○
主査(
本谷宏行君) ただいまから
予算特別委員会厚生分科会を開会いたします。
これより議事に入ります。
予算特別委員会に付託されました、
議案第52号「
平成28
年度府中市
一般会計補正予算(第2号)について」の件を議題といたします。
補足があれば、
提案者からの
説明を求めます。
九十九
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
九十九浩司君) 特にございません。
○
主査(
本谷宏行君) これより、本
分科会の
審査区分となっている
部分に対する
質疑を行います。
なお、
歳入のうち本
分科会の
審査区分となっている
歳出と関連のあるものについては、
歳出のところであわせて
質疑を行っていただくようお願いいたします。
歳出の3
款民生費と、これに関連する
歳入について、
質疑のある方は順次御発言を願います。
水田分科員。
○
分科員(
水田豊君) いいですか。
補正予算の中の
民生費の
補正は9,754万2,000円、その全額が
臨時福祉給付金事業ということでございますので、その
臨時福祉給付金事業というのはいつからいつまでやるのか、
事業の全容と、それから
給付金の
種類についても教えてください。
○
主査(
本谷宏行君)
皿田地域福祉課長。
○
地域福祉課長(
皿田敏幸君) それではお答えいたします。
臨時給付金事業につきまして、いつからいつまでということでございますけれども、
臨時給付金につきましては
平成26年4月1日に
消費税率が8%に上がった際、この引き上げに際し低所得の方に与える負担の影響にかんがみ、国が
平成26
年度に行いました
臨時給付金事業が最初でございます。27
年度、28
年度と引き続き
実施されておりますけれども、必ず毎年
実施すると決まっているものではございませんで、毎
年度国はその
必要性から
実施の有無、また
給付金の
種類、
給付額を決定しているものでございます。また、
給付金の
種類でございますけども、
臨時給付金につきましては今年の1月1日現在で
府中市の
住民基本台帳に登録されている
市民税が課税されていない方、課税されている方に扶養されている方は除きます。また、
生活保護者世帯などに属している方も
対象外となります。
給付金の額は1人3,000円になってございます。
続いて、
障害、
遺族年金受給者向けの
年金生活者等支援臨時福祉給付金でございますけれども、先ほどの
臨時給付金の
対象者、つまり
平成28年1月1日現在
住民票が
府中市にございまして非課税の方であって、
障害基礎年金または
遺族者年金を受給されている方が
対象となります。
給付金の額は1人3万円ということです。これが
平成28
年度の
臨時福祉給付金ということになります。
それから、
高齢者向けの
年金生活者等支援臨時福祉給付金でございますけれども、昨年の
平成27年1月1日現在でございますが、この
府中市の
住民基本台帳に登録されている、同じく
市民税が課税されていない方で
平成29年3月31日までに65歳以上になられる方が
対象となります。また、同様にこれも課税されている方の
扶養親族、それから
生活保護者世帯に属する方は
対象とはなりません。
高齢者向けの
年金生活者等支援臨時福祉給付金につきましては国の
平成27
年度の
補正予算でございまして、27
年度の
臨時給付金ということになります。この
高齢者の
臨時福祉給付金を受給された方につきましては先ほどの
障害、
遺族年金受給者向けの
給付金の
対象とはなりません。
高齢者向けの
給付金の額につきましても1人3万円ということございます。
○
主査(
本谷宏行君) ほかにありませんか。
楢﨑分科員。
○
分科員(
楢﨑征途君) これは皆、国からの
補助金のあれなんですけど、いろんな
経費ですね、時間
外勤務手当が216万円、それから
臨時職員賃金が400万円、それと
通信運搬費が174万円、それと
手数料が118万円、それに
臨時福祉給付金等対応作業業務委託料を合わせて1,400万円ちょっと出るんですけど、ちょっと多いように思うんですけど、その
業務内容とかその
手数料とかというのがわかりましたら教えてもらえたらと思います。
○
主査(
本谷宏行君)
皿田地域福祉課長。
○
地域福祉課長(
皿田敏幸君) 今言われた
部分は主に
給付金以外の
事務費の
部分でございまして、主な
部分につきましては今2階で
高齢者向けの
臨時給付金の
受付事務をやっておりますけれども、この
受付事務をやっていただきます
臨時職員の
賃金、それからこれに要します
職員の時間
外勤務手当、それから
対象者の方へ全て郵送させていただきまして、中に
返信用封筒を同封して郵送での御返送も可能にしておりますので、この多くの
郵便料の
通信運搬費、それから
金融機関にお支払いする
手数料等でございます。それから、
業務委託料につきましては現在の
電算システム、
市民課の
住民票であるとか、税であるとか、
福祉もこの
システムを使っておりますけれども、この
システムを
改修いたしまして、
臨時給付金事務ができるように改良いたしますので、この
改修するための
経費でございます。この
程度でよろしゅうございますか。
○
主査(
本谷宏行君)
楢﨑分科員。
○
分科員(
楢﨑征途君) それと、
臨時職員の数。
○
主査(
