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  1. 府中市議会 2017-02-27
    平成29年第1回定例会( 2月27日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    平成29年第1回定例会( 2月27日)             平成29年第1回府中市議会定例会会議録  平成29年2月27日午前10時1分、府中市議会定例会を本市議事堂において開会した。 1 出席議員      1番  丸山茂美       2番  加納孝彦      3番  山口康治       4番  本谷宏行      5番  三藤 毅       6番  加島広宣      7番  楢﨑征途       8番  土井基司      9番  田邉 稔       10番  髙山詳次      11番  居神光男       12番  橘髙尚裕      13番  小原 操       14番  大本千香子      15番  水田 豊       16番  小川敏男      17番  加藤吉秀       18番  小野申人      19番  瀬川恭志       20番  棗田澄子 1 欠席議員   なし 1 説明のため出席した者   市長          戸成義則   副市長         船尾恭司   教育長         平谷昭彦   総務部長        石川裕洋   健康福祉部長      九十九浩司  建設産業部長      若井紳壮
      教育部長        粟根誠司   人事秘書課長      大和庄二郎   総務課長        小寺俊昭   企画財政課長      豊田弘治   教委総務課長      河本幹男 1 事務局及び書記   事務局長        武田英三   議事係長        山路英利   主事          小川愛美 1 議事日程   日程第1 会期の決定について   日程第2 会議録署名議員の指名   日程第3 所管事務調査の報告について   日程第4 市長施政方針   日程第5 議案第1号 平成29年度府中市一般会計予算について   日程第6 議案第2号 平成29年度府中市国民健康保険特別会計予算について   日程第7 議案第3号 平成29年度府中市公共下水道事業特別会計予算について   日程第8 議案第4号 平成29年度府中市介護保険特別会計予算について   日程第9 議案第5号 平成29年度府中市後期高齢者医療特別会計予算について   日程第10 議案第6号 平成29年度府中市病院事業債管理特別会計予算について   日程第11 議案第7号 平成29年度府中市水道事業会計予算について   日程第12 議案第8号 平成29年度府中市病院事業会計予算について   日程第13 議案第9号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて   日程第14 議案第10号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて   日程第15 議案第11号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて   日程第16 議案第12号 字の区域の変更について   日程第17 議案第13号 府中市こどもの国新築工事請負契約の締結について   日程第18 議案第14号 和解に応じることについて   日程第19 議案第17号 個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個              人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正              する法律に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について   日程第20 議案第18号 府中市空家等対策の推進に関する条例の制定について   日程第21 議案第19号 義務教育学校の設置に伴う関係条例の整備等に関する条例の              制定について   日程第22 議案第20号 府中市簡易水道事業の府中市水道事業への統合に伴う関係条              例の整備に関する条例の制定について   日程第23 議案第21号 府中市職員の育児休業等に関する条例及び府中市職員の勤務              時間、休暇等に関する条例の一部改正について   日程第24 議案第22号 府中市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関              する条例の一部改正について   日程第25 議案第23号 府中市税条例等の一部改正について   日程第26 議案第24号 府中市まちなか活性化に寄与する民間事業者の支援に関する              条例の一部改正について   日程第27 議案第25号 府中市企業立地促進条例の一部改正について   日程第28 議案第26号 府中市地域集会所設置及び管理条例の一部改正について   日程第29 議案第27号 平成28年度府中市一般会計補正予算(第5号)について   日程第30 議案第28号 平成28年度府中市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)              について   日程第31 議案第29号 平成28年度府中市公共下水道事業特別会計補正予算(第3              号)について   日程第32 議案第30号 平成28年度府中市介護保険特別会計補正予算(第3号)につ              いて   日程第33 議案第31号 平成28年度府中市病院事業債管理特別会計補正予算(第1              号)について   日程第34 議案第32号 平成28年度府中市水道事業会計補正予算(第2号)について   日程第35 報告第1号 専決処分の報告について   日程第36 議案第15号 財産区の財産の無償譲渡について   日程第37 議案第16号 府中市久佐町財産区管理会条例の廃止について 1 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時1分 開会・開議 ○議長(丸山茂美君) これより平成29年第1回府中市議会定例会を開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議題は、お手元に配付しております議事日程表により進めたいと思います。  休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時1分 休憩                午前10時4分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 再開いたします。  日程第1、会期の決定についての件を議題といたします。  今期定例会の会期は、本日から3月13日までの15日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山茂美君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は15日間と決定いたしました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において、山口康治君及び加島広宣君を指名いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 日程第3、所管事務調査の報告についての件を議題といたします。  総務文教常任委員会厚生常任委員会建設常任委員会及び議会運営委員会の各委員長から、委員会が行った所管事務調査について報告したい旨の申し出がありましたので、これを認めます。  なお、各委員会の所管事務調査の報告書は、お手元に配付しておりますので、御参照ください。  まず、総務文教常任委員会田邉委員長。           〔総務文教常任委員長 田邉稔君 登壇〕 ○総務文教常任委員長(田邉稔君) おはようございます。  議長のお許しをいただきましたので、平成28年度総務文教常任委員会所管事務調査報告をさせていただきます。  経過については、お手元の資料にございますように、5月16日を皮切りに合計19回の委員会を開催し、進めてまいりました。  5月16日に所管事務調査事項として、小中一貫教育について、スポーツの振興の取り組みについて、歴史的遺産を生かしたまちづくりについて、債権管理についての事項を決定いたしました。  6月13日には、事務事業評価の対象5事業を決定し、それに基づいて管内視察を行うことにいたしまして、6月21日に管内視察を行いました。  11月8日、9日には、石川県津幡町と兵庫県神戸市の港島学園の行政視察を行いました。  所管事務調査については、4項目のうち、債権管理について引き続き調査していくこととしております。  まず、管内視察についてですけども、平成28年6月21日、平成28年7月15日に、備後国府跡(鳥居地区)、栗生小学校、第一中学校、府中消防署、旧瀬川百貨店上下北小学校、協和ふれあいスポーツクラブ、府中市B&G海洋センターを視察いたしました。  感想として、特に府中市B&G海洋センターの老朽が顕著であって、自主事業の取り組みや施設建てかえを含め、計画の検討が必要であると特に思っています。  2番目に、行政視察ですけれども、まず、平成28年11月8日、石川県津幡町へ歴史的遺産を生かしたまちづくりについて、加茂遺跡広場津幡ふるさと歴史館「れきしる」の現地視察を行いました。  ここでは、加茂遺跡の視察で、古代道路に関する遺跡ということで、道路跡のカラー舗装表示や建物跡の柱表示が着脱できる点について、府中市で確認された古代山陽道にかかわる「鳥居遺跡」の整備に関して、参考になりました。  また、タブレットスマートフォンに対応したAR(拡張現実)技術を応用した展示が「れきしる」にありまして、この展示方法は有効であると感じました。  次に、スポーツ振興の取り組みで、同じく津幡町を視察したわけですけども、ここで一般社団法人津幡町体育協会が発足しておりまして、そこに常駐の職員を配置し、町直轄であった一部のスポーツ施設指定管理者とするなど、スポーツに対する意識の高さを感じたわけです。  府中市においても、スポーツ振興の取り組みを組織的に行うことを考える必要があると思いました。  3番目に、義務教育学校への移行について、兵庫県神戸市の港島学園に視察に行ったわけですけども、昨年4月に6・3制の義務教育学校を開校しておりまして、そこでは特に義務教育導入にあたって神戸市が通信教育の費用を半額助成して、小中の相互免許取得を促進していることが参考になったわけですけども、この視察から、府中市がこの10年間、小中一貫教育で形づくったコミュニティ・スクールやグローカル教育などの実績があるので、義務教育学校導入にあたりましては、その延長線上で自信を持って推進すればいいと感じられました。  詳しくはお手元の資料をごらんいただきたいと思います。  4番目に、事務事業評価についてですけれども、本委員会では、電算管理事業固定資産台帳整備事業学校給食運営事業就学援助事業、社会教育・社会体育推進事業の5事業を抽出し評価を行いまして、その結果、いずれの事業も一部見直しの上継続すべきとして、意見を付して来年度予算編成への反映を求め、市長に対して提言いたしました。
