府中市議会 > 2018-03-07 >
平成30年厚生常任委員会( 3月 7日)
平成30年第1回予算特別委員会( 3月 7日厚生分科会)

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  1. 府中市議会 2018-03-07
    平成30年第1回予算特別委員会( 3月 7日厚生分科会)


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    最終取得日: 2023-06-02
    平成30年第1回予算特別委員会( 3月 7日厚生分科会)               平成30年第1回府中市議会定例会             予算特別委員会厚生分科会会議録  平成30年3月7日午後1時30分、予算特別委員会厚生分科会を第一委員会室において開会した。 1 出席委員   主査   本谷宏行         副主査  三藤 毅   分科員  丸山茂美         分科員  小原 操   分科員  水田 豊         分科員  大本千香子   分科員  楢﨑征途 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   健康福祉部長   九十九浩司   健康政策室長   皿田敏幸   市民課長     川崎公也    健康医療課長   岡田宏子   女性こども課長  山田資子    地域福祉課長   岡田武司   長寿支援課長   唐川 平    湯が丘病院事務長 永井輝明   まちづくり課長  杉島賢治    上下支所長    田原 厚 1 事務局及び書記   事務局長     赤利充彦    主任       小林正樹 1 本日の会議に付した事件
      議案第1号 平成30年度府中市一般会計予算について   議案第40号 平成29年度府中市一般会計補正予算(第5号)について            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後1時30分 開会 ○主査(本谷宏行君) ただいまから、予算特別委員会厚生分科会を開会いたします。  これより議事に入ります。  予算特別委員会に付託されました議案第1号「平成30年度府中市一般会計予算について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 平成30年度府中市一般会計予算書を配信いたします。  補足説明は特にございません。 ○主査(本谷宏行君) これより議案第1号中、本分科会の審査区分となっている部分に対する質疑を行います。  質疑は款または項の番号順に行い、原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いいたします。  なお、歳入のうち本分科会の審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いいたします。  まず、歳出のうち2款総務費、3項戸籍住民基本台帳費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  小原分科員。 ○分科員(小原操君) 平成29年度の予算は、平成28年度の予算より712万8,000円の増額となっていましたが、今年度、平成30年度の予算は平成29年度より、電算プログラム変更業務委託料職員人件費など1,311万4,000円の減額となっていますが、増額や減額の主たる原因は何なのか。また、なぜこうなるのかをお尋ねしたいと思います。 ○主査(本谷宏行君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) 人件費につきましては、前年度より825万3,000円の減額、それから、電算プログラム変更委託料が630万2,000円の減額となっておることが主な要因でございます。  電算プログラム変更につきましては、いわゆるマイナンバー制度の実施によります住民基本台帳システムの大きな改造は、前年度まででほぼ終了いたしましたので、大きな減額となっているところでございます。  それから、人件費の減額が大きいことにつきましては、前年度より職員の年齢層が若い職員に入れかわっておりますことが主な要因で、減額となっているものでございます。 ○主査(本谷宏行君) 小原分科員。 ○分科員(小原操君) 今おっしゃいましたけど、職員人件費の職員数は11人で、前年度より391万8,000円減額されていますが、これはどうしてなんでしょうか。 ○主査(本谷宏行君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) 先ほど申しましたように、例えば、新規採用の職員が配置されたりしておりますので、その賃金差での減額が主な要因でございます。 ○主査(本谷宏行君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(本谷宏行君) 続いて、3款民生費、1項社会福祉費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  小原分科員。 ○分科員(小原操君) 母子家庭等高等職業訓練促進給付金1,100万円の予算となっていますが、これは何人ぐらいの方を予定されているのか、お尋ねしたいと思います。 ○主査(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) この制度でございますが、母子家庭の母親について、資格取得のために専門学校に通われ、その就学のために収入減少が余儀なくされるケースの生活費を補填する国の制度をもとにした制度でございます。  月額10万円、年額120万円の支給ということで9名分。また、就学時の給付金ということで、5万円を4名分計上いたしておるところでございます。 ○主査(本谷宏行君) 小原分科員。 ○分科員(小原操君) 社会福祉協議会活動補助金は、毎年4,000万円組まれておりますけども、府中市のために今後もずっと活動を進めていくべきですが、今後も予算の増加を考えていく必要があると思うわけですが、この件につきましていかがでしょうか。 ○主査(本谷宏行君) 岡田地域福祉課長。 ○地域福祉課長岡田武司君) 社会福祉法人府中社会福祉協議会は、社会福祉法第109条によりまして、地域福祉の推進の中心的な担い手として位置づけられている、公共性の高い社会福祉団体でございます。  府中市といたしましては、本市の地域福祉活動を担う重要な役割を持った団体と認識しておるところでございます。その活動補助金として、社会福祉法人広島県府中市社会福祉協議会事業補助金交付要綱に基づきまして、予算計上しているものでございます。主に人件費となっております。  今後の増額についてということですが、今後の社会福祉協議会活動補助金の金額につきましては、現状の4,000万円を基本に、府中市の地域福祉向上に必要な補助事業委託事業の実施、充実を図りながら、社協の自主財源の確保も視野に入れた上で、総合的な観点で検討してまいりたいと思っております。 ○主査(本谷宏行君) ほかにありませんか。  三藤副主査。 ○副主査(三藤毅君) 130ページ、福祉思想普及啓発に要する経費として、敬老祝い金72万円と敬老会事業委託料891万4,000円が計上されておりますが、初めに、敬老祝い金72万円の内訳をお伺いいたします。 ○主査(本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 72万円の内訳でございますが、100歳になられる方に対するお祝い金といたしまして、3万円を24人分計上させていただいております。  なお、敬老祝い金は、これまでの間に金額、対象者ともに縮小してきておりまして、平成27年度から単価を減額、平成28年度からは88歳に対する祝い金を廃止、平成29年度からは101歳以上を廃止いたしまして、現在に至っております。  縮小前の平成26年度の予算額と比較すると、おおむね7分の1の予算規模になっている状況でございます。 ○主査(本谷宏行君) 三藤副主査。 ○副主査(三藤毅君) 続いて、敬老会事業委託料891万4,000円についてお伺いしたいと思いますが、敬老会は必要な事業だとは思いますが、この891万4,000円の事業内容及びその効果をどのように捉えられているか、お伺いいたします。 ○主査(本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 敬老会事業委託料の内訳でございますが、ほとんどが敬老会対象者となられる75歳以上の方、約8,700名いらっしゃいますが、この方々に対して、お1人当たり1,000円の記念品料でございます。  使途や配分方法につきましては、各地区社協によって若干の違いがあるという実情はございますが、全ての地区において記念品を準備していただき、敬老会を欠席された方に対しましても、地区社協でありますとか、町内会の役員の皆さん方が手分けをしていただきまして、高齢者のお宅まで配達していただいております。  この仕組みは、年に1度とは申しましても、各地域で高齢者全員を把握、確認できる機会となっており、すばらしい仕組みが構築されていると考えているところでございます。そのため、第7期介護保険事業計画にも、こうした地域住民によるかかわりが保てるよう支援することを明記させていただいているところでございます。 ○主査(本谷宏行君) 三藤副主査。 ○副主査(三藤毅君) そういうことはいいことだとは思うんですが、先ほど言われましたように、来られなかった高齢者の方も大変多いと聞きますし、また、記念品を配布する手間と言いますか、そういう労力もかなりかかると聞いております。  また、紅白まんじゅう等、これが配れなかったときには廃棄するということも聞いておりますので、いろいろ地区社協によってやり方は異なるんだろうとは思いますが、もう少しこの事業のあり方、やり方を考えてみてはどうかと思います。これは提案でございます。  同じく130ページ、一番下でございますが、介護保険制度整備に要する経費として、介護保険特別会計繰出金が計上されています。今年度は7億9,384万4,000円だったと思いますが、来年度が7億8,996万5,000円と。  今後の繰出金の推移をどのように考えておられるか、また、伸びの抑制等の施策をお伺いいたします。 ○主査(本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 介護保険の仕組みでございますが、給付や事業の総額のうち、半額は保険料によって、残る半額は国・県・市が定められた負担割合に応じて負担する仕組みとなっております。  