尾道市議会 > 2019-12-02 >
12月02日-01号

  • 自殺(/)
ツイート シェア
  1. 尾道市議会 2019-12-02
    12月02日-01号


    取得元: 尾道市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    令和 元年第5回12月定例会              令和元年12月2日(月曜日)  ────────────────── * ──────────────────                 議事日程第14号           (令和元年12月2日 午後1時30分開議)第1 会期決定について第2 議案第 34号 決算認定について(平成30年度尾道水道事業会計)   議案第 35号 決算認定について(平成30年度尾道病院事業会計)   議案第 66号 決算認定について(平成30年度尾道一般会計)   議案第 67号 決算認定について(平成30年度尾道港湾事業特別会計)   議案第 68号 決算認定について(平成30年度尾道国民健康保険事業特別会計)   議案第 69号 決算認定について(平成30年度尾道市千光寺山索道事業特別会計)   議案第 70号 決算認定について(平成30年度尾道駐車場事業特別会計)   議案第 71号 決算認定について(平成30年度尾道夜間救急診療所事業特別会計)   議案第 72号 決算認定について(平成30年度尾道公共下水道事業特別会計)   議案第 73号 決算認定について(平成30年度尾道介護保険事業特別会計)   議案第 74号 決算認定について(平成30年度尾道漁業集落排水事業特別会計)   議案第 75号 決算認定について(平成30年度尾道特定環境保全公共下水道事業特別会計)   議案第 76号 決算認定について(平成30年度尾道農業集落排水事業特別会計)   議案第 77号 決算認定について(平成30年度尾道渡船事業特別会計)   議案第 78号 決算認定について(平成30年度尾道後期高齢者医療事業特別会計)          (以上15案一括上程決算特別委員長報告)第3 報告第 40号 専決処分の報告について   報告第 41号 専決処分の報告について          (以上2件一括上程、報告)第4 議案第 79号 令和元年度尾道一般会計補正予算(第3号)   議案第 80号 令和元年度尾道港湾事業特別会計補正予算(第2号)   議案第 81号 令和元年度尾道国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)   議案第 82号 令和元年度尾道介護保険事業特別会計補正予算(第3号)   議案第 83号 令和元年度尾道農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)   議案第 84号 令和元年度尾道渡船事業特別会計補正予算(第2号)   議案第 85号 市道路線の変更について   議案第 86号 市道路線の変更について   議案第 87号 市道路線の変更について   議案第 88号 市道路線の変更について   議案第 89号 市道路線の変更について   議案第 90号 市道路線の廃止について   議案第 91号 工事請負契約の締結について   議案第 92号 工事請負契約の変更について   議案第 93号 委託契約の変更について   議案第 94号 新市建設計画の変更について   議案第 95号 公の施設の指定管理者の指定について   議案第 96号 公の施設の指定管理者の指定について   議案第 97号 公の施設の指定管理者の指定について   議案第 98号 公の施設の指定管理者の指定について   議案第 99号 公の施設の指定管理者の指定について   議案第100号 尾道市百島町定期輸送車の運行及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第101号 尾道市会計年度任用職員の給与等に関する条例案   議案第102号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案   議案第103号 尾道市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例案   議案第104号 尾道市ゲートボール場設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第105号 尾道市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案   議案第106号 令和元年度尾道一般会計補正予算(第4号)   議案第107号 令和元年度尾道港湾事業特別会計補正予算(第3号)   議案第108号 令和元年度尾道国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)   議案第109号 令和元年度尾道夜間救急診療所事業特別会計補正予算(第2号)   議案第110号 令和元年度尾道介護保険事業特別会計補正予算(第4号)   議案第111号 令和元年度尾道渡船事業特別会計補正予算(第3号)   議案第112号 令和元年度尾道後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)   議案第113号 尾道市職員給与条例及び尾道市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例案   議案第114号 尾道市特別職職員給与に関する条例の一部を改正する条例案   議案第115号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案          (以上37案一括上程、提案理由の説明)                                    以 上  ────────────────── * ──────────────────本日の会議に付した事件日程第1 会期決定について日程第2 議案第 34号 決算認定について(平成30年度尾道水道事業会計)     議案第 35号 決算認定について(平成30年度尾道病院事業会計)     議案第 66号 決算認定について(平成30年度尾道一般会計)     議案第 67号 決算認定について(平成30年度尾道港湾事業特別会計)     議案第 68号 決算認定について(平成30年度尾道国民健康保険事業特別会計)     議案第 69号 決算認定について(平成30年度尾道市千光寺山索道事業特別会計)     議案第 70号 決算認定について(平成30年度尾道駐車場事業特別会計)     議案第 71号 決算認定について(平成30年度尾道夜間救急診療所事業特別会計)     議案第 72号 決算認定について(平成30年度尾道公共下水道事業特別会計)     議案第 73号 決算認定について(平成30年度尾道介護保険事業特別会計)     議案第 74号 決算認定について(平成30年度尾道漁業集落排水事業特別会計)     議案第 75号 決算認定について(平成30年度尾道特定環境保全公共下水道事業特別会計)     議案第 76号 決算認定について(平成30年度尾道農業集落排水事業特別会計)     議案第 77号 決算認定について(平成30年度尾道渡船事業特別会計)     議案第 78号 決算認定について(平成30年度尾道後期高齢者医療事業特別会計)日程第3 報告第 40号 専決処分の報告について     報告第 41号 専決処分の報告について日程第4 議案第 79号 令和元年度尾道一般会計補正予算(第3号)     議案第 80号 令和元年度尾道港湾事業特別会計補正予算(第2号)     議案第 81号 令和元年度尾道国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)     議案第 82号 令和元年度尾道介護保険事業特別会計補正予算(第3号)     議案第 83号 令和元年度尾道農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)     議案第 84号 令和元年度尾道渡船事業特別会計補正予算(第2号)     議案第 85号 市道路線の変更について     議案第 86号 市道路線の変更について     議案第 87号 市道路線の変更について     議案第 88号 市道路線の変更について     議案第 89号 市道路線の変更について     議案第 90号 市道路線の廃止について     議案第 91号 工事請負契約の締結について     議案第 92号 工事請負契約の変更について     議案第 93号 委託契約の変更について     議案第 94号 新市建設計画の変更について     議案第 95号 公の施設の指定管理者の指定について     議案第 96号 公の施設の指定管理者の指定について     議案第 97号 公の施設の指定管理者の指定について     議案第 98号 公の施設の指定管理者の指定について     議案第 99号 公の施設の指定管理者の指定について     議案第100号 尾道市百島町定期輸送車の運行及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第101号 尾道市会計年度任用職員の給与等に関する条例案     議案第102号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案     