     5番目に、所管事務調査を踏まえ、市に具体的な対応を求めることとして、まず、小中一貫教育について。義務教育学校の導入にあたっては、地域との連携をさらに深め、コミュニティ・スクールの拡大と一体となって義務教育学校を推進すること。さらに、義務教育学校より充実させるため、教員の小中相互免許取得の促進や、人的加配措置を確実に進めること。  スポーツ振興については、府中市スポーツ推進計画を実施する主体を明確にする組織づくりを検討すること。健康的な体づくりや健康寿命の延伸という観点からの高齢者スポーツの推進、民間企業等を活用したスポーツ団体への資金援助の仕組みの研究を行うこと。  3つ目に、歴史的遺産を生かしたまちづくりについては、「歴史まちづくり法」に定める歴史的風致維持向上計画の策定の検討と、「国府のまち」を実感できるような案内看板や道路標示の整備が急がれる。期限を限って、速やかに活用計画を作成すること。  また、土生町南の丘に所在する歴史民俗資料館中心市街地への移転に向けて、できるだけ早く具体的検討を行うこと。さらに、尾道市等と協力して、「銀の道」の日本遺産認定を目指して取り組むこと。  以上の取り組みが実現可能な体制・組織を確立すること。  この3点を、市に具体的な対応を求めることとして提案させていただきました。  以上をもちまして、平成28年度総務文教常任委員会所管事務調査の報告とさせていただきます。           〔総務文教常任委員長 田邉稔君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) 続いて、厚生常任委員会本谷委員長。           〔厚生常任委員長 本谷宏行君 登壇〕 ○厚生常任委員長(本谷宏行君) それでは、平成28年度厚生常任委員会所管事務調査について、報告させていただきます。  お手元の資料にございますように、平成28年5月16日には、正副委員長を互選し、閉会中の継続調査の申し出を行い、その後、合計16回にわたる委員会を開催し、調査を進めてまいりました。  6月14日には、今年度の所管事務調査事項を、地域包括ケア推進事業について、府中市病院事業(湯が丘病院・府中市病院機構)について、保育所整備事業についての3項目に決定し、調査・研究を行うことといたしました。  7月には、各班に分かれて調査・研究し、府中市病院機構の管内視察と長寿支援課及び湯が丘病院から調査事項に対する説明を受けることを決定し、8月に実施いたしました。  また、各委員が行った事務事業評価をもとに、委員会としてのまとめを行い、9月議会では事務事業に対する提言を行いました。  そのほかに、10月末に開催した議会報告会に向け、5回の協議を行い、報告内容の決定や配布資料の作成を行いました。  その後、先進地の取り組みを参考とするため、行政視察先と質問事項の決定を行い、11月に栃木県小山市、東京都稲城市、千葉県松戸市の視察を行いました。  また、11月21日には、保育所整備計画中須保育所民営化POM建てかえ進捗状況などについて、女性こども課から説明を受けました。  1月にはたま保育園の管内視察とデータヘルス計画について、執行部から説明を受けました。  この間、行ってきました所管事務調査をもとに、執行部へ提言する内容を協議し、2月13日は提言の趣旨を健康福祉部長へ直接説明し、委員会としての考えを伝えるとともに、意見交換をする中で、内容をさらに深めることができました。  行政視察につきましては、平成28年11月7日から9日にかけて行いました。  栃木県小山市では、地域医療を守り育てるための地域医療充実に向けた取り組みについて。東京都武蔵野市と千葉県松戸市の両市では、介護予防、日常生活支援総合事業について研修をいたしました。詳しくは、お手元の資料を御参照願います。  9月定例会で提言しました事務事業評価については、議員が事業の目的や内容、事業量等を確認し、その成果を妥当性・有効性・効率性等の観点から問題点を明らかにするため実施いたしました。  本委員会では、精神保健福祉事業ひとり親家庭等に対する支援事業、発達障害支援事業、高齢者の生きがいづくり推進事業地域包括ケア推進事業の5事業を抽出し、評価を行った結果、いずれの事業も一部見直しの上継続すべきとし、意見を付して来年度の予算編成への反映を求め、市長に対し提言をいたしました。  最後に、これまでの所管事務調査や行政視察を踏まえ、次のとおりまとめております。  1、本市が目指す地域包括ケアシステムの将来像を明確にし、実現に向けての組織体制を含めた推進プランを策定し、関係機関等と共通認識を持った上で、行政が強力なリーダーシップを発揮し、実行に移されたい。  2、子供を取り巻く環境の現況と課題を正確に把握し、それに対応した支援策を拡充されたい。  3、府中市保育環境創造計画の概要を早期に提示し、利用者や関係者等に対して丁寧な説明に努められたい。  4、地域が持つ特性を詳細に把握し、医療と介護の市民ニーズに合った医療体制を構築し、市民に説明する中で信頼関係を築く必要がある。そのような活動の中で、足りない医療の補完方法など市民の不安を解消するよう、府中市病院機構と連携し取り組まれたい。  この4点を、市に具体的な対応を求めるものとして提言させていただきました。  以上をもちまして、厚生常任委員会の平成28年度所管事務調査の報告といたします。           〔厚生常任委員長 本谷宏行君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) 続いて、建設常任委員会居神委員長。           〔建設常任委員長 居神光男君 登壇〕 ○議長(居神光男君) それでは、平成28年度建設常任委員会所管事務調査の報告をさせていただきます。  まず、今年度、14回開催いたしました委員会について、主な事項を報告させていただきます。  5月16日、所管事務調査事項、目的、方法及び期間を決定し、議長に対し閉会中の継続調査の申し出を行いました。  6月15日、今年度の所管事務調査事項中心市街地活性化基本計画コンパクトシティについて、廃棄物処理に関する事業について、そして、インフラ整備についての3項目に決定し、現状や課題について把握するため、各委員が3班に分かれて調査・研究を行うことといたしました。  あわせて調査を進めるにあたり、市の現状と課題について執行部から説明を受け、勉強する機会を設けることとし、その後、8月23日に執行部と意見交換を行いました。  9月15日、調査・研究をより深めるために、行政視察を行う方向で調査の内容、目的、項目、日程、場所などを協議し、候補地の調整を行うことといたしました。  その後、11月9日から11日にかけて、新潟県見附市、新潟県長岡市、千葉県東金市へ行政視察を行いました。  新潟県見附市では、コンパクトシティなどの取り組みについて研修を行いました。中心市街地活性化と並行して、周辺集落地域の交通、医療、地域コミュニティづくりが行われておりました。  新潟県長岡市でも、コンパクトシティの研修を行いました。人口27万人と大都市で、市街地と集落コアのギャップは見られますが、中心部の歩いて暮らせるまちづくりが確実に進められておりました。  千葉県東金市では、ごみ処理施設整備について研修を行いました。市民への情報発信が丁寧に行われており、また、さまざまな手法、方式の検討を詳細にされておりました。  詳しくは、お手元の資料をごらんください。  次に、事務事業評価については、議員が事業の目的や内容、事業量などを確認し、その成果を妥当性・有効性・効率性の観点から評価し、問題点などを明らかにするために実施いたしました。  本委員会では、次の事業を抽出し評価を行い、意見を付して来年度の予算編成への反映を求め、市長に対し提言を行いました。  魅力ある観光地づくり事業、中山間地域等直接支払制度事業都市再生整備事業は、一部見直しの上継続すべきとし、企業立地奨励金事業桜が丘販売促進事業につきましては、抜本的な見直しの上継続といたしました。  終わりに、所管事務調査を終えて、行政に具体的対応を求める事項といたしまして、次のとおりまとめております。  1、中心市街地活性化基本計画コンパクトシティについて。  ①市街地にある空き店舗のリノベーションによる再開発支援などを行い、さらなるにぎわいの創出に努めること。  ②路線バスに捉われない交通空白地域の解消に向けた実効性のある計画を策定すること。  ③周辺地域ニーズ調査を早急に行い、中心市街地活性化基本計画と並行した取り組みを明確にすること。  次に、2、廃棄物処理に関する事業について。  ①平成29年度中に詳細な施設整備計画を示すこと。  ②民間活力の導入の手法や広域処理についても積極的に検討すること。  以上、2項目、5点を、市に具体的な対応を求めるものとして提言させていただきました。  以上をもちまして、建設常任委員会の平成28年度所管事務調査の報告といたします。           