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平成31年第1回予算特別委員会( 3月12日総務文教分科会)
平成31年総務文教常任委員会( 3月12日)

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  1. 府中市議会 2019-03-12
    平成31年第1回予算特別委員会( 3月12日総務文教分科会)


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    平成31年第1回予算特別委員会( 3月12日総務文教分科会)               平成31年第1回府中市議会定例会            予算特別委員会総務文教分科会会議録  平成31年3月12日午後1時10分、予算特別委員会総務文教分科会を第一委員会室において開会した。 1 出席委員   主査   三藤 毅         副主査  福田 勉   分科員  丸山茂美         分科員  加納孝彦   分科員  土井基司         分科員  岡田隆行 1 欠席委員   分科員  橘髙尚裕 1 説明のため出席した者   総務部長     粟根誠司    教育部長     石川裕洋   参事兼税務課長  武田英三    人事秘書課長   浅野昌樹   総務課長選管事務局長            小寺俊昭    上下支所長    田原 厚   監査事務局長   真田祥嗣    会計課長     西家秀美   教委総務課長   大和庄二郎   学校教育課長   門田雄治   生涯学習課長   谷口達也    企画財政課企画政策係長                             宮原哲也   企画財政課財政係長
               宮 康展 1 事務局及び書記   事務局長     赤利充彦    主任主事     小川愛美 1 本日の会議に付した事件   議案第1号 平成31年度府中市一般会計予算について   議案第42号 平成30年度府中市一般会計補正予算(第7号)について            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後1時10分 開会 ○主査(三藤毅君) ただいまから予算特別委員会総務文教分科会を開会いたします。  これより議事に入ります。  予算特別委員会に付託されました案件のうち、議案第1号「平成31年度府中市一般会計予算について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  粟根総務部長。 ○総務部長(粟根誠司君) ございません。 ○主査(三藤毅君) これより議案第1号中、本分科会の審査区分となっている部分に対する質疑を行います。  質疑はまず、当初予算関係資料別冊主要事業説明シート記載の事業について行い、次に、それ以外の部分について款または項の番号順に行います。原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いします。  なお、歳入のうち本分科会の審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いします。  これより、主要事業説明シート記載の事業について質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、まず、資料5、災害対応力強化事業について、質疑のある方は順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) 資料5につきまして、3点ほど質問をさせていただきます。  1つ目は、避難所環境についてです。昨年は当然、夏場の暑い時期だったので、とてもその辺で課題が残っていると聞いております。簡易クーラーなどの設置、整備は考えておられないかというのが1点目。  そして、2つ目がここの中に出てまいりますが、複数の情報伝達手段、これはとても大事なことだと思うんですけども、これを統括して配信できるシステム、具体的にはどのようなものなのかもう少しわかりやすく説明いただければと思います。  最後、3つ目が、孤立が予想される避難所ということがこの表中に、予算額の中の事業内容に書いてありましたね。この孤立が予想される避難所を具体的にお示し願いたいと。現在で把握しているものと今後の把握に向けた具体的な日程等があれば、お示しを願いたいと思います。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) ではお答えします。  まず、1点目の簡易クーラーの整備でございますが、これにつきましては、必要に応じてレンタルのシステムを使って行いたいと考えております。常設は考えておりません。  それから、2点目の複数の情報手段を統括して配信するシステムですけども、これは昨日の予算総括質疑の中でもお答えをいたしたところでございますけども、新たに導入するものについては、職員参集メールの配信と電話、ファクスが一斉にできるシステムの導入ということで、複数の情報伝達手段という言い方にしております。  メールにつきましては、職員に対しての参集の際に使うメール、これによって、参集の時間でありますとか参集の可否の応答ができるということで確認ができると。また、電話につきましては、現在、避難情報の発令の際に、事前に各町内会長さんに電話で避難情報の発令をお知らせしておりますけども、実はこの作業に災対本部の職員がかなりの人手と時間を要しておったということで、電話の一斉架電システムを取り入れることによってそういった手間、時間が解消されるというものでございます。また、ファクスについても、これは要配慮者施設等へのファクス送信を考えておるんですけども、土砂災害警戒区域等にありますそういった施設に対する事前の連絡、あるいは情報発信する際の連絡を考えております。  それから、3点目の孤立が予想される避難所でございますが、昨年の7月豪雨の災害がございました。この際に、実際に孤立、または孤立に近い状態にあった地域がございました。諸毛町の諸田公民館諸田スポーツグラウンド、それから、上山町の上山町民会館、そして河佐町の河佐公民館、このあたりを想定しております。  今後というお話もございましたが、これは随時、昨年の大雨が本当に近年ないようなかなりの雨だったんで、そういった意味でいけば、ある程度想定ができるのかなとは今考えております。  今後またいろんな災害が起こった場合にその都度また随時、孤立化が想定されるということが出てくれば、随時把握をしていきたいと思っております。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。  加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 一部岡田分科員の質問とかぶる面もあろうかと思いますけれども、私からも3点お伺いをしてみたいと思います。  分散備蓄の件について触れられておりまして、予算もついておりますけれども、これはもう以前から分散備蓄の必要性については会派としても言ってきたところなんですけれども、幸いなことに3カ所、今あります。ただ、分散備蓄していく上では、やはりスペースをどういうふうに確保していくのか。現在ある集会所を、そういった分散備蓄スペースにするにはなかなか十分な量が入るスペースの確保が難しいところもあるんじゃなかろうかと思うんですけれども、そのあたりの腹案についてもう一度確認をしたいと思います。  次に、情報発信についてもかぶるんですけれども、この一括して配信できるシステムというのは、府中市独自のものを開発される予定なのか、現在、全国のどこかで使われているアプリなりシステムのよいものを持ってきて使うという考え方で進められるのかというところです。  3点目に危機管理型水位計の設置2基という形で、まだ場所は確定していないという答弁だったと思うんですけれども、現在、芦田川水系については何カ所か既にホームページとかでリアルタイムで今の状況を見ることができると思うんですけれども、そのシステムとの違いというか、完全に独立したものなのか、そのシステムに加わっていくものなのか。実は、芦田川の水位計をポイントで今スマホなんかで見れるわけなんですけれども、本当に遠くにいるときには、今の状況の重立ったところが見れるっていうのは、ここがこういう水位だったらうちの辺はまだ大丈夫だなとかっていう見方を市民の方もされているかと思うんですけれども、その辺のシステムを独立してされるのか、今全体としてやられている芦田川水系の水位計に組み込んでいくのかといったところを聞いてみたいと思います。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) まず1点目の分散備蓄のスペースにつきましては、基本的に分散備蓄を考えておるのは、避難所として市が最初に開設を予定している10カ所程度を考えているんですけども、公民館等もございますので、実際の置き場所につきましては、今後、日常的に使われる地域の皆様と協議しながら、どこの位置で、どの部屋であれば、あるいはどの部分であれば置けるのか話しながら決めていきたいと考えております。  それから、2点目の情報発信の関係ですけども、これは独自ではなくて、既存の職員参集メールというシステムがございますので、それを取り入れるということでございます。  それから、3点目の水位計のデータといいますか、市独自でやるんではなくて、これにつきましては、先ほども御紹介いただきましたように、芦田川の情報が見れるというものについて、水位計をもし府中市が設置した場合においても、あわせて府中市の情報も見れるように、国交省と同じシステムというか、水位計を入れようと今考えておるところでございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにございますか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、資料6、地域防災力強化事業について、質疑のある方は順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) それでは、2点お聞きいたします。  1つは、この事業内容に100名養成とありますけれども、現在の各町内会での防災士数と、今後養成していきたい具体的人数をお示しください。  2つ目は、活動助成金で1町内会5万円とこちらに計上されて、支給予定となっておりますけれども、どのようなものへの支出を想定されているのかお聞きします。以上2点です。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) 防災士につきましては、現在、トータルで21名おられます。その内訳を、町内会というよりは町別で申し上げますけども、栗柄町が4名、それから元町、鵜飼町、上下町――これ上下町でくくるんですけども、これが各2名、それから、出口町、府中町、桜が丘、本山町、中須町、見晴、高木町、広谷町、木野山町がそれぞれ各1名、職員2名を合わせて合計21名となっております。  今後につきましては、これまでも一般質問等で御答弁申し上げておりますように、町内会に1名以上の防災士の方を配置したいと考えております。  それから、自主防災組織に対する助成金の5万円の内訳ということでしたね。対象となる経費の内訳については、主には防災資機材でありますとか、防災研修事業に対する経費が対象となると考えております。例えば、情報収集用のラジオもそうですし、避難誘導用の携帯のライトでありますとか、あるいは炊き出しされる場合の調理器具、あとは簡易トイレや毛布なども対象と考えております。さらには、ソフト面でいえば、講師を呼ばれる場合はこの講師謝礼も対象としております。 ○主査(三藤毅君) ほかにございますか。  加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 助成のところでもう少し聞いてみたいんですけれども、今回70町内会に対して一律5万円ということで出されているんですけれども、この自主防災組織――まだ100%じゃないと聞いているんですけれども、昨年どれぐらいの地域でこの5万円の助成というか、以前から助成の制度はあったと思うんですけれども、どれぐらいの助成実績があって、このあたりを見込まれたのかを伺ってみたいと思います。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) 昨年度の実績といたしましては、6つの町内会に対しまして総額で37万8,000円の助成を行っておるところでございます。また、今年度につきましては、その倍ですね。現時点で12町内会の方の助成を決定しておるところでございます。金額的にも倍になるかなと思っております。 ○主査(三藤毅君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 今年度というのは平成30年度が12町内会ということですね。はい。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、資料19、私立幼稚園保育料等無償化について、質疑のある方は順次御発言を願います。  土井分科員。 ○分科員(土井基司君) 確認なんですけども、これは、10月までは就園奨励費の補助の部分を市独自で無償化ということなので、対象は市内、市外に通っているにかかわらないということでいいんですか。 ○主査(三藤毅君) 大和教委総務課長。 ○教委総務課長大和庄二郎君) 府中市在住の私立幼稚園に通われております満3歳児から5歳児を無料化の対象としております。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。  加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) これはもともと小野市長が先駆けて実施をされるというところなんですけれども、この無償化される範囲については、公立の場合と私立の場合と多少違うように認識しているんですけれども、その無償化の範囲について教えていただければと思います。 ○主査(三藤毅君) 大和教委総務課長。 ○教委総務課長大和庄二郎君) 幼稚園の無償化の範囲につきましては、保育料と入園料等を合わせまして月額2万5,700円を上限に対象とするものでございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、資料21、「府中教育Unified・City」形成事業について、質疑のある方は順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) この中に新教科の創設とありますけど、どのような構想があるのか、実に興味深いので聞かせてください。  それから、高大の接続というのは、具体的にはどこをどういう形というふうに想定をされているのか、お願いします。 ○主査(三藤毅君) 門田学校教育課長。 ○学校教育課長門田雄治君) 新教科の創設でございますが、国への申請許可といった手続なしに実施できるのは、9年間のカリキュラムをマネジメントする義務教育学校併設型小・中学校が可能となっています。全国を見てもこの仕組みを全市で導入したのは、茨城県のつくば市と水戸市、そしてこの府中市のみであると聞いております。  府中市のこの新教科構想は、現在のところ、その必要が生じればいつでも創設可能であるといった状況にありますが、ここにはコミュニティスクールの存在が欠かせません。コミュニティスクールには、熟議と、それから校長の教育方針の承認という任務がございます。熟議では、こんな子供に育ってほしいという熟議、それをその地域ならではの願いとして、学習指導要領を凌駕する場合には、新教科を創設することが開かれます。つまり、学校運営協議会の熟議によって求められる学習内容が校長権限のもとで教育課程に反映され、さらには学校運営協議会によって承認されるといった仕組みが府中市には整えてあります。  考えようによっては、全国どの学校でも同じ教育が受けられるといった機会均等のもとで、転居や転校も加速され、地域の人口減に拍車がかけられたのではないかという議論も一方で聞くところでございます。このような時代状況にあって、地域の独自性そのものを学びの対象として、よりよい未来社会をつくる、そのための地域ならでは教育課程のあり方に道を開くのがコミュニティスクールであり、そして、義務教育学校併設型小・中学校ということになります。  これらの学校に付与されているのが新教科の創設となりますので、地域の皆さんとともに地域の未来に必要な学びをともにつくり上げていくプロセスが今後とも重要であると考えております。現在、そのような道筋のもとにおります。  それから、高大接続でございますが、これは府中市の教育施策として上げているものではございませんので、解説にとどめたいと思いますけども、簡単に申し上げますと、高校で学ぶこと、大学入試で求められること、大学に入ってから学ぶこと、そして社会に出てから必要なことがそれぞれ異なっているものを接続させましょうという取り組みでございます。ここには、大学入試の改革がかかわりますので、大学入試が変われば高校入試が変わり、その変わることによって、今度は小・中の学習内容も変わってくる、そういう影響を受けるという意味で、これは視野に入れているといったものでございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。  加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) ただいまの答弁に食いつくわけではないんですけれども、しっかりと課題解決型の子供を育てていくといったことで理解をしておりますけれども、その中で、今度、8月に決起集会のような形になろうかと思うんですけど、全国大会が行われます。少なからず1,000名の方が府中市に来ていただいて市を見ていただく。それなりのおもてなしをしないといけないと思っているんですけども、1,000名の方全員が府中市に宿泊できるような宿泊施設はない中で、このあたりをどういうふうに解決をされようとしているのか、お考えを伺いたいと思います。 ○主査(三藤毅君) 門田学校教育課長。 ○学校教育課長門田雄治君) 議員おっしゃるとおり、本研究大会の参加者は1,000名を想定しております。現在、文部科学省、それから全国コミュニティスクール連絡協議会という組織と調整をする中で、大会内容を固めていこうとしております。そこでは、全国レベルの実践発表、それからシンポジウムなどを順次計画していくといった段階にございます。府中市で初めての教育に関する全国大会ですので、我々としては、おもてなしや宿泊も重要だとは捉えているところですけれども、まずは研究大会の内容の充実を図らなければならんということが今、本当に心の底から思っているといった状況でございます。  全国の今までの大会を見ますと、1日開催の場合はその日でお帰りされるというのが常のようではございますけれども、前日から100名ぐらいの大会の主催者は前泊されます。それで、我々ももてなし、宿泊については、せっかく府中市に来ていただけるのでありますから、例えば、翌日が土曜日になります。8月3日土曜日。体験型見学会としてのエクスカーションも視野には入れていますけれども、皆さんの御協力をいただきたい、一緒につくっていきたいと考えております。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。  土井分科員。 ○分科員(土井基司君) この「府中教育Unified・City」ということなんですが、内容的には非常にすばらしい理念で構想されていると思うんですけども、この名前が、市民にどれだけ親しんでいただけるか、これからいろんなことを進めるに当たって、やはりわかりやすいというのが一つあるのかなと思います。これ、言葉としてどれぐらい一般的なのかというのが、私の実感としては余り一般的に感じられない、何となく意味は通じるけどというところで、一貫という、後ろに括弧で書いてある説明もあるんですけども、もう少しわかりやすい言葉にならないかなと。あるいは、もう少しわかりやすい補助するような言葉を足すことによって、この「Unified・City」という言葉が広く浸透するような、そういうことが必要なのかなと思いますんで、その辺のところの考え方、思いはいかがなのかについて伺います。  また、これも次の資料23の事業と重なるんじゃないかなという思いを私は持っているんですけども、こういういろんな課題を――子供一人一人みんな課題があると思う、その課題をずっとつないでいって社会に送り出すというのが大きなテーマじゃないかと思うんで、その次のところにかかわってくると思うんですけど、この構想によって、さまざまな課題を持つ子供たちがどういう大人になってほしいというか、そういうところの考え方をお聞かせください。 ○主査(三藤毅君) 門田学校教育課長。 ○学校教育課長門田雄治君) 議員御指摘のとおり、まだなじみのない言葉であろうと思いますので、補足したりして広く浸透させていきたいところでございます。  このユニファイドという言葉でございますが、日本語でいえば一貫教育という言葉がございます。これは、海外の教育学会や研究誌の中では、もう翻訳されて紹介されていて、そのときにはユニファイドという単語が使われております。また、国の教育振興基本計画を見てみますと、「2030年以降の社会を展望した教育政策の重点事項」という項が立てられております。そこにこのような記載があるんですね。「一人一人の「可能性」を最大限高めるための一貫した教育の実現」をうたっている。で、それが小中一貫教育はもとより、幼児期から高齢期までの一貫した理念としてそのような教育を実現しようということをうたわれております。  この国が示す幼児期から高齢期までの一貫した教育理念を府中市の教育施策の中に表現しようとした場合に、既に定着している小中一貫教育、これ日本語ございます。このことを包含してなおかつ、一回り大きな概念として別の名称でカテゴライズする必要があると考えました。ですから、全国でどこでも使われてない、初めての言葉遣いを府中市がとった、トップランナーとしてとろうとした志と受けとめてください。  折しも、府中市は教育を通してグローバル人材の育成をうたっております。インバウンドに対応できる教育課題の展開も見通したものでございます。府中市が取り組んでいるまちづくり施策に連関させたブランディング名として「Unified・City」を掲げ、海外を視野に入れたスケール感を全国に先駆けて発信するものでございます。恐らくこのような命名のもとに、見渡してみると、ほかの市町の追随を許さないほどの協力、あるいは協働関係が府中市には既にあり、そうであるからこそ、コミュニティスクール全国大会の誘致がかなったものとも捉えることができますので、府中市の先進性と認知度を全国にさらに伝えていきたい、そして、府中市民にも御理解いただきたいと考えるところでございます。  続けて、議員御指摘の不登校やいじめの対応にも重なるものではないかという御指摘でございますけど、学校教育の領域は膨大に広がりますので、カテゴリーに分けて取り組みを整理するのが一般的になります。その中軸となるのは、普遍的な教育内容、世の中がどんなに変わっても中心に持っていく教育課程ということがございます。各教科とか総合といったものですね。それから、その時代時代で要請される教育課題というものもございます。観光教育とかグローバル教育ICT教育といったものでございます。この2つを総合すると学習指導になる。その学習指導には学習指導要領があります。さらに、今度は生徒指導というジャンルが出てきます。
     議員御指摘の不登校やいじめへの対応、一人一人大事にするというのは、後ほども提案しておりますけども、「学びのセーフティネット構築事業、これは主には生徒指導の範疇から教育を照らそうとする本市の教育施策です。これと同様に、教育課程そのものをどのように編成し、また教育課題にも対応して府中市の子供たちを未来に届けていくかという内容づくり、これが「府中教育Unified・City」形成事業と表現したいと考えているものでございますので、教育内容づくり、主には学習指導の方面からの施策として御理解いただければと思っております。  したがって、不登校やいじめなどの対応も包含するものではございますけども、その中に全て一体的な事業にはならないので、2つに分けているということでございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにございますか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、資料23、「学びのセーフティネット構築事業について、質疑のある方は順次御発言願います。  加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) ここには何点かの項目があるんですけども、スクールソーシャルワーカーとスクールガード支援員については、午前中もかなり議論はされたんだろうと思うんですけども、新規ということで、部活動指導員が1名配置になっております。これについて、少し私、個人的な不安なところもあるんですけれども、例えば、ふだん、顧問の先生の指導方針のもとで部活動している子供たちを、その同じ方向性を持って対外試合等でその方が引率できるかといったことがちょっと心配なんです。それについて、ふだんからの生徒とのかかわりについてどうお考えになられているのかお聞きしてみたいと思います。 ○主査(三藤毅君) 門田学校教育課長。 ○学校教育課長門田雄治君) 府中市が設置しようとしております部活動指導員については、ある要件、これ2つほど御紹介しますと、教育の場にふさわしい人格と意識を有する者、もう一つは、部活動指導等の経験を有し、競技等における専門的な指導のできる者というものを掲げようとしております。このことによって、部活動指導の充実と教職員の負担軽減を図るという趣旨で設計しようと思っております。  この指導員は、学校の職員として置きますので、校長先生の管理下に置いて、校長先生の指導方針のもとに教育に携わる職となります。しかしながら、先ほど御紹介いただきました心配の点ですね。ふだん全く知らないで急にあらわれるということは、やはり我々も心配するところでございますので、今年度1名の配置をしようと思っておりますのは、幾らかモデルケース的に取り入れて、どのような心配が想定できるかということをなるべく解決できるような形で導入しようと思っております。  したがって、これまでに既に生徒と面識を持ち、また、大会等に顧問とともに引率など参加してくださっている方の中から、学校職員として招き入れて、位置づけて大会引率に直接にお一人で行くことを可能にするというようなことを展開しようと考えております。このことがうまくいけば、今度はさらに広げる可能性も出てくるだろうと思いますが、一度にこの枠でどんと部活指導を入れていったときにはさまざまな心配もあることから、このような、少し慎重なやり方で導入を広げていきたいというところに立っております。 ○主査(三藤毅君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) おおむね聞きたいことは答弁いただいたんですけれども、今の答弁でいくと、1部活1名が理想になってくるんだろうと思うんです。やはり専門性があるスポーツに関していえば、ふだんはサッカーを教えていて、今週はバレーをつれていくということは難しいと考えると、ふだんからサッカー、ふだんからバレーを教えに来ていただいているボランティアの方が土曜日、日曜日の試合に関して顧問と一緒に、または単独で試合引率をして、指示を出せる、監視ができるといったことが理想になってくる。それを考えると、今回は特定の学校で1名、特定の部活動ということで、モデルケースで進められるんだろうとは思うんですけれども、今後、これが拡散していく条件としては、私も部活動で育っておりますので、当時の記憶はよく覚えていて、先生とのコミュニケーション、人と人とのコミュニケーションといった信頼関係が培われていかないと、なかなか素直に生徒もはいっていう返事ができないのではないのかなと思っております。  