• 784(/)
ツイート シェア
  1. 府中市議会 2017-09-04
    平成29年第3回定例会( 9月 4日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    平成29年第3回定例会( 9月 4日)              平成29年第3回府中市議会定例会会議録  平成29年9月4日午前10時0分、府中市議会定例会本市議事堂において開会した。 1 出席議員      1番  丸山茂美       2番  加納孝彦      3番  山口康治       4番  本谷宏行      5番  三藤 毅       6番  加島広宣      7番  楢﨑征途       8番  土井基司      9番  田邉 稔       10番  髙山詳次      11番  居神光男       12番  橘髙尚裕      13番  小原 操       14番  大本千香子      15番  水田 豊       16番  小川敏男      17番  加藤吉秀       18番  小野申人      19番  瀬川恭志       20番  棗田澄子 1 欠席議員   なし 1 説明のため出席した者   市長          戸成義則   教育長         平谷昭彦   総務部長        石川裕洋   参事          武田英三   健康福祉部長      九十九浩司  建設産業部長      若井紳壮
      教育部長        粟根誠司   人事秘書課長      浅野昌樹   総務課長        小寺俊昭   企画財政課長      豊田弘治   健康政策室長      皿田敏幸   教委総務課長      大和庄二郎   監査委員        石原広一 1 事務局及び書記   事務局長        赤利充彦   議事係長        山路英利   主任          小林正樹 1 議事日程   日程第1 会期の決定について   日程第2 会議録署名議員の指名   日程第3 諸般の報告について   日程第4 監査委員のあいさつ   日程第5 議案第57号 教育委員会委員の任命の同意について   日程第6 議案第58号 過疎地域自立促進計画の変更について   日程第7 議案第59号 府中市こどもの国新築工事請負契約の変更について   日程第8 議案第60号 城山浄水場急速ろ過池外改修工事請負契約の締結について   日程第9 議案第61号 市道路線の認定について   日程第10 議案第62号 府中市消防団条例の一部改正について   日程第11 議案第63号 府中市体育施設設置及び管理に関する条例の一部改正につい              て   日程第12 議案第64号 平成28年度府中市一般会計歳入歳出決算認定について   日程第13 議案第65号 平成28年度府中市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に              ついて   日程第14 議案第66号 平成28年度府中市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定              について   日程第15 議案第67号 平成28年度府中市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい              て   日程第16 議案第68号 平成28年度府中市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定              について   日程第17 議案第69号 平成28年度府中市病院事業債管理特別会計歳入歳出決算認定              について   日程第18 議案第70号 平成28年度府中市水道事業会計決算認定について   日程第19 議案第71号 平成28年度府中市病院事業会計決算認定について   日程第20 議案第72号 平成29年度府中市一般会計補正予算(第2号)について   日程第21 議案第73号 平成29年度府中市公共下水道事業特別会計補正予算(第1              号)について   日程第22 議案第74号 平成29年度府中市介護保険特別会計補正予算(第2号)につ              いて   日程第23 議案第75号 平成29年度府中市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1              号)について   日程第24 議案第76号 平成29年度府中市水道事業会計補正予算(第1号)について   日程第25 報告第6号 専決処分の報告について   日程第26 報告第7号 専決処分の報告について   日程第27 報告第8号 平成28年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の              報告について   日程第28 報告第9号 地方独立行政法人府中病院機構の経営状況について   日程第29 報告第10号 地方独立行政法人府中病院機構の業務実績に関する評価結              果報告について   日程第30       請願の委員会付託厚生委員会 1号) 1 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~               午前10時0分 開会・開議 ○議長(丸山茂美君)  これより平成29年第3回府中市議会定例会を開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元に配付しております議事日程表により進めたいと思います。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時0分 休憩                午前10時5分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 再開いたします。  日程第1、会期の決定についての件を議題といたします。  今期定例会の会期は、本日から9月19日までの16日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山茂美君) 御異議なしと認めます。  よって会期は16日間と決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において三藤毅君及び大本千香子君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 日程第3、諸般の報告についての件を議題といたします。  議員派遣について、会議規則第164条の規定によりお手元に配付のとおり決定したことを御報告いたします。また、5月1日及び7月24日付で議員派遣を決定した議員から派遣結果の報告がありましたので、お手元に配付の報告書のとおり御報告いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 日程第4、監査委員の挨拶の件を議題といたします。  監査委員を代表して、石原監査委員から挨拶をいただきたいと思います。             〔監査委員 石原広一君 登壇〕 ○監査委員石原広一君) 平成28年度の決算審査に当たり、監査委員として御挨拶をさせていただきます。  市長から提出されました府中市の平成28年度一般会計特別会計事業会計について、決算書並びに付随する書類及び基金運用状況の審査を行いました。審査の対象、方法、結果につきましては、既に配付されております意見書のとおりでありますが、審査に当たりましては、地方自治法の趣旨に沿って実施させていただいております。  平成28年度の一般会計では、前年度と比べて歳入は26億円、歳出は24億2,000万円とともに減少しております。  歳入の内訳を見ますと、自主財源は2,000万円減少し、依存財源は25億8,000万円減少しており、その結果、歳入に占める自主財源の割合は、前年度よりも3.9ポイント上昇しました。  自主財源の中の市税収入については、個人市民税固定資産税が増加したものの、法人市民税の減少額がそれを上回っており、市税収入全体では4,000万円減少しております。  依存財源では、市債が11億5,000万円、国庫支出金が6億1,000万円、県支出金が4億8,000万円それぞれ減少しており、その主な要因としては、前年度における府中市民病院改築工事が挙げられます。歳入に占める割合が30%を超える依存財源であります地方交付税は1億9,000万円減少し、また、地方消費税交付金も1億2,000万円減少しております。  