府中市議会 > 2018-06-19 >
平成30年厚生常任委員会( 6月19日)
平成30年第3回予算特別委員会( 6月19日厚生分科会)

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  1. 府中市議会 2018-06-19
    平成30年第3回予算特別委員会( 6月19日厚生分科会)


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    最終取得日: 2023-06-02
    平成30年第3回予算特別委員会( 6月19日厚生分科会)               平成30年第3回府中市議会定例会             予算特別委員会厚生分科会会議録  平成30年6月19日午前10時40分、予算特別委員会厚生分科会を第一委員会室において開会した。 1 出席委員   主査   棗田澄子         副主査  広瀬和彦   分科員  加藤吉秀         分科員  本谷宏行   分科員  水田 豊         分科員  大本千香子   分科員  楢﨑征途 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   健康福祉部長   九十九浩司   女性こども課長  山田資子 1 事務局及び書記   事務局長     赤利充彦    主任       小林正樹 1 本日の会議に付した事件   議案第58号 平成30年度府中一般会計補正予算(第2号)について            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時40分 開会 ○主査棗田澄子君) ただいまから、予算特別委員会厚生分科会を開会いたします。
     これより議事に入ります。  予算特別委員会に付託されました議案第58号「平成30年度府中一般会計補正予算(第2号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 平成30年度府中一般会計補正予算(第2号)における厚生委員会に付託されました内容につきましては、3款民生費、2項児童福祉費、7目少子化対策費まちなか再生支援事業に係るものでございます。  その内容につきまして、担当課長のほうから説明をいたします。お手元に配付しております資料、または同様の資料をタブレットのほうに配信いたしますので、どちらかのほうをごらんください。 ○主査棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) この事業につきまして、本日お配りいたしております紙ベースの資料かタブレットで御説明を私のほうから、補足ということで説明させていただきます。  まず、仮称ではございますが、ポムまちづくりプロジェクトということで、今回のまちなか再生支援事業について考えておりますので、こちらについて御説明させていただきます。  まず最初の背景というところでございますが、家具産地として有名な本市でございますが、平成28年3月にウッドスタート宣言を行うなど、木育を推進しておりまして、平成30年4月、この4月でございます、リニューアルオープンいたしました子育て支援施設府中こどもの国ポムポムにおいても、木製の大型遊具の設置、クラフトワークショップなどの開催によりまして、4月、5月、毎月1万人程度の利用者を集め、市内外から子育ての世代でにぎわっているところでございます。  本市の木育といたしましては、子供たちが、ただ単に木に触れることで豊かな感性を育むということだけではなく、木工産業の振興及び蓄積された木工技術の伝承ということも木育の目的といたしているところでございますが、ポムポムを中心とした具体的な取り組みというのが今後の課題ということで認識をしていたところでございます。  一方、ポムポムが所在する町なか中心市街地でございます。こちらにおいては、一部にカフェなどの起業が見られるものの、まだまだ空き店舗も多く、町なか自体の魅力を高めていく必要があると考えているところでございます。また、木工を主としたクラフトワークショップ等イベントが散発的に行われているものの、そちらがにぎわい創出のために関連して行われているとは言えない状況にあり、情報発信力の弱さというものも現状課題として捉えているところでございます。  ポムポム利用者層である子育て世代は、少子化対策、行政における重要なターゲットであると認識しておりますので、その方たちを町なかへ回遊させるために、魅力的な町なかとしていくことにより、将来的な移住意欲も高めていきたいと考えているところです。  今年度におきましては、ポムポムにおける木育の推進、ポムポム利用者支援の貢献、少子化対策等について、私どもで検討していたところでございますが、このたび、一般財団法人地域総合整備財団通称ふるさと財団と呼ばれているところでございます。こちらが募集いたしました平成30年度まちなか再生支援事業対象事業として応募いたしましたところ、採用となりましたので、助成金及びまちづくり専門家支援を受けて、施策をより強力に推し進めようというものが事業の背景でございます。  簡単に、まちなか再生支援事業でございますが、このまちなか再生事業ふるさと財団が行っているものでございますが、市町村がまちなか再生に取り組もうとしている民間能力を活用して、業務委託の一部の費用を財団が出しまして、プラス専門家の派遣もいただいて、専門的な見地からのアドバイスも提供いただけるという事業でございます。このたび、ポムポム木育子育て世代へのアプローチを軸とした施策展開により、まちなか再生に資するという趣旨から女性こども課が行う事業といたしまして、木育の推進及び都市再生整備計画におけるまちづくりの担い手として位置づけられているNPO法人府中アンテナプロデュース業務委託することとしたものでございます。