• 空き家(/)
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  1. 府中市議会 2016-03-15
    平成28年第1回定例会(3月15日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    平成28年第1回定例会(3月15日)             平成28年第1回府中市議会定例会会議録  平成28年3月15日午前10時35分、府中市議会定例会本市議事堂において再開した。 1 出席議員      1番  小野申人       2番  加納孝彦      3番  山口康治       4番  本谷宏行      5番  三藤 毅       6番  加島広宣      7番  楢﨑征途       8番  土井基司      9番  田邉 稔       10番  髙山詳次      11番  居神光男       12番  橘髙尚裕      13番  小原 操       14番  大本千香子      15番  水田 豊       16番  小川敏男      17番  加藤吉秀       18番  丸山茂美      19番  瀬川恭志       20番  棗田澄子 1 欠席議員   なし 1 説明のため出席した者   市長          戸成義則   副市長           船尾恭司   教育長         平谷昭彦   総務部長          石川裕洋   健康福祉部長      九十九浩司  まちづくり部長       橘髙参吉
      教育部長        粟根誠司   人事秘書課長        大和庄二郎   企画財政課長      切原秀隆   税務課長          岡田武司   健康政策室長      浅野昌樹   市民課長          山名則子   健康医療課長      川崎公也   女性こども課長       岡田宏子   地域福祉課長      皿田敏幸   長寿支援課長        唐川 平   湯が丘病院事務長    永井輝明   監理課長          赤利充彦   まちづくり課長     若井紳壮   整美保全課長        池田弘昭   上水下水道課長     新谷重良   産業活性課長農委事務局長 杉島賢治   環境整備課長      福原成幸   上下支所長         掛江賢治   監査事務局長      豊田弘治   会計課長          近藤静夫   教委総務課長      河本幹男   学校教育課長        竹内博行   生涯学習課長      谷口達也 1 事務局及び書記   局長          武田英三   議事係長          内海敏雅 1 議事日程   日程第1 議案第10号 行政不服審査会事務事務委託に関する協議について   日程第2 議案第11号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定について   日程第3 議案第12号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について   日程第4 議案第13号 字の区域の変更について   日程第5 議案第36号 府中市デジタル防災行政無線施設整備工事請負契約の締結に              ついて   日程第6 議案第37号 地方独立行政法人府中病院機構第2期中期計画を認可する              ことについて   日程第7 議案第38号 府中市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準              を定める条例の一部改正について   日程第8 議案第14号 府中市青少年問題協議会条例の廃止について   日程第9 議案第15号 府中市職員の退職管理に関する条例の制定について   日程第10 議案第16号 行政不服審査法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の              制定について   日程第11 議案第17号 府中市都市再生協議会設置条例の制定について   日程第12 議案第18号 府中市消費生活センター条例の全部改正について   日程第13 議案第19号 府中市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につ              いて   日程第14 議案第20号 府中市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改              正について   日程第15 議案第21号 府中市の議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に              関する条例の一部改正について   日程第16 議案第22号 府中市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の              一部改正について   日程第17 議案第23号 府中市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関              する条例の一部改正について   日程第18 議案第24号 府中市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正につい              て   日程第19 議案第25号 府中市乳幼児等医療費支給条例の一部改正について   日程第20 議案第26号 府中市重度心身障害者医療費支給条例等の一部改正について   日程第21 議案第27号 府中市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営              に関する基準等を定める条例の一部改正について   日程第22 議案第28号 府中市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備              及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護              予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条              例の一部改正について   日程第23 議案第29号 府中市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について   日程第24 議案第30号 府中市上水下水道料金審議会設置条例の一部改正について   日程第25 議案第1号 平成28年度府中市一般会計予算について   日程第26 議案第2号 平成28年度府中市国民健康保険特別会計予算について   日程第27 議案第3号 平成28年度府中市公共下水道事業特別会計予算について   日程第28 議案第4号 平成28年度府中市介護保険特別会計予算について   日程第29 議案第5号 平成28年度府中市後期高齢者医療特別会計予算について   日程第30 議案第6号 平成28年度府中市病院事業債管理特別会計予算について   日程第31 議案第7号 平成28年度府中市水道事業会計予算について   日程第32 議案第8号 平成28年度府中市病院事業会計予算について   日程第33 議案第31号 平成27年度府中市一般会計補正予算(第6号)について   日程第34 議案第32号 平成27年度府中市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)              について   日程第35 議案第33号 平成27年度府中市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)              について   日程第36 議案第34号 平成27年度府中市介護保険特別会計補正予算(第3号)につ              いて   日程第37 議案第35号 平成27年度府中市水道事業会計補正予算(第3号)について   日程第38 請願第1号 情報格差の是正を求める請願              (閉会中継続審査申出 総務文教常任委員会)   日程第39 意見書案第1号 奨学金制度の充実等を求める意見書の提出について   日程第40 意見書案第2号 地方公会計整備促進に関する意見書の提出について   日程第41 意見書案第3号 軽減税率の円滑な導入に向け事業者支援の強化等を求め              る意見書の提出について   日程第42 意見書案第4号 夜間中学の整備と拡充を求める意見書の提出について 1 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時35分 開議 ○議長(小野申人君) ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元に配付しております議事日程表により進めたいと思います。