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  1. 府中市議会 2017-09-13
    平成29年厚生常任委員会(9月13日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    平成29年厚生常任委員会(9月13日)               平成29年第3回府中市議会定例会                厚生常任委員会会議録  平成29年9月13日午前10時0分、厚生委員会を第一委員会室において開会した。 1 出席委員   委員長  本谷宏行         副委員長  三藤 毅   委 員  丸山茂美         委  員  小原 操   委 員  水田 豊         委  員  大本千香子   委 員  楢﨑征途 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   市長       戸成義則   健康福祉部長   九十九浩司   参事兼税務課長  武田英三   健康政策室長   皿田敏幸   市民課長     川崎公也   健康医療課長   岡田宏子   女性こども課長  山田資子   地域福祉課長   岡田武司   長寿支援課長   唐川 平   湯が丘病院事務長 永井輝明   監理課長     河本幹男   まちづくり課長  杉島賢治   上下支所長    田原 厚   監査事務局長   掛江賢治 1 事務局及び書記
      事務局長     赤利充彦   主任       小林正樹 1 本日の会議に付した事件   議案第59号 府中こどもの国新築工事請負契約変更について   議案第74号 平成29年度府中介護保険特別会計補正予算(第2号)について   議案第75号 平成29年度府中後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について   議案第65号 平成28年度府中国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について   議案第67号 平成28年度府中介護保険特別会計歳入歳出決算認定について   議案第68号 平成28年度府中後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について   議案第69号 平成28年度府中病院事業債管理特別会計歳入歳出決算認定について   議案第71号 平成28年度府中病院事業会計決算認定について   請願第1号 精神障害者重度心身障害者医療費公費負担制度の適用を求める請願書            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時0分 開会 ○委員長本谷宏行君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  これより議事に入ります。  本委員会に付託されました案件のうち、まず議案第59号「府中こどもの国新築工事請負契約変更について」の件を議題といたします。  本案の概要について、提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) それでは、私のほうから説明をさせていただきます。  議案集(1)の6ページをお開きください。  議案第59号、府中こどもの国新築工事請負契約変更についてでございますが、平成29年3月の市議会定例会において議決をいただいております府中こどもの国新築工事請負契約契約金額変更することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例の規定によりまして、市議会の議決を求めるものでございます。  7ページをお開きください。  変更理由でございますが、当初、予定をしていなかった地中障害物が発見されたことにより、撤去工事費を追加するため契約金額変更し、あわせて工期を延長するものでございます。  6ページのほうへお戻りください。  変更内容でございますが、契約金額3億3,339万6,000円を契約金額3億4,043万6,520円に改めます。  説明は以上でございます。 ○委員長本谷宏行君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  楢﨑委員。 ○委員楢﨑征途君) 地中障害物が発見されたということでありますが、それに対する撤去工事費が740万円程度とあります。これは、地質調査のときには発見されていなかったのか、過去にあの場所がどういうところだったかということも調べておられたのか、その辺をちょっとお聞きします。 ○委員長本谷宏行君) 杉島まちづくり課長。 ○まちづくり課長杉島賢治君) 設計に当たりまして、今回、地質調査というのを実施しております。この地質調査の目的につきましては、建築物支持地盤を調べることによりまして、基礎の構造や杭の選定を行うことを目的として実施しております。  今回の調査では、4カ所のボーリング調査を実施いたしました。4カ所ともコンクリート玉石等障害物は確認されておりませんでした。よって、障害なしということで計画をしております。 ○委員長本谷宏行君) 楢﨑委員。 ○委員楢﨑征途君) 4カ所ボーリングされたとお聞きしますが、あそこの場所は、今さっきも言いましたように、昔、出口川をせきとめて、あそこに遊び場の遊具に当たるボートを浮かべたりして、そういう施設があったと思うんです。ですから、その辺は恐らく護岸の何か整備はしてあったんじゃないかと思います。それで、そういうところですから、もうちょっと調べてみる必要があったんじゃないかと思いますけど、4カ所だけボーリングしたと言われるんですけど、それについては、今度、業者さんの責任とか、そういうものは考えておられますか。 ○委員長本谷宏行君) 杉島まちづくり課長。 ○まちづくり課長杉島賢治君) ボーリング調査をした業者責任ということですよね。成果品として納めていただきましたボーリングのデータ、それから土質の標本、これらを見ても、コンクリート、玉石は確認をされておりません。地質調査業務を委託した業者に障害を発見できなかった責任があるとは考えておりません。 ○委員長本谷宏行君) 楢﨑委員。 ○委員楢﨑征途君) 実際にこうして出てきて、700万円少しの工事費が追加されるのでありますから、言えば税金の無駄使いみたいなことになりますし、市民病院なんかでも、駐車場を整備するときに地下から埋没物が出たりと、莫大な補正予算が組まれました。そのようにして、いろんな無駄なお金を使うことに対しては、市民に対して申しわけないと思いますし、これの回答はいいですけど、今度の新環境センターですか、あそこを整備されるということで、今あるところを移動して新しく建てて、新しいところが完成したら、今度は古いところを撤去するということを聞いておりますが、もしそのときでも、完全に地下へ入っているものを取り出して、完全に上を更地にして、あと工事にかかるときには、このような埋没物が出てきたということのないように、今後はやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。  丸山委員。 ○委員丸山茂美君) 地中障害物はいつごろ判明したんですか。