議案第103号 尾道市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例案     議案第104号 尾道市ゲートボール場設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第105号 尾道市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案     議案第106号 令和元年度尾道一般会計補正予算(第4号)     議案第107号 令和元年度尾道港湾事業特別会計補正予算(第3号)     議案第108号 令和元年度尾道国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)     議案第109号 令和元年度尾道夜間救急診療所事業特別会計補正予算(第2号)     議案第110号 令和元年度尾道介護保険事業特別会計補正予算(第4号)     議案第111号 令和元年度尾道渡船事業特別会計補正予算(第3号)     議案第112号 令和元年度尾道後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)     議案第113号 尾道市職員給与条例及び尾道市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例案     議案第114号 尾道市特別職職員給与に関する条例の一部を改正する条例案     議案第115号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案  ────────────────── * ──────────────────出席議員(26名)    1番 村 上 隆 一            2番 岡 田 広 美    3番 柿 本 和 彦            4番 二 宮   仁    5番 大 本 和 英            6番 岡 野 斉 也    7番 宇根本   茂            8番 三 浦   徹    9番 星 野 光 男           10番 山 根 信 行   11番 巻 幡 伸 一           12番 吉 和   宏   13番 岡 村   隆           14番 福 原 謙 二   15番 加 納 康 平           16番 飯 田 照 男   17番 前 田 孝 人           18番 宮 地 寛 行   19番 岡 野 長 寿           20番 吉 田 尚 徳   21番 高 本 訓 司           22番 山 戸 重 治   23番 檀 上 正 光           25番 新 田 賢 慈   26番 杉 原 孝一郎           28番 藤 本 友 行欠席議員(1名)   27番 佐 藤 志 行  ────────────────── * ──────────────────説明のため出席した者   市長      平 谷 祐 宏       副市長     冨 永 嘉 文   副市長     澤 田 昌 文       教育長     佐 藤 昌 弘   企画財政部長  戸 成 宏 三       総務部長    宮 本   寛   参事(庁舎整備担当)兼総務部総務課長事務取扱市民生活部長  高 原 茂 嘉           中 津 康 徳   福祉保健部長福祉事務所長         参事(少子化対策担当)           檀 上 由 造               村 上 宏 昭   産業部長    岡 田 正 弘       建設部長    山 根 広 史   都市部長    田 坂   昇       因島総合支所長 吉 村 雅 司   御調支所長   林 原 雅 彦       向島支所長   三 阪 詠 美   瀬戸田支所長  佐 藤 伸 治       教育総務部長  松 尾   寛   学校教育部長  杉 原 妙 子       上下水道局長  亀 田 裕 二   病院管理部長  松 谷 勝 也       市民病院事務部長永 田 一 郎   公立みつぎ総合病院事務部長         消防局長    井 上 建 次           近 藤 茂 之   財政課長    中 山 泰 則  ────────────────── * ──────────────────事務局出席者   事務局長    佐 藤 顕 治       事務局次長   原 田 政 晴   事務局次長補佐議事調査係長        主査      小 林 巨 樹           新 谷 真 子   議事調査係主任 森 本 祥 子  ────────────────── * ──────────────────                午後1時30分 開会 ○議長(福原謙二) ただいま出席議員26名であります。 定足数に達しておりますから、これより令和元年第5回尾道市議会定例会を開会いたします。  ────────────────── * ────────────────── △諸般の報告 ○議長(福原謙二) この際、諸般の報告をいたします。 27番佐藤議員よりは、差し支え不参の旨届け出がありました。 今期定例会までに受理した陳情、要望は、お手元に印刷、配付の陳情書・要望書一覧表のとおりであります。 この場合、提出者及びその趣旨を事務局長に朗読させます。 ◎事務局長(佐藤顕治) 朗読いたします。 浦崎町区長会会長檀上安弘氏外8人より、平成30年7月豪雨災害早期復旧等、浦崎町民が安全に安心して暮らしていくための生活基盤整備を着実に実施するよう求める要望書が、尾道商工会議所会頭福井弘氏外2人より、小規模事業者経営改善資金融資制度利子補給金交付制度の延長を求める要望書が、広島県労働者福祉協議会会長伊丹幸男氏外2人より、中国労働金庫に対する令和2年度預託金の継続を求める陳情書が、国民大運動広島県実行委員会代表神部泰氏より、子どもの医療費助成制度の拡充を求める意見書の採択を求める陳情書、国民健康保険料に関する意見書の採択を求める陳情書、地域医療構想の実施にあたって、住民の声を反映させることを求める意見書の採択を求める陳情書、教職員の長時間過密労働解消のため、1年単位の変形労働時間制の導入ではなく、定数の抜本的改善を求める意見書の採択を求める陳情書、日米地位協定の抜本的改定を求める意見書の採択を求める陳情書及び安全・安心の医療・介護の実現のため夜勤改善と大幅増員を求める意見書の採択を求める陳情書が、広島県厚生農業協同組合連合会尾道総合病院病院長田妻進氏より、政策医療に対する補助金増額を求める陳情書が、公益社団法人尾道法人会会長高橋宏明氏より、令和2年度税制改正にかかわり、経済の再生と財政健全化を目指した歳出・歳入の一体的改革、持続可能な社会保障制度の確立、中小企業への活力向上のための税制措置の拡充及び事業承継税制の創設を求める陳情書が、因島地区区長連合会会長田頭俊彦氏より、防犯灯・街灯のLED化に伴う負担軽減を求める要望書が、ペットマナープロジェクトおのみち代表者向井純子氏より、野良猫の増加抑制のための助成及び飼い猫の完全室内飼いや不妊去勢手術の推進などを含むペットに関する条例の制定を求める陳情書がそれぞれ提出されております。 以上でございます。 ○議長(福原謙二) 今期定例会の説明員として、市長、副市長及び教育長のほか関係部課長に対して地方自治法第121条の規定により出席を求めましたので、報告いたします。  ────────────────── * ──────────────────                午後1時34分 開議 ○議長(福原謙二) これより本日の会議を開きます。  ────────────────── * ────────────────── △議事日程 ○議長(福原謙二) 本日の議事日程は、お手元に印刷、配付のとおりであります。  ────────────────── * ────────────────── △会議録署名議員の指名 ○議長(福原謙二) 本日の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において4番二宮議員及び5番大本議員を指名いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第1 会期決定について ○議長(福原謙二) これより日程に入ります。 日程第1、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から17日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原謙二) 御異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第2 議案第34号・議案第35号・議案第66号~議案第78号 ○議長(福原謙二) 次に、日程第2、議案第34号決算認定について(平成30年度尾道水道事業会計)及び議案第35号決算認定について(平成30年度尾道病院事業会計)、議案第66号決算認定について(平成30年度尾道一般会計)から議案第78号決算認定について(平成30年度尾道後期高齢者医療事業特別会計)まで、以上の15案を一括議題といたします。 決算特別委員長の報告を求めます。 25番、新田決算特別委員長。 ◆決算特別委員長(新田賢慈) [25番](登壇)ただいま一括議題に供されました平成30年度各会計の決算認定について、委員会における審査の経過並びにその結果を御報告申し上げます。 