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令和 2年度予算特別委員会-03月11日-04号

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  1. 広島市議会 2020-03-11
    令和 2年度予算特別委員会-03月11日-04号


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    最終取得日: 2021-07-20
    令和 2年度予算特別委員会-03月11日-04号令和 2年度予算特別委員会 ┌───────┬───────────────────────────────┐ │会議日時   │令和2年3月11日(水)                    │ │       │自10時00分  至12時06分                   │ │       │自13時12分  至15時08分                   │ │       │自15時23分  至16時44分                   │ ├───────┼───────────────────────────────┤ │会議場所   │議事堂4階 全員協議会室                   │ ├───────┼───────────────────────────────┤ │出席委員   │渡辺委員長                          │ │       │藤井・伊藤・木戸・平野副委員長                │ │       │石 田  石 橋  今 田  碓 井  碓 氷  太 田   │ │       │大 野  岡 村  沖 宗  海 徳  金 子  川 口   │ │       │川 村  川 本  木 島  木 山  桑 田  児 玉   │ │       │佐々木  定 野  竹 田  田 中  谷 口  近 松   │ │       │豊 島  永 田  中 原  中 本  中 森  並 川   │ │       │西 田  八 軒  八 條  平 岡  藤 田  馬 庭   │ │       │水 野  三 宅  宮 崎  椋 木  母 谷  元 田   │ │       │森 畠  山 内  山 路  山 本  若 林        │
    ├───────┼───────────────────────────────┤ │欠席委員   │吉 瀬                            │ ├───────┼───────────────────────────────┤ │出席議員   │な し                            │ ├───────┼───────────────────────────────┤ │出席理事者  │松井市長,小池副市長,岡村副市長               │ │       │手島財政局長中村都市整備局長胡麻田都市整備局指導担当局長,│ │       │笹口都市整備局次長,萬ヶ原都市計画担当部長三宅復興工事事務所│ │       │長長光都市機能調整部長,石井都市再開発担当部長藤田西風新都│ │       │整備部長木村緑化推進部長湯崎全国都市緑化フェア推進担当部 │ │       │長池田スタジアム建設担当部長薬師地指導部長城戸営繕部長,│ │       │田邊設備担当部長藤井住宅部長,今富住宅管理・基町地区活性化担│ │       │当部長,加藤道路交通局長戸田道路交通局次長平松用地部長,小│ │       │松道路部長大村整備担当部長西原都市交通部長        │ │       │                          外関係課長│ ├───────┼───────────────────────────────┤ │議会事務局  │重元事務局長石田事務局次長小田議事課長吉川議事課課長補 │ │       │佐,沖原議事課主幹,村田議事課主査              │ │       │                          外関係職員│ ├───────┼───────────────────────────────┤ │主要議題   │付託議案について(建設関係)                 │ └───────┴───────────────────────────────┘                 予算特別委員会会議録                   (建設関係)                                開会 10時00分 ○渡辺 委員長        皆さん,おはようございます。  出席委員46名であります。  ただいまから予算特別委員会を開会いたします。  本日,3月11日で東日本大震災の発生から9年が経過いたしました。ここに震災により犠牲となられた方々に対し,哀悼の意を表するため,黙祷をささげたいと思います。  皆さん,御起立をお願いいたします。(一同起立)  黙祷。  黙祷を終わります。御着席をお願いいたします。(一同着席)  これより付託議案の審査に入ります。  本日は,付託議案のうち建設関係の議案を一括上程いたします。  質疑に入る前に,改めて申し上げます。質問者側には会派ごとに答弁時間を含んだ持ち時間を定めておりますので,理事者の答弁は明瞭かつ的確にお願いいたします。  それでは,これより質疑に入ります。  発言通告者に順次発言を許します。 ◆桑田 委員         おはようございます。換気ができて,非常に爽やかな中で朝一番で質問させていただきます。よろしくお願いいたします。質問するほど爽やかではないんですけれども,発通しております高速5号線,それからアストラムラインについて質問させていただきますのでよろしくお願いいたします。  まず,高速5号線,12月議会で計画変更が可決されまして,来年度当初予算には計画変更に基づくトンネル工事の増額,それから,新たな高速5号線と高速2号線の連結が予算計上されております。  やや蒸し返すような質問をさせていただきますけれども,まず,この5号線の費用対効果,BバイCについて質問させていただきます。  12月27日の中国新聞に,県議会建設委員会が12月12日に行われておりますけれども,ここのやりとりが掲載をされておりました。2016年12月,広島市と公社がはじいた高速5号線の費用対効果1.01について,県議会の建設委員会で予定価格200億円にトンネルの増額分87億2000万円を加味したら,費用便益は1.0を下回った可能性が非常に高いというふうに当局が答えているわけですけれども,この費用便益について,広島市でも質問はございましたけれども,費用便益に対する広島市の答弁は,11月21日の建設委員会で,高速5号線の便益は連結を外しても,最新のデータを反映させれば1.08となり,以前よりよくなるんだというふうにこれまで答えてこられました。最新のデータではなくて,当時の費用対効果がどうであったのかがやはり問われているんだというふうに思うんですけれども,JVが当初示しました300億円の事業費または増額となる87億2000万円を加味した場合,便益はどうなるのか,広島市の御答弁をお願いいたします。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  費用対効果について,仮に委員がおっしゃいますトンネル事業費の増額を加えるとした場合につきまして,前回の費用対効果について加えるといたしました場合,前回はじいた,その時点での諸条件を再設定した上で計算を行う必要がございます。このため,結論は見通せませんが,その時点で事業計画の見直しを検討し,対応方針を定めていくことになったのではないかと考えております。 ◆桑田 委員         県の答弁は1.0を下回る可能性が非常に高いということを,委員会というか公式の場できちんと述べているわけですよね。同じように出資をしている広島市が見通せないという,そういった答弁になるのかなと思うんですけれども,費用が1274億円,便益が1292億円ということで,単純にこれに87億が乗るわけではありませんけれども,計算をしてないというのもいかがなものかと思いますが,素人ではないので,こういった状況の中で1.0を下回るのではないかというふうに質問したときに,ただ見通せませんという答えではないと思うんですね。見通しをもう一度お答えいただけたらと思います。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  繰り返しになりますけども,前回の再評価の時点にトンネル事業費の増額を加えたとした場合は,その時点で再計算するということになります。その上で事業計画の見直しを検討し対応方針を定めていくことになったのではないかというふうに考えております。 ◆桑田 委員         仮に1.0を下回った場合はどういうふうになりますか。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  繰り返しになりますけども,事業計画の見直しを検討し,対応方針を定めていくことになったのではないか,というふうに考えております。 ◆桑田 委員         対応方針をどのように定めるんですか。1.0を下回った場合,事業はできるんですか,できないんですか。1.0を下回って事業したことがあるのかどうか,併せてお答えください。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  先ほど申し上げたとおり,数値等をまずはじいた上で事業計画を見直し,そして,費用と便益がどうであるかというところを再検討し,それに応じた対応方針を定めていくことになったのではないかというふうに考えております。 ◆桑田 委員         1.0を下回った場合,再評価の場合でも1.0を下回ってこれまで事業してきたことがあるのか,1.0を下回っても事業ができるのかお答えください。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  これまでどうだったかというところについては,今,現時点で資料を持ち合わせてないので分かりませんけども,再評価のマニュアル,基準といたしましては,費用対効果,費用便益比が1を下回ったから即中止というわけではなくて,その他様々な事業を取り巻く社会的な情勢でありますとか,事業の進捗状況を踏まえて,総合的に判断するというふうに基準ではなっております。 ◆桑田 委員         過去のデータがないという答えはよくないです。これは事前にやりとりもしてますし,過去にどうだったかということも聞いているんだから,そこは調べておいて答弁をいただきたかったなというふうに思います。1.0を下回ったら基本的には事業はできないんだなと。再評価であっても新規でなくても事業はできないんだなと,1.0という費用対効果という数字はやはり重たいんだなというふうに思います。  次の質問をさせていただきます。もう1点,2月8日中国新聞が,JVが提出した契約直前の3回目の見積書を県に情報公開請求をし,それが開示をされています。新聞には,見積り条件の写真が出されておりました。これが新聞に掲載された見積り条件のコピーです。(桑田委員,ディスプレーに資料を表示する)黒塗りされた6項目を外す内容がここには書かれております。この内容は第三者委員会の報告書の19ページにも記載をされているんですけれども,コピーですけれども改めてこうして見積り条件という現物を見ると,書いてあるなというふうに思うわけです。ここでは見積り条件として6項目を外す,費用を含んでおりませんというふうに書いてあります。  この見積書は平成28年4月22日に出されているわけですけれども,この後,5月31日に契約書が交わされています。見積り条件,これは契約書に反映をされているのではないですか,お答えください。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  4月22日にJVから提出された設計数量及び見積書につきましては,公社が予定価格決定の参考とするために提出を求めたものでございます。第三者委員会の報告書では,本件請負契約書には6項目の工事費用を除外する旨の記載はされていないとの記述がございますので,見積り条件は契約書には反映されておりません。 ◆桑田 委員         見積書は予定価格を算出するときに参考にするんではないんですか。見積書は契約に反映されるんではないですか,お答えください。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  見積書は,先ほど申し上げたとおり,公社が入札の前に予定価格を決定する際の参考としてJVから提出を求めたものでございまして,その見積書を参考に予定価格を定め,入札にかけたというところでございます。 ◆桑田 委員         厚さが分かりますかどうか分かりませんが,これが見積書ですよね。3回目に出された見積書,4月22日に出された見積書です。これ,全部で587ページあります。この日に出された見積書はなぜか,これぐらいの束が三つあります。3回目に出された,これは3回目のものですが,これぐらいのものが三つあります。ここの中の4ページに,先ほどの見積り条件,これは広島市に情報開示したものですので,こちらは全て黒塗りですけれども,先ほどお見せしたほうは,県に中国新聞が情報開示したもので,こちらはここの部分が黒塗りではないんですけれども,この見積書の中にこの見積り条件,4ページ目に入っているんですが,この見積書は契約書に反映させて,この中の見積り条件だけは反映はされてないというふうに今の御答弁ではなりますが,それでよろしいんですか。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  JVが提出しました設計数量及び見積書を基に予定価格を決定したということでございます。その予定価格を決定する際の参考資料として,この見積書をお持ちいただくということでございます。 ◆桑田 委員         さっきと同じ答えだけど,それだったら。見積書の中に見積り条件は入ってるんですよ。しかも587ページの中の始めのほうの4ページ目に入っているんです。重要なものではないんですか,向こうから出せば。これはどうしても見てくださいねというものではないんですか,これが入っておりますよと。この中の数字というのは契約書にほとんど反映されてますよね。全部黒塗りですけれども,何一つ読めるものはありませんけれども,私たちは見ることはできませんが,この数字は契約書に反映されているというふうにやりとりの中では説明されていますよね。なぜ,これだけが反映されないのか,ここには6項目は200億の中には入っていませんよということが条件として入っているんですよ。書かれていますよね。それでは,もう200億の見積額を出したときには,これは入っていないということは明確なのではないかと思うんですが,この資料を見た限りでは。いかがですか。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  公社はJVから提出された見積書を基に予定価格を決定し,その中で200億で全ての費用が含まれるものとして予定価格を算定したということでございまして,200億で全ての項目が含まれるという内容の契約書で契約を交わしたというところでございます。 ◆桑田 委員         さっきから何を聞いても,もうその答弁しかしないという態度なんですけれども,見積書を契約に反映させるっておっしゃって,契約書の中に見積り条件があるんだから,当然反映をされてるんだったら,この条件はもう分かった上で金額をはじいてらっしゃるんじゃないですかと先ほどから聞いてるんですけれども。この後,これを基に予定価格を出されて,契約を28年5月31日にされるんですけれども,その日,JVから公社に契約変更に関する質問書というものが出されていて,同日に広島市はそれに回答されておられますよね。JVが提出した設計数量及び見積書の見積り条件に記載されている項目及び契約以降明らかになった事象については,変更契約の対象として扱われるものと考えておりますがよろしいでしょうかというふうに,JV側から出されております。この見積書をきちんと見ていただいておりますよねというふうに質問を出されております。その日の回答に,当初,契約以降明らかになった事象については,変更契約の対象として扱い,その際には設計数量及び見積書も考慮の上,対応をするというふうに回答されておられます。これは対応しておられるんですよね,ですから。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  第三者委員会の報告書によりますと,それについての記載がございますけども,公社の回答書についてはJVの,先ほど委員おっしゃられました本件の項目の工事費用が契約変更の対象となるかということに関しましては,直接には触れておらず,この質問書と回答書をもって契約変更による増額の合意があったと解することはできないというふうに,第三者委員会の報告書では書かれているところでございます。 ◆桑田 委員         同じやりとりで,もう同じ答弁ですけれども,これが反映されてないということはなかなか言い切れないと思いますし,これをもってして,当時,公社が200億で工事が全てできるというふうに思っていたというふうに答弁されるほうがおかしいのではないかなというふうに思います。  時間もありませんので,次の質問に移らせていただきますけれども,令和2年度の予算,12月の計画変更で全体事業費が4000億円が4310億円に増額をされると。高速2号線と高速5号線の連結で167億円,トンネルの増額87億2000万円を含む人件費10億円,資材の高騰10億円,その他もろもろで143億円,合わせて310億円の増額というふうに説明をされているわけですけれども,来年度の当初予算で公社の予算は106億円,広島市の負担が25%で26億5000万円とのことですけれども,この106億は全て利用料金で回収できると。広島市の負担はないのだというふうに御説明をこれまでされてこられました。予算書には市債発行が32億で一般会計2億余りが出ておりますけれども,広島市の負担は本当にないのか,この回収はいつ頃になるのかお答えください。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  公社の来年度の事業予算106億のうち,広島市が出資金・貸付金として支出するのはそのうち25%に当たります26億5000万円ということになります。これについて,貸付金につきましては全て市債で賄われております。出資金につきましては,90%が起債を発行しておりまして,10%が一般財源というふうになっております。  これの回収についてでございますけども,まず貸付金につきましては,貸付後5年間据置き,その後15年間で公社から全額返済されるものでございまして,出資金につきましても,公社が借入金を全て返済した後に,料金収入により全額返還されることになっております。 ◆桑田 委員         それはいつになりますか。高速5号線の完成は令和6年度ですけれども,今後の事業費と市の負担を合わせてお答えください。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  公社の今回の整備計画変更に当たりまして,償還計画を策定しております。その中では,全ての建設費の償還が終わるのは,令和33年というところになっております。  今後の負担ということでございますけども,高速5号線の見直した有料道路事業費1259億円のうち,来年度以降の事業費は341億5200万ということになっております。このうちの本市の負担額は来年度から高速5号線が完成する令和6年度までで,出資・貸付金合わせて85億3800万円となります。 ◆桑田 委員         市の負担が全くないということではありませんし,回収といいましても30年後の話ですよね。10年先も見通せない中,どういったことになるのかなというふうに思いますけれども,やはりもっと早い段階でこの事業そのものを,一旦凍結されたものですから,この事業は,それを再開をしているわけですけれども,1.0を下回るという事実がきちっと公になって,事業の見直しを立ち止まることができたらよかったのではないかなというふうに思います。  では,残りのアストラムラインの質問をさせていただきます。12月議会でアストラムラインについて一般質問をさせていただきました。利用予測の新たな調査は年度内に行うというふうに御答弁をいただきました。12月の議会で年度内ということでしたので,時間がないなというふうに思っていたのですけれども,それが2月の補正では来年度への繰越しということで出されてきました。ですから,年度内の調査,新たな利用予測の調査はできないということになるわけですけれども,この調査,今までは平成27年6月に出されたものを,ずっと基に議論をしてきたわけですけれども,新しい調査の報告というものをずっと待っていたわけですけれども,結局,これが今年度中にはできないということで,これが今後,どのように調査が出されてくるのか,いつ頃出されるのか,調査が遅れたことが全体事業への影響はどのようになるのか,お答えください。 ◎小倉 新交通担当課長    アストラムライン延伸による需要予測につきましては,本年2月にコンサルタントと契約をいたしまして,現在,予測モデルの構築などの検討に着手をしております。この業務委託につきましては,他の公共交通機関からアストラムラインへの転換者数など,より詳細な内訳をお示しできるよう,仕様を追加したことなどにより,発注に遅れが生じまして,これに伴って令和元年度内の完了は困難となったため,やむを得ず令和2年度に繰り越すこととしたものです。  この需要予測等の結果につきましては,来年度の秋頃を目途に委託の成果を取りまとめまして,関係者との必要な協議を経た後,議会に報告するよう考えております。  アストラムライン延伸に向けましては,この需要予測のほか,環境影響評価や都市計画案の作成など各種の手続を並行して進めることとしておりますので,この需要予測の遅れが全体スケジュールに影響することはございません。 ◆桑田 委員         環境影響評価は年間通して行われるものなので,その範囲内だったら事業への影響はないという御答弁だと思いますが,秋頃に委託の成果が出て,我々議会のほうへはいつ頃御報告いただけますか。 ◎小倉 新交通担当課長    秋頃取りまとめをした以降に,関係者等々との必要な協議を経た後,適切な時期に議会に報告したいというふうに考えております。 ◆桑田 委員         それでは,適切な時期にぜひ早めに議会へ御報告ください。  このアストラムラインについて,昨年8月,五月が丘の方々から120人の署名を得て意見書が出されております。このことは一般質問のときに知らなかったので,一般質問の中に反映することができなくてとても残念だったんですけれども,説明会を開いた中では,地域の方々は割と受入れのウエルカムな感じを受けましたので,そういったふうに思っていたんですけれども,住民の方から連絡がありまして120人の署名を添えて意見書を出していると。きちんとそれを見ておいてほしいということだったんですけれども,その中に何を心配しているかというかと,立ち退けるものはいいんだと。我々はずっとそこにいなければいけない。既存の住宅の中に橋桁を建てて,そこへ軌道系を押し込めると,そんなに広い道ではないんだと,非常にそういったところに心配をされておられるわけですけれども,今まで既存の住宅街に後から橋脚を建て,割と軽いものにする,今までの構造とは違うという説明をこれまでも受けてきましたけれども,そういったものを通したことがこれまでにもあるのか,工事について非常に地域の方々は不安を持っておられますので,そういった安全面への配慮はどのようになっているのか,お答えください。 ◎小倉 新交通担当課長    既成の住宅地への整備事例といたしましては,神奈川県の湘南モノレール,それから神戸市の六甲ライナー,大阪府の大阪モノレールなど数多くの事例がございます。工事の施工方法など安全性に係る生活環境への影響につきましては,現在,環境影響評価の現地調査を進めているところでありまして,今後,工事による影響の予測結果,これに対する環境基準への適合や,影響を最小限に抑えることにより,対処していくこととしております。  いずれにしましても,地元の皆様の御不安が解消できるよう,設計や施工方法を工夫するとともに,今後とも節目節目で丁寧に説明をしながら進めてまいりたいというふうに考えております。 ◆桑田 委員         広島市でこういった事業をしたことはございますか。 ◎小倉 新交通担当課長    私の記憶する限りでは,高架を市街地に乗り入れるといったのは,ちょっと記憶にはございません。 ◆桑田 委員         あなたの記憶ではなくてきちんと調べといていただきたかったと思いますけれども,したことのないことをするわけですから,そういったことに対する不安というものはございます。この事業については,一貫してずっと反対をしてきておりますので,これからも新しい需要予測を見させていただいて,ずっと質問を続けていきたいなというふうに思いますので,どうぞよろしくお願いいたします。 ◆碓氷 委員         おはようございます。まずこのたびの新型コロナウイルス感染症について,予断を許さない大変難しい状況の中,対応を進めていただいておりますことに心から感謝を申し上げます。一刻も早く感染の拡大が終息するとともに,理事者の皆様にはまだまだ大変な状況が続くとは思いますが,引き続き市民の健康と安全を守るため,迅速で適切な対応に力を入れていただきますようによろしくお願い申し上げます。  それでは初めに,生産緑地制度の導入に向けた取組についてお伺いいたします。令和2年度の予算として,生産緑地地区の管理など95万8000円が計上されております。かねてより議会の中で本市における都市農業の意義と重要性を強調し,その振興のための取組の拡充を求めてまいりました。本市は,これまで独自の農業振興施策を展開するなど,営農環境の整備や人材育成などに力を入れてこられた一方,急速に進む宅地化や少子高齢化による農地の減少,後継者不足などが大きな課題となっており,このまま営農を続けることができるのか,といった不安な声が私の下にも寄せられておりました。  平成28年,国は市街化区域内の農地を宅地化すべきものからあるべきものへと大きく考え方を転換し,それ以降,農水省に加え国交省も生産緑地制度の導入,啓発に力を入れるようになりました。本市においてもこうした状況を踏まえ,都市農業の振興に有効な方法の一つとして,生産緑地制度を活用するべきだと訴えてまいりましたところ,昨年9月の一般質問において,市長より,本市の生産緑地制度の導入に向けた方向性が示されました。私も大変うれしく思っておりますとともに,その後,多くの関係者から市の方針決定に対する評価や喜びの声が届いております。  そうした中,去る1月15日,JA広島市本店において,本市の生産緑地制度導入に向けた生産緑地制度に関する説明会が行われました。まず,その説明会はどのような内容だったのかお伺いいたします。 ◎黒瀬 都市計画課長     本市では,これまでJAなどの関係機関と協議を進めて取りまとめた生産緑地制度の導入案に対しまして,農家の方の意見及び制度利用に関する意向を調査するため,1月15日に市街化区域内の農地所有者を対象とした説明会を実施いたしました。この説明会には農家の方77名の参加がございまして,生産緑地法で規定されている面積を500平方メートル以上とする要件や,指定されますと,30年間建築等が制限され農地としての管理義務が生じることなどのほか,本市がこの制度を導入する際に重視すべき点といたしまして,1点目は都市農業の振興に資する農地であること,2点目は都市と農の共生に資する農地であること,3点目は営農が長期継続される農地であることといった3点の要件を説明した上で,農家の方の意見を聴取し,同日,説明会後にアンケートによる制度利用に関する意向を調査したところでございます。 ◆碓氷 委員         私も参加させていただきましたが,参加者からは生産緑地地区の面積要件などの緩和を求める内容や,できるだけ早く制度を導入してほしいといった意見などが出ておりました。活発なやりとりの中で,多くの人たちの生産緑地制度への関心の高さを感じることができました。  説明会の際には,参加者にアンケートを取られておりましたけども,その結果はどうだったのか,また,それに対する市の受け止めについてお伺いいたします。 ◎黒瀬 都市計画課長     説明会の際に行ったアンケートでは,64名の方から回答があり,主な意見といたしましては説明した市の案について,制度を利用したいと考えているかという設問に対し,7割を超える方が興味がある,利用したいと回答され,5割を超える方から,生産緑地地区の指定に伴い固定資産税額等が減ずることによって,農業を継続する期待が持てるという回答が得られました。そのほか,今後の農地の活用としては販売用の農作物を生産したいと考える方や農地を貸したいと言われる方が多く,一方,不安な点といたしましては,後継者をいかに確保するかということや営農を長期にわたって継続することができるかといったことが上げられておりました。本市といたしましては,これらの説明会での意見やアンケートの結果から,制度に対して期待を寄せる声が多く,本市が取りまとめた制度案について受け入れられているものと考えております。 ◆碓氷 委員         制度に対する関心が高く,広島市からの案に対しても一定の評価が得られているということについて,私も大変うれしく思っております。  しかし,説明会に参加した人の中からは,これまで勉強してきた人には分かりやすかったかもしれないけれども,初めて聞いた人には少し難しかったのではないかとの声もありました。状況によって,今後,さらなる説明会などの機会も必要ではないかと考えますが,いかがでしょうか。 ◎黒瀬 都市計画課長     今後,生産緑地の制度を御紹介する機会といたしましては,本市の広報紙やホームページなどを通じて,制度の内容などをお知らせするとともに,より理解を深めていただけるよう,手引となるパンフレットやQ&Aを配布するなど,様々な手段を講じていきたいと考えております。  また,JAとも連携しながら,個別相談や必要に応じて説明会等の機会を設け,農家の方々に十分御理解いただけるよう努めていきたいと考えております。 ◆碓氷 委員         今後進めていく中で,制度の利用を考える営農者の皆さんもこれから増えてくると思いますけれども,具体的な相談窓口というのは今後どうなるんでしょうか。 ◎黒瀬 都市計画課長     生産緑地地区に関する都市計画の手続などにつきましては,都市計画課のほうで相談を受け,丁寧に対応をしていきたいと考えております。