そういった意味で、やる前から少し課題も大きいんかなと思うんですけれども、モデル事業として取り組まれる中でどういうふうに進んでいくのかなとは思うんですけれども、その点、少し補足があればお聞きをして、モデル事業でしっかり進めていただければいいことなんじゃないかとは思いつつ、不安を解決しとかないと、子供たちにとっていいのか悪いのかということになってくるかと思うので、最後もう一回お聞きして、終わりたいと思います。 ○主査(三藤毅君) 門田学校教育課長。 ○学校教育課長門田雄治君) 御心配の点はもっともだと思っております。我々もそれは念じておるところでございます。  そこで、最初に戻りますけども、部活動指導の充実、それと教職員の負担軽減の両方を図っていくという狙いのもとに、子供たちにも負荷はかからないような形での採用は検討していこうと思っております。これを1部活1名ということになると、かなりな数になると思いますので、狙いとしてはその方向は目指したいと思うんですけども、限られた条件の中でどのようなあり方が可能になるかというところは検討しながら、対応を進めていこうと思っております。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。  岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) 私もこの新規で配置される部活動指導員のことについて聞こうと思っていたんです。措置されているのが19万2,000円となっておりますかね、違いますかね。1名ですので、そういうふうになっていると思うんです。これは勤務の形態等を言ってくださったですかね。19万2,000円と、時間、雇用の形態はどういうふうになっていたのかなというのを聞きそびれたかなと思うんですが。 ○主査(三藤毅君) 門田学校教育課長。 ○学校教育課長門田雄治君) これは、先ほど申しましたように、府中市の中のモデルケースとして前進させる方向で入れたいと考えておりまして、現在のところ、この1名、どこの学校のどこのクラブにということは、まだ人事も絡みますので控えさせていただきますけれども、現在、19万の中で、これは県の補助と、府中市が持ち出すものは3分の1です。その中で、今回のは大会引率っていうところですね。そこに年何回か行っていただく。しかし、その前提には、ふだんから生徒との人間関係や、それから顧問との関係、そして校長先生の指導のもとでの了解というものを形成した上で行っていただくために予算を組んでいる。これが今回の事業についての予算になっているものでございます。 ○主査(三藤毅君) 岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) よくわかりました。教員の働き方改革を文科省が出して、具体的にこの一つのことをやられるということで、いいと思います。  もう一つ聞くようにしております。「校内のセーフティネット機能を強化するため、教職員が教育課程に専念できる時間の確保を業務改善策として講じていく」という文章が入っているんですね。これって、具体的にはどういうことなのかなと思いながら何とか読んだんですが、これはどうでしょうか。 ○主査(三藤毅君) 門田学校教育課長。 ○学校教育課長門田雄治君) 具体的にというよりもこれはもう理念として、教職員が教育課程に専念できる時間を確保することはもう至上の目的になります。そのために、可能な限り、先生方が教育課程以外のところで時間がかかってしまう、しかし、子供にとっては必要なことの部分で専門的なスタッフを学校に入れていこうということが、今回ここに上げた職種の趣旨でございます。  また、コミュニティスクールを府中市が取り入れてございますのは、現在の熟議の中で委員さんたちの言葉の中に、先生方が授業に専念できるように、そして子供たちに毎朝元気な顔で向かえるようにするのが自分たちの取り組みだというような言葉もいただけるようになっているんですね。これらも全てを含めて働き方改革という――数値目標は立てるんですけども、府中市全体の中で、ここだったら教員として働きがいがあるという関係をつくるためにこの事業を設定した、このように考えております。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) それでは、続いて、資料26、学校施設改修事業について、質疑のある方は順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) 1点だけですね。事業内容としては、いずれも可及的速やかに行うことばかりだと思います。ここで上げられている旭小、南小、栗生小、上下南小などの小学校や第一中学校以外の5校での施設改修要望等は出ていないのかどうか、また、それに対応するような形はとれているのかどうかお聞きします。 ○主査(三藤毅君) 大和教委総務課長。 ○教委総務課長大和庄二郎君) 学校とPTA等からの要望は数多くいただいておるのが現状でございます。実質、学校の施設につきましては、昭和40年代から50年代に建設されたものが非常に多く、老朽化が非常に進んでいるということで、改修すべきところも多くございます。  今回、来年度予算ということで上げておりますが、この間も耐震化工事等を終えた後、大型のトイレ改修等を行ってきております。これには多大な財源を要する中、財源確保にも努めてきたところでございます。  今後、引き続き、老朽化の状況、あるいは危険度を考慮しながら、順次、学校施設の改修は行っていきたいと考えております。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。  土井分科員。 ○分科員(土井基司君) 先ほど財源のお話も答弁の中にあったんですけども、今後必要なものも含め、どうやって財源を確保していくのか、今回特にどういう財源なのかということについてお聞かせください。 ○主査(三藤毅君) 大和教委総務課長。 ○教委総務課長大和庄二郎君) このたび、来年度の改修ということで、老朽化照明設備及び施設の改修ということで、栗生小学校、あるいは南小学校の普通教室の照明機器の取りかえと、また、旭小学校給食リフトの改修、第一中学校の配膳室の改修ということで、主には過疎債を見込んでおります。  今後は、学校環境改善交付金という国の交付補助事業もございますが、来年度の改修につきましては、過疎債を充てるものでございます。引き続き、改修等に当たりましては、国の補助金等の動きを早目に察知しながら、改修等に取り組んでまいりたいと考えております。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。  加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) ちょっと細かいことになりますけれども、学校改修のほうで、老朽化した照明設備というのは、私が思うにはグラウンドのナイター設備のことかなと思ったりしないこともないんですけれども、その下の南小学校と栗生小学校の普通教室の照明というのは、部屋の中の照明なのかなと思ったりするんですけれども、本庁舎のほうも継続してLED化を進めておられますけれども、学校のほうの普通教室の照明等に関しては、今回の改修でLED化されるのかどうかっていうのと、今後に向けた考え方についてはどうなってますでしょうか。 ○主査(三藤毅君) 大和教委総務課長。 ○教委総務課長大和庄二郎君) 普通教室の照明機器の改修等につきましては、先ほど申し上げました、来年度は南小学校、栗生小学校の普通教室の照明機器を取りかえるということで、LED化を図っていきたいと考えております。  それと、現在、栗生小学校、南小学校につきましては、教室の照明が4灯ということで、少し照度について劣っているということも含めて、4灯から6灯に増設することを考えております。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) それでは、続いて、資料28、天領あやめ塾の拡充について、質疑のある方は順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) 3点ほどお聞きします。  1つ目は、この中にも紹介されています、文科省の地域未来塾、この補助事業ということですが、この概要をお示しください。  2つ目が、このあやめ塾の参加状況の近年の推移がどうかというところ。  あわせて、この成果と課題をどう捉えておられるかという点で御説明ください。 ○主査(三藤毅君) 谷口生涯学習課長。 ○生涯学習課長(谷口達也君) 私のほうから、1点目の地域未来塾の内容について、御説明をさせていただきます。  議員御指摘のように、地域未来塾は文部科学省の事業でございますが、中学生、高校生などを対象に、教員OBや大学生など地域住民の協力やICTの活用などによる学習支援を行う事業でございまして、一部上限とか条件があるんですが、基本的には国、県、市が3分の1ずつを負担していく補助事業となっております。 ○主査(三藤毅君) 大和教委総務課長。 ○教委総務課長大和庄二郎君) あやめ塾の登録者ということで、生徒数でございますが、平成28年度は26名、平成29年度は31名、平成30年度は25名ということで、常時20名程度の生徒が出入りをされている状況を伺っているところでございます。  成果でございますが、学習に使うアプリを使いました自主学習を中心とし、講師の指導と繰り返しワーク集等で基礎学力の定着が図られることに力が注がれているということで、また、上下高等学校における公立大学の合格者は天領あやめ塾で学んだ生徒ということで、学力の定着と向上という観点から、天領あやめ塾は上下高校の魅力づくりに貢献をしているものと考えております。  来年度以降の地域未来塾としての活動につきましては、地元中学生を対象とする学習の場となるために、日ごろから上下高等学校を身近に感じ、親しみを持つ機会や人数がふえるであろうと期待をいたしております。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。  土井分科員。 ○分科員(土井基司君) この地域未来塾の制度というのは、説明資料では府中市では初めての実施と書いてあるんですけども、県内他市町の状況はいかがなんでしょうか。 ○生涯学習課長(谷口達也君) 県内の状況でございますが、平成30年度に地域未来塾を開設しているのは県内で3市町となっております。具体的に申しますと、庄原市、廿日市市、府中町の3市町でございまして、ただ、庄原市につきましては、市内に4つの会場を設置しておると伺っております。  なお、現在、平成31年度の開設の申請時期でございますが、現在のところ確認しておるところでは、新規開設予定は府中市のみと伺っております。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) では、続いて、資料43、ものづくり産業の販路拡大・人材確保促進事業について、質疑のある方は順次御発言を願います。  土井分科員。 ○分科員(土井基司君) この資料の事業内容の(2)で、(1)のリアル開発会議の様子をメディアで全国に発信するとなっているんですけども、このメディアについてはどのようなものが想定されているのかということと、1,000万強の予算が上程されておりますけども、これの内訳についてお聞かせください。 ○主査(三藤毅君) 宮原企画政策係長。 ○企画政策係長(宮原哲也君) それでは、ものづくり産業の販路拡大・人材確保事業について御説明させていただきます。  まず、メディアにつきましては、こちらの事業を行った後に日経BP社のホームページに掲載をしていただきます。それから、同じく日経BP社のビジネス向けに出されている雑誌にも掲載をしていただいて、実際に全国に発信をしていこうというものでございます。  それから、2点目の予算1,000万円の内訳はということですが、まず、リアル開発会議、こちらのほうを日経BP社の企画として民間企業を主にやられている事業ですが、こちらを自治体が主催してやっているものです。会議の企画運営に係る委託料につきましては約600万円、それから、こういったメディアを使った参加者の募集、それから結果のPRに係る委託料が約400万円となっております。 ○主査(三藤毅君) ほかにございませんか。  加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) この事業は継続事業で、所管課は企画財政課の企画政策係ということになるんですけれども、事業の目的としては産業振興とか地域活性化と書いてあります。であれば、産業振興のほうにもかかわってくるんだろうと思うんですけれども、4月以降にここに取り組む所管課が新しい政策企画課になるのか、経済観光部でしたか、部が移管されるのかということと、あとこの事業の最終的に目指している場所がなかなか、サイトをつくって終わりとかじゃなくって、人材確保になっているので人がふえることも想定をしているんだろうと思うんですけれども、もう少し具体的にこのことをやって何につなげていきたいのかお聞きしてみたいと思います。 ○主査(三藤毅君) 宮原企画政策係長。 ○企画政策係長(宮原哲也君) まず、4月からの所管課でございますが、こちらは商工労働課となります。もちろん人材確保、最終的には人口減少対策にもつながるものですので、今まで企画財政課でやっておりましたが、今後は商工部門のほうで、より商工会議所等と連携を強めながら事業を進めていきたいと考えております。  それから、2点目の質問であります、こちらの事業の最終的な目標、目的といったところですけれども、この事業につきましては、まず、府中市にものづくり企業がたくさんあり、すぐれた技術がたくさんあるということで、これを市内外の異業種の企業の技術とコラボをさせまして、新たな商品開発、そこからそれをPRすることによりまして販路拡大を目指して、その結果として人口減対策、それから市内の企業の雇用拡大、そういったところにつなげようという目的で事業を進めております。  