尾道市議会 > 2019-06-17 >
06月17日-01号

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  1. 尾道市議会 2019-06-17
    06月17日-01号


    取得元: 尾道市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    令和 元年第2回 6月定例会              令和元年6月17日(月曜日)  ────────────────── * ──────────────────                 議事日程第3号           (令和元年6月17日 午後1時30分開議)第1 会期決定について第2 市長の所信表明第3 報告第22号 繰越明許費繰越計算書の報告について   報告第23号 繰越明許費繰越計算書の報告について   報告第24号 事故繰越し繰越計算書の報告について   報告第25号 予算繰越計算書の報告について   報告第26号 法人の経営状況の報告について   報告第27号 法人の経営状況の報告について   報告第28号 法人の経営状況の報告について   報告第29号 法人の経営状況の報告について         (以上8件一括上程、報告)第4 議案第3号 令和元年度尾道市一般会計補正予算(第1号)   議案第4号 令和元年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)   議案第5号 令和元年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)   議案第6号 令和元年度尾道市夜間救急診療所事業特別会計補正予算(第1号)   議案第7号 令和元年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)   議案第8号 令和元年度尾道市渡船事業特別会計補正予算(第1号)   議案第9号 令和元年度尾道市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)   議案第10号 市道路線の変更について   議案第11号 工事請負契約の締結について   議案第12号 工事請負契約の締結について   議案第13号 工事請負契約の変更について   議案第14号 工事請負契約の変更について   議案第20号 財産の取得について   議案第21号 財産の取得について   議案第22号 港湾管理事務の事務委託に関する規約の変更について   議案第23号 漁港管理事務の事務委託に関する規約の変更について   議案第24号 尾道市離島振興対策実施地域における固定資産税の課税免除に関する条例案   議案第25号 固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例案   議案第26号 尾道市立いきいきサロン設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第27号 尾道市消防手数料条例の一部を改正する条例案   議案第28号 尾道市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案   議案第29号 尾道ふれあいの里設置及び管理条例の一部を改正する条例案         (以上22案一括上程、提案理由の説明)第5 議案第15号 財産の取得について   議案第16号 財産の取得について   議案第17号 財産の取得について   議案第18号 財産の取得について   議案第19号 財産の取得について         (以上5案一括上程、提案理由の説明)                                    以 上  ────────────────── * ──────────────────本日の会議に付した事件日程第1 会期決定について日程第2 市長の所信表明日程第3 報告第22号 繰越明許費繰越計算書の報告について     報告第23号 繰越明許費繰越計算書の報告について     報告第24号 事故繰越し繰越計算書の報告について     報告第25号 予算繰越計算書の報告について     報告第26号 法人の経営状況の報告について     報告第27号 法人の経営状況の報告について     報告第28号 法人の経営状況の報告について     報告第29号 法人の経営状況の報告について日程第4 議案第3号 令和元年度尾道市一般会計補正予算(第1号)     議案第4号 令和元年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)     議案第5号 令和元年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)     議案第6号 令和元年度尾道市夜間救急診療所事業特別会計補正予算(第1号)     議案第7号 令和元年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)     議案第8号 令和元年度尾道市渡船事業特別会計補正予算(第1号)     議案第9号 令和元年度尾道市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)     議案第10号 市道路線の変更について     議案第11号 工事請負契約の締結について     議案第12号 工事請負契約の締結について     議案第13号 工事請負契約の変更について     議案第14号 工事請負契約の変更について     議案第20号 財産の取得について     議案第21号 財産の取得について     議案第22号 港湾管理事務の事務委託に関する規約の変更について     議案第23号 漁港管理事務の事務委託に関する規約の変更について     議案第24号 尾道市離島振興対策実施地域における固定資産税の課税免除に関する条例案     議案第25号 固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例案     議案第26号 尾道市立いきいきサロン設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第27号 尾道市消防手数料条例の一部を改正する条例案     議案第28号 尾道市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案     議案第29号 尾道ふれあいの里設置及び管理条例の一部を改正する条例案日程第5 議案第15号 財産の取得について     議案第16号 財産の取得について     議案第17号 財産の取得について     議案第18号 財産の取得について     議案第19号 財産の取得について  ────────────────── * ──────────────────出席議員(27名)    1番 村 上 隆 一            2番 岡 田 広 美    3番 柿 本 和 彦            4番 二 宮   仁    5番 大 本 和 英            6番 岡 野 斉 也    7番 宇根本   茂            8番 三 浦   徹    9番 星 野 光 男           10番 山 根 信 行   11番 巻 幡 伸 一           12番 吉 和   宏   13番 岡 村   隆           14番 福 原 謙 二   15番 加 納 康 平           16番 飯 田 照 男   17番 前 田 孝 人           18番 宮 地 寛 行   19番 岡 野 長 寿           20番 吉 田 尚 徳   21番 高 本 訓 司           22番 山 戸 重 治   23番 檀 上 正 光           25番 新 田 賢 慈   26番 杉 原 孝一郎           27番 佐 藤 志 行   28番 藤 本 友 行欠席議員(1名)   24番 城 間 和 行  ────────────────── * ──────────────────説明のため出席した者   市長      平 谷 祐 宏       副市長     冨 永 嘉 文   副市長     澤 田 昌 文       教育長     佐 藤 昌 弘   企画財政部長  戸 成 宏 三       総務部長    宮 本   寛   参事(庁舎整備担当)兼           市民生活部長  高 原 茂 嘉   総務部総務課長事務取扱           中 津 康 徳   福祉保健部長福祉事務所長         参事(少子化対策担当)           檀 上 由 造               村 上 宏 昭   産業部長    岡 田 正 弘       建設部長    山 根 広 史   都市部長    田 坂   昇       因島総合支所長 吉 村 雅 司   御調支所長   林 原 雅 彦       向島支所長   三 阪 詠 美   瀬戸田支所長  佐 藤 伸 治       教育総務部長  松 尾   寛   学校教育部長  杉 原 妙 子       上下水道局長  亀 田 裕 二   病院管理部長  松 谷 勝 也       市民病院事務部長永 田 一 郎   公立みつぎ総合病院事務部長         消防局長    井 上 建 次           近 藤 茂 之   財政課長    中 山 泰 則  ────────────────── * ──────────────────事務局出席者   事務局長    佐 藤 顕 治       事務局次長   原 田 政 晴   事務局次長補佐議事調査係長           新 谷 真 子       主査      小 林 巨 樹   議事調査係主任 森 本 祥 子  ────────────────── * ──────────────────                午後1時30分 開会 ○議長(福原謙二) ただいま出席議員27名であります。 