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  1. 府中市議会 2019-09-11
    令和元年第3回予算特別委員会( 9月11日総務文教分科会)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和元年第3回予算特別委員会( 9月11日総務文教分科会)               令和元年第3回府中市議会定例会            予算特別委員会総務文教分科会会議録  令和元年9月11日午前11時40分、予算特別委員会総務文教分科会を第一委員会室において開会した。 1 出席委員   主 査  三藤 毅         副主査    福田 勉   分科員  丸山茂美         分科員    橘髙尚裕   分科員  加納孝彦         分科員    土井基司   分科員  岡田隆行 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   総務部長     粟根誠司   地域振興担当部長  後藤 勝   教育部長     荻野雅裕   人事課長      皿田利光   総務課長選管事務局長            岡田宏子   政策企画課長    豊田弘治   財政課長     宮 康展   地域振興課長    谷口達也   土木課長     河毛茂利   教育政策課長    大和庄二郎   学校教育課長   門田雄治   情報政策室長    桒田貴之 1 事務局及び書記
      事務局長     赤利充彦   主任主事      小川愛美 1 本日の会議に付した事件   議案第83号 令和元年府中一般会計補正予算(第2号)について            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時40分 開会 ○主査三藤毅君) ただいまから予算特別委員会総務文教分科会を開会いたします。  これより議事に入ります。  予算特別委員会に付託されました議案第83号「令和元年府中一般会計補正予算(第2号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  粟根総務部長。 ○総務部長粟根誠司君) 補正予算書等のとおりでございまして、特にございません。 ○主査三藤毅君) これより、本分科会審査区分になっている部分に対する質疑を行います。  質疑は、款または項の番号順に行い、原則として後戻りはしませんのでよろしくお願いいたします。  なお、歳入のうち本分科会審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いします。  まず、歳入について質疑のある方は、順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員岡田隆行君) 3ページの16、寄附金のとこになりますけれども、寄附金が当初300万100円計上されておりますけれども、これに443万4,000円の補正を加えられているように見えます。指定寄附金並びにふるさと納税寄附金の説明も合わせて願いたいと思います。 ○主査三藤毅君) 谷口地域振興課長。 ○地域振興課長谷口達也君) 寄附金の443万4,000円のうち、330万円については、ふるさと納税寄附金になりますので、その部分について私から答弁をさせていただきたいと思います。  昨日の総括質疑のところの答弁とダブってしまうところが結構あるんですけども申しわけございません。まず、ふるさと納税寄附金につきましては、自分の故郷とか応援したい自治体などの任意の自治体寄附をして、その寄附金額を現に居住する地方自治体に申告することによりまして、寄附分が控除されるという仕組みがございます。希望自治体に事実上の納税をするという形になっております。府中市を含めまして、多くの自治体では寄附者返礼品の送付をしておりますが、結果的には寄附金から返礼品等にかかるコストを除外した部分が市の歳入になるものでございます。  今回、補正予算に要求させていただいております330万円につきましては、このふるさと納税寄附金仕組みを利用しつつ、市が特定の事業にかかる費用を、その目的を明示した上で寄附金という形で募る、いわゆるクラウドファンディングになります。これはクラウドファンディングの中でも、ふるさと納税型のクラウドファンディングになるということでございます。従来のふるさと納税寄附金であれば、先ほど申しましたように、寄附金額からコストを引いた残りが市の歳入となるわけですが、このふるさと納税型のクラウドファンディングにつきましては、寄附金額からコストを引いた残りを特定の事業の実現のために充てるという内容でございまして、実は歳入歳出ともに同額を予算要求していくような趣旨になっております。ですので、これ歳出に同じ金額が上がっております。この寄附金につきましては、事業に御賛同いただいた方が、その事業の実現のために出資してくださるというものでございまして、この制度を通して市内におけるオンリーワンの取り組みに対して支援を行う。また、ふるさと納税型ということで、市が出資者に関しては税控除の効果があるということもございまして、課題である市外への発信力強化を可能とし、出資にかかる魅力向上を図ることで市内の活動に対するシューティング力アップ、また情報発信力の強化が期待できまして、結果的に府中市における地域振興、また市外へのアピールの向上につながると考えているところでございます。 ○主査三藤毅君) 門田学校教育課長。 ○学校教育課長門田雄治君) 続いて、補正予算計上の443万4,000のうちの113万4,000円について御説明いたします。  