府中市の65歳以上の高齢者人口は、間もなくピークを迎えるとはいえ、まだまだ増加しておりまして、特に介護が必要になる人がふえる75歳以上の後期高齢者のピークは2030年と予想されていることから、それまでは介護給付は伸び続けるものと推測されるところでございます。  しかしながら、このままの状況が続けば、市の繰出金だけでなく介護保険料もどんどん上げなければ、介護保険制度そのものが破綻しかねません。  第7期におきましては、介護給付費準備基金から3億2,800万円を取り崩すよう見込みまして、2期連続の介護保険料の据え置きをさせていただいたところでございますが、この取り崩す見込みによりまして、計算上でございますが、基金残高は約2,400万円という状況で、8期以降の介護保険料の算定にあたりましては、保険料上昇を抑制する財源がほぼなくなったことを意味しております。  したがいまして、このことをしっかりと市民の皆様にもお伝えさせていただき、介護が必要な状況にならないように、いつまでも元気で生きがいを持って過ごしていただくこと、それから、介護が必要な状況になっても、これ以上状態が悪くならないような取り組みを進めていかなければいけないと考えております。  3年後の介護保険料の改定の際に後悔しないよう、介護予防と重度化防止の取り組みを、地域を挙げて取り組んでいただけるような取り組みをしたいと考えているところでございます。 ○主査(本谷宏行君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(本谷宏行君) 続いて、3款民生費、2項児童福祉費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  小原分科員。 ○分科員(小原操君) 児童福祉費の2目保育所費の件ですが、私立保育所等整備事業補助金は、平成29年度は6,000万円だったと思いますが、今年度は1億9,200万円となっております。今年度は、対象の私立保育所は何件くらいあるのか。また、今後、整備事業は増加していくのかどうか、お伺いいたします。 ○主査(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 私立の保育所に対する整備事業の補助金でございます。平成29年度は6,000万円で平成30年度が1億9,200万円でございます。  件数でございますが、平成29年度も平成30年度も1件ずつが対象でございます。  内訳を申し上げますと、平成29年はリョービ保育園の建てかえに対しまして6,000万円の補助でございます。現在、建てかえはほぼ完了しております。こちらでございますが、昨年3月に策定いたしました府中市保育環境創造計画の中の老朽化している保育施設の建てかえの計画により、整備を順次進めているところでございます。  平成30年度は、社会福祉法人光彩会和光園保育所の整備を行う予定で準備をいたしておるところでございます。金額が大分違うという御質問であろうかと思います。こちらの社会福祉法人に対しましては、国からの補助金も入るようになります。リョービ保育園は株式会社が運営しておりましたので、国からの整備交付金が入らず、市からの補助のみでございました。そちらで差が出ております。  同じように、市からの補助金は6,000万円が上限でございまして、市の補助額、市の持ち出し額は変わりません。ただし、国から1億3,200万円の交付金が入る予定でございますので、合計金額が約3倍になっている状況でございます。  今後の整備予定でございますが、先ほど申しました計画に基づきまして、平成31年度は1カ所、たんぽぽ園保育所でございます。その後、たま保育園と中須保育園中須保育所の統合した園の補助ということで、計画どおり進めているところでございます。 ○主査(本谷宏行君) ほかにありませんか。  三藤副主査。 ○副主査(三藤毅君) 142ページ、保育事業に要する経費のうち、府中市民病院院内保育所及び府中市病児保育事業委託料がございますが、今年度当初予算が2,093万9,000円でございました。来年度予算でございますが818万4,000円となっております。当初予算比較で1,275万5,000円の減額となっておりますが、この要因は何か。利用者は何人を想定しているのか。また、この事業の効果をどう捉えているのか、お知らせ願いたいと思います。 ○主査(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 府中市民病院内の保育事業についての御質問でございます。平成29年度、今年度でございますが、病院の従業員等が利用いたします院内保育所病児保育の2つとも、府中市が委託という形で保育事業の委託料を計上いたしておりました。  それに対しまして、来年度、平成30年度でございますが、病児保育のみの委託という形に変更させていただく予定でございます。従業員の子供さんが主に使う院内保育所でございますが、こちらを来年度から地域型の事業所内保育所に変更する予定で、認可に向けて今動いているところでございます。  事業所内保育所と申しますのは、市内で現在3カ所ございます。静和会さんとあいあいさんが2カ所されている、3カ所ございます。今回4カ所目ということになります。こちらに移行いたしますことで、事業所内保育所はゼロ歳から2歳の保育でございますが、従業員の確保が当初の目的でございますが、それに加えまして、新たに地域枠、地域の認可保育所としてゼロ歳から2歳の保育児童を受け入れることが可能となります。  