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09月02日-01号

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  1. 尾道市議会 2019-09-02
    09月02日-01号


    取得元: 尾道市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    令和 元年第3回 9月定例会              令和元年9月2日(月曜日)  ────────────────── * ──────────────────                 議事日程第8号           (令和元年9月2日 午後1時30分開議)第1 会期決定について第2 報告第32号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告について         (報告)第3 報告第33号 法人の経営状況の報告について   報告第34号 平成30事業年度公立大学法人尾道市立大学の業務の実績に関する評価結果の報告について   報告第35号 専決処分の報告について   報告第36号 専決処分の報告について   報告第37号 専決処分の報告について   報告第38号 専決処分の報告について         (以上6件一括上程、報告)第4 報告第30号 平成30年度尾道水道事業会計決算状況報告について   報告第31号 平成30年度尾道病院事業会計決算状況報告について   議案第34号 決算認定について(平成30年度尾道水道事業会計)   議案第35号 決算認定について(平成30年度尾道病院事業会計)         (以上4件一括上程、説明)第5 決算特別委員会の設置及び委員の選任について第6 議案第36号 令和元年度尾道一般会計補正予算(第2号)   議案第37号 令和元年度尾道国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)   議案第38号 令和元年度尾道介護保険事業特別会計補正予算(第2号)   議案第39号 令和元年度尾道後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)   議案第40号 字の区域の変更について   議案第41号 市道路線の認定について   議案第42号 市道路線の認定について   議案第43号 工事請負契約の変更について   議案第44号 工事請負契約の変更について   議案第45号 工事請負契約の変更について   議案第49号 辺地に係る総合整備計画の変更について   議案第50号 尾道市市民会館設置及び管理条例を廃止する条例案   議案第51号 尾道市職員給与条例等の一部を改正する条例案   議案第52号 尾道市印鑑条例の一部を改正する条例案   議案第53号 尾道市保育所(園)設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第54号 尾道市幼保連携型認定こども園設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第55号 尾道市消防団条例の一部を改正する条例案   議案第56号 尾道市火災予防条例の一部を改正する条例案   議案第57号 尾道市立幼稚園保育料及び預り保育保育料徴収条例の一部を改正する条例案   議案第58号 市立学校に於ける授業料その他の費用に関する条例の一部を改正する条例案   議案第59号 尾道市水道給水条例の一部を改正する条例案         (以上21案一括上程、提案理由の説明)第7 議案第46号 甲世衛生組合の解散について   議案第47号 甲世衛生組合の解散に伴う財産処分について   議案第48号 甲世衛生組合の解散に伴う事務の承継並びに決算の審査及び認定について         (以上3案一括上程、提案理由の説明)第8 特別委員会の委員の定数変更及び選任について                                    以 上  ────────────────── * ──────────────────本日の会議に付した事件日程第1 会期決定について日程第2 報告第32号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告について日程第3 報告第33号 法人の経営状況の報告について     報告第34号 平成30事業年度公立大学法人尾道市立大学の業務の実績に関する評価結果の報告について     報告第35号 専決処分の報告について     報告第36号 専決処分の報告について     報告第37号 専決処分の報告について     報告第38号 専決処分の報告について日程第4 報告第30号 平成30年度尾道水道事業会計決算状況報告について     報告第31号 平成30年度尾道病院事業会計決算状況報告について     議案第34号 決算認定について(平成30年度尾道水道事業会計)     議案第35号 決算認定について(平成30年度尾道病院事業会計)日程第5 決算特別委員会の設置及び委員の選任について日程第6 議案第36号 令和元年度尾道一般会計補正予算(第2号)     議案第37号 令和元年度尾道国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)     議案第38号 令和元年度尾道介護保険事業特別会計補正予算(第2号)     議案第39号 令和元年度尾道後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)     議案第40号 字の区域の変更について     議案第41号 市道路線の認定について     議案第42号 市道路線の認定について     議案第43号 工事請負契約の変更について     議案第44号 工事請負契約の変更について     議案第45号 工事請負契約の変更について     議案第49号 辺地に係る総合整備計画の変更について     議案第50号 尾道市市民会館設置及び管理条例を廃止する条例案     議案第51号 尾道市職員給与条例等の一部を改正する条例案     議案第52号 尾道市印鑑条例の一部を改正する条例案     議案第53号 尾道市保育所(園)設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第54号 尾道市幼保連携型認定こども園設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第55号 尾道市消防団条例の一部を改正する条例案     議案第56号 尾道市火災予防条例の一部を改正する条例案     議案第57号 尾道市立幼稚園保育料及び預り保育保育料徴収条例の一部を改正する条例案     議案第58号 市立学校に於ける授業料その他の費用に関する条例の一部を改正する条例案     議案第59号 尾道市水道給水条例の一部を改正する条例案日程第7 議案第46号 甲世衛生組合の解散について     議案第47号 甲世衛生組合の解散に伴う財産処分について     議案第48号 甲世衛生組合の解散に伴う事務の承継並びに決算の審査及び認定について日程第8 特別委員会の委員の定数変更及び選任について  ────────────────── * ──────────────────出席議員(26名)    1番 村 上 隆 一            2番 岡 田 広 美    3番 柿 本 和 彦            4番 二 宮   仁    5番 大 本 和 英            6番 岡 野 斉 也    7番 宇根本   茂            8番 三 浦   徹    9番 星 野 光 男           10番 山 根 信 行   11番 巻 幡 伸 一           12番 吉 和   宏   13番 岡 村   隆           14番 福 原 謙 二   15番 加 納 康 平           16番 飯 田 照 男   17番 前 田 孝 人           18番 宮 地 寛 行   19番 岡 野 長 寿           20番 吉 田 尚 徳   21番 高 本 訓 司           22番 山 戸 重 治   23番 檀 上 正 光           25番 新 田 賢 慈   26番 杉 原 孝一郎           28番 藤 本 友 行欠席議員(1名)   27番 佐 藤 志 行  ────────────────── * ──────────────────説明のため出席した者   市長      平 谷 祐 宏       副市長     冨 永 嘉 文   副市長     澤 田 昌 文       教育長     佐 藤 昌 弘   上下水道事業管理者           槙 山 博 之       企画財政部長  戸 成 宏 三   総務部長    宮 本   寛       