三原市議会 > 2021-03-18 >
03月18日-05号

  • 2023(/)
ツイート シェア
  1. 三原市議会 2021-03-18
    03月18日-05号


    取得元: 三原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    令和 3年第1回 3月定例会       令和3年第1回(定例会) 呉市議会会議録 第5号令和3年3月18日(木曜日)呉市議会議事堂において開議(第5日) 出席議員       1番  上 村  臣 男       2番  阪 井  昌 行       3番  檜 垣  美 良       4番  藤 原    広       5番  奥 田  和 夫       6番  山 上  文 恵       7番  谷 本  誠 一       8番  沖 田  範 彦       9番  土 井  正 純       10番  中 原  明 夫       11番  光 宗    等       12番  山 本  良 二       13番  梶 山  政 孝       14番  谷    惠 介       15番  井手畑  隆 政       16番  藤 本  哲 智       17番  田 中  みわ子       18番  定 森  健次朗       19番  橋 口    晶       20番  岡 崎  源太朗       21番  石 崎  元 成       22番  神 田  隆 彦       23番  渡 辺  一 照       24番  林 田  浩 秋       25番  片 岡  慶 行       26番  岩 原    昇       27番  北 川  一 清       28番  加 藤  忠 二       29番  福 永  高 美       30番  小 田  晃士朗       31番  中 田  光 政       32番  森 本  茂 樹 欠席議員           な    し 説明員  市長       新 原  芳 明  副市長      濱 里    要  理事兼総務部長  阿 原    亨  総務課長     岡 本  茂 宏  環境部長     大 江  宏 夫  土木部長     北 岡  宏 紹  会計管理者    中 野  貴 海  教育長      寺 本  有 伸  消防長      中 西  賢 一  経営総務部長   道 本  幸 雄 議会事務局職員  事務局長     秦    和 久  事務局次長議事課長           小 松  史 洋  議会総務課長   山 根  慶 子  議事課主査    石 本  史 紀      ──────────────────────────────            議  事  日  程 (第 5 号)                         (令和3年3月18日 午前10時開議)第1 議第69号 呉市教育委員会教育長の任命について第2 議第70号 呉市教育委員会委員の任命について第3 議第71号 呉市固定資産評価審査委員会委員の選任について   議第72号 呉市固定資産評価審査委員会委員の選任について第4 諮議第1号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第2号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第3号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第4号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第5号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第6号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第7号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第8号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第9号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第10号 人権擁護委員候補者の推薦について第5 議第1号 令和3年度呉市一般会計予算   議第2号 令和3年度呉市国民健康保険事業事業勘定特別会計予算   議第3号 令和3年度呉市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計予算   議第4号 令和3年度呉市後期高齢者医療事業特別会計予算   議第5号 令和3年度呉市介護保険事業保険勘定特別会計予算   議第6号 令和3年度呉市介護保険事業サービス勘定特別会計予算   議第7号 令和3年度呉市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算   議第8号 令和3年度呉市公園墓地事業特別会計予算   議第9号 令和3年度呉市地域下水道事業特別会計予算   議第10号 令和3年度呉市集落排水事業特別会計予算   議第11号 令和3年度呉市地方卸売市場事業特別会計予算   議第12号 令和3年度呉市野呂高原ロッジ事業特別会計予算   議第13号 令和3年度呉市駐車場事業特別会計予算   議第14号 令和3年度呉市内陸土地造成事業特別会計予算   議第15号 令和3年度呉市港湾整備事業特別会計予算   議第16号 令和3年度呉市臨海土地造成事業特別会計予算   議第17号 令和3年度呉市財産区事業特別会計予算   議第18号 令和3年度呉市病院事業会計予算   議第19号 令和3年度呉市水道事業会計予算   議第20号 令和3年度呉市工業用水道事業会計予算   議第21号 令和3年度呉市下水道事業会計予算                         (以上21件 予算特別委員長報告)      ──────────────────────────────会議に付した事件 日程のとおり      ──────────────────────────────委員会審査報告書総括表及び議員の賛否状況 末尾に掲載      ──────────────────────────────             午前10時00分     開   議 ○議長(森本茂樹) これより本日の会議を開きます。 本日の会議録署名者として1番上村議員、27番北川議員を指名いたします。      ────────────────────────────── ○議長(森本茂樹) 諸般の報告をさせます。 次長。           〔小松史洋議会事務局次長議事課長朗読〕                                呉市議会報告第6号               諸  般  の  報  告1 受理した委員会審査報告書は次のとおりである。   予算特別委員会報告書                    1通2 市長が追加提出した議案は次のとおりである。   議第69号 呉市教育委員会教育長の任命について         外3件3  市長が提出した諮問書は次のとおりである。   人権擁護委員候補者の推薦について                外9件      ────────────────────────────── ○議長(森本茂樹) 日程に入ります。 この際、お諮りいたします。 本日の日程に掲げております各議案に対する委員会の審査の結果は、お手元に配信しております総括表により御承知を願い、委員長の報告は省略することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。      ────────────────────────────── △日程第1 議第69号 ○議長(森本茂樹) 日程第1、議第69号呉市教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。 本件は、お手元に配信しております。 本件の説明を求めます。                〔新原芳明市長登壇〕 ◎市長(新原芳明) ただいま上程されました議第69号について御説明申し上げます。 本案は、呉市教育委員会教育長任期満了に伴う後任教育長の任命について御同意をお願いするものでございます。 ここに御提案申し上げております寺本有伸氏は、現在、呉市教育長として御活躍中であり、引き続き御尽力願いたいと思うところでございます。何とぞ御同意賜りますようお願い申し上げる次第でございます。 ○議長(森本茂樹) お諮りいたします。 本件は、申合せにより質疑、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。 これより討論に入ります。 5番奥田議員。               〔5番奥田和夫議員登壇〕 ◆5番(奥田和夫議員) ただいま議題になりました寺本有伸氏の教育長選任について、日本共産党の立場で反対の討論をいたします。 私どもは、こうした人事に関わる案件には、本人の名誉も考え、反対という立場を取ることを極力差し控えてまいりました。