3月に契約を結んだんですから、工事は4月ぐらいからやっていたんじゃないですか。 ○委員長本谷宏行君) 杉島まちづくり課長。 ○まちづくり課長杉島賢治君) 地盤改良をする際の試験杭を打ち込んだときに発覚いたしました。日にちとしましては4月25日でございます。 ○委員長本谷宏行君) 丸山委員。 ○委員丸山茂美君) これはもう工事は終わっとるんでしょう。工事は終わっとるのと、それで4月25日に判明したんなら、なぜもっと早く6月議会に提出しなかったのか。 ○委員長本谷宏行君) 杉島まちづくり課長。 ○まちづくり課長杉島賢治君) 4月25日に試験杭3本を打ち込んで、うち2本が打設が不可能ということで、26日から調査を行っております。そうした際、全域にわたっての障害物というのがあると判明いたしましたので、4月27日から撤去作業を開始しております。全ての撤去が完了いたしましたのが5月9日ということで、数量等の把握ができないという状況で、6月議会への上程は無理な状況でございました。 ○委員長本谷宏行君) 丸山委員。 ○委員丸山茂美君) これは、もう工事が終わっとるんですから、今さらこれは議論しても仕方がないことじゃないんですか。議案よりか報告、また専決に入るんじゃないんですか。もう工事は終わっとるんですよ。それまで何か議会へ、委員会もたびたびやっとるんですけど、報告も相談もなかったんですから、議論を今さらしてもどうもならんでしょう。その辺はどうですか。 ○委員長本谷宏行君) 河本監理課長。 ○監理課長河本幹男君) 先ほど申しましたように、地中障害物撤去工事が必要となったと、これをしなければ工事が進まないという状況でございました。工事自体は、こどもの国の新築という工事使用目的用途変更を伴うものではないということで、この工事自体は議決の対象ではないということで、工事のほうは進めてまいりました。ただし、全体として見ましたら、契約額変更を伴うということで、今回、提出したものでございます。 ○委員長本谷宏行君) 丸山委員。 ○委員丸山茂美君) 契約額変更はわかるんですけど、もう既に工事は済んで、お金も払っているんでしょ。これ、専決からの報告だけでいいんじゃないですかね、今まで大事な時間を使って議論しているんだけど。一方的にやられたことですよ。そこら、市長はどうですか。 ○委員長本谷宏行君) 戸成市長。 ○市長(戸成義則君) この件については、確かにおっしゃる部分もございますけれども、やはり工事をやる上において、一応やった後、撤去がどのぐらいのものが出るかということはわからないわけですね。それで、工事を済ませて、ここまで工事が済んだ後ということになって、初めて物体がどれだけのものがあったと、金額は700万円ぐらいかかったということでございますので、ちょっと事後処理のような格好にはなりますけど、物体が地中へ入っとったのを一応全部出して、そういう形をとっておるということでございますので、確かに事前にやればいいんですけれども、工事はどんどん進んでおって、形としてはそういう形をとったということしかないと思っております。 ○委員長本谷宏行君) 丸山委員。 ○委員丸山茂美君) 私が言いたいのは、こういう工事は早目に議会へ報告するとか、たびたび厚生委員会もやっとるので、委員会に報告するとか、今後、こういったことがあったら、どのようにされるのか、その辺も、建設産業部のほうの考えは。 ○委員長本谷宏行君) 杉島まちづくり課長。 ○まちづくり課長杉島賢治君) 今回のような不測の事態というのは、たびたびあると考えております。このたびは、予測できない部分というのはございます。全てを把握した中で、これだけの規模の工事を出すということは難しいと思います。ただ、最善を尽くした中で、調査をしてやっていく必要はあると認識はしております。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。  三藤副委員長。 ○副委員長三藤毅君) 突然出てきたわけですから、撤去をしなければならないというのはわかるわけですけど、先ほど丸山委員も言われましたように、4月にわかって、5月9日に工事が終わって、6月議会にはなかなかそこまでは見積もりができなかったので出せなかった。それ以降もたびたび厚生委員会を開いておりまして、こういうことがあったんだと、これぐらいかかりそうだというようことは当然、経過説明としてあるべき、増額もあり得ますよと、そういうやっぱり報告がきちんと要ると思いますね。これが1点。去年もでしたか、乳幼児医療システム変更で50万円、条例変更の前に出てきて、それは船尾副市長が勇み足だというふうに謝られた経過もありますけど、やっぱりそういうことがあるんなら、事前にもうわかっているんですから、委員会なりに報告すべきであると思います。  それから、もう1点、もしこれを否決したらどうなるんですか。この2点をお伺いします。 ○委員長本谷宏行君) 河本監理課長。 ○監理課長河本幹男君) 配慮が足らなかったということについてはおわびしなければならないと思います。ただ、工事全体を考えますと、工事の進捗のほうも現在約40%でございまして、地中障害物が見つかったから、まずそこをしなければならなかったという状況では、工事全体の額の契約額の範囲内でございましたけれども、最終的には増額が見込まれるということで今回出したものでございます。なお、1億5,000万円以上の請負契約でございますが、これは議決事項でございますので、今回、上程した次第でございます。 ○委員長本谷宏行君) 三藤副委員長。 ○副委員長三藤毅君) もう済んでしまったことですから、当然、否決ということにはならないと思いますが、先ほども言いましたように、こういうことが発生する場合には、逐次委員会でも報告をしていただいて、同意を得るような地ならしは説明義務としてあると思いますので、今後十分に気をつけていただきたいと思います。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。  大本委員。 ○委員大本千香子君) 今までの御答弁で経緯がわかったわけなんですけれども、平成28年度の決算では、府中こどもの国地質調査業務委託料というので391万円、お支払いになっていますね。この調査料って無駄になったのではないかなと。ごめんなさい、ちょっとそういう感じがするのと、それから、楢﨑委員が言われたように、病院の建設のときにも地中埋蔵物というのが後からわかって、補正というか、金額を上増ししたというがあります。あの土地に柱を4本、試験的にボーリングして、それで検査をされたということなんですけれども、そういう検査の状況、病院と同じ検査だったかどうかはわかりませんけれども、その検査の方法が正しいのかどうか、それで本当にわかるのかどうか。わからないような検査をするのであれば、もっと別の方法の、ちゃんとわかる方法の検査を、ちょっとこれは厚生とは違うかもしれませんけれども、今後は考えられるべきで、契約金額の中に、それ以降、地中の埋蔵物による変更が発生しないような計らいというものが必要なんじゃないかなと思うんですけれども、これについて、今後の検査方法については何か御所見はおありですか。 ○委員長本谷宏行君) 杉島まちづくり課長。 ○まちづくり課長杉島賢治君) ボーリング調査といいますのは、先ほども言いましたように、基礎構造、杭も必要な長さというものを求めるために、支持層と言われるかたい地盤までボーリングをして、その間の土質を調べてまいります。