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  1. 府中市議会 2017-03-08
    平成29年厚生常任委員会(3月 8日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    平成29年厚生常任委員会(3月 8日)               平成29年第1回府中市議会定例会               厚生常任委員会会議録  平成29年3月8日午前10時0分、厚生常任委員会を第一委員会室において開会した。 1 出席委員   委員長  本谷宏行         副委員長  三藤 毅   委 員  丸山茂美         委  員  小原 操   委 員  水田 豊         委  員  大本千香子   委 員  楢﨑征途 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   市長       戸成義則   副市長      船尾恭司   健康福祉部長   九十九浩司  税務課長     岡田武司   健康政策室健康福祉推進係長            杉原裕二   市民課長     川崎公也   健康医療課長   岡田宏子   女性こども課長  山田資子   地域福祉課長   皿田敏幸   長寿支援課長   唐川 平   湯が丘病院事務長 永井輝明   監理課長     赤利充彦   上下支所長    池田弘昭
    1 事務局及び書記   事務局長     武田英三   主任主事     徳毛正彦 1 本日の会議に付した事件   議案第13号 府中市こどもの国新築工事請負契約の締結について   議案第2号 平成29年度府中市国民健康保険特別会計予算について   議案第4号 平成29年度府中市介護保険特別会計予算について   議案第5号 平成29年度府中市後期高齢者医療特別会計予算について   議案第6号 平成29年度府中市病院事業債管理特別会計予算について   議案第8号 平成29年度府中市病院事業会計予算について   議案第28号 平成28年度府中市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について   議案第30号 平成28年度府中市介護保険特別会計補正予算(第3号)について   議案第31号 平成28年度府中市病院事業債管理特別会計補正予算(第1号)について           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時0分 開会 ○委員長(本谷宏行君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。  これより議事に入ります。  本委員会に付託されました案件のうち、まず議案第13号「府中市こどもの国新築工事請負契約の締結について」の件を議題といたします。  本案の概要について、提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 議案集の14ページをお開きください。議案第13号、府中市こどもの国新築工事請負契約の締結についてでございますが、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  工事名は府中市こどもの国新築工事契約金額3億3,339万6,000円、契約の相手方でございますが、府中市高木町656番地、株式会社武田組府中支店でございます。契約の方法でございますが、総合評価落札方式一般競争入札でございます。  なお、参考資料集9ページ、10ページに工事の概要等を添付しておりますので御参照ください。 ○委員長(本谷宏行君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。  丸山委員。 ○委員(丸山茂美君) この契約方法は、総合評価落札方式一般競争入札になっていますけれども、これ、何社ぐらい応募されたのか。  それと、予定価格と落札率がわかれば、わかっているでしょうけれど、お知らせください。 ○委員長(本谷宏行君) 赤利監理課長。 ○監理課長赤利充彦君) 今回の入札に関しましては、3社の業者から応札をいただいております。業者名といたしまして、株式会社武田組様、粟根建設株式会社様、株式会社道下工務店様、この3社から応札をいただいた会社でございます。  落札価格につきましては、この議案には税込みの金額を記載しておりますが、本来の税抜きで申しますと3億870万円での落札ということになります。予定価格は3億2,386万円ということでございます。これは消費税等は抜きの税抜きの金額でございます。 ○委員長(本谷宏行君) 丸山委員。 ○委員(丸山茂美君) 契約金額3億3,339万6,000円ですか、平成29年度のこどもの国整備事業費は6億650万円だったと思いますけれども、この3億3,300万円以外の工事の内容と、それにかかる費用をお知らせください。 ○委員長(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 本体工事、先ほどの新築工事以外のものでございます。まず、府中市こどもの国電気設備工事、こちらを既に5,310万3,600円で契約いたしております。続きまして、府中市こどもの国機械設備工事、こちらのほうが8,186万4,000円でございます。そのほかといたしまして、建物がほぼできたころに解体工事がございます。こちらのほうは平成29年度中にする予定にいたしております。先ほどの金額の6億円の中に含まれる大きなものといたしましては、予算といたしまして2,000万円でございますが、府中市こどもの国新築工事監理業務がございます。こちらは契約を済ませておりまして、設計業者でございます大旗連合建築設計株式会社、こちらのほうで契約を1,684万8,000円で契約をいたしております。  主な工事については以上でございます。 ○委員長(本谷宏行君) 丸山委員。 ○委員(丸山茂美君) 本体価格3億3,300万円ちょっとですけれど、電気工事とか、道の駅も同じだったんですけれど、電気工事とかの機械設備はどうして建物と一緒の契約にできないのか、その辺はどうなってるんかね。ちょっとよくわからないんですけれど、説明していただきたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 赤利監理課長。 ○監理課長赤利充彦君) 工事に当たりまして、基本的に国の考え、県の考え、私どもの考えもございますけれども、公共工事品質確保の促進に関する法律で申しますと、その基本理念の中に、価格及び品質が総合的にすぐれた内容の契約を結ぶこと及び契約内容の透明性の確保ほか施工技術維持向上及びそれを有する者の中長期的な育成の確保、工事完成後の適切な維持管理などを挙げてございます。そういう中で、工事につきましては、できる限り分離発注、一体的な発注を行うものではなくて、分離発注をして、例えば地場の業者の育成とか、それから、その業者が下請で入るのではなく直接工事を請け負うことによって業者の育成につながるということで、できる限り細分化して分離発注をするようにということもございます。そういう中で、今回の工事は金額的にも大きなものでございますので、府中市といたしましても分離発注ということでこのような上げ方をして発注をしたものでございます。 ○委員長(本谷宏行君) 丸山委員。 ○委員(丸山茂美君) それはよくわかるんですけれど、分離発注をすることによるメリットがあるんですか。例えば安くできるとかその辺はどうなんですか、お願いします。 ○委員長(本谷宏行君) 赤利監理課長。 ○監理課長赤利充彦君) 先ほども申しましたが、公共工事品質確保の促進に関する法律の理念にのっとりますと、安ければいいというものではなくて、やはり適正な品質を確保するために、例えば、一定程度の基準額といいますか、予定価格も設けるものでございますので、そういう中で業者に適切な金額で入札いただく、そういうことを考えやっておるものでございます。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。  大本委員。 ○委員(大本千香子君) 関連いたしますけれども、今回3社が応募されたということなんですが、武田組が落とされた一番大きなよかった点というのはどういうところにあるんでしょうか。 ○委員長(本谷宏行君) 赤利監理課長。 ○監理課長赤利充彦君) 今回の入札におきまして、武田組様が落札された大きなポイントということでございますが、先ほど申しました総合評価方式ということで、今回、まず武田組の入札価格の部分が大きなポイントであったとこちらとしては理解しております。価格につきましては、応札者3社の中で最低の価格社でございました。2番手とは税抜きでございますが、730万円の差がございましたが、価格以外の技術評価点におきましても、技術評価点では最高位社と比べまして0.3点差の2番手ということになっております。それに基づきまして総合的な評価値を出すわけでございますが、総合的な評価値は価格も算定に入れた中での評価をするわけでございますが、最終的にはその価格がポイントとなって最高位の点数を付与することになりまして、武田組様が落札したということでございます。 ○委員長(本谷宏行君) 大本委員。 ○委員(大本千香子君) 工事に当たりまして、例えば府中市民病院の建てかえの際にも、駐車場等の問題で、警備員の経費等余計にかかっているような状況があるんですけれども、POMも建てかえにおいて駐車場が変わります。そうすると、案内であるとかっていったところに誘導員とかっていうような、そういったものも工事の中に入っている価格と考えていいんでしょうか。 ○委員長(本谷宏行君) 赤利監理課長。 ○監理課長赤利充彦君) 今おっしゃった件に関しましては、工事費用の中に入っておったと認識しております。 ○委員長(本谷宏行君) 大本委員。 ○委員(大本千香子君) それでは、例えば臨時駐車場等の標記の対策とか、結構、車でおいでになる方も多いし、駐車場も少なくなるし、ちょっと不利な状況になるかと思いますので、案内状況について何か対策を考えてらっしゃるんですか。 ○委員長(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 臨時駐車場につきましては、現在の既存の建物の隣の部分、新しく建てますところと間に臨時駐車場を設けることにいたしております。そちらについては案内等も表示をするような予定にいたしております。 ○委員長(本谷宏行君) 大本委員。 ○委員(大本千香子君) POMの駐車場そのものが今も少ない状況で推移していて、なおかつ、工事が始まると非常にとめにくい状況が発生するんじゃないかなと思うんですけれども、工事をしているところ、それから今のPOMの建物との間に駐車場を設けることになるとかなり駐車場が少なくなります。なおかつ、それ以外に何か確保されているとか、常時使えるような駐車場の確保という案があるんでしょうか。 ○委員長(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 台数的には、建築中、若干少なくはなりますが、建物との間で確保いたしております。あと、土日祝につきましては、職員駐車場として使用している駐車場を土日祝お借りすることで、80台確保できるよう今検討しているところでございます。 ○委員長(本谷宏行君) 大本委員。 ○委員(大本千香子君) 全部で80台ということでよろしいですか。土日祝のも入れて80台。通常は何台ですか。 ○委員長(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 失礼いたしました。土日祝の臨時駐車場が80台プラスでございます。今、建物の間の臨時駐車場を整備しておりますところは約25台確保できる予定となっております。そして、既存の駐車場で13台ございますので、平日は約38台確保している状態でございます。現在、まだ建築前でございますが、その状態では今51台分ございます。それが38台になる予定でございます。 ○委員長(本谷宏行君) 大本委員。 ○委員(大本千香子君) ぜひ駐車場の案内表示等を見やすくしていただきまして、市外からの方もおいでになることも多いですし、大型バスで来られる方も多かったりするので、工事中の利用が難しくならないように最大限の配慮をしていただきたいなと思います。  それと、今後の工事のスケジュールについて、一応伺いたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 工事のスケジュールでございますが、今議会にお願いしております新築の工事契約が完了次第、議決後、工事に着工する予定にいたしております。電気・機械等も同じように入る予定になります。解体につきましては、建物がほぼ完了いたしましたころ発注する予定にいたしておりまして、年度末には解体も完了する予定となっております。 ○委員長(本谷宏行君) 大本委員。 ○委員(大本千香子君) 非常に大まか過ぎてよくわからなかったんですけれども、要するに、全体ができてそれから移動してから解体ということになりますよね。だから、大体、本体がいつごろできて、引っ越しがいつごろになって、解体がいつごろになるかというのを教えていただきたい。 ○委員長(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 失礼いたしました。工期を12月にしておりますので、12月末には新築工事は完了する予定になっております。そして、1月、2月で引っ越しをして、3月末には解体を完了したいと考えております。 ○委員長(本谷宏行君) 大本委員。 ○委員(大本千香子君) それと、ちょっとこれに関連するんですけれども、この議案の説明と同時にPOMの今後のプランについて提示されたものがございまして、その中に有料化のお話が載っていたかと思います。有料化については、さまざまな方の御意見を伺うわけなんですけれども、やはり子供を連れて来られる子育て世代にとって、100円、200円でもやっぱりたび重なると負担になるのではないか、あるいは、また駐車場も狭くなり有料になると、今まで来られていた方も足が遠のくのではないか。試算は、今までの人数に入館料を300円掛けた金額で1,500万円ぐらいは出されていたと思うんですけれども、これはとらぬタヌキではないかという御指摘もあります。コンセプトとして、集いやすいとか、子育ての相談をしやすいとか、いろんな形で集まりやすいというところで有料化というのはどうなのかなという少し懸念するところもありますし、有料化に当たっては、例えば徴収する人を配置するとかということになればそんなにメリットがないのではないのかなとも思ったりするわけなんですが、この有料化についてどのように審議されるのか伺いたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 有料化につきましては、府中市こどもの国運営協議会のほうでも議論をいただいて御意見をいろいろといただいているところでございます。新しい建物をつくりまして、今後も魅力ある建物ということで、維持管理等にもかかってまいります。そちらについても利用料金ということで導入も検討をしているところでございます。具体的な金額につきましては、先ほど300円という声もございましたが、そちらも一つの案といたしまして検討しているところでございますが、金額についても今後どのような形がいいかということを検討していきたいと考えているところでございます。  あと、試算でございますが、こちらも現在の12万人利用ということで、そのうちの大人の利用ということで試算した額でございまして、そちらについて、先ほど1,500万円とおっしゃったんですが、そちらもまだ試算の額については検討中でございます。  先ほども議員さんもおっしゃったんですが、やはり魅力ある施設として、子育て施設としてのことを考えておりますので、18歳未満は無料ということでは考えております。そちらに一緒に来ていただく保護者の方についての利用ということの懸念だと思います。そちらについても、魅力ある施設をつくっていくということ、あと、より使いやすい制度ということで、例えば年間パスポートでありますとか、利用ポイント制でありますとか、そういったことも工夫しながら考えていきたいと思っているところでございます。 ○委員長(本谷宏行君) 大本委員。 ○委員(大本千香子君) ちょっとこの件に関して木育に関するおもちゃ美術館等を伺って、その館長のお話等も参考にさせていただいて、確かに他の施設で有料化で運営ができているところもあると伺いました。ただし、木育が俄然中心になって、ほとんど美術館関連はないですけれども、すごい特化してされているようなそういった施設の話であって、子育てをメインとして、よりたくさんの方が集まりやすいとかっていうようなこと、子育てについて敷居の低いというような施設に木育がプラスされている状況のPOMの設計の中で、果たして有料化って何なのかなというのが非常に懸念しているところなんです。もちろん1年後にPOMが完成するということになりますけれども、完成した段階ですぐに有料化がスタートするというのはどうなんだろう。もちろん指定管理の契約等の中でそういったものも入ってくるんだろうとは思うんですけれども、有料化については慎重審議をぜひお願いしたいと申し上げて終わりたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。  小原委員。 ○委員(小原操君) 今、2名の委員から質問されたことと重複するところがあるかもわかりませんが、このこどもの国のことについて、資産マネジメントの視点をどのように考えて取り入れてこられたのか。マネジメントといいますと、管理、処理、経営というような意味だと思うんですけれども、それをちょっとお尋ねしたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 公共施設に関しましては、平成28年3月に府中市では府中市公共施設等総合管理計画を策定しております。こちらが市全体の基本の計画でございまして、各施設の具体的な推進方法についてまだ示されていないところでございますが、新しく建築いたします施設についても、当然このような視点を入れていかなければいけない、今委員おっしゃいました資産マネジメントの観点というのは当然入れていかなければいけないと思っておりますが、まだ建物も完成しておりませんので、十分な検証ができていないところでございます。  しかしながら、今後、設計も完了いたしておりまして、契約に至りまして、建てましたときには今までこのような視点がなかったので、このことについて、現時点では細かいところは出せていないのが現状ではございますが、今後は、市全体の公共施設の一つということで、建物の維持管理コスト品質施策、財政的な面も考慮いたしながらこちらの計画も立ててまいりたいと思っております。