参事(庁舎整備担当)兼総務部総務課長事務取扱                                 中 津 康 徳   市民生活部長  高 原 茂 嘉       福祉保健部長福祉事務所長                                 檀 上 由 造   参事(少子化対策担当)            産業部長    岡 田 正 弘           村 上 宏 昭   建設部長    山 根 広 史       都市部長    田 坂   昇   因島総合支所長 吉 村 雅 司       御調支所長   林 原 雅 彦   向島支所長   三 阪 詠 美       瀬戸田支所長  佐 藤 伸 治   教育総務部長  松 尾   寛       学校教育部長  杉 原 妙 子   上下水道局長  亀 田 裕 二       病院管理部長  松 谷 勝 也   市民病院事務部長永 田 一 郎       公立みつぎ総合病院事務部長                                 近 藤 茂 之   消防局長    井 上 建 次       財政課長    中 山 泰 則  ────────────────── * ──────────────────事務局出席者   事務局長    佐 藤 顕 治       事務局次長   原 田 政 晴   事務局次長補佐議事調査係長        主査      小 林 巨 樹           新 谷 真 子   議事調査係主任 森 本 祥 子  ────────────────── * ──────────────────                午後1時30分 開会 ○議長(福原謙二) ただいま出席議員26名であります。 定足数に達しておりますから、これより令和元年第3回尾道市議会定例会を開会いたします。  ────────────────── * ────────────────── △諸般の報告 ○議長(福原謙二) この際、諸般の報告をいたします。 城間議員においては、昨日11時38分、逝去されました。まことに哀悼の念にたえません。 城間議員は、16年間にわたり議員として活動され、すぐれた見識と情熱を持って市政の進展に尽くしてこられました。その御功績は皆さん周知のとおりでございます。ここに、城間議員の御功績と御遺徳をしのび、御冥福をお祈りして、謹んで黙祷をささげたいと存じます。 一同御起立をお願いいたします。                〔全員起立〕 ○議長(福原謙二) 黙祷。                〔黙祷〕 ○議長(福原謙二) 黙祷を終わります。御着席ください。                〔全員着席〕 ○議長(福原謙二) 27番佐藤議員よりは、差し支え不参の旨届け出がありました。 去る7月19日、吉和議員から一身上の都合により議会運営委員を辞任したい旨の願いがありましたので、委員会条例第12条の規定により、同日辞任を許可し、委員会条例第6条第1項の規定により、宮地議員を議会運営委員に選任いたしましたので、御報告いたします。 今期定例会までに受理した請願は、お手元に印刷、配付の請願文書表のとおりであります。この請願については総務委員会に付託いたします。 今期定例会までに受理した陳情、要望は、お手元に印刷、配付の陳情書・要望書一覧表のとおり、尾道市立幼稚園PTA連絡協議会会長高橋菜津美氏より園の施設整備の拡充を図り、遊具の専門家による定期点検、整備、補充をすることの継続など5項目の実現を求める陳情書が、尾道市PTA連合会会長明上浩之氏外市内各小学校・中学校PTA会長より子育て環境や教育環境の充実、並びに尾道市PTA連合会について、より一層の配慮を求める要望書が、それぞれ提出されております。 今期定例会の説明員として、市長、副市長、教育長及び上下水道事業管理者のほか関係部課長に対して地方自治法第121条の規定により出席を求めましたので、御報告いたします。  ────────────────── * ──────────────────                午後1時34分 開議 ○議長(福原謙二) これより本日の会議を開きます。  ────────────────── * ────────────────── △議事日程 ○議長(福原謙二) 本日の議事日程は、お手元に印刷、配付のとおりであります。  ────────────────── * ────────────────── △会議録署名議員の指名 ○議長(福原謙二) 本日の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において18番宮地議員及び19番岡野長寿議員を指名いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第1 会期決定について ○議長(福原謙二) これより日程に入ります。 日程第1、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から18日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原謙二) 御異議なしと認めます。よって、会期は17日間と決定いたしました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第2 報告第32号 ○議長(福原謙二) 次に、日程第2、報告第32号健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを議題といたします。 補足報告があればこれを願います。 戸成企画財政部長。 ◎企画財政部長(戸成宏三) それでは、報告第32号につきまして御説明を申し上げます。 この報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定によりまして、監査委員の意見書をつけて御報告するものでございます。 まず、議案集2の1ページ、報告第32号健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてでございますが、次のページにございますように、実質赤字比率連結実質赤字比率ともに赤字額なしでございます。 実質赤字比率は、一般会計等に係るものでございます。連結実質赤字比率は、さらに公営企業会計も含めた全ての会計に係るものでございます。 また、実質公債費比率につきましては6.4%となっており、早期健全化基準の25%を下回っております。これは、一般会計等の公債費及び公債費に準ずる経費が標準的な一般財源の規模を示す標準財政規模に占める割合をあらわす指標でございます。 次の将来負担比率につきましても34.7%でございますので、早期健全化基準350%を大きく下回っております。これは、地方債残高のほか、一般会計等が将来負担すべき公営企業債等への繰入見込み額などを加算した将来の負担の度合いをあらわす指標となっております。 3ページ以降に健全化判断比率の算定資料を添付しております。 続きまして、8ページ、資金不足比率でございますが、地方公営企業法適用水道事業会計及び病院事業会計に加え、法非適用企業会計であります千光寺山索道事業特別会計外5会計について掲載しております。いずれも資金不足額はございません。 9ページ目以降に算定資料及び監査委員の審査意見を添付しております。 以上、簡単な説明ではございますが、御報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(福原謙二) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第3 報告第33号~報告第38号
    ○議長(福原謙二) 次に、日程第3、報告第33号法人の経営状況の報告についてから報告第38号専決処分の報告についてまで、以上の6件を一括議題といたします。 補足報告があればこれを願います。 宮本総務部長。 ◎総務部長(宮本寛) それでは、議案集2の27ページ、報告第33号から77ページ、報告第38号までの6件の補足説明を申し上げます。 まず、27ページの報告第33号は、法人の経営状況の報告についてでございまして、地方自治法第243条の3第2項の規定により、公立大学法人尾道市立大学経営状況につきまして報告するものでございます。 まず、33ページの貸借対照表でございますが、資産の部、固定資産、流動資産の合計額49億3,597万1,000円は、負債の部、固定負債、流動負債と、純資産の部、資本金、資本剰余金利益剰余金の合計額とも合致をいたしております。 次に、35ページの損益計算書でございますが、平成30年度といたしましては、運営費交付金収益等の経常収益から教育経費等の経常費用を差し引きいたしまして、経常利益は7,876万8,000円でございます。 次に、50ページの予算、収支計画及び資金計画でございますが、平成31年度の収入といたしましては、学生等納付金収入9億4,000万円、運営費交付金収入3億5,700万円など、合計13億3,900万円の収入を見込んでおります。 支出といたしましては、人件費8億9,100万円、教育研究経費2億8,700万円、一般管理費1億3,800万円など、合計13億3,900万円の支出を見込んでおります。 