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  1. 府中市議会 2015-03-02
    平成27年第1回定例会(3月 2日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    平成27年第1回定例会(3月 2日)             平成27年第1回府中市議会定例会会議録  平成27年3月2日午前10時1分、府中市議会定例会を本市議事堂において開会した。 1 出席議員      1番  小野申人       2番  加納孝彦      3番  山口康治       4番  本谷宏行      5番  三藤 毅       6番  加島広宣      7番  楢﨑征途       8番  土井基司      9番  田邉 稔       10番  髙山詳次      11番  居神光男       13番  小原 操      14番  大本千香子      15番  水田 豊      16番  小川敏男       17番  加藤吉秀      18番  丸山茂美       19番  瀬川恭志      20番  棗田澄子 1 欠席議員      12番  橘髙尚裕 1 説明のため出席した者   市長          戸成義則      教育長        平谷昭彦   総務部長        粟根誠司      健康福祉部長     伊達速人   まちづくり部長     橘髙参吉      教育部長       九十九浩司
      人事秘書課長      赤利充彦      総務課長       小寺俊昭   企画財政課長      切原秀隆      教委総務課長     河本幹男 1 事務局及び書記   局長          武田英三      議事係長       内海敏雅   主任          久保洋子 1 議事日程   日程第1 会期の決定について   日程第2 会議録署名議員の指名   日程第3 所管事務調査の報告について   日程第4 市長施政方針   日程第5 議案第45号 副市長の選任の同意について   日程第6 議案第1号 平成27年度府中市一般会計予算について   日程第7 議案第2号 平成27年度府中市国民健康保険特別会計予算について   日程第8 議案第3号 平成27年度府中市公共下水道事業特別会計予算について   日程第9 議案第4号 平成27年度府中市介護保険特別会計予算について   日程第10 議案第5号 平成27年度府中市後期高齢者医療特別会計予算について   日程第11 議案第6号 平成27年度府中市病院事業債管理特別会計予算について   日程第12 議案第7号 平成27年度府中市水道事業会計予算について   日程第13 議案第8号 平成27年度府中市病院事業会計予算について   日程第14 議案第9号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて   日程第15 議案第10号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて   日程第16 議案第11号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて   日程第17 議案第12号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて   日程第18 議案第13号 福山市と府中市との間における連携中枢都市圏形成に係る連              携協約について   日程第19 議案第14号 字の区域の変更について   日程第20 議案第15号 市道路線の認定について   日程第21 議案第16号 市道路線の変更について   日程第22 議案第17号 府中市羽高湖交流研修センター設置及び管理条例の廃止につ              いて   日程第23 議案第18号 府中市職員の給与の特例に関する条例の制定について   日程第24 議案第19号 府中市教育長の勤務時間、休暇等及び職務専念義務の特例に              関する条例の制定について   日程第25 議案第20号 府中市特定教育・保育施設等の利用者負担額に関する条例の              制定について   日程第26 議案第21号 府中市子ども・子育て支援法に基づく過料に関する条例の制              定について   日程第27 議案第22号 府中市医師育成奨学金貸与条例の制定について   日程第28 議案第23号 府中市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を              定める条例の制定について   日程第29 議案第24号 府中市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定              介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法              に関する基準を定める条例の制定について   日程第30 議案第25号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する              法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定につ              いて   日程第31 議案第26号 府中市行政手続条例の一部改正について   日程第32 議案第27号 府中市情報公開条例の一部改正について   日程第33 議案第28号 府中市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の              一部改正について   日程第34 議案第29号 府中市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関              する条例の一部改正について   日程第35 議案第30号 府中市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について   日程第36 議案第31号 府中市職員に対する退職手当に関する条例の一部改正につい              て   日程第37 議案第32号 府中市立保育所条例の一部改正について   日程第38 議案第33号 府中市住宅団地汚水処理施設設置及び管理条例の一部改正に              ついて   日程第39 議案第34号 府中市斎場設置及び管理条例の一部改正について   日程第40 議案第35号 府中市介護保険条例の一部改正について   日程第41 議案第36号 府中市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営              に関する基準等を定める条例の一部改正について   日程第42 議案第37号 府中市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備              及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護              予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条              例の一部改正について   日程第43 議案第38号 府中市観光地設置及び管理条例の一部改正について   日程第44 議案第39号 府中市消防団条例の一部改正について   日程第45 議案第40号 平成26年度府中市一般会計補正予算(第6号)について   日程第46 議案第41号 平成26年度府中市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)              について   日程第47 議案第42号 平成26年度府中市公共下水道事業特別会計補正予算(第3              号)について   日程第48 議案第43号 平成26年度府中市介護保険特別会計補正予算(第3号)につ              いて   日程第49 議案第44号 平成26年度府中市水道事業会計補正予算(第2号)について 1 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時1分 開会・開議 ○議長(小野申人君) これより平成27年第1回府中市議会定例会を開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元に配付しております議事日程表により進めたいと思います。  休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時1分 休憩                午前10時6分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  日程第1、会期の決定についての件を議題といたします。  今期定例会の会期は、本日から3月17日までの16日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は16日間と決定いたしました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において、三藤毅君及び大本千香子君を指名いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 日程第3、所管事務調査の報告についての件を議題といたします。
     総務文教常任委員会厚生常任委員会建設常任委員会及び議会運営委員会の各委員長から、委員会が行った所管事務調査について報告したい旨の申し出がありましたので、これを認めます。  なお、各委員会の所管事務調査の報告書は、お手元に配付しておりますので、御参照ください。  まず、総務文教常任委員会、小原委員長。           〔総務文教常任委員長 小原操君 登壇〕 ○総務文教常任委員長(小原操君) 議長のお許しをいただきましたので、総務文教委員会における今年度の所管事務調査について報告いたします。  総務文教委員会においては、6月26日に管内視察を行い、各施設の現状や課題を把握しました。こうしたことを受けて、スポーツ振興、ITの活用、コミュニティ・スクール、歴史を生かしたまちづくり、防災、この5点をこの2年間で重点的に取り組む項目とし、調査研究を進めることとしました。8月から9月にかけての委員会で、調査項目について各委員が調査した事例等の報告を受けるとともに、10月に3市において4項目の行政視察を、また、11月には総務課から、市の防災体制について説明を受けました。  行政視察の内容ですが、岐阜県垂井町では、歴史を生かしたまちづくりについて研修しました。この垂井町では、美濃国府の該当地域の土地に関する基本的方針を決定し、保全管理計画を立てておられました。現在、史跡のあった住宅地が歴史的な遺産として、公園として整備されていました。  岐阜県岐阜市では、ICTを活用した防災対策及びスポーツ振興について研修を行いました。まず、ICTを活用した防災対策ですが、過去の災害の経験から、災害に強いまちづくりを目指し、総務省のモデル事業を活用した総合防災情報システムの構築に取り組み、防災行政無線を初め、防災ラジオやメール配信による情報伝達手段の多チャンネル化を図っておられました。スポーツ振興については、平成25年3月にスポーツ振興計画を策定され、学校体育、競技スポーツの充実だけでなく、健康やレクリエーションといった視点からスポーツを捉え、市民が気軽にスポーツを享受できる環境が整えられていました。  愛知県一宮市では、コミュニティ・スクールについてお話を伺いました。ここでは、平成25年までに市内の全ての小・中学校に学校運営委員会を設置し、学校を支援する地域ボランティア組織と連携をとる形でコミュニティ・スクールを推進しておられました。  