今回は4カ所打って、全体で39メートルの調査をやっています。1カ所当たり、ざっと10メートル、11メートル掘った部分もあります。その中で、5メートル部分については、土壌改良をして、土の支持力を上げる必要があるということで調査しました。施工する際に、機械でセメント系固化材を注入いたします。その機械が、石とかコンクリートがある関係で入らなかった、それによって撤去をして、土壌改良を行ったものです。橋梁等につきましても、同様なボーリング調査において、土質調査をして、計画をしております。  今後もこのような調査の仕方というのは変わらないと考えております。 ○委員長本谷宏行君) 大本委員。 ○委員大本千香子君) 先ほどの御答弁の中にも、こういうことは今後あり得るという御答弁があったんですけれども、ちょっと技術的なことは私はよくわからないんですが、例えば今、非破壊検査のような、要するに建物の内部とか構造物の内部の異常をはかることができる検査もあったり、あるいはソナーみたいなものであったりとか、いろんな形で、たしか建物を建てるための地質調査だということで、そのときに何が埋まっているかを調査するというような内容ではなかったのだろうと思うんですけれども、毎回こういうものが出てくることに対して、それが契約金額を上昇させてしまうわけなので、せっかく調査をされるのであれば、そういったことも含めた調査をされるべきではないか。POMの今の土地についても、すごく広い土地ではないわけですよね。限られた割と狭い土地において、そのような後から埋蔵物がわかるような感じというのは、どうも一般的に考えて納得ができないというところがあるので、今後の調査方法を検討されるべきではないかということを申し上げたんですけれども、それについてはどうでしょうか。 ○委員長本谷宏行君) 杉島まちづくり課長。 ○まちづくり課長杉島賢治君) 障害物調査につきましては、弾性波の探査とか電気の探査である程度はわかるかとは思います。ただ、わかったとしても、あそこの状況、駐車場と広場というものを全部閉鎖して、先に撤去して、この工事をするのかといいますと、現実的ではないと考えます。正確な数量も確認できないと思います。発注当初、わかっておりましたら先に撤去をする、今回のように、事後でわかったから変更契約をする、経費的には同様と考えています。大変申しわけないとは思いますけど、こういうことはあるのかなと考えています。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。  小原委員。 ○委員小原操君) 先ほどからいろいろと質問があって、似たところもあるわけですけど、撤去工事が約704万円追加されておるわけですが、これは事前に行われた調査ではなぜわからなかったのか。調査の状況が悪かったのではないかという気もしないではないんですが、これ、工期を延長しておられますが、進捗状況は、さっき言われました約40%になっていると思うんですが、この工事が延長して完成するのはいつごろなのか、お伺いしたいと思うんです。 ○委員長本谷宏行君) 杉島まちづくり課長。 ○まちづくり課長杉島賢治君) 工事の完成につきましては、工期を1月12日まで延伸させていただきます。年内には完了届が市へ出される予定と考えております。 ○委員長本谷宏行君) 小原委員。 ○委員小原操君) 今言いましたように、事前に行われた調査でどうしてわからなかったか、じっくりと行われなかったか。 ○委員長本谷宏行君) 杉島まちづくり課長。 ○まちづくり課長杉島賢治君) 先ほども言いましたように、建物の四隅をボーリング調査しております。その中で、コンクリート片とか玉石の固まりというのは採取できておりません。よって、ないものと判断して計画をしております。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。  水田委員。 ○委員水田豊君) 繰り返しになりますけども、四隅のボーリング調査4カ所をやったと。実際に建てる段になって、いろんなものが出てきたということですが、基礎の柱というのは4本だけじゃないわけでしょう、新築工事で。だから、4本が適当だったのかどうかを皆さんは聞いているんだと思うんですよ。4本やって、四隅だけやって、だけど実際に建てる段になったら、ほかのところに立てる柱のところからいろんなものが出てきたと。だから、そういう4本の調査で足りたのかということを言っているわけですよ、多分ね、私も含めて。そういう調査を、今後もそのぐらいの調査しかしませんということで、今後もありますという答弁だと、それはちょっとなかなか、はい、そうですかというわけにはいかない。議会側としては、はい、そうですかと。今後もありますという答弁をされて、それで結構ですと言うわけには、なかなかそれはいかないと思いますので、四隅だけの調査でよかったのかどうか。結果としてはいけなかったわけでしょう、結果としてはいろんなものが出てきたわけですから、それは反省点として、次からはもう少し本数をふやすとかいう対応をとるのかどうかというようなことも検討したらどうなんでしょうかということを聞いているんだけど、いや、四隅をやって出てこなかったんだから、適当だと答えられますけども、それじゃあなかなか、はい、そうですかとはいかないんじゃないかなと思います。  それと、場所からいって、こういうものが出てくるというのは当然予想できたわけで、そういう意味からも、4本だけでよかったのかという気がします。ボーリング調査をやった会社に対して責任はないとおっしゃいましたが、私も調査の内容について責任があるとは思いませんよ。4本だったのが正しいかどうか、もっとやるべきだったのかどうかということが、やはり今後のいろんな工事、今、お聞きしますと、病院なんかでも出ているということですから、今、ボーリングの本数がそれでよかったのかどうかということについて、もう一遍、お伺いしたいのと、それから後から見つかっても、事前に見つかっても、経費的には変わらないとさっきおっしゃいましたけど、これもそういう答え方をされると、最初から4本でいいという答えにつながるし、もう少し事前に、場所がらから考えて、こういうものがあるのではないか、病院駐車場の件もあるし、もう少し本数を最初から中間点をやってみるなりやって、出てくれば、最初から工事契約金額を入札でかけられるわけでしょう。これ、一遍決まったやつの増額ですからね。そういうことを、不正があるとは言いませんけど、そう見られますからね、市がやっていることについて。それをなくすためにどうしようかということを、ここでやっぱり議論する必要があるわけであって、何も問題はありません、途中から出てきたものは仕方がありません、後から見つかっても経費は同じですという答弁だけ聞かされると、ちょっとそれはどうなのかなと私は、皆さんはどうか知りませんけど、私は、そういう答弁ではなかなか納得はしづらいなと思います。  再度、ボーリングの本数については今後どうされるのか。こういう結果を受けてですよ。市に損害は与えていないですね、掘ったものは掘った事実ですから、それだけ経費がかかるのもわかります。そこに何か水増しがあったとは思いませんけど、できるなら最初からきちんと工事全体が把握できる調査をすべきではないかと思うんですが、その点についてはどうでしょうか。 ○委員長本谷宏行君) 杉島まちづくり課長。 ○まちづくり課長杉島賢治君) ボーリング調査の4本というのは、通常、このようなやり方をやっております。4カ所打って推定をしております、いろんな角度、方向で。障害物のあり方につきましては、今後、部内でどのようなことができるか検討をさせていただきたいと思います。 ○委員長本谷宏行君) 水田委員。 ○委員水田豊君) それと、三藤副委員長のほうからありましたけど、これは否決したらどうなるかという答えをいただいておりません。議論の場ですから、否決したら、前の金額の範囲内で工事をやるということになるのかどうか。否決すると言っているわけではないですよ。否決したらどうなるかという質問に対して答えがないので、どうなのかということです。 ○委員長本谷宏行君) 杉島まちづくり課長。 ○まちづくり課長杉島賢治君) 否決の場合でしたら、金額の変更ができないということで、当初の契約の範囲内で工事をとめて、できなかった部分というのは別契約で対応するようになると考えます。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕
    委員長本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長本谷宏行君) 次に、議案第74号「平成29年度府中介護保険特別会計補正予算(第2号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 特にございません。 ○委員長本谷宏行君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  小原委員。 ○委員小原操君) 議案第74号の件ですが、一般財源の補正額が1,716万9,000円、それで指定介護予防支援事業所の運営経費の消耗品として補正予算が行われておりますが、消耗品費とは主に何なのか、また、平成29年度の当初予算としてなぜ組み込まれていなかったのか、伺いたいと思います。 ○委員長本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 消耗品費の1,716万9,000円についてお尋ねでございますが、16ページの歳入で計上させていただいております前年度の決算に伴う繰越金1,716万9,000円の全額を消耗品費として計上させていただいております。このことにつきましては、毎年、この時期の補正予算議案の際に御指摘をいただいているところでございますが、全額を消耗品費として支出をする予定というものではございません。本来であれば、ケアマネジャーの資格を有する専門職の確保ができた際に、人件費等に充当するということを予定しているものでございます。会計の性質上といいますか、支出予定のない人件費を繰り越すということが想定できないことから、あくまで便宜上、消耗品費に計上をさせていただいているということでございます。ただし、毎年1,300万円が1,700万円にという形で徐々にふえております。このことに関しまして、今年度以降、地域包括支援センターの強化というものも予定をしておりますので、人員確保が難しい、厳しいという状況はございますが、人員を何とか確保して、本来の姿である人件費として支出できる形を模索したいと考えている、そういう状況でございます。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。  三藤副委員長。 ○副委員長三藤毅君) 今、課長のほうからありましたが、いつもここは消耗品費として出るから、いつも質問の対象になるので、勘定科目を適正な勘定科目に、どうしても消耗品費と人件費が結びつかないので、適当な勘定科目に改められるよう要望しておきます。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長本谷宏行君) 次に、議案第75号「平成29年度府中後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 特にございません。 ○委員長本谷宏行君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長本谷宏行君) 次に、決算議案の審査を行います。  御承知のように決算審査は予算執行が予算に従って、適正にかつ能率的、合理的に行われ、市民の福祉の増進に役立ったかどうかを検討するという観点からなされるものであります。  平成28年度、歳入歳出決算書とともに提出されております主要な施策の成果に関する説明書、財産に関する調書及び監査委員の各会計決算資料等を参考にされ、審査に当たっていただくようお願いいたします。  なお、決算に対する指摘は、質疑終了後に取りまとめますので、その際に御発言をお願いいたします。  まず、議案第65号「平成28年度府中国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 特にございません。 ○委員長本谷宏行君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  水田委員。 ○委員水田豊君) 歳入の金額より決算のほうが低いということで、その分、基金に繰り入れておられます。これは毎年というか、去年もそうだったんですけど、大体、同様の傾向にあって、基金に繰り入れるんだということと、それから広域化がもう予定されておりますので、そのときになって国保料の値上げというのはあるのかどうか、2点、お聞きしたいと思います。 ○委員長本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) それでは、一つ目の御質問でございますけれども、毎年同様の傾向かということでございますが、平成28年度は、決算の剰余金を全額、平成29年度に基金に積み立てておりますけれども、この原因といたしましては、保険給付費が予算見積額より低かったことでございます。  毎年同様の傾向ということではなく、前年の平成27年度につきましては、前々年の平成26年に比べまして保険給付費が大幅に増加いたしまして、基金を取り崩して対応をしておりまして、予算上は、基金を取り崩した残額を積み立てていると、そういった状況でございまして、その年ごとで変動がございます。傾向もさまざまとなっております。  二つ目の御質問でございますけれども、広域化に伴う保険料についてでございますが、現在、追加公費や激変緩和を加味した第3回目の試算が行われていまして、県で現在、調整をされているところでございます。よって、保険料につきましては、その結果を見てみないとわからないといった状況でございます。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。  大本委員。 ○委員大本千香子君) 監査委員の報告書のほうで御質問させていただくんですけれども、収納率がやはり今までの分と現年分とあわせて76%程度ということで、これはやっぱり県内でも低いほうではないのかなという思いがいたします。この収納率の改善の取り組みをどうされているのかということと、それから、25ページの医療給付費について、2億5,030万円減額になっているんですけれども、これは非常に大きな減額ということで、前年が多かったということなのかもしれないんですけれども、非常に変化が生じる要因が何なのか、教えていただきたいと思います。 ○委員長本谷宏行君) 武田参事兼税務課長。 ○参事兼税務課長武田英三君) 収納対策の取り組みでございますけども、現在、現年課税分の徴収に重点を置き、滞納繰り越しにならないよう、早いうちからの文書や電話による催告を行っております。また、滞納繰り越しになった滞納者につきましては、早期に財産調査を行い、呼び出し、差し押さえ予告等の送付をし、一括納付や分納の約束をしていただくようにしております。それでも納税もなく、納税協議に応じていただけない滞納者につきましては、取り立て可能な財産がある場合には、適宜差し押さえ等の滞納処分を行っております。また、夏期と年末には収納特別対策として臨戸調査を行ったり、これまでは県税事務所の指導をいただきながら、困難案件の滞納整理についての方策を決定し、滞納の解消に取り組んできております。 ○委員長本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) 医療給付費についての変動でございますけれども、先ほど申し上げましたように、平成28年度については一旦おさまっておりますけれども、平成27年度が、この年は高額の薬剤等がありまして、高額医療が大分多かったということで、これは全国的な傾向でございまして、国とか県の傾向で見みますと、やはり平成27年度の医療費の伸びが圧倒的に大きかったということで、今後につきましては、平成28年度、平成26年度と比べて若干上がっている状況でございますけれども、大きな変動が平成28年度はなかったということで、やはり推移といたしましては、医療費は徐々には上がっていますが、平成27年度のような急激な伸びは平成28年度には見られなかったということでございます。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。  小原委員。 ○委員小原操君) 平成28年度の国民健康保険特別会計歳入歳出決算書の件の国民健康保険税の件ですが、不納欠損額は平成27年度914万6,000円、それから平成28年度は927万1,000円、それで収入未済額は平成27年度は2億4,762万円、平成28年度が2億3,711万円となっております。不納欠損額は毎年増加しており、収入未済額は徐々に減っていると思います。これに関して、市としてはどのような対策や対応をとられているのか伺いたいと思います。 ○委員長本谷宏行君) 武田参事兼税務課長。 ○参事兼税務課長武田英三君) 不納欠損額、収入未済額につきましては、経済動向によって増減しますけれども、圧縮するために日々努力をしております。  徴収対策としては、先ほどと同様でございますけども、新たな滞納者をつくらないことで、現年分の収納率向上に努める努力をしております。具体的に申し上げますと、平成26年度までは年1回催告を行っておりましたけれども、平成27年度以降は、10月の状況で2期分以上の滞納があった者に対して催告状を送るなどしております。それとあと、徴収嘱託員による電話催告を引き続き実施をしております。滞納繰越分につきましては、先ほど言いましたように、適宜適切な滞納処分の執行に努めるよう努力をしております。それとあと、時効管理を徹底し、迅速な滞納処分に努めているというようなことに取り組んでおります。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。  三藤副委員長。 ○副委員長三藤毅君) 国保税については、所得により金額が決まってくるんだと思うんですけど、そういう意味で、これだけの不納欠損、また収入未済額があるわけですが、滞納となる人の傾向といいますか、メカニズムといいますか、どういうことでこうなるのか、分析をしておられましたら、御紹介願いたいと思います。 ○委員長本谷宏行君) 武田参事兼税務課長。 ○参事兼税務課長武田英三君) 滞納者の傾向ということで分析はいたしておりませんけれども、そもそも国民健康保険というのが健康保険、各種共済組合等の被保険者、後期高齢者医療など以外のいわゆる自営業者、年金生活者、無職者などを対象としております。他の被保険者と比較しますと、低所得の方が多く、景気の波に影響を受けやすいと言われております。また、国保は社会保険方式の助け合いの制度でございますので、所得はなくても、軽減はされますけれども、世帯割、均等割額等、一定の保険税を負担していただくようになっております。滞納者との面談を通じて生活実態を聴取し、分割納付等の対応をとりますけれども、預貯金などの財産の収入がなく、生活が困窮していることにより支払い能力がないという場合には、やむをえず滞納処分の執行停止をしております。したがいまして、そういった低所得の方が多いと感じております。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、本案に対する意見、指摘事項がありましたら順次御発言を願います。                〔発言する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) 特に御意見等がないようですので、本案に対する意見、指摘事項はないものとさせていただきます。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします。  本案は認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は認定することに決しました。
               ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長本谷宏行君) 次に、議案第67号「平成28年度府中介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 特にございません。 ○委員長本谷宏行君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  水田委員。 ○委員水田豊君) 要支援1・2の介護保険事業で、市のほうが担当するようになったものがあると思います。そういったものについて、おおよそで結構なのでどういう金額になっているのかということ、それから、市のほうがやることになった事業について、市の会計ではどこに入っていくのかについてお伺いしたいと思います。 ○委員長本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 要支援1・2の方に対するサービスで申し上げますと、通所介護、それから訪問介護のサービスに対する経費のことをお尋ねでございます。これまでは、保険給付費として支払っておりました。決算書のページで申し上げますと、286ページの保険給付費の一番下の段に介護予防サービス等諸費という項目がございます。従来、ここで支出をされていたものでございますが、現在は、もう少しページをめくっていただきまして、294ページ、地域支援事業費という項目がございます。その中の介護予防・生活支援サービス事業費(第1号事業)という項目がございます。こちらで支出をしております。平成28年度の決算額で申し上げますと、約1億2万5,000円となっております。  市の負担分の会計項目でございますが、決算書のページで申し上げますと、一般会計の103ページの中段にございます、009介護保険制度整備に要する経費の介護保険特別会計繰出金の中に含まれております。会計項目といたしましては、3款民生費、1項社会福祉費、4目老人福祉費、28節繰出金のうち介護保険特別会計繰出金がこれに相当をいたします。