そして、その中では、今、大本委員のほうから慎重な対応をということもございましたが、利用料金制度も含めまして、財政面のことを考えていきたいと思っているところでございます。 ○委員長(本谷宏行君) 小原委員。 ○委員(小原操君) 今後、十分考えられて、こどもの国を建てて供用していただきたいと思います。  それから、供用開始から廃止までに要するランニングコストを何年間で幾らぐらいかかるかと思っておられるか伺います。これは建物や装置などの維持管理、それから稼働するための費用とかいうものと思うんですけれども、そこらがおわかりになればお願いします。 ○委員長(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 先ほどもちょっと申し上げたんですが、そういう視点が、こちらのほうまだ確立されておりませんでしたので、今のところ何年で幾らというのがまだはっきりと検証できていないところでございますが、今後出していきたいと考えているところでございます。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。  三藤委員。 ○副委員長(三藤毅君) ちょっと一つずつ確認をさせていただきます。  プール建てかえの話がございましたが、そのときには、戸成市長は、東京オリンピック等資材高騰の理由で延期をするというお話がありましたが、今回の入札に関してはそういう影響はなかったのでしょうか。 ○委員長(本谷宏行君) 赤利監理課長。 ○監理課長赤利充彦君) 資材につきましては、上昇傾向にあるということは事実でございます。しかしながら、先ほど申しましたように3社からの応札がございましたので、今回の入札への影響はなかったものと理解しておるところでございます。 ○委員長(本谷宏行君) 三藤委員。 ○副委員長(三藤毅君) 次に、先ほど駐車場確保のお話が大本委員のほうからありましたが、ちょっと確認をさせてもらいます。現在は、バス1台、車51台ということで52台ということですよね。建てかえ後は、バス1台、車35台ということで、36台で16台減少すると。その建てかえ期間中が、バス1台、車13台で、38台減少するから、その間、民間のところを借りて土日祝で80台を確保するという、完成後もずっと確保する、どちら。ちょっと確認です。
    ○委員長(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) まず民間の駐車場をお借りするのは土日祝でございまして、こちらは最初に検討いたしましたのは、建てかえ中ということで検討を始めましたが、その後もお借りできれば継続して借りたいと思っておりますので、土日祝につきましては、プラス80台と考えております。 ○委員長(本谷宏行君) 三藤委員。 ○副委員長(三藤毅君) きのうの予算の総括質疑の中でも、田邉委員のほうから、プールとPOM等の施設を複合したらいいのじゃないかというような質問があったと思うんですが、その回答がなかったと思うんです。POMは、府中でも大変価値のある施設だと、これも数少ない施設だと思うんですけれど、人気の高い施設だと思いますが、田邉委員も言われましたように、これを複合施設として道の駅の近辺につくるほうがはるかに効果が大きいんじゃないかと思いますが、再度質問させていただいて回答をお願いしたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 先日も申し上げましたが、担当課といたしましては、POMというのは、耐震診断をいたしまして、耐震基準が悪かったことで建てかえをするということで、その後、基本構想に入りまして、場所も含めて検討いたしたところでございます。POMと申しますのが、水辺、桜堤、公園を合わせた、そこにある児童館という一体の施設でございます。今回は児童館の建物の建てかえでございまして、その一体施設の中での位置の移動というイメージで、同じ場所での建てかえということで進んでいる状況でございます。 ○委員長(本谷宏行君) 三藤委員。 ○副委員長(三藤毅君) 従来から無駄をなくすということで、部署間の横串を通せということを何度も言ってきたと思いますが、このPOMが女性こども課の管轄で、プールが生涯学習課の管轄ということで、二通りの部署があって、そこの話がないからそういう話も出てこないと思いますが、だったら、市役所の事業として重なる部分はほかの事業でも幾らでもあると思いますが、いつまでたってもそれが解消できないと思うんですが、その辺は市長はどのようにお考えでしょうか。 ○委員長(本谷宏行君) 戸成市長。 ○市長(戸成義則君) これは、御承知のように立地の問題でございますが、かなり前からあそこへ、POMの問題については建てかえをしなきゃならんということで、場所がどうかというような話もありましたけれども、あそこは御承知のように昔から非常に環境がいい、景色もいい、あるいは芦田川、出口川等々の環境が非常にいいので、それはやっぱし子供のために非常にいいんじゃなかろうかということで議論をした経過がございますが。  その後プールとセットにしたらどうかという話も出ておりましたけれども、プールについては当面は修繕をして、建てかえのことはちょっと。ですから、次元がちょっと違うんです。相当離れておりまして、POMの場合は、皆さんも御承知の、昔からPOMがどうかという問題については、非常に場所的にはあそこがいいと、これは、昔、青年会議所とそれから土生町で一緒に構想を練ったことがあるんですけれども、そのときもウオーターフロント構想なるものがありまして、それに基づいてPOMというのができとるわけです。そういうこともあり、プールのことはかなり違う次元で話があったように記憶いたしております。したがいまして、この分と分けてやっていきたいと考えております。 ○委員長(本谷宏行君) 三藤委員。 ○副委員長(三藤毅君) 何か話がかみ合わないんですが、人口も減る、それから道の駅もできたんですけれど、集客力も少し懸念される。そういう状況の中で、POMが、いわゆる土生町と朝日町の中間ぐらいでというような、言ってみればそんな形ですよね、そういう中で、今度またプールの建てかえも控えている。それからプールは福祉施設にも使える価値がある。そうすると、高齢者と子供のふれあいの複合施設にすれば場もできるということ、総合的に考えれば道の駅周辺につくるほうが、もっと言えば、きのうちょっと朝日町の住民の方とお話をする機会がありまして、POM小道のことがありましたけれど、あそこのPOM小道をずっと通っていって末広殿の横の土手を通って末広橋を渡ってくる。ところどころ危険なところがあるんですよね、危険なところがあるというのは、よちよちした子供を手を引いて歩いていって、2人子供がおれば上の子をおんぶとかだっことかしていくとかそういうことを想定すれば、すれ違いとか、それから電車との接触とか、また末広橋を渡るにしても、末広橋は耐震強化でよくはなりましたけれど、それじゃあ、あれをすれ違うときには、車が来たときにはどこでどうすれ違うんかというような問題もありますよね。  駐車場も民間で確保しないといけないというようなことになりますと、それはもうちょっと時期をおくらせてでも、大変いい施設なんですから、これは府中にとって売りの施設だと私は思うんですよ。ほかになかなかないじゃないですか、この文化的な施設ってね。美術館もないですし、そういうことを考えれば、府中駅周辺の再開発と一緒に時期をおくらせてやるほうがはるかに価値があると思うんですけれど、その辺のことがなかなか縦割り行政、よく言われますよね、市長も行政縦割りなんでなかなか難しいところがあるというような、それは重々承知をしてます。そこを市長の英断でもうちょっと待ってここにしようというところがあってもいいんじゃないんですか。再度お伺いします。もうこれ以上聞きませんので。  あと、このPOMがうまく経営できるかというところを、そうだな、市長が言われるとおりうまくいくというところがないとなかなか賛成がしづらいと思うんです。そこら辺のところを市長にお伺いしたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 戸成市長。 ○市長(戸成義則君) プールの問題というのはずっと後から出た話でございまして、その前は前市長が決めていただいとった今のPOMへ行く歩く道ですね、小道ですね、これはもうずっと前からそういうふうに、POMを栄えさすためにはあそこへ道路が要ると、歩く道路が要るということは、これはもうずっと前から出ておって、ただ、鉄道のほうの関係があってなかなか事業というのは進まないんですよね。それで、やっと最近になって許可がおりて工事もできる状況になってきておるわけでございます。  それから橋の問題については、これはやりかえるといったら大変な事業費が要ることで、これは当面修繕をしていくと。今、橋の長寿命化計画ですか、そういう中の一貫だと捉えておるわけでございます。したがいまして、この複合施設とかなんとかいうのは、それは今の時点で出ておりますけれども、これは一つやらせていただいて、それからプールの問題はプールの問題でまたやり通していくことになってくるのではなかろうかと思っております。事業認可も既におりて全て前へ進んでおるわけでございまして、必ずこれはたくさんのお客が来ていただけるものということで、木育なんかも取り入れて一生懸命頑張ってまいりたいと考えております。