     また,生産緑地制度は都市農業の振興や営農継続が前提となりますので,個々の農家に対する営農指導等も含めた総合的な支援が必要となることから,各区の農林課に加えまして,農家の方にとってより身近なJAにも相談窓口になっていただくよう考えておりまして,現在,本市とJAが協力した支援体制を整えているところでございます。 ◆碓氷 委員         それでは,今後の生産緑地地区を指定するまでのスケジュールについて,どのように考えておられるかお伺いします。 ◎黒瀬 都市計画課長     現在,本市では制度導入に必要な要綱の策定や必要書類の準備等の最終的な事務手続を進めているところでございます。  来年度からは,農家の方からの相談に対応できる体制を整え,生産緑地地区を早期に指定できるよう努めていきたいと考えております。 ◆碓氷 委員         今後の早期導入に向けた取組に期待をしておりますので,どうかよろしくお願いいたします。  それでは最後に,生産緑地の要件とした農と共生したまちづくりについて,広島市の考えを改めてお伺いします。 ◎黒瀬 都市計画課長     本市では,平成25年に策定した都市づくりの基本方針である広島市都市計画マスタープランにおきまして,市街化区域内の農地を市民への生鮮野菜の供給の場や市民が自然に触れることのできる憩いの場となるほか,防災機能等の重要な役割を担っていることから,その保全を視野に入れ,農と共生したゆとりある良好な住宅地の形成を図ると位置付けております。こうした市街化区域内農地に対する基本的な考えの下,生産緑地制度の運用に当たりましては,都市農業振興を基礎とした上で,生産緑地となった農地が緑地や防災上の機能のほか,周辺住民の農業に触れ合い体験を提供する場となるなど,多面的な機能を発揮することで市街地と農地,あるいは都市と農業が共生したまちづくりを推進していきたいと考えております。 ◆碓氷 委員         本市における生産緑地制度の導入に向けて,今後の取組は大変重要になってくると考えております。早期の生産緑地地区の指定実現に向けて,営農者に寄り添った,さらに丁寧で適切な取組を,引き続き進めていただきますようお願いをし,この質問を終わりたいと思います。  次に,第37回全国都市緑化ひろしまフェアの開催についてお伺いいたします。本年3月19日から11月23日までの日程で,被爆75周年記念事業として開催される第37回全国都市緑化ひろしまフェアについて,新年度2億6510万円が計上されております。全国都市緑化フェアは,毎年,持ち回りで行われるのではなく,希望する幾つかの自治体が手を挙げる中,最終的に広島市の開催が決まったとお伺いいたしました。  今回開催されるひろしまフェアの目的とひろしまフェアならではの特徴がありましたら,お伺いいたします。 ◎濱根 全国都市緑化フェア推進担当課長  全国都市緑化フェアは,都市緑化の意識高揚,都市緑化に関する知識の普及等を図ることにより,国,地方公共団体及び民間の協力による都市緑化を全国的に推進し,もって緑豊かな潤いのある都市づくりに寄与することを目的としております。  今回の全国都市緑化ひろしまフェアについては,東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催され,世界中から広島へ多くの人々が訪れる2020年に,広島ならではの花や緑等の地域資源を活用して,県内全域で回遊と交流を生み出し,花や緑の大切さと平和の尊さを世界中の人々と分かち合い,より一層の豊かな地域づくりと世界恒久平和の実現につなげていくことを目指し,県内一円で開催します。  このひろしまフェアでございますが,全国で初めて県内全ての自治体が主催者となって開催するもので,広島県の多彩な花や緑の地域資源,個性的で豊かな伝統文化といった魅力ある地域資源等を住民や企業等と一緒になって最大限に活用しまして,県内一円で来訪者への一層のおもてなしをすることが最大の特徴でございます。 ◆碓氷 委員         今回のひろしまフェアは,東京オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて行われ,全国で初めて県内全ての自治体が主催者となって開催される全国都市緑化フェアとのことですけども,過日,新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため,開催内容が見直され,飲食の提供や物販なども中止が決定しております。そのため,来場者が減り,売上げも減ることになると思いますけれども,収入面の減少による市の負担への影響などはないのでしょうか。 ◎光武 全国都市緑化フェア整備担当課長  実行委員会におきましては,ひろしまフェアを3月19日から開催するに当たりまして,新型コロナウイルス感染症の感染拡大を抑制するため,当面,4月19日までの間,飲食の提供や物販を含めた行催事等につきまして見直しを実施することにしております。  また,開催直前の3月から集中的に展開する予定でありましたテレビCMやラジオCM,新聞等への広告掲載,大型ビジョンによるPR動画の放映など,知名度を一気に高めるためのPR活動につきましても,当面,延期いたします。  こうした中止や延期等の見直しに当たりまして,実行委員会は既定の予算内で対応できるものと考えております。 ◆碓氷 委員         こういう状況の中でも既定の予算内で何とかなりそうだということで,多少安心をしております。  本来はできるだけ多くの人に来場していただきたいところでありますけども,一方で,今は人を集めることができない状況にもあります。令和2年度に行う広島の一大イベントの一つである,このひろしまフェアですけども,今後どのような対応を進めていかれるか,非常に難しい対応も考えられますけども,今後についてお伺いいたします。 ◎濱根 全国都市緑化フェア推進担当課長  新型コロナウイルスの感染症に関するイベント等の開催の対応については,2月25日に発表した国の新型コロナウイルス感染症対策の基本方針,2月26日に発表した県の新型コロナウイルスに係る県主催のイベント中止等の考え方及び本市の広島市主催のイベント等の開催に関する基本方針がありまして,これを踏まえて,ひろしまフェアにおいては,当面4月19日までの間,行催事等の見直しを行いました。  この取扱いについては,今後の県内の感染の広がりを注視しつつ,専門家の意見や国,県,本市の方針等の見直しの状況を踏まえまして,主催者である本市,県及び県内22市町,公益財団法人都市緑化機構が連携し,来場者の方はもとより,関係者の方の安全・安心,健康を守ることを第一に考えまして,必要な見直しを適宜行ってまいります。 ◆碓氷 委員         これまで多くの準備を進めてこられたひろしまフェアではありますけども,新型コロナウイルス感染症による予断を許さない状況にあり,今後も難しい対応が必要になると思います。来場者の対応など,適切に行っていただいた上で,大成功のひろしまフェアになるよう祈っておりますので,いろいろ大変だとは思いますが,どうか頑張ってください。 ◆岡村 委員          皆様,おはようございます。市民連合の岡村でございます。この委員会の冒頭の黙祷で,改めて9年前の東日本大震災を振り返るとともに,広島市がこれからも防災・減災に努めていかなければいけないと決意を新たにしたところでございます。  本日は建設関係ということもございまして,3点ほど質問させていただきたいと思います。  まず,猿猴川の河岸緑地整備についてです。河岸緑地は水と緑と文化のまち広島市の景観形成の一翼を担っており,安全で快適な散歩や憩いの場として市民の皆様から親しまれております。4年前にJR広島駅の南側にある公園の東部河岸緑地が再整備されて,京橋川のライトアップなどで夜の水辺の魅力づくりを演出し,風光明媚な景色として新たな観光スポットになりました。  この河岸緑地整備をもっと加速させて,この自慢できる美しい水と緑を全国で認められる風景にしていきたいと思い,これから取り組まれようとされておる猿猴川の河岸緑地整備について,何点かお聞きさせていただきます。  まず,河岸緑地整備はどのような手順で整備を行うのでしょうか。よろしくお願いいたします。 ◎佐々木 公園整備課長    河岸緑地の整備は,河川管理者である県による高潮堤防整備が終わったところから,本市において盛土などの基盤整備を行った後,植樹や舗装,ベンチ,照明などの施設整備を行います。 ◆岡村 委員         猿猴川右岸,東雲側でございますけども,東大橋から仁保橋までの間について,延長は何キロメートルございますでしょうか。また,このうち県の高潮護岸整備が完了している区間,これはどのぐらいありますでしょうか。 ◎佐々木 公園整備課長    猿猴川右岸の東大橋から仁保橋までの延長は約2キロメートルあり,このうち県による高潮堤防整備が完了している区間は約1.4キロメートルです。 ◆岡村 委員         来年度予算に,猿猴川右岸の測量,そして,実施設計として1800万円が計上されておりますが,その内容はどのようなものでしょうか,お答えください。 ◎佐々木 公園整備課長    猿猴川右岸の東大橋から仁保橋までの区間において,県による高潮堤防整備が完了している約1.4キロメートルのうち,利用者の安全性や利便性を考慮して,堤防に隣接する市道南3区129号線の歩道や地域の生活道路への接続が可能であり,整備効果が期待できる約600メートルの区間を,先行して地形測量と基盤整備及び施設整備の実施設計を行うものでございます。 ◆岡村 委員         先ほどの御答弁で,利用者の安全性や利便性に配慮されているということを聞き,本当に安心いたしました。  また,答弁でも御説明いただきましたが,猿猴川右岸には既に高潮堤防も整備されており,朝夕は市民の皆様がジョギングや散歩などを楽しまれている風景をよく目にいたします。この場が市民の皆様にとって,心と健康づくりができる快適な憩いの空間になり,また,御近所にお住まいの皆様がこの緑地に安全にアクセスできるよう,これから整備のほどをお願いいたします。  これまで,猿猴川右岸についてお尋ねしてまいりましたが,ここからはちょっと左岸のほうについて,僣越ながらお話しさせていただきたいというふうに思います。  東大橋より下流について,堤防に並行している道路は交通量の多い大州通りの迂回路となっていることに加えて,幅員が狭く,歩道も未整備であり,右岸と同様に歩行者にとって危険な道路になっております。河岸緑地は散策,休憩の場及び災害時の避難路などの役割のほか,安全で快適な歩行者空間を確保するという重要な役割を担っており,着実に整備を進めていく必要があると思っております。  しかしながら,県による高潮堤防整備がまだ完了してないため,河岸緑地の整備に着手できないと承知しており,私は市とともに,県に対して早く整備していただくよう,これから要望していきたいというふうに思っております。  左岸について,県によって高潮堤防整備が完了した暁には,速やかにこの整備に着手していただくよう要望して,この質問を終わらさせていただきます。  次に,広島港の港湾整備についてです。港湾管理者である広島県が,平成31年3月に広島港港湾計画を改定したことを踏まえて,広島港の港湾整備について質問をいたします。  昨年,広島港は130周年の節目を迎え,これからも広島の海運,物流,貿易の拠点として,経済,産業や生活を支える重要な施設の一つとして貢献できるよう,その体制,環境を整えていく必要があると思っております。港湾計画には三つの方針が示されており,その一つに安心・安全の視点から,防災性・安全性の高い港を掲げ,大規模地震対策施設を適切な位置に配置し,港の防災・減災対策を推進するとありますが,その計画内容にどう反映されておりますでしょうか,お聞かせください。 ◎山本 みなと振興課長    港湾計画には,大規模地震が発生した場合に,物資の緊急輸送,住民の避難等に供するため,また,国際海上コンテナ物流機能を維持するために必要な施設といたしまして,耐震強化岸壁や臨港道路等が位置付けられております。 ◆岡村 委員         港湾計画に基づいて,これらの耐震強化岸壁や臨港道路などの大規模地震対策施設については,現在,どのような整備が行われておりますでしょうか。また,完成時期はいつでしょうか。 ◎山本 みなと振興課長    現在,国直轄事業といたしまして,宇品地区における既存岸壁の耐震化整備が進められております。また,県施行事業として,五日市地区における臨港道路,廿日市草津線の4車線化整備が進められております。本市といたしましても,整備に係る事業費を一部負担しております。  完成時期につきましては,二つの事業のいずれも令和1桁台中頃の予定となっております。 ◆岡村 委員         では,港湾計画では出島地区にも耐震強化岸壁が位置付けられておりますが,どのような状況でしょうか,お聞かせください。 ◎山本 みなと振興課長    出島地区には,大規模地震が発生した場合に,国際コンテナ物流機能を維持するために必要な施設といたしまして,耐震強化岸壁が位置付けられており,広島県からは,現在,国が事業化に向けて検討していると聞いております。 ◆岡村 委員         宇品地区や出島地区の耐震強化岸壁,そして,五日市地区の臨港道路は,いずれも人命や財産,地域産業を守るために重要な施設であり,なるべく早めに整備されるよう,国や県に対する働きかけが必要だと思いますが,市のお考えをお聞かせください。 ◎山本 みなと振興課長    本市といたしましては,大規模地震発生時に重要な役割を果たす,これらの港湾施設整備事業の促進につきまして,これまで国や県に対する要望を継続して行っておりますが,引き続き早期整備を働きかけてまいります。 ◆岡村 委員         これも,共に働きかけていきたいというふうに思っております。  防災性・安全性の高い港づくりに関して,これまでいろいろ答弁いただきましたけども,港湾施設整備事業に関して積極的に取り組んでいただき,本当に感謝いたします。  一昨年の7月豪雨災害において,広島港は緊急支援物資,道路の復旧や仮設住宅建設などの復興物資の輸送の玄関口として重要な機能を果たしましたが,これを旅客船業者が支えたこと,これは皆さん御存じのことと思います。旅客船業者が事業を縮小して定期航路船などを積極的に県や市に提供し,寝る間を惜しんで頑張った船員の努力があったからこそだというふうに思っております。これは要望になりますけども,今後の災害発生時に備えるためには,定期航路船の維持管理や船員の働く環境づくり,これについても引き続き御支援いただければ幸いでございます。  このほか港湾計画の方針には物流・産業の視点から,地域産業の持続的発展やアジア諸国との交易拡大を支援する国際物流拠点を掲げ,外貿コンテナ機能の強化を図るとありますが,計画内容にどう反映され,取組状況はどのようになっておりますでしょうか,お聞かせください。 ◎山本 みなと振興課長    出島地区におきまして,コンテナ貨物需要の増大とコンテナ船の大型化などに対応するため,既存のコンテナターミナルを拡張する計画が位置付けられており,これにつきましては,広島県から,現在,事業化に向けて検討していると聞いております。 ◆岡村 委員         その計画が遂行された暁には,出島地区から高速道路や一般道路へのアクセスも整備しておく必要があると思いますが,いかがでしょうか。 ◎山本 みなと振興課長    港湾計画には,出島地区における交通の円滑化を図るため,埠頭と広島南道路を結ぶ臨港道路も位置付けられております。 ◆岡村 委員         出島地区,これを含めて広島港がさらに発展していくためには,広域的な交通アクセスが重要であると考えております。西方向については,先ほど御答弁いただきましたように,五日市地区の臨港道路の4車線化整備,これが進められております。また,将来的には広島南道路が木材港から廿日市インターチェンジまでつながる計画があるようですが,この区間の整備について,市はどのようにお考えでしょうか。 ◎米田 道路計画課長     広島南道路につきましては,東広島バイパスから廿日市インターチェンジに至る臨海部を東西に貫く幹線道路でございまして,このうち廿日市市の木材港から東側の区間につきましては,平面道路や高架道路によりまして接続をされておりますが,委員御指摘の木材港から西側,廿日市インターチェンジまでの区間につきましては,ミッシングリンクとなっております。この区間は,西側からの交通を広島南道路に流入させるためにも重要な部分でありますことから,本市としましても早期整備が必要であると考えており,広島市長が会長となり,地元経済界や沿線自治体等で組織します広島南道路建設促進期成同盟会におきまして,国に要望を行っているところでございます。  引き続き広島都市圏における東西ネットワークの強化に資する広島南道路の早期整備が図られるよう,取り組んでまいります。 ◆岡村 委員         広島港はやはり広島の海運,物流,貿易の拠点として,経済,産業,これの活性化や我々の生活,そして,先ほども言いましたが万が一の災害に対して復興への重要なポジションを担っていると思っております。そして,出島地区を含め広島港は海と陸を結ぶ大切な拠点です。出島地区からの一般道や高速道路,このアクセスを含む広域的な交通ネットワークの整備,これを引き続きよろしくお願いいたします。そしてまた,クルーズ船の寄港増に伴って,広島港周辺のにぎわい創出にもつながる重要な施設だと思いますので,引き続き広島港の整備をよろしくお願いいたします。  残り2分半となってまいりましたので,サッカースタジアム建設を最後に御質問させていただきます。  サッカースタジアム建設,これはやはりこれからの広島の新たなシンボルということで,完成が待ち遠しいところでございますが,今回,来年度予算に事業者選定のための諸経費などが計上されております。この計画には,整備に当たってコンセプトであるとか,様々な内容が盛り込まれておりますが,今回のこのサッカースタジアム建設に関して最も重要視されていることは何でしょうか,お聞かせください。 ◎北山 スタジアム建設担当課長  基本計画素案の整備に係る基本的事項におきまして,整備に当たっての基本的な考え方として,街なかスタジアムの実現,みんなでつくるサッカースタジアムの実現,広島らしさの発信という三つの項目を掲げておりまして,建設に当たりましては,こうした基本的な考え方の下,検討を進めたいと考えております。 ◆岡村 委員         昨年末,新社長に就任された仙田社長は,第一声で,サンフレッチェ広島をより一層強く,より一層愛されるチームにしていきたいというふうに述べられております。この皆様から愛されるチームになる第一の条件というのは,やはり皆様との絆づくりだというふうに思っております。そして,その絆づくりのためには,やはり選手第一でこれから取り組んでいく必要があると思いますので,選手が喜ぶ施設を造っていただくようお願い申し上げます。  すみません,残り40秒になってしまいましたので,幾つか質問を準備しとったんですけども,これから選手第一の施設になるとともに,やはりもう一つ大切なことというのは,にぎわいと集客性だというふうに思います。そのためにはお子様,お子様を呼べばお父様,お母様,おじいちゃん,おばあちゃん,たくさんの集客が見込めますので,その施設について対応していただければというふうに思いますし,また,今回,費用が幾つか増額になっております。その点であるとか,今回,若者のためのeスポーツについて,質問を文書でさせていただきますのでよろしくお願いいたします。  以上で質問を終わらさせていただきます。ありがとうございました。 ○平野 副委員長       委員並びに理事者各位に申し上げます。ここで換気を行いますので,しばらくお待ちください。 ◆中森 委員         お疲れさまです。発言通告に従いまして,質問させていただきたいと思います。  まず,広島駅の南北自由通路について伺います。広島駅の南北自由通路ができまして,広島駅とその周辺の歩行ルートがまるっきり変わってしまいました。特に視覚障害者の方にとっては大変な問題だったというふうに思うんですけれども,この視覚障害の方への対応についてどのようにしているでしょうか。 ◎岡田 街路課長       広島駅自由通路等の整備に伴う視覚障害者への対応については,道路の移動等円滑化整備ガイドラインや広島市公共施設福祉環境整備要綱等に基づき,必要な対策を行っております。  具体的には視覚障害者誘導用の点字ブロックについて,改札などの駅施設と自由通路の出入口,エレベーター,階段などの施設間に設置しており,音声案内装置を自由通路の南口と北口,新幹線口広場内の案内図に設置するとともに,点字の標示を同案内図,エレベーターの操作盤,階段の手すりに設置しております。 ◆中森 委員         この対応を行うに当たりまして,当事者の方とか当事者の団体の方と相談をされたのかどうか,その点だけお答えください。 ◎岡田 街路課長       広島駅自由通路等の整備に当たり,バリアフリー対策について,身体障害者や視覚障害者の団体に対して,平成27年1月に整備内容の説明を行い,意見を伺うとともに,ペデストリアンデッキ供用前の平成28年10月及び自由通路の部分供用前の平成29年5月に現地立会を行い,団体から意見を伺っております。  視覚障害者の団体からは,新幹線口広場内のバス乗り場等への音声案内装置の設置や階段手すりの点字標示の改善等の要望が出され,これらを受けた対応を行っております。 ◆中森 委員         それは当然のことだというふうに思うんですけども,最近,佐伯区にお住まいの視覚障害のある方から,広島駅がまるっきり変わってしまって一人で行くのが難しくなったというふうな訴えをいただきました。先ほど答弁していただいたように,当然必要な対応というのをやっていくという点では,やってこられたんだろうなというふうに思うんですね。ただ,そういう訴えをいただきまして,改めて考えてみたんですけども,やっぱりこれまで基本的にはずっと同じ施設であれば,経験に基づいて点字ブロックなどを活用しながら歩いていかれるんだというふうに思うんですけども,それがまるっきり変わってしまいますと,本当にどう行ったらいいのかという経験が御破算になってしまうということなんだろうというふうに思います。そういう点では,やっぱり平和都市広島の玄関口でありますので,こういった障害のある方たちが困らないような,できるだけ丁寧な対応というのをやっていく必要があるんだろうなというふうに思います。  それで,私も改めてこの南北自由通路とか,その周辺について,実際に点字ブロックの上を歩いて考えてみたんです。それで,視覚障害のある方にとって,先ほど音声案内というのがありましたけれども,それは当然大事なことだろうなというふうに思います。ただ,点字ブロックを歩いていきますと,幾つも分かれ道が出てくるんですよね。その分かれ道のところで,例えば左に行けば何があるとか,右に行けば何があるとか,そういう経験がなければ分からんのではないかなというふうに思うわけです。  今,音声案内が入り口のほうにあるというふうなことを言われたんですけども,点字ブロックの分かれ道のところに,右に行ったらどういう方向ですとか,何がありますとか,左へ行くと,例えばその先のほうに階段がありますとか,1階へ行きますとか,そういうふうな案内,そういうものが必要なんではないかなと。初めて行った場合でも,そういうある程度のことが認識できる,どっちのほうに行ったらいいか迷うことがないような案内というものが要るんではないかなというふうに思うんです。  広島駅の場合は,駅について南北に,心身障害者福祉センターあるいは広島市の総合福祉センター,それがそれぞれ設置されているわけですけども,そういった分かれ道ごとに,音声で,先ほど言いましたようなことを知らせる案内というものが必要なのではないかなというふうに思ったんですけども,これについてはどうお考えでしょうか。 ◎岡田 街路課長       国が作成したガイドラインによりますと,点字ブロックが分岐する交差箇所での音声案内については,これまで多数の民間企業や関係省庁において研究・実用化がなされているものの,現状では情報提供の内容,機器の様式,設置位置等について統一された基準がないため,導入に際しては視覚障害者等の利用者の意見を聞くとともに,機器の汎用性を考慮するなど慎重な検討が必要とされております。  また,視覚障害者団体からは,既存の機器では分岐に立っても音声案内が反応しないことがあることや,自由通路のように,駅構内のアナウンスや雑踏の中では情報が増えることにより,視覚障害者が余計に戸惑うことになるとの理由から,点字ブロックが分岐する交差箇所での音声案内の導入について,消極的な意見がございました。このため,本市としては今後の技術的な開発の動向を注視していきたいと考えております。 ◆中森 委員         状況は,今,分かったんですけれども,自由通路を歩いておりますと,分かれ道のところの片方から地図がありますといったような,そういうふうな音声が聞こえてくるんです。その音声の方向へ行きますと,点字の標示がある地図が設置されておりました。ただ,地図がありますという音声が非常に小さくて雑踏であったりとか,それから,近くに例えば改札の入り口にはピンポンという大きな,ここが入り口です,改札口ですということを表示をする,そういう音が出てるわけですけども,そのほうがはるかに大きくて非常に聞こえづらい。そのあたりはやはり当事者に聞きながら,音量であるとか,そういったものは検討が要るんではないかなというふうに感じました。  それから,1か所は音声が全く出てないところもありました。実際に近づいて,その地図を見てみますと,その上のほうにたしかスピーカーはあったと思うんですけど,音声は出てないというところもあったんですよね。そのあたりの管理というのも非常にきちんとやっていくということが必要なんではないかなというふうに思うんです。  ただ,その地図も駅,ペデストリアンデッキと駅の建物の中を表示するものではありました。だけども,そこから出てこっちのほうに行くと,心身障害者福祉センターがありますとか,そういうようなものまではなかったんですよ。ですから,目的は駅を出ることではなくて,その先に行くというところにあるわけですので,そういうものを含めた,やっぱり地図の表示というのが必要ではないかなというふうに思います。2階では,少なくともなかったんですよ。階段を降りて1階のほうに行きますと,バスやタクシー乗り場がありますけども,そこの分かれ道の辺りには,近づくと音声表示でここに地図がありますよとか,そういうものがありまして,その地図には結構詳しく書いてあったんですけど,2階にはなかったんです。改札を降りたら,大抵,2階でそのままペデストリアンデッキを使用するというふうになるんではないかなというふうに思いますので,そうするとそこまで気を使う案内というものがあっていいような気がするんですけども,その点はどのようにお考えでしょうか。 ◎岡田 街路課長       広島駅から心身障害者福祉センターまでの経路につきましては,点字ブロックを設置し目的地へ誘導を行っております。  また,総合福祉センターによりますと,単独で行動が可能な視覚障害者の方が同施設へ初めて来館する場合や,また経路が変わった場合などは,事前に健常者と通行ルート上の危険箇所などを確認し,ある程度慣れた段階で単独で来館することになるとのことでございました。  加えて,先ほど御答弁したとおり,団体との事前の現地立会により,自由通路整備後に広島駅から総合福祉センターの通行ルートを確認するなどの周知を行ったことから,施設を利用する多くの視覚障害者の方は既存の案内において来館できていると聞いております。  なお,先ほどの自由通路内の案内図の音声案内等の音量につきましては,団体に確認した上で,必要に応じて,設置者であるJR西日本と対応を協議したいと考えております。 ◆中森 委員         慣れない人が,まるっきり誰の案内もなしに行くというふうなことは,なかなか考えにくいことではあるだろうというふうに思います。ただ,そうは言いましても,一定程度慣れたとはいっても,それは場合によっては迷うこともあるんだろうというふうに思うんですよ。だから,そういういろんな場面を想定しながら,常に慣れないうちは2人で来るものだと,健常の方と来るものだというふうに決めつけてやるんではなくて,もう少しいろんな場面を想定しながら考えていくということがやっぱり必要ではないかなと私は思いましたので,そのことはあえて付け加えさせていただきたいと思います。  それから,南口のほうには市の総合福祉センターがあるわけですけども,南口側に出て地下広場へ降りる,階段を降りて,その先に総合福祉センターの入り口があります。そこまで点字ブロックがあるんですけれども,やっぱりその分かれ道がありまして,左へ行けば総合福祉センターのほうに行くんですけれども,実際には目で見える表示はあるんですけれども,そういう音による表示はないということでありました。それを言いますと,あそこは公共施設なので,音声の案内は障害のある方が持っておられる発信器に反応すると音声が出るんだというふうなことでありましたけれども,ただ,その発信器は皆さんが持っていらっしゃるわけではないというふうなことでもありましたので,そうするとこちらのほうが入り口ですというふうな,改札口と同じような,そういうやっぱり音だけの,こちらに行けばいいんだなというふうなことが分かるようなものもあっていいんじゃないかなというふうに思いましたけれども,それはどうなんでしょうか。これは建設関係のほうかどうか分からないんですけれども,ちょっとあえてお聞きします。 ◎澤 広島駅周辺地区整備担当課長  広島駅南口地下広場につきましては,一般交通の用に供する道路法上の道路であるとともに,本市の陸の玄関にふさわしいにぎわいあふれる魅力的な地下空間としての機能を併せ持つ兼用工作物でございます。視覚障害者の案内・誘導につきましては,広島市公共施設福祉環境整備要綱に基づきまして,道路施設として点字ブロックを整備しておるものでございます。  この地下広場を利用される方々は,広島駅や猿猴川,さらにはエールエールA館など,多方面から来られる方がおり,委員御指摘の総合福祉センターへ行くまでの点字ブロックが交差する箇所についても,このような利用者の特性が見込まれます。このため,当該交差箇所に音声案内を整備することについては,総合福祉センターを利用される方の進行方向に応じて適切な誘導案内を行う必要がありますが,国が作成したガイドラインにおいては,現状では音声案内については提供情報の内容,機器の様式,設置位置等などについての基準がなく,機器の汎用性なども慎重に検討する必要があるとされております。  こうしたことから,地下広場の環境や利用者の特性に応じた適切な誘導案内については,福祉関係部局とも連携しつつ,今後の基準の整備や技術開発の動向なども踏まえながら検討すべき課題であると考えております。 ◆中森 委員         インターネットで見てみますと,いろいろな機器が出ております。まだまだ統一されるとかいうことには,まだ遠いのかなというふうに思いますし,今,いろいろ言われましたように,実際の当事者の方にとって十分,不十分という,そういう問題もあるのかなというふうに思いますから,これからまだまだ開発の余地があるということなんだと思います。  これは,福祉関係のところともよく連携していただきながら,やっぱりできるだけ当事者にとって親切な案内ができるような,そういう取組をしていただくようにお願いしておきたいと思います。まだまだ,これから改善の余地は大いにあるということだけは踏まえといていただきたいというふうに思います。  それから,ついでに昨年も要望したんですけれども,この自由通路の中央に数か所,ポストといいますか,柱のようなものが設置してあるわけですね。大体等間隔ぐらいだったというふうに思いますけども,それを囲むように丸いものでも四角いものでもいいので,あまり場所を取らない程度の座る場所を設置することは,すぐにでもできることではないかなというふうに思うんです。あの辺りを歩き回った人が一休みする場所ができる。それができますと,高齢者にも親切な自由通路になるんではないかなというふうに思います。今はせかせかと歩く人たちだけのための自由通路になっとるんじゃないかなという気もします。せかせか歩く人もいますが,ゆっくり歩く人もいる,疲れたら一休みする場所もあると。そういう自由通路がいいんではないかなと思うんです。  この自由通路ができたときのブログ記事の中に,旅行者が荷物を下ろしてぺたりと床に直接座り込んでいる風景がよくあるけれども,広島駅でそういうことをしなくてもいいようにしていただきたい,こういう要望が載っておりました。五,六か所程度のことですから,そんなにお金もかかりませんので,ぜひそれぐらいのサービスはしていただきたいというふうに思うんですけども,再度,検討を求めたいところですがどうでしょうか。 ◎岡田 街路課長       広島駅自由通路へのベンチの設置については,昨年10月の決算特別委員会でも御答弁したとおり,通路供用後,周辺でのイベント等の開催日などは多くの通行者で混雑することがある状況を踏まえますと,現時点ではベンチの設置は望ましくないと考えております。  しかし,近年,駅自由通路にベンチの設置事例も見受けられることから,今後,広島駅南口の再整備を見据え,詳細に検証をした上で,ベンチの設置が可能かどうか関係者と協議しながら研究していきたいと考えております。 ◆中森 委員         雑踏,かなり混雑するときもあるかもしれませんけども,そういう通行の流れの妨げにならないような設置の仕方というのは,これは考えられることだというふうに思いますので,それはぜひ検討していただきたいということをお願いしておきます。  次に,市営住宅についてですけども,老朽化した市営住宅の建て替えの事業を,今,やっているわけですけども,建て替えまでにまだまだ相当の年数がある建物が多いわけです。ただ,そういう中でも老朽化が激しいものがあります。西区役所の南裏にある市営住宅の団地がありますけども,このうち23号棟と26号棟がそれに当たると思います。かつて学校のぼろぼろ校舎というのを問題にしたことがあったんですけども,あのときと同じようにコンクリートの剥離が非常に目立つ建物です。この二つの建物の状態について,市はどういう御認識なんでしょうか。 ◎阿舎利 住宅整備課長    福島26号棟・23号棟については,外壁や廊下の天井等の一部が剥離・損傷するなどの劣化が生じている状態であり,不良箇所の補修を含め,外壁の改修等が必要であると認識しております。
