府中市議会 2018-06-20
平成30年第3回予算特別委員会( 6月20日建設分科会)
○
主査(
山口康治君) ほかにありませんか。
〔ほかに質疑する者なし〕
○
主査(
山口康治君) 続いて、8
款土木費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。
加島分科員。
○
分科員(
加島広宣君)
土木費の急
傾斜地崩壊対策工事費がございますが、こちらの場所と、また急
傾斜地はたくさん
府中市にもあろうかと思いますけれど、今後の
計画等を教えていただければと思います。
○
主査(
山口康治君)
河毛整備保全課長。
○
整備保全課長(
河毛茂利君) 今回の
工事箇所でございますが、河面町の大平になります。5月に落石が発生いたしまして、それに対応する
工事でございます。
工事の内容でございますが、
落石防護のための
ネットを設置する工法を考えております。この工法は、
道路のり面を
ネットで覆って、最上部が支柱やワイヤーで立ち上がっており、
ネットで落石を受けとめるものでございます。
今後の
計画についてでございますけれども、ここの
工事につきましては議決後に
測量設計業務を発注して、
工事の発注が平成30年10月を予定しております。完了は平成31年2月ごろになると思われます。
○
主査(
山口康治君) ほかにありませんか。
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) 急
傾斜地の
工事の関係で、今回は平成30年10月に発注で来年の2月の完了ということを言われたんですけれども、落石が起きて通行どめになるような
ケースに関しては、かなり急いでやらないといけない
ケースがあると思うんですね。昨年度、
上下町の
がけ崩れで通行どめになった件では、かなり放置されて、その後、
工事が始まったと記憶しています。今現在も
片側通行だと思うわけですけれども、この落石とか、
がけ崩れに対する
工事の対応というのは、程度に応じて、早急に対応しないといけない場合、ゆっくりできる場合等あると思うんですけれど、その辺の基準はどうなっているのかということと、それから、河面の
ネットで
落石防止の
工事に関しては、通行に対する影響は、
工事期間中どの程度あるのか教えてください。
○
主査(
山口康治君)
河毛整備保全課長。
○
整備保全課長(
河毛茂利君) 今回の
工事で申しますと、落石が発生いたしまして、翌日に現地の山腹の状況の確認を行っております。ここの道路につきましては、
道路幅員が4メートルでございます。柳田橋と河面町の
大平地区を結ぶ市道でございまして4メートルの道路に対して、大型土のうを2段積んで、落石のための応急対策はとっております。山腹部の落石や転石の撤去も行って、安全を確認して通行どめを解除しております。現在も現地パトロール、山腹の状況の確認を継続して行っております。山腹の状況につきましては、対応後の変化は現在のところありません。
応急対応の基準につきましては、今回の場合は、現地を確認して、大型土のうを2段積むことによって、
道路のり面との間に約1メートルあり落石が起きてもそこへ石が落ちるようにという応急対策はできるだけ早く行います。安全が確保できると判断できれば、通行できることとしております。
○
主査(
山口康治君)
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) 今回の場合は
片側通行にはならないということ。
○
主査(
山口康治君)
河毛整備保全課長。
○
整備保全課長(
河毛茂利君) 今回の場合は、
道路幅員が4メートルということでありまして、道路のセンターラインはないんです。3メートルになりますので、いわゆるセンターラインはございませんが、相互通行ということにはなりませんので、大型土のうを置いてある区間につきましては約12メートルになるんですけれども、離合する場合は、前後で待っていただくようなことにはなると思います。
済みません。
工事期間中は車両通行どめになると思われます。
○
主査(
山口康治君)
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) 今回の場合は緊急を要しないと思うんですけれど、
先ほど質問した基準の中で、
上下町の場合はもう完全に
がけ崩れが起きて、応急処置をしてもなかなか通れないような状況だったと思うんです。そういった程度に応じて対応すると思うわけですけれども、大きい
がけ崩れの場合も、同じように発注条件を待ってという形でやるのかということを質問したいと思うわけです。それで、その財源として自然災害防止事業債の起債を予定されているんですけれども、その事業債を起債されて、そこから財源を求めたら、割と早く対応できるんだったらそれでいいと思うんですけれども、その
事業債は簡単にできるのか、その辺の条件みたいなものも含めて答弁願います。
○
主査(
山口康治君)
河毛整備保全課長。
○
整備保全課長(
河毛茂利君) 応急に対応するかどうかということにつきましては、道路の交通量と道路の構造等によると思います。交通量が多いところにつきましては、安全対策を図って、