教育行政を預かる者の心得として大切なのは、教育は不当な支配に服してはならないことです。そのためには、自治体、市長から独立して教育を行うという姿勢であり、学校教育の自主性、主体性を侵してはならないことです。前安倍総理も不当な支配に服することなく、教育の中立性、不変、不当性を確保することを適切に表すものとして引き続き規定すると、2006年国会で答弁されております。小村前呉市政の12年間で首長が教育に介入し、呉市教育委員会はそれにただ従ってまいりました。その介入を許した寺本氏には重大な責任があります。 2017年6月、海上自衛隊呉地方総監が市総体の開会式を見たいから席を設けるようにという市長からの呉市教育委員会への依頼で、急遽地方総監来賓挨拶が入り、当日は小村前市長と地方総監が一緒に来て、挨拶が終わったら2氏とも退席されています。 2015年の建国記念日の日、奉祝式典で小村前市長は、第6潜水艇追悼式に小学生の参加は私が市長である間は続けていくと祝辞で述べ、この件で私が2015年の予算総体質問で質疑すると、寺本教育部長は、市長の発言は承知しております、しかしながら第6潜水艇に関わる授業については学校が主体的に判断して行っているものですと答弁いたしました。呉中央小学校の児童を追悼式に参加させてほしいという式典主催者からの要請を、呉商工会議所を通じて呉市教育委員会に打診し、呉市教育委員会の依頼を受けて参列することになったという経緯があり、その経緯を知らないはずはない小村前市長が、学校が主体的に行っているというお墨つきを与えたことによって、学校教育における政治的中立性の確保という問題を抱えたまま、最近まで続けられてまいりました。 2011年以来、教科書調査研究のための観点、視点、方法をがらっと変えて、その年から育鵬社中学校社会科、歴史と公民の教科書が採択されました。そして、2014年7月17日の教育委員会会議で、1,054か所もの誤記等を含んだ採択資料を基に採択しました。国会でも問題になり、当時の馳文部科学大臣は、呉市教育委員会の歴史、公民教科書研究資料に多数の誤りがあったことは望ましいものではない、説明責任を果たしていただき、しっかりとした対応を期待したいと答弁いたしました。説明責任を果たしたと言えるかというと、市民から提出された公開質問状に1回回答したら、呉市教育委員会で2回目からは回答済みだからもうしないことを決め、住民に与えた不信感は払拭できないままでした。挙げ句の果てには、住民から裁判で訴えられました。住民のための地方公共団体が住民から訴えられる、寺本氏自身、自らの不徳を感じ、恥じるべきことだと考えます。 2017年2月24日の本会議では、私の質問で、小中学校自衛隊体験活動は、子どもの権利条約教育基本法の趣旨から適切ではないと聞くと、寺本教育部長は、学習指導要領に我が国の安全と防衛と国際貢献を考えさせると答弁いたしました。しかし、学習指導要領を調べてみると、小学校学習指導要領社会科編には我が国の安全と防衛の文言はありません、自衛隊も記されておりません。中学校学習指導要領社会科編中学校3年生で履修する公民的分野で出てきます。寺本教育部長の答弁だと、中学校3年生の内容を小中学生に対して行っていることになります。ずさんな答弁と言わなくてはなりません。 これらのことから、寺本氏を教育長として任命することを認めるわけにはまいりません。 ○議長(森本茂樹) 以上で討論を終結いたします。               〔6番山上文恵議員退席〕 ○議長(森本茂樹) これより採決に入ります。 本件を電子表決システムにより採決いたします。 議席にある表決ボタンが点滅していることを確認してください。 本件は同意することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。             〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(森本茂樹) ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) なしと認めます。よって、採決を確定いたします。 賛成多数。よって、本件は同意されました。               〔6番山上文恵議員入場〕                〔寺本有伸教育長入場〕      ────────────────────────────── △日程第2 議第70号 ○議長(森本茂樹) 日程第2、議第70号呉市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 本件は、お手元に配信しております。 本件の説明を求めます。                〔新原芳明市長登壇〕 ◎市長(新原芳明) ただいま上程されました議第70号について御説明申し上げます。 本案は、呉市教育委員会委員任期満了に伴う後任委員の任命について御同意をお願いするものでございます。 ここに御提案申し上げております吉中由美子氏は、学識、経験ともに大変豊かな方でございまして、呉市教育委員会委員として適任と存じます。何とぞ御同意賜りますようお願い申し上げる次第でございます。 ○議長(森本茂樹) お諮りいたします。 本件は、申合せにより自後の議事手続を省略して直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。 本件を採決いたします。 本件は同意することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意されました。      ────────────────────────────── △日程第3 議第71号外1件 ○議長(森本茂樹) 日程第3、議第71号呉市固定資産評価審査委員会委員の選任について、外1件を一括して議題といたします。 本2件は、お手元に配信しております。 本2件の説明を求めます。                〔新原芳明市長登壇〕 ◎市長(新原芳明) ただいま上程されました議第71号及び議第72号について御説明申し上げます。 本案は、呉市固定資産評価審査委員会委員任期満了に伴う後任委員の選任について御同意をお願いするものでございます。 ここに御提案申し上げております淺井公子氏は、現在、呉市固定資産評価審査委員会委員として御活躍中であり、引き続き御尽力お願いしたいと存ずるところでございます。 また、武内盟子氏は、学識、経験ともに大変豊かな方でございまして、本市の固定資産評価審査委員会委員として適任と存じます。 何とぞ御同意賜りますようお願い申し上げる次第でございます。 ○議長(森本茂樹) お諮りいたします。 本2件は、申合せにより自後の議事手続を省略して直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。 本2件を一括して採決いたします。 本2件は同意することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、本2件は同意されました。      ────────────────────────────── △日程第4 諮議第1号外9件 ○議長(森本茂樹) 日程第4、諮議第1号人権擁護委員候補者の推薦について、外9件を一括して議題といたします。 本10件は、お手元に配信しております。             ────────────────                                    諮議第1号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり令和3年3月17日付呉市人第68号をもって呉市長原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 令和3年3月18日                          呉市議会議長  森 本 茂 樹                                   呉市人第68号                                 令和3年3月17日 呉市議会議長  森 本 茂 樹 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所いちりゅう あきこ 一 柳 明 子呉市西愛宕町6番6号             ────────────────                                    諮議第2号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり令和3年3月17日付呉市人第69号をもって呉市長原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 令和3年3月18日                          呉市議会議長  森 本 茂 樹                                   呉市人第69号                                 令和3年3月17日 呉市議会議長  森 本 茂 樹 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所いわき はるお 井 脇 治 