    ◆中森 委員         それで,この二つの建物について,いつ頃そういう工事をするとか,計画はどうなっとるんでしょうか。 ◎阿舎利 住宅整備課長    市営住宅の外壁改修などの修繕につきましては,建物の劣化状況や財政状況を勘案しながら,全市営住宅を対象に順次取り組んでいくこととしております。  令和2年度においては,福島第23アパート及び第26アパートも外壁改修の対象としておりまして,予算を計上しているところでございます。 ◆中森 委員         この23号棟ですけれども,同じ団地の22,24,25,これらがもう既に定期の外壁補修とか外壁塗装工事を施しているわけですね。まだ,この23号棟と26号棟だけが残っているということですから,これはぜひ急いでやっていただきたいというふうに思います。  それから,26号棟のほうですけれども,特にコンクリートの剥離が極めて激しいということなんです。コンクリートの劣化を通しての漏水も時々起きているようです。民間の古いアパートであれほどひどい状態はあまり見ることがないんですけれども,耐震調査をやった結果,今の耐震基準に適合していないということで,耐震化工事をやるということになっているんですけども,非常にコンクリートの状態がちょっとほかの建物よりもひど過ぎるんではないかなというふうに思うんですが,耐震化工事をやるにしても,今後20年とかそれ以上,この建物がもつのか,建物の耐久性というのはどうなのか,このあたりどうなんでしょうか。 ◎阿舎利 住宅整備課長    今年度耐震改修の設計を行っておりまして,今後,これを基に耐震化を進めていくことにしております。  先ほどコンクリートの耐久性の御質問がございましたけれども,耐震化を進めていくに当たりまして,併せて,コンクリート強度の低下につながるような雨水の浸透などを抑制し保護する外壁の塗装などについても,行っていく必要があると考えております。 ◆中森 委員         いや,強度についてはどういう認識なのかということを伺っとるんです。 ◎阿舎利 住宅整備課長    強度につきましては,耐震補強工事を行うに当たりまして,耐震補強を行うときには既存の部材があまりにも強度が低下していれば,なかなか耐震補強していくということも難しい場合もありますけれども,本建物については耐震補強を行っていく際には支障があるとまでは考えておりません。 ◆中森 委員         確認ですけれども,コンクリートの壁面,床,天井,それからはり,いずれも剥離状態がかなり激しいんですけれども,これらはきちっと補修をしてきれいな状態になるのかどうか,ちょっとそれだけ確認しておきます。 ◎阿舎利 住宅整備課長    コンクリートの剥離,クラック,割裂等の不良箇所につきましては,外壁改修工事の際に補修するのが一般的でございます。  福島第26アパートについては来年度実施しようとしております外壁改修の際に,こうした不良箇所も併せて補修していくよう考えております。 ◆中森 委員         西区役所の南側にあるこの建物は5棟あるんですね。ロの字型になっていて,ほかには見られない形なんですけども,いずれも5階建てです。廊下型の建物になっているわけです。この26号棟だけが,ただ傷みが激しいというだけではなくて,ほかの建物は全てエレベーターがついているのに,この建物だけがエレベーターがないわけですよ。このエレベーターの問題は秋葉市長のときに中層住宅に設置可能な建物にはエレベーターを設置するということを決められましたけども,それより以前にエレベーターが設置されていたんですけども,この建物だけが2階の集会所に出入りするためのスロープがあるだけで,エレベーターが設置されておりません。そういう点でも,居住条件という点で非常に格差が大きい建物です。  この2階に向けたスロープを撤去すると,エレベーターを設置するスペースができるんです。そういうことで,あと20年以上使うということであれば,耐震化工事などに併せてエレベーターの設置もぜひやっていただく必要があると思っておりますけども,この点についてはどうするお考えでしょうか。 ◎阿舎利 住宅整備課長    福島第26アパートについては,1階と2階の保育園などの用途廃止後における跡施設の活用について,現在,関係課と協議・検討をしているところでございます。  また,跡施設の使用用途によりましては,積載荷重などが異なることもありまして,これらに応じた耐震改修のための構造の検討なども関係してきます。したがいまして,こうしたことを踏まえながら,エレベーターの設置の可否も含めて,工事の時期や内容などについて検討することとしております。 ◆中森 委員         ほかの中層住宅に設置されているエレベーターは,いずれも自立型だと思います。建物に荷重がかかるような設計にはなっていないというふうに思うんですね。そういう点では,スロープを撤去したスペースに同じような形でエレベーターを設置すれば,それぞれの階ごとに停止階が設けられるわけですから,これは非常にバリアフリーという点ではきちんと有効性のある方式だというふうに思うんですよね。その点では,ぜひこのエレベーターの設置は御検討をいただきたいというふうに思います。これはここまでにしておきます。  この市営住宅に関しては,もう1点テーマを設けておりましたけれども,市営住宅の修繕の負担区分についてということだったわけですけども,当局のほうで事前に実態に応じた柔軟な対応をしているんだというふうなことをおっしゃいましたので,それはそういうふうにやっていただくということで質問をしないことにしましたが,特に低所得の方が多いということとか,やっぱり高齢者の方が多いということを踏まえて,丁寧な対応をしていただくように,これは要望をしておきたいと思います。  それから,もう1点,入居者には申込みに際して所得制限があるわけです。その所得について,出されている資料を見てみますと1人世帯,2人世帯,3人世帯,4人世帯,5人以上とこういうふうな区分けで,大体おおむねの収入がこれぐらいの人というふうなことが書いてあるんですけども,それ見てみますと,今の所得基準では扶養の方の扶養控除というものを計算するようにはなっておるんですけども,例えば給与所得控除をやった後の金額から扶養の方の控除だけをやることになっておるんですよね。でも,税金とかいろんなほかの制度を見ても,基礎控除というのは必ず入っとるんです。だけれども,この市営住宅の入居基準だけは基礎控除というものが全く算定されるようになっておりません。これは国の制度だということでそういうふうにしておられるんだと思いますけども,これはおかしなやり方だなというふうに思っておりますので,それは改善が要るんではないかなというふうに思いますから,これはぜひ国にも提起をしていただきたい,このことをお願いしておきたいと思います。これはおかしいです。  もう1点,時間がありますので,発言通告をしておりませんから,要望をしておきたいと思うんですが。段原地区のメイン通り,中広宇品線ですね,この段原中央交差点付近を車椅子を押して駅方面に向けて歩道を歩いていた方から,何とかしてほしいという切実な要望が届けられております。広島駅の自転車置場には1,600台の自転車が登録されているんだそうですけれども,JRの電車を降りた大勢の高校生が自転車で段原の通りを通って学校に行こうとする。たくさんの自転車の波が歩道を通行するわけですね。車椅子を押して歩いておられた女性の方が,自分のほうに向けて自転車がすごいスピードで走ってくるということで非常に恐怖を感じた,というふうにおっしゃるわけです。  今,自転車は道路交通法では車道を通らないといけないということになっております。自転車が歩道を走るのは原則として禁止ということになっとるわけです。車道を通るわけですから,左側通行は当然守らないといけませんけども,この通行区分の違反には懲役とか罰金とか,そういうような罰則がついてくることになっております。例外として,車道を通るのが危ないところでは歩道を通ることができる。あるいは自転車歩道通行可という標識があるところでは,歩道を通れますということになっています。ただし,歩道というのは歩行者のための道路ですから,何よりも歩行者優先で自転車には守ってもらわないといけないルールというものがあるんだと思います。端的に言いますとスピードを出すな,あるいはいつでも止まることができる速度で,走りなさいということ,それから,あるいは並列で走ったりとか,そういうことをしちゃいけませんよということなんだと思います。歩行者の妨害になるときは一時停止をするか,自転車を押して歩くことというふうなルールになっているんだそうです。例えばベルを鳴らして歩行者によけてもらう,これは歩行者の妨害をするということになるので,これはペナルティーがかけられるというふうなことに法律上はなっているんだそうです。ましてや歩行者が危険を感じるような走り方というのは,これは道路交通法違反だということになるわけです。  ここを通る高校生は皆実高校,県立工業高校,比治山,進徳,これらの高校生なんだそうですけれども,高校生たちに歩道上を自転車で通るときはどうしたらいいのかということで,きちんと教育する必要があるんではないでしょうか。そこがきちんとできていないので,さっきの,女性が恐怖を感じるような,そういうふうな事態が起きているんだというふうに思います。これは学校側の責任でもありますので,高校生に自転車で通学するときにルールということをきちんと教育してくれるように,各高校と連携して,これはきちんとやっていただきたいというふうに思います。これは要望です。 ◆海徳 委員         皆様,お疲れさまです。自由民主党・市民クラブの海徳裕志です。どうぞよろしくお願いします。今日はくしくも東日本大震災から9年目となります。この間,広島では平成26年に広島豪雨災害,平成30年には西日本豪雨災害と大きな災害に見舞われております。そして,多くの尊い命が失われております。こうした災害が発生する中で,被災地の復興は被災住民のみならず,多くの市民に希望を与える,大切な取組であると考えております。  その観点から,まず,広島豪雨災害からの復興について質問をします。豪雨災害から早いもので5年半の月日が経過し,私のふるさとである安佐南区八木・緑井地区には巨大な砂防堰堤が建ち並び,地域の安全を守っております。また,都市計画道路の長束八木線は道路の形態が目に見える形で表れています。また,長束八木線の地下に整備される雨水渠の工事現場では,シールドによる掘削が行われ,貯留管の築造が進められています。その状況については,私も立て坑から中に入り確認したところ,1月21日の時点で約90メートル掘り進んでいました。そして,広島市では復興まちづくりビジョンを策定され,災害発生からの5年間を集中復興期間として,都市計画道路や雨水渠など,防災・減災のための基盤施設整備に取り組んでこられましたが,集中復興期間も今年度で終わります。そこで,八木・緑井地区における主な事業の取組状況を,今年度予算の執行を含めて教えてください。 ◎岡村 復興工事事務所次長[兼]第一工務担当課長  八木・緑井地区におきます主な事業の取組状況でございますが,都市計画道路,長束八木線につきましては,延長1,500メートルのうち緑井八丁目の起点部の200メートル,県営緑丘住宅付近の150メートル及び阿武の里団地付近の450メートルの合計800メートルの区間の道路本体工事が完了しております。現在,残る区間の道路本体工事や舗装工事,道路照明灯設置工事などを順次進めているところでございます。なお,この工事に支障のない合計600メートルの区間の側道部は,既に供用しております。  次に,都市計画道路川の内線につきましては,既に平面部における所定の整備を終えております。  また,長束八木線などの地下に整備をします雨水渠につきましては,主要な施設となる雨水を一時的にためる貯留管を,シールド工法により築造しております。  また,砂防堰堤から流下する雨水を貯留管に導く集水管やためた雨水を一級河川古川に導く放流管等の築造も順次進めているところでございます。  この長束八木線と雨水渠につきましては,来年1月の同時完成を予定しております。  次に,これらの主な事業に係ります今年度の予算の執行につきましては,長束八木線整備の事業費3億9829万4000円のうち3億6829万4000円,雨水渠整備の一般会計分の事業費10億6500万円のうち7億2250万5000円を次年度に繰り越します。  これら,八木・緑井地区におきます主な事業につきましては,引き続き一日でも早く完了できるよう,全力で取り組んでまいります。 ◆海徳 委員         今年度の予算についてはやむを得ず繰越しとなるようですが,集中復興期間における事業は,引き続きしっかりと取り組んでいただき,完成させるようお願いいたします。  次に,復興まちづくりビジョンに定められた来年度からの継続復興期間における復興事業についてお聞きします。  これまでの集中復興期間における復興事業は,被災地に近い佐東出張所の2階に復興工事事務所を配置され,スピード感を持って精力的に取り組んでこられました。被災地の住民の皆様は復興工事事務所に大変感謝をされております。その復興工事事務所が来年度から廃止されることになります。非常に不安な気持ちですが,今後はどのような執行体制で八木・緑井地区の復興事業を推進されるのか説明してください。 ◎岡村 復興工事事務所次長[兼]第一工務担当課長  令和2年度の組織見直しによりまして,今後の八木・緑井地区の復興事業につきましては,安佐南区役所に移管して実施してまいります。  具体的には安佐南区役所維持管理課に復興用地係を設置します。また,地域整備課に担当課長を含みます復興工務係を設置し,これまでと同様に佐東出張所の2階に配置します。  これら,事業の実施主体につきましては,復興工事事務所から区役所になりますけれども,集中復興期間で培いました経験やノウハウ等が継承される体制としており,必要な人員を配置することによりまして,今後もこれまでと同様に着実に事業を推進してまいります。 ◆海徳 委員         これまでと同様に復興事業を進めていただけるということで安心しました。  しかし,復興工事事務所から区役所に事務を移管し,引き続き復興事業を進めていくためには,都市整備局と区役所が両輪となって取り組む必要があると考えます。都市整備局都市整備調整課の執行体制についても説明をしてください。 ◎中田 復興まちづくり担当課長  都市整備局都市整備調整課の復興まちづくり担当は,これまでと同様の体制で取り組むこととしております。来年度より継続復興期間となりますが,委員の御指摘のとおり,都市整備局と区役所が両輪となって取り組んでいく必要があります。これからも区役所と連携し,災害に強く安全・安心に暮らせるまちの実現に向け,復興まちづくりを着実に進めてまいります。 ◆海徳 委員         復興まちづくり担当は非常に大切な役割を担っていると思いますので,引き続きよろしくお願いいたします。  それでは,継続復興期間における八木・緑井地区の主な事業についてですが,都市計画道路長束八木線,川の内線の整備の概要を改めて確認させてください。 ◎岡村 復興工事事務所次長[兼]第一工務担当課長  平成27年3月に策定いたしました復興まちづくりビジョンでは,来年度から5年間の継続復興期間におきまして,引き続き広域避難路となります都市計画道路長束八木線及び川の内線の整備に取り組むことにしています。  長束八木線につきましては,緑井七丁目と八丁目の延長900メートル及び八木四丁目の延長400メートルの合わせて1,300メートルを延伸することにしております。  また,川の内線につきましては,JR可部線を上越しする延長400メートルの高架部を整備することにしております。 ◆海徳 委員         これらについては,昨年の9月議会において,継続復興期間に移行する令和2年度からの事業着手に向け,都市計画事業認可の取得や測量・実施設計を行うとの答弁がありましたが,現在の状況を教えてください。 ◎岡村 復興工事事務所次長[兼]第一工務担当課長  長束八木線の延伸及び川の内線の高架部の整備に係る都市計画事業認可につきましては,先月下旬に広島県に申請書を提出したところでありまして,今月下旬には認可を取得できる見込みでございます。  また,長束八木線延伸区間の測量・実施設計につきましては,現時点での測量作業を終了し,現在,設計の作業を行っているところでございます。 ◆海徳 委員         来年度からの事業着手に向けての準備をしっかりと進めていただきたいと思います。  それでは,その長束八木線,川の内線の整備に係る来年度予算の内訳を教えてください。 ◎岡村 復興工事事務所次長[兼]第一工務担当課長  長束八木線及び川の内線の整備に係る来年度予算につきましては,9億円を計上させていただいております。その内訳は長束八木線につきましては,用地測量などの委託料として7000万円,用地取得及び物件補償に係る費用として2億9300万円を計上しております。また,川の内線につきましては,高架橋の築造に係る工事請負費及びJR西日本への施行委託料として,5億3700万円を計上しております。 ◆海徳 委員         予算には長束八木線の用地取得,物件補償に係る費用も計上されているということですが,集中復興期間における長束八木線などの整備においても100件近い物件の補償を行ってこられました。一部の用地取得には大変苦労されたと聞いておりますし,今年度予算がやむを得ず繰越しになった要因の一つだと考えています。これから進める長束八木線の延伸は,北東方向の八木側へ約400メートル,南西方向の緑井側へ約900メートル延伸します。そこで,これからの長束八木線の延伸により,移転対象となる物件は八木側,緑井側,それぞれどれぐらいあるのか教えてください。 ◎藤田 復興工事事務所次長[兼]第一用地担当課長  長束八木線の延伸に伴い,移転が必要となる物件の数は,現在行っている実施設計の成果により明らかになりますが,現時点では緑井側で60件程度,八木側で30件程度,合わせて90件程度と見込んでいます。 ◆海徳 委員         その90件の中には新築の方もいらっしゃいますし,なかなか簡単には納得されないと思います。私はこれまでも申し上げてきましたが,用地取得に当たっては関係権利者の方へ丁寧な説明をして,十分な御理解を得ていただきたいと思います。  それでは,長束八木線の延伸区間の実施設計の内容や用地協力などについて,地元へ説明していくのはいつ頃を予定しているのか教えてください。 ◎岡村 復興工事事務所次長[兼]第一工務担当課長  長束八木線の延伸区間の実施設計の内容や用地協力などにつきましては,集中復興期間と同様に,関係権利者の皆様には個別に説明を行い,地域の皆様には自治会等役員の方に説明をした上で周知を図っていきたいと考えております。  説明時期につきましては,現在行っております実施設計の成果が整った箇所から,本年6月頃より順次行っていきたいと考えております。 ◆海徳 委員         6月からの説明会につきましては,決まり次第教えていただきたいと思います。  広島豪雨災害からの復興事業は,これまで順調に進んできました。復興事業は集中的に取り組んで,早くその効果を出す必要があります。来年度からの継続復興期間における長束八木線の延伸や川の内線の高架部の整備は急務であると考えますが,広島市の見解を改めてお聞かせください。 ◎岡村 復興工事事務所次長[兼]第一工務担当課長  長束八木線につきましては,継続復興期間における延伸により,緑井七丁目から八木四丁目までの区間が,別所団地内の整備済みの区間を経由しまして,国道54号に接続されます。また,JR可部線を上越しする川の内線の高架部の整備により,長束八木線と国道54号が結ばれます。  これらの事業につきましては,被災地の安全性や利便性が大きく向上するとともに,幹線道路ネットワークが強化されるものでありまして,早期の着手を待ち望んでこられました地元の方の期待に応えるためにも,着実に進めるようしっかりと取り組んでまいりたいと思います。 ◆海徳 委員         広島市がしっかりと取り組んでいただけるということで安心しました。しかしながら,これから進めていく長束八木線の延伸については,大きな損害を被った被災地から離れていきます。今までは早期の復旧・復興に向けて被災地の住民がまとまって進んでいきました。集中復興期間である今までの5年間のように,関係権利者の皆さんの用地協力が得られるかは,なかなか見通せないと思います。地元の調整役として,梅林学区復興まちづくり協議会,八木学区復興まちづくり協議会,地元自治会で協力していきたいと考えています。広島市と地元が一丸となって復興事業を進めていきたいと思います。  次に,復興事業とは異なりますが,都市計画道路長束八木線のうち,継続復興期間で整備される区間から緑井方面への500メートル区間についてお聞きしたいと思います。  長束八木線については,復興事業による整備が完成すれば,国道54号の別所団地入り口から緑井・大町地区までの区間のうち,緑井四丁目地区の500メートル区間だけが未整備となります。具体的には,緑井四丁目17番地付近から南西方向の緑井四丁目27番地付近までの500メートルです。この区間が整備されれば,幹線道路がネットワーク化され,復興事業での整備区間は防災面だけではなく,交通機能の向上など,より一層の整備効果が発揮されるものと思います。  また,この500メートル区間の整備の方向性を示すことにより,継続復興期間における長束八木線の用地取得を加速させることにつながるといった効果も期待できます。  そこで,長束八木線について,継続復興期間での整備に引き続き,緑井方面への500メートル区間に事業着手するなど,この区間の整備の方向性を示してもらいたいと思いますが,広島市の考えをお聞かせください。 ◎岡田 街路課長       委員御指摘のとおり,長束八木線の緑井四丁目地内の約500メートル区間を整備することにより,幹線道路のネットワークが強化され,南北に並行している国道54号の渋滞緩和など,交通機能が向上します。  また,当該区間に近接する緑井小学校の通学路となっている現道は,歩道が狭く,自動車交通量は多いことから,この区間の整備により交通の分散が図られ,通学路の安全性向上といった整備効果も期待できます。  こうしたことから,緑井四丁目地内の未整備区間の事業着手については,継続復興期間の整備に引き続き行っていけるよう,検討することとしています。 ◆海徳 委員         長束八木線は,八木・緑井地区において,復興事業により計画的に整備が進められています。こうした整備により,都市計画道路がネットワーク化するあと一歩のところまで来ています。長束八木線は集中復興期間で1,500メートルが整備され,継続復興期間で1,300メートルが整備されます。要するに,八木六丁目から緑井二丁目までの長束八木線3,300メートルのうち500メートルが未整備となるわけです。  復興事業のために土地を手放した地権者の皆様の気持ちに応えるためにも,八木六丁目から緑井二丁目まで,長束八木線をつなげていただきたいと思います。ぜひとも緑井方面への500メートル区間を,継続復興期間に引き続いて整備していただくよう要望します。  最後に,先ほども申し上げましたが,来年度からは継続復興期間となります。八木・緑井地区を安全・安心に暮らせるまちとするよう,地域としても広島市と一体となって取り組んでいきたいと考えています。広島市においても,引き続き一日も早い復興に向け,全力で取り組んでいただくことをお願いして,この質問を終わります。  次に,JR可部線下祇園駅の自由通路等整備について質問をします。この事業については,平成29年9月議会,平成30年度予算特別委員会,さらには昨年9月の3度にわたって,質問や提案を行ってきました。  来年度予算を見ますと,今年度に比べて1桁多い3億円弱の予算が計上され,いよいよ事業が本格化するタイミングが来たように感じます。改めて予算内容や取組状況について質問させていただきたいと思います。  まず確認ですが,来年度予算に実施設計,用地取得などに2億7060万円,駅改良補助として2790万円が計上されていますが,何を行うのか具体的に教えてください。 ○平野 副委員長       間もなくお昼となりますが,このまま質疑を続けさせていただきます。御協力のほどよろしくお願いいたします。 ◎石飛 交通対策担当課長   下祇園駅の自由通路等整備は,本市が自由通路等を整備して,JR西日本が駅の改良を行うという役割分担の下で取り組んでいる事業であり,来年度予算には両者の事業に係る経費を計上しています。  このうち本市は,西口と東口を連絡する自由通路を整備するための詳細な設計を行うほか,自家用車・タクシーの降車スペースや駐輪場などを備えた西口広場や広場入り口付近の道路を整備するための用地の一部を取得することとしており,2億7060万円を計上しています。  また,JR西日本は現在の島式ホームを相対式ホームに変更し,改札口から直接ホームへ移動できるようにするなどの駅改良を行うための詳細な設計を行うこととしており,この設計に国の補助制度が活用されることから,本市もその一部を補助するため2790万円を計上しています。 ◆海徳 委員         今の答弁で,広島市の事業については,今年度に引き続き予算が計上され,自由通路の実施設計や西口広場などの用地取得が行われることが確認できました。JR西日本の事業である駅改良についても,来年度から新たに予算化されるということなので,いよいよ両者の事業が足並みをそろえて本格的に動き出そうとしていることに大変安堵しております。  このうち駅改良については,昨年の9月議会の一般質問において,東口の駅舎内にあるトイレを改良するなど,利用者の利便性がより一層向上する計画となるよう,JRと協議を行ってもらいたいことを求めました。これに対して,広島市からは,計画の見直しが具体化するよう,JRと積極的に協議・調整を進めるとの見解でしたが,その後の状況を教えてください。 ◎石飛 交通対策担当課長   昨年の9月議会における委員からの御質問に対して御答弁しましたように,本市ではJR西日本と協議・調整を重ねてまいりました。その結果,JR西日本では東口駅舎を解体して,改札口を新設し,その位置を自由通路に近くすることで,西口と東口との間の移動経路を短縮できるようにするとともに,トイレを新設して,便器数を現在よりも増やし,その中にはバリアフリー化された多機能トイレも設置する計画内容に見直すことを決定されたと聞いています。 ◆海徳 委員         従来から計画されている西口改札の新設に加えて,東口改札が新設されるほか,トイレも新設され便器数が増えるなど,利用者目線に立った改良が行われるようですので,JR西日本には感謝をしたいと思います。  ところで,私の地元佐東地区にはJR可部線の緑井駅,七軒茶屋駅,梅林駅,上八木駅と四つの駅があります。その四つのトイレは男女兼用で,しかも和式便器になっております。利用者の誰もが時代遅れも甚だしいと感じています。特に緑井駅は乗降者数が5,000人と多いので,早急な対応をJR西日本にお願いしたいと思います。このことは今後,広島市と協議をしたいと思いますので,引き続きよろしくお願いいたします。  本題に戻りますが,先ほどの計画内容の見直しに伴い,総事業費は増えることになると思います。以前の答弁では,広島市が行う自由通路及び西口広場などの整備とJRが行う駅改良を合わせた総事業費として,約22億円を見込んでいるとのことでした。現在では総事業費は幾らを見込んでいるのでしょうか。また,国からの補助金など,どのような制度を適用しようと考えているのか教えてください。 ◎石飛 交通対策担当課長   これまでの検討による試算では,本市が行う自由通路及び西口広場等の整備費は約14億円と見込んでいます。  また,JR西日本においては,駅改良の整備費を約15億円と見込まれていることから,両者の事業を合わせた総事業費は約29億円となります。このうち,本市が行う自由通路等整備については,立地適正化計画に基づく取組に総合的・集中的な支援を行うために,国が来年度から創設する都市構造再編集中支援事業を活用することを予定しており,この制度により事業費の2分の1の国費が交付されます。また,JR西日本が行う駅改良については,国の次世代ステーション創造事業を活用することを予定しており,この制度により国と本市がそれぞれ事業費の3分の1を補助するものです。 ◆海徳 委員         広島市では,平成26年及び平成30年の2度にわたり豪雨災害の対応が必要になるなど,引き続き厳しい財政運営が続いています。本年2月に策定,公表された財政運営方針では,このような状況下にあっても,まちのにぎわいや活性化につながる都市機能の強化など,将来を見据えた取組はますます重要になっており,引き続き推進していく必要があるとされています。このことについては,私も同じ考えです。先ほどの答弁では,利用者の利便性向上等の計画見直しにより,総事業費が倍額になります。それに伴って,当然,広島市の負担額も増えるものと思いますが,「世界に誇れる『まち』」を実現するため,ぜひとも強力に事業を推進することを要望します。  広島市では,これまでJR下祇園駅の自由通路等整備の完成時期について,令和1桁台半ばを目指すとされてきました。JRの運行や駅利用者の安全性を確保しながらの工事となるため,多くの制約があると思いますが,地域の皆さんの願いを酌み取っていただき,明確な目標時期を設定して,少しでも早く完成するよう取り組んでいただくことはできないでしょうか,このことについてお答えください。 ◎石飛 交通対策担当課長   本市とJR西日本では,来年度,速やかに自由通路や駅改良等の実施設計に着手することとしており,早ければ来年度中にも工事を開始する予定です。こうした手順を着実に進め,令和5年度末の完成を目指して取り組んでまいります。 ◆海徳 委員         今までぼんやりとしていた完成時期について,令和5年度末という具体的な目標が示されました。地域の皆さんによい報告ができることを大変うれしく思います。  下祇園駅の自由通路等整備について振り返りますと,平成24年に駅西側に隣接していたコベルコ建機祇園工場が五日市に移転したことを契機として,平成27年に祇園学区,山本学区,春日野学区の社会福祉協議会が広島市長とJR西日本広島支社長に駅の西口を整備することについて要望書を提出したことが検討の始まりであると聞いています。こうした地域の声が事業の推進力になったことは言うまでもありません。また,地域では,駅周辺の活性化等に向けて勉強会を続けておられます。広島市においては,今後も引き続き地域の声に耳を傾けていただき,自由通路等整備を契機とした駅周辺の活性化が進むように取り組んでいただきたいと思いますが,広島市の考えをお聞かせください。 ◎石飛 交通対策担当課長   下祇園駅周辺地区では,従来から住宅や数多くの文教施設の立地が進められており,近年では工場移転を契機として,駅西側では大型商業施設のほか,新たな住宅開発やマンション建設等が進むなど,まちの様子が大きく変わってきています。こうした中,昨年4月,地域の声がきっかけとなり,春日野団地と下祇園駅に近いイオンモール広島祇園を結ぶ新たなバス路線が新設されました。今後も下祇園駅の整備を契機として,地域のまちづくり活動が活発になっていくものと期待をしています。このため,本市としても地域と一体となって下祇園駅周辺地区の活性化に向けて取り組んでいきたいと考えています。 ◆海徳 委員         自由通路などの整備推進だけでなく,駅周辺の活性化に向けた取組についても心強い答弁をいただきました。地域の期待に応えるべく,駅利用者の利便性,安全性の向上,駅周辺の活性化に向けて着実に取り組んでいただくよう要望してこの質問を終わります。  最後に,この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。広島豪雨災害からの復興事業に御尽力いただいた,この委員会の場におられる3名の皆様がこの3月末をもって定年退職をされます。広島豪雨災害被災地の復興まちづくりを所管する都市整備局の次長として,安全・安心に暮らせるまちの実現に向けて御尽力いただきました笹口都市整備局次長,また,復興工事事務所の発足当時から安佐南区復興推進担当課長として第一線で復興を推し進めていただいた,現道路交通局用地部の平松部長,また,平成30年度から同事務所で丁寧にそして粘り強く用地交渉に当たっていただき用地収得のめどをつけていただいた復興工事事務所の藤田課長,大変寂しいことではありますが,この場を借りて,その大きな貢献に心から感謝の意をお伝えしたいと思います。ありがとうございました。どうか今後も豪雨災害の復興にお力添えをいただきたいと思います。  以上で質問を終わります。 ○平野 副委員長       午前中の質疑はこの程度にとどめ,休憩いたします。午後は1時10分から再開いたします。                                休憩 12時06分                                再開 13時12分
