広島市議会 > 2007-11-02 >
平成19年第 5回11月臨時会−11月02日-01号
平成19年第 5回11月臨時会−11月02日-目次

  • 914(/)
ツイート シェア
  1. 広島市議会 2007-11-02
    平成19年第 5回11月臨時会−11月02日-01号


    取得元: 広島市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-05
    平成19年第 5回11月臨時会−11月02日-01号平成19年第 5回11月臨時会         平成19年    広島市議会臨時会会議録(第1号)         第 5 回                  広島市議会議事日程                                    平成19年11月2日                                      午前10時開議                   日    程  第1 会期決定について  第2 報告第16号 専決処分の報告について           (道路の管理瑕疵等による損害賠償額の決定)     報告第17号 専決処分の報告について           (市営住宅に係る家賃等長期滞納者との訴え提起前の和解)  第3 平成18年度広島市各会計歳入歳出決算(第1号〜第24号)     平成18年度広島市水道事業決算     平成18年度広島市下水道事業決算     平成18年度広島市病院事業決算
    ───────────────────────────────────────                  会議に付した事件等  開会宣告(終了)  開議宣告(終了)  会議録署名者の指名(終了)  諸般の報告(終了)  日程に入る旨の宣告(終了)  日程第1 会期決定について       (本日1日と決定)  日程第2 報告第16号 専決処分の報告について             (道路の管理瑕疵等による損害賠償額の決定)       報告第17号 専決処分の報告について             (市営住宅に係る家賃等長期滞納者との訴え提起前の和解)       (終了)  日程第3 平成18年度広島市各会計歳入歳出決算(第1号〜第24号)       平成18年度広島市水道事業決算       平成18年度広島市下水道事業決算       平成18年度広島市病院事業決算       (決算特別委員長報告)       (委員会報告どおり認定)  意見書案第8号の緊急認定及び日程の追加について(認定し,異議なく決定)  追加日程 意見書案第8号 米国軍人による集団暴行事件に関する意見書案       (原案可決)  付議事件議了の宣告(終了)  閉会宣告(終了) ───────────────────────────────────────                  出 席 議 員 氏 名    1番  八 軒 幹 夫            2番  大 野 耕 平    3番  三 宅 正 明            4番  碓 氷 芳 雄    5番  西 田   浩            6番  渡 辺 好 造    7番  馬 庭 恭 子            8番  豊 島 岩 白    9番  清 水 良 三            10番  森 本 真 治    11番  藤 井 敏 子            12番  今 田 良 治    13番  桑 田 恭 子            14番  原   裕 治    15番  米 津 欣 子            16番  星 谷 鉄 正    17番  安 達 千代美            18番  八 條 範 彦    19番  竹 田 康 律            20番  元 田 賢 治    21番  沖   洋 司            22番  松 坂 知 恒    23番  村 上 厚 子            24番  中 原 洋 美    25番  永 田 雅 紀            26番  増 井 克 志    27番  山 田 春 男            28番  橋 本 昭 彦    29番  平 木 典 道            30番  母 谷 龍 典    31番  谷 口   修            32番  宮 本 健 司    33番  沖 宗 正 明            34番  酒 入 忠 昭    35番  田 尾 健 一            36番  太 田 憲 二    37番  若 林 新 三            38番  中 森 辰 一    39番  熊 本 憲 三            40番  佐々木 壽 吉    41番  種 清 和 夫            42番  木 山 徳 和    43番  金 子 和 彦            44番  児 玉 光 禎    45番  碓 井 法 明            46番  平 野 博 昭    47番  月 村 俊 雄            48番  土 井 哲 男    49番  都志見 信 夫            50番  皆 川 恵 史    51番  中 本   弘            52番  木 島   丘    53番  柳 坪   進            54番  藤 田 博 之    55番  海 徳   貢 ───────────────────────────────────────                 欠 席 議 員 氏 名                  な    し ───────────────────────────────────────            職務のため議場に出席した事務局職員職氏名  事務局長    大 島 和 夫       事務局次長   浜 中 典 明  議事課長    山 根   進       議事課長補佐主任事務取扱                                重 元 昭 則  議事課主査   浜 井 紀 行       議事課主査   宮 田 武 雄  議事課主査   立 原   満       外関係職員 ───────────────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名  