なお、実際、アドバイザー専門家の方に府中に来ていただき、視察をしていただいた上での御助言、現地の会議がございます。こちらの専門家といたしましては、全国的にも有名でございます小林重敬委員長小泉雅生委員長代理ほか6名のそうそうたるメンバーが府中市に来ていただく予定となっているところでございます。  2ページ目に行っていただきまして、具体的といいますか、将来目標、これは大きな意味での将来目標でございます。本事業ポムまちづくりプロジェクト子育て世代に対するアプローチによって、町なかにぎわいの再生を図ることを将来目標とし、最終的には子育て世代の将来の定住、移住、新規開店移住の有力な選択肢として本市が検討され、もって本市の将来的な人口増につながることを目指します。  目的のところでございます。本年度におきましては、先ほどの将来目標を達成するため、まず一つ目町なかにおける既存資源の掘り起こし、新店開店等による新たな魅力創出による集客力の向上、二つ目といたしまして、情報発信方法見直しと、イベント開催などによる情報発信力の強化、三つ目といたしまして、人の流れの前提となるポムポム集客力の強化による母集団の拡大、そして、多くの子育て世代を円滑に町なかに誘導することを本年度の目的といたしております。  事業委託の内容でございますが、府中市は、本事業NPO法人府中アンテナ委託いたしまして、対象地域におけるにぎわいの創出を図ってまいります。  まず、町なか集客力の向上でございます。町なかを訪れやすい空間にするための創造的な取り組みや既存の魅力を強化させることによる具体的な施策の実施をいたします。例として挙げております。一つ目が、市に対して、この結果に基づいた提言をNPO法人のほうから行うこと。また、その提言については、利用者からのアンケート結果、もしくは開業者からの意見など、目的を明確とした具体的な根拠を伴うものであるとともに、平成31年度以降、来年度以降も実施可能な具体性を持つ内容の提案をしていただくという内容でございます。  二つ目といたしまして、情報発信方法見直しイベント開催等による情報発信力の強化でございます。各関係機関が開催するイベント、散発的に行われておると先ほども申し上げましたが、そちらとの連携の実施、広報の見直しなどによる町なかにおける関係機関の連携による包括的な情報発信を行うこと。市に対し、その結果に基づいた提言を行うこと。提言につきましては、先ほどと同じでございます。具体性を伴うもの、そして来年度以降も継続可能なもの。本事業を実施するに当たりましては、関係機関府中市、ポムポム指定管理者府中商工会議所府中青年会議所商店経営者団体市内まちづくり系NPO団体等が連携した会議体会議を開催する場を設置し、当会議の運営を府中アンテナが自主的に行うこと。そして、設置に当たっては、町なかの魅力の整理、市内イベント連携強化、また、民間団体主催イベント共催支援といった町なか集客力向上発信力強化を目的とし、来年度以降も円滑にこれが開催され、かつその会議の内容が関係機関合同施策に反映される実効性のあるものとするための仕掛けづくりや調整を行うことと考えております。  三つ目といたしましては、ポムポムにおける集客力の向上でございます。新しい施設でございますので、毎月1万人訪れていただいております。その方を再度呼び込めるような、リピーターを確保するとともに、新規の利用者を持続的に増加させるための方策を思考し、その結果に基づき、市及び同施設指定管理者に対して、次年度以降に向けた助言を行うこと。委託業務の内容は、この三つでございます。  3ページ目に移ります。  対象地域といたしまして、今年度の本事業に係る対象地域ポムポムから徒歩圏内にある、この地図に示しております地域を今のところ想定いたしております。  中段でございます。事業達成度を図る目標評価軸でございます。  先ほど、三つの業務委託の内容を申し上げましたが、そちらにつきまして、まず一つ目町なか集客力向上といたしまして、町なかにおいてワークショップを中心としたイベント、集客数2,000人程度の開催。イベント参加者へのアンケート調査において、回答者のうち30%以上が府中市の魅力を理解しているということを指標にしたいと思っております。  二つ目といたしまして、情報発信の強化でございますが、市及び民間4団体以上が参加して行う会議体組織化を考えております。  三つ目といたしまして、ポムポムにおける集客力の向上、今後の集客、施設強化となる持続可能なファンづくり仕組みの提言、そして、ポムポムにおいて、ワークショップを中心としたイベント、こちら集客数2,000人程度を一つ目団体と協力して行うイベントと連携した開催を行うことを本年度目標指数といたしているところでございます。  そして、将来的には、この達成度を図る評価軸といたしまして、一つ目近隣市町在住者町なかへの流入、二つ目近隣市町在住者町なかへの関心の向上、そして三つ目定住人口社会動態の増加ということを将来目標といたしているところでございます。  今年度の事業費といたしまして555万円、そのうちの3分の2はふるさと財団からの助成、370万助成ということになっております。  4ページ目は、今年度のポムまちづくりプロジェクトにおけるプロデュース業務スケジュールを記載いたしております。先ほどの1、2、3と委託業務の内容がございました。そちらについてのスケジュールを示したものでございます。 ○主査棗田澄子君) これより、本分科会審査区分となっている部分に対する質疑を行います。  なお、歳入のうち本分科会審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いいたします。  