ちなみに申し上げますと、市の負担割合でございますが、かつての保険給付費、それから現在の地域支援事業になった場合も、市の負担割合の12.5%という割合は変更ございませんので、平成28年度の支出で申し上げますと、1億2万5,000円の12.5%、約1,250万円が市の持ち出しという状況でございます。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。  小原委員。 ○委員小原操君) 平成28年度の介護保険特別会計の歳入の保険料の件ですが、不納欠損額が405万8,000円、収入未済額が1,751万円となっています。これらは約何名の方がおられるのか、伺いたいと思います。そして、不納欠損額、収入未済額の方に年間何回ぐらい訪問され、納入等の依頼や請求などをされているのか伺いたいと思います。 ○委員長本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 今回の不納欠損の対象者数でございますが、人数で申し上げますと81人の方でございます。また、収入未済の方につきましては、平成28年度分の介護保険料分が162人、それから平成27年度以前の介護保険料部分が241人でございます。  介護保険料の滞納者に対する取り組みをお尋ねでございますが、文書による督促、催促を行って納付を促しているほか、2カ月に一度、年金の給付がございます偶数月の支給日直後の土曜日に、職員が班を編成して、毎回およそ50件ずつ滞納者の自宅を訪問してお話を伺い、納付を督促するなどの取り組みを行っているという状況でございます。 ○委員長本谷宏行君) 小原委員。 ○委員小原操君) 一応、いろいろと行われておるんですけど、説明をしにお伺いされた後に、どの程度の納入をされているのか、納入はそれでもされないのか、ちょっとお尋ねします。 ○委員長本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 介護保険料の場合、若干、税等と比べまして事情が違っておりまして、65歳に到達をされると介護保険料の納付が必要になってまいりますが、年齢到達時にすぐ年金から天引きをされるという仕組みがございません。年齢到達時にすぐ年金から天引きされると勘違いをしていらっしゃる市民の方が非常に多いという実情がございますので、それを解消する意味合いも込めて、年金支給月に1軒1軒回らせていただいている状況でございます。したがいまして、生活困窮でどうしても納付がいただけない方が当然、中にはいらっしゃるわけでございますが、丁寧に説明をさせていただくと、納付につながる状況が多いのも介護保険料の場合の実情であると認識しております。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。  大本委員。 ○委員大本千香子君) 介護保険サービス給付費の状況で、平成28年度は、件数そのものが1人当たりにすると減っているのに対して、1人当たりのサービス給付費というのはふえているという状況なんですよね。これは、重度になっていると見てとれるのか、あるいは受給者数が減っているというところは、介護予防の事業の効果が少し出ていると考えていいのか、その辺の見解を伺いたいと思います。 ○委員長本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 担当課といたしましては、介護予防の効果が出ていると大きくPRしたいところではございますが、現実問題、そうたやすく実現できるものとは認識をしておりません。ただ、ここ二、三年の傾向を見ますと、要介護度の高い方の給付が減っているという状況がございます。例えば、要介護3・4・5の方で、当然、要介護度の高い方でございますので、介護給付の単価も高額になるという方々でございますが、実績を見させていただきますと、そういった要介護度の高い方の利用が年々減っているという状況がございます。ただ、これは医療データとの突合ができておりませんので、正確な分析というわけにはまいらないとは思いますが、ひょっとすると、そういった方々が医療にかかっていらっしゃるため、介護のほうが減っているのか、ちょっとそのあたりの分析が今後の課題とは考えておりますが、少なくともそういった状況がございますので、当初想定していた給付の伸びよりは緩やかというのがここ2年間の傾向であるという分析をしております。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。  小原委員。 ○委員小原操君) 平成28年度の介護保険特別会計の件ですが、予算現額が50億8,280万円で、支出済み額が49億4,762万円となっておりますが、不用額1億3,518万円ということですが、不用額はなぜ1億3,518万円と多いのか。そして、今後は予算現額を精査されていったらどうなのか、伺いたいと思います。 ○委員長本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 不用額でございますが、とりわけ多いのが保険給付費の約7,800万円でございます。現在でも、予算編成に当たりましては、これまでの給付の伸びをもとに必要額を見込んで編成をさせていただいているところではございますが、実際には見込みほど伸びなかったのが実情でございます。とりわけ平成28年度の実績では、先ほども答弁申し上げましたが、介護度の高い利用者の方が比較的少なかったこと、それから定期巡回・随時対応型訪問介護看護というサービスがございます。それから、このほかにも看護小規模多機能型居宅介護といった、いわゆる在宅での生活を支援するために設けられた新たなサービスでございますが、こういったサービスの充実を府中市として目指しているところでございますが、介護人材の確保が困難という状況の中で、こういった新しい在宅生活を支援するサービスが十分に整備・提供できていないといったことも要因の一つであると分析をしているところでございます。  来年度の予算要求に向けましては、決算状況を踏まえながら、さらに予算を適正に見込んでいきたいと考えているところでございます。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。  三藤副委員長。 ○副委員長三藤毅君) 介護保険料の不納欠損額が405万8,000円ということであります。  ちょっと市長にお伺いしたいんですが、国保税とか介護保険料あわせて1,300万円以上ということですね、不納欠損額が。全体でも3,400万円ぐらいの不納欠損額で、その3分の1以上をこの二つで占めていると思うんですけど、市長は、しばしば行財政改革を口にされるわけですけど、この辺の強化が非常に重要だと思いますが、いわゆる未収金の一元管理ということについて、そうしなければ、なかなか見えてこないのじゃないかと思いますが、唐川課長は年金の支給日に回っているというお話もありましたが、全体的にダブっておるところは、そういうところに行って話をすればいいんじゃないかと思いますが、その辺についてのお考えはどう思われますか。 ○委員長本谷宏行君) 戸成市長。 ○市長(戸成義則君) 税金の関係もございますし、料というものもあるわけでございますが、私の考え方というのは、基本的には入らなければ強制執行できるような、そういうことを目指すということでございますけれども、やはり今、介護の問題とか、あるいは国保の問題とかいうものは、所得が非常に低い人がおられると。