本谷宏行君)
皿田地域福祉課長。
○
地域福祉課長(
皿田敏幸君)
臨時職員の数でございますけれども、期間がばらばらでございますが、おおむね5名
程度予定いたしております。
受付事務で約4名、それから
電話対応が物すごく多くございますので、こちらのほうの
電話対応で約1名を想定してございます。
○
主査(
本谷宏行君) ほかにありませんか。
大本分科員。
○
分科員(
大本千香子君) この
臨時福祉給付金は
申請主義で、
申請された方だけにお支払いになられると思うんですけれども、
対象者数と、現在どのくらい
申請が出ているのか、
現状がわかれば教えていただけますか。
○
主査(
本谷宏行君)
皿田地域福祉課長。
○
地域福祉課長(
皿田敏幸君)
申請主義なんですけれども、先ほど言いましたように、
対象者の方には全て郵送いたしております。5,600名の方が
対象者です。6月10日
時点、で
申請者は4,
996人、89.2%の
申請率でございます。
○
主査(
本谷宏行君) ほかにありませんか。
大本分科員。
○
分科員(
大本千香子君) この
臨時福祉給付金というのが26
年度から始まって、今回3回目になるんですかね。この89.2%の
申請というのは
現状なんだと思うんですけれども、今までの傾向としては大体ほぼ100%近く
給付を受けられていると考えていいでしょうか。
○
主査(
本谷宏行君)
皿田地域福祉課長。
○
地域福祉課長(
皿田敏幸君) この
臨時福祉給付金につきましては
年度によって制度も違いますのと、
実施時期も異なる関係もあるんですけれども、
種類も実はちょっと違っておりまして、
平成26
年度で申し上げますと、
平成26年1月1日現在で
府中市の
住民にある方
対象ですけれども、これにつきましては
対象者が9,718人いらっしゃったうち、
申請された方が8,687人、これが89.4%の
申請率です。同じく26
年度が
子育て世帯臨時特例給付金というのがございました。
子育て世帯への
給付金ですけれども、子どもお一人様につき1万円をお支払いするという
給付金でしたけれども、これにつきましては5,032人の
対象者のうち4,894人、これが97.3%の
申請率でございます。それから、
平成27
年度の
臨時福祉給付金でございますけれども、これが
対象者9,749人、
申請者が8,942人、
申請率が87.1%。それから、同じく同年に
子育て世帯臨時特例給付金というのもありましたけれども、これにつきましては
対象者が4,673人、
申請者が4,643人、
申請率が99.4%でございます。
○
主査(
本谷宏行君) ほかにありませんか。
小原分科員。
○
分科員(
小原操君) 28
年度の
府中市の
一般会計補正予算(第2号)ですが、
歳入歳出予算の
補正額が1億5,780万円となっています。そのうち3
款民生費、1項
社会福祉費、14目
臨時福祉給付金等費9,754万2,000円の
特定財源が
国庫支出金として支払うとなっておりますが、今年の3月
議会では
平成28
年度臨時福祉給付金等費の
予算額が0円となっておりました。この原因は何なのか。そして、なぜ今回
予算を挙げたのかお聞きします。
○
主査(
本谷宏行君)
皿田地域福祉課長。
○
地域福祉課長(
皿田敏幸君) この3つの
給付金のうち
臨時福祉給付金と
障害、
遺族年金受給者向けの
給付金につきましては、新
年度当初
予算を御審議いただいております3月
議会の
時点でまだ国会が審議中でございました。3月29日に可決をいたしておりますので、3月
議会には間に合わなかったというのがあります。あと、
高齢者向けの
給付金につきましては
平成27
年度の
補正予算による
事業でございましたので、3月
議会には
平成27
年度の
補正予算ということで計上させていただいておりますので、28
年度当初
予算にはいずれも出てこなかったということでございます。
○
主査(
本谷宏行君)
小原分科員。
○
分科員(
小原操君)
臨時福祉給付金等対応作業業務委託料496万8,000円挙がっていますが、これはどのような資格のある
業者に委託されるのか。また、どの
程度の
業者、何社ぐらいあるのかお伺いします。
○
主査(
本谷宏行君)
皿田地域福祉課長。
○
地域福祉課長(
皿田敏幸君) この
業務委託につきましては先ほどもちょっと触れさせていただきましたけれども、市の大きな窓口で使用しております現行の
電算システムであります
住民情報システム、先ほど
住民票であるとか税であるとか
福祉の
システムがあるんですけれども、この
システムの
改修という形で行いますので、今この
住民情報システムを導入している
業者でないとこの
改修が行えませんので、この
業者の方に委託するという予定でございます。
○
主査(
本谷宏行君) ほかにありませんか。
〔ほかに
質疑する者なし〕
○
主査(
本谷宏行君) なければ、本案に対する
質疑はこれにて終了いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
主査(
本谷宏行君) 以上で、
予算特別委員会に付託された案件の本
委員会における
審査は終了いたしました。
分科会報告の作成については御一任願います。
以上で、
予算特別委員会厚生分科会を
散会いたします。
午前10時55分
散会...