続きまして、53ページ、報告第34号でございますが、これは、平成30事業年度公立大学法人尾道市立大学の業務の実績に関する評価結果の報告についてでございます。 まず、58ページの全体評価でございますが、平成30年度は法人設立後7年目となる第2期中期計画の初年度であり、教育、研究、地域貢献、国際交流、自己点検・評価の各分野における重点取り組み項目に従って、理事長を中心に自律的で効果的な事業実施が進められたところでございます。第2期中期計画に掲げた重点課題の達成に向け、平成30年度年度計画の着実な実施に取り組んでおり、年度計画をおおむね順調に達成するとともに、中期計画全体の推進が図られたものと評価いただきました。 次に、59ページ、大項目評価結果についてでございますが、SからDまでの5段階評価で、6項目のうちA評価が5項目、B評価が1項目となっております。 次に、62ページから70ページまでは項目別評価でございまして、各大項目評価のもとになる小項目評価結果及び特記事項をお示しをいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 続きまして、71ページ、報告第35号から77ページ、報告第38号までの4件については、いずれも専決処分の報告についてでございまして、地方自治法第180条第1項の規定によりまして専決処分したものを同条第2項の規定により報告するものでございます。 まず、報告第35号から報告第37号までは、いずれも損害賠償の額を定めることにつきまして8月8日に専決処分したものでございます。 報告第35号は、5月7日午後1時20分ごろ、因島中庄町におきまして、福祉保健部因島福祉課の職員が軽貨物自動車で駐車しようとした際、駐車中の相手方の軽乗用自動車に接触し、当該車両を損傷したものでございます。 損害賠償の相手方は記載のとおりで、損害賠償の額は4万1,534円でございます。 次に、報告第36号は、6月12日午後2時15分ごろ、因島中庄町におきまして、福祉保健部因島福祉課の職員が方向転換のため軽貨物自動車を後進させた際、相手方施設の車寄せの支柱に接触し、これを損傷させたものでございます。 損害賠償の相手方は記載のとおりで、損害賠償の額は1万908円でございます。 次に、報告第37号は、7月9日午前8時35分ごろ、門田町におきまして、福祉保健部健康推進課の職員が軽貨物自動車で出ようとした際、駐車中の相手方の特殊用途自動車に接触し、当該車両を損傷したものでございます。 損害賠償の相手方は記載のとおりで、損害賠償の額は8万8,430円でございます。 なお、これらの事故の位置図と状況図を議案説明書の1ページから6ページまでにお示しをいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、77ページ、報告第38号の職員の失職の特例に関する条例の一部を改正する条例でございますが、これは7月29日に専決処分をしたものでございまして、地方公務員法の一部改正に伴い、引用条項を改める必要が生じたものでございます。 なお、議案説明書の7ページにこの条例改正に関しまして新旧対照表をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 以上、6件の報告の補足説明とさせていただきます。 ○議長(福原謙二) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第4 報告第30号・報告第31号・議案第34号・議案第35号 ○議長(福原謙二) 次に、日程第4、報告第30号平成30年度尾道水道事業会計決算状況報告について及び報告第31号平成30年度尾道病院事業会計決算状況報告について、議案第34号決算認定について(平成30年度尾道水道事業会計)及び議案第35号決算認定について(平成30年度尾道病院事業会計)、以上の4件を一括議題とします。 それぞれ説明を求めます。 亀田上下水道局長。 ◎上下水道局長(亀田裕二) それでは、報告第30号平成30年度尾道水道事業会計決算状況報告、議案第34号決算認定につきまして、あわせて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、平成30年度尾道水道事業決算書の14ページと15ページをごらんください。 まず、事業概況でございます。平成30年度水道事業では、長期的視点を踏まえた水道事業の最上位計画である尾道市水道事業ビジョンに沿うべく、持続可能で健全な水道事業の運営に努めてまいりました。ただ、7月の豪雨災害では、約2週間の断水により給水収益の減少や応急給水などに係る経費を要し、前年度より利益が減少する要因となりましたが、費用の抑制や災害救助法による措置により、一定の利益を確保することができました。また、資本的支出の建設工事では、老朽化した施設等の更新や耐震化につきましても、豪雨災害によるおくれはあったものの、計画的に実施することができました。 次に、業務概況でございます。給水戸数6万313戸、給水人口12万7,751人、年間配水量1,394万1,231立方メートル、年間有収水量1,325万3,167立方メートルとなり、前年度と比較し、給水人口及び配水量とも減少しております。 次に、建設事業では、耐震管路の整備や老朽管の更新を推し進め、延長約14.3キロメートル、布設がえを行いました。配水池整備としては、因島三庄高ポンプ場電気更新工事を、危機管理としては、効率よく補水するため長江浄水場内に給水塔を整備しました。 次に、経営・財務の状況でございます。収益的収支では、事業収益38億5,648万8,989円、事業費用36億248万8,743円、差し引き2億5,400万246円の純利益を計上しております。この純利益に前年度繰越利益剰余金及びその他未処分利益剰余金の変動額を加え、当年度未処分利益剰余金は4億1,203万1,361円となり、そのうち建設改良積立金へ2億5,000万円を、資本金へ1億5,000万円を繰り入れ、処分する予定としております。 また、資本的収支では、収入4億6,183万6,501円に対し、支出15億601万2,999円で、差し引き10億4,417万6,498円の不足が生じております。この不足額は、15ページの下段にお示ししておりますとおり、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額は6,505万4,758円、減債積立金5,000万円、建設改良積立金1億円、過年度分損益勘定留保資金4億9,272万9,130円、当年度分損益勘定留保資金3億3,639万2,610円となり、これらの内訳で補填することとしております。 以上、簡単ではございますが、平成30年度水道事業会計決算につきまして御説明申し上げました。 今後、給水収益の増加を期待することが難しく、また老朽化した水道施設や管路の更新に多額の資金が必要となる厳しい経営状況になってまいります。このような状況でも、中・長期展望を視野に入れた持続可能な水道事業の構築を図るとともに、豪雨災害を教訓に、これまで以上に危機管理意識を持って安全で良質な水の安定供給に努めてまいります。何とぞ御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(福原謙二) 松谷病院管理部長。 ◎病院管理部長(松谷勝也) 続きまして、報告第31号平成30年度尾道病院事業会計決算状況報告について及び議案第35号の決算認定につきまして、あわせて御説明申し上げます。 議案第35号の16ページをお願いいたします。 まず、概況の総括事項でございますが、市民病院では、最新鋭のデジタルラジオグラフィ装置を導入したほか、消化器内視鏡システムや採血業務支援システムなど機器の充実を図りました。また、ICUからHCUへの病床再編を行い、地域で求められる医療ニーズに的確に対応できる環境を整備いたしました。 瀬戸田診療所では、電子カルテシステムやスプリンクラーを整備するとともに、地域で求められる医療の提供に努めました。 公立みつぎ総合病院では、保健福祉総合施設のナースコール等改修工事や保健福祉センターなどの屋上防水改修工事を行いました。また、消化器内視鏡システムや超音波画像診断装置などの各種医療機器や検査機器の充実を図りました。 17ページからの表に両病院の内訳を含めた業務概要をお示ししております。 まず、業務量でございますが、両病院合わせて年間患者数は、入院が16万5,443人、対前年比102.6%、外来が25万4,794人、対前年比95.8%、合計42万237人、対前年比98.4%となっております。 次に、決算でございますが、収益的収支の収入は139億2,282万9,070円、対前年比100.9%、支出は138億3,155万8,564円、対前年比100.3%、差し引き9,127万506円の純利益となっております。 恐れ入りますが、9ページをお願いいたします。 平成30年度末の未処理欠損金は6億5,144万4,929円となっております。 次に、資本的収支でございますが、先ほどの17ページをお願いいたします。 資本的収支は、収入2億2,527万6,535円に対して支出9億6,261万9,618円で、差し引き7億3,734万3,083円の不足が生じております。