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  1. 府中市議会 2018-09-03
    平成30年第5回定例会( 9月 3日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    平成30年第5回定例会( 9月 3日)              平成30年第5回府中市議会定例会会議録  平成30年9月3日午前10時0分、府中市議会定例会本市議事堂において開会した。 1 出席議員      1番  加藤吉秀       2番  芝内則明      3番  福田 勉       4番  森川 稔      5番  広瀬和彦       6番  安友正章      7番  岡田隆行       8番  楢﨑征途      9番  土井基司       10番  水田 豊      11番  加納孝彦       12番  山口康治      13番  本谷宏行       14番  三藤 毅      15番  加島広宣       16番  大本千香子      17番  田邉 稔       18番  橘髙尚裕      19番  丸山茂美       20番  棗田澄子 1 欠席議員   なし 1 説明のため出席した者   市長          小野申人   副市長         村上明雄   教育長         平谷昭彦   総務部長        粟根誠司   参事          武田英三   健康福祉部長      九十九浩司
      建設産業部長      若井紳壮   教育部長        石川裕洋   人事秘書課長      浅野昌樹   総務課長        小寺俊昭   企画財政課長      豊田弘治   健康政策室長      皿田敏幸   教委総務課長      大和庄二郎  監査委員        石原広一 1 事務局及び書記   事務局長        赤利充彦   議事係長        山路英利   主任          小林正樹 1 議事日程   日程第1 会期の決定について   日程第2 会議録署名議員の指名   日程第3 諸般の報告について   日程第4 監査委員のあいさつ   日程第5 議案第62号 教育長の任命の同意について   日程第6 議案第63号 監査委員の選任の同意について   日程第7 議案第64号 公平委員会委員の選任の同意について   日程第8 議案第65号 公平委員会委員の選任の同意について   日程第9 議案第66号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて   日程第10 議案第67号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて   日程第11 議案第68号 財産区管理委員の選任の同意について   日程第12 議案第69号 過疎地域自立促進計画の変更について   日程第13 議案第70号 府中市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について   日程第14 議案第71号 府中市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定め              る条例の一部改正について   日程第15 議案第72号 備後圏都市計画桜丘地区地区計画の区域内における建築物              の制限に関する条例の一部改正について   日程第16 議案第73号 府中市ものづくり産業の振興によるまちづくりの推進に関す              る条例の一部改正について   日程第17 議案第74号 平成29年度府中市一般会計歳入歳出決算認定について   日程第18 議案第75号 平成29年度府中市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に              ついて   日程第19 議案第76号 平成29年度府中市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定              について   日程第20 議案第77号 平成29年度府中市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい              て   日程第21 議案第78号 平成29年度府中市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定              について   日程第22 議案第79号 平成29年度府中市病院事業債管理特別会計歳入歳出決算認定              について   日程第23 議案第80号 平成29年度府中市水道事業会計決算認定について   日程第24 議案第81号 平成29年度府中市病院事業会計決算認定について   日程第25 議案第82号 平成30年度府中市一般会計補正予算(第5号)について   日程第26 議案第83号 平成30年度府中市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)              について   日程第27 議案第84号 平成30年度府中市公共下水道事業特別会計補正予算(第1              号)について   日程第28 議案第85号 平成30年度府中市介護保険特別会計補正予算(第1号)につ              いて   日程第29 議案第86号 平成30年度府中市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1              号)について   日程第30 議案第87号 平成30年度府中市水道事業会計補正予算(第2号)について   日程第31 報告第6号 平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の              報告について   日程第32 報告第7号 地方独立行政法人府中病院機構経営状況について   日程第33 報告第8号 地方独立行政法人府中病院機構業務実績に関する評価結              果について   日程第34 報告第9号 専決処分の報告について 1 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~               午前10時0分 開会・開議 ○議長(加藤吉秀君) これより平成30年第5回府中市議会定例会を開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元に配付しております議事日程表により進めたいと思います。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時0分 休憩                午前10時6分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 再開いたします。  日程第1、会期の決定についての件を議題といたします。  今期定例会の会期は、本日から9月18日までの16日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は16日間と決定いたしました。          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において広瀬和彦君及び芝内則明君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 日程第3、諸般の報告についての件を議題といたします。  議員派遣について、会議規則第164条の規定によりお手元に配付のとおり決定したことを御報告いたします。また、7月20日付で議員派遣を決定した議員から派遣結果の報告がありましたので、お手元に配付の報告書のとおり御報告いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 日程第4、監査委員の挨拶の件を議題といたします。  監査委員を代表して、石原監査委員から挨拶をいただきます。             