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09月07日-01号

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  1. 尾道市議会 2020-09-07
    09月07日-01号


    取得元: 尾道市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    令和 2年第5回 9月定例会              令和2年9月7日(月曜日)  ────────────────── * ──────────────────                 議事日程第13号           (令和2年9月7日 午後1時30分開議)第1 会期決定について第2 報告第 31号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告について          (報告)第3 報告第 32号 法人の経営状況の報告について   報告第 33号 令和元事業年度公立大学法人尾道市立大学の業務の実績に関する評価結果の報告について   報告第 34号 専決処分の報告について   報告第 35号 専決処分の報告について          (以上4件一括上程、報告)第4 報告第 28号 令和元年度尾道水道事業会計決算状況報告について   報告第 29号 令和元年度尾道下水道事業会計決算状況報告について   報告第 30号 令和元年度尾道病院事業会計決算状況報告について   議案第116号 決算認定について(令和元年度尾道水道事業会計)   議案第117号 決算認定について(令和元年度尾道下水道事業会計)   議案第118号 決算認定について(令和元年度尾道病院事業会計)          (以上6件一括上程、説明)第5 決算特別委員会の設置及び委員の選任について第6 議案第119号 令和2年度尾道一般会計補正予算(第6号)   議案第120号 令和2年度尾道国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)   議案第121号 令和2年度尾道介護保険事業特別会計補正予算(第2号)   議案第122号 令和2年度尾道後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)   議案第123号 令和2年度尾道水道事業会計補正予算(第1号)   議案第124号 令和2年度尾道病院事業会計補正予算(第2号)   議案第125号 議決中更正について   議案第126号 市道路線の認定について   議案第127号 市道路線の変更について   議案第128号 公の施設の利用に関する福山市との協議について   議案第129号 公の施設の利用に関する福山市との協議について   議案第130号 尾道市と福山市との間における公共下水道の汚水の排除に関する事務の事務委託について   議案第131号 財産の取得について   議案第132号 尾道市税外諸収入延滞金徴収条例の一部を改正する条例案   議案第133号 尾道市営駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第134号 尾道市特殊勤務手当条例の一部を改正する条例案   議案第135号 尾道市国民健康保険条例の一部を改正する条例案   議案第136号 尾道市介護保険条例の一部を改正する条例案   議案第137号 尾道市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例案   議案第138号 非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案   議案第139号 尾道市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案          (以上21案一括上程、提案理由の説明)                                    以 上  ────────────────── * ──────────────────本日の会議に付した事件日程第1 会期決定について日程第2 報告第 31号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告について日程第3 報告第 32号 法人の経営状況の報告について     報告第 33号 令和元事業年度公立大学法人尾道市立大学の業務の実績に関する評価結果の報告について     報告第 34号 専決処分の報告について     報告第 35号 専決処分の報告について日程第4 報告第 28号 令和元年度尾道水道事業会計決算状況報告について     報告第 29号 令和元年度尾道下水道事業会計決算状況報告について     報告第 30号 令和元年度尾道病院事業会計決算状況報告について     議案第116号 決算認定について(令和元年度尾道水道事業会計)     議案第117号 決算認定について(令和元年度尾道下水道事業会計)     議案第118号 決算認定について(令和元年度尾道病院事業会計)日程第5 決算特別委員会の設置及び委員の選任について日程第6 議案第119号 令和2年度尾道一般会計補正予算(第6号)     議案第120号 令和2年度尾道国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)     議案第121号 令和2年度尾道介護保険事業特別会計補正予算(第2号)     議案第122号 令和2年度尾道後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)     議案第123号 令和2年度尾道水道事業会計補正予算(第1号)     議案第124号 令和2年度尾道病院事業会計補正予算(第2号)     議案第125号 議決中更正について     議案第126号 市道路線の認定について     議案第127号 市道路線の変更について     議案第128号 公の施設の利用に関する福山市との協議について     議案第129号 公の施設の利用に関する福山市との協議について     議案第130号 尾道市と福山市との間における公共下水道の汚水の排除に関する事務の事務委託について     議案第131号 財産の取得について     議案第132号 尾道市税外諸収入延滞金徴収条例の一部を改正する条例案     議案第133号 尾道市営駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第134号 尾道市特殊勤務手当条例の一部を改正する条例案     議案第135号 尾道市国民健康保険条例の一部を改正する条例案     議案第136号 尾道市介護保険条例の一部を改正する条例案     議案第137号 尾道市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例案     議案第138号 非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案     