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06月15日-01号

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  1. 尾道市議会 2015-06-15
    06月15日-01号


    取得元: 尾道市議会公式サイト
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    平成27年第3回 6月定例会              平成27年6月15日(月曜日)  ────────────────── * ──────────────────                 議事日程第8号           (平成27年6月15日 午後1時30分開議)第1 会期決定について第2 市長の所信表明第3 報告第 11号 繰越明許費繰越計算書の報告について   報告第 12号 繰越明許費繰越計算書の報告について   報告第 13号 繰越明許費繰越計算書の報告について   報告第 14号 予算繰越計算書の報告について   報告第 15号 法人の経営状況の報告について   報告第 16号 法人の経営状況の報告について   報告第 17号 法人の経営状況の報告について   報告第 18号 法人の経営状況の報告について   報告第 19号 専決処分の報告について   報告第 20号 専決処分の報告について          (以上10件一括上程、報告)第4 議案第 85号 平成27年度尾道市一般会計補正予算(第1号)   議案第 86号 平成27年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)   議案第 87号 平成27年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)   議案第 88号 平成27年度尾道市夜間救急診療所事業特別会計補正予算(第1号)   議案第 89号 平成27年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)   議案第 90号 平成27年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)   議案第 91号 平成27年度尾道市救護施設事業特別会計補正予算(第1号)   議案第 92号 平成27年度尾道市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)   議案第 93号 平成27年度尾道市渡船事業特別会計補正予算(第1号)   議案第 94号 平成27年度尾道市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)   議案第 95号 市道路線の認定について   議案第 96号 市道路線の認定について   議案第 97号 市道路線の認定について   議案第 98号 市道路線の認定について   議案第 99号 市道路線の変更について   議案第100号 工事請負契約の締結について   議案第101号 工事委託協定の締結について   議案第102号 財産の取得について   議案第103号 尾道市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案   議案第104号 非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案          (以上20案一括上程、提案理由の説明)                                    以 上  ────────────────── * ──────────────────本日の会議に付した事件日程第1 会期決定について日程第2 市長の所信表明日程第3 報告第 11号 繰越明許費繰越計算書の報告について     報告第 12号 繰越明許費繰越計算書の報告について     報告第 13号 繰越明許費繰越計算書の報告について     報告第 14号 予算繰越計算書の報告について     報告第 15号 法人の経営状況の報告について     報告第 16号 法人の経営状況の報告について     報告第 17号 法人の経営状況の報告について     報告第 18号 法人の経営状況の報告について     報告第 19号 専決処分の報告について     報告第 20号 専決処分の報告について日程第4 議案第 85号 平成27年度尾道市一般会計補正予算(第1号)     議案第 86号 平成27年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)     議案第 87号 平成27年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)     議案第 88号 平成27年度尾道市夜間救急診療所事業特別会計補正予算(第1号)     議案第 89号 平成27年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)     議案第 90号 平成27年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)     議案第 91号 平成27年度尾道市救護施設事業特別会計補正予算(第1号)     議案第 92号 平成27年度尾道市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)     議案第 93号 平成27年度尾道市渡船事業特別会計補正予算(第1号)     議案第 94号 平成27年度尾道市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)     議案第 95号 市道路線の認定について     議案第 96号 市道路線の認定について     議案第 97号 市道路線の認定について     議案第 98号 市道路線の認定について     議案第 99号 市道路線の変更について     議案第100号 工事請負契約の締結について     議案第101号 工事委託協定の締結について     議案第102号 財産の取得について     議案第103号 尾道市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案     議案第104号 非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案  ────────────────── * ──────────────────出席議員(29名)    1番 二 宮   仁            2番 柿 本 和 彦    3番 宮 地 寛 行            4番 星 野 光 男    5番 大 崎 延 次            6番 岡 野 斉 也    7番 城 間 和 行            8番 加 納 康 平    9番 岡 野 長 寿           10番 石 森 啓 司   11番 高 本 訓 司           12番 吉 和   宏   13番 山 根 信 行           14番 宇根本   