市長      秋 葉 忠 利       副市長     三 宅 吉 彦  副市長     米 神   健       企画総務局長  南 部 盛 一  企画総務局計画担当局長           財政局長    中 平   真          湯 浅 敏 郎  市民局長    島 本 登 夫       社会局長    佐 伯 克 彦  社会局子育て支援担当局長          環境局長    喜多川   寛          梶 原 伸 之  経済局長    重 藤 吉 久       都市活性化局長 濱 本 康 男  都市整備局長  三 浦 泰 明       都市整備局指導担当局長                                山 本 直 行  道路交通局長  高 山   茂       下水道局長   田 中 義 則  市立大学事務局長志 賀 賢 治       会計管理者   紙 本 義 則  消防局長    田 村 義 典       水道局長    江 郷 道 生  病院事業局事務局長             監査事務局長  石 原 道 雄          橋 本 恵 次  財政課長    田 原 範 朗       教育長     岡 本 茂 信  選挙管理委員会事務局長           人事委員会事務局長          河 角 信 次               沼 田 卓 壮  代表監査委員  松 井 正 治 ───────────────────────────────────────                 午前11時04分開会                 出席議員  55名                 欠席議員  0名 ○藤田博之 議長       おはようございます。出席議員55名であります。 ───────────────────────────────────────                開   会   宣   告 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       ただいまより,平成19年第5回広島市議会臨時会を開会いたします。 ───────────────────────────────────────                開   議   宣   告 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       これより本日の会議を開きます。 ───────────────────────────────────────
                   会 議 録 署 名 者 の 指 名 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       本日の会議録署名者として               25番 永 田 雅 紀 議員               36番 太 田 憲 二 議員  を御指名いたします。 ───────────────────────────────────────                諸  般  の  報  告 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       この際,諸般の報告がありますので,事務局長に朗読させます。 ◎大島和夫 事務局長     (朗  読)    報告事項  1 閉会中の継続審査に付しておりました平成18年度広島市各会計歳入歳出決算第1号から第24号,広島市水道事業決算,広島市下水道事業決算及び広島市病院事業決算について,決算特別委員長より審査報告書が提出されました。  1 本臨時会に市長より提出された案件は,報告第16号及び第17号の計2件であります。    以上であります。 ───────────────────────────────────────               日 程 に 入 る 旨 の 宣 告 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       これより日程に入ります。 ─────────────────────────────────────── △日程第1 会期決定について ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       日程第1,会期決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本臨時会の会期は,本日1日といたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認めます。よって会期は本日1日と決定いたしました。 ─────────────────────────────────────── △日程第2 報告第16号 専決処分の報告について             (道路の管理瑕疵等による損害賠償額の決定)       報告第17号 専決処分の報告について             (市営住宅に係る家賃等長期滞納者との訴え提起前の和解) ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       次は,日程第2,報告第16号及び第17号を一括上程をいたします。  本件については,発言の通告がありませんので,これをもって終わります。 ─────────────────────────────────────── △日程第3 平成18年度広島市各会計歳入歳出決算(第1号〜第24号)       平成18年度広島市水道事業決算       平成18年度広島市下水道事業決算       平成18年度広島市病院事業決算 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       次は,日程第3,平成18年度広島市各会計歳入歳出決算第1号から第24号及び平成18年度広島市水道事業決算を初め企業決算3件を一括議題といたします。  決算特別委員長の報告を求めます。決算特別委員会酒忠昭委員長。                〔34番酒入忠昭議員登壇〕(拍手) ◎34番(酒入忠昭議員) 皆さん,おはようございます。  先般の決算特別委員会におきましては,皆さん方に真摯な審議をしていただきまして,まことにありがとうございます。