行政視察を終えて、委員から出された意見をもとに12月定例会で中間報告を行い、1月に開催した委員会で、中間報告を受けての現状分析と今後の方向性について各担当課から説明を受け、2月に開催した委員会で、今年度のまとめとあわせて、府中市に具体的な対応を求めることについて協議いたしました。その内容は次のとおりです。  1、スポーツ振興について。スポーツ推進計画の策定に当たっては、指導者の組織化やスポーツ施設の整備、効率的な運用等を含め、総合的な視点から捉えた施策を盛り込んでいただきたい。これまで、スポーツ推進の核となる計画が府中市にはなく、各施策も一時的で一貫性のないものになりがちであった。こうしたことから、懇談会などを通じたニーズ調査なども検討すべきである。子供からお年寄りまでが一体的に取り組めるような事業を展開していただきたいが、そのためには、健康とスポーツを一元的に扱う部署の設置が必要と考える。  2、ITの活用、防災対策について。現在、防災無線、有線放送、メール配信などで災害情報を発信しているが、情報共有という視点で考えた場合、ケーブル回線を使った情報告知端末の整備が有効と考えられる。光ケーブル回線の敷設とあわせ、既存のシステムも十分に活用しながら、多面的な情報伝達体制を整備する必要があり、特に上下町、旧府中市北部については、有線放送にかわる情報伝達手段を早急に検討する必要がある。  3、コミュニティ・スクールについて。地域文化の継承を通じて地域と子供が結ばれ、その継続的な活動の中で子供が育ち、地域が発展していくという観点からも、地域との連携をより一層深めるための取り組みが求められる。この活動を継続していくためには、一部の関係者に頼っている状況から脱却し、連帯感を持って活動することが必要であり、活動に対する補助や助成を検討することとあわせて、学校の負担を軽くする意味でも、報酬を伴うサポーターを学校に配置していただきたい。  4、歴史を生かしたまちづくりについて。国府跡の保存、管理に当たっては、初期段階からの、地域住民と連携した取り組みが求められる。30年間の調査成果の取りまとめについては、期限を定め、遅くとも平成27年度中に刊行できるよう努め、その後の普及、教育活動に計画的に活用していただきたい。史跡指定に向けては、現在の到達点をしっかりと見きわめ、必要があれば計画を見直すことも検討すべきである。また、史跡の案内看板の設置、遺跡や歴史民俗資料館の活用、ウオーキングなどの地域行事の際に「いにしえマイスター」の協力を得て説明会を開催するなど、市内に数多くある歴史的な文化遺産を市民に広く知ってもらうための取り組みを積極的に進めてもらいたい。  以上のように、所管事務調査をまとめております。今後、継続した取り組みも必要となるものもありますが、府中市におかれましては、各施策の充実に向け、来年度の予算、施策にぜひとも反映していただきますようお願いいたしまして、総務文教委員会の報告とさせていただきます。           〔総務文教常任委員長 小原操君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 続いて、厚生常任委員会大本委員長。           〔厚生常任委員長 大本千香子君 登壇〕 ○厚生常任委員長大本千香子君) それでは、厚生委員会として今年度取り組みました所管事務調査の概要を御報告させていただきます。  平成26年度の厚生委員会の重点的な調査項目として、1点目に、平成27年度から新しい第6期の計画となる介護保険事業、2点目に、28年秋には新設備で運営が開始される病院事業、3点目に、国の制度が大きく変わり運用が開始される子育て支援施策、この3項目を掲げ、調査、検討いたしました。  担当部課との意見交換や、北市民病院、湯が丘病院、上下保育所等管内視察調査を9月19日に、広域で運用されている福山のこども発達支援センターの視察調査等を11月25日に行い、今後の課題、対策などについて議論、検討を重ねてまいりました。  内容につきましては、昨年10月行いました議会報告会でも市民の皆様に御報告をさせていただいたところでございます。また、本年1月20日と21日には、東京都稲城市の介護ボランティア事業や、千葉県柏市の長寿社会のまちづくり事業等先進地行政視察を行いました。詳細につきましては、お手元の資料をごらんください。  厚生委員会としては、これらの調査活動を踏まえ、市に対し、次の5点について具体的な対応を求めてまいります。  1、介護保険事業の要支援サービスが市町の事業に移行する中で、地域の受け皿づくりに早急に取り組むこと。行政が地域の受け皿づくりのきっかけを提案し、地域格差が生じないように、全市的な確保を目指されたい。また、地域の活動により、継続的に効果が上げられるよう、人材や財政的なサポートを行うこと。  2、地域包括ケアシステムを機能させるには、医療、介護、福祉の関係者による多職種連携が不可欠であり、行政が強力なコーディネーターの役割を果たせるよう取り組むこと。  3、ボランティアポイント制度生きがい就労の取り組みを参考にし、元気な高齢者をふやす施策を講じること。  4、今後、医療・介護資源の必要量の増加が予想されるため、施設中心から在宅での対応に移行しなければならない現状を市民に積極的に広報し、理解と協力をいただけるよう取り組むこと。  5、担当職員のスキルアップを図るため、中長期的な人員配置による専門性の向上に努めること。また、第6期介護計画の実現に向け、地域包括支援センターの体制強化を図ること。  この5点を行政に求めるものでございます。  以上、厚生委員会が本年度取り組みました所管事務調査の報告とさせていただきます。           〔厚生常任委員長 大本千香子君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 続いて、建設常任委員会、居神副委員長。           〔建設常任副委員長 居神光男君 登壇〕 ○建設常任副委員長(居神光男君) 議長のお許しをいただきましたので、建設委員会所管事務調査について報告いたします。  まず、7月9日に管内視察を行い、各施設の現状や課題について把握しました。こうしたことを受け、駅周辺整備事業、農山村活性化事業、過疎・辺地対策事業、この3点を重点的に取り組む項目とし、調査研究を進めることとしました。  各委員が項目ごとに班に分かれ調査研究を進め、7月から8月にかけての委員会で報告、意見交換を行いました。その中で、府中市の現状について詳しく聞きたいという意見が出され、9月に理事者からの説明を受けました。さらに、調査研究を進めるため、鳥獣被害対策耕作放棄地の取り組み、中心市街地活性化、この3項目について1月に行政視察を行いました。  鳥獣被害対策に取り組まれている宇陀市は、平成26年に鳥獣被害防止計画を策定され、新規の狩猟免許取得及び狩猟者登録に1万円の補助、駆除に対する報償金に上限を設けず捕獲した頭数分を支給する、ICTを用いた大量捕獲わなの開発、こういったことに取り組んでおられました。また、追い払いのためのモンキードッグの育成にも力を入れておられました。  耕作放棄地の取り組みについては、株式会社マイファームと箕面市を視察し、お話を伺いました。株式会社マイファームでは、自産自消の循環を行うことで、農業に理解のある消費者と情熱を持った農業者をふやし、耕作放棄地をなくしていくことを目的に、企業として取り組んでおられました。  箕面市は、農業公社を設立され、農地借り受け保全事業や地場産学校給食事業を柱に取り組まれていました。農地の再生に向け、官民連携を図り、組織体制も明確でした。また、農業サポート制度を取り入れ、農家の支援にも取り組んでおられました。  中心市街地活性化については、津山市を視察しました。出入り口が変則的な交差点となっている津山駅は、渋滞が頻繁に発生し、また駅とバスの乗降場が国道で分断されており、安全性が低く、利便性にも課題がありました。そこで、中心市街地活性化計画の一つとして、津山駅北口広場整備事業に取り組んでおられました。  視察を終え、各委員からは次のような意見が出されました。  まず、鳥獣被害対策について。府中市はイノシシ被害がほとんどであり、捕獲方法として、くくりわなを用いますが、宇陀市においては、犬がわなにかかる、捕獲しても動くのでとどめを刺すのが難しいなどの理由で許可されていない。対策として、バッファゾーンと防護柵が有効である。また、担い手育成のため、狩猟免許者と狩猟者登録の補助金制度や報償金の充実が望まれる。  次に、耕作放棄地について。政策として農業再生の必要性を打ち出し、関係機関とのさらなる連携を図ることで取り組みを強化することが必要である。つくったものは全て買い取る体制や販売ルートを確立することで、農業者が安心してつくれる体制づくりが必要である。また、農業をサポートするボランティア制度の検討も必要である。  次に、中心市街地活性化について。JR府中駅周辺整備は、府中市都市計画マスタープランにも取り組み事項として位置づけられている。道の駅を中心とし、JR府中駅との一体化を進めることが重要である。JR府中駅に駐車場があれば利用するという意見もある。道の駅を中心とし、高速バス、路線バス、ぐるっとバスの発着場の役割を果たし、JR府中駅とつながることで、市民の交通の利便性に役立ち、観光客もふえる。また、府中市民病院、道の駅、POMの建設に当たっては、県内産の木材を使用することも検討すべきであるといった意見が出されております。  所管事務調査で出されたこれらの意見等を踏まえ、本委員会として市に求める具体的な対応を取りまとめております。  鳥獣被害対策については、担い手が不足し、狩猟者が高齢化していることから、担い手の育成のため、補助金、報償金の見直しが必要である。  耕作放棄地については、農業再生に向け、府中市、地域農業者、広島県東部農業技術指導所、農協、農業委員会の連携による推進が必要である。  中心市街地活性化については、道の駅を中心に、府中市都市計画マスタープランに沿った駅周辺開発を進めることが必要である。JR府中駅の建てかえ、南口自由通路の新設のため、JRとの協議を進める必要がある。  こうしたことを踏まえ、今後の施策実現に向け取り組んでいただきますよう理事者に要望し、建設委員会所管事務調査の報告を終わらせていただきます。           〔建設常任副委員長 居神光男君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 続いて、議会運営委員会、加藤委員長。           〔議会運営委員長 加藤吉秀君 登壇〕 ○議会運営委員長(加藤吉秀君) 議長のお許しを得ましたので、平成26年度の、議会運営委員会所管事務調査の中間報告をさせていただきます。  これまで、本市議会では、市民に開かれたわかりやすい議会運営を推進するためのさまざまな改革に取り組み、その集大成として、平成25年12月定例会において、府中市議会基本条例を制定いたしました。  これからも、この条例に基づき、議会を市民に開き、広報を行い、市民との情報共有を図るとともに、市民との意見交換を積極的に行い、市民の意見を踏まえて、議員間討議を行い、課題設定と合意形成を図り、その結果を政策決定や監視・評価、政策提言、政策立案に生かしていくことを重点に置き、引き続き議会改革に取り組んでいく必要があります。  そこで、今年度の議会運営委員会所管事務調査項目として、議会情報の発信と収集、政策提言機能の充実について調査研究を進めることと決めました。その調査、協議経過については、お手元の資料のとおりでございます。  議会運営委員会の活動として、平成26年度の議会報告会については、昨年に引き続き議会運営委員会で検討を行い、平成26年10月28日から30日までの4日間、市内4会場において議会報告会を開催し、議会活動の報告と意見交換を行いました。  報告内容としては、議会の仕組み、議案の審査結果及び各常任委員会で取り組んでいる、ITを活用した防災、これからの介護保険、農業問題について報告し、その後、意見交換を行いました。  今回の議会報告会は、配付資料に加え、パワーポイントを使った報告とするなどの工夫を行い、また、報告会で出された意見、質問については、各常任委員会で課題の確認を行った後、市民意見を踏まえた調査、検討及び整理を行い、議会としての考え方を議会だより、ホームページに掲載いたしました。  