広島市議会 2019-09-13
令和 元年第 3回 9月定例会−09月13日-01号
吉 川 和 幸
議事課主幹 沖 原 義 文
議事課主査 村 田 愛一朗
外関係職員
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説明のため出席した者の職氏名
市長 松 井 一 實 副市長 小 池 信 之
副市長 岡 村 清 治
危機管理担当局長行 廣 真 明
企画総務局長 及 川 享
財政局長 手 島 信 行
市民局長 政 氏 昭 夫
健康福祉局長 古 川 智 之
健康福祉局保健医療担当局長 こども未来局長 松 井 勝 憲
阪 谷 幸 春
環境局長 和 田 厚 志
経済観光局長 日 高 洋
都市整備局長 中 村 純
都市整備局指導担当局長
胡麻田 泰 江
道路交通局長 加 藤 浩 明
下水道局長 倉 本 喜 文
会計管理者 長 敏 伸
消防局長 斉 藤 浩
水道局長 友 広 整 二
監査事務局長 岩 崎 学
財政課長 沖 村 慶 司 教育長 糸 山 隆
選挙管理委員会事務局長 人事委員会事務局長
橋 場 聡 子 柴 田 吉 男
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午前10時01分開会
出席議員 53名
欠席議員 1名
○
山田春男 議長 皆さん,おはようございます。
出席議員53名であります。
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開会宣告
───────────────────────────────────────
○
山田春男 議長 ただいまより
令和元年第3回
広島市議会定例会を開会いたします。
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開議宣告
───────────────────────────────────────
○
山田春男 議長 これより本日の会議を開きます。
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会議録署名者の指名
───────────────────────────────────────
○
山田春男 議長 本日の
会議録署名者として
22番 伊 藤 昭 善 議員
33番 八 軒 幹 夫 議員
を御指名いたします。
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諸般の報告
───────────────────────────────────────
○
山田春男 議長 この際,諸般の報告がありますので,
事務局長に朗読させます。
◎重元昭則
事務局長 (朗 読)
報告事項
1 本定例会に市長より提出された案件は,第26号議案から第44号議案,報告第10号から第16号並びに平成30
年度広島市
水道事業決算,広島市
下水道事業決算及び広島市
安芸市民病院事業決算の計29件であります。
1 市長より,
人権擁護委員候補者の推薦に関する諮問1件を受理いたしました。
1
監査委員より,
監査報告第16号から第28号並びに
検査報告第14号から第16号を受理いたしました。
1 広島市
選挙管理委員会委員長より,お手元に配付した文書のとおり,
選挙管理委員及び補充員の
任期満了通知を受理いたしました。
1
地方公務員法第5条第2項の規定に基づき,第27号議案について
人事委員会の意見を求めたところ,お手元に配付した文書のとおり回答がありました。
1 受理した陳情は,お手元に配付した
陳情受理報告書のとおりであります。
以上であります。
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日程に入る旨の宣告
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○
山田春男 議長 これより日程に入ります。
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△日程第1
会期決定について
───────────────────────────────────────
○
山田春男 議長 日程第1,
会期決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は,本日から9月27日までの15日間にいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
山田春男 議長 異議なしと認めます。よって,会期は15日間と決定いたしました。
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△日程第2┌自報告第10号
