事務局長 赤利充彦 主任主事 小川愛美
1 本日の会議に付した事件
議案第69号
過疎地域自立促進計画の
変更について
議案第72号
府中市
一般職の職員の給与に関する
条例等の一部改正について
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時1分 開会
○
委員長(
三藤毅君) ただいまから
総務文教委員会を開会いたします。
これより議事に入ります。
本
委員会に付託されました案件のうち、まず、
議案第69号「
過疎地域自立促進計画の
変更について」の件を議題といたします。
本案の
概要について、
提案者からの
説明を求めます。
粟根総務部長。
○
総務部長(
粟根誠司君) それでは、
議案第69号について
説明申し上げます。
議案集の16ページを配信いたします。
議案第69号、
過疎地域自立促進計画の
変更についてでございます。このことについて、
過疎地域自立促進特別措置法の規定により
計画の一部を
変更することについて、
市議会の議決をお願いするものでございます。
1枚めくって、19ページ右側の
提案理由及び要綱をごらんください。現在、実行中でございます
平成28
年度から
令和2
年度までの
過疎地域自立促進計画に、ごらんの4
事業を加えるものでございます。
まず、
事業名、
本山22号線
道路改良については、
計画期間は
令和元年度、
概算事業費は1,940万円でございます。
次の
出口本山線道路改良については、
計画期間が
令和元年度から
令和2
年度まで、
概算事業費は5,000万円でございます。
次に、
上下地域包括ケア拠点施設整備事業については、
計画期間は
令和元年度から
令和2
年度まででございます。
概算の
事業費は3億3,219万6,000円でございます。
最後の
文化センター改修整備事業については、
計画期間は
令和元年度から
令和2
年度で、
概算の
事業費は7,105万円でございます。
○
委員長(
三藤毅君) これより、本案に対する
質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
丸山委員。
○
委員(
丸山茂美君) 今
説明があったように、この
過疎地域自立促進計画は
平成28
年度を区切りに5年間
計画ということで、
平成28年、
平成29年、
平成30年、過去の
予算というか、
過疎債の
発行額は幾らでございますか。
平成30年については、きのうもあったように6億4,050万円ですかね。
平成28年、
平成29年、
平成30年の3年間の合計、
発行額をお知らせください。調べればわかるんですけど。
○
委員長(
三藤毅君)
谷口地域振興課長。
○
地域振興課長(
谷口達也君)
過疎計画の
変更につきましては、今回複数の御
質問をいただいているところでございますが、個別の案件についての
答弁の前に、私から総体的な
答弁をさせていただきたいと思います。
今回の
過疎地域自立促進計画の
変更については、これはいわゆる
過疎計画、
過疎法に基づきまして、
過疎地域として指定された市町村が
地域の
自立促進を図るため
議会の議決を経て策定する
事業計画でございますが、
過疎債等の
過疎地域における
財政上の
特別措置を活用するためには、対象とする
事業を
計画に位置づける必要がございます。
過疎債は、御存じのように、
償還金について7割が
普通交付税の
基準財政需要額に算入され、また
ソフト事業にも充当できるということで、
過疎地域にとって重要な財源となっております。そのため
計画に位置づけることによりまして
過疎債が活用できることは、大きな
メリットと考えているところでございます。
府中市では、これまで
過疎地域自立促進計画変更の
議案については、原則、年に一度、9月
議会に上程するということでやってきております。なお、これは法とか制度に基づくものではございませんで、
計画変更に当たっての県との
事前協議や同意が必要となることや、
起債関係の
事務の都合などを考慮して、
府中市の、言ってみれば独自の
やり方として行っているものでございます。
今回の
議案にあっても、
過疎債を充当する
予定である
事業について、
過疎計画に追加するための
計画変更になっておりまして、各
事業の
内容は当初
予算の
段階から何の
変更もないものになっております。ですから、今後、この全ての
事業についてはこの
考え方に基づいて御
説明をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○
委員長(
三藤毅君)
宮財政課長。
○
財政課長(
宮康展君)
平成28
年度から
平成30
年度までの
過疎債の
発行額の御
質問をいただいております。内訳を申しますと、
平成28
年度がおよそ12億円、
平成29
年度がおよそ8億円、そして昨日申し上げました
平成30
年度がおよそ6億円となっておりますので、あわせて26億円という形になっております。