議案第139号 尾道市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案  ────────────────── * ──────────────────出席議員(27名)    1番 村 上 隆 一            2番 岡 田 広 美    3番 柿 本 和 彦            4番 二 宮   仁    5番 大 本 和 英            6番 岡 野 斉 也    7番 宇根本   茂            8番 三 浦   徹    9番 星 野 光 男           10番 山 根 信 行   11番 巻 幡 伸 一           12番 吉 和   宏   13番 岡 村   隆           14番 福 原 謙 二   15番 加 納 康 平           16番 飯 田 照 男   17番 前 田 孝 人           18番 宮 地 寛 行   19番 岡 野 長 寿           20番 吉 田 尚 徳   21番 高 本 訓 司           22番 山 戸 重 治   23番 檀 上 正 光           25番 新 田 賢 慈   26番 杉 原 孝一郎           27番 佐 藤 志 行   28番 藤 本 友 行欠席議員(なし)  ────────────────── * ──────────────────説明のため出席した者   市長      平 谷 祐 宏       副市長     冨 永 嘉 文   副市長     澤 田 昌 文       教育長     佐 藤 昌 弘   参事(スマートシティ推進担当)        企画財政部長  小 玉 高 嘉           戸 成 宏 三   総務部長兼参事(庁舎整備担当)        市民生活部長  高 原 茂 嘉           山 根 広 史   参事(少子化対策担当)            福祉保健部長兼福祉事務所長           村 上 宏 昭               新 宅 康 生   産業部長    田 坂   昇       建設部長    小 川 礼 樹   都市部長    河 本 達 男       因島総合支所長市民生活課長兼主幹(因島総合支所庁舎整備担当)                                 吉 村 雅 司   御調支所長御調支所まちおこし課長     向島支所長向島支所しまおこし課長           林 原 雅 彦               加 來 裕 子   瀬戸田支所長瀬戸田支所しまおこし課長   教育総務部長  齋 藤 直 行           佐 藤 伸 治   学校教育部長  杉 原 妙 子       病院管理部長市民病院事務部長                                 永 田 一 郎   公立みつぎ総合病院事務部長         消防局長    岡 本 光 功           近 藤 茂 之   上下水道局長兼主幹(経営企画担当)      総務課長    山 口 憲 二           亀 田 裕 二   財政課長    中 山 泰 則  ────────────────── * ──────────────────事務局出席者   事務局長    信 藤 俊 壮       事務局次長   原 田 政 晴   事務局次長補佐議事調査係長        主査      小 林 巨 樹           濱 岡 靖 子   議事調査係主任 森 本 祥 子  ────────────────── * ──────────────────                午後1時30分 開会 ○議長(福原謙二) ただいま出席議員27名であります。 定足数に達しておりますから、これより令和2年第5回尾道市議会定例会を開会いたします。  ────────────────── * ────────────────── △諸般の報告 ○議長(福原謙二) この際、諸般の報告をいたします。 新しい生活様式における議会対応として、西側と北側の扉を開放しています。傍聴者も含め、手指の消毒、マスクの着用、間隔を空けて着席にも御協力をいただいております。 また、3密を避けるため、随時休憩を挟む場合がありますので、御了承ください。 なお、今回より演壇と質問席にアクリル板を設置していますので、演壇と質問席での発言の際はマスクを外すことができます。 今期定例会までに受理した請願は、お手元に印刷、配付の請願文書表のとおりであります。この請願については民生委員会に付託いたします。 今期定例会までに受理した陳情、要望は、お手元に印刷、配付の陳情書・要望書一覧表のとおり、尾道市立幼稚園PTA連絡協議会会長福永尚美氏より園の施設整備の拡充を図り、遊具の専門家による定期点検、整備、補充の継続など5項目の実現を求める陳情書が、尾道市PTA連合会会長明上浩之氏外市内各小学校・中学校PTA会長より小・中学校の特別教室並びに体育館へのエアコン設置など3項目の環境整備を求める要望書が、それぞれ提出されております。 今期定例会の説明員として、市長、副市長、教育長及び上下水道事業管理者のほか関係部課長に対して地方自治法第121条の規定により出席を求めましたので、御報告いたします。  ────────────────── * ──────────────────                午後1時32分 開議 ○議長(福原謙二) これより本日の会議を開きます。  ────────────────── * ────────────────── △議事日程 ○議長(福原謙二) 本日の議事日程は、お手元に印刷、配付のとおりであります。  ────────────────── * ────────────────── △会議録署名議員の指名 ○議長(福原謙二) 本日の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において13番岡村議員、15番加納議員を指名いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第1 会期決定について ○議長(福原謙二) これより日程に入ります。 日程第1、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から24日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原謙二) 御異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決定いたしました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第2 報告第31号 ○議長(福原謙二) 次に、日程第2、報告第31号健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを議題といたします。 補足報告があればこれを願います。 小玉企画財政部長。 ◎企画財政部長(小玉高嘉) 皆さんこんにちは。 それでは、報告第31号につきまして御説明を申し上げます。 