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  1. 府中市議会 2015-09-02
    平成27年第4回定例会(9月 2日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    平成27年第4回定例会(9月 2日)             平成27年第4回府中市議会定例会会議録  平成27年9月2日午前10時2分、府中市議会定例会を本市議事堂において開会した。 1 出席議員      1番  小野申人       2番  加納孝彦      3番  山口康治       4番  本谷宏行      5番  三藤 毅       6番  加島広宣      7番  楢﨑征途       8番  土井基司      9番  田邉 稔       10番  髙山詳次      11番  居神光男       12番  橘髙尚裕      13番  小原 操       14番  大本千香子      15番  水田 豊       16番  小川敏男      17番  加藤吉秀       18番  丸山茂美      19番  瀬川恭志       20番  棗田澄子 1 欠席議員   なし 1 説明のため出席した者   市長          戸成義則   副市長           船尾恭司   教育長         平谷昭彦   総務部長          石川裕洋   健康福祉部長      九十九浩司  まちづくり部長       橘髙参吉
      教育部長        粟根誠司   人事秘書課長        大和庄二郎   総務課長        小寺俊昭   企画財政課長        切原秀隆   健康政策室長      浅野昌樹   会計課長          近藤静夫   教委総務課長      河本幹男 1 事務局及び書記   局長          武田英三   議事係長          内海敏雅   主任          谷本育子 1 議事日程   日程第1 会期の決定について   日程第2 会議録署名議員の指名   日程第3 諸般の報告について   日程第4 議案第59号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて   日程第5 議案第60号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて   日程第6 議案第61号 財産区管理委員の選任の同意について   日程第7 議案第62号 府中市民病院改築工事請負契約の変更について   日程第8 議案第63号 市道路線の認定について   日程第9 議案第64号 府中市行政手続における特定の個人を識別するための番号の              利用等に関する条例の制定について   日程第10 議案第65号 府中市多機能拠点施設設置及び管理条例の制定について   日程第11 議案第66号 府中市上水下水道料金審議会設置条例の制定について   日程第12 議案第67号 府中市職員に対する退職手当に関する条例等の一部改正につ              いて   日程第13 議案第68号 府中市個人情報保護条例の一部改正について   日程第14 議案第69号 府中市手数料条例の一部改正について   日程第15 議案第70号 平成26年度府中市一般会計歳入歳出決算認定について   日程第16 議案第71号 平成26年度府中市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に              ついて   日程第17 議案第72号 平成26年度府中市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定              について   日程第18 議案第73号 平成26年度府中市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい              て   日程第19 議案第74号 平成26年度府中市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定              について   日程第20 議案第75号 平成26年度府中市病院事業債管理特別会計歳入歳出決算認定              について   日程第21 議案第76号 平成26年度府中市水道事業会計利益の処分及び決算の認定に              ついて   日程第22 議案第77号 平成26年度府中市病院事業会計利益の処分及び決算の認定に              ついて   日程第23 議案第78号 平成27年度府中市一般会計補正予算(第3号)について   日程第24 議案第79号 平成27年度府中市介護保険特別会計補正予算(第1号)につ              いて   日程第25 議案第80号 平成27年度府中市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1              号)について   日程第26 議案第81号 平成27年度府中市水道事業会計補正予算(第1号)について   日程第27 報告第12号 地方独立行政法人府中市病院機構の業務実績に関する評価結              果について   日程第28 報告第13号 地方独立行政法人府中市病院機構の経営状況について   日程第29 報告第14号 専決処分の報告について   日程第30 報告第15号 専決処分の報告について 1 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時2分 開会・開議 ○議長(小野申人君) これより平成27年第4回府中市議会定例会を開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元に配付しております議事日程表により進めたいと思います。  休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時2分 休憩                午前10時6分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  日程第1、会期の決定についての件を議題といたします。  今期定例会の会期は、本日から9月17日までの16日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は16日間と決定いたしました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において、居神光男君及び楢﨑征途君を指名いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 日程第3、諸般の報告についての件を議題といたします。  議員派遣について、会議規則第164条の規定により、お手元に配付のとおり決定したことを御報告いたします。  また、4月30日付で議員派遣を決定した議員から派遣結果の報告がありましたので、お手元に配付の報告書のとおり、御報告いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) この際、日程第4、議案第59号「人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて」から、日程第30、報告第15号「専決処分の報告について」までを一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  石川総務部長。             〔総務部長 石川裕洋君 登壇〕 ○総務部長(石川裕洋君) おはようございます。  それでは、早速でございますが、平成27年第4回府中市議会定例会に提案しております議案第59号から81号まで、報告第12号から15号までを、お手元の議案集、報告集により、順次説明させていただきます。  議案第59号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて。  法務大臣に対し、次の者を人権擁護委員候補者として推薦することについて、人権擁護委員法の規定により、市議会の意見を求めるものでございます。  候補者のお名前ですが、橘高祐一。住所、府中市土生町1525番地11。生年月日、昭和29年12月3日。橘高さんは新任で、任期は平成28年1月1日からの3年間でございます。  議案第60号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて。  これは議案第59号と同様の案件であり、提案理由、任期も同じでございますので、候補者の紹介のみとさせていただきます。  お名前ですが、竹下清子。住所、府中市府川町447番地4。生年月日、昭和19年5月23日。竹下さんは再任でございます。  議案第61号、財産区管理委員の選任の同意について。  府中市本山町財産区ほか17財産区の管理委員の任期が平成27年9月25日で満了するため、各財産区に係る管理委員の選任について、市議会の同意を求めるものでございます。合計18財産区61名の委員の選任の同意となります。  財産区名、委員の氏名、住所、生年月日は、議案集に掲載しておりますので、御確認ください。任期はいずれも平成27年9月26日から4年間でございます。  議案第62号、府中市民病院改築工事請負契約の変更について。  平成26年5月16日に議案第39号により議決をいただいた府中市民病院改築工事請負契約の契約金額を、42億4,440万円から42億8,773万1,760円に変更することについて、市議会の議決を求めるものでございます。  病院内に設置する食育拠点施設の設計が完了したことによる整備工事費の追加と、旧建築物等の基礎と思われるコンクリート構造物の存在が判明し、撤去作業及び地盤改良工事を行うための費用の追加により、契約金額を変更するものでございます。  議案第63号、市道路線の認定について。  道路法の規定により、市議会の議決を求めるものでございます。  本山56号線から本山62号線まで、及び中須57号線の計8路線でございます。別冊の参考資料集に位置図と路線調書を添付しておりますので、御参照をお願いいたします。  議案第64号、府中市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の制定について。  いわゆる番号法の規定にある個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関し、必要な事項を定めるものでございます。1つは、番号法に定められた事務以外で市が独自利用する特定個人情報を規定すること、もう一つは、番号法に定められた事務で市長から教育委員会または教育委員会から市長へ提供される特定個人情報を規定することでございます。施行期日は平成28年1月1日でございます。