茂   15番 巻 幡 伸 一           16番 田 頭 敬 康   17番 山 戸 重 治           18番 福 原 謙 二   19番 魚 谷   悟           20番 前 田 孝 人   21番 佐 藤 志 行           22番 吉 田 尚 徳   23番 藤 本 友 行           24番 新 田 賢 慈   25番 飯 田 照 男           26番 檀 上 正 光   27番 荒 川 京 子           28番 寺 本 真 一   29番 杉 原 孝一郎欠席議員(なし)  ────────────────── * ──────────────────説明のため出席した者   市長      平 谷 祐 宏       副市長     冨 永 嘉 文   副市長     澤 田 昌 文       教育長     佐 藤 昌 弘   企画財務部長  戸 成 宏 三       総務部長兼参事(庁舎整備担当)                                 大 崎 多久司   市民生活部長  實 井 公 子       福祉保健部長  園 田   学   参事(少子化対策担当)兼          産業部長    佐 藤 顕 治   子育て支援課長事務取扱           村 上 宏 昭   建設部長    槙 山 博 之       都市部長    槇 原 雅 樹   因島総合支所長 松 山 英 夫       御調支所長   岡 田 正 弘   向島支所長   福 原 信之介       瀬戸田支所長  森 田 隆 博   教育総務部長  宮 本   寛       学校教育部長  村 上 正 喜   水道局長    山 田 朋 彌       病院管理部長市民病院事務部長                                 中 司 善 章   みつぎ総合病院事務部長           消防局長    溝 川   貢           谷 川 功 一   財務課長    松 尾   寛       総務課長    中 津 康 徳  ────────────────── * ──────────────────事務局出席者   事務局長    田 房 宏 友       事務局次長   小 林 巨 樹   庶務係専門員  三 木   直       事務局次長補佐議事調査係長                                 加 來 正 和   議事調査係主任 谷 川 瑞 佳       議事調査係主任 森 本 祥 子  ────────────────── * ──────────────────                午後1時30分 開会 ○議長(高本訓司) ただいま出席議員29名であります。 定足数に達しておりますから、これより平成27年第3回尾道市議会定例会を開会いたします。  ────────────────── * ────────────────── △諸般の報告 ○議長(高本訓司) この際、諸般の報告をいたします。 今期定例会までに受理した請願は、お手元に印刷、配付の請願文書表のとおりであります。この請願については民生委員会に付託をします。 今期定例会までに受理した陳情、要望は、お手元に印刷、配付の陳情書・要望書一覧表のとおり、広島県労働組合連合議長川后和幸氏より集団的自衛権行使を具体化する「安全保障関連法案」の策定の中止を求める意見書採択を求める陳情書が、広島県労働組合連合議長川后和幸氏より働き過ぎの防止と良質な雇用の確立を求める意見書採択を求める陳情書が、日本共産党尾道委員会委員長寺本真一氏より市民を対象とした橋代軽減のための市独自の補助制度を求める陳情書が、日本共産党尾道委員会委員長寺本真一氏より子どもの通院に対する医療費助成制度の対象年齢の拡大を求める陳情書が提出されております。 今期定例会の説明員として、市長、副市長、教育長のほか関係部課長に対して地方自治法第121条の規定により出席を求めましたので、報告します。  ────────────────── * ──────────────────                午後1時32分 開議 ○議長(高本訓司) これより本日の会議を開きます。  ────────────────── * ────────────────── △議事日程 ○議長(高本訓司) 本日の議事日程は、お手元に印刷、配付のとおりであります。  ────────────────── * ────────────────── △会議録署名議員の指名 ○議長(高本訓司) 本日の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において5番大崎議員及び6番岡野斉也議員を指名いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第1 会期決定について ○議長(高本訓司) これより日程に入ります。 日程第1、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から30日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高本訓司) 御異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第2 市長の所信表明 ○議長(高本訓司) 日程第2、これより市長の所信表明があります。 平谷市長。 ◎市長(平谷祐宏) (登壇)ここに議長のお許しを得て、私の尾道市政に対する考え方を申し上げたいと思います。 私は、先般の尾道市長選挙におきまして、市民の皆様からの御信任をいただき、尾道市長として3期目の重責を担わせていただくことになりました。 引き続き、本市のまちづくりかじ取り役を任せていただくことを光栄に感じるとともに、市民の皆様とともに新しい時代に向けた尾道の礎を築いていく使命と責任の重さを改めて痛感しているところでございます。 本市では、地方創生が叫ばれている中で、議員の皆様とともに尾道への流れをつくるよう取り組んできた中で、本年3月22日に中国やまなみ街道全線開通を実現することができました。 さらに、4月には文化庁より日本遺産の認定をいただくことができたところでございます。 中国やまなみ街道全線開通では、瀬戸内しまなみ海道と結ばれた南北軸と山陽自動車道等による東西軸が交差する瀬戸内の十字路が完成することができました。 また、昨年6月に日本遺産の制度が創設される情報を得てから、関係者の皆様のお力をおかりしながら認定に向けて取り組んでまいりましたことが実り、尾道水道とその町並みが日本遺産として認定されましたことは大変名誉なことであるとともに、尾道市の念願がかない、皆様に感謝を申し上げます。 皆様と全力で取り組んできたことの成果によりまして、まさに今年度から始まる地方創生に向けスタートが切れる態勢ができてまいりました。 中国やまなみ街道によって完成された瀬戸内の十字路としての広域拠点性や、日本遺産の認定によるブランド力の強化は、尾道創生を加速させる大きな追い風となり、本市が飛躍的に発展する原動力になると確信しております。 私は、このたびの選挙を通じて、「尾道・キラリ。