この報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定によりまして、監査委員の意見書をつけて御報告するものでございます。 議案集2をお願いいたします。 1ページ、報告第31号健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてでございますが、次のページにございますように、実質赤字比率連結実質赤字比率ともに赤字額なしでございます。 実質赤字比率は、一般会計等に係るものでございます。連結実質赤字比率は、さらに公営企業会計も含めた全ての会計に係るものでございます。 また、実質公債費比率につきましては6.4%となっており、早期健全化基準の25%を下回っております。これは、一般会計等の公債費及び公債費に準ずる経費が標準的な一般財源の規模を示す標準財政規模に占める割合を表す指標でございます。 次の将来負担比率につきましても34.5%でございますので、早期健全化基準の350%を大きく下回っております。これは、地方債残高のほか、一般会計等が将来負担すべき公営企業債等への繰入れ見込額などを加算した将来の負担の度合いを表す指標となっております。 3ページ以降に健全化判断比率の算定資料を添付しております。 続きまして、8ページ、資金不足比率でございますが、地方公営企業法適用水道事業会計病院事業会計下水道事業会計に加え、法非適用企業会計であります千光寺山索道事業特別会計外3会計について掲載をしております。いずれも資金不足額はございません。 9ページ以降に算定資料を、11ページからは監査委員審査意見書を添付しております。 以上、簡単な説明ではございますが、御報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(福原謙二) これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第3 報告第32号~報告第35号 ○議長(福原謙二) 次に、日程第3、報告第32号法人の経営状況の報告についてから報告第35号専決処分の報告についてまで、以上の4件を一括議題といたします。 補足報告があればこれを願います。 山根総務部長庁舎整備担当参事。 ◎総務部長兼参事[庁舎整備担当](山根広史) それでは、議案集2の27ページ、報告第32号から75ページ、報告第35号までの4件の補足説明を申し上げます。 初めに、27ページの報告第32号は、法人の経営状況の報告についてでございまして、地方自治法第243条の3第2項の規定により、公立大学法人尾道市立大学経営状況につきまして報告するものでございます。 まず、33ページの貸借対照表でございますが、資産の部、固定資産、流動資産の合計額48億3,103万9,000円は、負債の部、固定負債、流動負債と、純資産の部、資本金、資本剰余金利益剰余金の合計額とも合致をいたしております。 次に、35ページの損益計算書でございますが、令和元年度といたしましては、運営費交付金収益等の経常収益から教育経費等の経常費用を差し引きまして、経常利益は7,093万4,000円でございます。 次に、52ページの予算、収支計画及び資金計画でございますが、令和2年度の収入といたしましては、学生等納付金収入9億3,900万円、運営費交付金収入4億8,000万円など、合計14億7,000万円の収入を見込んでおります。 支出といたしましては、人件費9億400万円、教育研究経費3億1,200万円、一般管理費1億3,700万円など、合計14億7,000万円の支出を見込んでおります。 続きまして、55ページ、報告第33号でございますが、これは、令和元事業年度公立大学法人尾道市立大学の業務の実績に関する評価結果の報告についてでございます。 まず、60ページの全体評価でございますが、令和元年度は法人設立後8年目となる第2期中期計画の第2年度であり、教育、研究、地域貢献、国際交流、自己点検・評価の各分野における重点取組項目に従って、理事長を中心に自律的で効果的な事業実施が進められたところでございます。第2期中期計画に掲げた重点課題の達成に向け、令和元年度年度計画の着実な実施に取り組んでおり、年度計画をおおむね順調に達成するとともに、中期計画全体の推進が図られたものと評価いただきました。 次に、61ページ、大項目評価結果についてでございますが、SからDまでの5段階評価で、6項目のうちA評価が4項目、B評価が2項目となっております。 次に、64ページから72ページまでは項目別評価でございまして、各大項目評価の基になる小項目評価結果及び特記事項をお示しいたしておりますので、御覧いただきたいと思います。 続きまして、73ページ、報告第34号及び75ページ、報告第35号につきましては、いずれも専決処分の報告についてでございまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したものを同条第2項の規定によりまして報告するものでございます。 まず、報告第34号は、工事請負契約の変更について、7月27日に専決処分したものでございます。これは、本郷畑線道路災害復旧工事の請負金額を変更したものでございます。 次に、報告第35号は、損害賠償の額を定めることについて、8月7日に専決処分したものでございます。これは、昨年12月13日午後4時30分頃、美木中学校のグラウンドにおきまして、同校の野球部員がバッティング練習をしていた際、打球がネットを越え、相手方宅の屋根に当たり、当該屋根を損傷したものでございます。 損害賠償の相手方は記載のとおりで、損害賠償の額は31万2,950円でございます。 議案説明書の1ページ及び2ページに、この事故の位置図と状況図をお示しいたしておりますので、御覧いただきたいと思います。 以上、4件の報告の補足説明とさせていただきます。 ○議長(福原謙二) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。  ────────────────── * ──────────────────
    △日程第4 報告第28号~報告第30号・議案第116号~議案第118号 ○議長(福原謙二) 次に、日程第4、報告第28号令和元年度尾道水道事業会計決算状況報告についてから報告第30号令和元年度尾道病院事業会計決算状況報告について、議案第116号決算認定について(令和元年度尾道水道事業会計)から議案第118号決算認定について(令和元年度尾道病院事業会計)、以上の6件を一括議題といたします。 それぞれの説明を求めます。 亀田上下水道局長経営企画担当主幹。 ◎上下水道局長兼主幹[経営企画担当](亀田裕二) それでは、報告第28号令和元年度尾道水道事業会計決算状況報告及び議案第116号決算認定につきまして、併せて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、令和元年度尾道水道事業決算書の13ページを御覧ください。 まず、令和元年度の水道事業では、長期的視点を踏まえた戦略的な水道事業の最上位計画である尾道市水道事業ビジョンに沿うべく、持続可能で健全な水道事業の運営に努めてまいりました。