特別会計では、国民健康保険特別会計病院事業債管理特別会計における歳入及び歳出の減少が大きく、特別会計全体で歳入歳出ともに減少いたしました。  経常収支比率は93.9%で、前年度よりも2.8ポイント悪化しております。  単年度収支は1億円の赤字でしたが、年度中途において財政調整基金への積立金2億4,000万円があり、実質単年度収支は1億4,000万円の黒字となっております。  基金残高は5億7,000万円増加して、44億5,000万円となっております。一方、地方債残高は5億4,000万円減少しており、健全化判断比率の中の実質公債費比率は10.0%で1.1ポイントの改善、将来負担比率は86.5%で4.7ポイントの改善となっております。  なお、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく、健全化判断比率及び資金不足比率報告書についての審査もあわせて実施いたしております。健全化判断比率及び資金不足比率は、いずれも早期健全化基準以下の数値となっております。  このように、平成28年度決算ではフロー面において、府中市民病院改築工事の終了によって歳入歳出規模が縮小したこと、また、地方交付税地方消費税交付金の減少によって、実質単年度収支において黒字幅が減少し、経常収支比率が悪化したことが特徴と言えます。一方、ストック面については、基金残高の増加、地方債残高の減少、実質公債比率及び将来負担比率の減少など、こちらは財政指標の改善が示されております。  「府中市中期財政計画(試算)平成29年度から平成33年度」においては、今後、市税収入が減少し、普通交付税合併特例加算分も減少する一方で、地方債残高は増加し、実質公債比率も上昇することが試算されており、今後においても厳しい財政状況が続く内容となっております。  このように、厳しい環境における行政運営にお役立ていただくためにも、平成28年度決算について、各政策の費用対効果を十分に検証されることをお願いいたしまして、御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。             〔監査委員 石原広一君 降壇〕            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) この際、日程第5、議案第57号「教育委員会委員の任命の同意について」の件を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  石川総務部長。             〔総務部長 石川裕洋君 登壇〕 ○総務部長石川裕洋君) 早速でございますが、平成29年第3回府中市議会定例会に提案しております、議案第57号につきまして御説明させていただきます。
     それでは、議案集(1)をお開きください。  議案第57号、教育委員会委員の任命の同意について。  地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定により、市議会の同意を求めるものでございます。  氏名、和知啓子。住所、生年月日は記載のとおりでございます。和知さんは新任で、任期は平成29年10月1日からの4年間でございます。なお、経歴につきましては、別にお配りしておるとおりでございます。  何とぞ、原案どおり御同意いただきますよう、よろしくお願いいたします。             〔総務部長 石川裕洋君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) これにて、提案理由の説明を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) これより、議案第57号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第57号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山茂美君) 御異議なしと認めます。  よって議案第57号については、委員会の付託を省略することに決しました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時14分 休憩                午前10時14分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 再開いたします。  これより、議案第57号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第57号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山茂美君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時15分 休憩                午前10時17分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 再開いたします。  この際、日程第6、議案第58号「過疎地域自立促進計画の変更について」から、日程第29、報告第10号「地方独立行政法人府中病院機構の業務実績に関する評価結果報告について」までを一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  石川総務部長。             〔総務部長 石川裕洋君 登壇〕 ○総務部長石川裕洋君) 先ほど、議案第57号につきまして、御同意ありがとうございました。  引き続き、平成29年第3回府中市議会定例会に提案しております議案及び報告につきまして、お手元の議案集、報告集により順次説明させていただきます。  それでは、議案集(1)をお開きください。  議案第58号、過疎地域自立促進計画の変更について。  過疎地域自立促進特別措置法の規定により、計画の一部を変更することにつきまして、市議会の議決を求めるものです。  提案理由でございますが、平成28年度から平成32年度までの過疎地域自立促進計画に6事業を追加するものでございます。その追加事業でございますが、POM小路(2工区)整備、朝日町踏切歩道整備、みんなの公園整備、図書館周辺整備私立保育所等整備国府公民館建設で、それぞれの事業の計画期間、事業費は記載のとおりでございます。  なお、事業箇所等につきましては、別にお配りしておるとおりでございます。  続きまして、議案第59号、府中市こどもの国新築工事請負契約の変更について。  議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、3月議会で御承認いただきました契約金額の変更について、市議会の議決を求めるものでございます。  変更理由は、地中障害物が発見されたことにより撤去工事費を追加するためで、契約金額を3億3,339万6,000円から3億4,043万6,520円に変更するものでございます。また、あわせて工期を延長するものでございます。  続きまして、議案第60号、城山浄水場急速ろ過池外改修工事請負契約の締結について。  議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、市議会の議決を求めるものでございます。  工事名、城山浄水場急速ろ過池外改修工事契約金額、2億8,080万円。契約の相手方、株式会社武田組府中支店。所在地、代表者は記載のとおりでございます。契約の方法は条件付一般競争入札。なお、参考資料集工事概要等を添付しておりますので、御参照ください。  続いて、議案第61号、市道路線の認定についてで。  道路法の規定により、市議会の議決を求めるものでございます。  この中須58号線の路線調書、位置図は、参考資料集に添付しておりますので御参照ください。  続きまして、議案第62号、府中市消防団条例の一部改正について。  提案理由ですが、団員の定数の変更について、地域の実情を反映した定数に改正するもので、現行の「920人」を「846人」に改正いたします。施行期日は平成29年10月1日です。  また、出場報酬の変更について、1回当たりの報酬額を現行の「1,760円」から340円引き上げ、「2,100円」に改正するものでございます。施行期日は平成30年4月1日でございます。  続きまして、議案第63号、府中市体育施設設置及び管理に関する条例の一部改正について。  提案理由ですが、ネーミングライツ事業のため、府中市立総合体育館の愛称を削るものでございます。施行期日は平成29年10月1日でございます。  なお、参考資料集といたしまして、議案第62号、議案第63号の条例の改正に係る新旧対照表を掲載しておりますので、御参照ください。  