現在の予定では、地域枠が3名ということで、低年齢児保育の拡大につながるということで、来年度から地方独立行政法人府中市民病院機構が運営する事業所内保育所に変更ということでございますので、平成29年度と平成30年度の差額については、そういった額になっております。  御質問の利用状況については、病児保育の利用についてでよろしいでしょうか。  病児保育でございますが、平成29年度は41名の登録に対して、今現在、3月2日時点でございますが、33名の利用がございました。昨年度、平成28年度から実施いたしておりまして、昨年度は登録が28名、利用者が延べ15名でございました。昨年に比べますと、ことしは倍以上にふえている状況ではございますが、利用といたしましては50名を目標といたしておりますので、そこには到達していないのが実情でございます。こちらの1日当たりの定員は3名でございます。  続けて、事業効果でございますが、平成27年度に子育てに対する市民向けアンケートを行いました。この中では、病児保育の御希望が非常に多い項目でございました。それを受けまして、平成28年度から府中市民病院内で病児保育を開設いたしたわけで2年目になります。  利用が少ないという御指摘はあろうかと思いますが、年々、登録者数の増加がありまして、利用者数もふえているということでございますので、子育て支援の策といたしましては有益だということで、一定の効果はあろうかと思っております。  そして、来年度は病児保育も市が委託するんですが、病院機構に一旦受けていただくような形になりますので、病院が院内保育とともに運営するということで、小児科受診者の利用促進にもつなげていって、利用者の拡大を検討しているところでございます。  また、周知方法といたしましては、市内の保育所、小学校等の全児童に対しまして、こういうものがありますというのはお知らせいたしておりますし、随時、啓発等は行っているところで、今後も利用拡大につなげていきたいと思っているところでございます。 ○主査(本谷宏行君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(本谷宏行君) 続いて、3款民生費、3項生活保護費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  楢﨑分科員。 ○分科員(楢﨑征途君) 148ページの生活保護総務費の扶助費で、自立相談支援業務委託料生活困窮世帯学習支援事務委託料生活保護システム導入委託料家計相談支援事業委託料など、各委託業務でありますが、これはほとんど人件費にあたるものなんでしょうか。その辺のところをちょっとお知らせ願えますか。 ○主査(本谷宏行君) 岡田地域福祉課長。 ○地域福祉課長岡田武司君) 保護費の扶助費ということで御質問いただいたので、総務費の扶助費にあたる部分は、ちなみに葬儀扶助と住宅確保給付金が扶助費ということで、そのほかは委託料とか負担金でございます。  まず、自立相談支援業務委託料家計相談支援事業委託料といった委託料につきましては、委託業務の中身ということで申し上げれば、主に委託先が業務を行うための人件費にあてられているものだと思います。 ○主査(本谷宏行君) ほかにありませんか。  大本分科員
    ○分科員(大本千香子君) 同じページで、生活保護に関して、扶助に要する経費ということで、いつもひっくるめての金額がボンと載ってきていますよね。あと、自立支援給付費というような、それもバンと金額だけが上がってきていて、この予算書の組み方なんですけれども、見ただけでは全然わからないのが今までの状況なんです。  これは今すぐどうこうは難しいかもしれないんですけど、今後、細目が出せるような方向で検討いただきたいと、要望ですがお願いいたします。 ○主査(本谷宏行君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(本谷宏行君) 続いて、3款民生費、4項災害救助費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査(本谷宏行君) 続いて、4款衛生費、1項保健衛生費のうち、1目保健衛生総務費から7目精神保健福祉費まで、8目環境衛生費004細目公衆浴場施設改善事業に要する経費、9目斎場費、10目墓地費及び14目保健福祉総合センター費とこれに関連する歳入について質疑のある方は順次御発言を願います。  小原分科員。 ○分科員(小原操君) 5目健康増進費は、平成29年度の予算より3,402万6,000円も減額されておりますが、その中で健康教育医師委託料通信運搬費乳がん検診委託料などが半額以下に減額されております。その原因は何なのか伺いたいと思います。  また、今年度新たに始まった集団検診事務委託料は309万9,000円となっていますが、平成29年度との関連はあるのかどうか伺いたいと思います。 ○主査(本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長(岡田宏子君) 健康増進事業に要する経費の大幅な減額ということでございましたけれども、まず、大きい要因といたしましては、昨年度までは特定検診実施委託料特定保健指導も含めまして、その費用につきましては、国保会計から繰り入れるという形で衛生費に計上しておりました。