府中市議会 1996-09-06
平成 8年第5回定例会(第1日 9月 6日)
3
款公債費。既定額3億5,768万5,000円、補正額800万円、計3億6,568万5,000円。これは1項の公債費800万円を補正するものでございます。
補正されなかった款項に係る額は5億6,957万1,000円。したがって
歳出合計は既定額9億2,725万6,000円、補正額800万円、計9億3,525万6,000円でございます。
4ページが第2表
地方債補正の変更でございます。
下水道事業の起債の限度額を5億9,470万円としておりましたものを、800万円追加いたしまして、限度額を6億270万円にお願いするものでございます。これは、後ほど説明をさしていただきますが、
下水道高資本費対策借換債の起債を800万円お願いしているものでございます。
この
補正予算でございますが、これは8年度の
下水道高資本費対策借換債の
許可条件に該当することになりました起債につきまして、
繰上償還をし、
借り換えをするための実行日が7月30日のため、
専決処分をお願いしたものでございます。
この
下水道高資本費対策と言いますのは、
自然条件等によりまして、
建設改良費が割高のため、資本費及び使用料が
全国平均と著しく上回っている
公共下水道事業について、既に借り入れている起債の
借り換えを行い、
当該事業の資本費の負担を軽減することによりまして、経営の健全性を確保するということを目的といたしておるものでございます。
なお、府中市の場合でございますが、有収水量1トン当たりの資本費は、
全国平均の189円に対しまして1,132円、一方使用料の方は
全国平均の105円に対し、158円となっております。これは6年度の
決算数値でございます。
また、こうした借換債の対象となりますのは、このような高
資本費対策に該当し、かつ
公営企業金融公庫からの借入債で、利率が年7.5%以上のものとなっております。府中市の場合、これに該当する起債が3件ございます。この7年度末の残高が1,650万円ございました。そこでこの1,650万円の
借り換え要望を行ったわけでございますが、県の方からこのうち800万円の枠配分がございました。この
許可通知のありました800万円分だけの
繰上償還をし、
借り換えをすることとしたものでございます。
7ページの方にまいりまして、歳入でございますが、ここで高
資本費対策借換債の800万円を収入としてみております。
8ページにまいりまして、歳出の方では、
借り換えに伴います
起債繰上償還の元金を同じく800万円計上さしていただいております。
以上が
専決処分の承認を求める議案第41号でございます。
続きまして、別冊となっております議案集の方にまいりたいと思います。
議案第42号でございます。
議案第42号
固定資産評価審査委員会の委員の選任について
次の者を
固定資産評価審査委員会の委員に選任することについて、
地方税法(昭和25年法律第226号)第423条第3項の規定により、市議会の同意を求める。
平成8(1996)年9月6日提出
府中市長 橘 髙 泰 司
氏 名 粟 根 正 一
住 所 府中市篠根町965番地の2
生年月日 昭和8(1933)年1月26日
63歳になられます。これは新任をお願いするものでございまして、粟根さんは現在、篠根町の町内会の副会長をなさっておられます。選任の
予定年月日でございますが、現在の委員さんの任期がこの9月30日まででございますので、選任同意をいただいたあと、10月1日に選任をお願いすることになろうかと思います。
続きまして、議案第43号でございます。
議案第43号
議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正について
議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例案を次のとおり提出する。
平成8(1996)年9月6日
府中市長 橘 髙 泰 司
議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例案
2枚はぐっていただきまして、議案第43号の
提案理由でございます。
地方公務員災害補償法施行規則の「別表」が「別表第1」に改正されたことに伴いまして、本条例の第8条の2、
傷病補償年金の関係の別表第1の備考中、「別表」を「別表第1」に改め、規定の整備をお願いしているものでございます。
次に、議案第44号でございます。
議案第44号
府中市
乳児医療費支給条例の一部改正について
府中市
乳児医療費支給条例の一部を改正する条例案を次のとおり提出する。
平成8(1996)年9月6日
府中市長 橘 髙 泰 司
府中市
乳児医療費支給条例の一部を改正する条例案
3枚はぐっていただきまして、議案第44号の
提案理由及び要綱でございます。
児童手当法施行令の一部を改正する政令が、1996年5月22日に公布され、1996年6月1日から施行されたことに伴い、府中市