〔監査委員 石原広一君 登壇〕 ○監査委員石原広一君) 皆さん、おはようございます。  平成29年度の決算監査に当たりまして、監査委員として御挨拶をさせていただきます。  市長から提出されました府中市の平成29年度一般会計特別会計事業会計について、決算書並びにそれに付随する書類及び基金運用状況の審査を行いました。審査の対象、方法、結果につきましては、既に配付されております意見書のとおりでありますが、審査に当たりましては、地方自治法の趣旨に沿って実施をさせていただいております。  平成29年度における府中市決算については、以下の点が挙げられます。  前年度に比べて、工事等の投資的事業が減少したことによって、一般会計における歳入金額及び歳出金額がともに減少していること。投資的事業の減少にあわせて、起債額が減少し、それに伴って、地方債残高が減少していること。合併算定がえの終了等によって、地方交付税が減少したことによって、歳入経常一般財源が減少し、経常収支比率が悪化していること。これら起債額の減少や地方交付税の減少によって、歳入における依存財源が減少し、自主財源の比率が上昇していること。実質単年度収支において、前年度を上回る黒字が確保され、基金残高が増加していること。基金残高の増加や地方債残高の減少、地方債元利償還金の減少によって、実質公債費比率や将来負担比率が改善されていること。  これらのことから、フロー面においては歳入・歳出の減少、ストック面においては基金の増加、債務の減少、比率面においては経常収支比率を除く比率の改善ということが、府中市の平成29年度の決算の特徴と言えます。  また、市税収入等の歳入について、不納欠損額が前年度よりも増加してはおりますが、一般会計特別会計ともに多くの歳入において収納率が上昇しており、債権管理の取り組みの効果があらわれているものと評価をすることができます。  なお、地方公共団体の財政の健全に関する法律に基づく健全化判断比率及び資金不足比率報告書についての審査もあわせて実施をしております。健全化判断比率及び資金不足比率は、いずれも早期健全化基準以下の数値となっております。  平成29年3月31日に4万612人であった住民基本台帳における府中市の人口は、平成30年3月31日現在では4万7人となっており、今後においても人口減少は継続するものと予想され、それは府中市の財政に大きな影響を及ぼすものと思われます。  このような厳しい環境における行政運営に役立てていただくためにも、平成29年度決算について、各施策の費用対効果を十分に検証していただくことをお願いいたしまして、監査委員としての挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いします。             〔監査委員 石原広一君 降壇〕            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 続いて、日程第5、議案第62号「教育長の任命の同意について」の件を議題といたします。
                 〔教育長 平谷昭彦君 退席〕 ○議長(加藤吉秀君) 市長から提案理由の説明を求めます。  粟根総務部長。             〔総務部長 粟根誠司君 登壇〕 ○総務部長粟根誠司君) それでは、議案第62号、教育長の任命の同意について、説明申し上げます。  本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定により、市議会の同意を求めるものでございます。  お名前は平谷昭彦さん。御住所、生年月日は記載のとおりでございます。平谷さんは再任で、任期は平成30年10月3日からの3年間でございます。  何とぞ、原案どおり御同意いただきますよう、お願いいたします。             〔総務部長 粟根誠司君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) これにて、提案理由の説明を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第62号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第62号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第62号については、委員会の付託を省略することに決しました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時14分 休憩                午前10時14分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 再開いたします。  これより議案第62号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第62号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時15分 休憩                午前10時17分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 再開いたします。  日程第6、議案第63号「監査委員の選任の同意について」の件を議題といたします。  市長からの提案理由の説明を求めます。  粟根総務部長。             〔総務部長 粟根誠司君 登壇〕 ○総務部長粟根誠司君) 議案第62号の御同意いただき、ありがとうございました。  それでは4ページを配信いたします。  引き続き、議案第63号、監査委員の選任の同意について、説明申し上げます。  地方自治法の規定により、識見を有する者のうちから選任される監査委員について、市議会の同意を求めるものでございます。  お名前は石原広一さん。御住所、生年月日は記載のとおりでございます。石原さんは再任で、任期は平成30年9月7日から4年間でございます。  何とぞ、原案どおり御同意いただきますよう、お願いいたします。             〔総務部長 粟根誠司君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) これにて、提案理由の説明を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第63号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) お諮りいたします。  ただいまの議題となっております議案第63号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第63号については、委員会の付託を省略することに決しました。  休憩します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時19分 休憩                午前10時19分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 再開いたします。  これより議案第63号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第63号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時19分 休憩                午前10時21分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 再開いたします。  この際、日程第7、議案第64号「公平委員会委員の選任の同意について」から、日程第34、報告第9号「専決処分の報告について」までを一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  粟根総務部長。             〔総務部長 粟根誠司君 登壇〕 ○総務部長粟根誠司君) 先ほどは、議案第63号に御同意いただき、大変ありがとうございました。  引き続き、本定例会に提案いたしております議案及び報告について、順次説明をさせていただきます。  まず、議案第64号並びに議案第65号について説明申し上げます。  5ページをごらんください。  議案第64号、公平委員会委員の選任の同意について。  地方公務員法の規定により、市議会の同意を求めるものでございます。  