続きまして、決算議案の説明に移らせていただきます。  一般会計、各特別会計の決算につきましては、地方自治法の規定により、別冊のとおり、監査委員の意見をつけて市議会の認定に付すものでございます。  それでは、別冊の平成28年度府中市歳入歳出決算書で簡略に御説明いたします。  議案第64号、平成28年度府中市一般会計歳入歳出決算認定について。  歳入歳出決算書の224ページをお開きください。実質収支に関する調書でございます。歳入総額は205億8,090万8,000円、歳出総額は199億6,621万1,000円、歳入歳出差引額は6億1,469万7,000円、このうち翌年度へ繰り越すべき財源といたしまして、繰越明許費繰越額1億4,604万7,000円を差し引きますと、実質収支額は4億6,865万円でございます。このうち2億4,000万円を地方自治法の規定により財政調整基金に積み立てるものでございます。  それでは、主な歳入歳出につきまして、収入済額支出済額をもって説明いたします。  初めに、歳入でございますが、1款市税52億1,303万3,454円、9款地方交付税は61億8,543万円で、普通交付税が53億6,529万7,000円、特別交付税が8億2,013万3,000円となっております。  13款国庫支出金は25億9,696万8,653円で、主なものといたしましては、自立支援給付費負担金児童手当負担金生活保護費等負担金保育所運営費負担金などの国庫負担金が16億7,887万5,617円、社会資本整備総合交付金臨時福祉給付金給付事業費補助金地方創生加速化交付金などの国庫補助金が9億1,507万4,103円となっております。  14款県支出金につきましては、13億1,302万7,335円で、主なものといたしましては、自立支援給付費負担金国民健康保険保険基盤安定負担金後期高齢者医療保険基盤安定負担金などの県負担金が8億3,462万5,282円、未来の地域づくり応援交付金重度心身障害者医療費補助金などの県補助金が4億281万2,080円となっております。  20款市債は22億4,550万円で、臨時財政対策債過疎対策事業債、緊急防災・減災事業債などが含まれております。  続きまして、歳出の主なものを申し上げます。  2款総務費は18億9,808万5,934円となっており、主に防災行政無線整備工事公共交通維持確保庁舎営繕工事、府中市文化センター改修などの事業を実施しました。  3款民生費は66億2,991万6,794円で、主に自立支援給付介護保険特別会計国民健康保険特別会計に対する繰り出し、児童手当給付療養給付費負担金臨時福祉給付金出産応援金などの事業を実施しております。  4款衛生費は23億5,303万2,592円で、主に地方独立行政法人府中病院機構や湯が丘病院に対する財政的支援府中市民病院改築工事RDF施設維持管理などの事業を実施しております。  6款農林水産業費は2億8,673万5,234円で、主に中山間地域等直接支払、小規模崩壊地復旧工事、ひろしまの森づくり、地域農業振興支援などの事業を実施しております。  7款商工費は6億4,699万8,960円で、主に中小企業振興融資預託、道の駅備品整備企業立地奨励金などの事業を実施しました。  8款土木費は27億583万5,698円で、主に公共下水道事業特別会計に対する繰り出し、都市再生整備事業目崎出口線道路改良、市道の維持修繕や新設改良などの事業を実施しております。  9款消防費は7億7,406万6,512円で、主に福山地区消防組合負担金消防器庫新築補助消防団車両整備防火水槽事業などを実施しております。  10款教育費は13億1,333万6,697円で、主に通学バス運行放課後児童クラブ、コミュニティ・スクール、就学援助、公民館の維持管理備後国府関連遺跡の調査及び啓発などの事業を実施しました。  11款災害復旧費は1億3,784万円9,179円。  12款公債費は26億9,304万9,344円となっております。  なお、14ページから223ページには、歳入歳出決算事項別明細書を掲載しておりますので御参照ください。  続きまして、議案第65号、平成28年度府中市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。  歳入歳出決算書実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は45億7,982万円、歳出総額は45億720万1,000円、歳入歳出差引額は7,261万9,000円で、実質収支額も同額でございます。  それでは、主な歳入歳出につきまして、収入済額支出済額をもって説明いたします。  歳入でございます。1款国民健康保険税は8億862万1,139円、2款国庫支出金は8億5,110万1,398円、3款県支出金は2億3,426万4,030円、5款前期高齢者交付金は12億7,001万7,336円、6款共同事業交付金は9億2,885万3,191円、8款繰入金は3億4,569万3,939円でございます。  歳出の主なものでございますが、2款保険給付費は27億8,539万9,381円、3款後期高齢者支援金等は4億7,103万1,224円、6款介護納付金は1億7,291万2,370円、7款共同事業拠出金は9億5,758万4,084円でございます。  なお、歳入歳出決算事項別明細書を掲載しておりますので、御参照ください。  続きまして、議案第66号、平成28年度府中市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について。  それでは、実質収支に関する調書でございます。  歳入歳出の総額は、同額の10億8,736万6,000円で、実質収支額はゼロ円でございます。  それでは、歳入歳出の主なものを収入済額支出済額で御説明いたします。  まず、歳入でございますが、2款使用料及び手数料1億6,970万7,827円、5款繰入金5億12万3,185円でございます。  続きまして、歳出でございますが、1款総務費は1億1,507万4,311円、2款下水道事業費は1億4,187万3,171円、3款公債費は8億3,041万8,230円となっております。  なお、歳入歳出決算事項別明細書を掲載しておりますので御参照ください。  続きまして、議案第67号、平成28年度府中市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。  それでは、まず保険事業勘定でございます。実質収支に関する調書でございます。
     歳入総額は50億3,993万5,000円、歳出総額は49億4,761万7,000円、歳入歳出差引額は9,231万8,000円となり、実質収支額も同額でございます。  それでは、歳入歳出の主なものにつきまして、収入済額支出済額で御説明いたします。  まず、歳入でございますが、1款保険料10億673万7,100円、2款国庫支出金12億4,888万4,574円、3款支払基金交付金13億2,237万7,749円、4款県支出金7億35万5,505円、6款繰入金は7億1,820万3,318円となっております。  次に、歳出でございますが、2款保険給付費45億3,668万3,822円となっております。  なお、歳入歳出決算事項別明細書を掲載しておりますので、御参照ください。  続きまして、介護サービス事業勘定でございます。  実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は3,846万2,000円、歳出総額は2,129万2,000円、歳入歳出差引額は1,717万となり、実質収支額も同額でございます。  それでは、歳入歳出の主なものにつきまして、収入済額支出済額で御説明いたします。  まず、歳入でございますが、1款サービス収入2,516万4,700円、3款繰越金1,329万5,768円となっております。  次に、歳出でございますが、1款事業費のみで、2,129万1,745円でございます。  なお、歳入歳出決算事項別明細書を掲載しておりますので、御参照ください。  続きまして、議案第68号、平成28年度府中市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。  実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は6億5,066万3,000円、歳出総額は6億4,543万2,000円、歳入歳出差引額は523万1,000円で、実質収支額も同額でございます。  それでは、歳入歳出の主なものにつきまして、収入済額支出済額で御説明いたします。  まず、歳入でございますが、1款後期高齢者医療保険料は4億6,826万円3,046円、7款繰入金は1億7,873万1,969円でございます。  歳出でございますが、2款後期高齢者医療広域連合納付金は6億2,493万8,875円でございます。  