企業会計決算認定2議案は9月2日の本会議に上程され、また10月1日に臨時会が招集され、一般会計及び特別会計等決算認定13議案が上程されました。これにより、15議案全てが本委員会の議会閉会中の継続審査に付されました。 委員会では、まず代表監査委員に対する質疑を行い、委員より、前年度に比べて法人市民税は増収し、個人市民税は減収となった背景に何があると考えるか、また住民福祉の増進のために積極的な財政投資を行うべきではないかただしたのに対し、代表監査委員より、少子・高齢化や人口減少社会の進行による納税義務者の減少が主な要因であり、貧困対策は国や県などの制度を活用していると聞いていると答弁がありました。 次に、委員より、内部統制の制度化の目的と今後の監査業務の考え方についてただしたのに対し、代表監査委員より、リスク回避の仕組みを構築、運用、評価することが目的であり、新監査基準はこれから策定に努めていきたいと答弁がありました。 次に、委員より、標準財政規模に対する財政調整基金の割合が県内他市に比べて低いことをどう考えるかただしたのに対し、代表監査委員より、2市3町合併時点と比較すると一定の改善は図られていると受けとめているが、標準財政規模の2割程度ということも踏まえ、引き続き改善に努めていただきたいと思っていると答弁がありました。 その他、保育所等の民営化へのバランス感覚市民病院会計報告財政調整基金の適切な規模についてそれぞれ質疑、意見、要望があり、代表監査委員よりそれぞれ答弁がありました。 次に、尾道市一般会計決算の審査に入り、まず決算全般について、委員より、財政の健全化と活力のあるまちづくりを行うための財源捻出の具体的な方法をただしたのに対し、理事者より、より有利な国の財源を活用していくと答弁がありました。 次に、委員より、出生数が市の独自推計よりも下回った要因についてただしたのに対し、理事者より、若い世代の女性の市外への転出に連動して出生数が減っていると答弁がありました。 これに対し、同委員より、全ての事業を見直すための分析が必要ではないかとただしたのに対し、理事者より、総合戦略、総合計画で掲げる目標に向けた各事業の進捗と成果の検証は担当部署が進めているが、今後時間をかけて検討していきたいと答弁がありました。 次に、一般会計歳入の審査においては、まず市税関係で、委員より、災害発生時の市税減免制度の周知はどのように行われたかただしたのに対し、理事者より、ホームページや広報紙にお知らせを掲載したり、市民税では、罹災証明の申請や送付等の際に案内文を配布するほか、固定資産税では被災者に減免申請書を送付したと答弁がありました。 次に、委員より、市民の所得が上がり個人市民税も増収させるためには、どのような施策に重点を置くべきかただしたのに対し、理事者より、市民が安定した所得が得られるよう、働く場とする地場産業の振興や企業誘致などの施策を展開していると答弁がありました。 そのほか、主要な施策の成果における達成状況の明示、平成30年7月豪雨災害における市税の減免件数と合計金額、市民税の調定額減少と災害による減免措置の影響、市税の納付方法の多様化についてそれぞれ質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、一般会計歳出の審査においては、まず総務費関係で、委員より、専門的な業務に携わる職員が休職した場合の対応についてただしたのに対し、理事者より、専門的な知識を持った人材の確保は困難な状況にあり、臨時職員による事務補助や他の係員への業務の再分配など、組織全体で対応していると答弁がありました。 次に、委員より、「広報おのみち」について、希望者には紙媒体からネット媒体による配信へ移行して、コストダウンと省資源化を図ってはどうかとただしたのに対し、理事者より、今後研究していきたいと答弁がありました。 次に、委員より、交通事故防止のための公用車のライト点灯の認識と徹底についてただしたのに対し、理事者より、警察や関係団体とともに取り組みを始め、歩行者や対向車に早目に認識されるように、公用車の運転席にライト全点灯のシールを張って今後一層取り組みたいと答弁がありました。 次に、委員より、おのみちバスに関し、交通局の民営化以降、路線廃止や減便があって、市民にとって不便がふえただけと思わないかただしたのに対し、理事者より、地域の公共交通の維持存続に努力いただいているが、収支のバランスがあり、さらに運転手の確保が困難なことから、やむを得ず減便されていると答弁がありました。 その他、正規と非正規職員のバランスのとれた雇用形態の検討、先進地視察による職員のスキルアップ、希望者を対象としたメンタルトレーニングの実施、フェイスブックを広報に活用していない理由、LINEを利用したイベントや観光情報の発信時期、おのみちバスの運営体制と経営状況についてそれぞれ質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、民生費関係で、委員より、病児・病後児保育事業所が1カ所、休所になったことの市民への影響をただしたのに対し、理事者より、休所中の事業所の再開に向けてできる限り支援をしたいと答弁がありました。 次に、委員より、放課後児童クラブへの安全・安心見守りカメラを設置する意味をただしたのに対し、理事者より、不審者の侵入防止、抑止とクラブ内で起こった事故の再発防止のための検証を目的としていると答弁がありました。 次に、民生費関係で、委員より、民生委員の欠員の要因をただしたのに対し、理事者より、業務の負担増や次の委員の見つけにくさを懸念して敬遠される状況があると答弁がありました。 これに対して、同委員より、解決のためには業務の絞り込みが必要ではないかただしたのに対し、理事者より、地域の要望を聞き取りながら、業務を精査していきたいと答弁がありました。 次に、委員より、尾道市結婚応援フォーラムのマッチング結果の分析についてただしたのに対し、理事者より、平成30年度においては、広島県こいのわプロジェクトとの共同開催により、例年の倍の規模で行ったこと、市内散策で交流を深める時間を多く設けたことにより、マッチング数がふえたと答弁がありました。 次に、委員より、避難所運営物品の整備状況をただしたのに対し、理事者より、避難所へ職員が出向く際に、避難所を運営するために最低限必要な懐中電灯や軍手、文具類、また避難所の担当職員とすぐわかるようなビブス等を、携行用のケースにそろえたと答弁がありました。 次に、委員より、認定こども園運営事業にかかわり、今後の民営化の方針をただしたのに対し、理事者より、地域の事情や保護者のニーズに応じて検討していくと答弁がありました。 その他、民生委員の年間活動日数が全国平均より多いことについての市の認識、子供を産み育てやすい環境にするため、高齢者にかける予算と子育て支援にかける予算の格差をなくすこと、尾道市結婚応援フォーラムの費用対効果の検証のために、マッチング後から出生まで把握できる仕組みづくりの必要性、西日本豪雨被災者の家賃の減免期間、災害見舞金の詳細、災害援護資金の概要及び利用しやすい制度にするための工夫、被災者支援のために民間のクラウドファンディングのような目的が明確な基金を創設する考え、保育料の無償化に伴い、浮いた財源で副食費を無償化する考えの有無についてそれぞれ質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、農林水産業費関係で、委員より、尾道ブランドの認証後の販売量や農業従事者数への影響をただしたのに対し、理事者より、販売量はおおむねどの品目も横ばい傾向で、農業従事者数はイチジクと桃についてはやや減少傾向、トマトとスナップエンドウについては横ばい傾向であると答弁がありました。 次に、委員より、海洋汚染に対する市の取り組みをただしたのに対し、理事者より、底びき網漁船の操業中に回収したプラスチック等のごみを陸上処分する海底ごみの海環境保全事業や、公衆衛生推進協議会による啓発事業などがあると答弁がありました。 その他、尾道ブランド認証の基準、認定農業者の目標人数、予算的にも農業振興、人材育成、産地育成に力を入れること、下水道と漁獲高の関係についてそれぞれ質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、商工費関係で、委員より、観光客の滞在時間をふやす具体的な取り組みをただしたのに対し、理事者より、JR尾道支社と観光に関する連携協定を締結し、11月に連携して夜間景観を整備した3カ所の寺で夜のイベントを行う。これにより市内の宿泊者が増加し、観光消費額の増加につながるものと期待していると答弁がありました。 次に、委員より、創業支援事業における事業効果をただしたのに対し、理事者より、平成29年度が5件、平成30年度が7件あり、ともに廃業されていないと答弁がありました。 次に、委員より、サイクリストに宿泊していただくための施策をただしたのに対し、理事者より、ゲストハウスやホテルを紹介するしまなみ自転車の宿というホームページを運営していると答弁がありました。 その他、夜間景観整備事業の完成がおくれた原因、夜間照明事業の積極的なPR、市全体の活性化のためにも、開業された店舗等の情報発信を積極的に行うこと、広島の平和記念公園や宮島を訪れた観光客を尾道に呼び込む施策、外国人観光客の誘致のために外国語での発信を充実させることについてそれぞれ質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、土木費関係で、委員より、歴史的風致維持向上事業にかかわり、計画に無電柱化がない理由をただしたのに対し、理事者より、無電柱化には事業費が多くかかることや、実現可能かどうかの検討も必要だったためと答弁がありました。 