健康福祉部長 九十九浩司 まちづくり部長 橘髙参吉
教育部長 粟根誠司 人事秘書課長 大和庄二郎
企画財政課長 切原秀隆 教委総務課長 河本幹男
1
事務局及び書記
局長
武田英三 議事係長 内海敏雅
1 本日の
会議に付した事件
議案第1号
平成28度
府中市
一般会計予算について
議案第31号
平成27年度
府中市
一般会計補正予算(第6号)について
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時2分 開会
○
委員長(
丸山茂美君) ただいまから
予算特別委員会を開会いたします。
これより
議事に入ります。
本
特別委員会に付託されました、
議案第1号「
平成28年度
府中市
一般会計予算について」、及び
議案第31号「
平成27年度
府中市
一般会計補正予算(第6号)について」の件を
議題とします。
議案第1号及び
議案第31号については、
分科会を設けて
審査いたしましたので、各
分科会における
審査の
報告を願います。
まず、
総務文教分科会、
小原主査。
○
総務文教分科会主査(
小原操君)
委員長の御
指名をいただきましたので、ただいま
議題となっております
議案第1号及び
議案第31号について、
総務文教分科会における
審査の
概要を御
報告申し上げます。
なお、
審査内容につきましては、重立ったもののみ御
報告いたします。
審査の冒頭で、今年度の
所管事務調査を通じて取りまとめた事項に関し、施策の
方向性、
予算への反映について回答を受け、
審査に入りました。
まず、
議案第1号について。
歳出の2
款総務費では、「現在
リ・フレにある
長寿支援課を
本庁舎に移転するということで、
改修等にかかる経費が計上されている。移転の
目的とスケジュール、またどのように
市民へ周知するのか、伺いたい」という
趣旨の
質疑があり、
担当課長から、「現在の
長寿支援課は
平成18年に
リ・フレへ移ったが、
各種手続、納付などで
本庁舎へ来られる方も多く、不便だという声が上がっていた。
本庁舎での
手続の
ワンストップ化、サービスの向上を図る
目的で、現在の
本庁舎1階の
税務課の
場所へ移す。これに伴い、
税務課が2階に、
健康福祉部長室と
健康政策室が1階に、
監査事務局が3階に移動することになり、1階が
健康福祉部、2階が
総務部のフロアとなる。このための設計、
改修の費用、またロッカーや
ローカウンターなどの
備品費を計上している。7月ごろから順次
工事を行い、12月初旬には
税務課を2階に移し、来年2月中旬までには他の部署の移動を完了させたい。
市民の方へは、
広報等を通じてお知らせしていきたい」という
趣旨の
答弁がありました。
歳出の10
款教育費について、「
小学校の
改修工事はどういったものを予定されているのか」という
趣旨の
質疑があり、
担当課長から、「
旭小学校の
トイレの
洋式化と、
上下北小学校の
天井扇設置を行う。
トイレについては、今後、老朽化したところを中心に、順次
洋式化していく予定である」という
趣旨の
答弁がありました。
また、「クルトピアの
営繕工事費が計上されているが、3年前ぐらい前に
外壁の
腐食対策ということで一定の
修繕を行っている。
ライフサイクルコストの面からも、抜本的な
対策が必要ではないか」という
趣旨の
質疑があり、
担当課長から、「
平成25年度に
修繕計画を立て、
外壁を
サイディング等に変更し、はりや柱には
防水剤を3年ごとに塗っていくことにした。
計画策定後、今回が始めてのメンテナンスとなるが、状況を見た上で、軒先を伸ばすなど、
安全性も考慮した
改修も必要であると考えている」という
趣旨の
答弁がありました。
他の
審査区分、また
議案第31号に対しても若干の
質疑がありましたが、
質疑を終結し、
審査を終了いたしました。
以上、まことに簡略ではありますが、
総務文教分科会における
審査の
概要を申し上げ、
報告とさせていただきます。
○
委員長(
丸山茂美君) 続いて、
厚生分科会、
大本主査。
○
厚生分科会主査(
大本千香子君)
委員長の御
指名をいただきましたので、ただいま
議題となっております
議案第1号及び
議案第31号について、
厚生分科会における
審査の
概要を御
報告申し上げます。
議案第1号、
平成28年度
府中市
一般会計予算について。
質疑に入り、3
款民生費、2項
児童福祉費について、「
病児保育はどのように運営するのか」という
趣旨の
質疑があり、
担当課長から、「市内の
保育所・幼稚園・
小学校に在籍している、生後6か月から小学6年生までの
児童を
対象とし、風邪などの病気により、症状の急変はないが、集団での
保育、
学校生活ができない
子どもで、その
保護者が就労のため仕事が休めない等の
理由で、家庭で
保育することができない場合に一時的に預かる。