歳入歳出決算事項別明細書を掲載しておりますので御参照ください。  続きまして、議案第69号、平成28年度府中市病院事業債管理特別会計歳入歳出決算認定について。  それでは、実質収支に関する調書でございます。  歳入歳出総額は同額の2億6,520万4,000円でございます。実質収支額はゼロ円でございます。  なお、款項別の歳入歳出決算書につきましては歳入歳出決算事項別明細を記載しておりますので、御参照ください。  続きまして、議案第70号、平成28年度府中市水道事業会計決算認定について。  地方公営企業会計の規定により、監査委員の意見をつけて市議会の認定をするものでございます。  別冊の平成28年度府中市水道事業会計決算書で御説明いたします。  平成28年度府中市水道事業報告書でございます。  総括事項でございますが、平成28年度の水道料金収入は、上水道事業は、学校用、官庁用、病院用が減少いたしましたが、家事用、営業用、工場用が増加し、全体では増収となりました。簡易水道事業は、家事用、営業用、学校用、病院用が減少しましたが、工場用、官庁用が増加し、全体では増収となりました。  給水状況でございますが、年間有収水量は、上水道事業では対前年比1万3,198立方メートルの増加、簡易水道事業も307立方メートルの増加となりました。  次に、建設改良事業の状況でございますが、建設改良事業費は、総額3億642万5,716円の支出となりました。これは主なものといたしまして、配水管整備費、配水管改良事業、施設改良事業などによるものでございます。これによりまして、給水区域内の管路総延長は252.16キロメートルとなりました。  次に財政状況でございますが、収益的収入で、総収入額は5億9,343万7,755円、総支出額は5億6,637万8,433円となり、差引純利益は2,705万9,322円となりました。  資本的収支で、総収入額は3億1,763万9,620円、総支出額は4億5,239万8,183円で、差引不足額といたしまして、1億3,475万8,563円となり、その不足額は過年度分及び当年度分損益勘定留保資金等で補填をさせていただいております。  そのほか、損益計算書、貸借対照表、収益費用明細書、資本的収支明細書など関係書類をつけておりますので、それぞれ御参照ください。  続きまして、議案第71号、平成28年度府中市病院事業会計決算認定について。  地方公営企業法の規定により、監査委員の意見をつけて市議会の認定に付すものでございます。  別冊の平成28年度府中市病院事業会計決算書で御説明いたします。  平成28年度府中市病院事業報告書でございます。  初めに、利用者の状況でございますが、延べ入院患者数は8万3,961人で、前年度に比べまして614人の減少、延べ外来患者数は1万1,518人で、前年度に比べ350人の減少となりました。  収益的収支の状況は、総収入額が12億8,005万7,542円、総支出額が12億6,580万2,374円で、純利益が1,425万5,168円でございます。  次に、資本的収支の状況でございますが、総収入額が4,680万1,000円、総支出額が7,376万1,246円で、不足額が2,696万246円となり、不足額は過年度分損益勘定留保資金で補填しております。  ほかに、損益計算書、欠損金計算書、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書、明細書などを掲げておりますので、御参照ください。  続きまして、補正予算の議案説明に移らせていただきます。  別冊の平成29年度府中市補正予算書並びに予算に関する説明書、一般会計(第2号)をお開きください。  議案第72号、平成29年度府中市一般会計補正予算(第2号)について。  既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2億793万7,000円を追加し、歳入歳出それぞれ201億9,469万7,000円といたします。  5ページは債務負担行為補正でございます。  追加で、府中市ホームページ運営保守業務委託料といたしまして、期間、平成30年度から平成34年度まで、限度額は613万3,000円でございます。  次に、環境センター施設整備に関する発注支援等業務委託料といたしまして、期間、平成30年度から平成31年度、限度額は1,693万円でございます。  次に、国府公民館設計業務委託料といたしまして、期間、平成30年度、限度額1,329万6,000円をそれぞれ補正するものでございます。  続きまして、歳入の主なものを説明させていただきます。  9款1項1目地方交付税につきまして、交付決定により、普通交付税2億7,521万6,000円を補正するものでございます。  17款2項1目財政調整基金繰入金につきまして、4億367万6,000円を減額するものでございます。  18款1項1目繰越金につきまして、2億2,864万9,000円を補正するものでございます。  次に、20款1項市債につきまして、2目民生費を3,530万円、6目土木債を4,420万円、9目災害復旧債を1,150万円をそれぞれ増額し、13目臨時財政対策債を決定額により1,758万円減額するものでございます。  続きまして、歳出の主なもののみ御説明いたします。  2款総務費1項総務管理費1目一般管理費につきまして、臨時職員賃金、派遣職員負担金、有線放送事業機器更新負担金といたしまして、2,116万1,000円を補正するものでございます。  4款衛生費2項清掃費4目し尿処理費でございますが、新しい環境センターの整備に要する経費といたしまして、1,375万3,000円を補正するものでございます。  7款商工費1項商工費2目商工業振興費につきまして、東京アンテナショップに対する負担金などで2,056万9,000円を補正するものでございます。  8款土木費2項道路橋梁費3目道路新設改良費につきまして、府中松永線を含む県営事業に対する本市負担金の決定などにより、5,618万2,000円を補正するものでございます。  次に、10款教育費5項社会体育費1目社会体育総務費につきまして、桜が丘グラウンドの整備で1,215万円を補正するものでございます。なお、この事業の実施に当たりましては、スポーツ振興宝くじ助成金を活用することといたしております。  11款災害復旧費1項農林水産施設災害復旧費1目農林水産施設現年発生災害復旧費につきまして1,300万円。同じく2項土木災害復旧費2目公共土木過年発生災害復旧費につきまして、2,340万円、それぞれ補正するものでございます。  給与費明細書を掲げておりますので、御参照ください。  続きまして、別冊の平成29年度府中市補正予算書並びに予算に関する説明書、公共下水道事業特別会計(第1号)をお開きください。  議案第73号、平成29年度府中市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について。  既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ840万4,000円を追加し、歳入歳出それぞれ12億594万5,000円といたします。  歳入の主なものを説明させていただきます。  7款1項1目下水道事業債につきまして、1,320万円を補正するものでございます。  次に、歳出の主なものを説明させていただきます。  2款下水道事業費1項下水道建設費1目公共下水道建設費といたしまして、上下水質管理センター長寿命化計画策定等業務委託料を減額し、管渠埋設工事、汚水管埋設工事等に係る費用を増額するため、840万4,000円を補正するものでございます。  次に、別冊の平成29年度府中市補正予算書並びに予算に関する説明書、介護保険特別会計(第2号)をお開きください。  議案第74号、平成29年度府中市介護保険特別会計補正予算(第2号)について。  既定の保険事業勘定歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ9,451万3,00円を追加し、歳入歳出それぞれ54億1,175万9,000円とし、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,716万9,000円を追加し、歳入歳出それぞれ4,225万6,000円といたします。  先に、保険事業勘定について御説明いたします。  歳入について御説明いたします。  3款1項2目地域支援事業支援交付金につきまして、219万6,000円を補正するものでございます。  7款1項1目繰越金につきまして、9,231万7,000円を補正するものでございます。  次に、歳出の主なものを御説明いたします。  3款1項1目介護給付費準備基金積立金といたしまして、1,037万2,000円を補正するものでございます。  