雄呉市川尻町森3丁目6番72号             ────────────────                                    諮議第3号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり令和3年3月17日付呉市人第70号をもって呉市長原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 令和3年3月18日                          呉市議会議長  森 本 茂 樹                                   呉市人第70号                                 令和3年3月17日 呉市議会議長  森 本 茂 樹 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所おおおか さとみ 大 岡 里 美呉市川尻町久筋1丁目6番44号             ────────────────                                    諮議第4号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり令和3年3月17日付呉市人第71号をもって呉市長原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 令和3年3月18日                          呉市議会議長  森 本 茂 樹                                   呉市人第71号                                 令和3年3月17日 呉市議会議長  森 本 茂 樹 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所きもと ひろし 木 本   弘呉市海岸1丁目8番18-1101号             ────────────────                                    諮議第5号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり令和3年3月17日付呉市人第72号をもって呉市長原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 令和3年3月18日                          呉市議会議長  森 本 茂 樹                                   呉市人第72号                                 令和3年3月17日 呉市議会議長  森 本 茂 樹 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所さかて えみこ 坂 手 惠美子呉市望地町11番39号             ────────────────                                    諮議第6号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり令和3年3月17日付呉市人第73号をもって呉市長原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 令和3年3月18日                          呉市議会議長  森 本 茂 樹                                   呉市人第73号                                 令和3年3月17日 呉市議会議長  森 本 茂 樹 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所たけがみ かずのり 竹 上 和 徳呉市音戸町先奥1丁目8番1号             ────────────────                                    諮議第7号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり令和3年3月17日付呉市人第74号をもって呉市長原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 令和3年3月18日                          呉市議会議長  森 本 茂 樹                                   呉市人第74号                                 令和3年3月17日 呉市議会議長  森 本 茂 樹 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所いのうえ まさと 井 上 政 人呉市倉橋町2369番地             ────────────────                                    諮議第8号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり令和3年3月17日付呉市人第75号をもって呉市長原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 令和3年3月18日                          呉市議会議長  森 本 茂 樹                                   呉市人第75号                                 令和3年3月17日 呉市議会議長  森 本 茂 樹 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所きむら ぜんぬ 木 村 善 友呉市蒲刈町向2689番地             ────────────────                                    諮議第9号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり令和3年3月17日付呉市人第76号をもって呉市長原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 令和3年3月18日                          呉市議会議長  森 本 茂 樹                                   呉市人第76号                                 令和3年3月17日 呉市議会議長  森 本 茂 樹 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所したしげ ちかこ 下 重 千香子呉市安浦町大字女子畑2367番地             ────────────────                                    諮議第10号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり令和3年3月17日付呉市人第77号をもって呉市長原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 令和3年3月18日                          呉市議会議長  森 本 茂 樹                                   呉市人第77号                                 令和3年3月17日 呉市議会議長  森 本 茂 樹 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所ふじい ひろこ 藤 井 博 子呉市蒲刈町向1490番地             ──────────────── ○議長(森本茂樹) 本10件の説明を求めます。                〔新原芳明市長登壇〕 ◎市長(新原芳明) ただいま上程されました諮議第1号から諮議第10号までについて御説明申し上げます。 本件は、人権擁護委員の任期満了に伴う法務大臣への候補者の推薦について、市議会の御意見を求めるものでございます。 ここにお諮りしております一柳明子氏、井脇治雄氏、大岡里美氏、木本弘氏、坂手惠美子氏、竹上和徳氏の6名については、任期満了に伴い退任される人権擁護委員の後任者として新任の推薦を行うものでございます。 また、井上政人氏、木村善友氏、下重千香子氏、藤井博子氏の4名については、任期満了に伴い再任の推薦を行うものでございます。 御推薦いたします方々は、人格、見識ともに高く、広く社会の実情に通じた方でございますので、人権擁護委員として適任であると存じます。御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森本茂樹) お諮りいたします。 本10件は、申合せにより自後の議事手続を省略して直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。 