利用料は1日2,000円
程度で、概ね3名から6名
程度の受け入れが可能となっている」という
趣旨の
答弁がありました。
また、「ポムの
建替えにより、プラネタリウムに代わる魅力的な
メニューはどのようなものを考えているか」という
趣旨の
質疑があり、
担当課長から、「魅力的な
メニューとしては、
一つ目に、
木育スペースとして、2歳以下の赤ちゃんと
保護者が木のおもちゃに触れて、遊びながらくつろげる
スペース。
二つ目に、
多目的ホールとして、比較的年齢の高い
子どもが、体を動かして活動的に過ごせる
スペースや、
格納式の舞台などを設置することで、サークルの
発表会等に利用できる空間。
三つ目に、ロッククライミングとして、小さな
子どもが安全に体を動かして遊ぶことができる
スペース。
四つ目に、土日なども含めた
子どもの一時預かりなどを予定している。特色ある
子育て支援ができる
拠点施設として
計画している」という
趣旨の
答弁がありました。
次に、
議案第31号、
平成27年度
府中市
一般会計補正予算(第6号)について。
質疑に入り、4
款衛生費、1項
保健衛生費について、「
府中市民病院通院支援バス事業補助金の
概要について伺いたい」という
趣旨の
質疑があり、
担当課長から、「
府中市民病院に通院される
患者及びその
付き添い人が、ぐるっと
バスを利用した際にその運賃を助成するもので、
駐車場の
整備が完成する
平成28年10月まで、
患者の
安全性の確保と
高齢者の
利便性を考慮し実施する」という
趣旨の
答弁がありました。
ほかにも
質疑がありましたが、
質疑を終結し、
審査を終了いたしました。
以上、まことに簡略ではありますが、
厚生分科会における
審査の
概要を申し上げ、
報告とさせていただきます。
○
委員長(
丸山茂美君) 続いて、
建設分科会、
橘髙主査。
○
建設分科会主査(
橘髙尚裕君)
委員長の御
指名をいただきましたので、ただいま
議題となっております
議案第1号及び
議案第31号について、
建設分科会における
審査の
概要を御
報告申し上げます。
なお、
審査内容につきましては、重立ったもののみ御
報告させていただきます。
議案第1号、
平成28年度
府中市
一般会計予算について。
4
款衛生費について、「
クリーンセンターと
環境センターの建てかえの時期と
予算的な
計画は」という
趣旨の
質疑があり、
担当課長から、「建てかえの時期は、
クリーンセンターについては、
平成33年度から
平成35年度を予定している。
環境センターについては、
平成28年度に
環境センターの
基本整備計画で検討していくが、
総合計画の中では
平成31年度から
平成34年度を予定している。また概算の
事業費は
総合計画で検討したが、
クリーンセンターについては総
事業費が71億2,000万円、
建設とプラントで56億8,000万円、あとは、その他ということになる。
環境センターについては、総
事業費が30億8,000万円を
計画している」という
趣旨の
答弁がありました。
また、「
クリーンセンターの
長寿命化についてどのように考えているか。
福山の
RDF発電所との
契約はいつまで続けられるのか」という
趣旨の
質疑があり、
担当課長から、「
長寿命化は、
対象となる
交付金がないため、新設がよいと考えている。今後、
クリーンセンター整備基本構想の中で整理する。また、
福山の
RDF発電所との
契約は、
参画市町で構成する
幹事会の中で延長する
方向で検討している」という
趣旨の
答弁がありました。
次に、6
款農林水産業費について、「
新規就農者育成交付金について、
平成27年度の
交付金対象者実績と来年度の
見込みはどうか」という
趣旨の
質疑があり、
担当課長から、「
平成27年度の
交付金対象者実績は、3名である。現在、
就農相談を受けている方が、3名おられる。また、これは国の
制度であり、45歳以下の人で
年間400万円
程度の売上を目標に取り組む人に、
年間150万円を交付する
制度である」という
趣旨の
答弁がありました。
また、「
府中市
総合戦略に、
農業振興と6次産業に11項目の具体的な
事業がある。どのような
内容であるか、1枚でわかりやすく農家の方々に伝えられないか」という
趣旨の
質疑があり、
担当課長から、「わかりやすいものをつくっていくように努力する。」という
趣旨の
答弁がありました。
次に、7
款商工費について、「道の駅の詳細な
計画書の、年度内、早めの
提出をお願いしたい」という
趣旨の
質疑があり、
担当課長から、「3月末
提出は困難である」という
趣旨の
答弁がありました。
次に、8
款土木費について、「
桜が丘コミュニティセンター工事費2,000万円の
建設目的、
場所、
地域集会所設置補助金との関係はどうなるのか」という
趣旨の
質疑があり、
担当課長から、「市の