議会報告会のまとめとして、府中市議会の活動をもっと広く知っていただくためには、報告内容がもっとわかりやすくなるよう改善するとともに、これまでの地域別議会報告会に加え、意見聴取に主眼を置いた各種団体との意見交換、出前講座のようなことも検討する必要があると考えております。  次に、行政視察についてですが、議会改革度調査ランキング上位の先進都市、大分県佐伯市及び山口県山陽小野田市の2市議会において、議会報告会の企画、立案と、そこで出された意見等の取り扱い、市民からの要望の取り扱い、議会だよりの編集状況、政策提言への取り組み状況、こういったことについて視察を行いました。両市とも、議会改革について積極的な市であり、佐伯市議会での政策研究会や議会モニター制度の状況、議会報告会、議会だよりの編集方法と、山陽小野田市議会での広報広聴特別委員会の活動、政策討論会、議会だよりの編集方法は非常に参考になりました。  広報広聴活動について、本市議会では、議会だよりの編集を担当する「議会だより編集委員会」を設置し、広報活動の取り組みを進めるとともに、最近では、議会報告会を開催し、市民の意見を聞く機会を持つなどの取り組みを行っています。しかし、どちらの活動も決して十分とは言えず、議会活動にもっと関心を持っていただくための取り組みを行っていかなければならないという課題があります。  そこで、議会運営委員会では、広報広聴活動を充実、強化するために、広報と広聴を連携させた機能を果たす機関、組織を検討し、市民に対するプロモーション活動を積極的に推進していくという今後の方向性を確認し、先進地の取り組み事例などを参考に、主に3点について調査研究を行っております。  1点目としましては、市民と議会、広報と広聴をつなぐ機能を重視した広報紙へのリニューアルを図ること。議会だよりは市民の皆様に読んでいただかないと意味がありません。議会のかた苦しいイメージの脱却のための工夫が必要で、読者――市民目線で編集する。議会からのメッセージが伝わり、事後の報告よりも、予告や意見募集を行い、議会として伝えたいことと市民が知りたいこととのバランスをとる。そして、特色ある独自の企画、精力的な取材を行い、ビジュアルな紙面構成にしてコンテンツの充実を図る。そのほか、配布方法、紙面の規格などについても検討したいと思っております。  2点目には、議会報告会の参加者数をふやし、市民の意見を生かす議会報告会にすること。議会報告会では、議会からしか聞けない内容、議案の重要な論点、賛否を分ける論拠、最終的な決着など、審議から意思決定のプロセスを説明することがもっと必要ではないかと思っております。  3点目として、政策提言に向けて、市民からの要望、提言を検討できる組織の検討。市民からの要望等を各常任委員会でしっかり協議してもらうための、市民からの要望を受ける窓口を検討する。  議会運営委員会では、広報広聴機能の充実、強化のために、議会だより編集委員会の機能を拡充、強化した組織にする方向で、組織形態、運営方法について引き続き具体的な検討を行っていきたいと考えております。  以上、甚だ簡単でございますけども、平成26年度の、議会運営委員会における所管事務調査の中間報告とさせていただきます。           〔議会運営委員長 加藤吉秀君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 各委員長の報告が終了いたしました。  各報告に対する質疑は、議会運営委員会の決定により省略いたします。  これをもって、日程第3、所管事務調査の報告についての件を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 日程第4、市長施政方針を議題といたします。  この際、平成27年度の市長施政方針について説明を求めます。  戸成市長。              〔市長 戸成義則君 登壇〕 ○市長(戸成義則君) 時間の都合もあるようでございますが、要旨のみ説明させていただきます。  政権与党が実行したアベノミクス政策により、都市部、大企業においては景気回復の兆しが見受けられましたが、地方や中小企業をめぐる経済情勢は依然として厳しい状況にあります。  国は、人口減少を克服し、地方創生をなし遂げるため、昨年11月に、「まち・ひと・しごと創生法」を成立させました。この法律は、急速な少子高齢化の進展に的確に対処し、人口減少に歯どめをかけるとともに、東京圏への過度な人口集中を是正し、各地域で住みよい環境を確保することで、将来にわたり活力ある社会を維持していくことを基本理念としております。  さて、平成27年度予算は、国の地方創生の動きに呼応しつつ、中心市街地の活性化、地域医療体制の充実、結婚・出産・子育ての支援、地域産業の活性化、定住人口の増加に関する施策を軸に、本市への新たな人の流れを生み出すことで活力を取り戻し、市民が安心して生活を営み、子供を産み育てられるまちづくりを目指すことを念頭に置き編成いたしました。  なお、新年度に策定する、本市の地方版総合戦略に盛り込む予定の事業につきましては、平成26年度の国の補正予算で措置された、地域住民生活等緊急支援のための交付金を財源として、このたびの補正予算に前倒しをして計上しております。新年度予算とあわせて着実に実行することで、市民の日常生活や企業の経済活動に好循環が生まれることを強く期待するものであります。  1、個性的で豊かなにぎわいのある都市をめざして。  市民、企業の日常活動を支える円滑で利便性の高い都市基盤の整備を推進し、まちの活力を創出します。また、本市の特徴である、ものづくり産業と歴史が調和したまちづくりを進めます。  本市においても、本格的な人口減少、少子高齢化社会を迎え、中心市街地の空洞化や、都市機能の拡散による利便性の低下などが課題となっております。その課題を踏まえて、平成26年度に改正した府中市都市計画マスタープランでは、「中心市街地と周辺集落市街地が交通ネットワークなどでつながり、さらに主要都市とも結びつくネットワーク型のコンパクトシティ」を新たな都市像とした整備方針を定めています。この都市像を地域社会と共有しながら、将来にわたり快適に住み続けられるまちづくりを進めます。  第2期府中市中心市街地活性化基本計画が3年目を迎えます。新年度の主な事業として、平成28年度のオープンに向け、道の駅関連施設の建築や駐車場を含む道路工事に着手します。  都市計画道路については、目崎出口線改良のための用地調査、用地取得などを行います。また、府中お祭り通りにつきましては、府中学園北側3差路交差点部分の整備を完了させます。  地籍調査については、引き続き行縢町と上下町の2地区を調査いたします。  市役所本庁舎の整備については、駐車場の整備、非常用電源設備の設置など、防災拠点としての機能を強化します。  本市の強みである、ものづくりを生かしたまちづくりを進めるためには、広域的な企業活動や市民生活の利便性を高める広域幹線道路整備が喫緊の課題であります。府中南北道路の整備を最優先に取り組みます。新年度は、広島県が整備する工区のうち、A工区720メートル区間の用地取得に取り組んでまいります。B工区450メートル区間につきましては、物件調査、用地取得に着手する予定でございます。本市が整備を行っているD工区470メートル区間につきましては、平成26年度までに約9割以上の用地取得が完了し、可能な箇所から工事を行っております。  一般国道486号の整備については、広島県に強く働きかけてまいります。一般県道については、工事を推進するよう、広島県に強く働きかけをいたします。生活道路については、舗装改良や橋梁補修など、順次整備を行ってまいります。また、府中市狭あい道路整備事業を活用した整備を推進してまいります。通学路の安全確保については、計画的に必要な整備を行ってまいります。  市政情報の発信については、「広報ふちゅう」や府中市ホームページの充実を図ってまいります。  水道事業については、府中市水道ビジョンに基づき、老朽施設の更新改良を計画的に実施してまいります。下水道事業については、長寿命化計画を策定し耐震診断などを行います。上下水質管理センターについては、必要不可欠な設備の改築更新を行ってまいります。  桜が丘住宅団地については、今570人の市民が暮らしておる町並みでございますけれども、販売促進イベントなどを通じまして、早期の完売を目指します。  市営住宅については、適正な維持管理に努めてまいります。  2、安心して暮らせる住みよい都市をめざして。  環境衛生の柱であるごみの処理については、ごみの減量化、資源化を推進し、効果を上げております。可燃ごみの処理については――現クリーンセンターにかわる施設の基本構想を策定します。旧清掃センターについては、今後解体を進めるため、事前調査を行います。  生活排水の処理については、合併浄化槽の普及促進に取り組むとともに、環境センターの適切な維持管理に努め、また、緑ケ丘団地を公共下水道に接続いたします。  出口川湧水対策については、広島県と連携して、適正な運転管理に努めます。  リ・フレに太陽光パネルと蓄電池を設置し、環境負荷の低減に努めてまいります。
     防犯意識の高揚――消費者のトラブルや被害の防止については、被害情報の提供や相談業務の充実に努めてまいります。  交通事故防止のため、子供から大人までの交通安全意識の高揚を図ります。  消防、救急体制の充実については、小型ポンプ積載車を計画的に整備、更新し、防火活動の機動力向上を図ってまいります。また、女性消防団員の広報車などを活用し、市民の防火、防災に対する意識高揚を図ります。消防団員の確保については、消防団員の報酬額を引き上げ、団員の士気高揚を図ってまいります。  防災体制の充実については、防災訓練の実施とともに、防災リーダーを養成し、自主防災組織の組織化を促進します。また、ハザードマップを作成するとともに、避難情報発令基準と市の警戒態勢を刷新し、早目の避難情報発令に努めます。  治山・治水事業については、芦田川河川整備計画に基づく、目崎・父石地区河川改修の早期完成を国に働きかけます。さらに、砂防事業の早期完成に向けて広島県に強く働きかけてまいります。  市民一人一人が人間として尊重される「e.街いきいきフォーラム」等の開催を初め、人権尊重についての理解を深める取り組みを進めてまいります。  3、地域特性を生かした活力ある産業都市をめざして。  本市は、ものづくり産業が核となり発展してきたまちであり、技術や人材は産業の活性化に必要不可欠なものであります。府中市企業立地促進条例に基づき、積極的に企業誘致を促進してまいります。また、小規模事業者経営改善資金利子補給制度を新設することで、小規模事業者の企業活動を支援します。さらに、若い世代や女性、移住者を対象とした起業支援制度を拡充します。  中心市街地の活性化については、今年1月に地域交流センターがオープンし、「恋しき」、お祭り広場とともに――交流人口の拡大に努めます。さらに、道の駅については、レストランや産直市などを備えた集客施設となるよう、具体的な検討に入ります。  農業については、集落法人や認定農業者など担い手の育成と、地元農産物による地産地消の推進、地元畜産農家の飼育用稲収穫機械導入の支援、あるいは中山間地域直接支払制度や多面的機能支払制度などの事業に取り組んでまいります。  森林保全・林業振興については、「ひろしまの森づくり事業」を活用して――間伐材の有効利用や、付加価値の高い商品づくりを図ってまいります。  今年3月に、中国横断自動車道尾道松江線、これはやまなみ街道と名がついておりますけれども、これが全線開通いたします。観光資源の掘り起こしを行い、観光客の誘致に努めます。  観光イベントについては、備後国府まつり、備後府中食博を引き続き支援します。  さらに、木造芝居小屋「翁座」を改修します。  4、地域で創る健康都市をめざして。  地域全体が明るく元気でいるためには、市民一人一人が健康を保持し、日々健やかに暮らせるまちづくりを実現しなければなりません。  健康づくりの推進については、健康増進事業や啓発活動に取り組んでまいります。  食育の発信拠点として、新しい府中市民病院内にレストランを新設します。  健康診査事業については、各種がん検診などによるがんの早期発見、早期治療を支援してまいります。  予防接種事業については、インフルエンザや肺炎球菌による重症化防止のため、接種費用を助成します。また、母子健康相談や乳幼児健診、妊婦健診の公費助成、不妊治療に対する補助制度を新設します。  