     議案第65号、府中市多機能拠点施設設置及び管理条例の制定について。  この施設は道の駅として登録を目指している施設で、道路利用者の休憩場所として、地域情報の発信及び地域の特産品の販売等を通じ、市民等の交流の促進や産業の振興を図るためのものでございます。施設管理につきましては、指定管理者を予定しております。施行期日は、供用開始の準備が整い次第、施行することにしております。  議案第66号、府中市上水下水道料金審議会設置条例の制定について。  水道料金及び下水道使用料に関する事項について広く意見を求めるため、審議会を設置するものでございます。施行期日は公布の日としております。  議案第67号、府中市職員に対する退職手当に関する条例等の一部改正について。  「被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律」が平成27年10月1日に施行されることに伴い、府中市職員に対する退職手当に関する条例、府中市消防団員等公務災害補償条例、府中市の議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例、府中市職員の再任用に関する条例のそれぞれ一部を改正するもので、主には、共済年金が厚生年金に統一されることに伴い、条例中の該当箇所を改正するものでございます。施行期日は平成27年10月1日でございます。  議案第68号、府中市個人情報保護条例の一部改正について。  いわゆる番号法の施行に伴い、個人情報保護制度の見直しを行うとともに、特定個人情報の取り扱いについて、府中市個人情報保護条例に必要な規定を設けるものでございます。  主な内容ですが、制度の見直しとして、1、非開示情報について、より具体的に規定しております。2、開示や訂正等の請求があった個人情報に他の実施機関から提供されたものがあった場合、他の実施機関に対し、事案を移送することができる規定を追加しております。3、開示請求のあった情報に第三者の情報が含まれる場合、当該第三者に対し、意見書を提出する機会を与える規定を追加しております。4、開示請求のあった個人情報に不開示情報が含まれる場合、これらの個人情報に係る部分を容易に、かつ開示の趣旨を損なわない程度に区分して除くことができるときは、請求者に対し、当該部分を除いて開示する部分開示の規定を明確化しております。5、個人情報の存在の有無を答えることで不開示情報を開示することとなるときは、請求を拒否できる規定を明確化しております。  また、番号法の施行に伴うものとして、用語の定義、特定個人情報の利用の制限の規定、特定個人情報に係る利用停止の請求の規定を追加しております。  施行期日は、見直し部分を公布の日とし、番号法の施行に伴うものは、番号の通知に係るものが平成27年10月5日、利用開始に合わせるものが平成28年1月1日、ネットワークの運用開始に係るものは番号法附則第1条第5号の規定の施行日としております。  議案第69号、府中市手数料条例の一部改正について。  いわゆる番号法の施行及び住民基本台帳法の改正に伴い、所要の整備を行うもので、番号法に規定する通知カードの再交付手数料を規定することと、住民基本台帳カードの交付手数料及び再交付手数料の廃止並びに番号法に規定する個人番号カードの再交付手数料を規定するものです。施行期日は、通知カードに関するものは平成27年10月5日、それ以外は平成28年1月1日でございます。  なお、参考資料といたしまして、議案第67号から69号までの、条例の改正に係る議案の新旧対照表を掲載しておりますので、御参照ください。  続きまして、決算議案の説明に移らせていただきます。別冊の「平成26年度府中市歳入歳出決算書」で御説明申し上げます。  議案第70号、平成26年度府中市一般会計歳入歳出決算認定について。  268ページ。府中市一般会計実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は207億8,264万円、歳出総額は200億6,729万1,000円、歳入歳出差引額は7億1,534万9,000円、翌年度へ繰り越すべき財源は2億7,856万8,000円、実質収支額は4億3,678万1,000円でございます。このうち2億1,900万円を、地方自治法第233条の2の規定により、財政調整基金に積み立てるものでございます。  それでは、歳入の主な項目について、収入済額、いわゆる決算額で御説明いたします。  1款市税は52億7,745万4,421円で、市税のうち1項市民税は、前年度に比べ約9,900万円の増となっております。これは、法人市民税が約1億800万円の増となったためでございます。  9款地方交付税は63億740万1,000円で、前年度に比べ2億1,488万4,000円の増となっております。内訳ですが、普通交付税が54億4,197万8,000円、特別交付税が8億6,542万3,000円でございます。  13款国庫支出金は31億8,597万3,675円で、前年度に比べ約5億400万円の増となっております。これは、臨時福祉給付金給付事業費補助金社会資本整備総合交付金地域住民生活等緊急支援のための交付金などを含む国庫補助金が増加したためでございます。  14款県支出金は11億7,882万813円で、前年度に比べ約2億1,500万円の減となっております。これは、安心こども基金事業補助金地域医療再生計画基金事業補助金保育緊急確保事業補助金などを含む県補助金が減少したためでございます。  20款市債は21億350万円で、前年度に比べ3億7,110万円の増となっております。これは、市民病院改築事業に充当した過疎対策事業債の増加などが要因となっております。  歳入合計は207億8,263万9,850円でございます。  続きまして、歳出の主な項目について、支出済額で御説明いたします。  2款総務費は19億3,123万1,022円で、前年度に比べ約3億3,200万円の減となっております。これは、前年度、庁舎耐震補強工事などがあったためでございます。  3款民生費は65億6,598万5,881円で、前年度に比べ約4億9,100万円の増となっております。これは、国民健康保険特別会計繰出金障害者自立支援給付費児童発達支援給付費補助金の収入超過分の返還金、臨時福祉給付金などにより増加したためでございます。  4款衛生費は30億4,788万1,005円で、前年度に比べ約9億900万円の増となっております。これは、府中市民病院改築工事などにより増加したためでございます。  8款土木費は23億4,361万5,235円で、前年度に比べ約1億3,000万円の増となっております。これは、土地再生整備事業などにより増加したためでございます。  10款教育費は15億5,695万2,358円で、前年度に比べ約1億8,800万円の減となっております。これは、小学校校舎耐震工事が平成25年度で完了したことなどによるものでございます。  12款公債費は28億3,857万489円でございます。  歳出合計は200億6,729万985円で、前年度に比べ約8億6,600万円の増でございます。  地方債の状況につきましては、別に添付しております平成26年度決算資料を御参照ください。  議案第71号、平成26年度府中市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。  300ページ。府中市国民健康保険特別会計実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は43億8,299万6,000円、歳出総額は43億5,319万4,000円、歳入歳出差引額は2,980万2,000円、実質収支額も同額でございます。  それでは、歳入、歳出の内訳について、主なものを御説明いたします。  まず歳入ですが、1款国民健康保険税は8億6,714万9,859円、2款国庫支出金は8億6,604万9,408円、4款療養給付費交付金は3億5,051万6,515円、5款前期高齢者交付金は12億8,445万700円、6款共同事業交付金は4億1,383万2,932円、8款繰入金は3億6,308万2,072円で、収入済額の合計は43億8,299万5,940円でございます。  次に歳出ですが、2款保険給付費は29億7,010万4,272円、3款後期高齢者支援金等は5億1,821万8,614円、6款介護納付費は2億428万1,613円、7款共同事業拠出金は4億6,306万593円で、支出済額の合計は43億5,319万4,105円でございます。  歳入歳出差引残額は2,980万1,835円でございます。  議案第72号、平成26年度府中市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について。  320ページ。府中市公共下水道事業特別会計実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は13億2,820万円、歳出総額は13億2,810万7,000円、歳入歳出差引額は9万3,000円、翌年度へ繰り越すべき財源といたしまして、繰越明許費繰越額が9万3,000円でございます。実質収支額はゼロでございます。  それでは、歳入、歳出の内訳について、主なものを御説明いたします。  まず歳入ですが、2款使用料及び手数料は1億5,385万9,793円、3款国庫支出金は1億5,423万2,000円、5款繰入金は5億1,824万3,591円、7款市債は4億7,270万円で、収入済額の合計は13億2,819万9,784円でございます。  次に歳出ですが、2款下水道事業費は3億7,266万8,562円、3款公債費は8億6,266万3,176円で、支出済額の合計は13億2,810万6,590円でございます。  歳入歳出差引残額は9万3,194円でございます。  議案第73号、平成26年度府中市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。  介護保険事業地域支援事業保険事業勘定地域包括支援センター指定介護予防支援事業所として運営する事業をサービス事業勘定とし、経理を分けております。  348ページ。府中市介護保険(保険事業勘定特別会計実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は50億764万5,000円、歳出総額は49億3,276万円、歳入歳出差引額は7,488万5,000円、実質収支額も同額でございます。  それでは、歳入、歳出の内訳について、主なものを御説明いたします。  まず歳入ですが、1款保険料は9億8,776万900円、2款国庫支出金は12億2,223万242円、3款支払基金交付金は13億6,713万9,531円、4款県支出金は7億351万9,919円、6款繰入金は7億2,148万199円で、収入済額の合計は50億764万5,290円でございます。  次に歳出ですが、2款保険給付費が46億4,526万8,074円で、支出済額の合計は49億3,275万9,681円でございます。  歳入歳出差引残額は7,488万5,609円でございます。  358ページ。府中市介護保険(介護サービス事業勘定特別会計実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は4,610万円、歳出総額は3,580万5,000円、歳入歳出差引額は1,029万5,000円、実質収支額も同額でございます。  それでは、歳入、歳出の内訳について御説明いたします。  まず歳入ですが、1款サービス収入は3,840万2,940円、3款繰越金は769万7,439円で、収入済額の合計は4,610万379円でございます。  次に歳出ですが、歳出は1款事業費のみでして、3,580万4,704円でございます。  歳入歳出差引残額は1,029万5,675円でございます。  