重要課題と位置づけている
桜が丘販売促進の後押しにしたいという
政策的観点から宝くじに係る
コミュニティセンター建設補助金を利用し、残りは市の負担とする。桜が丘旧
販売事務所用地に
建設し、
地域集会所設置補助金は利用しない」という
趣旨の
答弁がありました。
他の
審査区分、また
議案第31号に対しても若干
質疑がありましたが、
質疑を終結し、
議案第1号及び
議案第31号の本
分科会における
付託区分の
審査を終了いたしました。
以上、まことに簡略ではありますが、
建設分科会における
審査の
概要を申し上げ、
報告とさせていただきます。
○
委員長(
丸山茂美君) 各
分科会の
報告が終了いたしました。
休憩いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時16分 休憩
午前10時17分 再開
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長(
丸山茂美君) 再開いたします。
これより各
分科会報告に対する
質疑に入ります。
ただいまのところ
通告はありませんので、各
分科会報告に対する
質疑を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長(
丸山茂美君) これより
議案第1号に対する
討論に入ります。
ただいまのところ
通告はありませんので、
討論を終結いたします。
これより
議案第1号を採決いたします。
本案は
原案のとおり可決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
丸山茂美君) 御
異議なしと認めます。
よって、
本案は
原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長(
丸山茂美君) これより
議案第31号に対する
討論に入ります。
討論の
通告がありますので、順次発言を許します。
まず、
小川敏男君、
反対者。
○
委員(
小川敏男君)
議案第31号、
平成27年度
府中市
一般会計補正予算(第6号)について、
反対の立場で
討論に参加いたします。
反対の
理由は、
土木費、
都市計画費の
開発公社への
経営健全化補助金6,852万3,000円についてであります。現在まで、
桜が丘団地販売に対して
府中市の持ち出しは、
平成21年度で、市が貸し付けていた7億6,000万円を債権放棄し、新たに7億6,000万円を補助し、
平成22年度
決算では688万円、23年度
決算では1,200万円、24年度
決算では2,762万円、25年度
決算では
評価損1億3,100万円を加えて1億6,037万円、そして26年度
決算では、
経営健全化補助金7,
636万円を加えて1億1,498万円、27年度はまだ
予算でありますけれど、今回の6,852万3,000円を加えまして1億766万円も
見込みであります。合計をいたしますと約19億円となります。
今回の桜が
丘コミュニティセンター集会所建設でも
桜が丘団地販売に甘すぎるという意見もあったところであります。
桜が丘団地販売には、
湯水のごとく公金を使い、しかし、請願の
高速情報網の
整備については今後
事業費が多く予定されておりむずかしいということでありました。財源はないないと言いながら桜が
丘団地には
湯水のごとく使っているのであります。不公平という声も出てくるのも当たり前であります。
補助金が必要ないと言っているわけではありません。
事業の失敗がどんな結果になるかきちんと点検し、二度とこうした
行政運営をしない、そうした
総括をして、
補助金を出すことが必要と言っているわけであります。やはり
行政として
総括を行い、見直さなくては
市民の理解は得られません。
行政も議会も
賃金カットをするなどして具体的な反省をすべきであります。そうしたことも行わず、
補助金を出すことは認められないことから
反対をいたします。
○
委員長(
丸山茂美君) これにて
討論を終結いたします。
これより
議案第31号を採決いたします。
本案は
原案のとおり可決することに
賛成の諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
委員長(
丸山茂美君)
起立多数であります。
よって、
本案は
原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長(
丸山茂美君) 以上で、
予算特別委員会に付託された案件の
審査は終了いたしました。
委員長報告の作成については御一任願います。
以上で、
予算特別委員会を散会いたします。
午前10時24分 散会
府中市議会委員会条例第29条第1項の規定により、ここに押印する。
平成28年 月 日
府中市議会予算特別委員会
委員長 丸 山 茂
美...