〔建設常任委員長 居神光男君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) 続いて、議会運営委員会小野委員長。           〔議会運営委員長 小野申人君 登壇〕 ○議会運営委員長小野申人君) それでは、平成28年度議会運営委員会所管事務調査の報告をさせていただきます。  これまで本市議会では、市民に開かれたわかりやすい議会運営を推進するためのさまざまな改革に取り組んできました。  そのような中で、昨年、6月20日付で議長から、近年の社会情勢を踏まえ、議会活性化に向け「ペーパーレス議会の推進について」調査・研究を行うよう、議会運営委員長に議長諮問がありました。  そこで、議会運営委員会では、諮問事項を平成28年度の所管事務調査項目に決定し、タブレット端末を導入し、業務の効率化、コスト削減に取り組む先進都市において、1、行政文書のペーパーレス化、2、コスト削減と職員の労力軽減、3、議会運営及び審議の効率化、4、その他。例えば、災害時活用、あるいは、市民へ説明等であります。  これについて現地調査を行うとともに、自治体向けタブレット端末ICT推進セミナーに参加し、基礎的な知識を学んだ上で、調査・研究を進めることにいたしました。  その調査、協議経過につきましては、お手元の資料のとおりでございます。  最初に、議会運営委員会の行政視察として、平成26年9月定例会から紙との並行運用を開始し、平成27年5月から本格稼働を行っている福岡県嘉麻市議会において視察を行いました。  嘉麻市議会では、平成25年10月に神奈川県逗子市、埼玉県飯能市の2市の先進地視察を終え、12月に議会ペーパーレス化を決定され、費用対効果、アプリとタブレット端末等の検討を行い、翌年6月に補正予算を組み、9月から導入したという、スピード感には驚かされました。  また、タブレットを導入することで、議員の利便性の向上が図られる一方で、活用するためには、何よりも使用者である議員の行財政改革への理解と協力が必要であることも説明されました。  次に、自治体向けタブレット端末ICT推進セミナーでは、タブレットによる業務の効率化、活用度を向上させるポイント及び調達について、さらにペーパーレス会議システムの機能説明を受け、タブレット端末導入について調査・検討を行う上で非常に参考になりました。  行政視察を終え、議会運営委員会としては、タブレット端末導入に向けて引き続き協議を行っていくことと、全議員対象のタブレット体験会を実施することを決めました。  タブレット体験会では、実際にタブレット端末を操作して、難しそうなイメージの払拭と有効性を確認できました。その後、タブレット端末導入により期待される経費削減、業務及び会議の効率化、環境保護、議員の利便性向上危機管理対応の向上などの効果と、ペーパーレス化における課題導入費用並びに費用負担等について検討を行いました。  議会運営委員会の調査・研究のまとめとして、1、タブレット端末及文書共有システムの導入は、議会活動、政務活動、議員活動等において効果や利点も多く、議会運営及び審議の効率化にもつながり、労務改善や情報共有のスピード化も図られ、導入による利活用も期待できる。  2、タブレット端末の使用に関しては、議員が積極的に活用できるようなルールづくりが必要で、そのため、通信方法はセルラーモデルを念頭に置き、その特性とタブレット端末の携行性を最大限に生かすため、過度な使用制限を設けず、また、タブレットの利用になれるためにも、通信の一部は議員活動、会派活動での使用を認め、費用の一部を議員個人が負担するのが適当である。  3、タブレット端末及文書共有システムの導入に向けて、今後さらに具体的に調査・検討を行うグループ「(仮称)ICT推進検討委員会」を立ち上げ、タブレット製品、ペーパーレス会議システム、運用ルール等について引き続き調査を行うことを決定し、議長に対して、行政改革だけでなく環境負荷低減の観点からも、できる限りのペーパーレス化は今後、避けては通れない課題であり、府中市議会として積極的にICT化の推進を図らなければならない。  早期に可能な会議からタブレット端末を使ったペーパーレス会議導入を検討されるよう、議会運営委員会から提言を行いました。  以上、甚だ簡単ではございますが、平成28年度議会運営委員会における所管事務調査の報告とさせていただきます。           〔議会運営委員長 小野申人君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) 各報告に対する質疑は、議会運営委員会の決定により省略いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 日程第4、市長施政方針を議題といたします。  平成29年度の市長施政方針について、説明を求めます。  戸成市長。              〔市長 戸成義則君 登壇〕 ○市長(戸成義則君) はじめに。  国は、「安倍内閣の取り組みによって、雇用・所得環境が確実に改善し、経済の好循環が生まれた。今後も、アベノミクスを一層加速していく」とし、「一億総活躍社会の実現に向けては、未来への投資の拡大に向けた成長戦略を積極的に推進する」としています。  本市の経済情勢については、わずかながら改善が見受けられるものの、税収が伸び悩むなど、引き続き厳しい状況にあります。しかし、このような状況であっても、人口減少、少子化、高齢化等に対処するための予算を編成し、地域の活性化につなげていかなければなりません。  新年度予算については、「第4次府中市総合計画」やその他諸計画に掲げた施策を踏まえ、限られた財源の中、「府中で子供を産み、育てたい」「府中で働きたい」「府中で暮らしたい」と思われる「選ばれるまち」となるために挑戦する「挑(いどむ)」予算といたしました。  また、挑戦の原動力となる地方創生事業については、予算を優先的に措置し、「府中市総合戦略」に掲げた「安心して働けるための産業振興と雇用の創出」、「安心して子育てができる働き方や暮らし方の環境づくり」、「多様な働き方や暮らし方が提供できることでの移住・定住の促進」を目指します。  1、都市基盤づくり。  人口減少や少子高齢化が進む中、高度成長期に拡散した市街地は低密度化しており、日常生活に必要である生活利便施設等を維持することは困難となりつつあります。  今後策定する「府中市立地適正化計画」に基づき、都市基盤と産業基盤が整い、働く場・住む場・農地が調和する基本市街地の形成に向けたまちづくりを進めます。  都市計画道路目崎出口線については、新年度も引き続き用地取得に取り組み、可能な箇所から改良工事を行います。  都市再生整備事業については、府中市民病院改築工事や道の駅整備事業が終了しましたが、府中駅西広場やみんなの公園、広谷出口大黒線等を整備し、府中駅周辺から石州街道までの回遊性を高めます。  橋梁等の公共土木施設については、「府中市橋梁長寿命化修繕計画」に基づき予防保全に努め、長寿命化と補修費用の縮減を図ります。また、過疎対策事業については、市道松の木線の改良工事、市道中山風の瀬戸線の用地取得に取り組みます。  桜が丘住宅団地の販売については、引き続き営業範囲の広域化、広告宣伝の強化、販売促進イベントの見直し等により新規顧客の開拓に努め、早期の完売を目指します。  2、生活環境づくり。  消防・救急体制の充実を図るため、消火栓・防火水槽を整備するとともに、消防団のポンプ車を計画的に更新するなど、防火活動の機動力向上を図ります。  また、地域の防災リーダーとなる防災士の養成に努めるとともに、自主防災組織の組織化と活性化を支援します。
     広島県の土砂災害警戒区域の指定に基づき、指定された地域の土砂災害ハザードマップを作成します。  住宅・建築物の耐震化について啓発を行うとともに、耐震診断・耐震改修の補助制度の活用を促進します。  土砂災害特別警戒区域内の既存の住宅・建築物の所有者に対して、土砂災害に備える改修に必要な経費の一部を助成するなど、災害に強いまちづくりを進めます。  災害時の避難場所とするなど、防災機能も持ち合わせた公園として鵜飼児童公園と鵜飼西公園を整備します。  適切な管理が行われていない空き家については、今後策定する「府中市空家等対策計画」に基づき、申請があった空き家の現地調査を行い、所有者等に対して指導・助言を行います。また、空き家の除去費に対する補助制度を創設するなど、空き家を増加させない対策を講じます。なお、居住可能な空き家については、都市圏住民の移住や就業につながるよう有効活用にも努めます。  水道事業については、城山浄水場の急速ろ過池、管理棟等の耐震工事を行います。また、国道486号線ほか7路線の老朽管更新を行います。  下水道事業については、事業認可の変更を行い、未普及地域の解消に向けた管渠埋設工事に取り組みます。また、今後約10年間を期間とする汚水処理施設整備構想を策定します。  環境衛生の推進については、出口川湧水処理施設の汚泥脱水機等の更新を行うとともに、緑ヶ丘汚水処理施設を解体します。  桜が丘墓園については、市民の墓地需要に応えるため、第2期造成工事を行います。  増加する事故や悪質な犯罪から市民を守るため、防犯カメラを6機増設します。  多様化する消費生活トラブルや特殊詐欺被害などを防止するため、広島県の基金を活用して情報提供に努めるとともに、相談業務の充実を図ります。  3、地域資源を活用したまちづくり。  「ものづくり」産業を核に、本市の自然・歴史・産業等の地域資源や地域特性を生かしたまちづくりを進めます。  経済の好循環を地域産業の活性化につなげる取り組みとして、地域ブランドの構築、販路拡大、新技術・新サービス・新商品の開発等に取り組む中小企業者や小規模事業者、市内で起業に挑戦する女性や若者等を支援します。  また、備後圏域連携協議会の取り組みである福山ビジネスサポートセンターFuku-Biz(フクビズ)や産業支援コーディネーター制度等を活用し、中小企業者や小規模事業者の活動を支援します。  さらに、市内企業の「ものづくり」の技術を生かし、新たに航空機関連産業分野への進出を視野に入れ、航空機関連の技術を学び、研究する大学の誘致に向けた基本構想を策定します。  移住・定住促進については、移住希望者向けの「ものづくり体験ツアー」や、都市圏在住者と市内企業等のマッチングイベントを開催します。  