本10件を一括して採決いたします。 本10件は異議なしと答申することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、本10件は異議なしと答申することに決定されました。 なお、本10件の答申書は、議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、さよう取り計らいます。      ────────────────────────────── △日程第5 議第1号外20件 ○議長(森本茂樹) 日程第5、議第1号令和3年度呉市一般会計予算、外20件を一括して議題といたします。 これより討論に入ります。 5番奥田議員。               〔5番奥田和夫議員登壇〕 ◆5番(奥田和夫議員) それでは、日本共産党の立場から、議第8号、議第17号を除く全議案に反対の立場で討論いたします。 第1に、新型コロナウイルス感染予防の体制ができていない点であります。 新年度予算はポストコロナ、つまりアフターコロナの予算が中心でありまして、コロナ対策は誠に不十分な内容です。保健所は、平成30年が37人、そして次が34人、令和2年が33人と、この間毎年減らしてまいりました。新年度要望しているけれども、確保できないと言います。しかも、33人中1人を除いて全員が兼務であります。私がお話を聞いた保健師は、継続して見ることで感染拡大の予兆を見逃さず、予防につなげることができる、応援や兼務では無理と言われました。こうした体制の弱体化が過労死ラインを超える働き方を強いて、新型コロナウイルス感染症対応を困難にしてまいりました。予算総体質問で当局は、広く検査すると偽陽性が出ることも見込まれると言いました。臨床診断の偽陽性の考え方とは、PCR検査は全く違うものです。PCR検査の目的は、臨床診断ではなく、無症状感染者も含め感染を制御して社会活動を維持しようというものです。基本的に特異度は99.99%以上、ほぼ100%であります。ノーベル賞受賞者4氏が声明を発表いたしましたが、PCR検査能力の大幅拡充、無症状感染者の隔離強化の体制をつくらなくてはなりません。このままでは変異株で次の感染の山を迎え、より困難を抱えることになるでありましょう。そしてもう一つ、医療、介護、保育などケア労働の方々の大幅な待遇改善をしないと、働き手はなくなるということでありまして、市民生活もできなくなることを申し上げておきます。 2つ目に、災害に市民が悲鳴を上げているのに、それに背を向ける予算になっている点です。 災害で土砂が流れ込んだ田や畑の整備がまだ20%の進捗であります。農業の振興を掲げるものの、農業を諦めろと言っているのと同じことであります。真光寺橋も延期いたしましたし、堰堤整備の遅れも顕著であります。市長は、本気で被災した場所を歩いてみていただきたいと思います。また、日鉄問題はまだ間に合うわけでありまして、市長は本気で本社に掛け合いをしていただきたい、そのことを申し述べておきます。 第3に、緊急性のない駅周辺地域総合開発です。 災害に遭い、被災者はまだ生活が戻っておりません。日本製鉄株式会社瀬戸内製鉄所呉地区の閉鎖が叫ばれ、今日明日の生活を心配されています。そういう中を新型コロナウイルス感染症が襲いました。市民がこのように弱っているときに、駅周辺整備などを行う緊急性は見えません。財政規模も見通しも示されません。ただ言われているのは、市外の大手企業しか入れないということであります。こういう無責任な事業を進めていいはずがありません。 4つ目に、コロナ対策に便乗したデジタル化の問題です。 障害や高齢者など、デジタルを使えない人への対応、具体策が見えません。職員を削減しないという断言もありませんし、業務内容を国のシステムに合わせることになりますから呉市独自の施策ができなくなり、仮に行うと追加の料金が発生することは必至であります。前橋市のマイタク制度というのがありましたが、これが高齢者など移動が困難な人へのタクシー代の補助でありますが、来年から別の紙の利用券が廃止されて、マイナンバーカードでしか利用できなくなると聞きました。北海道の地震でブラックアウトになりました。295万戸が停電して、復旧まで1か月でありましたが、呉市の庁舎は自家発電で72時間で、災害時はアナログのほうが安定的と言わなくてはなりません。マイナンバーに関わる個人情報の流出、漏えいが2019年だけで217件、人格権の重大な侵害であるのに、推進だけが言われております。個人データの保護こそ力を入れるべきであります。非常勤の顧問の方が就かれますが、この分野に精通され、守秘義務があるが、決定権はないと言われました。その方の思うような事業展開になるんではないか、そういう危惧もあります。マイナンバーは財界に求められて始められたものですが、あまりにも無責任な事業でありまして、反対するものです。 5つ目に、大軍拡に進んでいるという点です。 護衛艦「かが」の空母化が進められ、専守防衛の自衛隊がさま変わりしてきております。甲板の耐熱塗装や艦首の形状を現在の台形から四角形に変更して、米軍のF35Bを用いた検証試験を行い、2026年末に2回目の改修を行い、完了する流れです。防衛の域を完全に踏み外しているのに、港湾管理者の呉市長は国に何も言うことができません。 6つ目に、消費税の転嫁の問題です。 本来、このように国民が生活に弱り切っているときでありますから、消費税の減税に踏み切るのが当然であります。呉市も国に納めなくてもよい使用料や手数料への転嫁はやめるべきでありまして、そのことを指摘して反対の討論といたします。 ○議長(森本茂樹) 27番北川議員。               〔27番北川一清議員登壇〕 ◆27番(北川一清議員) 私は、仁友会を代表して、議第1号から議第21号までの全議案に対し賛成の立場で討論いたします。 社会の成熟化、少子高齢化の克服、安全神話のリスク認識、脱炭素社会実現など、我が国全体の時代転換に伴い克服することが多方面で求められております。日本は、人口減少等により地域間競争の時代でありますが、人口減少が必ずしも地域社会の質的縮小を意味しないという考え方もあります。むしろ、質的充実のチャンスと捉え、いち早く人口減社会を迎えたドイツでは、拡大が進歩の考え方を改め、縮小による質的向上を進歩のために選択しておられます。 さて、令和3年度呉市予算は、見識と志が問われる第5次呉市長期総合計画10年間の初年度でもあり、健全な財政運営の確保が大前提となりますが、それを取り巻く情勢と課題については、人口減少、少子高齢化等に加え、さらに2つの重要問題が課せられております。 まず、新型コロナウイルス感染症を克服し、新たな日常の構築、そして、日本製鉄株式会社瀬戸内製鉄所呉地区の休止発表に伴い、地域雇用や関連企業への経営等の深刻な影響が危惧されるなど、徐々に現実となりつつあり、その対応を加速化する必要があります。 一方で、昨年12月に議決した第5次呉市長期総合計画基本構想では、呉市の将来像として、誰もが住み続けたい、行ってみたい、人を惹きつけるまち「くれ」を掲げています。その将来都市像を踏まえて対応するために、令和3年度予算が編成されたものと理解しております。具体例として、3つの基本方針を掲げられ、1つ目は、未来の呉市を見据えた投資で、基本構想に掲げた子育て・教育、都市基盤、環境、行政経営など8つの政策分野における取組の推進、2つ目が、市民の命と暮らしの確保として、新型コロナウイルス感染症対策、日本製鉄株式会社瀬戸内製鉄所呉地区休止発表への対応、豪雨災害からの復旧・復興、インフラ施設の強靱化推進、そして3つ目が、行財政改革で、健全な財政運営確保に向けた取組の推進など、各政策分野に目配りされたバランスの取れた予算編成であります。 このような状況で編成された令和3年度予算を財政数値で捉えますと、まず一般会計では、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、税収21億5,000万円、地方交付税4億6,000万円それぞれ減額の中で、有利な財源である22億5,000万円増額の臨時行政対策債の活用をはじめ種々の行財政改革の取組や創意工夫により編成されたものであり、市当局の御努力に感謝いたします。 一方、企業会計については、まず、病院事業会計ですが、医師等医療スタッフの充実を前提とした経営の安定を目指した令和3年度予算となっております。コロナ禍で実情は厳しいものと推察されますが、経営健全化実現に向けて奮闘していただきたい。 次に、上下水道局ですが、工業用水道事業会計において、日本製鉄株式会社瀬戸内製鉄所呉地区休止による料金収入減少による懸念材料があるものの、令和3年度予算において、呉市上下水道ビジョン後期経営計画及び呉市工業用水道事業経営計画の着実な実施により、経営基盤強化と復旧・復興の推進を図るものであり、前向きに取り組んでいただきたいと思います。 新しい時代にふさわしい質の高い生活を楽しむスマート社会の下で、人生100年時代を見据えた事業計画実現の取組を、呉市民に対して多様性、見える化で完遂させねばなりません。 最後になりましたが、旧日鉄日新製鋼株式会社呉製鉄所が1951年に開業され、2023年予定で休止されるとのことであります。73年間の長きにわたり、呉市、呉市民のために御貢献いただきました。感謝申し上げます、ありがとうございました。 