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) この際、髙山詳次君から、3月3日の一般質問における発言について、その一部が不適切であったとの理由から、会議規則第64条の規定により、お手元に配付の発言取り消し申出書のとおり発言の一部を取り消したい旨の申し出がありました。  この発言取り消しの申し出を許可することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、髙山詳次君からの発言取り消しの申し出を許可することに決しました。  なお、会議録についても、そのように処理いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 日程第1、議案第10号から日程第37、議案第35号までを一括議題といたします。  議案第10、11、12、15、16、18、19、20、21、22、23、24、29、36各号について、総務文教常任委員長の報告を求めます。  小原委員長。           〔総務文教常任委員長 小原操君 登壇〕 ○総務文教常任委員長(小原操君) 議長の御指名をいただきましたので、総務文教委員会に付託されました議案14件の審査の概要と結果を御報告申し上げます。なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告させていただきます。  まず、議案第36号ですが、この議案は、デジタル防災行政無線施設整備工事の請負契約を締結することについて、市議会の議決を求めるものです。  委員から、「市長懇談会で斗升町から増設の要望が出ていたが、今回は対応しないのか。また、放送が聞こえにくいといった声が多くあるが、情報が住民に行き渡るような方策を考えているのか」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「斗升町からの増設要望については、諸事情により今回は対応できないが、旧府中市内デジタル化にあわせて増設したい。大雨時など、屋内では聞こえにくいといったことは十分認識している。防災メール、テレビ、ラジオなど、情報を得る手段がさまざまある中、特に防災メールについては多くの方に登録していただくよう周知を図っていきたい」という趣旨の答弁がありました。  次に、議案第20号ですが、この議案は、地方公務員法の一部改正に伴い、職員の人事評価の状況、休業に関する状況、退職管理の状況を公表事項として追加するため条例を改正するものです。  委員から、「どのような形で公表するのか。特に人事評価については公表の仕方が難しいと思うが、どういった形で評価し、公表するのか」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「人事行政の運営については、現在も市広報やホームページで公表しており、これと同じ方法で公表していく。今後、人事評価を任用、給与等へ反映させることになったが、人材育成ということが主眼に置かれていると理解している。まず管理職については、目標設定に基づき業績評価を行い、平成29年6月の賞与から反映させる。公表する項目、内容については、県や近隣市町の公表内容を参考にし、検討していく。その他の職員については、目標管理の研修、数年間の試行を経た後、平成30年度ごろには導入していきたい」という趣旨の答弁がありました。  ほかの議案に対しても若干の質疑がありましたが、付託された14件の議案に対する討論はなく、採決の結果、いずれも起立全員により原案のとおり可決すべきものと決しました。
     以上、まことに簡略ではありますが、総務文教委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。           〔総務文教常任委員長 小原操君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 続いて、議案第2、4、5、6、8、14、25、26、27、28、32、34、37、38各号について、厚生常任委員長の報告を求めます。  大本委員長。           〔厚生常任委員長 大本千香子君 登壇〕 ○厚生常任委員長大本千香子君) 議長の御指名をいただきましたので、厚生委員会に付託を受けました議案14件の審査の概要と結果を御報告申し上げます。なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告させていただきます。  まず、議案第37号、地方独立行政法人府中病院機構第2期中期計画を認可することについて。  質疑に入り、委員から、「第1期で黒字化できなかった理由と、第2期での黒字化の実現性をどのように考えているか」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「第1期で黒字化が見込めない理由として、1つ目に、医師の確保が十分にできなかったこと、2つ目に、旧府中市民病院の老朽化した施設・医療機器の修繕、更新費用とさまざまな臨時的経費がかさんだことが上げられる。第2期の黒字化の見込みは、施設が新しくなり、最新鋭の医療機器による検査料や外来患者の増加による収益増を見込んでいる。最初の2年間は病院整備に伴う減価償却費の発生により黒字化の達成は難しいが、その後は収益が上回り、黒字化が見込まれる。また、両病院の一般病床の一部に地域包括ケア病床を導入し、長期に入院できることから、患者のニーズにも対応し、診療報酬も上がり、収益増に貢献するものと考えている」という趣旨の答弁がありました。  また、委員から、「両病院が担う役割と将来像をどのように考えているか」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「府中市民病院は支える医療の推進に力を発揮し、地域の中核病院として存在感を出してほしい。また、府中北市民病院は医療、介護が連携した地域包括ケアシステム構築の中心的な役割を担ってほしい」という趣旨の答弁がありました。  ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、討論に入りました。委員から、「両病院の将来像がわかりにくいことや、医師確保に向けての希望が見えない。本当に黒字化が達成できるのか。また、市民の要望を府中市病院機構の経営に生かすような反映の仕方をもっと強化してほしい。以上のことから、計画には不足な点がある」という趣旨の反対討論がありました。  また、委員から、「中期目標に対して、府中市病院機構から中期計画が提示され、議会でチェックする方法を議会は選択しており、毎年提出される決算書から両病院について検証しながら、府中市病院機構の経営をお願いしていきたい」という趣旨の賛成討論がありました。採決の結果、本案は起立多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第25号、府中市乳幼児等医療費支給条例の一部改正について。  質疑に入り、委員から、「継続的に事業を実施するには、過疎対策事業債で借金をして行うのではなく、きちんとした財源措置による将来的な見通しが必要ではないか」という趣旨の質疑があり、担当部長から、「結婚から出産、子育てまで切れ目のない施策の一つとして事業拡大を予定している。過疎対策事業債ありきでの事業の拡大ではなく、他市より特化した魅力を感じていただくための施策として考えている」という趣旨の答弁がありました。  ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、討論なく、採決の結果、本案は、起立全員により原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、ほか12件の議案については、審査の結果、いずれも起立全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、まことに簡略ではありますが、厚生委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。           〔厚生常任委員長 大本千香子君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 続いて、議案第3、7、13、17、30、33、35各号について、建設常任委員長の報告を求めます。  橘髙委員長。           〔建設常任委員長 橘髙尚裕君 登壇〕 ○建設常任委員長橘髙尚裕君) 議長の御指名をいただきましたので、建設委員会に付託を受けました議案7件の審査の概要と結果を御報告申し上げます。なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告させていただきます。  まず、議案第17号、府中市都市再生協議会設置条例の制定について。  委員から、「立地適正化計画の対象範囲はどこまでか」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「制度上の対象区域は都市計画区域であるが、計画策定においては府中市全体を見据えた上で策定したいと考えている」という趣旨の答弁がありました。  また、委員から、「コンパクトシティの構想と関連はあるのか」という趣旨の質疑がありました。担当課長から、「立地適正化計画は、都市全体を見渡す観点から、居住機能や福祉、住宅、商業等の都市機能の立地、また公共交通の充実に関する包括的なマスタープランである。