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09月26日-06号

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  1. 呉市議会 2019-09-26
    09月26日-06号


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    令和 元年第4回 9月定例会       令和元年(平成31年)第4回(定例会) 呉市議会会議録 第6号令和元年9月26日(木曜日)呉市議会議事堂において開議(第6日)出席議員       1番  上 村  臣 男       2番  阪 井  昌 行       3番  檜 垣  美 良       5番  奥 田  和 夫       6番  山 上  文 恵       7番  谷 本  誠 一       8番  藤 本  哲 智       9番  沖 田  範 彦       10番  中 原  明 夫       11番  光 宗    等       12番  山 本  良 二       13番  梶 山  政 孝       14番  谷    惠 介       15番  加 藤  忠 二       16番  田 中  みわ子       17番  井手畑  隆 政       18番  定 森  健次朗       19番  橋 口    晶       20番  岡 崎  源太朗       21番  福 永  髙 美       22番  石 崎  元 成       23番  神 田  隆 彦       24番  渡 辺  一 照       26番  片 岡  慶 行       27番  岩 原    昇       28番  北 川  一 清       29番  小 田  晃士朗       30番  中 田  光 政       31番  土 井  正 純       32番  森 本  茂 樹 欠席議員       4番  藤 原    広       25番  林 田  浩 秋 説明員  市長       新 原  芳 明  副市長      小 松  良 三  副市長      濱 里    要  理事兼復興総室長 澤 村  直 樹  総務部長     阿 原    亨  秘書広報課長   宇 根    徹  総務課長     岡 本  茂 宏  企画部長     大 下  正 起  財務部長     河 野  隆 司  市民部長     神 垣  淳 司  文化スポーツ部長 神 垣    進  福祉保健部長   原垣内  清 治  福祉事務所長   北 村  健 二  子育て担当部長  竹之内    健  環境部長     大 江  宏 夫  産業部長     寺 嶋  文 秀  農林水産担当部長 松 下  武 雄  都市部長     近 藤  昭 博  土木部長     北 岡  宏 紹  会計管理者    中 野  貴 海  教育長      寺 本  有 伸  教育部長     小 川    聡  消防長      中 西  賢 一  消防局副局長   村 越    博  上下水道事業管理者増 本  寛 治  経営総務部長   道 本  幸 雄  建設部長     赤 瀬  正 敬  施設管理部長   桂    尚 嗣 議会事務局職員  事務局長     秦    和 久  事務局次長    小 森    強  議会総務課長   山 根  慶 子  議事課長     小 松  史 洋  議事課課長補佐  山 崎  幸 恵      ──────────────────────────────           議  事  日  程 (第 6 号)                      (令和元年9月26日 午前10時開議)第1 議員派遣について第2 議第84号 平成30年度呉市病院事業会計決算認定について   議第85号 平成30年度呉市水道事業会計利益の処分及び決算認定について   議第86号 平成30年度呉市工業用水道事業会計利益の処分及び決算認定について   議第87号 平成30年度呉市下水道事業会計利益の処分及び決算認定について   議第88号 平成30年度呉市一般会計決算認定について   議第89号 平成30年度呉市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計決算認定について   議第90号 平成30年度呉市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計決算認定について   議第91号 平成30年度呉市後期高齢者医療事業特別会計決算認定について   議第92号 平成30年度呉市介護保険事業(保険勘定)特別会計決算認定について   議第93号 平成30年度呉市介護保険事業サービス勘定特別会計決算認定について   議第94号 平成30年度呉市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計決算認定について   議第95号 平成30年度呉市公園墓地事業特別会計決算認定について   議第96号 平成30年度呉市地域下水道事業特別会計決算認定について   議第97号 平成30年度呉市集落排水事業特別会計決算認定について   議第98号 平成30年度呉市地方卸売市場事業特別会計決算認定について   議第99号 平成30年度呉市野呂高原ロッジ事業特別会計決算認定について   議第100号 平成30年度呉市駐車場事業特別会計決算認定について   議第101号 平成30年度呉市内陸土地造成事業特別会計決算認定について   議第102号 平成30年度呉市港湾整備事業特別会計決算認定について   議第103号 平成30年度呉市臨海土地造成事業特別会計決算認定について   議第104号 平成30年度呉市財産区事業特別会計決算認定について                         (以上21件 決算特別委員長報告)第3 新年度に向けての会派からの提案について第4 議第106号 令和元年度呉市一般会計補正予算   議第107号 令和元年度呉市駐車場事業特別会計補正予算      ──────────────────────────────会議に付した事件 日程のとおり 日程追加   議第106号 令和元年度呉市一般会計補正予算   議第107号 令和元年度呉市駐車場事業特別会計補正予算      ──────────────────────────────委員会審査報告書総括表及び議員の賛否状況 末尾に掲載      ──────────────────────────────            午前10時00分     開   議 ○議長(森本茂樹) これより本日の会議を開きます。 本日の会議録署名者として28番北川議員、30番中田議員を指名いたします。      ────────────────────────────── ○議長(森本茂樹) 諸般の報告をさせます。 議事課長。     〔小松史洋議事課長朗読〕                                呉市議会報告第14号              諸  般  の  報  告1 受理した委員会の審査報告書は次のとおりである。   決算特別委員会報告書                    2通2 市長が追加提出した議案は次のとおりである。   議第106号 令和元年度呉市一般会計補正予算           外1件      ────────────────────────────── △日程第1 議員派遣について ○議長(森本茂樹) 日程に入ります。 日程第1、議員派遣についてを議題といたします。 本件は、お手元に配信しております。            ────────────────                議員派遣について 地方自治法第100条第13項及び呉市議会会議規則第111条の2の規定により、次のとおり議員を派遣する。1 派遣目的 議会報告会を開催し、市民に直接、市議会議員が議会活動について報告し、意見や提言を聞くため。2 派遣期間 令和元年10月23日(水)、           11月1日(金)~21日(木)       令和2年1月14日(火)、30日(木)3 派遣場所及び派遣議員(1)派遣場所地区及び 団体名会   場開催日時担当地区及び 団体名会   場開催日時担当清水ヶ丘高等学校清水ヶ丘高等学校10月23日(水)  午後2時20時産社会福祉法人かし木社会福祉法人かしの木11月15日(金)  午後5時民呉市民生委員 児童委員協議会呉市役所11月1日(金)  午前10時民中央呉市役所11月19日(火)  午後2時民広島県立呉宮原高等学校広島県立呉宮原高等学校11月6日(水)  午後2時20分文川尻川尻まちづくり センター11月20日(水)  午後2時文PTA連合会IHIアリーナ呉11月6日(水)  午後7時文仁方仁方まちづくり センター11月21日(木)  午後2時総広島県立呉工業高等学校広島県立呉工業高等学校11月7日(木)  午後2時35分総広島県立広高等学校広島県立広高等学校1月14日(火)  午後3時6分文呉青山高等学校呉青山高等学校11月8日(金)