    ○藤井 副委員長       出席委員39名であります。  ただいまから予算特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き建設関係の質疑を行います。 ◆石橋 委員         皆様,お疲れさまです。それでは,発言通告に従いまして,これより発言,質問させていただきますけども,(石橋委員,ディスプレーに資料を表示する)今回は道路・橋梁整備についてとサッカースタジアムについてなんですけども,審議日程が2日から1日に短縮されたということで,橋梁のほうはちょっと割愛させていただきまして,道路,こちらの事業費も上がっておりますけども,こちらに絞ってまずは発言,質問させていただきます。  まず,安心・安全なまちづくり,インフラ整備に向けてという観点から,今回は過去の各定例会でも議案,専決処分の報告として今日まで上程されてまいりました,道路の管理瑕疵等による損害賠償額の決定,こちらについて伺いたいと存じます。  こちら,説明するまでもないんですけども,国家賠償法ということで,道路,河川,また橋梁もそうですけども,公の営造物,そちらの設置または管理に瑕疵があった場合,そして他人に損害を生じたときは,国または公共団体がこれを賠償する責任を負うということで,こうしたものは地方自治法で軽易なものになりますので専決処分となりますけども,その都度,首長から議会は報告を受けております。報告は受けているんですけども,改めてここで伺いたいと存じます。  まず,道路の管理瑕疵における過去5年間の年平均の人損,物損別の発生件数,並びに原因の内訳,現在いかなる道路管理,これは現状の破損箇所等の確認が行われているか,こちらを教えていただけますでしょうか,お願いします。 ◎松田 道路管理課長     まず,過去5年間の年平均の人損,物損の内訳,そしてその原因の内訳について申し上げます。  道路管理瑕疵に係る事故報告件数は,平成26年度から平成30年度までの5年間における1年間当たりの平均件数は57件です。その事故の内訳については,死亡事故はなく,人損と物損が生じた事故が4件,人損のみの事故が約4件,物損のみの事故が約49件となっています。主な事故の原因については,道路上の穴ぼこによるものが約29件と最も多く,以下,道路上への落下物や街路樹の枝の突き出しなどといった道路上の障害物によるものが約6件,側溝のグレーチング蓋の変形などによるものが約5件などとなっています。なお,こうした事故原因となった穴ぼこやグレーチング蓋,道路上の障害物については,事故後,速やかに補修・修繕,撤去等を行っております。  次に,現在の道路管理,破損箇所等の確認の方法について説明いたします。本市では,道路を常時良好な状態に維持管理し,その安全性を確保するため,業者に委託して車両による定期的なパトロールを行っています。また,各区維持管理課にフリーダイヤルの道の相談室を設けるなど,市民からの電話等の通報により,道路の損傷箇所を把握しています。さらに,日本郵便株式会社や相互個人タクシー協同組合及び広島都市個人タクシー協同組合と道路の異常に関する情報提供をしていただく協定を締結するなど,他の事業者との連携による道路の異常の把握にも努めております。 ◆石橋 委員         今の答弁を頂戴しましたけども,おおよそ,あくまでも報告レベルですけども,年間で平均すると60件ぐらいではないかと,そして,道路の穴が空いているものですとか,そういうのがかなり多いということでした。そちらの管理状況というのは,例えば日本郵便株式会社,こちらと協定を締結するなど,今,さいたま市などもこういった郵便配達員の方々と協力しながらやっておりますけども,そこで,改めてちょっと一つ伺いたいんですけども,今,お話を伺いましたけども,現在行われている道路の管理,チェック体制についてですが,従事する人員やシステム,その過不足を本市はいかに考えていらっしゃいますか,教えてください。 ◎松田 道路管理課長     道路パトロールにつきましては,全市域を4台の車両でパトロールしており,年間約3,200件の道路の損傷箇所について補修等の対応を行っています。また,各区の維持管理課や道の相談室には市民等から年間約8,700件の通報があります。道路パトロールは車道中心に行われており,歩道等の把握は困難な状況にあるため,市民からの通報は大変重要な情報源となっております。このことから,日常的に道路を利用している市民の方からの通報を増やすことには,道路を管理していく上で大きな意味があると考えております。 ◆石橋 委員         パトロールに関しては年間3,200件,そして市民の皆様からの通報ではおよそ8,700件ということで,我々議員も本当,平素からこういった危険箇所を通報しますので,それこそ年間およそ1万2000件ぐらいは発生しているんではないかということですね。  そこで,ちょっとここで他都市のこういう管理,またパトロールに関しての事例を御紹介したいんですけども,他都市ではアプリを使用して市民から報告,通報を受けるということで,これは相模原市のケースですけども,どういったシステムかと申しますと,アプリをダウンロードしていただきまして,まずは撮るということで,接写,例えば破損箇所などを近くで撮影して,またちょっと俯瞰して撮影して,マッピングできるんで,位置情報がすぐにそのメールを送信したときにどこどこがこういう状態になってるんですよと分かると。また,不具合などの内容も送ってくださる方が補足をしてくださいますので,こういった形で迅速に把握ができると。今でしたら,例えば電話であれば都度連絡を受けて,それこそゼンリンの地図を開いてどこですかとかいろいろ時間がかかったりするかもしれませんけども,本当にこういった簡素化が図れると。  ほかにもいろんな都市がありまして,例えばこれは浜松市の場合ですけども,「いっちゃお!」ということで,これもアプリを使って,道路の舗装ですとか側溝,カーブミラー,それから照明もありますし,例えば災害が多いですけども,落石ですとか土砂崩れ,またはガードレール,河川冠水など,こういったものも迅速に教えてくださいというアプリで浜松市は図っております。  ほかにも,こちらは大阪になりますけども,泉佐野市の場合はこちら,教えてほしいということで,犬のふんですとか,また,公園とかいろいろ広がっておりますけども,何より中にはすてきな風景ですとか,ネガティブな面だけではないんですね。だからそういったものも寄せていただいて,あなたの報告でまちがよくなる,こういった,いわゆる,まちをみんなで作っていく,そして安全を保っていくという仕掛けがなされているんです。  今回,私のこちらの質問,そして提言の趣意なんですけども,まちづくりへ市民の参画意識の向上,我々がまちを守るという,そして,また,従事する職員の作業効率化ということで,さきにもお話しさせていただきましたけども,何よりも高度経済成長期に整備された社会資本が次々と,現在更新期を迎えておりますけども,管理が行き届かず,結果,幾つかの瑕疵が生じ,そこから派生する一つの事故やけがが市民の一生に関わることもあります。そこで絶対はないんですけども,発生するかもしれない可能性を一人でも多くの視線,視点を活用して,行政にとどまらず,皆様で協力し合って,迅速に課題箇所の改善,未然防止に努めたいという思いで今回取り上げさせていただいたんですけども,そこで伺います。  他都市でも既に導入,活用されているアプリ等を使用して,市民からの通報,報告システムを本市でもぜひ導入していただきたいと願いますけども,その見解を伺いたいと思います,お願いします。 ◎松田 道路管理課長     委員御提案のアプリ等を活用した市民からの通報システムの導入については,道路の損傷箇所の位置等が簡単に把握できるなど,有効な手段と認識しており,先駆的に導入した八つの地方自治体に導入後の状況等を確認しているところです。各自治体に共通して言えるのは,通報システムによる通報件数は年間通報件数の約1割程度で,通報の多くが依然として電話で行われており,なかなか新しいシステムが浸透しないといった課題があると聞いています。本市におきましても,他都市における課題を踏まえ,通報システムを利用した市民からの通報を増やす効果的な方法を確立した上で,導入に向けて検討していきたいと考えています。 ◆石橋 委員         他都市での状況は大体1割ぐらいであると,これでもう1割だから導入しないでいいんじゃないかというのは,ちょっと失礼な物言いですけども,これもう昭和の発想なんですね。だから,本当どんどんと,例えば行政組織にしても縮小化するかもしれない,そこで,例えば先ほど1万2000件ってありましたけども,でもそれだけで1,200件,迅速に賄える可能性もある,じゃあ,そこをいかにこうやって伸ばしていって作業効率を図っていこうか。また,もう一つ,私の趣意は,4月になりますけども,このたび避難誘導の広島市のアプリが始まりますよね。名前が「避難所へGo!」でしたかね,4月から始まりますけども,災害が多い昨今,できるだけ迅速にアプリを使って,皆さんの避難も促していこうということで,広島市が発信するそういうアプリのハウツーは広島市にあるわけですから,そういったものを活用して,総合で,そういう利用の利便性を上がっていって,また総合効果をどんどんと上げていって,ぜひとも市民のまさに安全を守っていただきたいという思いがありますので,今,検討していただけるということですけども,ぜひともこちらのほうも導入していただければと存じます。よろしくお願いいたします。  次は,今度はサッカースタジアムに入りますけども,まずは,組織職員配置ということで,このたび都市整備局ですが,サッカースタジアムの建設に向けた推進体制を強化するため,スタジアム建設部を設置するということで,同建設部に調整担当ですとか,工務第一担当,第二担当,そして設備担当を置き職員を6人増員するということで。ここで伺いたいんですけども,今回,スタジアム建設部が増強されることになりますが,その意図,業務内容を教えていただきたいと思います。  そして一方,今日まで取り組んできた現行の職員さんもいらっしゃいます。通常職員はおよそ3年周期で違う部署に移るのが常ではありますけども,また,職場ローテーションの意義はもちろん私も存じております。できるだけいろんな担当をしてゼネラリストを図るということ,そういう意は十分に存じておりますけども,これまで従事してきた担当者が2024年の開場までに他の部署へ異動する可能性はあるんでしょうか,お聞かせください。 ◎北山 スタジアム建設担当課長  組織体制強化の意図と業務内容についてでございます。  まず,業務内容ですが,来年度,本年度策定する基本計画に基づきまして設計・施工を行う事業者を募集・選定し,その後,基本・実施設計,建設工事等に順次取り組んでいく予定でございます。このように来年度以降,事業が本格化し,業務量が増加しますとともに,業務内容の専門性も高まるということが見込まれることから,サッカースタジアム建設をより一層力強く推進をしていくために増員を図るなど,組織体制を強化するものでございます。  次に,職員の異動についてでございますが,サッカースタジアムの建設に携わっている職員につきましても,他の本市職員同様,異動する可能性はございます。担当職員が異動することになりましても,スタジアム建設に支障がないよう,組織としてしっかりと取り組んでいきたいと考えております。 ◆石橋 委員         今,業務内容の専門性が高まることという一言いただきましたけども,まずもって担当課に貴賤なしで,スタジアム担当者を特別視して今回こうした質問をしているわけではないんですね。というのも,各局,各部署の中には専門性と経験が問われ,3年以上も同じ部署に従事していらっしゃる職員は各所に存在いたします。特定個人云々にあらず,今日まで最も現場,経緯,そして事情を知る担当者が代わり,そこで生じるかもしれぬマイナス面を,このたび増員される今こそ,私は危惧するものでありまして,もちろんいずれの組織改編においても言えることでありますけども,人事に口を挟むという不粋なことは控えたいんですが,できれば,やっぱりこういう担当はチームですから,チームワークですから,チームの続投を要望するものであります。  組織から,今度は事業費の計上,お金に迫ってまいりたいと思いますけども,今回はこちらの事業費の計上で,設計・施工一括発注に係る準備ですとか,そしてサッカースタジアム建設技術提案等ということで,まさに大事な局面を迎えます。ちょうど,私は1年前もこの予算特別委員会でサッカー関連で発言,質問をさせていただきましたんで,簡単にちょっと,こちら,プリビオスリー・オン・予算特別委員会ということで,1年前の予算特別委員会を振り返りたいと思いますけど,私はこういうことを言わせていただきました。昇降時もプレーを見逃さぬ階段ですとか,これは国内の千葉のフクダ電子アリーナの事例でしたけども,全てのエリアに車椅子席を設置しています。そして,芝生の養生のために風通しをグラウンドレベルで保つ,また,芝の生育のため日照を得るために,屋根の一部をポリカーボネートですとか,海外の事例ではやはり防災対策,災害拠点ということで,スタジアムに情報収集機能ですとか,情報提供,誘導機能,また,応急手当て,こういった医務室も非常に充実させている。また,スタジアムの中では,海外の事例ですけども,ラウンジに名刺ボックスを設置して,スタジアムがまさに社交の場であったり,そういった商談の場にもなっている。そしてボックス室,各企業が個別室を契約しては,おのおので好きに装飾している例もあった。また,左下になりますけども,平時はそのボックス室をホテルとして使って,試合のときはボックス室として使っている,こういった併用の事例ですとか,寄附を得た方々の名前を壁に刻んだり,その表情,写真を貼ったりという事例も紹介させていただきました。もう一つは,飲食を自席で注文ということで電子化ですよね,Wi-Fi環境をとにかく整備する,そして観客席にキッズスペース,ちょうど滑り台が見えておりますけども,こうしたところを設置しているスタジアムもありますし,最前列を柵にしたゼロタッチですとか,スタンドの上部を展望席化しているところ,これはスペインの事例でしたけども,ありました。  これよりでありますけども,今後,新年度予算を審議の後,執行するに当たりまして,設計,施工,そして建築技術などを検討・決定するなど,重要な局面を迎えてまいります。そこで,我々は幸いにも前例のよしあしを自ら本市へ生かすことが可能な状況にあり,これより最新事例,主に京都スタジアムに着目し,発言をさせていただきたいと存じます。また,京都スタジアムに関しましては,本市も視察済みですよね,基本計画の素案の中にも各所に京都の事例が反映されておりますけども,最新情報は担当課にとどまらず,まちづくり全般の一助に行政・議会の皆様で共有したく,重複する部分も多分にあるかと存じますけども,御容赦いただきたいと思います。  では,ちょっと迫ってみたいと思いますけども,こちら,京都のサンガスタジアムbyKYOCERA,亀岡市にありますけども,先月になりますが,2月9日に開場,収容人数はおよそ2万1600人,建設費はおよそ181億円となっております。その場所なんですが,JR京都駅からおよそ20キロに位置しておりまして,JRを使えば快速でおよそ20分,鈍行ではおよそ40分ぐらいで,JR亀岡駅北口から徒歩3分ということで,亀岡駅の改札からはもうすぐにスタジアムが見えます。こちら,京都の府民だよりでその位置関係がよく分かりますけども,右下に白い亀岡駅がありまして,そこからぐるりと時計回りでこちらのスタジアムにアプローチすると。  建設費に迫ってみたいと思いますけども,181億円,当初は176億円と言われておりましたけども,こちら上がった部分は後ほど触れたいと思いますが,まずは亀岡市が土地取得も込めまして20億円,そして府のスポーツ関連の基金で6億円弱,スポーツ振興助成のくじ,totoで30億円,当初は個人からの寄附,企業からの寄附で二つ合わせて20億円ぐらいを京都府も目指しておりましたけども,現況は個人からが1億5000万円ぐらいで,企業からもちょっと伸び悩んで1億円強で,引き続きこちらの寄附を募るということでしたが,ほかに起債や国の交付金を使っております。  京都スタジアムの管理運営手法ですけども,緩やかな指定管理制度を導入ということで,まず,自主事業が実施しやすい条例を制定して環境整備をした後,指定管理期間を京都府で初めて10年で募集ということで,スタジアムに関する指定管理でいえば,例えば柏の5年ですとか,大阪,パナソニックスタジアム吹田は48年というちょっとレアなケースもありますけども,できるだけ長期戦略で指定管理を行っていただきたいということで,10年で募集しております。運営事業者になりますが,ビバ&サンガの合同会社ということで,こちらのビバというのが運動のいろいろフィットネスとか,そういうジムなどを経営してるところですけども,そこと京都サンガF.C.,こちらの合同会社が受注して,指定管理料は7000万円で3年後に見直しということで,指定管理料でいえば5000万円ぐらいのところから,国内でも1億5000万円ぐらいのところがありますけども,取りあえずは7000万円で設定して,ネーミングライツは,もう地元の雄になりますけども,京セラさんが年間1億円で20年契約,通常であればネーミングライツですので京セラスタジアムって言いたいところですけども,京セラさんがぜひとも地元でありクラブの名前を優先してくれということで,サンガスタジアムという名前でbyKYOCERAになっております。  スケールを見ていきたいと思いますけども,クラスSが4万人以上になりますが,その下になりますね,クラス1,そして行える競技はサッカー,ラグビー,アメリカンフットボール,そしてサッカーの国際試合が開催可能となっております。スケールの部分ですけども,手前のメインスタンドからサイドラインまでが8.5メートル,そして,対面になりますけども,バックスタンドからサイドラインが7.5メートルということで,メインスタンドのほうが選手が登場してウオームアップなどをするんで1メートルちょっと余分に取ってありますけども,縦はエンドラインからサポーターズシートまでが10.5メートルということで,ラグビーやアメフトを行うときはちょうどこのスペースがタッチダウンですとかトライをします,また,フィールドにゴールがありますんで,H型のちょうどポールが立ちますけども,なので,縦はちょっと大きめに取ってあるということです。スタンドの最前列は高さ1.2メートル,そこに1列目が来ますけども,そこからピッチを臨んで,まさに,ちょうどこちらは2月9日のこけら落としの試合ですけども,コーチングの声やキック音,肉弾戦の音まで聞こえるということで,もう非常に目の前で選手の肉弾戦を感じることができます。  レイアウトのほうもちょっと見ていきたいんですけど,一般席,普通の席のほかにも2階にVIPラウンジ,今ちょうど左上に見えておりますけども,そしてVIPテラス席,外に出ますテラス席,そして,3階にスカイボックステラス席,こちらを16室312席完備しておりまして,ほかにもマツダスタジアムの寝ソベリアではないんですが,こういったピクニックシートというシートなども設けられております。昨今,広島のサッカースタジアム基本計画の素案にもありましたけども,こういったスカイボックス,ボックス席などは本当もう押すな押すなというか,キャンセル待ちの状態で,このあたりをいかに活用していただいて,また,売り出して収入を得るかというところは重要になってまいりますけども。  そこで,ちょっと私,一つ提言をさせていただきたいんですが,広島には強みがあるということで,昨年になりますけども,カープとサンフレのコラボチケットが発売されております。そして今月になりますが,この3月下旬にはコラボユニフォームを発表予定,もう今,本当にカープとサンフレッチェは連携してるんですが,人々はやはり観戦にわくわく感やユニーク感を求めている。カープグッズは年間60億円以上売上げて,本当にユニーク感もあふれておりますけども,こういったカープなどとも協力しながら,もう都市間競争にあらず,もう協働して国際競争力を高めていこうと。今ちょうど昔の旧市民球場ですけど,ライトスタンド,その行方がどうなるか,解体するのか,もしくは有識者の方は勝鯉の森に置いたらどうかということですけども,ぜひともこういったライトスタンドなども,例えば新たなサッカースタジアムに持ち込んで,カープとの協働を図ってはいかがかとは思います。  改めて京都のスタジアムに戻りますけども,観客席は2階席が1階席の上部に張り出し,奥行きの最小化を図られている。ちょっと写真にもありますけども,これはあまり珍しい手法ではありません。どこでも最近はやっておりますけども,できるだけ2階席の方もピッチに近く臨場感を得ていただこうと。そして,観戦するに当たりまして,このシートの傾斜,角度というのは大変重要になってまいりますけども,京都の場合,1階が21度から24度,緩やかに,そして2階席が32度になっておりますが,近年では,誕生した大阪が34度,そして,鳥栖ですとか,また名古屋の豊田スタジアムなどは40度で,かなり2階席も急になっております。  そこで,本市の基本計画素案の中にある観客席の傾斜はということで広島に目を向けていきたいんですけども,広島の場合は,あくまで決定ではありませんけど,素案では,1階の観客席をできるだけ緩やかな勾配とし,ピッチと近い高さとして一体感を感じることができると掲げられております。野球の場合は,できるだけピッチと水平にしてもう本当臨場感というか,一体感楽しめるんですけども,サッカーの場合でしたら,どうしても,例えば手前にボールがある場合は逆サイドはどういったポジショニングであるのか,フォーメーションであったり,結構,テレビ中継ではないんですが,俯瞰の要素が1階席でも重要になってまいります。  そこで,ちょっとこちらを御覧になっていただきたいんですが,一番手前がマツダスタジアム,一番奥,三つ並んでおりますけども,奥が2階席が40度の急な鳥栖になります。そして,真ん中はあえてサッカーが大変盛んな南米のアルゼンチンの席を持ってきておりますけども,やはりサッカーというのは1階席でも緩やかではないんですよね,なるべく上から俯瞰できるようになっている。そこで,このあたりも,広島の場合も,先ほど素案にはありましたけども,できるだけ見やすい環境を老婆心ながら整えていただきたいと思います。  観客席に関しましては,大阪のパナソニックスタジアム吹田は4年前,最新と言いながらもう4年たちましたけども,そして京都のサンガスタジアム,座席のシートにちょっとスポットを当てたいと思いますけども,大阪の場合は1階,2階共に同じ形状のシートを使用しております。しかし,それを反映させて,京都の場合は2階だけ違うんですね。というのも,2階はやはりちょっと急になっておりますんで,2階席のシートは座る部分をちょっと深みを持たせて,そして背もたれも長めにとって,ゆっくりと腰を沈められるようにという,こういうアレンジもなされております。  そして,メインスタンドの最も高価格設定のエリアをプレス席が占拠しないということで,広島でも,例えば大阪,首都圏でもスタジアムはメインスタンドの一番高価格の部分に結構プレス席が独占してる場合もありますけども,京都などはVIP席,そして3階のスカイボックスのその上に,今,拡大の写真がありますけども,まさに観客ファーストというか,観客たちが一番いいところで見られて,プレス席などは上に設けてあるという,こういうアレンジもなされております。  京都のみならず,私は新国立競技場も行ってまいりましたけども,新国立競技場の場合,もうサポーターズシートのど真ん中にゲートが設定してあるんですね。もちろんオリンピックモードなんでいろんな意図はあるとは思うんですけども,ここでサポーターを分断しておりました。また,広範囲に及ぶフォトプレスエリアということで,今ちょうど赤い矢印の下になりますけども,オリンピックモードですから,やはりメディアは大事になりますけども,こういったフォトプレスエリアで死角になる一般席もあるということで,こういったゲートですとか,搬入口の位置ですとか,その規模というのは非常に重要になってまいりますが,改めて,例えばサッカースタジアムでコンサートなどを行うにしても,サッカー以外での使用の場合,機材は10トントラックでの搬入が本当多いんですけども,搬入口の大きさ,口径,その規模の最適解を導き出さなければならないという,このあたりは非常に重要になってくるかと存じます。  芝事情になりますけども,まずは屋根の部分,新国立競技場と同様に南側屋根の透視化を図るということで,芝の生育のためにこちらも透明になっております。そして京都の場合,芝はリオ五輪にも使用されましたセレブレーションを使用ということで,さきのラグビーワールドカップの決勝の横浜もこちらのセレブレーションを使っておりますけども,こちらのセレブレーションという芝の種類は成長が早く,日陰にも強く,傷んでも回復が早いという新品種を使用しております。専門家の方に伺ったところ,確かに芝の生育には日照,日を当てることが本当に大事なんですが,それ以上に通風,風が重要であるということで,京都の場合はピッチ気流解析で通風状態をチェックして,できるだけピッチ全体に風を渡らそうということで,こちらになりますけども,南北一面に通風を確保するエアダクトが設置されております。今ちょうど拡大の写真があって,これはちょうど閉まってる状態ですけども,私もこのエアダクトの裏,この観客席の下に行きましたけども,非常に考えて設計されてて,平時でもすごく強い風が本当吹き込んでるんですけども,こういった形で通風は非常に大事な要素でもあります。  設備関連で申しますと,エレベーターも人用,そして機材用と分けられて複数を完備,中も紫色に装飾されておりました。外装,内装の各所ふんだんに地元産の木材を活用ということで,またここで,京都の場合,コストを抑制するためにそのほとんどが市場に流通されている規格内の10センチ角などの木材を使用されている,これが20センチ・30センチですとか,オーダーするとその加工でやはりお金がかかりますんで,できるだけもう市場に流通してる,そして地元の木材を使って,そしてコストも抑制していこうという,こういう工夫がなされておりました。  木材といえばちょっとここで一つだけ,余談になるんですが,インフォメーションを皆さんにお届けしたいと思うんですが,3月6日から29日まで中区の相生通り沿い,ちょうどこちら東急ハンズの前になりますけども,飲食も可能です。憩いのバスベイ,バスの停車スペースが誕生しております。こちら,29日までになりますけども,町なかで私も木材を活用しようしようと訴えてまいりましたけども,木材を活用する,本当に好例でありますんで,町なかに木材があふれるとこういう雰囲気になるのかというのが把握できると思いますんで,まだこちら見てない方はぜひとも木材を活用する上でも,目を通していただければと思います。余談ではありましたけども,京都に戻ります。  設備関連ですが,会議,会見等で多目的に使用できるホールということで,幾つかホールが設けられておりまして,さきにも触れましたが,災害時も対応可能となる充実した医務室ということで,外部から救急車が横づけしやすい最短距離にこういった医務室が設けられております。ほかにも,放送ブース,テレビ局の方が実況とかするところでありますけども,近年は放送ブースの窓ガラスに透明のスクリーンを張りまして,そこへプロジェクターで文字等を投映する演出もあるんですけども,京都の場合は放送席はしゃべり手が臨場感を得るために,その空気感ですとか熱気を得るために窓ガラスが設置されておりません。施錠時はシャッターということで,ちょうどここにシャッターがおりてくるんですが,屋根がありますんで放送席,テレビのアナウンサーがしゃべるところはもう窓が設けられてないと,こういった形になっております。  