このことから、立地適正化計画を策定し、居住と都市機能の立地の誘導に関する施策を講じながらネットワーク型のコンパクトシティを形成し、今後急速に進む人口減少、少子高齢化に対応する持続可能な都市構想の実現を目指したいと考えている」という趣旨の答弁がありました。  また、委員から、「都市計画審議会など類似の審議会との関係性はどうなっているのか」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「都市再生協議会立地適正化計画及びその実施に関して必要な協議を行う機関となる。一方、都市計画審議会立地適正化計画の策定に当たり、都市再生特別措置法の規定に基づいて都市計画専門的立場から意見聴取を行う機関である」という趣旨の答弁がありました。  また、委員から、「立地適正化計画策定のスケジュールはどうなっているか」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「議会でもいろいろ議論をいただいているが、急速に進む少子高齢化の対応に待ったなしの状況であり、平成28年度に策定したい」という趣旨の答弁がありました。  ほかに質疑はありましたが、質疑を終結し、討論なく、採決の結果、起立全員により本案は可決すべきものと決しました。  次に、議案第7号、平成28年度府中市水道事業会計予算について。  委員から、「水道は今後どの事業にどのくらいの費用がかかり、そのため料金引き上げに幾ら必要だということを示した事業計画はないのか。」という趣旨の質疑があり、担当課長から、「水道ビジョンで示しているように、今後、水道事業施設整備が必要である。配水池の耐震化など取り組み、特に老朽管更新は毎年継続して行う。審議会では説明したが、今後の事業費としては3億円から4億円かかる」という趣旨の答弁がありました。  ほかにも質疑はありましたが、質疑を終結し、討論なく、採決の結果、起立全員により本案は可決すべきものと決しました。  なお、ほかの5件の議案については、審査の結果、いずれも起立全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、まことに簡略ではありますが、建設委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。           〔建設常任委員長 橘髙尚裕君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 続いて、議案第1、31各号について、予算特別委員長の報告を求めます。  丸山委員長。           〔予算特別委員長 丸山茂美君 登壇〕 ○予算特別委員長丸山茂美君) 議長の御指名をいただきましたので、予算特別委員会に付託を受けました議案第1号及び議案第31号について、審査の概要と結果を御報告申し上げます。  この2件については、今期定例会初日に提案説明を受け、同日設置された本特別委員会に付託され、分科会を設け、審査区分に従って審査を行いました。なお、議案第1号については、3月7日に総括質疑を行い、その後、分科会において審査いたしました。審査の概要については、先ほどこの議場で行われた本特別委員会において各分科会の報告を受けたところでございます。  この各分科会の報告に対する質疑はなく、議案第1号の討論に入りましたところ、討論なく、採決の結果、本案は全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しております。  続いて、議案第31号の討論に入りましたところ、委員1名から反対討論が行われておりますが、その内容につきましては、先ほど行われました本特別委員会において皆様お聞きのとおりでございます。  議案第31号の採決の結果につきましては、起立多数により原案のとおり可決すべきものと決しております。  以上、まことに簡略ではありますが、予算特別委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。           〔予算特別委員長 丸山茂美君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 各委員長の報告が終了いたしました。  ここで暫時休憩いたしますから、各委員長報告に対する質疑及び各議案に対する討論のある諸君は、休憩中に発言通告書を事務局へ提出願います。  それでは、暫時休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時53分 休憩                午前11時15分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  これより各委員長報告に対する質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、各委員長報告に対する質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第10号から議案第12号まで、計3件について一括して討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第10号から議案第12号まで、計3件を一括して採決いたします。  この3件に対する委員長の報告は可決であります。  この3件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第10号から議案第12号まで、計3件は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第13号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第13号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第36号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第36号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第37号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  水田豊君、反対者。             〔15番議員 水田豊君 登壇〕 ○15番議員(水田豊君) 議案第37号、地方独立行政法人府中病院機構第2期中期計画を認可することについて、反対の立場で討論をいたします。  大きな理由としては、計画ということではありますが、具体性に欠けている、それから財政の黒字化については達成の見込みが弱いということでございます。  地方独立行政法人府中病院機構は、この4月から第2期目の4年間を迎えます。この計画は、次期の4年間の計画を定めたものでございますが、昨年12月議会でこの計画のもとになる中期目標というものが可決をされております。この可決された中期目標を達成させる具体的な行動計画でもあるということでございますので、第2期計画の性格上、第1期計画で何が達成され、何が達成されなかったのか、その成果と課題を明らかにして、その上で、よいものは伸ばし、足らなかったものは充足をさせるということ、そういう計画でなければならないと思うところでございます。  本議会で、一般質問、予算総括質疑、委員会審議の中で、この計画、あるいは病院のことについてさまざまな質問、それに対する答弁もございましたが、その中で、なお私には、この第2期計画には具体性、明確性、そういったものが欠けている、本当にこれで次期4年間、この中期目標が達成できる計画として十分なものだろうかということについては疑問を持たざるを得ない、こういうことでございます。  市の定めた第2期中期計画では、医師を初めとした医療従事者の十分な確保は依然として達成されておらず、両病院の診療機能低下に歯どめがかかり、病院事業の継続性が担保されるには至っていないという指摘がなされております。この点について中期計画では、地域に必要な医療機能の維持・充実に必要な医師の招聘を図るため病院の魅力を高める、このように書いてありますが、これはこれで大いに結構なんですけども、どのようにして病院の魅力を高めるのか、肝心なそういうことが書いてないということでございます。  また、地域住民とともに守る病院づくりという項目にしても、地域住民から愛され、支えられ、そして選ばれる病院づくりを目指して患者サービスのさらなる向上を図りますということがありますが、これまた、じゃあ一体どのようにしてそれをつくっていくのかという具体性に欠けると言わざるを得ません。  また、両病院の経営改善が十分に達成されなかったことについては、積極的な地域住民への情報の発信ができなかったことも相まって、さまざまな臆測を招いてしまったことは否めず、大きな課題が残されたと、昨年の12月に指摘をしておるわけでございますが、そういう指摘があったにもかかわらず、この1月には住民に知らせず、北市民病院の透析機器を北市民病院から府中市民病院に移す。そして外科の診療日も3日から2日に減少するということを行っているということでございます。地域住民のほうから「どうなっているんだ」という声を聞いて、その後にやっと町内会に説明に行くと、こういうことが行われておるということでございます。  