議案第52号
平成28年度
府中市
一般会計補正予算(第2号)について
〜
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午前11時35分 開会
○
主査(
田邉稔君) ただいまから
予算特別委員会総務文教分科会を開会いたします。
これより議事に入ります。
予算特別委員会に付託されました
議案第52号「
平成28年度
府中市
一般会計補正予算(第2号)について」の件を議題といたします。
補足があれば、
提案者からの
説明を求めます。
石川総務部長。
○
総務部長(
石川裕洋君) 特にありません。
○
主査(
田邉稔君) これより本
分科会の
審査区分となっている
部分に対する
質疑を行います。
質疑は、款または項の
番号順に行い、原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いします。
なお、
歳入のうち本
分科会の
審査区分となっている
歳出との関連のあるものについては、
歳出のところであわせて
質疑を行っていただくようお願いします。
まず、
歳入について、
質疑のある方は順次御
発言を願います。
瀬川分科員。
○
分科員(
瀬川恭志君)
歳入というよりも
債務負担行為、よろしいですか、
債務負担行為補正ということで、今回公の
施設の……
○
主査(
田邉稔君)
債務負担行為は一番後なんです。
(「最後なんですか」と呼ぶ者あり)
○
主査(
田邉稔君) ほかにありませんか。
小野分科員。
○
分科員(
小野申人君)
歳入の16款、
寄附金ですが、今回
補正で4,000万円計上されており、
補正前の額は3,000万円となっています。その内訳をお示しいただきたいと思います。
○
主査(
田邉稔君)
豊田企画財政課長。
○
企画財政課長(
豊田弘治君)
指定寄附金でございますけども、当初の3,000万円は
ふるさと納税を
予定しておるものでございます。今回の
補正の4,000万円、これはジーベックさんからいただく
指定寄附ということで
文化センターの
改修に充てるものでございます。
○
主査(
田邉稔君) ほかにありませんか。
〔ほかに
質疑する者なし〕
○
主査(
田邉稔君) 続いて、
歳出の1
款議会費とこれに関連する
歳入について
質疑のある方は順次御
発言願います。
〔
質疑する者なし〕
○
主査(
田邉稔君) 続いて、
歳出の2
款総務費とこれに関連する
歳入について
質疑のある方は順次御
発言願います。
瀬川分科員。
○
分科員(
瀬川恭志君)
文化センターの大
ホール等改修工事費というので、
先ほど4,000万円の
指定寄附という形でありました。
一般質問でも若干
質疑があったんですが、具体的にどういうふうな形での
指定寄附が行われ、どういうふうなところを
改修していくのか、もう少し詳しく
説明をいただきたいと思います。
○
主査(
田邉稔君)
豊田企画財政課長。
○
企画財政課長(
豊田弘治君)
先ほどの
指定寄附4,000万円ですけども、
寄附者の
意向ということで今お聞きしておりますのは、まず大
ホールの床の
張りかえ、それから
イスの
交換、これは全部ではございませんが、今大
ホールの座席が約1,550ございますが、それを700
程度交換するということでお聞きしております。それから床を明るい色に
張りかえるという
工事、そして
楽屋の中の棚ですとか鏡、それから奥にあります
トイレ等の
改修、そして2階の
展示室ですけども、今お聞きしておりますのはこれを200人
程度のいわゆる宴会とかパーティーとかそういったのができる、今でも使われているというふうにお聞きしておりますけども、本当に市外からのいろんなお客様を呼べるようなものにしたいという
意向をお聞きしております。主なものはそういったものです。
○
主査(
田邉稔君)
瀬川分科員。
○
分科員(
瀬川恭志君) この
補正予算が通りましたら、28年度中に
工事にかかり完成するんだろうと思うわけですが、いつごろまでにこの
工事は終わるのか、そしてまたこの
工事をする間の
文化センターの
使用制限とかそういうふうなものについてはどういうふうに考えておるのか。
○
主査(
田邉稔君)
豊田企画財政課長。
○
企画財政課長(
豊田弘治君)
スケジュール等でございますけども、この
予算を通していただきましたら、具体的に
寄附の
手続を進めてまいりまして、細かくは今うちの
建築担当者と
協議を進めております。今後設計を行いまして、実際の
工事は年内、12月ごろからというふうに
予定をしております。ただ大