議案第74号、平成26年度府中市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。  372ページ。府中市後期高齢者医療特別会計実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は6億2,583万7,000円、歳出総額は6億2,419万9,000円、歳入歳出差引額は163万8,000円、実質収支額も同額でございます。  それでは、歳入、歳出の内訳について、主なものを御説明いたします。  まず歳入ですが、1款後期高齢者医療保険料は4億4,773万5,410円、7款繰入金は1億7,466万9,765円で、収入済額の合計は6億2,583万7,139円でございます。  次に歳出ですが、2款後期高齢者医療広域連合納付金は5億9,882万4,212円で、支出済額の合計は6億2,419万8,903円でございます。  歳入歳出差引残額は163万8,236円でございます。  議案第75号、平成26年度府中市病院事業債管理特別会計歳入歳出決算認定について。  382ページ。府中市病院事業債管理特別会計実質収支に関する調書でございます。  歳入総額は2億2,189万9,000円、歳出総額は2億2,189万9,000円、歳入歳出差引額はゼロ円、実質収支額も同額でございます。  それでは、歳入、歳出の内訳について御説明いたします。  まず歳入ですが、1款諸収入は1億6,109万9,181円、2款市債は6,080万円で、収入済額の合計は2億2,189万9,181円でございます。  次に歳出ですが、1款公債費は1億6,109万9,181円、2款病院事業資金は6,080万円で、支出済額の合計は2億2,189万9,181円でございます。  歳入歳出差引残額はゼロ円でございます。  続きまして、別冊の「平成26年度府中市水道事業会計決算書」をお開きください。  議案第76号、平成26年度府中市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について。  2ページ。平成26年度府中市水道事業決算報告書でございます。  まず、収益的収入及び支出でございますが、決算額のみ申し上げます。収入は、第1款上水道事業収益が5億2,224万7,803円、第2款簡易水道事業収益が1億330万8,087円。支出は、第1款上水道事業費用が5億828万2,504円、第2款簡易水道事業費用が9,980万336円でございます。  次に、資本的収入及び支出でございますが、こちらも決算額のみ申し上げます。収入は、第1款上水道事業資本的収入が2億3,378万4,770円、第2款簡易水道事業資本的収入が2,790万2,711円。支出は、第1款上水道事業資本的支出が3億1,646万7,689円、第2款簡易水道事業資本的支出が5,335万1,122円でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億813万1,330円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,594万6,687円、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金9,218万4,643円で補填いたしております。  4ページから12ページにかけまして損益計算書、貸借対照表、剰余金計算書、剰余金処分計算書(案)を掲げておりますので、御参照ください。  13ページ。平成26年度府中市水道事業報告書でございます。  概況のうち、総括事項につきましては、後ほどごらんいただきたいと思います。  給水状況でございますが、年間有収水量は、上水道事業では前年度に比べ5万1,562立方メートルの減少、簡易水道事業では6,589立方メートルの減少となりました。給水量の状況につきましては、16ページに業務量及び用途別給水量を掲載しておりますので、ごらんください。  次に、建設改良事業の状況でございますが、建設改良事業は総額2億1,105万951円の支出となりました。これは、主として、配水管改良事業に1億367万6,676円、施設改良事業に8,826万6,288円などの支出によるものです。これにより、給水区域内の管路総延長は251.97キロメートルとなっております。工事内容につきましては、15ページに建設工事・改良工事の概要を掲載しておりますので、御参照ください。  次に、財政状況でございますが、地方公営企業の独立採算制の趣旨に沿った運営に努力してまいりました。収益的収支においては、上水道事業と簡易水道事業を合わせた総収入額は5億8,452万2,846円、総支出額は5億9,710万5,382円となり、差し引き1,258万2,536円の純損失を計上しております。純損失が生じた理由は、地方公営企業会計基準の見直しに伴う、退職給付引当金額に要した特別損失5,246万7,166円の影響によるものです。この詳細ですが、17ページの事業収入に関する事項には、上水道、簡易水道別に前年度比較も掲げておりますので、御参照ください。なお、供給単価は193円86銭でございます。また、18ページに事業費用に関する事項を掲載しております。給水原価は232円76銭でございます。  資本的収支においては、上水道事業と簡易水道事業を合わせた総収入額は2億6,168万7,481円、総支出額は3億6,981万8,811円となり、差し引き1億813万1,330円の不足を生じておりますが、先ほど御説明したとおり、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金等で補填しております。  そのほか、20ページ以降には、企業債及び一時借入金の概況、収益費用明細書、資本的収支明細書など関係書類をつけておりますので、それぞれ御参照ください。  続きまして、別冊の「平成26年度府中市病院事業会計決算書」をお開きください。  議案第77号、平成26年度府中市病院事業会計利益の処分及び決算の認定について。  1ページ。湯が丘病院の決算の状況でございますが、決算額で御説明いたします。  まず、収益的収入及び支出でございますが、収入総額は13億5,929万4,679円、支出総額は18億8,646万3,389円で、差し引き5億2,716万8,710円の赤字となりました。なお、この赤字は、平成26年度から地方公営企業会計制度が新会計基準に改正された影響によるものでございます。  次に、資本的収入及び支出でございますが、収入総額は4,106万4,000円、支出総額は6,603万5,582円で、差し引き2,497万1,582円の赤字となり、不足分は過年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。  次のページ以降は消費税抜きの金額となっております。3ページには、損益計算書を掲載しております。制度改正による影響額は特別利益と特別損失に計上されていますので、この影響額を除いた平成26年度の経常利益は2,330万145円の黒字でございます。なお、制度改正の影響によるものとしては、特別利益では修繕引当金の取り扱いが変更されたため、修繕引当金2,900万円を取り崩し、特別損失では主に病院事業全職員分の退職給付引当金の計上が義務づけられたため、退職給付引当金等として5億7,969万5,533円を計上しております。この退職給付引当金の計上は現金の支出を伴わないものであるため、病院事業の経営に影響が生じるものではございません。  5ページには剰余金計算書を掲げております。制度改正により、平成26年度から借入資本金は負債に計上し、資本剰余金は繰延収益に計上することになりました。未処分利益剰余金は、制度改正による影響により、平成26年度分がマイナス5億2,739万5,388円のため、差し引き2億9,456万2,708円の赤字となりました。  7ページ以降には、剰余金処分計算書(案)、貸借対照表を掲げておりますので、御一読ください。  11ページ。平成26年度府中市病院事業報告書でございます。  1、概況のうち、総括事項につきましては、後ほどごらんいただきたいと思います。  利用者の状況でございますが、前年度に比べ、延べ入院患者数は3,732人の減少、延べ外来患者数は1,221人の減少となっております。
     続いて、収益的収支の状況と資本的収支の状況を記載しております。  制度改正された新会計基準の概要ですが、改正の目的は、民間企業や地方独立行政法人の会計基準との整合性を図るものであり、改正の具体的な内容と影響額について記載しております。  また、議会議決事項、行政官庁認可・協議事項、職員に関する事項を掲げております。  2、工事につきましては、平成26年度は実施しておりません。  3、業務では、業務量に関する事項を、また事業収益に関する事項と事業費用に関する事項については、それぞれ消費税抜きの額を記載しております。  4、会計では、重要契約の要旨、企業債及び一時借入金の概況、議会の議決を経なければ流用できない経費の決算額、他会計補助金などの使途の特定について記載しております。  そのほか、16ページ以降には、キャッシュ・フロー計算書、収益費用明細書、資本的収支明細書等を掲げておりますので、御参照ください。  以上、簡単ではございますが、決算関係議案の説明を終わらせていただきます。  なお、それぞれの決算認定につきましては、監査委員からの審査意見書が提出されておりますので、あわせて御参照をお願いいたします。  続きまして、健全化判断比率及び資金不足比率について御報告いたします。「平成26年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率報告書」をごらんください。  1ページ。平成26年度健全化判断比率報告書でございます。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、健全化判断比率を報告いたします。  まず、比率の概要でございますが、これは、財政健全化の取り組みが必要となる基準を示したものでございます。  総括表では、実質赤字比率と連結実質赤字比率について「-」を記載しております。これは、それぞれ実質赤字が生じていないということでございます。実質公債費比率は12%で、前年度の13.1%と比較いたしますと1.1ポイント改善しております。将来負担比率は110.7%で、前年度の115.2%と比較いたしますと4.5ポイント改善しております。したがいまして、早期健全化基準、財政再建基準のいずれも超えていないということとなります。  続きまして、4ページ。平成26年度資金不足比率報告書でございます。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、資金不足比率を報告いたします。  水道事業会計、病院事業会計、公共下水道事業特別会計とも資金不足は生じていませんので、総括表では、資金不足比率は「-」を記載しております。  以上、平成26年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告を終わらせていただきます。  続きまして、補正予算の説明に移らせていただきます。  別冊の「府中市補正予算書並びに予算に関する説明書 議案第78号 一般会計(第3号)」をお開きください。  議案第78号、平成27年度府中市一般会計補正予算(第3号)について。  1ページ。第1条、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5億9,984万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ237億8,539万7,000円とする。  