以上で仁友会の賛成討論を終わります。ありがとうございました。 ○議長(森本茂樹) 7番谷本議員。               〔7番谷本誠一議員登壇〕 ◆7番(谷本誠一議員) 私は、自然共生党として、議第1号呉市令和3年度一般会計予算に対し反対の立場で討論いたします。 このたびは、その主なものについて詳細に述べさせていただきます。 第1は、呉駅周辺地域総合開発推進事業計画策定費1,000万円についてです。 このたび旧そごう呉店建て替え後の複合施設に、これまでのアーバンデザインセンターに加え、新たにレクレビル内のすこやか子育てセンターを移転する案が示されました。これは、呉市公共施設等総合管理計画とは矛盾する誤った施策です。これ以上公共施設を整備する必要はさらさらなく、既存の空きスペースを活用するべきです。具体的には、国際交流広場の新庁舎移転に伴い、5年間も活用策が決まっていないビューポートくれ2階の空き室を提案しました。それに対し、立体駐車場が不便という理由で望ましくないとの答弁があり、大変驚きました。現在のレクレビルでさえ年間の家賃、共益費が1,650万円もかかっているのです。それをほぼなくすことに意義があるのであって、当局の答弁は市長マニフェストに寄り添った、費用対効果を無視した愚策でしかありません。さらに、アーバンデザインセンターには、予想どおり常駐職員の人件費や大学への研究委託費等が家賃、光熱費とは別途かかることが分かりました。既に広島大学サテライトは本庁舎に無償貸ししており、時々産官学連携会議を開く際は本庁舎の会議室が幾らでもあるわけですから、そのような公共施設は一切不要です。つまり、公共施設等総合管理計画をうたいながら、それにはそっぽを向き、矛盾をはらんでいることは明白です。しかも、複合施設東側の1、2階を活用して、交通ターミナルを拡張します。呉市の今後の人口減を考えると、旧そごうという公共施設をそのようなターミナルの一部に組み入れ、大風呂敷を広げることには大いに疑念が残ります。実は、そこまで拡張するのは、そもそもバスタ計画にのっとり、新宿とつなぐ広域間バスを走行させる構想があったからです。当初、駅南のレクレを解体した後に、そこを広域間バスの発着場にする考えもありましたが、それでは国道31号とは無縁で、国直轄事業にならないことから、旧そごう呉店の一角を活用し発着場所にしようとした節がうかがえます。しかし、広域間バスへの赤字補填はできないと答弁させられたことで、実現性はほぼ皆無となりました。であるならば、交通ターミナルの拡張はするべきではなく、旧そごうを民活でさらに有効活用してもらうほうがはるかに秀逸です。そもそも、広島駅南開発とは違い、国のマニュアルに従って費用対効果を全く算出していないことが大問題です。公募して、民活を中心とした事業計画を策定しないと、総事業費等の算出はできないと言っていますが、それは詭弁です。公共施設を設置することに対するイニシャルコスト、ランニングコストは簡単に提示できるわけです。それをあえて伏せたままで基本計画を承認させ、後出しじゃんけんで事業計画のときにこれだけ費用がかかりますでは、既に時遅しと言っているのです。 第2は、次世代モビリティー導入に向けた5,000万円です。 自動運転環境整備交付金を半額充てるわけですが、そのため必ずハード整備を行うことが条件となります。ルートは今西通りと国道31号を取りあえず決め打ちして、磁気マーカー等を設置するとしています。一方、経済産業省と国土交通省の合同会議では、自動運転の導入は令和7年度頃を目途に、まずは大都市から実施していく方針を決定しました。答弁では、大都市でなくても意欲を示せばモデル選定もあり得るとの趣旨でした。呉市で自動運転を導入した際、バス事業者に対し経営支援補助金支出は当面考えていないとの答弁でした。それをそのまま捉えると、自動運転はできないことになります。なぜなら、交通局時代に巨額の公金を補填し破綻したために民営化した経緯があるからです。市長はそのときの労苦を全く御存じありません、平気で自動運転を導入すると言われます。民営化後の現在でも、広島電鉄株式会社に対し毎年5億円もの公金を補填していることを忘れてはなりません。つまり、高額な自動運転車両を走行させようとするなら、路線競合を避けるため広島電鉄株式会社にお願いすることになり、結局、経営支援補助金の増額が必ず伴うのです。政府がなぜ大都市からかというと、バスの乗降客が多いため赤字にならないからこそ可能なのです。結局、次世代モビリティー導入のための社会実験すら空虚なものになり、税金の無駄遣いです。新年度もハードだけではなく、実証実験を行うとの答弁があり、夢物語になりかねません。 最後は、PCR検査費821万円です。 PCR陽性者は感染者ではないとの不肖による予算総体質問を受け、福祉保健部は去る3月10日、2月13日以降陽性者は確認されていませんと初めて感染者を陽性者にこっそり変更しました。ただし、Ct値40の問題点を国に問いただす姿勢も見られず、また40以上である民間の検査機関にも検査委託していることから…… ○議長(森本茂樹) あと3分です。 ◆7番(谷本誠一議員) (続)混乱を招いています。ここでPCR検査の欺瞞を指摘した医師等の論評を幾つか紹介いたします。 「PCRは諸悪の根源」井上正康大阪市立大学名誉教授。「PCR検査をやり続けた場合、永久にゼロにはならず、この騒動はいつまでも収束しません」藤原紹生医師。「医療機関や学校などでPCR陽性者が出たときに、全員に検査をして複数の陽性者が見つかるとクラスターだと騒いでいますが、無症状の陽性者を見つけても、誹謗中傷の的を増やしているだけ」金城信雄医師。「PCRという当てにもならない検査で陽性になった人の数を感染者とすり替えて虚偽報道していますが、これは犯罪です」小林有希医師。「日々繰り返される報道の偏りとうそ、いまだに陽性者数を報道するときに検査件数は報道しない、陽性と感染と発症は違うと医学部で教わったが、指摘する人は少ない、あまりに質の悪い報道が多い」正木稔子医師。「陽性イコール感染とは絶対にならない」船木威徳医師。「第3波到来と大騒ぎをしている背景にはPCR増幅回数のトリックがあります。無症状や軽い風邪の人にいきなりPCRを実施し、増幅を40回以上繰り返し、新型コロナウイルス感染者と診断しているのが現状」高橋徳医師。「PCRはあまりに不確定な検査、これ以上継続したら世界中の皆様が地獄へ向かうことを警告させていただきます」小峰一雄医師。「感染者が増えているといううそを垂れ流し、自粛させ、経済悪化を招き、倒産者、解雇者、自殺者を増やすのか、犯罪でしかない」杉田穂高医師。「PCR検査を行うこと自体意味がない、このような検査で確定診断しているのはもはやファンタジーやオカルトの世界の話」松本有史医師。「PCR陽性は感染を意味しない」医学協会病理検査部門元会長、ロジャー・ホディキンソン。「無症状感染などないことが証明された」ロバート・ケネディ・ジュニア弁護士。 以上の理由から本議案に断固反対するものであります。 ○議長(森本茂樹) 11番光宗議員。                〔11番光宗等議員登壇〕 ◆11番(光宗等議員) 市民フォーラムを代表して、令和3年度予算、議第1号から議第21号までの全議案に対して賛成の立場で討論させていただきます。 コロナ禍となり、2度目の春を迎えることになりました。医療従事者及び関係者の皆様の長期にわたる御尽力にただただ感謝するばかりであります。1年越しで生活や活動の制約を受け、行き先の見えない状況に多くの皆様のストレスはピークに達しているものと思います。 こうした中、経済的に厳しい状況が拡大しています。令和3年度予算においても、呉市は新型コロナウイルス感染拡大に対する施策を積極的に展開されていると評価いたします。引き続き、事業者、生活困窮者の実態把握や必要な支援を丁寧に行い、コロナ禍を呉市全体で乗り切っていくという姿勢で今後も取り組んでいただきたいと思います。 令和3年度は、新たに策定される第5次呉市長期総合計画初年度となります。取り巻く情勢を見てみますと、日本が得意としてきた、ものづくり分野の停滞、低迷、人口減少、高齢化等々大きな課題に直面しています。これらに対して20年後、30年後を見据え、各分野において効果的な対策を講じていかなければいけません。 日本製鉄株式会社瀬戸内製鉄所呉地区の高炉休止がいよいよ目前に迫っています。令和3年度予算においても、各対応策へ予算計上され、評価しているところであります。転職を希望されている方への雇用のマッチング、事業再構築への支援等を引き続きお願いしたいと思います。 都市基盤整備については、呉市の玄関口である呉駅周辺地域総合開発は大きな目玉であります。この開発に当たって最も重要なことは、呉駅を拠点として最大限の波及効果を生み出すことです。そうした意味においても、呉駅周辺のみならず、各観光地へのアクセス向上や呉駅から商店街のある中通や本通方面へ回遊を促す大胆な施策の構築が重要で、わくわくする観光施策とともに、歩いて暮らせる優しいまちをつくり上げることと、より便利に使える市民の移動手段、交通ネットワークの進化に期待しています。 脱炭素、デジタル化の波はこれまでにない速いスピードで展開されています。産業分野は脱炭素社会への移行による大きな経済効果も見込まれているところです。呉市としても、その経済効果にうまく乗っていけるように、経済界や関係機関との連携により施策を構築していただきたいと思います。