それを今年度より、国保会計へ組み替えと言いますか、予算を移行したことが原因でございます。  その特定検診の委託料につきましては、保健指導と合わせて約2,900万円弱ございますので、それが減っているのが大きな要因でございます。  今、委員がおっしゃいました健康教育医師等委託料につきましても、昨年度から始めました糖尿病性腎症重症化予防事業につきましても、同じような形で国保会計からの繰り入れで行っていた事業を、今年度より国保会計へ予算を移したということで、今年度672万7,000円を計上しております。  それから、通信運搬費でございますが、県の補助事業といたしまして、がんの検診受診勧奨事業を昨年度は経費で組んでおりましたものを、国保会計へ移して実施するというものでございます。  それから、乳がん検診につきましては、予算書に計上しております、同じ項目の下のほうに、がん検診啓発イベント業務委託料、金額的には少ないんですけれども、女性イベントの会場に乳がん検診車を設置するという事業を、昨年度は乳がん検診委託料の中に含めて計上しておりましたが、今年度は分けて予算を計上しております。  そして、集団検診事務委託料、先ほどの御質問ですけれども、今年度、全てのがんの検診の委託料の中に事務の部分も、昨年度までは一緒にあわせて計上しておりましたのを、事務の委託については分けて予算計上したということでございます。 ○主査(本谷宏行君) ほかにありませんか。  楢﨑分科員。 ○分科員(楢﨑征途君) 斎場費で営繕工事費として845万5,000円が計上されておりますが、これは恐らく炉の修理あたりではないかと思うんですけど、それでいいですか。 ○主査(本谷宏行君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) 御指摘のとおり、斎場の火葬炉関連部品が主なものでございます。その火葬炉関連部品で耐用年数が来たもの、損耗の激しいものの交換修繕を、5年間の中期計画を立てて、それをもとに実施しているところでございます。  845万5,000円ということで、今年度の修繕予定内容でございますけども、やすらぎ苑側が、いわゆる炉が4つあるんですが、そのうち2つの炉の耐熱体部の交換、棺を乗せます台車の上部部分の交換、火葬炉4炉全ての電気系統の操作盤の交換を予定しております。  翁苑側では、炉が2つあるわけですが、そのうち一つの耐熱体部の交換で、合計845万5,000円という修繕予定を立てております。 ○主査(本谷宏行君) 楢﨑分科員。 ○分科員(楢﨑征途君) 耐用年数もありましょうけど、今後、もし1基丸ごと修繕、取りかえとかになる場合には、金額とか、工事の日数はどれぐらいかかりますか。 ○主査(本谷宏行君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) いわゆる炉全体の交換ということになれば、多額の費用がかかりますので、そうならないように部分的な修繕を今やって、延命化を図っているのが今の状況でございます。  炉を変えるとなると、炉の本体、排煙脱臭装置、莫大な費用を計上しますので、個々に、部分的に対応しているという現状でございます。 ○主査(本谷宏行君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(本谷宏行君) 次に、債務負担行為のうち所管に係る部分について、質疑のある方は順次御発言を願います。                〔質疑する者なし〕  なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。 ○主査(本谷宏行君) 10分間休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後2時4分 休憩                午後2時12分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(本谷宏行君) 再開いたします。  次に、議案第40号「平成29年度府中市一般会計補正予算(第5号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 平成29年度、府中市一般会計(第5号)補正予算書を配信いたします。  補足説明は特にございません。 ○主査(本谷宏行君) これより議案第40号中、本分科会の審査区分となっている部分に対する質疑を行います。  質疑は款または項の番号順に行い、原則として後戻りはしませんのでよろしくお願いいたします。  なお、歳入のうち本分科会の審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いいたします。  まず、2款総務費、3項戸籍住民基本台帳費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順に御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査(本谷宏行君) 続いて、3款民生費、1項社会福祉費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  大本分科員。 ○分科員(大本千香子君) 50ページになりますけれども、母子家庭の訓練に関する給付金が減額されているんですが、3分の2ぐらいの利用状況なのかなと思うんですけれども、本当に母子家庭というか、ひとり親家庭の中でこの訓練の内容がニーズに合っているのかなという思いがあるんですけれども、状況を教えていただけますか。 ○主査(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 母子家庭等の高等訓練の給付金でございます。先ほども当初予算のところで少し申し上げて、同じ件でございます。1人当たり月額10万円で、12カ月になると年額120万円になりますので、見込みに対して、1人減ると120万円ぐらいの減額になるということでございます。  予算ベースで申し上げますと、昨年度と今年度はほぼ予算ベースで組んでおりまして、9名の利用見込みに対して、7名の利用でございました。その減額でございます。  ニーズ調査と申し上げますか、どのような調査をしているかと申し上げますと、毎年8月に児童扶養手当の現況調査の際に、1人当たり15分から30分程度の面談を行っております。細かく状況をお伺いしている状況です。  その中で、今後の就労、就職に向けてどのような支援がほしいかという調査を行った結果、このくらいのニーズがあろうということでしているところでございます。  ですので、ニーズに合っているかどうかという部分でございますが、この訓練でとれる資格、対象資格がございまして、こちらは看護師、准看護師、介護福祉士、保育士、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士、美容師、社会福祉士、製菓衛生士、調理師となっております。こちらの資格取得で、高等訓練という名称になっているところでございます。  私どもで所管しております事務で、保育士等も不足いたしておりますので、面談を行う中で、保育士等の資格を取得するのはどうかという勧めでありますとか、介護士等も不足しておりますので、そういった関係の資格取得を勧めるような面談、サポートも行っているところでございます。 ○主査(本谷宏行君) ほかにありませんか。  三藤副主査。 ○副主査(三藤毅君) 同じく50ページで、ひとり親家庭等日常生活支援事業委託料が、今年度予算が163万4,000円だったと思うんですが、これを150万8,000円減額して、執行額が12万6,000円ということでございます。この事業成果はどのように把握されていますか、教えてください。 ○主査(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) ひとり親家庭の日常生活の支援事業と申しますのが、主にお家に入って家事をサポートするような事業を委託事業として行っている事業でございます。一年間を通して、昨年度は1家庭の御利用でございました。こちらは平成29年度途中で、もう利用しなくても自立、御家庭でできるということで、サポートが終了になっております。  ただし、現在、新しい利用家庭が1名、つい最近出ておりますので、今年度は2件の利用になろうかと思います。こちらは利用が必要な方については支援を行うんですが、その後、利用できるような支援につなげていくという性質がございますので、効果としてはあるという認識をいたしております。 ○主査(本谷宏行君) 三藤副主査。 ○副主査(三藤毅君) 次に、同じく50ページで、その下の民生委員・児童委員協力員報酬費が17万円の減額となっておりますが、当初予算は21万6,000円で、執行額が4万6,000円だと思いますが、協力員制度ができてよかったなと思っているところでありますが、この制度は機能していないのか、しているのか。その辺を御説明願いたいです。 ○主査(本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 民生委員・児童委員協力員の制度でございますが、御指摘のように、現在まで委嘱させていただいた協力員さんは、広報ふちゅうでも先般紹介させていただきましたが、土生町で御活躍いただいている方お一人でございます。  ただし、制度が機能していないという判断はしてございませんで、民生委員・児童委員は3年に一度、一斉改選を迎えます。前回の一斉改選は平成28年12月1日でございましたが、府中市は幸いなことに121名の民生委員・児童委員を全員選出いただいております。欠員なしで御活躍いただくことができていることは、なり手がなかなかないという声はよく聞くんですが、それでも府中市は各地域で必要性を御認識いただいて、全員を選出いただいておるということで、まだまだ府中市の地域力は高いのかなと感じているところでございます。と同時に、そのことを本当にありがたいと感じております。  ただ、民生委員・児童委員の選出にあたって、負担軽減策も考えなければいけないという町内会等からの声を受けまして、この協力員制度につきまして、民生委員・児童委員協議会の皆様方とも協議を重ねて導入してきたところでございますが、この協議の中でいただいた御意見の中には、協力員制度は必要ないという御意見もございました。  その理由といたしましては、民生委員・児童委員の負担が重いと言われているようだが、重いと言われている雰囲気を払拭する必要があるという御意見でありますとか、協力員として定めなくても、地域の中で見守り活動ができる仕組みをつくることがまず先決ではないのかというような御意見もいただいたところです。  