具体的にこの事業で成果を出したのがすぐこういった形につながるかというと、またそこは難しいところではありますが、これをきっかけとしまして、企業同士がつながりを持っていろいろなことにまたチャレンジしていただけるんじゃないかと、そういう期待も込めた形で事業を展開しております。最終的にはこういった人と文化をも育みながら、単なる企業支援、産業振興を超えて、地方創生という形でつながっていくことができればと考えております。 ○主査(三藤毅君) よろしいですか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) それでは、続いて、資料46、高速情報通信基盤整備事業について、質疑のある方は順次御発言を願います。  丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) この事業、光回線の設置のことですけど、請願が出てから採択して3年、やっとスタートするわけですけど、3年かかった経緯とか理由がわかればお知らせください。  それと、今後の計画ですけど、ここへも整備予定は平成31年度、平成32年度となっていますけど、実際、各戸で使用できるのは、早いところでいつごろからか、何月ごろからか、遅いところで平成32年の末になるんかどうか、その辺、利用可能な時期についてお知らせください。  それと、この中で空白地域とありますけど、町内会単位でもいいですけど、何町ぐらいあるのか。  それと、整備費ですけど、平成31年度に1億円計上されています。果たして全部整備するのにどのくらいかかるのかと、総務省の新しい補助事業があるように書いてあります。この事業に、補助制度はどの程度活用できるのか、全予算に対して、制度の活用額、金額についてまずはお聞きしてみたいと思います。  それともう1件ついでに、基幹のところからの各家庭に引き込む場合の補助は検討されているのか、その辺についても聞いてみたいと思います。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) まず、1点目の請願から3年かかった経緯につきましては、今回の超高速通信網の整備につきましては、さかのぼれば平成28年3月定例会において、請願書が採択されまして、8月の総務文教委員会のほうで中間報告をさせていただいたところでございます。そして、その年の9月議会においても御議論をいただいたところでございます。  この間、この情報基盤整備の必要性については十分理解しておりましたけども、優先順位が低い、他の市民生活に直結した事業があるという考えで、この光ファイバーの整備に関して、取り組むのは厳しい状況と考えておりました。しかし、情勢が変わったといいますか、この情報の格差是正につきまして、現在、国において次世代型の超高速多数接続が可能な5G回線の実現に向けた研究開発でありますとか総合実証試験が行われてきておりまして、そういった時代になっておりまして、その5G時代をにらんだ場合、府中市としても高速情報通信ネットワークの基幹となる光ケーブルの整備は最優先課題と捉えて、今回大きくかじを切ったところでございます。そういった意味で、早期実現に向けて整備を行いたいというのが今回の趣旨でございます。  それから、2点目の利用可能時期でございますが、利用可能となる時期については、この光ファイバーの整備が済み次第、工事が終了した地域から順次利用は可能と聞いております。ですから、平成31年度の末には、多分、河佐地区になろうかと思うんですけども、一部では利用が可能となります。  それから、空白地帯はどこかということでございますが、空白地帯については幹線としての空白地帯ということで申し上げれば、現在、サービスを行っております通信事業者のエリア分けを基本単位として考えれば、空白エリアはまず河佐エリア、それから、協和エリアということになります。また、上下エリアについては、中心部と一部の周辺エリアでサービスは行われておりますので、それ以外のエリアということになりますが、ちょっと町別というところにつきますとなかなかお答えが難しいので、御了承いただきたいと思います。  それから、4点目の整備費用は全体でどのぐらいかということでございますが、細かいところをはじいたものは現在まだございませんで、数年前のある通信業者の試算ということで申し上げれば、これはこの間議会へもお示しをしておる額でございましたが、市全体でいえば8億円程度になるんじゃないかと。ただ、いろんな要件がかかわってきますので、この金額を下回る可能性もあるんではないかなとは考えております。
     それから、5点目の補助制度の活用でございますが、新たな国の制度ができたということで、これは5Gに向けた光ファイバーの整備に対して府中市がとろうとしている民間が整備して民間が運用するという整備の方法、これについて新たな補助制度ができたということでございまして、全ての整備費用が補助対象になるわけではございませんが、基本的に基幹の5Gに向けた光ファイバーを引くという工事については対象となると聞いています。なお、補助率は3分の1になろうかと思います。  それから、最後でございますが、光ファイバーの一番直近の電柱といいますか、そこからの家への引き込みに対する補助につきましては、これはまだこれから民間の業者が決まって整備が進んでいって、そこから先、実際に整備が終わった地域についての住民の方等への説明なり、そういった中でどういった助成的なところができるのか考えていくことになろうかと思います。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。  岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) 今もちょっと出ましたが、民間が設置し、民間が運営するという整備手法が、この中では民設民営方式と出されています。工程面は述べられているんですけれども、そうはいっても業者が手を離すわけですから、デメリットの面ももちろんあるだろうと思います。どういうふうに把握されているか、府中市行政がどうかかわっていくかということが1点。  もう一つは、この最後のほうにIT医療、IT農業、これ言葉としてはよく飛び交っているんですが、やっぱり市民の皆さん、私もそうですけども、十分理解ができていません。どのように府中市の各分野にこれを導入していくのか、わかりやすく説明願えたらと思います。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) 1点目の民設民営方式のデメリットはないのかということでございますが、現時点でデメリットについてはないものと捉えております。  それから、2点目のIT医療、IT農業についてでございますが、これはこれから5Gに向けた情報基盤の整備をして、5Gをにらんでいって、その5Gの導入に伴って何ができるかということになりますと、今、議員から御指摘がございましたように、IT医療につなげるとかIT農業につなげるとか、IT医療であれば、自宅にいながらにして診察ができるとか、そういった見守りにもつながることになろうかと思いますし、IT農業については、この5G等を使って水をまく時期は自動で水がまけるとか、細かい話になりますけれども、そういったいろんな、人間が直接かかわらなくても自動的に何かができるというものにつながるんだろうと思います。医療、農業に限らず、あるいは教育でありますとか防災関係、あるいは観光関係にも、そしてまた地場産業の育成等についてもこのIT、5Gが利用可能といいますか、そういった可能性が広がるものと思っております。  具体的な内容についてはまだこれからと、府中市にとっても何が必要なのか、何をやっていくのかというのはこれから全市的に考えていくと、チームを新たにつくり上げてということになろうかと思うんですけども、そういう検討に入っていくということになろうかと思います。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。  土井分科員。 ○分科員(土井基司君) 先ほど民設民営ということで答弁ありましたけども、設置に当たっては幾らか整備の補助金を出して設置していただいて、維持管理もある程度補助をしながら進めていただくという考えでいいんかどうかということと、その事業者の見込みですよね。採算がとれないと参加していただけないと思うんですけども、その辺のところはどういう状況なんでしょうか。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) ハード面のみならずランニングコストですね、維持管理経費につきましても、今考えているのは、これは国も示しておるんですけども、民設民営の場合の費用負担の考え方がありまして、今、議員おっしゃいましたように、整備費、それからその後の維持管理経費を合わせたものがコストとなると思うんですが、これに対して、事業者が当然収入を考えた場合に、その後、サービス利用料も入ってくるわけで、この収入を先ほどのコストから除いたものが、自治体が負担する額になろうかと思います。ですから、維持管理経費についても一部負担がある可能性があるというか、それはいろんな地域によって収入がどんどんふえるような地域であれば当然それは要らないということになりますでしょうし、府中市においてはかなり収入が見込めないところもあろうかと思うんで、そういった意味でいえば維持費の部分まで市が事前に負担をするということにもなろうかと思います。  参入事業者の見込みについては、現通信事業者等数社あると思いますので、十分参入をしていただけるものと考えております。 ○主査(三藤毅君) 土井分科員。 ○分科員(土井基司君) これは高速情報通信基盤整備事業という名前なんですけども、そういう基盤整備事業といいながら、先の実証実験とかICT化構想まで含んだ事業になっています。その中で次世代交通、DMVですね。鉄路と陸路を兼用したような車両とかの検討も含まれているんですけども、この実現のためには必ずJRの協力が必要なんですけども、JRは今現在の段階でどういうふうにかかわっているんでしょう。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) 済みません。この件につきましては、次世代交通ということになろうかと思いまして、まちづくり課が担当しとるんだと思うんですけども、申しわけないですが、余り具体的なところについては私のほうで承知しておりませんので、御答弁はこの辺でお願いします。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、資料48、ICTを活用したオフィス改革について、質疑のある方は順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) これを具体的に府中市の庁舎内において、今年度ロボティクスで自動化しようとしているものはあるんではないかと思うんですが、どんなものがありますか。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) RPAの自動化なんですけれども、これはいろんな業務、他市の例も大分出てきておるようですけども、例えば考えられるのが臨時職員さんの賃金の支払い業務でありますとか、通勤手当にかかる距離の測定、これは旅費計算なんかに使われると思います。それから、財務会計システムにおける支払い業務、あるいは会議録、議事録等の作成の支援という、定型的で単純な業務について、このRPAが有効と考えております。どの業務について導入するかということについては、実はこれからその業務の選定等、あるいは何があるのか、何をしたいのかというところは、まずこれも全庁的にといいますか、市役所を挙げて全体として協議をしていって、選定の上で次は本当に府中市にとってそれが有効なのかどうなのか検証すると。他市では有効でも人口規模等違えば、ある意味府中市では余り有効でなかったと、無効であるというようなこともあるかと思いますので、その辺を検証する中で運用ルールをつくっていって、最終的には導入していくという流れになりますので、これからスタートしていくというところでございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。  土井分科員。 ○分科員(土井基司君) まずはこの事業、国のほうでもいろいろ推進されているので、国の補助とかそういうのがあるのかどうかということと、あと、どこでもワーク推進事業、これがテレワークということなんでしょうけども、ちょっとイメージが余り湧かないんですけども、実際にどういう場面でどういう業務を行うことを想定されているのか、お聞きしたいと思います。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) まず財源でございますが、現在、平成31年度予算については単市ということで組んでおります。ただ、RPAの実装段階が一歩進めば、国の補助事業の活用もあり得ると考えております。  それから、資料のほうに書いていますテレワークのイメージなんですけども、例えば東京なんかへ出張する場合でもノートパソコンを1台持っていけば決裁ができるというイメージなんです。全職員がじゃあ、使っていてどうなのかというのはあるかと思うんですけども、例えば今言ったような管理職の者が府中市からどっか出張なんかで出る場合、あるいは協議に出てちょっと資料が見たいという場合に、府中市のサーバーへ入って、その資料を引っ張り出して、パソコン上で行った先で見れると、あるいは文書の決裁ができるといったのが最終的な思いというか、想定している内容でございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。  加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) RPAについて、先ほどの答弁でいくと、賃金の支払いとか交通費とか議事録とかっていうのは、もう民間企業では随分進んだ取り組みの範囲なのではないかなと。本当にやっぱり聞きたかったのは、庁舎内の複数作業している、同様の作業が一つにまとめられるかどうか、ここが一本なんだろうと思います。