消防費関係では、有事の際の通信体制と現場での対応、瀬戸田町の建物火災における消防体制の不備を教訓として今後に生かすことについてそれぞれ質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、教育費関係で、委員より、トイレ1基当たりの使用児童数に差があることへの認識をただしたのに対し、理事者より、施設整備の時期や地域の状況等によって差が生じていることは認識している。引き続き、学校の要望等を聞きながら対応を考えていきたいと答弁がありました。 次に、委員より、特別支援教育支援員が当初の予定どおり65名配置できなかった理由についてただしたのに対し、理事者より、求人募集を行ったり、関係者を当たったりしたが、フルタイムで働ける方が見つからず、結果的に一人不足したと答弁がありました。 次に、委員より、特に収益の少ない施設を公共施設の見直しの中でどのように整理していくのかただしたのに対し、理事者より、必要な施設については、ふえる施設もあるかと思うが、減らせるものは減らし、施設の性格を変えていく等、工夫しながら進めていきたいと答弁がありました。 その他、トイレ洋式化の達成率、男子トイレ、女子トイレが同一場所である学校があることへの市の認識、公共施設の廃止や転用の際には議会への説明を十分に行うこと、不登校の児童・生徒のうち、適応指導教室へ通えない子供への対応、教務事務支援員設置の効果についてそれぞれ質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 続きまして、各特別会計決算及び各企業会計決算の審査を行いました。 まず、委員より、国民健康保険事業特別会計にかかわり、事業を県単位化したことで財政は安定化されたのか、またそのことによる国保加入者のメリットは何かただしたのに対し、理事者より、給付費が全額県から交付されることから、財政の安定化が図られたと考えている。また、加入者のメリットとして、従来保険証と高齢受給者証の二つを医療機関に提示する必要があったが、これが一つに簡略化されたこと。また、高額療養費申請に領収書の添付を不要としたことの2点であると答弁がありました。 その他、前年度と比較して国保料が下がった要因、基金を活用して保険料の軽減を図る考え、健診報奨事業を始めても結果的に受診率が下がった要因について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、千光寺山索道事業特別会計決算の審査に入り、委員より、今年の9月議会中にロープウエーが停電したが、そのときの対応についてただしたのに対し、理事者より、停電による停止は1分間程度で、自家発電によりゴンドラを駅舎に戻していると答弁がありました。 次に、駐車場事業特別会計決算の審査に入り、委員より、駐車場が不足している本市において、駐車場会計の収入が1億3,600万円に対し、運営費の約9,000万円は利益が少な過ぎないかただしたのに対し、理事者より、運営費の中の管理費で4,851万4,910円を一般会計に繰り出しているので、そちらも駐車場会計における収入と考えてもらいたいと答弁がありました。 次に、公共下水道事業特別会計決算の審査に入り、委員より、決算年度で100億円を超えた市債残高をどのように償還するつもりかただしたのに対し、理事者より、起債残高は減っていく状況にはないが、重要なのは施設を継続し経営を安定させることだと考えていると答弁がありました。 関連して、他の委員より、非常に厳しい財源の中では、公共下水道事業、農業集落排水事業、漁業集落排水事業に特定環境保全公共下水道事業も含めた汚水処理施設全般の経営改善を、上下水道事業管理者を中心に検討してはどうかただしたのに対し、理事者より、それぞれ事業を始めた経緯、住民からの要望もある。そうしたことは当然今の担当課等が再度検討、検証していくべきで、事業ごとの検討が必要だと考えていると答弁がありました。 その他、下水道事業における地方交付税措置、都市計画税区域における浄化槽補助のあり方について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、後期高齢者医療事業特別会計決算の審査に入り、委員より、決算年度の徴収額における普通徴収の収入未済額が835万3,000円となっているが、滞納者としては何人になるのかただしたのに対し、理事者より、決算年度末の時点での滞納者数としては158人であると答弁がありました。 これに対し、同委員より、ここに滞納している方の多くは生活に困窮をされている方々だと思うし、その上、後期高齢ということもあって、より丁寧な対応が必要ではないかとただしたのに対し、理事者より、担当課のほうで督促あるいは催告の文書等を送らせていただいており、その中で納付が困難であるという方々については、御相談をいただくような文章も添えている。そうした中で、どうしても納付が困難ということであれば、分割納付の相談に応じたりもしていると答弁がありました。 その他、普通徴収と特別徴収の違いと年収の関係について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、水道事業会計決算の審査に入り、委員より、災害時の断水に備えて、長江浄水場に給水塔を設置しているが、この給水能力と、他地区に整備する予定はあるのかただしたのに対し、理事者より、2トンの給水車に補水する際に、従来10分から15分を要した時間が1分に短縮される。また、給水塔の整備の拡大については、本管と立地条件等勘案しながら整備したいと答弁がありました。 その他、災害における給水収益の減少と災害経費、給水車の配備状況と給水能力、災害を想定した別ルートによる導水の検討の必要性について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、病院事業会計決算の審査に入り、委員より、市民病院における決算年度の空調設備更新工事にかかわり、エアコンの修繕がたびたび行われているような印象があるが、病院全体にかかわる抜本的な対応が必要ではないかただしたのに対し、理事者より、故障は起きているので、老朽化や増築を重ねたことによる配線の課題も考えられるため、この夏に全体的な見直しを指示しているところであると答弁がありました。 これに対し、同委員より、ICUからHCUに変更しているが、その概要と効果についてただしたのに対し、理事者より、ICUは極めて重症度の高い患者を治療するユニットであるが、それを設備、人員配置の変更のないHCUにすることで、やや重症度の低い患者も幅広く受け入れようとするものである。平成30年6月から運用を開始し、入院患者数についてはおおむね倍程度にふえ、決算的には6,350万円ほどの増収につながったと答弁がありました。 次に、委員より、一般会計から繰り入れている2億円を利益として計上するのはおかしいのではないか、また今後は繰り入れでなく借入金として処理するという気概を持って経営に取り組むべきではないかただしたのに対し、理事者より、一般会計からの繰り入れは、経営基盤安定のために繰り入れられている特別利益であり、借り入れについては制度上できないと理解していると答弁がありました。 審査終了後、採決に入り、議案第66号平成30年度尾道一般会計決算、議案第78号平成30年度尾道後期高齢者医療事業特別会計決算は賛成多数で、これを除く13案については、いずれも全会一致で認定すべきものと決定した次第であります。 以上、決算特別委員長の報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(福原謙二) 決算特別委員長の報告は終わりました。 これより質疑に入ります。 決算特別委員長の報告に対し質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 19番、岡野長寿議員。 ◆19番(岡野長寿) (登壇)皆さんこんにちは。日本共産党議員団を代表して、決算認定について討論を行います。 議案第66号平成30年度一般会計決算、議案第78号後期高齢者医療事業特別会計決算の認定に反対し、その他の決算認定には賛成します。 以下、反対する2議案について理由を述べます。 自治体は住民福祉の増進を基本任務としています。現在、国の庶民増税路線、社会保障の負担増、給付減の政策執行との関係では、その防波堤となって市民生活を守る、こういう役割を果たす立場に立っての予算執行となっているかどうかが問われます。限られた予算の中で市民生活を守るためには、大きな予算を伴う箱物建設などには、より厳格な姿勢での審査が要求されますが、決算年度に執行された本庁舎の建設計画の実施は、十分な市民合意形成のないままの執行でありましたし、また支所を含む連続的な建設計画の執行は計画性という点で疑問符がつけられ、今後の市民の大きな財政負担にもつながります。 一方、医療や介護など市民生活の安心に直結する制度においては、高過ぎる国民健康保険料などが市民生活を圧迫しているにもかかわらず、独自の軽減措置をとろうとしないなど、国の悪政からの防波堤の役割を果たしているとは評価できません。 また、合併により大きな市民の負担となっているしまなみ海道通行料金軽減の課題にも積極的に取り組もうとしていません。よって、一般会計決算認定には反対します。 後期高齢者医療保険会計は、75歳以上の高齢者を国保や健保などから追い出し、死ぬまで保険料を払い続けさせるという苛酷な制度です。制度創設当時、うば捨て山をつくるのかと国民的批判が巻き起こりましたが、現在も制度の苛酷な本質は何ら変わっていません。それどころか、制定当時は国民的批判のもとで軽減制度をつくったものの、舌の根が乾かないうちにその軽減特例さえ取り払っているのが自公政権の実態です。 年金が月額1万5,000円しかなく、年金からの天引きも禁止される低所得の高齢者からも保険料を徴収することで、尾道市では先ほど報告のあったように、158人の対象者が一人当たり平均5万円以上の滞納となって苦しんでいる、こういう実態が決算審査の中で明らかになりました。 本来は、同居している息子さんや娘さんが会社勤めをしていれば、その健康保険の被扶養者となって保険料などは支払わないで済む方々です。また、おひとり住まいであれば、とてもその年金収入だけでは暮らすことが困難と想定されますが、そのような方々に個別の救済措置をとることなく、漫然と納付書を送り続けていることを是認するわけにはいきません。したがって、同会計決算に反対します。 以上、日本共産党を代表しての討論とします。御清聴ありがとうございました。 ○議長(福原謙二) 16番、飯田議員。