お名前は内海正之さん。御住所、生年月日は記載のとおりでございます。内海さんは再任で、平成30年10月25日から4年間の任期でございます。  議案第65号については、お名前は檜谷睦宏さん。御住所、生年月日は記載のとおりでございます。檜谷さんは再任で、任期は平成30年9月27日から4年間でございます。  続いて、議案第66号並びに議案第67号について説明いたします。  まず、7ページの議案第66号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて。  人権擁護委員法の規定により、市議会の意見を求めるものでございます。  お名前は橘高祐一さん。御住所、生年月日は記載のとおりでございます。橘高さんは再任で、任期は平成31年1月1日から3年間でございます。  議案第67号については、お名前は武田義治さん。御住所、生年月日は記載のとおりでございます。武田さんは新任で、任期は平成31年1月1日から3年間でございます。  次に、9ページをごらんください。  議案第68号、財産区管理委員の選任の同意について、説明いたします。  府中市高木町財産区管理委員の任期が平成30年9月21日で満了いたしますので、表に記載されております7人の方々を財産区の管理委員として選任することについて同意を求めるものでございます。なお、任期は平成30年9月22日からの4年間でございます。  10ページをごらんください。  議案第69号、過疎地域自立促進計画の変更について。
     過疎地域自立促進特別措置法の規定により、計画の一部を変更することについて、市議会の議決を求めるものでございます。  右側の13ページをお開きください。  提案理由でございます。  現在実行中の平成28年度から平成32年度までの過疎地域自立促進計画に、翁座用地取得及び建物改修校舎長寿命化改修空調設備設置公民館耐震補強事業など、10の事業を追加するもので、それぞれの事業の計画期間、事業費は記載のとおりでございます。  続いて、14ページをお開きください。  議案第70号、府中市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について、説明いたします。  16ページをごらんください。  提案理由でございますが、災害発生に伴う復旧・復興事業を円滑に行うため、市の要請に基づき中長期的に本市に派遣を受けた職員に対し、災害対策基本法に基づく災害派遣手当等を支給することについて、必要な事項を定めるためにこの条例案を提出するものでございます。  手当の種類については、災害派遣手当新型インフルエンザ等緊急事態派遣手当など、記載の4種類があり、手当の額については災害対策基本法施行令及び大規模災害からの復興に関する法律施行令に基づき定められた額で、滞在する期間や利用する施設の区分により、記載の表のとおりでございます。  なお、施行期日につきましては公布の日から施行し、平成30年8月1日以降の滞在に係るものから適用いたします。  続いて、右側の17ページをお開きください。  議案第71号、府中市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、市議会の議決を求めるものでございます。  20ページの提案理由をごらんください。  家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が施行され、待機児童対策に関する基準等が変更されたことに伴い、必要な整備を行うためのもので、主な改正内容は、(1)代替保育における連携施設の拡充として、保育所、幼稚園または認定こども園と連携して適切に確保する代替保育の提供について、保育所等以外の保育を提供する事業者と連携して確保するものについては、一定の条件を満たせば可能といたしますほか、(2)食事の提供に関する特例とし、家庭的保育事業に限り、食事の提供及び食事の外部搬入については、連携施設、同一または関連法人が運営する事業所等に加え、保育所等から調理業務を受託している事業者からの搬入を可能とします。  また、事業所内調理を猶予する経過措置期間を5年延長いたしまして10年とするものでございます。  なお、施行期日は公布の日でございます。  次に、21ページをごらんください。  議案第72号、備後圏都市計画桜丘地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について、市議会の議決を求めるものでございます。  右側の23ページ、提案理由をごらんください。  都市緑地法等の一部を改正する法律により建築基準法の一部が改正されたことに伴い、条にずれが生じましたので、条例中の引用条項を整備するものでございます。  なお、施行期日は公布の日でございます。  24ページをごらんください。  議案第73号、府中市ものづくり産業の振興によるまちづくりの推進に関する条例の一部改正について、市議会の議決を求めるものでございます。  26ページをごらんください。  これにつきましても、都市緑地法等の一部を改正する法律により建築基準法の一部が改正されたことに伴い、条にずれが生じましたので、条例中の引用条項を整備するもので、施行期日は公布の日でございます。  なお、参考資料として、議案第70号から73号までの条例改正に係る新旧対照表を掲載いたしておりますので御参照ください。  次に、決算議案の説明に移らせていただきます。  まず、議案第74号、平成29年度府中市一般会計歳入歳出決算認定について。  221ページを配信いたします。  実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は202億5,286万6,000円、歳出総額は195億729万7,000円、歳入歳出差引額は7億4,556万9,000円、このうち翌年度へ繰り越すべき財源といたしまして、繰越明許費繰越額1億2、711万5,000円を差し引きますと、実質収支額は6億1,845万4,000円でございます。このうち3億1,000万円を地方自治法の規定により財政調整基金に積み立てたものでございます。  それでは、主な歳入歳出について、平成29年度決算資料により説明いたします。  資料の3ページを配信いたします。  初めに、歳入でございますが、歳入の主な増減要因につきましては、地方税が、個人住民税の増加や収納率の向上などにより、前年度と比べ3,554万円増加。地方交付税は、合併算定がえの縮減などにより、前年度と比べ1億5,372万円減少いたしました。また、地方債は、地方債を財源とする単独事業の終了により、前年度と比べ3億550万円減少し、財産収入は、国府公民館移転補償費として2億5,879万円を受け入れたことで、前年度と比べ2億7,532万6,000円増加いたしました。  次に、歳出につきましては、総務費は、防災行政無線整備工事本庁駐車場工事終了などにより、前年度と比べ5億6,846万8,000円減少いたしました。民生費は、府中市こどもの国の整備などにより、前年度と比べ6億4,567万9,000円増加いたしました。土木費は、都市再生整備事業費の減少などにより、前年度に比べ4億6,304万円減少いたしました。また、教育費は、旭小学校や南小学校のトレイ改修工事などにより、前年度に比べまして1億8,085万2,000円増加いたしました。  歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を除いた実質収支は、前年度と比べ1億4,980万4,000円増加いたしまして、6億1,845万4,000円となりました。  4ページをごらんください。  歳入歳出決算額の推移をグラフでお示ししております。  上段の歳入でございます。  自主財源は、減少傾向で推移いたしておりますが、今年度は地方税の増加や財産収入の増加により、前年度と比べ9,248万8,000円増加いたしました。また、依存財源は、事業の実施に伴い変動しておりますが、今年度は地方交付税の減少や地方債の減少により、前年度と比べ4億1,813万円減少いたしました。  次に、下の歳出でございます。  義務的経費は、近年、横ばいで推移いたしております。平成29年度は人件費が増加したものの、扶助費と公債費が減少したことから、前年度と比べ7,834万6,000円減少いたしました。また、投資的経費は、事業の実施に伴い変動をいたしますが、平成29年度は普通建設事業費が減少し、災害復旧事業費も減少したことから、投資的経費全体では、前年度と比べ3億9,208万5,000円減少いたしました。  