定足数に達しておりますから、これより令和元年第2回尾道市議会定例会を開会いたします。  ────────────────── * ────────────────── △諸般の報告 ○議長(福原謙二) この際、諸般の報告をいたします。 24番城間議員よりは、差し支え不参の旨届け出がありました。 今期定例会の説明員として、市長、副市長、教育長のほか関係部課長に対して地方自治法第121条の規定により出席を求めましたので、報告いたします。  ────────────────── * ──────────────────                午後1時30分 開議 ○議長(福原謙二) これより本日の会議を開きます。  ────────────────── * ────────────────── △議事日程 ○議長(福原謙二) 本日の議事日程は、お手元に印刷、配付のとおりであります。  ────────────────── * ────────────────── △会議録署名議員の指名 ○議長(福原謙二) 本日の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において5番大本議員、6番岡野斉也議員を指名いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第1 会期決定について ○議長(福原謙二) これより日程に入ります。 日程第1、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から7月2日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原謙二) 御異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第2 市長の所信表明 ○議長(福原謙二) 日程第2、これより市長の所信表明があります。 平谷市長。 ◎市長(平谷祐宏) (登壇)皆さんこんにちは。 ここに議長のお許しを得て、私の尾道市政に対する考え方を申し上げたいと思います。 私は、先般の尾道市長選挙におきまして市民の皆様から御信任をいただき、尾道市長として4期目の重責を担わせていただくことになりました。引き続き本市のまちづくりのかじ取り役を任せていただくことを光栄に感じるとともに、市民の皆様とともに築き上げます新たな時代にふさわしい、誇りある尾道のまちづくりに対する使命と責任の重さを改めて痛感しているところでございます。 昨年の7月豪雨においては、これまで経験したことのない甚大な被害により、本市においてもとうとい命が失われることとなり、改めてお悔やみを申し上げます。 また、多くの地域において、断水、道路の寸断など、住民生活が大きく混乱する事態に至りました。私も災害発生の直後から各地域に赴き、被害の状況を把握し、また、災害復旧へ向けた説明などをさせていただく中で、このような大災害に対する備え、その対策について、多くの市民の皆様から御意見をいただきました。改めて市民の皆様が安心して暮らせる災害に強いまちづくりの必要性、防災意識をこれまで以上に高めていく重要性を強く感じたところでございます。現在も、一日でも早い復旧、復興に全力で取り組んでいるところでございますが、同時に、将来に向け安心して暮らせる生活基盤の強靱化、市民の皆様による地域防災の取り組みなど、市民の皆様、また議員の皆様と一丸となって災害に強いまちづくりに邁進していく所存でございます。 また、災害からの復興においては、以前よりもっと元気な尾道となるよう、市民の皆様を初め本市を支えてくださる多くの皆様の御尽力をいただきながら、各方面において着実に進んでおります。 本市の総合計画では、「多様で豊富な人財」、「歴史と文化に育まれた資源」、「交流を支える広域拠点性」として三つの尾道オリジナルを掲げております。その本市の持つ力強いまちづくりの源によって、まちのにぎわいや、民間主体の地域活性化の取り組みも各地域で進んでおります。 本市は、本年、商都としての繁栄の礎である尾道港の開港850年、また、瀬戸内の十字路として四国地域との交流の基盤、さらに自転車道として貴重な資源となっている瀬戸内しまなみ海道の全線開通20年の節目の年を迎えております。850年という長い歴史の中で、先人から受け継いでまいりました港町、商都としての歴史、繁栄の礎は、現在の尾道の発展に欠かすことのできない財産であり、現在においても港町としての魅力は多くの方を魅了するとともに、地域の活性化に大きく寄与しております。また、本市が中心に位置する瀬戸内の十字路は、各地域を有機的に結び、住民生活の利便性向上はもとより、産業振興の発展にも大きく寄与しております。 こうした中、アメリカ、ニューヨークタイムズ誌において、訪れるべき世界の旅行先で、日本から唯一瀬戸内の島々が選ばれ、しまなみ海道、本市の魅力は、国内にとどまらず海外からも脚光を浴び、今後のさらなる発展が期待されるところでございます。サイクルシップの運航開始を初め、本年3月には尾道駅新駅舎の開業、また宿泊施設については、本市の特徴を生かした斜面市街地でオープンした施設や瀬戸田町で計画が進んでる施設など、次々に尾道の魅力を高める民間投資の流れも生まれております。この流れをとめることなく、もっともっと前に進め、新たな令和の時代を第4期黄金時代として、次代を担う子供たちが誇りを持って豊かな生活を送れるようまちづくりを進めてまいります。 令和元年の幕あけとともに、これまでの尾道を越え、情熱を「カタチ」にする私の四つの挑戦(基本政策)について、考え方を順次述べさせていただきます。 まず初めに、みんなで助け合う安全・安心な暮らしづくりを進めてまいります。 さきにも申しましたとおり、まずは昨年の7月豪雨災害からの早期復旧と復興に引き続き全力で取り組むとともに、将来に向けて安心して暮らせる生活基盤の強靱化、消防力のさらなる充実強化を進めてまいります。また、高齢者や障害者の皆様が安心して暮らせる社会の実現に向け、人生100歳に向けた健康寿命の延伸の取り組み、障害の有無にかかわらず、ともに支え合える地域づくりを進めてまいります。同時に、医療体制の充実と救急医療体制の維持強化、地域包括ケアシステムのさらなる充実を着実に進めてまいります。また、東尾道の丁卯新涯地区の整備については、地域の活力につなげるよう促進してまいります。 第2に、自分たちのまちに誇りを持ち、住み続けたいまちづくりを推進します。 本市が日本で唯一、三つの認定を受けております日本遺産を生かしたまちづくりに継続して取り組むとともに、尾道港開港850年を契機として、海を見詰め直し、港をゲートウェイとした本市の港町、航路の魅力を最大限に生かしたまちづくりを進めてまいります。また、地域の拠点として整備しております本庁舎、因島総合支所、御調支所は、防災拠点としての機能を有するだけでなく、新たな交流拠点の機能を有する施設として整備を進めます。防災・交流拠点に市行政及び議会の機能をあわせた施設として、これからも市民の皆様とさまざまなまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。千光寺公園展望台、視点場については、市民の皆様誰もが市街地景観の魅力を最大限に体感できる施設として整備するとともに、新たな観光振興の可能性も見出せるよう整備を進めてまいります。また、女性が働きやすく、生活しやすい視点を持った、女性が輝き活躍できるまちづくりを継続して進めることで、誰もが将来にわたり住み続けたいまち尾道としての取り組みを進めてまいります。 第3に、地元産業を応援し、成長するまちづくりを推進します。 全国的な問題となっております雇用の問題、事業継承の問題など、産業振興における課題解決に向け、商工会議所等との連携による中小企業の支援、道路整備の早期実現、雇用確保と人材育成の推進について、本市の産業の振興を下支えできるよう取り組んでまいります。