よろしくお願いします。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませか。  水田委員。 ○委員(水田豊君) 3点お聞きします。先ほど工事の予定価格落札価格、これ税抜きでおっしゃったんですかね。落札率はどうなのか、ちょっとここに計算機を持っていないので教えてほしいということと。  2点目は、分離発注のことを最初に丸山委員のほうから質問をされましたが、地元企業の育成というメリットはわかりますけれども、建物を建てて、その中の電気工事とか、機械工事を別なところがやることになると、やっぱり1社がやったほうがメリットが出るんではないかと単純に考えるんですけれど、その辺のことはどう考えられているのかというのが2点目。  それから、3点目は、これは総合評価落札方式ですよね。府中学園のときもそうだったと思うんですけれど、この総合評価というのは、単に入札価格だけでは決めないというのが売りだったんですけれど、先ほどの答弁で言えば、一番は730万円安かったからだということでございまして、それなら総合評価にする必要はないんではないかと思うんですが、総合評価をやった理由が特にあったのかということと、総合評価委員というのがあって、メリットを評価した上で落札をするという手続は多分踏まれているんだろうと思うんですけれど、具体的な手続はどうのようにやったか。3社応札されたということですから、それぞれの内容に沿って点数をつけられた。そのうちの2点は先ほどの答弁にあったんですけれども、評価委員というのが何人おられてどうやったのか、ちょっと具体的な選考過程が答弁できるところは教えていただきたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 赤利監理課長。 ○監理課長赤利充彦君) 落札率でございますけれど、私のほうも今電卓を持っておりませんので計算しておりません、これは申しわけございませんでした。  それから、分離発注メリットということでございますけれども、委員がおっしゃるように、一つの業者が落札して、その中で下請を雇って工事するほうが工期的にもデメリットがないのではないかとおっしゃるわけでございますけれども、そのようなことを超越しながら、いろんな業者の育成、電気工事であれば電気工事業者、水道であればそういう業者の育成を図るために分離発注方式が唱えられておるわけでございますので、その辺の調整につきましては、本体の請負業者と分離発注された業者との間で調整をうまくやりながら、こちらとしても工事の完成までやっていきたいと考えるところでございます。  それから、総合評価のことでございますけれども、先ほど私が述べました、結果的には最低価格ということがポイントであったと申し上げましたが、これは総合的な観点の中での話でございまして、例えば総合評価落札方式、今回簡易型でございますが、決定基準といたしましては、まず大きな1点目といたしまして、企業の施工能力、これを五つのポイントに分けて配点をしていくことでございます。それから、2点目は配置予定技術者の能力につきましても、同規模の工事を施工した経験があるとか、継続的な教育訓練を受けているかどうかとか、それから表彰を受けたことがあるかとか、そういうことも採点のポイント、これも五つのポイントに分けて採点をしております。それから地域の精通性、府中市と契約権限を有する営業所の所在地であるとか、過去5年間の当該業種の工事施工実績とか、市内業者の活用割合、市内のどの程度の業者を活用するかそういうこともポイントをつけます。それから最終的には施工計画もあるわけでございますが、これをいろいろと27点満点の中で各社を採点いたしまして、最終的には決定するものでございます。  これにつきましては、各社から提出された自己評価に基づいて採点をしていくわけでございまして、この総合評価につきましては、委員は府中市総合評価審査委員会というものを設けておりまして、委員長には副市長、それから委員には建設産業部の部長ほか各課長、それから特別委員といたしまして国交省福山河川国道事務所長、それから広島県東部建設事務所長を含めまして、このような中で採点をして、意見を取りまとめて最終的な決定者を出しておるわけでございます。  そういう中でのことでございますので、先ほど価格が大きなポイントということを申し上げましたが、結果的にその価格で逆転したということでございますが、公正な評価を行った上で落札者、予定者を決定しておるということでございますので御理解いただきたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。  楢﨑委員。 ○委員(楢﨑征途君) 済みません。事前に通告してなかったんですけれど1点だけお聞きいたします。  このイメージ図を見ればなかなか立派であって、若者の子育て世代、若い世代のお父さん、お母さんにはなかなか魅力があっていいと思うんですけれど、前もってちょっと課長に話をさせてもらったんですけれど、お孫さんですよね、おじいさん、おばあさんも一緒にここへ来られると思うんで、お年寄りのためにもそれが利用できるような、何かちょっと運動器具とかそういうものが設置できないかということ、ちょっとお願いしとったんですけれど、その点はこの中では考えておられないんでしょうか、ちょっとお聞きします。 ○委員長(本谷宏行君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 建物の中で高齢者の方の運動器具という御質問かと思いますが、外も含めてでございますが。  建物の中は、設計をいろいろ、児童館というものがございますので、その部屋ごとの設計は今後整備いたす予定にしております。周辺の公園部分でございます。こちらについては運動器具、健康増進のようなものも入れるような計画があるかと、こちらはちょっと部署がかわりましてまちづくり課の所管にはなるんですが、POM一体の整備ということで女性こども課も一緒に入って協議したいと思っておりますので、そちらのほうで検討をしていくような話にはなっております。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(本谷宏行君) 次に、議案第2号「平成29年度府中市国民健康保険特別会計予算について」の件を議題といたします。  補足があれば提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 特にございません。 ○委員長(本谷宏行君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  水田委員。 ○委員(水田豊君) 保険財政共同安定化事業拠出金というものが上がっておりますが、この内容と、それから額に対して基準があるのかどうか、あれば考え方を教えていただきたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) 保険財政共同安定化事業拠出金についての御質問でございます。この共同事業は2種類ございますけれども、この共同事業につきましては、県内の市町村国保の医療費につきまして、市町村国保の拠出により負担を共有することによりまして、市町村国保の財政の安定化及び保険料の平準化が図られるという制度でございます。  御質問のありました保険財政共同安定化事業につきましては、先ほど申し上げましたように、保険料の標準化、財政の安定化を図るために市町の国保から拠出しますけれど、その拠出の根拠といたしましては、医療給付費の実績の3年間の平均と被保険者の数に応じて拠出するものでございます。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。  小原委員。 ○委員(小原操君) 一般管理費は、平成28年度の予算より4,938万1,000円ほど増額となっております。市町村事務処理標準システム導入業務委託料は、平成28年度の予算ではありませんでしたけれども、平成29年度の中では5,259万6,000円の予算となっています。この事務処理標準システム導入業務とはどのようなものなのか、詳しく、またわかりやすく御答弁していただきたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) 市町村事務処理標準システムの導入業務委託料5,259万6,000円を見込んでおります。こちらにつきましては、平成30年度からの国保の広域化に伴いまして市町村が事務処理を行うために必要なシステムの導入経費でございます。現在の国保システムに変わるものでございまして、全額国保で賄われるものでございまして、同額を歳入のほうで計上しております。市町の行う事務といたしましては、資格管理でありますとか保険料の賦課徴収、また保険給付、そういった業務関係のシステム導入費でございます。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。  大本委員。 ○委員(大本千香子君) 広域になるということで、今後、事務的な面であるとか、あるいは保険料の算出だとか平成29年度で詰めていかれるんだろうと思うんですけれども、そのスケジュールのようなものがもう出ているようでしたら教えていただけますか。 ○委員長(本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) 平成30年度から開始をされます広域化でございますが、それに伴うスケジュールにつきましては、ただいま、市町の首長の何名かが集まる推進会議及び課長レベルで構成されております連携会議の中で協議を重ねているところでございます。そして、今現在、その国保の広域化の広島県の方針の素案について、今年度末にほぼ完成されるということで協議が進められておりまして、広島県におかれましては、国保運営協議会、2月1日に設置され、開催もされているところでございます。  今おっしゃいました保険料でありますとか、そういった保険料の賦課につきましても、その内容は、そういった方針の中で決定されていくものでございまして、来年度早々には案が広島県の運営協議会に出されると聞いておりますので、その前には市町にお示しいただけると思っております。 ○委員長(本谷宏行君) 大本委員。 ○委員(大本千香子君) ということは、もう近々に県としての案というのが出てくるということだろうと思うんですけれども、あるいは、この提示された金額等に対し不服申し立てのようなものが可能なんでしょうか。 ○委員長(本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) 保険料の算定につきましても、会議の中で進められておりますけれども、今の段階でも、当然市町は私を初め会議の中に入っておりますので、意見を言う機会もございますし、また運営方針の中では、そういった保険料の算定基準等も定められますので、不服を言うというイメージは今のところないんですけれども、意見は聞かれるということになっております。 ○委員長(本谷宏行君) 大本委員。 ○委員(大本千香子君) 旧年度もこの国保会計に大きな繰り出しをしているわけなんですけれども、この繰り出しの金額そのものも、今後、変更が大きくあると考えたほうがいいんでしょうか。 ○委員長(本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) 大きな変更は今のところないと考えておりますけれども、1点、福祉医療に関する拠出金が今後考えられているのかなと思っておりまして、それは、各市町でそれぞれその制度がばらばらですので、今のところは福祉医療に対しましては、一般会計からの繰り出しで、広域化以降はしていかなければならないという認識でおります。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。  三藤委員。 ○副委員長(三藤毅君) 318ページ、データヘルス計画作成業務委託料についてお伺いします。まずデータヘルス計画の作成目的と業務委託先はどこかということについてお尋ねいたします。 ○委員長(本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) 府中市データヘルス計画でございます。こちらの策定目的でございますけれども、今年度、第1期計画を策定いたしまして、それに基づきまして事業を推進しているところですけれども、新年度予算に計上しておりますのは第1期計画に続きます、平成30年度からの5年間の第2期計画の策定でございます。この策定によりまして、府中市国保が保有する特定健診の結果やレセプトなどの医療情報をもとに効果的な保健事業をPDCAサイクルにより実施するための保健事業計画でございます。委託先につきましては、まだ未定でございますけれども、実績のある専門業者を想定しているところでございます。 ○委員長(本谷宏行君) 三藤委員。 ○副委員長(三藤毅君) 先ほど言われましたように、第1期計画は平成29年度まででありますが、この第1期の事業評価は、いつ、どのように行われるのか。また、当然その評価が出てくると思うんですけれど、第2期計画にどのように生かそうとなされているのかお伺いします。 ○委員長(本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) 事業評価でございます。正確には、来年度、事業評価をして反映させていく予定ではございますけれども、実際には、今、部分的に実績評価を行っている事業もございます。できるだけ早い段階で評価を実施したいと考えておりまして、その策定の過程におきましては、健康地域づくり審議会の中で、いきいき世代分科会での御意見や国保運営協議会での御協議をいただく中でより充実した計画となるように進めていきたいと思っておりますし、また委託ということで申し上げましたけれども、検証する中で医療情報などの分析や先進的な治療の提案など専門の機関に委託することにより、より効果的な事業の実施につなげてまいりたいと考えております。 ○委員長(本谷宏行君) 三藤委員。 ○副委員長(三藤毅君) このデータヘルス計画は、いわゆる見える化ということで、非常に価値があることだと思いますので、ぜひうまく分析をしていただいて医療行政に役立てていただきたいと思います。  次に、特定健診実施計画策定業務委託料についてお伺いします。この計画の策定目的と業務委託先、また受診率向上のためにどのような目標設定をなさっているのか、お伺いいたします。 ○委員長(本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) まず特定健診実施計画の策定目的でございますけれども、特定健診制度は、糖尿病等の生活習慣予防を行うために平成20年度に始まった制度でございまして、本計画は第3期計画となります。府中市の国保の保険者として、特定健診等の実施やその成果に係る目標に関する計画を策定することで、受診率の向上を図り、保健指導等により必要な支援を行いまして被保険者の生活習慣病の予防と健康の保持を図ることを目的とするものでございます。  委託先でございますけれども、データヘルスと同じように未定でございまして、実績のある専門業者を想定しているところでございます。 ○委員長(本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) 失礼いたしました。目標値ということでございますけれども、平成25年度からの5年間の第2期計画におきまして、特定健康診査の受診率と特定保健指導の実施率の目標値を定めております。それに基づきまして事業を進めているところでございます。  目標値につきましては、特定健康診査につきましては、平成29年度45%、また指導率につきましては、平成29年度60%、各年度それぞれ目標値を設定しているところでございます。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。  小原委員。 ○委員(小原操君) 309ページのことですが、退職被保険者等療養給付費は、平成27年より平成28年度も減額され、そして今年度もかなり減額されておりまして6,236万4,000円の減額をしてあります。一応、予算としては6,266万円となっておりますが、年々減額していっておられるわけですが、これの最たる原因は何なのか。そして、また今後も減額していかなくてはならないのか、お伺いします。 ○委員長(本谷宏行君) 岡田健康医療課長
    健康医療課長岡田宏子君) この退職被保険者等療養給付費につきましては、退職者医療制度が平成27年3月末、平成26年度で廃止されたことに伴いまして、新規の加入者がいないということで対象者が減員しております。それに伴いまして、粛々と予算につきましても減少していくものでございます。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。  水田委員。 ○委員(水田豊君) 320ページの直営診療所施設勘定繰出金で1,860万5,000円が計上されていますが、これはどこに繰り出すのかということと、こういうものが国庫支出金から出ているということなので、どういう性質のものなのか。広域になった後、来年はどうなるのかについてお聞かせ願いたい。 ○委員長(本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) 直営診療施設勘定繰出金につきましては、湯が丘病院に繰り出すものでございます。湯が丘病院が、来年度、統合系の医療情報システム、いわゆるオーダリングシステムを導入することで繰り出すものでございまして、先ほど委員おっしゃいましたように国の補助金の全額対象となっております。これは、国の特別調整交付金というものでございますが、広域化以降につきましても、それは継続されるものと認識をしております。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。  水田委員。 ○委員(水田豊君) 来年度から広域化されるという国保事業になるということで、どう変わるのかというのがちょっと私が何となく整理ができないんですが、例えば府中市が持っていてやっていた仕事のうち、広域化になったら何か手放すものがあるのか、あるいは今までどおりやるのか、何かすっきりしないところがあるんですけれど、簡単にちょっと説明していただけませんか。 ○委員長(本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) 役割が県と市町に分散されるわけでございますけれども、事務として手放すということは、財政の安定化が一応図れるということでございまして、県が責任を持って国保の財政を運営してくださるということと、府中市においては、さまざまな事業を行っておりますけれども、それを各市町が行っている事業を広域によりまとめて行うこともできますし、あるいは保健事業の中でも選別をいたしまして、一緒にできるものは一緒にやっていこう、そういった考え方もございますので、今ちょっと具体的には申し上げられませんけれども、そういったことでよろしいでしょうか。