5ページをごらんください。  上段に、歳出性質別を示しております。  主な歳出について説明いたします。  扶助費は、年金生活者等支援臨時給付金の終了などにより、前年度と比べ3,947万2,000円減少いたしました。人件費は、退職者の増加などにより、前年度と比べ3,574万3,000円増加いたしました。公債費は、既発債の償還の終了などにより、前年度と比べ7,461万7,000円減少いたしました。補助費は、土地開発公社経営健全化補助金の減少などにより、前年度と比べ3,807万5,000円減少いたしました。  6ページをお開きください。  地方債発行額と償還額の推移を示しております。  平成29年度の地方債の発行額は、前年度と比べ3億550万円減少し、19億3,760万円となりました。  7ページをごらんください。  各会計別地方債現在高と普通会計地方債現在高の交付税措置分と実質の市の負担分についてグラフにしております。  合併特例債や過疎対策事業債など、交付税措置に有利な起債を活用したことで、交付税措置される地方債残高が年々増加し、市負担分は減少いたしておるところでございます。  8ページをお開きください。  9ページも含め、本市の決算主要指標を示しております。  表の一番下の段が平成29年度決算に基づく数値でございますが、財政力指数は0.471で、前年から0.003ポイント改善しました。実質公債費比率も9.6で、0.4ポイントの改善。さらに、将来負担比率も72.2でございまして、14.3ポイントの改善を見ております。経常収支比率につきましては、前年度の93.9%から0.1ポイント悪化いたしまして94%となりましたが、普通交付税の合併算定がえの縮減などにより、歳入経常一般財源が前年度より全体でおよそ3,000万円縮減したものの、事務的経費削減などにより、歳出経常一般財源はおよそ2,000万円削減したことで、0.1ポイントの悪化にとどめたことは、一定の評価ができると考えております。  以上で、議案第74号についての説明を終わります。  続きまして、議案第75号、平成29年度府中市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。  決算書の31ページを配信いたします。  実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は47億2,348万8,000円、歳出総額45億9,379万7,000円、歳入歳出差引額は1億2,969万1,000円で、実質収支額も同額でございます。  主な歳入歳出について、3ページを配信いたします。  まず、歳入の収入済額でございます。  1款国民健康保険税は7億9,733万5,282円、2款国庫支出金は9億5,180万5,922円、飛びまして5款前期高齢者交付金は14億2,827万925円、6款共同事業交付金は9億6,091万8,112円でございます。続いて、8款繰入金は3億2,117万3,051円でございます。  5ページをごらんください。  歳出の主な支出済額は、2款保険給付費は28億2,572万9,930円、飛びまして7款共同事業拠出金は8億9,852万1,523円でございます。  なお、9ページから歳入歳出決算事項別明細書を掲載いたしておりますので御参照ください。  次に、実施状況につきまして、平成29年度主要な施策の成果に関する説明書をもって説明いたします。  31ページを配信いたします。  取り組みの成果と課題ですが、被保険者の疾病、負傷、出産または死亡に対して必要な保険給付を行うとともに、特定健康診査の3年連続受診者に対しましては、金色の被保険者証を交付し、このゴールド証の被交付者には特典を設け、健康管理に対する自発的な意識の高揚を図るとともに、未受診者に対しては、新たに個別のはがきを送付し、結果として、受診率が速報値で約3%伸びたところでございます。  続いて、議案第76号、平成29年度府中市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について。  決算書の19ページを配信いたします。  実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は11億4,456万2,000円、歳出総額は11億4,320万9,000円で、歳入歳出差引額は135万3,000円でございますが、実質収支額は、繰越明許がございましてゼロ円となります。  次に、歳入歳出の状況でございますが、戻りまして、3ページを配信いたします。  まず、歳入の収入済額について、2款使用料及び手数料は1億9,174万22円、5款繰入金は4億9,967万827円でございます。  5ページの歳出の支出済額をごらんください。  1款総務費は1億1,777万5,330円、2款下水道事業費は1億8,091万7,896円、3款公債費は8億4,451万5,603円となっております。  次に、実施条件について、平成29年度の主要な施策の成果に関する説明書をもって説明いたします。  34ページを配信いたします。  取り組みの成果と課題でございますが、汚水対策事業について、鵜飼町・高木町・府川町・土生町の一部区域で管渠埋設工事による面整備を行い、供用開始区域を拡大いたしました。さらに、上下水質管理センター第1系列の改築更新工事が終了し、施設の長寿命化・機能高度化を図りました。雨水(浸水)対策事業については、高木地区の雨水幹線整備工事と角田ポンプ場の長寿命化改築更新実施設計を行いましたが、今後は改築更新工事を行ってまいります。  続きまして、議案第77号、平成29年度府中市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。  決算書27ページを配信いたします。  まず、保険事業勘定の実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は51億7,451万6,000円、歳出総額51億5,206万1,000円、歳入歳出差引額は2,245万5,000円で、実質収支額も同額でございます。  次に、歳入歳出の状況でございますが、決算書の3ページを配信いたします。  歳入の収入済額につきましては、1款保険料は10億1,591万2,500円、2款国庫支出金は12億6,201万4,315円、3款支払基金交付金は13億4,339万4,325円などとなっております。  5ページの歳出の支出済額をごらんください。  2款保険給付費は46億2,057万840円となっております。  なお、7ページから歳入歳出決算事項別明細書を掲載いたしておりますので御参照ください。  次に、37ページを配信いたします。  介護サービス事業勘定の実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は3,786万1,000円、歳出総額1,973万5,000円、歳入歳出差引額は1,812万6,000円で、実質収支額も同額でございます。  それでは、歳入歳出の主なものについて、29ページを配信いたします。  まず、歳入の収入済額でございます。  1款サービス収入2,069万1,200円、3款繰越金1,717万235円となっております。  31ページの歳出の総額でございます。  1款事業費1項介護予防サービス事業費のみで、1,973万5,132円でございます。  なお、33ページから歳入歳出決算事項別明細書を掲載いたしておりますので御参照ください。  次に、実施状況について、平成29年度の主要な施策の成果に関する説明書をもって説明いたします。  38ページを配信いたします。
