府中市議会 > 2014-03-03 >
平成26年第1回定例会(第1号 3月 3日)

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  1. 府中市議会 2014-03-03
    平成26年第1回定例会(第1号 3月 3日)


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    平成26年第1回定例会(第1号 3月 3日)             平成26年第1回府中市議会定例会会議録  平成26年3月3日午前10時3分、府中市議会定例会を本市議事堂において開会した。 1 出席議員      1番  平田八九郎      2番  水田 豊      3番  橘髙尚裕       4番  桒田 榮      5番  門田耕爾       6番  小原 操      7番  加藤吉秀       8番  大本千香子      9番  小川敏男       10番  小森龍太郎      11番  欠番         12番  湯藤弘美      13番  小野申人       14番  丸山茂美      15番  瀬川恭志       16番  末宗龍司      17番  佐伯好昭       18番  戸成義則      19番  能島和男       20番  欠番      21番  棗田澄子       22番  山本廣文 1 欠席議員   なし 1 説明のため出席した者   市長          伊藤吉和      副市長        平田光章   教育長         平谷昭彦      総務部長       吉川則夫
      市民生活部長      伊達速人      まちづくり部長    橘髙参吉   教育部長        九十九浩司     人事秘書課長     赤利充彦   総務課長        粟根誠司      企画財政課長     切原秀隆   福祉事務所長      唐川 平      監理課長       石川裕洋   まちづくり課長     若井紳壮      教委総務課長     河本幹男 1 事務局及び書記   局長          武田英三      議事係長       内海敏雅   主任          久保洋子 1 議事日程   日程第1 会期の決定について   日程第2 会議録署名議員の指名   日程第3 市長施政方針   日程第4 議案第1号 平成26年度府中市一般会計予算について   日程第5 議案第2号 平成26年度府中市国民健康保険特別会計予算について   日程第6 議案第3号 平成26年度府中市公共下水道事業特別会計予算について   日程第7 議案第4号 平成26年度府中市介護保険特別会計予算について   日程第8 議案第5号 平成26年度府中市後期高齢者医療特別会計予算について   日程第9 議案第6号 平成26年度府中市病院事業債管理特別会計予算について   日程第10 議案第7号 平成26年度府中市水道事業会計予算について   日程第11 議案第8号 平成26年度府中市病院事業会計予算について   日程第12 議案第9号 専決処分の承認を求めることについて(府中市廃棄物の処理              及び清掃に関する条例の一部を改正する条例)   日程第13 議案第10号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて   日程第14 議案第11号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて   日程第15 議案第12号 字の区域の変更について   日程第16 議案第13号 財産区の財産の無償譲渡について   日程第17 議案第15号 財産区の財産の無償譲渡について   日程第18 議案第16号 財産区の財産の無償譲渡について   日程第19 議案第18号 府中市総合計画策定条例の制定について   日程第20 議案第19号 消費税及び地方消費税の税率の改正に伴う関係条例の整備に              関する条例の制定について   日程第21 議案第20号 府中市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につ              いて   日程第22 議案第21号 府中市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について   日程第23 議案第22号 府中市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関              する条例の一部改正について   日程第24 議案第23号 府中市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について   日程第25 議案第24号 府中市立保育所条例の一部改正について   日程第26 議案第25号 地方独立行政法人府中市病院機構に係る重要な財産を定める              条例の一部改正について   日程第27 議案第26号 府中市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正につい              て   日程第28 議案第27号 府中市社会教育委員条例の一部改正について   日程第29 議案第28号 平成25年度府中市一般会計補正予算(第6号)について   日程第30 議案第29号 平成25年度府中市一般会計補正予算(第7号)について   日程第31 議案第30号 平成25年度府中市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)              について   日程第32 議案第31号 平成25年度府中市公共下水道事業特別会計補正予算(第3              号)について   日程第33 議案第32号 平成25年度府中市介護保険特別会計補正予算(第3号)につ              いて   日程第34 議案第33号 平成25年度府中市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2              号)について   日程第35 議案第34号 平成25年度府中市病院事業債管理特別会計補正予算(第2              号)について   日程第36 議案第35号 平成25年度府中市水道事業会計補正予算(第2号)について   日程第37 議案第14号 財産区の財産の無償譲渡について   日程第38 議案第17号 府中市広谷町財産区管理会条例等の廃止について   日程第39 陳情の委員会送付(厚生委員会 1号)   日程第40 発議第1号 府中市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正につい              て 1 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時3分 開会・開議 ○議長(平田八九郎君) これより平成26年第1回府中市議会定例会を開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元に配付しております議事日程表により進めたいと思います。  休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時4分 休憩                午前10時8分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) 再開いたします。  日程第1、会期の決定についての件を議題といたします。  今期定例会の会期は、本日から3月19日までの17日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平田八九郎君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は、17日間と決定いたしました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員には、会議規則第86条の規定により、議長において、小原操君及び小川敏男君を指名いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) 日程第3、平成26年度の市長施政方針を議題といたします。  この際、平成26年度の市長施政方針について説明を求めます。  伊藤吉和君。              〔市長 伊藤吉和君 登壇〕 ○市長(伊藤吉和君) それでは、新年度、平成26年度の施政方針について説明を申し上げたいと思います。お手元の説明要旨に沿って御説明を申し上げたいと思います。  はじめに。  長引くデフレ不況に終止符を打つべく、政権与党が実行したアベノミクス政策により、企業活動や消費活動が徐々に活発化し、我が国の経済は回復の途上にあります。  1月の内閣府の月例経済報告は、「輸出が持ち直しに向かい、各種政策の効果が下支えする中で、家計所得や投資が増加し、景気の回復基調が続くことが期待される」としつつも、「海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要及びその反動が見込まれる」と述べていました。  地方に目を転じますと、景気回復の動きはいまだ鈍く、税収など自主財源確保の見通しは依然として厳しい状況にあります。引き続き、交付税制度の改正や消費税率の改定、社会保障費の増大などが地方財政に与える影響を踏まえつつ、歳入歳出構造抜本的見直しが求められる状況は変わらないと思われます。  近年、地方分権は加速度的に進展していますが、今後の基礎自治体を運営するために必要となる理念は、やはり「自助の精神」であると確信しております。自分の頭で悩み、自分たちが考えた政策を信じ、実現を目指すことが、地方自治の最前線でさまざまな課題と向き合う我々に必要な姿勢であります。  さて、平成26年度の予算編成は、合併建設計画期間の終了などに伴い、財源確保が極めて厳しい中で行うこととなりました。  編成に当たって留意したことの1点目は、「自助」という理念のもと、自分たちの知恵と力を結集して地方自治を運営することです。  2点目は、「健康で、安心して暮らせるまちづくり」を早期に実現することです。これに関しては、質の高い地域医療の確保と、医療・介護が連携した在宅医療を提供する拠点となる府中市民病院の改築を進めます。  3点目は、「女性が子供を産み育て、いきいきと仕事をするまち」の実現です。これに関しては、本年4月に女性施策を一体的に推進する部署を新設し、女性の就労、出産、子育てなどを総合的に支援することとしています。  4点目は、中心市街地の元気を取り戻し、都市機能を活性化させることです。平成25年3月に認定された第2期府中市中心市街地活性化基本計画に基づき、中心市街地の都市基盤整備を行うとともに、次世代のまちづくりを担う人材の育成を図ります。  新年度は、平成17年度にスタートした第3次府中市長期総合計画の最終年度であり、この計画で描いた未来(ゆめ)の総仕上げに取り組みつつ、次の舞台へと力強く踏み出すためのパワーを蓄える年となります。折しも3月22日と23日には「2014関西・中国・四国B-1グランプリin府中」が本市で開催されますが、ことしは、これらのイベントが府中の魅力をさらに増幅させ、市民一人一人が誇りとする「わがまち府中」の躍進に弾みがつくことを強く期待するものであります。
     1、個性的で豊かなにぎわいのある都市をめざして。  市民や企業の日常活動を支える、円滑で利便性の高い都市基盤の整備を推進します。本市の特徴である、ものづくり産業と歴史が調和した活力ある魅力的なまちづくりを進めます。  人口減少、高齢化社会を迎える中、活気にあふれ、教育・医療・福祉が充実した、安心して暮らせるまちの中心部形成を目指した第2期府中市中心市街地活性化基本計画は、平成25年3月に内閣総理大臣の認定を受けています。本計画では全33事業を予定していますが、2年目となる新年度も、国の都市再生整備事業を活用し、主にJR府中駅南地区において用地取得などを行います。本地区では、歩いて暮らせるまちづくりを目指して、安全な歩行者空間を確保した道路環境の整備、周辺の産業施設の再編とあわせた道の駅の整備などの事業を予定しています。加えて、府中駅や図書館周辺では、駐車場を主体とした広場整備などにより、既存施設の利便性向上とにぎわいの創出を図ります。  都市計画道路については、目崎出口線改良のための測量設計などを行います。また、中心市街地を南北に縦貫する府中お祭り通りについては、府中学園北側3差路の交差点部分を改良し、整備を完了させます。  地籍調査については、引き続き行縢町の調査、上下町の人口密集地区の調査を実施します。  市役所本庁舎の整備については、平成25年度の耐震化工事に続き、新年度では駐車場の整備、非常用電源設備の設置、そして照明のLED化により、行政サービスの向上と防災拠点としての機能を強化します。  府中市の強みである「ものづくり」を生かしたまちづくりを進めるためには、広域的な企業活動や市民生活の利便性を高める広域幹線道路の整備が喫緊の課題です。引き続き府中南北道路の整備を最優先に取り組みます。新年度では、広島県が整備する工区のうちA工区(栗柄町から高木南郵便局付近)の720メートル区間について、平成25年度に引き続き用地買収に取り組むとともに、四日市川にかかる橋梁下部工などの工事を行います。B工区(高木南郵便局付近から国道486号交差点)の450メートル区間については、境界確認、用地測量などを予定しています。  また、府中市が整備を行っているD工区(バス通りから鵜飼工業団地登口付近)の470メートル区間については、平成25年度までに約9割の用地を取得し、可能な箇所から工事に着手しています。新年度では、残り数筆の用地取得に鋭意取り組むとともに、平成27年度供用開始に向けて工事を行います。  一般国道486号(中須工区)約1キロメートルの整備については、用地買収も全て完了し、一日も早い完成に向けて工事を推進するよう広島県に働きかけます。  一般県道木野山府中線の整備については、新年度は川上橋の工事を行います。さらに、一般県道矢多田阿字線の阿字工区については、引き続き用地買収に取り組み、可能な箇所から順次工事を行います。こちらも早期完成について広島県に働きかけます。  生活道路については、良好な住環境、災害時の避難や緊急車両の進入路などを確保するため、引き続き、府中市狭あい道路整備事業を活用した整備を推進します。  中須町東地区については、引き続き、基幹道路である中須西町線及び亀寿中須団地線の歩道整備に取り組みます。また、当地区の東西道路となる中須高木2号線についても、引き続き用地取得に取り組むとともに、一部工事に着手します。  市政情報の発信については、従来の生活情報に加え、市民参加型のまちづくりを推進するための情報提供を目指して、広報やホームページの一層の充実を図ります。また、SNS――ソーシャルネットワークサービスやFMラジオなどの情報ツールを活用するとともに、市が配布する行政案内などの印刷物についても内容を見直して、一体感のあるきめ細やかな情報提供に努めます。  公共交通については、ワンコインバス導入の検討、交通空白地域への新たな交通手段の試験運行などを実施し、潜在的な需要を掘り起こすなど、利用者増に向けた取り組みを行います。  水道は、市民生活の根幹をなすライフラインであり、安全でおいしい水を安定して供給するため、府中市水道ビジョンに基づく老朽施設の計画的改良を実施します。新年度は、栗柄用土12号線の配水管布設がえ工事、城山浄水場の消石灰注入設備工事を行います。  下水道事業については、府中南北道路D工区などの汚水管渠整備を引き続き進めます。また、高木ポンプ場上流部の管渠整備を行い、浸水地域の解消を図ります。上下水質管理センターについては、一層の経費節減を図るとともに、必要不可欠な施設改築、更新を行います。  