     午後3時20分民広島県立呉商業高等学校広島県立呉商業高等学校1月30日(木)  午後2時35分総下蒲刈農村環境改善センター11月12日(火)  午後2時総調整中産音戸音戸まちづくり センター11月14日(木)  午後2時産調整中産 なお、担当の総は総務委員会、民は民生委員会、文は文教企業委員会、産は産業建設委員会の略。また、産業建設委員会は関係団体と協議中。(2)派遣議員総務委員会民生委員会文教企業委員会産業建設委員会藤 原   広 小 田 晃士朗 奥 田 和 夫 藤 本 哲 智 山 本 良 二 渡 辺 一 照 岩 原   昇谷   惠 介 中 原 明 夫 谷 本 誠 一 定 森 健次朗 岡 崎 源太朗 石 崎 元 成 片 岡 慶 行田 中 みわ子 阪 井 昌 行 山 上 文 恵 梶 山 政 孝 橋 口   晶 神 田 隆 彦 北 川 一 清 中 田 光 政福 永 高 美 林 田 浩 秋 檜 垣 美 良 沖 田 範 彦 光 宗   等 加 藤 忠 二 井手畑 隆 政 土 井 正 純 令和元年9月26日                          呉市議会議長  森 本 茂 樹            ──────────────── ○議長(森本茂樹) 本件は、地方自治法第100条第13項及び会議規則第111条の2の規定に基づき、議員を派遣するものであります。 お諮りいたします。 本件は、お手元に配信しておりますとおり議員派遣を行うことに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。 なお、派遣内容が確定していない事項について、新たな決定がなされた場合、これらの事項については議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、さよう取り計らいます。 また、その後の事情変更により派遣内容に変更が生じました場合、これらの変更については議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、さよう取り計らいます。      ────────────────────────────── △日程第2 議第84号外20件 ○議長(森本茂樹) 日程第2、議第84号平成30年度呉市病院事業会計決算認定について、外20件を一括して議題といたします。 審査報告書を朗読させます。 議事課長。     〔小松史洋議事課長朗読〕 呉市議会議長  森 本 茂 樹 様                          決算特別委員長 中 田 光 政                審 査 報 告 書 議第84号 平成30年度呉市病院事業会計決算認定について 議第88号 平成30年度呉市一般会計決算認定について 議第89号 平成30年度呉市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計決算認定について 議第90号 平成30年度呉市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計決算認定について 議第91号 平成30年度呉市後期高齢者医療事業特別会計決算認定について 議第92号 平成30年度呉市介護保険事業(保険勘定)特別会計決算認定について 議第93号 平成30年度呉市介護保険事業サービス勘定特別会計決算認定について 議第94号 平成30年度呉市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計決算認定について 議第95号 平成30年度呉市公園墓地事業特別会計決算認定について 議第96号 平成30年度呉市地域下水道事業特別会計決算認定について 議第97号 平成30年度呉市集落排水事業特別会計決算認定について 議第98号 平成30年度呉市地方卸売市場事業特別会計決算認定について 議第99号 平成30年度呉市野呂高原ロッジ事業特別会計決算認定について 議第100号 平成30年度呉市駐車場事業特別会計決算認定について 議第101号 平成30年度呉市内陸土地造成事業特別会計決算認定について 議第102号 平成30年度呉市港湾整備事業特別会計決算認定について 議第103号 平成30年度呉市臨海土地造成事業特別会計決算認定について 議第104号 平成30年度呉市財産区事業特別会計決算認定について 本18件については、慎重審査の結果、いずれもその収支は適正と認め、認定すべきものと決定した。 よって、報告する。            ──────────────── 呉市議会議長  森 本 茂 樹 様                          決算特別委員長 中 田 光 政                審 査 報 告 書 議第85号 平成30年度呉市水道事業会計利益の処分及び決算認定について 議第86号 平成30年度呉市工業用水道事業会計利益の処分及び決算認定について 議第87号 平成30年度呉市下水道事業会計利益の処分及び決算認定について 本3件については、慎重審査の結果、いずれもその収支は適正と認め、原案どおり可決及び認定すべきものと決定した。 よって、報告する。 ○議長(森本茂樹) 委員長に対する質疑の通告はありません。 これより討論に入ります。 5番奥田議員。     〔5番奥田和夫議員登壇〕 ◆5番(奥田和夫議員) それでは、日本共産党の立場から反対の討論をしてまいります。 反対するのは、議第95号の公園墓地事業、議第104号の財産区事業特別会計を除く全会計決算であります。 今年度は、災害直後最初の決算になります。呉市の被害は、死者28名、家屋の被害は3,222戸、深刻な被害でした。しかし、7月豪雨で呉市に降った雨は450ミリ、雨が一番多かったのは高知県馬路村1,852ミリで、その4分の1ですから、決して多く降ったわけではありません。呉市は、広く花崗岩質で覆われ、野呂山近くは流紋岩、いずれも雨に弱い地形であるのに十分な対応をしてきませんでした。県の砂防費が20年足らずの間に200億円が100億円に、河川費が380億円から70億円に下がりましたが、その分を呉市がふやしたわけでもありません。自助、共助を強調しながら肝心の公助を怠ってしまった、これが反対の第1であります。 合併をして14年です。市域は2.4倍になったのに、市の職員は3,500人から2,500人に1,000人減らされてきました。減らさなければ交付税を減らされる仕組みをつくった国はとんでもない政府でありますが、その国の言いなりに削減を進めてきた呉市の責任も重大であります。職員の補足と体制の不十分さ、これでは市民に寄り添う行政ができようはずがありません。 大雨特別警報で数十年に一度、これまで経験したことのないような重大な危険が迫ったと発表されながら、1時間半も避難指示を出しませんでした。消防は、天応にも吉浦にもあった出張所を狩留賀に統合しました。災害でトンネルが通れなくなればどうする、そのとき私は反対いたしましたが、焼山から入るから大丈夫と押し切ったものです。そして、今回、狩留賀出張所は災害のさなか、天応にも吉浦にも出動することが表明できず、たくさんの死者、そして被害の拡大につながりました。一人一人の職員は、一生懸命任務を果たそうと頑張っておりますが、署所のあり方、そして、職員の配置が少ないことなどから、力を発揮できなくしております。