平成30年度は豪雨災害により長期間断水になり、給水収益の減少や応急給水などに係る経費が発生し、純利益が減少する要因となりましたが、令和元年度は給水収益の回復や費用の抑制により、引き続き一定の利益を確保することができました。また、資本的支出である建設事業においては、老朽化した施設等の更新や耐震化についても計画どおり実施することができました。 次に、業務概況についてでございますが、給水戸数6万576戸、給水人口12万6,592人、年間配水量1,414万8,602立方メートル、年間有収水量1,335万8,258立方メートルとなっております。 次に、建設改良事業についてでございますが、令和元年度に施行した主な整備事業では、長江浄水場から十四日元町間配水管布設替えほか10件を施行し、4,515.5メートルの総配水管の耐震化を進めてまいりました。改良事業では、南生口ポンプ場電気機械設備を更新し、また、アセットマネジメントに基づく老朽管更新としまして、9,517.9メートルの管路を布設替えしました。これらの事業費全体で約14キロメートル、事業費11億5,156万3,811円をかけて整備し、ほぼ水道事業ビジョンに沿った形で事業を進めることができました。 次に、経営・財務についてでございますが、収益的収支では、事業収益38億6,367万1,544円に対し、事業費用35億9,661万4,870円となり、差引き2億6,705万6,674円の純利益を計上しております。一方では、令和元年度末の未処分利益剰余金は5億7,908万8,035円となり、このうち3億円を資本金に組み入れ、残りは未処分利益剰余金のまま留保し、将来の収益悪化に伴う損失補填に充てたいと考えております。 また、資本的収支では、収入4億4,800万8,238円に対し、支出15億5,227万5,902円となり、差引き11億426万7,664円の不足を生じております。この不足額につきましては、14ページ中段にお示ししていますように、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額としまして8,311万8,611円、減債積立金としまして1億円、建設改良積立金としまして2億円、過年度分損益勘定留保資金としまして3億4,011万8,749円、当年度分損益勘定留保資金としまして3億8,103万304円の内訳で補填することとしております。 これらの決算に伴います損益計算書貸借対照表キャッシュフロー計算書などを1ページから12ページにかけてお示ししております。 以上、簡単ではございますが、令和元年度水道事業会計決算の概要を御説明申し上げました。何とぞ御審議の上、御認定賜りますようよろしくお願いいたします。 引き続き、報告第29号令和元年度尾道下水道事業会計決算状況報告及び議案第117号決算認定につきまして、併せて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、令和元年度尾道下水道事業決算書の59ページを御覧ください。 まず、本市の下水道事業では、昭和57年に公共下水道事業に着手し、平成元年度から供用開始をいたしました。旧御調町においては、特定環境保全公共下水道事業計画に基づき、排水設備の整備を行い、平成5年から供用開始をしております。平成30年度には公共下水道全体計画の区域を見直し、効率的な汚水処理ができるよう事業展開を図っております。また、本年度から地方公営企業会計に移行することで経営状況を的確に把握し、将来にわたり持続可能な事業運営を図っております。このような中で、令和元年度の下水道事業では、汚水処理構想や公共下水道事業経営戦略に沿って管渠築造工事や浸水対策として高西東新涯ポンプ場建設事業などを進めてまいりました。 次に、業務概況についてでございます。排水戸数7,765戸、水洗化人口1万7,900人、年間総処理水量235万8,472立方メートル、有収水量230万3,061立方メートルとなっております。 次に、建設改良事業についてでございますが、主な建設事業は、東新涯、天満町、山波町地区を中心とした管渠整備など3,592.4メーターを施行し、浸水対策事業として高西東新涯ポンプ場の機械、電気、土木工事を進め、令和2年度末の完成を目指し、進めております。また、ストックマネジメント計画では、管渠、ポンプ場、処理場など基本方針を策定しました。 次に、経営・財務についてでございますが、収益的収支では、事業収益17億980万8,673円に対し、事業費用19億1,212万7,073円となり、差引き2億231万8,400円の純損失を計上する結果となりました。この純損失は当年度未処理欠損金となり、次年度以降に見込まれる純利益で回収を図ることとしております。 次に、資本的収支では、収入16億7,155万242円に対し、支出20億5,152万3,027円となり、差引き3億7,997万2,785円の不足が生じております。この不足額につきましては、60ページ中段にお示ししていますとおり、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額としまして4,423万7,917円、当年度分損益勘定留保資金としまして3億3,573万4,868円の内訳で補填することとしております。 これらの決算に伴います損益計算書貸借対照表キャッシュフロー計算書などを45ページから58ページにかけてお示ししております。 以上、簡単ではございますが、令和元年度下水道事業会計の決算の概要を御説明申し上げました。何とぞ御審議の上、御認定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(福原謙二) 永田病院管理部長市民病院事務部長。 ◎病院管理部長市民病院事務部長(永田一郎) 続きまして、報告第30号令和元年度尾道病院事業会計決算状況報告について及び議案第118号の決算認定につきまして、併せて御説明申し上げます。 議案第118号の16ページをお願いいたします。 まず、概況の総括事項でございますが、市民病院では、医師を中心とした多職種協同によるチーム医療を実践し、安全で質の高い医療の提供に努めました。また、最新鋭の3次元画像処理用ワークステーションを導入したほか、フルハイビジョン内視鏡システムや全自動血液凝固分析装置など医療機器、検査機器の充実を図りました。 瀬戸田診療所では、地域で求められる医療の提供に努めるとともに、災害時の水の確保の観点から受水槽の設置工事を行いました。 公立みつぎ総合病院では、引き続き保健・医療・介護・福祉が連携したシームレスなサービスの提供に努めました。また、病院空調、熱源設備などの改修を行うとともに、CT装置やMRI装置などの機器の充実を図りました。 17ページの表に両病院の内訳を含めた業務概要をお示ししております。 まず、業務量でございます。両病院合わせた年間延べ患者数は、入院が16万4,194人、外来が25万2,728人、合計が41万6,922人で、対前年比はいずれも99.2%となっております。 次に、収益的収支の決算でございます。収入額は135億5,923万4,607円で、対前年比97.4%、支出額は136億6,674万7,590円で、対前年比98.8%、差引き純利益は1億751万2,983円のマイナスとなっております。 ここで9ページをお開きください。 先ほど御説明いたしました令和元年度の決算により、年度末の未処分利益剰余金の残額はマイナスの7億5,895万7,912円となっております。 