やはり,観戦の快適環境といえばトイレになりますけども,こちらは本市の素案にも上げられておりましたが,新国立競技場のトイレの場合はワンウエー,トイレの入り口と出口を明確に分けて確保しまして,一方通行のルートを形成して混雑緩和を図ると,こちらからは入らないでくださいということが明確に設けられて,一つ,こちら,新国立競技場なんですけども,男女兼用トイレ,こちらは発達障害のお子さんなどがいる親御さんが利用するときに子供がどこに行くか分からないので,こういったナンバーが振ってありまして,ここを見といてね,数字を数えておいてねと言ってる間に親御さんが用を済ませるという,こういう工夫もなされております。  トイレの混雑緩和に関しましては,さあこちら,サンガスタジアムのトイレも工夫がされておりまして,左側が男性用で,ちゃんと許可を得て女性用のほうも写真を撮ってまいりましたけども,こちらはどういう工夫がなされてるかと申しますと,鏡がたくさん設置されてない,というのも,至るところに設置すると皆さんがそこで化粧直しなどをして時間がかかってなかなか出てこないので,できるだけ回転率を上げようということで,鏡の設置も最小限にしているということでしたね,京都の場合でありますけども。  施設関連で申せば,周囲を見ていけばマツダスタジアムと同様,ぐるりと一周できるコンコースが設けられておりまして,スタジアムグルメ,飲食の充実へということでキッチンカーがちょうど今,スロープを上がって赤と紺色のキッチンカーが見えておりますけども,こういった乗り入れも可能となっております。  また,スタジアムの側面を見ますと,JR亀岡駅が目の前なんで敷設の駐車場は最小限に抑えられまして,スタジアム,ちゃんと駐輪場が設けられております。そして,そこまで莫大なスペースはないんですが,今後も増設をする予定であると。広島の素案に目を向けてみますと,基本計画では自転車については,スタジアム内に一定の駐輪場を確保して自転車の利用環境を整えていこうと掲げていらっしゃいます。ここで一つ,私は過去に予算特別委員会で中央公園一帯の整備について,ぜひとも子供たちを集めてふわふわドームの設置,それとともに駐輪場の整備とサイクルステーションの設置を要望したことがありますけども,まず自転車を利用していただこう,渋滞の緩和,環境負荷の軽減,健康増進に自転車を活用すべく自転車の利用は結局きっかけであり習慣であると。今日はちょうど3月11日を迎えましたけども,東日本大震災のときは首都圏でも帰宅困難者がたくさんあふれて,帰りに自転車を買う人も増えて,自転車が売り切れたという話がありました。2年前には大阪の北部地震のときにも同様のことがありましたけども,そういったことで自転車に乗り始めて,通勤にも使い始めたというケースは多くあるんですが,そういった意味でもスタジアム観戦,これを契機に生活習慣としてできるだけ自転車に乗れる人は乗っていただきたいということで,そういった意味でも駐輪場の整備は進めていただきたいと思います。  サンガスタジアムに併設されたにぎわい施設はということで,JR亀岡駅から徒歩3分,時計回りにぐるりと回って,入り口の外には足湯施設が設けられておりまして,正面にはフードコート,そしてその横には,スタジアム内になりますけども,企画展,大河ドラマ館がありまして,屋内クライミング施設ですとか,仮想現実のVRやeスポーツ,ゲームが体験できるエリアが設けられておりまして,この足湯にしても,こちらは地方創生推進交付金を活用して,まだできてはいなかったんですけど,こういった地元の湯の花温泉等の足湯を設置しては,またいろいろな観光情報も流していこうと。続いて,今度は地方創生拠点整備交付金を活用して,さっきのVRですとか,eスポーツの環境も整えて,新たなスタジアム利用の客層をこれでまた取り込んでいこうという,こういう試みも京都はされております。  これは本当に目をみはるものがありましたけども,国内初ですよね,国際基準を満たした屋内型クライミングウオール施設ということで,スタジアムの中にあるんですけども,地下から2階,3階ぐらいの高さまで及びますけども,いろんな種類のこういったクライミングウオールが設けられておりまして,休日平均利用はおよそ250人,そして平日平均はおよそ80人ぐらいですか,年間でおよそ5万人ベースの集客を目指していきたいということでしたね。  また,行政と連携してのにぎわい創出ということで,ドラマ館が,こちらも今年の1月から来年1月まで行われますけども,いろいろな登場人物ゆかりの衣装ですとかセットなどそういうものが見られるんですが,こちら実行委員会形式で企画展を運営してもらい家賃収入を得る目的があると,1年で入場目標は50万人。  この家賃収入に関しましてちょっと伺いたいんですけども,広島の場合,建設予定地の中央公園広場は第二種住居地域,国有地でありますけども,改めて伺いたいと思います。例えば,東京都のスカイツリーなどは収支構造として東京ソラマチ,各オフィス,電波塔施設利用料など,ランニングコストを多額の賃料収入で賄っております。広島の場合,スタジアム内に建物の用途制限内の機能を導入した際はこうした賃料収入は得られるんでしょうか,ちょっと教えていただけますでしょうか,お願いします。 ◎北山 スタジアム建設担当課長  スタジアムの収支計画の具体的な検討はこれからということになりますが,いわゆるスタジアムの多機能化を図る中で,民間事業者がテナント等として入る場合には,その使用料を徴収することは可能でございます。 ◆石橋 委員         今は新型コロナウイルスですとか,インバウンドに頼っててもなかなかそこが見込めないといういろんな業者もありますけども,東京の場合ですがソラマチ,水族館ですとか各オフィスで,大体スカイツリーは年間で190億から200億円ベースで動いているんですが,ここだけでも95億円の安定した収入が得られてるんですね。電波塔はもちろんテレビ局関連ですから安定して,これでも30億円ぐらいの賃料収入を賄ってるということで,もちろん,これはちょっと大きな例ではありますけども,こういった賃料収入をいかに得るかというランニングの部分でも,広島のケースでも考慮していただきたいと存じます。  施設関連でいえば,もう敷地内になりますけども,五輪の正式種目になりましたスリー・エックス・スリー,バスケットボールのコートが2面設置されております。広島の場合もスタジアム内ですとか広場に今,導入案としてアーバンスポーツなどが掲げられておりますけども,ヒアリングをしたところ横浜ではスケボー広場がスタジアムの横に併設されておりまして,週末などは,親御連れでにぎわっているということです。このあたりもぜひとも充実を図っていただきたいと思います。  ここまでの説明を振り返り,最新の京都でさえ,これ今月に入ってきたニュースですけども,国際大会の実施へ向けて,このたび日本サッカー協会から客席とスタンドを区切る防護柵の高さ不足ですとか,階段のスリップ対策等々,施設の不備を指摘され,改善を求められております。上記の改善工事のため,5億8400万円の追加支出が発生しているということで,他山の石という言い方はちょっと失礼ですけども,でも最新のスタジアムでもやっぱりそういう不備があるということで,やはり万全を期さねばならないということです。  ランニングの部分でいかに誘客,収入を上げていくか,またその手法のちょっと追及の面で触れていきたいと思いますけども,例えば旧市民球場の当時のカープの場合ですが,解体が決定後ではありますけども,スタジアムツアーを企画,展開したところ,1日平均でおよそ800人,そして週末など多いときには日に2,000人以上が旧市民球場でもツアーに集っております。そして近年,世界的にもスタジアムツアーは定番でありまして,海外の例ですけども,例えばスタジアムの屋上へ登るルーフクライムですとか,同様にスタジアムの屋上に回廊を造って,そこをめぐるスカイウオークなども大変人気になっております。マツダスタジアムのように何よりも試合がない日も常にグッズが購入可能であるという,こういった施設がやはりツアーの一助にもなっております。こういった誘客,収入を上げる面では,やはり,平時をいかにこのピッチの部分を使っていくかということで,京都の場合はグラウンドの養生保護カバーを設置して,できるだけコンサートですとか,広く使っていこうということで,こちらの養生保護カバーにちょっと触れさせていただきますと,テラプラスとよく言われておりますけども,広域公園でコンサートが行われたときも,コンサート時のアリーナ席設置に用いる養生法で,目安としたらスタッフ20人で設置に8時間から10時間,撤去に6時間から8時間かかるんですけども,こういった光と空気を通す構造で,いわゆるプラスチックのすのこみたいなものですけど,1回の公演につきおよそ3000万円のレンタル料が発生して,これはコンサートを呼んでくるプロモーターの負担になるんですね。京都はこちらのテラプラスを自ら購入されております。自分たちで購入されております。といいますのも,これは有識者の方が全国の,北は北海道から南は九州までのプロモーターにアンケートしたところ,新設されるスタジアムへ望まれることはということで,上位の回答はアクセスのよさ,そして全天候対応型の屋根,コンサートの開催が屋根があきっ放しだったらやはり夏季に限られてしまう。また,リスク対策で人件費等もかさむので,できれば全天候対応型の屋根が欲しい。そして,芝生の養生の心配がないことということで,京都は先ほどのテラプラスを購入されております。一見こうしたことをやると芝が本当に傷むんじゃないかという話もあるんですが,実際に京都は実験をされておりまして,春から夏の時期に5日間から10日使用してみますと,およそ10日間で元に回復する。最近は夜ですとか冬の時期もグローライトという太陽光に近いライトを当てて生育を促すところもありますけども,そういったグローライトを用いれば,もっと回復は早まるんじゃないかということで,たとえ天然芝であってもいろいろな使い方ができるんではないかと。  コンサートに関しましては,もう過去にも私も言わせていただきました。この20年間で公演数や入場者数は3倍以上に上がり,年間売上げは5倍以上と右肩上がりの状態です。しかしながら,とにもかくにも箱が不足している状態である。しかし,業界は活況にあって,プロモーターや民間企業が自ら大規模アリーナを建設中ということで,例えば今,左側にぴあアリーナMMとあります,こちらは来月,4月の中旬に開場するんですが,1万人規模で飲食も可能なんですね。これはもう本当,まさに最先端と言われております,ぜひとも完成後にはこのあたりも視察していただければと思います。  また,2023年になります,民間が作ったKアリーナ,こちらも横浜にできるんですが,何よりも,例えば広島であれば広域公園のようにコンサートを呼ぶにしても4万人から5万人クラス,もしくはアステールですとか,上野学園ホールのように1,800人ですとか2,000人規模の前後のホールはあるんですが,その中間層が非常に不足しているということで,今このあたりの規模のアリーナが次々と建設をされているという状況です。  屋根にちょっと迫ってみたいと思いますけれども,普通,年間維持費というのは1億5000万から2億5000万ぐらいですから,新国立競技場の場合はちょっと10倍で規模が違うんで例外になりますが,まずは,こちらの新国立の場合でも企画段階で文科省の大臣がオーダーを出して,屋根の開閉式を考えてくれないか,検討してくれないかということで,結果,あくまでも試算ですけども,開閉式の導入で年に10回のコンサートを行えば4億円の黒字化が見込まれる。導入しなかった場合,固定式屋根であれば年間赤字が6億円になりますよという話がありましたが,結局はあまりにもその費用がかかるということで,結局は新国立も固定式にしたんですが。全天候型屋根,こちらを導入すればコンサートの稼働率は上がるんですが,京都の場合は固定式屋根でした。開閉式にしませんでした。なぜしなかったのかというのを担当者にアンケートをしたところ,屋根を開閉式にすることにより,躯体の構造強化で工事費が50億円から100億円ほど膨らんでしまう,立地等を考慮してコンサートを誘致,開催しても,年間で1回程度しか見込めないのではということで,上記を勘案の上,結局,初期投資の回収は難しく,最終的には開閉式屋根の選択に至らなかったわけであります。しかし,これは決してデフォルト,標準ではないんですね。  一つ,ちょっとここでまず広島について伺いたいと思うんですが,広島の基本計画素案では多目的利用,また,収入面においても重要な鍵を握る屋根に関して,本市は固定式,もしくは開閉式などの方向性を示されていないんですけども,改めて,屋根の形式をいかに考えているのか,本市の場合をちょっとお聞かせいただけますか。 ◎北山 スタジアム建設担当課長  スタジアムの屋根につきましては,基本計画の素案においては固定式の屋根を想定しまして,記載ぶりとしましては,全ての観客席を覆う計画とするとしており,概算の事業費につきましてもこの条件で算定しています。 ◆石橋 委員         なるほど,今現段階では固定式を想定してるということですね。京都の場合もそうですし,いろいろな事情がありますんで,よい悪いというのは私はもう早急に安直に言えるものではないと思いますし,あらゆる粋を結集して,最終的に出た結論というのは,真摯に尊重したいとは思うんですけども,一つ,例えばなんですけども,180度発想の転換を図るということで,サッカースタジアムの稼働率をいかに上げていくのかではなく,収益の見込める多目的アリーナの中にいかにサッカースタジアムを盛り込むかという発想も一つ,取ってみるのもありなんではないかということで,広島のいろいろな規模とちょっと酷似している海外の事例を御紹介したいと思いますけども。  こちらはドイツのシャルケになりますけども,フェルティンス・アレーナ,開場が2001年になりますが,建設費がおよそ228億円と広島と似ております。うち,147億円,およそ150億円の融資を受けております。ここは札幌ドームのように芝が外に出ますので,本当,ビッグアーティストのライブですとか,ホッケー,そしてバイアスロン,スキーをはいたマラソンみたいなものですけども,バイクレースまで,本当に多目的に使用されて,そして今年の1月になりますけども,こういうニュースが入ってまいりました。シャルケは,建設費の融資金,先ほどおよそ150億とありましたけども,その全てを完済したと発表しております。建設計画から竣工まで,全てに関わった最高財務責任者は口にされております。20年前,クラブは勇気を持って投資し,新たな価値を創出しました。同アリーナの建設は我々にとっても歴史的な転換点であり,現在でも最上級の施設要件を満たすすばらしいスタジアムです。今後も数十年,シャルケのホームとして愛され続けることでしょうということで,例えばこういった意味では原寸大に,私も広島に落としてみましたけども,これが先ほどのアリーナですけども,芝を通常のように日に当てると。そうなった場合は,中は必然的に平時はそこはコンクリートが出てきますんで,例えばですけど,バスケットボールですとか,ハンドボール,また,MICE戦略ですとか,いろいろ間口を広げて通常でも使用することができると。そして試合になりますとおのずとピッチは入っていきますんで,その平場エリアも妨げないということで。改めて,それはでもやはり難しいだろうとは思うんですが,本当,つくづく,野村克也さんも言われておりました,先入観は罪,固定観念は悪であるということで。  ちょっとこちら,御覧になっていただきたいと思います。これはJ3,福島ユナイテッドFCですけども,新スタジアム構想です。近年,Jリーグのチェアマンも既に口にされておりますけども,今,日本独自の造船技術,クレーンで上げる技術を活用してピッチを持ち上げる,つまり,ピッチが使わないときにはもう屋根になるという,そういう構想が打ち出されておりまして,既に複数の民間会社が,我々はこちらができますということで,ホームページ上でも発信されております。結局,一定の重量を要す屋根,そこを支える構造強化に費用がかさむんですね。ここで費用がかさむのであれば,近代建築の粋を結集して軽量化も図れるんではないかということで,実際に軽量化を実現しているスタジアムを御紹介したいと思いますけども,こちらフランスになりますが,ニュー・ボルドー・スタジアムということで,これCGではないですよ,本当,写真なんですけども,2015年にできております。各所の軽量化を図って,900本の柱を使用して,収容人数およそ4万2000人,建築費も200億円強でできておりますけども,設計者いわく,軽くてオープンで,かつエレガントな建物を目指したと。こちらは都市,そのまちが要する地元の森がモチーフになっているんですが,夜などは大変美しくこうやって浮かび上がって,せっかくだからちょっと中を見てみたいと思うんですが,エントランス,これもCGではありません,写真です。こんな形になっております。ここから入っていきますと,デッキがあり,徐々に見えてまいりますが,こういった形で,最近でも海外では大変美しい。御覧のように,本当,軽量化のみならず,デザイン性というのはもう非常にやはり重要になってくると思うんですね。  こちら,本市でもデザイン性でいえば概観,融和性と周辺との調和,こちらを訴えております。確かにこちらも大事なんですけども,もうこれは極端な例ですけども,12世紀の王室の宮殿をアレンジしたルーブル美術館はエントランスにガラスのピラミッドを,普通これ考えないですね,絶対に考えないし,オーケーが出ないんですが,でも導入後,来場者は2倍に増えていると。建築はやはり賛否両論があってこそであって,やっぱり,よい悪いという話題にもならないことが一番,最もNGではないかと。  そして,スタジアムに関しましたら,私はかねて,よく私がスタジアムでしゃべっているときは,子供が大人に成長して,大人が子供へ帰る空間である。そこで年齢,性別,国籍を問わず,人間をここでいろいろな感激ですとか,喜怒哀楽を感じていただいて育むということが肝要ではないか。  そこで,広島で国際的に育む人材育成といえば,こちら,ユニタール広島事務所ですよね。ジュネーブ,そしてニューヨークに次いで,話がちょっと飛ぶようですが,関連してるんで,そろそろもう終わりに近づいてきましたんでお付き合い願いたいと思いますけども,改めて,こちらのユニタールの良い活動ですけども,開発途上国や紛争締結国などの国造りを担う現地の市民団体や専門家を対象に,平和のための人材育成を目指した数々のプロジェクトを今も実施しております。ほかにも軍縮や人間の安全保障と環境のプロジェクトなども行われておりますけども,2003年の開設以来,今日まで世界およそ75カ国から講師や研修生,およそ2,500人が広島を訪れている。しかし,そのユニタールの行方なんですけども,ユニタールの入る商工会議所ビルは都心部の再開発,そのリーディングプロジェクトとして移転が検討されている状況にあります,現在。そして,ユニタール事務所の行方は県との絡みもありまして,現時点では未定となっております。そこで,国連関係者複数人に私は以下の質問をしてみました,広島の事務所が移転するかもしれないんですけども,そこで,When your office moving,What is the most importantly?,オフィスが移転する際に何を最も重要視されますかと。そこで最も多かった答えがこちらなんです,Impact,強い印象なんです,広島では。  そこで,世界でも唯一無二,究極の国際平和文化都市へということで,スタジアムの中にぜひともアジアのジュネーブ化を目指して,こちら,オフィスをスタジアムの中に設けていただきたいと思います。新たな広島のサッカースタジアムの中にユニタール広島事務所を導入,国際平和拠点を築くべく,県とも連携して実現を目指していただきたいと切に願うんですが,世界のスタジアムを見回してもこれほどのインパクトと意味の込められたその前例はありません。ぜひと思うんですが,いかがでしょうか,お聞かせください。 ◎北山 スタジアム建設担当課長  サッカースタジアム内に導入する具体的な機能,あるいは施設といったものにつきましては,来年度予定しています設計・施工の発注に係る準備業務の中で一定の整理・検討をしていきたいと考えておりますので,個別の施設の設置の可否などにつきましては,現時点でお答えすることはできませんが,今回,基本計画の素案においても整備に当たっての基本的な考え方,この中で平和記念公園に近接するという特性を生かし,平和を発信できる施設を目指すこととしており,そのための具体的な御提案の一つとして受け止めさせていただきたいと思います。 ◆石橋 委員         もちろんここで即答できないことは重々承知しているので,やりますって言ったら私は大喜びしますけども。でも,本当,私も議員にさせていただく前,2006年から今日までずっと取り組んでまいりました。今,間もなく基本計画ができますんで,恐らく,長々とこうやってスタジアムのプレゼンをするのは多分最後になると思います。だから,思い残すこともないようにということで,本当に恐縮ではあったんですが,市長,ぜひともユニタールとスタジアムをよろしくお願いします。 ○藤井 副委員長       委員並びに理事者各位に申し上げます。ここで換気を行います。しばらくお待ちください。 ◆定野 委員         お疲れさまです。市政改革ネットワークの定野和広です。換気も終わりましたので,また気分を入れ替えて質問させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。  発言の通告にも出しておりますけれども,最初に西広島バイパス高架延伸事業について伺います。こちらについては,地元では一日も早い全線開通を待ち望む声がたくさん寄せられております。  初めに金額を伺おうかと思ったのですが,これは説明を受けますと,国施行道路整備事業負担金25億4900万円のうちの約2億円ということで,この中に含まれているということでしたので,こちらの質問は省略をいたしまして,次に伺いたいのが,この金額についてです。全体の事業費を試算されておりますけども,事業の中断前の試算と比べて整備にかかる費用,これが1.4倍になるということです。事業費の増額については,最近特に厳しい目が向けられていることと思います。そこで,先に質問いたしますが,整備費の大幅増額の原因についてお答えください。 ◎米田 道路計画課長     平成13年度から14年度に実施しました設計に基づきまして,国が算出した事業費については322億円でございましたが,その後,東北地方太平洋沖地震などによりまして,橋梁の耐震基準や架設時の安全基準などが見直されたことから,こうした見直しを踏まえ事業費を算出した結果,446億円に増額となったものです。 ◆定野 委員         契約の内容やその手法に大変疑問符がつくという,よく最近話題になっておりますけども,それと一緒に論ずることはできませんけども,事業費の精査については,これは大切なことですので,しっかりとお願いをしておきます。  次に,このたびの整備費増額も加味した上での費用便益比についてはどのようになっておりますでしょうか,お答えください。 ◎米田 道路計画課長     費用便益比については,国がこのたび見直した事業費のほか,最新の費用便益分析マニュアルや将来交通量推計データなどを用いて算出を行った結果,既に供用している区間も含めた西広島バイパス事業全体では6.4,未整備となっている高架延伸事業では1.1となり,いずれも便益が費用を上回ることを確認しております。 ◆定野 委員         随分と時間がかかっておりますので,今後の整備スケジュールについてはどのようなものかお答えください。 ◎米田 道路計画課長     現時点の見通しとしましては,事業再開後,国において設計の見直し作業や施工計画の検討が行われますが,これには通常,2年から3年かかると聞いております。また,その後の工事期間につきましては,国の予算の配分状況などにもよりますが,既に供用している庚午北から観音本町までの1.9キロメートルの高架工事に5年を要しておりますことから,今回,2.3キロメートルの延伸区間におきましても,少なくとも5年程度は必要になると聞いております。 ◆定野 委員         平成30年でしたけれども,早期全線供用を求める決議というのが本市議会においても可決されております。経済界や沿道の地域から早期の全線開通を求める要望というのも出されております。社会福祉協議会や町内会を回って説明を丁寧にしていただいて理解をしていただく,そして,この事業推進の後押しをしてもらう,こういった地道な作業によって,本当にそういった多くの方が汗を流していただいたおかげで,止まっていた時計が17年ぶりに動き始めたのかなと私は思っております。やっとここまで来たという気持ちです。もう一日も早く完成してほしい,この声を改めてお伝えしなければいけない,その思いでこのたび質問をさせていただきました。  次に,西飛行場の跡地利用について質問をいたします。  ヘリポートの利用や雇用を生み出す新たな産業ゾーンについては利用が進み,予定をされていた基幹道路の整備についても,これは順調に進んでいるというふうに聞いております。ところが,一昨年の12月,広島商工会議所より広島におけるMICEの在り方提言という提言がなされました。この中で大規模展示場の実現可能性を検討するためという理由で跡地利用計画は一時中断となりました。広島県がマッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパンという会社に委託をしまして,その検討を進めてきたというふうに聞いておりまして,先日,その内容について発表されました。結論としては,西飛行場跡地について大規模展示場は建設をしないということだというふうに理解をしております。その理由は,大規模展示場をもし建設をしたとしても,新たな展示場としての需要が確実に見込まれるわけでもなく,大きなリスクを背負ってまで巨額の投資に踏み切るということは,これは行政においても民間においても大変困難である。また既に東京に大規模な施設があって,また近いうち大阪でも建設が予定をされており,こうした国内大都市との競争に打ち勝つのはとても厳しいというものでした。これは調査については県が行ったことですので,この場ではこれ以上申し上げませんが,ただ,東京や大阪との競争にさらされるのは厳しい,また,作ったからといって需要があるかどうかが分からないという結論は,2000万円ほど委託費がかかったらしいんですが,この2000万円という費用と1年間という時間をかけなくても,こういう結論であればすぐにでも分かったんじゃないかなと私は思っております。商工会議所から,これはぜひとも正式に検討してほしいという依頼があったわけでもないのに,この提案に1年間振り回されたんじゃないか,私はそういうふうに厳しい見方をしております。  以前は水陸両用飛行機の発着拠点ということで,これは計画の熟度が足りないという理由で不適格とされておりますので,現在,一番海に近いにぎわいのゾーンは白紙のままです。次に公募するまでの間,そしてまた広島県の検討を待っている間も募集要項や条件の見直しについては,これは並行して行うべきではないかということを申し上げてきましたが,それについてはどのようになっておりますでしょうか。また,現在の状況がどのようになっておりますでしょうか,お答えください。 ◎森田 都市機能調整担当課長  新たな産業(にぎわい)ゾーンにおける平成29年度の事業者公募では応募者が1者のみで,その提案内容の熟度が十分でなく事業者が決まらなかったことから,県と市では応募者が少なかったことなどの要因を把握するため,平成30年度5月から6月にかけて応募者も含め,大手ディベロッパーなど,開発事業者に対しヒアリングを行っておりまして,にぎわい施設で全てを埋めるには面積が広い,周辺施設からの集客がどの程度見込めるか不透明である,陸揚げスロープの活用方法が見つからないといった見解も得ているところです。  このたび事業を再開するに当たりましては,平成29年度の事業者公募以降,新たな産業(雇用)ゾーンにおける民間事業者による産業拠点の開発や基幹道路の工事が着実に進んでいることなどの状況変化もあることから,改めて事業者へのヒアリングを実施し,開発ニーズを把握した上で募集条件の見直しの必要性等について検討する必要があると考えています。現在,このヒアリングの実施に向けまして,前回ヒアリングを行った大手ディベロッパー等に加え,例えばホテルの運営事業者など,ウオーターフロントの立地特性を生かして参入することが期待できる事業者にもヒアリングを行うことを視野に,県と市でヒアリングの内容等について具体的に協議・調整を行っているところです。 ◆定野 委員         とにかく間口を広げてヒアリングをしていただく必要があると思っております。あれだけの巨大なスロープですから,それを活用する事業者,水陸両用飛行機の陸揚げ,あと下ろす,それ以外の使い道がどういうものがあるのかということは本当に私は疑問なんですが,新たに公募をするにしても,その大きな陸揚げスロープをどのように活用するのか,これそのものが足かせになっているんではないかなと私は考えております。今,設計にかかる費用3000万円,これはもう執行されております。ただ,スロープ本体の建設費はこれから3億円というのが控えております。私はまだ間に合うと思うんですが,この際,陸揚げスロープを撤回してはいかがでしょうか。 ◎森田 都市機能調整担当課長  陸揚げスロープを含む新たな産業(にぎわい)ゾーンの活用について,平成29年度の事業者公募で事業者が決まらなかった経緯もあり,陸揚げスロープの具体的な整備につきましては,当該ゾーンの活用に向けた事業者ヒアリングにより開発ニーズを把握する中で,県,市で協議し整理していくことになると考えています。 ◆定野 委員         大変大きな足かせになっていると私は思っております。なぜそこまでスロープの整備に強くこだわるのかが全く理解をできないんですが。  次に,にぎわいゾーンの活用策,これはやはり決めていかないといけないと思いますが,いつまでにそれを示すのか,具体的な時期をお聞かせください。 ◎森田 都市機能調整担当課長  現時点で次の方向性をいつまでにということは申し上げられませんが,事業者ヒアリングについては今月中にも開始したいと考えており,できるだけ早期の活用を目指して取り組んでまいります。 ◆定野 委員         時間がかかり過ぎだと思います。やってください,お願いします。  サッカースタジアム建設の推進についてお尋ねしたいと思います。  いろんな御意見がスタジアムについて寄せられていると思います。たくさんの方々が関心を持って積極的に意見を述べていただく,このことが市民に広く愛されるスタジアムの第一の条件だというふうに考えております。  さて,サッカースタジアムが中央公園芝生広場へ建設するということは決まりましたが,当初はその東側であったはずなんですが,現在は西側に寄せて建設をするということになっております。スタジアムの建設予定地が西側に移動した理由は何でしょうか,お答えください。 ◎北山 スタジアム建設担当課長  今回,スタジアムの具体的な配置場所につきましては,基本計画素案の作成過程で検討を行いました。主にその配置場所の検討につきましては,中央公園の回遊性,それから,歩行者の交通処理,地下埋設物への影響等の観点から検討を行いました。  具体的に申しますと,中央公園の回遊性の観点からは,スタジアムを西側に配置し,東側を広場とすることで平和記念公園から原爆ドーム,旧市民球場跡地,広島城に至る回遊ルートの形成が容易になると考えられます。また,歩行者,あるいは観客の交通処理の観点からは,スタジアムを西側に配置し,広島グリーンアリーナの北側交差点付近に地下道がございますが,この地下道からスタジアムを離すことにより,このたび,これも基本計画素案の中で設定いたしました,南側からの観客のアクセスルート,中央公園ファミリープール東側の園路,こちらへの観客の誘導が容易になり,幅員が狭い地下道への歩行者の流入を抑制することが可能になると考えられます。また,地下埋設物への影響の観点からは,公園の東側部分には近世広島城西の出丸等の歴史的価値の高い遺構が良好な形で存在する可能性が試掘調査の結果,高いということが分かったということのほか,水道あるいは下水道の本管が埋設されておりまして,西側に配置したほうが整備への影響が少ないと考えられます。こうした検討の結果,西側配置に優位性があることから,スタジアムを西側に配置する計画としたものです。 ◆定野 委員         遺構が出てきたという話は先日聞かせていただいたんですが,すぐ隣にある広島城を観光資源としてどう生かしていくのかということを考えれば,かつての当時のお城の姿をほうふつとさせる遺跡については,もちろんその価値を損なわないやり方で保存をしていかなければいけませんし,将来は広島城の魅力を大きく高めるものになり得ると考えておりますので,その活用については,今日は建設関係になりますので,また別の機会に聞かせていただきたいと思います。  また,中央公園の西側,今,新しく移動させる先の西側についても武家屋敷の跡などが残っておると言われております。そうすると,その調査やスタジアム建設とのスケジュールの兼ね合いもありますので,こちらの日程,スケジュールの管理についてもしっかりと検討した上でやっていただくようにお願いをしておきます。