片側通行でも通行ができるように対応していくことになります。
あと、自然災害防止
事業債の起債条件でございますけれども、地域防災
計画に掲げられている災害区域において、災害の発生を予防し、または災害の拡大を予防するための地方単独
事業であることとなっております。今回の
工事につきましては、急
傾斜地崩壊対策事業ということで自然災害防止
事業の落石対策を行うものでございますけれども、
工事費の予算がございませんので、6月補正をお願いしたものであります。
○
主査(
山口康治君)
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) もう一点、道路橋梁費の委託の概要と場所を含めて答弁願います。
○
主査(
山口康治君) 杉島
まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
杉島賢治君) 場所につきましては、
府中市高木町の国府小学校西に位置します国府公民館と
府中グリーンセンターの間の市道高木19号線になります。この市道を国府公民館の建てかえ、
府中グリーンセンターの建てかえに合わせまして、6メーターに拡幅を予定するための用地測量の経費をお願いするものでございます。
○
主査(
山口康治君) ほかにありませんか。
〔ほかに質疑する者なし〕
○
主査(
山口康治君) 次に、債務負担行為のうち所管に係る部分について、質疑のある方は順次御発言を願います。
加島分科員。
○
分科員(
加島広宣君) 債務負担行為についてでございますが、地域交流センター(キテラスふちゅう)となっておりますが、このキテラスふちゅうには、一宮さん、そして、あわけんさんと、
府中焼きを頑張ってつくっていただいていると思っておりますし、また、現在使用されている店舗の方から要望も出ていると思います。私が伺っているのは、外水道をつけていただきたいと、やはり油で床がべとべとになったりするということで、そのモップで掃除されて、モップを屋外で洗うための屋外水道をつけてもらえないかというのを聞いております。あと、夜になると、表がちょっと暗いということで、ライトアップのような形で、少し明る目にしてもらえないかというお話も伺っているんですけれども、この321万円はどういった費用になるんでしょうか。
○
主査(
山口康治君)
池田産業振興課長。
○
産業振興課長(
池田弘昭君) この地域交流センターの平成31年度から5年間、単年度で64万3,000円の指定管理委託料になります。
○
主査(
山口康治君)
加島分科員。
○
分科員(
加島広宣君)
先ほど、私が少し伺っている要望を御説明させていただいたんですが、そこらあたりもぜひ検討していただければと思います。
○
主査(
山口康治君)
池田産業振興課長。
○
産業振興課長(
池田弘昭君) 現地のほうも確認をさせていただきまして、あと、入られている方等ともお話を伺い、対応できるものにつきましては対応させていただければと思います。
○
主査(
山口康治君) ほかにありませんか。
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) キテラスの関係で、
先ほど、
上下の観光の関係で
観光協会についてもっと主導的にという話もあったわけですけれども、キテラスは
府中焼きと
観光協会が二つの建物に入っていると思うわけですけれども、その
観光協会へ来られる利用状況が頻度が少ないんじゃないかなと思うわけですけれども、その状況についてお答えいただければと思います。
○
主査(
山口康治君)
池田産業振興課長。
○
産業振興課長(
池田弘昭君) 平成29年度の北館の利用者につきましては8,493人と聞いております。利用者は前年度より減少してはおりますが、南館利用者の方が、北館へ観光案内情報を求めに立ち寄られると聞いております。
○
主査(
山口康治君)
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君)
先ほどから出ていた
府中の魅力をアピールするためには、人がよく集まるところがいいと思うわけですけれども、前も
一般質問で同僚議員が質問されていましたけれども「道の駅 びんご
府中」のアンテナショップもしくは交流テラスへ集中させたら、より
上下町も含めて、観光案内を発信できるんじゃないかという意見もあったわけですけれども、そういった形で統合はできないのか、伺いたいと思います。
○
主査(
山口康治君)
池田産業振興課長。
○
産業振興課長(
池田弘昭君) 現在のところ予定はしておりません。情報発信を多チャンネル化することで、
回遊性が向上されて、にぎわいの創出につなげることを期待しているところでございます。
○
主査(
山口康治君)
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君)
先ほど、