    ◆16番(飯田照男) (登壇)尾道クラブの飯田がこのたびの決算、平成30年度の決算について討論をいたします。 当初予算、また補正予算等につきましては適正に執行されていると、このように理解をしております。つきましては、反対の理由は何もございませんので、決算全てに賛成をするものでございます。したがいまして、3日間の決算委員会、そして先ほど委員長報告にもありましたように、議会側からかなり厳しい指摘もございました。この指摘を真摯に受けとめて、今後の予算編成に参考にしていただきますことを強く求めておきます。 この際でございますが、私が日ごろ感じていること、間接的には決算にも関係若干あるかと思いますので、日ごろ感じていることを1点申し上げておきます。 市民からの要望、また議会側からの提案等について前向きな対応をしていただきたいと、こういうことでございます。何事もできない理由を先に考える、これでは尾道は前進どころか閉塞状態に陥っていくと、このような心配をしております。つきましては、ささいなことではありますが、具体的な例を1点申し上げておきます。 瀬戸田の市民会館のすぐ裏に潮音山公園という、向上寺山でございますが、そこに国宝に指定をされている三重の塔がございます。これは室町時代に建立されたものと聞いております。日本中には数たくさん三重の塔、五重の塔はありますが、普通の塔は軒というか、屋根が真っすぐになっておりますね。瀬戸田の三重の塔は、隅木が先が上にそり上がっていると、これは大変な建設技術が要るわけですが、こうした塔は日本中で1桁台ぐらいしかないであろうと、このように言われております。 そうした建築物の国宝が島にあるということは大変珍しいということで、観光に来られた方も、それを見に行く方もたくさんおられるようでございますが、高根大橋のところから歩道で行くようになっております。無論車でも行ける道もありますが、そしてある人が、観光客が歩道で山頂の塔に行きたいんじゃが、駐車場はないんかと、こういう問い合わせがあったので、近所の人が、ここは駐禁ではないから道路へとめてもええですよ、別に駐車場はありませんと、こういうことを申し上げたら、都会から来た人は道路へ車をとめるということは大変抵抗があるんです。駐車場がないんなら帰りましょうと言って引き返したそうでございます。 そういった内容を私もお聞きしたので、関係先のほうへ、わずかな土地でいいんだから、付近には空き地もたくさんあるから、市がその土地を借用して駐車場を整備したらどうかと、こういう申し入れをしましたが、そのときにそういう方が何人おられるか、まずそれを先に調査してからだと、こういう答弁でございました。調査の仕方も大変難しいものがあると思いますが、それは後ろ向きの答弁であって、考えであって、そんなことをしていたんでは尾道は、石橋をたたいて渡るということがありますが、尾道は石橋をたたいて渡らないのが尾道やと、このように言われております。 そういうような内容につきましては国宝三重の塔駐車場ありと、こういった看板をあちこちに出せば、人も寄ってくるんじゃなかろうかと、このように思っております。ささいなことを申しましたが、今後そういった内容の予算、決算が上がってくることを期待をいたしまして、討論を終わります。御清聴ありがとうございました。 ○議長(福原謙二) これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議題のうち、まず議案第66号決算認定について(平成30年度尾道一般会計)及び議案第78号決算認定について(平成30年度尾道後期高齢者医療事業特別会計)、以上の2案を一括採決いたします。 2案に対する決算特別委員長の報告は認定すべきものであるとの決定であります。 2案は決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛成者起立〕 ○議長(福原謙二) 起立多数であります。よって、2案は決算特別委員長の報告のとおり認定することに決しました。 次に、ただいま議決されました議案第66号及び議案第78号を除く13案を一括採決いたします。 13案に対する決算特別委員長の報告はいずれも認定すべきものであるとの決定であります。 13案は決算特別委員長の報告のとおり認定することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原謙二) 御異議なしと認めます。よって、13案は決算特別委員長の報告のとおり認定することに決しました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第3 報告第40号・報告第41号 ○議長(福原謙二) 次に、日程第3、報告第40号専決処分の報告について及び報告第41号同じく、以上の2件を一括議題といたします。 補足報告があればこれを願います。 宮本総務部長。 ◎総務部長(宮本寛) それでは、議案集2の1ページ、報告第40号及び3ページ、報告第41号の専決処分の報告につきまして補足説明を申し上げます。 これらの報告は、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したものを同条第2項の規定によりまして報告するものでございます。 まず、報告第40号は、損害賠償の額を定めることにつきまして、11月6日に専決処分したものでございまして、その内容は3月16日午前6時30分ごろ、瀬戸田町におきまして照明灯が倒壊し、駐車中の相手方の軽貨物自動車を損傷したものでございます。損害賠償の相手方は記載のとおりで、損害賠償の額は9万7,000円でございます。 なお、事故の位置図と状況図を議案説明書1の1ページ及び2ページにお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、3ページ、報告第41号の尾道市火災予防条例の一部を改正する条例でございますが、これは11月6日に専決処分したものでございまして、建築基準法施行令の一部改正に伴い引用条項を改めたものでございます。 議案説明書1の3ページに、この条例改正に関しまして新旧対照表をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 以上、2件の報告の補足説明とさせていただきます。 ○議長(福原謙二) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第4 議案第79号~議案第115号 ○議長(福原謙二) 次に、日程第4、議案第79号令和元年度尾道一般会計補正予算(第3号)から議案第115号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案まで、以上の37案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 平谷市長。 ◎市長(平谷祐宏) (登壇)皆さんこんにちは。 先ほどは平成30年度の各会計の決算を御認定いただきまして、厚くお礼を申し上げます。 近年、特に自然災害が頻発する中、10月には台風19号を初めとする風水害により、東日本を中心に大きな被害が生じました。これまでの経験則だけでは想定し得ない災害が続く中、被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。 本市においても、平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興を速やかになし遂げるべく、職員一丸となって日々取り組んでいるところでございます。 こうした状況ではございますが、去る11月7日にはしまなみ海道サイクリングロードが、第1次ナショナルサイクルルートの指定を受けました。このルートは、自転車と観光資源を連携させたサイクルツーリズムの推進を目的としており、第1次の指定では、全国で三つのルートが指定を受けたものでございます。市民の皆様や、今治市を初めとする関係者がともに手をとり、歩んできたサイクリングのまちづくりが評価されたものでございます。 また、11月23日には尾道港開港850年を記念した講演会を開催し、市議会議員の皆様、市民の皆様とともに記念すべき年を祝うことができましたことは、まことに喜ばしく、心から厚くお礼を申し上げます。 ことしも残すところ1カ月となりましたが、国政においては次年度の予算編成作業が大詰めを迎える中、災害からの復旧・復興経費や、国土強靱化、消費税率改定に伴う経済対策など、補正予算の編成も予定されているところでございます。本市といたしましても情報収集に努めながら、補正予算の編成など適切に対応してまいりたいと考えております。 次に、本庁舎の整備についてでございますが、工事についてはおおむね完了し、現在引き渡しに向けて最終調整を行っている状況でございます。