     移動したことについてなんですが,西側に移動することで現在予定をしているペデストリアンデッキがあるんですが,ペデストリアンデッキの整備やスタジアムそのものの建設費などが影響を受けるのではないかと思いますが,これについてはどうでしょうか。 ◎北山 スタジアム建設担当課長  基本計画の素案におきましては,スタジアムの配置を西側にすることを前提として,ペデストリアンデッキの配置場所,あるいは形状等を整理しておりますが,平成29年12月に公表いたしました東寄りの配置の場合と比べまして事業費への大きな影響というものはないと考えております。  また,スタジアム本体につきましても,西側配置によって整備内容が大きく変動するものではないため,事業費への大きな影響はないものと考えております。 ◆定野 委員         中央公園は広いですので,西と東で随分距離があります。また,白島方面からの人の流れが,やはり西側に置くのと東側に置くのとでこれは随分違うと思うんです。今まで基町地区の住民に対してスタジアムを東寄りに配置した図面を基に,いろいろと相談をしたり,対策の説明などもしていたはずなんですが,このスタジアムの配置が東側から西側になったことによって,今まで説明をしていた内容と何かしらの見直しが必要になるということがあると思いますが,これについてはどうでしょうか。 ◎北山 スタジアム建設担当課長  基本計画素案において,スタジアムの配置を今,西側としておりますが,騒音,交通処理,あるいは居住環境への影響への配慮など,地元住民の方に対する対策に関しましては住民説明会などで説明をしてきました対策,これは配置場所にかかわらず必要なものであるというふうに考えております。  今回のスタジアムの配置場所を西側にしたことを踏まえまして,委員もおっしゃいました,観客の誘導などを含めたこうした対策が実効性のあるものとなるよう,地元住民の方の組織であるサッカースタジアム検討委員会,こちらと今ずっと協議しておりますが,こちらを窓口としまして,引き続き住民の意見をしっかりとお聞きしながら,具体的な対策を検討していきたいと考えております。 ◆定野 委員         西側と東側でスタジアムを中央公園の中に当てはめて置いてみますと,白島の方向から中央公園の西側にスタジアムがあったとすると,そこへ歩いていくのは,やっぱり,基町の住宅の中を突っ切っていくのが一番近道というか早いんですね。また,横川のほうから来るとしても,多分,同じようなことになるんじゃないかと思います。どうしてもつい近道をしてしまいたくなるというのが,人間ですから,そういうふうになると思いますので,また人の流れも違ってくるということを心配しております。今まで対話を地域の方と続けてきたわけですから,これからいよいよ具体的になってくるこのタイミングで,またこれまで以上にしっかりと丁寧な説明をしていただいて,皆さんの御理解を得ながらスタジアムの建設を進めていただきたいというふうに思います。こちらをお願いをしておきまして,スタジアムについてはここら辺で終わりたいと思います。  次に,基町地区の活性化についてお尋ねをいたします。  先日の都市活性化対策特別委員会で説明がありましたけれども,地区活性化計画素案によれば,絆をキーワードに多様な世代が共存する住みやすくにぎわいのあるまちの実現を目指すということがうたわれておりました。その中で,特に私が気になりましたのが,特例的入居の拡大,特に地域活動の即戦力となる人材,Uターン世帯の確保というものがありました。基町の住宅における特例的入居,特にUターン世帯の確保,この理由についてお聞かせください。 ◎空田 基町住宅担当課長   特例的入居は,基町地区において少子高齢化が進展し,地域の担い手が確保できなくなりつつある実情を踏まえ,一定以上の収入があるなど,本来は市営住宅に入居できない世帯について,目的外使用により特例的に入居を認めるものでございます。この特例的入居は,国から地域再生法に基づく地域再生計画の認定等を受けて,平成27年2月に制度の運用を開始したものでありまして,開始当初は若年世帯及び学生を対象としていましたが,入居申込みが少なかったことなどから,平成31年4月に要件緩和及び制度拡充を行い,新たにUターン世帯及び地域貢献世帯を追加いたしました。  このうち,過去に基町アパートに居住していた者を対象とするUターン世帯につきましては,入居者が基町地区の状況を熟知しているため,地域活動の即戦力となることが期待できることから対象として新たに加えることにしたものでございます。  なお,Uターン世帯の主たる入居目的は,地域活動に参加することですが,基町地区では高齢化が進んでいるため,基町アパートに居住している65歳以上の親などの世話をすることも併せて入居要件として設定しております。 ◆定野 委員         それでは,世帯数でも人数でもいいんですが,どれぐらいの方がこのUターン世帯としてこちらにUターンをしてくれば地域の活性化につながるとお考えでしょうか。 ◎空田 基町住宅担当課長   地域活動への参加を要件とする特例的入居の対象住戸は,市営住宅の本来の入居対象者の入居を阻害しない範囲内として,国から55世帯を上限に認められていますが,現在の入居者は26世帯であるため,55世帯の入居をまずは目指し,制度のPR等を積極的に行っていきたいと考えております。  また,今年度中に策定予定の基町地区活性化計画におきましては,基町地区の若年世帯・子育て世帯の世帯数の割合を現在の11.3%から広島市全体の割合と同程度の25%,世帯数では約730世帯まで増やすという目標を掲げております。この目標に向け,若い世代が基町地区に魅力を感じ,さらなる入居促進につながるよう教育・保育の充実,子育てのしやすい環境づくりを進めるほか,若年世帯等に限定した公募などの取組を行ってまいります。  また,基町地区の活性化のためには,単に若い世代の入居者を増やすだけではなく,入居した若い世代が地域活動に確実に参加することも重要でありますことから,地域と協力し,入居後に地域活動に参加・活躍できる環境づくりなどをはじめとした,基町地区活性化計画に掲げる各種取組を進めていきたいと考えております。 ◆定野 委員         ちょっとお尋ねしたいんですが,地域の活性化に貢献をしているというのは何をもって図るのかというところなんです。例えば地域の行事に参加してくださいというお願いをするんだと思うんですが,それはどのようにしてその参加を確認をされるんですか。 ◎空田 基町住宅担当課長   まずは,入居時に書類審査,それから,まず面接で意欲を確認いたします。また,基町地区にはいわゆる3大行事,原爆慰霊祭,盆踊り,敬老会がございますが,その参加について促すとともに,市の職員がその参加状況を確認させていただいております。  また,この目的外使用につきましては,1年ごとの更新をすることになっておりますので,更新の際には改めて参加状況について,書類等で報告して確認するようにしております。 ◆定野 委員         要するに市の職員が行って出席をとらないといけないような制度なんですよ,これは。ちょっと私は疑問なんですがね。市営住宅においては所得の上限とかそういったたくさんの入居のための条件があります。それを横に置いて特例的にかつて基町に住んでいたという理由をもって,くじ引をしなくても入居が認められるということですよね,これは。私はこれはどう考えてもちょっと公平さということでは問題があるんじゃないかと私は思っております。例えば高齢化とか子供が少ないとか,町内会の加入率が低い,担い手が少ない,これは基町に限ったことじゃなくて,広島市に限ったことじゃなくて,もう全国津々浦々,状況は本当に同じだと私は思っているんです。特に今からもう右肩上がりじゃなくて人口が少なくなってくる,そして市の税収も下がってくる。場合によっては今までより市のサービスが低下する,皆さんにどうしても不自由を感じたり,それを申し訳ないんだけど受け入れてくださいという,こういうつらい選択を迫られることもあると思うんです。これから,時代としてはそうなる可能性が大いにあります。そのときに,やはり一番そういった皆さんに説得力を持つのは公平感じゃないかなと私は思っているんです。しんどいを思いをするときこそ,それを受ける側がその中に公平さを生み出すことができなければ,私はそれは失敗じゃないかと思っております。  質問します。公営住宅の在り方として公平性を欠くのではないでしょうか,この問いにお答えください。 ◎空田 基町住宅担当課長   特例的入居制度につきましては,少子高齢化の進展に伴い,地域の担い手の確保が困難となっている地域課題に対処するため,国から地域再生法に基づく地域再生計画の認定等を受けて,目的外使用により実施しているものでございます。その際の国の認定基準は,市営住宅の本来の入居対象者の入居を阻害せず,市営住宅の適正かつ合理的な管理に支障のない範囲内となっております。また,特例的入居の入居者の募集は一般の市営住宅と同様に公募により行っており,入居要件を満たせば誰でも申し込むことができます。なお,現在は応募者数が抽せんするほど多くないため,常時募集という方法で対応しております。  さらに,入居者の決定に当たりましては,先ほど申しましたけど,入居要件を満たしているほか,地域に対する意欲があるかなどを書面や面接等により審査し選考しております。こうしたことから,特例的入居につきましては法的な枠組み,入居者の募集及び資格審査のいずれの面においても公平性は保たれているものと考えております。 ◆定野 委員         公平性が保たれているんですかね,私はそうは思わないんですが。この制度を使えば,例えばの話ですよ,親が年をとってきたから息子は外へ出ていたんだけど戻ってくる,親の面倒を見るから戻りますよと。で,親御さんが亡くなられました。そうすると,本当は出なきゃいけないんでしょうけども,ただそうは言いながら地域に貢献をしてますよ,一生懸命世話をしてますよという方については,恐らくこれは残ることができるんじゃないかなと思うんです。制度がどうなのかということを今,聞いてるんですけども。これからも地域に貢献をしたいんだということで,その息子も年を重ねられました。そしてまた介護が必要になります。そうすると今度はお孫さんが,例えば親の面倒を見るから戻りたいといった場合には,この制度を使えば恐らくそれも可能じゃないかなと,くじ引をせずに,ということを私は心配をしているんです。地域の活性化という意味ではそれが必要だと今おっしゃられたけども,私はそうは思っていないんです。  こういった特例的入居の連鎖が制度上,私は可能になるんじゃないかなと思っています。代々,本人が希望したら市営住宅に住むことができる,そういった家が生まれる可能性があるというふうに私は心配しておりますので,公平さに欠けるということを先ほど申し上げました。終わります。 ◆西田 委員         皆さん,こんにちは。時間がないので,早速始めます。  まず,安佐動物公園の再整備についてお伺いしたいと思います。  安佐動物公園の再整備については,下水道の処理能力が増強されたこともあり,思い切った整備が可能となりました。特に水辺の大型動物の導入も可能となり,再整備計画にのっとり整備を進められることで,広島市の観光目的の一つになればと期待しているところです。  ところで,平成27年7月に安佐動物公園再整備基本計画を策定され,広島市安佐動物公園の再整備を行われていますが,これまでの進捗状況を教えてください。 ◎佐々木 公園整備課長    広島市安佐動物公園の再整備については,その第1期整備として園の代表的な人気施設であり,国内最大規模の広大な敷地を有するアフリカ平原とその周辺の整備に取り組んでいます。平成28年度に地形測量を実施し,平成29年度から基本設計及びマルミミゾウの獣舎の実施設計を行い,平成30年度からマルミミゾウの獣舎の新築工事に着手しています。 ◆西田 委員         安佐動物公園のマルミミゾウはアフリカゾウとして飼育されていましたが,後のDNA鑑定で絶滅危惧種であるマルミミゾウであることが判明しました。安佐動物公園のマルミミゾウの記事にも,これは記事を紹介しますけど,マルミミゾウは絶滅の危機に瀕していて,数値上,5から10年で絶滅するおそれがあると言われています。数が減少している原因は密猟です。マルミミゾウの象牙はハード材と呼ばれ,三味線のばちとしての需要があり,需要がある限り密猟はなくなりません。熱帯林の種子散布者であるマルミミゾウがいなくなれば,熱帯林もそこにすむ生物も失うことになります。メイ──安佐動物公園のマルミミゾウの名前なんですけど──がサバンナゾウ──アフリカゾウのことですけど──と間違われて日本に来たのは,それを私たちに伝えるためだと思わずにはいられませんとあります。マルミミゾウは,安佐動物公園の雌のメイちゃんを含めて,世界中の動物園で3頭しか飼育が確認されていない希少な象です。このため,早期の導入を期待しています。  それで,マルミミゾウの獣舎の工事の進捗状況はどうなっているのか教えてください。また,象の導入時期はいつ頃になるのか,教えていただければと思います。 ◎佐々木 公園整備課長    マルミミゾウの獣舎の整備は,獣舎の新築工事と獣舎周辺の放飼場やそれを囲む堀などの敷地造成工事で構成されています。このうち,先行する獣舎の新築工事については,平成31年3月に着手したところ,建物の基礎工事に支障となる転石が途中から発生したため,その撤去に日時を要し,完了時期は本年4月末となっています。また,敷地造成工事については,本年5月頃に着手できるよう準備を進めており,完成は本年12月頃を見込んでいます。  マルミミゾウの導入時期については,貸出し元の秋吉台サファリランドと随時情報交換を行い,獣舎の整備が完了した後に,象の体調に配慮しながら速やかに導入したいと考えております。 ◆西田 委員         安佐動物公園の雌象のメイちゃんは,令和元年度で20歳ということで,繁殖適齢期というふうに聞いていました。当初はこの20歳のときにサファリランドから来てもらって繁殖を始めたらちょうどいいということだったんですけど,先ほどのような理由で遅れているということなんですけども,予定どおり進んでも22歳ということで,高齢出産になるのかよう分かりませんけども,何とかうまく繁殖ができたら,本当に世界に発信できるような話題になるんじゃないかと思いますので,とにかくこれがうまくいきますように尽力をいただきたいと思うんですけども,22歳で大丈夫なんでしょうか。 ◎佐々木 公園整備課長    委員御指摘のとおり,雌のマルミミゾウの初産の繁殖適齢期は20歳前後と言われているため,なるべく早く早期に繁殖できる環境を整備してまいりたいと考えております。 ◆西田 委員         ぜひ頑張って,絶滅危惧種を守るという観点からも,成功するように祈っております。  次に,来年度予算ではキリン舎,シマウマ舎の測量・実施設計を行うようになっていますけど,今後の第1期の安佐動物公園の再整備はどのような手順で進めることになるのか,お答えください。 ◎佐々木 公園整備課長    マルミミゾウの獣舎が完成した後は,キリンやシマウマの獣舎の移設を行い,その後,カバの獣舎の新設を進めることとしております。今後とも本市の重要な観光資源である広島市安佐動物公園の新たな魅力を創出し,多くの観光客を誘致できるよう,計画的な再整備に取り組んでまいります。 ◆西田 委員         ぜひ頑張っていただきたいと思います。念願でありましたカバの話がやっと出てきまして,このキリン舎,シマウマ舎の後はカバということで,多分,コビトカバだったと思うんですけども,たしか計画によると横からでも水槽で見れると,旭山動物園は下からも見えるんですけど,あれはすごいお金がかかるそうなんで無理みたいなんですけども,下水道の整備をしていただきましたので,しっかりそれができて,動物園の駐車場は狭いんでいろいろ近くの団地にも御迷惑をおかけしとるわけですけども,ただ,今はうまく回っていまして,これがもうやれんと,もう車がいっぱい来て困るというぐらい人が集まる動物園になればいいなと思っておりますので,そのときはぜひ駐車場の拡幅もよろしくお願いしたいと思います。  動物園の話は以上で終わって,次に道路整備についてお伺いしたいと思います。安佐北区の道路整備ということなんですけども,まず,JR可部線廃線敷の利活用の推進についてお伺いをしたいと思います。  昨年の6月議会で旧佐東町,旧可部町,旧安佐町の青年有志が中心に,かわなみサイクリングロードの整備で安佐北区の活性化につなげられないかということで活動されていることを御紹介いたしました。また,このサイクリングロードは,可部線の廃線敷の利活用の推進の中にもうたわれております。  そこで何点かお伺いします。JR可部線廃線敷はどのような考えで整備を進めているのか,改めてお伺いしたいと思います。 ◎嶋司 道路課長       JR可部線廃線敷につきましては,生活道路や災害時の避難路として整備を進めることに主眼を置き,その中でサイクリングロードや自然散策路の機能も併せ持つ道路として整備することとしており,整備に当たっては,整備効果の高い集落のある区間を優先的に進めることとし,地域住民などと具体的な整備内容について協議が調った地区から順次整備を行っております。 ◆西田 委員         次に,可部線廃線敷の利活用の推進について,昨年の6月議会で,現在は旧安芸飯室駅から旧布駅間の約2.6キロメートルの区間について,既に飯室地区連合自治会と意見交換会を行った上で道路予備設計を実施しており,今後は地元関係者と協議しながら実施設計を行い,整備に向けて取り組んでいきたいと考えてありますと御答弁をいただきました。この可部線廃線敷の利活用の推進について,令和2年度当初予算が道路整備費として計上されています。この内容についてお答えいただければと思います。 ◎嶋司 道路課長       可部線廃線敷の利活用の推進について,令和2年度当初予算として計上している5700万円の内訳は,現在整備を進めている安佐北区可部町中河内地区の道路整備工事に係る経費として4300万円を,また,安佐北区安佐町油木地区から布地区間の測量及び実施設計に係る経費として1400万円を計上しております。 ◆西田 委員         引き続き整備をお願いしたいのですけども,令和3年度以降はどのように考えておられるのかお答えください。 ◎嶋司 道路課長       令和3年度以降は現在整備を進めている可部町中河内地区の道路整備工事を引き続き進めるとともに,今井田地区のうち,旧今井田踏切から県道勝木安古市線までの間の道路整備工事に着手したいと考えています。  さらに,来年度,測量及び実施設計を予定している安佐町の油木地区から布地区間などの整備を順次進めていきたいと考えております。 ◆西田 委員         このサイクリングロード,川の横を走っていくのはすごくきれいらしくて,プロモーションビデオなんかも作られてますけども,本当にきれいなところなので,全部一遍にというわけにはいきませんけど,一部だけでも早く整備していただいて,ぜひ多くの人にまた来てもらえるようにしていただければいいかなというふうに思いますので,よろしくお願いします。  次に,下佐東線川平工区の整備についてお伺いします。  この川平工区というのは,地元では八番崎というふうに呼ばれています。この工区は対向車が見えにくい上,狭隘な道路で車の離合がスムーズにできないためトラブルが発生しやすい場所です。また既にこの区間の前後は片側1車線の道路が整備済みのため,早期の着工が望まれています。下佐東線川平工区の整備について,来年度どのような整備をするのか教えていただければと思います。 ◎嶋司 道路課長       一般県道下佐東線の安佐北区安佐町川平地区の延長約220メートルの区間について,道路幅員が狭隘で車両の離合も困難であるため,安全で円滑な通行に支障を来していることや,平成28年9月に安佐町自治会長連絡協議会がまとめられた安佐地域のまちづくり提言書においても拡幅整備することが必要であるとの提言をいただいていることも踏まえ,拡幅整備に取り組んでいるところでございます。現在,道路の拡幅整備に必要な用地の取得に向けて手続を進めており,令和2年度は用地取得の完了後,工事に関する河川管理者との協議・調整を行った上で工事に着手したいと考えております。 ◆西田 委員         地元念願の,ほんのちょっとの距離なのでぜひやっていただければというふうに思います。  次に,広島豊平線久地箕越工区について何点かお伺いします。  まず1点目が,広島豊平線の久地箕越工区について,令和2年度当初予算が計上されていますが,来年度は何をするのか教えてください。また,どのような拡幅整備をするのか,これも併せて教えてください。それと今後の予定も教えてください。 ◎嶋司 道路課長       主要地方道広島豊平線の安佐北区安佐町の久地箕越工区については,沿線に工場などが立地しており,大型車の交通量が多く道路幅員が狭隘で線形も悪いため,大型車などの離合が難しく,円滑な交通に支障を来していることから,延長約550メートルの区間において道路の拡幅整備を進めており,現在,用地取得が完了した約320メートル区間の工事を進めております。令和2年度は,残る230メートル区間のうち,現在,未取得となっている最後の用地の取得に必要な経費として3400万円を計上しております。  また,整備内容につきましては,現在整備を行っている約550メートルの区間については,歩道のない現況幅員が約7メートルの道路を片側に歩道を設置し,約10メートルの道路に拡幅整備するものでございます。  また,今後ですけれども,今後は令和2年度に最後の用地を取得した上で,令和3年度から残る約230メートルの区間の工事に着手することとしており,令和1桁台前半の完了を目指して取り組んでまいります。 ◆西田 委員         すみません,私の時間がなくなったので,29年の9月議会でお願いをしました,久地伏谷線のくすの木台工区及び広島豊平線の幸の神バス停からくすの木台団地入り口間の整備については文書質問をさせていただければと思います。  また,安佐町,私の近くはすごい狭い道もたくさんあって,このたび,安佐市民病院が新しく移るということで,新しいバス路線も期待されてまして,ぜひここを通ってほしいと,そこは決まったわけじゃないですけど,そういう狭いところもあるので,ちょっと離合用の拡幅をするとか,そういったことも地元の方たちは期待されておりますので,ぜひ御検討いただければと思います。以上で終わります。ありがとうございました。 ◆山内 委員         市民連合の山内でございます。お疲れさまでございます。私のほうも発通に従いまして,集約型都市構造の推進と公共交通利便性の向上ということで質問させていただきます。(山内委員,ディスプレーに資料を表示する)  集約型都市構造,いわゆるコンパクトシティーにしていかなきゃいけないということは,もう全国的といいますか,国的にも一般の市民の皆さん的にも大分浸透してきて,ほとんど異論がなくなってきているんじゃないかなというような状況だとは思うんですけども,改めて,なぜ集約型都市構造を目指していくのかということなんですけど,私自身の理解としては,もともと人口が少なかった頃の日本は公共交通があるところに人々,住民の皆さんが集積していって,集まっていっていて,それが高度経済成長期に車が入手できるようになって,どんどん市街地が拡大していったということ,人口も増えていったということ,そういう中で,いろんな災害のリスク,あるいはこれからの車社会から段々車を手放していくという社会になっていくに当たって,今の都市構造というのはなかなか維持していくことが将来的には難しいんじゃないか,こういうこともあって,全国的に集約型都市構造への転換というのが一つ大きなテーマになってるというふうに思ってるところです。  私の結論というかテーマとしては,集約型都市構造,コンパクトシティーを目指していくに当たっては,やはり公共交通がもともと軸としてあったんですけれども,それを今後どういうふうに便利になるように配置していくかということ,それをやっぱり広島市としてもぜひとも推進していただきたい,そういうようなテーマで話をさせていただきたい,質問させていただきたいというふうに思います。  改めてなんですけれども,集約型都市構造と一言で言うとコンパクトシティーとも言い換えてもいいかもしれないんですけれども,そのコンパクトシティーという言葉にはみんな賛同するんですけれども,実際それを進めていくときには,やはりそれぞれの地域事情とか,自分の住んでる地区の実情とか,そういったところがあったりして,いろいろ人によって思いというものが実はちょっと違ったりしてるんじゃないかなというふうに思うところもあります。  改めて本市の状況というか,本市が目指す方向について確認をさせていただきたいんですけれども,お尋ねをします。広島市が目指す集約型都市構造はどういったものなのかということについて,お答えをお願いします。 ◎黒瀬 都市計画課長     本市が平成25年に策定しました都市計画の基本方針である広島市都市計画マスタープランにおいて,集約型都市構造とは,市街地の無秩序な拡大を抑制し,公共交通にアクセスしやすい場所に居住機能,医療・福祉等の生活サービス機能などを集積させる都市構造であり,高齢者をはじめとする住民が過度に自家用車に頼ることなく生活できる都市を目指すものとしております。 ◆山内 委員         自動車に頼ることなく生活できる都市構造を目指すということで,あと,公共交通にアクセスしやすい場所に居住機能,あるいは医療機能,そういった福祉機能などを集積させていくということなんですが,私どもの会派は,この夏に富山市に視察に行ってまいりました。富山市といえば御存じのとおり,くしとだんごのまちづくりということで有名なところだと思うんですけれども,富山市の都市計画マスタープランです。さっきの図は,広島市の都市計画マスタープランから持ってきましたが,富山市の場合は,なるべく具体的に申し上げますと,放射状に軌道が延びていると,その周辺に人口集積を作っていくというのが具体的な都市計画マスタープランで示されているところです。その周辺にも居住地を誘導していくという,具体的なイメージ図というものを作っているところです。  具体的にそれをどうやって進めていくかということで,私どもは勉強させていただいたんですが,具体的にもう補助金を入れるんですね。先ほどの示した居住誘導区域といいますか,住宅誘導区域といいますか,そこに移転されたら35万円出しますとか,宅地を造られたら区画によって50万円出しますとか,リフォームをされたら30万円出しますとか,あるいは引っ越したら毎月1万円,3年間補助をしますとか,そういったようなことをやられてまして,この十数年,事業開始から約5,200戸が移ってこられた。先ほどのこの濃いところに移ってこられたというところであります。  広島市の具体の施策としてはそこまでのところはいってないというか,そこまでのことはもちろんやってないというふうに思います。ただし,広島市のほうもやはり同じような発想で,やはり八丁堀・紙屋町地区,あるいは広島駅周辺などを高次都市機能の集積を目指していくという方向性,ここは変わってないと思うんですけれども,私がやはり今後気になっているのは郊外部のほうであります。郊外部のほうについて,これからどういう方向で広島市の都市づくり,コンパクトシティー化が進んでいくのかなというふうに思っているところであります。  そこでお尋ねをしたいんですけれども,広島市においての集約型都市構造を目指すに当たりましての今後の取組の方向性について,お答えをお願いします。 ◎黒瀬 都市計画課長     まず,都心のほうから申し上げますけども,都心においては医療,業務,商業等の都市の中枢性を高める施設などの高次都市機能を誘導するよう,広島駅周辺地区と紙屋町・八丁堀地区を東西の核と位置付けた楕円形の都心づくりを進めています。  さらに,宇品・出島地区や井口・商工センター地区などの広域的な都市機能を担う拠点地区につきましては,当該地区での立地がふさわしい高次都市機能や当該地区の中核となるべき機能を中心として集積・強化を図り,活力と魅力のある拠点を形成することとしております。  さらに,西広島駅周辺地区や五日市地区,あるいは横川地区などの地域的な都市機能を担う拠点地区につきましては,生活サービス機能の充実などにより,地域の生活・活動を支える拠点を形成することとしております。  また,併せまして,都心や拠点地区の連携強化により,各地区の機能分担と都市機能の有効活用が図られるよう,公共交通の充実・強化や骨格的な道路の整備に取り組むこととしております。 ◆山内 委員         御答弁の最後のほうに公共交通の充実・強化,あるいは骨格的な道路の整備ということでお答えをいただいたんですけれども,続きまして,公共交通の充実について,広島市のこの数年間の取組を私なりに振り返らせていただきました。私が議会に当選させていただいた9年前は,公共交通のバス路線の利便性の向上という質問をさせていただいても,答弁が後ろ向きだったということはもちろんないんですけれども,やはり今の国の法体系の中,あるいは民間事業者さんがたくさんいらっしゃる中で,市が主体的にできることというのは非常に限られているというような実情だったんですけれども,国のほうも大分状況が変わりまして,2014年に地域公共交通の活性化及び再生に関する法律が改正をされたということ,これを受けて,地方公共団体が交通事業者の関係者の合意の下で公共交通網形成計画,正確には地域公共交通網形成計画ですけれども,これを策定することができるようになりました。広島市においては,その流れに非常にスムーズに対応していただいているというか,迅速に対応していただいておりまして,2016年,法改正からもうすぐに取りかかっていただいているような状況で,2016年12月には広島市の地域公共交通網形成計画,この表でいいますと2番になりますが,もう策定をされたということ,それに当たって,再編実施計画もその後,第1版,第2版と作られてきたという状況であります。委員の皆さんも理事者の皆さんも非常に重々御承知のことだと思うんですけれども,実際に都心循環線,あるいは都市循環線,広島みなと新線というものがもうできてきております。