観光協会から2人が配置されていて、余りにも少ないということが述べられていましたけれども、その北館で8,493人、休みを入れると、1日二、三十人しか立ち寄っていない。それも休みがほとんどで、普通の日はほとんど手持ち無沙汰じゃないかと思うわけですけれども、そういった人的資源を集中的に配置して、観光をより効率的にするということを考えたら、その辺を再検討すべきじゃないかと思うわけですけれども、その辺どう思われますか。
○
主査(
山口康治君)
池田産業振興課長。
○
産業振興課長(
池田弘昭君)
観光協会の人員につきましては、やはり今の2人体制では不十分だろうと思います。平日ですとか、休日でも、観光PRに出たりとか、あと、市内での観光行事等にも参加しておりますので、やはりもう数名、理想が何名かはちょっとはっきりわかりませんけれど、やはり人的支援は今後検討してまいりたいと思います。
○
主査(
山口康治君)
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) 北館に余り人が来ないということだと思うわけですけれども、一方で、南館になるのか、お好み焼きのほうはかなり繁盛しているということを考えたら、北館のスペースをより有効に利用するために、さらにお好み焼き屋をふやして、その知名度を上げるという案も考えられると思いますけれども、観光案内はびんご
府中の道の駅で1人、アンテナショップで売る人が兼ねれば十分ぐらいな業務ができるので、その辺を考えてやればいいと思うわけですけれども、
府中焼きをさらに拡大することに関してはどう思われますか。
○
主査(
山口康治君)
池田産業振興課長。
○
産業振興課長(
池田弘昭君) 現在のところ、施設の拡張の
計画はしていない状況でございます。現在の施設で、
府中焼きの体験教室等による備後
府中焼きの普及啓発に努めてまいりたいと考えております。
○
主査(
山口康治君) ほかにありませんか。
加島分科員。
○
分科員(
加島広宣君) この地域交流センターが321万円、道の駅、多機能拠点施設が8,500万円ということで、いずれもこの指定管理料が上がるというふうに思うわけです。この指定管理は、そもそも管理業務に関する対価が管理料というふうに考えると、5年たってまた平成31年度からということでありますが、管理するのにその対価として同じ指定管理料ではできないという判断をされているということなんでしょうか。
○
主査(
山口康治君)
池田産業振興課長。
○
産業振興課長(
池田弘昭君) 地域交流センターにつきましては、今回、単年度64万3,000円ということで、増額ではなく同額です。5年間で321万5,000円を委託料の上限にしております。
道の駅、多面的機能拠点施設につきましては、年間で200万円の増額ということで、運営を指定管理者に行っていただいているこの間の実績などを踏まえまして、施設管理費として新たに
維持管理経費の一部が必要と判断し、次期指定管理料に必要経費として計上したものでございます。
○
主査(
山口康治君)
加島分科員。
○
分科員(
加島広宣君) 必要と判断されたのは、業者じゃなくて、こちらで判断されたという考えでいいのかということと、仮に、今度は平成31年度に公募されると思うわけですけれども、そのときに、プラスされた部分が別に必要ないような応募がされた場合はどうなるんでしょうか。
○
主査(
山口康治君)
池田産業振興課長。
○
産業振興課長(
池田弘昭君) この金額につきましては、指定管理費の上限の枠を設定するものでありまして、次期管理者の決定段階においては、管理候補者からの提案を審査し、額につきましても決定していくものであると思います。
○
主査(
山口康治君) ほかにありませんか。
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) 200万円上げる根拠として、実績を踏まえるということを言われたわけですけれども、道の駅がオープンして以来、最初のころの実績はわかっていたんですけれども、それ以後、最近の産直市、アンテナショップ、レストランの利用状況は売り上げも上がっているのかどうか、その辺はどうなんですか。
○
主査(
山口康治君)
池田産業振興課長。
○
産業振興課長(
池田弘昭君) 毎月、定例的な会議を行っている中で、産直市につきましては、レジ通過者及び売上高も去年実績より上回っているとお聞きしております。
○
主査(
山口康治君)
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) 産直市は上回って、ほかにアンテナショップとレストランはどうなのかということと、今、天満屋さんが指定管理者になっておられると思うわけですけれども、指定管理料を上げるような相乗効果的なものを含めて、何か工夫されたものがあるのかどうか教えていただきたいと思います。
○
主査(
山口康治君)
池田産業振興課長。
○
産業振興課長(
池田弘昭君) アンテナショップにつきましては、一部を産直市のほうに商品を移しまして、産直市でも販売していただいております。レストランにつきましては、昨年度より横ばいか、やや少ないといった状況をお聞きしております。
それと、天満屋さんとの相乗効果についてでございますが、