これらは、市の幹部の責任と言わなくてはなりません。 土木維持課の70人体制をつくるために、他の職場を縮減させ、農林水産課は、農業をやめなさいと言わぬばかりで、対応ができなくなっております。しっかり国に実情を伝えて、新たな支援を求めるべきでありまして、市長の必死の姿勢が求められると私は思います。 水道は、断水しても給水の体制がとれず、多くの市民を困らせてしまいました。宅地内に流れ込んだ土砂、天応では屋根に届くほど流されてきたのに、自分で、ボランティアでと冷たい対応でした。自分で土砂がとれなければ市がやる、その表明が広島市より10日もおくれ、広報も不十分でした。国からの情報収集や広報のあり方の改善を図るのは当然ですが、その決意さえ述べることができませんでした。 保健師は33名、全国から派遣されてきた保健師などに支えられながら被災者の見守り、相談支援を行っております。他市町から派遣されてきた職員に支えてもらう体制では、支援の手を十分に伸ばせるはずがないと考えます。 こうして、災害に遭った市民に手を差し伸べることができない、地方自治法に規定する仕事ができなくなっている行政に反対をするものです。 人口の減少に歯どめもかからず、ことしも1,000人も転出いたしました。 景気の落ち込みは長期化しておりますが、それへの対応をとらない決算になっております。非正規雇用を正規雇用に、現役世代の賃金を上げ、消費をふやし、経済を活性化することが必要です。 社会保障の充実も必要であります。本日の新聞で呉市が宿直嘱託職員の賃金未払い問題で労働基準監督署から是正勧告という記事がありましたけれども、もってのほかと言わなくてはなりません。 決算では、図書館の運営実態も見えてきました。司書は27名いるのに、正規職員はわずか2名です。七つの図書館があるので、嘱託の司書が館長に指示を出すことになります。このように、資格を持った職員や長期にわたり勤めておられる嘱託職員、これを正規職員に引き上げるなど、しっかりした身分保障が求められると思います。 そのような決算でありますから、歳入でふえたのは法人税で、市民税は減少です。そして、福祉や暮らしは削減する決算です。水道料が払えなければ停水、そして、税や国民保険料などが払えなければ、応援するのではなくて債権回収に回して差し押さえをする、これで市民が元気になれるはずがありません。 一方で、阿賀マリノポリスの失敗、毎年5億円を市民の税金から支払い、それに懲りず、新しく工業団地に取り組んでおります。こういう呼び込み型では、一部企業を喜ばすだけであり、市民が元気になり、市が潤うことになりません。 戦争をする国づくりに何も言えない呉市、これも重大な反対事由です。本人の承諾もないまま2,038人の若者の住民票を勝手に自衛隊に提供しました。中学校の体験学習に、平成30年は中止したものの、職場の一つといい、安保法制後の自衛隊がさま変わりしたことを考えようともせず、従来どおりの感覚で積極的に力をかす行政になっております。病院…… ○議長(森本茂樹) あと3分です。 ◆5番(奥田和夫議員) (続)水道、工業用水道、下水道の企業会計は、独立採算制をとっていること、それが反対の理由の一つ。加えて、病院事業は責任の持てる医療になっていないこと、そのことを指摘して、反対討論といたします。 ○議長(森本茂樹) 29番小田議員。     〔29番小田晃士朗議員登壇〕 ◆29番(小田晃士朗議員) 誠志会として、全議案について賛成の立場で討論いたします。 まず、一般会計から見ますと、歳入1,079億8,466万9,000円、歳出1,042億6,579万9,000円、実質収支27億2,907万3,000円の黒字になっておりますが、今回は災害復旧事業に係る地方債の発行額の増に伴う歳入の増加、災害対策事業などの普通建設事業費災害復旧事業費の増による投資的経費が増加したことによる歳出の増加など、災害による市内各所で甚大な被害を受けたことが要因となっております。 また、翌年度の繰越額は89事業、161億3,259万2,000円で、そのうち豪雨災害の復旧関連事業はうち66事業、事業費で申しますと144億9,117万2,000円となっております。 平成30年度の当初の予算の基本方針は、行財政改革の一層の推進、そして、長期総合計画に掲げる将来都市像の実現に向けた取り組み、それに加えまして、くれワンダーランド構想の実現に向けた取り組みとして、新原市長が初めて一から組み立てた予算でございましたが、平成30年7月の西日本豪雨災害により大きな変更となりました。決算特別委員会の中で当初予算執行予定だった事業の選択と集中ができていたこと、そして、適切な財政確保による災害対応においても評価をいたします。また、どこまで完了し、そして、何ができなくて、その理由や原因は何か、決算審議において各費目、真摯な答弁を聞き、納得するものでございます。 そして、病院会計においては、損益収支を見ると、当年度の収益費用差し引きは3,132万5,000円の純損失となり、未処理欠損金は2億6,587万6,000円となり、依然として厳しい経営状況が続いておりますが、経営の効率化を図り、持続可能な病院経営を目指すため、平成30年3月に第3次呉市病院事業改革プランを策定しており、令和2年度において経常収支比率100%等の実現を目指し、経営改革に取り組んでおられます。 また、水道事業会計におきましては、災害の影響により、西中央庁舎跡地の売却等による特別利益があるものの、企業債による資金調達を行う状況になっております。しかし、広域的な連携による水道システムの検討協議や老朽化施設の改築更新とあわせて、施設の強靱化に取り組んでおられます。呉市上下水道ビジョン前期経営計画の最後の年度でございましたが、次の後期に向けまして、災害に強い呉の水道を構築していただくよう取り組んでいただきたいです。 最後に、今回は災害の跡が色濃く残る決算の数字でございました。職員の皆さんが、災害時、身を粉にして働いていらっしゃる、動いていらっしゃるのを近くで見ておりました。しかし、復旧・復興はまだまだこれからです。ともに頑張っていきましょう。 この平成30年度決算は、災害の復旧・復興に力強く取り組んだ皆さんの軌跡であるということを評価いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(森本茂樹) 6番山上議員。     〔6番山上文恵議員登壇〕 ◆6番(山上文恵議員) 私は、社民党呉市議団として、反対の立場で討論をいたします。 まず、議第85号平成30年度呉市水道事業会計利益の処分及び決算認定について、議第86号平成30年度呉市工業用水道事業会計利益の処分及び決算認定について、議第87号平成30年度呉市下水道事業会計利益の処分及び決算認定についてですが、上下水道局において技術の継承はある程度の年齢配分と人数が必要です。また、重要な日常生活のライフラインを守るためと安定したサービスの提供の確保をするためには、人である職員の皆さんが必要です。しかしながら、管理運営を株式会社水みらい広島に指定管理され、職員削減を進めていかれている方向には、賛同できない民営化への道が隠れております。 7月の豪雨災害における対応では、民間企業や他の職場、関係機関の皆さんの応援をいただいて対応できましたと言われましたけれども、上下水道局の職員が司令塔となり、力を発揮するためにはある程度の人員が必要だったと思います。ある程度の適正という言葉と内容に市と私の考えには大きな食い違いがあります。 議第88号の平成30年度呉市一般会計決算認定についてにおいても、職員体制再構築計画に基づき正規職員が削減され、臨時職員などの正規でない職員をふやすことは、責任を担えない職員が市民の要望に応え切れない状況を生み、結果、市民は怒りをあらわにし、正規でない職員に怒りの矛先が向いてしまう結果となります。職員にとって好ましい状況を生み出しません。また、仕事をするに当たって、腰を据えて仕事に取り組むことができない状況になります。そのようなことは望んでいないと言われるかもしれませんけれども、人は仕事をするに当たって、真面目に取り組めば取り組むほど腰を据えて取り組んでいます。必要な人材としてしっかり仕事に取り組んでいただくためには、正規職員として雇用するべきです。特に、専門職として雇用する場合は、正規職員として雇用するよう考えていただきたいと思います。 