乳児医療費支給条例の一部を改正するもので、その内容は次のとおりでございます。
1、現行の
所得制限額を
児童手当法施行令に定める
児童手当の
本則給付及び
特例給付の
所得制限額と同額とするものでございます。
2、
所得制限額について、乳児と生計を同一にしている
扶養義務者全員の所得を合算した額から、
生計中心者1人の所得により
所得制限限度額を判定することに改めるものでございます。
3、その他所要の改正を行い規定の整備をお願いいたしております。
4、
施行期日及び適用でございますが、1996年10月1日から施行し、適用は、第3条の2の規定については施行の日以後の申請について適用する。ただし、
受給資格認定者または
受給申請中の者については、その
受給者証または
交付予定の
受給者証の有効期限内は
受給資格を有するといたしております。
次の議案第45号でございます。
議案第45号
府中市羽高湖
森林公園設置及び管理に関する条例の一部改正について
府中市羽高湖
森林公園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案を、次のとおり提出する。
平成8(1996)年9月6日
府中市長 橘 髙 泰 司
府中市羽高湖
森林公園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案
2枚はぐっていただきまして、議案第45号の
提案理由でございます。
府中市羽高湖
森林公園設置及び管理に関する条例に定める施設に加えて、今年度新たに
野外ステージが完成したことに伴いまして、条例の一部を改正するものでございます。
これは条例第3条、施設の関係でございますが、条例第3条で規定する
森林公園に設ける施設にこの
野外ステージを加え、別表でこの施設を使用する場合の使用料を設定したものでございます。
次に、議案第46号でございます。
議案第46号
平成7年度府中市
水道事業会計決算認定について
平成7年度府中市
水道事業会計決算について、
地方公営企業法(昭和27年法律台292号)第30条第4項の規定により、
別紙監査委員の意見を付けて市議会の認定に付する。
平成8(1996)年9月6日提出
府中市長 橘 髙 泰 司
平成7年度府中市
水道事業会計決算(別紙)
これは別冊となっております決算書をお開きいただきたいと思います。
7年度府中市
水道事業会計決算書でございます。
まず2ページでございます。
収益的収入及び支出でございます。まず収入の部でございますが、第1
款上水道事業収益、
予算額合計は5億5,275万9,000円、決算額5億3,201万3,963円。
第2
款久佐簡易水道事業収益は、
予算額合計1,149万6,000円、決算額1,181万4,416円でございます。
一方、支出の部でございますが、第1
款上水道事業費用、
予算額合計は6億1,058万1,000円、決算額は5億8,595万9,119円、不用額2,462万1,881円でございます。
第2
款久佐簡易水道事業費用、
予算額合計1,330万1,000円、決算額1,150万3,516円、不用額179万7,484円でございます。
次に、3ページの方にまいりまして、
資本的収入及び支出でございます。
まず収入でございます。
第1款の
上水道事業資本的収入予算額合計は1億9,029万3,000円、決算額1億9,064万121円でございます。
第2
款久佐簡易水道事業資本的収入。
予算額合計1,211万9,000円、決算額1,209万6,092円。
一方支出の部でございますが、第1
款上水道事業資本的支出。
予算額合計は2億9,417万7,000円、決算額2億8,116万1,551円。翌
年度繰越額はございません。したがいまして、不用額は1,301万5,449円でございます。
第2
款久佐簡易水道事業資本的支出。
予算額合計1,407万4,000円、決算額1,391万8,414円。翌
年度繰越額ございません。不用額は15万5,586円でございます。
なお、
資本的収入額が
資本的支出額に対し不足する額の9,234万3,752円につきましては、
当年度分消費税資本的収支調整額であります635万3,739円と
当年度分及び
過年度分の
損益勘定留保資金の8,599万13円で補てんをいたしております。
続きまして、4ページからは
損益計算書、そして7ページからは
剰余金計算書、12ページから
欠損金処理計算書(案)、14ページからは
貸借対照表などをそれぞれ掲げておりますので、御参照願いたいと思います。
なお、12ページの
欠損金処理計算書(案)でございますが、6年度決算までは
黒字決算であったために、
剰余金処分計算書(案)といたしておりましたが、7年度の場合は残念ながら
赤字決算でございますので、
欠損金処理計算書(案)として提案いたしております。
大変急ぐようで恐れ入りますが、次に20ページからの
事業報告書をごらんいただきたいと思います。
20ページの