ホールにつきましては、いろいろなイベントや
事業等の計画が
予定されておりますので、今の
予定としましては、1月の
成人式までは今のままで使いたいと。
成人式終了後、速やかに
イス等の
工事に入っていって、3月の中旬ごろには大
ホールにつきましては終わりたいと考えております。その他
楽屋、それから2階等につきましては12月ごろから
工事にかかりまして、
年度内に完成という
予定にしております。
○
主査(
田邉稔君) ほかにありませんか。
加島分科員。
○
分科員(
加島広宣君) 引き続きこの
改修工事についてお伺いしますけども、4,000万円の
寄附による
工事を行われるということですが、これはそれ以上かかってきたり、
資材が高騰したりといったようなことがあって
工事費がふえたりもするんですか。
○
主査(
田邉稔君)
豊田企画財政課長。
○
企画財政課長(
豊田弘治君) 4,000万円の
寄附ということでございますが、これはあくまで
寄附者の
意向ということで、済みません、
先ほど説明をきちんとしてないところがあったんですけど、この4,000万円というのは、
先ほど申しました床の
張りかえですとか、それから
楽屋の
トイレの
改修ですとか、実際に市が直接
工事を行う
部分の
費用としていただくものです。大
ホールの
イス、それから
楽屋の
棚等につきましては直接
物納でいただくという話をいただいております。ですので、今
物納とこの
工事の4,000万円、合わせて約1億円という
寄附をいただくという申し出を受けております。これにつきましても今後の
協議において多少動くということもあるようですけども、今のところは1億円というふうに聞いております。
○
主査(
田邉稔君) ほかにありませんか。
瀬川分科員。
○
分科員(
瀬川恭志君) そうすると、
イス等の
物納部分が6,000万円、それで
工事費を4,000万円
寄附していただいて1億円ということなんですが、今話をされた床の
張りかえであるとか、
楽屋であるとかという
工事費が4,000万円かかるということですか。それで、
先ほどありましたようにそれが高騰すれば、その
金額にあわせて
寄附がふえるのかふえないのかわかりませんが、その
差額分というのはどういうふうになるのか。
○
主査(
田邉稔君)
豊田企画財政課長。
○
企画財政課長(
豊田弘治君) 済みません、ちょっと答弁を漏らしておりました。
先ほどから今後の
資材等の高騰ということの心配をいただいておるわけですけども、今できるだけこの
物納と
工事の区分けといいますか、この
部分をかなり精査といいますか、どこまでどちらがするのかというところの
協議をしているところでございます。どうしても行政が行う
工事ですので、いろんな基準に基づいてやりますから、
最低額というのが当然出てきますので、もしかすると4,000万円では不足という
可能性も正直ございます。その際には、トータル1億円としましたら、そのうちの
振り分けを変えると。4,000万円と6,000万円の
振り分けを多少変えるということも課題としては残っておると。これにつきましても向こうからも多少の動きはあるかもしれないということもお聞きしております。
○
主査(
田邉稔君) ほかにありませんか。
山口副
主査。
○副
主査(
山口康治君) 今の意見に関連するんですけど、ということは4,000万円の
工事費というのはこちらで
入札か何かをされるんですか。
○
主査(
田邉稔君)
豊田企画財政課長。
○
企画財政課長(
豊田弘治君) もちろん
入札等の市の
手続を踏んでまいります。
○
主査(
田邉稔君) ほかにありませんか。
土井分科員。
○
分科員(
土井基司君) 財産の
管理に要する
経費ということで
市有地内廃材等撤去業務委託料というのが上がっています。これについて具体的にどの
場所の何を
撤去するのか詳しくお聞かせください。
○
主査(
田邉稔君)
豊田企画財政課長。
○
企画財政課長(
豊田弘治君)
予算に上げております507万6,000円のことだと思いますが、これにつきましては
議案で
土地の
交換ということで上げさせていただいております。そのうち新たに市が取得する府川町の
土地に
廃材等が残っております。これを
交換後に市として
撤去するというものです。中身につきましては、
所有者の
市川さんが
事業等で出されていたものですので、本来市がすべきかということもあると思いますけども、かわりに
府中市が今現在保有している
中須町の
土地にあるいろいろなものにつきましては
市川さんのほうで