国民健康保険事業については、新年度は所得の多い方の賦課限度額が引き上げられるとともに、軽減対象範囲が拡大されます。医療費の適正化については、ジェネリック医薬品の普及に向けて、差額通知書を発行いたします。さらに、特定健康診査の受診を促すため、3年連続受診者のインフルエンザ予防接種の無料化などの奨励策を継続いたします。  後期高齢者医療については、新年度は保険料率の改定はありませんが、軽減対象範囲が拡大されます。  地域福祉活動については、元気な高齢者の生きがい活動を推進してまいります。また、災害発生時における支援体制については、要支援者の情報がより有効に活用できる体制を強化します。  高齢者福祉については、府中市第6期高齢者保健福祉総合計画・介護保険事業計画を策定します。高齢者の在宅生活を全面的に支援する体制を整備します。  障害者福祉については、いわゆる障害者総合支援法に基づく支援をするほか、自立や社会参加を促進してまいります。  府中市立湯が丘病院は、備後地域における精神科医療の中核病院として、取り組みを強化いたします。  地方独立行政法人府中市病院機構については、評価委員会から、「総論としては、おおむね年度計画どおりに推進されている」との評価をいただいております。地域医療再生の取り組みに対し、引き続き財政支援や政策的支援を行ってまいります。  地域医療の充実については、在宅医療を推進するほか、府中地域医師会准看護学院の人材育成事業に対して財政支援を行ってまいります。また、新規事業として、医師育成奨学金貸付制度及び医療体制確保事業補助金を創設し、人材の育成及び医療提供体制の充実を図ります。  府中市民病院の改築については、平成27年末ごろに完成する見込みであります。平成28年10月末の全面完成に向けて工事を行います。  女性、子育て支援については、女性の就労、結婚から妊娠、出産、そして子育てへと総合的な取り組みを推進してまいります。  保育事業については、府中市子ども・子育て支援事業計画をもとに、府中で子育てしてよかったと言われるまちづくりを目指します。あわせて、木育事業に取り組むとともに、POM――府中市こどもの国の建てかえに向けた基本設計に着手します。  子育てに係る負担の軽減を図るため、出産応援金制度による助成、乳幼児等医療制度による通院・入院に係る医療費の助成を継続いたします。  5、心豊かな人と文化を育む都市をめざして。  府中市教育の目標は、「府中市教育推進計画~府中学びプラン~」のテーマである、「未来へはばたく人づくり 生涯にわたって学びあえるまち府中」でございます。この目標を達成するため、確かな学力、豊かな心、たくましい体を兼ね備えた子供たちの育成に努めてまいります。  小中一貫教育については、本市は全国に先駆けて着実な成果を上げてきたところであります。地域とともにある学校づくりを目指して、コミュニティ・スクール事業に取り組んでまいります。  学校教育施設の整備については、各学校の計画的な改修、修繕に取り組みます。  学校給食については、食育を着実に推進するため、栄養士の学校訪問による食育指導に取り組み、あわせて地産地消も推進してまいります。  文化財の保護、活用については、歴史民俗資料館の補修、あるいは備後国府跡の国史跡指定に向けて引き続き取り組んでまいります。  芸術・文化の振興については、まちかど芸術推進事業を実施いたします。  府中教育の日を定める条例の趣旨に沿って開催する府中学びフェスタについては、学びの成果を発表する場、府中市教育を幅広くアピールする場として実施します。  青少年の健全育成については、「親の力」を学び合う学習プログラムなどを活用し、地域人材の発掘と育成に努めてまいります。  スポーツ活動の振興については、府中市スポーツ推進計画を策定します。また、指導者の育成、スポーツ施設の計画的な整備に努めてまいります。  以上、新年度の主な施策について、端折って申し上げましたが、各項目の説明は以上とさせていただきます。引き続き厳しい行財政運営となることが予想されますが、今後とも皆様の、府中市政に対する、より一層の御協力を改めてお願い申し上げます。              〔市長 戸成義則君 降壇〕 ○議長(小野申人君) これにて市長施政方針を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 日程第5、議案第45号「副市長の選任の同意について」の件を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  粟根総務部長。             〔総務課長 粟根誠司君 登壇〕 ○総務部長(粟根誠司君) それでは、議案第45号を提案させていただきます。  お手元に配付の議案集(2)をごらんください。  議案第45号、副市長の選任の同意について。  次の者を副市長に選任することについて、地方自治法第162条の規定により、市議会の同意を求めるものでございます。  お名前ですが、船尾恭司。住所は、広島市中区平野町。生年月日は、昭和33年7月5日でございます。  船尾さんの経歴について、簡単ではございますが説明させていただきます。  昭和56年に広島県職員に採用され、議会事務局、総務課文書係長、地域振興部市町村分権総室市町村行政室主査、主任主査などを歴任され、平成21年から総務局財務部財産管理課資産活用室長、監査委員事務局監査総括監などを経て、現在は県立広島大学の事務局次長として御活躍されております。  なお、市長の挨拶にもございましたが、船尾さんにつきましては、平成15年4月から2年間、府中市の政策推進室長として広島県から派遣いただいております。  任期は平成27年4月1日から平成31年3月31日までの4年間でございます。  以上、議案第45号の提案説明とさせていただきます。どうか原案どおり御同意いただきますようお願い申し上げます。             〔総務課長 粟根誠司君 降壇〕 ○議長(小野申人君) これにて提案理由の説明を終結いたします。  休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時1分 休憩                午前11時2分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  これより議案第45号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第45号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第45号については、委員会の付託を省略することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第45号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第45号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。  休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時2分 休憩                午前11時15分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  この際、日程第6、議案第1号「平成27年度府中市一般会計予算について」から、日程第49、議案第44号「平成26年度府中市水道事業会計補正予算(第2号)について」までを一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  粟根総務部長。             〔総務部長 粟根誠司君 登壇〕 ○総務部長(粟根誠司君) それでは、平成27年府中市議会第1回定例会に提出いたしております議案45件のうち、先ほど同意いただきました副市長の選任同意以外の44件につきまして、順次説明させていただきます。  最初に、当初予算案の説明をいたします。別冊の「平成27年度府中市予算書 一般会計・特別会計」をお開きください。  1ページ。議案第1号、平成27年度府中市一般会計予算。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ231億6,000万円と定める。  2ページの第1表、歳入歳出予算は、別添の予算説明資料により説明いたします。
     9ページ。第2表、債務負担行為でございます。  固定資産台帳整備業務委託料は、期間が平成28年度、限度額は248万4,000円といたします。平成30年度評価替えに係る格差率及び路線価決定業務委託料は、期間が平成28年度から平成29年度まで、限度額は1,204万円といたします。府中市こどもの国新築設計業務委託料は、期間が平成28年度、限度額は2,720万円といたします。府中土地開発公社が金融機関から借り入れた借入金に対する債務保証は、期間が平成27年度、限度額は借入金9億3,000万円と、これに対する利息及び遅延利息でございます。立地適正化計画策定業務委託料は、期間が平成28年度、限度額は810万円といたします。  10ページ。第3表、地方債ですが、起債の目的別に、それぞれ限度額、起債の方法、利率などを定めております。低金利が続いており、利率は前年と同様、5.0%以内としております。  260ページには「地方債の前前年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書」を掲載しておりますので、後ほど御参照いただきたいと思いますが、府中市民病院改築事業に充てる起債の発行などにより、当該年度末現在高見込額は264億3,810万3,000円となり、一時的に増加しております。  それでは、一般会計の予算内容を、別添の平成27年度当初予算説明資料により説明させていただきます。  まず、予算規模ですが、一般会計の予算総額は231億6,000万円で、対前年度比で、額で30億8,000万円、率で15.3%の増となっております。一般会計のうち、投資的経費は62億782万8,000円で、府中市民病院改築事業、都市再生整備事業、防災行政無線整備事業などにより100.6%の増となっております。  5ページには一般会計の予算規模、伸び率の推移を掲げておりますので、後ほど御参照ください。  6ページ。一般会計予算額の款別内訳の状況でございます。  まず、歳入の主なものについて御説明申し上げます。  市税ですが、51億988万9,000円を計上しております。個人市民税は人口減による減収、法人市民税は緩やかな景気回復に対する期待感によりやや増収を見込み、固定資産税が地価下落により減収となり、市税全体では、対前年度比1.4%、7,197万2,000円の減と見ております。税目ごとの予算額につきましては、16ページと17ページに、平成18年度から平成27年度までの市税の推移を掲げておりますので御参照ください。  次に、地方譲与税は1億5,024万1,000円で、対前年度比2.1%、316万8,000円の減となります。利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金、自動車取得税交付金、地方特例交付金については、広島県の推計による計上額でございます。地方交付税は58億1,200万円で、対前年度比2.1%、1億2,700万円の減となっております。国庫支出金は33億5,661万6,000円で、対前年度比12.7%の増。これは府中市民病院改築事業や都市再生整備事業などの投資的事業実施に伴う増加でございます。県支出金は18億5,480万円で55.1%の増。これは地域医療再生計画基金事業補助金などの増によるものでございます。財産収入は7,293万4,000円で、225.6%の増。これは道路改良工事に伴う代替地取得予算額を5,000万円計上したものでございます。寄附金でございますが、ふるさと納税に対して新たに地元産品のお礼をするなどのPRに努め、大幅な増加を目指しておるものでございます。市債は42億6,892万4,000円で、府中市民病院改築事業の財源として発行する起債が多額となり、対前年度比102.7%、約21億6,000万円の増となっております。このうち、普通交付税の一部振りかえ分で、後年度において元利償還金が100%交付税措置される臨時財政対策債は、約8億円でございます。  