水道事業の報告書でございます。
まず、概況、総括事項でございますが、当年度における有収水量は長引く景気の低迷と6年度の異常渇水が尾を引きまして、工場用・営業用の使用水量が回復せず、一方、事業費用等の増大によりまして収益的収支において損失を計上することとなりました。
給水状況でございますが、本年度における年間有収水量は247万7,201立方メートル、一日平均では6,787立方メートルで、前年度比わずか2万9,903立方メートルの増加にとどまりました。これは給水戸数の若干の増加はあったものの、6年度の異常渇水により落ち込んだ使用量が回復せず、推移していることが主な要因でございます。
次に、建設改良事業の状況でございますが、建設改良事業は総額2億1,432万8,730円の支出となりました。これは、主として第6期拡張事業の1億2,472万6,730円、上水配水管改良事業6,546万4,740円、上水配水管一般拡張事業の298万7,000円、簡水配水管改良事業1,199万230円などでございます。
これによりまして、年度末の給水区域内の管路総延長は170.44キロメートルとなりました。
21ページにまいりまして、財政状況でございます。
地方公営企業の独立採算性の趣旨に沿った運営に努力をしてまいりました。収益的収支においては、景気の低迷による料金収入の伸び悩みなどによりまして、上
水道事業と久佐簡易
水道事業あわせまして、総収入額は5億2,876万5,942円、総支出額5億8,875万3,937円となり、差し引き5,998万7,995円の純損失を計上することとなりました。
一方、資本的収支の方も、総収入額2億273万6,213円、総支出額2億9,507万9,965円で、差し引き9,234万3,752円の
赤字決算となりました。
次に、22ページでございますが、議会議決事項で予算に関する事項を掲げております。
23ページでは、行政官庁認可事項といたしまして、国庫補助申請あるいは起債申請の認可年月日について掲げております。
24ページは職員に関する事項でございますが、前年度と変更ございません。
25ページから工事関係でございまして、25ページ、26ページにかけまして建設工事、改良工事の概況について書いております。
27ページから業務量の関係でございますが、まず上水道でございます。主なものを申しあげますと、年間総配水量は300万3,130立方メートル、1日最大配水量は1万150立方メートル、年間給水量、有収水量でございますが、242万5,801立方メートル、1日平均配水量は8,205立方メートルでございます。有収率は80.8%となっております。
28ページについては、久佐簡水の状況について掲げております。
29ページでは、上水、簡水の用途別の給水量を載しております。
30ページから事業収入に関する事項でございまして、31ページに供給単価について触れております。前年度が194円5銭でございました。7年度決算では、これが194円28銭になりまして、23銭の増となっております。
32ページから事業費用に関する事項について掲げております。
33ページの方で給水原価について書いております。これも前年度が203円34銭でございました。7年度の場合237円67銭で、34円33銭の大幅な増となっております。
34ページから会計関係でございまして重要契約の状況、35ページまでございます。
36ページでは企業債の状況。それから37ページでは議会の議決を経なければ流用できない経費の決算額について、いわゆる職員給与費の決算額について掲げております。
38ページから収益費用明細書、それから53ページから固定資産明細書、56ページからは企業債明細書などをそれぞれ掲げておりますので、御参照いただきたいと思います。
以上、簡単でございますが、水道の決算書の説明を終わらせていただきます。
続きまして、別冊にこれもなっております議案第47号の一般会計の方でございます。
議案第47号
平成8年度府中市
一般会計補正予算(第2号)
平成8年度府中市の
一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条 既定の
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ6億31万1,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ164億7,231万1,000円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
(債務負担行為の補正)
第2条 既定の債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為補正」による。
(地方債の補正)
第3条 既定の地方債の変更は、「第3表
地方債補正」による。
平成8(1996)年9月6日提出
府中市長 橘 髙 泰 司
2ページにまいりまして、第1表
歳入歳出予算補正。歳入でございます。