桜が丘住宅団地については、新たな販売体制となって以降、70区画以上を販売し、住宅建設が順調に進む中、居住者も約500人となり、にぎわいのあるまちが形成されつつあります。新年度も、専従の販売担当者を引き続き配置し、営業範囲を拡大するとともに、イベントなどを積極的に開催して一層の販売促進に努めます。  市営住宅については、老朽施設の計画的な修繕と、現有施設の適正な維持管理に努めます。  近年、更新時期を迎えた公共施設の総合的かつ計画的な維持管理が重要課題となっていることから、新年度では、これらに対応するための管理計画を策定します。まず、公共施設の再編整備の一環として、地域活動の中心である各種集会所の維持管理方針を定め、今後の管理運営について各町内会と協議を進めます。  平成24年度から推進している財産区の適正化については、今後の形態について関係者と協議を重ねた結果、平成25年度は4財産区が認可地縁団体に移行することとなりました。適正な財産管理によって、地域づくりと関係住民の福祉増進が図られるよう、新年度もその取り組みを進めていきます。  2、安心して暮らせる住みよい都市をめざして。  安全・安心なまちづくりのためには、環境衛生の充実と防犯・防災体制の確立が欠かせません。また、市民の交流を盛んにして、地域づくりへの活力を生み出し、市民による自発的な活動を促進することが重要です。  循環型社会への転換が全国的に取り組まれている中、本市においても、ごみの分別方法の変更、家庭ごみの有料化、資源物集団回収奨励金制度の導入などにより、ごみの減量化・資源化を推進し、大きな成果を上げてきました。新年度も引き続きこれらの取り組みを推進します。また、個人用住宅への太陽光発電システム設置に対する補助事業を継続して実施します。  可燃ごみの処理については、府中市北部クリーンステーションの供用開始によって、より適切なごみ収集が可能となり、環境衛生サービスの向上が図られました。また、新年度から2カ年をかけて、現クリーンセンターの後継施設についての基本構想を策定します。  生活排水の処理については、引き続き合併浄化槽の普及を図るとともに、し尿処理施設である環境センターの適切な維持管理に努め、安定した処理を行います。また、土生町緑ヶ丘団地については、平成27年度の公共下水道接続に向け、団地内下水管の補修工事を行います。  出口川湧水対策については、引き続き広島県と連携して、水質監視と処理施設の適正な運転管理に努めます。  防犯意識の高揚と地域の連帯感づくりを図るため、関係機関や地域活動団体と連携しながら、広報などによる市民への啓発に努めます。  消費者のトラブルや被害の防止については、週4回開設する消費生活センターにおいて引き続き被害情報などの提供に努めるとともに、新たな施設で相談業務の充実を図ります。  交通事故の防止については、危険箇所における交通安全施設の整備に取り組むとともに、引き続き広報や街頭啓発などを積極的に行うことで交通安全意識の高揚を図ります。また、増加する高齢者の交通死亡事故を防止するため、反射材の配布などに取り組むほか、各地域での交通安全教室を通じて高齢者の交通安全指導を強化します。  市民の生命と財産を守る消防・救急体制の充実については、福山地区消防組合と連携しつつ、消火栓・防火水槽の点検・整備、消防団小型ポンプ付積載車の計画的な更新などを行います。  また、地域の防災力向上については、住民参加の防災訓練を引き続き実施して防災意識の高揚を図るとともに、自主防災組織の設置を促進します。  災害情報伝達手段の多様化については、エフエムふくやまと連携した緊急時の情報提供、携帯電話事業者と連携したエリアメールサービスを引き続き実施します。加えて、消防団に防火・防災の啓発活動車両を新たに配置し、女性消防団員などによるPR活動を積極的に行い、市民の防火・防災に対する啓発を図ります。  定員に満たない消防団員の確保については、消防団活動の意義や重要性を広報するなどの消防団員確保対策事業に取り組み、新たな団員の勧誘に努めます。  治山事業については、11月に発生した荒谷立石地区の地すべりの速やかな復旧に努めます。また、民家裏などの荒廃のおそれのある林地については、小規模崩壊地復旧事業による復旧に引き続き取り組みます。治水事業については、老朽化した、ため池の耐震診断を引き続き行い、緊急性の高いものから改修を行います。加えて、治山・治水事業の着実な推進について広島県に強く働きかけます。  女性への暴力やセクハラ、子供や高齢者に対する虐待など、さまざまな人権課題の解決に向けて、「e.街いきいきフォーラム」や「いのちの鼓動展」などの啓発活動に取り組み、人権が尊重され誰もが安心して暮らすことのできるまちづくりに努めます。  従来の男女共同参画については、総合的な女性施策に統合して講演会などの啓発事業を継続しつつ、本年4月に新しく設置する部署において推進を図ります。  3、地域特性を生かした活力ある産業都市をめざして。  本市は、ものづくり産業とともに発展してきたまちであり、長年培ってきた技術や人材は市の産業基盤の核となっています。そして、ものづくり産業の振興は本市の活性化に大きな波及効果をもたらします。このような本市の強みを生かし、地域社会の活力を生み出す地場産業が元気に発展できるまちづくりを推進します。  雇用の拡大については、府中市企業立地促進条例に基づき、積極的に企業誘致と市内企業の事業拡大を後押しします。また、国・県の支援制度や市の預託融資制度の活用などにより、中小企業や小規模事業者の支援を引き続き行います。  商業の振興については、府中商工会議所、上下町商工会とも連携し、商店街の活性化に資する自主的な取り組みを支援します。また、商店街の広島銀行跡地を活用した「みんなの公園」を整備し、商店街に定着した「18日マルセ」や、新しい風を呼び込んだ「みんピク」などの、民間による積極的に取り組みを引き続き支援します。  中心市街地の活性化については、第2期中心市街地活性化基本計画の各事業の実現に積極的に取り組みます。新年度にオープンする地域交流センターは、市民や観光客が集い交流する場所として、公衆トイレが備わる北館と飲食店が入居する南館の2棟で構成され、本市の新たなにぎわい拠点になることを期待しています。  また、中心市街地のにぎわいを取り戻すため、国・県の制度や府中市まちなか活性化条例を活用し、民間資金の町なかへの投資を促進します。加えて、お祭り広場などでのイベント開催を促進して、中心市街地のにぎわいと魅力づくりに努めます。  農業については、TPP交渉への参加、減反政策の見直しなどにより、農業を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。このような中、本市では、足腰の強い農業の実現を目指して、経営力を備えた担い手の育成と収益性の高い生産体制の整備、農家と消費者の連携による地産地消の仕組みの構築などによって、地域農業の振興と農村の維持を図ります。  また、農地の持つ水源涵養などの多面的機能を守るため、中山間地域等直接支払制度や新たに始まる日本型農業直接支払制度の活用に努めます。  学校給食においては、食材への地元産野菜、米の供給体制が確立されました。今後も、より多くの量と品目を安定的に供給できるよう、供給者の取り組みの充実を図ります。さらに、地元産野菜の食品加工工場などへの供給力強化については、新年度も引き続き、野菜運搬機と防除機を導入し、野菜づくりを行う農業者に貸し出すなどの支援を行います。  森林保全、林業振興については、「ひろしまの森づくり事業」を活用し、荒廃した人工林の間伐や倒木の処理などを行います。  新年度には尾道松江線が全線開通し、山陽から山陰への交通事情が大きく変貌します。これにより、沿線地域が持つ多彩な観光文化資源を結ぶネットワークが構築され、各市町への観光客が増加するなどの相乗効果が期待されます。  観光振興については、ことし3月に開催される「2014関西・中国・四国B-1グランプリin府中」を新たな契機として、訪れたいと思う魅力ある府中市の実現に向けて、さらなる活性化に取り組む必要があります。  今後の観光イベントについては、平成25年に発足した、官民から成る観光イベント推進協議会を通じて、府中市の三大イベントである産業メッセ、備後国府まつり、食の祭典を支援します。特に備後国府まつりを市の内外に周知するため、国府のイメージをより前面に出したイベントとなるよう内容を見直します。  また、従来の観光地の魅力づくりとして、河佐峡の夏季以外の集客力を向上させるための必要な施設整備を行います。  4、地域で創る健康都市をめざして。  地域が元気であるためには、そこに住む市民一人一人が日々健やかに暮らせるまちづくりが実現されなければなりません。  健康づくりの推進については、健康教育や食育の推進、運動定着による生活習慣病予防などの健康増進事業や啓発活動に引き続き取り組みます。また、健康社会の実現には子供時代からの取り組みが必要なことから、中学生とその保護者を対象とした健康診査や保健指導、食育や健康運動指導などを実施します。さらに、夢体操をリニューアルし、多くの市民に活用していただくことで健康増進の一助とします。  健康診査事業については、各種がん検診と特定健康診査の同時受診などにより、以前よりも受診率が5%上昇しましたが、新年度も、府中市病院機構など医療機関との連携を強化し、さらなる受診率の向上に努めます。また、乳がん・子宮がん・大腸がん検診の無料クーポン券事業を継続するとともに、市民のがんの早期発見、早期治療を支援します。  予防接種事業については、乳幼児期の疾病予防を推進するとともに、インフルエンザによる重症化や蔓延防止のため、引き続き、高齢者や児童などへの接種費用を助成します。また、母子健康相談や乳幼児健診、妊婦健診の公費助成など、母子保健事業にも取り組みます。  国民健康保険事業については、医療給付と負担の均衡を図り、安心して医療が受けられる財政運営を堅持することが重要です。平成23年度から平成25年度の間、市民の御理解と御協力をいただきながら、財政再建目標に沿って実施した税率改正により、保険財政は着実に改善されつつあります。新年度は、所得の多い方の賦課限度額の引き上げ、低所得者の負担軽減を適用する所得基準額の引き上げが行われます。また、70歳から74歳の窓口負担割合については、平成26年4月から、新たに70歳になる人から2割負担となるなどの制度改正が実施されます。  医療費の適正化については、削減効果が着実にあらわれているジェネリック医薬品の普及に向けて、差額通知書の発行を継続します。さらに、特定健康診査の受診者を増加させるため、受診費用の段階的無料化などの勧奨制度を継続するとともに、3年連続受診者にはゴールド保険証を交付し、家族も含めたインフルエンザ予防接種の無料化などの特典を付与します。  後期高齢者医療については、高齢化の進展に伴う被保険者の増加や医療技術の高度化により、さらなる医療費の増加が見込まれます。新年度は、賦課限度額の引き上げ、負担軽減額を適用する低所得者の所得基準額の引き上げなどの制度改正が実施されます。また、新年度は保険料率が改定される年ですが、基金などの活用により上昇抑制が図られています。  地域福祉活動については、府中市社会福祉協議会、民生委員・児童委員、各町内会などと連携した活動を充実することが重要です。府中市健康地域づくり審議会の提言にあるように、元気な高齢者は「支える存在」となっていただき、地域での見守りや助け合いといった支え合い活動への参加を促進します。  災害発生時の支援については、地域の支え合いが特に重要であり、民生委員・児童委員、町内会などと連携しながら対象者の把握に努め、災害対策基本法に基づく名簿への登録を進めます。さらに、災害時に登録した情報を有効活用する方策について検討をします。  高齢者福祉については、平成27年度から3年間を計画期間とする第6期高齢者保健福祉総合計画・介護保険事業計画を策定します。策定に当たっては、現行の第5期計画に基づいて実施した高齢者支援施策の状況や介護サービス給付などの分析を行うとともに、65歳以上の全ての高齢者を対象にアンケート調査を実施し、潜在する課題やニーズを把握、分析して計画に反映させます。また、平成27年度から介護予防給付事業の一部が市町村に移行されます。そこで、地域支援事業を見直し、高齢者の生きがい就労につながるビジネスの創業を支援するなど、元気な高齢者をふやすことで、要介護・要支援の増加抑制を図ります。  障害者福祉については、障害者総合支援法に基づく支援を引き続き行うほか、関係団体などと連携して障害者の地域生活を支援し、障害者の自立と社会参加の促進を図ります。また、平成27年度までに全ての障害者のサービス等利用計画を作成するため、サービス利用に関するモニタリング調査を実施します。また、障害者の就労を推進するため、障害者就労施設などと連携しながら、就労機会の拡大などの措置を講じます。  市立湯が丘病院は、備後地域における精神科医療の中核病院として、心の健康を守る病院の役割を果たしていきます。また、近隣病院への医師派遣、精神保健相談や講演活動、研修医や学生の受け入れなどに引き続き取り組みます。  地方独立行政法人府中市病院機構については、平成24年4月の運営開始後、初年度の決算などについては、「まずは順調に進んでいる」と評価委員会に評価されました。府中市病院機構の機能向上と経営改善に資する取り組みに対しては、必要な財政支援、政策支援を引き続き行います。  地域医療の充実については、在宅当番医制や病院群輪番制の運営体制を確保することで救急医療に対応するとともに、病院や診療所などの関係機関と連携した在宅医療を推進します。また、府中地区医師会准看護学院による人材育成を支援します。さらに、上下地区に常設の救急医療用ヘリポートを整備し、ドクターヘリの活用による迅速な広域搬送機能を確保します。  また、今日の地域医療が抱える課題について住民とともに考える「支える医療シンポジウム」を引き続き開催するなどして、地域が病院を守り育てる環境づくりを推進します。  府中市民病院の改築については、平成28年夏の完成を目指して、平成25年度から一部解体工事に着手しました。新しい病院には、地域の高齢者を見守る機能として、長寿さぽーとセンター(地域包括支援センター)を設置する予定です。ここを中心に医療と介護についての相談や見守りの体制を整え、診療所とのネットワークも構築することで、高齢者の在宅生活を支援する「支える医療」の中核となる病院づくりを推進します。  女性・子育て支援については、「府中で子供を産み育てながら、仕事においても充実した人生を送りたい」と願う女性を支援する政策部署を本年4月に開設します。ここでは、女性の就労、結婚、出産、そして子育てなどに関する手続や相談にワンストップで対応しながら、あらゆる場面で女性が活躍できるよう総合的な支援を行います。また、母子家庭の自立支援についても、家庭別の自立支援プログラムに基づき、ハローワークと連携した求人情報の提供や教育訓練給付金の活用など、全面的な支援に努めます。  保育事業については、新たに府中市版「子ども・子育て支援計画」を策定し、保育内容の充実と子育て支援事業などの拡充を図ります。あわせて、木を生かした子育て環境づくりを進める木育事業に引き続き取り組むとともに、POM――府中市こどもの国の改築に向けた構想づくりを行います。  乳幼児医療については、乳幼児等医療費助成制度による、通院・入院に係る医療費の助成を引き続き実施します。  5、心豊かな人と文化を育む都市をめざして。  府中市教育は、その目標を、「府中市教育推進計画~府中学びプラン~」のテーマである「未来へはばたく人づくり 生涯にわたって学びあえるまち府中」に置いています。この目標を達成するため、確かな学力、豊かな心、たくましい体を兼ね備えた子供たちの育成に努めます。  小中一貫教育について、本市は全国に先駆けて10年間の実績を積み重ね、着実な成果を上げてきました。新年度も、小・中学校の教職員が相互に授業に乗り入れる連携事業や、小中一貫教育カリキュラムの改善を図りながら、児童・生徒の学力向上を目指します。また、教職員の授業力や指導力を高める研修などに取り組み、引き続き、小中一貫教育を担う人材の育成を図ります。  また、「地域とともにある学校づくり」を目指して、コミュニティー・スクール制度を導入します。