この計画には住民への積極的な情報発信と住民啓発の項があって、病院情報の積極的な発信や病院施設を利用した地域交流の促進に努めるといったことも書いてございます。これはこれで結構なことでございまして、やっていただかなければなりませんが、ここには地域住民の参画という発想がまるでないと思います。病院からの一方的な発信と、住民を啓発するんだと、いわば上から目線の書きぶりだと思います。  もう一度言いますけども、中期目標で積極的な地域住民への情報発信ができていなかったということがあるにもかかわらず、どのようにそういう情報を発信していくのかという具体的なものがないということでございます。  次に、財政についても、市の中期目標には十分に達成できていないという指摘があるわけでございます。この財政問題の指摘についても、第4の項目に種々書いてはございまして、第2期中期計画期間の中間年には経常収支比率100%以上の達成を目指すと、このように書いてありますが、次期4年間の中間年に黒字を目指すと言われても、これ本当に達成可能なのかと。何回も言わせてもらいましたが、とても達成できるとは考えられません。第1期計画の4年間に府中市からの財政支援は3億円程度にとどめるという計画があったにもかかわらず、この次期4年間には当初から4億円を入れる、この3月議会にも予算で示されているとおりでありまして、どうしてそういう状況であるにもかかわらず中間年に黒字が達成できるのか、全くもってわからないと言わざるを得ない、こういうことでございます。  しかしながら、この計画の中には前進面というものもあります。病院が担う役割の確立と診療機能を確保するということが書いてありまして、両病院の将来像を確立する、その実現に向けて地域住民や関係機関と共通の認識を持ちながら計画を取り組むということが書いてあります。これは大変な前進面で、評価をしていきたいというところでございます。特に北市民病院、上下のほうでは北市民病院の将来像がどうなるかわからない、このことに対して地域住民は心配をしているわけでございまして、そこに対しまして確立していくんだと書いてあるということは前進面だろうと思います。しかしながら、これも確立していくと書いてあるだけで、どのように確立していくのかということについては何も書かれていない。依然として抽象的であると言わざるを得ないということでございます。  この中期計画のもとに、毎年ごとの年度計画が立てられるということでございますので、今言った具体性に欠ける点を個々の年度計画に反映をしていただくよう、また、それだけの財政支援をしている府中市がきちんと病院機構の計画に関与して指導を強化していただくということを強く願いまして、この中期計画には反対いたします。             〔15番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 続いて、瀬川恭志君、賛成者。             〔19番議員 瀬川恭志君 登壇〕
    ○19番議員(瀬川恭志君) 議案第37号、地方独立行政法人府中病院機構第2期中期計画を認可することに、賛成の立場から討論させていただきたいと思います。  さきの反対者は、具体性に乏しいであるとか、黒字の見込みがないであるとか、達成に疑問を持つということ、そしてまた情報発信ということについて、いろいろ言われたと思います。  そういう中で、特に基本的な事柄について言いますと、私たちは地方独立行政法人法を選択をし、地方独立行政法人に病院を任せていこうということでスタートを切っております。そういう中で、地方独立行政法人法というのは、第25条で中期目標というものを市から病院へ示すと。これが12月議会で提出され、この中に5項目ほど項目を上げて病院へ指示をいたしました。これに基づいて今回、中期計画が病院から出てきたということであります。  その前段としまして、評価委員会で意見を聞くということもなされ、評価委員会の中では4項目の意見が付されております。その4項目も、これから病院が経営する中で、もっと具体的に実施をする項目等も上げられておると思います。  そういう中で、今期出されてきた中期計画は、平成30年、31年度で経常収支比率を100%以上、黒字化していこうという計画になっております。さきに委員会の中で両病院の具体的な姿について示された指標がありますが、府中市民病院と、そして北市民病院の両病院の経常収支を見させていただきますと、平成26年、27年度と、両年度につきましても府中市民病院は経常収支比率が100%を超えている黒字の状態であると。その反面、北市民病院では経常収支比率が赤字で、全体的に足を引っ張っている状況が見られると。そういう中で、先ほど反対者が言われました透析の移動等についても、住民に通知がなかったと。これは病院の中で、経営を考えていく場合、北市民病院においては透析機器の回転数が少ない、市民病院においては回転数が多いという中で、地方独立行政法人の中で透析機器を市民病院のほうへ移動していく、そのようにして経営改善をやっていくということが図られたと考えておるところであります。  そういう中で、先ほど繰入額4億円という形で、当初は、1期計画は3億円だったとありますが、今回、いろいろ機器を導入する中で、4億円という金額を入れることが地方独立行政法人の病院機構の回転、キャッシュフローでいいますところのお金が回っていく状態が保てるということになろうと思います。両病院とも地方独立行政法人法の中では、やはり不採算部門というものがたくさんありますが、そういう中で、府中市からの繰入額を入れた後にどう黒字化していくのかということが問われているのではないかと思っております。  私たちは、地方独立行政法人府中病院機構を選択する中で、地方独立行政法人の病院機構がこの第2期中期計画の中で独立採算制――一般会計からの繰り入れを行った後の黒字化を目指して努力されることを期待しておるわけであります。そういう中で、この中期計画に対しまして、また年度計画、決算についても注意深く見守っていきたいと考えております。そういうことを含めまして、この中期計画に対して賛成したいと思います。よろしくお願いします。             〔19番議員 瀬川恭志君 降壇〕 ○議長(小野申人君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第37号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(小野申人君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第38号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第38号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第14号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第14号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第15号及び議案第16号、計2件について、一括して討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第15号及び議案第16号、計2件を一括して採決いたします。  この2件に対する委員長の報告は可決であります。  この2件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第15号及び議案第16号、計2件は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第17号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第17号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第18号から議案第24号まで、計7件について、一括して討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第18号から議案第24号まで、計7件を一括して採決いたします。  この7件に対する委員長の報告は可決であります。  この7件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第18号から議案第24号まで、計7件は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第25号から議案第28号まで、計4件について、一括して討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第25号から議案第28号まで、計4件を一括して採決いたします。  この4件に対する委員長の報告は可決であります。  この4件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第25号から議案第28号まで、計4件は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第29号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第29号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第30号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第30号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第1号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第1号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第2号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第2号を採決いたします。