6款地方交付税。既定額19億9,000万円、補正額3億4,716万2,000円、計23億3,716万2,000円。これは1項地方交付税3億4,716万2,000円の補正をお願いしているものでございます。
以下、補正額についてのみ申しあげますので、よろしくお願いをいたします。
8款分担金及び負担金1,431万円、9款使用料及び手数料4万5,000円、10款国庫支出金1,754万2,000円、11款県支出金1億478万3,000円、それぞれ補正をいたしております。
3ページにまいります。
13款寄附金100万円、15款繰越金8,248万2,000円、16款諸収入688万7,000円、17款市債2,610万円、それぞれお願いしております。補正されなかった款項に係る額は、71億5,115万6,000円でございます。
したがいまして、
歳入合計既定額は158億7,200万円、補正額6億31万1,000円、計164億7,231万1,000円でございます。
4ページから、歳出でございます。
2款総務費。既定額17億5,172万4,000円、補正額7,406万8,000円、計18億2,579万2,000円。これは1項総務管理費7,474万9,000円、2項徴税費312万7,000円、3項戸籍住民基本台帳費18万6,000円、それぞれ追加補正し、4項の選挙費を399万4,000円
減額補正をするものでございます。
以下、歳入同様補正額についてのみ申しあげますので、よろしくお願いをいたします。
3款民生費でございます。5,255万9,000円。4款衛生費5,450万4,000円、それぞれ補正しております。
5ページにまいりまして、農林水産業費、6款でございます。1億5,381万3,000円、7款商工費134万8,000円、8款土木費1億6,570万6,000円、9款消防費480万円。
6ページにまいりまして、10款教育費8,663万4,000円、13款諸支出金687万9,000円、それぞれ補正をお願いいたしております。
補正されなかった款項に係る額は、22億4,860万1,000円でございまして、
歳出合計は既定額158億7,200万円、補正額6億31万1,000円、計164億7,231万1,000円となります。
続きまして、7ページの第2表の債務負担行為補正の追加でございます。
備後圏都市計画総合見直し図書作成業務委託につきましては、8年度から9年度にかけて行うものでございまして、限度額150万円の債務負担行為をお願いするものでございます。
次の緑の基本計画策定業務委託につきましては、緑に対するニーズの増大や地球規模での環境問題への関心の高まり等に対処するため、都市の緑の保全などの施策を計画的に推進できるよう基本計画の策定を8年度から9年度にかけて行うものでございまして、限度額470万円の債務負担行為をお願いしているものでございます。
それから8ページでございますが、第3表、
地方債補正の変更でございます。
農業施設整備事業として起債の限度額を1億3,030万円を2,140万円追加いたしまして、起債の限度額を1億5,170万円にお願いするものでございまして、これは農業構造改善事業などの事業費の変更に伴うものでございます。
続きまして、消防施設整備事業でございますが、起債の限度額8,220万円を470万円追加いたしまして、限度額を8,690万円にお願いするもので、これは防災まちづくり事業として推進しております防火水槽設置事業の増額変更などによるものでございます。
次に、11ページの方にまいりたいと思います。
ここから歳入でございますが、6款地方交付税としまして3億4,716万2,000円、これは普通交付税を追加計上いたしております。
12ページの8款分担金及び負担金でございますが、これはいずれも事業費の増加によるものでございまして、あわせて1,431万円の補正をお願いいたしております。
13ページの9款使用料及び手数料は、羽高湖
森林公園使用料4万5,000円計上いたしております。
14ページにまいりまして、10款国庫支出金。1項国庫負担金でございますが、国民年金費負担金を79万2,000円計上いたしております。
次に、15ページ、2項国庫補助金でございますが、民生費補助金では、子どもにやさしいまちづくり事業特別事業費補助金を200万円予定いたしております。
土木費補助金では道路整備事業費補助金を1,375万円計上しております。これは本堀田・伊豆谷線の事業費が2,500万円増加したことに伴うものでございます。
次に、消防費補助金では、消防施設整備費補助金を123万円補正減額いたしております。これは救助工作車Ⅱ型関係の国庫補助金がこのたび確定いたしまして、それに伴って補正減額をお願いしているものでございます。
次に、教育費補助金として地方生涯学習振興費補助金を9万円、そして学校給食施設整備費補助金を214万円、計上しております。これは中部共同調理場のボイラー設備更新に伴いまして、国庫補助金を予定しているものでございます。
