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平成 8年第5回定例会(第5日 9月26日)

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  1. 府中市議会 1996-09-26
    平成 8年第5回定例会(第5日 9月26日)


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    平成 8年第5回定例会(第5日 9月26日)              平成8年第5回府中市議会定例会会議録  平成8年9月26日午後2時府中市議会定例会本市議事堂において再開した。 1 出席議員       1番  棗田澄子君       2番  山本廣文君       3番  皿田博一君       4番  小森順治君       6番  武田信寛君       7番  土井惟克君       8番  住田賢治君       9番  赤松隆志君      10番  能島和男君      11番  岡村悦治君      12番  神田治登君      13番  平田定夫君      14番  前木昭美君      15番  稲葉宗夫君      16番  高橋源吾君      17番  小寺速史君      18番  赤繁孝一君      19番  平田八九郎君      20番  武田 稔君      21番  友井一三君      22番  市岡義視君      23番  小田敏雄君      24番  大原一人君      25番  伊藤正道君 1 欠席議員
          5番  廣中久明君 1 事務局及び書記     局  長  掛江 暁君      議事係長  内海正訓君     主  任  升田壽夫君 1 本日の会議に付した事件  第1 議案第43号 議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について  第2 議案第44号 府中乳児医療費支給条例の一部改正について  第3 議案第45号 府中市羽高湖森林公園設置及び管理に関する条例の一部改正について  第4 議案第47号 平成8年度府中一般会計補正予算第2号  第5 議案第48号 平成8年度府中国民健康保険特別会計補正予算第1号  第6 陳情第 1号 八田原ダム河佐峡を結ぶ遊歩道の設置及び河佐峡周辺整備について            (閉会中継続審査申出 総務委員会)  第7        所管事務の調査について                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) 市議会定例会を再開いたします。                   午後 3時19分                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) 暫時休憩いたします。                   午後 3時39分 ○議長伊藤正道君) 再開いたします。                   午後 6時 2分                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君)  本日の議事は、お手元に配付しております議事日程表により、順次議事を進めたいと思います。  日程第1 議案第43号 議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について  日程第2 議案第44号 府中乳児医療費支給条例の一部改正について  日程第3 議案第45号 府中市羽高湖森林公園設置及び管理に関する条例の一部改正について  日程第4 議案第47号 平成8年度府中一般会計補正予算第2号  日程第5 議案第48号 平成8年度府中国民健康保険特別会計補正予算第算1号  日程第6 陳情第1号  八田原ダム河佐峡を結ぶ遊歩道の設置及び河佐峡周辺整備について              (閉会中継続審査申出 総務委員会)  日程第7        所管事務の調査について                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) 説明員の出席を求めます。  市 長           橘髙泰司君   助 役         小林隆三君  収入役           児島達成君   教育長         唐川 泰君  総務部長市史編さん室長  清川悦治君   建設部長監理課長   山口俊顕君  市民生活部長監査事務局長 菅波次郎君   市民税課長       江草 暁君  資産税課長         大長節吉君   市民課長        細川修二君  児童課長          下 澄子君   医療国保課長      唐澤征則君  会計課長          高橋正治君   福祉事務所長      小坂家虎市君  人事秘書課長        前原 昭君   総務課長選管事務局長 高尾芳文君  財政課長          小川欣宏君   企画課長        森岡正昭君  農林課長          石丸秀文君   保健課長        粟根豊彦君  水道課長          戸川龍男君   同和対策課長      土井博司君  商工観光課長        河原隆春君   用地課長        小林重人君  土木課長          畑山正憲君   都市計画課長      石岡省吾君  下水道課長         神田雅弘君   消防署長        高尾 弘君  環境施設課長        石川秀生君   隣保館長        森下敏彦君  教委総務課長        藤井重杵君   学校教育課長      重元典昭君  社会教育課長        池田靖昌君   給食課長        戸成義則君  図書館長          中村美昭君   国体課長        千葉弘美君  福祉事務所社会係長     安藤靖彦君                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) ただいまから、本日の会議を開きます。  