4款諸支出金1項償還金及び還付加算金3目償還金につきまして、返還金として8,411万8,000円を補正するものでございます。  続きまして、介護サービス事業勘定を御説明いたします。  決算による繰越金1,716万9,000円を歳入補正し、同額を歳出の1款1項1目介護予防支援事業費に補正するものでございます。  続きまして、別冊の平成29年度府中市補正予算書並びに予算に関する説明書、後期高齢者医療特別会計(第1号)をお開きください。  議案第75号、平成29年度府中市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について。  既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ523万円を追加し、歳入歳出それぞれ6億6,843万1,000円といたします。  決算による繰越金523万円を歳入補正し、同額を歳出の2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金に補正するものでございます。  続きまして、別冊の平成29年度府中市水道事業会計補正予算書並びに予算に関する説明書をお開きください。  議案第76号、平成29年度府中市水道事業会計補正予算(第1号)について。  支出の第1款水道事業費用第1項営業費用を1,630万4,000円補正するものです。これは、濁水対策費といたしまして、管の洗浄業務、カメラ調査、汚泥の吸引等の委託料に計上するものでございます。  予定キャッシュフロー計算書と予定貸借対照表を載せておりますので、御参照ください。  続きまして、報告に移らせていただきます。別冊の報告集をお開きください。  報告第1号、専決処分の報告について。  地方自治法の規定により、報告するものでございます。  専決処分の日は、平成29年6月26日、賠償金額は2万7,000円、賠償の相手方は記載のとおりでございます。事故の概況でございますが、平成29年4月26日午前9時50分ごろ、府中市高木町のアパート敷地内におきまして、健康医療課職員の運転する公用車が花壇に接触し、ブロックの一部が破損したものでございます。過失割合は、府中市が100%でございます。  報告第7号、専決処分の報告について。  地方自治法の報告により、報告するものでございます。  専決処分の日でございますが、平成29年7月27日、賠償金額は5万2,256円でございます。賠償の相手方は記載のとおりでございます。事故の概況でございますが、平成29年7月11日午後3時50分ごろ、府中市元町の民間施設駐車場におきまして、議会事務局職員の運転する公用車が駐車中の乗用車の後部バンパーに接触し、損害を生じさせたものでございます。過失割合は、府中市が100%でございます。なお、賠償金相当額は、全国市有物件災害共済会から相手方に直接支払われるものでございます。  報告第8号、平成28年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、監査委員の意見をつけて報告するものでございます。  平成28年度健全化判断比率報告書でございます。(1)総括表をごらんください。実質赤字比率と連結実質赤字比率につきましては、横棒で記載しておりますが、これはそれぞれ実質赤字が生じていませんので、比率は表示しないということでございます。  実質公債比率は10%で、前年度の11.1%と比較いたしますと1.1ポイント改善いたしました。将来負担比率は86.5%で、前年度の91.2%と比較すると4.7ポイント改善いたしております。
     続きまして、平成28年度資金不足比率報告書でございますが、(1)総括表をごらんください。水道事業会計、病院事業会計公共下水道事業特別会計とも資金不足は生じていませんので、資金不足比率は表示しておりません。  健全化判断比率審査意見書及び資金不足比率審査意見書が添付してありますので、御参照ください。  続きまして、報告第9号、地方独立行政法人府中病院機構の経営状況について。  地方自治法の規定により、府中市病院機構の経営状況説明書類を提出するものでございます。  貸借対照表をごらんください。資産の部といたしまして、固定資産及び流動資産の合計、一番下の資産合計でございますが、34億6,424万8,191円。  負債の部といたしまして、固定負債及び流動負債の合計、中ほどの右になりますが、33億5,163万6,880円。そして、純資産の部といたしまして、1億1,261万1,311円。負債合計と純資産合計を合わせますと、資産合計と同額となっております。  損益計算書でございます。当期損失は4,038万7,227円となるものでございます。  順にキャッシュ・フロー計算書、損失の処理に関する書類、行政サービス実施コスト計算書を掲載しておりますので、御参照いただきたいと思います。  また、附属明細書でございますが、これまでの財務諸表の明細及び内訳でございます。  続いて、決算報告書、事業報告書、監査報告書、平成29年度年度計画を添付しておりますので、御参照ください。  続きまして、報告第10号、地方独立行政法人府中病院機構の業務実績に関する評価結果報告について。  地方独立行政法人法の規定により、府中市病院機構の平成28年度業務実績の評価結果について報告するものでございます。  全体評価でございますが、業務実績については、年度計画をおおむね順調に実施していると評価できる項目が多いが、地域に必要とされる医療を安定的に提供していく目標に対し、課題が残っていると言わざるを得ない状況にあると評価されております。その他の内容につきまして、御一読をお願いいたします。  以上をもちまして、本9月定例会に提案させていただいております議案、報告につきまして御説明申し上げました。何とぞ慎重審議の上、全ての議案を原案どおり可決していただきますようお願いいたしまして、提案説明を終わります。よろしくお願いいたします。             〔総務部長 石川裕洋君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) これにて、提案理由の説明を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 議案第58号から議案第76号までの19件について、既に提案理由の説明は済んでおりますので、これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 議案第58号から議案第63号までの6件、議案第65号から議案第72号までの7件及び、議案第73号から議案第76号までの4件、計17件については、お手元に配付の委員会付託区分表のとおり所管の各常任委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) お諮りいたします。  議案第64号については、議長及び監査委員を除く18人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山茂美君) 御異議なしと認めます。  よって議案第64号については、議長及び監査委員を除く18人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  ただいま設置された決算特別委員会の正副委員長の互選について、議長からお願いいたします。  慣例により、決算特別委員会の委員長には総務文教委員長に、副委員長には委員会へ出席した最年長委員になっていただいておりますので、互選の手続を省略させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) お諮りいたします。  議案第72号については、議長を除く19人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山茂美君) 御異議なしと認めます。  よって議案第72号については、議長を除く19人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選について、議長からお願いいたします。  慣例により、予算特別委員会の委員長には副議長に、副委員長には総務文教委員長になっていただいておりますので、互選の手続を省略させていただきたいと思います。よろしくお願いします。  10分間休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時59分 休憩                午前11時10分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 再開いたします。  