働かされ方がどんどん変わろうとしている中、職員が生き生きと働き、市民に対して笑顔で対応できるためにも、ゆとりある働き方のもと一人一人の能力を発揮していただき、市行政を行っていただくために、正規職員を削減すべきではないと考えますので、議第85号、議第86号、議第87号の3議案の可決及び認定、議第88号の決算認定に反対をいたします。 次に、議第88号一般会計決算認定について、議第89号国民健康保険事業特別会計決算認定について、議第92号平成30年度の呉市介護保険事業特別会計決算認定について、議第94号の呉市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計決算認定についてですけれども、これらの4決算においてはマイナンバー制度関連業務の施策が入っておりますので、反対をいたします。 なぜならば、この電子情報管理をしているマイナンバー制度は、決して安全な状態にあるわけではないと思うからです。今や携帯電話における電子情報は、世界中を駆けめぐり、安全性が担保できない状況にあります。それと同様に、電子情報管理をすることは、情報流出、悪用化等々、危険性をはらんでおります。その情報を国が管理するということは、個人情報保護法といいながら、大事な個人情報を安全に保てない危険性を持っていることに危惧と心配と管理をされたくない思いが湧いております。安全ではないマイナンバー制度関連業務等の施策が入っている4決算認定に反対をいたします。 ○議長(森本茂樹) 以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 まず、議第85号平成30年度呉市水道事業会計利益の処分及び決算認定についてから議第87号平成30年度呉市下水道事業会計利益の処分及び決算認定についてまで、以上3件を一括して電子表決システムにより採決いたします。 議席にある表決ボタンが点滅していることを確認してください。 本3件に対する委員長の報告は可決及び認定であります。 本3件は委員長の報告のとおり可決及び認定することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。     〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(森本茂樹) ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) なしと認めます。よって、採決を確定いたします。 賛成多数。よって、本3件は可決及び認定されました。 次に、議第88号平成30年度呉市一般会計決算認定について、議第89号平成30年度呉市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計決算認定について、議第92号平成30年度呉市介護保険事業(保険勘定)特別会計決算認定について、議第94号平成30年度呉市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計決算認定について、以上4件を一括して電子表決システムにより採決いたします。 議席にある表決ボタンが点滅していることを確認してください。 本4件に対する委員長の報告は認定であります。 本4件は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。     〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(森本茂樹) ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) なしと認めます。よって、採決を確定いたします。 賛成多数。よって、本4件は認定されました。 次に、議第84号平成30年度呉市病院事業会計決算認定について、議第90号平成30年度呉市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計決算認定について、議第91号平成30年度呉市後期高齢者医療事業特別会計決算認定について、議第93号平成30年度呉市介護保険事業サービス勘定特別会計決算認定について、議第96号平成30年度呉市地域下水道事業特別会計決算認定についてから議第103号平成30年度呉市臨海土地造成事業特別会計決算認定についてまで、以上12件を一括して電子表決システムにより採決いたします。 議席にある表決ボタンが点滅していることを確認してください。 本12件に対する委員長の報告は認定であります。 本12件は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。     〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(森本茂樹) ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) なしと認めます。よって、採決を確定いたします。 賛成多数。よって、本12件は認定されました。 次に、ただいま議決されました19件を除く残り2件を一括して採決いたします。 本2件に対する委員長の報告は認定であります。 本2件は委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、本2件は認定されました。      ────────────────────────────── △日程第3 新年度に向けての会派からの提案について ○議長(森本茂樹) 日程第3、新年度に向けての会派からの提案についてを議題といたします。 まず、誠志会の提案を願います。 31番土井議員。     〔31番土井正純議員登壇〕 ◆31番(土井正純議員) 誠志会を代表して、新年度に向けた提言を行いたいと思います。 令和初、そして改選後、8名で組織した我が会派の考え方を申し上げたいと思います。 まず、継続性を考え、昨年の提言を読み返してみました。7項目についての提言をここ本会議場で申し述べておりますが、その項目を私たち誠志会は今期も継続をして活動方針とすることを決めたところであります。また、議会人として、地方自治法第1条の2で書かれている地方公共団体の役割を理解し、第2条第14項の「地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない」との条文をもって、議会のチェック機能を果たすことをここでお約束いたします。 さて、今回の決算審査を終えて、7項目のうち2項目については、改善でき、前進の兆しが見え始めていると認識し、高く評価していますので、ここで御紹介を申し上げたいと思います。 一つ目は、女性活躍社会の実現であります。 市役所職員全体に占める女性管理職の割合が平成29年4月の2.3%から平成30年3.4%、そして平成31年4月時点においては6.1%と2倍を超える割合になっております。令和4年度の目標値10%に近づきつつあり、今後とも女性が輝ける職場づくりに努めていただきたいと思います。 もう一点は、収納率の向上であります。 昨年は、市税収納率県内1位の98.43%となり、職員の日ごろの努力のたまものと複数会派から職員に対するねぎらいの言葉がここ本会議場で申し上げられました。平成17年の93%台から比べると5%強のアップとなり、呉市の市税収入を約300億円と仮定すると、15億円の増収となります。このたびの平成30年度決算においても、昨年より0.18%改善できており、金額にすると約6,000万円増加しております。職員の日々の努力に敬意を表し、今後とも県内1位を継続することは大変だと思いますが、収納率向上のため頑張っていただきたいと思います。 残り5項目について、再度申し上げます。 一つ目は、時代に合った教育環境の整備であります。 二つ目は、呉駅周辺の再整備であります。 三つ目として、道の駅の整備であります。 四つ目は、海路を含めた交通網の再構築であります。 そして、五つ目、職員体制の再構築であります。 今後とも我が会派の活動方針として理解いただき、意を用いていただくようここにお願い申し上げる次第です。 最後になりましたが、ここで今回の決算審査を終えて、3点に絞って令和初の新年度予算編成に向けて追加提言させていただきます。 一つ目は、昨年の7月豪雨災害を受けて、契約事項に災害特約がないことであります。 