2ページ。第1表、歳入歳出予算補正でございます。  まず、歳入の主なものを御説明いたします。  9款地方交付税は、1項地方交付税を4億8,900万2,000円増額補正するものでございます。17款繰入金は、2項基金繰入金を1億7,879万7,000円減額補正するものでございます。18款繰入金は、1項繰越金を2億1,778万円増額補正するものでございます。  歳入合計は、補正前の額が231億8,555万6,000円、補正額が5億9,984万1,000円、計として237億8,539万7,000円でございます。  続いて、歳出の主なものを御説明いたします。  2款総務費は、1項総務管理費を1,483万6,000円増額補正するものでございます。3款民生費は、1項社会福祉費を1,151万8,000円増額補正するものでございます。4款衛生費は、1項保健衛生費を1,041万1,000円増額補正するものでございます。8款土木費は、2項道路橋梁費を1,615万7,000円、5項都市計画費を1,623万円、それぞれ増額補正するものでございます。10款教育費は、1項教育総務費を2,208万9,000円増額補正するものでございます。13款諸支出金は、1項基金費を4億7,921万1,000円増額補正するものでございます。  歳出合計は、補正前の額が231億8,555万6,000円、補正額が5億9,984万1,000円、計として237億8,539万7,000円でございます。  5ページ。第2表、繰越明許費でございます。  8款土木費、5項都市計画費で、都市再生整備事業に要する経費のうち、道の駅の建設に係る工事について、ことし12月に契約を締結し着工する予定で、工期を十分確保するため、工事請負費を繰り越すものでございます。  6ページ。第3表、地方債補正でございます。  変更として、それぞれ起債の目的、限度額、起債の方法、利率等を掲げておりますが、17ページから18ページに細目を掲げておりますので、そちらを御参照ください。  8ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書の、総括は省略させていただきます。  11ページ。歳入の主なものを御説明いたします。  9款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税は、普通交付税の交付決定により、4億8,900万2,000円を増額補正するものでございます。  14款県支出金、2項県補助金、2目民生費補助金は、補助制度の変更により、介護基盤緊急整備等基金補助金を1,000万円減額し、新たに地域医療介護総合確保事業補助金を3,194万円計上し、総じて2,194万円を増額補正するものでございます。  15款財産収入、2項財産売払収入、1目不動産売払収入は、桜が丘三丁目の定期借地売却額4,395万1,000円を増額補正するものでございます。  17款繰入金、2項基本繰入金、1目財政調整基金繰入金は、1億7,879万7,000円を減額補正するものでございます。  18款繰越金、1項繰越金、1目繰越金は、2億1,778万円を増額補正するものでございます。  19ページ。歳出の主なものを御説明いたします。  2款総務費、1項総務管理費、6目企画費は、ものづくり人材確保のための空き家活用事業で1,000万円を増額補正するものでございます。  3款民生費、1項社会福祉費、4目老人福祉費は、地域密着型サービス拠点整備補助金の補助上限額が変更されたため、追加分を194万円、介護保険システム改修に係る介護保険特別会計への繰出金を957万8,000円それぞれ増額し、総じて1,151万8,000円増額補正するものでございます。  7款商工費、1項商工費、2目商工業振興費は、本日、新聞報道にもありました府中商工会議所への平成26年度事業の補助金の未払い分に係る費用を補正しております。なお、今後このようなことが起こらないよう、再発防止に努めたいと思っております。  8款土木費、5項都市計画費、1目都市計画総務費は、桜が丘団地の販売促進を図るため、モデル住宅の建設などに要する経費1,546万円を増額補正するものでございます。  10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費は、教育センターの駐車場を確保するため、既存建物解体や電源供給設備の移設、また、来客用トイレの改修などに要する営繕工事費を2,193万3,000円増額補正するものでございます。  13款諸支出金、1項基金費、1目財政調整基金費は、基金積立金を4億7,921万1,000円増額補正するものでございます。  35ページには補正予算給与費明細書を掲げておりますので、御参照ください。  続きまして、別冊の「府中市補正予算書並びに予算に関する説明書 議案第79号 介護保険特別会計(第1号)」をお開きください。  議案第79号、平成27年度府中市介護保険特別会計補正予算(第1号)について。  1ページ。第1条、既定の保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ8,937万3,000円を追加し、歳入歳出それぞれ53億1,281万9,000円とし、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,029万4,000円を追加し、歳入歳出それぞれ4,869万9,000円とする。  2ページ。保険事業勘定。第1表、歳入歳出予算補正でございます。  歳入の主なものを御説明いたします。  3款支払基金交付金は、1項支払基金交付金を449万6,000円増額補正するものでございます。6款繰入金は、1項一般会計繰入金を957万8,000円増額補正するものでございます。7款繰入金は、1項繰越金を7,488万4,000円増額補正するものでございます。  歳入合計は、補正前の額が52億2,344万6,000円、補正額が8,937万3,000円、計として53億1,281万9,000円でございます。  続いて、歳出でございます。  1款総務費は、1項総務管理費を944万円増額補正するものでございます。3款基金積立金は、1項基金積立金を7,701万3,000円増額補正するものでございます。4款諸支出金は、1項償還金及び還付加算金を292万円増額補正するものでございます。  歳出合計は、補正前の額が52億2,344万6,000円、補正額が8,937万3,000円、計として53億1,281万9,000円でございます。  4ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書の、総括は省略させていただきます。  7ページ。歳入の主なものを御説明いたします。  3款支払基金交付金、1項支払基金交付金、2目地域支援事業支援交付金は、支払基金からの過年度分の追加交付449万6,000円を増額補正するものでございます。  6款繰入金、1項一般会計繰入金、4目一般会計繰入金は、一般事務費繰入金を944万円増額補正するものでございます。  7款繰越金、1項繰越金、1目繰越金は、前年度の繰越金7,488万4,000円を繰り越すものでございます。  9ページ。歳出でございます。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費は、介護保険事務処理システム変更委託料として944万円を増額補正するものでございます。  3款基金積立金、1項基金積立金、1目介護給付費準備基金積立金は、7,701万3,000円を積み立てるものでございます。  4款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、3目償還金は、平成26年度分の精算に伴う返還金として292万円を増額補正するものでございます。  11ページ。介護サービス事業勘定。第1表、歳入歳出予算補正でございます。  歳入は、3款繰越金、1項繰越金を1,029万4,000円増額補正するもので、歳入合計は、補正前の額が3,840万5,000円、補正額が1,029万円4,000円、計として4,869万9,000円でございます。  歳出は、1款事業費、1項介護予防サービス事業費を1,029万4,000円増額補正するもので、歳出合計は、補正前の額が3,840万5,000円、補正額が1,029万4,000円、計として4,869万9,000円でございます。  13ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書の、総括は省略させていただきます。  16ページ。歳入でございますが、3款繰越金、1項繰越金、1目繰越金は、前年度の繰越金1,029万4,000円を増額補正するものでございます。  18ページ。歳出でございますが、1款事業費、1項介護予防サービス事業費、1目介護予防支援事業費は、1,029万4,000円を増額補正するものでございます。  続きまして、別冊の「府中市補正予算書並びに予算に関する説明書 議案第80号 後期高齢者医療特別会計(第1号)」をお開きください。  議案第80号、平成27年度府中市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について。  1ページ。第1条、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ60万円を追加し、歳入歳出それぞれ6億5,024万6,000円とする。  2ページ。第1表、歳入歳出予算補正でございます。  歳入は、9款諸収入、2項償還金及び還付加算金を60万円増額するもので、歳入合計は、補正前の額が6億4,964万6,000円、補正額が60万円、計として6億5,024万6,000円でございます。  歳出は、3款諸支出金、1項償還金及び還付加算金を60万円増額するもので、歳出合計は、補正前の額が6億4,964万6,000円、補正額が60万円、計として6億5,024万6,000円でございます。  続きまして、別冊の「府中市水道事業会計補正予算書並びに予算に関する説明書 議案第81号(第1号)」をお開きください。  議案第81号、平成27年度府中市水道事業会計補正予算(第1号)について。  1ページ。第1条、平成27年度府中市水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  収益的収入及び支出の部で、第1款上水道事業費用について、既決予定額が5億33万5,000円、補正予定額が26万4,000円の増、計5億59万9,000円となります。  2ページに府中市水道事業会計補正予算の実施計画(第1号)を掲げておりますが、収益的収入及び支出で、上水道事業費用の営業費用のうち、総係費を26万4,000円補正するものです。これは、議案第66号に係る府中市上水下水道料金審議会委員の報酬を計上するものでございます。  3ページに予定キャッシュフロー計算書、4ページ以降に予定貸借対照表を載せておりますので、御参照をお願いいたします。  以上で補正予算の説明を終わらせていただきます。  続きまして、報告でございます。  別冊の報告集(1)をお開きください。  報告第12号、地方独立行政法人府中市病院機構の業務実績に関する評価結果について。  これは、地方独立行政法人府中市病院機構評価委員会から平成26年度業務実績の評価結果について報告がありましたので、本議会に報告させていただくものでございます。  