農業振興につきましては、農業従事者の高齢化に対処するため、「担い手が将来の生活設計を描ける経営の確立」を目指して、集落法人等経営力の高い担い手の育成とその生産体制の強化を促進します。また、6次産業化に必要な特産品の新規作付や試験栽培、販路拡大の取り組みを支援します。  さらに、地元産農産物を地元加工業者、学校給食、道の駅びんご府中等へ安定供給することで、「地産地消」を推進します。  農業の生産基盤を確保するため、竹田池と鷹ノ巣池の整備を行います。  観光振興については、道の駅びんご府中、キテラス府中、上下歴史文化資料館等において府中市の魅力を発信するとともに、観光ルートの開発、観光情報の発信、観光ツアー等を他市町と共同で実施いたします。  魅力ある観光地づくり事業については、滞在時間の延長、観光消費額の増加を図るため、上下町の白壁の町並みの景観形成や特産品開発等に取り組み、にぎわいを創出します。  4、健康地域づくり。  未来の府中市を担う人材を育てるためには、「府中で子育てしてよかった」と実感できる子育て環境を整えることが重要です。  仕事と家庭の両立支援、働き方改革、女性就労支援を促進するための企業啓発セミナーや、市内の中学校2年生を対象として「自立」や「結婚」等をテーマに講演会を実施します。  保育事業については、中須保育所を民営化することにより、ニーズの高い低年齢児保育を充実します。また、市内の保育環境を充実させるため、認可した私立保育所の施設更新に必要な経費の一部に対し財政的支援を行います。  POM府中市こどもの国については、新年度に新築工事が完了し、先進的な機能として、木育の拠点施設、一時預かり室、ボルダリング施設等を整備します。  広島県内初の取り組みであるウッドスタート事業については、市内業者が製作した「ありがとうつみき」等をトートバッグに詰めた「すくすく木育バッグ」を配布します。  母子保健事業については、特定不妊治療に対する助成に加え、新たに一般不妊治療に対する助成を開始することで、子供を産みたいと希望する人への支援を拡大します。  また、子育てにかかる負担の軽減を図るため、出産応援金制度による助成と、乳幼児等医療制度による通院・入院に係る医療費の助成を継続します。  地方独立法人府中市病院機構については、「第2期中期計画」の2年目を迎えるにあたり、運営する2つの市民病院の経営改善及び経営管理体制の構築に向けた支援を行うなど、引き続き、政策的・財政的支援を行います。  また、府中市民病院では、最新の医療機器を備えるとともに、地域医療連携室に併設した府中市地域包括支援センターのサブセンターにおいて、一度に医療と介護の相談に応じる体制を整えるなど、「支える医療」を推進します。  医師を初め医療従事者の確保については、大学病院等への協力要請や、医師育成奨学金及び医療体制確保等支援事業補助金の制度周知に努めます。  また、府中地区医師会や府中市病院機構と連携してシンポジウムや公開講座等を開催し、医療施策の普及啓発に努めます。  湯が丘病院について、府中市認知症初期集中支援推進事業の実施に伴い、北部圏域(旧上下町)における認知症初期集中支援チームの体制を整え、認知症初期の疑いのある人や家族に対するサポートを実施します。さらに、医師等の人材確保、施設の建てかえに向けた検討等、計画的な病院運営に努めます。  平成30年度からの国民健康保険の広域化(県単位化)に向けて、県及び他市町と連携しながら、国民健康保険の安定的な運営を目指します。  高齢者福祉については、団塊の世代が75歳以上となる平成37年を目途に、重度の要介護状態となっても住みなれた地域で自分らしい生活を最後まで続けることができるよう、医療・介護・介護予防・住まい・生活支援が一体的に提供される地域包括ケア体制を構築します。  介護保険サービスの基盤整備については、訪問系・医療系の看護小規模多機能型居宅介護や、定期巡回・随時対応型訪問介護看護等の地域密着型サービスを整備し、要介護者の在宅生活を支援します。  また、地域支援事業の充実分として新たに位置づけられた生活支援体制整備や認知症施策、在宅医療・介護連携、地域ケア会議等に関する事業を積極的に推進します。  障害者福祉の推進については、新年度で「府中市障害者福祉計画・第5期障害福祉計画」を策定します。また、障害者の雇用機会の拡大に向けた施策の推進を図ります。  地域福祉の推進については、府中市社会福祉協議会、民生委員・児童委員、各町内会等と連携を図り、地域で支え合う体制づくりに努めます。  5、教育・スポーツ・文化のまちづくり。  小中一貫教育については、中国地方で初めて義務教育学校制度を導入し、平成29年4月、府中学園と府中明郷学園を義務教育学校に、府南学園と上下学園を中学校併設型小学校、小学校併設型中学校にそれぞれ移行します。  また、コミュニティ・スクールの取り組みを広げ、「地域とともにある学校づくり」を推進します。さらに、中学生に英語技能検定の受験を促し英語力の向上を図るなど、世界へ羽ばたくグローバルな感覚とグローカルなアイデンティティを持った「グローカル人材」を育成します。  縦糸である小中一貫教育と横糸であるコミュニティ・スクールが府中市の義務教育を織りなすことにより、未来へ羽ばたく人づくりを進めます。  学校教育施設の整備については、「学校施設改修計画」に基づき、南小学校と旭小学校のトイレ改修等を行います。  学校給食については、食育と地産地消を推進し、成長期の子供たちの健康と栄養バランスに配慮した「安全・安心でおいしく楽しく食べられる学校給食」の提供を目指します。  生涯学習の推進については、市民が生涯にわたって主体的に学習できるよう、学習情報の提供や学習環境の充実を図ります。また、学習発表の場である「府中学びフェスタ」を引き続き開催します。  スポーツの推進については、「府中市スポーツ推進計画」に基づき、指導者の育成やスポーツ施設の充実に努めます。  文化財の保存・活用については、国史跡に指定された備後国府跡の保存活用計画の策定に着手するとともに、史跡の一部を公有化します。  6、市民協働のまちづくり。  市民・企業・行政が一体となってまちづくりを進めるためには、情報の共有化を図ることが必要であることから、広報紙、ホームページ、行政テレビ番組、エフエムラジオ等を活用し、行政情報を市内外へ積極的に発信します。  市民一人一人がお互いの人権を尊重し、思いやりのある豊かな社会をつくるため、「e.街いきいきフォーラム」を開催するなど、人権尊重に対する理解を深める活動に取り組んでいきます。  おわりに。  以上、新年度予算編成にあたっての基本的な考え方と概要を御説明申し上げました。  今年度は、「道の駅びんご府中」や「府中市民病院」が完成し、備後国府跡も国の史跡指定を受けるなど、府中市として新たな一歩を踏み出した年でもありました。  また、返礼品制度を始めて2年目となるふるさと納税については、府中市のまちづくりに興味を持たれた皆様から多額の寄附をいただいています。その御厚意に応えるためにも、府中市が「選ばれるまち」となるよう、まちの魅力をさらに磨き上げなければなりません。  さて、新年度にはPOM府中市こどもの国が完成するなど、集客性の高い公共施設が新たに誕生し、市内外の多くの皆様に御利用いただけることを期待しているところです。  これらの公共施設を活用して、いかに地域活性化につなげるかは、よりよい施設にしようとする「人の知恵と熱意」で決まると言っても過言ではありません。  幾らよい施設をつくっても、市民の皆さんに利用していただけない、愛されない施設では意味はありません。「人の知恵と熱意」たるソフトとハードがうまくかみ合ってこそ本来の目的が発揮でき、地域活性化につながることになります。  今後も厳しい行財政運営となることが予想されますが、将来へ向け地域として自立するため、地方創生関連事業を初めさまざまな施策に取り組みますので、皆様の府中市政に対するより一層の御理解と御協力を改めてお願い申し上げます。              〔市長 戸成義則君 降壇〕           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) この際、日程第5、議案第1号「平成29年度府中市一般会計予算について」から、日程第35、報告第1号「専決処分の報告について」までを一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  石川総務部長。             〔総務部長 石川裕洋君 登壇〕 ○総務部長(石川裕洋君) おはようございます。  早速ですが、平成29年第1回府中市議会定例会に提案しております議案及び報告につきまして、順次説明させていただきます。  初めに、議案第1号、平成29年度一般会計予算について。  一般会計の新年度予算の概要につきましては、別添の平成29年度当初予算説明資料により御説明いたします。  それでは、説明資料をお開きください。  予算の規模ですが、予算総額は199億8,000万円で、平成28年度当初予算額と比較すると0.4%、8,000万円の増となっています。  一般会計のうち投資的経費は28億8,525万9,000円で、前年度比8.5%増となっております。  3ページには平成29年度の主要事業について、第4次府中市総合計画の基本目標別に掲載しております。4ページには、主な地方創生事業を掲載しております。これにつきましては、市長施政方針で一部触れられておりますので、割愛させていただきます。後ほど、御参照ください。  続きまして、一般会計予算額の款別内訳でございますが、歳入の主なものにつきまして御説明申し上げます。  まず、市税でございますが、51億1,208万円を見込んでおります。個人市民税は、納税者の総所得額増加によりやや増収を、法人市民税は企業の業績下方修正などのより減収を、固定資産税は地価下落が続くものの、住宅着工件数の増加によりやや持ち直し、市税全体では対前年度比0.7%増となっております。  市税の目ごとの予算額につきましては、別冊の予算書、また、この説明資料には、平成20年度から平成29年度までの市税の推移を掲げておりますので、後ほど御参照ください。  次に、地方交付税でございますが、56億1,159万円で対前年度比3.1%減、国庫支出金は27億5,419万3,000円で7.5%増、県支出金は14億5,530万1,000円で1.4%の増、寄附金はふるさと納税寄附金を3,600万1,000円といたしております。  