大変市民の皆さんからも喜んでいただいているという状況であろうというふうに思います。  次の取組がやはり気になるところでありますので,次の取組についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  この次は郊外部のフィーダー化の再編ということがかねてから言われております。具体的にといいますか,来年度はどのような再編に取り組んでいこうとされているのかお答えをお願いします。 ◎梶谷 公共交通計画担当課長  今後の取組でございますが,これまで利用者の利便性と事業者の効率性の両立を図りつつ,将来にわたり持続可能なバス路線のネットワークを確保していくため,地域公共交通再編実施計画の策定に取組み,都心部やデルタ内のバス路線の再編を進めてきましたが,今後は市の北部,西部,東部など,郊外部の再編にも取り組んでいきたいと考えております。郊外部から都心へ至るバス路線は,都心に近づくに従い過密な運行となっており非効率な状況にあることから,バスの運転士不足などの課題に対応し,需要に見合った効率的な運行を実現するためには,基幹バスとフィーダーバスの組み合わせによるネットワークを構築する必要があります。この再編の実現に向けて,待合環境の整備が重要であり,このような点を前提に交通事業者等と調整していく必要があります。  こうした中,北部方面のバスについては,周辺部の団地等から都心へ直通する路線の多くが交通拠点である可部駅を経由しており,当駅以南では多くの路線が重複して運行されていること,当駅には既に乗り継ぎに便利な待合施設が整備されていることなどから,来年度は,現在,交通事業者と協議を行っている可部駅でのフィーダー化を軸に再編を進めていきたいと考えております。 ◆山内 委員         北部のほうは可部駅を中心にフィーダー化の再編をするということで,あと,そのほか,北部,西部,東部は具体的なところまでは地名は出ませんけれども,やはり再編を進めていくということが取組の方向性としてあると思うんですが。これはまた都市計画マスタープランから持ってきました。可部は御案内のとおり拠点地区になってまして,ある意味,ここの可部を再編の拠点とするということはほとんど異論がないという状況だろうと思うんですけれども,そのほか,北部でいいますと高陽地区,あるいは東部でいいますと船越地区,西部でいいますと五日市,あるいは井口・商工センターというところについては,なかなか,じゃあ,どこを具体的に拠点化していくかについては,まだまだ意見集約を図っていかなきゃいけない段階じゃないかなというふうに思っております。ただ,そこの拠点をどこにするのかが決まらないと,具体的な再編も進んでいかないということだろうと思いますので,ぜひともそこのところはなるべく早くどこを拠点にして整備をしていくのかということの方向性は地域の方,あるいは事業者の方の御意見も伺いながらだと思いますが,ぜひとも早急に取り組んでいただきたいというふうに思います。  これからの流れでいいますと, 2016年12月策定の地域公共交通網形成計画が来年度で改定になる年度だというふうに思っております。改定に当たっては,やはり,ぜひとも住民利便性の高い方向でやっていただきたいというふうに,住民の満足度が高まる方向でやっていただきたいと思うんですけれども,この地域公共交通網形成計画を改定するに当たっては,先ほどちょっと申し上げました国の法律,地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の法改正が今,通常国会で法改正案が提出されているというふうに思います。その概要について,御説明をいただけますでしょうか。 ◎梶谷 公共交通計画担当課長  今,御案内がございましたように地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の改正が提出されておりますが,このポイントは大きくは2点ございます。  1点目は,地域が自らデザインする地域の交通に関することで,地方自治体が交通事業者等と連携して作成する地域公共交通網形成計画の策定について,これまでできる規定であったものが努力義務化されるなど,地域主体での取組を強化するものとなっております。  2点目は,地域の移動ニーズにきめ細かく対応できるメニューの充実で,これまで独占禁止法に抵触するおそれがあったため,事業者間で路線設定,運行回数,運賃などを調整することはできませんでしたが,既存の公共交通サービスを改善する取組を推進するため,独占禁止法も併せて改正することでこれらを可能とし,収入を分け合う運賃プール制についても導入が可能となることなどが盛り込まれます。こうした法改正は,持続可能な輸送サービスの提供の確保に資する取組を推進するために行われるものでございます。 ◆山内 委員         運賃プール制が具体的に議論されていくということであります。この運賃プール制がもし実現すれば,広島市は,今,バス事業者さんがたくさんいらっしゃいますけれども,いろんな意味でバス再編,バスの利便性の向上が前にどんと進んでいくんではないかというふうに期待しておりますので,ぜひとも議論をしていただきたいというふうに思います。  もう時間がありませんので,最後に,来年度予定している地域公共交通網形成計画の改定に当たってはどのように進めていこうとしておられるのか,その答弁をいただいて終わりたいと思います。お願いします。 ◎梶谷 公共交通計画担当課長  来年度に予定している地域公共交通網形成計画の改定では,現在進められている法改正を踏まえ,路線バス等の維持が困難と見込まれる場合のサービス継続に向けた取組や,不便な路線・ダイヤや画一的な運賃などが見直し可能となる運賃プール制の導入可能性など,地域の移動ニーズにきめ細かく対応できる施策について検討を行うよう考えております。改定に当たりましては,学識経験者や地域公共交通の利用者代表,さらには国,県の関係機関の方々などで構成される地域公共交通活性化協議会で協議した上で,市議会や市民からの御意見をお聞きしながら進めていきたいと考えております。 ○藤井 副委員長       この際,10分程度休憩いたします。なお,再開は午後3時20分からとします。                                休憩 15時08分                                再開 15時23分 ○伊藤 副委員長       出席委員33名であります。  ただいまから予算特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き,建設関係の質疑を行います。 ◆川口 委員         お疲れさまでございます。自由民主党・市民クラブの川口茂博でございます。発言通告に従いまして質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず初めに,災害復旧事業についてお聞きいたします。平成30年7月豪雨に関しましては,昨年9月の一般質問において,安芸区内で被災した道路について,本復旧の見通し等について質問させていただきました。一日も早い復旧を目指し,着実に工事を進めていただきたいと切に願っております。現在も被災地では,日々,復旧工事が進められており,災害復旧に尽力されている関係各位には,この場をお借りいたしまして改めて心より御礼申し上げます。ありがとうございます。  安芸区内での被災箇所を見渡しますと,崩壊した道路の路肩やのり面,河川の護岸など,本復旧が日々進んでいる状況にあり,地域の復興が目に見えて進捗していることを実感しております。一方で,被災した橋梁については,日々の生活において地域の方々は迂回等を余儀なくされており,私の事務所のほうにも橋梁の復旧時期や進捗状況,入札不調を心配される声や,それに伴い工事開始時期が遅れるため,早期復旧を切に望む声などが多数寄せられております。橋梁の本復旧については,被災状況が落橋するなど規模が大きかったことや,河川内での工事が可能な期間がおおむね水量の少ない11月から5月に限られるなど,完成までに長い期間を要すると聞いております。地域の方々の平穏,安心・安全な暮らしは,こうした橋梁の復旧が完了し,自由に地域間を通行できるようになって訪れるものと考えており,さらに重点的に橋梁の本復旧に取り組んでいただきたいと考えております。  そこでお聞きいたします。令和2年度当初予算に,道路橋梁施設災害復旧として28億2390万円が計上されていますが,災害復旧工事の進捗状況をお聞かせください。 ◎嶋司 道路課長       平成30年7月豪雨災害で被災した道路橋梁については,3年間を基本的な復旧期間と位置付けて復旧に取り組んでいるところでございます。国の災害査定を受けた道路橋梁の災害復旧工事157か所については,本年2月末現在で131か所の工事を契約し,このうち45か所は既に復旧工事を完了しております。
    ◆川口 委員         では,安芸区で被災した道路橋梁施設の復旧工事の進捗状況をお聞かせください。 ◎嶋司 道路課長       災害復旧工事157か所のうち安芸区内は83か所あり,本年2月末時点で73か所の工事を契約し,このうち23か所は既に復旧工事を完了しております。 ◆川口 委員         被災後3年が基本的な復旧期間と位置付けてというような答弁がございましたが,被災後3年でどのくらいの工事が完了予定ですか,お答えください。 ◎嶋司 道路課長       先ほど御答弁しましたとおり,平成30年7月の被災から3年間を基本的な復旧期間と位置付けて復旧に取り組んでいるところであり,安芸区内で被災した道路橋梁のうち河島橋を除いて,基本的な復旧期間内である来年度中の復旧完了を目指しております。この河島橋につきましては,河川の流下能力を考慮して,桁下高さの確保や橋脚本数を減らすなどの改良復旧を行うため,これに伴う接続道路のかさ上げなどを行うこととしておりますが,工事発注に当たって2回の入札不調が続いたことから,令和3年度末までの復旧完了を目指しております。 ◆川口 委員         御答弁にも出ました河島橋,中原橋についてお聞きいたします。安芸区内で被災した橋梁のうち,瀬野川にかかる河島橋,中原橋については,本復旧工事の入札に当たって2回不調が発生し,契約締結に至ってないと聞きましたが,その主な原因はどのようにお考えですか,お聞かせください。 ◎嶋司 道路課長       河島橋,中原橋については,委員御指摘のとおり,これまでに2回の入札不調により,現時点で工事契約の締結には至っておりません。平成30年7月豪雨災害は,県内の広い範囲にわたって大規模な被害が発生したことから,県内における復旧・復興事業などによる工事量が増大しており,それに伴う建設業界の技術者などの人手が不足しているといったことが不調の続いた主な原因と考えております。 ◆川口 委員         これら橋梁の不調対策としてどのようなことをお考えですか,お聞かせください。 ◎嶋司 道路課長       河島橋,中原橋については,広く建設業者が入札に応じることができるよう,会社の施工実績など入札参加資格条件の緩和や,年度末の公共工事などの完了に伴い業者の手持ち工事が減少し,より受注がしやすくなる来年度の4月早々に入札公告を行うように考えております。 ◆川口 委員         いつ頃の完成を目指しているのか,それぞれお聞かせください。 ◎嶋司 道路課長       中原橋につきましては,来年度早々には工事契約を締結し本復旧工事に着手したいと考えており,予定どおり来年度末までの復旧完了を目指しております。また,橋全体が落橋した河島橋につきましては,先ほど御答弁したとおり,令和3年度末までの復旧完了を目指しております。地域の方々には被災のなかった既存の橋梁まで迂回していただいており,御不便をおかけしている状況ではございますが,引き続き早期の復旧に向けて取り組んでまいります。 ◆川口 委員         河島橋,中原橋の現状についてはよく分かりました。地元地域の皆様は,落札されていても,いざ工事が始まり目に見えないと,一体いつになるのだろうという思いになります。ましてや2回も入札不調だと聞くと心配になるお気持ちもよく分かります。引き続き,地元地域にも丁寧に御説明いただきながら,一日も早い復旧をよろしくお願いいたします。また,特に河島橋については単なる復旧ではなく,桁下の高さの確保や橋脚本数を減らすという,元の姿よりよくなる改良復旧をしていただけるというありがたい御答弁をいただき,安心しました。どうぞよろしくお願いいたします。  次に,瀬野川にかかる塚地橋についてお聞きいたします。塚地橋については,現在,本復旧工事に着手されていますが,どのような復旧を行う予定か,また,進捗状況をお聞かせください。 ◎嶋司 道路課長       塚地橋につきましては,河川の流下能力を考慮して,改良復旧を行うこととしており,橋脚本数を5本から1本に減らすとともに,規制がかかっていた通行車両の荷重制限を解除し,橋全体をかけ替えることとしております。現位置でのかけ替えでは埋設されている水道本管が新たに設置する橋台の支障となることから,地域の方々の同意を得た上で,約10メートル上流に架設位置を変更することとしております。架設位置の変更により,取付道路など新たな用地取得が必要となったことから,関係する地権者と昨年中に契約を締結し,全ての用地の引渡しを受けたところであり,本年1月から橋梁の下部工事に着手しているところでございます。 ◆川口 委員         いつ頃の完成を予定しているのかお聞かせください。 ◎嶋司 道路課長       完成時期につきましては,現在着手している下部工事を秋頃までに完了させた後,引き続き上部工事に着手し,6月初旬から10月下旬の出水期間中は取付道路の工事を行うなどにより,来年度末までの復旧完了を目指しております。 ◆川口 委員         橋梁の災害復旧については,計画的に進められているということですので,大変安心いたしました。引き続き,早期の完成に向け,事故のないよう取り組んでいただくよう,よろしくお願い申し上げます。  次に,東部地区連続立体交差事業についてお聞きいたします。  決算特別委員会でも質問させていただきましたが,この事業は本市の東部地区の活性化のために大変重要な事業であり,鉄道により市街地が分断されている南区の青崎・堀越地区,安芸区の船越地区においては,鉄道の高架はまちづくりの進展や地域の活性化を図る上で欠かすことのできない,地元にとっては長年の悲願であり,なくてはならない事業であると考えております。地域の現状を見てみますと,踏切の遮断が長時間に及び住民の移動が大きく制限されています。特に船越小学校に通う児童は,朝夕の踏切を横断できる時間帯が非常に短い中で,横断距離も,山陽本線と呉線をまたぐために長い踏切を渡って登下校をせざるを得ず,踏切内に閉じ込められたり,踏切を渡った後すぐに横断歩道があり,出社や帰宅を急ぐ右左折する車と交差したりと,大変危険な状態が昔から続いております。踏切当番をしてくださっている御父兄の方々も大変心配されており,私も船越小学校に通う子供を持つ親として,大変憂慮すべきことだと思っております。さらに,鉄道による地区の分断が市街地形成を阻害する大きな要因にもなっており,地区の発展のためには,一刻も早く鉄道の高架化を行い,踏切をなくしていくことが大変重要であると考えております。そうした中で,昨年10月には鉄道高架の事業認可を取得され,事業を着実に進めていただいており,船越地区としても引き続き計画どおりに事業を進めていっていただきたいと切に願っているところでございます。住民の方々は事業への期待も大きく,早期の工事着手,早期の工事完成を心待ちにされております。その一方で,目に見えて工事が進んでいるわけではなく,住民の皆様にとって非常に現状が分かりにくく,このたびも質問に立たせていただきました。  そこでお聞きいたします。昨年10月に事業認可を取得されたとのことですが,現在はどのようなことをされていますか,お聞かせください。 ◎堀川 東部地区整備担当課長  現在,JR西日本が仮線路を含めた鉄道の詳細設計を行っており,これと並行して,本市では関連道路の青崎畝線等の用地取得や,仮線路設置時に支障となる地下埋設物等の移設のほか,仮線路設置時に必要となる迂回路も兼ねた生活道路の設計等を行っております。 ◆川口 委員         次に,令和2年度当初予算といたしまして1億7244万3000円が計上されていますが,その内容をお聞かせください。 ◎堀川 東部地区整備担当課長  当初予算の内訳は,今年度から着手しました鉄道の詳細設計費が1億円,用地補償費や生活道路の工事費等が7000万円,事業用地の管理等に要する経費として管理事務費が244万3000円となっています。 ◆川口 委員         市の発表では,令和2年度から現地事務所を設置するとのことですが,なぜ来年度から現地事務所を設置することにしたのでしょうか,お聞かせください。また,現地事務所はどこに設置するのかも併せてお聞かせください。 ◎堀川 東部地区整備担当課長  東部地区連続立体交差事業につきましては,昨年10月に事業認可を取得し,今後,事業の着実な推進体制の強化と現場や地元との即応性のある体制確保を図る必要があることから,安芸区役所内に現地事務所を設置することとしたものです。 ◆川口 委員         船越地区の工事はどのように進めていく予定ですか,お聞かせください。 ◎堀川 東部地区整備担当課長  東部地区連続立体交差事業は,事業費の縮減と年間投資額の抑制,さらに整備効果の早期発現を図るため,Ⅰ期,Ⅱ期の分割施工としており,船越地区の的場川西踏切付近から西側をⅠ期区間,東側をⅡ期区間としています。鉄道高架工事の施工手順としては,現在の鉄道の北側に仮線路を順次設置し,運行している列車を仮線路に順次切り替えた後,鉄道高架本体の工事を行うことになります。まず,Ⅰ期区間の仮線路設置から工事に着手し,Ⅰ期区間の工事着手から7年後を目途にⅡ期区間の仮線路設置工事に着手することになります。このため,的場川西踏切付近はⅠ期とⅡ期の工事期間中,仮線路が設置された状態になります。仮線路の設置期間中は迂回路も兼ねた生活道路を整備し,沿線や鉄道横断部の生活交通を確保するよう考えています。 ◆川口 委員         なるべく生活に支障が出ないよう,引き続きよろしくお願いいたします。  地元は早期の工事着手を望んでいます。いつから工事着手をする予定ですか,お聞かせください。 ◎堀川 東部地区整備担当課長  工事に当たっては,まず,仮線路を設置する必要があることから,そのために必要となる用地取得や支障となる地下埋設物等の移設,迂回路も兼ねた生活道路の整備等を本市が完了させる必要があります。工事の着手時期については,こういった作業の進捗状況等を踏まえ,JR西日本や県と協議・調整を図った上で判断することになります。 ◆川口 委員         船越地区の工事の完成はいつ頃になるのかお聞かせください。 ◎堀川 東部地区整備担当課長  鉄道高架化の工事期間は,工事着手からⅠ期区間が10年程度,Ⅱ期区間が10年程度を見込んでいますが,Ⅰ期区間の工事着手後7年程度を目途にⅡ期区間の工事に着手することとしておりまして,全体では17年程度を要するものと考えております。このため,船越地区の鉄道高架化の工事が完成するのは,鉄道の工事着手からおおむね17年後になります。 ◆川口 委員         早期の工事の完成を安全にやっていただきますよう,よろしくお願いいたします。  工事の完成により船越地区はどんなまちになるとお考えですか,お聞かせください。 ◎堀川 東部地区整備担当課長  東部地区連続立体交差事業では,鉄道の高架化による南北市街地の一体化や新たに生み出される鉄道高架下空間の有効活用,さらに鉄道北側に青崎畝線を整備することによる東西方向の移動の円滑化や交通の利便性の向上を図ることとしております。こうしたまちづくりに資する都市基盤整備により,船越地区が本市東部の地域的な都市機能を担う拠点地区としてふさわしいまちになるものと考えております。 ◆川口 委員         10月の決算特別委員会でも,東部地区連続立体交差事業や,その周辺の花都川線,山の手線の質問をさせていただきました。こうした船越地区のまちづくりについて,花都川線,山の手線を,まず早期に作っていただくこと,また,連続立体交差事業は工事が始まって17年たってからできるということで,そういったのが合わさってできて初めて船越地区の新しい姿が見えてくると考えております。引き続き,船越地区の渋滞緩和,また安心・安全な通学路の確保といった部分においてもこの事業は非常に大切だと考えております。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。  これで質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 ◆森畠 委員         それでは,限られた時間の中ですから,有効に時間を使わせていただきたいというふうに思います。これから私が質問しますんで,それぞれの現在の状況についてお聞かせください。  まず初めに,府中祇園線,府中祇園線というのはJRのアパートがかなりの範囲を占めておりますけれども,これの現在のJRとの協議の進捗状況をまず教えてください。また,その他の地権者への説明会,こういったものも済んでいるのか,あるいはどうなっているのかということもまた教えていただきたいですね。  それから,次に広島中島線,まず温品工区の中で温品交番付近,これがどうなっているのか。その次に下条のバス停付近,そして馬木工区の中で豊芝入り口のバス停付近,馬木六丁目の交差点付近,鶴江工区の進捗状況,また福田工区の中での東橋から安佐北区の区境までの今後の計画,こういったことについて,ひとつ御説明をお願いします。 ◎嶋司 道路課長       まず初めに,府中祇園線についての状況でございます。一般県道府中祇園線の下温品交差点から中山地区に向けての温品通りは,朝夕の通勤通学時間帯には交通渋滞が発生しており,特にJR官舎前にある温品口バス停は切り込みがないことから,バス停車時にはさらに渋滞に拍車がかかる状況です。また,歩道は片側で約1メートルから1.5メートル程度の幅しかない区間が多く,歩行者の安全な通行に支障を来しています。このため,地元から平成20年度に東区長宛てにこの区間の拡幅整備要望が出されております。本市としましても,これらの整備に取り組むに当たり,まず沿線の両側にJR官舎が面している約180メートル区間について,JRに具体的な補償費等を提示した上で協議を進めてきており,現在,JR社内において拡幅整備に協力する方向で検討を進めていただいているところでございます。今後は,JRの合意が得られ次第,速やかに用地補償契約を行い工事に着手したいと考えております。  続きまして,広島中島線の温品工区についての状況でございます。広島中島線につきましては,慢性的な交通渋滞の解消のため,離合困難箇所の解消やバス停車帯の確保などの改良工事を計画的に推進してきたところです。温品工区については,大型車両の離合が困難となっていた相生橋のかけ替え工事などを平成30年12月に完了し,離合困難箇所は解消されています。また,一部の土地所有者の協力が得られていない箇所についても粘り強く交渉を行い,早期の完成に向けて取り組んでまいります。  続いて,馬木工区についてでございます。馬木工区につきましては,大型車の離合が困難となっている天王橋のかけ替え工事を進めており,橋のかけ替えに必要となる用地買収や迂回のための仮橋設置は平成31年2月に完了し,現在,車両の通行を仮橋に切替えを行っております。今年度は引き続き,橋の下部工事を発注することとしておりましたが,平成30年7月豪雨災害における広島県内の復旧・復興事業などによる工事量の増大に伴う建設業界の技術者などの人手不足などの理由により入札不調になりました。改めて新年度早々に入札公告を行い,令和3年度末にかけ替え工事が完了するように取り組んでまいります。なお,天王橋のかけ替え工事の完了後は,離合困難箇所はおおむね解消されます。一部の土地所有者の協力が得られていない箇所についても粘り強く交渉を行い,早期の完成に向けて取り組んでまいります。  続いて,馬木工区の中の馬木六丁目交差点部の状況でございます。馬木六丁目交差点は,過去5年間で7件の交通事故が発生しており,このうち5件については福田方面から南進する右折車と広島方面から北進する直進車の車両同士が衝突したものでございます。当該交差点はT字型で斜めに進入する形態となっており,このことが事故発生要因の一つと考えております。このため,現在,当該交差点の交差角度を直角にする改良を考えているところであり,今後,改良案がまとまり次第,県警などの関係機関と協議を行う予定としております。  続いて,福田工区についてでございます。福田工区については,東橋のかけ替え工事を平成30年度から着手し,本年2月に工事が完了したところでございます。今後,現道とのすりつけ工事などの改良工事に着手し,来年度中に完成する予定としております。  また,現在,福田工区の事業中の区間から北側の安佐北区境までの整備についてでございますけれども,この区間については通学路に指定されており,現況の歩道幅員が狭く,車両の交通量も多いことから,歩行者の安全な通行の確保に向けて歩道改良などに取り組む必要があると認識しております。本市としましては,現在,広島中島線の温品工区,馬木工区,福田工区に引き続き鶴江工区についても着手しており,まずはこれらの工区で実施している事業を着実に取り組むとともに,これらの事業の進捗状況を踏まえ,当該区間の歩道改良等について検討していきたいと考えております。  そして,最後に,鶴江工区についての状況でございます。鶴江工区につきましては,車両などの通行の円滑化と歩行者の安全の確保を目的として,延長800メートルについて歩車道の拡幅を行うものであり,このうち510メートルについては,並行して流れている府中大川の改修工事と一体的に整備を進めるため,河川改修の事業主体である広島県と事業費の負担割合などを定めた協定を平成30年4月に締結し,現在,必要な用地の取得に集中的に取り組んでいるところでございます。引き続き広島県と連携しながら用地取得を行うなど,令和1桁台後半の完成を目指して着実に整備に取り組んでまいります。 ◆森畠 委員         聞いたところは教えてもらえなくて,今度は聞いてもないところを答えていただいたわけですけれども,天王橋や東橋はもう今はやってもらってるんですからそれは聞いてはいませんけれども,そうじゃなくて,今全然手がつけてないところですよね。そういったところを今聞きたかったんですが,要するに,私が言いたいのは,個別にこうして聞いてそれは何の得があるかというふうな話になってくるんだけども,一つ一つを聞かないと,あなたたちは素直に答えてくれんでしょう。全体の大まかな話しかされないんで,それじゃあつかみどころがないわけですよね。それで一つ一つ,私がここはどうなったかここはどうなったかということを聞きたかったわけですよ。それで,先ほどおっしゃいました,一つは鶴江工区の中で510メートル,県と一緒に併せて工事をされるところがありますね。私が特にこれを急いでやっていただきたいのは下温品交差点から川に行くまでの間なんですね。そこが特に狭いんですよ。歩道も,離合ができないような歩道なんですね。近所の方も,その土地を持ってらっしゃる地権者の方も,これは協力しますから早いうちに買ってくださいよというふうなこともおっしゃるわけです。ですから,そういったできるところを先にどんどんと詰めてやっていただきたいんですね。川のほういうのは割と広いですから,そんなところは後回しでもいいんですよ。狭いところをどんどんやってほしい。特にそこはボトルネックになってますんで,上のほうを広げていただいても,そこが詰まっていたんでは流れはよくならんわけです。  そこを特に急いでいただきたいということと,それから,この話の中でありましたけれども,難しいところがなお残っとるというようなことではあります。難しいところが残っとるというのは協力が得られないから残っているということをよく言われるんですけれども,それは話に行かれてますか。当初1回行ったけれども,なかなかうまい話にならなかったからもうそれっきりというところがあるんじゃないんですか。それをちょっと答えてください。 ◎嶋司 道路課長       一部まだ未買収地がございますけれども,ここの部分につきましては,様々な問題がございます。まずは隣接地との境界が決まらないことから用地買収ができないといったような問題でありますとか,相続等の問題でなかなか契約まで今は至ってないとか,移転先の問題とか,そういったような様々な問題があることから,まだ契約に至ってないところが一部残っているという状況でございます。 ◆森畠 委員         それはおっしゃるように,そういうところもあるかも分かりません。ですが,そうでないところがあるはずなんです。といいますのも,今まで私が話をしましても,市から何の話もないですよというところが何か所もあったんです。それで私がお願いしましたら,そこからようやく取り次いでいただいたところが何か所かあるんですよ。もうあそこは行っても難しいからということで話に行ってないところがたくさんあるはずなんです。よくその辺を洗い出して,もう一度押してみてください。もう今となっては,あれだけ工事を進めてもらってるわけですから,残っているところというのは,その持ち主というのは,非常に肩身の狭い思いをしてらっしゃるんです。周りから,隣近所から白い目で見られるんですよ。あんたはここまでいってもまだ協力せんのかということで,その地権者というのは案外出したがってるかも分からんわけなんですね。そういうところは実際にあるんです。ですから,もう一度押してみてください。それを,恐らく皆さん怠ってるんじゃないかというふうに思うんですね,私は。もうあそこは難しいから後回しにせえということになっとるんじゃないかというふうに思います。もう1回押してみてください。  それから,先ほどの馬木六丁目交差点,これは私,以前お話を聞いたことがあるんですけれども,話をすればこれは長くなりますが,ちょっと話をしましょうか。これはそもそも,広島中島線というのは,皆さんはまず御存じないと思うんです。というのが,まだその頃皆さんは小学生や中学生だったと思うんですよ。昭和50年代の初頭ですね。その頃にすごいラッシュになりまして,都心部に出るまでの僅か10キロの間を3時間近くかけて通勤や通学をしてたんですね。それで,これは何とかしなきゃならんということで,朝の6時50分から7時30分までの40分間,バス,タクシー,二輪以外の車両は全面通行禁止ということで,全国初の取組だったんです。それをずっと続けてきたわけです,何十年も。そして,その通行禁止と併せて広島中島線の道路改良をしましょう,それと併せて今度は安芸府中道路を造りましょうと。そして,この安芸府中道路というのは将来は無料にしますよという話だったんですよ。生活道路として使ってくださいということだったんです。それが,平成9年の5月でしたかね,その頃に,安芸府中道路は高速道路にしますということで突然地元に説明があったんです。みんな地元の人は,これが無料で通行できるんだというふうに期待をして喜んでいたものがですよ,ここで一遍にひっくり返されたわけです。それは約束が違うじゃないかと。そうしたところが,今度は広島市の方が,いやいや,そればっかりじゃないんです,分かってください,これは都市交通網の要になるんです,その代わりに温品中島線を造りましょう,温品中島線を造って,それから分岐して温品馬木線を造りましょう,そうすれば,その代わりに使えるでしょう,この道をと言われたんです。