     下の取り組みの成果と課題ですが、①高齢者の在宅生活を支える仕組みづくり、②人材育成の支援と在宅での看取り促進に資する住民啓発、③支える医療の中核づくりなど、地域支援事業を中心に取り組みを進めました。高齢者肺炎予防セミナーなどの市民公開講座や認知症ケアパスを活用した講座の開催、研修受講費用の補助制度の創設など、住民啓発・人材育成に関して一定の成果がございましたが、生活支援体制の整備や介護予防など、地域住民の自主的な取り組みの促進、地域包括支援センターと病院との連携強化などについては、人材不足などの理由により十分な成果が上がりませんでした。  続いて、議案第78号、平成29年度府中市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。  決算書の15ページを配信いたします。  実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は6億8,145万5,000円、歳出総額6億6,502万6,000円、歳入歳出差引額1,642万9,000円で、実質収支額も同額でございます。  歳入歳出の主なものについて、3ページを配信いたします。  歳入の収入済額でございますが、1款後期高齢者医療保険料は4億9,356万円5,705円、7款繰入金は1億8,128万6,811円でございます。  5ページをお開きください。  歳出の支出済額でございますが、2款後期高齢者医療広域連合納付金は6億4,485万3,891円でございます。  なお、7ページから歳入歳出決算事項別明細書を掲載いたしておりますので御参照ください。  続きまして、議案第79号、平成29年度府中市病院事業債管理特別会計歳入歳出決算認定について。  11ページを配信いたします。  実質収支に関する調書でございます。  歳入歳出総額は同額の3億590万円で、実質収支額はゼロ円でございます。  府中市病院機構は、法の規定により、設立団体以外からは長期借入ができないことから、病院機構に対する貸付金及び起債償還を管理するため、病院事業債管理特別会計を設け、平成29年度も特別会計で病院事業債を起こし、病院機構に対し、貸し付けを行うとともに、府中北市民病院が独法移行前に起こした病院事業債と病院機構への貸付金の償還財源を病院機構から受け入れ、元金及び利子の償還を行ったところでございます。  なお、款項別の歳入歳出決算書にいては、7ページから歳入歳出決算事項別明細書を記載しておりますので御参照ください。  続きまして、議案第80号、平成29年度府中市水道事業会計決算認定について、説明いたします。  11ページを配信いたします。  平成29年度府中市水道事業報告書でございます。  総括事項ですが、これまで、上水道1事業、簡易水道3事業でしたが、平成29年度からこれらが統合されましたので、水道事業全体として報告いたします。  収入は、工場用、学校用、官庁用、病院用、臨時用が減少いたしましたが、家事用、営業用が増加し、全体では増収となりました。  真ん中あたりにありますアの給水状況でございますが、年間有収水量は、上水道事業では対前年度比4,246立方メートルの増加となり、イの建設改良事業の状況でございますが、建設改良事業費は総額1億2,607万4,275円の支出となりました。これは、主に配水管改良事業、施設改良事業によるものでございます。なお、給水区域内の管路総延長は252.38キロメートルとなりました。  次に、ウの財政状況でございます。  収益的収入は、総収入額は6億8,606万4,645円、総支出額は6億2,976万6,563円となり、差引純利益は5,629万8,082円となりました。  資本的収支は、総収入は8,364万995円、総支出額は2億7,403万2,225円で、差引不足額として1億9,039万1,230円となり、その不足額は過年度分及び当該年度分損益勘定留保資金等で補填をさせていただいております。  そのほか、損益計算書、貸借対照表など、関係書類をつけておりますので、それぞれ御参照ください。  続きまして、議案第81号、平成29年度府中市病院事業会計決算認定について。  地方公営企業法の規定により、監査委員の意見をつけて市議会の認定に付すものでございます。  決算書の13ページを配信いたします。  まず初めに、中ほどにあるア、利用者の状況でございますが、延べ入院患者数は8万3,534人で、前年度に比べ427人、率で0.5%の減少、延べ外来患者数は1万1,042人で、前年度に比べて476人、率で4.1%の減少となりました。  イに移りまして、収益的収支の状況は、総収入額が12億9,184万2,335円、総支出額が12億7,640万2,265円で、差引純利益は1,544万70円でした。  次に、資本的収支の状況でございます。  総収入額が1億2,086万7,000円、総支出額が1億4,556万5,994円で、不足額が2,469万8,994円となり、不足額は当年度の消費税及び地方消費税資本的収支調整額14万1,204円と過年度分損益勘定留保資金2,455万7,790円で補填をいたしております。  ほかに、損益計算書、欠損金計算書などを掲げておりますので御参照ください。  続きまして、議案第82号、平成30年度府中市一般会計補正予算(第5号)から、議案第87号、平成30年度府中市水道事業会計補正予算(第2号)までについて、別冊の平成30年度9月補正予算説明書により説明をさせていただきます。  2ページを配信いたします。  9月補正の予算編成方針として、「迅速かつ切れ目のない生活・生活再建支援と災害復旧の加速化」、「安心・安全な地域づくり」、「強みを生かした魅力あるまちづくり」の3本を柱とし、補正総額は10億415万4,000円となりました。このうちの約9億4,000万円が災害関係の補正となっております。  内容的には、7月補正と8月補正に続き、平成30年7月豪雨で被災された方々の一刻も早い生活・生業の再建支援と災害復旧の加速化に重点を置きました。また、多くの皆様からいただいた災害支援寄附金、8月末時点で、市長の挨拶にもありましたが、404件、約1,930万円を予算財源として活用させていただいており、改めて皆様の御厚情に対し感謝を申し上げるものでございます。  それでは、議案第82号から議案第87号について、その概要を一括して説明いたします。  2の主な事業について御参照ください。  ここでは、新規、拡充の事業について説明いたします。  (1)の迅速かつ切れ目のない生活・生業再建支援と災害復旧の加速化の②番、災害見舞金は、本市独自の制度により、このたびの災害で被災した住家等の被災状況に応じて見舞金を給付するもので、550万円を計上いたしております。  同じく③番、災害援護資金貸付金利子補給につきましては、8月補正予算で措置した災害救護資金貸付金の貸し付けを受ける場合に発生する利息を市が全額補給するもので、債務負担行為により、限度額1,797万9,000円を設定いたしております。  続いて、④番、被災者支援・地域支え合いセンター事業については、本市で既に保健師によるチームケアを実施いたしておりますが、広島県の取り組みに連動した、新たに、仮称府中市地域支え合いセンターを開設し、日常生活上の相談支援や生活再建支援の体制整備を行います。このため、253万7,000円を計上いたしております。  次に、⑤番、災害活動支援金については、このたびの災害で、地域が一丸となった災害救助活動や復旧活動に尽力されました。この中で、町内会の役割はまことに大きく、感謝と同時に、今後の地域防災活動における中心的役割を担っていただくという期待も込めまして、市独自に各町内会に支給する支援金として190万円を計上いたしております。  続きまして、⑥番、し尿の緊急収集については、このたびの災害で浸水被害を受けられた個人住宅の便槽のし尿を被災者みずからが業者委託により収集された経費の一部に対して補助金を交付するもので、160万円を計上いたしております。  3ページをごらんください。  ⑦番、倒壊家屋・土砂等撤去費用交付金については、被災者みずからが業者委託によりがれき等を撤去した費用相当額に対しまして、さかのぼって交付金を交付するもので、2,000万円を計上いたしております。  続いて、⑧番、被災農業者向け経営体育成支援事業については、国の制度を活用し、このたびの災害で被災した農業者が農業用機械等の購入費用や修理費等の費用相当額に対して補助金を交付するもので、1,400万円を計上いたしております。  続きまして、⑨番、農地・農業用施設災害復旧支援事業については、農地に流入した土砂の撤去やため池・農道・用水路などの復旧に要した費用相当額に対して補助金を交付するもので、3,000万円を計上いたしております。  続いて、⑩番、裏山崩壊地復旧支援事業については、被災者みずからが業者委託により崩壊箇所を普及した費用相当額に対し補助金を交付するもので、500万円を計上いたしております。  ⑪番、農林施設の復旧、⑫番、公共土木施設の復旧、⑭番、急傾斜地崩壊対策事業については、復旧事業を予防事業を加速化させるために予算を追加して前倒しで実施しようとするものでございます。  なお、農林施設と公共土木施設の被害総額は、それぞれ約13億円となっており、農林施設については平成30年度中で5割強の契約を、公共土木施設については6割の契約を目指しておるところでございます。  