繰入金でございますが、7億287万5,000円で、対前年度比84.4%、3億2,180万2,000円の増としております。  市債は19億5,230万円で、対前年度比6.4%減としております。このうち、臨時財政対策債は6億7,790万円でございます。  続きまして、歳出でございますが、主に増減が多いものについてのみ御説明申し上げます。  民生費でございますが、自立支援給付費、中須保育所運営業務委託料、POM――府中市こどもの国新築工事等により、対前年度比10.2%、7億597万8,000円の増となっております。  衛生費につきましては、府中市民病院改築事業費の減等により、対前年度比10.3%、2億4,476万5,000円の減となっています。  農林水産業費につきましては、小規模農業基盤整備工事、水路改良工事の事業費の増等により、対前年度比24.4%、7,533万3,000円の増となっています。  商工費につきましては、道の駅の備品整備事業費の減等により、対前年度比10.5%、6,991万1,000円の減となっております。  続きまして、一般会計歳出予算の性質別内訳につきまして、簡単に御説明いたします。この表は、歳出予算を義務的経費、投資的経費、その他の経費に分類し、構成比、伸び率を平成28年度当初予算と比較したものでございます。  まず、義務的経費でございますが、自立支援給付費等の扶助費が、対前年度比2.9%、1億952万2,000円増となったものの、人件費と公債費が減となったため、結果的に対前年度比1.3%の減となりました。  次に、投資的経費の普通建設事業費につきまして、対前年度比7.9%、2億689万8,000円の増となっております。府中市民病院改築事業費が減となったものの、POM――府中市こどもの国新築工事費が増となったことが主な要因でございます。  投資的経費の主な内容につきましては、一般会計投資的事業の内訳に掲げておりますので、御参照ください。  続きまして、物件費でございますが、道の駅の備品費の減等により、対前年度比1.2%の減となりました。  維持補修費につきましては、庁舎改修費が減少したものの、市道の草刈業務委託料や給食センターの施設修繕費が増加したため、総じて対前年度比13%増となりました。  次に、11ページでは、一般会計歳出予算性質別推移を、12ページには義務的経費である職員人件費、扶助費、公債費、それに物件費を加えた4つの経費の推移を、14ページからは、地方債現在高の推移、繰出金等の推移、市税の推移、地方交付税の推移などについて掲げていますので、御参照ください。  このほか、別冊の予算書に附属資料といたしまして、給与費明細書関係、債務負担行為関係の調書などを掲げていますので、御参照ください。  以上をもちまして、平成29年度一般会計予算につきましての御説明を終わらせていただきます。  続きまして、別冊の予算書をお開きください。議案第2号、平成29年度府中市国民健康保険特別会計予算について。  歳出歳入予算の総額は48億2,433万6,000円でございます。  初めに、歳入の主なものについて御説明いたします。  1款国民健康保険税でございますが、7億7,740万1,000円です。2款国庫支出金でございますが、療養給付費等負担金及び財政調整交付金などで、8億9,270万7,000円でございます。3款県支出金につきましては、財政調整交付金などで、2億2,121万6,000円でございます。5款前期高齢者交付金ですが、14億2,758万1,000円です。6款共同事業交付金につきましては、10億5,316万1,000円です。  8款繰入金につきましては、保険基盤安定繰入金、職員給与費等繰入金など、一般会計繰入金を3億5,735万7,000円、基金繰入金といたしまして、財政調整基金を1,679万3,000円、総じて3億7,415万円を計上しております。
     歳出の主なものを御説明いたします。1款総務費、1億3,599万8,000円、2款保険給付費、28億2,468万6,000円、3款後期高齢者支援金等につきまして、4億8,315万7,000円、6款介護納付金が1億9,391万9,000円、7款共同事業拠出金は10億5,316万1,000円で、これは県内保険者で医療費の変動による財政運営を安定化させるために拠出金を出し合い、共同事業を行う経費でございます。  続きまして、議案第3号、平成29年度府中市公共下水道事業特別会計予算について。  歳入歳出予算総額は11億9,754万1,000円でございます。  歳入の主なものにつきまして、御説明いたします。  2款使用料及び手数料、1項使用料として、下水道使用料を1億7,359万2,000円、5款繰入金として一般会計繰入金を5億5,430万6,000円、7款市債につきましては、下水道事業債を3億9,170万円計上しております。  歳出ですが、主なものといたしまして、1款総務費、1項総務管理費につきまして、上下水質管理センター及び高木ポンプ場の施設管理経費等1億3,306万2,000円を計上しております。  2款下水道事業費、1項下水道建設費につきましては、府中処理区の管渠埋設工事、上下水質管理センターの電気、機械設備改築工事、また、角田ポンプ場改築更新実施設計、高木1号雨水幹線附帯工事等の事業費を2億1,443万8,000円計上しております。  3款公債費は、8億4,904万1,000円を計上しております。  次に、議案第4号、平成29年度府中市介護保険特別会計予算について。  保険事業勘定の歳入歳出予算の総額は53億1,724万6,000円、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額は2,508万7,000円でございます。  初めに、保険事業勘定から御説明いたします。  1款保険料、第1号被保険者保険料といたしまして10億2,010万円。2款国庫支出金、1項国庫負担金、介護給付費負担金といたしまして8億8,522万7,000円。同じく2項国庫補助金では、調整交付金、地域支援事業交付金で、合計4億2,842万7,000円でございます。  3款1項支払基金交付金は、介護給付費交付金と地域支援事業支援交付金を合わせて14億1,652万4,000円。4款県支出金、1項県負担金では、介護給付費負担金といたしまして、6億8,123万9,000円を計上しております。6款繰入金、1項一般会計繰入金につきまして、7億9,384万4,000円となっております。  次に歳出でございますが、主なものといたしましては、2款保険給付費、1項介護サービス等諸費といたしまして、居宅介護サービス、施設介護サービス給付費ほかで42億8,589万6,000円でございます。同じく2項介護予防サービス等諸費につきましては、介護予防サービス給付費ほかで、2億1,123万1,000円。6項特定入所者介護サービス給付費等費は、施設での食費、居住費の自己負担化による低所得者の減免分を保険給付費とするもので、2億729万5,000円を計上しております。5款地域支援事業費、2項包括的支援事業・任意事業費は、1億1,474万5,000円。同じく5項介護予防・生活支援サービス事業費は、第1号事業費負担金ほかで、1億8,786万4,000円を計上いたしております。  続きまして、介護サービス事業勘定でございますが、地域包括支援センターにおいて実施する介護予防支援事業所の運営を介護サービス事業勘定とするもので、歳入はサービス収入として介護予防マネジメント収入でございます。  歳出は介護予防マネジメントなどを行う介護予防サービス事業費でございます。介護サービス事業勘定の歳入歳出は、それぞれ2,508万7,000円となります。  議案第5号、平成29年度府中市後期高齢者医療特別会計予算について。  歳入歳出予算総額は6億6,320万1,000円でございます。  歳入の主なものといたしましては、1款後期高齢者医療保険料で4億7,630万3,000円、7款一般会計繰入金で1億8,502万8,000円でございます。  歳出でございますが、主なものといたしましては、1款総務費は職員人件費及び事務費で2,297万9,000円、2款後期高齢者医療広域連合納付金といたしまして6億3,862万2,000円でございます。  次に、議案第6号、平成29年度府中市病院事業債管理特別会計予算について。  歳入歳出予算総額は2億8,308万2,000円でございます。  歳入について御説明いたします。1款諸収入でございますが、病院事業貸付金元利収入といたしまして2億4,538万2,000円。これは、府中市病院機構から市への元利償還金でございます。2款市債でございますが、病院機構が行う施設整備に市が貸し付ける資金に充てる企業債で、3,770万円でございます。  歳出でございます。1款公債費でございますが、2億4,538万2,000円です。これは企業債の元利を市が借入先に償還する予算でございます。  2款病院事業資金でございますが、3,770万円でございます。これは、病院機構が行う施設整備に必要な資金を市が貸し付ける予算でございます。  次に、別冊の水道事業会計予算書をごらんください。  議案第7号、平成29年度府中市水道事業会計予算について。  この予算でございますが、議案第20号で府中市簡易水道事業を府中市水道事業へ統合する条例案を上程しております。これに伴い、水道事業会計予算における従前の簡易水道事業の数値は、水道事業へ含めた数値となっておりますことをお断りいたします。  まず、業務の予定量でございますが、給水戸数につきましては、1万2,549戸でございます。年間の総給水量は257万1,413立方メートル、1日平均給水量は7,045立方メートル、主な建設改良事業といたしましては、配水管改良事業等で2億9,208万6,000円を計上いたしております。  次に、収益的収入及び支出でございますが、収入につきましては、第1款水道事業収益7億762万3,000円、支出につきましては、第1款水道事業費用が6億2,979万2,000円でございます。資本的収入及び支出でございますが、収入は、第1款水道事業資本的収入が1億4,996万5,000円。  