災害発生時と発生後、業務遂行に当たっての特約と申しますか、市側、契約相手側で何らかの災害時の約束が必要と思いますので、検討していただきたいと思います。 二つ目は、生活交通を含む公共交通網の再編であります。 多くは申しませんが、新原市長の意気込み、やる気は、この9月議会の代表質問、そして予算特別委員会でも感じたところであります。どうか全国に発信できる呉モデルとなるよう、職員の英知、そして呉市を取り巻く知恵者の意見を結集して公共交通網の再構築をお願いいたします。期待いたしております。 三つ目は、職員体制の再構築であります。 昨年も申し上げましたが、技術職の不足であります。また、年齢構成の平準化も喫緊の課題であります。採用方法についても、他都市の先進事例を参考にしながら、30代から40代前半の有能な人材確保策を検討いただくよう提案いたします。 るる申し上げてまいりましたが、平成30年度は未曽有の7月豪雨災害に見舞われ、市長以下職員の頑張りには心から敬意を表します。 ことし5月1日、令和の新時代が幕あけとなりました。新原市長以下、職員が一致団結して英知を結集し、業務に邁進していただくことで、結果、住みよい、住んでよかった、住んでみたい呉市に進化していくと思います。誠志会としても二元代表制のもと、最大限の協力と建設的議論をお約束し、新年度、そして未来に向けての提言といたします。御清聴ありがとうございました。 ○議長(森本茂樹) 以上で誠志会の提案を終わります。 次に、仁友会の提案を願います。 28番北川議員。     〔28番北川一清議員登壇〕 ◆28番(北川一清議員) 仁友会を代表して、8項目提案させていただきます。 まず、呉駅周辺地域の総合開発についてであります。 旧そごう跡地の再開発計画から方針を変更された後、外部有識者から成る懇談会を経て提言し、基本計画へと進んでいる呉駅周辺地域総合開発でありますが、本市の都市特性を踏まえた呉らしい地方再生モデルとして、全ての市民が共感できる計画として早期の実現に向けて推進されることを期待しております。特に、都市計画マスタープランに述べられておる呉市の将来像を具現化するために、回遊性向上と居住誘導に貢献できるものとし、島嶼部を含む全市民が恩恵に浴することをイメージできる総合的開発を要望しております。 次に、光回線の整備についてですが、仁友会は以前から、特に島嶼部への高速通信網整備の必要性を強く提唱し、国を挙げて取り組んでいる第5世代移動通信システム、いわゆる5Gの普及を見据えた全市的な整備を求めてきました。高速通信網は、地域のまちづくりに、産業の振興に、あるいは福祉施設や防災・減災などに際して大きな役割を担うインフラであり、5G基地普及が必須要件であります。国が事業補助の仕組みを用意されているこの機会を逃さず、早急に市内全域光回線網整備の事業に着手されるよう望みます。 3番目として、防災情報網の整備についてでありますが、防災行政無線は避難指示などの防災情報や市民の安全・安心にかかわる緊急情報を伝える重要な情報伝達手段であります。しかしながら、本市においては聞き取りにくいとのクレームや機器故障の多発など、確実に運用できているとは言いがたい状況にあります。本来の役割を果たすよう戸別受信機の導入、代替通信手段の検討、スマートフォンとの連携など具体的見直しを行い、市民との双方向性の情報共有ができる防災情報網として再構築されることを願います。 4番目として、被災農地復旧の促進でありますが、西日本豪雨災害から1年3カ月を迎える中、いまだ手つかずの被災農地や農業関連施設が数百件あるとされております。この間、被災農家には復旧のめどが立たなく、自力復旧すると補助要件に合致しなくなることもあり、離農に至る場合もあるようでございます。特色ある農産物を産出する農家は、呉市にとって必要であります。一刻も早く農地を本来の姿で利用できるように、まずは農地復旧の設計、査定の取り組みをされるよう望みます。 5番目として、インフラ強靱化を求めてということで提案いたします。 昨今の日本、災害列島と呼ばれるなど自然災害が後を絶たず、その中で最も危機感を持つべきことは、南海トラフ、首都直下型、北海道東方沖等で予想されている最大マグニチュード9.0の超巨大地震や、地球温暖化の影響と見られる、頻繁に発生している台風や豪雨により、河川の氾濫、崖崩れなどの大災害を引き起こすということであります。 呉市発展過程の特徴は、狭小な平たん地だけでなく、周辺部が急速に宅地化され、斜面地に家屋等が密集する市街地が形成されていることであります。過去には多くの土砂災害や河川の氾濫等を経験し、砂防ダムや急傾斜地崩壊対策施設などが整備されてきましたが、まだ十分とは言えません。地域防災力を高める共助の取り組みなど、ソフト部門も重要でありますが、効率的なハード対策のさらなる推進が求められます。 昨年の豪雨災害により、国、県、市が連携し、復旧・復興を目的として策定された災害に強い幸せで魅力的な都市を目指してを基本理念とする呉市復興計画によって、おおむね3年間を生活基盤やインフラを重点的に取り組む復旧期、また7年間を新たな魅力と活力のある地域を創造する復興期として推進されております。 現在の取り組みを見ますと、災害が発生した危険箇所を中心に砂防、治山堰堤や急傾斜地崩壊対策などの自然災害に対するインフラ強靱化工事が実施されております。 広島県は、去る9月4日に、呉市や三原市、坂町など10市5町で計画中の170カ所で進めている砂防・治山施設整備計画における緊急事業の見通しについて、砂防事業85カ所、急傾斜地崩壊対策事業26カ所や治山事業59カ所など、計170カ所のうち128カ所、75%に当たりますが、目標としていた来年3月末の完成予定、完了が早い箇所では1年延期されるということになっております。市民にとっては、このたびの豪雨災害で一部の破損が確認されたものの、治山、砂防、洪水防止等のダムに対しては、強い安心感や期待感があり、復興期を見据えた上で実施主体である広島県や国に対し働きを強めるとともに、急傾斜地崩壊対策事業や河川改修事業についても着実に速やかな対応をすべきと認識しております。それらのことをお含みいただければと思います。 6番目として、外国人労働者の受け入れについてですが、副題として外国人に選ばれたい日本ということで要望いたします。 4月に施行された改正出入国管理法は、労働力人口が減少した日本で人手不足を補強するために、外国人労働者の支援対策や外国人材の受け入れ、共生実現の社会を目指す環境整備する仕組みが織り込まれております。総務省の統計によりますと、2018年12月現在、国内就業者人口は6,656万人、外国人労働者人口146万人であります。今後5年間の外国人労働者は、働き場所として介護、建築、造船等での14分野34万5,000人が見込まれております。企業経営者にとっては、長期間安定的に日本で働いてもらうために、互いに意思疎通の共通認識を持ち、外国人労働者だから安く雇用できるではなく、人手不足を補う貴重な戦力と捉え、労働市場では彼らの技術的スキルが重視される傾向にあり、日本人と差別のない同等の待遇という認識を持たなければなりません。また、外国人家族にとって、大きな課題として言葉の壁はありますが、生活環境や文化の違いに対する戸惑いを感じる人も多く、地域社会での仕組みや生活ルールなどを理解していただくことも重要であります。 7番目として、公衆トイレの整備についてでありますが、市内には公衆トイレや公共施設に附属するトイレなど多くの人たちが利用可能なトイレがありますが、それでもまだ各地から整備要望の声を聞きます。本年度は、災害から復旧・復興を優先する観点から、トイレの新規整備については見合わせる状況にあると認識しております。一方で、イメージアップにより地域経済活性化につながる観光客向けトイレ、女性、子供たち、高齢者が清潔で安全・安心感が持てるトイレの整備は必要不可欠であります。また、コンビニなどの民間事業者に負担が生じていることも考慮しなければなりません。今後は、市内全域における現況と改修、新設などの要望を把握し、必要性と整備後の維持管理手法などを検討の上、有料トイレの実現も視野に入れた整備計画の作成を望みます。 最後になりましたが、小中学校の全員喫食の給食実施と調理場整備についてであります。 呉市は、平成25年度から5年間を計画期間として食育基本法に基づく第2次健康くれ、食育推進計画を策定し、食育教育を推進する取り組みとして、学校給食は重要な一因であります。全員喫食は、小学校では全学年36校実施されております。