○
委員長(
三藤毅君)
丸山委員。
○
委員(
丸山茂美君) 3年間で26億円を発行、
予算化されているわけでございますけど、果たしてどのくらい執行されているんですか。3年間の
執行額について、お聞きします。
○
委員長(
三藤毅君)
宮財政課長。
○
財政課長(
宮康展君) それでは申し上げます。
平成28
年度におきましては、
過疎対策事業債の対象となった
事業で申し上げますけども、
平成28
年度がおよそ16億円、それから
平成29
年度がおよそ14億円、そして
平成30
年度がおよそ9億円という形で、
事業費の実績となっております。
○
委員長(
三藤毅君)
丸山委員。
○
委員(
丸山茂美君)
予算額より
執行額が大きいのは、
議会で補正か何かやられたんですかね。
予算額より
執行額が非常に大きくなっていますけども。
○
委員長(
三藤毅君)
宮財政課長。
○
財政課長(
宮康展君) 先ほど、
最初に申し上げましたのがいわゆる
起債の
借入額の実績になります。2問目でお答えさせていただきましたのがいわゆる
事業費になりまして、
予算と
決算との
金額の違いは、実は
決算は前
年度から繰り越された
事業のものもあわせて行いますので、
当年度の
予算額よりも大きくなると思いますので、そういった形で
予算額よりも
決算額が大きくなっていると考えております。
○
委員長(
三藤毅君)
丸山委員。
○
委員(
丸山茂美君) じゃあ、前々からの
繰り越しを使われたということで理解したらいいんですか。
○
委員長(
三藤毅君)
宮財政課長。
○
財政課長(
宮康展君)
決算額につきましては、前
年度からの
繰り越しのものも含んでおります。
○
委員長(
三藤毅君)
丸山委員。
○
委員(
丸山茂美君) 大体わかりました。
この
事業の
内容について具体的に少し聞きたいんですけど、上の
土木関係の
本山22号線、
出口本山線改良事業。これは恐らく
災害に関連して、
災害復旧したついでに改良される
計画じゃないんですか。その辺についてお知らせください。
○
委員長(
三藤毅君)
河毛土木課長。
○
土木課長(
河毛茂利君) それでは、
道路事業について、
事業の
概要について
説明いたします。
本山22号線の
事業概要でございますけれども、こちらは
本山町の
見晴団地内の
市道でございます。本
路線は
現況幅員が3.5メートルと狭く、
車両等の
通行にも
支障があるため、
拡幅工事を行って円滑で安全な
通行の
確保をするものでございます。今、
災害のことを言われましたけれども、
出口本山線については
災害復旧事業を行っている箇所の
道路改良工事でございます。こちらにつきましては
平成30年7月
豪雨災害により被災した箇所でございますけれども、こちらにつきましても
本山地区の主要な
生活道でございますが、幅員が狭く、車両の離合及び
歩行者の交通にも
支障を来しております。で、被災した
市道復旧工事とあわせて
被災原因の一つでもある暗渠となっていた才田川を開渠として
道路拡幅工事を
災害復旧工事とは別に行います。この
工事を行うことで
地域の皆様の
安全確保と交通の
円滑化を図るものでございます。
○
委員長(
三藤毅君)
丸山委員。
○
委員(
丸山茂美君) この
事業はことしと来
年度で行うということで、たちまちは
災害復旧をすれば
通行どめは解除されるんだろうと思いますけど、ほかの
災害、今は復旧されてない
通行どめ、車が通れないところがたくさんあると思いますけど、それらの
復旧工事に
影響しないのかどうか、その辺について。
○
委員長(
三藤毅君)
河毛土木課長。
○
土木課長(
河毛茂利君)
災害の
復旧状況についてでございますけれども、
土木課で行っている
公共土木災害につきましては、80件のうち79件を契約をして、残り1件の契約となっております。こちらについてももう今月中に契約できる
予定となっております。この
工事を行うことによって、ほかの
災害の
工事に
影響があるものではございません。
○
委員長(
三藤毅君)
丸山委員。
○
委員(
丸山茂美君)
影響がないのならいいですけど、
災害復旧も急いでいただきたいと思います。
それと、この
土木関係でも多くの
過疎債を発行
予算化されておりますけど、これらの
平成28
年度から
平成30
年度ぐらいまでの
進捗度というか、どのくらい進行しているかをお聞かせください。
○
委員長(
三藤毅君)
河毛土木課長。
○
土木課長(
河毛茂利君)
過疎計画にある
道路関係の
進捗状況でございますけれども、こちらにつきましては
平成28
年度から
令和2
年度までの5カ年
計画に
市道に関する
計画として30以上ございます。
路線数で言いますと80
路線以上になります。この中には
都市再生事業や
通学路対策、
街路事業、橋梁の
長寿命化修繕工事、
舗装補修工事や
上下町や諸毛町などでも行っております
道路改良事業なども含まれております。