歳出の3款民生費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  大本分科員。 ○分科員大本千香子君) この事業に対する詳しい説明をいただいたところなんですけれども、この資料の中で、財団が7月に現地報告会をされて、来年の2月に最終報告会と企画されているんですけれども、この予算的なものについては、今年度は、いわゆる調査であったりとか、計画立案みたいな、そういった形で一応終わると考えて、それをもとに、次年度以降に何かイベントであったりとか、いろんなものを実施するような形になると考えていいでしょうか。 ○主査棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 今年度の555万円の委託につきましては、先ほどおっしゃいました委託、今年度のものでございまして、このスケジュールでいきますと、6月、今回補正に計上させていただいておりますので、補正予算が通りましたら、そこから2月までの業務委託ということになります。そして、先ほど業務の中で御説明させていただきましたが、そちらのいろいろな業務を行う中で、次年度以降にもつなげていけるような仕組み仕掛けづくりを行うことも含めた予算でございます。 ○主査棗田澄子君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) これは、だから、ここで少子化対策でやっているわけなので、一つ、起点として新たになったポムポムをしっかり活用というか、展開して、それを町なかまで広げていきたいということなんですけれども、今のポムポムの運営は新しい指定管理の業者の方が入っていただいて、年齢層も今までと違って非常に若い方が入られていると思うんです。新しくポムポムになるときに、自主事業のようなもの、それから、今までにない子育て支援自主事業等をしっかり打ち出して、新たなポムポムの魅力の発信のような形を考えるというお話もあったかと思うんですけれども、今のところまだ、始まって時間がたっていないのもあるんですけれども、なかなかその姿が見えてこないんですが、市として、もっとポムポム発信、新たな取り組みができるような、支援のようなものが必要なのではないかと思うんですけれど、それについてはどのようにお考えですか。 ○主査棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 今、ポムポムもオープンいたしまして、3カ月弱でございます。もうすぐ3カ月がたつところでございますが、今まで、長年にわたりましてポムを運営しておりましたことを継承するといった内容も指定管理業務に、提案のときに入れて、業者選定の際に入れていたところでございます。それとプラスアルファ自主事業、今までにない新たな魅力づくり、どちらの面も強化していくように、継続と強化ということで指定管理者のほうにはお願いしているところでございます。  そんな中で、私どもも何か新しいことをやっていくということも十分考えておりまして、その一つのきっかけと申しますか、仕掛けづくり仕組みづくりを考えていった際に、今回のまちなか再生支援事業という機会も得られることになる――採択されておりますので、こういったことも含めながら、新しいことを発信していくことの一助となるような事業として捉えているところでございます。 ○主査棗田澄子君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 今までの指定管理の方は、非常に地域に根差した方なので、地域とのタイアップもやりやすかったと思うんですけれども、新たな指定管理業者の方は、この府中市の地域余り縁がなかった方だと思うんです。なおかつ若い方が運営されているということで、ぜひともそういう意味では、いろんなつながりについて、市のほうがしっかりとしたサポートをしていかないと遊離してしまう可能性もあるので、そこはしっかり見て、サポートしていただきたいなという思いがございます。  もう一つ、この回遊性の輪っかの中に定住性も含めてという先の話もされておりましたけれども、桜が丘団地が入っていないんですね。もっとまちづくり等とも連携をとっていただいて、定住を目指すのであれば、そうしたポムポムの行事、あるいは回遊性の中に桜が丘での住宅フェアイベント等もしっかり組み込ませて、実際に市外から人が住んでいただけるようなアクションを起こしていただきたいというのが要望としてございます。 ○主査棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) ありがとうございます。  今、先ほど示しました区域と申しますのは、徒歩圏内であるというところでございますので、今後、こういった今回の検証につきまして、事業提案につきましては、この徒歩圏内を想定いたしておりますが、今後は、当然、市外から来ていただいている方は車等で来られておりますので、車でも行けるところということで、このエリアだけではなく、いろいろな施設を御紹介なり、連携していくようなことは考えているところでございます。  先ほどの桜が丘のイベントでございますが、今までポム、古い時代のと言いますか、ポムは桜が丘のイベントにもワークショップ等で出店させていただいていたところでございますので、そういったことも含めて、今後も継続的に取り組みをしていきたいと思っているところでございます。  また、市外の職員もポムポムには今多うございます。新たにできた施設で魅力を感じてわざわざ応募してくれている方、住むところを変えても来てくれている方もおります。若い世代が多うございます。そういった若い目で見たときの府中に魅力といったものも発信できるようなことを私どもが引き出していきたいと考えているところでございます。 ○主査棗田澄子君) ほかにありませんか。  水田分科員。 ○分科員水田豊君) この再生支援事業に応募したら、当たったからやるという面もあるんだと思うんですけれど、少子化対策に位置づけられていて、諸収入の370万円が財源のところにありますが、これはその財団からの補助費ということでいいのかということと、府中の――だから新しいことをやりたいということで先ほどおっしゃいましたが、このNPO法人府中アンテナプロデューサー業務をするということになると、市はどういうふうにかかわるのかということになります。ちょっと府中アンテナというNPO法人がどのようなものかというのは私はよくわからないので、ざっとしたことを説明していただければと思います。  それから、情報発信方法見直しイベント開催等による情報発信力の強化のところに、市及び民間4団体以上が参加して行う会議体組織化とあります。民間4団体というのが、その前のページには、府中商工会議所府中青年会議所商店経営者団体市内まちづくり系NPO団体と例示がしてあるんですけれど、こういったところの団体のことなんでしょうか。府中商工会議所なり、府中青年会議等は、ふだんからつき合いもあるんだろうと思うので、このテーマに沿ったことがきちんとできるような、もしこの団体が参加するということであればですよ、そういう人たちが入らなければ、新しいことにはならないんじゃないかという心配もするわけで、その辺のことはどういうふうに市としては考えられているんでしょうか。 ○主査棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) まず一つ目の財源でございます。こちらは、おっしゃるとおり、財団からの助成金が370万円、全体事業費のうちの3分の2ということでございます。  二つ目NPO法人府中アンテナでございます。こちらは、府中市のポムポム指定管理者を選定するときにも、府中アンテナとは木育で連携しておりましたので、こちらとの連携を深めていきたい、木育の推進も今回一つの目的と入れておりますので、こちらでいきたいということで、府中アンテナでございます。  そして、民間団体との情報発信をするための会議体をつくって、そして、そこで発信していくということでございますが、今調整中ではございますが、府中商工会議所まちなか繁盛隊青年会議所、JCさんでございます。そして、ポムポム指定管理者シダックス大新東ヒューマンサービス、そして、木育がございますので市内の木工業者等を想定しているところでございます。これも調整中でございます。 ○主査棗田澄子君) ほかにありませんか。  大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 重ねてちょっとお願いなんですけれども、この回遊の図、これ、徒歩圏内とおっしゃったんですが、子供を連れて歩ける距離でもないと思います。それよりかは、例えば、道の駅であったりとか、それから図書館であったりとか、そうしたもっと具体的に、天満屋さんを含めてですけれども、これ、ちょっといただけないんじゃないかなという感じがするので、この対象地域は検討いただきたいと思います。 ○主査棗田澄子君) ほかにありませんか。  本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) 民間団体と協働でというのは、非常に必要なのかなと、大切なことなのかなと、歓迎するものではありますし、また非常に高名なというか、すばらしい方々からもアドバイスをいただける。こちらのほうにも書いていただいていますけれど、非常に有益と思うというコメントのとおりだとは思うんですが、大切なのは、今年度で、結局、特にまちおこしというか、こういう事業に関しては、単年度で成果が出るものとは到底思えないわけでありまして、であれば、そういったすばらしいアドバイス等をいただいて、次年度からどういうふうに実行していく。その実行力と、それをまた今度継続していくことが非常に大事かとは思うんですけれど、今回、予算555万円、そのうち、先ほど説明がありましたけれど、370万円は財団からの助成ということにはなりますが、最初の質問にもありましたけれども、今年度の予算ということで、じゃあ、次年度以降、説明の中にもありましたけれど、いわゆる事業達成度を図る目標ですね、それの評価軸にも示されておりますが、こういった検証を行うのは当然府中市が行っていくということにはなると思うんですけれど、そうであるのかどうかをお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○主査棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 検証につきましては府中市が行います。そして、プラスアルファといたしまして、まちなか再生支援事業ということで、2月にふるさと財団への報告会がございます。そちらでも報告させていただきますので、財団による検証も今年度につきましては行われるというところでございます。 ○主査棗田澄子君) 本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) 今年度はそういう形でいいと思うんですよ。財団からの助成をいただいてということで、財団のほうに報告するのは当然のことかと思いますが、先ほども言いましたように、今年度以降、次年度以降、先ほども言いましたけれど、繰り返しになりますが、結局それを実行していく、継続していくことが問われるとは思いますので、もちろん、今回委託を受けられる府中アンテナさんが継続してそういう事業をされていくんでしょうけれど、先ほども言いましたように、次年度以降の検証はどういう形でされていくのか、教えてください。 ○主査棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 次年度以降の具体的な検証の数値目標は、今は単年度しか出しておりませんので、次年度の目標設定は今はしていないところでございますが、当然、今年度が終わりまして、検証いたしました時点で、来年度以降の、もしかすると少し長いスパンになるかもしれません。3年後とか5年後になるかもしれませんが、将来目標といたしまして、数値的なものも、評価軸に沿いまして出していきたいと考えているところでございます。  なお、先ほど分科員からもございましたが、やはり委託を出しているだけではなく、こちら側がどんなことをやっていきたいかということはとても重要だというのは認識いたしております。全国レベルアドバイザーの先生にいただいた助言が全て府中市にマッチしているかということも、やはり府中市側の姿勢が問われるのではないかと思っております。そういった姿勢もございますが、ただ、外部からの私たちが今まで全く気づかなかった視点というようなものも多分いただけるんじゃないかなと期待もしているところでございますので、そちらの有益性と実態に即したものということを見ながら、こちら側のはっきりした視点を出していきたいというのを考えているところでございます。 ○主査棗田澄子君) 本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) 繰り返しになりますけれど、次年度以降の実行が重要かとは思いますし、今年度の事業達成度を図る目標評価軸の中で、町なか集客力向上ですよね。これである程度、イベント集客数2,000人程度の開催と、イベント参加者へのアンケート調査において、回答者のうち30%以上が府中市の魅力を理解と入っております。ちょっと厳しいことを言わせていただいて申しわけないんですが、先ほど言いましたように、こういった民間団体の協力をいただく、また、外部からの有識者によるアドバイスをいただくと、非常に有益なことだとは思っておりますが、端的に言うと、アンケート調査によって、30%以上が府中市の魅了を理解する、これは簡単にクリアできるような、評価軸になっているとは思うんですけれど、こういったあたりはもう少し、もう少しというか、本当にこれが評価軸になるのかなというふうな、これは申しわけありませんけれど個人的な感想でもあります。  2番目の、仕組みづくり、民間4団体以上が参加して行う会議体組織化委託するという形になっていると思うんですけれど、先ほどもありましたけれど、やはり今の指定管理をされているポムも新しくなられたばかり、この委託先になられる府中アンテナさんをその4団体とつなぐ、調整をするというのが府中市の役目という形でよろしいんでしょうか。  以上、2点、教えていただきたい。 ○主査棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 先ほどアンケートの魅力を理解するのが30%という目標値が低いのではないかという御指摘だと思います。こちらが、今まで、このようなアンケートをどういったとり方をするかもあると思うんですが、そういったものを実施を――うまく数値を持ち合わせていなかったので、設定はちょっと最初は低目にしているところでございますが、その結果をもとに、次年度以降は当然何かイベントをするたびには、同じようなアンケートをとりながら、経年での変化を見ていきたいと思っておりますし、そちらでの設定をし直すということは当然考えているところでございますので、御理解をお願いいたします。  そして、二つ目の4団体以上との連携を市がコーディネーターのような形でというような御質問ではなかったかと思いますが、市も当然そちらの会議体には入りまして、市と4団体以上ということで、そこにはポムポム指定管理者も含まれているような構成内容となりますので、市も当然加わっていくということでございます。今回の事業の調整役というのが、府中アンテナが調整役という形になるのかというような構図になると思います。 ○主査棗田澄子君) 本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) もちろんそういう主体、委託されるわけでございますけれど、その府中アンテナさんが調整役を担われる。これはなかなか、やってみなければあれなんですけれど、非常に難しいというたらおかしいですけれど、やはり府中市の支援がないとなかなか、委託はしたんだけれど、そういうところを調整していくという細かいところまで――やはり非常に重要なのは、そういった団体の皆さんのきちんとした御理解をいただいて、協力を得られないと、まちづくりに関することはなかなか実行できていかないんじゃないかなと思うので、調整というのは非常に重要だとは思いますので、その辺は、今、府中アンテナさんがみたいな発言もありましたけれど、そこは府中市が参加されるだけじゃなくて、そういう他団体との調整については、やはり市のほうがしっかりと支援をいただいて、そういう協議体をつくり上げていただきたいなと思います。これ、要望ではありますけれど。  先ほどのもう一点、評価軸のところで、3番目のポムポムにおける集客力の向上というところですが、先ほど大本分科員からもありましたけれど、新しくそういう指定管理者になられたばかりで、自主事業も、たしかそういう魅力的なものもやっていくというものの中で指定管理者になられたということもありますが、そういった段階で、いわゆるほかの、今回アンテナさんということになりますけれど、そういったところの調整は非常に難しいのかなと個人的には感じておりますけれど、その辺の調整も重要になってくるのかなと思います。  