例えば、市民の情報をここの課で打ったら、その情報が各課に反映されていくかどうか、各課全員で打っているから、今、数名の人が同じことを打たないといけないっていう作業が発生しているんだろうと思うんですけれども、そのためには、例えば今のシステム自体を一本化していかないといけないのではないか。それから、今やっているRPAは複数のシステムを総括して処理ができるんだという方向に向かわれていくのか。  また、ビッグデータと書いてありますけど、ビッグデータっていうのは、庁内のデータがビッグデータかどうかわかんないんですけれども、例えば人口動態、例えば交通量の測定で人が数量計を手に持って土日に出勤してですよ、椅子に座ってかちかちやっているようなやつをカメラを置いてAIを使って、幾らでも毎日でも測定ができるようなシステムであるとか、企業ではそういった方向に今移っているんだろうと思うんですけれども、もうこれからとおっしゃったんで、これ以上の答弁、なかなか難しいかとは思うんですけれども、早くやらないと、5年待てば、多分民間ではこういった単純作業についてはほとんどが切りかわっていくんだろうと思うんですけども、早くやることで人材の確保が庁内でできるわけなので、今回の組織体制づくりにも寄与してくるんだろうと思うので、これからと言いつつ、早急に行っていただきたいと思うんですけども、そういう覚悟についてお伺いしたいと思います。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) 今議員御指摘のとおりでございまして、そういったこれからの人材や財源の不足を補うといったことでありますとか、単純作業をRPAに代替させることによって、職員を新たな付加価値の業務につけさすとか、そういったところにつなげていくということでスタートを切りたいと考えております。 ○主査(三藤毅君) 10分間休憩します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後2時23分 休憩                午後2時31分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(三藤毅君) 再開いたします。  続いて、資料53、歴史的財産保存・活用事業について、質疑のある方は順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) この予算としては史跡用地の取得事業に9,100万円、旧芦品郡役所等に13万8,000円と出ております。この関係でちょっとお聞きします。  旧芦品郡役所跡というのが府中市の歴史民俗資料館として現在進行形で活用されていると。資料館の機能維持との観点から、府中市ができることはどんなことなのかというところが一つ。実に活用していただきたいというのがあるんだけども、しかし、現状も鑑みないといけない。  2つ目は、ここには北西部の上下町の代官所跡、よく出てくるんですが、これが含まれてないんです。この保存活用というのは、重なるかもしれないけども、お答えください。 ○主査(三藤毅君) 大和教委総務課長。 ○教委総務課長大和庄二郎君) 旧芦品郡役所庁舎につきましては、議員より一般質問においても御指摘をいただいておりますが、現在、府中市歴史民俗資料館としての機能を持たせて活用をしております。施設につきましては、空調設備面等決して十分ではないというところもございますが、指定管理団体職員の配置の中で運営をしているところでございます。現在、この資料館につきましては、検討委員会によって、移築等を含め活用策について御議論をいただいております。この建物等が今後のまちづくりの一つの核となるように、今後利活用を図っていきたいと考えております。それまでは現在の歴史民俗資料館として運営、活用を行ってまいりたいと考えております。  もう1点でございます。上下代官所につきましては、平成25年度に策定をいたしております府中市教育推進計画であります学びプランに、広島県史跡天領上下代官所跡整備事業ということで位置づけをいたしておりますが、具体的な事業実施には至ってないというのが現状でございます。  代官所跡の現状としましては、さきにも御答弁を申し上げておりますが、除草等の維持管理や安全対策にとどめておりますが、今後は上下の町並みとあわせて一体的な歴史的財産と捉えた活用、整備の方向性や計画の立案等を、教育委員会に限らず市内部の関連部署と連携を図りながら、今後検討を行ってまいりたいと考えております。 ○主査(三藤毅君) ほかにございますか。  土井分科員。 ○分科員(土井基司君) 備後国府跡の活用でありますけれども、保存活用計画がパブリックコメントの募集も済んで、これで計画が確定していくんだと思いますが、その計画案の中では、具体的にどのように整備するかという姿が余り見えなかったんですけども、これから具体的な計画を順次進めていかれるんだと思うんですけども、その方向性とかどういうスケジュールで進んでいくのかについてお聞かせください。 ○主査(三藤毅君) 大和教委総務課長。 ○教委総務課長大和庄二郎君) 御紹介いただきました保存活用計画につきましては、現在お住まい等の居住地区でもございますことから、現状変更等の取り扱い基準の設定等保存のための内容を主に置いた計画となっております。整備の活用の方向性につきましては、基本構想を来年度以降、約2年程度はかかろうかと思っておりますが、検討した後、整備基本計画を策定する予定といたしております。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) それでは、続いて、資料55、全日本EV&ゼロハンカーレースin府中について、質疑のある方は順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) 2点ほどお伺いします。1つは、これまでのこの企画への参加者、参加団体数、観客数、府中市への収益などをお示しください。  それから、2つ目としては、この事業の成果としてはこういう点がある、課題としてはこういう点があるということで、この10年間を振り返ってどうなのかという点をお示しください。 ○主査(三藤毅君) 谷口生涯学習課長。 ○生涯学習課長(谷口達也君) それでは、まず1点目からお答えいたします。  この大会は、今年度で10回目を迎えておりますが、これまで民間の地元有志と福山大学による実行委員会が企画、運営し、市は運営主体にかかわっておりませんので、市としての細かい数字は持ち合わせていないというところで御理解をお願いしたいと思います。ですので、実行委員会から報告を受けているところなどから判断したことで申し上げますが、今年度の第10回大会は日程の関係で36台の出場、エントリーとなりましたが、第9回は48台、第8回は45台、第7回は47台が全国各地からエントリーしていただき、県内や中国四国地方はもちろん、石川県、三重県、沖縄県など広範囲から毎年140人から150人程度の選手及びスタッフが参加していただいているところでございます。  また、遠方からの出場チームにつきましては、府中市内のホテルに前泊されていると伺っておりますので、こうした面での府中市への経済効果も発生しているものと理解しております。  2点目のこの事業の成果と課題、10年間を振り返ってでございますが、先ほど申したように、実行委員会のほうから報告を受けていること、それと、来年度をにらんで今年度、2月24日に開催されました大会に前日準備を含めまして私もスタッフとして参加をさせていただいてみました。その実感したことも含めて申し上げさせていただきたいと思います。  先ほど申したように、市外、県外から多くの方が出場するこういう大会を民間の有志の強みであるフットワークの軽さであるとか柔軟さを生かして、事故なく運営されているところには非常に評価できるところだと感じました。反面、スタッフの固定化、それから、人数の不足が感じられまして、また、事前、事後の広報など対外的な打ち出しや会場設営には改善の余地があると感じたところでございます。  また、前日は現在コース設営など会場準備のみに充てられておるところでございますが、例えば、その設営したレースコースを利用したレース体験でございますとか地元企業と連携した体験イベントなどを行えば、より多くの方に御参加いただくことにつながり、府中市のPRにもなるんではないかと考えたところでございます。  また、10年間を振り返ってというところで見ますと、実行委員の報告によると、10年前に立ち上げた際には広島県と岡山県から20台程度のエントリーというところからスタートをいたしまして、先ほど申したように、現在は広範囲から40台以上のエントリーがある大会に成長させ、この間、市外、県外から多くの方を府中市に招き入れたことは大変な成果だと思います。  また、これまでに参加された高校生の方が高校の卒業文集において、高校3年間の生活で思い出に残ったこととして府中市でのこの大会に出場したことを上げられている方が何人もいらっしゃるということ、それから、ある高校では、学校の入学者の募集のパンフレットにこの大会の様子を活動紹介として掲載されているというようなことも伺っておりまして、高校や大学などで機械システムを学んでおられる学生にとっては、その活動の成果の目的地として府中市が認識されるような大会に成長させているという点では、実行委員の皆様方には敬意を表したいと思っておるところでございます。  午前中の、スポーツを市長部局に移管させる関係のところで副市長から答弁ございましたが、現在、スポーツというのは、これはモータースポーツ、オートスポーツという捉えだと思いますが、アーバンスポーツであるとかeスポーツであるとか、非常に多様になっておるところでございます。その中で、このEVカーレースが今、全国から最終目的として府中市を目指しているというような位置づけになってきているということは、このレースを通じて府中市をこういうレースのメッカにしていくと、それが府中市のPRにつながるという大きな可能性を持った事業ではないかと考えております。 ○主査(三藤毅君) よろしいですか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、資料57、移住・定住促進事業について、質疑のある方は順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) 2点ほど。1つは、このマッチング事業で来場者が平成28年から平成30年にかけて大幅に増加をしています。これはいいなと思うんですけれども、その理由をどういうふうに分析されているか。  2つ目に、移住体験ツアーにも20名近くが参加されていますが、実際に移住には結びついてはいない。これは残念な結果なんですが、これをどのように分析をされているか、どのように課題と成果を分析されて次年度に結びつけようとされているかという点をお聞かせください。 ○主査(三藤毅君) 宮原企画政策係長。 ○企画政策係長(宮原哲也君) まず、お一つ目の質問ですが、マッチング事業で大幅に増加した原因でございますが、まず、この事業は平成28年度に初めて首都圏で府中市主催で行っております。当時、市のホームページやフェイスブック、こういったもので周知をしていましたが、それだけでは本当に不十分な状況でありまして、実際の参加者が8人という、本当に少ない人数でやっております。  この反省を踏まえまして、平成29年度以降は移住希望者が多く登録をしているサイトを利用しまして、そこから積極的な情報発信を行って、さらに東京で開催されます移住フェア、それから、NEKIで開催しました移住懇談会等で参加者に対して積極的なPRを行った結果、参加者が大幅に増加したというような、そういう結果につながったのではないかと考えております。  それから、2点目につきまして、移住体験ツアーに参加された方がなかなか移住に結びつかないということですが、こちらにつきましても平成28年度から事業を行っておりまして、ただ、平成28年、平成29年度はちょっと変わった、地域の問題を考えるというようなテーマにした体験ツアーを開催しておりました。これには若者を中心に参加がありましたが、残念なことにこの中で本気で移住を考えている参加者は少なく、交流人口、関係人口の創出には一定の効果がありましたけども、その後、こちらに移住をしてこられた方はいらっしゃいません。  そういったこともありまして、本年度はまず募集の段階でターゲットをファミリー層に絞りまして、移住希望者が多く登録するサイト、先ほどと同じサイトですが、こちらから周知を行ったところ、定員を超える御応募がありました。ツアーの内容につきましても子育て支援施設を中心に案内するという内容にしましたところ、参加者の反応は大変よく、こちらとしても手応えのあるような反応を示していただきました。そして、今年度、体験ツアーに参加した1つの家族は、今も第一候補として検討していただいているというところでございます。  移住につきましては、人生の一大転機ですので、なかなか一度や二度訪れたぐらいでは、じゃあ、移住するということにはなりませんので、今回、こういった第一希望として考えておられる方もいらっしゃることですので、これからもっともっときめ細かい支援をしながら、また、来年度は府中市を訪れていただくための支援金、補助金のようなものも御用意をしていますので、そういったのを活用していただいて、何度も来ていただいてそちらで気に入っていただくと、そういったところを見ていただく。そして、実際来ていただいて、府中市の強みでもあります子育て支援の環境のよさなど、そういったところを見ていただければ、必ずここに住みたいと思っていただけると思っておりますので、そうしたプロモーション、それからマッチング、現地訪問、そういったものに至るまで企業や地域とも連携をしながら、細やかな対応を行っていく、そして、移住者を一人でも多くふやしていくという取り組みに進めていきたいと思っております。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、資料58、マスメディアを活用した広報戦略について、質疑のある方は順次御発言を願います。  