この不足する額は、次の18ページの表に記載をしておりますように、過年度分損益勘定留保資金6億6,002万8,133円、当年度分損益勘定留保資金7,603万9,085円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額127万5,865円で補填することとしております。 以上、簡単ではございますが、平成30年度尾道病院事業会計決算の概要説明とさせていただきます。 公立病院の経営は依然として厳しい状況が続いておりますが、経常黒字化を目指す道筋として策定している新公立病院改革プランに基づく取り組みを着実に実行するとともに、最重要課題である医師確保に努め、地域において必要な医療を継続して提供していけるよう健全経営に努めてまいります。 以上、御審議の上、御認定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(福原謙二) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終わり、議案第34号及び議案第35号の2案の付託については別途考慮したいと思います。 暫時休憩といたします。                午後1時58分 休憩  ────────────────── * ──────────────────                午後2時0分 再開 ○議長(福原謙二) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ────────────────── * ────────────────── △日程第5 決算特別委員会の設置及び委員の選任について ○議長(福原謙二) 次に、日程第5、決算特別委員会の設置及び委員の選任についてを議題といたします。 お諮りいたします。 議案第34号及び議案第35号の2案については、議長及び議会選出監査委員を除く26人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、付託の上、審査することといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原謙二) 御異議なしと認め、そのように決しました。 続いて、お諮りいたします。 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、議長においてお手元に印刷、配付の決算特別委員会委員名簿のとおり指名したいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原謙二) 御異議なしと認めます。よって、お手元の決算特別委員会委員名簿のとおり決算特別委員に選任することに決しました。  ──────────────────────────────────────                決算特別委員会委員名簿                  村 上 隆 一                  岡 田 広 美                  柿 本 和 彦                  二 宮   仁                  大 本 和 英                  岡 野 斉 也                  宇根本   茂                  三 浦   徹                  星 野 光 男                  山 根 信 行                  吉 和   宏                  岡 村   隆                  加 納 康 平                  飯 田 照 男                  前 田 孝 人                  宮 地 寛 行                  岡 野 長 寿                  吉 田 尚 徳                  高 本 訓 司                  山 戸 重 治                  檀 上 正 光                  新 田 賢 慈                  杉 原 孝一郎                  佐 藤 志 行                  藤 本 友 行  ────────────────── * ────────────────── △日程第6 議案第36号~議案第45号・議案第49号~議案第59号 ○議長(福原謙二) 次に、日程第6、議案第36号令和元年度尾道一般会計補正予算(第2号)から議案第45号工事請負契約の変更についてまで、議案第49号辺地に係る総合整備計画の変更についてから議案第59号尾道市水道給水条例の一部を改正する条例案まで、以上の21案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 平谷市長。 ◎市長(平谷祐宏) (登壇)皆さんこんにちは。 御逝去されました城間議員に改めて心から哀悼の意を表します。 さて、ことしも梅雨前線や台風、秋雨前線などによる自然災害が各地で発生しております。中でも先般の台風10号では、お盆休みの西日本を縦断する形で直撃し、各地に混乱をもたらすとともに、本市では1名の方が船の係留作業中に海へ転落し、亡くなられました。また、8月末には、九州北部地域を中心に線状降水帯による豪雨災害が発生しました。各地で被災された方々には心から御冥福とお見舞いを申し上げます。また、今後の台風シーズンに向けては、緊張感を持ちながら万全の備えとなるように努めてまいります。 次に、昨年の7月豪雨災害からの復旧・復興についてでございますが、本市の最優先事項として懸命に事業執行に取り組んでいるところでございます。平成30年度末までに約3割の執行を終え、このたびの補正により約8割を予算化いたしました。今後とも職員一丸となって取り組みを加速し、早期の復旧・復興を目指してまいります。 さて、政府においては、今後の経済財政運営の指針となる経済財政運営と改革の基本方針2019と、次期成長戦略であるまち・ひと・しごと創生基本方針2019を、去る6月に閣議決定しました。その中で消費税率の改定を改めて確認するとともに、地方一般財源の総額については、2018年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとしているところでございます。本市といたしましても、少子・高齢化、人口減少社会に対応した地方創生の推進、地域活力の維持など地域の実情をしっかりと訴え、地方交付税を初めとする必要な財源確保や、豪雨災害からの復旧・復興に向けた補助制度や地方財政措置のさらなる充実に向け、引き続き市長会等を通じた提案、要望活動等を強力に推進していく所存でございます。 新年度が始まり、約半年が経過しようとしておりますが、10月からは、消費税率の改定、軽減税率の導入や幼児教育・保育の無償化、プレミアム付商品券など、新たな制度が開始されることとなります。混乱することのないよう、準備や制度の周知に努めてまいります。 次に、庁舎整備についてでございますが、因島総合支所については本日開庁し、各種市民サービスを開始したところでございます。本庁舎の整備につきましては、来年1月6日の開庁に向け、工事は順調に進捗しているところでございます。 それでは、補正予算案など諸案件を提案するに当たりまして、総体的な説明を申し上げます。 まず、一般会計の補正予算案でございますが、昨年7月の豪雨災害からの復旧に関連した経費の追加や、国・県の補助内示に基づく小規模農業基盤整備事業、漁港建設事業、橋梁長寿命化事業、街路事業、急傾斜地崩壊防止事業にかかわる経費の追加などをお願いしております。これらのほか、予防接種事業、幼児教育・保育の無償化に係る関連事務費、道路、排水路等の維持補修事業、防災行政無線のデジタル化や学校給食施設整備に向けた委託料、乳児医療費など過年度事業の精算に係る返還金の追加などをお願いしております。 債務負担行為としましては、高齢者福祉計画・介護保険事業計画策定事業ほか5件の追加と1件の変更をお願いしております。また、地方債については、10件の変更をお願いしております。 このほか、三つの特別会計の補正もお願いしております。また、本庁舎建設工事に係る工事請負契約の変更についてなどのほか、先ほど決算状況の報告を申し上げました平成30年度の水道事業、病院事業の2事業会計の決算認定についてをあわせて提案しております。 諸案件の詳細につきましては、それぞれ担当部局長から説明させますので、よろしく御審議の上、議決、認定を賜りますようお願いを申し上げます。 次に、平成30年度の決算見込みでございますが、先般お示ししましたように、一般会計では実質収支で約1億8,100万円の剰余金が見込まれる状況でございます。 経常収支比率につきましては、普通交付税や臨時財政対策債、市税等の減少があるものの、職員数の減に伴う人件費の減少などから、前年度と同様95.5%となっております。 また、健全化判断比率の各指標は、近年数値が改善してきており、実質公債費比率は6.4%、将来負担比率は34.7%と、若干の改善となりました。