イベントの共同開催によります集客力アップですとか、陳列商品の差別化によります来客者の利便性向上等が挙げられると思われます。
○
主査(
山口康治君)
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) それが実績を踏まえた200万円をアップする根拠になるんですか。
○
主査(
山口康治君)
池田産業振興課長。
○
産業振興課長(
池田弘昭君) 200万円の増額と天満屋ストアさんが運営されている
府中天満屋は関係なく、道の駅としての指定管理料の200万円増ということでございます。
○
主査(
山口康治君)
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) 平成31年度から公募される前に評価委員会を開かれるんですね、道の駅がどういった形で運営されて、これからどうもっていって、どういう効果を上げるかという。
先ほど加島委員も言われていましたけれども、実績の際立ったものが言われなかった状況で、評価委員会もこれからというところで、200万円上げた状況で債務負担行為をしていると、天満屋さんやほかの業者を含めて、足元を見られるんじゃないかと思うわけですけれども、市はしっかりと手綱を引き締めて、財政的には厳しく見ていったほうがいいと思うわけですけれども、評価委員会の内容も含めて教えてください。
○
主査(
山口康治君)
池田産業振興課長。
○
産業振興課長(
池田弘昭君) 評価委員会ですけれど、担当課は違うんですけれど、
現時点で聞いているところによりますと、組織としましては、委員長には副市長、副委員長には教育長、委員には総務部長、健康福祉部長、
建設産業部長、教育部長という構成になっていると聞いております。あと、外部委員を1名入れるということもお聞きしております。
○
主査(
山口康治君) ほかにありませんか。
加島分科員。
○
分科員(
加島広宣君) この指定管理者を選定される際に、もう四、五年前になろうかと思うんですけれども、
事業計画書も提出されているのではないかなと思うんですが、そうした
事業計画書に照らし合わせてきっちりされているのかどうかというような、見直しですとか、あと、
事業計画書にない何か努力をされているとか、そういったチェックというのは、どなたがどのように行われているのか。
○
主査(
山口康治君)
池田産業振興課長。
○
産業振興課長(
池田弘昭君) 年度末で締めまして、
事業計画書と各
実績報告書の数字とかのチェックは担当課で行っております。今後は、
先ほどの評価委員による評価をしていただく中で、シートを提出して、その中で評価をしていただくという格好になってこようと思われますので、最終的には評価委員会の中で最終判断になろうと思います。
○
主査(
山口康治君) ほかにありませんか。
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君)
先ほどの評価委員会のメンバーですけれども、ほとんど市の部長クラス以上で、外部が1名だけとなると、よその状況含めて、評価が偏るんじゃないかなと思うわけですけれども、市民が日ごろ、かなり道の駅に関しては辛らつな意見を言われていると思うわけですけれども、より道の駅をよくするために、外部委員をもっとふやすべきじゃないかと思うわけですけれども、その辺を考えていただきたいと思います。
それともう一点、債務負担行為で環境センター施設整備
工事が、これも平成31年度から33年度まで23億2,870万円という非常に額の多い
工事が待っているわけですけれども、この新環境センターの
工事内容、それから財源、また具体的なスケジュールについてお伺いいたします。
○
主査(
山口康治君) 伊吹
環境整備課長。
○
環境整備課長(
伊吹公雄君) まず、
工事内容としましては、現在の環境センターは稼動して35年経過しております。建屋や機械設備の
老朽化が著しいため、汚泥再生処理センターとして施設の全面更新を考えております。
次に、財源としましては、国の交付金として環境省の循環型社会形成推進交付金、それと、起債としましては過疎対策事業債と一般廃棄物処理
事業債を活用する予定としております。
スケジュールにつきましては、平成34年度の供用開始に向けて行っていきたいと思っております。まず、
工事期間が2年9カ月必要となりますので、平成31年6月議会での承認をいただきまして契約締結を行いたいと考えております。今回は8月に入札公告を予定しておりますので、債務負担行為の補正をお願いしているところでございます。
なお、発注方式につきましては、設計施工一括発注方式を考えております。この方式は、いわゆる性能発注と呼ばれるものでございまして、プラントメーカーからの技術提案を求めるものとなりまして、これにつきましては環境省も推奨しております。
また、総合評価落札方式もあわせて考えておるところでございます。これにつきましては、価格と価格以外の要素として、