中学校では、26校中10校でしか実施されておらず、残り16校は平成27年度に選択式デリバリー方式が取り入れられ、給食支給の体制が一応整っております。しかし、選択制デリバリー方式に対する満足度が低く、再検討が求められており、文教企業委員会において今年度の所管事務項目として議論されるところであります。 一方で、呉市内の学校給食施設は老朽化しており、耐用年数の限度に問題点がありますが、狭い調理空間や古い調理機器、そして大半がウエットシステムであり、調理環境には問題があります。これらの状況を踏まえますと、給食センター方式、共同調理場で整備することを視野に入れた全員喫食の実現を提案していただきたいと思います。 以上、8項目、仁友会として新年度予算に対する会派要望とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(森本茂樹) 以上で仁友会の提案を終わります。 次に、同志会の提案を願います。 24番渡辺議員。     〔24番渡辺一照議員登壇〕 ◆24番(渡辺一照議員) おはようございます。 来年度予算への反映に関する申し渡しということで、同志会を代表いたしまして、来年度予算の課題に対する提言を行います。 最初に、平成30年度各会計決算に対する会派の思いを述べさせていただきます。 まず、一般会計、特別会計並びに企業会計において、前年度より増加し、3年ぶりに1,000億円を超える決算となりました。豪雨災害による補正予算は、過去最大なものになりました。また、予算の執行あるいは決算内容については、ほぼ良好な結果と受けとめております。しかしながら、監査委員の審査意見では、改善または検討を要する事項もありますが、引き続きこれらの項目には改善の努力をされるようお願いいたします。 まず、昨年の豪雨災害から感じることは、今後、世界的な気象変化が起こっている以上、このような災害はいつ起こっても不思議ではなく、自然の災害にあらがうことなく災害をいかに減災の方向に受けとめ、命だけは守るという考え方に行き着かなければなりません。また、呉市という地理的な、または地形的な立地を再確認されるような災害がこのたびも起こりました。この災害により、呉市の行政を初め、経済活動が全てにおいて停止した期間がかなり長過ぎたため、呉市全体の被害総額はまだ増加している状況だと思われます。このたびの豪雨災害の被災地における災害復旧・復興の対策の資金面では、国や県に多大な協力をもらっていますが、今後も長い支援が必要でありますので、気の長い折衝を今後とも行っていただきたいと思います。 決算の歳入においては、市税、住民法人税は増加に至っていますが、業種や各企業による景気の状況はまちまちであります。住民税も非正規の主婦の増加傾向にはあるものの、災害による減免があり、税収を押し上げる力はなさそうです。今後、人口減少や少子高齢化により、市税の増収は見込めないと思われます。消費税増税分の地方消費税ぐらいかなと思われております。歳出においては、顕著なのは豪雨災害の復旧・復興費用及び社会保障関係経費の増加が現状であります。 この決算を踏まえて、各位のこれからの財政基盤の強化に対し、努力を惜しまず検討をよろしくお願いいたします。 次に、次年度予算構築に関して課題を申し上げます。 まず、第1の課題といたしましては、豪雨災害復旧・復興施策についてであります。 豪雨災害の影響で市債残高が増加したことにより、財政健全性を示す市の将来負担率は上昇し、財政調整基金も多額の取り崩しを行いました。市の災害復旧と災害復興には多額のコストと多大な労力が必要だということは理解しておりますので、その復興の将来像の具体化に大きく寄与するような予算となるよう提言をいたします。 また、豪雨災害において、道路交通の遮断、水道の断水によるライフラインの重要性が浮き彫りにさせられた災害でもありました。このライフラインのありがたみを考えますと、目に見えにくいライフラインの整備、維持にも重点を置いていただきたいと思います。水道事業からいいますと、老朽化が進み、法定耐用年数の40年を超える水道管の管路布設取りかえ工事の速度の遅滞などがあります。また、市道などの橋梁やトンネルの整備、維持管理費などが上げられます。 次に、呉市も中核市となり、合併地域を含めて都市構造を今後考えていかなければなりませんが、10年以上前から言われておりますコンパクトシティーの考え方が必要になってくると思います。人口が減少して市内に人や都市機能が分散して非効率になっている都市において、人口や都市機能を集中させ、密度を高め、産業やサービスの向上を役立てるという考え方であります。市民の生活において必要な医療、サービス、人口密度の低い地域では不便になっている地域が多く、今問題になっております高齢者の免許証の問題、車での移動が困難な高齢者などがふえ、必要なサービスを受けられなくなる傾向にあります。行政は、市民に効率的にサービスを提供するために、人口や商業などの産業を高密度に集めて、インフラ整備のコスト削減などの都市のコンパクト化を考える時期に来ていると思われます。 次に、子供に関することで申しますと、いろいろ問題を抱えている今、保育料の無償化が本年10月より始まりますが、幼稚園、保育所などの受け入れ態勢が問題となっております。幼稚園教諭と保育士の不足です。保育士などの新卒や資格掘り起こしによる増員活動はしておりますが、近隣の自治体に比べまして、採用待遇条件がかなり低い状況になっております。改善をお願いいたしたいところであります。 次に、仁友会の方々もおっしゃいましたが、今後の社会情勢として、外国人労働者に対する対応を迫られてきております。呉市の中小企業も、企業が経済活動をするに当たり、少子高齢化により人手不足、就業外国人依存となっており、市内にも就業外国人が多くなってきております。国の移民政策の政策転換により、今後ますます増加してくる傾向にあります。その方々も家族で来られているので、コミュニティーや文化への対応、また子供たちへの教育も問題視されております。 次に、病院事業会計においては、当年度の業務実績は入院患者、外来患者は4%ほど減少しております。損益を見てみますと3,000万円余の損失で、3年連続の赤字決算となっており、欠損金は2億6,500万円余となっております。 医業収支比率が低下した要因は、患者数の減少により、入院収入、外来収入が減少したためと監査報告されております。患者様の増加への営業努力が必要ではないかと思われ、私立病院との競争原理を、医師を初め、事務員に至るまで意識革命を行わなければならないと思います。病院関係者がせっぱ詰まっているのであれば、決算委員会でおっしゃったように、人間ドックが可能であれば営業に回るべきではないでしょうか。民間の医療法人などが3期連続赤字決算となれば、そろそろ身売りを考える時期になります。数字だけ見ますと、経営能力に欠けるということは、民間への譲渡という考え方も正当であります。 最後になりますが、呉市は旧海軍工廠、海上自衛隊などに伴う日本記憶遺産などの文化遺産を有する都市であり、今後は観光行政を強化していただきたいと思っております。そして、重工業都市、学園都市に加えて観光都市という中核市、呉市という確立をお願いいたしたいと思っております。 以上、豪雨災害復旧・復興と、これ以外の諸課題などを提案いたしました。災害復旧を優先しながら中核市としての行政機能を向上させ、『「絆」と「活力」を創造する都市・くれ』の確立に努力していただきたいと思っております。 これをもって同志会の予算提言といたします。御清聴ありがとうございました。 ○議長(森本茂樹) 以上で同志会の提案を終わります。 次に、公明党呉市議会議員団の提案を願います。 2番阪井議員。     〔2番阪井昌行議員登壇〕 ◆2番(阪井昌行議員) 皆さんおはようございます。 公明党呉市議会議員団を代表して、新年度予算に対する会派提案を申し上げます。 9月定例会は、平成30年7月豪雨災害の復旧・復興の進捗状況を審査し、災害に遭われた方々が一日も早くもとの生活に戻れるよう、決算も審議いたしました。 平成30年度一般会計は、単年度収支でいいますと、16億8,209万2,000円の黒字であるものの、これに財政調整基金への積立額5億2,481万7,000円を加え、豪雨災害復旧のために同基金取り崩し額28億1,182万8,000円を差し引いた実質単年度収支は、6億491万8,000円の赤字となっておりますが、災害時、時を待たずに勇気の決断をして財政調整基金を取り崩し、復旧に当てられ、市民に寄り添う姿勢を示した大英断を高く評価いたします。 