今後は標準財政規模の減少や市債残高の増加などに伴い、当面微増となる見通しでございますが、早期健全化基準に照らしても健全な水準を維持すると見込んでおります。 続いて、同時にお示ししました今後5年間の財政運営見通しにおいては、約25億円の財源不足を見込んでおり、昨年度の不足見込み額から約2億円改善しております。引き続き持続可能で安定した財政運営に向けた努力を続けてまいります。 議員各位はもとより、市民の皆様方の御支援、御協力をお願い申し上げまして、総体的な説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(福原謙二) 戸成企画財政部長。 ◎企画財政部長(戸成宏三) それでは、議案第36号から議案第39号までの一般会計及び3特別会計の補正予算案の概要につきまして御説明を申し上げます。 議案集1をお願いいたします。 1ページの議案第36号令和元年度尾道一般会計補正予算(第2号)でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ8億4,643万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ661億726万8,000円とするものでございます。 第2条は、債務負担行為の補正でございますが、5ページの第2表債務負担行為補正のとおり、高齢者福祉計画・介護保険事業計画策定事業ほか5件の追加と1件の変更をお願いしております。 第3条は、地方債の補正でございますが、6ページの第3表地方債補正のとおり、10件の変更をお願いしております。 それでは、14ページの歳出から主な内容について御説明いたします。 総務費、総務管理費、一般管理費では、幼児教育・保育無償化に伴う基幹系システムの改修や防災行政無線のデジタル化に向けた設計に係る委託料の追加をお願いしております。 企画費では、今治・土生航路運航事業に対する補助金の追加をお願いしております。 庁舎整備費では、本庁舎建設工事について、物価上昇や内容変更に伴う工事請負費の追加をお願いしております。 民生費、社会福祉費、障害者福祉費では、それぞれ前年度の事業費確定に伴う返還金の追加をお願いしております。 老人福祉費では、高齢者福祉計画・介護保険事業計画策定に向けた経費や、国庫補助を受けての介護施設整備に係る補助金、前年度の事業費確定に伴う返還金の追加をお願いしております。 15ページのふくしむら管理費では、汚水処理に係る中継ポンプの修繕料の追加をお願いしております。 児童福祉費、児童福祉総務費では、幼児教育・保育無償化に伴う臨時職員賃金などの事務費や、前年度の事業費確定に伴う返還金の追加をお願いしております。 母子福祉費においても、前年度の事業費確定に伴う返還金の追加をお願いしております。 保育所費では、認定こども園のICT化に対する補助金の追加をお願いしております。 生活保護費では、令和3年1月から実施される被保護者健康管理支援事業に関連したシステム改修費などの追加をお願いしております。 16ページの衛生費、保健衛生費、母子保健費では、産後ケア事業に係る委託料や、不妊治療医療費助成事業に係る補助金の追加をお願いしております。 予防接種費では、高齢者肺炎球菌に係る予防接種の対象者拡大に伴う経費等の追加をお願いしております。 農林水産業費、農林業費、農業振興費では、市民農園整備工事の追加を、農地費では、県費補助内示に基づくため池、農道など小規模農業基盤整備事業に係る経費の追加をお願いしております。 水産業費、漁港建設費では、国庫補助内示に基づく長寿命化計画策定や海岸保全施設、漁港施設整備に係る経費の追加をお願いしております。 17ページ、土木費、土木管理費、建築指導費では、空き家対策総合支援事業補助金の追加をお願いしております。 道路橋りょう費、道路維持費では、小規模維持修繕業務委託料や機械借上料などの維持補修経費の追加や、国庫補助内示に基づくトンネルの長寿命化に係る経費の増減調整をお願いしております。 橋りょう新設改良費においても、国庫補助内示に基づく定期点検や補修工事に係る経費の追加をお願いしております。 都市計画費、街路事業費では、国庫補助内示に基づく久保長江線整備に係る経費の増減調整をお願いしております。 18ページ、排水路費では、小規模維持修繕業務委託料の追加や、瀬戸田の福田(金本)地区排水ポンプ整備の内容変更に伴う減額及び因島鏡浦地内排水路整備に係る工事請負費の追加をお願いしております。 河川費、急傾斜対策事業費では、県費補助内示に基づく工事請負費の追加をお願いしております。 消防費、消防施設費では、次年度建設に向けた消防団器具庫の設計や、旧消防団器具庫の撤去に係る委託料の追加をお願いしております。 教育費、教育総務費、事務局費では、幼児教育・保育無償化に係る事務費として臨時職員賃金を、21世紀の学校づくり推進費では、広島県の学びの変革推進寄附事業に係る備品購入費の追加をお願いしております。 19ページ、小学校費、小学校管理費では、学校給食施設整備計画の策定や、向島中央小学校旧プールの解体撤去に係る経費の追加をお願いしております。 社会教育費、美術館費では、圓鍔勝三彫刻美術館について、空調設備の修繕及び作品寄贈に伴う輸送等委託料の追加をお願いしております。 文化振興費では、石見銀山街道の日本遺産認定に向けた推進協議会への負担金の追加をお願いしております。 保健体育費、保健体育総務費では、旧生口中学校敷地に整備予定の体育館整備に係る経費の追加をお願いしております。 20ページにかけての災害復旧費では、昨年の7月豪雨災害に係る災害復旧事業について、入札や設計等の進捗状況に応じ、農林水産施設、公共土木施設、教育施設に係る設計、工事請負費などの追加をお願いしております。 これらに係る財源といたしまして、9ページから13ページにございますとおり、地方特例交付金、地方交付税、分担金及び負担金、国庫支出金、県支出金及び市債の増減を行い、繰入金で全体調整を行っております。 続きまして、25ページをお願いいたします。 議案第37号令和元年度尾道国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,349万7,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ161億1,567万7,000円とするものでございます。 31ページ、歳出の保険給付費、療養諸費、退職被保険者等療養給付費及び退職被保険者等療養費において、それぞれ保険給付費の追加をお願いしております。 高額療養費においても、退職被保険者等高額療養費及び一般被保険者高額介護合算療養費において、それぞれ保険給付費の追加をお願いしております。 諸支出金、償還金及び還付加算金では、前年度の事業費確定に伴う返還金の追加をお願いしております。 これらの財源といたしましては、30ページにございますとおり、県支出金、繰越金を充てております。 続きまして、33ページの議案第38号令和元年度尾道介護保険事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ5,040万4,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ169億2,866万4,000円とするものでございます。 39ページ、歳出の諸支出金、償還金利子及び還付加算金では、前年度の事業費確定に伴う返還金の追加をお願いしております。 これらの財源といたしましては、38ページにございますとおり、支払基金交付金、繰越金を充てております。 続きまして、41ページの議案第39号令和元年度尾道後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,851万3,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ23億4,975万9,000円とするものでございます。 47ページ、歳出の後期高齢者医療広域連合納付金で、前年度の事業費確定に伴う保険料等納付金の追加をお願いしております。 財源といたしましては、46ページにございますとおり、繰越金を充てております。 以上、議案第36号から議案第39号までの補正予算案の概要を説明させていただきました。 御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(福原謙二) 宮本総務部長。 ◎総務部長(宮本寛) 続きまして、議案第40号から議案第45号まで、及び議案第49号から議案第59号までの17議案につきまして提案説明を申し上げます。 まず、議案集2の80ページ、議案第40号は、字の区域の変更についてでございます。 これは、県営土地改良事業御調河内第2地区(徳永郷工区)において、土地の区画及び形質に変更が生じたため、字の区域を変更するものでございます。 議案説明書の8ページ及び9ページに位置図をお示ししておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、81ページ、議案第41号及び82ページ、議案第42号は、いずれも市道路線の認定についてでございます。