続きまして、歳出でございますが、増減が多いものについて説明申し上げます。  総務費は22億4,229万5,000円で、対前年度比18.6%、約3億5,200万円の増。これは主に防災行政無線整備などによるものでございます。衛生費は48億6,779万円で、対前年度比62.2%、約18億6,600万円の増。これは主に府中市民病院改築事業によるものでございます。土木費は31億6,921万8,000円で、対前年度比37.9%、約8億7,200万円の増。これは主に都市再生整備事業によるものでございます。消防費は7億2,751万7,000円で、対前年度比18.0%、約1億1,100万円の増。これは主に消防無線デジタル化、福山地区消防組合負担金などによるものでございます。公債費は28億2,908万3,000円で、対前年度比1.6%、約4,500万円の減。これは合併特例債などの元金が順調に償還されているためでございます。  以上、歳入歳出合計は、それぞれ231億6,000万円となっております。  続いて、一般会計歳出予算の性質別内訳について簡単に説明申し上げます。  この表は、歳出予算を義務的経費、投資的経費、その他の経費に分類し、構成比、伸び率を平成26年度当初予算と比較したもので、主なもののみ説明させていただきます。  まず、義務的経費は、人件費が30億6,459万8,000円で、対前年度比1.4%の増となっております。これは特別職報酬、職員給与などが減少いたしますが、退職手当が約2倍となり、総じてふえているものでございます。義務的経費全体では0.1%の増、歳出全体の40.7%を占めております。  次に、投資的経費は、普通建設事業費が61億6,852万8,000円で、対前年度比101.9%の増となっております。このうち補助事業は47億4,033万9,000円で、事業としては府中市民病院改築事業、都市再生整備事業、目崎出口線道路改良事業などでございます。単独事業は14億1,318万9,000円で、防災行政無線整備事業などでございます。投資的経費の主な内容につきましては、12ページの一般会計投資的事業の内訳に掲げておりますので、後ほど御参照ください。  その他の経費は、物件費が、消防無線デジタル化、(仮称)道の駅の備品費用などを計上したことにより、対前年度比3.7%の増。維持補修費が、道路橋梁や小・中学校、そして公園施設の維持補修費がふえたため15.5%の増となりました。補助費等は、臨時福祉給付金、子育て世帯臨時特例給付金などが減少したため、対前年度比3.9%の減となっています。繰出金は、公共下水道事業特別会計と後期高齢者医療特別会計に対する繰出金が減少したものの、他の特別会計への繰出金が微増したため、対前年度比0.7%の増となっております。  10ページには一般会計歳出予算性質別推移を折れ線グラフ、表で掲げておりますので、後ほど御参照ください。  11ページには、物件費に、義務的経費である職員人件費、扶助費、公債費を加えた4つの経費の、平成18年度から27年度までの推移をそれぞれ棒グラフで示しております。職員人件費は、平成19年度を境に激減しております。扶助費は、平成21年度以降、自立支援給付費の急増により増加傾向が続いてまいりましたが、平成27年度予算はほぼ前年度並みとなっております。扶助費の動向を引き続き注視しなくてはなりませんが、職員人件費は着実に減少、公債費は平成22年度以降、約29億円前後で推移しております。物件費は、指定管理者制度の普及、消費税増税により、やや増加傾向にございます。  12ページには一般会計投資的事業の内訳の一覧表、13ページには地方債現在高の推移を掲げておりますので、後ほど御参照ください。  14ページと15ページは、特別会計等への繰出金等の推移でございます。平成18年度から平成25年度までは決算額を、平成26年度と27年度は当初予算額を掲げております。  続いて、16ページと17ページは、平成18年度以降の市税の推移の一覧表でございます。平成18年度から平成25年度までは、上段が当初予算額、下段の括弧内の額が決算額で、課税目の数値を掲げております。市民税と固定資産税の動向は先ほど説明申し上げましたが、軽自動車税は税率改正などによる若干の増を見込み、たばこ税は、禁煙などの影響から、対前年度比10.2%の減としております。市税全体では51億988万9,000円で、対前年度比1.4%、約7,200万円の減でございます。  18ページには地方交付税の推移を表と棒グラフで表示しております。基準財政需要額から基準財政収入額と臨時財政対策債発行可能額を差し引いた額が交付額となります。  19ページには一般会計及び国民健康保険特別会計の財政調整基金、介護保険特別会計の介護給付費準備基金のそれぞれの残高をグラフに示していますので、御参照ください。  20ページは、平成27年度のチャレンジ枠事業として選定された6事業の一覧表でございます。いずれの事業も、住み続けたい、生き生きとしたまちづくりに資するものと考えております。総事業費は2,141万2,000円としております。  21ページでございますが、昨年4月から消費税率が8%に改定され、平成27年度に本市に交付される地方消費税交付金の増収分が3億757万8,000円となる見込みでございます。消費税増税分は社会保障費に充てるという基本的な方針に基づき、増額分を平成27年度の社会保障に関する事業に幾ら充当するかを示したものでございます。  22ページは、平成26年度の国の補正予算で措置された地域住民生活等緊急支援のための交付金を財源として、平成27年度予算からこの3月補正予算に前倒しして計上した事業の一覧表でございます。プレミアムつき商品券の発行、地方版総合戦略の策定、起業支援、不妊治療支援、空き家バンク、桜が丘団地の定住促進、(仮称)道の駅の開業準備、観光振興などを実施し、まちの魅力を高め、訪れたい、暮らしたい、ずっと住み続けたいと思えるまちづくりに取り組んでまいります。事業費総額約2億1,900万円を計上し、平成27年度予算とともに着実に実施することで、人口減少に歯どめをかけ、将来にわたり持続し続けるまちを目指してまいります。  以上で、平成27年度の一般会計予算案の説明を終わらせていただきます。  続きまして、平成27年度の各特別会計予算について説明申し上げます。  261ページ。議案第2号、平成27年度府中市国民健康保険特別会計予算。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ48億4,387万円と定める。  269ページ。歳入の主なものですが、1款国民健康保険税は、一般と退職合わせて8億3,799万3,000円、2款国庫支出金は、療養給付費等負担金や財政調整交付金などで合計8億100万7,000円、4款療養給付費交付金は3億1,376万9,000円、5款前期高齢者交付金は13億6,150万6,000円、6款共同事業交付金は10億178万9,000円、8款繰入金は、保険基盤安定繰入金、職員給与費等繰入金などの一般会計繰入金が2億8,136万9,000円でございます。  279ページ。歳出の主なものですが、2款保険給付費は29億8,470万円、3款後期高齢者支援金等は5億163万8,000円、7款共同事業拠出金、これは医療費の変動による財政運営を安定化させるために県内保険者で拠出金を出し合い共同事業を行う経費で、10億178万9,000円ございます。  次に、306ページ。議案第3号、平成27年度府中市公共下水道事業特別会計予算。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ11億6,146万8,000円と定める。  309ページ。第2表、地方債ですが、限度額として3億9,410万円を予定しております。  313ページ。歳入の主なものですが、1款分担金及び負担金は下水道負担金を1,434万6,000円、2款使用料及び手数料は下水道使用料を1億4,915万円、3款国庫支出金は下水道事業費補助金を6,484万1,000円、5款繰入金は一般会計繰入金を5億3,888万円、7款市債は下水道事業債を3億9,410万円計上しております。  317ページ。歳出の主なものといたしまして、1款総務費は総務管理費を8,086万円、これは上下水質管理センター及び高木ポンプ場の施設管理経費などを計上しております。2款下水道事業費は公共下水道建設費を1億7,417万8,000円計上しておりますが、府中処理区では土生町、鵜飼町、府川町で管渠埋設工事を、上下処理区では水質管理センターの改築工事を行います。また、雨水対策事業として、角田ポンプ場の耐震診断と長寿命化計画策定業務を予定しております。3款公債費は元金及び利子で8億5,055万6,000円を計上しております。  次に、337ページ。議案第4号、平成27年度府中市介護保険特別会計予算。  府中市介護保険特別会計は、保険事業勘定と、地域包括支援センターが介護報酬で賄う介護サービス事業勘定があり、別会計で経理しております。  第1条、保険事業勘定の歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ52億2,344万6,000円と定め、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ3,840万5,000円と定める。  まず、保険事業勘定について主なものを説明いたします。  345ページ。歳入ですが、1款保険料は第1号被保険者保険料を10億616万6,000円、2款国庫支出金は、1項国庫負担金で介護給付費負担金を8億9,761万6,000円、同じく2項国庫補助金で調整交付金と地域支援事業交付金を、合わせて3億6,629万7,000円、3款支払基金交付金は、介護給付費交付金と地域支援事業支援交付金を、合わせて13億9,662万7,000円、4款県支出金は1項県負担金で介護給付費負担金を7億473万4,000円、6款繰入金は一般会計からの繰入金等で7億8,804万2,000円を計上しております。  359ページ。歳出ですが、2款保険給付費は、1項介護サービス等諸費で居宅介護サービス給付費、施設介護サービス給付費ほかで42億5,782万9,000円、同じく2項介護予防サービス等諸費で3億6,219万8,000円、同じく6項特定入所者介護サービス等費で、施設での食費、居住費の自己負担化による低所得者層の減免分を保険給付費とするもので、2億1,743万円を計上しております。  382ページ。介護サービス事業勘定でございます。  地域包括支援センターにおいて実施する介護予防支援事業所の運営を介護サービス事業勘定とするもので、歳入は、1款サービス収入の介護予防マネジメント収入など、歳出は、1款事業費の介護予防マネジメントなどを行う介護予防サービス事業費で、歳入歳出それぞれ合計3,840万5,000円でございます。  次に、395ページ。議案第5号、平成27年度後期高齢者医療特別会計予算。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6億4,964万6,000円と定める。  歳入の主なものは、1款後期高齢者医療保険料が4億6,971万4,000円、7款一般会計繰入金が1億7,864万8,000円でございます。  歳出の主なものは、1款総務費が職員人件費及び事務経費で2,143万4,000円、2款後期高齢者医療広域連合納付金が6億2,721万2,000円でございます。  次に、416ページ。議案第6号、平成27年度府中市病院事業債管理特別会計予算。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ7億9,578万7,000円と定める。  417ページ。歳入でございます。1款諸収入は、病院事業貸付金元利収入が1億7,388万7,000円、これは、地方独立行政法人移行前の府中北市民病院及び移行後の府中市病院機構への貸付金に係る元金、利子の償還金でございます。2款市債は、同病院機構が行う施設整備に必要な資金を貸し付けるための企業債で、2病院合わせて6億2,190万円でございます。  418ページ。歳出でございます。1款公債費が1億7,388万7,000円、これは、地方独立行政法人移行前の府中北市民病院及び移行後の府中市病院機構への貸付金に係る企業債借入先への元金、利子を償還するためのものでございます。