次に参りまして、支出は、第1款水道事業資本的支出が4億4,105万5,000円でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填いたします。  予算実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、予定損益計算書、予定貸借対照表などを掲げていますので、御参照いただきたいと思います。  次に、別冊の病院事業会計予算書をお開きください。議案第8号、平成29年度府中市病院事業会計予算について。  業務の予定量につきましては、病床数は308床、年間患者数は、入院8万6,870人、外来1万1,956人と見込んでおります。1日平均患者数は、入院238人、外来49人と見込んでおります。  主要な建設改良事業は、オーダリングシステム更新と電子カルテの導入を予定しております。  次に、収益的収入及び支出でございますが、病院事業の収入及び支出の予定額は13億5,278万6,000円でございます。  資本的収入及び支出でございますが、資本的収入は1億8,302万8,000円、資本的支出は2億769万2,000円でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、過年度分損益勘定留保資金等で補填いたします。  予算実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、予定損益計算書、予定貸借対照表などを掲載しておりますので、御参照いただきたいと思います。  以上で、各会計の新年度予算についての御説明を申し上げました。  続きまして、議案集をごらんください。  議案第9号から議案第11号までの議案は、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて。  人権擁護委員法の規定により、市議会の意見を求めるものでございます。任期はいずれも平成29年7月1日から3年間でございます。  それでは、議案第9号でございますが、佐藤眞二さん。住所、生年月日は記載のとおりでございます。佐藤さんは新任でございます。  続きまして、議案第10号は、石川和子さん。住所、生年月日は記載のとおりでございます。石川さんは再任でございます。  続きまして、議案第11号は、光元美保子さんでございます。住所、生年月日は記載のとおりでございます。光元さんは再任でございます。  続きまして、議案第12号 字の区域変更について。  地方自治法の規定により、市議会の議決を求めるものでございます。  変更箇所でございますが、左欄の町名、字、地番を右欄の町名、字の区域に変更するものでございます。  提案理由でございますが、行縢町の一部地区及び上下町の一部地区における地籍調査事業の実施に伴い、字界を整理するため、字の区域を変更するものでございます。  地籍調査事業の実施年度は、平成27年度でございます。  なお、変更の効力は国土調査法の規定によりまして、国土調査の認証の日から生ずることとなっております。  また、別冊の参考資料集に位置図などを添付しておりますので、後ほど御参照ください。  続きまして、議案第13号、府中市こどもの国新築工事請負契約の締結について。  議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、市議会の議決を求めるものでございます。  工事名は府中市こどもの国新築工事、契約金額は3億3,339万6,000円、契約の相手方は記載のとおり、株式会社武田組府中支店でございます。契約の方法につきましては、総合評価落札方式一般競争入札でございます。  なお、参考資料集に概要等を掲載しておりますので、後ほど御参照ください。  続きまして、議案第14号、和解に応じることについて。  地方自治法の規定により、訴訟上の和解に応じることについて、市議会の議決を求めるものでございます。  相手方でございますが、記載のとおり、「リバース株式会社」、「株式会社和」、「株式会社さくら」の3社でございます。事件名は、平成28年(ワ)第43号妨害予防請求事件、係属裁判所は、広島地方裁判所福山支部でございます。  提案理由でございますが、世羅町に置かれた本市の下水道汚泥等を撤去するため、訴訟上の和解に応じるものでございます。  続きまして、議案第17号、個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について。  1条から4条までの関係する条例につきまして、字句等の整理を行うものでございます。施行期日は、平成29年5月30日でございます。  議案第18号、府中市空家等対策の推進に関する条例の制定について。  提案理由をお開きください。市民の生命や身体、財産を保護し、その生活環境を守るため、空家等及び空住戸等に対して市が行う施策の推進に必要な事項を定めるものでございます。  主な内容といたしましては、空家等対策の推進に関する特別措置法の施行に関し必要な事項を定めるものでございます。また、府中市独自の規定といたしましては、長屋や共同住宅の長期間使用されていない一部の住戸を「空住戸等」といたしまして対象とすることや、市が緊急安全措置や軽微な措置が行えるようにも定めております。施行期日は、平成29年4月1日でございます。  次に、議案第19号、義務教育学校の設置に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定について。  義務教育学校を平成29年度から設置すること等に伴いまして、関係する9つの条例について所要の整備を行うものでございます。施行期日は、平成29年4月1日でございます。  次に、議案第20号、府中市簡易水道事業の府中市水道事業への統合に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について。  平成29年度から簡易水道事業を水道事業に統合することに伴い、関係する4つの条例につきまして所要の整備を行うものでございます。施行期日は、平成29年4月1日でございます。  次に、議案第21号、府中市職員の育児休業等に関する条例及び府中市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について。  提案理由でございます。地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴いまして、育児休業等の対象となる子の範囲を拡大する等の改正を行うものでございます。施行期日は、平成29年4月1日でございます。  議案第22号、府中市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について。  提案理由でございますが、府中市固定資産評価審査委員会の委員に弁護士等を任命するため、その報酬額を日額1万800円以内で任命権者が定める額とするものでございます。施行期日は、平成29年4月1日でございます。  次に、議案第23号、府中市税条例等の一部改正について。  提案理由でございますが、地方税法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、所要の整備を行うものでございます。  主な内容は、個人市民税関係といたしましては、住宅借入金等特別税額控除の適用期間を2年延長するもので、施行期日は公布の日からでございます。  固定資産税関係では、都市再生特別措置法に規定する立地適正化計画に基づき、都市機能誘導区域内へ誘導施設とともに整備した公共施設及び都市利便施設につきまして、固定資産税等の課税標準を5分の4に軽減する規定を新設するものでございます。施行期日は公布の日からでございます。  次に、軽自動車税関係といたしましては、グリーン化特例制度の適用期間を1年延長するものでございます。施行期日は、平成29年4月1日でございます。  68ページ、施行期日が平成31年10月1日となるものでございます。法人市民税の法人税割の税率が、現行12.1%から8.4%に、あわせて、軽自動車税の環境性能割の導入等に係る整備を行うものでございます。  次に、議案第24号、府中市まちなか活性化に寄与する民間事業者の支援に関する条例の一部改正について。  改正内容でございますが、条例の適用期間を3年間延長し、平成32年3月31日に改めるものでございます。施行期日は公布の日からでございます。  次に、議案第25号、府中市企業立地促進条例の一部改正について。  改正内容でございますが、先ほどの議案第24号と同様で、条例の適用期間を3年間延長するものでございます。施行期日は公布の日からでございます。  議案第26号、府中市地域集会所設置及び管理条例の一部改正について。  改正内容でございますが、出口集会所、上下ふれあい集会所を廃止するものでございます。施行期日は平成29年4月1日でございます。  なお、参考資料集といたしまして、議案第17号、19号から26号の条例改正に係る議案につきましては、新旧対照表を掲載しておりますので、御参照ください。  続きまして、補正予算の説明に移らせていただきます。  別冊の平成28年度府中市補正予算書並びに予算に関する説明書、一般会計(第5号)、をお開きください。  議案第27号、平成28年度府中市一般会計補正予算(第5号)について。  既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ9億7,892万8,000円を減額し、歳入歳出それぞれ199億1,453万5,000円とするものでございます。  繰越明許費補正でございます。主なものを御説明いたします。  まず、追加といたしまして、3款民生費、1項社会福祉費の臨時福祉給付金等給付経費でございますが、国の平成28年度補正予算により措置された臨時福祉給付金に係る事業費、1億5,442万円5,000円を繰り越すものでございます。  次に、8款土木費、2項道路橋梁費の社会資本整備総合交付金事業経費といたしまして2億937万1,000円、過疎対策事業経費5,225万7,000円につきましては、地権者との用地交渉や地元及び関係機関との調整に不測の日数を要したため、それぞれ繰り越すものでございます。  