こうしたことから、協力員制度は委員の業務が忙しいからという理由のみで設けたものではございませんで、この制度から、地域の中で支え合う仕組みを再構築しようという目的もあって設けたものでございます。  そのため、強制的に置くことを求めたものではございませんので、必要な地域は設けることができるという制度でございますので、地域の実情で御判断いただければよいのかなと考えているところでございます。 ○主査(本谷宏行君) 三藤副主査。 ○副主査(三藤毅君) 今、御紹介があったとおりだと思いますので、これからそういう援助してほしいような地域がありましたら、またそれが気軽に言えるような制度にしていただいて、協力員制度、名前がどうあるかは地域ごとによっていろんな制度があるんでしょうが、高齢者の見守り等がスムーズに行くようにしていただきたいと思います。  次に、52ページ、地域密着型サービス拠点整備補助金5,355万9,000円の減額ですが、これは前年度も全額返金ということであります。  この事業が必要だから予算化されていたんだと認識しておりますが、それがなかなか執行されないということであります。何か対策はございますでしょうか。 ○主査(本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 御指摘いただきましたように、確かに5,355万9,000円の減額をさせていただいております。当初見込んでおりましたのが、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業者、看護小規模多機能型居宅介護事業所について、今年度中の整備ができなくなったことによって減額するものでございます。  ただ、1点、看護小規模多機能型居宅介護につきましては、北部圏域、旧上下町域で応募がございまして、事業者としての選定はできたところでございます。ただ、今年度中の開設が間に合わず、今年度の補助金を見送らせていただいているところでございますが、事業者において現在開設に向けた諸準備を進めていただいているところでございますので、平成30年度中の整備になると考えております。  ただし、御指摘いただいたように、定期巡回につきましては、第7期の中でも計画として挙げておりますが、これまでなかなか整備を計画いたしましても人員確保が困難という地域事情の中で、手を挙げる事業者さんがいないのが実情でございます。  対策をということでございますが、一つ我々が期待しておりますのは、これは一つの案としてでございますが、社会福祉法人に期待したいと考えております。地域貢献という面からもですが、社会福祉法人の御英断がいただければ、大変ありがたいという思いも持っておりますので、社会福祉法人に対する働きかけ、協議も含めて、今後進めていきたいと考えております。 ○主査(本谷宏行君) 三藤副主査。 ○副主査(三藤毅君) いろいろ考えていらっしゃるんでしょうが、地域包括ケアシステムの構築は急務でありますので、あらゆる手を使って、少々の費用負担はしょうがないんじゃないかという時代に突入してまいると思うので、ぜひやっていただきたいと思います。これは希望です。 ○主査(本谷宏行君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(本谷宏行君) 続いて、3款民生費、2項児童福祉費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  三藤副主査。 ○副主査(三藤毅君) 56ページ、児童福祉施設に要する経費ということで、先日もありましたが、こどもの国解体工事費1,500万円の増額補正があります。これがアスベスト除去に伴うという説明を受けましたが、当然古い建物でありますので、アスベスト除去対策というのは当初から疑うべきことであったと思いますが、それがどうして見逃されていたのか。また、その原因をどのように考え、今後どのような対策をとられるのか、お知らせ願いたいと思います。 ○主査(本谷宏行君) 杉島まちづくり課長。 ○まちづくり課長(杉島賢治君) このたびのPOMの解体工事につきましては、建設当時の図面が残っておりませんでした。積算にあたりましては、平成4年の改修図面を参考として算定を行っております。  平成4年当時の図面におきましては、アスベストは確認されておりません。設計段階での除却、除去費は含めておりませんでしたが、解体工事の中には、アスベスト調査費を含めて発注しております。  その調査の結果、アスベストが確認されていれば、追加工事として変更契約で対応する予定としておりました。  今後の対策としましては、これぐらい大きな建築物になりますと、かかる経費も膨大となりますので、事前調査を行っていくように考えております。来年度予定しております国府公民館につきましては、調査をもう既に指示しております。 ○主査(本谷宏行君) ほかにありませんか。  楢﨑分科員。 ○分科員(楢﨑征途君) 今のPOMのアスベストの件に対して、同じ質問をさせてもらいますけど、確かアスベストというのは、古く言えば1938年にドイツでアスベストが肺がんに関係しているということが公表されておりまして、日本では1975年に吹きつけのアスベストを使用禁止にしております。2004年には石綿、1%以上を含む製品の出荷が原則禁止されました。欧米ではそれ以前に、10年ほど前から禁止にされておりまして、日本はなぜかおくれて、2004年に一応禁止されております。  今も説明がありましたけど、POMはふるさと創生資金で建てられた建物なので、もう30年近くなっておるので、2004年を超える建物には、それが使用されていることは把握されておってもよかったんじゃないかということを私は懸念するんですけど、今後、建物の中に含まれているアスベストは将来解体されるときに排出されると、環境省では解体によるアスベストの排出量が、2020年から2040年にはピークを迎えるという予測をしております。