事業につきましては、これらの
過疎計画と国からの
交付金事業もあわせて
整備を進めているところでございます。
都市再生事業や
通学路対策、
道路改良事業などの16の
計画につきましては完了をしております。
橋梁補修や
舗装補修などの
計画には、この
計画の中自体に複数の
路線を含んでおります。これらの
計画につきましても毎
年度工事を行っておりますので、完成した
路線が多くあります。この
過疎計画の
事業につきましては、毎
年度計画的に
事業を進めているところでございます。
○
委員長(
三藤毅君)
丸山委員。
○
委員(
丸山茂美君) 大体
計画どおり実施されているということですので、これからも
工事がおくれているところなどはできるだけ
早目に完成実施していただくようにお願いしておきます。
次に、
上下地域包括ケア拠点施設整備事業とあわせて
文化センター改修整備事業、この
内容について簡単にお知らせください。深くは聞きません。
○
委員長(
三藤毅君)
皿田医療政策課長。
○
医療政策課長(
皿田敏幸君)
上下地域包括ケア拠点施設整備事業につきましては、
上下地域において
保健福祉、
介護、
障害、
子育てなど、複雑化した
地域の課題を包括的に受けとめる総合的な
支援体制づくりを目指すことなどを目的としておりまして、
保健福祉、
介護、
障害、
子育てにかかる
総合相談窓口の開設、それから
地域住民が集う
場所づくりなどを
コンセプトの柱といたしまして、旧三玉
医院施設を
地域包括ケアの
拠点施設として
改修整備する
予定といたしているものです。
○
委員長(
三藤毅君)
谷口地域振興課長。
○
地域振興課長(
谷口達也君) それでは、
文化センターの
改修整備事業の
内容について、私から
答弁させていただきます。
府中市
文化センターは、昭和57年建築の
建物で、
老朽化が進んでおり、特にこれまで一度も
補修を行っていない大
ホールの
舞台装置と
建物の
耐震補強が
安全面での課題となっているところでございます。そのため昨
年度、大
ホールにあります
舞台装置及び
耐震補強の
計画を策定いたしまして、
施設の
安全性の
確保、
利便性の向上と
長寿命化を図ることとしたものでございます。
大
ホールの
舞台装置につきましては、
文化センターの営業に
支障が出ないように配慮しながら、今
年度から5年間をかけて
実施予定でおります。また、一方、
耐震補強については来
年度以降、
設計・
耐震補強工事に着手する
予定でおります。
○
委員長(
三藤毅君)
丸山委員。
○
委員(
丸山茂美君)
上下地域包括ケア拠点施設ですけど、三玉
病院を
改修整備されるということですけど、今まで三玉
病院については、いろいろ
駐車場がないとか云々、狭いとか言われたんですけど、
予算3億3,000万円もかけてあの
病院を
改修して、果たして満足のいく
施設ができるのか疑問を持つわけですけど、別な方法は考えられておられないのですか、あくまで三玉
病院改修ということで。その辺、もし何か
意見があったら。それ以外には考えられないのか、その辺についてお聞きしてみたいと思います。
○
委員長(
三藤毅君)
皿田医療政策課長。
○
医療政策課長(
皿田敏幸君)
丸山委員さんから御指摘いただいたような御
意見もいただくことはありますけれども、
プロジェクトに取り組んでおります
健康福祉部といたしましては、中
山間地域である
上下地域において、
保健福祉、
介護、
障害、
子育てなど、先ほど言いました
拠点施設が必要であるとの認識で、これまで部内で
協議・検討を重ねているところであります。今のところこの方向で検討いたしておりますので、御理解いただければと思います。
○
委員長(
三藤毅君)
丸山委員。
○
委員(
丸山茂美君) そりゃ必要なのはよくわかっていますけど、果たしてさっきも言ったように
駐車場もないような狭いところで、満足のいく
施設ができるのかどうかの疑問を持っているわけでございます。これ大きいですから、3億3,000万円もあったらどこか別な場所に新しくやられたほうがよいんじゃないかと思うんですけど。
そもそも三玉
病院はどういう理由で
府中がいただいたんですか。その辺は、私
厚生委員会でないのでわからないんですけど、そこらの経緯をできればお知らせください。
○
委員長(
三藤毅君)
皿田医療政策課長。
○
医療政策課長(
皿田敏幸君) 御寄附をいただいた経緯ですけれども、三玉
医院さんが昨
年度、9月末をもって閉院をされるということで、できれば市に有効な
施設として活用いただけないかという御相談がございました。その
施設につきまして、
北市民病院と
近接地でもありますし、先ほど申しました
総合拠点施設として
有効活用できるのではないかということで
施設をいただいたということであります。
○
委員長(
三藤毅君)
丸山委員。
○
委員(
丸山茂美君) できるだけ立派な
施設になるように、
有効活用ができるように努力をお願いしておきます。