その方がなかなか難しいということになるんじゃなかろうかと思っております。ですから、余り強制をするのもいかがなものかというところの兼ね合いというのが非常に難しいと思うんですね。しかし、やはり負担の公平性ということから考えましたら、全くものがないのに保険料なり税金をかけるわけではありません。所得とか、そういうものを含めてやるわけですから、当然、払っていただくのが原則でございますが、先ほど言いましたように、非常にそこら辺のぐあいが難しい面がございます。したがいまして、できる限り納めていただくように説得をすると。あるいは、ものがあっても払わない人もいらっしゃるかもわかりませんので、そこら辺はきちっと調査をして、強く求めていかなければならないと考えております。 ○委員長本谷宏行君) 三藤副委員長。 ○副委員長三藤毅君) 県からも職員の応援を得て、この問題には取り組んでおられると思いますが、一元管理ということについてはどうお考えでしょうか。 ○委員長本谷宏行君) 戸成市長。 ○市長(戸成義則君) これは、一元管理ということも確かに必要だろうと思うんです。ですから、そういうところは総合的に判断をしていかなければならないと思っております。いずれにいたしましても、滞納あるいは不納欠損をできる限り減らしていくのが我々執行する者の務めであると考えておりますので、御理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、本案に対する意見、指摘事項がありましたら順次御発言を願います。                〔発言する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) 特に御意見等がないようですので、本案に対する意見、指摘事項はないものとさせていただきます。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします。  本案は認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は認定することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長本谷宏行君) 次に、議案第68号「平成28年度府中後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 特にございません。 ○委員長本谷宏行君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  大本委員。 ○委員大本千香子君) 決算の監査委員の報告書のほうから、もちろん後期高齢者の対象の方はだんだんふえていらっしゃるということで、市民の割合でいくと大体20%ぐらいが後期高齢者の対象になっていらっしゃると思いますし、後期高齢者ということになると、かかる医療費そのものも1人当たりというのがかなり上がってきているのではないかなと思いますけれども、今後どのぐらいを予測されているのか、ちょっと今後の予測について伺いたいと思います。 ○委員長本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) 後期高齢者医療に係る医療費の予測ということでございますけれども、先ほど国保のところでも御答弁申し上げましたけれども、平成28年度につきましては、国保同様、平成27年度に比べ、医療費そのものは若干下がっているという状況でございまして、それは平成27年度の特別な事情と理解をしております。しかし、医療費全体を見ますところ、やはり1人当たりの医療費は伸びてきているという実態だと思っておりますので、この緩やかな上昇というのは今後も予想されると認識しております。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、本案に対する意見、指摘事項がありましたら順次御発言を願います。                〔発言する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) 特に御意見等がないようですので、本案に対する意見、指摘事項はないものとさせていただきます。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします。  本案は認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は認定することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長本谷宏行君) 次に、議議案第69号「平成28年度府中病院事業債管理特別会計歳入歳出決算認定について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 特にございません。 ○委員長本谷宏行君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  水田委員。 ○委員水田豊君) 病院事業資金9,000万円と計上されています。この中身は何でしょうか。 ○委員長本谷宏行君) 皿田健康政策室長。 ○健康政策室長皿田敏幸君) 病院事業資金9,000万円の中身でございますけれども、府中市民病院の改築にかかわりまして、府中市病院機構が負担をいたしました病院東側の駐車場整備、アスファルト舗装等も含みますけれども、植栽整備に要する費用が約9,500万円かかっておりますけれども、このうち9,000万円を病院施設整備等資金貸付金で対応したということでございます。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、本案に対する意見、指摘事項がありましたら順次御発言を願います。                〔発言する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) 特に御意見等がないようですので、本案に対する意見、指摘事項はないものとさせていただきます。  続いて、討論を行います。
     討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします。  本案は認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は認定することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長本谷宏行君) 次に、議案第71号「平成28年度府中病院事業会計決算認定について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 特にございません。 ○委員長本谷宏行君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、本案に対する意見、指摘事項がありましたら順次御発言を願います。                〔発言する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) 特に御意見等がないようですので、本案に対する意見、指摘事項はないものとさせていただきます。