日程第1、議案第43号から日程第5、議案第48号までを一括議題といたします。  所管常任委員会付託いたしました議案第43号について、総務常任委員長報告を求めます。  稲葉宗夫君。               (総務委員長 稲葉宗夫君 登壇) ○総務委員長稲葉宗夫君) 総務委員会付託を受けました議案第43号、議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について、審査の経過と結果について御報告申しあげます。  理事者補足説明を求めたところ、担当課長から、皆さん方の議席に、地方公務員災害補償法施行規則の第26条の4関係の資料を配付いたしておりますが、条例第8条の2、いわゆる傷病補償年金の等級及び倍数について、地方公務員災害補償法施行規則の第26条の4関係により、定めることに規定されている別表が、別表第1に変更されたことに伴い、改正するものだという趣旨補足説明がありました。  お手元の資料を見ていただかないと、言葉で言っただけではわかりにくいと思いますので、資料をごらんいただきたい。  次に、質疑に入り、委員から、この公務補償が適用される範囲として、日常における議員活動については、どこまで適用されるのか。また、認定する委員会の構成及び今までに適用例はあるのかという趣旨質疑があり、担当課長から、公務と通勤途上は該当するが、議員活動適用範囲は難しく、県の公務災害基金と相談しながら取り組むことになる。  認定委員会については、市議会議長、助役、医師会の代表、学識経験者の5名で構成をする。この制度の適用は過去に1回あり、遺族補償を続けているという趣旨の答弁がありました。  他に質疑なく、質疑を終結し、討論なく、採決の結果、本案全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、まことに簡略ではございますが、本委員会付託を受けました議案1件について、審査の経過と結果について御報告申しあげた次第であります。               (総務委員長 稲葉宗夫君 降壇) ○議長伊藤正道君) 続いて、議案第44、48号について、厚生常任委員長報告を求めます。  平田定夫君。
                  (厚生委員長 平田定夫君 登壇) ○厚生委員長平田定夫君) 議長の御指名をいただきましたので、厚生委員会付託を受けました議案2件について、審査の経過と結果について御報告申しあげます。  まず、議案第44号、府中乳児医療費支給条例の一部改正について、理事者からの補足説明なく、質疑に入り、委員から、この条例改正することにより予算はふえるのか、この制度の受給者数該当者への周知はどのようにしているのかという趣旨質疑があり、担当課長から、7年度では対象者が221人で、約825万円支給した。本年度では1,247万円を予算計上しており、対象者がふえても支給できると思っている。  該当者への周知については、市民課児童課と連携する中で、該当者申告漏れがないよう指導しているという趣旨の答弁がありました。  他に質疑なく、質疑を終結し、討論なく、採決の結果、本案全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第48号、平成8年度府中国民健康保険特別会計補正予算第1号について、理事者からの補足説明なく、質疑に入る前に、先般開かれた国保運営審議会での本文方式とか、ただし書き方式課税方式の検討について、厚生委員会では今後、協議会を開き検討することに決した後、質疑に入りましたが、質疑なく、討論もなく、採決の結果、本案全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、まことに簡略でございますが、厚生委員会における審査の経過と結果について御報告申しあげた次第でございます。               (厚生委員長 平田定夫君 降壇) ○議長伊藤正道君) 続いて、議案第45号について、建設常任委員長報告を求めます。  住田賢治君。               (建設委員長 住田賢治君 登壇) ○建設委員長住田賢治君) 議長の御指名がありましたので、本委員会付託を受けております議案1件について、審査の概要と結果を御報告申しあげます。  議案第45号、府中市羽高湖森林公園設置及び管理に関する条例の一部改正についてであります。  提案者からの補足説明なく、質疑に入り、委員から、先日の建設委員協議会及び議案勉強会十分意見を申しあげているが、今後このようなことがないよう、部長を初め関係課長は肝に銘じて職務に取り組んでいただきたいという趣旨の要望がありました。  他に質疑なく、質疑を終結し、討論なく、採決の結果、本案全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。               (建設委員長 住田賢治君 降壇) ○議長伊藤正道君) 続いて、議案第47号について、予算特別委員長報告を求めますが、この議案に関連して、市長から議長が文書を受けておりますので、報告の前にこの文書を局長に朗読させます。 ○議会事務局長(掛江 暁君) 朗読いたします。  1996年9月26日 府中市議会議長 伊藤正道様                      府中市長 橘髙泰司  今回、御指摘のありました予算執行にかかわりましては、安易に予算流用を行い、慎重さを欠く対応となり、議員皆様方に多大な御迷惑をおかけすることになりました。このことを深く反省し、心からお詫び申しあげます。  今後は襟を正し、真摯に反省をするとともに、このたびのことを教訓とし、また、御指摘のありましたことなどを十分踏まえながら、議会との連携を密にする中で、予算執行に当たる決意であります。  なお、当面する課題であります行政改革などの問題につきましても、引き続き、より一層の努力を重ねてまいりたいと考えておりますので、どうか御理解の上、格別の御配慮をいただきますようお願い申しあげます。  以上でございます。 ○議長伊藤正道君) 予算特別委員長市岡義視君。              (予算特別委員長 市岡義視君 登壇) ○予算特別委員長市岡義視君) 議長の御指名をいただきましたので、予算特別委員会付託を受けております議案第47号、平成8年度府中一般会計補正予算第2号について、審査概要と結果について御報告を申しあげます。  本議案については、今期定例会初日の9月6日に上程され、説明を受けた後に予算特別委員会付託を受けました。  本委員会では、所掌の総務分科会文教分科会厚生分科会建設分科会の各分科会付託いたしました。その概要については、午前中の委員会において各分科会長報告を受けたところでございます。  その報告に対する質疑に入り、文教分科会長及び厚生分科会長に対し質疑がなされたところであります。その内容については、皆さんお聞きのことと思いますので省略さしていただきます。  質疑を終結し、討論に入り、委員から就労相談員予算審議をする以前の5月から就労していること、議会審議を経ないように要綱、また報償費で支払うということ等々の点があり本予算に反対する。  続いて、委員から、給食材料費保護者負担によって措置されているものであり、流用するに適した科目ではない。また、給食をやめることもできないし、議会がいや応なしに賛成をしないといけないというような議案の出し方、また、6月初日に流用決定をしているにもかかわらず、今回まで放置していたこと等、警告する意味で本予算に反対するという趣旨討論がありました。  討論を終結し、採決の結果、起立多数で議案第47号、平成8年度府中一般会計補正予算第2号については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、予算特別委員会における審査の概要を申しあげ、まことに簡略でありますが、報告とさせていただきます。              (予算特別委員長 市岡義視君 降壇) ○議長伊藤正道君) 各委員長報告が終了しましたので、ここで約30分休憩いたしますから、委員長に対し、質疑及び各議案に対する討論のある諸君は、休憩中に発言通告書事務局へ提出願います。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) それでは約30分休憩いたします。                   午後 6時14分 ○議長伊藤正道君) 再開いたします。                   午後 6時40分                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) 総務委員長に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。これをもって、総務委員長報告に対する質疑を終結いたします。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) 続いて、厚生委員長に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。これをもって、厚生委員長報告に対する質疑を終結いたします。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) 続いて、建設委員長に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。これをもって、建設委員長報告に対する質疑を終結いたします。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) 続いて、予算特別委員長に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。これをもって、予算特別委員長報告に対する質疑を終結いたします。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) これより議案第43号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) これより議案第43号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。本案委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長伊藤正道君) 御異議なしと認めます。  よって、本案委員長報告のとおり可決されました。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) これより議案第44号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) これより議案第44号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。本案委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