また、デジタル化や揺れる産業構造の変化等激変する社会情勢には、誰も取り残さないとの旗印を掲げた対応が重要であると考えています。 災害復旧も断続的に取り組まれているところですが、毎年のように日本のどこかで災害が発生しています。呉市土木未来プランが策定されたところですが、災害に強い安全・安心なまちづくりに引き続き取組をお願いしたいと思います。 上下水道局におきましては、日本製鉄株式会社の高炉休止による工業用水の大幅減や人口減少による供給減が見込まれ、将来的にも厳しい状況にあると思います。しかし、安全な水の確保と安定供給は、市民生活にかけがえのないものです。災害時の対応等、これまで積み上げてきた実績で、今後も安全で安定的な供給を図るための取組推進をお願いいたします。 長引くコロナ禍や人口減少、これまで呉市を牽引してきた産業の低迷により、市民の多くが呉市の将来に不安を持っておられます。不安を払拭し、市民一人一人に輝きを持ってもらうためには、確実、丁寧かつ時代に即した政策を実行することが重要です。市民が呉市の住民であることに誇りが持てるまちを目指し、将来に向けて総力を結集して取り組んでいきましょう。ありがとうございました。 ○議長(森本茂樹) 6番山上議員。               〔6番山上文恵議員登壇〕 ◆6番(山上文恵議員) 私は、社民党呉市議団として、議第1号令和2年度呉市一般会計予算案から議第7号令和2年度呉市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算案までと、議第19号令和2年度呉市水道事業会計予算案、議第20号令和2年度呉市工業用水道事業会計予算案までの9議案に対しまして反対討論を行います。 これらの予算案の反対理由は、1つ目に、教育分野において、デジタル社会に生きる子供たちの育成においてタブレット導入により子供たちの目に近視や若年性老眼等を起こす確率が多くなる懸念があるため、子供たちの健康のために保護対策を講じられるべきであります。 また、学習指導要領第1章第5、学校運営上の留意事項において、「生徒の自主的、自発的な参加により行われる部活動については、スポーツや文化、科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等、学校教育が目指す資質・能力の育成に資するものであり、学校教育の一環として、教育課程との関連が図られるよう留意すること。その際、学校や地域の実態に応じ、地域の人々の協力、社会教育施設や社会教育関連団体等の各種団体との連携などの運営上の工夫を行い、持続可能な運営体制が整えられるようにするものとする。」とありますように、生徒の自主的、自発的な参加である部活動に対して、生徒が希望する部活動の設置を考えるべきであります。各学校長の判断に任せられることに対して、生徒たちの希望は言えるのでしょうか、疑問を感じております。また、学校における働き方改革に関しての対策が文部科学省から出されており、その中で、部活動に対して質の高い活動の機会を確保できる十分な体制を整える取組を進めること、学校職員として部活動の実技指導等を行う部活動指導員や外部人材を積極的に参画させるよう促すとあります。新年度予算において部活動指導員1名の予算が試験的に行っていくために計上されております。しかし、中学校生活は3年間しかありません。部活動での子供たちの成長は大きなものです。各学校の要望に合わせて1名と言わず、要望されれば配置をされるべきです。そして、部活指導員の配置ができないのであれば、学校や地域の実態に応じ、地域の人々の協力、社会教育施設や社会教育関連団体等の各種団体との連携などと学習指導要領に書かれていますように、各種団体との連携で、大会に行ってもコーチ的な立場に立てませんけれども、外部指導者の配置ができるのではないでしょうか。その外部指導者に対する処遇も質の高い活動の機会を確保できる十分な体制として、十分な予算づけをするべきと思います。 2つ目に、都市基盤分野においてですが、次世代モビリティーの導入や、成功したまち、また、失敗したまちがあるコンパクトシティー、立地適正化計画等々、様々な計画や考え方でバリアフリーで歩いて暮らせる優しいまちづくりを考えられておりますが、いろいろな地形に住んでいる市民全員に等しく歩いて暮らせる優しいまちの提供は無理なことです。いろいろな地形に住んでいるからこそ、住んでよかったとそれぞれの方々の価値観で幸せを感じていただければよいのではないでしょうか。平たんな便利のよいまちが決して全ての方々の幸せを感じさせるまちではないと思います。どこに住んでいても、市民が平等によりよい便利さと安全性を享受できるまちならばよいのではないでしょうか。そのための施策をしていただきたいと思います。また、市民が移動しやすい交通環境を整えるために、しっかり調査、検討して施策を展開していただきたいと思います。 3つ目に、市民生活・防災分野において、市民の財産と命を守ってくださっている消防体制に対して、人員の適正化と称して職員削減が図られておりますが、毎日日本のどこかで地震が起こっている現在、人数の削減が行われ、日常時でも十分な対応ができないと言われております。いざ災害が起これば、出動に対応できる状態にならないと思います。職員を削減をするべきではないと思います。また、コロナ対策、災害後の心のケア、日常の子育て中の母子への支援、高齢者福祉対応に日夜頑張っていらっしゃる保健師の皆さんの人数削減は行うべきことではなく、増やすべきことです。 4つ目に、行政経営分野において、マイナンバー制度導入により関連業務の効率化を図られようとしておりますが、職員数を削減したくても、逆に人の対応が必要になっていると審議する中で思いました。また、行政事務のデジタル化、システム構築をするためには職員配置が必要と思われます。少なくした職員数では、仕事の多さから精神的にも、身体的も耐え難いものを感じる方も多くなると思います。より健康で優しい職員が行政サービスの担い手として呉市を支えていっていただきたいと思います。そのために、これ以上職員の削減を行うべきではないと思います。ましてや、非正規職員で補われている行政サービスは、非正規職員の皆さんに過重な責任を負わせることになっていると思います。マイナンバー制度導入において、国のセキュリティー対策により情報流出を防げていますと言われておりますけれども、民間との情報共有を図られていく中で情報流出の危険性がさらに出てくると考えられます。また、国の一元化ではなく、各自治体の分散化されているデータと言われておりますが、そもそも各銀行から預金データを集め、各企業からの所得データを集め、所得隠しを探し、税金をきっちり取るために始められたマイナンバー制度でございます。活用しますということで医療、福祉のデータを集め、そこに今度は保険証や運転免許証などのデータも入り…… ○議長(森本茂樹) 残り3分です。 ◆6番(山上文恵議員) (続)個人の情報は全て一元管理される状態にあります。このような個人のデータを管理、収集されることに対して耐え難いものを感じております。 5つ目に、水道事業、工業用水道事業におきまして、三坂地水源地関連施設の廃止を出されてすぐの新年度予算でありますから、関連施設の10基の井戸の活用方法のための予算が入っているはずはありませんが、老朽化した使われなくなった管の水抜き作業が管理事業の予算に計上されていますので、10基の井戸の50メートルほどの管の老朽化も心配されており、その管の処分予算も入っていないとも限りません。工業用水道事業から財産として水道事業本体に10基の井戸を移すべきと思います。また、井戸の活用方法を考えられるときに、呉市の宝であり、貴重な財産であることを忘れずに、市民にとってどうすることがよいか考えていただきたいと思います。今から井戸を掘ろうと思えば多額の経費がかかります。修理のほうが安く済みますし、断水時に活用できる水となることを併せて考えに入れてください。命を支える水道事業の精神を守り抜いていただきますようお願いいたします。 以上、5点の理由から9予算案に反対をし、私の討論といたします。 ○議長(森本茂樹) 31番中田議員。               〔31番中田光政議員登壇〕 ◆31番(中田光政議員) 誠志会を代表いたしまして、議第1号議案から議第21号議案まで、全議案に対して賛成の立場で討論いたします。 現在、全国的にも新型コロナウイルス感染症が拡大し、その収束を見いだせておらず、一部ではワクチン接種が始まり、少し光が差してきたかのように見えますが、依然として楽観視できるものではありません。また、本市においては、災害からの復興や旧日鉄日新製鋼株式会社呉製鉄所の休止の問題、さらには三菱パワー株式会社の拠点再編といった課題が山積し、大変厳しい状況に直面しております。呉市議会におきましても、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を鑑みて、昨年に続き短縮した予算特別委員会となりましたが、課題解決に向けて集中した審査が行われたものと思います。 さて、令和3年度予算規模は、一般会計が前年度比3%減の973億円となりました。その特徴を見てみますと、未来の呉市を見据えた投資、市民の命と暮らしの確保、行財政改革のさらなる推進と、未来への架け橋となる内容となっております。掲げられた施策は、どれも最重要項目だと考えておりますので、着実に実施されることを期待しております。 