同じく5項都市計画費の補助事業経費5,141万8,000円、都市再生整備計画事業経費5,208万6,000円につきましては、地権者との用地交渉や工事の支障となる電柱移転等に不測の日数を要したため、それぞれ繰り越すものでございます。  次に、12月議会で既に議決をいただいたものの変更でございますが、11款災害復旧費、2項土木災害復旧費につきまして、6月及び9月の大雨により被災した施設が数多くあり、優先順位を定めて発注を行ってまいりましたが、年度内に復旧工事が完了できないと見込まれるため、限度額を5,924万7,000円に増額し、繰り越すものでございます。  続きまして、債務負担行為補正でございますが、追加といたしまして、芦田川左岸線外1線除草業務委託料につきまして、平成29年度から2カ年にわたる契約を締結する必要が生じたため、1,200万円の限度額を設定するものでございます。  次に、12月議会以前に議決をいただいたものの変更でございますが、府中市出口川湧水処理施設維持管理業務委託料、府中市出口川湧水処理施設汚泥脱水機等撤去・更新工事、公の施設指定管理委託料につきまして、再積算や額の確定によりまして、限度額を減額するものでございます。  続きまして、歳入の主なもののみ御説明させていただきます。  1款市税、1項市民税につきまして、個人分を4,000万円、法人分を4,000万円、それぞれ増額するものでございます。  次に、6款地方消費税交付金を交付決定によりまして、9,055万5,000円減額するものでございます。9款地方交付税につきましては、特別交付税を3億4,532万2,000円減額するものでございます。13款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費負担金につきましては、生活保護費等負担金等の清算により、1億1,910万8,000円減額するものでございます。
     13款国庫支出金、2項国庫補助金、3目土木費補助金につきまして、社会資本整備総合交付金の清算によりまして、1億1,263万3,000円減額するものでございます。  次に、14款県支出金、2項県補助金、2目民生費補助金につきまして、地域医療介護総合確保基金補助金等の清算によりまして、1億820万7,000円減額するものでございます。  17款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金につきまして、補正予算編成に係る財源不足額1億584万7,000円を増額するものでございます。  20款市債、1項市債、6目土木債につきまして、都市再生整備事業、市道整備事業、過疎対策事業などに係る市債を清算により、2億1,390万円減額するものでございます。  続きまして、歳出の主なものについて申し上げます。なお、増減要因が主に人件費による場合や、清算による返還金につきましては、説明を省略させていただきます。  それでは、3款民生費、1項社会福祉費、4目老人福祉費につきまして、地域密着型サービス拠点整備補助金、介護保険特別会計繰出金等の清算により、1億6,126万4,000円減額するものでございます。  次に、3款2項児童福祉費、2目保育所費につきまして、人件費や特定教育・保育施設及び地域型保育事業委託料等の清算により、6,444万9,000円を減額するものでございます。  次に、3款3項生活保護費、2目扶助費につきまして、事業費の清算により1億1,750万8,000円減額するものでございます。  8款土木費、5項都市計画費、1目都市計画総務費につきまして、土地開発公社経営健全化補助金を計上するなど、5,675万4,000円を増額するものでございます。  同じく2目街路事業費につきまして、府中お祭り通りと目崎出口線の道路改良事業の清算により、1億9,556万円を減額するものでございます。  8款5項9目社会資本整備総合交付金事業費につきまして、都市再生整備事業の清算により1億469万8,000円を減額するものでございます。  次に、13款諸支出金、1項基金費、1目財政調整基金費につきまして、基金積立金を1億9,360万8,000円減額するものでございます。  75ページ以降には、給与費明細書を掲げていますので御参照ください。  以上、簡単ですが、一般会計につきまして御説明いたしました。  次に、別冊の平成28年度府中市補正予算書並びに予算に関する説明書、国民健康保険特別会計(第3号)をお開きください。  議案第28号、平成28年度府中市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について。  既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ9,600万円を減額し、歳入歳出それぞれ47億2,545万6,000円とするものでございます。  まず、歳入でございますが、6款共同事業交付金、1項共同事業交付金につきまして、保険財政共同安定化事業交付金を9,600万円減額するものでございます。  歳出でございますが、7款共同事業拠出金、1項共同事業拠出金につきまして、保険財政共同安定化事業拠出金を9,600万円減額するものでございます。  平成28年度交付金の額が確定したことに伴いまして、歳入歳出、それぞれ減額いたしておるものでございます。  次に、別冊の平成28年度府中市補正予算書並びに予算に関する説明書、公共下水道事業特別会計(第3号)をお開きください。  議案第29号、平成28年度府中市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について。  既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2,795万2,000円を減額し、歳入歳出それぞれ10億8,987万4,000円とするものでございます。  歳入歳出予算補正の歳入でございますが、5款繰入金を2,285万2,000円、7款市債を510万円、それぞれ減額するものでございます。  次に、歳出ですが、1款総務費を2,164万1,000円、2款下水道事業費を631万1,000円、それぞれ減額するものでございます。  続きまして、別冊の平成28年度府中市補正予算書並びに予算に関する説明書、介護保険特別会計(第3号)をお開きください。  議案第30号、平成28年度府中市介護保険特別会計補正予算(第3号)について。  既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1億4,619万7,000円を減額し、歳入歳出それぞれ50億8,279万9,000円とするものでございます。  歳入歳出予算補正の歳入でございますが、1款保険料を1,800万円、2款国庫支出金を3,055万6,000円、3款支払基金交付金を2,954万7,000円、4款県支出金を1,604万8,000円、それぞれ減額し、5款財産収入を42万8,000円増額、6款繰入金を5,247万4,000円減額するものでございます。  次に、歳出でございますが、1款総務費につきましては、1項総務管理費を3,202万円、3項介護認定審査会費を499万円、それぞれ減額し、2款保険給付費につきましては、実績見込みにより、1項介護サービス等諸費を420万6,000円、2項介護予防サービス等諸費を10万円、6項特定入所者介護サービス費等を1,021万6,000円、それぞれ減額し、3款基金積立金につきましては、1項基金積立金を848万7,000円増額、4款諸支出金につきましては、1項償還金及び還付加算金を50万円、5款地域支援事業費につきましては、2項包括的支援事業・任意事業費を1,165万2,000円、5項介護予防・生活支援サービス事業費を9,050万円、7項その他諸費を50万円、それぞれ減額するものでございます。  次に、別冊の平成28年度府中市補正予算書並びに予算に関する説明書、病院事業債管理特別会計(第1号)をお開きください。  議案第31号、平成28年度府中市病院事業債管理特別会計補正予算(第1号)について。  既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ4,210万円を減額し、歳入歳出それぞれ2億6,878万1,000円とするものでございます。  この補正は、地方独立行政法人府中市病院機構が機器整備の一部を見送ったことにより、市から病院施設整備等貸付金を減額するとともに、その財源である病院事業債を減額するものでございます。  次に、別冊の平成28年度府中市水道事業会計補正予算書並びに予算に関する説明書をお開きください。  議案第32号、平成28年度府中市水道事業会計補正予算(第2号)について。  収益的収入及び支出についてでございますが、まず、収入についてでございます。第1款上水道事業収益につきまして、2,120万円を増額し、5億4,858万7,000円といたします。第2款簡易水道事業収益につきましては、22万9,000円を減額し、1億184万7,000円といたします。  続きまして、支出でございます。第1款上水道事業費用につきまして、492万9,000円を増額し、5億106万7,000円といたします。2款簡易水道事業費用につきまして、26万円を減額し、1億5万2,000円といたします。  次に、資本的収入及び支出についてでございます。まず、収入でございます。第1款上水道事業資本的収入につきまして、3,808万5,000円を減額し、1億2,013万3,000円といたします。第2款簡易水道事業資本的収入につきまして、570万円を減額し、2,761万3,000円といたします。  続きまして、支出でございます。第1款上水道事業資本的支出につきまして、4,878万7,000円を減額し、2億3,384万3,000円といたします。第2款簡易水道事業資本的支出につきまして、401万6,000円を減額し、4,826万4,000円といたします。  資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は、当年度、消費税及び地方消費税、資本的収支調整額、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。  次に、債務負担行為でございます。城山浄水場急速ろ過等施設の耐震化更新に伴う改修工事で、期間は平成29年度から平成30年度まで、限度額を2億9,916万円とするものでございます。  