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。  大本委員。 ○委員(大本千香子君) ちょっとこれも通告していないんですけれども、データヘルス計画ということで、第1期、第2期の委託をされるということなんですが、この計画というのが、受けられた方のデータをもとに重症化を防ぐとか、そういった方向の計画だろうと思うんですけれども、例えば診療機関別に、この病院は薬の使用量が非常に多いとかそういった診療機関別のデータとかっていうものの分析も可能なのがデータヘルス計画。こういう分析は、個々に何か別のもので考えなきゃいけないものですか。市としてされるのは、特定健診だとか、予防の観点からされるということで、医療機関の内容までは踏み込まないと考えたほうがいいのでしょうか。 ○委員長(本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) ちょっと全ては承知しておりませんけれども、被保険者の方の医療情報ということが基本的なものでございますので、医療機関の情報を分析してといった考え方は今のところないと認識をしています。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  10分間休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時4分 休憩                午前11時13分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(本谷宏行君) 再開いたします。  次に、議案第4号「平成29年度府中市介護保険特別会計予算について」の件を議題といたします。  補足があれば提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 特にございません。 ○委員長(本谷宏行君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。  小原委員。 ○委員(小原操君) 382ページなんですが、介護予防サービス給付費が平成28年度の予算よりかなり増額してありまして、1億5,176万8,000円となっております。介護予防をしなければならないお年寄りなどが増加しているためなのか、予算を増額していく必要があるのか伺いたい。それと行政としてはどのような考えなのかもお伺いしたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) このことにつきましては、実は平成28年度の当初予算を組みます際に、府中市は、平成28年1月に新しい総合事業という事業に移行しておりますが、その際に今まで介護給付で賄われていたものが新しい総合事業、いわゆる事業費というもので支出をする枠が変わるということがございまして、そのときの額の読み違えが若干ございました。そのことによりまして、今年度予算と平成29年度当初予算額が若干大きく変動してございます。  読み違えがございましたと申し上げましても、2款で支出をしているか、5款で支出をしているかの違いでございますので、予防給付の事業費が倍増しているというものではございません。2款と5款の合計額を見ていただきますと、ほぼ同額、ただし、高齢化が進展しておりますので、若干の増額ということはございますが、大幅にそのことによって給付が伸びているというものではございません。その点につきましては、ちょっと平成28年度の当初予算を組む際の読み違えから誤解を生じております。そのことについてはおわびを申し上げます。 ○委員長(本谷宏行君) 小原委員。 ○委員(小原操君) 次に382ページの介護予防サービス等諸費です。給付費の中で特に増加しているサービス等は何なのか、お尋ねいたします。 ○委員長(本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 予防サービス給付費のうち特にふえているものでございますが、これも先ほど御説明を申し上げましたことと同様でございまして、介護予防サービス給付費のうち約8割の経費につきましては、5款の地域支援事業費に移行するものと計上しておりました。ということで、実際、介護予防サービス給付費には残りの約6,500万円を予算計上させていただいていたところでございますが、決算見込みで移行するのは約6割にとどまっているという読み違えがございます。その関係で介護予防サービス給付費が、決算見込みで約1億3,000万円程度が必要になると見込んでおりますので、平成29年度当初予算ではその1億3,000万円の平成28年度の決算見込みにさらに若干の伸びを見込んで1億5,000万円を計上させていただいておりますので、これも申しわけございません、給付費から事業費に移行する額の読み違えによるものでございまして、特に大きく伸びが生じているというものではございません。申しわけございません。 ○委員長(本谷宏行君) 小原委員。 ○委員(小原操君) 今後読み違えがないようによろしくお願いします。  それで、383ページですけれど、平成29年度の予算、保険給付費、高額介護サービス等が合計で1億74万3,000円増額しております。今後もこのようにどんどんと増額していくのか伺いたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) まず高額介護サービス費について御説明をさせていただきたいと思いますが、この仕組みは1カ月間に支払っていただいた利用者負担額が一定の上限額、これは所得等によって違いますが、1万5,000円から4万4,400円まで幅がございますが、その額を超えた場合に高額介護サービス費として現物支給されるといいますか、還付されるという仕組みでございます。そのため、一般的に平成27年度の途中からそれまで個人負担をいただくサービスの給付を受けられた場合の個人負担は1割でございましたが、一部、一定以上の所得のある方は2割の御負担をいただいております。ただし、この高額介護サービス費等で上限枠が決まっておりますので、これは全ての方ではございませんが、一定の所得のある方で、サービスの給付がこの上限を超えたときに還付できるという、そういうところで救われているという仕組みでもございますので、サービスそのものの伸びがございますので、この高額介護サービス費も伸びるということは想定されておりますが、先ほど申し上げました、一定の上限を抑えるという仕組みでもありますので、ある程度の伸びは仕方ないのかなというそういった仕組みだということで御理解いただければと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 小原委員。 ○委員(小原操君) 次に399ページなんですが、職員数が13人から14人として1人増員となっておりますが、総人件費はほぼ同じにされているけれども、1人ふえても人件費はほぼ同じにされた理由と今回の目的があれば聞きたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) この13人から14人と1人増員となっておりますが、これは、平成28年度に私どもの職員として保健師が1人増員されております。その関係で13人体制であったものが14人となっておりますが、じゃあ、逆になぜ総額がという御質問だと思いますが、人件費につきましては毎年人事異動がございますので、人数が、例えば14人に1人ふえても若い世代の職員がふえれば逆転をするということもございます。その関係で平成28年度と平成29年度若干の相違がございますが、その点は人事異動によるものだと御理解をいただければと思います。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。  大本委員。 ○委員(大本千香子君) 戻りまして、378ページに介護保険事業計画等見直し支援業務委託料というのが入っているんですけれども、たしか新しい介護保険計画というのを策定しなきゃいけない時期だと思うんですが、障害者の福祉に関しては、市長説明要旨に入ってたんですけれども、介護保険の計画の見直しについては掲載されていなくて、比重が違うのかなと思ってひがんだりしたんですが、この辺のいきさつをちょっと教えていただきたいと思いますし、その計画をどのように立てていかれるのかも教えてください。 ○委員長(本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 特に市長説明要旨に入れなかったことに他意はございませんが、確かに、この通告をいただきまして、節目に当たる、説明要旨に記入すべきであったのかと反省するところでございます。ただ、ここから先を言いますとちょっと言いわけがましくなるかもわかりませんが、介護保険事業計画は、3年に1回立てます。実は第6期を策定したときに言われましたのが、地域包括ケアシステムの構築が第6期の目標の一つとされておりましたが、今回策定をいたします第7期の介護保険事業計画につきましては、その地域包括ケアシステムをより深化、深化というのはより深め推進をさせるということが言われております。