2款病院事業資金が6億2,190万円、これは、同病院機構が行う施設整備に必要な資金を貸し付けるものでございます。  427ページには「地方債の前前年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書」を掲載しておりますので、御参照ください。  次に、別冊の「平成27年度府中市事業会計予算書 水道事業会計」をお開きください。  議案第7号、平成27年度府中市水道事業会計予算。  1ページ。第2条、業務の予定量でございますが、給水戸数は、上水道が1万975戸、簡易水道が、久佐と上下で1,519戸でございます。主な建設改良事業として、配水管改良事業等で4億3,698万2,000円を予定しております。  第3条、収益的収入及び支出の予定額でございます。まず収入ですが、第1款上水道事業収益が5億3,847万8,000円、第2款簡易水道事業収益が1億547万8,000円でございます。支出は、第1款上水道事業費用が5億33万5,000円、第2款簡易水道事業費用が1億377万9,000円でございます。  第4条、資本的収入及び支出でございます。収入は、第1款上水道事業資本的収入が3億6,557万7,000円、第2款簡易水道事業資本的収入が4,147万5,000円でございます。支出は、第1款浄水場事業資本的支出が5億2,539万5,000円、第2款簡易水道事業資本的支出が6,828万6,000円でございます。  第5条、企業債は配水管改良事業等で限度額を3億5,750万円、利率を5.0%以内としております。  3ページから8ページにかけて収益的収入及び支出のそれぞれの実施計画を、9ページから10ページにかけて資本的収入及び支出を掲げております。主な事業としましては、上水道事業では配水管布設替工事、老朽管更新事業、また簡易水道事業では配水管改良工事、浄水設備改修などでございます。  そのほか、11ページ以降にはキャッシュフロー計算書などを掲げておりますので、後ほど御参照をお願いいたします。  次に、別冊の「平成27年度府中市事業会計予算書 病院事業会計」をお開きください。  議案第8号、平成27年度府中市病院事業会計予算。これは、湯が丘病院の予算でございます。  1ページ。第2条、業務の予定量は、病床数が308床、年間患者数が、入院8万6,925人、外来1万4,094人、1日平均患者数が、入院237.5人、外来58人と見込んでおります。主な建設改良事業ですが、資産購入費で輸液ポンプの購入などを予定しております。  第3条、収益的収入及び支出でございますが、病院事業収入及びの支出の予定額は、それぞれ13億4,875万3,000円でございます。  第4条、資本的収入及び支出は、資本的収入が4,428万3,000円、資本的支出が7,195万6,000円でございます。なお、収入額が支出額に対し不足する2,767万3,000円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填いたします。  3ページ以降に予算実施計画、キャッシュフロー計算書などを掲載しておりますので、後ほど御参照いただきますようお願いいたします。  以上で当初予算の説明を終わります。  それでは、続いて、議案集をお開きください。  議案第9号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて。  人権擁護委員法の規定により、法務大臣に対し次の者を人権擁護委員候補者として推薦することについて、市議会の意見を求めるものでございます。  候補者のお名前は、佐藤玲子。住所、府中市中須町。生年月日、昭和19年1月3日。佐藤さんは4期目の再任で、任期は平成27年7月1日から3年間の予定でございます。  次の議案第10号につきましても、人権擁護委員候補者として推薦することについて、市議会の意見を求めるものでございます。  候補者のお名前は、福元眞佐子。住所、府中市高木町。生年月日、昭和22年10月9日。福元さんは3期目の再任で、任期は平成27年7月1日から3年間の予定でございます。  同じく、次の議案第11号につきましても、人権擁護委員候補者として推薦することについて、市議会の意見を求めるものでございます。  候補者のお名前は、吉岡圭子。住所、府中市鵜飼町。生年月日、昭和19年4月8日。吉岡さんも3期目の再任で、任期は平成27年7月1日から3年間の予定でございます。  同じく、次の議案第12号につきましても、人権擁護委員候補者として推薦することについて、市議会の意見を求めるものでございます。  候補者のお名前は、桐島福子。住所、府中市土生町。生年月日、昭和25年2月1日。桐島さんは新任で、任期は平成27年7月1日から3年間の予定でございます。  議案第13号、福山市と府中市との間における連携中枢都市圏形成に係る連携協約について。  福山市、三原市、尾道市、世羅町、神石高原町、笠岡市及び井原市並びに本市の区域における事務を協力して処理するため、本市と福山市との間における連携中枢都市圏形成に係る連携協約を締結するものでございます。  目的としては、別表にございますように、びんご圏域活性化戦略会議の運営、開催、戦略的な観光振興、子育て支援の充実、農林水産物を活用した地域活性化、定住促進事業などを協力して実施し、相互に連携を図るものでございます。  なお、府中市長と福山市長は、この連携協約の推進について、連絡調整を図るための連絡会議を開くことになっております。  議案第14号、字の区域の変更について。  地方自治法の規定により市議会の議決をお願いするもので、変更調書にあります左の欄の町名、字、地番を、右の欄の町名、字の区域に変更いたします。  提案理由でございますが、府中市行縢町の一部及び上下町の一部における地籍調査事業の実施に伴い、入り乱れた字界及び飛び地番を整理する必要があるため、字の区域を変更するものでございます。別冊の参考資料集に位置図などを添付しておりますので、後ほど御参照をお願いいたします。  議案第15号、市道路線の認定について。  道路法の規定により市議会の議決をお願いするもので、この鵜飼23号線については、鵜飼西児童公園北側に道路を新設するものでございます。  議案第16号、市道路線の変更について。  道路法の規定により市議会の議決をお願いするもので、この府中8号線については、府中駅から府中市こどもの国「POM」への小道を整備するための路線延長をするものでございます。  この2つにつきましても、別冊の参考資料集に位置図などを添付しておりますので、後ほど御参照をお願いいたします。  議案第17号、府中市羽高湖交流研修センター設置及び管理条例の廃止について。  府中市羽高湖交流研修センターについては、農業体験やサン・スポーツランドとの一体的な利用を図るべく、施設改修工事を予定しておりましたが、入札に応札がなく、使用できる状態にございません。今後検討し、公募による民間活力を利用した使用形態に改めるため、この条例案を提出するものでございます。  議案第18号、府中市職員の給与の特例に関する条例の制定について。  平成25年度において国から要請等のあった給与減額について、本市として、この要請に対応する同等な措置としての給与減額を実施するため、この条例案を提出するものでございます。  減額の詳細は記載の表のとおりで、一般職を3.88%、管理職を4.88%減額するほか、管理職手当を10%減額いたします。減額の期間は、平成27年4月1日から12月31日まででございます。1月からの副市長、教育長の報酬の自主返納は3月で終わり、4月からそれぞれ13%、12%の減額といたします。  議案第19号、府中市教育長の勤務時間、休暇等及び職務専念義務の特例に関する条例の制定について。
     地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、新制度の教育長の勤務時間等について定めるものでございます。施行期日は平成27年4月1日で、施行期日の前日に教育長である者が、施行期日以後も引き続き現行制度上の教育長として在職する間は、適用されません。  議案第20号、府中市特定教育・保育施設等の利用者負担額に関する条例の制定について。  「子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」の施行による児童福祉法の一部改正に伴い、特定教育・保育施設の利用者負担額に関して必要な事項を定め、あわせて、子ども・子育て支援法施行規則において保育の必要性の認定基準が定められたことに伴い、府中市保育実施条例を廃止するものでございます。  施行期日は平成27年4月1日でございます。  議案第21号、府中市子ども・子育て支援法に基づく過料に関する条例の制定について。  子ども・子育て支援法の施行に伴い、市町村は、条例で定めることにより、正当な理由なく不誠実な対応を行う保護者等及び事業者に対して過料を科すことができると規定され、本市においても、不誠実な対応を抑止するため、この条例を制定するものでございます。該当者及び過料等については、条例案第2条に規定しております。  施行期日は平成27年4月1日でございます。             〔総務部長 粟根誠司君 降壇〕 ○議長(小野申人君) 昼食のため休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時59分 休憩                午後1時1分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  休憩前に引き続き、議案の提案説明を求めます。  粟根総務部長。             〔総務部長 粟根誠司君 登壇〕 ○総務部長(粟根誠司君) それでは、午前に引き続き、提案説明をさせていただきます。  議案第22号、府中市医師育成奨学金貸与条例について。  将来、医師として、市内の医療機関等に勤務しようとする者に奨学金を貸し付けることにより、本市の医療を支える人材を育成し、もって本市の医療体制の確保及び充実を図るためのものでございます。  貸付対象者は、医学生または臨床研修医であって、将来、市内の医療機関等に勤務する意思を有する者とし、貸付額は、無利子で月額20万円以内、また、必要に応じて100万円を限度に入学支度金を貸し付けるものでございます。貸付期間は、医学生は6年、臨床研修医は2年を限度に、大学を卒業または臨床研修を修了する月までといたします。なお、奨学生が奨学金の貸し付けを受けた期間と同じ期間、市内の医療機関等に勤務したときは返還を免除することとしており、県内の他の自治体よりも短くすることで魅力を高めております。  施行期日は平成27年4月1日でございます。  議案第23号、府中市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について。  「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」において介護保険法の一部が改正され、改正後の介護保険法第115条の46により、介護保険法施行規則に定められている地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を条例で定めることとされたため、この条例案を提出するもので、施行期日は平成27年4月1日でございます。  議案第24号、府中市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定について。  「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」において介護保険法の一部が改正され、「指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準」で定める基準を条例で定めることとされたため、この条例案を提出するもので、施行期日は平成27年4月1日でございます。  議案第25号、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定について。  地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が平成27年4月1日から施行されることに伴い、この条例案を提出するものでございます。  