16ページの方にまいりまして、11款県支出金。2項県補助金でございますが、民生費補助金では7年度の精算分の母子家庭医療費補助金を8万1,000円、農林水産業費補助金では農業振興対策事業費補助金を7,350万円計上しております。これは農業構造改善事業の追加事業分の関係でございます。
次に、土地改良事業費補助金を885万円計上しております。これは単県事業でございます小規模農業基盤整備事業費の一般分と市街化分を予定しているものでございます。
次に、森林病害虫防除事業補助金を260万円計上いたしております。
続きまして、17ページの土木費補助金では、道路新設改良事業費補助金を450万円。
次に、教育費補助金では、ひろしま国体補助金を1,440万9,000円計上いたしております。これで本年度分のひろしま国体関係の県補助金は当初予算計上分とあわせまして1,970万7,000円の見込みとなります。
次に、環境教育モデル校事業補助金を40万円など、それぞれ計上いたしております。
続きまして、18ページの13款寄附金でございますが、観光施設整備寄附金を100万円計上いたしております。
19ページの方では15款繰越金でございますが、8,248万2,000円を計上いたしております。
なお、ここで参考までに7年度の一般会計の決算見込みについて申しあげますと、歳入総額は158億4,832万2,000円、歳出総額は152億393万7,000円、差し引き2億4,438万5,000円。これから翌年度へ繰り越すべき財源、いわゆる繰越明許費の財源が、7,890万1,000円ございますので、これを控除した残りの実質収支額は1億6,548万4,000円になります。この2分の1を上回る額の8,300万円を積み立てますから、残りが繰越金として8,248万3,000円となるわけでございます。
以上のとおりでございまして、この
補正予算で繰越金の全額を財源として使用さしていただくことになります。
次に、20ページでございます。
16款諸収入。4項雑入でございますが、消防団員等公務災害補償費を100万円、広島県防災ヘリコプター助成金及び
海洋センター屋内温水プール暖房設備全面改修に伴います修繕費助成金を550万円など、雑入を588万7,000円計上いたしております。
21ページにまいりまして、17款市債でございますが、先ほど第3表の
地方債補正で御説明いたしましたように、農業施設整備事業及び消防施設整備事業の事業費の変更によりまして、それぞれ補正をお願いいたしております。
22ページから歳出でございます。
2款総務費の関係では、1目一般管理費としまして需用費を580万円、役務費として400万円、地域防災計画作成委託料として103万円、その他使用料及び賃借料、公有財産購入費など、それぞれお願いいたしております。
次に、4目の財産管理費では、修繕料94万2,000円、庁舎営繕工事費などといたしまして800万円お願いいたしております。
6目の企画費でございますが、出資金として200万円。
次の11目市史編さん費では印刷製本費を427万7,000円お願いしております。
13目電算管理費としまして、固定資産税ほか各税のシステム新規開発及び移行作業などの委託料として4,812万円の補正をお願いいたしております。
続きまして、24ページ、2項徴税費でございますが、各税のOA化移行作業及び当初賦課作業分の賃金を312万7,000円お願いいたしております。
25ページでは、戸籍住民基本台帳費で、住基関係のOA化用の需用費としまして18万6,000円の補正をお願いしております。
次に、26ページ、4項選挙費。2目府中市農業委員会委員選挙費でございますが、去る7月7日、執行予定の選挙が無投票になりました。これに伴いましてそれぞれの費目の補正減額をお願いいたしております。
次に、27ページでございます。
3款民生費。1項社会福祉費の2目身体障害者福祉費では、おりづる大会用の自動車賃借料として26万4,000円、7年度身体障害者社会参加促進事業費県補助金返還金など21万1,000円計上しております。
3目精神薄弱者福祉費では7年度精神薄弱者援護措置費国庫負担金返還金を20万6,000円。
次の4目老人福祉費では、福祉サービスパンフレットの印刷製本費として60万円お願いしております。
次に、28ページの方では老人集会所下水道受益者負担金などといたしまして33万2,000円、7年度老人保護措置費国庫負担金返還金などといたしまして、298万7,000円計上しております。
続きまして、7目の国民年金費でございますが、検認率向上に向けての徴収対策の一環といたしまして、専任徴収員の報酬を79万2,000円計上いたしております。
続きまして、29ページの8目隣保館費でございますが、ここで就労相談員報償費としまして265万5,000円の補正をお願いいたしております。
次に、30ページの2項児童福祉費。1目児童福祉費総務費でございますが、7年度乳児医療費県補助金返還金などといたしまして、48万1,000円計上しております。