来年1月6日の開庁に際しましては、尾道のシンボル的存在となるよう鋭意準備を進めているところでございます。 それでは、補正予算案を初め、諸案件を提案するに当たりまして、総体的な説明を申し上げます。 まず、一般会計の補正予算案についてでございますが、平成30年度決算を受けての繰越金の追加や、次年度の事務処理体制を見通した関係経費の追加、年度後半に向けた事業費の増減調整が主な内容でございます。 総務費関係では、前年度決算剰余金を財源とした財政調整基金への積立金のほか、マイナンバーカードの取得推進に向けた事務費、交通安全施設整備費などの追加をお願いしております。 民生費関係では、幼児教育・保育無償化に伴う施設利用費等の増減調整や、保育現場における事務処理効率化に向けた保育業務支援システム導入に伴う経費などの追加をお願いしております。 土木費関係では、道路、排水路の維持補修費や市営住宅に係る物件移転補償の追加、福地町における才ノ原川改良について、事業年度変更に伴う債務負担行為の設定とあわせた工事請負費の減額などをお願いしております。 教育費関係では、幼児教育・保育無償化に伴う幼稚園の施設等利用費負担金、向島町の吉原家住宅の文化財保存修理補助金などの追加をお願いしております。 平成30年7月豪雨災害関連では、災害廃棄物等の撤去に係る委託料や農林水産施設、公共土木施設の各災害復旧経費の追加をお願いしております。これらのほか、母子保健情報連携システム改修に係る委託料、因島の奥山ダム長寿命化に係る県工事負担金などの追加をお願いしております。 財源といたしましては、地方特例交付金、分担金及び負担金の追加や、幼児教育・保育無償化などに関連した国庫支出金、県支出金の増減調整、寄附金、前年度繰越金、市債の追加、繰入金の増減調整をお願いしているところでございます。 なお、繰越明許費につきましては4件の追加を、債務負担行為につきましては5件の追加を、また地方債については1件の追加と2件の変更をお願いしております。 次に、特別会計でございますが、港湾事業、国民健康保険事業及び介護保険事業におきましては、前年度剰余金の確定に伴う調整などをお願いしております。 農業集落排水事業では、下水処理施設内における汚泥の引き抜きに係る手数料の追加をお願いしております。 渡船事業では、船舶の定期検査による修繕料の追加をお願いしております。 このほか、新市建設計画の計画期間を15年から20年に改める新市建設計画の変更についてや、(仮称)生口体育館建設工事に係る工事請負契約の締結について、公の施設の指定管理者の指定についての議案などの御審議をお願いしております。 また、本日追加送付いたしました職員給与条例等の改正案及び補正予算案などもあわせて提案しております。 詳細につきましては、それぞれ担当部長から説明させますので、よろしく御審議の上、議決いただきますようお願いを申し上げまして、総体的な説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(福原謙二) 戸成企画財政部長。 ◎企画財政部長(戸成宏三) それでは、議案第79号から議案第84号までの一般会計及び5特別会計の補正予算案と、議案第106号から議案第112号までの一般会計及び6特別会計の補正予算案の概要につきまして御説明を申し上げます。 議案集1をお願いいたします。 1ページの議案第79号令和元年度尾道一般会計補正予算(第3号)でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億9,805万5,000円を追加し、予算の総額を664億532万3,000円とするものでございます。 第2条は、繰越明許費の補正でございますが、5ページにございます第2表繰越明許費補正のとおり、4事業についてお願いをしております。 第3条は、債務負担行為の補正でございますが、6ページにございます第3表債務負担行為補正のとおり、5件の追加をお願いしております。 第4条は、地方債の補正でございますが、7ページにございます第4表地方債補正のとおり、1事業の追加と2事業の変更をお願いしております。 それでは、14ページの歳出から御説明を申し上げます。 総務費、総務管理費、一般管理費では、臨時職員賃金や前年度決算に基づく財政調整基金積立金のほか、渡船事業特別会計への繰出金の追加をお願いしております。 財産管理費では、瀬戸田町の沢公民館の空調機修繕料を、庁舎整備費では、寄附金を受けての積立金の追加をお願いしております。 戸籍住民基本台帳費では、マイナンバーカード取得推進に向け、賃金を初めとする関係事務費の追加をお願いしております。 交通安全対策費では、道路照明等の修繕料のほか、転落防護柵設置委託料やカーブミラー、区画線等の交通安全施設整備委託料、ガードレール設置に伴う工事請負費の追加をお願いしております。 15ページの民生費、社会福祉費、総合福祉センター費では、光熱水費の追加をお願いしております。 児童福祉費、児童福祉総務費では、幼児教育・保育無償化に伴う保育現場における事務処理の効率化に向け、タブレット端末の導入を初めとする保育業務支援システム導入に係る各経費の追加をお願いしております。また、認可外保育施設利用者助成事業補助金の減額、放課後児童クラブ運営委託料や過年度事業費確定による精算に伴う国への返還金の追加をお願いしております。 保育所費では、認定こども園における預かり保育について、幼児教育・保育無償化に伴う施設等利用費負担金の追加をお願いしております。 児童措置費では、過年度事業費確定による精算に伴う国への返還金の追加をお願いしております。 衛生費、保健衛生費、保健衛生総務費では、瀬戸田福祉保健センターの空調機修繕料の追加を、母子保健費では、母子保健情報連携システム改修委託料の追加をお願いしております。 続いて、16ページ、老人保健費では、過年度事業費確定による精算に伴う後期高齢者医療広域連合への返還金の追加をお願いしております。 医療対策費では、歯科在宅当番医事業委託料、病院群輪番制病院事業及び広島県地域保健医療推進機構への負担金の追加をお願いしております。 成人保健費では、自殺対策啓発看板設置に係る委託料の追加をお願いしております。清掃費、塵芥処理場費では、尾道市クリーンセンターの排ガス処理対策に伴う薬品費や、平成30年7月豪雨災害に伴う瓦れき等の撤去、処分に係る委託料の追加をお願いしております。 農林水産業費、農林業費、農業振興費では、因島の奥山ダム長寿命化に係る県工事負担金のほか、中山間地域等直接支払事業補助金の追加をお願いしております。 続く17ページの農地費では、農業集落排水事業特別会計への繰出金の追加をお願いしております。 林業振興費では、小規模崩壊地復旧事業について、県の補助内示に伴う事務費及び工事請負費の追加をお願いしております。 水産業費、漁港建設費では、吉和漁港の桟橋改修に伴う県工事負担金の追加をお願いしております。 土木費、道路橋りょう費、道路維持費では、小規模維持修繕業務委託料と機械借り上げ料の追加をお願いしております。 排水路費においても、小規模維持修繕業務委託料の追加をお願いしております。 住宅費、住宅管理費では、市営住宅における入居者移転に伴う物件移転補償費の追加をお願いしております。 18ページの河川費、河川維持改良費では、福地町の才ノ原川改良について、事業年度変更に伴う債務負担行為の設定とあわせた工事請負費の減額をお願いしております。 教育費、教育総務費、事務局費では、臨時職員賃金の追加をお願いしております。 小学校費、小学校管理費では、因島・瀬戸田地域における通学時路線バス等使用料を、教育援護費では、就学援助費の追加をお願いしております。 中学校費、中学校管理費では、光熱水費の追加をお願いしております。 19ページの幼稚園費では、報酬及び臨時職員賃金の追加と幼児教育・保育無償化に伴う施設等利用費負担金の追加をお願いしております。 社会教育費、公民館費では、中央公民館木ノ庄東分館敷地の法面改修委託料の追加を、図書館費では、寄附を受けての備品購入費の追加を、美術館費では、空調機の修繕料の追加を、文化振興費では、向島町の吉原家住宅に係る文化財保存修理補助金の追加をお願いしております。 保健体育費、保健体育総務費では、主に生口中市民スポーツ広場に係る光熱水費と、瀬戸田西体育館の天井や重井小学校夜間照明施設について、修繕料の追加をお願いしております。 19ページから20ページにかけての災害復旧費では、各公共施設等の復旧に向けた工事請負費、小規模維持修繕業務委託料、機械借り上げ料の追加をお願いしております。 以上、歳出の概要を御説明申し上げましたが、これらに要する財源といたしましては、10ページから13ページにございますとおり、地方特例交付金、分担金及び負担金の追加や、幼児教育・保育無償化などに関連した国庫支出金、県支出金の増減調整、寄附金、前年度繰越金、市債の追加、繰入金の増減調整をお願いしているところでございます。 続きまして、23ページをお願いいたします。 議案第80号令和元年度尾道港湾事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,434万円を追加し、予算の総額を2億1,184万2,000円とするものでございます。 28ページ、歳入でございますが、前年度繰越金の追加をお願いしております。 29ページの歳出では、繰越金を財源とし、港湾費、運営費、総務費において、前年度剰余金県納付金及び一般会計への繰出金の追加をお願いしております。 次に、31ページ、議案第81号令和元年度尾道国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,104万6,000円を追加し、予算の総額を161億5,672万3,000円とするものでございます。 