3ページの「はじめに」にありますように、評価については、年度計画に定められた事項ごとに行う項目別評価と、業務実績全体の進捗状況について行う全体評価がございます。項目別評価では、病院機構の自己評価を参考に評価委員相互で意見交換を行い、自己評価の妥当性や年度計画の進捗状況について、小項目評価及び大項目評価としてまとめるものでございます。全体評価では、項目別評価の結果も踏まえ、年度計画の達成状況に加え、平成26年度の決算状況等にも注目して、総合的な評価を行うものでございます。  4ページの「全体評価」にもありますように、業務実績についてはおおむね年度計画どおりに推進されている一方で、経営改善の取り組みは不十分と評価されております。その他の内容につきましては割愛させていただきますので、御一読をお願いいたします。  続きまして、別冊の報告集(2)をお開きください。  報告第13号、地方独立行政法人府中市病院機構の経営状況について。  5ページと6ページに、平成26年度末の貸借対照表を掲載しております。資産の部として、固定資産及び流動資産の合計が24億7,435万2,961円。負債の部として、固定負債及び流動負債の合計が26億2,989万9,520円。純資産の部の合計がマイナス1億5,554万6,559円でございます。負債合計と純資産合計を合わせますと、資産合計と同額となっております。  7ページ。損益計算書ですが、当期純損失は1億672万2,203円となっております。  8ページから49ページにかけて、キャッシュ・フロー計算書、損失の処理に関する書類、行政サービス実施コスト計算書、附属明細書、決算報告書、事業報告書、監査報告書を添付しておりますので、御参照ください。50ページ以降には、平成27年度の年度計画を掲載しておりますので、御一読いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、別冊の報告集(3)をお開きください。  報告第14号、専決処分の報告について。  地方自治法の規定により、議会に報告するものでございます。
     事故の概況でございますが、平成27年7月8日午後4時ごろ、府中市環境センター入口の進入路におきまして、環境整備課職員が公用車を後退させたところ、駐車中の乗用車の前面バンパーに接触し、損害を生じさせたものです。賠償金額、賠償割合、賠償の相手方等は記載のとおりでございます。  報告第15号、専決処分の報告について。  地方自治法の規定により、議会に報告するものでございます。  事故の概況でございますが、平成27年7月28日午前11時30分ごろ、市役所西側駐車場において、環境整備課職員が公用車を後退させたところ、駐車中の乗用車の前面バンパーに接触し、損害を生じさせたものです。賠償金額、賠償割合、賠償の相手方等は記載のとおりでございます。  以上、本9月定例会に提案させていただいております議案、報告について説明させていただきました。何とぞ慎重審議の上、全ての議案を原案どおり可決いただきますようお願いいたしまして、提案説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。             〔総務部長 石川裕洋君 降壇〕 ○議長(小野申人君) これにて提案理由の説明を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 議案第62号から議案第69号までの8件、及び議案第78号から議案第81号までの4件、計12件について。  既に提案理由の説明は済んでおりますので、これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 議案第62号から議案第69号までの8件、及び議案第79号から議案第81号までの3件、計11件については、お手元に配付の委員会付託区分表のとおり、所管の各常任委員会に付託いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) お諮りいたします。  議案第78号については、議長を除く19人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第78号については、議長を除く19人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選について、議長からお願いいたします。  慣例により、予算特別委員会の委員長には副議長に、副委員長には総務文教委員長になっていただいておりますので、互選の手続を省略させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 議案第70号から議案第77号までの8件について。  この8件に対する質疑のある諸君は、9月4日午後3時までに発言通告書を事務局へ提出願います。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) ここで暫時休憩いたしますから、議案第59号から議案第61号までの3件に対する質疑及び討論、並びに報告4件に対する質疑のある諸君は、休憩中に発言通告書を事務局へ提出願います。  それでは、暫時休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時4分 休憩                午前11時51分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  これより議案第59号及び議案第60号について一括して質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第59号及び議案第60号については、会議規則第37条第3項の規定により、いずれも委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第59号及び議案第60号については、いずれも委員会の付託を省略することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第59号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第59号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第60号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第60号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第61号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第61号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第61号については、委員会の付託を省略することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第61号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第61号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより報告第12号の質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  小川敏男君。             〔16番議員 小川敏男君 登壇〕 ○16番議員(小川敏男君) それでは、報告12号、地方独立行政法人府中市病院機構の業務実績に関する評価結果についてお伺いします。  業務実績については、高齢化に対応した医療の提供に関しては地域住民にかわって敬意を表するとあります。財務内容については、市からの繰り入れに過度に頼らない強靱な経営基盤の構築を指摘してきたが、目立つ成果を上げていないと苦言を呈しておられます。議事録では、委員からは、将来の病院運営を危惧する声や抜本的な改革を求める意見も出されたと。そして、さまざまな角度からシミュレート――予測ということですか、それを実施した上で、収支の改善を求められております。  質問は3つあります。1点目は、将来の病院経営を危惧する声とは、具体的にどういうことだったのでしょうか。  2点目は、抜本的な改革のためシミュレートを実施とは、具体的にどこを、何をシミュレートすべきと言われているのか。  そして3点目ですけど、財務内容を把握するためにも、外来利用者数や入院利用者患者数がわからないと財務内容も把握できないと思うんですが、この数字が報告の資料の中に見当たりません。これはどうなっているのか、教えていただきたいと思います。             〔16番議員 小川敏男君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 浅野健康政策室長。            〔健康政策室長 浅野昌樹君 登壇〕 ○健康政策室長(浅野昌樹君) まず、将来の病院運営を危惧する声とはどういうことかという御質問ですけども、これは、今後、医師を初めとした医療スタッフの確保がさらに困難となった場合、現在の医療体制が維持できなくなるということ、また、このままの赤字体質が将来的にも改善しないということになると、病院としての機能維持が危ぶまれるといったことでございます。  次に、抜本的な改革のためのシミュレートの実施とは具体的に何を言われているかということですけども、北市民病院は昨年度、新たに改革プランを策定されております。さまざまな取り組みを実施されている中にあって、なお経営の改善には至っておられません。経営改善策に取り組むに当たっては、さまざまな場面を想定し、取り組みの効果をシミュレートする必要があるという趣旨で、極端な例として挙げられたものでございます。具体的には、病床20床未満の有床診療所とした場合を想定しての収益と経営機能、経営全般についてでございます。  次に、外来利用者数や入院利用者患者数は報告資料の中にあるのかということですけども、今回、報告書として編綴している資料の中には掲載されておりません。延べ数で申し上げます。府中市民病院の外来が7万8,880人、入院が4万5,468人、府中北市民病院の外来が4万4,575人、入院が1万6,079人となっております。次年度からの資料には、こういった数値も盛り込んでいくよう、病院機構と調整していく所存でございます。            〔健康政策室長 浅野昌樹君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 小川敏男君。             〔16番議員 小川敏男君 登壇〕 ○16番議員(小川敏男君) 8月11日の中国新聞に、北市民病院を19床以下と、そういうことを検討してみるということが載っていたんで、同じことかなと思ったんですが。  私は、医業費用を医業収益で賄えたら、それがベストじゃないかなと思うんです。しかし、ベストではあっても、それを求めるのはちょっと酷なというか、病院機構だけに赤字の責任があるというのはどうかと思うんです。  例えば、以前の農協病院ですけれど、2004年――平成16年からずっと赤字の病院でした。その前の2年間は黒字でしたけれど、これは産婦人科があったということで、産婦人科によって黒字になったんだろうというふうに言われていまして、産婦人科がなくなってから赤字になったということかなと思うんです。そういうふうに、農協病院は2004年からずっと赤字になっとるんで、病院機構の経営にだけ問題があるというのはどうかと思うんであります。  特に、何で赤字になったかというと、診療科のことだけでなくて、この間、全国的に診療報酬を下げてきたという国の政策もあったわけですし、医師不足についても、新臨床研修制度ということで、開業志向に向けて国がやってきたということがあります。それから、なかなか手術が行われなかったと。手術をしようにもICUなどの設備もなかったということからすると、黒字になるのは難しい病院であって、それをそのまま引き継いでいるんですから、なかなか黒字にはならないと思うんです。それじゃあ、医業費用を医業収益で賄うということになれば、残っとるのは給与を下げるということになりますけれど、給与費が高いというふうにも指摘されていますが、給与費を下げれば、さらに医師や看護師さんが集まらなくなるという新たな問題も起きてくると思うんです。ですから、病院の場合は、商売のように赤字、黒字だけで判断をするというのは難しいんじゃないかなと思うんです。  市民の皆さん、大方の人が今回の新病院の建設に期待をされているのは、やはり身近なところへ入院できる病院が欲しい、そういう気持ちのあらわれだと思うんです。そういう意味では、病院機構の今の経営状況に問題があるというのではなくて、診療科に特徴を持たせるとか、この診療科については不採算だけど、市民のためにやらざるを得んから、そこについては市として財政的な支援をしていこうとか、どういった診療科にしていくかとか、そういうところをはっきりすべきじゃないかなと思うんです。