次の2目の保育所費では、産休・病休などによります賃金として891万1,000円、病原性大腸菌O-157対策経費としまして、検食保存用冷凍庫及び検便ほか検査料などといたしまして、それぞれ補正をお願いいたしております。
なお、この保育所費での病原性大腸菌O-157対策経費としまして、あわせて437万2,000円の補正をお願いしていることになります。
続きまして、31ページでございますが、児童福祉施設費では修繕料16万円、国庫補助事業であります児童育成事業臨時安定運営対策事業などによる委託料として265万円、備品購入費として185万円計上いたしております。
続きまして、32ページの生活保護費の関係でございますが、7年度生活保護費国庫負担金返還金といたしまして、2,608万8,000円を計上いたしております。このように7年度におきまして、この生活保護費国庫負担金の超過受け入れをしていることも、前年度繰越金が例年より大きくなっている一つの要因とも言えると思います。
続きまして、33ページでございます。
じん芥処理費の関係でダイオキシン類排出実態調査委託料としまして130万円、1号炉ガス冷却室などの全面補修工事費といたしまして3,683万7,000円、次の4目し尿処理費では計量データ処理装置設置工事費として1,636万7,000円の補正をお願いいたしております。
34ページでございます。
6款農林水産業費の3目農業振興費では、農業構造改善事業として北諸毛地区圃場整備工事に伴う関連予算といたしまして、あわせて1億500万円の補正を計上いたしております。
35ページでは、6目農地維持費でございますが、農業施設維持補修工事費として150万円、農業施設維持補修用生コン、砕石外といたしまして400万円計上しております。
次の7目土地改良費では、測量・設計外委託料として500万円、小規模農業基盤整備工事費、単市土地改良工事費などといたしまして、3,300万円お願いしております。
36ページの1目林業総務費でございますが、羽高湖
森林公園管理委託料62万1,000円、2目林業振興費では伐倒駆除など松くい虫防除事業委託料469万2,000円を計上いたしております。
続きまして、37ページの1項商工費、3目観光費では河佐峡管理委託料として34万8,000円、寄附金としていただいております100万円を府中市観光協会育成補助金として計上いたしております。
38ページの8款土木費。2項道路橋梁費の2目道路維持費では修繕料として50万円、芦田川のり面草刈り業務など委託料として250万円計上しております。
次の3目道路新設改良費では、調査、設計など委託料を461万円補正減額し、市道改良・舗装工事としまして、臨時交付金事業、県補助事業、単市事業あわせまして6,243万4,000円の補正をお願いしております。
39ページでは、用地取得費として2,547万6,000円、県営事業など負担金として4,300万円、物件移転補償費として670万円、用地先行取得分の利子といたしまして481万6,000円、それぞれ計上いたしております。
40ページでは、2目水路新設改良費として配水路改良工事費350万円計上いたしております。
41ページでございますが、河川維持費で小規模河川維持補修工事費として200万円計上いたしております。
次に、42ページの5項都市計画費。1目都市計画総務費でございますが、緑の基本計画策定、備後圏都市計画総合見直し図書作成など業務委託料として700万円計上しております。
次の2目街路事業費では、旅費、需用費をそれぞれ補正減額し、街路改良工事費として250万円、用地取得費として153万円計上しております。
次の公園管理費では修繕料200万円、草刈り業務外委託料として179万9,000円お願いしております。
次に、6目の公園建設費では旅費、需用費をそれぞれ補正減額いたしまして、公園整備工事費として130万円、用地取得費として57万円計上いたしております。
次に、44ページ、6項住宅費。1目住宅管理費では住宅管理計画策定委託料といたしまして350万円などを計上いたしております。
続きまして、45ページ、9款消防費。1項消防費、1目常備消防費では府中市が負担することになります広島県防災ヘリコプター負担金の2分の1に相当する額につきまして、広島県市町村振興協会からの助成金が見込まれることに伴いまして、充当財源の変更をお願いしております。
2目の非常備消防費では、消防団員等公務災害補償費として100万円計上しております。
3目の消防施設費では、防火水槽設置工事費として380万円お願いしております。
次に46ページ、10款教育費。1項教育総務費でございますが、2目の事務局費では消耗品費など60万円お願いしております。
次に47ページ、2項小学校費。1目学校管理費で環境教育モデル校事業20万円、病原性大腸菌O-157対策経費、これをあわせまして74万1,000円、営繕工事費関係400万円、これらが主なものでございます。
次に49ページをごらんいただきたいと思います。