加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 広報戦略ということなので、どんどんやっていただきたいというのはあるんですけれども、1点だけ、RCCラジオを今回、放送されるわけなんですけれども、放送時間を見てみると、16時40分から約5分ということで、なかなか仕事をしている方とか若者とかが聞ける時間帯じゃないのかなというのがあります。そういったところで、この時間になったのは費用的なところもあるのかもしれないですけれども、朝の通勤時間であるとか、もう少し家に帰ってくる時間帯に絞れなかったのかといったところで、1点だけ確認をさせてください。 ○主査(三藤毅君) 浅野人事秘書課長。 ○人事秘書課長(浅野昌樹君) RCCラジオの放送時間の精査ということでございますけども、予定しておりますラジオ番組「府中に夢中!」、これはRCCから放送するもんですが、この時間帯については、RCCの「バリシャキNOW」の中の、毎週月曜日16時40分から5分間でこの「府中に夢中!」が放送されるんですけども、これはRCCからの提案でございます。時間帯については、ラジオの特性といいますのは、いつでもどこでも聞くことができるというメリットがありますけども、自宅で働いている人、車を運転している方、そしてシニアライフとして時間の余裕のある方、中高年がこの時間においては聞くことが可能じゃないかと考えております。  また、就業中の方は聞くことが難しいということもありましたけども、聞き逃した人、またその時間に聞けない人については、ラジオ聴取アプリの「ラジコ」というものがあります。これは無料のアプリなんですけども、これを使用すれば、1週間以内であれば何度でもそのラジオ番組を聞くことができるということでありますので、あわせて広報、周知をしていきたいと考えております。 ○主査(三藤毅君) ほかにございますか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、資料59、広報ふちゅうデジタルブック化事業について、質疑のある方は順次御発言を願います。  加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) これは一般質問でも議論されていたんですけれども、1点だけ、他市町のこういったアプリを見に行ったときの課題なんですけれども、独自のものを開発してしまって、OSとかに対応できなくて、更新にお金がかかって、結局使えない状態になっているというのを聞いたことがあります。そういった中では、既存のものを使って定期的にシステム更新がされるものがいいと思うんですけれども、このソフトウエアについては既存のものを使って一般的に更新がなされていくようなものが使われるのかどうか、確認をさせてください。
    ○主査(三藤毅君) 浅野人事秘書課長。 ○人事秘書課長(浅野昌樹君) 専用アプリについては既存のものを購入するように考えております。閲覧アプリ、これは「カタログポケット」という名前なんですけども、それを反映させるソフトであります、これも既存のソフトウエア「MCCatalog+」を導入する予定でございまして、先ほど議員おっしゃったように更新も可能ということで費用の面でも負担が少ないものと考えております。 ○主査(三藤毅君) ほかにございますか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、資料60、市長懇談会「いきいきトーク」について、質疑のある方は順次御発言を願います。  土井分科員。 ○分科員(土井基司君) 今年度行われましたこの懇談会については、一部がホームページのほうに掲載されておりますが、全体としてはどのような意見があったかということと、来年度は現段階でどういう市民を対象にして、いつぐらいに実施する計画なのか、お聞かせください。 ○主査(三藤毅君) 浅野人事秘書課長。 ○人事秘書課長(浅野昌樹君) 今年度の「いきいきトーク」につきましては、テーマを子育て、教育、地域づくり、防災としておりました。対象者を各学校の学校運営協議会委員といたしました。そういった関係で、コミュニティスクールに関する意見が多く出ております。  また、防災についても活発な意見交換がなされたところでございますが、具体的なものを二、三、説明させてもらいますと、子育て、教育では、コミュニティスクールが始まって、学校や地域、保護者のつながりがうまくいっている。それから、子供が地域のイベントに参加するのではなく、参画するようになった。そして、学校から地域、地域から学校へそれぞれお互いにお願いしたいことを遠慮せずに言ってほしい。こういった意見がありました。地域づくりでは、子育て世代や子供の人数が減ってきている。消防団や民生委員などのなり手がおりませんで、特に民生委員については深刻な状況であると。そして、防災については、各地域の避難所をふやしてほしい。避難情報の出し方を考えてほしい。地域の施設と町内の災害時の避難場所としての提携を結んでいるとか、そういった御紹介もありました。  また、アンケートを行ったわけなんですけども、その中では、市長を初め行政担当者と直接意見交換ができてよかった。継続的にやってほしい。さまざまな立場の方の意見を聞くことができた、こういった意見がございました。こういった情報はホームページで各回、その概要を順次掲載しております。そして、広報の5月号には、これまでの全てのものを掲載する予定といたしております。  そして、今後、来年度の予定でございますが、今回のように、市長とじっくり話したり、率直な意見が出やすいということで10人程度の規模で、対象として想定しておりますのは、産業界や女性界、保護者、そしてNPO、そのときのテーマに沿った団体やグループ、こういったものを考えております。実施時期については秋までにということで、6月から8月ぐらいを考えているところでございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにございますか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、資料61、町内会との連携強化について、質疑のある方は順次御発言を願います。  丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) この町内会との連携強化ということで、主には町内会長との連携を強化されるんだろうと思いますけど、これ町内会長の負担がふえるんじゃないんですかね。今でも町内会長のなり手がなかなか難しいような地域もあるんですけど、町内会長の負担がふえないかということと、それと、何か電子回覧板とかいうもんありますけど、タブレットで町内会長に連絡はちゃんととれると思いますけど、今までやっている回覧板も引き続き、恐らくやっていただくんだろうと思いますけど、町内会長と町民との間の連絡の差が出るんじゃないんか思うんですけど、その辺、どのように考えておられるか、お聞きします。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) 新年度考えておりますタブレットの導入につきましては、まず、町内会長さんが本当に使いやすいものを考えたいと思っていまして、これは今後、府中市のほうで勝手にこれを使ってくださいといってお願いするんじゃなくて、どれなら使いやすいですか、どういうふうにしましょうかというのは協議をさせてもらいながら、導入につなげたいと考えております。  したがって、その根底にあるのは負担になるようなものを押しつけるんじゃなくて、むしろ、これ一つ将来、未来になるかと思うんですけども、町内会長の負担が少しでも減るような使い方はできないかなと考えています。例えば、今、要望書については当然紙ベースで写真等の添付をしてもらいながら出してもらっていますけども、こういったことについてもこのタブレットでフォーマットといいますか、要望書の形式を決めといて、そこにちょっと打ってもらって、写真でも添付してもらって要望という形で受けることもできるようになれば、逆にわざわざ来てもらわなくても済むということもありますし、そういった負担の軽減につながればという方向で考えているところです。  それから、電子回覧板につきましては、さらにまたその次になるかなと思うんですけども、これも町内会長さんの負担が幾らかでも減ればというのと、あと紙ベースですね。今、多分大量に町内会長さんへ市のほうからもそうですし、また市以外の機関のほうからも、半分ぐらいはそちらのほうだという話も聞いているんですが、行っているようです。そのうちの市分について、将来、紙を幾らかでも減らして電子版で流せれば、その配付といいますか、回覧をする手間暇、数を数えて班ごとに分けるといった手間も省けるかなと。そういうことにつなげるために電子回覧板という表現もしております。  さらに、町内会長さん、班長さんも含めて、どうしても日中回覧板を回してもいらっしゃらない方、あるいは連絡がとれない方がいらっしゃると思うんですが、そういった方へも例えばメールであるとか、そういったツールを使って、いらっしゃらない方にも情報伝達できるような、そんなことにもつなげていければということでございます。 ○主査(三藤毅君) 丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) ほいじゃあ、まだ構想段階ですね。ほいで、さっきの電子回覧板ですけど、町内会長にはタブレットをお貸ししときゃいけますけど、さっきも言ったように、町民に町内会長がうまく連絡をとってくれれば紙の節約になりますけど、その辺もうまくやらんと、町内会長だけものを知っとって、町民が知らなんだいうことが起きると思いますので、よくよく検討して実施してください。答弁はよろしいです。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。  福田副主査。 ○副主査(福田勉君) 丸山分科員と重複するところは避けて質問したいと思います。この92万4,000円という金額で何機タブレットが用意できるのか、また、タブレットがどのぐらいの大きさで、各町内会長さんがいつも持って歩けるものなのか、まだ実験的なところでわかる範囲でよろしくお願いいたします。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) 台数については、70町内会長さんおられるんで、一応70台を想定した予算を組んでおります。ただし、1年分ということでなくて、数カ月分になろうかと思います。というのは、先ほど申し上げたように、導入までにどんな形、あるいはどんな使い方ができて、どういった形なら使ってもらえるかなというのを協議しながらということになるんで、その期間が幾らか要るということでございます。  それから、持って歩けるのかどうかというところでございますが、今考えているのは、これは協議の中で決めたいと思うんですけども、ちょっと小さ目になろうかと思うんですが、A4の半分、A5判ぐらいならどうかなと現時点では考えております。これも現実は町内会長さんとお話をさせてもらいながら決めていきたいと思っています。 ○主査(三藤毅君) 福田副主査。 ○副主査(福田勉君) 92万4,000円で70機、92万4,000円でできるんですよね。         (「という見積もりもありますんで」と呼ぶ者あり) ○副主査(福田勉君) ああ、なるほど。  それと、防災にもつなげていかれるので、できるだけ持って歩けるものがいいのかなとは思いますが、先ほど丸山分科員から言われましたように、負担のないように、重荷にならないように、町内会長さんのなり手不足につながらないように、実証実験をよろしくお願いしたいと思います。 ○主査(三藤毅君) ほかにございますか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、資料63、総合計画の策定について、質疑のある方は順次御発言を願います。  加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 漠然と通告しております。前期の計画の成果を伺うと書いているんですけれども、随分長くなるようでありましたら、改めて各委員会のほうでそういった場面を設けていただきたいなと思うんですけど、簡単にまとめられていればその成果をお伺いしたい。  今まで第2次計画をつくんないのかって言ったら、大体、総括をしてから、検証をしてからといった答弁か繰り返されてきたと記憶をしております。当然、後期をつくる上では前期の検証が必要なんだろうと思いますが、その時期についてはいつごろになるのかお伺いしたいと思います。 ○主査(三藤毅君) 宮原企画政策係長。 ○企画政策係長(宮原哲也君) まず、前期の成果ということですが、なかなか簡単にも申し上げられないと思いますが、実際に事業もいろいろやっております。その中で、子育て環境の充実、それから教育の充実、まちのにぎわい創出、医療体制の充実、こういったところに関しましては、特に大きな施設等の建設もあったということもありまして、そういった成果という形では少し言えるとは思いますが、具体的には基本計画の最終年度である新年度におきまして、新計画を作成する際に当初6つの基本目標を掲げて取り組んでおりますので、そういった数字を見ながら成果をはかっていきたいと考えております。  それから、総括につきましては、まだできておりません。実際、来年度が前期計画の最終年度になりますので、計画策定時にあわせて総括を行いながら目標の達成状況を踏まえて総括していきたいと考えております。 ○主査(三藤毅君) ほかにございますか。  土井分科員。 ○分科員(土井基司君) 総合計画の策定に関しては、それぞれの担当分野の現場の職員の考え、声というのはかなり大きなもんだと思います。職員がどういう部分を担って、とはいいながら、限られた人材の中でのことですので、任せられるところはコンサルタントに任せるとして、現場の声とコンサルの役割とどの辺ですみ分けをしていくのか、考え方をお聞かせください。 ○主査(三藤毅君) 宮原企画政策係長。 ○企画政策係長(宮原哲也君) 現場の声につきましては、アンケートもしくはヒアリング、そういった調査を行いまして、新しい計画に反映できるようにしていきたいと思っております。  