     今後の黒字化に向けてどのように考えられているか、もう一度答弁をお願いします。             〔16番議員 小川敏男君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 浅野健康政策室長。            〔健康政策室長 浅野昌樹君 登壇〕 ○健康政策室長(浅野昌樹君) 病院機構の赤字について、病院機構だけの責任ではなく、市としてもどのような取り組みをされるのかということと、新病院の建設に当たり、診療科を含め、どういった病院にしていくかというような質問だったと思います。  設立以来、府中市病院機構におかれましては、さまざまな努力をされてきております。人員確保を初めとして、さまざまな経費の削減等に取り組まれており、市といたしましても、財政支援をさせていただくのはもちろん、医師の確保等、できる限りの支援体制はとっているつもりでございます。  新病院建設に当たりましては、今後、地域の病院との差別化を図りまして、特徴ある病院を考えております。レストランや地域包括支援センターの設置など、市の支援もできる限り行いながら、病院機構の御努力も促していきたいと考えております。  今後の黒字化に向けての取り組みにつきましては、今後策定する中期目標、中期計画の中で明らかにさせていただくことになると思っております。            〔健康政策室長 浅野昌樹君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 小川敏男君。             〔16番議員 小川敏男君 登壇〕 ○16番議員(小川敏男君) 北市民病院のことですが、8月11日の中国新聞には、「府中北市民病院をベッド数19床以下の「有床診療所」にした場合の収益などをシミュレーションする方針を固めた。」と書いてあります。ベッド数に応じて医師の必要数が決まってくるわけですから、ベッド数を少なくすれば大学からの医師の派遣の数も減ってきます。ベッド数を19床以下にすれば医師数も減ってくる。そうすると、収益が上がらなくなると思うんですが、この点については、どう考えておられますか。             〔16番議員 小川敏男君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 浅野健康政策室長。            〔健康政策室長 浅野昌樹君 登壇〕 ○健康政策室長(浅野昌樹君) 病床数が減ることによって医師の数が減るというようなことでございましたけども、今回のシミュレートの件はこれとは逆でありまして、もしこれ以上医師等が少なくなった場合、病院として機能を維持することができるのかと。そういった中で、極端な例としてという意味で、診療所化というシミュレートをしてくださいという意見が出たものでございます。            〔健康政策室長 浅野昌樹君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 以上で通告による質疑は終わりました。  これをもって質疑を終結し、報告を終了いたします。  昼食のため休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後0時7分 休憩                午後1時1分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  これより報告第13号の質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  小川敏男君。             〔16番議員 小川敏男君 登壇〕 ○16番議員(小川敏男君) 質問する前に、先ほど報告12号で質問した中で、間違っていたことがあるんで、訂正させていただきます。  農協病院のときにはICUがないと言いましたが、これは間違いでして、MRIがなかったということです。済みません、訂正させていただきます。  それでは、報告13号についてお聞きしますが、収支は前年度と比較して約4,200万円の経営改善を図ったと。しかし、今年度は市の繰入金が2,000万円減額されたこと、北市民病院の特別損失が約2,200万円もあったことから、前年度とほぼ同額の1億672万円の経常損失となったとあります。経営成績は市民病院と北市民病院合わせて、前年度よりも2,005万8,000円赤字額が少なくなっています。内訳ですが、市民病院は約5,174万円赤字額が少なく、北市民病院は約3,168万円赤字額がふえています。以前、医師1名で1億円の収入があると説明されていましたが、北市民病院の場合は、内科医師が3名から2名に1名減ったことが大きいのではないかと思うんです。1点目は、市民病院の赤字額が少なくなった理由と北市民病院の赤字額がふえた理由をお聞きします。  2点目ですけれど、予防医療全体ではどちらの病院も大きくふえていますが、市民病院の人間ドック受検者は309名から307名で2名の減と、さほど変わっていません。北市民病院は、人間ドックに行くと着がえるのでわかりやすいと好評ですし、みつぎ総合病院は、受付がホテル風でゆったりした気分になるのでと好評です。ほかの予防医療は大きくふえているのに、府中市民病院の人間ドックはなぜふえないのか、お聞きします。  3点目は、2015年度の取り組みということで、評価委員会の議事録に書いてありましたが、介護療養病床12床を医療療養病床に転換したら、なぜ増収につながるのか。それと、地域ケア病棟とはどういうものなのか。そして、北市民病院では、病棟の再編によって生じた余裕を活用することで、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所の立ち上げを進めるとなっておりますが、介護福祉士8名がこのことを行うのか、看護師と医師はどうなるのか、お聞きしたいと思います。北市民病院のような小さな病院では、医師が何もかもやらざるを得ない中で、これ以上仕事がふえると過重にならないのか、心配するところであります。  以上、3点お聞きしたいと思います。             〔16番議員 小川敏男君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 浅野健康政策室長。            〔健康政策室長 浅野昌樹君 登壇〕 ○健康政策室長(浅野昌樹君) まず、府中市民病院の赤字が減少し、北市民病院の赤字が増加した理由ですけども、府中市民病院については、収入面では、入院患者にかかわる職員や医師、各病棟、地域医療連携室、医事課などによる病床のコントロールが病床稼働率を上げており、これが一定程度の成果を上げているということでございます。支出面では、材料費などの経費を削減されているといった状況がございます。  北市民病院の赤字の増加につきましては、病棟再編による病棟維持はできたものの、入院患者の増加にはつながらなかったということがございます。また、病棟廃止後も、それ以前と同様の職員体制であったことも要因の一つでございます。さらに、特別損失として、前年度の退職給与引当金の修正額を過年度損益修正損として約2,200万円計上していることなどがございます。  次に、予防医療において、府中市民病院の人間ドックの受検者が減った原因ですけども、府中市民病院ではドック専任の医師はおりませんので、1日の受け入れ数は限られております。よって、大きな増減は生じるものではございません。人間ドックの受け入れが2名減少しておりますが、現体制の中で、最大限の実施をした結果でございます。  続きまして、介護療養病床12床を医療療養病床に転換したら、なぜ増収につながるかとの質問ですが、北市民病院の職員を府中市民病院の療養病棟に配置し、全ての療養病床を医療療養病床に転換することにより、病棟の混在がなくなり、職員体制の効率化が図れるということもございますし、診療報酬における入院基本料が現在の2から1へ、1ランク上がることによりまして、増収が見込まれるものでございます。  それから、地域包括ケア病棟とはどのようなものかということですけども、地域包括ケア病棟とは、急性期治療を経過した患者及び在宅において療養を行っている患者等の受け入れ、さらには患者の在宅復帰支援を行う機能を有し、地域包括ケアを支える役割を担う病棟または病室でございます。これは平成26年度の診療報酬改定において新設されたものでございます。  最後に、北市民病院の病棟再編によって生じた余裕を活用するということで、介護福祉士8名と看護師、医師はどうなるかということですけども、病院機構においては、現在、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業の事業着手に向けて準備を進められております。既に、昨日ですが、9月1日には、介護福祉士2名、看護師1名の府中市民病院への人事異動を行われております。  事業実施に向けて、全体の具体的な職種及び従業者数につきましては、現在、病院機構の中で、事業所開設のプロジェクト委員会で検討されております。医師はこれまでどおり、外来、病棟の対応で従事されるものでございます。            〔健康政策室長 浅野昌樹君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 小川敏男君。             〔16番議員 小川敏男君 登壇〕 ○16番議員(小川敏男君) 北市民病院の定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所の立ち上げについては、医師は参加しないということでいいんですかね。介護福祉士の8名だけが対応されるのか、看護師と医師はどうなるのか、もう一度説明をお願いします。  あと、増収に向けていろいろ取り組まれているということで、いろんなことをされているようですが、もう少し長い目で見て、長い目でといっても10年、20年という意味じゃないんですが、二、三年ぐらい見てはどうかと思います。