一方で、新たな雇用の場を創出し経済の活性化を図る企業立地の推進や、官民連携による新たなビジネスモデルの構築による民間投資のさらなる促進、市民と市、商工団体、大学、金融機関の多様な連携による商店街の魅力づくりなど、将来を見据えた新たな産業の成長についても取り組みを進めてまいります。また、本市の基幹産業である造船業においては、引き続き本市造船産業振興ビジョンによる海事産業の振興を図ります。さらに、本市の地域資源として全国に誇れる魅力ある農林水産資源については、そのブランド化を確立するとともに、稼ぐ仕組みづくりの構築、有害鳥獣対策を強化することで、将来にわたって安定した1次産業の振興に取り組んでまいります。 最後に、子育て環境を充実し、子供の未来を応援するまちづくりの推進でございます。 妊娠期から出産、子育て期まで切れ目ない子育て支援の充実を基本とし、親子が安心して過ごせるよう、遊び場や居場所づくりの充実を進めてまいります。教育の面においては、就学前教育から中学校、高等教育までの教育の充実を図るとともに、教育環境においても、小学校の耐震課題への対応、小・中学校の普通科教室にはこの夏までにエアコン設置を行うなど、教育に必要な環境整備を進めてまいります。保育の面については、認定こども園化の推進を図るとともに、男女共同参画社会の実現を図り、本市の将来を担う子供の未来を社会全体で応援できる環境づくりを進めてまいります。 人口減少、少子・高齢化が進展する中、本市では、次期まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に向け、取り組みを進めております。現在の総合戦略の総括のもと、協議を始めたところでございますが、策定に当たっては、将来の社会的変化を見据え、未来技術を活用することで経済発展と社会的課題の解決を両立するためのSociety5.0、誰ひとり取り残さない持続可能な社会実現のための国際目標SDGsの達成に向けた取り組みなど、新たな時代の視点も取り入れることが重要と考えております。 私は、これまでも、新市建設計画の着実な実施による合併市町の一体感の醸成と、新市の一体的な発展を目指して、各地域の歴史や特性に配慮しながら、持続可能なまちづくりに議員の皆様や市民の皆様とともに全力で取り組んでまいりました。今後も、先人たちが築き上げてきた本市の歴史、文化の礎のもと、次代を担う子供たちに本市の未来をつなげていくためにも、尾道への追い風をとめることなく、この四つの挑戦を尾道創生とし、これまでの尾道を越えていくまちづくりに全力を尽くす覚悟でございます。議員の皆様を初め、市民の皆様、関係団体の皆様の御理解と御協力をお願いをいたします。 以上で私の所信表明とさせていただきます。 ○議長(福原謙二) 以上をもって市長の所信表明は終わりました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第3 報告第22号~報告第29号 ○議長(福原謙二) 次に、日程第3、報告第22号繰越明許費繰越計算書の報告についてから報告第29号法人の経営状況の報告についてまで、以上の8件を一括議題といたします。 補足報告があればこれを願います。 戸成企画財政部長。 ◎企画財政部長(戸成宏三) それでは、報告第22号から報告第24号の繰越明許費繰越計算書及び事故繰越し繰越計算書について御報告申し上げます。 議案集2の1ページをお願いいたします。 報告第22号平成30年度尾道市一般会計繰越明許費繰越計算書でございますが、2款総務費から11款災害復旧費までの77事業を繰り越しております。 大部分が昨年の7月豪雨災害に直接または間接に関連して繰り越したものでございます。 2ページからの繰越計算書をお願いいたします。 総務費、総務管理費のうち、放送ネットワーク施設等災害復旧事業では、共聴アンテナ施設の災害復旧について、国の補正予算に伴い、繰り越したものでございます。次に、旧南小学校測量事業瀬戸田駐車場ブロック塀解体・撤去事業では、災害復旧事業との発注時期の調整から、繰り越したものでございます。尾道市庁舎整備事業では、本庁舎、御調支所、因島総合支所において、それぞれ工事工程や出来高調整等のため、繰り越したものでございます。 徴税費では、個人市県民税納税通知書印刷製本業務について、新元号の記載に伴い、繰り越したものでございます。 次の民生費、社会福祉費集会施設整備事業では、いきいきサロンの整備及び解体撤去について、建築資材の調達に不測の日数を要したことや、災害復旧事業との発注時期の調整から、繰り越したものでございます。 児童福祉費では、尾道中央認定こども園整備事業について、災害復旧事業との発注時期の調整から、繰り越したものでございます。 次の衛生費、清掃費、災害廃棄物等処理事業及び堆積土砂排除事業では、いずれも土砂や瓦れき等の撤去について、事業の進捗状況に応じて繰り越したものでございます。 農林水産業費、農林業費の被災農業者向け経営体育成支援事業は、被災した農業用施設の撤去の年度内完了が困難となったため、繰り越したものでございます。市民農園開設事業では、災害復旧事業との発注時期の調整から、繰り越したものでございます。農業農村整備事業県工事負担金では、御調河内第2地区ほ場整備事業及び奥山ダム施設改修について、広島県の事業繰り越しに伴うものでございます。中野ダム揚水機更新事業は、入札不調や災害復旧事業との発注時期の調整から、繰り越したものでございます。 続く基幹農道整備事業県工事負担金からため池整備事業県工事負担金までは、いずれも広島県の事業繰り越しに伴うものでございます。小規模農業基盤整備事業では、工事用道路の被災や仮設ヤードの地元調整に不測の日数を要したため、繰り越したものでございます。東新涯排水機場修繕事業では、故障した排水ポンプの部品調達に不測の日数を要したことに伴い、繰り越したものでございます。小規模崩壊地復旧事業では、西藤町の源入地区において、仮設道路の整備に不測の日数を要したことに伴い、繰り越したものでございます。 水産業費の水産物供給基盤機能保全事業県工事負担金では、吉和漁港の浮き桟橋改修工事について、広島県の事業繰り越しに伴い、繰り越したものでございます。続く串浜漁港施設整備事業及び吉和漁港浮き桟橋改修事業は、いずれも災害対応や関係者との調整、部材調達に不測の日数を要したことに伴い、繰り越したものでございます。 次に、商工費、観光費の夜間景観整備事業では、施工区域内における関係者との調整に不測の日数を要したことに伴い、繰り越したものでございます。千光寺公園内緑地整備事業では、国庫補助事業の精算に伴う事業内容変更に伴い、繰り越したものでございます。高根島トイレ整備事業では、隣接する水路改修工事との工程調整に伴い、繰り越したものでございます。 次に、土木費、道路橋梁費では、堤線道路改良事業ほか18事業について、主には関係者、関係機関との調整や災害復旧事業との発注時期の調整、また、道路改良事業県工事負担金では、西浦三庄田熊線ほか4路線について、広島県の事業繰り越しに伴い、繰り越したものでございます。 港湾費の港湾整備事業県工事負担金では、尾道糸崎港海岸保全事業ほか3件について、広島県の事業繰り越しに伴い、繰り越したものでございます。福田浮き桟橋改良事業では、関係者との調整に伴う設計変更に不測の日数を要したことに伴い、繰り越したものでございます。 都市計画費の歴史的風致維持向上計画整備事業では、工事実施に伴う地元調整に不測の日数を要したことに伴い、繰り越したものでございます。久保長江線(久保2工区)整備事業では、施工箇所の地盤対策の検討に不測の日数を要したことに伴い、繰り越したものでございます。久保長江線促進事業では、関係機関との調整に不測の日数を要したことに伴い、繰り越したものでございます。鹿田原地区公園整備事業では、測量や設計に不測の日数を要したことに伴い、繰り越したものでございます。 排水路費では、肥浜地内排水路修繕事業ほか2事業について、いずれも入札不調や関係機関との調整などに不測の日数を要したことに伴い、繰り越したものでございます。 河川費では、大田川河川改修事業から急傾斜地崩壊防止事業の4事業について、いずれも地元調整や関係機関との調整に不測の日数を要したことに伴い、繰り越したものでございます。急傾斜地崩壊防止事業県工事負担金では、中ノ谷地区ほか3件について、広島県の事業繰り越しに伴い、繰り越したものでございます。 消防費の消防団器具庫建設事業では、木ノ庄西、瀬戸田北の各消防団器具庫について、災害復旧事業との発注時期の調整や地盤改良工事等に不測の日数を要したため、繰り越したものでございます。旧向島分署解体撤去工事についても、災害復旧事業との発注時期の調整のため、繰り越したものでございます。 教育費、小学校費及び中学校費の空調設備整備事業、トイレ洋式化事業については、国の補正予算に伴い、繰り越したものでございます。向島中学校改築事業は、南校舎解体撤去工事について、搬出工程等の調整に伴い、繰り越したものでございます。 幼稚園費の旧中庄幼稚園解体撤去事業については、災害復旧事業との発注時期の調整のため、繰り越したものでございます。 社会教育費の土生公民館建設事業では、施設配置の見直しに伴う設計に不測の日数を要したため、繰り越したものでございます。