それから、今回コンサルの委託料が発生しておりますが、こちらにつきましては、同じく市民アンケート等の調査の分析と、計画策定にかかるアドバイス的な役割を担ってもらおうと考えております。  今回、職員の中でもプロジェクトチームを立ち上げまして、これからのことをいろんなアイデアを出し合っております。そういったところと絡めながら、計画の骨格、構成、内容については、そういった職員の各部門別の計画とか、それから職員のアイデア、そういったものを出しながら協議を重ねて、全庁的に精査をして策定をしていきたいと考えております。 ○主査(三藤毅君) ほかにございませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、資料64、即戦力、プロフェッショナル人材の確保事業について、質疑のある方は順次御発言を願います。  土井分科員。 ○分科員(土井基司君) 予算額1,000万円ということなんですけども、該当する予算がよくわからなかったんですけど、予算書90ページの政策アドバイザー報酬がちょうど1,000万円なんですが、これに当たると考えていいんですか。 ○主査(三藤毅君) 浅野人事秘書課長。 ○人事秘書課長(浅野昌樹君) 議員がおっしゃられた予算書90ページの政策アドバイザー報酬でございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにございませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、資料65、実践型人材の確保・育成事業について、質疑のある方は順次御発言を願います。  土井分科員。 ○分科員(土井基司君) まず、1点目がJC研修というふうに新規研修を行う計画になっておりますけども、このJCというのは、ちょっと一般向けにわかりにくいんじゃないかと思いますので、説明をお願いしたいと思います。  それから、たくさんの研修をやられるのはもちろんそれぞれの職員のスキルアップには重要なことでありますけども、余り研修ばっかりしていても、限られた人材の中で業務をやっていますので、かなり負担が生じるんではないかと思いますので、その辺の考え方。  それから、3番目に今度、優秀な人材を確保するためには、OB訪問ということが書かれているわけでありますが、公共のサービス職場でOB訪問っていったら、どういうところをアピールしていくのかというイメージがちょっとわかりにくいんですけども、その辺のところで、結果、試験を受けて府中市の職員になろうかと思ってもらわなくちゃいけないんですけども、働く職員としての魅力っていうのはどういうふうにつくっていくのか、その辺の考えをお聞かせください。 ○主査(三藤毅君) 浅野人事秘書課長。 ○人事秘書課長(浅野昌樹君) まず、JC研修でございますが、これは府中青年会議所のことでございます。こちらの青年会議所では、府中市をよいまちにしていくための活動を多方面にわたって行われております。府中市の未来を担う若い職員がこの青年会議所の研修に参加することにより、地域活動や地域貢献、これらによるまちおこしや他業種との交流によって行政との連携や協力関係等の構築、さらには活動を通じた自己研さんを目標としております。この研修で得た人脈、能力、民間意識、こういったものをまちづくりの輪に広げるための、そして魅力を高めるための材料にしていってもらいたいと考えております。  それから、研修によって業務に支障が出るのではないかということですかね、過大な研修ということでございましたが、本市の使命、ミッションと将来像、ビジョン、これを実現するためにも、困難な課題にもスピード感を持って前向きに何事にもチームワークで取り組んで、そして結果を残すといった実践型の職員にシフトしていきたいと考えております。大切なことは、必要な能力、知識、何が必要なのかということをみずからが把握することが一番重要なことだと思っております。こういったものをいろんな研修を選択して、意欲的に取り組んでいってもらいたいと考えております。  それから、OB訪問でございますが、これはいわゆる土木技師とかこういった専門職種の採用に当たりましては、募集しても応募がない状況がございます。ですので、本市の現役職員が出身大学、こういったところを訪問いたしまして、府中市での業務でのやりがい、魅力を後輩たちに伝えていただいて、応募していただくことになれば、職員確保もできていくんじゃないかと考えております。  そして、府中市の魅力をどう伝えるかということでございますが、もちろん、業務だけではなく、府中市の魅力、そして、府中市の業務に当たって事業をなし遂げた達成感でありますとか、住民との協働などで分かち合える喜びとか、そういったものを伝えていきたいと考えているところでございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、資料66、自治体職員としての法務能力向上事業について、質疑のある方は順次御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) よろしいですか。  ほかに、主要事業説明シート記載の事業について質疑はありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 次に、款または項の番号順に質疑を行います。  まず、歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) ありませんか。  続いて、歳出の1款議会費とこれに関する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。よろしいですか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、歳出の2款総務費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  土井分科員。 ○分科員(土井基司君) 第2款で、まず、予算書の100ページですけども、地域振興ということで、地域おこし協力隊の予算が上がっておりますけども、一時期に比べると隊員の数が減って、活動が縮小しているような感じがするんですが、これは今後どういうふうに推移していくんでしょうか。 ○主査(三藤毅君) 宮原企画政策係長。 ○企画政策係長(宮原哲也君) 地域おこし協力隊につきましては、現在、1名の隊員が活動しております。今年度も隊員1名を募集はかけていたのですが、残念ながら応募がございませんでした。新年度も改めて1名の募集は行う予定です。今まで募集の際には、あらかじめどういったことをしてほしいというところは特にうたわず、来ていただいて府中の問題に取り組んでいただくことをやっていたんですけども、今後はある程度、例えば、観光とかにも力を入れていこうと考えておりますので、そういった観光振興に関する活動といったミッションを持たせるような形で募集をしていくことも検討していきます。  将来的には、府中市にもずっと住んでいただいて、次の移住者を呼び込むような活動にも参加してもらいたい。そういった人材を求めていきたいと思います。 ○主査(三藤毅君) 土井分科員。 ○分科員(土井基司君) 今まで隊員を経験された方は、それぞれ府中に残って地域で特徴的な活動をされていると思いますので、こういう人材の呼び込みも今後続けていただきたいと思います。  続けて、別のところにいきますが、106ページで文化センターの大ホール改修工事費が3,400万円上がっているんですけども、工事の内容はどういうものですか。 ○主査(三藤毅君) 宮原企画政策係長。 ○企画政策係長(宮原哲也君) 文化センター大ホール改修ですが、このたびは大ホールの中でも舞台設備の改修を行う予定です。舞台には反響をよくするための反射板というものを設置しておりますが、実はこの反射板は、ふだん客席からは見えませんけども、常に舞台上につり下げられている状況になっております。これが文化センターオープン以来、メンテナンスはしていますけども全く改修をしておりませんので、このたび安全性を考慮して、こちらを取りかえようとするものです。  ただ、こちら全部を取りかえるのはかなり大がかりな設備ですので、また数年に分けて行っていこうと考えております。 ○主査(三藤毅君) 土井分科員。 ○分科員(土井基司君) 続けて、108ページ、危険ブロック塀の改修工事というのが上がっておりますけども、場所はどこになるでしょうか。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) これは全部で31の公共施設を考えておりまして、場所は、例えば図書館でありますとか武道場、あるいは生涯学習センター、公民館、集会所等になります。 ○主査(三藤毅君) 土井分科員
    ○分科員(土井基司君) では、大阪の地震以来の危険なブロックは、公共施設についてはこれでほぼ改修されるということでいいんですか。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) はい、そのとおりでございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにございませんか。  丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 危機管理費、108ページで防災行政無線整備事業、これは今までやっているものをデジタル化する費用ですか。ほかにまだ何かあったら。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) 議員おっしゃるとおり、現在、旧府中市内にある29本のアナログ式の防災行政無線を更新するものでございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにございませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) それでは、続いて、歳出の9款消防費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) 239ページになりますかね、消防施設費のところですけれども、ここに消防施設に要する経費のうち、防火水槽設置工事費、防火水槽修繕工事費とあります。現段階で、市内各地区の防火水槽の状態をどう把握されているのか、既存のものと新たに設置するものがあると思われますが、この数と、今後の整備の見通し等を聞かせてもらえればと思います。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) 防火水槽の状態の把握等でございますが、毎年、府中消防署で防火水槽の実態調査を行っていただいておりまして、その調査結果を共有することで把握をしている状況です。今年度の調査内容につきましては、修繕が必要な箇所が22カ所という御指摘、それから、あとは水量があるとかないとかということもありますし、そのうちふたがあるもの、ないものについて、今の22カ所のうち、有蓋なものは15カ所、無蓋なものは7カ所が、修繕が必要だと聞いております。  今後につきましてもこういった体制で調査、把握して、整備をしていきたいと思っております。 ○主査(三藤毅君) 岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) 新たな防火水槽の設置はどうですかね。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) 済みません、答弁漏れしました。新設につきましては、消防水利の基準によって、40立米級の防火水槽を設置してきておりまして、地域の要望等も含めて、毎年予算づけしているのは1基ということでございます。基本的には年1基を増設していくことにしております。 ○主査(三藤毅君) 岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) 今の1基というのはどちらのほうになりますかね。 ○主査(三藤毅君) 小寺総務課長。 ○総務課長小寺俊昭君) 新年度につきましては、今考えているのは目崎町でございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにございませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、歳出の10款教育費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) 244ページになりますが、教育総務費の中の土地の賃借料というのが出てまいります。これが千六百何がしと大きい額なんですけれども、これはどこの土地をどういった条件で借りているかというのがあります。  もう一つ、その教育総務費の中で、防犯灯の整備事業委託料が1万7,000円というわずかな額なんですけど、これは多分ほかのところでも防犯灯があるんだろうと思うんですが、街灯設置率が低い府中市の特徴はあるんですけど、ここで上がっているのは学校関係のことなんだろうと思うんですが、安全面や防犯効果を考えて、この予算でいいのかどうかというのも含めてお願いします。 ○主査(三藤毅君) 大和教委総務課長。 ○教委総務課長大和庄二郎君) 土地の賃借料の関係でございます。用途の内訳でございますが、小学校、中学校、公民館あるいはスポーツ施設、その他ということで公民館等の一部でございますけども、約38件の物件に対しまして賃借料としまして都市計画税を含む固定資産税額を賃借料としてお支払いをしているものでございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにございますか。         (「248ページの防犯灯については」と呼ぶ者あり) ○主査(三藤毅君) 大和教委総務課長。 ○教委総務課長大和庄二郎君) 1万7,000円の分ですね。  こちらにつきましては、各学校施設に特化したもんではないんですけども、地域に委託をしている防犯灯と理解をしているんですが、ちょっと件数等、その辺の詳細につきましてはまた後ほど資料を……。 ○主査(三藤毅君) 教育部長。 ○教育部長(石川裕洋君) 補足いたします。設置場所は上下の第2駐車場、南小学校、第一中、吉野ですね、旧吉野小学校のところ。それから、旭小学校、明郷と聞いておりますが、そこの委託防犯灯ということになります。 ○主査(三藤毅君) ほかにございますか。  福田副主査。 ○副主査(福田勉君) 254ページになりますが、府中市の学校の新規空調設備のランニングコストについてお聞かせいただきたいと思いますが、環境設備が整って、この夏から教育環境がよくなるとは思いますが、ランニングコストがどのぐらいかかるものか、今後また10年、20年先を見据えて、例えば災害時においてもほかのことに使えるような、また今後設備も考えていかれるのか、お聞かせをお願いします。 ○主査(三藤毅君) 大和教委総務課長。 ○教委総務課長大和庄二郎君) このたびの小学校、中学校及び義務教育学校の空調整備にかかわりますランニングコストでございますが、設計時の積算ということで御理解いただきたいと思いますが、主には電気料金でございます。こちらにつきましては、設定温度等、あるいは稼働日数等もございますが、夏場、冬場とも約4カ月程度、ですから、年間240日の稼働で、夏場が27度、冬場が20度の設定温度で、1日の運転時間を6時間で試算をしております。全体での電気料金につきましては、年間約2,900万円の増加を想定しているところでございますが、これにつきましては、あくまでも試算になります。実際の運転時間、設定温度、外気温などにより、大きな変動等も予想をされるところでございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにございますか。  岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) 2項の小学校費の中に電子計算機賃借料ということで2,100万幾らとあります。基本的にその電子計算機というのが何を指しているのかというのとあわせて、その2,000万円、とても高いですね。258ページの中学校費、3項にも同じように1,300万円何がしという計上をされています。これがどのような支出なのかお聞かせください。 ○主査(三藤毅君) 門田学校教育課長。 ○学校教育課長門田雄治君) この電子計算機賃借料というのは、市立学校で授業に使う児童生徒用のパソコン類、それからパソコン類といいますと、もう少し分けていいますと、タブレット、これは小学校、中学校分、合わせると430台あるんですけれども、それからウイルス対策ソフトであるとかオフィスライセンス、ネットワークのプリンター、それから授業支援ソフトというものなどもトータルに入れております。そして、ここには上げていませんけども、教職員用のパソコン類の事務経費も、これは一般事務経費のところに5,000万円ほど上げているんですけど、トータルでいいますと、5年間のリースで2億円かかるものを年間ごとに払うということでこれだけの金額が必要となっております。 ○主査(三藤毅君) 岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) 4項の社会教育費、ページでいうと264ページでしょうか。そこに受付事務等委託料と、それからその下を見ると、受付管理委託料というふうに2カ所、似たようなものが出てまいりますね。合計すると550万円になるんですけれども、この違いを御説明願いたい。  あわせて、この4項の社会教育費の中にも今、門田課長に説明いただいた電子計算機賃借料が2カ所出てまいりますね。それから6の文化財費の中で電子計算機賃借料が8万4,000円、これ低い、何か少ない量なんかなと思って今聞いたんですが、しかし、7の図書館費の中には電子計算機賃借料が300万円を超えるという、設置機数の違いもあるのかなと、でも、児童のではないでしょうから、ちょっとそのあたりもあわせて説明願いたいと思います。 ○主査(三藤毅君) 谷口生涯学習課長。 ○生涯学習課長(谷口達也君) それでは、まず、生涯学習センターに要する経費のほうから御説明させていただきます。  今御指摘にあった受付事務等委託料と受付管理委託料でございますが、全体的なところで申しますと、内容的にはほぼ同じなんですが、若干の内容等が違うのと、契約の相手方が違うということで予算立ては2本になっております。  個別の御説明をさせていただきますと、受付事務等委託料というほうは、シルバー人材センターに対して委託料として支払いをしているものでございまして、生涯学習センターにおきまして祝祭日を除く平日については、17時15分から閉館までの21時まで、それから土日及び祝祭日については8時半から21時まで、終日でございますが、主に生涯学習センターの部屋を使う使用申請でありますとか、それに伴う鍵のあけ閉めとか、それから直営の体育施設の使用申請やそれに伴う鍵の貸し出しといった業務を行っていただいとるものでございます。  もう1本の受付管理委託料につきましては、青少年育成府中市民会議に対しまして委託料として支払わせていただいているもので、言ってみれば、これは先ほどのシルバーとは別の時間帯、祝祭日を除く平日の8時半から17時15分までの間、生涯学習センターの維持管理、それから生涯学習センターの使用申請、直営の体育施設の使用申請や鍵の貸し出しなどの業務を委託しております。ただ、相手方が青少協という団体になっておりますので、生涯学習センターも日中、小学生から高校生までの子供たちの出入りが多うございますので、そういった子供たちの指導といいますか、そういったことも青少協さんにはお願いしとるところでございます。  それから、もう一つございました電子計算機賃借料の図書館のほう、私のほうで申し上げさせていただきますが、これは図書館の本館と上下分室を運営している根幹的なシステムのことでございまして、蔵書を全部登録いたしまして、カードを持ってって出したら読み込んで、本の貸し出しをしたりとか、それから予約などをしたりとか、それから検索をしたり、そういったものを行ういわゆる図書館システムというものでございますので、当然300万円以上のお金がかかっているということでございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにございますか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、歳出の12款公債費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、歳出の13款諸支出金とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、歳出の14款予備費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。ございませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、債務負担行為について、質疑のある方は順次御発言を願います。よろしいですか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、地方債、一時借入金及び歳出予算の流用について、質疑のある方は順次御発言を願います。ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  次に、議案第42号「平成30年度府中市一般会計補正予算(第7号)」についての件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  粟根総務部長。 ○総務部長(粟根誠司君) ございません。 ○主査(三藤毅君) これより、議案第42号中、本分科会の審査区分となっている部分に対する質疑を行います。  質疑は、款または項の番号順に行い、原則として後戻りしませんので、よろしくお願いします。  なお、歳入のうち本分科会の審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いします。  まず、歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  丸山分科員。 ○分科員(丸山茂美君) 歳入歳出、これ全体的に11億3,000万円と大変減額が多いんですけど、この主な理由を教えていただきたいんですけど。減額理由。 ○主査(三藤毅君) 宮財政係長。 ○財政係長(宮康展君) 失礼いたします。このたびの3月補正予算につきましては、歳入歳出とも実績見込みに基づく精算により減額等を行っているところでございます。  減額幅が大きいものを幾つか申し上げたいと思います。災害復旧費が3億3,380万6,000円の減、これは災害査定終了後からの工期確保の可能性等を踏まえ、年度内実績を見込んで減額するものでございます。次に、民生費が3億4,780万7,000円の減、これは災害援護資金貸付金や扶助費等の精算により減額するものでございます。次に、教育費が2億8,025万円の減、これは空調設備整備工事等の精算により減額するものでございます。最後に、総務費が5,307万8,000円の減、これは防災行政無線整備工事等の精算より減額するものであります。  以上が減額の主な要因でございます。 ○主査(三藤毅君) よろしいですか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、歳出の1款議会費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、歳出の2款総務費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  土井分科員。 ○分科員(土井基司君) 42ページになりますけども、財産の管理に関する経費の中で、寄附金という支出項目があります。これは議案に関係するものだと思うんですけども、財産区の財産無償譲渡に伴う現金部分の処理だと思いますけど、今回はこの現金が、この予算書を通って移行するようになっているんですけども、前回の久佐町のときには、財産区の会計から地縁団体会計に直接お金が行くような感じで処理をされておりました。その前は今回と同じように一般会計に入れて寄附するという処理をされていたと思うんですが、どっちが標準的な対応になるのかということと、それから、歳入では別会計からの繰入金という扱いになっているんですが、その財産区の会計というのは、本来であれば議会が一応把握しとかなきゃいけない会計になるんだと考えますけども、突然繰り入れをされているという形になっております。そのことについての考え方、今までもずっと言っているんですけども、そのことについてお伺いいたします。 ○主査(三藤毅君) 宮原企画政策係長。 ○企画政策係長(宮原哲也君) 歳入のやり方でございますが、今回は一般会計としてという形でさせていただきます。どちらが正しいといいますか、今回のやり方がよりスタンダードといいますか、ということで認識をしております。  それから、もう一つ、この会計の繰入金についてですが、今の会計処理が適切というものでは必ずしも思っておりません。今、各財産区の会計処理につきましては、一様となっておりませんので、その整理もあわせて整備方針でお示しさせていただいているところです。  今後もこういった財産区の今の状況を変えていくために、整備方針に従いまして認可地縁団体への移行に向けて取り組んでいきたいと思っております。 ○主査(三藤毅君) よろしいですか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、歳出の9款消防費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。                〔質疑する者なし〕
    ○主査(三藤毅君) よろしいですか。  続いて、歳出の10款教育費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員(岡田隆行君) 通告をしてないんですけど、ちょっとお聞かせ願いたいんですが、10款、ページでいうと72ページでしょうか、負担金、補助金というところで奨学金の貸付金のところですね。ここを見ますと、146万4,000円、これをこれから使うということなんでしょうか、これだけが今の段階で実際に残っているということになるんですか。これから先のことを含めてわかりますかね。 ○主査(三藤毅君) 門田学校教育課長。 ○学校教育課長門田雄治君) これは午前中にもお話ししましたが、3名枠の募集枠で予算を組んでおりましたところ1名になりましたので、これが減額になっております。 ○主査(三藤毅君) ほかにございませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、歳出の12款公債費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、歳出の13款諸支出金とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、繰越明許費の補正について、質疑のある方は順次御発言を願います。ございませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、債務負担行為の補正について、質疑のある方は順次御発言を願います。ございませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、地方債の補正について、質疑のある方は順次御発言を願います。ございませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(三藤毅君) 以上で、予算特別委員会に付託された案件の本分科会における審査は終了いたしました。  分科会報告の作成については御一任願います。  以上で、予算特別委員会総務文教分科会を散会いたします。                午後3時42分 散会...