あと、その評価軸として、持続可能なファンづくり仕組みの提言ですね。また二つ目の、これもイベント集客数2,000人程度、イベントと連携して開催するとなっていますけれど、もともと市外の方も含めて、今までのポムの場合には約12万人の来館数があった。非常にすばらしい、人気のある施設だったと思いますが、その上で、新しくされた中で、府中の場合、現状では、新しくされた段階でこういった取り組みをせずに、今の段階で新しくなったポムポムの来館者数は大体どれぐらいと予想されているんでしょうか。 ○主査棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 先ほどの私の答弁の中で、ちょっと誤解があったらいけないので、もう一度。市が主体的となるか、アンテナがというような、コーディネート役はアンテナに今回業務委託をするという趣旨でございまして、市が当然主体的になって調整をやっていくという姿勢には変わりないところでございますので、ちょっと説明に不足があったかと思いますので、おわび申し上げます。  そして、新たな指定管理者になりまして、自主事業でありますとか、地域団体との連携というのがまだまだ見えない部分があろうかと思います。そちらにつきまして、自主事業といたしましては、今回、8月に新たに夏祭り、そして、秋には秋祭りということで、5月にはポムポム祭りをしたんですが、そういった周知するためのイベントも広げていく予定にいたしているところでございます。ただ、そういう単発のイベントではなく、持続可能なファンづくりということでございますので、そういった新たなサークル活動でございますとか、ボランティアの方に来ていただくような制度、サポーターになっていただくような仕組みづくりを、早くから準備ができればよかったんですが、なかなか思うようには進んでいないところもございますが、そういう仕組みづくりも含めて今後やっていきたいということでございますので、来館者の予測を何人かということではございますが、具体的にはまだ数字のところは今出していないところでございまして、今後の動向を見ながらやっていきたいと思っております。 ○主査棗田澄子君) 本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) 先ほど、主体となって市が取り組んでいく、調整をしていくということは安心しましたが、ポムポムにおけるそういったものに関しては、指定管理者自主事業も含めて、当然そういったことは自分のところいうたらあれですけれど、指定管理者でありますので、そういった努力は当然されていくんでしょうから、それ以外に、先ほどもありましたように、それまでの古い建物のときに12万人であれば、新しくなって、すばらしい、いろんな魅力的なメニューもふえておりますので、それに上積み何万人になるのか。改めて、今回こういう取り組みをされることによって、その評価軸は上げておられますが、そういった中に、それ以降の次年度の事業によって当然ふえてくるということもあるんでしょうけれど、そういうものがある程度、成果目標といいますか、今年度ある程度上げていただかないと、なかなか難しいんじゃないでしょうかね。今この段階でいうと、もっともっと、先ほど言いましたように、ポムポムの来館者の人数が何万人ふえるとか、何%ふえるとかという目標を今年度出していただくとか、そのために次年度からはこういう事業をしていただくとかというものになってくるんじゃないかなと思うところでありますけれど、いかがでしょうか。 ○主査棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) おっしゃることはよく理解できます。来館目標数、年間何万人でありますとか、そういったのを立てておく施設であったのかというのは思うところではございますが、ポム自体が、来館と申しますのが、建物に入った人は、今、シダックス大新東ヒューマンサービスのほうは毎日カウンターで人数をとっておりますので、正確な人数を出しております。あと、ポムといいますのが、水辺のところでありますとか、その周辺も含めておりますので、そちらへの来館者というのは実際のところはカウントができていないのが実態でございます。以前の来館数、年間12万人と公表いたしております。この来館数につきましては、全てを手でカウントしていたというわけではございませんで、ただ、公表の人数としてはそういったところでございますので、こちらを何人に目標設定するかということをしていなかったというのをおっしゃるのは、本当にこちらでできていなかったということでございます。また、まだ公園整備のほうができておりませんので、今、建物の隣は、全く更地になっております。そちらへの来館というのは、今ちょっとカウントはできない状況でございますので、来館者につきましては、今後、ことしの動向を見ながら、また設定させていただきたいということで今後検討していきたいと思っております。 ○主査棗田澄子君) 本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) 最初に申し上げましたように、こういった取り組みに対して、批判的なことを申すつもりも全くないんで、そういった民間とか、一緒にいろんな府中まちづくりに、また子育て支援というか、少子化対策に取り組んでいただけるということは非常にありがたいんで、あえて厳しいことを言わせていただいていると思うんですが、繰り返しになりますが、隣の公園であるとか、いろんなそういうふうなポムポムに関しては、指定管理者であるシダックスさんが、当然そういったことは自分たちの責任を持って取り組まれることだと思っております。それプラスに、こういった取り組みが入ってくるのかと私は理解をしておりますので、要するに、この取り組みがどの程度そういったものに対して上積みできるのかということが非常に気になるところではあります。  