○
委員長(
三藤毅君) ほかにありませんか。
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君)
最初に申し上げておくことについては、あくまでこの
過疎計画へこの
事業を入れることに賛成か反対かといった細かいことに対して審議をする必要はないんだろうとは存じてはいるんですけれども、
最初の
答弁の中で、
府中市は年に1回、9月
議会でこの
過疎計画に入れているという
答弁をいただきました。それでこの
過疎計画については
事業が進んでいる
当年度でも入れられるんだということもお聞きをしたこともあるんですけれども、この三玉
医院の
プロジェクトについて疑問に思うことが何点かあるのが、たしか本
年度は
実施設計の
予算が入っていて、
基本設計が済んでいる
状態なのかなと個人的には思っているんですけど、実際の
現状をお知らせいただきたいのと、ここまで具体的な
数字が出てくるということであれば、見た人間からすると、もうほぼここでこういう
工事をして、こういう
耐震化をして、こういう方法で、こんな形にするというのが固まったように思ってしまうと思うんです。これが3億5,000万円というアバウトな形で
大まか予算として出されるのと、この細かい
数字が出されるのというような、そこの部分はどういうお考えで出されたのかについて、まずお聞きをしてみたいと思います。
○
委員長(
三藤毅君)
谷口地域振興課長。
○
地域振興課長(
谷口達也君) 冒頭に私から9月に上げるというお話をさせていただいたんですが、
計画変更時には、
計画期間でございますとか全体
事業費を
計画に盛り込む必要があります。県との
協議の際にもそれが必要になってくるんですが、
事業費についてはあくまでも
概算事業費となっておりますので、本当にどの
段階かということよりも、その
段階での
概算事業費というふうに上げておる
現状でございます。
現状の
やり方でも大きな
支障はなく行っているところでありますが、議員御指摘のように、上げるとそれで何かもう確定しているのかといったようなイメージはあると思います。
言われていることは、
過疎計画の
変更と
予算との
関係が明朗ではないところもあるのではないかと思いますが、例えば当初
予算に
事業費を計上したものについては、同じ
タイミング、これは3月
議会になろうと思うんですが、そこで
過疎計画を
変更するのが皆さんにとってもわかりやすいんではないかと考えておりますので、今後の
考え方としては、
予算と連動させる形で
計画変更を行っていく
方向性を考えていきたいと思っております。
ただどうしても今おっしゃったように現
年度になってということも、
補正予算とか
年度途中での
計画変更をせざるを得ない場合も出てくると思うんですが、その際にはちょっと原則とは違う対応も出てくるのではないかなと考えております。
○
委員長(
三藤毅君)
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君) それでは、細かいことについてはここでお聞きはしないことにしようとは思うんですけれども、
最初の
質問の中の、今の三玉
医院の
状態ですね、
設計の
状態、
進捗状況は、もう一度お聞きするんですけど、どのような
状態なのかお知らせいただきたいと思います。
○
委員長(
三藤毅君)
皿田医療政策課長。
○
医療政策課長(
皿田敏幸君) 現在の状況でございますけれども、6月
議会におきまして、現在、本
地域における中
山間地域の
総合的拠点施設としての
コンセプトをどの
程度施設内で実現できるかを
協議、検討しているところですと
答弁をさせていただいておりますが、現在も先ほどありましたように
基本設計と並行いたしまして、部内での
協議を継続しているところでございまして、まだ跡地の利用の
方向性まで確定したところまでは至っておりません。
○
委員長(
三藤毅君)
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君) そういうことであれば、たしかほかにも
市民プールの件とかもこの
計画の中に入っていて、ただ
市民プールについては新しくつくるので
概略設計ができていれば大まかな
金額は出るんだろうと推測できるんですけれども、この三玉
プロジェクトに関しては全くまだ本当にこういうふうに使えるのかとか、例えば、仮に
建物を大きくつつかないといけなくなった場合に、
アスベストの
問題が出てきたりとかといった不透明な部分が多いんじゃないかなと思うんですけれども、上げたらこれが
金額的に上限になるんじゃないかと思ったりするんですが、これは上限を超えない
見込みの
金額として上がっているのか。そのときにはまたふやせばいいというお考えなのか、そのあたりだけお聞きしたい。
○
委員長(
三藤毅君)
皿田医療政策課長。
○
医療政策課長(
皿田敏幸君) 今の
見込みでございますけれども、