挑戦そして実現」をスローガンに掲げ、尾道の底力をさらに引き出し、新たな尾道の創生に継続して取り組み、これまでのまちづくりの流れをさらに加速させるために、「今より、もっと強く、元気で、豊かな尾道」のまちづくりを市民の皆様に提唱してまいりました。 この「今より、もっと強く、元気で、豊かな尾道」のまちづくりを実現するための四つの基本政策について、考え方を順次述べさせていただきます。 まず第1に、人づくりへの挑戦であります。 子育て支援、教育の充実により「子育てするなら尾道」を実現し、世代を超えて輝く人づくりを進めてまいります。 子育てについては、本年3月に策定した尾道市子ども・子育て支援事業計画に基づき、医療費や保育料等子育てにかかわる費用の負担を軽減するための取り組みなど、子育てに対する不安や負担を軽減し、子供を産み育てやすい環境づくりを推進するとともに、子供の健全な成長を目指し、市民全体で子育てできるよう、子育て支援体制の整備に努めてまいります。 教育については、就学前での生活や学びの基盤づくりにより義務教育との円滑な接続を図るとともに、学校教育では、夢と志を抱きグローバル社会を生き抜く力の育成を目指す尾道教育らいプランに基づき、知・徳・体ともに充実した、信頼される「尾道15年教育」の取り組みを着実に進めてまいります。 また、地域教育支援活動促進事業放課後子ども教室推進事業取り組みの充実を図り、学校・家庭・地域の協働による教育環境づくりを進めてまいります。 市民の誰もが生きがいを持って豊かな人生を送ることができるよう、おのみち市民大学講座や50歳からの地域デビュー応援講座などライフステージに応じた学習機会を提供してまいります。 女性の能力が十分に発揮でき、あらゆる分野に参画できる社会は、性別にかかわりなく誰もが生きやすい社会であり、社会全体の活力を増すものと考えております。 男女共同参画を推進する条例の制定に取り組むなどして、女性が輝くまちづくりを進めてまいります。 また、地方創生の中で大学が占める役割は大きいものと思っております。 尾道市立大学では、教育、研究、地域貢献及び国際交流の四つの項目を重点として取り組んでおりますが、特に国際交流の分野においては、新たに提携した国立嘉儀大学など台湾の4大学を初めとする提携校との交換留学や語学研修などを通じて、国際社会に通用する人材の育成に努めてまいります。 また、国が推進する地方大学等創生5カ年戦略に沿って、地元進学、地元就職の促進等に取り組んでまいります。 第2に、新たな経済成長への挑戦であります。 瀬戸内の十字路としての拠点性や日本遺産の認定によりさらに高まっている尾道ブランドを生かし、地場産業の振興を図るとともに、創業支援やIT企業などの企業誘致を進め、市内経済の成長を実現してまいります。 具体的には、中国やまなみ街道開通によって高まった本市の拠点性を生かす新たな産業団地の整備や民間の遊休地などへの企業誘致取り組みを行うとともに、市内の企業の生産能力の増強、生産基盤の拡張などに対する支援に努めてまいります。 また、国内屈指の集積を誇る造船業が本市の経済発展を継続的に支える産業として維持・発展していくため、尾道市造船産業振興ビジョンに基づいた振興を図ってまいります。 観光については、しまなみ海道アメリカCNNで世界で最も素晴らしいサイクリングロードの七つのうちの一つに選ばれたことや、国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ」の開催などの効果もあり、しまなみ海道を訪れるサイクリストや訪日外国人が大幅に増加しております。 今後も、日本遺産の認定により国際的なブランド力が強化されることを生かし、国内外からの誘客を図るとともに、夜間景観の整備を初めとした取り組みにより本市の魅力ある資源にさらに磨きをかけ、国内外への情報発信と訪日外国人観光客受け入れ態勢の整備に努めてまいります。 また、本市では、その気候風土を生かして、全国に誇れる多種多様な農産物が生産されています。さらに、瀬戸内海の季節感豊かな水産物が水揚げされておりますが、これら農水産物の尾道ブランド力を高め、JAや広島県との連携や農商工連携などによって6次産業化の推進を図るとともに、トップセールスなどにより創業や新たな販路開拓を支援してまいります。 その一方で、丹精込めて生産された農産物を守るために、住民と一体となった有害鳥獣対策を強化することが必要であると考えております。 今後とも、農林漁業の活力と魅力を増大させる取り組みを行うことで、持続的、安定的な経営が実現するよう支援していきたいと考えております。 第3に、安心な暮らしづくりへの挑戦であります。 御調町、向島町との合併から11年、因島市、瀬戸田町との合併から10年を迎え、市域の一体感の醸成と均衡ある発展を目標とする新市建設計画を着実に実施することにより、各地域での生活基盤や医療・消防力の充実など、市民の安全・安心な暮らしを実現することが私に課せられた最大の使命と認識しております。 そのためにも、防災機能を備えた本庁舎、支所の建設や消防施設などの整備、クリーンセンターの整備などを着実に実行してまいります。 あわせて、小・中学校の耐震化を早期に完了して、次に保育所や幼稚園の耐震化に取り組むとともに、急傾斜地対策や消防力の強化に努めるなど、防災・減災のための整備や体制づくりを進めてまいります。 また、地域の中核病院として市民病院公立みつぎ総合病院の充実を図るとともに、市内外の医療機関のネットワークを構築することによって医療体制の充実に全力で取り組んでまいります。 あわせて、医師会や公立みつぎ総合病院を中心とした尾道市独自の地域包括ケアシステムを全市的に展開させながら、医療と介護の一体化をさらに推進してまいります。 さらに、高齢者が住みなれた地域で安心して生き生きと暮らしていけるよう、年を重ねることに幸せを感じられる社会の実現を目指す幸齢プロジェクトを推進してまいります。 第4に、豊かな地域づくりへの挑戦であります。 御調、向島、因島、瀬戸田そして尾道の合併した各地域の資源を有効に活用しながら、国や県との連携を図り、それぞれが地域づくりを図っていくことで、本市の魅力度をさらにアップさせ、豊かに過ごせる地域づくりを実現していくことができるものと考えております。 このたび、日本遺産の認定を初め、他のまちにはない魅力を生かして、外国人を含む交流人口の拡大に取り組んでまいります。 尾道港は2019年に開港850年を迎えますが、これを機に、瀬戸内海という資源を生かして、港町尾道のブランド力をさらに高めるため、尾道水道に面した現庁舎を解体した跡地を活用して中小客船の母港化を推進し、港町尾道の復興を図ってまいります。 さらに、島嶼部にとって唯一の生活道路である瀬戸内しまなみ海道の通行料金問題は、市域の一体感を持ったまちづくりには重要な課題であると認識しております。 平成26年4月からの現行料金体系に対応した新たな割引制度の導入に向けて関係機関への働きかけを行ってまいります。 昨年末、国においてまち・ひと・しごと創生総合戦略などが閣議決定され、人口急減・超高齢化という我が国が直面する大きな課題に対し政府一体となって取り組み、各地域がそれぞれの特徴を生かした自律的で持続的な社会を創生する地方創生が本格的に動き始めました。 本市においても、今年度、尾道市人口ビジョン総合戦略を策定してまいりますが、市内各地域の特徴を生かし、市民の豊かで幸せな暮らしを実現するための方向性や施策を市民の皆様の御意見をお聞きしながら尾道創生の考え方としてまとめていくことが必要であると考えております。 