毎年毎年改革ということになると、新聞でも大きく報じられて、北市民病院は赤字病院というイメージばかりが印象づけられるんで、そういうことも入院がふえない要因になるんじゃないかなと思うんで、少し長い目でいろんな改革をしてほしいなと思います。  最後にもう一回、北市民病院のこれからの立ち上げについて、医師と看護師はどうなるのか、お伺いします。             〔16番議員 小川敏男君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 浅野健康政策室長。            〔健康政策室長 浅野昌樹君 登壇〕 ○健康政策室長(浅野昌樹君) まず、北市民病院における改革プラン等の改革施策については、今年度、第2期の中期目標を策定いたしますので、この中で改善に向けた取り組みについて示していくことになると考えております。  それから、北市民病院の医師、看護師の業務ですけども、医師については、これまでどおり外来及び病棟の対応をされるとともに、北市民病院にも訪問看護ステーションがございますが、在宅患者を診療するための月に1度の診察、そして看護師への指示書等の作成といったことがございますし、看護師につきましても、これまでの業務とともに、そういった訪問看護ステーションの業務に従事する予定でございます。            〔健康政策室長 浅野昌樹君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 小川敏男君。             〔16番議員 小川敏男君 登壇〕 ○16番議員(小川敏男君) 北市民病院の訪問看護ステーションなどへの医師のかかわりのことですけど、大きい病院に行きますと、診察室には医師と看護師がおられて、さらに、事務服を着た方がおられて、医師の指示に従っていろいろされるということで、医師、看護師、そして事務の方、3名ぐらいで対応されています。北市民病院のような小さい病院になると、看護師がおられても、医師が1人で何もかもやらざるを得ないと。いろんな指示書も皆、医師が書かれるということで、訪問看護ステーションもされるとなると、過重になるんじゃないかなと心配をします。そうなると、医師からも嫌われて、派遣してもらえなくなるんじゃないかと思いますんで、そういったことも今後の取り組みに生かしていただけたらなという意見を言って、質問を終わります。             〔16番議員 小川敏男君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 続いて、水田豊君。             〔15番議員 水田豊君 登壇〕 ○15番議員(水田豊君) 報告13号について質問いたします。  1つは、8月11日の中国新聞に、「同機構の2014年度の赤字1億672万円の6割以上が同病院分」、これは北市民病院のことですが、同病院の分だという記事がありました。この数字は市からの繰り入れをした後の数字でございまして、この6割以上が同病院分だという捉え方ですよね。この記事は新聞記者がお書きになったんですが、この記事について、市の認識はどうなのかということをお聞かせ願いたい。  それから、先ほども質問がありましたが、昨年、北市民病院は療養病床を廃止して一般病床のみの60床になっていまして、37ページに、「経営改善の効果が現れるまでには至りませんでした。」という書き方がしてあるんですが、60床にすれば経営改善が図れるという確信があってこういうことをやったのかということについて、私は非常に疑問があるんです。以前のままの、35床ずつの病院としてやった場合にはどうなるのか、60床に再編した場合にはどうなるのか、今後はどうなるのかということもきちんと、それこそシミュレーションをした上で計画をしていただかないと、一度病床を再編したわけですから、もとに戻すことは簡単ではないでしょうし、事実上できないと思うんです。やってみたけども、経営改善の効果があらわれませんでしたと。あげくの果てに評価委員会から、北市民病院はどうなっているんだというような指摘をされているわけです。  こういうずさんなやり方――私はあえてずさんというふうに言わせてもらいますが、それはなぜかというと、計画がないからです。こういうふうにしたら改善されるんだよという計画が事前に示されて、その示された計画によってプラスがありマイナスがありというんだったらわかりますが、何も知らされないままに――地域の住民は、療養病床の廃止はやめてくれという要望も上げていたはずです。そういった中で、やってみたけどもだめだったというのではなくて、独法に対して、この計画についてのプラス・マイナスはどうだったのか、どうあるべきだったのかという指摘を市としてきちんとしてほしいと。経営は独法がやっていますけども、市立病院ですから、独法の経営に疑問があるときには市としてきちんと調査をしてほしい、こういうふうに思うわけでございますが、それについてはいかがでしょうか。             〔15番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 浅野健康政策室長。            〔健康政策室長 浅野昌樹君 登壇〕 ○健康政策室長(浅野昌樹君) 1点目の、新聞記事の件ですが、議員は新聞記事の内容を引用されたようですけども、報告集の44ページに、経営成績ということで、病院ごとの経営状況を示しております。これを見ますと、法人全体の赤字額5億2,672万3,000円に対しまして、北市民病院の赤字額は3億4,068万5,000円となっております。全体に占める割合でいいますと約65%となっております。これは、繰入金を含まない数字でございます。繰入金を含んでいないということにつきましては、病院自体の実質的な経営状況をあらわすということで、こういった表記にしておるようでございます。  それから、2点目の、療養病床廃止に関して経営改善の計画がきちんとされてなかったんじゃないか、市としての意向を確認するということですけども、療養病床の廃止につきましては、経営の改善に重きを置いたという視点ではございません。夜勤ができる体制――看護師不足を解消するために2病棟から1病棟に統合するというものでして、限られた人数で体制がとれるよう、看護師の有効活用を目的に行ったものでございます。90%近くあった病床稼働率が療養病床廃止後には68%まで低下しておりまして、療養病床の廃止により全体では10床減ったわけですが、これに係る減収分を一般病床の25床増床分でカバーできなかったというのが、赤字がふえた原因でございます。  市といたしましても、療養病床の廃止前後、そういったシミュレーションを行い、分析等調査を含めまして、今後策定する中期目標に盛り込んでいきたいと考えております。            〔健康政策室長 浅野昌樹君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 水田豊君。             〔15番議員 水田豊君 登壇〕 ○15番議員(水田豊君) 病床の再編についてお答えをいただきました。看護師不足の解消のためにやったのであって、経営改善のためではないということになると、この報告集に書いてある、再編をして経営改善の効果があらわれるまでには至らなかったという――再編することで経営を改善するんだというふうにしか読めないわけですけども、実際はそうではなかったというお答えをいただきました。再編をしても、療養病床がなくなった分のカバーができなかった。これだけ赤字の問題を指摘されながら、赤字が拡大する方向になっているわけで、そこに対する市の指導というのはきちんとやっていかなければならないと思うわけです。  今、第2期の中期目標と、それに基づく計画にはきちんと反映をさせたいという答弁がございました。これまで、北市民病院をめぐる状況について、上下を初めとする町民は非常に不安を持っておるわけです。病院は一体どうなってしまうのか、診療所になるんではないか、こういうことに対して私は、議員として、はっきりした物言いができなかった。それはなぜかというと、医師不足、看護師不足といった厳しい状況の中でも、最低限、病院としてこの体制は必死で守っていきますといったことが今まで全然ないわけです。精神的に、頑張りますとかやりますとか、そういうことを言うばかりで、ずるずるとここまで来ているわけです。それで、8月11日に、20床未満の有床診療所のシミュレーションをするという記事が出たら、ああ、やっぱりなと。これが大半の町民の受けとめです。これまで、病院として残すとおっしゃってきたわけでして、私は、病院として残すのはいいんだけど、どのような病院として残すのか、これを言ってほしいとさんざん言ってきましたが、ナシのつぶてでありました。これはまた一般質問でも聞かせていただきますが、まずここを明確にしない限りは町民の心配は消えないと思います。  これは、府中市民病院も同じでございます。先ほど小川議員も言われましたが、10年間赤字を続けてきた農協病院を市が引き取って、同じ診療科目、同じ医師数でやるわけです。病院が新しくなれば、それは一定の効果は出てくるでしょうが、長い目で見れば、医師の増員とか特徴ある診療科目を増設しない限り、同じことを繰り返すのは誰の目にも明らかです。それを提示しないまま幾ら経営しても、市からの繰り出しは減らない。そこをきちんと考えなければならないと思います。次期の中期目標、中期計画にはしっかりとそのことを盛り込んでいただきたいということを要望して、質問を終わります。             〔15番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 続いて、土井基司君。             〔8番議員 土井基司君 登壇〕 ○8番議員(土井基司君) 報告13号について、報告12号の評価資料と、先日ホームページ上で公表されました評価委員会の議事録も参考にしながら質問いたします。  まず、評価委員会のコメント欄にもあるように、収益の確保及び費用の節減に関して、北市民病院に関する記載がないということです。昨年も同様に記載がなく、その指摘も受けておりまして、また、北市民病院の新改革プランの内容についても記述されてないという指摘であります。なぜ記載されないことになったのか、お聞かせください。  それから、議事録によりますと、療養病床を廃止して一般病床に変えた結果、入院収益が4,000万ちょっと減少したという表現があります。この計画を立てたときの収益の見通しはどうだったのでしょうか。  また、評価委員からも、何を見込んで改革プランを作成したのか理解できないという、かなり厳しい言葉も出ております。先ほど小川議員からも出ましたけれども、改革の計画を短期間で次々と立てていくということで、長期的な展望に欠けているんではないかと思われますが、その辺の考えをお聞かせください。  それからまた、議事録には、北市民病院の療養病床の廃止で余裕の生じた人員を市民病院に配置転換することで、入院の基本料が上がって3,200万円ほどの増収が期待されるということが書かれておりますけども、さきほどの4,000万円という数字と比べた場合、これは病院機構全体として決してプラスにはならないのではないかと考えます。北市民病院の、人材も含めた資産を市民病院に移していくというだけで、病院機構全体の赤字を北市民病院に移行していく、そういう効果しかないんではないかというふうに考えます。