これは、新制度の教育長の身分が一般職から特別職になるため、「府中市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例」を廃止し、府中市特別職の職員の給与に関する条例、府中市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例、府中市特別職報酬等審議会条例及び府中市特別職等の退職手当に関する条例をそれぞれ一部改正するものでございます。  施行期日は平成27年4月1日でございますが、施行期日の前日に教育長である者が、施行期日以後も引き続き現行制度上の教育長として在職する間は、改正前の条例規定を適用いたします。  議案第26号、府中市行政手続条例の一部改正について。  行政手続法の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の整備を行うため、この条例案を提出するものでございます。  内容の一部ですが、第34条の2で、法令に違反する行為の是正を求める行政指導の相手方は、当該行政指導が法令または条例に規定する要件に適合しないと思料するときは、指導の中止等を求めることができることなどを規定しておりまして、施行期日は平成27年4月1日でございます。  議案第27号、府中市情報公開条例の一部改正について。  独立行政法人通則法の一部が改正されたことに伴い、府中市情報公開条例について、所要の整備を行うため、この条例案を提出するものでございます。  内容は、第7条第2号オの中の「第2条第2項に規定する特定独立行政法人」を「第2条第4項に規定する行政執行法人」に改めるもので、施行期日は平成27年4月1日でございます。  議案第28号、府中市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について。  府中市議会議員の期末手当の年間支給割合を、社会情勢等に応じて0.15カ月引き上げるため、この条例案を提出するもので、施行期日は平成27年4月1日でございます。  議案第29号、府中市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について。  家庭相談員の報酬額を明示するとともに、診療報酬明細書確認嘱託員、就労支援員及び特別支援教育支援員の人材確保及び勤務形態の多様化に対応するため、所要の整備を行うもので、施行期日は平成27年4月1日でございます。  議案第30号、府中市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について。  一般職の職員の給料、地域手当、通勤手当、単身赴任手当、管理職員特別勤務手当及び勤勉手当について、人事院勧告等に準じた支給に改正するため、この条例案を提出するもので、改正内容は記載のとおりでございます。  施行期日は、給料、通勤手当が平成26年4月1日、勤勉手当が平成26年12月1日、第2条による改正が平成27年4月1日でございます。  議案第31号、府中市職員に対する退職手当に関する条例の一部改正について。  国家公務員の退職手当について、給与制度の総合的見直しによる影響のため、平成27年4月1日から国家公務員退職手当法が一部改正されることから、市職員の手当についても同様な措置を講ずるため、一部改正案を提出するものでございます。  改正内容は記載のとおりで、施行期日は平成27年4月1日でございます。  議案第32号、府中市立保育所条例の一部改正について。  子ども・子育て支援法の施行及び府中市立久佐保育所の廃止に伴い所要の整備を行うもので、施行期日は平成27年4月1日でございます。  議案第33号、府中市住宅団地汚水処理施設設置及び管理条例の一部改正について。  緑ケ丘団地内の汚水処理について、公共下水道の供用開始に伴い、緑ケ丘団地汚水処理場を廃止するため、この条例案を提出するもので、施行期日は平成27年4月1日でございます。  議案第34号、府中市斎場設置及び管理条例の一部改正について。  府中市斎場は、供用開始から長期間が経過し、施設の老朽化が進み修繕が必要な箇所が続発しており、今後長く施設を維持していくために所要の整備を行うため、この条例案を提出するもので、火葬炉の使用料の引き上げを内容とするものでございます。  施行期日は平成27年4月1日でございます。  議案第35号、府中市介護保険条例の一部改正について。  介護保険法第129条の規定により、次期事業年度である平成27年度から29年度までの第1号被保険者の保険料率を定め、あわせて、「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」による法の改正に基づく、消費税による公費を投入する低所得者の保険料軽減を実施すること、また、いわゆる医療介護総合確保推進法附則第14条に規定する介護予防・日常生活支援総合事業等に関する経過措置を設けることに伴い、所要の整備を行うため、この条例案を提出するもので、軽減に係る所得段階や保険料率を見直すものでございます。  施行期日は平成27年4月1日でございます。  議案第36号、府中市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について。  「指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準」の一部が改正されたことに伴い、改正内容を条例に反映させるもので、主には、指定認知症対応型通所介護事業に市長への届け出を義務づける条項を設ける、指定小規模多機能型居宅介護事業の登録定員を25名から29名に変更するなどの内容で、施行期日は平成27年4月1日でございます。  議案第37号、府中市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について。  「指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準」の一部が改正されたことに伴い、改正内容を条例に反映させるもので、主には、指定介護予防認知症対応型通所介護事業に市長への届け出を義務づける条項を設ける、指定介護予防小規模多機能型居宅介護事業の登録定員を25名から29名に変更するなどの内容で、施行期日は平成27年4月1日でございます。  議案第38号、府中市観光地設置及び管理条例の一部改正について。  河佐峡にあるファイヤーサークルの大について、施設修繕に伴い廃止するため、この条例案を提出するもので、施行期日は平成27年4月1日でございます。  議案第39号、府中市消防団条例の一部改正について。  南海トラフ地震等の大規模災害に備え、消防団員の確保が強く求められている現状に鑑み、県内で最も低い消防団員の職務報酬を改善することにより、消防団員の確保を図るため、この条例案を提出するもので、例としては、「その他の団員」で4,100円増額し、年額1万4,000円といたします。他の区分については記載のとおりでございます。  施行期日は平成27年4月1日でございます。  続きまして、補正予算の説明に入らせていただきます。  別冊の「平成26年度府中市補正予算書 一般会計(第6号)」をお開きください。  議案第40号、平成26年度府中市一般会計補正予算(第6号)。  1ページ。第1条、既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ5億1,346万9,000円を減額し、歳入歳出それぞれ207億3,301万3,000円とする。  7ページ。第2表、繰越明許費補正でございます。主なものを説明いたします。  初めに、国の補正予算に対応して、平成27年度当初予算から前倒しして実施するため、このたびの3月補正予算に計上し、平成27年度に繰り越して実施する事業について説明いたします。  まず、2款総務費、1項総務管理費の地域振興経費は、地方版総合戦略策定事業や空き家対策事業などに要する経費として2,419万8,000円を繰り越すものでございます。7款商工費、1項商工費は、(仮称)道の駅施設開設準備経費で、道の駅の開設に向けた研修や備品整備などに要する経費として2,773万4,000円を、同じく商工業振興事業経費で、プレミアムつき商品券などを発行するための経費として7,547万7,000円を、同じく起業支援事業経費で、若者、女性、高齢者や移住者の起業に対する補助金と、市内への病院開設に対する補助金として3,800万円をそれぞれ繰り越すものでございます。8款土木費、5項都市計画費の桜が丘団地販売促進事業経費は、定住促進補助金などの各種特典に要する経費として2,920万円を繰り越すものでございます。  続きまして、通常の繰り越し事業の追加として、2款総務費、1項総務管理費の電算管理経費は、番号制導入に関するシステム改修の国の仕様確定が遅延したため、2,661万2,000円を繰り越すものでございます。8款土木費、2項道路橋梁費の社会資本整備総合交付金事業経費は、地権者との用地交渉に不測の日数を要したため6,344万2,000円を、同じく5項都市計画費の補助事業経費は、目崎出口線道路改良工事で3,635万9,000円をそれぞれ繰り越すものでございます。  また、9月に議決いただいたものの変更ですが、8款土木費、5項都市計画費の都市再生整備計画事業経費で、関係機関との協議、事業用地取得に際しての地権者との調整に不測の日数を要したことにより、4億5,596万7,000円を繰り越すものでございます。  9ページ。第3表、債務負担行為補正でございます。  変更といたしまして、平成26年度で設定した限度額について、契約額に基づき、それぞれ減額いたします。また、府中市羽高湖交流研修センターの指定管理委託料に係る債務負担行為を廃止するものでございます。  16ページ。今回の補正予算は、各事業の精算による補正が主な内容となっておりますので、歳入歳出については主なもののみ説明申し上げます。  歳入ですが、1款市税は、1項市民税を7,020万円、同じく2項固定資産税を1,000万円それぞれ増額いたします。  11款分担金及び負担金は、2項負担金、1目民生費負担金を、保育所運営費保護者負担金の精算により2,024万円減額いたします。  13款国庫支出金は、1項国庫負担金、1目民生費負担金を、生活保護費負担金や児童手当負担金などの精算により4,446万9,000円減額。2項国庫補助金、1目民生費補助金を、自立支援給付費補助金や地域介護・福祉空間整備等交付金などの精算により2,003万円、同じく3目土木費補助金を、社会資本整備総合交付金の精算により2,862万円それぞれ減額いたします。同じく8目総務費補助金は、国の補正予算で措置された、地域住民生活等緊急支援のための交付金を1億3,252万1,000円増額するもので、地方創生関連事業に充当いたします。  17款繰入金は、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金を、平成26年度事業費の精算により1億8,106万4,000円減額いたします。  20款市債は、1項市債、1目総務債を、庁舎整備事業の精算により1億1,760万円、同じく6目土木債を、都市再生整備事業、市道整備事業、過疎対策事業などの精算により2億4,740万円それぞれ減額いたします。  続いて、歳出の主なものについて申し上げます。  2款総務費は、1項総務管理費、4目財産管理費を、庁舎整備事業などの精算により1億4,890万8,000円減額し、同じく6目企画費を、空き家再生・活用事業補助金、ひろしまスタイル確立支援事業補助金など地域振興に要する経費で2,393万4,000円増額いたします。  3款民生費は、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費を、国民健康保険の保険基盤安定負担金の交付決定による国民健康保険特別会計繰出金の精算などにより3,438万8,000円増額し、同じく2目障害者福祉費を、更生医療給付費などの精算により2,115万2,000円、4目老人福祉費を、地域密着型サービス拠点整備補助金や介護保険特別会計繰出金などの精算により5,709万円それぞれ減額いたします。