これは、5月28日に府中まちなか繁盛隊様及び府中商工会議所青年部様から府中市立学校特別支援教育の充実という寄附条件の指定のもとに13万4,130円の寄附を受納しております。また、7月19日に旧上下小学校御卒業で、ことし100歳になられる大先輩のお一人から、母校の上下北小学校教育振興という寄附条件の指定のもとに100万円の寄附を受納しております。この二つの寄附の合計が指定寄附金113万4,130円の内訳となっております。 ○主査三藤毅君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査三藤毅君) 続いて、歳出の2款総務費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員岡田隆行君) 2款総務費6目になりますかね。6目企画費において約300万円の補正をされています。企画費自体が昨年は約6,200万円、これを約1億円アップして1億7,581万円にしたにもかかわらず、さらにここにまた300万円補正をするということがよく合点がいかないので、どうしたことかと。クラウドファンディング、さっきも出ましたけれども、事業に使うとすれば、どのようにこれを活用していくのかお聞きをいたします。  合わせてもう一つ、2款については11目ですかね。交通安全対策費において、当初が772万6,000円だったものが625万2,000円補正して1,397万8,000円となっております。これはどのように使おうということなのか、具体的にお示し願いたいと思います。 ○主査三藤毅君) 谷口地域振興課長。 ○地域振興課長谷口達也君) まず最初に、企画費が去年に比べて1億円アップしているという御指摘がございましたが、これにつきましては、平成30年度にはなかった情報化対策に要する経費、いわゆる光回線の整備。これが今年度企画費に含まれたので1億円上がっていると把握しております。  御質問いただいたクラウドファンディング事業の活用でございますが、今幾つかの事業を今年度は市で行おうと考えているところですが、具体的になっておるところでは現在毎年2月に桜が丘で開催しております、今年度で第11回目を迎えます全日本EVゼロハンカーレースin府中を想定しております。この大会は全日本と銘打っておりますとおり、全国から工業高校生社会人が出場する、全国でもここ府中市のみで開催されているオンリーワンの事業でございます。これまで有志によって開催されていたところを、一旦やめるというような打ち出しもあったんですが、本年度はモータースポーツと位置づけるだけでなく、工学を含めたものづくりに関するイベントとして整理して、市が積極的に関与して実施していきたいと考えております。この大会の開催費用についてクラウドファンディングを考えておりまして、返礼品といたしまして、例えば寄附者限定ライブストリーミング中継ということで、寄附をいただいた方にだけリアルタイムでこれを見られるような特典とか、広告ボードの設置など、寄附者レースに参画できるような仕掛けを予定しているものでございます。 ○主査三藤毅君) 岡田総務課長。 ○総務課長岡田宏子君) 交通安全対策事業費補正についてでございます。  交通安全対策事業費のうち、交通安全対策工事費につきまして、当初478万3,000円に対しまして625万2,000円の補正をお願いしているところでございます。その中身といたしましては、先ほど決算のところでも御説明申し上げましたけれども、昨年度災害により、昨年度要望事項でできなかった工事を既に平成31年度予算において行っているところでございまして、当初予算要求を見込んでおりました6カ所について補正をお願いするものでございます。ガードレールパイプ等工事費について補正をお願いしているところでございます。 ○主査三藤毅君) ほかにありませんか。  丸山分科員。 ○分科員丸山茂美君) 交通安全対策事業ですけど、この受付けは総務課になっています。危機管理係だったかな。今は総務課。それで実際工事をやられる、工事の施工、発注されるところは土木課となっております。地域から多くの要望が出ているということで今回こういう補正をいただいて、本当にありがたいことですけど、果たして総務課と実施される土木課の連携はうまくいっとるんですか、どうですか。その辺お考えを。手順とかいうものを。要望は総務課だと思うんですけど、総務課から土木課要望書を出して、最終的に判断するのはどこか。総務課土木課か。その辺について、連携についてお願いします。 ○主査三藤毅君) 岡田総務課長。 ○総務課長岡田宏子君) 窓口と事業課の連携でございますけれども、委員おっしゃりますように交通安全対策の要望を総務課で受け付けを行いまして、その要望に対しましてどのように実施するかにつきまして、総務課及び土木課にて協議をして判断を行っているところでございます。現場を一緒に見に行ったりとか、そういったことで工事個所によっては幅員が狭いとか、そういったところでできない場合もございますので、そういったことも含めまして予算問題等緊急度等を両課で協議をしながら最終的には要望の結果につきましては総務課を通じて御回答差し上げている状況でございます。 ○主査三藤毅君) 丸山分科員。 ○分科員丸山茂美君) 同じく24ページの人件費で時間外手当についてお聞きしてみたいと思います。  これ予算はあちこちあるんですけど、総務費で1,650万円ですかね。民生費で840万円。土木費で400万円、合計約2,900万円となっています。このほかにも、どこかあるのですか、ないのですか。 ○主査三藤毅君) 皿田人事課長。 ○人事課長皿田利光君) 人件費の時間外手当補正の件でございますが、議員さんの御指摘いただきましたとおり、総務管理費清掃費教育総務費の2,930万円のみでございます。 ○主査三藤毅君) 丸山分科員。 ○分科員丸山茂美君) この時間外手当については、4月当初予算で幾らあったのか全部把握をしていないんですけど、当初で計画されていた予算を、もう9月いっぱいでほとんど消化されて、残りの半年間の予算として考えてもいいんですか。 ○主査三藤毅君) 皿田人事課長。 ○人事課長皿田利光君) 予算執行率の関係でございますが、議員さんの御指摘のとおり、補正しました予算につきましては60%から90%の範囲の中で現在既に執行しておる状態でございます。 ○主査三藤毅君) 丸山分科員。 ○分科員丸山茂美君) これ以前から言われているんですけど、時間外はできるだけ少なくして、日中で仕事を片づけるように指導はされておると思われますけど、この時間外勤務を削減するためにどのようなことをやられているのか。週に1回か何回かできるだけ残業なしで、定時で帰りましょうというものもあるかと思いますけど、時間外手当を削減するための対策についてどのように考えておられるのか。 ○主査三藤毅君) 皿田人事課長。 ○人事課長皿田利光君) 時間外勤務の縮減に対する取り組みといたしましては、本年度労基法の改正もありまして時間外の上限規制が設けられたこともあり、4月及びこの9月に時間外勤務の縮減について各所属長にも通知を出させていただきまして、時間外の削減を目指しているところであります。具体的には、議員さんもおっしゃられましたノー残業デー、これは水曜日と金曜日でございますがノー残業デー周知徹底及び時間外に本庁に出たり入ったりするときの入退帳記録、これを記録簿に記入させておりまして、その記録簿のチェックでありますとか、また、年休の取得につきましても促進しておる状態でございます。  今後の時間外勤務の縮減に対する取り組みといたしましては、一般質問でもございましたAIやRPAの活用によりまして業務を効率化なども含めまして時間外の縮減のための方策を検討していく予定でございます。 ○主査三藤毅君) ほかにありませんか。  加納分科員。 ○分科員加納孝彦君) 今回の委員会で、補正予算説明資料も使っていくのかなと思っていたので、質問が前後してしまうかもしれないんですけれども、先ほどからふるさと納税クラウドファンディングのところの答弁をしていただいているんですけど、一つだけ疑問に思うことがあるのが、先ほど答弁入っていたかどうか聞き漏らしたかもしれないのですが、寄附金ということで財源を取られて、例えば寄附金が予定どおり集まらなかった場合は、どういうような処置をされていくのか教えていただきたい。 ○主査三藤毅君) 谷口地域振興課長。 ○地域振興課長谷口達也君) まずクラウドファンディングにつきましては、目標額に達しなければ事業を行わないオールオアナッシング型というものと、目標額に達しなくても集まった金額は寄附として入ってくるオールインという二つの方式がございます。いずれを採用するかは、事業の内容、性質により、事業を実施される団体と協議の上決定したいと考えておるところでございます。今議員御指摘の、目標に達しない場合、これはオールオアナッシング型をとった場合には不成立となり1円も入ってこないことになります。オールインであれば、集まった金額で実施することになります。寄附金額のいかんにより必ず実施する場合には、例えばクラウドファンディングとしては不成立、もしくは目標より少ない寄附額であったが、その後実行委員会がお願いする企業協賛等により財源を確保して実行することなどが想定されるところでございます。  しかしながら、まず第一にはこういった事態を避けられるように、多くの共感を得られ目標額を達成できるような事業内容を企画して広く発信することに取り組んでいくことがまず必要であろうかと考えております。 ○主査三藤毅君) 加納分科員。 ○分科員加納孝彦君) 目標に達しなかったらその対象、実施者の方が集める寄附金をもってと答弁いただいたんですが、ということであれば、市からの補正とかをもってやるお考えは現時点ではないということでしょうか。 ○主査三藤毅君) 谷口地域振興課長。 ○地域振興課長谷口達也君) 現時点では、クラウドファンディングを行った不足分を市として埋めるという考えは持っておりません。 ○主査三藤毅君) 加納分科員。 ○分科員加納孝彦君) 穴を埋めるお気持ちはないということなんですけども、これ実施時期は2月となっていて、その時点で集まっていなかったのでっていうのがわかるのが1月とか12月の終わりとかになってきたときには、その寄附が集まるのが一番いいんだろうとは思うんですけれども、穴埋めする気がないというより穴埋めするチャンスもなくなるんじゃないかなって思うんですけども、ゼロハンカーレースについては市として積極的にかかわっていくとおっしゃられたんですけども、予算が集まらなかったから主催者側がやめましたということでいいのかどうかということについては、どうお考えなのか。 ○主査三藤毅君) 谷口地域振興課長。 ○地域振興課長谷口達也君) EVカーレースに関しますクラウドファンディングは、来月10月から行う予定でおります。1カ月程度の期間を設けておりますので11月とかいうところでは結果が出ているのではないかと思います。だから、そのあたり協賛金を集めることもございますし、例えば、予定している設備などについて少しコストダウンを図るとかいったようなことで、事業の実施は行っていきたいと思っております。 ○主査三藤毅君) 加納分科員。 ○分科員加納孝彦君) これあと二、三のプロジェクト検討中ということなんですけれども、これは公益性であったりといったことが条件としてこの説明資料に書いてあるんですけれども、言ってみれば公益性が担保されれば、市民の方が申し込む窓口として市が積極的にやっていくことなのか。もうかなりの部分で窓口を狭くして精査はしていくけれどもある程度、一定程度の集客とかこういう公益性があるものについてかかわっていこうとされているのか、このあたりは、ゼロハンカーレースが特別続いてきて、いいものだからこれを採用するけれども、今後については未定なものなんですということなのか、そのあたりまとめて教えていただきたい。 ○主査三藤毅君) 谷口地域振興課長。 ○地域振興課長谷口達也君) まず、どんな事業が対象になるかというところなんですが、市内における取り組みであること。それから、ほかに例を見ない取り組みであるようなこと。また、市の地域振興シティプロモーションに資すること。それから、事業実施主体利益誘導にはつながらないけども公益性があること。もしくは、事業実施主体への支援が市内の民間活動活性化につながることと認められるというようなことを選定の観点においておるところでございます。  今年度につきましては、きのうも答弁したように、これから活性化を図っていくために、まず市としてこういったものを行うという形で市が選定して行うようになっていきますが、次年度以降については、ホームページ等を活用して広く募集をしていくような形になろうかと考えております。 ○主査三藤毅君) 休憩いたします。午後は1時から再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後0時4分 休憩                午後1時0分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~主査三藤毅君) 再開いたします。  引き続き、歳出の2款総務費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は御発言を願います。  土井分科員。 ○分科員土井基司君) 午前に引き続きクラウドファンディングについてお聞きをしたいんですけども、まず、この事業を9月議会に提案することになった経過。それから、補正予算で歳入も補正をされているわけでありますけども、これはこのクラウドファンディングふるさと寄附金からのお金を活用するという事業を別枠でふるさと寄附金を募るということになるんでしょうか。今まで、府中市では大体大ざっぱにこういうを事業やりますので、ふるさと寄附金をお願いしますという募集をしていたと思うんですけども、これについては、この事業に特化したふるさと寄附金枠をつくるという解釈でいいのかどうか。  それから、歳出を見ると、これは委託料という形で支出されることになっているんですけども、説明資料の枠組みだとクラウドファンディングを行う実施主体手数料等負担がある分を市で補助すると説明してあるんですけども、そうすると、委託ではなくって補助とかそういう形になるんじゃないんかなと思うんですけども、その辺はどういう考えなのか。  あと、そのほかにも今後募集予定と書かれておるんですけども、そういう市内の団体等にこういう事業をやるんでどうですかというのは、どのような形で周知していくのか。その視点についてお聞かせください。 ○主査三藤毅君) 谷口地域振興課長。 ○地域振興課長谷口達也君) まず1点目のなぜ補正予算でということでございますが、昨日も総括質疑のときに言わせていただいたんですが、非常に財源確保、また市の施策のPRという面で有効な手段で新しい手段であると認識しているんですが、府中市といたしまして、これまで行政としてクラウドファンディングを実施したことがございません。そこでまず先行的に地域振興課が主体となり、今年度中にクラウドファンディングを実施いたしまして、そこで得た経験やノウハウを各課に勉強会のような形で伝え、各部署事業に活用できるのであれば、来年度の当初予算クラウドファンディング実施時に必要な予算を計上していただきたいと考えております。それに間に合うようにというか、そういったスケジュール感で本議会に補正予算として計上させていただいているところでございます。  それから、別枠だろうかということでございましたが、従来のふるさと納税は故郷を含めた応援したい自治体寄附をする制度であることに対しまして、今回補正予算に計上しているクラウドファンディングは、ふるさと納税に比べてより具体的事業内容を指名して、事業取り組みに共感していただいた方から事業実施のための原資獲得を目的にしておりますので、ふるさと納税とは別にクラウドファンディングを実施するということでございます。  3番目に補助金ではないのかというところですが、補助金ではなく委託費としておる理由については、御承知のとおり補助金というのは、民間団体等に対する助成的性格を持つ支出でありますが、今回のふるさと納税型クラウドファンディングは、あくまでも自治体への寄附をもとに特定の事業を実施するものであり、実際の運営を行う実行委員会への委託料としているものでございます。  また、4点目の今後の周知でございますが、今年度は対象となる事業については市において選定をすることとしております。しかし、今後は市のホームページ等で広報させていただくとともに、実際に市民を対象にしたクラウドファンディング勉強会というようなものも開催いたしまして、積極的かつ具体的な周知活動を図っていきたいと考えております。それによりまして、市内で挑戦したいという思いをお持ちの方々を支援し、結果的に府中市を盛り上げシティプロモーションにつなげていきたいと考えておるところございます。 ○主査三藤毅君) 土井分科員。 ○分科員土井基司君) 今の説明ですと、市が事業の提案を受けて、その事業は一応市の事業として位置づけて行うことになるんですかね。この事業を市としてやるから提案のあった団体に委託をしてやるということになると、先ほど加納分科員の質問ともかぶるかと思うんですけども、クラウドファンディング不成立のときに市がどれぐらいかかわるかということになってくると思うんです。今の説明だと、資金調達がうまくいかなかったとしても市としてはその事業を実施したいということでやられるということになれば、プラスした負担金なり、さらなる委託料を出していく感じになるのかなと思うんですけど、その辺の考えはどうなるんですか。 ○主査三藤毅君) 谷口地域振興課長。 ○地域振興課長谷口達也君) 実はこれ、当初予算にこの事業への負担金を50万円組んでおりますので、そこは市の負担金として実行委員会へ出していくことになります。実行委員会のメンバーの中に当然市も入っておりまして、地域振興課以外にも商工労働課とか観光課にこのたび新たに加わっていただいております。また、商工会議所さんとか観光協会さんにも入っていただいておりますので、そういったところと連携して、もし不成立というか足りなかった場合には、そういった協賛金等の活動は市としてもかかわってやっていきたいと思っております。  また、この事業に関しては参加者の方から登録料というか参加料もいただきまして、これまで実際有志による運営をされていたときには、実はその収入を原資といたしまして、正直できる範囲でやるというような格好でやられた面もございますので、そのあたりクラウドファンディングでもし不足が出れば、もう既に市から50万円も負担しておりますので、そういったことで追加で協賛金等も募っていくことで実施、これまでよりも盛り上げて大きく実施していくことができると判断しております。 ○主査三藤毅君) 土井分科員。 ○分科員土井基司君) ゼロハンカーレースについては、既に実行委員会に市が加わっていることで負担金が計上されているんですけども、今後新たにやるプロジェクトについては、これからいろんな団体から募るんだと思うんですけども、その場合も基本的に市が実行委員会に加わってやるというスタイルになっていくんですか。 ○主査三藤毅君) 谷口地域振興課長。 ○地域振興課長谷口達也君) 今のところ、個別にそれを想定しているわけじゃないんですが、基本的には次年度以降については、民間の団体の方とか、そういったところがやられるということで、必ずしもそこへ市が入っていって、実行委員会としてやるということは、イコールで考えているわけではございません。今年度については、市が選定してかかわってやっていくということで考えております。 ○主査三藤毅君) 土井分科員
    分科員土井基司君) しつこく聞いて申しわけないんですけども、今回補正で330万円の歳入、歳出組んであるわけですけども、ゼロハンカーレースについては目標額110万円で、その2から3のプロジェクトを220万。そういうことだと、これは私の思っているイメージだとクラウドファンディングする主体があって、負担を軽減するためのお金を出すというイメージなんですけども、これだと市が全部お金を集めて渡すことになるということですかね。ちょっとその辺が。クラウドファンディングは市が行って、その集めたお金を委託料として実施主体に出すということで、民間の団体がクラウドファンディングすることに対して補助するのとは違うということですね。 ○主査三藤毅君) 谷口地域振興課長。 ○地域振興課長谷口達也君) 今回のクラウドファンディングについては、ふるさと納税型のクラウドファンディングということで、行政が行うクラウドファンディングということで、民間がやる方へ集めたお金を差し上げるというのでは、今年度はないです。 ○主査三藤毅君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査三藤毅君) 続いて、歳出の10款教育費とこれに関連する歳入について質疑のある方は順次御発言を願います。  丸山分科員。 ○分科員丸山茂美君) マラソン大会実行委員会負担金50万円について若干お聞きします。  実行委員会の構成内容については、もう考えられておられるのか。  それと、このマラソン大会以前確かに市内で行われていたんですけど、いろいろ交通事情等の問題で中止になったのが今から実現性があるものかどうか、その辺お聞きしてみたいと思います。 ○主査三藤毅君) 谷口地域振興課長。 ○地域振興課長谷口達也君) マラソン大会の実行委員会のメンバーでございますが、事務局としての考えはもちろんあるんですが、まだ現在承諾をいただいて確定しているものではございません。今回立ち上げる実行委員会では、マラソン大会の内容、コース、警備体制や大会を盛り上げるためのブース等の検討事項がございますので、こうした内容を検討するために市のほか、府中市体育協会さん、青年会議所さん、それから府中市観光協会さん等の御協力をいただき、実行委員会を組織したいと考えております。  また、警察につきましても、警備等について御協力、アドバイスをいただければ大変心強いと思っておりますので、今後検討してまいりたいと思っております。  それから、議員の御承知のとおり、以前も確かに府中市では新春マラソンとドレミファマラソンという二つのマラソン大会が開催されておりました。これはいろいろ事情がございまして、両大会とも中止されてから約10年が経過しておるところでございます。ただ、昨今のマラソンブームもございまして、多くの市民の方から新たなマラソン大会の開催を望む声が我々にも届いておるところでございます。また、市の重点政策に上げておりますスポーツによる魅力あるまちづくりという点では、スポーツを通じてまちの魅力を高めることで市外からも人を呼び込む取り組みを進めたいと考えている状況もございます。そこで、観光にも産業振興にもつながるような府中市ならではの新たなマラソン大会を来年度から開催したいと考えて、開催に向けて実行委員会を立ち上げ、スポーツだけでなくさまざまな分野の団体の方から御意見や御協力をいただきまして、開催にこぎつけたいと考えておるところでございます。 ○主査三藤毅君) 丸山分科員。 ○分科員丸山茂美君) 実際に実行可能なのかどうか非常に疑問を持っているんですけど、その辺は問題ないんですか。  それと、もしこれが開催されることになったら、ずっと続けてやられるお考えでおられるのか。 ○主査三藤毅君) 谷口地域振興課長。 ○地域振興課長谷口達也君) もちろん開催できると考えております。