専決処分の報告について
┤ (道路の
管理瑕疵等による
損害賠償額の決定)
└至報告第16号
地方独立行政法人広島市立病院機構の平成30年度の
業務実績に係る評価結果の報告について
───────────────────────────────────────
○
山田春男 議長 次は,日程第2,報告第10号から第16号を一括上程いたします。
本件について,質疑の通告がありますので,発言を許します。
34番
馬庭恭子議員。
〔34番
馬庭恭子議員登壇〕
◆34番(
馬庭恭子議員) おはようございます。
市政改革・
無党派クラブの
馬庭恭子です。
報告第13号,
公立大学法人広島市立大学の
経営状況についての質疑を行います。
市立大学は,
国際平和文化都市にふさわしい国際性,創造性及び高い倫理観を備えた
人材育成と先端的な
学術研究,そして
地域貢献を求められています。
平成30年度の総事業費は46億8358万1000円,そして市の交付金は31億8925万8000円となっています。毎年31億円余りの税金が交付されています。大学を取り巻く
社会状況として,この広島でも,私立の
広島文教大が男性を
受け入れ共学化を図り,さらに,
広島国際学院大学が,2年後,
大学廃止を公表しました。
このような中,
市立大学は
大学院教育で既に開設・実績のある
国際学研究科を初め,他学部の
博士課程に加えて,拡大路線で
平和学研究科修士課程を設置しました。定員10人に対して,
社会人入試,
一般入試は現在どのような実績になっていますか。また,この9月3日に合格者が出ました。何人の応募で何人が合格したのかお知らせください。
さて,予算・決算の概要において,
学生納付金収入を見ると,
授業料等の
学生納付金が減となっています。この要因はどう考えているのかお伺いいたします。
私は,少子化の中で
大学運営は大変厳しいものがあると思います。これからの収入増として,
大学院教育はもっと戦略的に考えていくべきと考えますが,今後どう展開していくのかお答えください。
次に,報告第15号,
公立大学法人広島市立大学の平成30年度の
業務実績に係る評価結果の報告についてです。
市大には,
実験的教育として,単位履修のない塾としての
広島市立大学塾なるものがあります。評価結果を見ると,1期目は定員21名の募集に対して15人の入塾があり,14人が卒塾しています。しかし,2期目は8人が応募し,7人の入塾となっています。この塾生の半減した理由は何なのかお答えください。
次に,この卒塾生は
リーダー育成を図るということでしたが,今どんなリーダーとしてどのような成果が見られるのかお答えください。
さらに,この市大塾に対して,外部の
評価委員会の指摘では,少数の参加者に対して,資源投入の観点から,費用対効果の冷静な検討が必要と指摘されています。結局この市大塾は,将来,大学にとって,そして学生にとってどんな機能を持つものにつながるのか,全く将来像が見えません。いつまで継続していくおつもりなのでしょうか。
現在,
総合教育センター(仮称)が検討されていますが,これが昇格して
センターの土台になるものなのでしょうか,お答えください。
次に,報告第14号,
地方独立行政法人広島市立病院機構の
経営状況についてです。
平成26年に四つの
市立病院が
独立行政法人化して5年経過しました。市民の健康の維持と増進初め,
医療施策である
救急医療,
先進的医療を提供する,いわゆる市民の命綱である市民の皆さんの病院です。
今回の
経営状況を見ると,第2期中期計画では,平成30年度は4.2億円の赤字で,計画3年目の令和2年度に黒字転換する見込みでした。しかし,収支改善が大きく図られて,4
病院合計の
差し引き損益額が4.1億円の黒字,いずれの病院も目標値を超えています。病床の利用率が低下しているにもかかわらず,計画よりよい結果を出した要因は何なんでしょうか。
次に,報告第16号,
地方独立行政法人広島市立病院機構の平成30年度の
業務実績に係る評価結果の報告についてお伺いします。
医療費の増大は
国民的課題であることは言うまでもありません。
先進医療で高額な抗がん剤の使用が認可されるなど,
治療現場は大きくさま変わりしています。慢性疾患で長く療養する患者さんたちには,
先発医薬品と薬剤効果に差がなく,良質で安価な
後発医薬品は積極的に拡大すべきと考えています。同時に,患者さん自身も負担が軽くなります。この
後発医薬品の採用率を4
病院ごとに目標値と比較すると,
広島市民病院は低下し,
安佐市民病院は目標値を上回っています。今後,積極的な採用をすべきと考えますが,どうお考えかお答えください。
次に,未収金の回収についてです。
広島市民病院と
安佐市民病院は,回収困難な事例を