まちなか文化交流施設整備事業では、三井住友銀行尾道支店の移転に不測の日数を要したことに伴い、年度内の施設及び用地取得が困難となったため、繰り越したものでございます。市史編さん事業では、版下校正等に不測の日数を要したため、繰り越したものでございます。 保健体育費の旧生口中スポーツ施設整備事業では、地下埋設物に応じた施工方法の検討に不測の日数を要したため、繰り越したものでございます。 最後に、災害復旧費では、農林水産施設災害復旧費、公共土木施設災害復旧費、衛生施設災害復旧費において、それぞれ入札不調や施工方法の検討、境界確定に不測の日数を要したため、繰り越したものでございます。 続きまして、7ページの報告第23号平成30年度尾道市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書でございます。 8ページの繰越計算書をお願いいたします。 公共下水道費、事業費の尾道市浄化センター増設事業では、現場作業の見直しに伴う関係機関との調整に不測の日数を要したため、繰り越したものでございます。高西東新涯ポンプ場建設事業では、補助事業の前倒しや入札不調に伴う設計見直しに不測の日数を要したため、繰り越したものでございます。 続く天満幹線整備事業及び浜田幹線管渠築造工事では、地下埋設物の撤去等に係る設計変更等に不測の日数を要したため、繰り越したものでございます。 続きまして、9ページの報告第24号平成30年度尾道市一般会計事故繰越し繰越計算書でございます。 10ページの繰越計算書をお願いいたします。 平成30年度一般会計で繰越事業として予定しておりました水産物供給基盤機能保全事業県工事負担金において、吉和漁港の桟橋改修に係る県工事が期限内に完了せず、事故繰越しとしたものでございます。 以上、簡単ではございますが、報告第22号から報告第24号の繰越明許費繰越計算書及び事故繰越し繰越計算書についての説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(福原謙二) 亀田上下水道局長
    上下水道局長(亀田裕二) それでは、引き続きまして、議案集2の11ページ、報告第25号平成30年度尾道市水道事業会計予算繰越計算書について御報告申し上げます。 この報告は、向東町大河原線道路改良工事に伴う県送水管支障移転工事におきまして、事業費757万7,000円を繰り越したものでございます。繰越理由につきましては、平成30年7月豪雨災害による災害対応により、関連工事のある土木課発注の道路改良工事が遅延し、施工日数が確保できなくなったためでございます。 以上、簡単でございますが、報告の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(福原謙二) 宮本総務部長。 ◎総務部長(宮本寛) 続きまして、議案集2の13ページ、報告第26号から56ページ、報告第29号までの4件の補足説明を申し上げます。 これらは、いずれも法人の経営状況の報告についてでございまして、地方自治法第243条の3第2項の規定により、尾道駅前都市開発株式会社、尾道ウォーターフロント開発株式会社、おのみちバス株式会社及び公益財団法人平山郁夫美術館の経営状況につきまして報告するものでございます。 まず、13ページ、報告第26号尾道駅前都市開発株式会社の経営状況でございます。 初めに、15ページの平成30年度事業報告でございますが、自社物件の賃貸、尾道駅前再開発ビル管理組合からの受託管理業務、市営ベルポール駐車場等の指定管理業務及びしまなみ交流館の管理業務等を行いました。 次に、21ページの貸借対照表でございますが、資産の部、流動資産、固定資産の合計額9億7,079万9,455円は、負債の部、流動負債、固定負債と純資産の部、株主資本の合計額とも合致しております。 次に、22ページの損益計算書でございますが、平成30年度といたしましては、売上高から売上原価、販売費及び一般管理費を差し引きまして、営業利益は5,724万8,971円でございます。これに、営業外収益が2,125円、営業外費用が158万156円となり、差し引きしたものが経常利益5,567万940円でございます。法人税などを差し引きまして、平成30年度の純利益といたしましては3,674万640円でございました。 次に、26ページの令和元年度収支予算書でございますが、本年度の収入といたしましては、営業収入1億9,167万5,000円、営業外収入1,000円、支出といたしましては、営業支出1億3,918万7,000円、営業外支出118万5,000円、法人税など1,745万円が見込まれるため、その差し引きといたしまして、3,385万4,000円の利益を予定しております。 次に、27ページの報告第27号尾道ウォーターフロント開発株式会社の経営状況でございます。 まず、29ページの平成30年度の事業報告でございますが、尾道ウォーターフロントビルの賃貸、管理及び運営、尾道駅前港湾駐車場の管理及び運営を行いました。 次に、34ページ及び35ページの貸借対照表でございますが、資産の部、流動資産、固定資産の合計額7億1,694万8,697円は、負債、純資産の部、流動負債、固定負債、株主資本の合計額とも合致しております。 次に、36ページの損益計算書でございますが、売上高1億7,762万5,603円に対しまして、販売費及び一般管理費は1億1,230万8,599円となっており、差し引き6,531万7,004円の営業利益を出しております。これに、営業外収益が38万4,156円、営業外費用が156万6,746円、法人税等が2,176万7,684円となり、差し引いた当期純利益は4,236万6,730円でございます。 次に、41ページの令和元年度収支予算書でございますが、収入といたしましては、家賃収入等1億7,705万円を見込んでおります。支出といたしまして1億3,510万円を見込み、前期繰越収入が2億1,102万6,000円となっているため、それを加えて2億5,297万6,000円を令和2年度に繰り越す予定でございます。 次に、42ページの報告第28号おのみちバス株式会社の経営状況でございます。 まず、48ページ及び49ページの貸借対照表でございますが、資産の部、流動資産、固定資産、繰り延べ資産の合計額8億4,548万8,361円は、負債の部、流動負債と純資産の部、株主資本の合計額とも合致しております。 次に、50ページの損益計算書でございますが、売上高10億7,442万4,531円に対しまして、運送費及び一般管理費は10億4,341万6,138円となっており、これに営業外収益1,532万343円を加え、営業外費用42万2,488円を差し引き、4,590万6,248円の経常利益を出しております。さらに、特別利益を加え、特別損失、法人税等を差し引きいたしまして、当期純利益は3,277万5,025円でございます。 次に、55ページの令和元年度の収支予算書でございますが、収入といたしましては、営業収益10億6,664万1,632円、営業外収益1,191万9,312円、特別利益629万6,000円、支出といたしましては、運送費用及び一般管理費10億1,659万9,165円、営業外費用38万9,996円、特別損失10万円、法人税など2,768万9,916円が見込まれるため、その差し引きといたしまして、4,007万7,867円の利益を予定しております。 続きまして、56ページ、報告第29号の公益財団法人平山郁夫美術館の経営状況でございます。 初めに、平成30年度の事業報告でございますが、58ページから61ページまでにありますように、展覧会事業や子供絵画教室、美術館セミナーなどを開催いたしました。 次に、62ページ及び63ページの正味財産増減計算書でございますが、当期の経常収益7,775万9,787円に対しまして、経常費用は8,706万6,627円であり、法人税等差し引きいたしまして、当期一般正味財産増減額は938万8,240円の減でございます。 次に、64ページの貸借対照表でございますが、資産合計8億8,114万3,902円、負債合計618万990円、正味財産合計が8億7,496万2,912円となっております。 次に、66ページの令和元年度の収支予算書でございますが、経常収益を8,769万円、経常費用を9,843万3,000円と、それぞれ見込んでおります。 以上、4件の補足説明とさせていただきます。 ○議長(福原謙二) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 19番、岡野長寿議員。 ◆19番(岡野長寿) それでは、今議題となっております報告第22号繰越明許費繰越計算書の報告についてから第25号予算繰越計算書の報告についてまで、四つの議案について質問をします。 まず、主には第22号の繰越明許費について聞きたいんですけども、この四つの議案の中で、繰越明許費という言葉と事故繰越しという言葉と予算繰り越しという言葉がありますので、質問の前提として、それぞれ違いがわかるように定義づけをして説明していただきたいということが一つ。 それから、第22号の繰越明許費について、例えば、2ページ、総務管理費の中で放送ネットワーク施設等災害復旧事業は125万3,000円、翌年度繰り越しが125万3,000円、100%繰り越しをされてる。