     ですから、さっき言われた今後、建てかえをされる国府公民館も含めて、ちゃんとしてもらいたいし、私が一番思ったのは、POMも最初はこっち側にポムポムを建てるときに地質調査をされていましたね。あのときも地質調査で杭を7本打ったから大丈夫だということでかかられたけど、また後ほどから旧河川からの石積みが出たので、また再度調査し直したということもありました。  また今度、解体のときでもアスベストの件で余分なお金が要るというようなことがたびたび続いておりますので、今後、本当に行政としてはいろんなことで解体し、また建てるということが続きましょうが、もっと厳密に事前調査をされて、やってもらいたいと思います。  それと空き家対策なんかでも、今日はまちづくり課長が来ておられますので、まちづくりなんかでもこれから空き家を解体するときでも、恐らくそういうものを使っている空き家もあるかもわかりませんので、その辺のところもよく注意されてからやっていただきたいと思います。  そういうことが私のお願いですけど、よろしくお願いします。 ○主査(本谷宏行君) ほかにありませんか。  水田分科員。 ○分科員(水田豊君) この件に関してですけど、1,500万円の金額が妥当かどうかということなんですけど、アスベストが飛散しないように特別な工法等があって、こういう金額になっているのかどうかについて、お知らせ願いたいと思います。  業者も決まっていると思うんです。誰もができるというわけではないと思うんですが。 ○主査(本谷宏行君) 杉島まちづくり課長。 ○まちづくり課長(杉島賢治君) 金額につきましては、飛散性の高いレベル1という作業を行っていくように考えております。  アスベストがある部屋の全室にクリーンルームを設けます。それから、天井部分に吹きつけがしてありますので、足場を組みます。外にアスベストが飛散しないように、ポリエチレンの二重張りのシートを張ってまいります。作業服につきましては、出入りのたびに廃棄します。この作業服はかなりの枚数が必要となります。  それから、業者につきましては、現在契約しておりますリア-ス株式会社の下請が作業をするようになります。 ○主査(本谷宏行君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(本谷宏行君) 続いて、3款民生費、3項生活保護費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査(本谷宏行君) 続いて、4款衛生費、1項保健衛生費のうち、1目保健衛生総務費から10目墓地費及び14目保健福祉総合センター費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言願います。  水田分科員。 ○分科員(水田豊君) 9目斎場費の需用費ということで、燃料費が60万円上がっているんですけど、これは何か円高が原因で高くなったとか、あるいは、使用量がふえたから、値段の変動はなくて、単に使用量がふえたのか、どっちなのかなと思ったんですが。 ○主査(本谷宏行君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) 委員が御指摘のとおり、斎場の燃料費の増額のお願いでございますけども、当初予算を組んだ段階では、燃料は灯油でございますけども、リットル単価が85円でございました。1月以降、89円に値上がりしております。  それから、1月末の火葬件数で言いますと、昨年より約40件、5%多い火葬件数の状況。そうした状況を考慮しまして、60万円というふうにして、約7,000リットルの増額のお願いをしているものでございます。 ○主査(本谷宏行君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(本谷宏行君) 次に、繰越明許費のうち所管に係る部分について、質疑のある方は順次御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査(本谷宏行君) 次に、債務負担行為衣のうち所管に係る部分について、質疑がある方は準備御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査(本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(本谷宏行君) 以上で、予算特別委員会に付託された案件の本分科会における審査は終了いたしました。  分科会報告の作成については、御一任をいただくようお願いします。  以上で、予算特別委員会厚生分科会を散会いたします。                午後2時36分 散会 府中市議会委員会条例第29条第1項の規定により、ここに押印する。  平成30年10月15日                       府中市議会予算特別委員会厚生分科会                             主査  本谷 宏行...