     本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第3号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第3号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第4号から議案第6号まで、計3件について、一括して討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第4号から議案第6号まで、計3件を一括して採決いたします。  この3件に対する委員長の報告は可決であります。  この3件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第4号から議案第6号まで、計3件は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第7号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第7号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第8号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第8号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第31号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  小川敏男君、反対者。             〔16番議員 小川敏男君 登壇〕 ○16番議員(小川敏男君) 議案第31号、平成27年度府中市一般会計補正予算(第6号)について、反対の立場で討論に参加いたします。  反対の理由は、土木費、都市計画費の開発公社経営健全化補助金6,852万3,000円についてであります。昨年も開発公社経営健全化補助金7,639万5,000円について反対したところであります。  府中市が人口減対策として命運をかけて計画した事業が失敗し、公金を導入することになったのですから、第三者を入れてきちんと総括をし、反省点を明らかにし、次の事業に生かす行政運営をすべきと考えます。しかし、きちんとした総括がされていません。桜が丘団地事業費総額は約81億円であります。内訳は、道路、上下水道、公園、調整池など府中市が行った整備費が約16億円、府中市が購入した市営住宅用地が約13億円、宅地造成費が約52億円であります。この宅地造成費約52億円は、「売れる見込みのない団地にお金は貸せない」と金融機関から融資を断られ、支払いができなくなり、地権者でつくる土地区画整理組合が実質倒産し、府中市が約31億円で買い取ったものであります。桜が丘団地販売の借金である借入金としてあらわれているのは買い取った約31億円ですが、桜が丘団地にかかわっては約81億円の事業費であったということであります。そのときの府中市の予算が約180億円ですから、81億円の事業費は予算の50%に近く、府中市として命運をかけた事業であったことがわかります。  2001年3月議会、府中市が桜が丘団地を抱え、10年で完売する計画の資金計画、販売計画を議会へ示したとき、前伊藤市長は、市民の皆さんには心配はかけない、販売計画は無理なペースではない、商工会議所の協力も得ている、最終的には5億2,700万円の利益が出ると説明していたところであります。しかし、多くの市民は、「売れる見込みのない団地にお金は貸せない」と金融機関から融資を断られたことが新聞報道されたことや、バブルがはじけた後の経済状況から、販売を大変心配されていました。第2次販売計画では2010年が18区画の販売、続く11年が12区画、12年が22区画、13年が21区画、14年が11区画、昨年の2015年が12区画、計96区画の毎年2桁販売であります。これに対して市民の皆さんは、坪単価を下げたから売れているだけではない、売る気の問題と言われています。  初めの9年は、1年目が24区画の販売結果、2年目が22区画、3年目が4区画、4年目が7区画、5年目が2区画、6年目が2区画、7年目が5区画、8年目が1区画、9年目が1区画。この販売結果から見て、「民間の会社だったら3年目の4区画、1桁販売のときに手を打っている。売る気がないのと一緒」と市民は言っています。  事実、販売を始めて9年目の2009年、平成21年度に市が貸し付けていた7億6,000万円を債権放棄し、坪単価を下げるためなどに新たに7億6,000万円を補助したときの6月議会の審議で、前伊藤市長は、「団地が売れればそれが返済財源、売れなければ返済の不足分を市が一般財源から肩がわりし、相応する土地を市が引き取って将来にわたっていく」と答弁をしています。これでは、初めから売れる見込みなどなく、売れなければいつかの時点で返済の不足分を市が一般財源から肩がわりすると考えていたと言っているようなものであります。  市民の皆さんには心配はかけない、販売計画は無理なペースではない、商工会議所の協力も得ている、最終的には5億2,700万円の利益が出るという説明は、その場しのぎの説明であったとしか受け取れません。公金の支出をせざるを得なくなったことについて、前伊藤市長としての反省は一切見られません。こうした行政運営をすれば、市民の信頼も得られませんし、同じ失敗をすることになります。市民は、「伊藤市長は国からお金を持って帰って大きなことをするが、町内会の要望は何もしてくれない」と不満が出ていました。そうした町内会長の声を聞くこともなく、みずからの報酬と退職金を引き上げたのですから、町内会長を初め市民の信頼や信用をなくすことになったと言えます。桜が丘団地販売事業の反省があったら、みずからの報酬や退職金を引き上げることなどなかったと言えます。  また、今回の議会で職員を人事評価して賃金の差をつけると言われていますが、評価されなければならないのは行政運営であります。職員の評価より桜が丘団地販売事業の行政評価こそ行政に求められていると思います。  以上のことから、議案第31号、平成27年度府中市一般会計補正予算(第6号)について反対いたします。             〔16番議員 小川敏男君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 続いて、大本千香子君、賛成者。            〔14番議員 大本千香子君 登壇〕 ○14番議員(大本千香子君) では、平成27年度府中市一般会計補正予算(第6号)について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  今回の補正予算の多くは、年度末の不用額の調整等が主流でございます。その中で、先ほども紹介されておりましたけれども、大きなものとしては開発公社経営健全化補助金6,852万円、あるいは地域振興に要する経費として空き家活用事業や定住促進事業に5,267万円、また国保会計への繰出金として8,000万円強、こういったものが上げられると思います。  先ほども言われておりました開発公社経営健全化補助金としてのこの金額は、目標の22区画の販売で毎年の返済をしていく、この計画の中で昨年の販売が22区画に達しなかったので、その差額の部分を市として補填していく、こういった内容ではないかと思います。  桜が丘団地が失敗である、それを総括すれば問題が全て解決するような御指摘もございますけれども、課題としては、今あるこの桜が丘団地をどのようにして売っていくのか、これが課題ではないかと思います。現在、残り193区画となりました。社会情勢が非常に厳しい中で、この間、職員の方々が奮闘されて、さまざまな施策を組まれながらこの区画を売っていかれている努力に敬意を払いたいと思います。  また、議員の皆様方にも、販促に関してたびたびお願いをして御協力をいただいたところでございます。桜が丘団地は、この職員さんの頑張りの中で、市内の平地に多くの分譲地が造成されている中でも健闘していると考えております。市外からの移住者も多く、また子育て世代が多くを占める桜が丘団地は、今後、府中市の活性化の一翼を担う町にならなければならないと考えております。どのように売っていくのか、そのためには風評被害が立たないように、全員で桜が丘団地を売っていこうという姿勢が必要なのではないかと思います。  市が公社の返済に対して責任を持つのは、いわば当然でございます。そのための今回の補助金であると考えております。そのため、今回の補正予算については賛成をさせていただきたいと思います。以上です。            