これより報告第6号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結し、報告を終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) これより報告第7号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結し、報告を終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) これより報告第8号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結し、報告を終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) これより報告第9号の質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  水田豊君。              〔15番議員 水田豊君 登壇〕 ○15番議員(水田豊君) 水田です。おはようございます。報告第9号に対して、質疑をいたします。この報告書の中に、行政サービス実施コスト計算書がございます。この計算書は何をあらわしているのかをお聞きしたいと思います。  報告案の通し番号では22ページになっています。病院経営の経常損失は、一年間の決算で約4,000万円の赤字になっているということですが、この計算書では、コストとしては5億9,000万円かかっているとなっております。この意味をお聞きしたいです。  つまり、病院としての決算では、昨年一年間で4,000万円の赤字になっておるけども、もちろんこれは市の繰り入れの4億5,000万円が入ってこうなっているということですが、府中市全体としてみれば、病院経営に5億9,000円費用がかかっているという理解でいいのかということでございます。  それと、ちょっと細かいんですが、その中にあります財産の無償賃貸取引の機会費用という項目がございます。これは新築された病院の建物は市の財産でありますから、その病院を市が無償で貸与していることについてのコストという理解でいいのかどうかということです。  それから、あと2点。63ページに監査報告書がついております。ここに理事の利益相反取引を監査すると。これは監査しなければならない項目としてこういうものがあるということなんですけども、理事の利益相反取引というものは、そもそもどういったものが考えられるのかということ。  それから、64ページからは今年度、平成29年度の年度計画が示されておりますが、その中にMHネットを展開する。そのネットを利用して、寺岡記念病院と連携するんだと書いてあります。これもどういうものなのかについて教えていただければと思います。  また、年度計画の中には、民間事業者から理事を招聘したとあります。この理事を招聘して、病院経営によい変化があったのか。市はどういうふうに認識しているのかということ。それから、市にかかわることとして、総務課長を招聘する。病院の報告ですから招聘になっていますが、市から言えば総務課長を送り込むということですが、病院事務に通じたと言いますか、病院事務に詳しいと言いますか、そういう職員を市として派遣する用意があるのかについてお伺いします。              〔15番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) 皿田健康政策室長。            〔健康政策室長 皿田敏幸君 登壇〕 ○健康政策室長(皿田敏幸君) 順を追って説明させていただきます。まず、第1点目の行政サービス実施コスト計算書についてですが、この行政サービス実施コスト計算書とは、地方独立行政法人の業務運営に関して市が負担するコストを集約したもので、損益計算書には出てこない費用、法人単体の財務諸表では見えない費用で、例えば、行政からの資産の無償貸与等の間接的な支援も費用として仮定いたしまして、業務運営に係る全費用をあらわしているもので、民間企業にはない独立行政法人独自の資料になります。  続きまして、病院機構の経済損失4,000万円に対して府中市は5億9,000万円のコストがかかっているとの理解でよいかということですけれども、行政サービス実施コスト計算書は、法人を行政機構の一部門として捉えた場合の運営に係る直接的費用、それから、間接的費用の全てを金額であらわしているもので、経常損失の約4,000万円は、計算上は約5億9,700万円の中に含まれております。つまり、市が病院事業を年間約5億9,700万円をかけて行っているということと同じ意味になろうかと思います。  続きまして、財産の無償賃貸取引の機会費用とは新築病院の賃貸のことかということですけれども、財産の無償賃貸取引の機会費用とは、府中市が無償貸与している府中市民病院の新たな建物について、仮に有償で貸していたなら、市が得られたであろう収益の額、言いかえれば、無償であることにより市が得られなかった収益ということになります。計算につきましては、建設費用を耐用年数39年で割った一年分の費用となります。  続きまして、監査報告中の理事の利益相反取引ですけれども、具体的にはどんな取引が考えられるのかですが、利益相反取引とは、役員が地方独立行政法人の利益を犠牲にして、自己または第三者の利益を図るような取引を行うことなんですけれども、地方独立行政法人の運営については、法令でさまざまな制約が課されておりますので、具体的な利益相反取引の事例を挙げるのは想定が難しいですけれども、例えば、地方独立行政法人を保証人とする融資を理事が受けること等が想定されると思われます。実際的にはないだろうと思われます。  それから、次にお尋ねのHMネットですけれども、HMネットとは、県内医療機関が保有する患者診療情報を共有することで、患者のさまざまな負担を軽減いたします。例えば、重複する検査の防止であるとか、重複する薬の処方防止、基本的な診療情報の共有による診療時間の短縮等をすることを目的に、広島県医師会が広島県の助成を受けて構築した情報連携ネットワークのことでございます。  続きまして、寺岡記念病院との連携の想定ですけれども、地域に必要な医療体制の確保に向けまして、医療機関の連携、役割分担を進めること等を目的に、府中市病院機構では、社会医療法人社団陽正会さんと地域医療病院コンソーシアム府中を結成されています。過去には大学病院の研修ガイダンスに共同で参加されたり、最近では共同で研修を行ったりされていると伺っております。  年度計画にも記載されておりますように、今後は地域医療研修の受け入れに向けた連携した研修体制の構築を目指していくと伺っております。  民間事業者から理事を招聘して変化があったかですけれども、民間事業者の方を理事に招聘しましたことで、より経営的視点を持った理事会運営ができるようになったと、市では考えております。また、理事会の活性化によりまして、病院運営の改善、効率化及び財務内容の改善がさらに進むことを期待しているところでございます。  最後に、市から総務課長を招聘とあるが、病院事務に通じた職員を派遣できるのかという御質問ですけれども、府中市が病院運営を担うようになりましたのは、平成16年の上下町との合併後のことでありまして、行政内部に病院事務に通じた職員が多くいるわけではありませんが、今年度につきましては、財務面に精通いたしました管理職職員を府中市民病院の総務課長として派遣しているところでございます。            〔健康政策室長 皿田敏幸君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) 水田豊君。              〔15番議員 水田豊君 登壇〕 ○15番議員(水田豊君) 答弁いただきました。行政サービス実施コスト計算書によって、府中市として病院事業にかかわる費用がこれだけになっている、5億9,000万円かかっているという理解でいいというふうに、今の答弁を聞いて思っております。  ここに病院の報告が出ているように、単年度の決算では、府中市が繰り入れた後の額でその年の黒字・赤字が出てきますが、府中市全体として、単年度でこれだけのコストをかけて病院事業をやっていることについては、我々議会も認識しておかなくてはいけないのではないかと思っております。  それと、3年目に黒字を達成するという目標ですが、これまでにも何回も質問させていただいてるんですが、府中市からの繰り入れ後の数字でそれを見るんだという答弁です。ですから、4億円の赤字が出たときに、4億1,000万円の府中市からの繰り入れがあれば、その年に黒字は達成したということになるわけで、そういうことでは病院経営に対して、きちんと運営されているかどうかというのはわからないです。ですから、繰り入れ基準とかを明確にしてやられることを望むということでございます。  今回、いろいろと答弁していただきまして、ありがとうございました。              