中には、例えば農林水産業費、6款ですね、被災農業者向け経営体育成支援事業1,526万8,000円が293万9,000円繰り越すということで、これはかなり事業が進んでるのかなと、8割ぐらい終わってるような、2割ぐらいの繰り越しになってますからね。そういうことで、次のページ、3ページ、農林水産業費の中で小規模崩壊地復旧事業1,221万3,000円、これも100%繰り越しですね。そういうふうにかなり繰り越しがこれだけ多いっていうのも私初めて経験してるんですが、気になるのは、6ページの災害復旧費、これ四つに分かれてますけども、農林水産、それぞれ復旧事業、単独と補助があります。公共土木施設も、それぞれ単独と補助と、衛生施設、これについても復旧事業あるんですが、これ上から順番に見てみると、92.8%繰り越されてる、一番上がね。その次の補助が97.7%、公共土木95.4%、その下が補助災害で100%繰り越し。こんなことで、ざっと93%合計してみると、ほとんど繰り越しになってるんですよ。 それで、素人目に見ると、今市民的にはまちの中のかなり基幹道路が、応急的な措置はされてるけども、なかなか、いつこれが復旧するんだろうといって、遅々として進まないんじゃないかという心配が、市役所の方と比べれば市民の中ではそういう思いがいろいろあるんです。これを見てみると、さっきの災害復旧費のところの繰越明許等を見てみると、なるほど、市民の方がそう感じているのも当然かなあという気もするんですが、いやいや、そうじゃないよということであれば、そういう説明をしていただきたいんですが、先ほど、もう一度繰り返しますけども、随分進んでるようなところも、繰越額が少ないところと多いところとありますから。少ないところは、それで進んでるんだろうというのわかるんですけども。じゃあ、繰越額が多いところはほとんど進んでないのか。市の災害復旧事業が、市の理事者が思ってるよりも進み方が遅くなってるのか。いやいや、3年間でやるんでこんなもんだよということなのか。これの繰越明許のこの計算書の報告の説明を理解したいということで聞いておりますので、率直にお答えください。 ○議長(福原謙二) 戸成企画財政部長。 ◎企画財政部長(戸成宏三) まず、繰り越しについての定義ということでございましたが、予算の繰り越し使用につきましては地方自治法第213条で定められておりまして、歳出予算の経費のうちその性質上または予算成立後の事由により年度内にその支出が終わらない見込みのあるものについては、予算の定めるところにより、翌年度に繰り越して使用することができると、こういう地方自治法の定めに基づく処理でございます。これらの手続といたしまして、一般会計あるいは特別会計の繰越明許費繰越計算書あるいは事故繰越し計算書というものが地方自治法の施行令で定められておって、このたび御報告を申し上げとるものでございます。 ちなみに事故繰越しというのは、一度繰り越したものについて再度繰り越しをするというものが事故繰越しでございます。また、水道事業会計にかかわるものにつきましては予算繰越計算書という表現になっておりますが、これは公営企業法で定められておるのでそうした表示をいたしております。しかし、内容、性質的には一般会計と同様と理解していただいて結構でございます。一般会計及び特別会計では、まず予算で繰り越しの上限額を定めまして、実際に繰り越す額、欄で申し上げますと翌年度繰越額の欄に記載したものですが、このたび、この額について御報告を申し上げてるというものでございます。 事業の進捗についてでございますが、災害復旧にかかわります予算といいましょうか、額につきましては、平成31年度の当初予算を整理した際、この際に見込んだところでは、平成30年度から平成31年度、平成32年度、3年間で全体経費を約60億円というふうに見込んでおります。この内訳的に申し上げますと、平成30年度では約17億円という金額になってまいります。これは現時点で決算額として見込むものでございます。17億円。そして、平成30年度から平成31年度への繰越分が10.3億円でございます。この繰り越した10.3億円のうち、ほぼほぼ現時点で契約済みのものが7.3億円ございます。そして、平成31年度の予算のほうでございますが、災害復旧費について17.9億円、予算額が17.9億円でございます。このうち、契約済みのものが2.1億円でございます。先ほどの全体、3年間で60億円と見込んでいるうちの平成30年度での決算見込みの額、そして現時点で契約済みの7.3億円、2.1億円、これらを足しますと26.4億円となってまいりますので、全体、3年間で行う中の60億円のうち26.4億円分について、契約が終了している、執行済みまたは執行の目途がついたという状況でございまして、この比率は約44%となってまいります。これを3年間60億円のうちの44%、平成30年度と平成31年度で見ますと58%、額的な進捗の状況で申し上げますと、そのような状況になってるという現状でございます。 ○議長(福原謙二) 19番、岡野長寿議員。 ◆19番(岡野長寿) 60億円分の26億円が契約済みということで、44%は今年度中にいけるよということですね。ですから、その評価を聞きたいんです。それは、当初、災害3年間でやるよと言っていた計画から見て、まずまずの数字という気勢で答えられたんでしょうね、恐らく。ということと、もう少し具体的に、先ほど具体例出して、農林水産業費被災農業者向け経営体育成支援事業を例に出して、これは随分進んでますよねと言いましたよね。1,526万8,000円が翌年度繰り越しは293万9,000円ですから、これは総額の2割程度の繰り越しになってるので、8割ぐらい終わってる。つまり言いたいのは、この繰越額の多い、少ないという数字と、事業の進捗状況というのは比例するというふうに考えていいのかという質問したんですよね。ですから、災害復旧費との関係で言うと、随分これ災害復旧費のところは、農林、公共土木、衛生といろいろあるんですけども、ここはほとんど全てが繰り越ししてるでしょ。そうすると、ここの災害復旧ってのはほとんど進んでないのかっていうふうに見えるので、そうじゃないよという説明があれば、そういう説明をしてください。わかりますか。この繰越明許の額と事業の進行状況というのは、こういう説明されると、そういう疑問が湧いてくるでしょ、やっぱり。いや、そうじゃないんだったら、そうじゃないというようなことを答えていただければ、安心できるんですが。 ○議長(福原謙二) 戸成企画財政部長。 ◎企画財政部長(戸成宏三) 先ほどの計算書の御説明を申し上げた折に不十分だったかもしれませんが、金額の部分は繰り越す額の上限額をお示しをしております。それに対して実際に繰り越す額が翌年度繰越額っていうことですので、もともとの、この事業のための予算額というものではございませんので、そこを御理解いただきたいと思います。                (19番岡野長寿議員「もう一個の、そこそこいってるよねっていう評価。評価はどうなんですか」と呼ぶ) ちょっとどのように申し上げればよいかと思うんですが、市長のほうからも言葉がありましたように、現在、昨年の災害復旧からの営みを第一に、全てのことに優先して取り組んでいるということを申し上げていると思います。そうした中で、このたびの繰り越しの各事業につきましても、災害復旧にかかわります事業を優先する中で、やはりその時期の調整と、あるいは発注の調整、そういった中で、他の事業よりも災害の復旧事業を優先した結果だということで御理解いただきたいと思いますし、つまりは最大限、災害復旧にかかわる事業については市全体で最優先に、そして実際の取り組みもできる限りのスピードで進めているということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(福原謙二) 19番、岡野長寿議員。 ◆19番(岡野長寿) 先ほどの市長の所信表明にもあったように、最大限努力してるっていう姿勢はわかるんです。そういうふうに取り組んできたというね。だからそれは、いや、聞いたのは、それがそこそこ、当初計画していた、計画ですよ、3年間でこれぐらいやるっていう一応計画立てたわけですから、できるだろうという。だから、本当に3年間でできるという到達点まで今来てるのか、そうでないのかという客観的なことを聞いてるんです。取り組み姿勢は最大限頑張ってるってのは何回も聞いてるんですけども、今の時点で契約、44%ということですから、それはほぼ計画どおりなのかっていうことを答えていただければいいんです。姿勢だけじゃなくて。 それから、さっき、もう一つはっきりさせたいのは、さっき聞いたのは農林水産業費被災農業者向け経営体育成支援事業との関係で、先ほどの災害復旧費との関係ではほとんど進んでいないように見えるけども、そうじゃないよと、これは上限額を書いていて、必ずしもそれが進捗状況とはリンクしないということなんでね、もう少し進んでますよと、先ほどの契約済みの数字とあわせて見てもらえばわかるようにという説明ですね。そうすると、さっき聞いた農林水産業費のほうではかなり上限額が、これも同じですか、じゃあ。