既に計画そのものを立てるということよりも、地域包括ケアシステムを進めていくことに比重が移っているところのあらわれという形で、本当申しわけございません。ちょっと言いわけがましかったかもわかりませんが、特に他意があって落としているのではございません。  御指摘をいただきました、第7期の介護保険事業計画でございますが、一般質問の御答弁の中でも申し上げました。現在、日常生活圏域高齢者ニーズ調査という調査と、それから在宅介護実態調査という調査を実施しております。この調査の分析をまず重点的に行いまして、最終的に、府中市にどういったサービス提供が足りないのか、どういったものを今後推進していくべきかを専門職の方を交えて十分議論をさせていただいて、この計画策定に当たりたいと考えております。予算を確定させていただきましたら、4月早々にでも事業者選定に移らせていただいて、そういった取り組みに当たりたいと考えているところでございます。 ○委員長(本谷宏行君) 大本委員。 ○委員(大本千香子君) 平成28年度から新しい総合事業をスタートということで、府中市は県内でも早くそういった取り組みを始められているかと思います。先ほどちょっと読み違えましたというお話もあったんですけれども、新しく始められた総合事業について、一応途中だとは思うんですけれど、始まったばかりだと思うんですが、評価されている部分がありましたら教えてください。 ○委員長(本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 府中市は、平成28年1月に総合事業に移行しておりますが、大きく変更のない、無理のない仕組みで移行という選択をしております。要支援1・2の方に対する通所介護、訪問介護というものをそのまま事業として移行しておりますので、今現在、移行する前に予防給付として受けられていた方はそのまま事業に移行という形でしております。ですので、ハレーションが起きないという言い方がちょっと適切かどうかはわかりませんが、今まで給付を受けられていた方の給付を抑制しようということを目的に移行しておりませんので、その移行につきましてはスムーズにいけたものだと評価しております。  ただ、一番問題になっておりますのは、介護を担う人材が不足してくる中でどうするかが問われておりますので、新しい形の通所介護であるとか訪問介護を開拓するということが求められておりますが、まだこのことに関してはなかなか事業者の参入意向も少ない中で、それにかわるもの、新たなサービスという形では府中市ではまだできておりません。  今、府中市が力を入れておりますのは、介護予防の部分でございますので、これは元気もりもり体操に代表される、地域の中で自主的に取り組む方々をどんどんふやし、集いの場をふやすこととあわせて介護予防を進めることと、それともう一点、先ほど申し上げた、いわゆる生活支援という部分をどう新しい担い手に担っていただく仕組みをつくるかが、この2点が大きな課題と考えておりますが、生活支援の仕組みづくりという点につきましては、まだまだ不十分な点があるのかなと判断しているところでございます。 ○委員長(本谷宏行君) 大本委員。 ○委員(大本千香子君) 介護事業の中で、392ページになるんですが、こちらで印刷製本費というのが上がっているんですけれど、これは認知症ケアパスの作成費用と考えていいんでしょうか。 ○委員長(本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 認知症総合支援事業経費の中の印刷製本費でございます。御指摘をいただきましたように、認知症ケアパスの作成の印刷を考えております。ただし、これは、今現在、今年度予算で一定程度作成をいたしまして、今、印刷に入っております。実は新年度予算で計上をお願いしておりますのが、各戸配布をさせていただく印刷を増刷させていただきたいという思いがございまして、その印刷製本費として計上させていただいております。 ○委員長(本谷宏行君) 大本委員。 ○委員(大本千香子君) 平成28年度で、ポイントで印刷をされたんだと思うんですけれど、議員のほうに回ってきていましたでしょうか。 ○委員長(本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 今、印刷をしている最中でございます。といいますか、先日、最終のゲラが来てその直しをして、今印刷に回ったところでございますので、本当、これはできれば3月議会に間に合うように印刷して配付をさせていただきたかったんですが、ちょっと手続がおくれております。届き次第お配りさせていただきたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 大本委員。 ○委員(大本千香子君) ぜひ、よろしくお願いいたします。  下段のほうになるんですけれども、生活支援体制整備事業ということで、コーディネーターの報償費というのが79万2,000円上げられておりますが、これについては何人分ぐらいので、コーディネーターとしてどういう活動を期待されての予算になっているんでしょうか。 ○委員長(本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 実は、この報償費というところに上がっております79万2,000円は、コーディネーターの何人分というところとは実際違って、5目の一番下の段を見ていただきますと、生活支援体制整備事業委託料という項目がございます。この中に521万6,000円計上させていただいておりますが、報償費といいますか、いわゆる人件費部分につきましては、この中に今計算として入れさせていただいております。御指摘いただいた報償費につきましては、第2層の協議体をこれから各地域につくっていこうと考えておりますが、その仕組みをつくるときに、会議をさせていただく際の報償費というイメージで今計上させていただいているところです。  先ほども御答弁申し上げました、その委託料の中で考えております経費といたしましては、これは府中市社会福祉協議会のほうに、ことしの2月に正式に委託契約をさせていただいたところです。その中で、新年度に関しましては、専属の方を1名、これは可能であれば社会福祉士等の資格を持っている方をお願いしており、今、社会福祉協議会のほうで公募もかけていただいているところですが、ちょっとこの資格については正式に持っていらっしゃる方が応募に応じていただけるかどうかというところは不透明な点はございますが、その方の1名分と、それから補佐をいただく方、これは0.何人分という計算になろうかと思いますが、現行の社会福祉協議会の職員の頭数で言うとお二方分の0.3人分、0.2人分ということで計上させていただいております。したがいまして、新年度以降、複数体制で当たっていただけるような体制をお願いしたいということで予算を計上させていただいているところでございます。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(本谷宏行君) 次に、議案第5号「平成29年度府中市後期高齢者医療特別会計予算について」の件を議題といたします。  補足があれば提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 特にございません。 ○委員長(本谷宏行君) これより、本案に対する質疑を行います。
     質疑のある方は、順次御発言を願います。  小原委員。 ○委員(小原操君) 432ページになりますが、後期高齢者医療広域連合経費の保険料負担金が6億1,847万5,000円となっておりますが、市内で後期高齢者の方が何人ぐらいでこの金額となるのか、伺いたい。そして、1人平均、約でいいんですけれど、どのぐらいの額になるのか、お聞きしたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) 後期高齢者の被保険者の方は8,000人弱で想定しております。8,000人で割ったところ、5万9,500円程度となります。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(本谷宏行君) 次に、議案第6号「平成29年度府中市病院事業債管理特別会計予算について」の件を議題といたします。  補足があれば提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 特にございません。 ○委員長(本谷宏行君) これより、本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  水田委員。 ○委員(水田豊君) 今議会には、この管理特別会計の補正予算も出てますが、補正のほうでは、病院が整備する機械について一部見送ったということがございますが、この予算には、そういった見送られた機械整備というか、機械というか、そういうものが入った予算になっているのか、またその内容について、わかれば教えていただきたい。 ○委員長(本谷宏行君) 杉原健康福祉推進係長。 ○健康福祉推進係長(杉原裕二君) まず1点目、平成28年度におきまして整備を見送ったものでございますけれども、これにつきましては、府中北市民病院のオーダリングシステムの更新費用を見送ったということでございます。  そして2点目、平成29年度の予算編成においては、その対応がされているのかということだったと思いますが、こちらにつきましては、平成29年度の当初予算においては、このオーダリングシステムの整備費用は含んでおりません。