ただ単にやるというのではなく、先ほど来申しておりますように市内、市外からも多く参加していただいて、府中市をPRできるような大会にしたいと思っておりますので、今後各団体等と協力しながら努めていきたいと思っております。立ち上げましたら、これは継続してやっていきたいと思っております。また実施場所につきましても、御存じのように両大会ともやめる前あたりは河川敷であるとか、そういったところで実施していたように把握しておりますが、人を呼び込んで府中市の魅力を発信していくためには、最近のマラソン大会では余り全国でも例がないんですが、市内中心部での実施という案を持っておるところでございます。 ○主査三藤毅君) 丸山分科員。 ○分科員丸山茂美君) 実際に実行できればよいのではないかと思っているところでございますけど、今現在これ違うかもわからんのですけど、羽高湖で毎年、ことし10回目ですけど、リレーマラソンを行っています。ことし10回目ということで盛大にやらないといけんというんで、最低500人集めるといろいろ言われていたんですけど、これについても小さい子供さんからお年寄りの方まで参加されて非常に盛大に行われております。それで、これに府中市が共催されておりますわね。羽高湖のリレーマラソンに対する支援協力はどの程度やられておられるのか。共催しておられますから。 ○主査三藤毅君) 谷口地域振興課長。 ○地域振興課長谷口達也君) 議員御指摘のことし10回を迎える羽高湖リレーマラソンは、自然の中で景色を楽しみながら走ることのできるマラソン大会でありまして、また府中市羽高湖サンスポーツランドの魅力をPRできるイベントであるということから、以前から後援などはして広報であるとか物品の貸し出し等でお手伝いをさせていただいとったんですが、昨年度から市としても共催ということになりまして、これまでどおり物品の貸し出しとか広報という協力はもちろんなんですが、準備運営にも協力させていただいておりまして、当日も市の職員が何人か出てお手伝いをしている状況をつくっております。これについては、市民が気軽に参加できて、地域ににぎわいを創設するイベントでもございますので、このまま引き続きこの協力体制は継続していきたいと考えております。 ○主査三藤毅君) ほかにありませんか。  加納分科員。 ○分科員加納孝彦君) マラソン大会の質問も出させてはいただいておったんですけれども、まだこれから実行委員会ということなので、ここで過去のマラソン大会とどういうふうに差別化していくのかといった質問に対してはなかなかお答えが難しいのかなと思うんですけれども、少なからずとも、過去と同じ程度のものなのか、もっとかかわる人数をふやしていきたいのかといったところについてお伺いします。 ○主査三藤毅君) 谷口地域振興課長。 ○地域振興課長谷口達也君) 先ほど来、今お話しておりますように、以前のマラソン大会も中止してから10年が経過しております。その間にスポーツによる状況は、当時とは大きく変化しておると捉えております。これまではどちらかというと、競技力向上とか、健康増進重点の考え方だったと思うんですが、それに昨今のスポーツは産業に波及するスポーツという視点を加えておりまして、今後はスポーツを単体の施策ではなく、スポーツ、文化、観光をかけ合わせた施策――スポーツツーリズムと言われておりますが、こういった展開が必要になってくると考えております。こうした全国的なスポーツをめぐる状況を受けまして、全国でも御当地の特産品であるとか、観光地などを生かしたマラソン大会がたくさん開催されております。新たに立ち上げるマラソン大会も、市といたしましては今回立ち上げるマラソン大会を全国でも余り例がない町なかでのマラソン大会を基本に考えておりまして、府中市の魅力を市内外にアピールできる内容にしたいと考えております。市内外から多くの方に御参加をいただきまして、市内の方には改めて知られざる府中の魅力を再発見していただき、また、市外の方には府中に来ていただいて府中のファンになっていただいて関係人口の増加などにつながっていくような大会になるように努めていきたいと考えております。 ○主査三藤毅君) 加納分科員。 ○分科員加納孝彦君) ぜひ、魅力はつくっていっていただきたいんですけれども、市内の中にも参考になるような、例えば、先ほど言われた羽高湖のリレーマラソンであったりとか、今ちょっとわかんないですけど中須町で行われたような町民マラソンみたな駅伝大会をされていましたけれども、走る人もそうなんですけれども、それを支える人たちがおられて初めてマラソン大会とかこういったリレーというのは成立するんであって、応援という立場で参加をする、おもてなしをするといったことにもその楽しさは少なからず一つの競技スポーツよりはかかわる人が、人数が多いんじゃないかなと思うんです。このマラソンとかリレーマラソンといったものは、今までのようにある団体が主催をして沿道にもその人たちだけが立っていて、走る道中は応援もなく、きょうマラソン大会があったんだというような形ではなくて、もっとボランティアとして市民の方をどうやって巻き込むのかといった盛り上げ方を検討していただきたいなと個人的にはお願いをしたいと思います。  ここの社会体育費で、同じようなスポーツに関する質問というか補正予算が続いていまして、次の質問に入らせていただくと、上下地域への芝生グラウンドの整備ということで、若干ではあるんですけれども委員の報酬ということで上げられております。予算説明資料にもこういうスケジュール感で会議を行っていきたいという中の現状でいくと、これから芝生グラウンドを整備することによっての地域活性化策を議論していくといった形になっているんですけれども、具体的にグラウンドを整備する時期であったりとか、手法であったりとが、決定したものがあればお知らせをいただきたいと思います。 ○主査三藤毅君) 谷口地域振興課長。 ○地域振興課長谷口達也君) 今御指摘のように、民間活力の活用を含む整備、管理運営方法の検討や当該施設を核としたまちづくりの構想、地域への経済波及効果等について検討を行うことを目的に、この7月に芝生グラウンドの整備によりまちを元気にする会というのを立ち上げまして、これまでに2回会議を行っておるところでございます。会議においては、上下運動公園を候補地とすることは既に御賛同いただけたものと受けとめております。現在のところ、まだ整備時期やその手法について、会議の中で方針の決定に至ったものはございませんが、整備手法については京都市の事例を参考にした民間活力を活用しての官民共同での施設整備の可能性などについて御議論をいただいているところでございます。今月中には第3回の会議を予定しておりますが、今後は現在協議していることに加えまして、施設の整備内容などについても御議論をいただく予定にしておるところでございます。 ○主査三藤毅君) ほかにありませんか。  岡田分科員。 ○分科員岡田隆行君) 10款の教育費3目になりますね。教育振興費に1,036万2,000円を加えて2億3,872万5,000円にする狙いですね。この中で、分担金等ですかね。負担金補助金1,362万円がここへ計上されていて節にそれが入っていて、その備考欄、説明欄に一般事務経費ということで私立幼稚園保育料等無償化事業補助金として、そこへ計上されていると思うんですけども、このあたりをもう少し詳しくお話をください。 ○主査三藤毅君) 大和教育政策課長。 ○教育政策課長大和庄二郎君) こちらの補正予算の計上でございます。皆様方も御承知のとおりだと思いますが、本年10月より国の制度として幼児教育無償化事業が開始されるところでございます。内容としましては、保育所、幼稚園などを利用される3歳から5歳児の子供たち。また、住民税非課税世帯のゼロ歳から2歳児までの子供たちの利用料等が無償化されるという国の制度でございます。この国の制度におきまして、私立幼稚園保育料等無償化事業にかかる事業費について補正予算として計上させていただいているものでございます。  無償化となるものの内容でございますけども、保育料及び入園料としまして1,046万600円、二つ目としまして預かり保育でございます。これは延長保育でございますけども、事業費として203万4,000円。さらに、附帯の補助事業という形で副食費、おかずですね。主食はお米とかいうことになるんですけども、副食費につきまして56万7,000円の事業費を計上させていただいているものでございます。  さらに、こちらの御質問、通告にもありましたんで、支払い方法でございます。こちらについても御紹介をさせていただきますけども、保育料及び入園料につきましては1カ月ごとの実績に基づきまして直接幼稚園へ支払いをさせていただく予定でございます。  また、預かり保育、延長保育及び副食費につきましては、一旦利用者が園に対して利用料を支払いまして、実績に基づいて後日保護者へ直接払い、償還払いをいたすものでございます。 ○主査三藤毅君)  岡田分科員。 ○分科員岡田隆行君) この副食費の56万7,000円は、これは何人分になりますかね。一食が180円計算になっていくんですかね。 ○主査三藤毅君) 大和教育政策課長。 ○教育政策課長大和庄二郎君) こちらには副食費、これは私立幼稚園に対して今事業内容についてお答えをさせていただきました。こちらにつきましては、現在府中市在住の園児が通っている私立幼稚園、今3園ございますが、それぞれ幼稚園によって主食とおかずを出されている園、あるいはおかずだけを出されている園。そういった事業所によって異なります。ということで、国が定めております上限月額4,500円といったものを参考としまして約21名分ということで、現在予想ということにしかなりません。それは先ほども言いましたけども、実績に基づいて申請をいただき後日保護者へ対して払うもので、概算を計上させていただいているものでございます。 ○主査三藤毅君) ほかにありませんか。  土井分科員。 ○分科員土井基司君) 教育費に関してでありますけども、まず東京2020オリンピック・パラリンピック関連事業ということで説明資料が上がっておりますけども、この時期に補正で上げる経過と、聖火リレーのコースになったからということも理由に上げられておりますけども、聖火リレーの進行方法というのは、各自治体ごとの特徴を出せるとか、そういうことがあるのかどうかについて伺います。 ○主査三藤毅君) 谷口地域振興課長。 ○地域振興課長谷口達也君) まずは1点目の補正予算で計上する経過でございますが、既にマスコミ等でも発表されておるところでございますが、本年6月に東京オリンピック・パラリンピック聖火リレーの実施市町の一つとして府中市が選定されました。ということで補正予算でということになっているんですが、オリンピックの聖火リレーが府中市を駆け抜けるのは史上初でございまして、当然この後、今度いつあるかというのもめったにない機会だと思います。来年5月19日に実施する聖火リレーには一人でも多くの市民の方に沿道に駆けつけていただきまして、リレーを盛り上げていただきたいと考えております。そういったオリンピックの機運の上昇を行うための広報活動に必要な経費を今回補正予算として計上しております。具体的には、聖火リレーが府中市を通過することをPRするため、市内数カ所に設置する懸垂幕や横断幕の費用と、また市の公用車に張りつけてPRするためのマグネットシートを作成する費用となっております。今回は、まず聖火リレー実施に関するPRの費用を計上させていただいとるんですが、12月には市内の具体的なコース、それから走られるランナーが決定しまして組織委員会から発表される予定となっておりますので、この12月議会におきましてはこういうコースが決まったり、ランナーが決まったりすることによって、また具体的な準備のための費用が必要になってくると思います。