〔14番議員 大本千香子君 降壇〕 ○議長(小野申人君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第31号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(小野申人君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第32号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第32号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第33号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第33号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第34号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第34号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(小野申人君) これより議案第35号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第35号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 日程第38、請願第1号、情報格差の是正を求める請願について、総務文教委員長から会議規則第109条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  本請願については、総務文教委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(小野申人君) 起立少数であります。  よって、本請願については、閉会中の継続審査に付することは否決されました。  暫時休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時51分 休憩                午後0時2分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  この際、総務文教委員会に付託の請願第1号に審査期限をつけることについての件を日程に追加し、議題にいたしたいと思います。御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、総務文教委員会に付託の請願第1号に審査期限をつけることについての件を日程に追加し、議題とすることに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) お諮りいたします。  2月29日の本会議において総務文教委員会に付託し、審査中の請願第1号は、会議規則第43条第1項の規定により、3月15日午後4時までに審査を終えるよう期限をつけることにいたしたいと思います。これに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(小野申人君) 起立多数であります。  よって、2月29日の本会議において総務文教委員会に付託し、審査中の請願第1号は、会議規則第43条第1項の規定により、3月15日午後4時までに審査を終えるよう期限をつけることに決しました。  暫時休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後0時3分 休憩                午後1時44分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  この際、請願第1号、情報格差の是正を求める請願の件を日程に追加し、議題にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、請願第1号、情報格差の是正を求める請願の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。  請願第1号、情報格差の是正を求める請願の件を議題といたします。  本請願について、総務文教常任委員長の報告を求めます。  小原委員長。           〔総務文教常任委員長 小原操君 登壇〕 ○総務文教常任委員長(小原操君) 議長の御指名をいただきましたので、総務文教委員会に付託されました請願第1号「情報格差の是正を求める請願」の審査の概要と結果を御報告申し上げます。  初めに、3月8日の審査の経過を申し上げます。  まず紹介議員の説明を求めることを議決し、審査に入り、事務局から経過説明を受けた後、執行部の意見を聞き、紹介議員の説明を受けました。  執行部、紹介議員に対する質疑はなく、意見交換に入りました。意見交換の中では、6人の委員からそれぞれ意見が出されております。  まず、「2,000名以上の署名には住民の願いが結集されている。住民が何を望んでいるかといったことを基本に行政施策の優先順位が決定されなければならない。人口流出の食いとめ、雇用確保による産業振興の推進に情報通信網の整備が必要である。水道や道路と同じく、生活の基本的なインフラであり、優先順位も高いと考える。財源の問題もあるが、ぜひとも採択して整備を推進していくことが望ましい」といった意見。  また、別の委員から、「一般質問でも再三取り上げ、委員会でも調査研究を進めてきた。整備の必要性については行政も認識しているものと理解している。「他市町の状況を見てから」という答弁もよく聞くが、その論調でいけば、他市町に比べておくれている府中市では、当然取り組んでいかなければならない事業の一つである。見守り、買い物支援、遠く離れた子供との日常会話など、幅広い分野で利活用できるので、費用対効果も大きい。利便性に富んだ生活になれた若者にとっては、ふるさとに帰るに当たって情報通信網が整備されていないことが大きな支障になると考える。何かしらのレールには乗せてほしい」といった意見。  また、別の委員からは、「莫大な費用がかかるにしろ、コンパクトシティーを目指す上で情報通信網の整備の必要性は委員会としても認識しているし、地域格差の是正の必要性は理事者側も認めていると思う。経費が高くつくからできないということでは委員会としても納得できない。自己負担も含め、もっと詳細なアンケートをとる中で、本当に必要なものであるということであれば、今以上に真剣に考えなければならない。もう一度地元の方に意見を伺うことも必要なのではないか」という意見。  また、別の委員からは、「優先順位を調整してこの事業をやることについて、もっと検討していくべきではないか。補助制度も利用すれば、他の事業に大きな支障が出ることなく進めることができると考える」といった意見。  また、別の委員からは、「総合計画にもこのことが載っているが、具体的に明記されていないこともあり、請願という形で出てきたのではないか。地域の格差をなくしてほしいという気持ちは理解するし、我々もいろいろとお願いしてきた。とはいえ、市の課題も多くある中で、どういうふうに考えていくか。当初は何十億という経費がかかるという話もあったが、最近では財政的にも多少抑え目で実現可能ではないかという話も出ている。請願者の気持ちもわかるが、市に対して「ぜひやってくれ」と言うだけでなく、方法論や財政面について、議員としてもう少し責任を持って調査研究をする必要がある」といった意見。  また、別の委員から、「一般質問等でインフラ整備により行政サービスの充実、安否確認等ができるといったことも発言した。光ケーブルの整備ができないのであれば、代用となるものを検討することも必要である。情報通信の世界は日進月歩であり、光回線にかわるものが出るかもしれない。請願に書かれてあることについては委員会で提言もしており、市民の声と感じている。継続して検討していかなければならない問題である」といった意見が出されました。  審査を進める中で、「必要性はみんな認めているが、大きな予算を伴う。より早く実行できるよう、予算面も含めてさらに議論することが必要であり、閉会中の継続審査とされたい」旨の動議が提出され、この動議について諮ったところ、可否同数となり、委員長裁決の結果、閉会中の継続審査とすることを決定しました。このことについて議長に申し出ましたが、先ほど開かれた本会議で否決されましたので、本日、午後1時から改めて本委員会で審査いたしました。  本日の審査の中では、「短期間で非常に多くの署名が集まっている。市も委員会としても整備の必要性は認めている。」また、「課題が多い府中市ではあるが、情報インフラの整備は市にとって欠かせない政策である。」また、「後世にいい形で残せるよう採択することの重みを議員も十分に考える必要がある」といった趣旨の意見がありました。いずれの委員からも、「採択に反対するものではない」といった意見が出されました。  本請願に対する討論はなく、採決の結果、本請願は起立全員により採決することに決しました。  以上、まことに簡略ではありますが、総務文教委員会における審査の概要と結果を申し上げ、報告とさせていただきます。           〔総務文教常任委員長 小原操君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 休憩します。