これからの4年間、尾道創生に向けた流れをとめることなく、さらに加速させ、尾道の底力を引き出すまちづくりに全力を尽くす覚悟でございます。議員の皆様を初め、市民の皆様の御理解と御協力をお願いいたします。 以上で私の所信表明とさせていただきます。 ○議長(高本訓司) 以上をもって市長の所信表明は終わりました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第3 報告第11号~報告第20号 ○議長(高本訓司) 次に、日程第3、報告第11号繰越明許費繰越計算書の報告についてから報告第20号専決処分の報告についてまで、以上の10件を一括議題といたします。 補足報告があればこれを願います。 戸成企画財務部長。 ◎企画財務部長(戸成宏三) それでは、報告第11号から報告第13号の繰越明許費繰越計算書について御報告申し上げます。 議案集(2)の1ページをお願いいたします。 報告第11号平成26年度尾道市一般会計繰越明許費繰越計算書でございますが、2款総務費から11款災害復旧費までの8款61事業を繰り越しております。 まず、繰越計算書の1ページ、総務費、総務管理費のうち、社会保障税番号制度システム改修事業は、改修に必要な仕様等の情報提供のおくれにより繰り越しております。 その他の8事業につきましては、国からの地域住民生活等緊急支援のための交付金を活用する事業などについて、2月補正で予算措置したものでございます。 次の民生費、社会福祉費の因島ふれあいプラザ解体事業は、建物の解体撤去工事のおくれにより、登記測量業務について繰り越しております。 また、児童福祉費のうち、子ども・子育て支援事業電子システム構築事業は国からの情報提供のおくれなどにより、(仮称)因島北認定こども園敷地整備事業地下埋設物の移設期間の制約により繰り越しております。 その他の6事業につきましては、国からの交付金に対応するため、2月補正で予算措置したものでございます。 2ページの衛生費、保健衛生費地域医療支援事業につきましても、同様に2月補正で予算措置したものでございます。 次の農林水産業費農林業費のうち、ため池緊急整備事業及び小規模崩壊地復旧事業は応札者がなかったことによる入札中止の影響などにより、基幹農道整備事業県工事負担金及び農業農村整備事業県工事負担金は県事業のおくれなどにより、ため池整備事業は入札不調の影響などにより繰り越しております。 その他の2事業につきましては、国からの交付金に対応するため、2月補正で予算措置したものでございます。 また、水産業費の泊漁港海岸保全施設整備事業は、関係者との調整に不測の日数を要したため、繰り越しております。 次の商工費でございますが、商工費の3事業、観光費の3事業につきましては、いずれも2月補正で予算措置したものでございます。 次に、土木費ですが、道路橋りょう費の三軒家福地浜線道路改良事業は国の事業のおくれにより、日比崎線道路改良事業、山波45号線道路改良事業の2事業につきましては関係者との協議などに不測の日数を要したため、3ページの川尻江奥線道路改良事業は物件の移転などに不測の日数を要したため、向浜折古線道路改良事業は建物の撤去に不測の日数を要したため、高須12号線道路改良事業、国道184号墓地造成受託事業、山波高須線1号橋架替事業の3事業につきましては関係者との協議等に不測の日数を要したため、美ノ郷69号線道路改良事業は工事の入札不調の影響などにより繰り越しております。 また、港湾費の港湾整備事業県工事負担金は、県事業のおくれにより繰り越したものでございます。 次の都市計画費のうち、まちなみ再生事業は、国からの交付金に対応するため、2月補正で予算措置したものでございます。 また、歴史的風致維持向上計画事業は入札不調の影響などにより、街路整備事業県工事負担金は県事業のおくれにより繰り越しており、公共下水道事業特別会計繰出金は、特別会計における繰り越しに係るものでございます。 次の排水路費のポンプ場改築更新事業は工法の検討などに不測の日数を要したため、排水路施設維持補修事業は入札不調の影響などにより繰り越したものであり、離島振興費のエコアイランド百島振興事業は、国からの交付金に対応するため、2月補正で予算措置したものでございます。 また、河川費うち、大田川河川改修事業は入札不調の影響などにより、急傾斜地崩壊防止事業県工事負担金は国の補正予算に対応して県事業が一部前倒しされたことなどにより繰り越しております。 次の教育費、小学校費のうち、小学校耐震改修事業は、耐震改修計画評価に不測の日数を要したことなどにより繰り越したものでございます。向島中央小学校建設事業は、国の補正予算に対応するために2月補正で予算措置したものでございます。 4ページの小学校非構造部材耐震改修事業及び中学校費の中学校非構造部材耐震改修事業は学校との協議に不測の日数を要したため、中学校耐震改修事業及び幼稚園費の幼稚園耐震改修事業は耐震改修計画評価に不測の日数を要したことにより繰り越したものでございます。 また、社会教育費の平山郁夫美術館空調機更新事業につきましては、入札不調の影響などによるものでございます。 次の災害復旧費、農林水産施設災害復旧費の農地農業用施設災害復旧事業につきましては関連工事のおくれにより、公共土木施設災害復旧費の徳永線災害復旧事業は入札不調の影響などにより繰り越したものでございます。 続きまして、2ページの報告第12号平成26年度尾道市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書でございますが、公共下水道費、事業費の芦田川流域下水道汚泥処理施設建設事業につきまして、県の実施する施設建設事業のおくれにより繰り越したものでございます。 続きまして、3ページの報告第13号平成26年度尾道市特定環境保全公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書でございますが、特定環境公共下水道費、事業費において、公共下水道事業特別会計と同様に、芦田川流域下水道汚泥処理施設建設事業を繰り越したものでございます。 以上、簡単ではございますが、報告第11号から報告第13号の繰越明許費繰越計算書の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(高本訓司) 山田水道局長
    水道局長(山田朋彌) 続きまして、議案集(2)の4ページ、報告第14号平成26年度尾道市水道事業会計予算繰越計算書の報告につきまして御説明を申し上げます。 次のページに記載しておりますように、栗原町向ケ峠県道栗原長江線配水管布設替工事(第4工区)980万7,000円及び向島町県道立花池田線配水管布設替工事(第2工区)774万9,000円の工事につきましては、関連工事である広島県東部建設事務所発注の街路工事及び道路改良工事が遅延し、施工日数が確保できなくなったため、繰り越したものでございます。 以上、簡単でございますが、報告の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(高本訓司) 大崎総務部長。 ◎総務部長(大崎多久司) 続きまして、議案集(2)の5ページ、報告第15号から11ページ、報告第20号までの6件の補足説明を申し上げます。 まず、報告第15号から報告第18号まではいずれも法人の経営状況の報告についてでございまして、地方自治法第243条の3第2項の規定により、尾道駅前都市開発株式会社、尾道ウォーターフロント開発株式会社、おのみちバス株式会社及び公益財団法人平山郁夫美術館の経営状況につきまして御報告するものでございます。 