17ページにお戻りください。 一番下の表、資本的収支の決算でございます。 収入額3億2,404万2,000円に対して支出額は11億626万2,763円で、差引き不足額は7億8,222万763円となっております。この不足額は、18ページの表に記載をしておりますとおり、過年度分損益勘定留保資金6億6,936万8,434円、当年度分損益勘定留保資金1億1,209万683円、及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額76万1,646円で補填することとしております。 以上、簡単ではございますが、令和元年度尾道病院事業会計決算の概要説明とさせていただきます。 両病院の経営改善につきましては、新公立病院改革プランに基づく取組により、一定の成果が認められるものの、医療を取り巻く今日的な状況を含め、楽観できる状況にはありません。また、新型コロナウイルス感染症の流行が病院経営に大きく影響を及ぼす懸念もございます。厳しい状況が続きますが、こうした中にあっても、地域の基幹病院として安全で満足度の高い医療の提供と経営の健全化に努めてまいります。 以上、御審議の上、御認定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(福原謙二) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終わり、議案第116号から議案第118号の3案の付託については別途考慮したいと思います。  ────────────────── * ────────────────── △日程第5 決算特別委員会の設置及び委員の選任について ○議長(福原謙二) 次に、日程第5、決算特別委員会の設置及び委員の選任についてを議題といたします。 お諮りいたします。 議案第116号から議案第118号の3案については、議長及び議会選出監査委員を除く25人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、付託の上、審査することといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原謙二) 御異議なしと認め、そのように決しました。 続いて、お諮りいたします。 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、議長においてお手元に印刷、配付の決算特別委員会委員名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原謙二) 御異議なしと認めます。よって、お手元の決算特別委員会委員名簿のとおり決算特別委員に選任することに決しました。  ──────────────────────────────────────               決算特別委員会委員名簿                  村 上 隆 一                  岡 田 広 美                  柿 本 和 彦                  二 宮   仁                  大 本 和 英                  岡 野 斉 也                  宇根本   茂                  三 浦   徹                  星 野 光 男                  山 根 信 行                  吉 和   宏                  岡 村   隆                  加 納 康 平                  飯 田 照 男                  前 田 孝 人                  宮 地 寛 行                  岡 野 長 寿                  吉 田 尚 徳                  高 本 訓 司                  山 戸 重 治                  檀 上 正 光                  新 田 賢 慈                  杉 原 孝一郎                  佐 藤 志 行                  藤 本 友 行  ────────────────── * ────────────────── △日程第6 議案第119号~議案第139号 ○議長(福原謙二) 次に、日程第6、議案第119号令和2年度尾道一般会計補正予算(第6号)から議案第139号尾道市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案についてまで、以上の21案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 平谷市長。 ◎市長(平谷祐宏) (登壇)皆さんこんにちは。 今年の夏においても、大雨による河川の氾濫など自然災害が多発しております。中でも、昨日から日本列島に最接近した台風10号では、九州地方を中心に暴風雨による多くの被害が発生いたしました。各地で被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。 本市におきましては大きな被害はなく、安堵しているところですが、今後とも、本格的な台風シーズンに向け、緊張感を持ちながら万全の備えに努めてまいります。 また、今年はコロナ禍の中、全国各地で最高気温を記録し熱中症患者が急増するなど、酷暑というべき暑さでありました。夏が終わりに近づく中にあっても、新型コロナウイルス感染症の収束については、いまだ目途が立たないと言える状況でございます。精神的、経済的ストレスが続く中ではありますが、感染拡大防止の徹底と併せ、コロナ後を見据えた経済活動の本格的な再開に向け、必要な事務事業に着実に取り組みながら、困難な状況を市民の皆様とともにチーム尾道で乗り越えてまいりたいと考えております。 こうした中、去る8月28日、安倍内閣総理大臣は、自身の健康上の理由から退陣することを表明されました。感染症対策や経済対策など課題が山積している現状においては、新たな執行体制の下、各施策の効果が十分に発揮されることを希望しております。 また、政府においては、令和3年度当初予算について、概算要求期限を1か月遅らせ、9月末とするとともに、新型コロナウイルス感染症への対応等が喫緊の課題であるとして、具体的な予算額は予算編成過程の中で検討することとしております。新型コロナウイルス感染症への対応等に伴う大型の補正予算編成により、地方の財政状況が急速に悪化している現状を踏まえ、実情に応じた施策が講じられるよう、少子・高齢化、人口減少社会、コロナ禍における新たな生活様式に対応した地方創生臨時交付金の追加交付など必要な財源確保について、市長会等と連携し、強力に要望活動を行ってまいりたいと考えております。 それでは、補正予算案など諸案件を提案するに当たりまして、総体的な説明を申し上げます。 