被災農業者向け経営体育成支援事業というのは、当初1,526万8,000円、2ページにあるんですけど、1,526万8,000円が今度は翌年度293万9,000円になってるので、これは別に進捗状況ではなくて上限額が293万9,000円になってるという、そういう理解でいいんですか。上限額が1,526万8,000円で、この293万9,000円というのは、実際に繰り越す額。そして、その繰り越した額は、この繰り越した今年度の上限額というふうに理解していいんですか。この293万9,000円が今年度やる上限額なんだということなんですよね、今の説明だったら。違うんですか。                (「繰り越す額」と呼ぶ者あり) 繰越額がこうだから、上限額でしょ、それが。今年度の。違うんですか。そういう説明じゃったと思いますが。まあいい、ここはまた聞きましょう、後でね。 一番聞きたいのは、ですから先ほど44%までいってて、これは今まだ答えてもらってないな、それが客観的に、最大限取り組むという姿勢はわかりましたけども、それが当初3年間でやろうとしていた計画の中で、客観的に見れば順調にいっているよという数字と理解していいかというのが質問。 それから最後に、もう3回目ですからね、このハード面に関しての災害復旧事業はまだまだ道半ばだと、ハード面においては。というふうに理解していいですか。 ○議長(福原謙二) 戸成企画財政部長。 ◎企画財政部長(戸成宏三) 明確に、例えば何%、この事業に何%の進捗をというような具体の目標というまでは持ってなかったかもしれませんが、感覚的には、やはり不落というような状況もございますんで、予定よりどうかということを問われれば、少しおくれているかなあというような感想は言えるんじゃないかなと思います。ただ、それは業者さんの状況と、先ほど申し上げたような不落の状況等もある中でさまざま努力した結果ということも、一方で御理解をいただきたいと思います。 また、今後の事業につきましてですが、全体で3年間で約60億円というふうに見込んではおります。ただ、それも平成31年度当初予算編成時というふうに申し上げました。今後、これまで予定してなかったようなものも予算の措置が発生するかもしれません。そういったものにつきましては、また補正予算等での対応もお願いをするようになるかもしれません。 以上でございます。                (「道半ばやな。道半ばよ。少しおくれるんじゃけえ、やっぱり道半ばよ」と呼ぶ者あり) それはもう来年度までかけるつもりでございますのでそうでございます。 ○議長(福原謙二) これをもって質疑を終結いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第4 議案第3号~議案第14号・議案第20号~議案第29号 ○議長(福原謙二) 次に、日程第4、議案第3号令和元年度尾道市一般会計補正予算(第1号)から議案第14号工事請負契約の変更についてまで、議案第20号財産の取得についてから議案第29号尾道ふれあいの里設置及び管理条例の一部を改正する条例案まで、以上22案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 戸成企画財政部長。 ◎企画財政部長(戸成宏三) それでは、議案第3号から議案第9号までの一般会計及び6特別会計の補正予算案の概要につきまして御説明を申し上げます。 議案集1をお願いいたします。 1ページの議案第3号尾道市一般会計補正予算(第1号)でございますが、議案冒頭では、元号を改める政令の施行に伴い、予算の元号表記を平成から令和へ読みかえるものとしております。 第1条は、歳入歳出予算の総額に、それぞれ3億1,083万8,000円を追加し、予算の総額を652億6,083万8,000円とするものでございます。 第2条は地方債の補正でございますが、5ページの第2表地方債補正のとおり、2件の変更をお願いしております。 歳出は、10ページから33ページにございますが、このたびの補正では、人事異動に伴いまして当初予算に計上しておりました人数に増減が生じたことや、嘱託職員、臨時職員の配置の変更などによりまして、報酬、給料、職員手当等、共済費、賃金の増減調整をお願いしておりますほか、特別会計の補正に伴いまして繰出金の増減調整をお願いしております。 これら人件費等の補正以外についてでございますが、12ページの総務費、徴税費、徴税総務費では、市税還付に伴う過誤納金還付金の追加をお願いしております。 24ページの商工費、観光費では、尾道港開港850年関連事業として、ブルーインパルスによる展示飛行開催に係る委託料の追加をお願いしております。 25ページの土木費、道路橋梁費、道路新設改良費では、主に通学路の交通安全対策事業に係る社会資本整備総合交付金の補助内示を受け、測量設計委託料、工事請負費等の追加をお願いしております。 28ページの消防費、常備消防費では、麻疹、風疹の流行が懸念されるため、救急搬送業務等に従事する職員へのワクチン接種等の手数料の追加をお願いしております。 29ページにかけての教育費、教育総務費、21世紀の学校づくり推進費では、国、県の補助内示を受け、教育研究事業や、幼・保小連携教育推進事業に係る経費の追加をお願いしております。 また、小学校費、小学校管理費では、市内4小学校における屋内運動場の非構造部材耐震補強工事の追加をお願いしております。これらに係る財源といたしまして、8ページから9ページにございますとおり、国庫支出金、県支出金、市債の追加のほか、財政調整基金からの繰入金により全体の調整をいたしております。 続きまして、特別会計でございますが、一般会計同様、主に人件費の調整を行っております。 最初に、39ページ、議案第4号令和元年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、元号表記につきましては一般会計同様でございます。歳入歳出予算の総額からそれぞれ15万円を減額し、予算の総額を1億9,750万2,000円とするものでございます。 45ページの歳出でございますが、港湾費、運営費、総務費では、給料、職員手当等、共済費の増減調整をお願いし、施設管理費では、修繕料の追加をお願いしております。 歳入は、44ページにございますように、使用料の減額をお願いしております。 次に、47ページ、議案第5号令和元年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ576万9,000円を追加し、予算の総額を160億9,218万円とするものでございます。 53ページから54ページの歳出でございますが、総務費、総務管理費、一般管理費及び徴収費、賦課徴収費において、給料、職員手当等、共済費、賃金の増減調整をお願いしております。 歳入は、52ページにございますように、一般会計繰入金で調整しております。 次に、57ページ、議案第6号令和元年度尾道市夜間救急診療所事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ4万8,000円を減額し、予算の総額を6,938万3,000円とするものでございます。 63ページの歳出でございますが、診療所事業費、運営費、管理費において、給料、職員手当等、共済費の減額をお願いしております。 歳入は、62ページにございますように、一般会計からの繰入金で調整しております。 次に、65ページ、議案第7号令和元年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ244万8,000円を追加し、予算の総額を168億7,826万円とし、介護サービス事業勘定につきましては歳出の組み替えを行うもので、予算の総額に変更はございません。 72ページから73ページの保険事業勘定の歳出でございますが、総務費、総務管理費、一般管理費及び徴収費、賦課徴収費に加え、地域支援事業費、包括的支援事業・任意事業費、包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費で、給料、職員手当等、共済費の増減調整をお願いしております。 なお、包括的支援事業・任意事業の財源調整のため、基金積立金の追加をお願いしております。 歳入は、71ページにございますように、国庫支出金、県支出金の減額と一般会計、介護サービス事業勘定からの繰入金の増減で調整しております。 介護サービス事業勘定につきましては、77ページの歳出にございますとおり、総務費、施設管理費、一般管理費では、給料、職員手当等、共済費の減額を、諸支出金、繰出金では、保険事業勘定への繰出金の追加をお願いしております。 次に、79ページ、議案第8号令和元年度尾道市渡船事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ47万2,000円を減額し、予算の総額を4,578万8,000円とするものでございます。 85ページの歳出でございますが、事業費、総務管理費、一般管理費におきまして、給料、職員手当等、共済費の増減調整をお願いしております。 歳入は、84ページにございますように、一般会計からの繰入金で調整しております。 