まず、議案集(2)の5ページ、報告第15号尾道駅前都市開発株式会社の経営状況でございます。 初めに、報告書2ページの平成26年度事業報告でございますが、自社物件の賃貸、尾道駅前再開発ビル管理組合からの受託管理業務、市営ベルポール駐車場等の指定管理業務及びしまなみ交流館の管理業務等を行いました。 次に、同報告書7ページの貸借対照表でございますが、資産の部、流動資産、固定資産の合計額11億339万6,031円は、負債の部、流動負債、固定負債と純資産の部、株主資本の合計額とも合致いたしております。 次に、報告書8ページの損益計算書でございますが、平成26年度といたしましては、売上高から売上原価、販売費及び一般管理費を差し引きまして、営業利益は4,344万1,902円でございます。これに、営業外収益が5,452円、営業外費用が490万8,072円となり、差し引きしたものが経常利益3,853万9,282円でございます。法人税などを差し引きまして、平成26年度の純利益といたしましては2,402万9,743円でございました。 次に、同報告書12ページの平成27年度収支予算書でございますが、本年度の収入といたしましては、営業収入1億8,884万5,000円、営業外収入5,000円、支出といたしましては、営業支出1億4,077万9,000円、営業外支出320万円、法人税など1,794万8,000円が見込まれるため、その差し引きといたしまして、2,692万3,000円の利益を予定をしております。 次に、同じく議案集(2)の6ページ、報告第16号尾道ウォーターフロント開発株式会社の経営状況でございます。 まず、報告書2ページの平成26年度の事業報告でございますが、不動産の賃貸、管理及び運営、尾道駅前港湾駐車場の管理及び運営を行いました。 次に、同報告書9ページ及び10ページの貸借対照表でございますが、資産の部、流動資産、固定資産の合計額6億6,141万2,195円は、負債・純資産の部、流動負債、固定負債、株主資本の合計額とも合致をいたしております。 次に、同報告書11ページの損益計算書でございますが、売上高1億7,593万8,953円に対しまして、販売費及び一般管理費は1億126万9,512円となっており、差し引き7,466万9,441円の営業利益を出しております。これに営業外収益が39万4,521円、営業外費用が669万3,200円、法人税等が2,589万2,570円となり、差し引いた当期純利益は4,247万8,192円でございます。 次に、同報告書16ページの平成27年度収支予算でございますが、収入といたしましては、家賃収入等1億7,295万4,000円を見込んでおります。支出といたしまして、1億3,943万2,000円を見込み、前期繰越収入が3,477万4,692円となっているため、それを加えて、6,829万6,692円を平成28年度に繰り越す予定でございます。 次に、同じく議案集(2)の7ページ、報告第17号おのみちバス株式会社の経営状況でございます。 まず、報告書7ページ及び8ページの貸借対照表でございますが、資産の部、流動資産、固定資産の合計額6億8,824万4,945円は、負債の部、流動負債と純資産の部、株主資本の合計額とも合致をいたしております。 次に、同報告書9ページの損益計算書でございますが、売上高9億6,568万9,241円に対しまして、運送費及び一般管理費は9億250万8,063円となっており、これに営業外収益699万7円を加え、営業外費用88万1,686円を差し引き、6,928万9,499円の経常利益を出しております。さらに、特別利益を加え、特別損失、法人税等を差し引きまして、当期純利益は4,654万8,416円でございます。 次に、同報告書13ページの平成27年度収支予算書でございますが、本年度の収入といたしましては、営業収益9億6,026万1,079円、営業外収益1,066万3,588円、特別利益1,090万9,481円、支出といたしましては、運送費用及び一般管理費9億2,119万7,607円、営業外費用13万8,889円、特別損失293万円、法人税など2,352万2,143円が見込まれるため、その差し引きといたしまして、3,404万5,509円の利益を予定しております。 続きまして、同じく議案集(2)の8ページ、報告第18号の公益財団法人平山郁夫美術館の経営状況でございます。 初めに、平成26年度の事業報告でございますが、報告書2ページから5ページまでにありますように、展覧会事業や子供絵画教室、美術館セミナーなどを開催いたしました。 次に、同報告書6ページ及び7ページの正味財産増減計算書でございますが、当期の経常収益1億2,753万8,886円に対しまして、経常費用は1億2,139万3,259円であり、法人税等差し引きいたしまして、当期一般正味財産増減額は492万7,326円の増でございます。 次に、同報告書8ページの貸借対照表でございますが、資産合計9億1,745万784円、負債合計702万3,979円、正味財産合計が9億1,042万6,805円となっております。 次に、同報告書10ページの平成27年度の収支予算でございますが、経常増減の部におきまして、収入を1億1,411万円と支出を1億1,784万1,000円とそれぞれ見込んでおります。 続きまして、同じく議案集(2)の9ページ、報告第19号及び11ページ、報告第20号は、専決処分の報告についてでございます。いずれも損害賠償の額を定めることにつきまして専決処分をしたものでございます。 まず、9ページ、報告第19号は、5月25日に専決処分をしたものでございまして、その内容は、昨年11月7日午後1時30分ごろ、因島中庄町の国道上におきまして、市民生活部人権推進課の職員が軽貨物自動車で北進中、前方に停車していた相手方の軽貨物自動車に追突し、運転者である相手方が負傷するとともに当該車両を損傷したものでございます。 損害賠償の相手方は記載のとおりで、損害賠償の額は69万70円でございます。 次に、11ページ、報告第20号も、5月25日に専決処分をしたものでございまして、さきの報告第19号と同じ事故におきまして、同乗者の方に対し損害賠償したものでございます。 損害賠償の相手方は記載のとおりで、損害賠償の額は10万515円でございます。 なお、これら2件の事故の位置図と状況図を議案説明書の1ページ及び2ページにお示しをいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 以上、6件の補足説明とさせていただきます。 ○議長(高本訓司) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第4 議案第85号~議案第104号 ○議長(高本訓司) 次に、日程第4、議案第85号平成27年度尾道市一般会計補正予算(第1号)から議案第104号非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案まで、以上の20案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 戸成企画財務部長。 ◎企画財務部長(戸成宏三) それでは、議案第85号から議案第94号までの一般会計及び、9特別会計の補正予算案の概要につきまして御説明を申し上げます。 議案集(1)をお願いいたします。 