49ページは3項中学校費。1目学校管理費でございますが、環境教育モデル事業20万円、病原性大腸菌O-157対策経費、中学校費関係あわせて34万2,000円、営繕工事費200万円などをそれぞれ計上いたしております。
続きまして、4項社会教育費。1目社会教育総務費でございますが、報償費としまして10万円、消耗品費として5万円、役務費として23万4,000円など、それぞれ計上いたしております。
次の4目公民館費では、ウィークエンドサークル活動推進事業の関連経費、修繕料、営繕工事費などといたしまして、それぞれ補正をお願いいたしております。
次に、51ページでございますが、6目の文化財保護費でございます。
斎場建設に伴う発掘調査費といたしまして、発掘調査員の賃金及び航空測量委託料など、それぞれ計上いたしております。
続きまして、52ページの7目図書館費では臨時職員賃金140万4,000円、図書館システム移行業務委託料として300万円お願いいたしております。
続きまして、53ページの5項社会体育費。1目社会体育総務費でございますが、国体協賛行事でありますデモンストレーションスポーツ関係の旅費など、旅費といたしまして55万円、修繕料として30万円、施設営繕工事費として100万円、備品購入費として150万円計上しております。
次の2目の勤労青少年体育センター費では、修繕料26万1,000円お願いしております。
次に54ページ、3目月見ケ丘公園体育施設費では、管理委託料として13万2,000円、次の4目
海洋センター費では管理運営委託料として1,591万4,000円お願いいたしております。
続きまして、55ページ、6項学校給食共同調理場費でございますが、臨時職員賃金として570万円、病原性大腸菌O-157対策費として、あわせまして214万円、そして給食賄材料費といたしまして2,141万円の補正をお願いいたしております。
なお、中部調理場ボイラーの更新の問題でございますが、昨年の日本ボイラー協会の定期の性能検査によります判定は、合格ではあるが備考欄に缶内炉筒部に腐食が認められ、進行に留意、こういった指摘がございました。これを受けまして、当面は留意をしながら操作をしていくということにしておりました。
しかし、近い時期にボイラーの更新の必要性があり、国庫補助申請の準備などをいたしておりましたが、その後、腐食の進行が著しいことがわかりまして、急遽、給食のない夏期休暇中に整備が完了することが必要となりまして、やむを得ず11節の需用費から15節の工事請負費へ流用いたしまして、ボイラー更新のための本体工事及び付帯工事を実施したものでございます。このため、今回需用費の補正をお願いしているものでございます。
また、
海洋センター温水プールにつきましても、開館以来ファンコンベクターの取りかえをしておらず、湿気と塩素等の影響によりまして、機器及び配管の腐食が進行しているため、BGの地域
海洋センター修繕助成金の交付申請をし、このための
補正予算を9月にお願いをいたしまして、工事を施工する計画でございました。
しかし、その後、蒸気ボイラーからの水漏れが発生いたしまして、点検の結果、溶接補修は不可能ということになりまして、これが他の箇所にも影響し、運転不能に陥る危険性もございまして、早急にボイラー自体の更新をすることが必要となりました。このため、これもやむを得ず13節委託料から15節の工事請負費に
予算流用し、設備の全面改修工事を実施したことに伴いまして、今回、委託料の補正をお願いいたしておるものでございます。
いずれにいたしましても、これらの件につきましては、先ほども市長の方からも話がありましたように、国庫補助金なり助成金を予定している事業でもあり、また緊急の対応を要する事業であったことなどの要因もございますが、それにいたしましても他にも検討すべき方法等もございます。予算執行の面で慎重さを欠いた対応ということになりましたことを反省し、おわびをいたしながら、今回の
補正予算につきましては、御理解をいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
続きまして、56ページでございます。
13款諸支出金でございますが、1項基金費、3目ふるさと創生基金費でございますが、今年度普通交付税の基準財政需要額に算入された額を、基金に積み立てるための補正をお願いするものでございます。
次の9目保健福祉総合センター建設基金費でございますが、保健福祉総合センター建設基金積立金といたしまして、600万円の補正をお願いしているものでございます。
なお、これでこの基金に本年度積み立てする予定額は、当初予算計上分の2,200万円とあわせまして2,800万円になります。
次に、57ページから58ページにかけまして、
補正予算給与費明細書を掲げていますので、御参照いただきたいと思います。
以上で、一般会計の方の説明を終わらせていただきたいと思います。
続きまして、最後の議案でございます。
議案第48号