弁護士法人に委託しています。
広島市民病院の未回収分は,30年度は6754万3229円,回収金は134万2266円となっています。回収率は,わずか1.9%です。
安佐市民病院の未回収分は336万7497円で,回収金は96万2913円,回収率は28.6%となっています。
弁護士法人の委託料は
出来高払いと聞きますが,幾ら払ったのでしょうか。また,他の2病院である
舟入病院,
リハビリ病院の回収はどうなっていますか,お答えください。
高度先進医療は急速に発達します。一方,
地域包括ケアを推進する中で,
在宅ケアを初め,
地域連携が重要視され,
小児救急医療,障害児の
レスパイトを初め,
舟入病院の機能も期待され,
リハビリ病院も
専門外来が着目され,
高次脳機能障害外来は,開設当初380人であったものが,この30年度では2.2倍の829人となっています。地域の中で
専門外来を初め,
レスパイト事業,
訪問事業は今後,
地域連携でさまざまな医療・
福祉機関との連携が拡大していきます。
広島市民病院,
安佐市民病院は病床数が多く,
看護部長兼副院長になっていてはや10年経過しています。しかし,これから地域での対外交渉などを考えると,
舟入病院,
リハビリ病院も総
看護師長を
看護部長兼副院長として活動する時代に入ったと思いますが,いかがお考えでしょうか。
また,
安佐市民病院は,国から
がんゲノム医療連携病院の指定を受けています。今回,新しく
院内がんセンター,365日リハビリテーションを提供できる体制の検討を行っていますが,この
進捗状況について教えてください。
最後に,二つ要望をしておきます。
一つは,
病院評価の重要な指標として,
患者満足度が挙げられます。各病院が行っている
アンケートの結果を各年度比較すると極端なばらつきがあります。
病院特性は当然ありますが,
アンケートの内容の点検,病院間の情報交換を図りながら,
独立行政法人の病院としての確かな位置づけのためにも,適切な
アンケートを実施することを求めます。
二つ目は,
がん治療についてです。既に
進行がんで
積極的治療が望めない患者さんは入院日数の縛りがあり,転院を繰り返しています。いわゆる
がん難民状態です。適切な
病院間連携,在宅を初めとする細やかな
地域連携の徹底を図り,安心して最期を過ごせる切れ目のない支援を期待しています。
以上です。
○
山田春男 議長
企画総務局長。
◎及川享
企画総務局長 報告第13号,
公立大学法人広島市立大学の
経営状況について,3点の御質疑にお答えいたします。
まず,
平和学研究科の
社会人入試,そして
一般入試等の
出願者数と
入学者数の実績はどのようになっているかについてです。
広島市立大学によりますと,昨年度実施しました
平和学研究科第1期生に係る
入学試験の
出願者数は,
社会人入試3名,
一般入試等1名の計4名で,このうち本年4月の
入学者数は,
社会人入試1名,
一般入試等1名の計2名となっております。
また,本年8月に実施しました第2期生に係る今年度の第1回
入学試験の
出願者数は,
一般入試のみで2名。それで,2名とも合格しており,来年4月に入学する見込みとなっております。
次に,予算及び決算の概要を見ると
学生納付金が減少しているが,この要因は何かについてです。
学生納付金が減少している主な要因は,大学院の学生数の減少に伴い,
授業料収入等が減少していることによるものです。
次に,少子化の中で
大学運営は厳しいものがあり,これからの
収入増加策として,
大学院教育を今後どのように展開していくのかについてです。
広島市立大学の大学院の学生数は,本年5月1日現在で,総定員401人に対し226人となっています。近年の良好な
就職環境の影響で,学部生が
大学院進学よりも就職を選択する傾向にあることなどから,
広島市立大学としても,大学院生の確保は課題であると認識されております。
こうした中,
広島市立大学においては,大学院生の確保に向け,学術交流協定校と共同での学位制度創設や,地域展開型の芸術プロジェクトの実施などに取り組んでおり,引き続き社会人及び外国人留学生の受け入れを念頭に置いた教育カリキュラムの検討を行うなど,さらなる
大学院教育の充実に計画的に取り組んでいくとのことです。加えて,ウエブサイトの充実や大学院説明会の実施など,今後とも広報活動の強化にも取り組んでいくと伺っております。
次に,報告第15号,
公立大学法人広島市立大学の平成30年度の
業務実績に係る評価結果の報告について,3点の御質疑にお答えいたします。
まず,
広島市立大学塾の,1期目は21人の応募に15人の入塾であったが,2期目は8人の応募に7人の入塾であったと聞く。その半減した理由は何かについてです。
広島市立大学によると,