最後に、87ページ、議案第9号令和元年度尾道市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ39万2,000円を追加し、予算の総額を23億124万6,000円とするものでございます。 93ページの歳出でございますが、総務費、総務管理費、一般管理費で、給料、職員手当等、共済費の増減調整をお願いしております。 歳入は、92ページにございますように、一般会計からの繰入金で調整しております。 以上、簡単な説明ではございますが、議案第3号から議案第9号までの一般会計及び6特別会計の補正予算案の概要につきまして説明させていただきました。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(福原謙二) 宮本総務部長。 ◎総務部長(宮本寛) 続きまして、議案第10号から議案第14号まで及び議案第20号から議案第29号までの15議案につきまして、提案説明を申し上げます。 まず、議案集2の67ページ、議案第10号は市道路線の変更についてでございます。 これは、瀬戸田町の沖浦・中地線に異動が生じたため、同路線を沖浦4号線及び沖浦・中地線に変更するものでございます。 議案説明書1ページに付近見取り図をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、68ページ、議案第11号及び69ページ、議案第12号は、工事請負契約の締結についてでございます。 まず、議案第11号は、美ノ郷公園線の2工区の道路災害復旧工事に係る工事請負契約を締結しようとするものでございまして、請負金額は8億2,830万円でございます。 次に、議案第12号は、本郷畑線道路災害復旧工事に係る工事請負契約を締結しようとするものでございまして、請負金額は1億9,845万6,500円でございます。 なお、これらの議案につきまして、議案説明書の2ページ及び3ページに位置図をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、70ページ、議案第13号及び71ページ、議案第14号は、いずれも工事請負契約の変更についてでございます。 議案第13号は、地方港湾福田港浮き桟橋改良工事におきまして、フェリーの接舷及び離舷の際の安全性の向上を図るべく、桟橋の敷板の範囲及びコーナーアングルの形状を変更するため、請負金額を変更しようとするものでございます。 次に、議案第14号は、向島中学校校舎改築工事におきまして、基礎くいの支持層の位置が計画よりも深いことが判明し、くいの長さを追加して施工する必要が生じましたので、請負金額を変更しようとするものでございます。 続きまして、77ページ、議案第20号及び議案第21号は、いずれも財産の取得についてでございます。 議案第20号は、小型動力ポンプ積載車、普通自動車4台、軽自動車2台を取得予定価格2,353万2,872円で、議案第21号は、高規格救急自動車2台を取得予定価格6,875万2,200円で取得しようとするものでございます。 なお、これら2議案につきまして、議案説明書4ページから9ページまでに、これらの主要諸元表及び完成予想図をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 続きまして、79ページ、議案第22号は、港湾管理事務の事務委託に関する規約の変更についてでございます。これは、プレジャーボートの係留に係る港湾施設の目的外使用の許可事務については広島県が行うこととすることに伴い、規約の規定を整備するものでございます。 次に、80ページ、議案第23号は、漁港管理事務の事務委託に関する規約の変更についてでございます。これは、プレジャーボートの係留に係る吉和漁港の目的外使用の許可事務については広島県が行うこととすることに伴い、規約の規定を整備するものでございます。 なお、これら2議案につきまして、議案説明書10ページ及び11ページに、それぞれの規約の新旧対照表をお示ししておりますので、ごらんいただきたいと思います。 続きまして、81ページ、議案第24号は、尾道市離島振興対策実施地域における固定資産税の課税免除に関する条例案でございます。 本案は、離島振興対策実施地域である百島及び細島の区域内において、製造業及び下宿営業を除く旅館業、農林水産物等販売業、情報サービス業等の用に供する設備を新設し、または増設したものに対し、固定資産税の課税免除の制度を設けるための条例制定でございます。 次に、84ページ、議案第25号は、固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、過疎地域自立促進特別措置法第31条の地方税の課税免除または不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令の一部改正に伴い、過疎地域における固定資産税の課税免除の制度を令和7年3月31日まで延長するための条例改正でございます。 次に、85ページ、議案第26号は、尾道市立いきいきサロン設置及び管理条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、いきいきサロン吉浦の改築に伴い、利用定員を改め、並びにいきいきサロン木ノ庄西の移転に伴い、位置及び利用定員を改めるための条例改正でございます。 次に、86ページ、議案第27号は、尾道市消防手数料条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、危険物の貯蔵所の設置許可の申請に対する審査等に係る手数料の額を改めるための条例改正でございます。 次に、88ページ、議案第28号は、尾道市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、尾道市立市民病院において、障害福祉サービスのうち短期入所に係る事業を開始するための条例改正でございます。 次に、90ページ、議案第29号は、尾道ふれあいの里設置及び管理条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、尾道ふれあいの里について、老朽化した野外施設を廃止し、並びに宿泊室の利用料金の額並びに浴場棟の利用区分及び利用料金の額を改めるための条例改正でございます。 なお、議案説明書の12ページから18ページまでに、これら条例案の要点及び新旧対照表をお示ししておりますので、ごらんいただきたいと思います。 以上、15件の議案につきまして提案説明とさせていただきます。御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(福原謙二) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 19番、岡野長寿議員。 ◆19番(岡野長寿) 日本共産党議員団の岡野です。 議案第3号令和元年度尾道市一般会計補正予算(第1号)、それから、第5号国民健康保険事業補正予算、第7号介護保険事業特別会計補正予算、第9号後期高齢者医療事業特別会計補正予算について質疑を行います。 これは、厚生労働省の保険局国民健康保険課、それから同高齢者医療課、総務省自治税務局市町村税課から、平成30年7月豪雨により被災した自治体に対して、平成31年2月15日に事務連絡があった文書ですけども、平成30年7月豪雨によって被災した被保険者等の一部負担金、病院代などですね、それから保険料の、国保料や介護保険料、後期高齢者医療保険料、こういった保険料の減免措置に対する今後の財政支援の取り扱いについてという文書が来てると思うんです。これ、わかりやすく言えば、市民向けには平成30年7月豪雨被災者の皆様へということで、保険証や現金がなくても医療機関を受診できますよという文書が厚生労働省から市民向けにも配られたと思うんですが、これは対象となるのは災害救助法の適用を受ける市町村、尾道、三原、福山、近隣の市町も含まれてますけども、こういう要件が、ちょっと説明しますと、住んでるところの家の全半壊、全半焼、床上浸水またはこれに準ずる被災をされた方、2、主たる生計維持者が死亡または重篤な傷病を負われた方、3、主たる生計維持者が行方不明、4、主たる生計維持者が業務廃止、5、主たる生計維持者が失職、現在収入がないと、こういう人を対象に病院代とか保険料が減免される制度ですけども、現在までにこうした保険料、病院代がどれぐらい減免されてるのか、質問の前提として尾道市の数字を教えてもらえますか。 ○議長(福原謙二) 檀上福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(檀上由造) 済いません。今の議案に対する質疑ということでよろしいんでしょうか。というのが、数字的にはお答えはできるんですけど。                (「ええんじゃろう、答ええや」と呼ぶ者あり) はい、わかりました。                (19番岡野長寿議員「国保も介護も後期高齢者もですよ。お金が国から入ってくるんでしょう」と呼ぶ) 提案させていただいてるのは補正予算の提案をさせていただいておりまして、その中には、ここの部分については要求はさせて……                (19番岡野長寿議員「その補正の適否が問題になるんですよ。