これは、このたびの府中市民病院の改築工事によりまして、電子カルテが府中市民病院のほうに導入されました。これに当たりまして、府中北市民病院のオーダリングシステムにつきましても、同様の電子カルテの導入をこれから検討したほうがよいのではないかということを府中市病院機構のほうで判断されたために、今年度の当初予算編成においては見送ったものでございます。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(本谷宏行君) 次に、議案第8号「平成29年度府中市病院事業会計予算について」の件を議題といたします。  補足があれば提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 特にございません。 ○委員長(本谷宏行君) これより、本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  水田委員。 ○委員(水田豊君) 同じことを聞いて恐縮なんですが、一般質問でも出ていたことなんですけれども、該当委員会だということで聞かせていただきます。  特別交付税の基準点が変更になったということは、一般質問の中でも明らかになっていますが、改めて、どのように基準が変わったのか、どういう影響があったのかということを改めてお聞きしたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 永井湯が丘病院事務長。 ○湯が丘病院事務長永井輝明君) 特別交付税についての基準点の変更ということで御質問がありました。私のほうからお答えさせてもらいたいと思います。  御質問のように、平成28年度から、特別交付税について金額変更となりました。この特別交付税の算定の変更となったものにつきましては、予算書の3ページをごらんいただければと思います。  3ページの中ほどの医業外収益の中の4の他会計負担金、この中の他会計負担金がありまして、運営費負担金という項目がございます。ここの金額が今回の特別交付税措置の変更となった箇所でございます。  この金額につきましては、予算編成をするに当たって、病院事業の収支等を勘案しながら、市の財政部門、市の健康政策室等と協議しながら、金額の決定を行っているものでありますので、従来どおりの内容で決定を行っている状況でございます。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(本谷宏行君) 次に、議案第28号「平成28年度府中市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について」の件を議題といたします。  補足があれば提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 特にございません。 ○委員長(本谷宏行君) これより、本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  小原委員。 ○委員(小原操君) 10ページなんですけれど、保険財政共同安定化事業拠出金が9,600万円減額となっております。これの減額となる理由はなぜなのか、お尋ねしたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 岡田健康医療課長。 ○健康医療課長岡田宏子君) この共同安定化事業拠出金でございますけれども、平成29年度の予算のところで説明した事業でございまして、今回の補正は、平成28年度共同安定化事業への負担金額が確定したことに伴います減額でございます。当初は概算で予算化をしておりますけれども、医療費の実績による支払い負担額が国保連合会より示されたことにより確定したものでございます。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(本谷宏行君) 次に、議案第30号「平成28年度府中市介護保険特別会計補正予算(第3号)について」の件を議題といたします。  補足があれば提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 特にございません。 ○委員長(本谷宏行君) これより、本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  水田委員。 ○委員(水田豊君) 19ページの特定入所者介護サービス費が1,000万円の減額なんですが、これの理由とサービス内容についてお願いいたします。 ○委員長(本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 1,000万円ほど減額をさせていただいておりますが、当初予算として計上させていただいております金額が約2億1,200万円でございます。これを給付の減額、半期で見ますと300万円程度の影響があると判断をいたしまして、1,000万円ほど減額をさせていただくものでございます。このサービス内容につきましては、介護保険の、いわゆる入所3施設と言われております、特別養護老人ホーム、老健と言われている介護老人保健施設、それから介護療養病床といった施設、もしくはショートステイでございます。短期入所サービス等を利用される際に、食費であるとか、部屋代といったものがかかります。これは、通常といいますか、御本人に負担していただくのが原則ではございますが、この食費と部屋代につきまして、低所得者の方について負担軽減を行うという目的で設けられているのがこの特定入所者介護サービスでございます。先ほど言いましたように2億1,200万円に対して1,000万円の減額でございますが、平成27年度の決算が1億9,200万円、平成26年度の決算も1億9,500万円ですので、従来と余り大きな変動があるものではございません。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。  小原委員
    ○委員(小原操君) 2ページと3ページなんですが、歳入歳出各款のほとんどが減額になっております。歳入が減額になったために歳出も減額されたのか、また、それ逆がなのか、減額の最たる原因は何なのか伺いたいと思います。 ○委員長(本谷宏行君) 唐川長寿支援課長。 ○長寿支援課長(唐川平君) 歳入が先か、歳出が先かということの御質問に対しましては、まず歳出が先でございます。歳出が、介護保険の場合、総額が50億円を超える大きなものでございますので、若干余裕を持ってというとちょっと語弊があるかもわかりませんが、大き目の予算が組んでございます。最終的に、3月の今議会におきまして、支出見込みを最終的なところを精査いたしまして、不要と思われる額について減額をさせていただきます。それに伴いまして、歳入も、例えば国庫がおおむね25%、県費、市費がおおむね12.5%等々と負担割合が決まってございますので、それに応じまして、歳入のほうも歳出を減額させていただいたものの応分に応じて減額をさせていただいているという状況でございます。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(本谷宏行君) 次に、議案第31号「平成28年度府中市病院事業債管理特別会計補正予算(第1号)について」の件を議題といたします。  補足があれば提案者からの説明を求めます。  九十九健康福祉部長。 ○健康福祉部長九十九浩司君) 特にございません。 ○委員長(本谷宏行君) これより、本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  水田委員。 ○委員(水田豊君) これも一般質問の中にあったんですけれど、該当委員会なので改めてお聞きしますが、この病院に貸し付けてまた戻ってくるという中の病院事業債というものの中身ですが、事業資金貸付金というのは機器だということで、事業債というのは、北市民病院の建設費用の償還だということで、これが今後何年にわたっているのかということについて、11年間は1億円超、平成44年まで返還するんだというような答弁があったんですが、改めてちょっとお聞きしたいです。 ○委員長(本谷宏行君) 杉原健康福祉推進係長。 ○健康福祉推進係長(杉原裕二君) 先ほど御指摘いただきましたように、地方独立行政法人移行前の府中北市民病院の施設整備についてですが、平成9年、平成10年度に病院の本館新築において借り入れをなされたものでございまして、平成28年度末での残高というものが12億6,600万円余りということでございます。この償還の最終年度は先ほど御指摘いただきましたように平成44年までとなっております。 ○委員長(本谷宏行君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長(本谷宏行君) なければ、本案を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(本谷宏行君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(本谷宏行君) 以上で、厚生委員会に付託された案件の審査は終了いたしました。  委員長報告の作成については、御一任を願います。  以上で厚生委員会を散会いたします。                午前11時53分 散会...