そこでは、学校と地域がともに学校運営にかかわることで、地域に潜在する活力を学校教育に直接反映できるようにします。  本市は学校教育施設の再編と耐震化を加速度的に進め、平成25年度の旭・栗生・南小学校の耐震補強工事完了をもって耐震化率100%を達成しました。これにより、県内市で最も早く安全・安心な教育環境を整えることができました。  さらに新年度は、府中学園の快適空間創造事業に着手するなど、学校のエコスクール化と各学校の計画的な改修・修繕を進めて、教育環境のさらなる充実を図ります。  学校給食については、府中市食育推進計画に基づき、食育に関する情報の充実、栄養教諭・栄養士の学校訪問による食育指導など、子供に対する食育の普及をより確実なものにします。また、地元食材を活用した安全でおいしく楽しく食べるためのメニュー開発など、地産地消の取り組みをさらに充実させて、より魅力的な学校給食の提供に努めます。また、学校給食センターの計画的な修繕により、施設・設備の適正な維持管理に努めます。  文化財の保護、活用については、国による備後国府跡の史跡指定を平成27年度中に得られるよう、仕上げとなる取り組みを行います。また、新年度は国府サミットを開催するなどして市民の理解と関心を高め、備後国府を生かしたまちづくりにつなげていきます。  芸術文化の振興については、府中市美術展及び広島県美術展巡回展などの開催、生涯学習センターの各種講座や企画展示の充実、地区公民館でのサークル活動の育成などに努めます。また、府中市美術展などと連携した「まちかど芸術推進事業」などにより、市民が芸術に触れる機会の増加を図ります。  府中教育の日を定める条例の趣旨を実現する行事である府中学びフェスタについては、各世代の学びの成果を発表する場を提供するとともに、府中市教育を市の内外に広く知っていただく機会となるよう、引き続き開催します。  青少年の健全育成については、市内の中学生が高い志と社会貢献意識を育むことを目指した「志の教育推進事業」を引き続き実施します。  市立図書館の運営については、指定管理者と協力しながら、市民に親しまれる図書館づくりに努めます。新年度は、館内照明器具のLED化を行います。  スポーツ活動の振興については、スポーツを愛好するグループやリーダーの育成を継続して行うとともに、スポーツ推進委員の活動がより充実するよう支援します。また、市民のスポーツに対する関心を高めるため、全国大会誘致や各種スポーツイベントなどの開催を推進します。新年度は、全国高等学校女子ウエイトリフティング競技選手権大会を誘致、開催します。  おわりに。  以上、新年度の主な施策について御説明申し上げました。  新年度は本市の市制60周年の年であり、人でいう還暦を迎えます。これにふさわしい成熟したまちへと変貌を果たすためには、60年の歴史で培った経験と知恵を生かし、市民・企業・行政が力を結集して、一体となったまちづくりを進める必要があります。我々行政には、常に、市民に必要とされる行政サービスの提供が求められますが、これを他の市町村と同じように行うのではなく、本市らしく、自助の精神のもと、手づくり感とぬくもりのあるサービスとすることが肝要だと考えます。その実現には、行政職員一人一人が使命感を持って、日々の仕事に取り組まなければなりません。  新年度は、地域医療の拠点である府中市民病院の改築工事に本格的に着手することになります。また、JR府中駅南地区一帯で行われる都市再生整備事業は2年目を迎えます。さらに、備後国府跡については、平成27年度の国の史跡指定を確実にすべく、着々と準備を進めています。これら一連の事業が着実に実施されることによって、市民が健康で安心した生活を営める、都市機能と歴史文化が調和した魅力あふれるまちづくりに、また一歩近づくことができるでしょう。  冒頭にも述べましたが、新年度は第3次府中市長期総合計画の総仕上げの年です。平成17年度からスタートした本計画の10年間は、まさに地道に市政の底上げを図ってきた10年でした。府中南北道路府中お祭り通りなど主要道路の整備、小中一貫教育を推進するための一体校建設、市内小・中学校の耐震化、保育所の再編整備と保育内容の充実、国指定による中心市街地の活性化事業の実施など、本市が未来に向かって力強く発展するための土台づくりを行った10年でした。決してこの期間が財政的に恵まれていたわけではなく、人件費など経常経費を極限まで切り詰めて生み出した財源が、未来の府中市に投資されたのです。  今後、普通交付税については、合併の特例により加算されていた約7億円が、平成27年度から平成31年度にかけて逓減されます。この約7億円の収入減に対する何らかの対策も講じなければなりません。そのため、このたび府中市7億ダイエットプランを作成し、さらなる経費削減と収入増を図る取り組みに着手します。  そして新年度は、次期総合計画を策定し、また新たなまちづくりの方向を定めなければなりません。引き続き厳しい行政運営となることが予想されますが、希望を持って、市政の目標と施策の優先順位を常に意識し、市民が誇りを感じられる府中市をつくり上げることに最善を尽くします。  今後とも、全ての皆様の、府中市政に対するより一層の御理解と御協力を改めてお願い申し上げます。  以上、平成26年度の施政方針の説明といたします。ありがとうございました。              〔市長 伊藤吉和君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) これにて市長施政方針を終結いたします。  10分間休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時47分 休憩                午前10時59分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) 再開いたします。
     この際、日程第4、議案第1号、平成26年度府中市一般会計予算についてから、日程第36、議案第35号、平成25年度府中市水道事業会計補正予算(第2号)についてまでの件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  吉川総務部長。             〔総務部長 吉川則夫君 登壇〕 ○総務部長(吉川則夫君) おはようございます。  早速でございますが、平成26年府中市議会第1回定例会に提案しております議案につきまして、順次説明をさせていただきます。  最初に当初予算でございます。別冊の「平成26年度府中市予算書」をお開きください。  1ページでございます。議案第1号、平成26年度府中市一般会計予算でございます。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ200億8,000万円と定めます。  2ページの第1表、歳入歳出予算は、別添の予算説明資料により御説明申し上げますので、先に予算書の第2表、債務負担行為、及び第3表、地方債につきまして御説明を申し上げます。  予算書の9ページをお開きください。第2表、債務負担行為でございます。7件ございますが、主なものを御説明させていただきます。財務会計システムリース料ですが、期間は平成27年度から平成31年度、限度額は5,880万円でございます。府中市土地開発公社が金融機関から借り入れた借入金に対する債務保証につきましては、期間は平成26年度から平成27年度、限度額は借入金6,900万円とこれに対する利息及び遅延利息でございます。府中市民病院改築工事費は、期間は平成27年度から平成28年度、限度額は32億7,400万円でございます。最後に、府中市民病院改築工事監理業務委託料でございますが、期間は平成27年度から平成28年度、限度額は8,700万9,000円でございます。  続きまして、10ページ。第3表、地方債でございますが、起債の目的別にそれぞれ限度額、起債の方法、利率などを定めてございます。地方債の利率でございますが、低金利が続いておりますので、前年と同様に5%以内としてございます。  続きまして、264ページをお開きください。地方債の前前年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書を掲載しておりますので、後ほど御参照いただきたいと思います。起債残高はおおむね減少傾向にございます。  それでは、一般会計の内容について、別添の平成26年度当初予算説明資料により御説明をさせていただきます。  4ページをお開きください。まず、予算の規模でございますが、一般会計の予算総額は200億8,000万円でございます。平成25年度当初予算額と比較いたしますと6.5%、12億3,000万円の増となってございます。一般会計のうち投資的経費は30億9,425万1,000円で、府中市民病院改築事業などにより62.3%の増となってございます。  5ページに一般会計予算規模・伸率の推移を掲げておりますので、後ほどごらんください。  続きまして、6ページでございます。一般会計予算額の款別内訳ですが、歳入の主なものにつきまして御説明をさせていただきます。まず市税でございます。51億8,186万1,000円を計上してございます。個人市民税は人口減による減収、法人市民税は緩やかな景気回復に対する期待感によりましてやや増収を見込んでおります。固定資産税が地価下落により減収となりまして、市税全体では対前年度比で0.4%、1,871万9,000円の減となってございます。  税目ごとの予算額につきましては、予算書の15ページから18ページに、また、この資料の16、17ページには、平成16年度から平成26年度までの市税の推移を掲げておりますので御参照ください。  次に、利子割交付金から地方特例交付金までは、広島県の推計による計上額でございます。地方交付税は59億3,900万円、対前年度比で1.0%、6,018万5,000円の増となってございます。この内訳でございますが、普通交付税は、平成25年度交付額実績から算定経費などを試算した結果、51億3,000万円で、対前年度比1%増を計上してございます。なお、特別交付税は、地方財政計画に基づきまして対前年度比1%減の8億900万円を計上しております。国庫支出金は29億7,861万5,000円で、対前年度比43.4%増となってございます。これは、府中市民病院改築事業や都市再生整備事業などの投資的事業実施に伴い増となったものでございます。県支出金は11億9,596万5,000円で、7.3%の減でございます。これは、地域医療再生計画基金事業補助金などの減によるものでございます。繰入金は3億9,592万2,000円、対前年度比で1億1,076万7,000円の減となりました。これは、主に財政調整基金繰入金が1億4,551万6,000円減少し、住宅団地汚水処理施設整備基金繰入金が3,291万6,000円増となったこと等によるものでございます。市債は21億620万円、対前年度比で29.7%、4億8,250万円の増となってございます。このうち、普通交付税の一部振りかえ分で後年度において元利償還金が100%交付税措置されます臨時財政対策債は、9億1,600万円でございます。  続きまして、7ページ。歳出でございます。主なものについて御説明をいたします。  議会費は、議員活動経費など2億3,187万7,000円、対前年度比で0.8%、193万1,000円の増となってございます。総務費は18億9,030万3,000円、対前年度比で3.5%、6,439万1,000円の増となってございます。これは、主に市制60周年関連事業、庁舎営繕事業工事、PCB廃棄物処理委託料などによるものでございます。民生費は66億2,722万円、対前年度比で3.2%、2億622万4,000円の増となってございます。これは、主に臨時福祉給付金、子育て世帯臨時特例給付金、自立支援給付費などによるものでございます。衛生費は30億133万9,000円、対前年度比で39.7%、8億5,287万6,000円の増となってございます。これは、主に府中市民病院改築事業などによるものでございます。土木費は22億9,761万9,000円、対前年度比で12.2%、2億4,902万3,000円の増となってございます。主な事業といたしましては、南北道路改良事業、府中お祭り通り改良事業、都市再生整備事業、桜が丘団地販売補助金などがございます。教育費は14億5,254万1,000円で、86万3,000円の増となってございます。主な事業といたしましては、府中学園室内快適空間創造事業、B&G海洋センター借地取得事業、国府サミットなどがございます。公債費は28億7,389万5,000円、対前年度比で2.6%、7,574万4,000円の減となってございます。これは、合併特例債の元金が順調に償還されているためでございます。  以上、歳入歳出合計は、それぞれ200億8,000万円となってございます。  6ページと7ページに、歳入歳出の各科目の構成比を棒グラフで表示しておりますので御参照ください。  続きまして、8ページからの一般会計歳出予算の性質別内訳につきまして、簡単に御説明いたします。  この表は、歳出予算を義務的経費、投資的経費、その他の経費に分類し、構成比、伸び率を平成25年度当初予算と比較したものでございます。主なもののみ説明をさせていただきます。  まず、義務的経費の人件費でございます。予算額は30億2,320万8,000円、対前年度比で1.5%、4,751万7,000円の減となってございます。これは、職員給、退職手当、共済組合等負担金、職員互助会負担金が減少するためでございます。扶助費は35億3,119万5,000円で、104万7,000円の増となってございます。これは、主に自立支援給付費などによるものでございます。公債費は28億7,389万5,000円、対前年度比で2.6%、7,574万4,000円の減となってございます。義務的経費全体では1.3%の減で、歳出全体の47%を占めてございます。  次に、投資的経費の普通建設事業費は30億5,495万1,000円、対前年度比で63.6%、11億8,808万8,000円の増となってございます。投資的経費の主な内容につきましては、12ページの一般会計投資的事業の内訳に掲げております。  次に、9ページでございます。その他の経費といたしまして、物件費は、消費税の増税分などを計上したことにより、対前年度比1.9%増。維持補修費は、道路橋梁や小・中学校の維持補修費がふえたため7.3%の増となりました。補助費等につきましては、新年度は臨時福祉給付金、子育て世帯臨時特例給付金などが増加したため、対前年度比で3.5%、7,707万8,000円の増となってございます。繰出金は、公共下水道事業特別会計に対する繰出金が減少したものの、他の特別会計への繰出金が微増したため、対前年度比で1.3%、2,329万5,000円の増となってございます。  10ページには、一般会計歳出予算性質別推移を折れ線グラフと表で掲げておりますので後ほど御参照ください。  続いて、11ページでございます。義務的経費である職員人件費、扶助費、公債費に物件費を加えた4つの経費につきまして、平成17年度から26年度までの推移をそれぞれ棒グラフで示したものでございます。職員人件費は平成19年度を境に激減しており、平成26年度予算ベースで約27億円となってございます。逆に扶助費は、平成21年度以降、自立支援給付費の急増により増加傾向が続いてきましたが、平成26年度予算はほぼ前年度並みとなってございます。以上のことから、扶助費の動向については引き続き注視しなければなりませんが、職員人件費は着実に減少し、公債費は平成22年度以降、約29億円前後で推移しておりまして、平成26年度以降もほぼ横ばいの推移を見込んでございます。物件費は、指定管理者制度の普及、消費税増税により、やや増加傾向にあります。  12ページは、一般会計投資的事業の内訳の一覧表でございます。  13ページには、地方債現在高の推移を棒グラフと表で掲げておりますので御参照ください。  続きまして、14ページ、15ページをお開きください。特別会計等への繰出金等の推移を表と棒グラフで表示してございます。介護保険特別会計への繰出金は増加傾向にございます。  続いて、16ページ、17ページでございます。平成16年度以降の市税の推移を一覧表で掲げたものでございます。