今、国内では地球温暖化の影響も相まって、自然災害が頻発し、激甚化しております。昨年は、本市におきましても大変な災害に見舞われました。1年が過ぎましても、災害に遭われた方々はいまだに大変な苦労を強いられております。引き続き被災者に寄り添い、耳を傾けながら、災害への復旧・復興を最優先課題として力強く推進していただきますことを提案しておきます。 いずれ起こるであろう南海トラフ大地震を踏まえて、防災・減災対策を政治の主流に押し上げて、市民の生命と財産を守るまちづくりをともに推進してまいりたいと改めて決意をしております。 15万人以上の都市で高齢化率全国1位を誇っていた呉市が下関市、函館市に抜かれ、第3位となりましたが、高齢者の多い都市であることには変わりはありません。日本が抱える最大の課題は、人口減少が進む中、高齢化も同時に進んでいることにあり、これは世界でも例がないと言われ、日本が直面する大きな構造変化にどう対応するのか、世界が注目をしております。本市も人口が減少し、高齢化の進む中ではありますが、子供を産み育てやすいまち、教育を受けやすいまち、就職するところがあり、そして安心して年をとっていけるまちとして、全世代型社会保障の充実はもちろんのこと、あらゆる世代の方が安心して暮らせるまちとして、本市独自のブランドデザインを可視化してお示しいただきますよう提案いたします。 呉市周辺地域総合開発に関しましては、地域の総合交通拠点と防災拠点となり、市民の憩いの場になろうとしております。検討委員会の方から出された提言にもある呉駅前デッキの推進は、全国的にも広がりつつあり、効果があると認識をしております。予定では、令和6年度に完成させる予定と伺いますが、ホームページ上だけでなく、市民に開示された形で、小さな声も聞きながら力強く進めていただきたいと提案いたします。 今年10月より消費税率10%がスタートをいたします。その引き上げと同時に、その影響緩和策として唯一公明党が主張し、実現した軽減税率もスタートします。また、税率引き上げ前後の景気経済の変動を押さえるため、需要の平準化対策がとられます。各自治体が大きく関係するのは、プレミアム付商品券と幼児教育・保育の無償化、介護保険料見直し、また低年金者への加算支給があります。そして、来年度から私立高校の授業料の実質無償化も実施されます。いずれの政策も対象者の方を置き去りにすることがないよう、丁寧な説明と周知されることを提案しておきます。 マイナンバーの目的は、行政の効率化、市民サービスの向上、公正な社会実現が基本的な目的です。それに加え、来年からマイナポイントの推進があります。それには、マイキーIDの登録が必要となります。登録推進の環境整備、やがてはマイナンバーカードに健康保険証の機能の追加等迫っておりますので、マイナンバーカードの着実な推進をお願いいたします。 自信を持って訪日客を呉市に呼び込むインバウンドについて提案をいたします。 政府は、今月、「日本の魅力、世界に発信」と新聞に大見出しで発信、新戦略クールジャパン、略してCJ、意味は格好いい日本と略すそうで、新戦略を発表いたしました。外国人の目線を重視して、訪日客の関心分野拡大に対応していく戦略の検討に入りました。例えば、世界と日本人の目線の違いを上げて、世界がよいと思う日本の魅力として、温水洗浄便座、弁当箱、部活、日本人がよいと思う日本固有の魅力として、落語、伝統工芸、この違いがあります。また、新聞では、世界がよいと思うところと日本人がよいと思うところが合致しているところを上げております。それは、和食、アニメ、歌舞伎、神社、仏閣が重なっております。これらをいろいろな方法でPRをして、訪日客を本市に呼び込むことを提案いたします。そして、本市にはすばらしい海があり、美しい港があります。50年、100年先を見据えて豪華客船の就航ができる港を構築して、訪日客を海からも来ていただくことを提案いたします。 子ども家庭総合支援拠点の今後の課題についてであります。 未来の本市を支えていただく子供たちを我々大人がしっかりと守っていかないといけません。児童虐待対応件数に応じた専門職の加配基準が定められていると答弁をいただきましたが、加配基準を大きく超える事案が発生している現状は、現在の組織では国の定めた基準に達していないということですので、緊急を要する案件ですので、人材確保と人材育成を強く要望しておきます。 防災行動計画、いわゆるタイムライン防災ですが、最近、JR等の交通機関においても台風が直撃することを想定し、列車の運休を事前に告知し、利用者の理解を得る効果を発揮したものと認識しております。本市の行政運営においても、市民の生命と財産を守る一定の基準を設ける避難行動計画の策定を検討していただくことを提案しておきます。 スウェーデンの16歳の少女、グレタ・トゥーンベリさんの心からの叫び、「あなたたちを絶対に許さない」という言葉が印象的に残ります。ケニアのことわざの「地球を大切にしなさい。それは親からもらったものではなく、子供たちから預かっているものだから」という言葉を思い出します。これは、呉市においても子供たちから預かっているものと考えるとわかりやすいかもしれません。国連で採択された2030年に向けての持続可能な開発目標、国際社会の共通目標であるSDGs、17のグローバル目標と169の具体的な目標から成っておりますが、本市においても、呉市版の、仮称ですが、「呉SDGs未来都市計画」を策定し、誰ひとりとして取り残さない社会の実現を目指すよう提案をさせていただきます。 以上、市民の皆様からいただいた声を含め、会派提案とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(森本茂樹) 以上で公明党呉市議会議員団の提案を終わります。 次に、市民フォーラムの提案を願います。 10番中原議員。     〔10番中原明夫議員登壇〕 ◆10番(中原明夫議員) それでは、来年度予算編成に当たって、市民フォーラムからの会派提案を行います。 西日本豪雨災害から1年が経過いたしました。災害発生直後から日夜復旧に従事される関係各位に心から敬意を表するものであります。 さて、先ほど少し御案内がありましたけれども、広島県内の災害復旧事業の進捗ですが、2019年5月末時点で約2,500カ所のうち980カ所で工事が着手されており、今年度中に全体の7割に当たる箇所について工事を発注する予定となっております。広島県が9月4日に公表した砂防ダムなどの緊急整備事業の進捗によりますと、呉市や三原市、坂町など10市5町で進める170カ所の事業のうち75%に当たる128カ所で当初計画の達成が困難となり、完成予定を1年先送りすることになっております。呉市においても、人手不足や工事増加による入札の不調、不落のほか、用地買収に向けた作業で時間を要しているようでございます。 災害復旧事業については、一日でも早い工事の完了を目指し、国や県、業界団体等と連携しながら、従来の契約形態にかかわらず、可能な限り早期復旧を目指し、作業車や資材の確保等に全力を挙げることを要望いたしておきます。 次に、中小企業支援についてですけれども、広島県中小企業家同友会が行った調査によりますと、会員企業の約1割が今回の豪雨災害復旧に国や県の公的支援を活用したという結果でございました。この結果は、何らかの被害があったと回答した企業の2割弱に当たるものでございまして、会員企業の中には役立ったという声がある一方で、資料や記録がなく申請できなかった、手続がややこしいので断念したという声もございました。また、事業継続計画を既にまとめた企業は4.5%と低水準であることも判明いたしました。 本年7月に中小企業強靱化法が施行されております。この法律の最大の特徴は、大規模災害などに対する災害対応力を高めるため、国が中小企業の事業継続計画を認定する制度を盛り込んだことで、認定されれば、防災・減災にかかわる税制上の優遇措置や金融支援等が受けられることに加え、企業価値の向上にもつながることが期待されております。引き続き、被災した中小企業の事業再生と新たな発展に向け、各種支援メニューの周知と有効活用への働きかけを継続すること、また、頻発する自然災害への対応力を高め、円滑な事業継続につなげる意味からも、本市においても事業継続計画の策定に対する意識向上と具体的な策定支援について精力的に取り組むことを要望いたします。 