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後1時52分 休憩                午後1時52分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、委員長報告に対する質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより請願第1号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより請願第1号を採決いたします。  本請願に対する委員長の報告は採択であります。  本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(小野申人君) 起立多数であります。  よって、本請願は、委員長の報告のとおり採択されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 日程第39、意見書案第1号「奨学金制度の充実等を求める意見書の提出について」の件を議題といたします。  小川敏男君から提案理由の説明を求めます。  小川敏男君。             〔16番議員 小川敏男君 登壇〕 ○16番議員(小川敏男君) 意見書案第1号、奨学金制度の充実等を求める意見書の提出について。  地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、衆議院議長及び参議院議長に対し、「奨学金制度の充実等を求める意見書」を別紙のとおり提出する。  平成28年3月15日。府中市議会議長、小野申人様。提出者、府中市議会議員、大本千香子、小川敏男。  「奨学金制度の充実等を求める意見書」の提案理由を説明いたします。  日本政策金融公庫の調査によれば、高校入学から大学卒業まで、必要な教育費は1人880万円、地方から東京の大学に出てきて親から仕送りをしてもらうとなれば1人1,485万円、約1,500万円となり、2人の子供を行かせたら3,000万円かかることになります。家が1軒建つぐらいの負担ということであります。  世帯年収に占める在学費用の割合は、平均で17%、年収400万円未満の世帯では割合が40%、4割に達するということであります。昔は、家が貧乏でも優秀な子供は国立大学に行けばいいということになっていました。けれど、今、国立大学でも4年間で1人500万円以上の費用がかかり、しかも授業料は年々上がっています。結果、金持ちの子供しか教育が受けられないという教育格差が生まれてしまっています。  なぜこんなことになったかは、国が教育にお金を出さなくなったからであります。2012年、経済協力開発機構、OECD加盟国のGNPに占める公的教育支出の割合は、日本は3.5%で、比較可能な32カ国中、最下位でした。小学校、中学校は義務教育で、高校も年収がそれほど高くない世帯には授業料無償化制度があります。しかし、大学の費用は余りにも高く、金持ちしか行けないようになっています。それでも大学には行かせたいと思うのが親心であります。しかし、学費はどんどん上がっているのに親の収入はふえていないので、奨学金を借りることになります。  旧日本育英会の日本学生支援機構によれば、2012年度には奨学金を受給する大学生は52.5%と半数を超えています。学費の値上げで返済額も高額になっています。借り入れ総額が500万円以上の学生は、2010年度には7,431人でしたが、2014年度には2万2,341人に急増しています。もちろん奨学金を借りて学校を卒業し、正社員として就職できれば返済していけます。実際は非正規雇用の増加で、返済者の約5%、18万7,000人が返済を3カ月以上滞納しています。そんな中、債権回収会社、サービサーの取り立てが厳しく、昨年、奨学金283万円が返済できず、40歳の男性が自己破産するという事態まで起きています。  2001年当時の小泉首相は、所信表明で、百俵の米も食えばたちまちなくなるが、教育に充てればあすの1万、100万俵となるという米百俵の精神を高らかに掲げ、その年の流行語大賞にもなりました。ところが、米百俵どころか、国立大学の収入に占める国からの運営費交付金の割合を見ると、2001年当時の約50%が、2013年には34%まで削られ、金額は半分以下になっています。全ての若者により高度な学習機会を与えることは、結局のところ社会全体のためになります。ここまで貧困が深刻になると、問題を解決するためには貸与型の無利子枠を広げることだけでは到底追いつかず、給付制度が最も効果的であることから、「奨学金制度の充実等を求める意見書」を提出するものであります。御賛同いただきますよう、よろしくお願いいたします。             〔16番議員 小川敏男君 降壇〕 ○議長(小野申人君) これにて提案理由の説明を終結いたします。  休憩します。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後1時58分 休憩                午後1時59分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  これより意見書案第1号の質疑に入ります。
     ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、意見書案第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより意見書案第1号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第1号を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 日程第40、意見書案第2号「地方公会計整備促進に関する意見書の提出について」の件を議題といたします。  大本千香子君から提案理由の説明を求めます。  大本千香子君。            〔14番議員 大本千香子君 登壇〕 ○14番議員(大本千香子君) 意見書案第2号、地方公会計整備促進に関する意見書の提出について。  地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、衆議院議長及び参議院議長に対し、「地方公会計整備促進に関する意見書」を別紙のとおり提出する。  平成28年3月15日。府中市議会議長、小野申人様。提出者、府中市議会議員、加藤吉秀、小川敏男、大本千香子。  提案理由として、平成27年度から平成29年度の3年間で、全国統一的な財務書類作成を総務大臣通達で求められております。現場の自治体では、厳しい財政状況の中、整備を進めることになります。そのために、1、前提となる固定資産台帳の整備への財政措置を強めること。2、公認会計士等の専門家の派遣により相談体制の強化を図ること。3、複式簿記等の知識も必要であり、自治体職員の研修や財務諸表活用のための議員研修の充実を図ること。以上を国に求めるものです。  詳細は案文のとおりでございます。全員の皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。            〔14番議員 大本千香子君 降壇〕 ○議長(小野申人君) これにて提案理由の説明を終結いたします。  休憩します。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後2時1分 休憩                午後2時1分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  これより意見書案第2号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第2号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、意見書案第2号については、委員会の付託を省略することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより意見書案第2号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第2号を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 日程第41、意見書案第3号「軽減税率の円滑な導入に向け事業者支援の強化等を求める意見書の提出について」の件を議題といたします。  大本千香子君から提案理由の説明を求めます。  大本千香子君。            〔14番議員 大本千香子君 登壇〕 ○14番議員(大本千香子君) 意見書案第3号、軽減税率の円滑な導入に向け事業者支援の強化等を求める意見書の提出について。  地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、財務大臣、経済産業大臣、衆議院議長及び参議院議長に対し、「軽減税率の円滑な導入に向け事業者支援の強化等を求める意見書」を別紙のとおり提出する。  平成28年3月15日。府中市議会議長、小野申人様。提出者、府中市議会議員、加藤吉秀、大本千香子。  提案理由として、来年4月より消費税が10%に引き上げられると同時に、我が国初めてとなる軽減税率の導入がスタートいたします。これに伴い、スムーズな導入のために事業者の事務負担の軽減や支援体制の強化のため、1、中・小規模事業者へのレジ導入費支援の財源確保と支援強化。