軽自動車税は、税率改正などによる若干の増を見込みます。たばこ税は、禁煙などの影響から対前年度比で2.3%、657万1,000円の減となっております。市税全体では51億8,186万1,000円、対前年度比で0.4%、1,871万9,000円の減となっております。  続きまして、18ページでございます。平成16年度から平成26年度までの地方交付税の推移を表と棒グラフで表示してございます。今後、合併特例期間が終了いたしますので、平成27年度から平成32年度までの間で約7億円の普通交付税が減額されると見込んでおります。  19ページをごらんください。一般会計の財政調整基金、国民健康保険特別会計の財政調整基金、介護保険特別会計の介護給付費準備基金の、平成16年度から平成26年度までのそれぞれの残高を折れ線グラフと表で示しておりますので御参照ください。  次に、20ページでございます。平成26年度のチャレンジ枠事業として選定された10事業を一覧表にしたものでございます。これらの事業は、将来にわたり、まちづくりのあらゆる分野に波及効果が期待される事業といたしまして、新年度におきまして強力に推進される事業でございます。選定された新規4事業、継続6事業の総事業額は2,550万2,000円となってございます。  21ページをごらんください。本年4月から消費税率が5%から8%に改定されることに伴いまして、本市に交付されます地方消費税交付金が8,389万9,000円増額される見込みでございます。消費税増税分は社会保障費に充てるという基本的な方針に基づきまして、本市増税分を平成26年度の社会保障に関する事業に幾ら充当するかを、国が示した様式により示したものでございます。  このほか、附属資料といたしまして、予算書の245ページ以降に給与費明細書関係、債務負担行為関係の調書を、264ページに地方債現在高の見込みに関する調書を掲げておりますので御参照ください。  続きまして、平成26年度の各特別会計につきまして御説明をさせていただきます。  予算書の265ページをお開きください。議案第2号、平成26年度府中市国民健康保険特別会計予算でございます。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ45億1,046万6,000円と定めます。対前年度比で7,612万3,000円、1.7%の減となってございます。  歳入の主なものについて御説明をさせていただきます。  273ページをお開きください。1款国民健康保険税が8億8,974万8,000円です。2款国庫支出金は、療養給付費等負担金及び財政調整交付金などで合計8億4,289万3,000円、対前年度比5,350万8,000円の増となってございます。  次に、277ページ。4款療養給付費交付金が4億1,987万1,000円、5款前期高齢者交付金が12億8,482万4,000円でございます。6款共同事業交付金は5億1,679万5,000円で、対前年度比1,496万7,000円の減となってございます。  次に、279ページ。8款繰入金でございます。保険基盤安定繰入金、職員給与費等繰入金など一般会計繰入金が2億4,919万5,000円でございます。  続きまして、283ページからの歳出でございます。主なものを御説明いたします。  まず、285ページから291ページにかけての2款保険給付費でございますが、合計で30億7,832万7,000円、対前年度比1,876万5,000円の減となります。  次に、291ページ。3款後期高齢者支援金等は5億2,801万8,000円でございます。  293ページに参りまして、7款共同事業拠出金は5億1,679万5,000円で、これは、県内保険者における、高額医療費発生による財政運営を安定化するための共同事業に要する経費を拠出するものでございます。  以上、歳入歳出の予算の総額は、それぞれ45億1,046万6,000円でございます。  301ページ以降に、附属資料といたしまして給与費明細書を掲げておりますので御参照ください。  続きまして、310ページをお開きください。議案第3号、平成26年度府中市公共下水道事業特別会計予算でございます。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ12億4,385万1,000円と定めます。平成25年度に対しまして2億590万円、14.2%の減となってございます。  続きまして、313ページの第2表、地方債でございますが、地方債の限度額として4億1,490万円を予定してございます。  続きまして、歳入の主なものについて御説明をさせていただきます。  317ページをお開きください。2款使用料及び手数料は、下水道使用料といたしまして1億4,309万円、対前年度比148万3,000円の減。3款国庫支出金は、下水道事業費補助金が9,551万4,000円、対前年度比1億548万6,000円の減でございます。  319ページに参りまして、5款繰入金は、一般会計繰入金を5億6,894万2,000円、対前年度比1,807万5,000円の減。7款市債につきましては、下水道事業債を4億1,490万円計上いたしております。  次に、321ページからの歳出でございます。  主なものといたしまして、1款総務費の総務管理費は7,462万6,000円で、上下水質管理センター及び高木ポンプ場の施設管理経費などを計上してございます。  続いて、325ページ。2款下水道事業費は、公共下水道建設費に2億4,718万5,000円を計上してございますが、府中処理区では土生町、鵜飼町、府川町で管渠埋設工事を、上下処理区では水質管理センターの改築工事を行います。また、雨水対策事業といたしまして高木1号雨水幹線整備工事などを計上いたしております。3款公債費は、元金及び利子で8億7,127万3,000円を計上してございます。対前年度比227万3,000円の減となってございます。  このほか、附属資料といたしまして、予算書の329ページ以降に給与費明細書、債務負担行為関係の調書、地方債現在高の見込みに関する調書を掲げてございますので御参照ください。  続きまして、341ページをお開きください。議案第4号、平成26年度府中市介護保険特別会計予算でございます。  第1条、保険事業勘定の歳入歳出総額は、歳入歳出それぞれ51億6,766万円と定め、介護サービス事業勘定の歳入歳出総額は、歳入歳出それぞれ3,426万3,000円と定めます。介護保険特別会計は、対前年度比で4,390万4,000円、0.9%の増となってございます。  まず、保険事業勘定でございます。342ページから345ページにかけまして、第1表、歳入歳出予算でございます。それぞれ合計が51億6,766万円となってございます。  350ページに参りまして、歳入の主なものにつきまして御説明をさせていただきます。  1款保険料は、第1号被保険者保険料といたしまして10億955万4,000円。2款国庫支出金は、1項国庫負担金の介護給付費負担金が8億8,085万4,000円、同じく2項国庫補助金の調整交付金、地域支援事業交付金が、合わせて3億5,705万4,000円でございます。3款支払基金交付金は、介護給付費交付金と地域支援事業支援交付金が、合わせて14億2,222万6,000円。4款県支出金は、介護給付費負担金といたしまして6億9,726万3,000円となってございます。  354ページの6款繰入金、1項一般会計繰入金の合計額は7億7,708万1,000円で、平成25年度に対しまして2,886万2,000円の増となってございます。  続きまして、360ページからの歳出でございます。  主なものといたしまして、1款総務費、1項総務管理費の一般管理費では、職員8人分の人件費とシステム賃借料等の事務経費で1億1,073万1,000円を計上してございます。  次に、364ページに参ります。2款保険給付費、1項介護サービス等諸費といたしまして、居宅介護サービス給付費、施設介護サービス給付費ほかで42億6,512万5,000円でございます。同じく2項介護予防サービス等諸費につきましては、介護予防サービス給付費ほかで3億954万8,000円でございます。  368ページの6項特定入所者介護サービス等費でございますが、施設での食費、居住費の自己負担化による低所得者の減免分を保険給付費とするもので、1億8,446万3,000円を計上してございます。  次に、介護サービス事業勘定でございます。地域包括支援センターにおいて実施する介護予防支援事業所の運営を介護サービス事業勘定とするものでございます。  387ページ。第1表、歳入歳出予算でございます。歳入は、サービス収入として介護予防マネジメント収入など、歳出は、介護予防マネジメントなどを行う介護予防サービス事業費で、歳入歳出それぞれ合計3,426万3,000円となってございます。  続きまして、400ページをお開きください。議案第5号、平成26年度府中市後期高齢者医療特別会計予算でございます。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6億3,820万6,000円と定めます。対前年度比で0.1%、35万2,000円の増となってございます。  401ページをお開きください。第1表、歳入歳出予算。歳入の主なものといたしまして、1款後期高齢者医療保険料が4億5,787万5,000円、7款繰入金が、一般会計からの繰入金1億7,915万7,000円でございます。  続きまして、402ページ。歳出でございます。主なものといたしまして、1款総務費が、職員人件費及び事務経費で2,351万6,000円、2款後期高齢者医療広域連合納付金が6億1,369万円で、歳入歳出の予算の総額は、それぞれ6億3,820万6,000円となってございます。  続きまして、421ページをお開きください。議案第6号、平成26年度府中市病院事業債管理特別会計予算でございます。  第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億2,382万3,000円と定めます。対前年度比で1,018万3,000円、4.4%の減となってございます。  歳入について御説明いたします。422ページをお開きください。1款諸収入は、病院事業貸付金元利収入といたしまして1億6,302万3,000円でございます。これは、地方独立行政法人移行前の府中北市民病院及び移行後の地方独立行政法人府中市病院機構への貸付金に係る企業債の元金、利子を市が償還するため、同病院機構から収入するものでございます。2款市債は、同病院機構が行う施設整備に必要な資金を貸し付けるための企業債で、2病院合わせて6,080万円でございます。歳入合計は2億2,382万3,000円となってございます。  続きまして、423ページの歳出です。1款公債費が1億6,302万3,000円です。これは、地方独立行政法人移行前の府中市北市民病院及び移行後の地方独立行政法人府中市病院機構への貸付金に係る企業債の元金、利子を償還するためのものでございます。2款病院事業資金が6,080万円です。これは、同病院機構が行う施設整備に必要な資金を貸し付けるものでございます。歳出合計は2億2,382万3,000円でございます。  424ページの第2表、地方債でございますが、起債の目的、限度額、起債の方法などを定めてございます。  432ページには、地方債の前前年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書を掲載しておりますので、御参照をいただきたいと思います。  続きまして、別冊の「平成26年度府中市事業会計予算書 水道事業会計」をお開きください。議案第7号でございます。  1ページ。第2条、業務の予定量でございますが、給水戸数は、上水道が1万887戸、簡易水道が久佐と上下で1,542戸でございます。年間の総給水量及び1日の平均給水量は記載のとおりでございます。主な建設改良事業といたしまして、配水管改良事業等で4億9,734万4,000円を予定してございます。  次に、第3条、収益的収入及び支出の予定額でございます。収入は、第1款の上水道事業収益が5億4,380万8,000円、第2款の簡易水道事業収益が1億793万3,000円でございます。支出は、第1款の上水道事業費用が5億3,684万2,000円、第2款の簡易水道事業費用が1億764万5,000円でございます。  第4条、資本的収入及び支出でございます。資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。収入は、第1款の上水道事業資本的収入が4億5,538万4,000円で、それぞれ企業債、補償金及び負担金、補助金、出資金を定めてございます。2ページに参りまして、第2款の簡易水道事業資本的収入が4,265万7,000円でございます。支出は、第1款の上水道事業資本的支出が5億8,875万6,000円、第2款の簡易水道事業資本的支出が6,855万7,000円でございます。  第5条、企業債でございますが、配水管改良事業等で限度額4億4,390万円、起債の方法は証書借入、利率は5%以内でございます。  第6条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費を規定してございます。  第7条、たな卸資産の購入限度額でございますが、1,884万6,000円と定めます。  3ページから8ページにかけましては、収益的収入及び支出のそれぞれの実施計画を掲げてございます。  9ページ以降には、資本的収入及び支出を掲げております。主な事業といたしましては、上水道事業では配水管布設工事、老朽管更新事業、簡易水道事業では配水管改良工事、浄水設備改修などでございます。  このほか、11ページ以降には、キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書等を掲げておりますので御参照いただきたいと思います。  続きまして、別冊の「平成26年度府中市事業会計予算書 病院事業会計」をお開きください。議案第8号でございます。  1ページ。第2条、業務の予定量でございます。病床数は308床。年間患者数は、入院8万9,790人、外来1万5,190人。1日平均患者数は、入院が246人、外来62人と見込んでございます。主な建設改良事業は、資産購入費で常温配膳車の購入を予定してございます。  次に、第3条、収益的収入及び支出でございます。病院事業収入の予定額は14億467万1,000円、支出の予定額は19億9,573万4,000円でございます。これは、地方公営企業法の改正に伴って会計制度が変更されたため、主に職員の退職給付引当金を特別損失として計上したことによるものでございます。  2ページをごらんください。第4条、資本的収入及び支出でございます。資本的収入が4,342万円、資本的支出が6,783万2,000円でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足いたします2,441万2,000円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填いたします。  第6条、一時借入金限度額は1億5,000万円を予定してございます。  第8条、他会計からの補助金といたしまして、若岳荘運営のため一般会計から326万1,000円、介護保険特別会計から226万3,000円の補助金を予定してございます。