〔15番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) 続いて、土井基司君。             〔8番議員 土井基司君 登壇〕 ○8番議員(土井基司君) 議席番号8番、市民クラブの土井でございます。報告第9号について質疑をさせていただきます。  収支計画や病院の収益については、府中市の財政にも影響があるということで、府中市としての考え方を確認するという意味で質問をさせていただきます。  中期計画の目標としては、平成30年度から黒字化ということですけれども、市の繰出金がふえたり減ったりするということになりますと、若干、客観的な目標とは言いがたいところがあると思います。第2期計画では基本4億円の繰り出しということを説明されているかと思いますけれども、この平成30年度からの黒字というのは、4億円の繰り出しで黒字、つまり病院側から見ると、繰り出し前の赤字が4億円以内になるという理解で府中市は捉えているかどうかということです。これが1点目。  それから、これは第2期計画の幅を超えてのことですけれども、将来的に、当初3億円の繰り出しという目標と言いますか、期待があったわけでありますけれども、現実に独法になって5年が過ぎて、この状況を見て、将来的に赤字額イコールほぼ繰り出し額だと思いますけども、それについてどれぐらいを期待しているのか。  それから、3点目ですけれども、平成29年度、今年度の見込みを、まだ半分過ぎてない状態ではありますけれども、期待どおり推移していると府中市としては考えているのかどうか。  評価委員会においても収支のみならず、もう少し具体的な将来像を出してほしいと述べられておりますけれども、報告の中では、婦人科の診療機能、あるいは、健診機能については維持が述べられておりますけれども、そのほかについては具体的な記述がありません。府中市として病院機構にどのような将来像を出していただくことを期待しているのかをお聞きしたいと思います。  その中で、例えば、具体的に医師会との連携は、どういうことに取り組んでいるのか、あるいは、取り組む予定なのかについてお伺いしたいと思います。  また、独法化の前提となる議論の中で、当初、人材センターということで北市民病院と市民病院、寺岡病院の3病院で共通した人材確保を進めていこうという構想もあったかと思いますが、その後の経緯はどうなっているのか。  それから、現実、今のところはそういう動きはないわけですけども、その中で病院機構が取り組んでいる人材確保や育成の取り組みについて市としてどう把握しているのか。例えば、接遇の研修を進めるということで、定期的に接遇満足度を図っているということなんですけども、その辺はどう行っているかとか、その辺が把握できていればお願いいたします。  また、職員の働きやすい職場づくりということで、院内保育所の「おひさま」が現在設置されておりますけども、現状の定員では不十分と報告には書いてあります。府中市としては病院機構と協議しながら、どう進めていこうと考えているのか。  以上について、お聞きいたします。             〔8番議員 土井基司君 登壇〕 ○議長(丸山茂美君) 皿田健康政策室長
               〔健康政策室長 皿田敏幸君 登壇〕 ○健康政策室長(皿田敏幸君) 1点ずつお答え申し上げたいと思います。  まず、収支計画の関係ですけれども、平成30年度からの黒字というのは、4億円の繰り出し後の黒字。つまり、繰り出し前の赤字を4億円以内に抑えると理解していいかでございますけれども、議員がおっしゃるとおりでございます。4億円の繰り出しを含めての平成30年度での収支黒字化を目標といたしております。  続きまして、将来的な赤字額、繰出額の目標ということですけれども、市としては、第2期中期目標経過期間中は繰出額4億円で、平成30年度での収支黒字化を目標としております。具体的な収支の額を申し上げますと、今年度は3,400万円の赤字を見込んでおりますが、平成30年度には800万円の黒字、平成31年度には4,700万円の黒字を見込んでおります。それ以降の、平成32年度以降につきましては、第3期中期目標、中期計画を策定していく中で、期間中の繰出額や収支の見込みを検討していくことになると考えております。早ければ来年、遅くても再来年度ぐらいには確定していきたいと考えております。  それから、平成29年度見込みでは計画どおり推移しているのかでございますけれども、平成29年度7月末時点の病院機構からの報告によりますと、現在のところ、収益面だけではなくて、費用面も含めた損益面では、前年を上回る状況が続いており、現在のところ計画どおり推移していると病院機構から伺っております。  次に、病院の将来像ですけれども、両病院の将来像につきましては、府中市病院機構でも法人として両病院の将来像を確立するまでに至っていないという自己評価を、今回の報告でなされております。それを受けまして、平成29年度の年度計画において、それぞれの圏域において、情勢や医療ニーズを的確に把握した両病院の将来像を確立し、地域に必要とされる医療を安定して提供します。また、医療機関全体が役割分担することによって、必要とされる医療を提供するという考え方にのっとり、府中地区医師会の医療機関と連携を図りながら進めますとされております。  市といたしましては、そういった方向性に基づき、引き続き府中市病院機構と協議を行っていきたいと考えております。  具体的な医師会との連携についてですけれども、医師会との具体的な連携につきましては、より広い地域の複数の病院と診療所からなる医療機関全体が役割分担することによりまして、必要とされる医療を提供するという考え方にのっとり、連携を図っていくと伺っております。ちなみに他の医療機関からの紹介患者数は、府中市病院機構スタート前の平成23年度と比較して94%増と、ほぼ倍増していると伺っております。  人材確保策に関しての人材センター構想のその後でございますけれども、議員が御指摘の人材センター構想とは、病院勤務医の減少という当時の状況の中で、地域に必要な診療機能の維持を目的に検討されたもので、検討段階でも構想の具体化には解決すべき多くの課題があることは指摘されておりました。  とは申しましても、広島県地域医療構想にもありますように、地域の医療機関の連携、役割分担は必要不可欠であることから、できることから取り組むべく、府中市病院機構は社会医療法人社団陽正会さんと地域医療病院コンソーシアム府中を結成されております。過去には大学病院の研修医ガイダンスに共同で参加したり、最近では共同で研修を行うなどの取り組みを行われております。年度計画にも記載されておりますように、今後は地域医療研修の受け入れに向けた連携した研修体制の構築を目指していくと伺っております。  接遇満足度の把握ですけれども、接遇の満足度につきましては、両病院とも各階に御意見箱を設置されて把握をしていると、病院機構から伺っております。その内容につきましては、サービス向上委員会という委員会を設けておられまして、そこで協議をして、回答を1階ロビーに掲示している。患者さんの目に触れるところに掲示していると伺っております。  最後に、院内保育所のことでお尋ねがございましたけれども、院内保育所につきましては、現在8名の定員いっぱいの状況で、この院内保育所をアピールした新たな看護師の確保が実際にはできない状況にあるということで、定員の拡大を図りたいと考えております。ただ、面積の要件もありまして、定員も10名までしかふやせないと聞いておりますので、定員をふやすにあたりまして、どのような形で今後実施していくのが最良であるかという協議を現在、府中市病院機構と担当課で行っているところでございます。            〔健康政策室長 皿田敏幸君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) それでは、以上で通告による質疑は終わりました。  これをもって、質疑を終結し、報告を終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) これより、報告第10号の質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  水田豊君。              〔15番議員 水田豊君 登壇〕 ○15番議員(水田豊君) それでは、続いて報告第10号について質疑をいたします。これは病院の評価委員会の評価でございますが、その中に5,000万円の追加支援について、結果として必要なかったと評価されている記述があります。これは私も結果論だとは思うんですけど、昨年12月でこの補正予算で追加支援を決めたときには、病院の決算はこのままで行くと債務超過になるという説明でございました。債務超過ということは、足りないお金が工面できなければ倒産するという事態です。