これは北市民病院の縮小という方向性の中で、そういう流れをつくっているんではないかと感じざるを得ないんですけども、その辺のところをどう考えられているのか、お聞かせください。  それから、これはちょっと報告からずれるかもしれませんけども、地方交付税制度では、各自治体の住民が受けるサービスに格差が生じないようにということで、収入の調整ということが行われております。国が標準的な自治体業務に必要な額を積算した基準財政需要額というものがありまして、これは国が地方自治体の経費の配分をこういうふうにするのが望ましいというか、一般的ではないかということで示したモデル的な数字だと思うんですけども、病院の医療、地域医療に関する費用は大体どれぐらいに見積もられているのか。そこが、府中市の繰入金に過度に頼らない経営を目指す一つの基準になると思いますので、その出発点の数字という点で、どれぐらいかということを教えていただければと思います。  また、戸成市長が、今後、病院機構に4億円程度支援していくことが必要になってくるだろうと発言されたことが新聞に載っておりました。今までは3億円が一つの目標というふうに表明されてきましたが、その数字がどうして変わったのか。また、4億円なら大丈夫だという根拠と、その見通しをお聞かせください。  最後ですけども、議事録には、独法化以前の北市民病院の起債償還15億円分について、何とか府中市にお願いできないだろうかというような発言も出ております。今回建設される新しい市民病院については、補助金等の性格もあって、今回の議案の分まで入れると42億9,000万円ぐらいを市で負担するような計画になっておりますけども、この15億円は独法化以前のものですので、独法の経営安定化のためにも、府中市でカバーしていくことができないかと考えますが、市のお考えをお聞かせください。             〔8番議員 土井基司君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 浅野健康政策室長。            〔健康政策室長 浅野昌樹君 登壇〕 ○健康政策室長(浅野昌樹君) 1点目の、評価委員会のコメントにありました、収益の確保及び費用の節減の項で、北市民病院の改革プランの記述がないということですが、病院機構から提出いただいた事業報告書にはそういった記載はございませんでした。収益の確保及び費用の節減、あるいは改革プランについても目立った成果がないということで書き込まれなかったんじゃないかと推測はしますけども、委員からの指摘がございましたように、次年度からは、書き込むように調整したいと考えております。  それから、北市民病院の改革プランの効果検証についてですけども、この改革プランは、高齢化が進展している上下地域において、今後必要とされている医療機能の確保と経営の改善を図るために策定されたものでして、具体的には、病床の効率的な運用――療養病床の廃止による病床の再編ということでございます。そして、それに伴って生じた4階の旧療養病床スペースの活用、診療科の維持、在宅医療の推進、新規事業としての24時間対応型訪問介護看護事業等の開設、こういった事業が上げられており、病院機構においては、このプランに沿って取り組みを推進されているところでございます。しかしながら、御指摘のように、評価委員会においても、計画策定に当たっての効果の入念なシミュレートの実施と、その検証によるPDCAサイクルの確立の必要性が指摘されておりまして、今後、病院機構の運営に反映されていくものと見込んでおります。  続いて、療養病床の廃止で北市民病院の縮小を意図的に行っているんじゃないかということがございましたけども、療養病床の廃止後も、それまでの職員とほぼ同様の体制で維持されております。これは北市民病院の給与費比率の上昇につながり、経営を圧迫している要因となっておりますが、限られた職員を有効活用することで、法人全体の経営改善につながるものと考えておりまして、断じて、北市民病院の縮小を意図的に行っているということではございません。  それから、基準財政需要額へ病院関係の費用を幾ら積算しているかということですけども、本日、通告をいただきまして、現在、病院に係る経費について積算中でございます。積算ができましたら改めて回答させていただくように考えております。  それから、議事録にありました、独法移行前の府中北市民病院施設に係る起債残額15億円も市で負担できないかということですけども、府中市民病院の建設については市が施工しているわけですが、これは国・県の有利な助成制度を活用するため、市がとり行っているものでございまして、北市民病院に係る起債の償還と同等に扱うことはどうかと考えております。独法移行前の北市民病院の起債に係るものについては、病院の土地、建物、医療機器といった財産とあわせて、地方独立行政法人に出資されておりますし、同じように債務についても、財産の承継ということで、地方独立行政法人が引き継いでおります。市としては、独法移行前の起債の償還についても、繰出金に相応の額は積み上げていると考えておりまして、病院機構の努力に期待しておるところでございます。            〔健康政策室長 浅野昌樹君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 戸成市長。
                 〔市長 戸成義則君 登壇〕 ○市長(戸成義則君) 財政支援のあり方でございますが、市の財政状況を考慮すると、これまでと同様に、あくまで財政支援は3億円程度に抑制をしていくということが望ましいと考えております。これは、先ほど議員がおっしゃったとおりでございます。  しかしながら、病院機構の運営状況の厳しい実態を見るにつけ、地域に必要な医療機能を守るためには、1億円程度の積み増しが必要になってきてもいたし方ないと考えておるところでございます。              〔市長 戸成義則君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 土井基司君。             〔8番議員 土井基司君 登壇〕 ○8番議員(土井基司君) 市長から、3億円という目標には変わりはないけれども、地域医療を守るために1億円程度のさらなる支援もあり得るということがありましたが、市長として、地域医療を守るための方向、意思をここで表明していただいたのではないかというふうに思います。  療養病床を廃止して一般病床に移す際に、実際に現場で働く職員を含めて、この措置がどういう影響があるかということをいろいろ話されたと思います。夜勤の可能な看護師の確保が難しいということで提案されたのだと思いますが、そのあたり、病院の内部でどういった意見が出たのか、わかる範囲でお聞かせいただければと思います。  それから、記載がないという評価委員会のコメントについて、費用の節減や収益の確保において目立った効果が上がらなかったのではないかということだったんですが、考えてみますに、北市民病院については、府中市と合併以後10年以上たっておりますけども、その間もさまざまな改革プランが策定をされております。しかし、全ての計画が終わる前にまた新しい計画が出たりして、長期的な計画とはならずに、かなり短期の、目の前の出来事に対応するような計画の中で経費の節減に相当努力をされているというところで、目立った効果はなかなか出にくいのではないかと考えます。そういう点で、わずかではあってもその効果をきっちりと示すことと、それに向けて努力している姿勢を外に向けても示していくことが、これから市が3億円から4億円を支援することに対して、市民の理解を得るためにも必要だと思います。その辺は積極的に訴えていただくように、病院機構にも伝えていただければと思います。  療養病床の廃止に当たって、現場の職員を含めて内部でどういった話がされ、どういった意見が出たのかということについてお知らせください。             〔8番議員 土井基司君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 浅野健康政策室長。            〔健康政策室長 浅野昌樹君 登壇〕 ○健康政策室長(浅野昌樹君) 療養病床の廃止の際の職員の意見ですが、これについては具体的に私どもとしては把握しておりません。  それから、さまざまな改革プランが短期的に出されたということですが、これは職員、医師等が減少していったという状況がございまして、想定している医療提供体制、収益等の見直しをせざるを得なかったこともあると思っております。そういった意味で、何回も短期的なものが出されていたんじゃないかと考えるわけでございます。  それから、病院としても努力しているところを市民の方に広く理解をいただくということにつきましては、今後とも病院機構と連携とりまして、その辺の努力はしてまいりたいと考えております。            〔健康政策室長 浅野昌樹君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 土井基司君。             〔8番議員 土井基司君 登壇〕 ○8番議員(土井基司君) 府中市民病院も北市民病院も、府中市の地域医療を守るために欠くことのできない施設だと思います。市民病院には「支える会」が、北市民病院には「守る会」がそれぞれ地元にありまして、地元の方と連携しながら、職員も含めて、行政も含めて、地域医療を守っていく体制がつくられているのではないかと思います。  「支える会」の活動については市のほうでも結構積極的に報告されているんですが、「守る会」の活動については市の広報等でもなかなか取り上げられていないという差はありますけれども、それぞれの地域にある病院を守っていこうという住民の団体と連携をしながら、府中市として、市民の安心・安全を守る、そういう取り組みを続けていっていただきたいと思います。  きょうは、地域医療を守るという強い決意を戸成市長が示していただいたというふうに感じておりますので、その決意を継続していただいて、府中市の医療が安定していくように、そして市民の不安がなくなるように取り組んでいただきたいということを要望して、質問を終わります。             〔8番議員 土井基司君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 以上で通告による質疑は終わりました。  これをもって質疑を終結し、報告を終了いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより報告第14号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結し、報告を終了いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより報告第15号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結し、報告を終了いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  議案調査のため、9月3日及び9月4日の2日間、休会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、9月3日及び9月4日の2日間、休会することに決しました。  次回は、来る9月7日午前10時から本会議を開きます。  ただいま御出席の諸君には別に通知はいたしません。御了承の上、御参集願います。  本日はこれにて散会いたします。                午後1時52分 散会...