次に、⑬番に戻っていただきまして、小規模崩壊地復旧事業につきましては、人家の裏等の小規模な荒廃林地の復旧や荒廃のおそれのある林地の予防を市が行う事業ですが、今回の災害を受けての特例として、通常30%である受益者負担割合を15%に引き下げて、負担軽減と早期の予防を促すもので、1,700万円を計上いたしております。  4ページをごらんください。  ⑮番、上水道管路更新計画策定業務については、ライフラインの脆弱性に鑑みまして、今後の災害に備えるため、早期に水道管路網の点検や診断結果に基づく具体的な管路更新計画を策定するもので、債務負担行為により、1,170万2,000円の限度額を設定いたしました。  そのほか、予算計上はされていませんが、災害義援金については、一次配分で本市に190万円の配分をいただきましたが、現在、申請該当の方に申請書を送付いたしておりまして、9月下旬をめどに対象の方にお渡しする予定でございます。  なお、このたびの9月補正予算で計上した事業を含め、被災からの生活再建と復旧・復興を支援する制度を取りまとめた別紙の1、平成30年7月豪雨災害復旧・生活生業再建支援パッケージを作成いたしておりますので御参照ください。  また、さらに主要な事業の説明資料といたしまして、別紙2から11を添付いたしておりますので、あわせて御参照ください。  続けて、(2)安心・安全な地域づくりについて説明申し上げます。  ①番、上下地域包括ケア拠点施設整備事業については、ことし9月末で閉院予定の医療機関の寄附を受けまして、高齢者支援、子育て支援、障害者支援の総合相談窓口、中山間地域における地域包括ケアなどの機能を備えた総括的な拠点施設としてリニューアルするもので、今年度は基本設計費として308万8,000円を計上いたしております。  次に、②番の学校ブロック塀の改修については、大阪で発生しました地震によるブロック塀の転倒事故を受けまして、児童・生徒の安全を優先的に確保するため実施するもので、439万9,000円を計上いたしております。  続きまして、(3)強みを生かした魅力あるまちづくりについて説明いたします。  ①番、観光まちおこし支援事業については、本市の観光PRを充実させ、交流人口の拡大を図るため、その中心を担う府中市観光協会の体制強化に対し財政支援を行うもので、150万円を計上いたしております。  続いて、②番、コミュニティ・スクール全国大会開催関連事業については、平成31年度に、全国コミュニティ・スクール研究大会を本市で開催するに当たり、事前の視察研究を行うもので、58万3,000円を計上いたしております。  次に、③番、旧芦品郡役所庁舎移築活用事業については、市の指定重要有形文化財である旧芦品郡役所庁舎、現在の土生の歴史民俗資料館の歴史的な価値を今後の魅力あるまちづくりにつなげる活用策について検討するため、旧芦品郡役所庁舎移築・活用検討委員会を立ち上げるもので、21万3,000円を計上いたしております。  次の5ページには、予算に計上いたしました事業の一覧をお示ししておりますので御参照ください。  6ページをごらんください。  特別会計と公営企業会計の補正内容でございます。  ①の国民健康保険特別会計については、システム改修、過年度返還金、財政調整基金積立金などで、1億2,996万円を計上いたしております。  ④の介護保険特別会計の保健事業勘定については、返還金などで5,811万3,000円、同じくサービス事業勘定については、消耗品などで1,812万5,000円をそれぞれ計上いたしております。  次に、債務負担行為の追加でございます。  ②番、角田ポンプ場改築更新工事については、限度額1億2,430万円、期間は平成31年度の債務負担行為を設定いたしております。  以上で、補正予算についての説明を終わらせていただきます。  続きまして、報告に入ります。  別冊の報告集2ページを配信いたします。  報告第6号、平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、監査委員の意見をつけて報告いたします。  右側の3ページ、平成29年度健全化判断比率報告書をごらんください。  1の総括表をごらんください。  実質赤字比率と連結実質赤字比率については、横棒で記載しておりますが、これは実質赤字が生じていないので表示していないということでございます。  実質公債費比率は9.6%で、前年度の10.0%と比較すると0.4ポイント改善をいたしました。将来負担比率は72.2%で、前年度の86.5%と比較いたしますと14.3ポイント、それぞれ改善をすることができました。  中ほどに記載されました比率の概要には、財政健全化の取り組みが必要となる基準がそれぞれ示されております。この四つの区分にそれぞれの基準がございますが、府中市は、先ほど申し上げましたように、実質公債費比率が9.6%、将来負担比率が72.2%と、いずれも基準を満たしているところでございます。  続いて、6ページをお開きください。  中ほどの2の(1)の総括表をごらんください。  公営企業会計における資金不足額について、水道事業会計、病院事業会計、公共下水道事業特別会計とも資金不足は生じておりません。  以上で、平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率報告書の説明を終わらせていただきます。  続きまして、11ページを配信いたします。  報告第7号、地方独立行政法人府中病院機構経営状況についてでございます。  地方自治法第243条の3第2項の規定により、府中市病院機構経営状況を説明する書類について提出するものでございます。  15ページをお開きください。右側にあります。  貸借対照表を掲載いたしておりますが、資産の部として、固定資産及び流動資産の合計、一番下の資産合計になりますが、33億4,264万1,856円。  16ページには、負債の部として、固定負債及び流動負債の合計額が、中ほどの右になりますが、31億9,966万7,735円。そして、純資産合計額が1億4,297万4,121円となっており、負債合計と純資産合計を合わせますと、資産合計と同額となっております。  17ページにまいりまして、損益計算書でございます。  当期純利益は3,036万2,810円となっております。  18ページからは、キャッシュ・フロー計算書、損失の処理に関する書類、行政サービス実施コスト計算書などを掲載しておりますので御参照いただきたいと思います。  また、74ページからは平成30年度の年度計画、86ページからは予算、収支計画及び資金計画等も掲載しておりますので御一読くださいますようお願いいたします。  次に、報告第8号、地方独立行政法人府中病院機構業務実績に関する評価結果報告について。  91ページを配信いたします。  地方独立行政法人法の規定により、府中市病院機構の平成29年度業務実績の評価結果について報告いたします。
     93ページをごらんください。右側です。  「はじめに」ございますように、評価については、法改正によって、平成29年度の業務実績評価から設立団体の長が行うこととなりました。先ほどの報告第7号に添付されております事業報告書などをもとに、府中市病院機構がみずから評価を行った結果を参照しながら、総合的な評価を行い、地方独立行政法人府中病院機構評価委員会から専門的な御意見をいただいた上で、最終的な評価としてまとめたところでございます。  94ページをごらんください。  総合的な評定でございます。  業務実績については、年度計画を上回る決算状況となり、財務内容の改善が図られたことは、理事長を初めとした病院スタッフの不断の努力とこれまでの病院機構の取り組みの成果が実を結んだ結果と評価いたしております。  一方、地方独立行政法人においても、PDCAサイクルが機能する業務実績評価の確立が求められていることから、業務実績評価の客観性、透明性を確保し、病院機構の内外に説明責任を果たすため、今後は評価基準となる数値目標等を計画に記載し、評価結果が業務改善にどのように反映されたかを事業報告書に記載するとともに、公表することや今後の医師招聘に努めるよう求めているところでございます。  次に、中期計画に定める事項ごとの評価については、府中市民病院による心臓リハビリテーション、府中北市民病院による通所リハビリテーションなど、新たな取り組みが始められたこと、医師確保が困難な中で、両病院における婦人科・小児科を初めとした医療機能が維持されていることを評価いたしております。  