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします。  本案は認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は認定することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長本谷宏行君) 次に、請願第1号「精神障害者重度心身障害者医療費公費負担制度の適用を求める請願」の件を議題といたします。  お諮りいたします。  本請願については、審査の必要から、紹介議員の説明を聞きたいと思います。これに賛成の方は御起立願います。                 〔賛成者起立〕 ○委員長本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、紹介議員から説明を聞くことに決しました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時10分 休憩              〔大本議員 説明者席へ移動〕                午前11時10分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長本谷宏行君) 再開いたします。  それでは、請願の審査に入ります。  まず、事務局に経過の説明を求めます。 ○事務局長赤利充彦君) それでは、私のほうから今回の請願につきましての経過を説明いたします。  精神障害者重度心身障害者医療費公費負担制度の適用を求める請願についてということで経過説明いたします。  本請願につきましては、本年8月22日に府中市精神保健福祉家族会さつき会の代表であります信岡保伸様ほか2名が大本千香子議員及び加島広宣議員の御紹介で提出されたもので、議長には、議長室において受け取られました。  請願書に記載されております474名を審査いたしましたところ、押印がないもの、住所の記載がないものがございまして、所定の要件を満たしている請願者数は474中462名ということでございました。  この請願の趣旨は、重度心身障害者医療費公費負担制度の適用対象に身体障害者、知的障害者と同じく精神障害者を加えるよう求められたものでございます。 ○委員長本谷宏行君) 続いて、本請願について、執行部の意見を求めます。  岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) この請願の内容につきましては、6月の定例会の中でも御答弁申し上げているところでございますけれども、現在、広島県におきまして、精神障害者に対する医療費助成制度の創設に向けまして、各市町の意見を聞きながら検討が進められている状況でございまして、県や他市町の動向や状況を見守りながら、精神障害者の医療支援についても検討してまいりたいと考えております。  また、重度心身障害者医療費制度の適用につきまして、市長会等を通じ、国への要望を検討してまいりたいと思っております。 ○委員長本谷宏行君) 続いて、本請願の内容について、紹介議員である大本君に説明を求めます。  大本議員。 ○議員(大本千香子君) 精神障害者重度心身障害者医療費公費負担制度の適用を求める請願について説明をさせていただきます。内容がダブるかもしれませんけれども。  8月22日、府中市精神保健福祉家族会さつき会を代表して、会長の信岡保伸氏より精神障害者重度心身障害者医療費公費負担制度の適用を求める請願を462名の署名とともに議長に提出されました。請願の紹介議員として、加島議員と私、大本がお受けし、一緒に提出させていただいたところでございます。  現在、精神障害者の方の医療費は、国の制度である自立支援医療の精神通院医療に、通院にかかわる精神科医療費の1割を自己負担され、精神科の入院医療費あるいはその他の診療科目の医療費は原則3割自己負担となっております。精神障害で多くの方は就労ができないか、あるいは作業所等の月1万円から2万円程度の収入の形の就労形態が多く、医療費の負担は生活を圧迫し、治療をやめることにより症状の悪化を招くことにもなりかねません。入院費が高額になり、負担が厳しいとの御相談も多くいただいているところでございます。公益社団法人全国精神保健福祉会連合会の精神障害者の生活と治療に関するアンケート「より良い生活と治療への提言」によれば、医療費を誰が支払っているのかの問いに対し、本人が41%、家族30%、公費扱いなので無料22%の回答でありました。  平成23年、改正された障害者基本法では、精神障害障害者と明記されておりますが、他の身体障害者あるいは知的障害者の方には、県の制度として、重度心身障害者医療費公費負担制度が適用され、重度障害の方の医療費は、通院1日上限200円、月4日、入院14日までと自己負担金への助成がなされております。この制度には、精神障害の方は対象となっておりません。重度の精神障害の方の医療費に対し、この制度の対象とされ、治療が安心して継続できる支援を府中市として早急に取り組んでいただく請願といたしました。  御審議いただき、皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○委員長本谷宏行君) ただいまの説明に対し、質疑のある方は順次御発言を願います。  水田委員。 ○委員水田豊君) 公費負担制度で、公費負担をするのはどこになるんですか。 ○委員長本谷宏行君) 大本議員。 ○議員(大本千香子君) 重度心身障害者の場合は、県が2分の1、市が2分の1の割合になっていると伺っております。 ○委員長本谷宏行君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) ないようですので、紹介議員に対する質疑を終了いたします。  それでは、本請願について意見等のある方は、順次御発言を願います。御意見等はありませんか。                〔発言する者なし〕 ○委員長本谷宏行君) 休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時17分 休憩              〔大本委員 委員席へ移動〕                午前11時17分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長本谷宏行君) 再開いたします。  これより討論を行います。  討論はありませんか。  水田委員。 ○委員水田豊君) 賛成の立場で討論いたします。  県のほうでも具体的な施策を考慮中だということをお聞きしました。であるならば、率先して府中市も市行政の推進ということで対応を願えればと思うところでございます。 ○委員長本谷宏行君) ほかに討論はありませんか。  なければ、本請願を採決いたします。  本請願は、採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本請願は採択されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長本谷宏行君) 以上で厚生委員会に付託された案件の審査は終了いたしました。  委員長報告の作成については、御一任願います。  以上で、厚生委員会を散会いたします。                午前11時19分 散会...