議会の議決を経なければ流用することができない経費といたしましては、職員給与費でございますが、345万5,000円を増額し、1億461万6,000円とするものでございます。  企業債につきましては、限度額1億5,400万円を、1億1,540万円に改めるものでございます。  水道事業会計補正予算実施計画(第2号)を掲げております。  予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表などを載せておりますので、御参照ください。  以上、補正予算案について御説明いたしました。  次に、報告集をお開きください。  報告第1号、専決処分の報告について。  専決処分の日は、平成29年1月26日でございます。賠償金額は5万4,714円、賠償の相手方は記載のとおりでございます。  事故の概況でございますが、平成28年11月10日午後1時ごろ、国道486号の尾道市御調町の交差点におきまして、女性こども課職員が運転する公用車と相手方の運転する小型乗用車が衝突し、双方の車両が破損したものでございます。  過失割合は、相手方が80%、府中市が20%となっております。  以上、議案、報告につきまして、簡略ではありますが御説明させていただきました。  慎重審議の上、全ての議案を原案どおり御承認いただきますようお願いいたしまして、提案説明を終わります。             〔総務部長 石川裕洋君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) これにて、提案理由の説明を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 議案第1号から議案第8号までの8件及び議案第12号から議案第32号までの21件、計29件について、既に提案理由の説明は済んでおりますので、これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告がありませんので、質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) お諮りいたします。  議案第1号及び議案第27号については、議長を除く19人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山茂美君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第1号及び議案第27号については、議長を除く19人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選について、議長からお願いいたします。  慣例により、予算特別委員会の委員長には副議長に、副委員長には総務文教委員長になっていただいておりますので、互選の手続を省略させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 議案第2号から議案第8号までの7件、議案第12号から議案第26号までの15件、及び議案第28号から議案第32号までの5件、計27件については、お手元に配付の委員会付託区分表のとおり所管の各委員会に付託いたします。  ここで暫時休憩しますから、議案第9号から議案第11号までに対する質疑及び討論、並びに報告第1号に対する質疑のある諸君は、休憩中に発言通告書を事務局へ提出願います。  それでは、暫時休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時48分 休憩                午前11時54分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 再開いたします。  これより議案第9号から議案第11号まで、計3件について一括して質疑に入ります。  ただいまのところ通告がありませんので、質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第9号から議案第11号まで、計3件については、会議規則第37号第3項の規定により、いずれも委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山茂美君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第9号から議案第11号まで、計3件については、いずれも委員会の付託を省略することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) これより議案第9号の討論に入ります。  ただいまのところ通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第9号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山茂美君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) これより議案第10号の討論に入ります。  ただいまのところ通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第10号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。
                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山茂美君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) これより議案第11号の討論に入ります。  ただいまのところ通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第11号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山茂美君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) これより報告第1号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結し、報告を終了いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) この際、日程第36、議案第15号「財産区の財産の無償譲渡について」及び、日程第37、議案第16号「府中市久佐町財産区管理会条例の廃止について」の件を一括議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、瀬川恭志君は除斥の対象となりますので、退席を求めます。             〔19番議員 瀬川恭志君 退席〕 ○議長(丸山茂美君) 市長から提案理由の説明を求めます。             〔総務部長 石川裕洋君 登壇〕 ○総務部長(石川裕洋君) それでは、議案第15号及び16号の説明をさせていただきます。  議案集の18ページをお開きください。  議案第15号、財産区の財産の無償譲渡についてでございます。  地方自治法の規定により、府中市久佐財産区の財産を認可地塚団体に無償譲渡するため、市議会の議決を求めるものでございます。  財産の内容につきましては、18ページから20ページに記載してあるとおりでございます。  21ページをお開きください。提案理由でございますが、係争中の府中市久佐町財産区管理会の預金帰属確認訴訟控訴審におきまして、相手方の被控訴人が地方自治法に規定する財産区と認めた上で、市の財産区整理方針に沿った認可地縁団体への移行を希望したため、広島高等裁判所の管理下で当該財産区が所有する財産を認可地縁団体となった「久佐町財産区加入者団体」に無償で譲渡するものでございます。  次に、22ページ、議案第16号、府中市久佐町財産区管理会条例の廃止についてでございます。  議案第15号の財産の無償譲渡によりまして、久佐町財産区の所有財産が全て消滅するため、久佐町財産区管理会条例を廃止するものでございます。施行期日は規則で定める日といたしております。  以上、議案2件につきまして御説明させていただきました。  慎重審議の上、原案どおり御承認いただきますことをお願いいたしまして、提案説明を終わります。             〔総務部長 石川裕洋君 降壇〕 ○議長(丸山茂美君) これにて提案理由の説明を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 議案第15号及び議案第16号について、既に提案理由の説明が済んでおりますので、これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告がありませんので、質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 議案第15号及び議案第16号については、お手元に配付の委員会付託区分表のとおり、所管の各委員会に付託いたします。  休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後0時0分 休憩             〔19番議員 瀬川恭志君 復席〕                午後0時1分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山茂美君) 再開いたします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  議案調査のため、2月28日及び3月1日の2日間休会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山茂美君) 御異議なしと認めます。  よって、2月28日及び3月1日の2日間休会することに決しました。  次回は来る3月2日午前10時から本会議を開きます。  ただいま御出席の諸君には、別に通知はいたしません。御了承の上、御参集願います。  本日はこれにて散会いたします。                午後0時1分 散会...