一方、自然災害が発生したときに備え、定期的に消防署と連携した訓練を実施したり、今後、重要性が高まるであろうICTを活用した地域医療連携の整備などの必要性を指摘いたしております。  また、業務改善及び効率化については、組織全体への改善意識の浸透、評価委員会からの意見に対する取り組みが十分されていない事項に対する継続的な取り組みを求めておるところでございます。  その他の内容については御一読をお願いいたします。  続けて、報告第9号、専決処分の報告について。  地方自治法の規定により、別紙のとおり専決処分いたしましたので報告をいたします。  3ページを配信いたします。  専決処分の報告について。  処分の日は平成30年8月20日、賠償金額は5万円、賠償の相手方は記載のとおりでございます。  事故の概況は、平成30年8月3日午前10時30分ごろ、諸毛町内において、産業振興課職員が公用車をバックさせていたとき、表記所有者の小屋の屋根に接触し、損害が生じたものでございます。  過失割合は府中市の100%でございます。  なお、賠償金相当額については、全国市有物件災害共済会から相手方に直接支払われることになっております。  以上をもちまして、9月定例会に提案させていただいております議案、報告について御説明申し上げました。  何とぞ慎重審議の上、全ての議案を原案どおり御可決いただきますようお願いいたしまして、提案説明を終わります。             〔総務部長 粟根誠司君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) これにて、提案理由の説明を終結いたします。  10分間休憩します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時21分 休憩                午前11時31分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 再開します。  これにて、提案理由の説明は終わりました。  議案第69号から議案第87号までの19件について、これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 議案第69号から議案第73号までの5件、議案第75号から議案第81号までの7件及び議案第83号から議案第87号までの5件、計17件については、お手元に配付の委員会付託区分表のとおり所管の各常任委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) お諮りいたします。  議案第74号については、議長及び監査委員を除く18人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって議案第74号については、議長及び監査委員を除く18人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  ただいま設置されました決算特別委員会の正副委員長の互選について、議長からお願いがあります。  慣例により、決算特別委員会の委員長には総務文教委員長に、副委員長には委員会へ出席した最年長委員になっていただいておりますので、互選の手続を省略させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) お諮りいたします。  議案第82号については、議長を除く19人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって議案第82号については、議長を除く19人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選について、議長からお願いいたします。  慣例により、予算特別委員会の委員長には副議長に、副委員長には総務文教委員長になっていただいておりますので、互選の手続を省略させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第64号及び議案第65号について一括して質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第64号及び議案第65号については、会議規則第37条第3項の規定により、いずれも委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第64号及び議案第65号については、いずれも委員会の付託を省略することに決しました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時35分 休憩                午前11時35分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 再開いたします。  これより議案第64号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第64号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第65号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第65号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第66号及び議案第67号について一括して質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第66号及び議案第67号については、会議規則第37条第3項の規定により、いずれも委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第66号及び議案第67号については、いずれも委員会の付託を省略することに決しました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時36分 休憩                午前11時37分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 再開いたします。  これより議案第66号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
     これより議案第66号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第67号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第67号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより議案第68号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第68号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第68号については、委員会の付託を省略することに決しました。  休憩します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時38分 休憩                午前11時38分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 再開いたします。  これより議案第68号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第68号を採決いたします。  本案は同意することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより報告第6号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結し、報告を終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより報告第7号の質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  水田豊君。              〔10番議員 水田豊君 登壇〕 ○10番議員(水田豊君) 報告第7号について質疑をいたします。  府中市病院機構の財務状況ということなんですが、府中市からは繰入金を4億円入れています。