の事業につきましては、都市整備事業により平成29年度から行っている道の駅の北側の東西市道、府中府川3号線の道路改良工事でございます。工事の内容ですが、約200メートルの区間の水路と舗装工事を行っております。要因といたしましては、7月ごろから発生いたしまして、災害対応を優先して取り組んだため、当工事を中断したことにより、年度内の完了が困難となったものでございます。 ○主査(山口康治君) 森川副主査。 ○副主査(森川稔君) ということであれば、もうこれ以上後ろに延びるということにはならないと理解しておけばよろしいですか。 ○主査(山口康治君) 河毛土木課長。 ○土木課長(河毛茂利君) この工事の契約自体は、現在は済んでおります。これとは別に、また現在工事を発注して工事を進めているところでございます。 ○主査(山口康治君) 森川副主査。 ○副主査(森川稔君) 別にもう1点、土木管理費の中で生活路線等バス補助金が約6,056万4,000円ありますけれども、この補助金の内容についてお伺いいたします。 ○主査(山口康治君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 補助金の内容を簡単に説明いたしますと、経営経費から収益を差し引いた額を補助とするものがこの補助金でございます。路線ごとに説明をさせていただきます。  まず、福山駅と目崎車庫を結ぶ府中線、これにつきましては134万5,000円、次に、神石高原町の呉ケ峠と福山駅を結ぶ路線、一部上下町階見を経由しておることから8万4,000円、目崎車庫と尾道市の市を結ぶ市線につきましては146万円、登路茂と道の駅を結ぶ栗柄線につきましては758万4,000円、道の駅と金丸車庫を結ぶ金丸線につきましては300万3,800円、道の駅と上下を結ぶ上下線につきましては1,944万2,000円、桜が丘を経由して道の駅と本山を結びます路線に269万円、大門池から大池もしくは府中東高校を経由して道の駅、府中駅を回る、また大門池まで循環する南宮団地線、これに765万9,000円、また、これは既に平成30年6月に廃止になっている路線でございますが、枝上と目崎車庫を結ぶ枝上線につきましては52万1,000円、尾道市の菅を経由しまして市と目崎車庫を結びます菅線については89万6,000円補助をさせていただいております。  そのほか、「ぐるっとバス」、右回り・左回り合わせ832万9,000円、さらにデマンドタクシー、これは荒谷町、空木、諸田、上下地区にあるんですが579万6,000円となっております。 ○主査(山口康治君) 森川副主査。 ○副主査(森川稔君) まず、福山府中線とか、そういうバス路線がありますけれども、これは、要は距離によってこういう経費を補助されているんですか。それとも、それに乗られた方とか、どういう要因で金額が決められているのか、わかれば教えていただけますか。 ○主査(山口康治君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 広域路線の話だと思うんですが、広域にわたっている路線につきましては、距離で換算されております。 ○主査(山口康治君) 森川副主査。 ○副主査(森川稔君) じゃあ、逆に「ぐるっとバス」なんかは、結構金額的に800万円と大きな金額がかかって、最近はそこそこ乗られている方を見かけるんですけれども、この800万円という算出はどういう根拠で出されたんでしょうか。 ○主査(山口康治君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) 簡単に言いますと実際にかかった必要経費、それから収益を差し引いた額ということでございます。 ○主査(山口康治君) 森川副主査。 ○副主査(森川稔君) 今、「ぐるっとバス」なんか800万円ほど補填されていますけれども、そうは言いながら、結構、人が乗ってないというようなこともあって、何か工夫がないかなと常々私も見ているんですけれども、例えば、無料券を配って皆さんに乗ってもらうというようなことを始めても、空で回すよりは、そのほうがいいのかなということがあって、何かもうひと工夫欲しいなという思いがありますので、今後空に近いような状況でこれを続けられるのであれば、少し何かもうひと工夫をして、少しでも多くの方に乗っていただくということをされてはどうかなと思います。 ○主査(山口康治君) 日野都市デザイン課長。 ○都市デザイン課長(日野雄蔵君) この「ぐるっとバス」、循環型バスとかも、やはりこれからの公共交通の必要性から考えると大変重要なものだと思います。御指摘のように、やはり乗っていただく、乗って残そうという考え方も非常に重要でございますので、そのあたりについては、いろいろ工夫をしていきたいなと考えております。  この夏もびんご国府まつりのときにあわせて時間を延長して、「ぐるっとバス」を回した経緯もあるんですが、少し広報不足等で十分な広報にはなってないんですが、そういった考えで今後とも引き続きやっていきたいと思います。 ○主査(山口康治君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(山口康治君) 続いて、10款災害復旧費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  ありませんか。よろしいですか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(山口康治君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、分科員間討議についてお諮りいたします。  本議案について、分科員間討議を要求される方は挙手をお願いいたします。                〔挙手する者なし〕 ○主査(山口康治君) それでは、本議案については、分科員間討議を実施いたしません。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○主査(山口康治君) 以上で、決算特別委員会に付託された案件の本分科会における審査は終了いたしました。  分科会報告の作成については、御一任お願いいたします。  以上で、決算特別委員会建設分科会を散会いたします。                午後1時28分 散会...