次に、令和3年度最重点事業の未来の呉市を見据えた投資が上げられております。 その中で、呉駅周辺地域については、そごう呉店跡地や呉駅前広場の再整備等の事業計画策定に着手することがあります。また、スマートシティーの実現に向けて次世代モビリティー、自動運転、MaaS導入に向けた環境整備、アーバンデザインセンターの設立に向けた準備組織を設置することもあります。これらの施策は、我が会派でも再三取り上げてまいりました。これは呉の顔、呉のイメージを大きく変えるきっかけとなるべき施策だと感じておりますので、着実に推進していただきたいと思っております。 新年度は、第5次長期総合計画の初年度であります。第4次長期総合計画の成果、課題、反省を糧に、新原市長が言われる、呉市民が誇りを持って、健康、安全、幸せに暮らせる呉の実現を目指すことのできる長期総合計画になるよう期待しております。 市長は、今回、幸せな呉市のためにというキャッチフレーズを掲げられております。これは、本市に集積されたものづくり技術や豊富な医療資源をはじめとした、いわゆる本市の強みを生かし、AIやIoTなど最先端技術を市民の生活や産業分野にも取り入れることで、幸せなまちの実現をしようとするものでございます。その中で、私が注目した言葉の一つに、見える化がございます。よい事業を行うことはもちろん大切なことでありますが、よい事業かどうかを決めるのは、市民でございます。それには、事業実施のプロセスや未来像が想像できることが不可欠でございます。市民が納得し、協力したいと思えること、それこそが市民一人一人の幸せにつながっていくのではないかと考える次第でございます。市長におかれましては、施策の一つ一つの見える化に取り組んでいただき、市長の掲げる誰もが住みたい、住み続けたい、行ってみたい、人を惹きつけるまち「くれ」の実現に向けて取り組んでいただきますようお願いいたします。また、職員の皆様方におかれましても、この難局に一丸となって立ち向かっていっていただきたいと思います。 以上をもちまして賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。 ○議長(森本茂樹) 以上で本21件の討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 まず、議第1号令和3年度呉市一般会計予算電子表決システムにより採決いたします。 議席にある表決ボタンが点滅していることを確認してください。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。             〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(森本茂樹) ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) なしと認めます。よって、採決を確定いたします。 賛成多数。よって、本件は可決されました。 次に、議第2号令和3年度呉市国民健康保険事業事業勘定特別会計予算から議第7号令和3年度呉市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算まで、議第19号令和3年度呉市水道事業会計予算、議第20号令和3年度呉市工業用水道事業会計予算、以上8件を一括して電子表決システムにより採決いたします。 議席にある表決ボタンが点滅していることを確認してください。 本8件に対する委員長の報告は可決であります。 本8件は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。             〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(森本茂樹) ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) なしと認めます。よって、採決を確定いたします。 賛成多数。よって、本8件は可決されました。 次に、議第9号令和3年度呉市地域下水道事業特別会計予算から議第16号令和3年度呉市臨海土地造成事業特別会計予算まで、議第18号令和3年度呉市病院事業会計予算、議第21号令和3年度呉市下水道事業会計予算、以上10件を一括して電子表決システムにより採決いたします。 議席にある表決ボタンが点滅していることを確認してください。 本10件に対する委員長の報告は可決であります。 本10件は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。             〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(森本茂樹) ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) なしと認めます。よって、採決を確定いたします。 賛成多数。よって、本10件は可決されました。 次に、ただいま議決されました19件を除く残り2件を一括して採決いたします。 本2件に対する委員長の報告は可決であります。 本2件は委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、本2件は可決されました。      ──────────────────────────────    〔寺本有伸教育長吉中由美子教育委員、順次スタンドマイクの前へ進む〕 ○議長(森本茂樹) この際、先ほど任命に同意されました教育長及び教育委員を紹介いたします。 ◎教育長寺本有伸) ただいまは、私の教育長の任命に対し御同意いただき、誠にありがとうございました。 まず、1期3年間は、平成30年7月豪雨災害の対応、そして復旧から復興に向け、また防災教育の充実、そして新型コロナウイルス感染症の対策など、まさに危機対応の連続でした。2期目においては、この危機の対応を引き続き続けながらも、来週策定の予定であります呉市教育大綱にのっとって取組を進めてまいりたいと思います。その中で、安全・安心な教育環境の充実を図って、また教育内容においては、これまで日本の教育で大切にされた不易の部分と、ICTの活用を加速化させて、呉の子供たちが未来をつくる人材となるよう、新しい時代に求められる資質、能力の育成を図ってまいりたいと思います。全力で取り組みます。どうかよろしくお願いいたします。(拍手) ◎教育委員(吉中由美子) このたび教育委員に選任いただきました吉中でございます。 呉市の教育のますますの発展と充実のため、呉市の子供たちのために全力を尽くして職責を果たしてまいります。皆様方の御指導、御鞭撻をお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ○議長(森本茂樹) 以上で紹介を終わります。      ──────────────────────────────          〔退職理事者、順次スタンドマイクの前へ進む〕 ○議長(森本茂樹) 引き続き、退職されます理事者の挨拶があります。中西消防長。 ◎消防長(中西賢一) 消防長の中西でございます。退職の御挨拶をさせていただきます。 これまで大変お世話になりました。昭和57年、消防吏員を拝命し、これまですばらしい仲間に恵まれたこと、大変ありがたく感じております。そして何より、消防を信頼し、また頼りにしていただいた市民の皆様をはじめ、いろいろな方々に、お気持ちに支えていただいたなと今改めて感じております。これまで支えていただいた全ての方々に心より感謝を申し上げます。 これから大好きなこの呉市の市民の一人として、また第二の人生をしっかり、元気に歩んでまいります。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(森本茂樹) 大江環境部長。 ◎環境部長(大江宏夫) 環境部長の大江でございます。 議員の皆様方をはじめ、上司、部下、同僚、先輩、後輩、これまで私に関わっていただいた全ての方々にただただ感謝です。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(森本茂樹) 北岡土木部長。 ◎土木部長(北岡宏紹) 土木部の北岡でございます。 在職中、議員の皆様方には、一方ならぬ御指導、御鞭撻を賜り、誠にありがとうございました。また、何かとかわいがっていただいたこと、本当にありがとうございます。 私は、昭和59年に呉市役所に入所し、土木課に配属されてから37年間の公務員人生でしたが、そのうちの22年間を土木部でお世話になり、諸先輩方や同僚職員、また数多く接してきた市民の方や議員の皆様方に育てていただきました。土木人生に例えると、土木部の赤ちゃんとして生まれ、育ち、乳児の頃には体重は約100キロで、髪形は角刈り、スーツは着ない、ネクタイは締めない、靴は履かないと、年中つっかけと作業服で通勤しており、今思えば恥ずかしい限りでございますが、現在22歳で土木大学の4年生となりました。積み残した課題も多く、決して威張れた成績ではございませんが、何とかこの3月で卒業できる見込みでございます。 