     3ページ以降には、予定実施計画、キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書等を掲載しておりますので御参照ください。  以上で、当初予算の説明を終わらせていただきます。  それでは、議案集の1ページをお開きください。議案第9号、専決処分の承認を求めることについてでございます。  地方自治法の規定によりまして、府中市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の専決処分について、議会の承認を求めるものでございます。  2ページをごらんください。専決処分の期日は、平成26年2月7日でございます。  4ページ。提案理由でございます。府中市清掃センター煙突上部のコンクリートの破片が剥離、落下したため、施設の利用を平成26年1月下旬に休止しております。平成26年4月から供用開始予定としておりました、上下町水永に建設中の粗大ごみ集積所が整備されまして、粗大ごみの受け入れが可能な状態になったことから、この新しい施設を早期に供用開始することといたしました。これに伴いまして、所要の整備を行うため、改正条例を専決処分したものでございます。  施行期日は平成26年2月7日でございます。  続きまして、議案集の5ページをお開きください。議案第10号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてでございます。  法務大臣に対しまして次の者を人権擁護委員候補者として推薦することについて、人権擁護委員法の規定により市議会の意見を求めるものでございます。  候補者のお名前ですが、名前、曽根清。住所、府中市阿字町486番地。生年月日、昭和14年10月23日。曽根さんは再任でございまして、任期は法務大臣の委嘱を受けた日から3年間となっております。任期は平成26年7月1日からの3年間の予定でございます。  議案集の6ページをお開きください。議案第11号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてでございます。  候補者のお名前ですが、名前、光元美保子。住所、府中市上下町上下1863番地7。生年月日、昭和21年8月4日。光元さんも再任でございます。任期は平成26年7月1日からの3年間の予定でございます。  続きまして、議案集の7ページでございます。議案第12号、字の区域を変更することにつきまして、市議会の議決をお願いするものでございます。変更の効力は、国土調査法の規定によります国土調査の認証の日から生ずることとなってございます。  8ページ。変更箇所でございます。左の欄の町名、字、地番を、右の欄の町名、字の区域に変更するものでございます。  13ページ。提案理由でございますが、府中市行縢町及び上下町における地籍調査事業の実施に伴いまして、入り乱れた字界及び飛び地番を整理する必要があるため、字の区域を変更するものでございます。事業実施年度は平成24年度でございます。  なお、別冊の参考資料に変更位置図ほか詳細図を添付しておりますので御参照ください。  続きまして、議案集の14ページでございます。議案第13号、財産区の財産の無償譲渡について、市議会の議決を求めるものでございます。中段から次のページにかけて、土地の表示、出資による権利、現金預金を掲載しております。  16ページをごらんください。提案理由でございます。府中市広谷町財産区が、地方自治法の規定に基づく地縁による団体である府中市広谷町新財産管理会に移行することに伴い、財産を無償譲渡するものでございます。  17ページの議案第14号と24ページの議案第17号につきましては、議事日程のとおり説明は最後にさせていただきます。  続きまして、20ページの議案第15号と22ページの議案第16号について説明をさせていただきます。先ほどの議案第13号と同様に、財産区の財産の無償譲渡について、それぞれ市議会の議決を求めるものでございます。  21ページをごらんください。第15号議案におきましては、府中市篠根町財産区が、地縁による団体である篠根町内会に移行いたします。  また、23ページでございますが、第16号議案では、府中市篠根矢井定国組財産区が、地縁による団体である篠根町矢井定国組に移行いたします。  続きまして、27ページをお開きください。議案第18号、府中市総合計画策定条例の制定についてでございます。  31ページをごらんください。提案理由でございます。総合計画の基本構想につきましては、地方自治法において、議会の議決を経て定めることが義務づけられておりましたが、地方自治法の一部を改正する法律によりまして、この義務づけは廃止されました。しかしながら、総合計画は従来から、市の総合的かつ計画的な行政運営の指針を示すものでございまして、市民にまちづくりの長期的な展望を示すものであることから、引き続き議会の議決を経まして総合計画を策定するため、この条例案を提出するものでございます。  施行期日は平成26年4月1日でございます。  32ページをお開きください。議案第19号、消費税及び地方消費税の税率の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてでございます。  提案理由でございます。41ページをごらんください。消費税及び地方消費税の税率が平成26年4月1日から8%に引き上げられることに伴いまして、所要の整備を行うため、条例案を提出するものでございます。  施行期日は平成26年4月1日でございます。  続きまして、42ページでございます。議案第20号、府中市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてでございます。  46ページ。提案理由でございます。仕事と育児の両立を尊重する職場風土を醸成し、職員の仕事と育児の両立を支援する環境を整備するため、育児短時間勤務制度を導入することに伴いまして、職員の勤務時間について必要な改正を行うものでございます。  施行期日は平成26年4月1日でございます。  続きまして、47ページでございます。議案第21号、府中市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでございます。  54ページ。提案理由でございますが、育児短時間勤務制度を導入いたします。また、その他必要な改正を行うため条例改正するものでございます。  施行期日は平成26年4月1日でございます。  55ページをお開きください。議案第22号、府中市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでございます。  改正内容でございますが、58ページをごらんください。まず、教育委員会の委員長及び委員の報酬月額の改正でございます。委員長は現行月額3万3,000円を月額5万3,000円、委員は現行月額2万7,500円を月額4万5,000円といたします。  次に、母子自立支援員及び心理判定嘱託員を新たに配置することに伴いまして、それぞれ報酬額を規定いたします。母子自立支援員の報酬は月額22万円以内、心理判定嘱託員の報酬は日額2万6,000円以内といたします。  施行期日は、いずれも平成26年4月1日でございます。  続きまして、議案集の59ページでございます。議案第23号、府中市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてでございます。  提案理由でございますが、62ページをごらんください。一般職の職員の地域手当、単身赴任手当及び管理職員特別勤務手当につきまして、国家公務員等に準じた支給に改正するため、また、育児短時間勤務制度を導入することに伴いまして、所要の整備を行うため、条例を改正するものでございます。  まず、地域手当の改正でございます。東京都特別区に在勤する者の地域手当を新設いたします。支給割合は、給料と扶養手当の月額の合計額の100分の18といたします。  次に、単身赴任手当の改正でございます。月額の基礎額は現行2万円を2万3,000円、加算額の上限は現行1万8,000円を4万5,000円といたします。  続いて、管理職員特別勤務手当の改正でございます。次のページをごらんください。勤務1回当たりの支給上限額につきまして、現行6,000円を8,000円といたします。  最後に、育児短時間勤務者の給料ですが、1週間当たりの勤務時間に応じた給料月額とするものでございます。  施行期日は、平成26年4月1日からといたします。  議案集の64ページをお開きください。議案第24号、府中市立保育所条例の一部改正についてでございます。  66ページ。提案理由でございます。府中市が設置する国府保育所を、民間が設置主体となり管理運営することに伴いまして、条例改正を行うものでございます。  施行期日は、平成26年4月1日でございます。  67ページをお開きください。議案第25号、地方独立行政法人府中市病院機構に係る重要な財産を定める条例の一部改正についてでございます。  69ページをごらんください。提案理由でございます。地方独立行政法人法が改正され、地方独立行政法人の業務の見直しなどにより、必要がなくなった出資等に係る不要財産の処分につきましては、各市の条例で定めることとされました。そのことに伴いまして、所要の整備を行うため、この条例案を提出するものでございます。  施行期日は、平成26年4月1日からでございます。  70ページでございます。議案第26号、府中市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてでございます。  72ページ。提案理由でございますが、現在、市民の皆様の御理解と御協力によりまして家庭ごみの排出量の減量化が継続され、有料化導入の目的である、ごみの減量化が維持されているため、平成26年9月30日までとなっているごみ処理協力金の額を2分の1とする期間を、引き続き平成32年3月31日まで、5年6カ月延長するものでございます。  施行期日は、公布の日からでございます。  続きまして、73ページでございます。議案第27号、府中市社会教育委員条例の一部改正についてでございます。  75ページ。提案理由でございます。社会教育法が改正されまして、社会教育委員の委嘱に係る基準につきましては、文部科学省令を参酌いたしまして条例で定めることとされました。そのことに伴いまして、所要の整備を行うため、条例改正するものでございます。  施行期日は、平成26年4月1日からといたします。  続きまして、補正予算の説明に移ります。  最初に、一般会計でございます。別冊の「平成25年度府中市補正予算書 一般会計(第6号)」をお開きください。議案第28号でございます。  まず、1ページでございます。第1条、既定の債務負担行為の変更及び廃止は、第1表、債務負担行為補正による。  続きまして、2ページをお開きください。第1表、債務負担行為補正でございますが、変更といたしまして、府中市民病院改築工事につきまして、さきの12月議会で御承認いただきました限度額41億2,000万円を43億3,800万円に増額するものでございます。限度額の増額は、物価上昇による建設資材の高騰に対応いたしまして、また、契約事務の円滑な執行と工事の早期着工を実現するために必要な補正でございます。  次に、廃止といたしまして、府中市民病院改築工事監理業務委託料でございますが、本体工事が平成26年度以降の着手となりますので、平成25年度に設定いたしました債務負担行為が不要となり、廃止させていただくものでございます。  続きまして、議案第29号、平成25年度府中市一般会計補正予算(第7号)でございます。  1ページをお開きください。第1条、既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ4億4,215万9,000円を減額し、歳入歳出それぞれ195億3,352万円といたします。  7ページをごらんください。第2表、繰越明許費補正でございます。主なものを御説明いたします。追加といたしまして、2款総務費、1項総務管理費の庁舎整備経費で1億4,335万6,000円の繰り越しでございます。8款土木債、2項道路橋梁費の社会資本整備総合交付金事業経費、これは本山鵜飼線ほか道路改良経費で1億9,281万8,000円の繰り越しでございます。そのうち2,500万円につきましては、国の補正予算(第1号)により、事業の一部を前倒しして実施するものでございます。変更といたしまして、既に12月議会で議決をいただいているものの変更でございます。8款土木費、5項都市計画費の都市再生整備計画事業経費3億9,995万1,000円を繰り越しするものでございます。関係機関との協議、事業用地取得に際しての地権者との調整に不測の日数を要したことなどが主な理由でございます。  続きまして、9ページ。第3表、債務負担行為補正でございます。追加といたしまして、府中市長・府中市議会議員一般選挙ポスター掲示場設置及び撤去業務委託料で、期間は平成26年度、限度額は680万4,000円でございます。また、人事給与システムリース料ほかにつきましては、本年4月以降の消費税増税により、リース料や委託料などに増税分が転嫁されますので、平成24年度以前に設定いたしました限度額との差額分を新規で追加するものでございます。これは、地方自治法の規定によりまして債務負担行為の変更は設定年度内に限られておりまして、設定年度の翌年度以降に限度額を変更しようとする場合は新規追加することというふうに定められておりますので、所要の手続を行うものでございます。変更といたしまして、平成25年度で設定した限度額について、契約額に基づきましてそれぞれ減額するものでございます。  続きまして、13ページの第4表、地方債補正でございます。変更につきましては、それぞれ起債の目的、限度額、起債の方法、利率等を掲げておりますが、36ページと37ページに細目を掲げておりますので御参照ください。廃止といたしまして、消防施設整備事業、これは防災対策事業関連でございますが、該当事業に地方債以外の財源を充当することといたしましたので、借入が不要となることに伴い廃止するものでございます。  15ページからの、歳入歳出補正予算事項別明細書の総括については省略させていただきます。  18ページをお開きください。今回の補正予算は、各事業の精算による補正が主な内容となってございます。歳入歳出の主なものにつきまして御説明をいたします。  まず、歳入でございます。1款市税、1項市民税は2,758万6,000円増額、同じく2項固定資産税は4,115万8,000円減額するものでございます。  24ページに参りまして、13款国庫支出金、2項国庫補助金、1目民生費補助金は、子育て支援交付金を県補助金に組み替えたことなどにより3,333万円を減額するものでございます。  28ページの14款県支出金、2項県補助金、2目民生費補助金は、地域医療再生計画基金事業補助金を3目衛生費補助金に組み替えたことなどにより9,094万6,000円減額、3目衛生費補助金は、組み替えなどにより9,552万2,000円増額するものでございます。  32ページに参りまして、15款財産収入、2項財産売払収入、1目不動産売払収入は、対象事業がなかったことにより3,617万3,000円減額するものでございます。  34ページに参りまして、17款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金は、3月補正予算に計上された事業費の精算により1億9,456万7,000円減額するものでございます。3項財産区繰入金、1目財産区繰入金は、対象財産区が地縁団体に移行する時点で保有する財産といたしまして4,958万7,000円の補正。これは、市が一旦受け入れて地縁団体に同額の寄附金として支出するための手続でございます。  36ページに参りまして、20款市債、1項市債、3目衛生債は、府中市民病院改築事業の精算により1,550万円を、同じく6目土木債は、市道整備事業、過疎対策事業などの精算により8,910万円を、それぞれ減額するものでございます。  続きまして、歳出でございます。  40ページをお開きください。2款総務費、1項総務管理費、10目電算管理費は、住民情報システムの更新に際しまして同一業者のシステムを引き続き利用することとなりましたので、データ移行経費不用額といたしまして3,630万1,000円を減額するものでございます。  46ページに参りまして、3款民生費、1項社会福祉費、4目老人福祉費は、介護保険特別会計繰出金などの精算により6,359万9,000円減額するものでございます。  48ページに参ります。3款民生費、1項社会福祉費、13目後期高齢者医療費は、療養給付費負担金などの精算により7,776万3,000円減額するものでございます。  52ページに参ります。4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費は、府中市民病院改築工事などの精算により3,163万8,000円減額するものでございます。  