広島市立大学塾の第2期の塾生への応募が減少した主な要因としては,学生にとって,週1回18時以降のプログラム等を1年間継続することへの負担が大きいとのことでした。
次に,
広島市立大学塾は
リーダー育成を図るということだったが,具体的に,今どんなリーダーとして,どのように成果を発揮しているのかについてです。
人材育成は長期的な観点からの取り組みであり,第1期の塾生は現在も在学中で,社会に出て活躍しているわけではございませんが,学生生活の中でリーダーシップを発揮している事例としまして,企業の採用担当者向けに大学をPRする説明会において,学生代表として研究発表等のプレゼンテーションを行ったり,新入生に対し,上級生の代表として学生生活や留学制度の説明を行ったりするなど,さまざまな場面で活躍しているとのことです。
最後に,
広島市立大学塾をいつまで実施するのか,また,この塾が
総合教育センターの土台となるものなのかについてです。
広島市立大学塾の創設は,大学の自治にのっとり,大学内の理事会・経営協議会で審議・決定され,第2期の中期目標期間において取り組む課外教育プログラムに位置づけられたものであります。毎期のプログラムの終了ごとに自己評価・点検を行って,改善を図ることとされております。
広島市立大学塾の将来展開については,当該プログラムへの評価結果も含め,第2期の中期目標期間における大学の取り組み全体の評価結果を踏まえた上で,第3期の取り組みを検討する過程の中で議論していくことになるとのことです。
また,
広島市立大学からは,
広島市立大学塾が現在検討しています
総合教育センターの土台となるものではないとお伺いしております。
以上でございます。
○
山田春男 議長 保健医療担当局長。
◎阪谷幸春
健康福祉局保健医療担当局長 報告第14号及び第16号に関する数点の御質問について,順次お答えいたします。
まず初めに,
市立病院機構の第2期中期計画では,平成30年度は4億2000万円の赤字で,令和2年度に黒字転換する見込みであったが,収支改善が大きく図られ,4億円余りの黒字となった。病床利用率が低下しているのにかかわらず収支が改善した要因は何かについてです。
市立病院機構においては,毎月開催する経営会議において,各病院の経営指標の現状と課題や,その対応策を報告し意見交換を行うなどして,より一層の経営改善に取り組んでおります。こうした中,
広島市民病院を中心に,収益の柱である医業収益の確保に努め,手術の準備時間の短縮などによる効率化や病床の効率的な運用により手術件数を増加させるとともに,診療報酬制度の改定に対応した適正な施設基準の届け出を行うことなどにより,入院・外来ともに診療単価が上昇し収入増となりました。こうした取り組みを進めたことなどにより,病床利用率の若干の低下による影響を上回る増収効果があり,黒字化を達成できたものと考えております。
次に,昨年度の
後発医薬品数量シェアについては,
広島市民病院は目標を下回り,
安佐市民病院は目標を上回っている。今後,
後発医薬品を積極的に採用すべきであるが,どのように考えているかについてです。
後発医薬品の普及を図ることは患者負担の軽減や病院の経費の節減,ひいては医療保険財政の改善に資するものであることから,今後は医療的妥当性や経済性等を踏まえて作成された医薬品の使用方針であるフォーミュラリーを推進することなどにより,
後発医薬品の採用の拡大に積極的に取り組むこととしているというふうに聞いております。
次に,未収金の回収については,回収困難な事例を
弁護士法人に委託しているとのことであるが,
広島市民病院及び
安佐市民病院の平成30年度の委託料は幾らだったのか。また,舟入市民病院及びリハビリテーション病院の回収はどうなっているかについてです。
弁護士法人への委託は,
舟入病院及びリハビリテーション病院を含む4病院を対象に一括して契約しており,回収できた金額の一定割合を支払う成功報酬制を採用しております。平成30年度は,
広島市民病院では37万7768円を,
安佐市民病院では28万8277円を委託料として支払っております。また,舟入市民病院では,未収金44万6579円,率にして約8%を回収し,10万5114円を委託料として支払っております。なお,リハビリテーション病院については,滞納者全員が分割納付中であり,
弁護士法人へ回収を委託する事案はなかったと聞いております。
次に,
広島市民病院及び
安佐市民病院は
看護部長を副院長にして10年経過するが,
舟入病院及びリハビリテーション病院も同様に扱うべきではないかについてです。
病院内で最も多くを占める看護職が病院経営に深く参画することで,経営やリスクマネジメントに対する意識が高まることや人的・物的職場環境の整備が促進され,医療の質の維持・向上が図られることなどが期待できるため,平成18年度以降,
広島市民病院と