1ページの議案第85号平成27年度尾道市一般会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,442万3,000円を追加し、予算の総額を577億8,442万3,000円とするものでございます。 第2条は、地方債の補正でございますが、5ページの第2表地方債補正のとおり、1件の変更をお願いしております。 歳出は、10ページから32ページにございますが、このたびの補正では、人事異動に伴いまして当初予算に計上しておりました人数に増減が生じたことや、嘱託職員、臨時職員の配置の変更、また職員共済組合への負担金の率の変更などによりまして、報酬、給料、職員手当等、共済費、賃金の増減調整をお願いしているほか、特別会計の補正に伴いまして繰出金の増減調整をお願いしております。 これら人件費等の補正以外についてでございますが、10ページからの総務費、総務管理費では、11ページのしまなみ交流館費において、文化公演開催のための需用費及び役務費の追加をお願いしております。 次に、14ページの民生費、社会福祉費、社会福祉総務費では、臨時福祉給付金給付事業に係る役務費や委託料の追加を、18ページからの衛生費、保健衛生費、保健衛生総務費では、19ページで、尾道市公衆衛生推進協議会補助金の追加を、医療対策費では保健推進事業補助金の追加をお願いしております。 また、清掃費では、20ページのごみ減量対策費においてごみ減量啓発活動事務費補助金の追加を、21ページの労働費、労働諸費、勤労青少年ホーム費では、因島勤労青少年ホームの修繕料の追加をお願いしております。 次の農林水産業費農林業費では、22ページの農業振興費において、多面的機能支払交付金事業の制度改正により、県からの交付金を受けて市が補助するように変更されたことに伴い、増減調整などをお願いしております。 また、27ページの土木費、河川費、河川維持改良費では、河川改良工事に伴う物件補償の追加をお願いしております。 次に、28ページの教育費、教育総務費、事務局費では、寄附を受けまして、教育文化基金への積立金の追加をお願いしております。 また、30ページからの社会教育費では、31ページの図書館費において修繕料の追加を、文化振興費では、32ページで、日本遺産魅力発信推進事業を実施する尾道市歴史文化まちづくり推進協議会への負担金をお願いしております。 これらに係る財源としましては、8ページから9ページにございますように、国庫支出金の増減調整、県支出金、寄附金及び諸収入の追加、市債の減額のほか、財政調整基金からの繰入金により全体の調整をいたしております。 続きまして、特別会計でございますが、一般会計同様、人件費の増減調整などを行っております。 最初に、37ページ、議案第86号平成27年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ160万円を追加し、予算の総額を1億9,237万9,000円とするものでございます。 43ページの歳出でございますが、港湾費、運営費、総務費で、給料、職員手当等、共済費の増減調整をお願いするなどしております。 歳入は、42ページにございますように、諸収入、雑入の追加をお願いしております。 次に、45ページ、議案第87号平成27年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ79万1,000円を追加し、予算の総額を192億9,287万8,000円とするものでございます。 51ページの歳出でございますが、総務費、総務管理費、一般管理費及び徴収費、賦課徴収費において、それぞれ給料、職員手当等、共済費の増減調整をお願いしております。 歳入は、50ページにございますように、一般会計からの繰入金で調整しております。 次に、53ページ、議案第88号平成27年度尾道市夜間救急診療所事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ2万6,000円を減額し、予算の総額を4,561万円とするものでございます。 59ページの歳出でございますが、診療所事業費、運営費、管理費において共済費の減額を行っております。 歳入は、58ページにございますように、一般会計からの繰入金で調整しております。 次に、61ページ、議案第89号平成27年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ363万円を減額し、予算の総額を32億1,373万円とするものでございます。 67ページの歳出でございますが、公共下水道費、事業費の管理費、建設費、浄化センター管理費において、それぞれ給料、職員手当等、共済費の増減調整をお願いしております。 歳入は、66ページにございますように、一般会計からの繰入金で調整しております。 次に、69ページ、議案第90号平成27年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ418万5,000円を減額し、予算の総額を166億7,729万5,000円とするものでございます。 介護サービス事業勘定につきましては、歳出の組み替えを行うもので、歳入歳出予算の総額に変更はございません。 76ページからの保険事業勘定の歳出でございますが、総務費、総務管理費、一般管理費及び徴収費、賦課徴収費で、給料、職員手当等、共済費の増減調整などをお願いしております。 77ページの基金積立金では介護給付費準備基金積立金の追加を、地域支援事業費、包括的支援事業・任意事業費、包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費では共済費の減額をお願いしております。 歳入は、75ページにございますように、国県支出金の減額及びそれぞれの繰入金の増減調整により調整しております。 介護サービス事業勘定につきましては、81ページの歳出にございますとおり、総務費、施設管理費、一般管理費の共済費の減額に伴い、諸支出金、繰出金、保険事業勘定繰出金が追加となるものでございます。 次に、83ページ、議案第91号平成27年度尾道市救護施設事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ43万3,000円を減額し、予算の総額を2億7,808万9,000円とするものでございます。 89ページの歳出でございますが、救護施設費、施設管理費で、給料、職員手当等、共済費の増減調整をお願いしております。 歳入は、88ページにございますように、一般会計からの繰入金で調整しております。 次に、91ページ、議案第92号平成27年度尾道市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ54万6,000円を減額し、予算の総額を1億9,184万3,000円とするものでございます。 97ページの歳出でございますが、特定環境公共下水道費、事業費、維持管理費で、給料、職員手当等、共済費の増減調整をお願いしております。 歳入は、96ページにございますように、一般会計からの繰入金で調整しております。 次に、99ページ、議案第93号平成27年度尾道市渡船事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ4万円を減額し、予算の総額を1億6,802万8,000円とするものでございます。 