2、電子受注システム事業者へのシステム改修費への支援強化。3、地域の中小企業団体等と連携し、講習会の開催や相談窓口の設置等を国に求めるものです。  詳細は案文のとおりでございます。全員の皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。            〔14番議員 大本千香子君 降壇〕 ○議長(小野申人君) これにて提案理由の説明を終結いたします。  休憩します。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後2時4分 休憩                午後2時5分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  これより意見書案第3号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第3号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、意見書案第3号については、委員会の付託を省略することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより意見書案第3号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  楢﨑征途君、反対者。             〔7番議員 楢﨑征途君 登壇〕 ○7番議員(楢﨑征途君) 平成元年に導入された消費税は、ことしで27年目になります。3%から始まり、5%、8%、そして来年度からは10%に値上げされることが決まっております。消費税は社会福祉のためにと導入されましたが、福祉予算は、自然増収も含め、毎年削減され、年間3,000億円から5,000億円も削減されることにもなりました。福祉予算を削減する中で、防衛費予算は上がる一方で、5兆円を超えています。さきの国会で安全保障関連法が可決され、集団的自衛権を行使することが認められ、海外で戦争することができるようになりました。そして、中小業者は、消費税増税分を商品に上乗せすることができず、身銭を切って対応しております。これ以上消費税を値上げされると商売が成り立たず、廃業、倒産に追い込まれます。軽減税率が導入されると、複数税率に対応するシステムを導入、整備しなくてはなりません。ますます営業が厳しくなります。消費税率を上げるのではなく、下げる方向に向かうべきです。軽減税率の円滑な導入では、事業者支援にはなりません。この意見書には反対します。             〔7番議員 楢﨑征途君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 続いて、土井基司君、反対者。             〔8番議員 土井基司君 登壇〕 ○8番議員(土井基司君) 意見書第3号について、反対の立場で討論させていただきます。  そもそも軽減税率という今回の問題が本格的な議論になったのは、民主党と自民党と公明党の3党が合意しました税と社会保障の一体改革に伴う消費税の引き上げに関して、低所得者層への配慮、消費税が持つ逆進性への対策として低所得者層への配慮ということで、総合合算制度、給付つき税額控除制度、軽減税率の3つの方法が上げられたところからであります。  EU諸国などでは、軽減税率を既に導入しているところも少なからずあるようですが、その低所得者層への緩和効果の低さと非効率性というのが国会でも問題になっているところであります。それにかわるものとして、給付つきの税額控除制度というほうがふさわしいのではないかという議論になっているところであります。  給付つきの税額控除に比べて、軽減税率で効果を上げようと考えますと、税収減という幅が大きく、また、実際の投入される額という面に着目してみましても、所得の低い層よりも富裕層に軽減額が多くなるということが指摘されております。結果的には予算が、所得の低い層ではなく、富裕層に多く配分されるということになります。多額の税収減によって社会保障に振り分けられる財源も減り、3党合意で想定していなかった法人税の大幅減税と相まって、子育て支援策にも支障が出ることが危惧されているところであります。  法人税を課税される企業というのは一定程度の規模以上の事業所がほとんどでありまして、多額の内部留保金をため込んでいる一方で、赤字の中小零細事業所は減税の恩恵を受けません。その上で、法人税を下げ過ぎた税収減を補うために、標準外形課税によって赤字の事業所にも課税する動きすらあります。さらに、軽減税率に関連してインボイス制が導入されると、中小零細事業所の負担というのは非常に大きくなります。  大企業を過度に優遇する税制によって、税と社会保障の一体改革の合意の精神が実質的にほごにされている中での消費税の再値上げ、さらには格差を拡大させることにつながり、ましてや軽減税率は、それをさらに助長するものであり、容認することができません。景気動向を理由に消費税の引き上げを再び延長する気配も出てきていますが、税と社会保障の一体改革の合意の精神に立ち返り、消費税値上げの是非と社会保障の財源、格差是正について広い立場での意見の集約が今こそ求められているのではないかというふうに考えます。したがって、消費税率の再引き上げと軽減税率導入を前提とするこの意見書については反対いたします。以上です。             〔8番議員 土井基司君 降壇〕 ○議長(小野申人君) これにて討論を終結いたします。  これより意見書案第3号を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(小野申人君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 日程第42、意見書案第4号「夜間中学の整備と拡充を求める意見書の提出について」の件を議題といたします。  大本千香子君から提案理由の説明を求めます。
     大本千香子君。            〔14番議員 大本千香子君 登壇〕 ○14番議員(大本千香子君) 意見書案第4号、夜間中学の整備と拡充を求める意見書の提出について。  地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、文部科学大臣、衆議院議長及び参議院議長に対し、「夜間中学の整備と拡充を求める意見書」を別紙のとおり提出する。  平成28年3月15日。府中市議会議長、小野申人様。提出者、府中市議会議員、小川敏男、大本千香子。  提案理由として、全国夜間中学校研究会の推計では、15歳を過ぎて義務教育を修了していない者は百数十万人に上るとされています。外国籍の人も多く、不登校の子供たちも多くいます。夜間中学は全国で31校しかなく、さまざまな環境の中で学びたいと希望する人々に十分な義務教育の場が提供されているとは言えません。そのため、1、年齢、国籍、居住地に関係なく、希望する誰もが学べる夜間中学を全都道府県に設置すること。2、夜間中学での日本語教育のため、教員の加配や財政支援を行うこと。3、夜間中学の情報を入手しやすいような広報や低所得者への授業料減免などを検討すること。以上を国に対して強く求めるものでございます。  詳細は案文のとおりでございます。全員の皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。            〔14番議員 大本千香子君 降壇〕 ○議長(小野申人君) これにて提案理由の説明を終結いたします。  休憩します。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後2時14分 休憩                午後2時14分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  これより意見書案第4号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第4号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、意見書案第4号については、委員会の付託を省略することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより意見書案第4号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第4号を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 以上で今期定例会の会議に付議された事件は全て議了いたしました。  休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後2時15分 休憩                午後2時18分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  これにて平成28年第1回府中市議会定例会を閉会いたします。                午後2時18分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     平成  年  月  日        府中市議会 議  長        府中市議会 議  員        府中市議会 議  員...