まず、一般会計の補正予算案でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響による事業休止等、事務事業の見直しに伴う減額及びこの財源を活用した復旧・復興基金への積立金や、北前船に係る観光拡大フォーラム等の実施に向けた尾道市歴史文化まちづくり推進協議会への負担金の追加などをお願いしております。これらのほか、国、県等の補助内示に伴う、漁港、道路等の維持、改良事業や、地球温暖化対策として、あらゆる賢い選択を促す尾道COOL CHOICEプロジェクトの推進に伴う各経費の追加などをお願いしております。さらに、航路事業者再編に向けた用地取得費及び出資金、放課後児童クラブに係る建物改修委託料、農林水産施設、公共土木施設に係る各災害復旧経費のほか、過年度精算に基づく国県補助金返還金の追加などをお願いしております。 債務負担行為としましては、尾道市総合福祉センター管理運営業務ほか3件の追加と1件の変更をお願いしております。また、地方債については、10件の変更をお願いしております。 このほか、三つの特別会計と二つの企業会計について、補正をお願いしております。特別会計では、いずれも新型コロナウイルス感染症の影響による事務事業の見直し等による減額のほか、過年度事業の精算に伴う国県補助金返還金などの追加をお願いするものでございます。企業会計についても新型コロナウイルス感染症対応に関連した経費でございますが、水道事業会計では水道料金の減免に係る経費を、病院事業会計では遺伝子検査機器等の整備に係る経費をお願いしております。これらのほか、デジタル防災無線整備に伴う戸別受信機調達に係る財産の取得についてや、先ほど決算状況の報告を申し上げました令和元年度の水道事業下水道事業、病院事業の3企業会計に係る決算認定についてを併せて提案しております。 なお、諸案件の詳細につきましては、それぞれ担当部局長から説明させますので、よろしく御審議の上、議決、認定を賜りますようお願い申し上げます。 次に、令和元年度の決算見込みでございますが、先般お示ししたように、一般会計では実質収支で約3億1,300万円の剰余金が見込まれる状況でございます。 経常収支比率につきましては、歳入側で市税などの一般財源の減少や、歳出側では公債費の増などにより、前年度から1.7ポイント悪化し、97.2%となっております。 また、健全化判断比率の各指標は、近年数値が改善してきておりますが、実質公債費比率は前年同様6.4%、将来負担比率は34.5%と若干の改善となりました。今後は標準財政規模の減少や市債残高の増加などに伴い、当面微増となる見通しでございますが、早期健全化基準に照らしても健全な水準を維持すると見込んでおります。 続いて、同時にお示ししました今後5年間の財政運営見通しでは、約44億円の財源不足を見込んでおり、昨年度から約19億円悪化しております。特に、このたびの財政運営見通しでは、新型コロナウイルス感染症が社会、経済に与える影響を十分に把握し切れないことから、見通しを立てること自体、非常に困難な状況でありましたが、令和5年度までに一定程度経済状況が回復することを前提としております。今後の推移によっては大きく変動する可能性はありますが、市税をはじめとする一般財源の減収や新型コロナウイルス感染症への対応などから、財源不足額が拡大しております。今後とも、持続可能で安定した財政運営に向けた一層の努力を続けてまいります。 議員各位はもとより、市民の皆様方の御支援、御協力をお願い申し上げまして、総体的な説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(福原謙二) 小玉企画財政部長。 ◎企画財政部長(小玉高嘉) それでは、議案第119号から議案第122号までの一般会計及び3特別会計の補正予算案の概要につきまして御説明を申し上げます。 議案集1をお願いいたします。 1ページの議案第119号令和2年度尾道一般会計補正予算(第6号)でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4億67万5,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ775億8,880万5,000円とするものでございます。 第2条は、債務負担行為の補正でございますが、5ページの第2表債務負担行為補正のとおり、尾道市総合福祉センター管理運営業務ほか3件の追加と1件の変更をお願いしております。 第3条は、地方債の補正でございますが、6ページの第3表地方債補正のとおり、10件の変更をお願いしております。 このたびの補正では、新型コロナウイルス感染症の影響による事務事業の休止・見直し等に伴う減額約4億800万円を含んでおりますが、説明につきましては省略をさせていただき、これら以外の主な内容について御説明いたします。 歳出の15ページをお願いいたします。 総務費、総務管理費、一般管理費では、復旧・復興基金積立金の追加をお願いしております。 企画費では、今治・土生航路運航事業に対する補助金の追加をお願いしております。 17ページ、民生費、社会福祉費、社会福祉総務費のプレミアム付商品券事業費国庫補助金返還金、障害者福祉費の重度心身障害者医療助成費県費補助金返還金は、いずれも過年度事業の精算に伴うものでございます。 老人福祉費では、地元へ指定管理施設として運営をお願いしている集会施設の新型コロナウイルス感染症対策経費として、いきいきサロン等運営支援事業補助金の追加をお願いしております。 18ページ、後期高齢者医療費では、過年度精算に基づく後期高齢者医療事業の療養給付費負担金の追加をお願いしております。 続いて、19ページにかけての児童福祉費、児童福祉総務費では、新型コロナウイルス感染症対策として、子育てサロン、子ども食堂等における非接触型体温計、消毒液等の消耗品費や、長江放課後児童クラブの教室移転に伴う建物改修委託料、過年度精算に基づく乳幼児医療助成費県費補助金返還金の追加をお願いしております。 20ページ、衛生費、保健衛生費、環境衛生費では、地球温暖化対策として尾道COOL CHOICEプロジェクトの推進に必要な委託料等の経費の追加をお願いしております。 21ページ、衛生費、清掃費、塵芥処理場費では、古紙類等の処分に係る適正処理困難物処分委託料の追加をお願いしております。 22ページ、農林水産業費、農林業費、農業振興費では、因島の奥山ダムの長寿命化に係る県営農業農村整備事業県工事や、木ノ庄町の山方地区圃場整備事業の精算に係る負担金の追加をお願いしております。 23ページ、林業振興費では、瀬戸田の潮音山に係る地域資源保全活用事業補助金の追加をお願いしております。 水産業費、漁港建設費では、国の補助内示に基づき、串浜漁港の海岸保全施設、漁港施設の整備に係る工事請負費の追加をお願いしております。 商工費、商工業振興費では、広島県感染拡大防止協力支援金事業の決算額確定に伴う負担金の減額をお願いしております。 25ページ、観光費では、県補助を受け、道の駅クロスロードみつぎが行うインターネット販売について、道の駅デリバリー支援プロジェクト補助金の追加をお願いしております。 26ページにかけての土木費、道路橋りょう費、道路維持費では、県の補助内示や事業進捗に基づき、道路維持修繕業務委託料や小規模維持修繕業務委託料などの追加をお願いしております。 続く道路新設改良費では、国庫補助内示に基づく市道改良事業に係る各費目の追加や県工事負担金の追加をお願いしております。 