60ページをごらんください。8款土木費、2項道路橋梁費、3目道路新設改良費は、単市道路改良事業費、過疎対策事業費などの精算により7,492万5,000円減額するものでございます。  62ページに参りまして、8款土木費、5項都市計画費、1目都市計画総務費は、府中市土地開発公社経営健全化補助金などにより1億2,417万1,000円増額するものでございます。  64ページの8款土木費、5項都市計画費、3目都市下水路費は、公共下水道事業特別会計繰出金の精算などにより2,468万7,000円減額、同じく7目地域住宅交付金事業費は、狭あい道路整備事業の精算により5,962万2,000円減額するものでございます。  66ページに参りまして、9款消防費、1項消防費、1目常備消防費は、福山地区消防組合負担金の確定に伴いまして3,573万4,000円減額するものでございます。  72ページでございます。10款教育費、6項学校給食費、1目学校給食費は、給食センター用地として府中市土地開発公社の土地を買い戻すための経費などで2,622万4,000円増額するものでございます。12款公債費、1項公債費、2目利子は、不用額を3,600万円減額するものでございます。  76ページ以降には、給与費明細書を掲げておりますので御参照ください。  続きまして、「平成25年度府中市補正予算書 国民健康保険特別会計(第3号)」をお開きください。議案第30号でございます。  1ページ。第1条、既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1億3,700万円を減額し、歳入歳出それぞれ46億1,103万2,000円といたします。  2ページをお開きください。第1表、歳入歳出予算補正。歳入でございます。1款国民健康保険税は2,600万円減額。4款療養給付費交付金は6,500万円減額。また、6款共同事業交付金は4,600万円減額するものでございます。  次に、3ページの歳出でございます。2款保険給付費は、退職被保険者等にかかるものを、1項療養諸費及び2項高額療養費で合計6,500万円減額。7款共同事業拠出金は4,100万円減額。さらに、11款諸支出金は3,100万円減額するものでございます。  歳入歳出それぞれ、補正前の額が47億4,803万2,000円、補正額が1億3,700万円の減額で、補正後の額は46億1,103万2,000円でございます。  7ページをお開きください。歳入の細目でございます。1款1項国民健康保険税は、一般被保険者国民健康保険税を2,600万円減額。6款1項共同事業交付金は、保険財政共同安定化事業交付金を4,600万円減額するものでございます。  9ページをお開きください。歳出の細目でございます。主なものについて御説明いたします。2款保険給付費、1項療養諸費は、退職被保険者等療養給付費を5,000万円減額。7款1項共同事業拠出金は、保険財政共同安定化事業拠出金を4,100万円減額いたします。  続きまして、別冊の「平成25年度府中市補正予算書 公共下水道事業特別会計(第3号)」をお開きください。議案第31号でございます。  1ページ。第1条、既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ4,729万5,000円を減額し、歳入歳出それぞれ14億838万9,000円といたします。  2ページでございます。第1表、歳入歳出予算補正。歳入でございます。3款国庫支出金は2,520万円減額。5款繰入金は2,473万8,000円の減額補正でございます。補正前の額が14億5,568万4,000円、補正額が4,729万5,000円の減額で、計といたしまして14億838万9,000円でございます。  3ページ。歳出でございますが、1款総務費を622万8,000円、2款下水道事業費を4,106万7,000円、それぞれ減額いたします。歳出合計の補正前の額、補正額、補正後の額は、いずれも歳入合計と同額でございます。  4ページ。第2表、繰越明許費でございますが、2款下水道事業費、1項下水道建設費で、公共下水道建設事業経費1億7,352万5,000円を繰り越すものでございます。  5ページの第3表、債務負担行為補正でございますが、変更といたしまして、上下水質管理センター改築更新工事で、限度額を4,090万9,000円から3,183万8,000円に変更いたします。廃止といたしまして、福塩線稲荷木橋りょう(函渠)改良工事5,000万円を廃止いたします。  7ページ。第4表、地方債補正でございます。下水道事業で、限度額5億円を5億350万円といたします。
                〔総務部長 吉川則夫君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 昼食のため休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後0時2分 休憩                午後1時2分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) 再開いたします。  休憩前に引き続き提案理由の説明を求めます。  吉川総務部長。             〔総務部長 吉川則夫君 登壇〕 ○総務部長(吉川則夫君) それでは、午前中に引き続きまして議案の説明をいたします。  別冊の「平成25年度府中市補正予算書 介護保険特別会計(第3号)」をお開きください。議案第32号でございます。  1ページ。第1条、既定の保険事業勘定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ2億6,671万5,000円を減額し、歳入歳出それぞれ49億410万円といたします。  2ページ。第1表、歳入歳出予算補正でございます。歳入の主なものですが、2款国庫支出金は7,475万8,000円減額、3款支払基金交付金は8,594万3,000円減額、4款県支出金は4,453万円減額いたします。歳入合計は、補正前の額が51億7,081万5,000円、補正額が2億6,671万5,000円の減額で、計といたしまして49億410万円でございます。  3ページ。歳出でございますが、2款保険給付費は、それぞれの実績見込みにより、1項介護サービス等諸費を2億7,839万円減額、2項介護予防サービス等諸費を1,368万円減額いたします。3款基金積立金は3,409万2,000円増額補正するものでございます。歳出合計の補正前の額、補正額、補正後の計は、歳入合計とそれぞれ同額でございます。  続きまして、別冊の「平成25年度府中市補正予算書 後期高齢者医療特別会計(第2号)」をお開きください。議案第33号でございます。  1ページ。第1条、既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ526万3,000円を減額し、歳入歳出それぞれ6億3,266万6,000円といたします。  2ページ。第1表、歳入歳出予算補正。歳入でございます。7款繰入金を526万3,000円減額。これは、1項一般会計繰入金、2目保険基盤安定繰入金を減額するものでございます。  続きまして、3ページ。歳出でございますが、2款後期高齢者医療広域連合納付金を526万3,000円減額。これは、後期高齢者医療広域連合への保険料等負担金を減額するものでございます。  歳入歳出それぞれ、補正前の額が6億3,792万9,000円、補正額が526万3,000円の減額で、補正後の額は6億3,266万6,000円でございます。  続きまして、別冊の「平成25年度府中市補正予算書 病院事業債管理特別会計(第2号)」をお開きください。議案第34号でございます。  1ページ。第1条、既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ2,428万5,000円を減額し、歳入歳出それぞれ2億4,042万1,000円といたします。  2ページに参りまして、第1表、歳入歳出予算補正。歳入でございます。1款諸収入は、病院事業貸付金元利収入といたしまして238万5,000円の減額補正。これは、地方独立行政法人府中市病院機構への貸付金の返済利子を減額するものでございます。また、2款市債を2,190万円減額補正。これは、同病院機構に対しまして、医療機器等の施設整備に必要な資金を貸し付けるための企業債を減額するものでございます。  続きまして、3ページ。歳出でございます。1款公債費は238万5,000円を減額補正。これは、歳入にありました諸収入の減額補正に伴いまして、起債償還利子を減額するものでございます。次に、2款病院事業資金を2,190万円減額補正。これは、同病院機構が行います施設整備に必要な資金の貸付金の減額でございます。  歳入歳出合計は、ともに補正前の額が2億6,470万6,000円、補正額が2,428万5,000円の減額で、計といたしまして2億4,042万1,000円でございます。  次に、別冊の「平成25年度府中市水道事業会計補正予算書(第2号)」をお開きください。議案第35号でございます。  1ページ。第2条、平成25年度府中市水道事業会計予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。収入の部でございます。第1款上水道事業資本収入は、既決予定額が1億9,841万7,000円、補正予定額が3,000万円の減額、計といたしまして1億6,841万7,000円でございます。これは、第1項の企業債を減額補正するものでございます。  支出の部でございますが、第1款上水道事業資本的支出は、既決予定額が3億3,919万2,000円、補正予定額が1,300万円の減額、計といたしまして3億2,619万2,000円でございます。これは、第1項の建設改良費を減額補正するものでございます。第2款簡易水道事業資本的支出は、既定予定額が8,367万9,000円、補正予定額が1,000万円の減額、計といたしまして7,367万9,000円でございます。これは、第1項の建設改良費を減額補正するものでございます。  続きまして、企業債でございます。第3条、予算第5条表中、限度額1億8,890万円を1億5,890万円に改めます。  2ページには、平成25年度府中市水道事業会計補正予算の実施計画(第2号)を掲げております。収入の部では、上水道事業資本的収入で企業債を3,000万円減額するものでございます。支出の部では、上水道事業資本的支出で、建設改良費のうち施設改良費を800万円、営業設備費を500万円、それぞれ減額するものでございます。また、簡易水道事業資本的支出で、建設改良費のうち施設改良費を1,000万円減額するものでございます。  3ページに資金計画、4ページ以降には予定貸借対照表を載せておりますので御参照をいただきたいと思います。  以上で、議案第14号及び17号を除く、議案第1号から35号までの説明をさせていただきました。             〔総務部長 吉川則夫君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) これにて提案理由の説明を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) 議案第1号、平成26年度府中市一般会計予算について。  既に提案理由の説明は済んでおりますので、これより質疑に入ります。  本案は、予算特別委員会において総括質疑が行われますので、質疑の通告はありません。  これをもって質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) お諮りいたします。  議案第1号については、議長を除く19人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平田八九郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第1号については、議長を除く19人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選について、議長からお願いいたします。  慣例により、予算特別委員会の委員長には副議長に、副委員長には総務文教委員長になっていただいておりますので、互選の手続を省略させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) 議案第2号、平成26年度府中市国民健康保険特別会計予算についてから、議案第8号、平成26年度府中市病院事業会計予算についてまでの7件、議案第12号、字の区域の変更についてから、議案第27号、府中市社会教育委員条例の一部改正についてまでの14件、及び議案第29号、平成25年度府中市一般会計補正予算(第7号)についてから、議案第35号、平成25年度府中市水道事業会計補正予算(第2号)についてまでの7件、計28件について。  既に提案理由の説明は済んでおりますので、これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。  これら28件については、お手元に配付の委員会付託区分表のとおり、所管の常任委員会または先ほど設置いたしました予算特別委員会に、それぞれ付託いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) 日程第37、議案第14号、財産区の財産の無償譲渡について、及び日程第38、議案第17号、府中市広谷町財産区管理会条例等の廃止についての件を一括議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、橘髙尚裕君は除斤の対象となりますので、退席を求めます。             〔3番議員 橘髙尚裕君 退席〕 ○議長(平田八九郎君) 市長から提案理由の説明を求めます。  吉川総務部長。             〔総務部長 吉川則夫君 登壇〕 ○総務部長(吉川則夫君) それでは、議案第14号及び17号の説明をさせていただきます。  議案集の17ページでございます。議案第14号、財産区の財産の無償譲渡について、市議会の議決を求めるものでございます。中段から次のページに、土地の表示、現金預金を掲載しております。  19ページをごらんください。提案理由でございます。府中市中須町財産区が、地方自治法の規定に基づく地縁による団体である中須町財産管理会に移行することに伴い、財産を無償譲渡するものでございます。  最後になりますが、24ページをお開きください。議案第17号でございます。府中市広谷町財産区管理会条例等の廃止についてでございます。  廃止する条例でございますが、25ページをごらんください。(1)から(4)に掲載しております4条例でございます。  26ページ。提案理由でございます。府中市広谷町財産区等の4財産区が、地方自治法の規定に基づく地縁による団体に移行するに当たり、全ての財産を所定の地縁による団体に無償譲渡して消滅することに伴い、それぞれの財産区管理会条例を廃止するものでございます。  施行期日は、規則で定める日といたします。  以上、今定例会に提出いたしました議案につきまして御説明をさせていただきました。  何とぞ慎重審議の上、全ての議案を原案どおり可決していただきますようお願いいたしまして、提案説明を終わります。             〔総務部長 吉川則夫君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) これにて提案理由の説明を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) 議案第14号、財産区の財産の無償譲渡について、及び議案第17号、府中市広谷町財産区管理会条例等の廃止についての2件について。  既に提案理由の説明は済んでおりますので、これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。  これら2件については、お手元に配付の委員会付託区分表のとおり、所管の常任委員会にそれぞれ付託いたします。  