議案第41号は栗原町地内の、議案第42号は西藤町地内の、それぞれ宅地造成に伴いまして寄附を受けた道路を市道認定するものでございます。 議案説明書の10ページ及び11ページにこれら2議案に関します付近見取り図をお示ししておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、83ページ、議案第43号から86ページ、議案第45号までの3議案でございますが、これらは工事請負契約の変更についてでございまして、いずれも新本庁舎建設工事にかかわるものでございます。 まず、議案第43号は、建築主体工事に関するものでございまして、材料費、人件費等の上昇に伴い契約約款におけるスライド条項を適用し、工事費を増額するため、及び工事の施行に伴う工事費の増減を精算するため、請負金額を変更するものでございます。 次に、議案第44号は、機械設備工事に関するものでございまして、新本庁舎の中央制御システム及びサーバー室単独空調システムの見直し等が必要となったため、請負金額を変更するものでございます。 次に、議案第45号は、電気設備工事に関するものでございまして、新本庁舎の照明設備及び議会関連諸室の音響設備の見直し、並びに防犯カメラの台数の追加及び仕様の変更等が必要となったため、請負金額を変更するものでございます。 次に、93ページ、議案第49号は、辺地に係る総合整備計画の変更についてでございます。 これは、福田港浮き桟橋の構造変更に伴い事業費を増額するため、百島辺地に係る総合整備計画を変更するものでございます。 なお、議案説明書12ページに、この議案に関しまして新旧対照表をお示ししておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、94ページ、議案第50号は、尾道市市民会館設置及び管理条例を廃止する条例案でございます。 本案は、尾道市市民会館を廃止するための条例廃止でございます。 次に、95ページ、議案第51号は、尾道市職員給与条例等の一部を改正する条例案でございます。 本案は、地方公務員法の一部改正により一般職の地方公務員の欠格条項から成年被後見人等であることが削除されたことに伴い、所要の改正をするための条例改正でございます。 次に、97ページ、議案第52号は、尾道市印鑑条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、住民基本台帳法施行令の一部改正により住民基本台帳に旧氏が記録されることに伴い、印鑑登録にも旧氏を記録する規定を整備するための条例改正でございます。 次に、99ページ、議案第53号尾道市保育所(園)設置及び管理条例の一部を改正する条例案及び101ページ、議案第54号尾道市幼保連携型認定こども園設置及び管理条例の一部を改正する条例案でございます。 これら2案は、子ども・子育て支援法施行令の一部改正により幼児教育・保育が無償化されることに伴い、市長の認定を受けた子供が満3歳になった後の4月1日から小学校入学前までの間における保育料を無料とするための条例改正でございます。 次に、103ページ、議案第55号は、尾道市消防団条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、地方公務員法の一部改正により一般職の地方公務員の欠格条項に関する規定が改められたことに準じ、成年被後見人等が消防団員になることはできないとする規定を削除し、及び大学生等の消防団への加入促進を図るため、消防団員の資格の範囲を拡大するための条例改正でございます。 次に、105ページ、議案第56号は、尾道市火災予防条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、住宅用防災警報器等を設置しないことができる場合として、尾道市火災予防条例に定める住宅の部分に特定小規模施設用自動火災報知設備を一定の基準を満たして設置したときを追加するための条例改正でございます。 次に、107ページ、議案第57号は、尾道市立幼稚園保育料及び預り保育保育料徴収条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、子ども・子育て支援法施行令の一部改正により幼児教育・保育が無償化されることに伴い、幼稚園の保育料に関する規定を削り、並びに預かり保育料の額について市内で統一することとし、及び施設等利用給付認定子供の預かり保育料を無料とするための条例改正でございます。 次に、109ページ、議案第58号は、市立学校に於ける授業料その他の費用に関する条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、学年制高等学校である尾道南高等学校を、令和2年4月1日から単位制高等学校に移行することに伴い、聴講料の額を定め、及び授業料その他の費用の額を改めるための条例改正でございます。 次に、111ページ、議案第59号は、尾道市水道給水条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、水道法の一部改正に伴い、給水装置工事事業者の指定の更新の申請に対する審査に係る手数料を定めるための条例改正でございます。 なお、議案説明書の13ページから29ページまでに条例改正に関しまして新旧対照表をお示ししておりますので、ごらんいただきたいと思います。 以上、17件の議案につきまして提案説明とさせていただきます。御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(福原謙二) 先ほどの日程第5で、決算特別委員を26人と申しましたが、25人に改めたいと思います。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 19番、岡野長寿議員。 ◆19番(岡野長寿) 私は、議案第50号市民会館を廃止する条例案について質問します。 この条例案は、先ほどの市長の総体的な説明の中でも触れられませんでしたが、市民生活にとってはとても大きな影響を与える議案だと思うんです。この提案は、議案説明書にも耐震診断なんかの資料も出てませんし、少し提出の仕方に違和感を覚えました。そこで質問させていただきますが、一つは、このような公会堂別館として、4階は150名程度入る大会議室、それから3階や2階にも20名から30名ぐらい入れる会議室があって、私は、今尾道は市民の文化活動や社会活動が市民レベルで活発に行われてるという、そういう都市であると思っていますから、非常になじみが深い施設です。それから、高齢者や足の不自由な方が使いやすいようにということで、私たちもそこへ後づけという形ですけどもエレベーターを設置してほしいということで、これも実現して、活発に利用されてる施設だと思うんです。そのような議案が、いきなり議案集に載せられるだけ、あるいは新聞報道で知るだけということで、議長や議運長には説明はあったのかなと思って少し聞いてみても、そういうことはないようなんですが、私は、こういった9月議会の一つの大きな議案などが出る場合には、少なくとも議会側の執行部、議長、副議長や議運長など三役には、あらかたの説明がなされてしかるべきだと思うんですが、その辺は、そういうような検討をされたことはなかったんでしょうかという点が一つの質問です。どうせ賛成してくれるだろうと、こういうようなことで行われたのかどうか、その辺の考え方を前提で1点お聞きします。 2点目は、耐震基準を満たしていないから取り壊すんだと、廃止するんだということなんですけども、耐震基準を満たしていないまま使い続けるというのは私も心配がもちろんあります。でも、普通は、耐震基準を満たしていなければ、それを満たすように補強工事をして使うというのが当たり前だと思うんですが、壊さなきゃいけないというのはそれなりの理由があったのかなということで、じゃ、そこへ何か新しい文化ホールかなんか、敷地はそんなに大きくないですからそんな大きなものは建てられないでしょうけど、何か取り壊さなきゃいけない緊急な、あるいは合理的な方針が立てられた上での判断なのかということをお聞きしたいと思うんです。それで、そのこととの関係で耐震強度が、これもピンからキリまでというか、今すぐ取り壊さなきゃいけないほどの弱いところなのか、中程度か、もうちょっと補強すればいけるのかと、この辺の数値が全く示されてませんから、その辺の数値を具体的に示していただけますか。 それから、3点目は利用状況なんですが、私の感覚的な利用状況で今申し上げましたが、実際は4階の大会議室、これ150名程度入れるんですかね、これは年間どのぐらいの利用の状況になってるのか。それから、2階、3階の20人から30人程度の会議室も、どのような利用状況になってるのか。私自身は結構ここの旧公会堂別館は、私もかなり年齢を重ねましたからエレベーターを利用させてもらって、20人、30人の会議室、これはメーデーとかいろんな社会活動の面で使ってますよね。それから、4階まで行って、これは市議会報告会等ももちろんやりますし、非常に使い勝手がいいのですが、そうした数値的な利用状況を、細かくは結構ですけども。今これがなくなると、やっぱり困る方も出てくるんじゃないでしょうか。