もう一点、最後のページですね。プロジェクトにおけるプロデューサー業務スケジュールという中で、あくまでも予定ということになるとは思うんですけれど、実務手法等、こちらにもいろいろ書いてありますが、どれも形としてというか、目に見えて確認できるものがないかなと思うわけで、じゃあ、本年度事業評価は、先ほど言われた財団のほうにもされるんでしょうが、府中市としては、こういう形の見えないものを評価するというのはどういう形でされるのか、最後に教えていただきたいと思います。 ○主査棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) まだ事業が始まっていない状況で、どういう形でというのがなかなかちょっとお答えしにくい部分もございますが、本年度目標に掲げております数値については当然検証はしてまいります。そして、プロジェクトの会議を行いますので、そちらの中で、より具体的な検証方法等も意見をいただきながら、構成員のほうからも意見をいただきながらできるような形で、本年度は最終的には会議体の中での検証をしていきたいと思っております。 ○主査棗田澄子君) 本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) 会議体の中でもそういった評価をされるということでよろしいですね。その辺はしっかりと取り組んでいただきたいと思います。 ○主査棗田澄子君) ほかにありませんか。  広瀬副主査。 ○副主査広瀬和彦君) 質問内容を考えてきていて、ほとんど同じようなことを言われたんですけれど、ちょっと私のほうから、このプロジェクトの資料をつくられているんですけれど、この資料のつくり方にも、どう言うんですかね、ごめんなさいね、言い方が悪いんですけれど、やっつけでつくられたような感じに見受けられるんですね。というのが、やっぱしプロジェクトを行う上では、最終的に誰が責任を持つのかといったところと、あと、プロジェクトリーダー、それにかかわる組織、組織は言葉では書いてあるんですけれど、そういったフローがあってもいいと思うんです。そうしないと、じゃあ、誰が本当に責任をとるんですか、この部分は誰が責任をとるんですかって、全然これ見えてこないですね。だから、事業として、何か合間でやる事業なんかなというふうにしかちょっと受け取れない。  それを踏まえて、先ほどから出ています市の体制として、どういったところの部署で、どういった方が出られるのか、一度お教え願えればと思います。
    主査棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 府中市の関係の部署への御質問ということで、お答えをさせていただきたいと思います。  関係課といたしましては、今考えておりますのが、まちづくり課、産業振興課、そして企画財政課でございます。まちづくり課につきましては、まちづくり、空き家対策、そして空き店舗の解消や企業との連携ということで産業振興課、地方創生にかかる再生ということの担当課でございますので企画財政課、こちらとの連携はとろうと思っているところでございます。そして、当然、女性こども課少子化対策ということで入っております。そして、そちらだけではなく、今後、そういった会議の中での連携をもっととったほうがいいというところがありましたら、当然、入っていただいて、意見を交わしながらということで考えているところでございます。 ○主査棗田澄子君) 広瀬副主査。 ○副主査広瀬和彦君) 先ほど、3カ所、3部門ですかね、言われたんですが、最終的にどこが主体で、どこが責任をとるような形になるんです。 ○主査棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 責任という意味かどうかはちょっとなんですが、主体といたしましては、今回の事業につきましては女性こども課で、少子化対策ポムポムを起点とした町なかへの人の流れということでございますので、女性こども課が主管課ということになってきます。 ○主査棗田澄子君) 広瀬副主査。 ○副主査広瀬和彦君) こういった事業をやる上で、やはりお金を使うわけですから、約500万円ですね。500万円超のお金の中で、補助金が出るにしても190万円の一般財源が出ていくわけですから、だから、民間の会社ですと、これがうまいこといかなかったら、本当に減俸もんという、ちょっときつい言い方かもしれないですけれど、ただ、それだけ、やはり事業としては、定住とか、移住とかも促進する。要は少子化対策の本当に大きい柱じゃないかなとは思うんですけれど、ただ、そういった意味では、やはり責任というところはしっかり持ってやっていただきたいと思います。これは、あくまでも最終的には成果だと思うんで、これはもう民間でも一緒だと思うんですけれど、そういったところを十分に頭の中に入れてやっていただきたいと思います。  それと、2点目なんですが、先ほど大本分科員のほうからお話がありました対象区域ですね。これは、この段階で限定するというのは私もおかしいと思うんですね。というのが、府中市には観光資源がものすごくありますよね。西、東、北、当然、府中市は上下町も入っているわけですから、そういった意味では、子供の教育という部分で非常に役に立つところって非常に多いと思うんですね。例えば、バスツアーをつくるとか、こういったところも考えてみたらいいんじゃないかなと思います。ただ、歩くだけ、要は回遊、歩くほうの回遊で言われるんであれば、あんまし、そんなに大きい効果は見込めないんじゃないかなと思うんです。