同じく12目障害者自立支援費を、自立支援給付費がふえたことにより4,178万4,000円増額し、13目後期高齢者医療費を、療養給付費負担金の精算により3,582万1,000円、14目臨時福祉給付金等費を、臨時福祉給付金と子育て世帯臨時特例給付金の精算により2,015万5,000円それぞれ減額いたします。また、2項児童福祉費、7目少子化対策費を、地方創生関連事業として出産応援金を前倒しして計上し、1,100万円増額いたします。  4款衛生費は、1項保健衛生費、2目母子保健費を、地方創生関連事業として不妊治療費助成金を前倒しして計上し、1,125万円増額いたします。  7款商工費は、1項商工費、2目商工業振興費を、地方創生関連事業としてプレミアムつき商品券の発行に係る費用や起業支援補助金などを前倒しして計上し、1億1,247万7,000円増額、同じく3目観光費も、地方創生関連事業として(仮称)道の駅の施設整備に要する経費などを前倒しして計上し、3,482万5,000円増額いたします。  8款土木費は、5項都市計画費、1目都市計画総務費を、地方創生関連事業として桜が丘団地の転入促進補助金や子育て支援補助金などを前倒しして計上し、あわせて土地開発公社経営健全化補助金を計上するなど、9,242万9,000円増額いたします。  9款消防費は、1項消防費、1目常備消防費を、福山地区消防組合負担金の精算により2,046万2,000円増額いたします。  以上で、簡単ではございましたが一般会計の説明を終わりまして、国民健康保険特別会計の説明に移らせていただきます。  別冊の「平成26年度府中市補正予算書 国民健康保険特別会計(第3号)」をお開きください。  議案第41号、平成26年度府中市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)。  1ページ。第1条、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ300万円を追加し、歳入歳出それぞれ45億4,969万4,000円とする。  2ページ。第1表、歳入歳出予算補正でございます。  歳入ですが、2款国庫支出金は国庫補助金を300万円増額、8款繰入金は、一般会計繰入金を3,537万1,000円増額、基金繰入金を同額の3,537万1,000円減額いたします。  歳出ですが、11款諸支出金は4項補助金を300万円増額いたします。  歳入の細目でございますが、8款繰入金は、1項一般会計繰入金を保険基盤安定繰入金で3,537万1,000円増額し、2項基金繰入金を財政調整基金繰入金で3,537万1,000円、同額を減額いたします。  歳出の細目でございますが、11款諸支出金は、4項補助金を地方独立行政法人府中市病院機構補助金で300万円増額いたします。  次に、別冊の「平成26年度府中市補正予算書 公共下水道事業特別会計(第3号)」をお開きください。  議案第42号、平成26年度府中市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)。
     1ページ。第1条、既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ701万1,000円を減額し、歳入歳出それぞれ12億1,463万6,000円とする。  2ページ。第1表、歳入歳出予算補正でございます。  歳入でございますが、1款分担金及び負担金の300万円の増額や、5款繰入金の2,158万1,000円の減額など、合わせて701万1,000円の減額といたします。  歳出でございますが、1款総務費を409万9,000円、2款下水道事業費を291万2,000円それぞれ減額いたします。  4ページ。第2表、繰越明許費ですが、2款下水道事業費、1項下水道建設費を、流域下水道建設経費で779万9,000円繰り越すものでございます。  5ページ。第3表、地方債補正ですが、下水道事業で、限度額4億1,070万円を850万円増額し、4億1,920万円とするものでございます。  次に、別冊の「平成26年度府中市補正予算書 介護保険特別会計(第3号)」をお開きください。  議案第43号、平成26年度府中市介護保険特別会計補正予算(第3号)。  1ページ。第1条、既定の保険事業勘定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1億6,226万9,000円を減額し、歳入歳出それぞれ50億1,652万9,000円とする。  2ページ。歳入歳出予算補正でございます。  歳入ですが、1款保険料を3,148万8,000円、2款国庫支出金を3,845万5,000円、3款支払基金交付金を4,493万3,000円それぞれ減額するなど、合計1億6,226万9,000円減額いたします。  歳出ですが、2款保険給付費では、それぞれ実績見込みより、1項介護サービス等諸費を1億8,224万6,000円減額、2項介護予防サービス等諸費を1,990万2,000円増額、6項特定入所者介護サービス等費を1,586万4,000円増額するなど、歳入と同じく合計1億6,226万9,000円減額いたします。  次に、別冊の「平成26年度府中市水道事業会計補正予算書」をお開きください。  議案第44号、平成26年度府中市水道事業会計補正予算(第2号)。  1ページ。第2条、収益的収入及び支出でございます。  収入ですが、第1款上水道事業収益は、第2項営業外収益を126万3,000円減額し、合計5億4,254万5,000円といたします。  支出ですが、第1款上水道事業費用は、第1項営業費用を89万3,000円、第3項特別損失を1,305万9,000円それぞれ減額し、合計5億2,795万8,000円といたします。第2款簡易水道事業費用は、第2項営業外費用を57万3,000円増額し、合計1億873万8,000円といたします。  第3条、資本的収入及び支出でございます。  収入ですが、第1款上水道事業資本的収入は、第1項企業債を1,130万円、第2項補償金及び負担金を157万5,000円それぞれ減額し、合計4億4,250万8,000円といたします。第2款簡易水道事業資本的収入は、第1項企業債を430万円、第2項補償金及び負担金を75万6,000円、第4項出資金を440万円それぞれ減額し、合計3,320万1,000円といたします。  支出ですが、第1款上水道事業資本的支出は、第1項建設改良費を2,180万円減額、第2項企業債償還金を90万円増額し、合計5億6,785万9,000円といたします。第2款簡易水道事業資本的支出は、第1項建設改良費を850万円減額、第2項企業債償還金を120万円増額し、合計6,125万7,000円といたします。  2ページ。補正予算の実施計画(第2号)でございます。  収益的収入及び支出ですが、収入では、雑収益を126万3,000円減額いたします。支出では、上水道事業費用で、営業費用のうち、原水及び浄水費を13万3,000円、配水及び給水費を16万2,000円それぞれ増額、総係費を118万8,000円減額し、特別損失を1,305万9,000円減額いたします。簡易水道事業費用の営業外費用は、消費税を57万3,000円増額しております。  資本的市収入及び支出ですが、収入では、上水道事業資本的収入で、企業債を1,130万円、補償金及び負担金のうち負担金を157万5,000円それぞれ減額し、簡易水道事業資本的収入で、企業債を430万円、補償金及び負担金のうち負担金を75万6,000円、出資金を440万円それぞれ減額いたします。支出では、上水道事業資本的支出で、建設改良費のうち配水管整備費を350万円、配水管改良費を1,830万円それぞれ減額、企業債償還金を90万円増額し、簡易水道事業資本的支出で、建設改良費のうち配水管整備費を850万円減額、企業債償還金を120万円増額いたします。  3ページに予定キャッシュフロー計算書、4ページから7ページにかけて予定貸借対照表を載せておりますので、御参照をお願いいたします。  以上、議案44件の説明をさせていただきました。慎重審議の上、全て原案どおり御可決いただきますようお願いいたしまして、提案説明を終わります。             (総務部長 粟根誠司君 降壇) ○議長(小野申人君) これにて提案理由の説明を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 議案第1号から議案第8号までの8件、及び議案第13号から議案第44号までの32件、計40件について。  既に提案理由の説明は済んでおりますので、これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) お諮りいたします。  議案第1号については、議長を除く19人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第1号については、議長を除く19人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選について、議長からお願いいたします。  慣例により、予算特別委員会の委員長には副議長に、副委員長には総務文教委員長になっていただいておりますので、互選の手続を省略させていただきたいと思います。  よろしくお願いいたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 議案第2号から議案第8号までの7件、及び議案第13号から議案第44号までの32件、計39件は、お手元に配付の委員会付託区分表のとおり、所管の常任委員会、または先ほど設置いたしました予算特別委員会に付託いたします。  休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後1時39分 休憩                午後1時39分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 再開いたします。  これより議案第9号から議案第12号までの4件について一括して質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第9号から議案第12号までの4件については、会議規則第37条第3項の規定により、いずれも委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第9号から議案第12号までの4件については、いずれも委員会の付託を省略することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第9号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第9号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第10号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第10号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第11号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第11号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) これより議案第12号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第12号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小野申人君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  議案調査のため、3月3日及び3月4日の2日間、休会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野申人君) 御異議なしと認めます。  よって、3月3日及び3月4日の2日間、休会することに決しました。  次回は、来る3月5日午前10時から本会議を開きます。  ただいま御出席の諸君には別に通知はいたしません。御了承の上、御参集願います。
     本日はこれにて散会いたします。                午後1時42分 散会...