はい。前提の数字ですからね、答えてくださいよ」と呼ぶ) よろしいですか。はい。それでは、平成30年度におきまして、まず国保の保険料です。件数としては、国保の場合、世帯課税ですので96世帯ということで、金額としましては616万730円。後期高齢につきましては、103件、404万4,135円。介護におきましては、225件の579万3,600円。今のが保険料の減免でございます。それと、一部負担金の減免につきましては、まず国保のほう、203件、これは重複された方があるかもわかりませんので延べ件数としてください。金額的には1,185万2,461円。後期高齢医療につきましては、96件、478万8,036円でございます。介護保険につきましては、56件、438万4,528円でございます。 以上です。 ○議長(福原謙二) 19番、岡野長寿議員。 ◆19番(岡野長寿) かなりの、ざっくり今それぞれ国保、後期、介護に分かれて言っていただけましたが、国保、介護を合わせると、保険料のほうは424件で1,500万円程度、病院代や介護利用料の減免は355件で2,100万円程度、3,600万円程度のお金がこれまで、そうした被災で大変な御家庭に、国からね、これは一部負担金なんかはお金が入ってくるんでしょ。一般会計において、これは調整交付金という形で入ってくるはずなんです。だから、非常にありがたい制度です。問題は、この通知によると6月30日までに病院行った人やというて書いとるんです。ということになると、今質問してますのは、今やらないと間に合わないから。きょう6月17日ですか、これほっといたら、7月1日からこの方々、病院代も払わなきゃいけない、保険料も上がるんじゃないですか。最初の繰越明許のところの災害のところで質疑をしましたが、災害はまだまだ道半ばでしょ。少しおくれているという言葉もありましたよね。一方で、市長からは所信表明で、災害復興には全力を尽くすという力強い表明ありました。 問題は、今災害救助法の適用がある尾道、三原、広島、呉、福山、府中、こういうところで、6月30日までじゃいけんのじゃないんですか、ぜひ延ばしてほしいという声が出てるんです。この3,000万円近いお金が、ほっとけば、今度はそれぞれの御家庭の家計へのしかかってくるわけです。ですから、この方々は、どうですか、床上浸水で住めなくなって転居された方がいらっしゃいますよね。そういう方が対象になってるんです。この方々はもとの家に帰れたんでしょうか。そういう実態を調べていますか。生計をなくされた方は、新たに生計を維持する方が見つかったり、あるいは新たな仕事が、きちっとした収入が入る仕事を得られて、回復されているんでしょうか。そういう数字を今言っていただいたんです。 私は、これだけの数の数字が、6月30日までにあった数字が、一気に7月1日からはゼロになるとは到底思えませんし、皆さん、調べてないんじゃないですか。失礼な言い方しましたけど、調べて認識をされているんであれば、そういう方々が被災から立ち直っていますよという状況を認識されているのかどうか教えていただきたいですし、私が、ハード面での復旧が少しおくれていると、当初の計画よりね、当初3年かけてやる計画ですから。少しおくれてるということがありましたけども、先ほど。契約しただけですからね、それも。しかも。契約して、業者がおらんとかいろいろあって、まだおくれるかもわかりませんよね。ハード面もそうなんですから、それぞれの、国保の病院へ行っておられる方とか、介護を利用されてる方とかという方々の家庭は復旧されてないと思います。ですから、これはぜひ国の、各厚生労働省の各部局の課長が事務連絡をしていますけども、これは当初は7月豪雨で適用があって、年度末までだったのが延長したんでしょ、6月30日まで。だから、少なくともあと半年は延長するように求めるべきじゃないんですか。 ○議長(福原謙二) 檀上福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(檀上由造) 災害を受けられた方、被災された方がまだ避難というか、もとの住所に帰られずに、県営住宅、市営住宅に入られていることは存じております。先ほど申されました中に主たる生計者が亡くなられたケースは、今回のケースにおいてはなかったと認識しております。先ほど言われました国からの事務連絡の件でございますが、この5月だったと思うんですが広島県を通じて国のほうに問い合わせをしておりまして、その時点では、今回の災害については延長は適用しないという回答を得ておりまして、その後、この6月11日付でまた同様の事務連絡が出ておりまして、一応6月末でこの措置は終了するということでの文書が来ておりますので、それに基づいての事務を進めていく予定でございます。 以上です。 ○議長(福原謙二) 19番、岡野長寿議員。 ◆19番(岡野長寿) 問い合わせですか。まだ公営住宅、県営住宅、市営住宅に入っておられて家に帰れないという方がいらっしゃる実態を知っておきながら、問い合わせですか。私は、市長の最初の所信表明の中で、豪雨災害からの復旧に全力を傾けるという、これは昨年度からずっと言ってらっしゃいますけど、いや、そりゃそうだと思います。そういう言葉がありながら、こういう市民の実態もあるのに、問い合わせじゃいけんでしょ。要望、継続を要望すべきじゃないですか。少なくとも、この災害救助法の適用を受けた近隣の市町と連携して要望しようじゃないかっていうことにならないんですかねえ。市長、どうなんですか。これ、先ほどの言葉と裏腹という感じが随分しますよね。非常にそういう感じを受けるんですけど。副市長、そう思いませんか。ねえ。 それで、そういう実態があるのであれば、国にも要望するが、市や県としてやるってならないんですか。そういう姿勢で要望しないと、どうなりますかねっていうのは、問い合わせでこうなりますよというのでは、これは災害救助法の適用を受けた市町村のとるべき態度じゃないと思いますが。国に対して、もう一度聞きますけども、関係市町と連携して強く要望し、それが実らないのであれば、7月1日からの継続を補正予算を組んで、市は自治体独自でやらなきゃいけないでしょ。公営住宅から自分の家に帰れるまで。責任ある関係者の答弁を求めたいと思います。 ○議長(福原謙二) 檀上福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(檀上由造) 被災者のサポートにつきましては、社会福祉協議会に委託しておりますサポート事業という形で、生活再建に向けてのサポートを2年やることで現在も継続してやっております。この保険料の関係につきましては、先ほど申しましたとおり現時点では6月末で終了ということでございます。                (19番岡野長寿議員「政策決断者の検討を求めておきます。よろしくお願いします」と呼ぶ) ○議長(福原謙二) これをもって質疑を終わり、22案はそれぞれ所管委員会に付託いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第5 議案第15号~議案第19号 ○議長(福原謙二) 次に、日程第5、議案第15号財産の取得についてから議案第19号同じくまで、以上の5案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 宮本総務部長。 ◎総務部長(宮本寛) それでは、議案集2の72ページ、議案第15号から、76ページ、議案第19号までの5議案につきまして、提案説明を申し上げます。 これらは財産の取得についてでございまして、いずれも新本庁舎の備品に関するものでございます。議案第15号は、窓口カウンター一式を取得予定価格3,399万円で、議案第16号は、集密書架一式を8,569万円で、議案第17号は、収納ロッカー一式を5,775万円で、議案第18号は、事務机一式を5,533万円で、議案第19号は、事務椅子一式を3,041万2,800円で、それぞれ取得しようとするものでございます。 以上、5件の議案につきまして提案説明とさせていただきます。御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(福原謙二) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終わり、5案については議事延期といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原謙二) 御異議なしと認め、そのように取り計らいます。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。                午後3時6分 散会  ────────────────── * ──────────────────   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     尾 道 市 議 会 議 長     尾 道 市 議 会 議 員     尾 道 市 議 会 議 員...