魅力という形で先ほど言われたんで、本当に魅力を知ってもらおうと思うと、府中市全体をやはり見ていただかないといけないと思うんで、ここのところはもう一度クリアにした段階で、再度考えていただけるということはできるんですかね。 ○主査棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 貴重な御意見ありがとうございます。  今回、この示しているエリアでございますが、先ほども申し上げましたが、今年度の事業アドバイスを限定的にいただくという範囲を想定しているという範囲でございまして、ここだけしか考えないというわけではございません。確かに、子供連れで歩くにはちょっと遠い距離ではございますが、そこも空き店舗があり、そこの活性ということを、町なかの再生という部分では有効ではないかというエリア設定でございますので、ここしか考えないという意味ではございません。当然、先ほど言われましたバスツアーでありますとか、先ほども少し申し上げましたが車での移動、そういったことも含めて、今後は将来的には発展させていくのは、もう当然、念頭に置いておりますので、市内全体をというのも当然でございます。ただ、その中で、ポムポムに来ていただいている方を第一義的にどちらへというお話であるときに、食事をするであるとか、少しお散歩をしていただくであるとかということで、徒歩圏内というような最初の第1段階の設定ということで、町なかへの回遊の起点になるような事業を考えたいという設定でございますので、ここしか考えないというわけではございませんので、御理解をお願いいたします。 ○主査棗田澄子君) 広瀬副主査。 ○副主査広瀬和彦君) 今言われた、ここだけでは考えていないということなんで、安心しましたが、資料をつくる上で、どうしても書いてしまうと、ああ、ここだけかという話になってしまうので、こういったところもやはり資料提供していただくときにもう少し配慮をいただければと思うので。  それと、最後に、どうしても市の体制を考えてしまうんですけれど、前も一般質問でもお話しさせてもらったんですが、投げたら投げっ放しというところが非常に私個人の印象としてはあるので、例えば、提言とか、結果報告だけをもらうんじゃなくて、市が前に出て、やっぱし統制をとっていくというところをしっかりやっていってもらわないと、市民が、市は何をやっとるんやという感覚に多分なってくると思うので、そういったところは本当に市として取り組む体制をしっかり持っていただきたいのと、今回、特に関東から2大学の教授が来られるんですよね。6人ですかね、有識者の方が来られる。府中市にそういった大学の教授とか来られて、司会をやられてという場面をたびたび傍聴で見に行ったりとかするんですけれど、どうしても終わった後に、何かストレスをためて帰られているような雰囲気があるんで、やはり府中の体制を本当に恥ずかしくない体制で真剣にやっていただきたいと思いますので、ぜひ、これはよろしくお願いいたします。 ○主査棗田澄子君) ほかにありませんか。  大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 今の広瀬副主査の御指摘もあったと思うんですけれども、今までの経緯の中で、これって課で担当するような内容なのかなという、確かに、取っかかりはポムということで、少子化対策なんですけれども、これはちょっと部長に伺いたいんですけれども、これだけ、例えば、少子化対策であったり、定住であったりとか、回遊人口の増加であったりとかというものに取り組む事業ですよね。新たに始められるということで、これは、例えば、全庁的にみんなで応援しようよみたいな感じになっているのかどうか。女性こども課だけが頑張ってやりなさいねというような感じだと、どうも何か、もちろん基本的には、これは多分、建設の関係じゃないかなと思うんですね。それを、女性こども課は全然素人ですよね、職務外みたいなことも含めて、女性こども課がやるということに対して、何かちょっと違和感を感じてしまうんです。部長としては、これについて、全庁的な呼びかけだとか、応援体制だとか、そういったものは考えられていらっしゃる。 ○主査棗田澄子君) 九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 先ほど来からの御指摘のとおりだと思いますが、まず、今回、ここまでの説明のとおり、起点となるのがポムポムであるということからのスタートですので、この補助事業をいただくのに、そういったベースになるので、まず予算措置と、今回の平成30年度の事業についてはソフト事業ということで女性こども課のほうが中心にやっていこうと。当然、ふるさと財団のほうへの申請書を作成する際には、建設産業部のまちづくり課のほうとも一緒に協議をさせていただきながら進めておりますので、主となるのが、今回は、女性こども課のほうでやっておりますけれども、例えば、先ほどの指摘のとおり、平成31年度から実際にスタートしたときに、その内容にもよりますけれども、ハード的なことが多い場合、それと、空き家対策であるとか、そういったところになりますと、当然、建設産業部の担当課のほうが主にやっていく。そういったところでの横断的な連携ということは想定して進めていきたいと考えているところでございます。 ○主査棗田澄子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査棗田澄子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査棗田澄子君) 以上で、予算特別委員会に付託された案件の本分科会における審査は終了いたしました。  分科会報告の作成については、御一任を願います。  以上で、予算特別委員会厚生分科会を散会いたします。                午前11時40分 散会...