36ページ、歳入でございますが、前年度繰越金の追加をお願いしております。 37ページの歳出では、基金積立金、財政調整基金積立金において、繰越金を財源とした財政調整基金積立金の追加をお願いしております。 諸支出金、償還金及び還付加算金、償還金では、過年度事業費確定による精算に伴う保険給付費等交付金の返還金の追加をお願いしております。 次に、39ページ、議案第82号令和元年度尾道介護保険事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億2,047万3,000円を追加し、予算の総額を170億4,913万7,000円とするものでございます。 44ページ、歳入でございますが、前年度繰越金の追加をお願いしております。 45ページの歳出では、繰越金を財源とし、介護給付費準備基金積立金の追加をお願いしております。 次に、47ページ、議案第83号令和元年度尾道農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ49万7,000円を追加し、予算の総額を3,391万2,000円とするものでございます。 53ページの歳出をごらんください。 農業集落排水費、事業費、管理費では、下水処理施設内における汚泥の引き抜きに係る手数料の追加をお願いしております。 この財源といたしましては、52ページにございますとおり、一般会計繰入金の追加をお願いしております。 次に、55ページ、議案第84号令和元年度尾道渡船事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ100万円を追加し、予算の総額を4,678万8,000円とするものでございます。 61ページの歳出をごらんください。 事業費、運航費、運航総務費では、船舶修繕料の追加をお願いしております。 この財源といたしましては、60ページにございますとおり、運航費県補助金の減額及び一般会計繰入金の追加をお願いしております。 続きまして、議案第106号から議案第112号までの一般会計及び6特別会計の補正予算案の概要について御説明申し上げます。 この補正の内容でございますが、条例改正による影響や、各所属における給与費等の年間の見込み額の変更により、それぞれ増減調整をお願いするものでございます。 議案集3をお願いいたします。 1ページの議案第106号令和元年度尾道一般会計補正予算(第4号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ7,099万6,000円を追加し、予算の総額を664億7,631万9,000円とするものでございます。 7ページの歳入でございますが、財政調整基金繰入金の追加をお願いしております。 歳出は8ページから29ページにかけて、それぞれの費目における給与費等の増減額を掲げております。 続きまして、特別会計でございます。 35ページをお願いいたします。 まず、議案第107号令和元年度尾道港湾事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ21万3,000円を追加し、予算の総額を2億1,205万5,000円とするものでございます。 歳入は、40ページにございますとおり、行政財産使用料の追加をお願いしております。 41ページの歳出をごらんください。 港湾費、運営費、総務費の給料等の増減を行い、施設管理費の修繕料の減額で調整しております。 次に、43ページ、議案第108号令和元年度尾道国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ45万8,000円を減額し、予算の総額を161億5,626万5,000円とするものでございます。 歳入は、48ページにございますとおり、一般会計繰入金の減額により調整しております。 次に、51ページ、議案第109号令和元年度尾道夜間救急診療所事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ9,000円を減額し、予算の総額を6,937万4,000円とするものでございます。 歳入は、56ページにございますとおり、一般会計繰入金の減額により調整しております。 次に、59ページ、議案第110号令和元年度尾道介護保険事業特別会計補正予算(第4号)でございますが、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ92万5,000円を追加し、予算の総額を170億5,006万2,000円とするものでございます。 介護サービス事業勘定につきましては、歳出の組み替えを行うもので、歳入歳出予算の総額に変更はございません。 保険事業勘定の歳入は、65ページから66ページにございますとおり、国県支出金の減額と、繰入金の増減により調整しております。 なお、介護サービス事業勘定の歳出につきましては、73ページの総務費、施設管理費、一般管理費の職員手当等、共済費の追加を、諸支出金、繰出金の保険事業勘定繰出金の減額で調整しております。 次に、75ページ、議案第111号令和元年度尾道渡船事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ8万1,000円を追加し、予算の総額を4,686万9,000円とするものでございます。 歳入は、80ページにございますとおり、一般会計繰入金の追加により調整しております。 最後に、83ページ、議案第112号令和元年度尾道後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ51万5,000円を追加し、予算の総額を23億5,027万4,000円とするものでございます。 歳入は、88ページにございますとおり、一般会計繰入金の追加により調整しております。 以上、議案第79号から議案第84号までの補正予算案及び議案第106号から議案第112号までの補正予算案について概要を説明させていただきました。御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(福原謙二) 宮本総務部長。 ◎総務部長(宮本寛) 続きまして、議案第85号から議案第105号まで及び議案第113号から議案第115号までの24議案につきまして提案説明を申し上げます。 まず、議案集2の6ページ、議案第85号から10ページ、議案第89号までは、市道路線の変更についてでございまして、いずれも主要地方道福山尾道線の道路改良事業に伴うものでございます。 議案第85号は、三成が丘41号線につきまして起点に異動が生じるため、議案第86号は、新沖田3号線につきまして終点に異動が生じるため、議案第87号は、美ノ郷6号線につきまして起点及び終点に異動が生じるため、議案第88号は、川南竹迫線につきまして終点に異動が生じるため、議案第89号は、三成が丘35号線につきまして起点及び終点に異動が生じるため、それぞれ路線を変更するものでございます。 次に、議案第90号は、市道路線の廃止についてでございます。 これは、道路としての機能を失った土堂21号線ほか4路線を廃止するものでございます。 議案説明書1の4ページから9ページまでにこれら6議案の付近見取り図をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、12ページ、議案第91号は、工事請負契約の締結についてでございますが、これは(仮称)生口体育館建設工事の建築主体に係る工事請負契約を、請負金額4億1,250万円で締結しようとするものでございます。 議案説明書1の10ページから15ページまでに位置図、配置図等をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、13ページ、議案第92号は、工事請負契約の変更についてでございますが、これは向島中学校の管理・教室棟改築工事について、基礎ぐいの長さの追加に係る資材の調達及び工事の施工に係る学校との調整のため工事を一時停止したことに伴い、工事期間を延長しようとするものでございます。 次に、14ページ、議案第93号は、委託契約の変更についてでございます。 これは、委託業務の一部であるハードウエア及びソフトウエア機器の調達について、消費税及び地方消費税の税率の改定に伴う経過措置が適用されないことが判明したため、委託金額を変更しようとするものでございます。 次に、15ページ、議案第94号は、新市建設計画の変更についてでございます。 これは、本市の一体化の醸成、均衡ある発展及び安全・安心なまちづくりを進めるために、尾道市・御調町・向島町新市建設計画、尾道市・因島市新市建設計画及び尾道市・瀬戸田町新市建設計画の期間を15年から20年に延長し、関連する部分の記述を改め、及び財政計画を変更しようとするものでございます。 議案説明書1の16ページから27ページまでに新旧対照表をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、31ページ、議案第95号から36ページ、議案第99号までの5議案は、いずれも公の施設の指定管理者の指定についてでございます。 これらは、尾道市道の駅、尾道ふれあいの里、尾道市立図書館及び芸予文化情報センター、尾道市長者原スポーツセンター並びに尾道市向島運動公園につきまして、それぞれ指定管理者を指定しようとするものでございます。 