橋りょう新設改良費においても、国庫補助内示に基づく橋梁維持工事の追加をお願いしております。 港湾費、港湾管理費では、愛媛県上島町と共同で申請し、10月の登録を目指すみなとオアシスに係る運営委託料や、長崎桟橋修繕に伴う潜水調査委託料の追加をお願いしております。 27ページ、港湾建設改良費では、航路事業者再編に伴う港湾用地の取得や、本市が出資している第三セクター歌戸運航株式会社の経営基盤強化のため、出資金の追加をお願いしております。 排水路費では、小規模維持修繕業務委託料の追加や、瀬戸田の福田(金本)地区排水ポンプ整備の内容変更に伴う工事請負費の追加をお願いしております。 28ページ、河川費、急傾斜対策事業費では、県の補助内示に基づく工事請負費の追加をお願いしております。 消防費、常備消防費では、新型コロナウイルス感染症患者の搬送等に伴う特殊勤務手当の追加をお願いしております。 32ページ、教育費、社会教育費、美術館費では、圓鍔勝三彫刻美術館の展示室等に係る空調修繕料の追加をお願いしております。 文化振興費では、北前船に係る観光拡大フォーラム等の実施に向け、尾道市歴史文化まちづくり推進協議会への負担金の追加をお願いしております。 34ページから35ページにかけての災害復旧費では、本年7月及び平成30年度災害について、農林水産施設、公共土木施設に係る各災害復旧経費の追加などをお願いしております。 これらに係る財源といたしましては、9ページから13ページにございますとおり、地方交付税の減額のほか、地方特例交付金、分担金及び負担金の追加、国県支出金、諸収入、市債の増減などをお願いし、財政調整基金繰入金で調整を行っております。 続きまして、43ページをお願いいたします。 議案第120号令和2年度尾道国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ459万3,000円を減額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ155億7,013万6,000円とするものでございます。 歳出の49ページ、総務費、総務管理費、一般管理費から50ページ、保健事業費、総合保健事業費、総合保健施設保健事業費において、それぞれ、新型コロナウイルス感染症の影響により、事務事業の休止・見直し等に伴う減額をお願いしております。 これらの財源といたしましては、48ページにございますとおり、県支出金、繰入金の減額で調整しております。 続きまして、51ページの議案第121号令和2年度尾道介護保険事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、第1条は、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ7,580万4,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ168億144万5,000円とするものでございます。 第2条は、債務負担行為の補正でございますが、54ページの第2表債務負担行為補正のとおり、介護認定給付事務1件の追加をお願いしております。 歳出は、59ページにございますように、新型コロナウイルス感染症の影響による事務事業の休止・見直し等に伴う減額のほか、基金積立金では、財源調整による介護給付費準備基金積立金の追加をお願いしております。 諸支出金では、過年度事業の精算による国、県等への返還金の追加をお願いしております。 これらの財源といたしましては、57ページから58ページにございますとおり、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、繰入金の減額及び繰越金の追加で調整しております。 続きまして、61ページの議案第122号令和2年度尾道後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,836万5,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ24億3,613万7,000円とするものでございます。 67ページ、歳出の総務費では、新型コロナウイルス感染症の影響による事務事業の休止・見直しに伴う旅費の減額及び後期高齢者医療広域連合納付金では、過年度事業の精算による保険料等納付金の追加をお願いしております。 財源といたしましては、66ページにございますとおり、繰入金の減額及び繰越金の追加で調整しております。 以上、議案第119号から議案第122号までの補正予算案の概要を説明させていただきました。御審議の上、議決いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(福原謙二) 亀田上下水道局長経営企画担当主幹。 ◎上下水道局長兼主幹[経営企画担当](亀田裕二) 次に、議案第123号令和2年度尾道水道事業会計補正予算(第1号)につきまして、その概要を御説明申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の拡大による経済的影響を踏まえ、市民生活及び経済活動を支援することを目的とし、水道料金のうち基本料金2か月分を免除するための補正予算でございます。 恐れ入りますが、1ページを御覧ください。 第2条の収益的収入及び支出について、水道事業費用を1億4,382万5,000円増額し、総額を41億2,128万7,000円に改めるものでございます。 第1項の営業費用では、基本料金を免除するため、コロナウイルス感染症に伴う料金システムの改修費用としまして82万5,000円の増額をお願いしているところでございます。 次に、第3項の特別損失では、1億4,300万円の増額をお願いしているところでございます。これは、新型コロナウイルス感染症という特別な要因により基本料金を免除するため、特別損失として計上するものでございます。令和2年度当初予算ベースでの純利益は1億2,299万1,000円を見込んでおりましたが、この補正により2,083万4,000円の純損失となる見込みでございます。 これらの補正に伴う予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表などを3ページから8ページにかけてお示ししております。 以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきます。御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(福原謙二) 永田病院管理部長市民病院事務部長。 ◎病院管理部長市民病院事務部長(永田一郎) 続きまして、議案第124号令和2年度尾道病院事業会計補正予算(第2号)につきまして、その概要を御説明申し上げます。 議案第124号の1ページをお願いいたします。 初めに、第2条におきまして、予算第2条に定めました業務の予定量の補正をお願いしております。主要な建設改良事業のうち、機械等備品購入事業を1,700万円増額し、6億3,282万4,000円に改めるものでございます。これは、市民病院における新型コロナウイルス感染症対策に係る患者搬送用人工呼吸器及び遺伝子検査装置の購入に要する経費をお願いするものでございます。 