改修工事費につきましては、現在、
繰り越し事業で実施しております
基本設計におきまして、市が現時点で
予定している機能での
改修を行った場合で試算をいただいた
数字でございますので、御指摘の
アスベスト等が出たらでございますけれども、その点については今のこの想定には入っておりません。
○
委員長(
三藤毅君) 村上副
市長。
○副
市長(
村上明雄君) 少し議論を混乱させてしまいまして本当に申しわけありません。
過疎計画に上げることと
個別事業につきまして、今の三玉
プロジェクトがどうなっているのかが少しわかりにくかったのかなと思っております。
過疎計画に上げることにつきましては、これはもう端的に財源的な話がありまして、先ほども御
答弁しましたように
過疎債という有利な
起債を使うことにつきましては、県とか国とかの
枠取りの話が出てきますので、言ったものが全部もらえることでもございません。大体何年ぐらいかけてどのぐらいの
規模感の
過疎債を使いたいかを県と
協議しながら、ある程度整ったものについて
過疎計画に入れておくという流れで行っておりまして、今回の3億幾らにつきましても、当面の枠をとったという話でございまして、いろいろこの間、
議会からも御提案といいますか、いろんな御
意見をいただいておりますし、また中山間の
拠点機能を実現していきたいというところはあるんですが、いろんな
駐車場の
問題等々を含めました制約の中でどこまでをどうしていくかは、先ほど
健康福祉部から答えましたように、改めてじゃないんですが、今精査、整理しておる
段階でございまして、そういう意味ではこの3億3,000万円で全て固まったとか、何か具体的なものが確定したとかということではございません。このたびはとりあえず
過疎債をとりにいく中で大枠をとらせていただきたいと。詳細につきましては今後、
設計の
段階もありますし、また
議会ともいろいろ御議論させていただきながら、できるだけいいものになっていくように、
スピード感も持ちながらやっていきたいと思っております。
○
委員長(
三藤毅君)
加納委員。
○
委員(
加納孝彦君) ということであれば、この
計画にのせることによって、県と国等にこういった
計画があるんだというのを、
早目、
早目に知らせておく必要があるという中で、どこの
タイミングで上げていくかは今後、当初
予算になるのかといったことを検討していただけるということで理解をしたんですけど、それでいいかどうかだけ再度確認をさせていただきます。
○
委員長(
三藤毅君)
谷口地域振興課長。
○
地域振興課長(
谷口達也君) 今、
加納委員がおっしゃったとおりでございまして、今後は検討していきたいと思っております。
○
委員長(
三藤毅君) ほかにありませんか。
岡田委員。
○
委員(
岡田隆行君)今、御
説明があったので大半わかりました。私が
質問しようとしたのは、今のような
個別事業が
過疎債の適用になるとどういう
メリットがあるのかを聞こうということだったので、もう
丸山委員、
加納委員の
質疑でわかったんですけど、これを加えることで
事業自体に
影響が別にないことも推測しますが、それはそれでいいのかどうかということと、もう一つは、今後この
過疎地域自立促進計画に加えていくことを考えている
事業は現在あるのかどうか。また、あるとすればどのような
事業を加えようとされているのかについて、もしわかればお答えください。
○
委員長(
三藤毅君)
谷口地域振興課長。
○
地域振興課長(
谷口達也君) まず、1点目の
事業自体の
影響でございますが、まず
計画変更については先ほど申したように県との事前の
協議や同意が必ず必要になります。
計画に位置づけ
過疎債を活用する際には、
財政融資資金の借り入れであれば財務局からの調査なども入ってくることがございます。こうしたことは
過疎債に限らずどの
起債にも共通することでございますので、特に
事業自体への特別な
影響はないと認識しております。
もう1点の今後の
計画に加える
予定でございますが、先ほど来申し上げているように、現在では一応9月
議会に年に1回上げるという一つの
やり方で
府中市はやっておりますので、今回9月
議会に上げさせていただいているものが言ってみれば最新の状況になりますので、現時点で、具体的に今後これを加えようとかということを検討するものは、現時点ではないと御理解いただければと思います。
○
委員長(
三藤毅君) ほかにありませんか。
〔ほかに
質疑する者なし〕
○
委員長(
三藤毅君) なければ、本案に対する
質疑はこれにて終了いたします。
続いて、
委員間討議についてお諮りいたします。
本
議案について、
委員間討議を要求される方は挙手をお願いいたします。
〔挙手する者なし〕
○
委員長(
三藤毅君) それでは、本
議案については、
委員間討議を実施いたしません。
なければ、続いて、討論を行います。
討論はありませんか。
〔討論する者なし〕
○
委員長(