そういう点で、これは今、廃止、この議案によると4月1日から実施ということなんで、来年の4月1日からもう使えなくなるというような話ですからね。これをもうちょっと補強して、何とか持ちこたえる、もう少し長く利用できるようにするという方法が考えられないのかと思いますよね。どうしても壊さなきゃいけないんだったら、そういう使ってた方々は、どこを使えばええんか。新庁舎というふうな話もあります。ただ、それ結構、もちろん新しい庁舎ですからいろんなホール等も、会議室等も含めて人気があるでしょうし、土日はもちろん使えるんでしょうけども、利用が殺到して使えない、諦める、こういうことも起きてくると思うんです。ここの尾道市民会館というのがなくなったら、尾道には市民会館というのがなくなるんです。因島地区にはありますし、瀬戸田地区にもありますけど、この一番大きい尾道でなくしていいんですかっていうこともあるので。以上3点について、まずお答えください。 ○議長(福原謙二) 宮本総務部長。 ◎総務部長(宮本寛) 市民会館にかかわってお尋ねをいただきました。 市民会館につきましては、議員も御紹介いただきましたように、従前、公会堂の別館ということでございました。公会堂の大ホールの廃止に伴いまして、名称のほうを市民会館ということで変更させていただいております。公会堂廃止、それから庁舎の整備にかかわっていろいろ御議論もいただく中で、市民会館につきましても耐震診断を行っていくということで議会の中でも御答弁を申し上げて、昨年実施した耐震診断の結果が非常によくないということも御説明をさせていただきました。そうした経過もございまして、このたび議会のほうへ御説明が十分でなかったということに、我々のほうもそういった経過をたどってるのでということを思ってしまいましたので、少し説明が足らなかったかなというふうに思います。 耐震診断の結果でございますけれども、耐震診断結果として──Is値というのがございますけれども──市民会館のほうのIs値の最も低い数値は0.09ということになってございまして、そのほかの数値も、一番高いところで0.60ということになってございます。この数値というのは、市役所の本庁舎、建てかえをすることにいたしましたけども、こちらの最も低い数値が0.16ということで、本庁舎の一番高いところが1.01というふうなことでございますので、それよりもかなり低い数値が診断結果として出てまいりました。あわせて、コンクリート中の塩化物質の濃度も、基準値から比較しますと6倍から7倍というような数値が結果として出てきたということで、公の施設として一般の住民の方に御利用いただくにはふさわしくないだろうという判断で、このたび廃止の御提案をさせていただいたということでございます。 その後の計画につきましてもお尋ねいただきましたけども、利用状況ということを申し上げますと、現在市民会館の3階の31号室、それから33号室と、4階の40号室という3部屋を一般の利用に供しております。この3部屋合わせての昨年1年間の利用実績というのは、朝昼晩それぞれお使いいただいたらこれは1件というカウントをさせていただきますと、1,200件ほどのトータルにはなりますけれども、このうちの900件超、約7割超は市のほうで利用させていただいておりまして、残りが340件ほどということになります。こちらにつきましては、定期的に御利用いただいてる団体もございますけれども、本庁舎のほうで多目的施設のほうを設ける予定にしてございます。こちらのほう、1月から新本庁舎のほうを御利用いただくようなことも計画しておりますけれども、4月以降につきましてはそちらのほうをお使いいただくことも可能ではないかというふうに考えてございます。 それで、耐震基準を満たさない施設等もあるんではないかというようなことも御質問いただきましたけども、まだ解体という結論まで至ってるということではございませんで、当面は、先ほど申し上げましたように不特定多数の方に御利用いただくというのを4月1日以降につきましてはやめるということで、この施設が6カ月前から使用の申し込みを受けておりますので、その半年前には一般の方に使用ができないことをお知らせする必要もございますので、この時期の条例の提案というふうにさせていただきました。 ○議長(福原謙二) 岡野長寿議員。 ◆19番(岡野長寿) 一つは、今Is値のことが出ましたけども、本庁舎の強度を調べたときには、一番低いところで0.16と、強いところで1.01と、これと比べて公会堂はもっと悪いよという言い方でしたが、これ耐震工事のIs値で合格になるのは0.7でしたかね。幾らなんですか。0.7ぐらいでした。                (「0.9でした」と呼ぶ者あり) 0.9でしたか。そうすると、0.9だということなので、強いところでも満たしていないということなんですね。わかりました。そういうふうに満たしてないものを使うのはよくないってのは私も了解しますけども、じゃあ、それを耐震補強工事してやることはできないのかというふうに普通考えますよね、もったいないので。そういう可能性はないんですか。まあお金も、それ一定はかかるでしょうけど、最も低いね。まあ見ばえはいいですよ、見ばえは。私らが前紹介しましたけども、本庁舎、あれはどこでしたか、お肉がおいしいところでね。三重県の松阪市、100億円の新庁舎建設計画を立てたけども、結局、有能な技師さんがおって、見ばえはちょっと悪いけども、外出し方式で4億円程度で本庁舎自身を耐震改修したということがありましたから、感覚的に見れば、100億円の新庁舎は建てずに4億円の補強で済ませたということがありますので、旧公会堂別館だったら、新しくそれを建てかえるとすれば幾らかかるかわかりませんが、そんなにお金をかけずに補強する方法はないんですか。あるとすれば、幾らぐらい平均的にすりゃあかかるのか。その辺、わかれば教えていただけますか。 利用状況については、これは芸術関係団体の方ですか、ずうっと継続的に使われてる方は、これは本庁舎を使うことができるだろうという話をして、ほぼその方々も納得をされてるっていうようなことも聞きました。申し込みの早い、継続的に使えるかどうか、継続的に使えるということでしたから、そのように報告をさせていただきますけどね。民間のほうでも、その他340件が年間使われてるということなんで、大きな、20人、30人程度の利用の方々がやっぱり困るんだろうなあという気がするんです、申し込みが殺到したりすると。新しい本庁舎は50人ぐらいでも利用できるんでしょうか。20人、30人で使うということになると、少なくて申しわけないなっていう感じで、なかなか利用ができなくなるのかどうなのか。ちょっとその辺も、結局この財産がなくなってしまうと、どこかでそれを吸収しなきゃいけないわけですから、新庁舎自体で全部が賄えるとは思いませんので、そういう方々はこれからどうするのかという問題があります。 それで、もう一つ、お答えになりませんでしたが、この耐震診断をされたのは何がきっかけだったんですか。本庁舎との関連で、公会堂そのものの耐震診断もあったので調べられたのか。というのは、尾道市全体には公共施設ってのはたくさんありますよね。その中で、じゃあ全部が全部耐震診断を、新基準をクリアしてるのかというと、とてもそんな感じじゃないなというところもありますよね、木造建築とか含めて。じゃあ、そんなところは全部壊してやりかえるんかというわけにいかんでしょ。だから、基本的には大きな地震が起きても新基準で耐えられるようになるのはベストなんだけども、ほかのところが調べられていないにもかかわらず、ここだけどうして調べられたのかっていうことも疑問にありますので。ほかの施設については、じゃあどういうふうな方針なんですか。新しい、そりゃ全部が全部一斉に耐震診断するってのも大変お金がかかることでしょうし、個別個別に方針を立てるしかないんですか。その辺で何か一定の方針というのがあるんでしたら、その辺もお答えいただけますか。 ○議長(福原謙二) 宮本総務部長。 ◎総務部長(宮本寛) 耐震診断結果を受けて、解体とかをせずに、引き続き耐震改修等を行って使う道はないかというお尋ねもいただきました。最初の御答弁のときにも申し上げましたけども、非常にコンクリートの状況もよろしくないというようなこともございまして、あわせて、これはまだ正確な耐震の設計を行ってございませんので正確に幾らぐらいの耐震費用がかかってという検討までは至ってございませんけども、状況から鑑みますに、非常に費用も、耐震改修を図ってコンクリートそのものがよくなるわけじゃございませんから、費用をかけた割には余りいい結果が出ないであろうというふうな状況だと思っております。先ほども少し申し上げましたが、解体を今既に決めてるということではございませんで、来年度1年かけて、今後のことにつきましては検討していきたいというふうに考えてございます。 今回、市民会館について耐震診断をなぜ行ったかというお尋ねも頂戴しましたけども、一つには、公会堂が廃止になってということもございまして、ちょうどこれが昭和42年の建築の施設でございます。そうしたことで、今後どうしていくかということを検討すべき状況にあるだろうという判断のもとに、この施設につきましては耐震診断を行いました。