平成8年度府中市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
平成8年度府中市の
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条 既定の
歳入歳出予算の総額から
歳入歳出それぞれ1,825万4,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出26億1,822万4,000円とする。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
平成8(1996)年9月6日提出
府中市長 橘 髙 泰 司
第1表
歳入歳出予算補正。2ページでございます。
歳入。2款国庫支出金。既定額8億6,288万1,000円、補正額1,825万4,000円の減額、計8億4,462万7,000円でございます。これは1項の国庫負担金を1,964万7,000円追加補正をし、2項の国庫補助金を3,790万1,000円
減額補正をするものでございます。
補正されなかった款項に係る額は17億7,359万7,000円。したがいまして、歳入合計は26億3,647万8,000円、補正額マイナス1,825万4,000円、計26億1,822万4,000円でございます。
次に、3ページにまいります。
歳出。1款総務費。既定額7,447万4,000円、補正額14万6,000円、計7,462万円。これは1項総務管理費を14万6,000円補正するものでございます。
以下、補正額についてのみ申しあげますので、よろしくお願いをいたします。
3款老人保健拠出金4,912万円、5款保健事業費539万7,000円、7款諸支出金603万円、8款
繰上充用金マイナス7,894万7,000円。補正されなかった款項に係る額18億2,825万3,000円。したがいまして
歳出合計、既定額26億3,647万8,000円、補正額マイナス1,825万4,000円、計26億1,822万4,000円となります。
6ページにまいりまして、歳入の事項別明細書の方でございます。
2款国庫支出金。1項国庫負担金でございますが、療養給付費等負担金を1,964万7,000円計上いたしております。
次に、7ページにまいりまして、2項国庫補助金では財政調整交付金を3,790万1,000円補正減額しております。この内訳でございますが、健康づくり推進事業として200万円補正し、その他分を3,990万1,000円減額するものでございます。
8ページの歳出でございます。
1款総務費。1項総務管理費の1目一般管理費では、印刷製本費といたしまして14万6,000円お願いしております。
次に、9ページの3款老人保健拠出金でございますが、老人保健医療費拠出金として4,912万円計上いたしております。
次に、10ページでございます。
5款保健事業費。1項保健事業費、1目の保健衛生普及費でございますが、これは従来ミニヘルパイ事業に変わりまして、今後4年間継続して実施する予定でございます国保総合健康づくり推進事業を実施していくための所要の経費の補正を、それぞれの費目にお願いしているものでございます。
次に、11ページ、2目疾病予防費では脳ドックなど成人病健診委託料といたしまして、270万6,000円の補正をお願いいたしております。
続きまして、12ページ、7款諸支出金では、償還金利子及び割引料といたしまして7年度の精算分の療養給付費等国庫負担金返還金を603万円計上いたしております。
次に、13ページの8款
繰上充用金でございますが、皆様方に長い間御心配をいただいておりました国保財政が、おかげをもちまして黒字に転換したことに伴いまして、前年度
繰上充用金を7,894万7,000円補正減額いたしておるものでございます。
以上、簡単ではございますが、各議案の説明を申しあげました。何とぞ、慎重な御審議をいただきまして、原案どおり御可決くださいますようお願いをいたしまして、提案にかえさしていただきます。
どうもありがとうございました。
(
総務部長 清川悦治君 降壇)
○議長(
伊藤正道君) これにて、
提案理由の説明を終結いたします。
お諮りいたします。
本日の会議は、議案調査のため、この程度にとどめ延会いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
伊藤正道君) 御異議なしと認めます。
よって、本日はこれにて延会することに決しました。
お諮りいたします。
議案調査のため、9月9日及び9月10日の2日間休会いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
伊藤正道君) 御異議なしと認めます。
よって、9月9日及び9月10日の2日間、休会することに決しました。
次回は来る9月11日、午前10時から本会議を開きます。ただいま御出席の諸君には別に通知はいたしません。御了承の上、御参集願います。
本日はこれにて延会いたします。
午前11時16分...