第3条では、予算第4条に定めました資本的収支の補正をお願いしております。資本的収入及び支出をそれぞれ1,700万円増額し、資本的収入の総額を6億8,988万6,000円に、2ページに移りまして、資本的支出の総額を14億3,572万円に改めるものでございます。これは、3ページの下段の表にありますとおり、市民病院に係る建設改良費、有形固定資産の補正であり、内容は、第2条に関わる説明で申し上げましたとおり、新型コロナウイルス感染症対策に係る医療用器材の購入経費でございます。 財源として、同じく3ページの中段にありますとおり、補助金1,700万円を計上いたしております。広島県の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金の活用を見込むものでございます。 以上の内容によりまして、4ページから5ページのキャッシュフロー計算書、6ページから10ページの予定貸借対照表及び11ページの注記をそれぞれ改めさせていただいております。 以上、概要を御説明いたしましたが、御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(福原謙二) 山根総務部長庁舎整備担当参事。 ◎総務部長兼参事[庁舎整備担当](山根広史) 続きまして、議案第125号から議案第139号までの15議案につきまして、提案説明を申し上げます。 初めに、議案集2の77ページ、議案第125号は、議決中更正についてでございます。これは、昭和62年第2回定例会で議決された市道路線の認定について、地番の設定に一部誤りがありましたので、更正するものでございます。 次に、79ページ、議案第126号は、市道路線の認定についてでございます。これは、栗原町地内の宅地造成に伴い、寄附を受けた道路を市道認定するものでございます。 次に、80ページ、議案第127号は、市道路線の変更についてでございます。これは、栗原町地内の宅地造成に伴い、栗原173号線の終点に異動が生じるため、路線を変更するものでございます。 議案説明書の3ページから5ページまでに、これら3議案の付近見取図をお示しいたしておりますので、御覧いただきたいと思います。 次に、81ページ、議案第128号及び83ページ、議案第129号は、いずれも公の施設の利用に関する福山市との協議についてでございます。 議案第128号は、尾道市の公の施設である公共下水道下水道管渠及び浄化センターを福山市の住民の利用に供させることについて、議案第129号は、福山市の公の施設である公共下水道下水道管渠を尾道市の住民の利用に供することについて、それぞれ福山市と協議するものでございます。 議案説明書の6ページ及び7ページに、これら2議案の位置図をお示しいたしておりますので、御覧いただきたいと思います。 次に、85ページ、議案第130号は、尾道市と福山市との間における公共下水道の汚水の排除に関する事務の事務委託についてでございます。これは、尾道市の一部区域から排出される公共下水道の汚水の排除に関する事務について、当該事務の管理及び執行を福山市に委託するための規約を定めるものでございます。 次に、87ページ、議案第131号は、財産の取得についてでございます。これは、尾道市280メガヘルツデジタル防災無線システムを整備するため、デジタル防災無線戸別受信機2万3,800台を4億7,883万円で取得しようとするものでございます。 次に、88ページ、議案第132号は、尾道市税外諸収入延滞金徴収条例の一部を改正する条例案でございます。本案は、地方税法の一部改正により市税に係る延滞金の割合の特例規定が改められたことに準じ、市税外諸収入に係る延滞金の割合の特例規定についても、所要の改正を行うための条例改正でございます。 次に、90ページ、議案第133号は、尾道市営駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案でございます。本案は、久保駐車場を廃止するための条例改正でございます。 次に、92ページ、議案第134号は、尾道市特殊勤務手当条例の一部を改正する条例案でございます。本案は、新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処するため、その作業に従事した職員に対し、防疫等作業手当を支給するための条例改正でございます。 次に、94ページ、議案第135号尾道市国民健康保険条例の一部を改正する条例案及び96ページ、議案第136号尾道市介護保険条例の一部を改正する条例案でございます。これら2案は、いずれも地方税法の一部改正により、議案第135号にあっては、国民健康保険料の基礎賦課額の所得割額の算定について、議案第136号にあっては、介護保険料の保険料率の算定について、それぞれ低未利用土地等を譲渡した場合の特例を追加するため及び市税に係る延滞金の割合の特例規定が改められたことに準じ、各種保険料に係る延滞金の割合の特例規定についても所要の改正を行うための条例改正でございます。 次に、98ページ、議案第137号は、尾道市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例案でございます。本案は、地方税法の一部改正により市税に係る延滞金の割合が改められたことに準じ、後期高齢者医療保険料に係る延滞金の割合の特例規定についても、所要の改正を行うための条例改正でございます。 次に、100ページ、議案第138号は、非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案でございます。本案は、社会福祉法人指導監査員の報酬の額を改めるための条例改正でございます。 次に、101ページ、議案第139号は、尾道市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案でございます。本案は、子ども・子育て支援法施行令の一部改正により幼児教育・保育が無償化されたことに伴いまして、保護者から受領する食事の提供に要する費用の取扱いを変更するため、特定地域型保育に係る連携施設の確保義務を緩和するため、並びに用語を整理するための条例改正でございます。 なお、議案説明書の8ページから41ページまでに、これら条例改正に関しまして新旧対照表をお示しいたしておりますので、御覧いただきたいと思います。 以上、15件の議案につきまして提案説明とさせていただきます。御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(福原謙二) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終わり、21案はそれぞれ所管常任委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。                午後2時35分 散会  ────────────────── * ──────────────────   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     尾 道 市 議 会 議 長     尾 道 市 議 会 議 員     尾 道 市 議 会 議 員...