ですから、5,000万円の追加支援を議会でも決めたわけですけども、結果論とは言え必要なかったと書かれていることについて、市はどう思われているのかお聞かせ願いたいと思います。  もう1点、先ほどの質問にもありましたが、両病院の将来像の確立については、ありていに言ってできていないということでございます。特に上下を中心とする北部の医療圏の基幹病院である北市民病院は、急性期病院として存続するという姿が見えないことに対して、地域住民の心配が引き続きあるということですから、この点については、きちんと市として、府中市には府中市内と上下を中心とする2つの診療圏域があると、それぞれに病院が必要だという上に立って、北市民病院も急性期病院として残すということをまずはっきりさせる。地域住民に安心感を与えていただくために、将来像を確立するという中で位置づけをしていただきたいと思うわけですけども、この点について市としての考えはどうなのか、お聞かせ願いたいと思います。              〔15番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) 皿田健康政策室長。            〔健康政策室長 皿田敏幸君 登壇〕 ○健康政策室長(皿田敏幸君) それでは、お答えいたします。1点目の5,000万円の追加支援について、必要なかったとの評価委員会の評価を市としてどう思うかでございますけれども、評価委員会での評価の際は、追加支援の理由、必要性はどういったものだったのかという。評価というよりは質問だったわけですけれども、この5,000万円の追加支援につきましては、3月補正でお願いをさせていただいております。  この補正予算の提出が、市の内部でおおむね1月末に行われるわけですけれども、府中市病院機構として北市民病院は9月、市民病院は11月に導入いたしました地域包括ケア病床への転換の効果が、この予算要求時点では見えていない状況での要求となっておりまして、この時点で資金ショートの可能性もあって、また、財務面においても、先ほど議員が言われたように債務超過となる恐れがあるということで、追加支援を行っております。  結果といたしまして、実際の決算について追加支援がなくてもよかったということになったのですけれども、地域包括ケア病床への転換の効果が思いのほかありまして、病院機構の経営成績に反映いたしまして、この追加支援がなくても年度目標を達成できたということにつきまして、市としては安堵しているところでございます。  今後、同様のことがないのが一番ですけれども、あった際は、今回のことがないようによく精査を行っていきたいと考えております。  2点目の北市民病院の関係の将来ビジョンということでしたけれども、先ほどおっしゃいましたように、確かに先月、先々月に北部町内会、あるいは、市民団体の方から議員御指摘の内容の要望書等が提出されておりまして、市として府中北市民病院を上下地区の急性期を担う病院として維持すべく、支援を継続してまいりたい旨の回答をさせていただくとともに、県にもこういう趣旨の要望があった旨をお話しさせていただいております。  また、各病院から厚生労働省に提出されます、6年が経過した時点の病床機能報告におきまして、府中北市民病院については、現在と同数、60床の急性期病床を予定している旨報告されておりますので、市といたしましても、府中北市民病院を上下地区の急性期を担う病院として維持すべく、支援を継続していきたいと考えております。以上です。            〔健康政策室長 皿田敏幸君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) 続いて、土井基司君。             〔8番議員 土井基司君 登壇〕 ○8番議員(土井基司君) 続いて、報告第10号について質問させていただきます。法改正によって、来年度から病院機構の業務実績に関する評価が、評価委員会から市長に権限が変わるということですけども、独法化によって、経営とか予算の執行が弾力化できることが期待されていたわけでありますけども、予算執行の弾力化については、この5年間で一度も実行されていないということもありまして、なかなか独法の特性を生かした経営ができていないと思います。  評価者が市長に変わるのを機に、やはり議会としてももう少し独法の内容について、経営の状況について意見を言いたいと思っているところでありまして、その辺について、これからお話ができればいいなと思っているところであります。  質問は、市長が評価者になるということで、評価委員会の扱いが今後どうなっていくのか。府中市としてどう活用していこうと考えているのかについて、お聞かせください。             〔8番議員 土井基司君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) 皿田健康政策室長。            〔健康政策室長 皿田敏幸君 登壇〕 ○健康政策室長(皿田敏幸君) 法改正による評価委員会の位置づけ等に関する御質問でございますけれども、今年6月の地方独立行政法人法の改正によりまして、来年度からは評価委員会の役割が変更となります。御質問の評価委員会で行っていただいておりました評価等につきましては、評価主体が設立団体の長、当市で言いますと市長にかわり、毎年の業務実績についての評価は市長が行うことになります。  評価委員会については、中期目標の期間の3年目の評価時に、中期目標期間の終了時に見込まれる目標期間の業務実績、予定になりますけれども、4年の予定される業務実績を市長が評価する際に評価委員会の意見を聞くというふうに変更となります。地方公共団体の法人への事前関与、統制を極力排除するという法の趣旨自体に変更はございませんけれども、事前チェックの方法が変わることになろうかと思います。以上です。            〔健康政策室長 皿田敏幸君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) 土井基司君。 ○8番議員(土井基司君) 2回目ですが、評価委員会は4年に1度ということですけれども、評価委員の中には岡山大学病院とか広島大学病院とかの関係者の方もいらっしゃって、これから両病院を維持していく上でさまざまなアドバイスを聞かないといけないと思うんですけども、そういう機会というのは、また評価委員会とは別の機会にはなると思うんですけども、その辺はどのようにお考えでしょうか。             〔8番議員 土井基司君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) 皿田健康政策室長。            〔健康政策室長 皿田敏幸君 登壇〕 ○健康政策室長(皿田敏幸君) お尋ねの現在評価委員会の委員になっていただいております、広島大学や岡山大学の両病院長などにアドバイスをいただく機会はどう考えているかでございますけれども、先日行われました評価委員会においては、4年に1回にはなるけれど、そうは言いましても、せっかく広島大学、岡山大学の両病院長に評価委委員として就任いただいているので、評価は別として、毎年、評価委員会を開催すべきであるという御意見をいただいております。  ですので、市長が行います評価に対してアドバイスをいただくとか、そういった格好にはなろうかと思うんですけれども、評価委員からの意見もありましたので、毎年の評価委員会という格好での開催は行っていきたいと考えております。詳細は今後検討してまいりたいと思っております。            〔健康政策室長 皿田敏幸君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) 以上で、通告による質疑は終わりました。  これをもって、質疑を終結し、報告を終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 日程第30、「請願の委員会付託について」の件を議題といたします。  本日までに受理した請願は、お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の委員会に付託いたしましたので報告いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  議案調査のため9月5日及び9月6日の2日間、休会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山茂美君) 御異議なしと認めます。  よって、9月5日及び9月6日の2日間休会することに決しました。  次回は来る9月7日午前10時から本会議を開きます。  ただいま御出席の諸君には、別に通知はいたしません。御了承の上、御参集願います。  本日はこれにて散会いたします。                午前11時47分 散会...