処理処分等していただくということで、これがほぼ同じ額という
見積もりが出ておりますので、
お互いに
交換した後で
処理するということで
協議、契約をしているものでございます。
○
主査(
田邉稔君)
土井分科員。
○
分科員(
土井基司君)
土地を
交換するにあたって片づけも
お互いに相殺していくという
考え方ということで、ほぼ等価ということなんですが、もし市のほうの持ち出しがちょっと多いような感じであれば、現在
中須町にあります
埋蔵文化財の
資料室に来年度から
賃借料を払うかもしれないというお話でしたので、その辺のところに幾らか回る余地があるのかどうか。それぐらいの差があるのか、もうほぼというのはほぼゼロということなのか、余り細かい話はできないかもしれませんけども、言える
範囲でお願いしたいと思います。
○
主査(
田邉稔君)
豊田企画財政課長。
○
企画財政課長(
豊田弘治君) ほぼですので、多少の差はあります。これは
予算ですので、正直市のほうが多少多めに見ておりますけど、実際
市川さんが
廃材をまだ置かれているということですけど、今幾らか
撤去をしていただいておりますので、実際のところは今の
予算よりは多少安くなるのではないかと考えております。
資料室の賃料という御
質問でしたけども、今回については
交換ということで総合的に考えて一番合理的な判断をしておるもので、さらに今年度につきましては御好意により無償で引き続き貸していただけるということもございますので、そういったところで御理解いただければと思います。
○
主査(
田邉稔君) ほかにありませんか。
瀬川分科員。
○
分科員(
瀬川恭志君) この507万6,000円という
金額についてです。
市川さんと言われる方が末広殿の前にあるそこの店舗――きょうなんかはユンボに乗って片付けられていて、今
課長が言われたように、若干物を片づけられるんではないかということですが、
見積もりの根拠というのは、これを全部
撤去する
費用というふうに考えればいいわけですか。今
鉄くず類が非常に安価になっているという
状況の中で、1年ぐらい前だったら高騰していた時期もあったので、逆に言うと金を払って引き取っていただける
状況にあったと思うんですが、どういうふうな
処理をされるのか、わかる
範囲でお願いします。
○
主査(
田邉稔君)
豊田企画財政課長。
○
企画財政課長(
豊田弘治君) 今ございます
廃材等について、実際
市川さんが鉄鋼等されておりますので、鉄のものはあるんですけど、なぜかそれ以外の
木材等も結構ございまして、逆に鉄で使用可能なものは今実際移動されておるということで、鉄の価格につきまして今はどんどん下がってあるかないかという状態でもありますので、今あるものを安全に
撤去、
処分ということでの
見積もりを、これはとりあえずの
見積もりですので、1社ですけども業者からいただいた
金額を上げております。
○
主査(
田邉稔君)
瀬川分科員。
○
分科員(
瀬川恭志君) 適切に処置をしていただきたいと思います。
費用についてはできるだけ
予算内で
処分していただきたい。
次に
危機管理費ですが、
防災対策事業に要する
経費の
消耗品費ということで、今回
備蓄を使ったからそれを補填するという
説明があったかと思うんですが、どういうふうに使って、それは今度
耐用年数とかいうものもあろうと思うんですが、どういう品物をどれぐらいこの
金額で
備蓄することができるのか、そしてそれはどこに
備蓄するのか、その辺についてお知らせいただきたいと思います。
○
主査(
田邉稔君)
小寺総務課長。
○
総務課長(
小寺俊昭君) 今回の
熊本地震への支援ということで
庁舎、この
市役所の建物の裏の
防災倉庫、こちらに置いておりました
物資を全て出してくれという県の
要請がありましたので、去る4月20日に総搬出をしたところでございます。主な内容を申し上げますと、
アルファ化米が1,500個
程度、それから袋の
ビスケットもほぼ同数、それからペットボトルの
飲料水が4,000本、
あと大人用と
子ども用のおむつ、
あとマスクぐらいです。これをうちの
購入費として190万円計上させていただきました。ですから、
収納場所はこの
庁舎裏の
防災倉庫ということになります。
保存期間は基本的には5年というふうになっております。
アルファ米についても
ビスケットについても、
飲料水についても5年が大体目安になろうかと思います。
○
主査(
田邉稔君)
瀬川分科員。
○
分科員(
瀬川恭志君) 今回は
熊本の震災に対して
府中市の
備蓄物を全量出してくださいという県の