ですから,地域住民は,そこまで言われるんでしたら,これが都市交通網の要になるんだったらこれは協力せにゃならんということで泣き泣きこれを了承したんですよ。それがずっといまだに広島中島線は改良工事が完成していないんです。四十数年たっているんですよ。  そして,先ほどの話に戻りますけれども,今の馬木六丁目の交差点は斜めに入りますね。これを直角に入らなければ交差点としてはよくないということで,それじゃあ直角に入るのにはどうすればいいかということで,温品馬木線から出た道を直角にそこの道にぶち当てましょう,そこで交差点を造りますという話だったんです。それがまたそのままおざなりになっているわけですね。私はですから,数年前に担当課長に話をしたんです。そうしたら,ここを何とかしましょうということで腰を上げてくださったんです,そのときに。ですが,またそれがそのままになってしまったんです。そうしましたら,去年でしたかね,そこに今度は地権者が,土地を持った方がよそに,倉庫に貸されましたよ。ですから,もうそこはどうすることもできなくなりました。そういう状況の中で,そこを直角に当てましょう,交差点を造りますからという,そういうふうな計画でいますって。その計画はどういう計画なんですか。全然,私はイメージできませんよ。あなたは現場を知ってますか。現場を知らんでしょう,恐らく。平成23年でしたかね,私は初当選させていただいたときにこの話をしましたら,平成23年から平成28年までの6年間で毎年3億ずつかけて,6年間で完全にこれを完成させますと約束してくださったんですよ。あの話はどこへ飛んでいったんですかね,あの約束は。話が全然違うじゃないですか。もう,この地域の人を,地元住民をばかにするのもいい加減にしてください。そのうちむしろ旗を持って立ててきますよ,ここに。先ほども言いましたように,狭い道があります,狭いところがあります,離合のできないようなところがあるんです。そこをもう一度アタックしてみてください。お願いします。恐らくいい返事が返ってくるはずです。お願いいたします。私も話をしてますから。  それから,もう一つ,府中祇園線なんですけれども,先ほどおっしゃいましたように,平日の夕方は非常に混み合います。もうこれは異常なほどに混み合います。これを行く行くは買収してくださるんでしょうけども,買収という話を聞きますと道路の両側をとるというふうにおっしゃるんですね。これを片側だけをとるということはできないんですか。といいますのは,片側だけをとれば交渉する相手も半分に減るわけですね。しかも,両方とるということになるととる幅が狭くなりますから,家の軒先のほうですとんと切られて,玄関一歩出たらもうそこは道路だった,車が走りよったいうことにもなりかねんわけです。ですから,片方をしっかりとればそういうことがないんじゃないですか。もうあっさり諦めて出ますから。そういうところもできないんかどうか,ちょっとどうでしょうかね,その辺は。 ◎嶋司 道路課長       道路を拡幅する計画を立てるときに,委員がおっしゃられたように,片側だけをかけるという方法もありますが,一般的にはやはり両方の方に協力をしていただいて道路を広げるというのが不公平にはつながらないのではないかと考えているところです。 ◆森畠 委員         その辺で公平は要らんと思うんです,私。公平は要らんと思いますよ。公平に両方同じようにとりましょうじゃなくて,やっぱりその現場合わせで,現場に向いたように,いいような,そこで一番いいと思われる方法で買収していただいて,買収言うたら悪いけれども,協力していただいて,その辺を整備をしていただくように,その辺もひとつ考慮をして進めていただきたいというふうに思います。ぜひともよろしくお願いを申し上げます。先ほどの広島中島線,特によろしくお願いいたします。終わります。 ◆川本 委員         皆さん,こんにちは。公明党の川本でございます。発言通告に従いまして質問をいたします。時間の都合上,文書質問をさせていただく場合もありますので,よろしくお願いいたします。  それでは,道路交通の安全性拡充について質問させていただきます。モニターを御覧ください。(川本委員,ディスプレーに資料を表示する)赤い矢印の場所は,安佐南区の西風新都インターチェンジを右折し,こころ団地に向けて走る市道と広島湯来線が合流するTの字交差点であります。そのTの字交差点は直線片側2車線,しかも両方ともに緩やかな下り坂で,交差点進入時にはスピードが落ちない場所であり,また,近年交通量が増えている状況のため,広島湯来線からの車両が右折する際,大変危険な交差点であります。  そこでお伺いします。地域の方や通行で利用される方から,このTの字交差点への信号機の設置要望について本市に届いていると思いますが,どのように対応されているのか教えてください。また,危険度の高いこの交差点において,安佐南区の維持管理課ではどのような安全対策をしているのか教えていただければと思います。 ◎松田 道路管理課長     信号機の設置は,道路交通法により公安委員会が行うことになっております。委員御質問の件については,平成24年以降,安佐南区役所に継続して地域要望があり,その内容を区役所から安佐南警察署に伝えています。安佐南警察署からは,現時点では信号機設置の必要性は認めないが,設置要望箇所の交通環境が大きく変わることがあればその時点で検討するとの回答を得ており,その旨を要望者にお伝えしています。また,このような信号機の設置要望については道路管理課において全市域分を取りまとめ,毎年2月に一括して県警本部にも要望しています。本市としてもこの交差点の危険性は認識しているところであり,県警と協議した上で,安佐南区維持管理課において注意喚起を促す看板や減速の路面標示を設置するなどの対策を行っています。県警に対しては,今後も地元からの要望趣旨を踏まえ,粘り強く働きかけていきたいと考えております。 ◆川本 委員         それでは,引き続きまた御尽力いただけるよう,よろしくお願いいたします。そこで,この付近の車両交通量について,本市の環境局の資料によると,平成25年8月と令和2年1月の比較では約1,000台増加しています。また,このTの字交差点は,令和4年度に恵下埋立地へ運搬する大型トラックや中型トラックの経路となっており,今後も通行量の増加が見込まれ,危険性が高まると推測できます。本市においてもそうした交通環境の変化を捉えて,地域要望である信号機設置に対して,これまで以上に強い働きかけをいただきますようよろしくお願い申し上げます。  次に,軌道敷地の管理についてお伺いいたします。横断歩道部の軌道敷内において,まだ古い石畳のところが多数あり,高齢者や幼児,車椅子の方などが通行する際,大変危険であります。そこでお伺いいたします。この部分の補修などの管理責任はどこにあるのか。さらに,この管理責任を適切に果たしていないために,歩行者などが転んだりしてけがを負った場合などの賠償責任はどこが負うことになっているのでしょうか,お伺いします。 ◎松田 道路管理課長     道路内における路面電車が走行している軌道敷の維持及び補修は,軌道法第12条の規定により軌道経営者である広島電鉄株式会社が行っています。したがって,横断歩道部の軌道敷の管理に瑕疵があり歩行者が転倒した場合,その損害賠償責任は広島電鉄株式会社が負っています。 ◆川本 委員         続いて,歩行者等の安全性を恒久的に確保するために,横断歩道部の軌道敷内をコンクリート製などの軌道ブロックに改良する必要性があると思いますが,本市はこの改良工事について,場所の選定,その順位づけ,費用の負担者など,どのような考えで行っているのでしょうか,お伺いいたします。 ◎嶋司 道路課長       軌道敷の維持管理については,軌道法第12条の規定により軌道経営者が行っておりますが,交差点部について軌道敷の損傷が自動車の通行に起因することが明らかである場合には,横断歩道を含む交差点部の軌道敷について,国の通達に基づき道路管理者が一部費用を負担して行っております。整備箇所については,軌道敷の損傷状況,自動車,歩行者の交通量などを勘案し,本市と広島電鉄株式会社との協議により選定した上で,国,県,市,広島電鉄株式会社などで構成する広島都市圏LRTプロジェクト推進協議会において調整を図り,整備計画に位置付けた上で順次改良を実施しております。 ◆川本 委員         次に,横断歩道部の軌道ブロックなどの過去の改良工事の実績はどうなっていますか。また,来年度の予算はどのくらいあるのでしょうか,お伺いいたします。 ◎嶋司 道路課長       整備計画に位置付けられた整備箇所は119か所あり,このうち84か所の整備を完了しております。また,来年度は,中区千田町二丁目交差点の改良を予定しており,広島電鉄株式会社が計上している予算は約5600万円と聞いております。なお,このうち本市は約4000万円を負担することとしております。 ◆川本 委員         最後に,横断歩道部の軌道敷内を抜本的に軌道ブロックに改良するまでの間,危険性がある部分の応急的な補修はどこに要望すればよいのでしょうか。また,すぐに対応していただけるのでしょうか,お伺いいたします。 ◎嶋司 道路課長       広島電鉄株式会社では,日常点検により軌道敷の損傷状況を確認しており,横断歩道部の軌道敷内の段差などにより高齢者,障害者などの通行の支障となっている箇所については,緊急性に応じて順次補修を行っています。また,本市に道路利用者などから補修の要望などがあった際には,現地を確認した上で広島電鉄株式会社に応急的な措置を講じるよう要請をしております。このように,応急的な補修の要望については広島電鉄株式会社へ直接御連絡いただくか,もしくは各区維持管理課へ御連絡いただければ対応をいたします。 ◆川本 委員         続きまして,空き家や所有者不明土地問題についてお伺いいたします。空き家や所有者不明土地問題については国などが様々な取組を行っているところであり,本市においても危険な空き家対策,空き家・空き地の利活用,森林経営者の管理推進,地域拠点への活用など様々な取組を行っています。そこで,市民の立場から見ると,いざ自分が空き地などの所有者になったときや,近所に空き家,空き地などがあるときで困っている場合にどこに相談してよいか本市ホームページで調べてみると,様々な項目が雑多に表示され,非常に分かりづらくなっています。空き家や所有者不明土地問題について各対策のページを一覧形式にして,そこから各対策にリンクしているようなものを作成すると市民に分かりやすくなると思いますが,本市のお考えをお聞かせください。 ◎宮本 建築指導課長     空き家を含め住まいに関する相談については,本市ホームページの暮らしの相談窓口のページにおいて,内容に応じて本庁の住宅部,建築指導課,または各区の建築課が相談窓口である旨を掲載しています。また,空き家に関する専門家団体の相談窓口については,各区建築課や出張所等に設置している空き家対策の啓発チラシやガイドブックに掲載するとともに,本市ホームページの空き家対策のページで紹介しております。今後は市民がホームページから,より一層スムーズに必要な情報を入手できるよう,暮らしの相談窓口の中で空き家の活用や適切な管理の窓口が分かりやすいよう見直すとともに,関係課と連携し,検索機能の強化や関連情報のリンクを張るなど工夫をしたいと考えております。 ◆川本 委員         では,最後になりますが,広島高速4号線の延伸についてお伺いいたします。令和2年度当初予算の中で,広島高速4号線の延伸などに421万4000円が計上されています。そこでお伺いいたします。平成13年10月に開通した広島高速4号線を延伸することについては,広島高速道路公社の基本計画に位置付けられていると聞きましたが,そのとおりでしょうか。また,国の計画にも位置付けられていると聞いていますが,どういうことなのか教えてください。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  広島高速道路公社の定款において定められている基本計画では,公社が整備する路線として高速1号線から高速5号線までの5路線が位置付けられており,このうち高速4号線につきましては,既に供用している区間だけでなく,五日市インターチェンジまでの延伸区間も位置付けられております。また,この高速4号線につきましては,平成9年に高速自動車国道法に基づいて国が定めた山陽自動車道の整備計画において連結予定施設として位置付けられております。 ◆川本 委員         それでは,今は,五日市インターチェンジへ接続するルートではなく,なぜ大塚地区で山陽自動車道に連結するルートを検討しているのでしょうか,教えてください。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  高速4号線が山陽自動車道の整備計画に位置付けられた当時は,西風新都中央線沿線の大塚地区を都市センターとして開発する計画があったことから,当地区を避け,五日市インターチェンジへ接続するルートで検討を進めておりました。その後,平成16年1月に都市センターの開発計画が中止となったことや,山陽自動車道との接続部において,構造的な工夫により安全性が確保できる見通しを得たことから,現在は五日市インター接続ルート案と比べ延長が短く,速達性等の面で優位である山陽自動車道に直結するルート案の実現可能性について検討を進めているところでございます。 ◆川本 委員         それでは,平成29年度から今年度まで3年間予算措置し,新年度予算案にも盛り込まれていますが,これまでの3年間でどれくらい予算を費やし,検討はどこまで進んでいるのでしょうか。また,新年度予算案の高速4号線延伸の検討部分の予算額は幾らなのか教えてください。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  高速4号線の延伸に係る平成29年度から令和元年度までの執行額は771万9000円でございます。この間,直結ルート案のジャンクション部の安全性を向上させる構造検討や整備効果などについて,五日市インター接続ルート案との比較検討を進めたところでございます。また,令和2年度は,高速4号線延伸に係る関係機関との協議資料の作成等を実施していく予算として150万円を計上させていただいております。 ◆川本 委員         そうした中,国の計画に位置付けられている従来の五日市インター接続を変更するためにはどのように進められますか,教えてください。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  直結ルート案とする場合には,山陽自動車道との連結位置に今の計画と変更が生じるため,現在の整備計画の取扱いについて国と協議していく必要があるというふうに考えております。 ◆川本 委員         それでは,今後いつまでに実現可能性を見極めていこうとしているのか教えてください。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  来年度は直結ルート案の国との協議を本格化させ,その実現の可否について検討を深めていきたいというふうに考えております。直結ルート案の実現可能性の見極め時期につきましては,先ほど申し上げました,国における山陽自動車道の整備計画の取扱いがどうなるかなどの課題もありますことから,現時点では明確にお示しできませんけども,今後,国等との協議の進展を図り,できるだけ早期に判断していきたいというふうに考えております。 ◆川本 委員         来年度から国との協議が始まるとの御答弁をいただきました。ぜひ,直結ルート案への変更ができるよう,よろしくお願いいたします。  そこで,市民の皆様に大事なことですが,高速4号線延伸の整備により,広島高速道路全体の償還期間が延びるなどの影響が出ると思いますが,どのようなお考えでしょうか,お聞かせください。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  広島高速道路の料金徴収期間についてでございますけども,広島高速道路は,広島高速道路ネットワーク全体の建設に要した費用をネットワーク全体から得られる料金収入で賄う料金プール制を採用しております。このため,料金徴収期間は各路線の事業費を考慮した平均的な供用日である換算起算日から40年以内というふうに定められております。新たに高速4号線の延伸の整備を行った場合にはこの換算起算日が後年に遅れるため,料金徴収期間も延びることになります。 ◆川本 委員         では,最後になりますが,高速4号線延伸の整備効果は高いと思いますが,どうでしょうか。 ◎多久島 高速道路整備担当課長  高速4号線の山陽自動車道への延伸により,都心の広域的なアクセス向上が図られるとともに,大塚駅北交差点をはじめとして西風新都区域内の各所の交通混雑の緩和が期待できるものと考えております。さらには,広域的な幹線道路ネットワークの強化が図られ,本市が掲げる200万人広島都市圏構想の実現にも寄与するなど整備効果は高いと考えておりまして,本市としてはできるだけ早期に事業化の判断ができるよう取り組んでいきたいと考えております。 ◆川本 委員         これからも市民の皆様にはメリット,デメリットなども合わせ,今後も丁寧な説明をお願いいたします。以上で終わります。ありがとうございました。 ○伊藤 副委員長       委員並びに理事者各位に申し上げます。ここで換気を行いますので,しばらくお待ちください。  それでは,続いて再開します。 ◆木戸 委員         皆さん,お疲れさんでございます。自由民主党・市民クラブの木戸でございます。会派の持ち時間が39分しかございませんので,1本に絞って,端的にお尋ねいたします。  私は,令和2年度当初予算案の街路整備の中に予算計上されております都市計画道路中筋温品線について質問をさせていただきます。この中筋温品線は,安佐南区の中筋地区から安佐北区の口田地区を経由して,東区の温品地区に至る幹線道路であり,平成7年に都市計画決定がされ,その後,平成12年度に起点側の中筋・口田地区を1工区として,終点側の温品地区を6工区としてそれぞれ事業着手され進められております。このうち1工区については,幹線道路が新設されることにより,周辺道路の交通混雑の緩和や災害時の避難路の確保,また,通学路の安全性の向上など,様々な効果が期待できることから,一日も早い整備の完了が望まれております。また,計画では,太田川に隔てられ地域分断されている中筋地区と,そして口田地区を結ぶ橋梁がかけられることになっております。現在は橋梁を計画している位置の上流側に安佐大橋,下流側に安芸大橋がございますが,この2橋とも朝夕の通勤通学を中心に慢性的な交通渋滞が発生しており,口田地区の住民が太田川を渡って広島インターチェンジへ行こうとしてもかなりの時間がかかるなど,地区住民は長年不便を強いられている状況となっております。このような中,昨年9月,口田地区の口田学区連合町内会より,1工区の早期整備についての請願が議会に提出されました。私も紹介議員の1人として,ぜひとも整備を加速していただき,早期完成してもらいたいと思っております。地区住民が大きな期待を寄せている太田川の両岸地区を結ぶ橋梁が整備されれば,住民にとって利便性が向上するだけではなく,慢性的に渋滞している安佐大橋や安芸大橋の交通が分散され交通渋滞が緩和することにより,安佐北区や安佐南区,東区も含めた周辺地域においても利便性が向上するといった大きな効果が期待できます。そこでお尋ねいたします。1工区の現在の進捗状況を教えてください。 ◎岡田 街路課長       中筋温品線1工区は,安佐南区中筋三丁目から太田川を横断して安佐北区口田南一丁目に至る約1.3キロメートルの区間について,総事業費約166億円で整備を進めているところでございます。平成30年度末時点の進捗状況は事業費ベースで約33%であり,用地の取得状況は面積ベースで約73%となっております。現在,中筋地区の祇園新道から太田川右岸堤防道路までの約800メートルの区間を重点的に整備しており,平成29年8月にはまとまった範囲の用地取得が完了した祇園新道から東へ約300メートル区間において2車線の暫定供用を行いました。今年度は,供用区間からさらに東へ約300メートル区間についてまとまった範囲で用地取得のめどが立ったことから,道路実施設計を行うなど暫定整備に向けた検討を行っております。 ◆木戸 委員         続いて,中筋温品線の令和2年度当初予算として3億5930万円が計上されておりますが,このうち1工区の予算額と事業内容を教えてください。 ◎岡田 街路課長       中筋温品線の令和2年度当初予算のうち1工区分は2億4300万円であり,これにより用地取得等を行うとともに,暫定供用区間からさらに東へ約300メートルの区間において暫定道路整備に着手することにしております。なお,国の補正予算に伴い,令和2年度に計画していた事業の前倒しによる追加内示分として,太田川にかかる橋梁の実施設計に要する費用を本年度の市の補正予算に計上しております。 ◆木戸 委員         1工区では,中筋地区において暫定整備に着手されるとのことでございましたが,この整備が完成すれば,祇園新道から太田川右岸堤防道路までの区間で暫定整備が済んでいない区間はあと少しを残すのみとなります。できるだけ早く整備してほしいと思っております。そこで,太田川右岸堤防道路までの区間の整備について,今後の見通しを教えていただけますか。 ◎岡田 街路課長       令和2年度から工事着手する予定の約300メートル区間については,できるだけ早期に暫定供用できるように取り組んでいくこととしております。また,太田川右岸堤防道路までの残る約200メートル区間の用地取得も重点的に進めることにしており,用地取得が進んだ段階で整備に着手したいと考えております。 ◆木戸 委員         今後とも太田川右岸堤防道路までの早期整備をお願いするとともに,太田川にかかる橋梁の整備にも早急に取り組んでほしいと思います。来年度には橋梁の実施設計にも着手されるとのことでございますが,橋梁の整備に向けた現在の検討状況を教えてください。 ◎岡田 街路課長       橋梁部については,来年度から実施設計に着手できるよう,河川管理上の制約など設計に必要となる前提条件について,河川管理者と事前協議を開始したところでございます。 ◆木戸 委員         1工区について,橋梁も含めて完成時期はいつ頃になるか教えてください。 ◎岡田 街路課長       中筋温品線1工区については,引き続き太田川右岸堤防道路までの区間の用地取得や道路整備を進めながら,できるだけ早く橋梁工事に着手し,それぞれを並行して整備を行っていきたいと考えており,令和1桁台後半の完成を目指して取り組んでまいります。 ◆木戸 委員         先ほど森畠委員も言われておりましたが,中筋温品線の1工区については,事業着手から既に20年が経過しようとしており,事業着手のときの地元説明会では,とっくに工事が完了しとるはずでございます。しかし,財政などの事情があるかもしれませんが,完成は遅延し,長い間,地域住民は不便を強いられてまいりました。市は地域住民が一刻も早く早期整備を望んでいることを真摯に受け止めていただき,令和1桁台後半という完成目標を少しでも早く完成できるように,着実に整備を進めていただくよう要望して,質問を終わります。
    ◆平野 委員         平野でございます。私も1題,広島西飛行場跡地の活用計画について確認させていただきます。  広島市の活性化,まちづくりにも影響があります広大な土地であります広島西飛行場跡地の有効活用に向け,現在,広島西飛行場跡地の利用計画に基づき,県とともに取り組まれているところでございます。その中で,広島西飛行場跡地の基幹道路の整備に着手されているところではありますが,改めて基幹道路の整備の計画と,今回の予算6億9700万円,事業内容,そして今後の整備スケジュールについてお聞かせください。 ◎森田 都市機能調整担当課長  基幹道路である一般県道南観音観音線につきましては,幅員25メートルの4車線道路に拡幅するとともに,クランク部分を緩やかな曲線に改善するもので,両側に歩道と自転車道を設けることにより,歩行者,自転車,自動車の分離を図り,安全で円滑な通行を確保することとしています。現在,山陽高校から広島ヘリポート前の区間の拡幅部分の工事を行っており,秋頃からは現道部分の工事を行う予定です。また,広島ヘリポート前から広島ヘリポート北交差点の区間について,先月工事契約を締結しており,4月から工事に着手する予定としております。基幹道路の整備に係る予算につきましては,広島ヘリポート北交差点の改良工事費として3億900万円,照明施設整備工事費として1億500万円,また,今年度契約済みの工事の債務負担分として2億7100万円の計6億8500万円を計上しています。このほか,河川側道路の詳細設計の費用として1200万円を計上しており,合わせて6億9700万円となっております。このような工事を着実に進め,令和3年春には完成させたいと考えています。 ◆平野 委員         基幹道路の4車線化はもう来年度中には整備されるということでございます。広島西飛行場跡地に計画されている基幹道路以外の道路については,今後どのような整備になるのかお聞かせください。 ◎森田 都市機能調整担当課長  広島西飛行場跡地利用計画においては,基幹道路のほか,スポーツ・レクリエーションゾーンや新たな産業(にぎわい)ゾーンへのアクセス道路となる南伸道路と,災害等緊急時における交通機能の確保や,基幹道路等と一体となった交通の円滑な処理を目的とする河川側道路を整備することとしています。南伸道路につきましては,スポーツ・レクリエーションゾーンにおける多目的スポーツ広場や,新たな産業(にぎわい)ゾーンにおけるにぎわい施設などの整備に合わせて事業を進めていくこととしており,今後これらの整備状況を踏まえ,供用開始に間に合うよう整備していきたいと考えています。また,河川側道路につきましては,現在行っている予備設計の中で関係機関との協議・調整を踏まえてルートを決定し,来年度詳細設計を行う予定としており,当該道路を接続する新たな産業(雇用)ゾーンの区画道路整備との調整を図りながら整備していきたいと考えています。 ◆平野 委員         現在進められている基幹道路の工事や,民間事業者が現在造成工事をしております新たな産業(雇用)ゾーンの北側の状況について,工事前に事前調査した結果と,基幹道路や民間事業者が現在進めている工事を施工する中で予測していなかった事案は何かあったのかお聞かせください。 ◎森田 都市機能調整担当課長  基幹道路の工事につきましては,現在,当初の予定どおり工事を進めています。また新たな産業(雇用)ゾーンの造成工事につきましては,大和ハウス工業株式会社から,滑走路部分のアスファルト舗装が当初の想定より厚く撤去費用が増加したほか,埋立地のため地盤が軟弱で,ボックスカルバートを設置するために地盤改良が必要になったが,工事全体に影響を与えるような問題は生じておらず,5月頃の完成を目途に工事を進めていると聞いています。 ◆平野 委員         特に,工事の費用がかかるということではございますが,同じ時期の埋立て工事ではないと聞いておりますが,今後,県と共同で整備する予定の新たな産業(にぎわい)ゾーンやスポーツ・レクリエーションゾーンなどの広島西飛行場跡地にも同様なことがあると考えるのかどうか確認させてください。 ◎森田 都市機能調整担当課長  多目的スポーツ広場の整備を予定しておりますスポーツ・レクリエーションゾーンについても,現在造成工事が進められている新たな産業(雇用)ゾーンと同様に埋立地であり,地盤条件を踏まえて整備を行う必要があることから,来年度,所管課において地質調査を実施した上で設計を行う予定としています。また,新たな産業(にぎわい)ゾーンにつきましても,スポーツ・レクリエーションゾーンと同時期に埋立てられていることから,事業者の再募集に当たっては地質調査の結果を提供するなど,適切な対応を行っていきたいと考えています。 ◆平野 委員         広島西飛行場跡地の整備は早期に実現していただきたいのですが,地盤等の状況に応じて適切な計画,施工をしていただき,現在,民間事業者のところだと思うんですが,土砂搬入などの大型車両の通行に関して,安全面に十分配慮し,学校や商業施設が近隣にあるということでございますので,事故のないように進めていただきたいと思います。以上で終わります。 ◆田中 委員         公明党の田中勝でございます。JR新井口駅等のバリアフリー化についてお伺いいたします。誰もが暮らしやすいまちへとのことで,公明党主導で成立した交通バリアフリー法が2000年に施行され,広島市においても2002年,平成14年度から順次,主要なJRのバリアフリー化が進められてきました。平成18年の定例会において公明党の原裕治議員が,JR新井口駅のバリアフリー化について質問を行い,その後,平成20年度に下り線ホームにエレベーターは設置されましたが,上り線ホームについては整備が完了していません。また,井口草津方面出口のバリアフリー化もされていません。そのために,車椅子の方が上り列車に乗車したい場合は隣駅のJR五日市駅まで行って乗車しているとの声もいただいております。  そこで,まとめてお伺いいたします。JR新井口駅のバリアフリー化をぜひ進めていただきたいと思いますが,どのように進んでおりますでしょうか。市当局からは,エレベーター設置に向けて用地買収が進んだと聞いておりますが,現在の状況と,今後どのように進め,完成時期はいつ頃なのか,分かれば教えてください。 ◎石飛 交通対策担当課長   橋上駅でありますJR新井口駅は駅の2階部分に改札口があり,現在,駅の北側に隣接する市道と改札口との間,改札口と上り線ホームとの間を移動するにはいずれも階段を利用している状況です。このため,市道から改札口に至るエレベーターや通路は,市道北側の民有地を買収して設置し,また,上り線ホームに設置するエレベーターは駅の構内に設置するスペースがないことから,市道を北側に寄せることにより生まれる空間を利用して設置することとしています。このうち本市が整備をする市道と改札口を連絡するエレベーターや通路については,本年2月に用地買収が完了し,現在,JR西日本との協議や詳細設計等を進めているところであり,早ければ令和3年度からバリアフリー化の工事に着手し,完成まで3か年程度を予定しています。一方,JR西日本が整備する改札口と上り線ホームを連絡するエレベーターや通路については,事業主体であるJR西日本から,令和3年度以降に国の補助金を活用して詳細設計に着手し,市が実施するバリアフリー化と連携して工事を進めたい,完成時期については現時点で明言できないが,早期完成を目指していると聞いています。 ◆田中 委員         改札口外の井口草津方面出口のエレベーターは令和3年度から3年程度とのことですから,令和5年度完成を目指しているとのことだと思うのですが,誰もが暮らしやすいまちへとのことで,地域の方が待ち望んでいる駅のバリアフリー化です。JRさんとの協議がスムーズに進み,工事が無事故で順調に進むよう,よろしくお願いいたします。以上,質問を終わらせていただきます。 ○渡辺 委員長        以上で建設関係の質疑を終了いたします。  なお,明日は午前10時から経済観光環境関係の質疑を行います。  本日はこれをもって閉会いたします。お疲れさまでした。                                閉会 16時44分...