その他の公共施設につきましては、主に学校施設等については耐震改修を進めてきておりますけども、それぞれの施設を全て維持をしていくということではなしに、今後施設によっては、公共施設そのものを床面積を減らしていくという考えもございますので、施設の更新に当たってどうするかといったような、それぞれの施設の計画の中でどうしていくかというのは計画的に行っていく必要があると思いますので。ただ、そうは申し上げましても、旧耐震の建築物であるのかどうかということ、それから、施設の利用形態が不特定多数の方が頻繁に出入りする施設であるとか、特に構造が、木造建築よりもRC造とか鉄筋コンクリート造のほうが非常に重量もございますので、そういったいろんなところも考えながら、耐震診断を行うのか、耐震診断を行わずに更新計画に向かうのかということを判断していく必要もあるんだと思っています。 ○議長(福原謙二) 岡野長寿議員。 ◆19番(岡野長寿) 3回目、最後の質問になりますけど、いろいろ論点がたくさんあって、今やりとりしてても私とあなたの間の3回の質疑で問題が解明されるとはとても思えませんし、こういう問題は、最初に言いましたけども、ペーパー1枚で議案としてぽんと出すんじゃなくて、やはり事前に全員協議会等、方針を決めるんでしたら、市民会館廃止というような重大なことを決めるんでしたら、さまざまな論点について、さまざまな方がいらっしゃるわけですから。今私が申し上げたのは私の知見に基づいて質問しただけで、ほんの断片的な質疑だと思うんです。1年かけて検討する、解体は決めてないという今言い方もありましたので、総務委員会で議論されることになるとは思うんですけどもね。本当はもう少し事前の全員協議会等で議論すべきだったのではないでしょうかという点は指摘をしておきたいと思います。 さっき解体は決めていないと、1年かけて、解体するかどうかも含めて、あるいは時期等も含めて検討するというふうに言われましたが、これはどういうことですか、お答えがなかったんですけども。補強工事等で幾らかかるかということも、今お答えがなかったんで。それはまだ診断、耐震工事をするという検討は全くしてないということみたいなので、そういった耐震工事をするとすれば幾らぐらいかかるのかということも含めて、この建物を存続させる可能性についても、1年かけて検討するということなんですか。もしそういうことになるとすれば、1年かけて、解体するか、この建物を耐震改修するかどうか、その可能性もあるということであれば、今の時期に早々とこの市民会館を廃止する条例を決めてしまわないで、その1年後の、解体するかどうかも含めた検討を踏まえて、市民会館としての存続の是非を議案として提出するという方法もありますよね。そういうふうにすべきじゃありませんか。私は、できれば耐震改修して、今市が使ってる部分が相当あるんですね。これは新庁舎に移るんでしょうから、その部分も含めて市民が使えるようになれば、とても活用ができる、古いけども、地震にも耐えられる、細かい利用もできるということで、ハンディーな利用ができるものとして、立地条件とすれば最高の位置にあるわけですから、大いに使い勝手があると思うんです。そういう検討も1年かけてされるということで確認してよろしいですか。 ○議長(福原謙二) 宮本総務部長。 ◎総務部長(宮本寛) 改めて、耐震改修も含めてということでお尋ねをいただきましたけども、先ほども申し上げましたように非常に耐震診断結果の数字が低うございました。このままの状態で一般の方に御利用いただきながらということを続けるのは望ましくないといいますか、よくないということの判断のもとに、4月1日からの廃止をこのたび御提案させていただきました。その後1年をかけてと申し上げましたのは、来年度に今後この施設そのものをどうしていくかということは検討していきたいということでございますが、状況的に申し上げれば、やはり数字とかコンクリートの状況が非常によろしくないという状況もございますので、耐震改修っていうのは非常にハードルが高いのかなというのが現状の認識でございます。その他の施設にも言及いただきましたけども、それぞれの施設の計画等とあわせてということの中で検討していきたいというふうに考えてございます。 現状の利用いただいてる方々の来年度以降の継続した利用につきましては、その状況も見ながらということで、1月以降は本庁舎とあわせての御利用という形になると思いますけども、そういった利用の意向状況等も見ながら判断していきたいということを考えております。 ○議長(福原謙二) これをもって質疑を終わり、議案第36号令和元年度尾道一般会計補正予算(第2号)中、庁舎整備調査特別委員会所管部分を除く部分、議案第37号令和元年度尾道国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)から議案第42号市道路線の認定についてまで、議案第49号辺地に係る総合整備計画の変更についてから議案第59号尾道市水道給水条例の一部を改正する条例案まで、以上の18案は、それぞれ所管常任委員会に付託いたします。 また、議案第36号令和元年度尾道一般会計補正予算(第2号)中、庁舎整備調査特別委員会所管部分、議案第43号工事請負契約の変更についてから議案第45号同じくまで、以上の4案は、庁舎整備調査特別委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原謙二) 御異議なしと認め、そのように決しました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第7 議案第46号~議案第48号 ○議長(福原謙二) 次に、日程第7、議案第46号甲世衛生組合の解散についてから議案第48号甲世衛生組合の解散に伴う事務の承継並びに決算の審査及び認定についてまで、以上の3案を一括議題といたします。 この場合、地方自治法第117条の規定により、10番山根議員、12番吉和議員及び議長が除斥の対象となりますので退席を求めます。                〔10番山根議員、12番吉和議員 退席〕                〔議長退席、副議長議長席に着席〕 ○副議長(宇根本茂) 提案理由の説明を求めます。 宮本総務部長。 ◎総務部長(宮本寛) それでは、議案集2の87ページ、議案第46号から90ページ、議案第48号までの3議案につきまして提案説明を申し上げます。 これらは、甲世衛生組合に関係する議案でございます。 議案第46号は、甲世衛生組合の解散についてでございまして、共同処理する事務が終了したことに伴い、甲世衛生組合を解散するものでございます。 次に、88ページ、議案第47号は、甲世衛生組合の解散に伴う財産処分についてでございまして、甲世衛生組合の解散に伴い財政調整基金の分配割合について定め、その他財産の帰属先を世羅町と定めるものでございます。 次に、90ページ、議案第48号は、甲世衛生組合の解散に伴う事務の承継並びに決算の審査及び認定についてでございまして、甲世衛生組合を解散することに伴い、事務の承継並びに決算の審査及び認定について定めるものでございます。 以上、3件の議案につきまして提案説明とさせていただきます。 御審議いただきまして御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○副議長(宇根本茂) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終わり、議案第46号から議案第48号まで、以上の3案は民生委員会に付託をいたします。                〔10番山根議員、12番吉和議員 着席〕                〔副議長議員席に着席、議長議長席に着席〕  ────────────────── * ────────────────── △日程第8 特別委員会の委員の定数変更及び選任について ○議長(福原謙二) 次に、日程第8、特別委員会の委員の定数変更及び選任についてを議題といたします。 お諮りいたします。 令和元年6月19日に設置されました庁舎整備調査特別委員会の委員の定数を10人に変更したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原謙二) 御異議なしと認め、そのように決しました。 続いてお諮りいたします。 庁舎整備調査特別委員会の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、吉田議員を指名したいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原謙二) 御異議なしと認め、そのように決しました。  ────────────────── * ────────────────── ○議長(福原謙二) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。                午後3時4分 散会  ────────────────── * ──────────────────   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     尾 道 市 議 会 議 長     尾 道 市 議 会 副議長     尾 道 市 議 会 議 員     尾 道 市 議 会 議 員...