休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後1時16分 休憩             〔3番議員 橘髙尚裕君 復席〕                午後1時16分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) 再開いたします。  日程第39、陳情の委員会送付について。  今期定例会において本日までに受理した陳情は、お手元に配付の陳情書送付表のとおり、所管常任委員会に送付いたしましたので、報告いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) 日程第40、発議第1号、府中市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。  小川敏男君から提案理由の説明を求めます。             〔9番議員 小川敏男君 登壇〕 ○9番議員(小川敏男君) 発議第1号、府中市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について。  府中市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案を次のとおり提出する。  平成26年3月3日。提出者、府中市議会議員、小森龍太郎、水田豊、小川敏男。  改正する中身につきましては、ごみ処理協力金――つまり、ごみ処理の有料化は3月31日をもって終了とするという提案でございます。  その理由ですが、ごみの有料化は、ごみの減量化を目的として実施された制度です。今議会の議案第26号では、「市民の理解と協力により家庭ごみの排出量の減量化が維持されている」と説明されています。ごみの減量化が達成していること、近隣の市は有料化されていないこと、もともと有料化には市民の反対の声が根強くあることからも、この条例案を提出するものでございます。よろしくお願いいたします。             〔9番議員 小川敏男君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) これにて提案理由の説明を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) 発議第1号、府中市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について。  既に提案理由の説明は済んでおりますので、これより質疑に入ります。
     ただいまところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。  本案については、お手元に配付の委員会付託区分表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) ここで暫時休憩いたしますから、議案第9号から議案第11号までの3件及び議案第28号に対する質疑及び討論のある諸君は、休憩中に発言通告書を事務局へ提出願います。  それでは、暫時休憩をいたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後1時20分 休憩                午後1時48分 再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) 再開いたします。  これより議案第9号の質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第9号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平田八九郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第9号については、委員会の付託を省略することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) これより議案第9号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第9号を採決いたします。  本案は承認することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平田八九郎君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は承認することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) これより議案第10号及び議案第11号の2件について一括して質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第10号及び議案第11号の2件については、会議規則第37条第3項の規定により、いずれも委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平田八九郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第10号及び議案第11号の2件については、いずれも委員会の付託を省略することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) これより議案第10号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第10号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平田八九郎君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) これより議案第11号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第11号を採決いたします。  本案はこれに同意することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平田八九郎君) 御異議なしと認めます。  よって、本案はこれに同意することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) これより議案第28号の質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  小川敏男君。             〔9番議員 小川敏男君 登壇〕 ○9番議員(小川敏男君) 議案第28号の、市民病院建てかえの補正予算2億1,800万円についてお聞きしたいと思います。  市民病院の建設については、市民の皆さんから、産科の再開や小児科、整形の充実、また、入院するにしても市外の病院ではしんどい、市内の病院が必要だ、いつでも自転車で行けるような病院が欲しいという声がありますんで、必要性についてはわかるところでありますけれど、やはり議会として、このように補正予算を繰り返すことが本当にいいのかということを思うんです。新年度予算では、府中市7億ダイエットプランが表明されております。そういう厳しい財政の中での今回の補正2億1,800万円――これでもう最終的に終わりという自信があるのかどうかお聞きしたいんです。もしそれが不確かなら問題だと思いますが。もう一つは、建設工事の見直しを図ってみたらどうかということです。病院の建設の工事内容については、たしか増築も可能な工事内容だというふうに説明があったと思うんです。それなら、たちまちは規模を縮小して、医師の確保ができ、診療科をふやすときに、あわせて規模の拡大を考えたらどうかと。この点についてお聞きしたいと思います。             〔9番議員 小川敏男君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 唐川福祉事務所長、答弁。            〔福祉事務所長 唐川平君 登壇〕 ○福祉事務所長(唐川平君) 府中市民病院の建てかえにつきましては、高齢者の地域での生活を支える医療の拠点となる病院を目指し、府中市病院機構と協議を行いながら、必要最小限のものを計画したものでございますので、見直しにつきましては考えておりません。以上でございます。            〔福祉事務所長 唐川平君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 小川敏男君。             〔9番議員 小川敏男君 登壇〕 ○9番議員(小川敏男君) 今回、2億1,800万円の補正でありますけれど、もうこれ以上の追加はないということがはっきり言明できるんですか。その辺についてもう一度お聞きしたいと思います。             〔9番議員 小川敏男君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 橘髙まちづくり部長、答弁。           〔まちづくり部長 橘髙参吉君 登壇〕 ○まちづくり部長(橘髙参吉君) 入札の不調を受けまして、即座に建設市場の動向や使用建築資材の価格動向、労務費等の調査及び実態の把握を行っております。それら最新の情報によって適切な価格の見きわめを行い、設計内容を精査して工事費を算定し、今回の議会に諮らせていただいておるところでございます。そういったことで、再入札になります病院建設工事につきましては、応札していただけるものと信じておるところでございます。           〔まちづくり部長 橘髙参吉君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 小川敏男君。             〔9番議員 小川敏男君 登壇〕 ○9番議員(小川敏男君) 3回目の質問で、ちょっとしつこいかなと思うんですけど。新年度で7億ダイエットプランという削減が出て、それに今度こういうふうに2億円の追加が必要となる――この7億円と比べても、2億円というのはかなりの額だと思うんですが、ダイエットプランへの影響はあるのかどうか、お聞きしたいと思います。             〔9番議員 小川敏男君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 切原企画財政課長、答弁。            〔企画財政課長 切原秀隆君 登壇〕 ○企画財政課長(切原秀隆君) 先般ダイエットプランをお示しいたしまして、同時に財政計画もお示しいたしました。ダイエットプランは、普通交付税が現在の額から7億円程度減額されるということを見越して――ダイエットプランと財政計画の中で、一般財源が7億円減ることに対してどう対応していくかというものでございます。今回、工事費で2億円ちょっとの増額を予定してございますが、これを全てダイエットプラン、それから財政計画の中で反映して計算を行っておりまして、これが予定どおりいけば、財政においては十分維持可能な状態にあろうかというふうに思います。  それから、ダイエットプランは平成32年度にかけて、主には経常経費を想定して普通交付税の減額に対応しているということでございまして、今回の工事費の増額とは直接関係はございません。ただ、工事費が増額になりますと、それに伴って財源――起債なり一般財源が増加しますが、これもダイエットプラン、それから財政計画の中で反映しておりますので、十分維持可能かと考えております。以上でございます。            〔企画財政課長 切原秀隆君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 続いて、水田豊君。             〔2番議員 水田豊君 登壇〕 ○2番議員(水田豊君) 2点ほどお聞きをいたします。  12月で1度、4億円の補正をし、今回また2億円の補正ということで、しかもその理由は、建設現場の人出不足による建設費の高騰、それから材料費の高騰、こういうことでございます。2度目の提案ということで、私も含めて大方の人は、これで済むんだろうかという率直な心配をされているんだろうと思います。2億円の補正予算を通して、じゃあ、これできちんと次の入札で落札できるということは、残念ながら誰にも言うことができないわけです。そうすると、また再度の補正を組むのか、こういうことになるわけです。そこに対する市の見通しをどういうふうに思っておられるのか。それから、市の全体像として、今後、入札できるのか、落札できるのかということを再度お尋ねいたします。  それともう一つ。ここまで2度も補正を行い、そしてまた、今後もどうなるのかわからないような計画であれば、この際、病院の建てかえ規模を予算内におさめるような、抜本的な計画の見直しが必要だろうというふうに思うわけでございます。その件についてどのようにお考えなのか、この2点についてお伺いをいたします。  市長、答えがあるんだったら、ここで答えてください。             〔2番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 伊藤市長、答弁。              〔市長 伊藤吉和君 登壇〕 ○市長(伊藤吉和君) 両方の質問とも、先ほど部長がお答えしたとおりでございまして、私がつけ足すことはほとんどないんですけども。同じ会派で、続けて同じ質問をされる――よく調整をしていただきたいと思うものでございます。入札については、現行の適切な価格を十分把握して臨みたい。落札してもらえると信じて実施するものでございます。何度も何度もやるんだったら規模を見直せというようなお話でございますが、もう既に、過剰な投資にならないように、そのことに最初から十分気をつけて、無駄なものは一切つくらないと。無駄なものをつくって後々借金で苦しむような、そういう轍は踏まないように十分配慮した設計になっておって、これ以上削るところはないと。繰り返しになりますけど、そういう設計になっていることを申し上げたいと思います。              〔市長 伊藤吉和君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 水田豊君。             〔2番議員 水田豊君 登壇〕 ○2番議員(水田豊君) 同じ質問だとおっしゃいますが、これで何とかなるだろうと信じておるという答えでしかないわけです。何とかならないかもしれないわけで、そのときの対応はどういうふうに考えているのかということもお聞きをしておるつもりですけども、信じておるから信じてくれと。役所がそういう仕事をやっていいのかという気がするわけです。要するに、これでおさまらなかったらまた次の手を考えますと。新聞報道によれば、「上昇傾向は変わらない。ついていくしかない」と。どなたが答弁されたのかわかりませんが、どこまでもついていく、どこまでも足りない分は出していく、そういう問題ではないんじゃないかと思います。その点に関しての明確な答弁が聞かれなかったのは残念に思います。             〔2番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 答弁は……。                〔発言する者あり〕 ○議長(平田八九郎君) 水田豊君――。