この4億円の繰入金、見たところ、4億円として入っているわけではないので、財務諸表のどこに記載しているのか、また、どういうふうに分けられて入れられているのかをお伺いしたいということです。  さらに、今年度は3,500万円の黒字ということですが、これまでに赤字がありましたので、累積欠損金ということで数字が上がっております。この累積欠損金というものはどういうものなのか、赤字が積み上がっておるわけですから、この赤字の処理というのを府中市がするのでしょうか、そういったことを教えていただきたいということです。  それから、最後に、20ページ、行政サービス実施コスト計算書というのがあります。これは病院の決算とは別に、府中市全体として、昨年1年間の医療費コストと言いますか、病院を運営するに当たっての全体の経費というものがこれだけだという理解でいいのかどうかということをお聞きしたいと思います。              〔10番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) 皿田健康政策室長。            〔健康政策室長 皿田敏幸君 登壇〕 ○健康政策室長皿田敏幸君) それでは、お答えをさせていただきます。  4億円の繰入金が財務諸表のどこに記載されているかでございますけれども、市からの4億円の繰入金につきましては、損益計算書の営業収益の運営費負担金収益2億2,550万2,000円、それから、運営費交付金収益1億6,101万4,000円、また、営業外収益の運営費交付金収益1,348万4,000円、これを合計して4億円ということになろうと思います。最後に申し上げました営業外収益の運営費交付金収益につきましては、病院事業債の償還金の一部に充てられておりますけれども、それ以外につきましては営業収益の一部として計上されております。また、財務諸表の中で、キャッシュ・フロー計算書の中にも、業務活動によるキャッシュ・フローの運営費負担金収入、また運営交付金収入として、合計4億円が計上されております。  続きまして、欠損金の話ですけれども、累積欠損金は、各年度の損益計算書における損失額が積み上がったものですけれども、損益計算書には現金を伴わない支出も計上されておりますので、必ずしも累積欠損金が幾らあるからといって、病院の経営がどうこうと、すぐどうこうということではございません。将来的に府中市がということなんですけれども、基本的にはこの累積欠損金につきましては地方独立行政法人が処理すべきものと考えております。  それから、行政サービス実施コスト計算についてですけれども、行政サービス実施コスト計算書とは、地方独立行政法人の業務運営に関して、市が実質的に負担しているコストを集約したもので、財務諸表では見えない費用、例えば、行政からの資産の無償貸与等の間接的な支援も費用と仮定して算出されておりまして、実質的に府中市が間接的・直接的にこれだけ地方独立行政法人の運営に経費をかけているということになろうかと思います。            〔健康政策室長 皿田敏幸君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) 以上で、通告による質疑は終わりました。  これをもって、質疑を終結し、報告を終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより、報告第8号の質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  水田豊君。              〔10番議員 水田豊君 登壇〕 ○10番議員(水田豊君) 続いて、報告第8号についての質疑を行いたいと思います。  この第8号というのは、地方独立行政法人病院機構業務実績に関する評価結果ということで、先ほども説明がありましたが、昨年までは評価委員会が評価するものでございましたが、ことしからは市長が評価をするというものになっておるわけでございます。  この報告の前提となったものがホームページにも公表されているんですけれども、府中市病院機構評価委員会が開かれたときの式次第、それから議事録、こういうものがございます。これを読んでみますと、この報告の中に、昨年指摘された点について、しっかり取り組んでほしいというような文言がありますが、その中には、両病院の将来像の確立というところがございます。これが、議事録を読みますと、病院の理事長は、人的資源が乏しく、将来像のような遠くを見据えてよりは、今、近くのことを突破するために四苦八苦していると答えられています。また、事務長は、地域包括ケアシステムの中での病院像があるべきで、だから、その中で病院の将来像が捉えられるべきで、病院単独ではイメージしにくいと、こういうふうなことを言われているわけです。  私が考える両病院の将来像の確立というのは、それぞれ診療圏域が違うということで、府中市民病院については府中市民病院のあるべき病院としての姿、府中北市民病院は上下地域を中心とする診療圏を支える医療をする病院としての、そういう将来像を確立すると私は思っているんで、この理事長なり事務長の答弁とは少し、ちょっと何かずれているような感じがするんです。  地域の基幹病院として両病院とも残していくんだという、そういう病院の決意こそが将来像の確立に不可欠なんではないかと思うわけですが、その辺のところの市の見解はどういうものなのか、お聞かせ願いたいと思います。  2点目は医師確保の取り組みでございます。  4億円の繰入金を入れているとはいえ、3,500万円の黒字になりました。これは両病院の努力を評価すべきだと思いますが、今後は外科医師の不在が病院経営に大きな影を落とすということも明らかになっております。  医師確保については、もちろん病院機構が当事者として最大限の努力を図るべきでございますが、市としても積極的に医師招聘のために努力をする必要があるんではないかと思いますが、その点についての市の見解をあわせてお伺いしたいと思います。              〔10番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) 皿田健康政策室長。            〔健康政策室長 皿田敏幸君 登壇〕 ○健康政策室長皿田敏幸君) まず、1点目の病院の将来像ということでございますけれども、現在の中期目標におきまして、市としては、両病院の将来像を確立するとともに、その実現に向けて計画的に取り組むことという程度の表現のみでしか市の将来像に対する考えを示すことができておりません。このため、次期の中期目標作成時に、市の思いをまとめた上で目標に盛り込みまして、それを受ける形で、病院機構が定める中期計画に将来像をまとめていただければと考えております。  また、医師確保についての取り組みでございますけれども、御指摘のように、医師の確保が病院機構の運営に大きく影響するのは間違いございません。御存じのように、昨今の医師不足や偏在といった状況の中、医師の確保は非常に厳しい状況が続いております。今後も、引き続き病院機構と連携をとりながら、県や大学病院といった関係機関へ粘り強く働きかけを行っていきたいと考えておりますし、ふるさと枠の医師の獲得や、市が現在手がけております奨学生の確実な病院への配置に向け、必要な手だてを講じてまいりたいと考えております。 ○議長(加藤吉秀君) 以上で、通告による質疑は終わりました。  これをもって、質疑を終結し、報告を終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) これより報告第9号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結し、報告を終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤吉秀君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  議案調査のため、9月4日及び9月5日の2日間、休会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、9月4日及び9月5日の2日間、休会することに決しました。  次回は、来る9月6日午前10時から本会議を開きます。  ただいま御出席の諸君には、別に通知はいたしません。御了承の上、御参集願います。  本日はこれにて散会いたします。                午前11時51分 散会...