安佐市民病院において看護職が副院長に登用されております。舟入市民病院及びリハビリテーション病院については,今後,適任者がいれば,看護職の副院長への登用について検討すると聞いております。
最後に,
安佐市民病院は荒下地区の新病院について,
院内がんセンターの設置や365日リハビリテーションが提供できる体制の検討を行っていると聞いてるが,
進捗状況はどうかについてです。
安佐市民病院は,本年4月に
がんゲノム医療連携病院の指定を受けたことから,がんゲノム診療科を新設することを検討しております。新病院では,このがんゲノム診療科に外来化学療法部門や腫瘍内科,緩和ケア内科,放射線治療部門等を集約して機能強化を図り,
院内がんセンターとする方向で検討を始めたところであるというふうに聞いております。
また,新病院において365日リハビリテーションを提供できる体制を整備するため,その前段階として,まずは土曜日にリハビリテーションを実施するために必要な職員の体制等について検討をしているというふうに聞いております。
以上でございます。
○
山田春男 議長 本件は,これをもって終わります。
───────────────────────────────────────
△日程第3┌自
監査報告第16号 平成30年度の
危機管理室及び同室に関連する各
区役所等の
定期監査及び
行政監査
┤
└至監査報告第28号 平成30年度の
都市整備局,
安佐北区役所,
安芸区役所及び水道局の
定期監査及び
行政監査並びに
広島高速道路公社の
出資団体監査(工事)
┌自
検査報告第14号 平成31年4月
分例月出納検査
┤
└至検査報告第16号
令和元年6月
分例月出納検査
───────────────────────────────────────
○
山田春男 議長 次は,日程第3,
監査報告第16号から第28号並びに
検査報告第14号から第16号を一括上程いたします。
本件については,発言の通告がありませんので,これをもって終わります。
───────────────────────────────────────
△日程第4┌自第26号議案
令和元年度広島市
一般会計補正予算(第2号)
┤
└至第42号議案 契約の締結について
(
安芸消防署瀬野川出張所新築その他工事)
───────────────────────────────────────
○
山田春男 議長 次は,日程第4,第26号議案から第42号議案を一括議題といたします。
当局の説明を求めます。
市長。
〔松井一實市長登壇〕
◎松井一實 市長 本日,
令和元年第3回
広島市議会定例会の招集に当たり,議員各位に敬意を表するとともに,ただいま上程されました広島市
一般会計補正予算案など17件の議案の概要について説明いたします。
最初に,補正予算案です。
(1) まず,避難誘導アプリの導入についてです。
市民,市内への通勤・通学者,国内外からの観光客等が避難行動に必要な情報を容易に入手できるよう,スマートフォン用アプリを導入します。
(2) 次に,農林業施設の災害復旧についてです。
本年7月の豪雨により被災した
林道について,復旧工事に必要となる経費を計上しています。
(3) 次に,原爆ドームの保存整備についてです。
保存工事及び健全度調査について,保存工事の入札不調による着手時期の繰延べに伴い,工期及び年度ごとの事業費の変更を行います。
また,保存工事完了後に実施することにしている現状記録の保全についても,保存工事の遅延にあわせて繰り延べ,減額補正するとともに,債務負担行為を設定します。
(4) 次に,放課後児童クラブの開設準備についてです。
条例の本則が適用される来年度に放課後児童クラブの定員不足が見込まれる学区において,余裕教室等の利用に必要となる備品購入など,クラス増設に向けた準備に取り組みます。
以上の補正措置を行った結果,補正予算額は,1億3,474万3千円となり,補正後における全会計の総予算規模は,1兆2,436億5,123万7千円となります。
最後に,予算以外の議案としては,職員の分限に関する条例等の一部改正案など条例案7件,その他の議案9件を提出しています。
以上が,ただいま上程されました議案の概要です。
よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○
山田春男 議長 ただいま上程中の議案に対する質疑は後日に譲ります。
───────────────────────────────────────
休会について
───────────────────────────────────────
○
山田春男 議長 この際,休会についてお諮りいたします。
明日から18日までは,議案調査研究のため休会にいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