                   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長伊藤正道君) 御異議なしと認めます。  よって、本案委員長報告のとおり可決されました。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) これより議案第45号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) これより議案第45号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。本案委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長伊藤正道君) 御異議なしと認めます。  よって、本案委員長報告のとおり可決されました。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) これより議案第47号の討論に入ります。  討論通告がありますので、順次発言を許します。  反対者赤松隆志君。                 (9番 赤松隆志君 登壇) ○9番議員赤松隆志君) 議案第47号、平成8年度府中一般会計補正予算第2号に反対討論を行います。  この予算案、3款民生費、8目隣保館費報償費として265万5,000円、就労相談員報償費が組んであります。この予算は、本日の議会採決を行い、可決をして初めてこの予算が執行できるものであります。  ところが、就労相談員は既に5月から就任し、毎月の報償は支払っていると本会議において答弁された。こんなに議会での審議権を無視したでたらめな行政執行はありません。行政は、議会が審議をして議決をした予算の範囲内でしか執行できない。議会行政の根幹を崩すものだという指摘に対して、市長予算流用したり、適切でない予算執行には深くおわびをする。今後襟を正して、適正に執行していきたいので御理解をと、先ほどの市長声明にもありました。  しかしながら、委員会では、市当局は、たまたま隣保館費報償費を組んでいたので、その先食いだと、全く反省なく問題を矮小化しようという発言すらありました。  本来、相談員などは、条例でその報酬額を定めなくてはなりませんが、条例改正の手続もとらずに、要綱で定め、報酬でなく報償だからといって答弁を逃げる。しかし、6月には1.7倍を、12月には2倍をと要綱で定め、いわゆるボーナスまで支給をされています。この要綱と実際の支給額との関係には疑義もあります。さらに計算をすれば0.5カ月分余る。これは期末手当でもいうのでしょうか。その上、常勤だからというので、社会保険にも加入をしていると答弁がありました。これでは、実質的な給与と言わざるを得ません。それを報償費社会保険使用者分とは合体できるのか。予算執行上も疑義があるところであります。  国は、来年3月の地対財特法の期限切れ後は、原則として特別対策をやめ、一般対策へ移行することを決めています。生活相談員職業相談員については、5年間で廃止をすることを閣議決定しています。そのような時期に府中市は法期限後も同和対策を充実をすると答弁をし、国の廃止の方向とは逆に新たに就労相談員を新設をするというのは、同和行政永続化につながり、その手続も法を無視をするというのでは、到底市民の理解は得られません。  以上の点から本予算案に反対をするものであります。                 (9番 赤松隆志君 降壇) ○議長伊藤正道君) 続いて、賛成者武田 稔君。                (20番 武田 稔君 登壇) ○20番議員武田 稔君) 議長のお許しをいただきましたので、20番議員は、本日上程されております47号、平成8年度府中一般会計補正予算第2号に対して、賛成の意をもって討論をさしていただきます。  皆さんも御承知のように、本議会の冒頭から議案上程から今日まで、本議案についてはいろいろと論議がなされてきました。一般質問、そして議案審議、加えて分科会等においても、それぞれの立場でその究明がなされ、その都度理事者において一定のおわびと言いますか、反省の表意ができておるところでございます。加えて、本日また市長から、最後のお願いという形ではございますが、そのおわびが出てきたところでございます。そうしたことを踏まえながら、反省を良として私は賛意を表するところでございます。  がしかし、私が最後にお願いしておきたいことは、理事者理事者として一定の責務に立って、管理職、加えて一般行政職皆さんの範となるべき行動をとっていただき、今後二度とこのようなことのないように、注意の上にも注意を重ねていただくことを切に要望しながら、本予算に賛意をあらわすものでございます。どうか今後とも皆さん方の理解の得られる行政を運営していただきたいと思います。  以上でございます。                (20番 武田 稔君 降壇) ○議長伊藤正道君) 続いて、反対者稲葉宗夫君。                (15番 稲葉宗夫君 登壇) ○15番議員稲葉宗夫君) もともとは予算修正案を提出する準備をしていたわけでございますが、市長から反省文が出されたので、提案は見送ったわけでございますが、なお、一定のけじめをつけるために、あえて反対の討論を行います。  まず、予算の中で教育費海洋センターボイラーの補修のため、予算執行権者が、既に他の費用に使用すべき予算中から流用の方法により補修を済ませ、その流用によって生じた不足予定金額を補てんしようとするものであります。  また、共同給食調理場費は、同調理場ボイラー関係修理をするものであるが、これも既に工事は完了しているので、給食賄い材料費の中から、流用した金額の補てんをしようとするものであります。この材料費の原資は、保護者の納める給食費、すなわち給食が継続して行われて初めて入ってくる原資でございます。やめることはできません。  本来、予算流用地方自治法第220条第2項の規定から、目、節に係る金額は、流用することは可能でありますが、流用する元の方に、流用元に余剰を生じることがほぼ確実であることが必要であることは、私から申しあげることまでもなく財政関係者は十分御承知のことと思います。  今回の措置はそういうことからして、極めて不適切であること、すなわち共同給食調理場について見るならば、児童・生徒に対し、給食を廃止することは到底できませんから、そういう余剰を生じる余地のないものを流用していること。  ボイラー修理をするに当たり、予算流用の手続が早くから準備をされ、本年6月の定例市議会の初日、すなわち6月10日には既に流用決裁手続が終わっています。これに関して、定例会の会期、6月10日から6月25日までの期間中も議会には何らの報告もせず、曲解をするならばボイラーの修理に端を発して、給食合理化問題の積み残し部分が再燃することを懸念して、問題隠しをしたとも受け取られます。  この問題について、教委側は7月18日、議会の文教常任委員長報告したとかのことであるが、了解すべき事項ではなく、このような重大な問題を議会側へ意向を伝えるのであれば、当然に議長報告をして適当な対応、すなわち補正予算の提出等をすべき問題であると思います。  また、海洋センターに関する部分もほぼ同様な状況で、予算編成権者や予算執行権者と予算関係職員の数多くの不適切な処置に対し、議会はその権限、重大な義務でもありますチェック機能を果たすため、あえて反対討論を行って、一大警鐘を鳴らすとともに、みずからも責任を再認識したいと考える次第であります。  以上の理由により、反対の意思を表明し、討論を終わります。                (15番 稲葉宗夫君 降壇) ○議長伊藤正道君) これにて討論を終結いたします。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) これより議案第47号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立) ○議長伊藤正道君) 起立多数であります。  よって、本案委員長報告のとおり可決されました。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) これより議案第48号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) これより議案第48号の採決をいたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。本案委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長伊藤正道君) 御異議なしと認めます。  よって、本案委員長報告のとおり可決されました。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) 日程第6、陳情第1号、八田原ダム河佐峡を結ぶ遊歩道の設置及び河佐峡周辺整備について、総務委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第102条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    議長伊藤正道君) 御異議なしと認めます。  よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) 日程第7、所管事務の調査についてを議題といたします。  各委員会の決定により、所管事務の調査及び会派の調査の申し出があり、これを承認することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長伊藤正道君) 御異議なしと認めます。  よって、各委員会所管事務の調査及び会派の調査については、承認されました。                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) 休憩いたします。                   午後 6時54分 ○議長伊藤正道君) 再開いたします。                   午後 6時55分                ~~~~~~~~~~~~~~議長伊藤正道君) 以上で、今期定例会会議に付議された事件はすべて議了いたしました。  これにて、平成8年第5回府中市議会定例会を閉会いたします。                   午後 6時55分  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。   平成 年  月  日     府中議会 議  長     府中議会 議  員     府中議会 議  員...