議案説明書1の28ページから153ページまでに、指定管理者それぞれの概要、事業計画等をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、37ページ、議案第100号は、尾道市百島町定期輸送車の運行及び管理条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、百島町定期輸送車について福田線を新設し、既存の泊・本村線を延伸し、乗客がフリー乗降することができることとし、及び障害者等の運賃を半額とするための条例改正でございます。 次に、40ページ、議案第101号は、尾道市会計年度任用職員の給与等に関する条例案でございます。 本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関し必要な事項を定めるための条例制定でございます。 次に、44ページ、議案第102号は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案でございます。 本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行による会計年度任用職員制度の導入に伴い、関係規定を整備するため、関係する条例を改正するものでございます。 次に、議案第103号は、尾道市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正に伴い、災害援護資金の償還金の支払い猶予に係る報告等について定めるため、及び災害弔慰金等の支給に関する事項を調査、審議するための合議制の機関を設置するため、並びに当該機関の委員の報酬を定めるための条例改正でございます。 次に、議案第104号は、尾道市ゲートボール場設置及び管理条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、尾道市ゲートボール場の指定管理者による指定管理の期間を改めるための条例改正でございます。 次に、議案第105号は、尾道市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、尾道市公共下水道事業計画を変更し、予定処理区域を拡大したことに伴い、公共下水道の処理人口を増加するための条例改正でございます。 議案説明書1の154ページから174ページまでに、これら条例案の新旧対照表及び要点をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 続きまして、議案集4をごらんください。 まず、1ページ、議案第113号は、尾道市職員給与条例及び尾道市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、人事院の給与勧告に伴う一般職の国家公務員の給与改定に準じ、一般職職員の給与を改定するための条例改正でございます。 次に、10ページの議案第114号は、尾道市特別職職員給与に関する条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、一般職職員の給与改定を勘案し、市長、副市長、教育長、上下水道事業管理者及び病院事業管理者の期末手当の支給月数を改定するための条例改正でございます。 次に、12ページ、議案第115号は、議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、議会の議員の期末手当の支給月数を改定するための条例改正でございます。 議案説明書2の1ページから3ページまでに、これら3議案につきまして改正の要点をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 以上、24議案につきましての提案説明とさせていただきます。御審議をいただきまして、御決定を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(福原謙二) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 8番、三浦議員。 ◆8番(三浦徹) それでは、議案第101号尾道市会計年度任用職員の給与等に関する条例案についてと、議案第102号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案について、この2議案で、来年度より予定されている尾道市会計年度任用職員について質問をさせていただきます。 まず一つ目の質問として、尾道市においてこの尾道市会計年度任用職員制度の設置の趣旨と制度の内容をわかりやすく説明をお願いいたします。 ○議長(福原謙二) 宮本総務部長。 ◎総務部長(宮本寛) 地方公務員法地方自治法の一部改正が行われまして、このたびの改正の内容につきましては、地方の厳しい財政状況が続く中、多様化する行政需要に対応していくということの中で、地方公務員の臨時、非常勤職員につきましては、ここ数年にわたって増加をしてまいっております。そうした中で、臨時、非常勤職員の任用につきまして、それぞれの団体においてそれぞれの勤務条件等、任用を行ってきてまいっておりました。そうした中で、適正な任用が確保されてないというようなことが課題となってございましたので、そうしたことを、適正な任用を確保していくという趣旨のもとに特別職の任用、それから臨時的任用につきましては厳格化をしていくということが1点ございました。 一般職の非常勤職員につきましては、会計年度任用職員という制度を新たに設けまして、そちらのほうに移行していくということになりました。 もう一点でございますけれども、これまで地方の非常勤職員について、期末手当等の支給がなされないということがございましたが、これらにつきましては法律を改正し、処遇を改善していくという目的のもとに法改正がなされたということでございます。 このたびの条例につきましては、そうした法改正を受けて会計年度任用職員の処遇、ですから給与等につきまして定めを行っていくということでございます。 以上です。 ○議長(福原謙二) 8番、三浦議員。 ◆8番(三浦徹) 会計年度任用職員においては一般的に非常勤で市役所に勤められている臨時主事の方であるとか、事務嘱託職員という方の所得というか、待遇を改善していくものであると理解できました。 それでは、二つ目の質問なんですが、尾道市の会計年度任用職員制度が実施された場合、現在働いておられる臨時主事または事務嘱託職員の今年度の年収と、来年度会計年度任用職員制度が施行された場合の年収を平均的なところ、真ん中でいいですから、教えていただければ助かるんですが、どのくらいになるでしょうか。お願いします。 ○議長(福原謙二) 宮本総務部長。 ◎総務部長(宮本寛) このたびの条例改正をして議決をいただきましたら、その後、詳細については規則で定めていくということになります。現在のフルタイムの臨時主事で比較をいたしますと、現在の臨時主事が年間フルに働かれて約175万円という形の賃金になります。現在想定しております会計年度任用職員が、そのまま職務内容が臨時主事と同じ場合で申し上げますと、およそ214万円ぐらいの給料になっていくという想定でございます。 ○議長(福原謙二) 8番、三浦議員。 ◆8番(三浦徹) ありがとうございます。私のほうがもらった資料にもそのように、175万円から220万円くらいという形でいただいているんで、これがワーキングプアという点で言えば、大体200万円を切ると、フルタイムで働いて200万円を切るとワーキングプアというふうに、現在日本の社会では区分されていると思うんですが、その部分で言えば、一つのワーキングプアから出る部分であると思いますんで、この任用職員制度を詳しく勉強していきたいと思います。 最後の質問になりますが、これも現在お勤めの臨時主事の方や、それから事務嘱託職員の方々は、基本的には来年度は、もしこの条例案が通った場合には、来年度はこの会計年度任用職員で雇用されるのでしょうか。これも働いている方にとっては非常に心配な部分であると思いますんで、検討されている場合もあると思いますが、わかるところでお答えお願いいたします。 ○議長(福原謙二) 宮本総務部長。 ◎総務部長(宮本寛) 来年度、4月1日から会計年度任用職員という制度に変わります。今年度働いていただいている方が中心にその職へ移行されるということは考えてございますが、それぞれの職につきましては、会計年度ごとにその職の必要性であるとか勤務時間等が必要なのか、適正なのかということは、その年度年度で判断をしていくという必要もございます。加えて、その任期を更新するに当たりましても、これまでもそうでございますが、勤務の実績、成績等を勘案した上で決めていくということになりますので、無条件で更新ということじゃございませんが、その都度検討はさせていただくということにはなります。 ただ、先ほど申し上げましたように、成績が優秀であり、また翌年度も必要な職員につきましては、当然現在働いておられる方が優先の候補者であるということはあると思いますけども、繰り返すようになりますが、そのときそのとき成績等判断させていただいてということになりますので、そのように御理解いただいたらと思います。 ○議長(福原謙二) 8番、三浦議員。 ◆8番(三浦徹) ありがとうございます。続きは総務委員会でお願いいたします。 ○議長(福原謙二) これをもって質疑を終わり、37案はそれぞれ所管委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。                午後3時11分 散会  ────────────────── * ──────────────────   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     尾 道 市 議 会 議 長     尾 道 市 議 会 議 員     尾 道 市 議 会 議 員...