105ページの歳出でございますが、事業費、総務管理費、一般管理費におきまして共済費の減額をお願いしております。 歳入は、104ページにございますように、一般会計からの繰入金で調整しております。 最後に、107ページ、議案第94号平成27年度尾道市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ345万4,000円を追加し、予算の総額を21億1,716万6,000円とするものでございます。 113ページの歳出でございますが、総務費、総務管理費、一般管理費で、給料、職員手当等、共済費の増減調整をお願いしております。 歳入は、112ページにございますように、一般会計からの繰入金で調整しております。 以上、簡単な説明ではございますが、議案第85号から議案第94号までの一般会計及び9特別会計の補正予算案の概要につきまして説明をさせていただきました。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(高本訓司) 大崎総務部長。 ◎総務部長(大崎多久司) 続きまして、議案第95号から議案第104号までの10議案につきまして提案説明を申し上げます。 まず、議案集(2)の13ページ、議案第95号から16ページ、議案第98号までの4件は、いずれも市道路線の認定についてでございます。 初めに、議案第95号は、高須町内の宅地造成に伴いまして、寄附を受けた道路を市道認定するものでございます。 次に、議案第96号は、高須町内における道路改良事業によりまして新設する道路及び国から移管を受けました西瀬戸自動車道の側道を市道認定するものでございます。 次に、議案第97号は、木ノ庄町内における国から移管を受けました中国横断自動車道尾道松江線の側道を市道認定するものでございます。 次に、議案第98号は、御調町内における国から移管を受けました中国横断自動車道尾道松江線の側道を市道認定するものでございます。 次に、17ページ、議案第99号は、市道路線の変更についてでございまして、向島町内における水道施設整備事業に伴いまして新設する道路と接続することにより、終点に移動が生じるため、路線を変更するものでございます。 議案説明書の3ページから7ページまでにこれら5議案に関します付近見取り図をお示ししておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、18ページ、議案第100号は、工事請負契約の締結についてでございます。 内容は、因瀬クリーンセンター基幹的設備改良工事に係る工事請負契約を締結しようとするものでございまして、請負金額は26億8,920万円でございます。 次に、19ページ、議案第101号は、工事委託協定の締結についてでございます。 内容は、尾道市公共下水道尾道市浄化センター建設工事に係る委託協定を締結しようとするものでございまして、委託金額は5億8,000万円でございます。 なお、議案説明書の8ページから13ページまでにこれら2議案に関します位置図、工事概要等をお示ししておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、20ページ、議案第102号は、財産の取得についてでございます。 内容は、水槽付消防ポンプ自動車を予定価格5,203万4,400円で取得しようとするものでございます。 議案説明書の14ページ及び15ページに消防ポンプ自動車の主要諸元表及び完成予想図をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、21ページ、議案第103号は、尾道市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴いまして、准看護師についても保育士とみなすことができるとするための条例改正でございます。 次に、22ページ、議案第104号は、非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案でございます。 本案は、新たに南部清掃事務所所属嘱託専門監督員を設置し、その報酬の額を定めるための条例改正でございます。 なお、議案説明書の16ページ及び17ページにこれらの条例案の新旧対照表をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 以上、10件の議案につきまして提案説明とさせていただきます。御審議いただきまして御決定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(高本訓司) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 19番、魚谷議員。 ◆19番(魚谷悟) 私は、今説明がありました議案第85号一般会計補正予算(第1号)の、具体的には予算書の32ページにございます文化振興費の負担金として、尾道市歴史文化まちづくり推進協議会4,900万円についてお尋ねしたいと思います。 これは、日本遺産に尾道が選定をされたということとの兼ね合い、関係があるものだと思いますけれども、この日本遺産について調べてみますと、インターネットで、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本文化・伝統を語るストーリーを認定し、国内外への魅力発信や地域活性化を図る日本の事業と。タイプとしては、単一の市町村内でストーリーが完結する地域型と複数の市町村にストーリーが展開するネットワーク型の二つがあると。 文化庁は、2015年4月24日、40都府県から寄せられた83件の提案から24府県の18件を第1回の日本遺産に選定したことを発表したということで、2020年までに日本遺産を100件程度にまでふやす予定としているということが紹介をされておりました。 具体に見てみますと、尾道は、この名称、先ほど紹介した地域型になってるんだと思いますけれども、尾道市のタイトルとしては「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」ということで、事前に資料をいただきますと、その具体的な建物や祭りなど含めて19の項目を上げられて申請をされたんだと思いますけれども、最初にお尋ねしたいのは、このストーリー性が大きな意味を持つということが先ほど紹介した中で描かれてると思うんですけれども、どういうこのストーリーを描いておられるのかということをお答えいただきたいと思います。 それから、2番目には、これを具体的にどのように進められようとしているのか、主な事業をお示しをしていただきたい。 3番目には、財源の問題なんですけれども、歳出のほうでは4,900万円が計上されています。これは一般的に国、文化庁が指定するものでありますので、当然歳入のほうに国からの補助金が入っているものというふうに予算書を見ておりましたけれども、この歳入については、国からお金が入っているという状況ではないということが予算書を見ればわかるんですけれども、これはどういうふうに考えたらいいのかと。 この3点についてお答えいただきたいと思います。 ○議長(高本訓司) 戸成企画財務部長。 ◎企画財務部長(戸成宏三) 日本遺産の認定にかかわりまして、まず私どもの認定に当たってのストーリーでございますが、今御紹介いただきましたように、「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」ということで、尾道水道という要素を中心に、中世以降、港町として、商都として栄えてきた尾道市のまちの歴史・文化というものを、関係する19の構成文化財、これによってストーリー立てをし、発信をしていこうというものでございます。 主な事業といたしましては、ポスターや総合パンフレット、映像資料を作成いたしまして、この尾道のことを国内外に広く情報発信をする事業、また来訪者に構成文化財の魅力を案内する文化遺産パートナー養成事業、こういったもの、また市民等に日本遺産のストーリーや構成文化財を理解しただくためのシンポジウムや講座、ワークショップ等を開催する事業、またさらに、構成文化財の詳細調査、こういったものを行っていこうという事業を予定をしております。 財源でございますが、今御紹介ありましたように、歳出として4,900万円の負担金を尾道市歴史文化まちづくり推進協議会のほうへ措置をいたす。この事業につきましては、国から10分の10の補助金が交付をされます。その補助金は、当該事業を主体的に実施するその協議会に対して補助金が交付されるということになってまいります。 ただし、ただいまこの補助金につきまして要望申請をいたしておるところでございまして、この補助金が協議会に対して交付される時期が定まっておりません。そうした中で、協議会が主体的に事業を行うに当たって、まずは資金として、市から負担金という形で措置をさせていただこうとしておるものでございます。この後、補助金が協議会に対して交付されました後、この事業そのものは3年から5年実行してまいりますのですが、補助金が交付された後の精算、そして戻入につきましては、今後その事業の進捗を見まして、時期や、あるいはその手法については検討させていただきたいというふうに思っております。 ○議長(高本訓司) 19番、魚谷議員。 ◆19番(魚谷悟) 先ほど紹介したように、日本の中で18カ所ということですから、非常に尾道は全国的にも一定の知名度はありますけれども、さらにこれを大きく国内に広げていくというふうになると思いますので、まさに市民の英知を結集して、そういうふうなものになるように努めていただきたい、そういう工夫もしていただきたいということを求めておきたいと思いますけれども。 この中世からと、中世からの建物や祭りをストーリー性として描くと。私先ほど、今答弁もありました、私も紹介させていただきましたが、19の建物や祭りなどを、これのストーリー性を描くということになっておりまして、これを見ますと、当然中世の鎌倉や、あるいは国宝の平安時代にできたものなどがあるんですけれども、大正時代にできたものが、旧福井邸、みはらし亭、西山本館、それから竹村家、旧尾道銀行本店というふうに19のうち五つを占めているんですけれども、この中に昭和というのがないということが気がつきまして、私は、そういう点で言いますと、この市庁舎と、それから公会堂というのは、専門家などからも非常に昭和の歴史的な価値のあるコンクリートづくりの建物として評価をされている。そして、建築士会の中国支部からもそういうふうな要望も出されておるという経過もございますけれども、この大正は五つあるんだけれども、大正時代はね、昭和時代のこの市庁舎、それから公会堂と、これはどういうふうに位置づけられているのかなということを改めて聞きたいと思うんです。 これは、いつから検討されたかということがかかわってくると思いますけれども、市は、公会堂は壊して、市庁舎は壊して新築するということになってますから、こういう計画があるから、勘ぐって言えば意図的に外しているのかなと、勘ぐって言えばですよ、いうことも考えられるんで、この点について、こういう中世からということの中で、昭和、戦後のコンクリートづくりの建物として専門家からも評価されている、これはどういうふうに位置づけられているのかということについてお尋ねしたいと思うんです。 それから、財源のことを聞きました。これをどうするかということについてはもう幾らかお答えがありましたけれども。要するに、協議会にお金がないということで、負担金として市がとりあえず立てかえて出してやろうと、こういう話なんです。これ、ちょっと私もよく勉強してないんで、どうなんかなということが、もとの財政規律のところから調べてみたいと思いますが、市におりるもんであれば、負担金として出して、市に返ってきたときに入になるというのは話はわかるんですが、とりあえず出してやると、そこに金がないから出してやるんだと。これ、返してもらう時にはどういうふうな受け皿になるかなという素朴な疑問があるんで、そこのところをもう一遍、そういう観点から整理をしてお答えいただきたいと思います。 ○議長(高本訓司) 戸成企画財務部長。 ◎企画財務部長(戸成宏三) 構成文化財の部分で、公会堂あるいは市役所の庁舎というふうなところの視点を持たなかったのかというような御質問ございましたが、このストーリー、先ほど申し上げましたように、中世以降のこの尾道水道、そして尾道市の港、これを中心に栄えた尾道のこれまでの文化、商都としての隆盛、こういったものをストーリーにいたしましたので、近代の建物については、尾道銀行本店あるいは旧尾道商業会議所と、こういった商都にまつわるものを入れている状況でございます。その構成文化財の選定に当たりましては、専門の関係の皆様等とも協議する中で選定に当たっております。 また、財源の部分で、当面負担金として措置をし、事業を行っていただきたいということでございます。その精算をし、戻入をいただくときの受け皿というものでございますが、費目としましては、雑入なり、そういった形でいただくようになろうかと思います。 ただ、この当該事業、3年から5年の間、今後続けていくようになります。基本的には10分の10で国からの補助金の措置がされるものでございます。ただ今後、その戻入いただく時期あるいは手法につきましてはさらに検討を進めたいと思います。基本的には、精算をし、雑入という形で受け入れるようになるかなと考えております。 ○議長(高本訓司) 19番、魚谷議員。 ◆19番(魚谷悟) 今の中世からというコンセプトでいきますと、今の部長の説明では甚だ説得力がないと言えますよね。尾道水道をという形で言えば、まさに尾道水道に面して市庁舎、公会堂があるわけですから。そこはまた、これを所管する委員会で聞くやもしれませんのですが。 いずれにしても、先ほど言いましたように、18カ所、全国でということですから、大いにこれは市民の知恵も力もかりて、例えばそういうことをガイドする人たちの養成についても、これは市民の力をかりないと、行政職員が当たるというふうなことにはいかないわけですから、そういう機会を大いに持っていただきたいということを述べて、終わります。 ○議長(高本訓司) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 なしと認めます。 これをもって質疑を終わり、20案はそれぞれ所管委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。                午後2時37分 散会  ────────────────── * ──────────────────   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     尾 道 市 議 会 議 長     尾 道 市 議 会 議 員     尾 道 市 議 会 議 員...