維持管理費を含む総合的なコスト削減でありますとか、汚泥再生処理センターとしての性能・機能の向上、また資源循環、エネルギー回収などの社会的要素への対応等の事項を含めて、総合評価して落札者を決定していきたいと考えております。評価内容などの詳細につきましては、5回の開催を予定しております総合評価審査委員会におきまして順次決めていきたいと考えております。なお、総合評価審査委員会におきまして、発注仕様書でありますとか、入札説明書などの入札にかかわる部分の審議と、評価項目や審査点の配点、技術提案の評価方法などの総合評価にかかわる部分の審査を行うよう考えているところであります。
○
主査(
山口康治君)
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) 総合評価方式で、技術的な性能とか、環境を含めて、これから8月の入札に備えていくということですけれども、この環境センターとクリーンセンターは
一般質問のときにいろいろ言われていましたけれども、そのときに、クリーンセンターに関しては広域化を含めて議論がなされて、それに伴って、最初の
計画からだんだん変更された経過があるわけですけれども、環境センターに関しましては、広域化の議論はされていないのでしょうか。
○
主査(
山口康治君) 伊吹
環境整備課長。
○
環境整備課長(
伊吹公雄君) 環境センターにつきましては、広域化の具体的な検討は行っておりません。
○
主査(
山口康治君)
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) 新しい方式で、下水へ処理した汚泥水を流すということで、福山市にも関係ありますし、それから、その過程で出た残滓等の問題等をどう処理するのかというものもありますので、広域的なものを含めて、より効率的になるように考えていただきたいと思います。
それと、
先ほど言われた総合評価審査委員会に関してメンバーがどうなっているのか教えてください。
○
主査(
山口康治君) 伊吹
環境整備課長。
○
環境整備課長(
伊吹公雄君)
先ほどの広域化の検討に当たりましては、近隣の市町の状況等を把握しております。福山市は、ごく最近同じような形で汚泥再生処理センターを箕沖につくられておりますので、そういった点も考慮して単独という形にしております。
なお、下水への放流につきましても、流域下水道への接続となりますので、県にも、その辺は事前の説明等を含めて
協議を行っているところでございます。
先ほどありました審査委員会の委員の内訳につきましては、外部委員が4人、内部委員が3人となっております。外部委員につきましては、広島県立大学の教授と准教授1名ずつ、それと県の職員が2名、内訳は、環境部門として東部厚生環境事務所の参事、それと、施設の関係としまして設備
工事担当課のお二人となっております。内部委員につきましては、副市長、総務部長、
建設産業部長の3名となります。
○
主査(
山口康治君)
田邉分科員。
○
分科員(
田邉稔君) 外部委員が内部委員より多いということで、客観的に評価を求められているという点については望ましいんじゃないかと思います。
それで、今回
工事費が23億3,000万円近くあるわけですけれども、これの内容について、環境センター、クリーンセンターに関しては、そのために財政調整基金等の積み立てをあらかじめやるんだということが昨年来言われていたわけですけれども、今言われた過疎事業対策債、一般廃棄物処理
事業債、特に過疎債については、ほかのところでもかなり多用されているのでなかなか難しいと思うわけですけれども、交付金を含めて、財源確保の
可能性はどういう状況なんですか。
○
主査(
山口康治君) 伊吹
環境整備課長。
○
環境整備課長(
伊吹公雄君) 財源の確保という点でございますが、まず国の交付金としまして、
先ほど説明させていただきました環境省の循環型社会形成推進交付金、これは交付率が3分の1でございますが、環境センターの更新
事業を地域
計画にのせて、国へ
計画を提出して、承認をいただいておるところでございます。当然、交付金は年度年度の予算がございます。全国的な予算配分となりますので、全国から要望が上がって、その枠内でおさまれば、当然3分の1がもらえるものと考えておりますが、もし仮に、要望額が上回るような場合等も考えられますので、国の交付金につきましては、広島県を通じて、最大限、満額の交付金をいただけるように、県を通じて要望を上げていきたいと考えております。
また、過疎対策
事業債につきましても、
分科員の御指摘がございましたように、枠がございますが、これにつきましても当然こういった大規模な
事業になりますので、優先的に充てていただくよう財政との
協議を重ねていきたいと考えております。なお、過疎対策
事業債につきましては、平成32年度までの時限立法となっておりますので、
現時点では平成32年度までが過疎対策事業債、平成33年度につきましては一般廃棄物処理
事業債を充てるということを考えております。
○
主査(
山口康治君) ほかにありませんか。
〔ほかに質疑する者なし〕
○
主査(
山口康治君) なければ、以上で議案第58号の本
分科会の
審査区分における審査を終了いたしました。
分科会報告の作成については御一任願います。
以上で
予算特別委員会建設分科会を散会いたします。
午前11時13分 散会...