     続いて、能島和男君。             〔19番議員 能島和男君 登壇〕 ○19番議員(能島和男君) それでは、28号議案にかかわって、多少質問しておきたいと思うんです。  まず第1に、立派な病院ができることを多くの皆さんが期待されておりますので、そういう点での配慮をしてほしいと思います。  今言われておるこの43億3,800万円ですが、最初は――たしか9月議会では37億円だったんですね。このときには入札はやってない。その次に、今度は4億円アップさせて41億円。これは新聞にも出ておったんですが、このときには業者の皆さん方に入札をということで呼びかけて、2社来たということだが、応札はされてない。だから、今回もしこれが可決されて入札するということになれば、初めての入札ということになるんですか。この点を聞いておきたい。  それから、もともと37億円の積算、これは恐らく国の基準単価で積算されておると思いますけれども、4億円入れて41億にした。この4億という積算は、何を基準としておやりになったかということ。さらに、今回2億数千万円を入れて43億になっておるんですけれども、この積算はどういうふうにやられたのか、その積算の根拠を聞いておきたいと思うんです。  それと、半年間で当初よりも15%も予算が上がっておる。全国的に入札不調は今、はやりになっておりますけれども、これだけ上がった例は恐らくないんじゃないかと思いますが、そこらあたりについて、まず聞いておきたい。             〔19番議員 能島和男君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 伊藤市長、答弁。              〔市長 伊藤吉和君 登壇〕 ○市長(伊藤吉和君) 価格の決定については、性格上、どうも個別の御答弁がしにくい面がございますので、ちょっと総括的に私のほうからお答えを申し上げます。  まず、9月議会で予算を計上した37億ベースというのは、大体昨年の春ごろの調査による単価での積算でございます。まだ1年はたっておりませんが、もう10カ月近く前の段階での積算が根拠になっておりまして、若干修正はあるにしても、その時点での価格をもとにしてつくったものが9月議会に上程されたものでございます。そして、その後の、鋼材や人件費などの大幅な高騰を受けまして、12月議会では、10月ごろの価格――半年間たっているわけでございますが、それによって積算をやり直して、どうも37億では落ちる見通しがない、落札してもらえることは難しいという判断で4億円の追加をお願いしたものでございます。その時点では、かなりいい線を行っていたというふうに、結果的には思うんですけども、近隣の他の現場では応札者がゼロというところがある中で、2社が意欲を示して積算に臨んでくれたわけでございます。かなりいいところまで行ったわけでございます。それで、この1カ月以上の間、これは公の手続ですけども、手を挙げた2社と質問をやりとりしながら積算に臨んだわけでございますが、どうしても、今回提案した規模の――額が折り合わないということになって、最終的に応札に至らなかったというのが結果でございます。  この二、三カ月余りの高騰については、私もびっくりしているんですけども、例えばコンクリートなどは1.5倍に、わずか2カ月の間に高騰しております。そのほかの設備などについても見通しが立たないものが、かなり高額なもので生じております。そういったことから、かなり意欲を示してゼネコンさんのほうも、本社に最終判断を仰ぐとか、そういうことまでしてぎりぎりまで調整に努めたんですが、やはり応札には至らなかったというものでございまして、現時点ではかなり価格がつかめております。決して談合とかそういうことではないですよ。そういういろいろなやりとりの中で、落札可能な価格が現時点でかなり把握をされております。したがって、今回の補正によって――価格上昇の勢いがまだ若干残っておって、あんまりもたもたしているとまた状況が変わってしまいますので、急げば落札していただくことが十分可能な状況というふうに判断し、初日でこのような審議をお願いしている次第でございます。  そういった中で、誰にもわからないじゃないか、そんなわからんものはするなみたいなお話が先ほどありましたが、そういう問題ではありません。わからなくてもやらなきゃいけないんですよ、こういうものは。お互いに努力して、折り合って、立派な病院をつくることを実現しないといけないわけでございます。不確実性は、それはあります。例えば、1年前に発注した工事――2年、3年かかる工事でも、インフレ条項が適用されているものもあったりします。ですから、先のことは誰にもわかりませんけども、議員が冒頭おっしゃったように、立派な病院をつくることが市民のために必要なんですから、いろいろなことを乗り越えてやっていかなきゃいけないわけですから、ぜひ今回のこういう提案についても御理解をお願いしたいと思います。              〔市長 伊藤吉和君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 能島和男君。             〔19番議員 能島和男君 登壇〕 ○19番議員(能島和男君) 37億円を積算した、それには応募者がおらなんだと。これが春ごろの単価だとおっしゃったんですが、じゃあ、12月に4億上げた、そして今回2億数千万円上げた、これの積算は何をもってやられるんでしょうか。それを1つ聞きたいですね。それから、15%も引き上げるということがちょっと理解しにくいんですが、この点も答弁してください。  それから、この入札方法は一般競争入札ですね。  財源内訳を聞きたいんですけれども、6億数千万円引き上げたということになると、言ってみれば、県が措置してくれる7億5,000万円は差し引きゼロになってしまうような感じですけれども、財源内訳、それから起債についても聞いておきたいと思います。             〔19番議員 能島和男君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 若井まちづくり課長、答弁。           〔まちづくり課長 若井紳壮君 登壇〕 ○まちづくり課長(若井紳壮君) それでは、積算の根拠ということがございましたので、私のほうからお答えしたいと思います。  積算の根拠につきましては、設計書の中身ということになりますので全てを申し上げることはできないんですけれど、先ほどからあったように、原因については、大幅な高騰が要因というふうに理解しておるところでございます。  単価ですけど、国交省はこの2月に、公共事業に係る作業員や職員の人件費に相当する労務単価を全国平均で7.1%値上げをしております。また、関連ですけど、建設関連の使用資材の価格動向におきましても相変わらず値上げが続いておりまして、鋼材関係におきましては六、七カ月連続で上昇しているような市場の状況でございます。一例を申し上げますと、鉄筋等は昨年11月からこの2月までに11%、H鋼は7.8%――ちなみに、H鋼は半年で18%も上昇しているような市場の状況がございまして、これらをもとに、適切な単価をはじいて今回積算をしているものでございます。以上です。           〔まちづくり課長 若井紳壮君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 唐川福祉事務所長、答弁。            〔福祉事務所長 唐川平君 登壇〕 ○福祉事務所長(唐川平君) 財源についてお答えを申し上げます。  おおむね43億4,000万円に対しまして、社会資本整備総合交付金が10億5,000万円、地域医療再生基金は、先ほど7億5,000万というお話がございましたが、既に25年度までに充当しておりますものがございますので、残る5億6,000万を今後基金として充当いたします。残りますものに対して、75%の起債が20億5,000万円、一般財源が6億8,000万円の見込みでございます。起債の内容ですが、補助事業に充てられます一般補助施設整備等事業債がおおむね17億4,000万円、それと一般単独施設整備等事業債がおおむね4億円で、ともに充当率が75%でございます。以上でございます。            〔福祉事務所長 唐川平君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 能島和男君。             〔19番議員 能島和男君 登壇〕 ○19番議員(能島和男君) もう少し聞いておきたいんですが、これは一般競争入札の中の総合評価方式になるんですか。それをちょっと確認しておきたいと思うんです。  それから、債務負担行為を年に2回も3回も、まあ変更することは可能なんでしょうけれども、こういう措置についてはちょっと理解できないんですよ。この債務負担行為のあり方がどうなのかということと、先ほど出ておった財源内訳の中で、市が直接持ち出すのは7億から8億になるのか、その点を聞いておきたい。             〔19番議員 能島和男君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 伊藤市長、答弁。              〔市長 伊藤吉和君 登壇〕 ○市長(伊藤吉和君) 9月に計上したものを12月に補正をし、さらに今回補正ということで、予算の見直しが繰り返されております。通常こういうことは――本当にやりたくてやっているわけではないんですけども。はっきり言って市場価格でございます。我々が価格を決められるものではないわけでございまして、もう半年の間にどんどん上がっているわけでございます。少し多目に予算をとって、余裕を持ってやれば1回で済むんですけど、そういうやり方をすると逆に足元を見られます。ですから、事業費はぎりぎりで計上し応札を待つというやり方を繰り返す以外に、こういう発注行政はやりようがございません。どうせ上がるだろうからといって大幅に予算枠をとっておいても、予算があるということを業者のほうがわかれば、もう落としてきません。またふやしてもらえる、またふやしてもらえるということになるわけですから、そういうことはない、もうこれで打ちどめだという姿勢で臨む必要がございます。そういった意味で、市場がこうやって高騰しているときは、予算を何度も見直すことが生じるわけでございますが、こういうふうにして何とかすり合わせていくしかないものでございますので、御理解をいただきたいと思います。  それから、財源のうち市負担分ということでございますけども、地域医療再生基金のトータル7億5,000万、それと社会資本整備総合交付金――国交省の補助金が10億5,000万、これを合わせたものがいわゆる補助金的なものになります。それ以外の部分は、起債と、たちまち起債の充てられない25%部分はその年度ごとに一般財源で充てていくことになり、起債の償還は市費で行うことになりますので、補助金以外は最終的には市の負担ということになってまいります。              〔市長 伊藤吉和君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 石川監理課長、答弁。             〔監理課長 石川裕洋君 登壇〕 ○監理課長(石川裕洋君) 失礼します。実施いたしました入札方式は、一般競争入札総合評価落札方式でございます。施工実績は、市内企業の活用等といった、価格以外の要素を評価するということで、採用しております。以上でございます。             〔監理課長 石川裕洋君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 以上で通告による質疑を終結いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第28号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平田八九郎君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第28号については、委員会の付託を省略することに決しました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) これより議案第28号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  水田豊君、反対者。             〔2番議員 水田豊君 登壇〕 ○2番議員(水田豊君) 議案第28号に反対の立場で討論いたします。  今、そこで市長がぼそっと何か言っていますが、私は病院を建てるなと言っているわけではございません。立派な病院を建てなければならないと先ほど市長がおっしゃったとおりでございます。しかし、財源には限りがあるわけでございまして、今、質問をさせてもらいましたが、建設資材は、ここ半年でも随分と上がっている、向こう半年も恐らく上がるだろうということでございます。そしてまた、この2億円の補正でうまくいけばいいけども、そうなる保証もあるわけではございません。立派な病院を建てればいいんですが、材料費が高騰したからといって、後から際限なく追加ができるものでもございません。一定の範囲内で、設計を見直すことも含めて、上限を決めて執行するのがあるべき立場ではないかというふうに思うわけでございます。  先ほどからの答弁を聞かせてもらいましても、非常に楽観的な答えでございまして、そうならなかった場合のことについては何も言及されない。どうしても建てるんだという結論が先にあって、それこそ、後からついていくしかないということになれば、市民の税金をどこまで追加していいかわからないというような状況にもなりかねません。きちんと上限を決めて、この際、見直すべきところは見直して、この予算の範囲、上限を決めた上での建てかえをしていただくことを要望もいたしまして、この補正予算には反対をいたします。             〔2番議員 水田豊君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) 続いて、加藤吉秀君、賛成者。             〔7番議員 加藤吉秀君 登壇〕 ○7番議員(加藤吉秀君) 議案第28号に賛成の立場で討論をさせていただきます。  私たち平成クラブは、市民病院を早く建設、完成させるべきだと考えております。反対者は、上限を決めて建設をということでありますが、上限といいましても――今37億でいくんだから、37億でできなかったら建設をやめろというような論法だと思いますが、多くの府中市民は、府中の市民病院の建設を望んでおります。先ほどまちづくり課長が答弁したように……                〔発言する者あり〕 ○7番議員(加藤吉秀君) やじをやめてください。恐れ入ります。  人件費は7.1%、鉄筋関係でしたらこの3カ月でも10%以上値上がりしているとか、コンクリートが1.5倍から1.6倍とか、そういうような報告がございました。事実、経済新聞を読みますと、そういうふうな社会情勢はもういたし方のない――これはある種、アベノミクス効果ということもあるかもしれません。いずれにしましても、12月議会で4億円、また、今議会で2億1,800万の補正を組むわけです。議運でも説明を受けましたが、先ほど市長の答弁もありましたように、多目に補正を組んでやればもう少し楽にできたんでしょうけども、逆に、税金の無駄遣いというようなこともありまして、ぎりぎりのところで積算をして提示しているという報告も受けております。  府中市は、北市民病院のように、コンビニで済むのに田舎にデパートを建てたという、今までの経験がございます。それも踏まえて、この4万3,000人の規模のまちでどれくらいの総合病院が必要かということも、私たち議会は十分議論してきたところであります。そういうことを含めまして、支える医療の中核病院になる府中市民病院を早期に建設をしていただくよう、この28号議案に賛成します。             〔7番議員 加藤吉秀君 降壇〕 ○議長(平田八九郎君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第28号を採決いたします。  本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(平田八九郎君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平田八九郎君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  議案調査のため、3月4日から3月5日までの2日間、休会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平田八九郎君) 御異議なしと認めます。  よって、3月4日から3月5日までの2日間、休会することに決しました。  次回は、来る3月6日午前10時から本会議を開きます。  ただいま御出席の諸君には別に通知はいたしません。御了承の上、御参集願います。  本日はこれにて散会いたします。                午後2時29分 散会...