三藤毅君) なければ、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○
委員長(
三藤毅君) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長(
三藤毅君) 次に、
議案第72号「
府中市
一般職の職員の給与に関する
条例等の一部改正について」の件を議題といたします。
本案の
概要について、
提案者からの
説明を求めます。
粟根総務部長。
○
総務部長(
粟根誠司君) それでは、
議案第72号について38ページを配信いたします。
議案第72号、
府中市
一般職の職員の給与に関する
条例等の一部改正について、
市議会の議決を求めるものでございます。
1枚めくって41ページの
提案理由及び要綱をごらんください。
成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための
関係法律の
整備に関する法律において、地方公務員法及び児童福祉法の一部が改正されたことに伴いまして、所要の
整備を行うものでございます。
主な
内容につきましては、(1)から
府中市
一般職の職員の給与に関する条例の一部改正については、成年被後見人または被保佐人に該当して失職することがなくなるため、期末手当及び勤勉手当の支給要件の規定について、不要となる字句等を削除するものでございます。
(2)の
府中市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部改正については、地方公務員法において成年被後見人等が欠格要件から削除されたことにより、条例中の引用条項を
整備するものでございます。
(3)の
府中市職員に対する退職手当に関する条例の一部改正については、成年被後見人等に該当して失職することがなくなるため、退職手当の支給制限に係る除外規定を削除するものでございます。
(4)の
府中市家庭的保育
事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、児童福祉法において成年被後見人等が保育士、養育里親及び養子縁組里親の欠格要件から削除されたことにより、条例中の引用条項を
整備するものでございます。
なお、施行期日につきましては、
令和元年12月14日からでございます。
○
委員長(
三藤毅君) これより、本案に対する
質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
土井
委員。
○
委員(
土井基司君) この
議案に関してですが、成年被後見人制度の改正に伴って、180本程度の法律が改正になったと聞いておるんですけども、
府中市ではこの今出ている4つの条例のみが該当することでよろしいでしょうか。
○
委員長(
三藤毅君) 皿田
人事課長。
○
人事課長(
皿田利光君) 今回の法改正に伴って、
委員さんのおっしゃるとおり180本程度の法律が大変多く改正されました。ということで、県からの情報なども参考に、内部でできる限り研さん、検索を行ってまいりました。全て行った上で上程させていただいた4条例のみと判断しておるところでございます。
○
委員長(
三藤毅君) 土井
委員。
○
委員(
土井基司君) これだけたくさんの法律になれば大変な作業だったと思うんですけども、この4本に絞られたという
答弁でした。
この施行日が12月14日なんですけども、少し半端な時期なのかなという気もするんですけども、このあたりはどういう事情によるんでしょうか。
○
委員長(
三藤毅君) 皿田
人事課長。
○
人事課長(
皿田利光君) 施行日の
関係でございますが、この一括の
整備法の附則にございますけれど、法律の公布の日が6月14日。この日から起算して6月を経過した日と限定されておるため、この日からの施行としておるところでございます。
○
委員長(
三藤毅君) ほかにありませんか。
〔ほかに
質疑する者なし〕
○
委員長(
三藤毅君) なければ、本案に対する
質疑はこれにて終了いたします。
続いて、
委員間討議についてお諮りいたします。
本
議案について、
委員間討議を要求される方は挙手をお願いいたします。
〔挙手する者なし〕
○
委員長(
三藤毅君) それでは、本
議案については、
委員間討議を実施いたしません。
なければ、続いて、討論を行います。
討論はありませんか。
〔討論する者なし〕
○
委員長(
三藤毅君) なければ、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○
委員長(
三藤毅君) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長(
三藤毅君) 以上で、
総務文教委員会に付託された案件の審査は終了いたしました。
委員長報告の作成につきましては、御一任願います。
以上で、
総務文教委員会を散会いたします。
午前10時39分 散会...