警備費とかいろんなものが必要になってくると思いますし、また、めったにない絶好の機会でございます。オリンピックというのは、ふだん余りスポーツに興味を持っていない方でもやっぱり見られて、そこをきっかけにスポーツに興味を持つということもあると思いますので、スポーツの底辺の拡大というか、スポーツ人口の増加にもつながると思いますし、府中市のPRにも大変有意義な行事ではないかと思っておりますので、また12月にもそういった事前のPRにつながるような予算とかリレーを安全に事故なく進めていくための経費などを計上させていただく予定でおります。2点目は、聖火リレーの進行方法等で各自治体の特徴を出せるのかというお尋ねでございますが、現時点では先ほど申したようにコースも未定の状態でございます。今後組織委員会からコースの通知や全国統一の進行ルール等が提示される予定でございまして、現在のところは不明というのが現状でございます。 ○主査三藤毅君) 休憩します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後1時33分 休憩                午後1時34分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~主査三藤毅君) 再開いたします。  土井分科員。 ○分科員土井基司君) 理念についてまだ詳細不明ということですけども、せっかくコースに選定されたということですから、できるだけ府中市をアピールできるような工夫ができたらいいなということで、ランナーは多分地元では制御できないんですよね。ですから、その辺のところをコース設定後にいろいろ工夫していただきたいと思います。  それで、上下地域の観光振興事業ということで、観光課と教育政策課の2課にまたがる事業ということで説明されておりますが、その中で教育費に関することでお聞きしますが、文化財費で調査指導の経費が計上されていると同時に、観光費でも痕跡調査の指導料の謝礼金が計上されております。この二つの調査の指導がどういうふうな関係になるのかということと、翁座について文化財の指定を目指すということでありますけども、これ改修前のものを目指すのか、後のものを目指すのかによって今後の流れも変わってくると思うんですけども、その辺についてお聞きいたします。 ○主査三藤毅君) 大和教育政策課長。 ○教育政策課長大和庄二郎君) 文化財費で謝礼金ということで4万円の計上をいたしております。こちらの事業につきましては、翁座の改修に当たりまして指定文化財等を見据えた復元改修を行う方針になっております。その中で、国におけます登録文化財として申請等を行うに当たりまして、建築専門家の現地指導及び所見調書が必要になってまいります。そういったものの作成に要する謝金ということで、文化財費で2名分、4万円を計上させていただいているものでございます。今回の補正予算をお認めいただいた場合には、早々に指導及び所見をいただく予定でございます。商工費の3目の観光費について、これは観光課の所管になりますので確認が取れている範疇での御答弁とさせていただきたいと思いますけども、観光費における報償費、謝礼につきましては、これも同じ物件に対して調査等に資するものでございますけども、文化財的価値を確認し裏づけるためということで、今後、痕跡調査を実施されます。その実施に当たっての現場指導、監修に対する謝金ということで、こちらに対しては1名の方に2回分ということで組まさせていただけるものと理解をいたしております。  先ほど指定文化財を改修前の状態で目指すのか、改修後を目指すのかということでございますけども、やはりこちらの建物につきましては、大正期に立ち上げられてこの間いろんな扱い利用される中で、上下の町並みとあわせて非常に建物の価値があるというような指導をいただいている、先生からも意見をいただいております。そういった観点で文化財としての価値づけをまず痕跡調査も含めて行って、そういった価値を損なわないように今後改修し、活用していこうという事業費と理解をいたしております。 ○主査三藤毅君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査三藤毅君) 続いて、歳出の13款、諸支出金とこれに関連する歳入について質疑のある方は順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査三藤毅君) 続いて、繰越明許費について質疑のある方は順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査三藤毅君) 続いて、債務負担行為の補正について質疑のある方は順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査三藤毅君) 続いて、地方債の補正について質疑のある方は順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査三藤毅君) なければ本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、分科員間討議についてお諮りをいたします。  本事案について分科員間討議を要求される方は挙手を願います。                〔挙手する者なし〕 ○主査三藤毅君) それでは、本議案については、分科員間討議を実施いたしません。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~主査三藤毅君) 以上で、予算特別委員会に付託された案件の本分科会における審査は終了いたしました。  分科会報告の作成については御一任願います。  以上で、予算特別委員会総務文教分科会を散会いたします。                午後1時41分 散会...