山田春男 議長 異議なしと認め,さよう決定いたしました。
───────────────────────────────────────
次会の
開議通知
───────────────────────────────────────
○
山田春男 議長 この際,御通知申し上げます。
19日は午前10時より議会の会議を開きます。
───────────────────────────────────────
散会宣告
───────────────────────────────────────
○
山田春男 議長 本日は,これをもって散会いたします。
午前10時28分散会
───────────────────────────────────────
△(参照1)
(写)
広市選第33号
令和元年8月20日
広島市議会議長 山 田 春 男 様
広島市
選挙管理委員会
委員長 二 國 則 昭 印
選挙管理委員及び補充員の任期満了について(通知)
広島市
選挙管理委員及び補充員の任期は,
令和元年10月10日をもって満了しますので,地方自治法第182条第8項の規定により通知します。
[参考]
地方自治法第182条第8項
委員又は補充員の選挙を行うべき事由が生じたときは,
選挙管理委員会の委員長は,直ちにその旨を当該普通地方公共団体の議会及び長に通知しなければならない。
△(参照2)
(写)
広人委任第17号
令和元年9月12日
広島市議会議長
山 田 春 男 様
広島市
人事委員会
委員長 飯 田 恭 示 印
条例案に対する意見について
令和元年9月6日付け広議議第36号で
地方公務員法第5条第2項の規定に基づき意見を求められた条例案について,下記のとおり意見を申し述べます。
記
第27号議案 「職員の分限に関する条例等の一部改正について」中,第5条(企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正)を除いた部分
この条例案は,
地方公務員法の改正に伴い,規定の整備を行おうとするものであり,異議はありません。
△(参照3)
令和元年9月13日
議 員 各 位
広島市議会議長
山 田 春 男
陳情の受理について(報告)
下記のとおり陳情を受理し,関係委員会に付託したので報告します。
記
陳情
┌───┬─────────────────┬─────┬─────┬─────┐
│ 受理 │ 件 名 │ 受 理 │ 付 託 │付託委員会│
│ 番号 │ │ 年 月 日 │ 年 月 日 │ │
├───┼─────────────────┼─────┼─────┼─────┤
│ 29 │「広島市公衆衛生推進協議会」の掲示│ 元. 6.26 │ 元. 6.26 │経済観光 │
│ │物の維持管理につき検証する事につい│ │ │環境委員会│
│ │て │ │ │ │
├───┼─────────────────┼─────┼─────┼─────┤
│ 30 │安佐北警察署に告發(はつ)された安佐│ 元. 7.10 │ 元. 7.10 │建設委員会│
│ │北区可部二丁目の看板設置に関して,│ │ │ │
│ │早急に事實(じつ)を検證(しょう)し再│ │ │ │
│ │發(はつ)防止策を講じる事について │ │ │ │
├───┼─────────────────┼─────┼─────┼─────┤
│ 31 │中区基町の「段ボール作成の猫の小 │ 元. 7.10 │ 元. 7.10 │建設委員会│
│ │屋」への有効な対策の議論を行ふ事に│ │ │ │
│ │ついて │ │ │ │
├───┼─────────────────┼─────┼─────┼─────┤
│ 32 │歯科衛生士の就労改善について │ 元. 7.16 │ 元. 7.16 │厚生委員会│
├───┼─────────────────┼─────┼─────┼─────┤
│ 33 │広島市役所が十日市バス停付近の違法│ 元. 8. 5 │ 元. 8. 5 │建設委員会│
│ │駐輪等の現状を把握し直ちに抜本的解│ │ │ │
│ │決を広島県警察と協議し実施する事に│ │ │ │
│ │ついて │ │ │ │
├───┼─────────────────┼─────┼─────┼─────┤
│ 34 │古市橋駅駐輪場の業務委託を検証する│ 元. 8. 5 │ 元. 8. 5 │建設委員会│
│ │ことについて │ │ │ │
└───┴─────────────────┴─────┴─────┴─────┘
───────────────────────────────────────
議 長 山 田 春 男
署名者 伊 藤 昭 善
署名者 八 軒 幹 夫...