次に、臨時職員、嘱託職員の処遇改善についてですが、総務省の地方公務員の臨時・非常勤職員に関する実態調査によりますと、全国の非正規公務員は64万人で、このうち4分の1がフルタイム勤務の臨時職員、非正規公務員4人中3人は女性、継続雇用年数が一定数に達していることのみを捉えて一律に応募制限を設ける自治体が1割、臨時職員の任期の更新に当たり、雇用されていない期間を置く自治体は約半数、臨時職員の報酬水準は時給換算で845円という結果となっております。 2020年4月から執行されます改正地方公務員法及び地方自治法により、各自治体では臨時・非常勤職員の任用の厳格化に加え、新たな一般職非常勤職員制度、いわゆる会計年度任用職員制度を導入する必要がありまして、条例の整備や予算確保が求められております。地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の趣旨を踏まえ、任用制度の適正な運用に努めるとともに、臨時嘱託職員の格差解消と処遇改善に資する必要な予算措置を行うことを要望いたします。 最後になりますが、毎回申し上げております、呉市の発展のため、よい発想をつくっていくのは、市長を初め市の職員であります。職員がやる気を持って呉市の行政に当たることが市民のため一番重要だと思います。適材適所の人事を実施するなど、やりがいのある職場づくり、やりがいの出る勤務労働条件づくりにも意を用いていただきたいと思います。また、より一層、職員の資質向上などに向けたソフト面の充実に予算を惜しまないよう取り組んでいただきたいと思います。そして、若年層の職員が少ないことから、アンバランスな年齢構成になっておりますので、積極的な職員採用もお願いし、市民フォーラムからの要望といたします。御清聴ありがとうございました。 ○議長(森本茂樹) 以上で市民フォーラムの提案を終わります。 これをもって各会派代表による提案を終わります。 ただいま各会派から出されました提案につきましては、十分意を用いられますようお願いいたしておきます。      ────────────────────────────── △日程第4 議第106号外1件 ○議長(森本茂樹) 日程第4、議第106号令和元年度呉市一般会計補正予算、外1件を一括して議題といたします。 本2件の説明を求めます。     〔新原芳明市長登壇〕 ◎市長(新原芳明) ただいま上程されました議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 議第106号令和元年度呉市一般会計補正予算及び議第107号令和元年度呉市駐車場事業特別会計補正予算は、呉労働基準監督署からの是正勧告に基づき、市民センターなどの宿日直業務に対して過去2年間分の報酬の追加支給及び今後の支給に係る不足分に関する経費を補正するものでございます。 一般会計は、歳入歳出ともに1億8,708万9,000円を、駐車場事業特別会計は、歳入歳出ともに164万9,000円をそれぞれ追加するものでございます。何とぞ御審議の上、議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(森本茂樹) お諮りいたします。 本2件は、申し合わせにより質疑を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。 また、本2件については、議員全員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託することといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、本2件は予算特別委員会を設置し、これに付託することに決定されました。 委員会審査のためしばらく休憩をいたします。            午前11時17分     休   憩      ──────────────────────────────            午後2時00分     再   開 ○議長(森本茂樹) 会議を再開いたします。      ────────────────────────────── ○議長(森本茂樹) 諸般の報告をさせます。 議事課長。     〔小松史洋議事課長朗読〕                                呉市議会報告第15号              諸  般  の  報  告1 予算特別委員会において次のとおり正副委員長が互選された。                      委 員 長  上 村 臣 男 議員                      副委員長  渡 辺 一 照 議員2 受理した委員会の審査報告書は次のとおりである。   予算特別委員会報告書                    1通      ────────────────────────────── ○議長(森本茂樹) ただいま御報告申し上げましたとおり、予算特別委員長から審査報告書が提出されました。 お諮りいたします。 議第106号令和元年度呉市一般会計補正予算、外1件をこの際日程に追加し、審議することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。      ────────────────────────────── △追加日程 議第106号外1件 ○議長(森本茂樹) 議第106号令和元年度呉市一般会計補正予算、外1件を一括して議題といたします。 審査報告書を朗読させます。 議事課長。     〔小松史洋議事課長朗読〕 呉市議会議長  森 本 茂 樹 様                          予算特別委員長 上 村 臣 男                審 査 報 告 書 議第106号 令和元年度呉市一般会計補正予算 議第107号 令和元年度呉市駐車場事業特別会計補正予算 本2件については、慎重審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決定した。 よって、報告する。 ○議長(森本茂樹) 本2件に対する発言の通告はありません。 本2件を採決いたします。 本2件に対する委員長の報告は可決であります。 本2件は委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、本2件は可決されました。      ────────────────────────────── ○議長(森本茂樹) 以上をもちまして、今期定例会の会議に付議された事件は全て議了いたしました。 お諮りいたします。 会期は9月27日までとなっておりますが、本日をもって閉会したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本茂樹) 御異議なしと認めます。よって、本日をもって閉会することに決定されました。      ────────────────────────────── ○議長(森本茂樹) 閉会に当たり市長の挨拶があります。     〔新原芳明市長登壇〕 ◎市長(新原芳明) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様におかれましては、平成30年度の各会計の決算認定案など重要案件につきまして御審議を賜り、議決をいただき、ありがとうございました。 審議の過程において承りました御意見、御提案につきましては、今後の市の行政運営、あるいは予算編成に当たり、参考にさせていただく所存でございます。 議員の皆様におかれましては、引き続き本市の復興・発展のため、御尽力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。      ────────────────────────────── ○議長(森本茂樹) 以上で定例会を閉会いたします。            午後2時03分     閉   会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。       呉市議会議長  森 本  茂 樹       呉市議会議員  北 川  一 清       呉市議会議員  中 田  光 政...