土木人生20年目の節目に土木部長にならせていただきましたが、その年に平成30年7月豪雨災害が発生し、その対応の中で自分の力量不足を痛感しましたが、何とかここまでたどり着けたのも、職員みんなが頑張って支えてくれたおかげであり、また議員の皆様方から、大変じゃね、頑張れといった一言にも随分励まされ、力をいただいたこと、本当に感謝の言葉しかございません。間もなく発災から3年を迎えようとしておりますが、いまだに災害からの復旧・復興、まだまだ時間がかかっているような状況でございますが、そういった中で退職するに当たって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですけれど、災害対応やコロナ対応、また、日鉄問題をはじめ、各部署で奮闘する職員にどうか議員の皆様方の温かい励ましの言葉など、サポートしていただけたら幸いでございます。 最後に、議員の皆様方の御健勝と幸せな呉市のためにさらなる御活躍をお祈りするとともに、この新型コロナウイルス感染症が一日でも早く終息すること、また平成30年7月豪雨災害のような災害が未来永劫二度と発生しないことを願って、退任の御挨拶とさせていただきます。本当に長い間ありがとうございました。(拍手) ○議長(森本茂樹) 中野会計管理者。 ◎会計管理者(中野貴海) 会計管理者の中野でございます。 コロナ禍の中、こうした挨拶の場を設定していただきまして、誠にありがとうございます。こうした退任挨拶をさせていただくのは、何かうれしいような、何か寂しいような、何かそんな複雑な気持ちで今おります。 私は、昭和59年の入所依頼38年間、いつもいつも周りの皆様に支えていただき、そうしたおかげをもちまして、この場、今日、この日を迎えることができました。お世話になった方々に対して感謝の気持ちを忘れずに、これからも精進してまいりますので、引き続き御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手) ○議長(森本茂樹) 道本経営総務部長。 ◎経営総務部長(道本幸雄) 上下水道局経営総務部長の道本でございます。 私は、昭和58年に入所して以来、38年間、本当に行政のいろんな分野の仕事に携わらせていただき、充実した職員生活だったと思っております。これもひとえに議員の皆様方をはじめ、よき諸先輩方、よき同僚に恵まれたおかげだと思っており、心より感謝をしております。特に議会に出席をさせていただくようになりましてからは、委員会、本会議と、本当に緊張する場面で勇気を振り絞って手を挙げて答弁をさせていただいたというのは、非常に私にとっても大きな思い出となっております。この経験を糧に今後も人生を歩んでまいりたいと思っております。 議員の皆様におかれましては、コロナ禍の大変な時期ではございますが、くれぐれも御自愛の上、今後も御活躍いただきますようお願いを申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。長い間本当にお世話になりました。(拍手) ○議長(森本茂樹) 秦議会事務局長。 ◎議会事務局長(秦和久) 失礼いたします。議会事務局長の秦でございます。 議員の皆様には、大変お世話になりました、感謝申し上げます。 入所以来37年間勤め、おかげさまで今日、この日を迎えることができました。ここまで導いていただいた先輩方、そして支えていただいた同僚、後輩職員にこの場をお借りして感謝申し上げます。 終わりに、これまで御縁をいただきました全ての皆様の御健康とますますの御活躍を心から祈念をいたしまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。(拍手) ○議長(森本茂樹) 山根議会総務課長。 ◎議会総務課長(山根慶子) 議会総務課の山根でございます。 呉市職員として37年間勤務をさせていただきましたこと、また最後の2年間は二元代表制の一翼を担う議会事務局の仕事に就かせていただきましたこと、心より感謝申し上げます。 議会事務局での2年間は、市長部局と異なる職場環境で戸惑うこともございましたが、議員の皆様方が温かく見守ってくださり、御指導くださったおかげで何とか過ごすことができました。どうもありがとうございます。 これからは、この議場で皆様方が御審議されましたいろいろな施策が実を結び、花を咲かせていく姿を見ることを楽しみの一つに加えて過ごしてまいりたいと思っております。本当にお世話になりました。(拍手) ○議長(森本茂樹) 以上で挨拶を終わります。      ────────────────────────────── ○議長(森本茂樹) 以上をもちまして、今期定例会の会議に付議された事件は全て議了いたしました。 お諮りいたします。 会期は3月19日までとなっておりますが、本日をもって閉会したいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、本日をもって閉会することに決定をされました。      ────────────────────────────── ○議長(森本茂樹) 閉会に当たり市長の挨拶があります。                〔新原芳明市長登壇〕 ◎市長(新原芳明) 閉会に当たり、御挨拶を申し上げます。 議員の皆様方におかれましては、令和3年度当初予算をはじめ、提出をさせていただきました各議案について、御審議の上、御議決をいただき、ありがとうございました。 審議の過程において、様々な観点から多岐にわたる御意見を賜りました。今後の市の行政運営に当たり、参考にさせていただきます。 議員の皆様におかれましては、引き続き本市の発展のため御支援を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。      ──────────────────────────────                〔森本茂樹議長起立〕 ○議長(森本茂樹) 閉会に当たりまして、私からも一言御挨拶を申し上げます。 今定例会におきましても、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、会議の日程を大幅に変更いたしましたが、皆様方におかれましては、新年度予算をはじめ、多くの重要案件につきまして熱心に御審議をいただき、ここに無事閉会の運びとなりましたことをまずもってお礼を申し上げます。 今年度は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、呉市においても、感染者は300名を超え、8名の方がお亡くなりになっておられます。ここに改めて御冥福をお祈りいたしますとともに、一日も早く終息することを願っております。 このような状況下ではありますが、4月からは新たな呉市長期総合計画がスタートします。少子高齢化の進行や豪雨災害からの復旧・復興、地域経済への対応など様々な課題がありますけれども、誰もが住み続けたい、行ってみたい、人を惹きつけるまち「くれ」となっていけるよう、市当局におかれましては、職員一丸となってこの難局に取り組み、市民の不安を払拭し、人口減少が急速に進まぬ対策を打ち立てるようお願いしておきます。 最後に、新年度予算の執行に当たりましては、審議の過程において出されました各議員の要望を十分に勘案の上、呉市のさらなる発展を目指し、なお一層御尽力を賜りますようお願いいたします。 以上、簡単ではございますが、閉会の挨拶とさせていただきます。 以上で定例会を閉会いたします。             午前11時19分     閉   会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。       呉市議会議長  森 本  茂 樹       呉市議会議員  上 村  臣 男       呉市議会議員  北 川  一 清 △委員会審査報告書総括表                                令和3年3月18日 本会議日程番号議案番号件        名付託委員会結 果5議第1号令和3年度呉市一般会計予算案予算特別可 決議第2号令和3年度呉市国民健康保険事業事業勘定特別会計予算案議第3号令和3年度呉市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計予算案議第4号令和3年度呉市後期高齢者医療事業特別会計予算案議第5号令和3年度呉市介護保険事業保険勘定特別会計予算案議第6号令和3年度呉市介護保険事業サービス勘定特別会計予算案議第7号令和3年度呉市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算案議第8号令和3年度呉市公園墓地事業特別会計予算案議第9号令和3年度呉市地域下水道事業特別会計予算案議第10号令和3年度呉市集落排水事業特別会計予算案議第11号令和3年度呉市地方卸売市場事業特別会計予算案議第12号令和3年度呉市野呂高原ロッジ事業特別会計予算案議第13号令和3年度呉市駐車場事業特別会計予算案議第14号令和3年度呉市内陸土地造成事業特別会計予算案議第15号令和3年度呉市港湾整備事業特別会計予算案議第16号令和3年度呉市臨海土地造成事業特別会計予算案議第17号令和3年度呉市財産区事業特別会計予算案議第18号令和3年度呉市病院事業会計予算案議第19号令和3年度呉市水道事業会計予算案議第20号令和3年度呉市工業用水道事業会計予算案議第21号令和3年度呉市下水道事業会計予算案...