要請があったということで、今回のこの190万円という
予算でその後の
物資を補填していくんだということでよろしいんですね。それで
期間は5年ということで、じゃこれは今の
府中市の
考え方として他にもあるのか、
府中市内の市民の災害におけるところの
備蓄の量として市はどういうふうに考えているとか、その辺についてお伺いします。
○
主査(
田邉稔君)
小寺総務課長。
○
総務課長(
小寺俊昭君)
備蓄物資を備えている
場所につきましては、まず
本庁裏の
防災倉庫と
上下町の
町民会館で2カ所、あともう1カ所、
市役所と
上下支所を結ぶ間ぐらいの地点で、今民間の
施設を考えているところです。これは来年になろうかと思うんですけども、お借りしてそこへ
備蓄物資を幾らか置きたいと考えております。概数といいますか、数字を申し上げますと、ざっと500人分の
食事等が2日分ということで
合計1,000食を
備蓄するというところでございます。さらに徐々にこれをふやしていきたいということで、当初
予算で
金額をいただいているものでございます。
○
主査(
田邉稔君) ほかにありませんか。
〔ほかに
質疑する者なし〕
○
主査(
田邉稔君) 続いて、
歳出の10
款教育費とこれに関連する
歳入について、
質疑のある方は順次御
発言を願います。
〔
質疑する者なし〕
○
主査(
田邉稔君) 続いて、
債務負担行為の
補正について、
質疑のある方は順次御
発言を願います。
瀬川分科員。
○
分科員(
瀬川恭志君) 最初にちょっと失礼しました。この中で公の
施設等指定管理委託料が今回
債務負担行為という形で
補正をされている。非常に
金額が大きいもので、これが5年間の
債務負担行為の
金額だということですが、そういう中で前回5年の間に
消費税率の
変更があって、
債務負担行為額を
変更した経過があると思います。今回図らずも
消費税の値上げが
延期になったと思うんですが、この中に
消費税の
増額分が多分含まれておるんではないかなというふうに思います。それが幾ら含まれて、2年後に
消費税がどういうふうになるか未定なんですが、基本的な
考え方としてどういうふうに考えられるのか御
説明をいただきたいと思います。
○
主査(
田邉稔君)
豊田企画財政課長。
○
企画財政課長(
豊田弘治君) 今の御
質問のとおり、この5年間の
限度額、
府中市こどもの国については1年間ですけども、これは来年4月から
消費税が10%に上がるという見込みで計上しております。この
補正予算を送付した時点ではまだ
延期が決定しておりませんでしたので、その額で上げております。幾らかという御
質問ですが、ちょっとはっきりした
消費税分の
金額についてはあれなんですが、これらの
施設の今年度の
指定管理料の
合計、それから今
債務負担行為補正に上げておりますこの
限度額のうち
平成29年度分、単純にこれを1年で比較しますと30万円
程度の額がふえておると。これは全部
消費税ということではございませんけども、その
程度今ふやした額で、あくまで
限度額ということで計上させていただいております。
消費税率の改定が正式に2年半後ということで延びましたので、それに伴う
限度額の
調整、それから今後
協定書締結に向けてのいろんな
協議の中で多少の額の
調整も出てまいりますので、これにつきましてはまた今年度中の
議会で
調整、再度
提案ということをさせていただきたいと思っております。
○
主査(
田邉稔君)
瀬川分科員。
○
分科員(
瀬川恭志君) ですから、今年度
指定管理者を指定する場合は
消費税について
十分話し合いをする中で額を決定したいということなんですが、
債務負担行為額の
変更というのは
議会へ
提案されるんですか、されないんですか。
○
主査(
田邉稔君)
豊田企画財政課長。
○
企画財政課長(
豊田弘治君) 当然
債務負担行為の
議決、これは
補正での
議決事項でございますので、一応3月を
予定しておりますけども、当然その
年度内に上げていきたいと考えております。
○
主査(
田邉稔君) ほかにありませんか。
〔ほかに
質疑する者なし〕
○
主査(
田邉稔君) なければ、本案に対する
質疑はこれにて終了いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○
主査(
田邉稔君) 以上で
予算特別委員会に付託された案件の本
分科会における
審査は終了いたしました。
分科会報告の作成については御一任願います。
以上で
予算特別委員会総務文教分科会を
散会いたします。
午後0時2分
散会...