感謝申し上げます。  その審査の結果をただいまより報告させていただきます。  決算特別委員会に付託されました平成18年度広島市各会計歳入歳出決算,平成18年度広島市水道事業決算,平成18年度広島市下水道事業決算及び平成18年度広島市病院事業決算について,委員会審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  平成18年度の広島市各会計歳入歳出決算にかかる全会計の決算は,歳入総額9,641億645万4千円,歳出総額9,548億3,610万6千円となっており,翌年度への繰越財源を差し引いた実質収支は,一般会計で19億1,828万7千円,全会計では52億2,560万8千円の黒字決算となっております。  まず,一般会計では,国の三位一体改革の影響等に伴い臨時財政対策債を含む実質的な地方交付税は減少したものの,税制改正企業収益の改善に伴い市民税が増加したことなどにより歳入が前年度を上回っております。  また,基金の平成18年度末現在高は,全体では979億円と前年度より72億円増加し,市債の平成18年度末における残高は,一般会計で9,529億円と前年度より4億円,特別会計も含めると全体で9,914億円と前年度より25億円それぞれ減少しております。  さらに,実質公債費比率は20.9%,財政の弾力性を示す経常収支比率も95.8%と,いずれも前年度より0.2ポイント低下するなど,主な決算及び財政指標の数値は改善しておりますが,実質公債費比率地方債の発行の際に国の許可が必要となる18%を超え,経常収支比率も都市で望ましいとされる数値の80%を超えるなど財政構造弾力性が低いことから,財政は依然厳しい状況にあります。  次に,平成18年度の公営企業決算は,まず,水道事業では,収益は,業務用の給水収益の減少に伴い前年度より減少し246億601万円で,費用は,人員削減等による職員給与費及び借入利率低下等による支払利息の減少などに伴い前年度より減少し235億320万円となっており,その結果,収支は11億280万9千円の純利益となっております。なお,平成18年度末における利益剰余金は61億円となっております。  次に,下水道事業では,収益は,企業債利息の減による一般会計負担金及び一般会計補助金の減少に伴い前年度より減少し405億9,011万6千円で,費用は,包括的民間委託の導入による委託料及び借入利率低下等による支払利息の減少などに伴い前年度より減少し405億9,011万6千円となっており,その結果,収支は0円となっておりますが,汚水処理にかかる収支不足額を補てんする一般会計補助金を除いて算出すると9億1,077万5千円の純損失となっております。  また,病院事業では,収益は,入院収益の増による医業収益の増加などに伴い前年度より増加し395億3,628万2千円で,費用は,給与費及び材料費の増加などに伴い前年度より増加し407億5,323万3千円となっており,その結果,収支は12億1,695万円の純損失となっております。なお,平成18年度末における欠損金は229億円となっております。  以上のことから,純利益が生じている水道事業以外は,純損失が生じているなど,公営企業経営環境は厳しい状況にあります。  このような状況を踏まえた上で,本委員会としては,10月3日から23日までの21日間にわたり,全体会議・各分科会において精力的に審査に取り組み,討論・採決を行った結果,平成18年度広島市各会計歳入歳出決算,平成18年度広島市水道事業決算,平成18年度広島市下水道事業決算及び平成18年度広島市病院事業決算は,いずれも認定されたところであります。  最初に決算審査を通じ,指摘された点を総括的に申し述べます。  各会計歳入歳出決算については,まず,自主財源の確保は,健全な行財政運営の根幹をなすものとして極めて重要であり,市税,国民健康保険料等収納率向上のため,厳正な滞納処分のための法的措置及びきめ細かな納付折衝を行うための関係機関との連携,効率的な収納体制の確保など,収納対策をさらに充実強化するとともに,引き続き未利用地の売却促進有効活用に取り組む必要があります。  また,現下の厳しい財政状況にあっては,行政改革の推進は必要不可欠であることから,行政評価制度の積極的な活用などにより事務事業の徹底した見直しと経費の縮減を行うとともに,補助事業をはじめ各事務事業の執行に当たっては,適正な事務処理を行い,事業目的の達成に配慮しながら適正かつ効果的・効率的に事業を実施するなど,行政運営基本原則である最少の経費で最大の効果を挙げるよう引き続き取り組む必要があります。  次に,公営企業については,特に,一般会計から汚水処理にかかる収支不足額の補てんを受けている下水道事業及び欠損金が生じている病院事業にあっては,収益増を図るための諸施策の推進や維持管理経費の節減,業務の合理化効率化などに引き続き取り組み,独立採算性の原則及び健全で安定した事業経営を確保するとともに,一般会計からの繰入金の削減又は抑制に努める必要があります。  ついては,これらの課題等を十分認識し,市民サービスに配慮した健全で効果的・効率的な市政運営の実現に向けなお一層努力されるよう要望しておきます。  次に,要望事項の主なものについて御報告申し上げます。  1 指定管理者制度導入後1年が経過したことから,実施状況を踏まえ公の施設の適切な管理運営に万全を期すこと。  2 簡易専用水道及び小規模貯水槽水道については,安全な水を供給するため,関係部局が連携し,各施設の受検状況を把握して,適正な管理が行われるよう指導・啓発に努めること。  3 下水道事業については,高金利債の繰り上げ償還や,工事コストの縮減等,経費の抑制に一層努力すること。    また,平成20年度から特定環境保全公共下水道など3事業にかかる会計が下水道事業会計に統合されることから,引き続き経営改善に努めること。  4 就学前教育については,小学校教育へのスムーズな移行が図れるよう,幼稚園・保育園と小学校の連携をより一層充実させること。  5 教育の推進に当たっては,児童生徒の学力や体力の向上を図るため,教育環境の整備に努めるなど,教育費の充実に意を用いること。  6 地球温暖化対策の推進に当たっては,市民の環境意識の醸成が不可欠であるため,出前環境講座小学校等での環境教育等の諸施策を積極的に行うこと。    また,温室効果ガス排出抑制につながるごみの減量化やリサイクルをより一層推進すること。  7 地域包括支援センターについては,地域の身近な相談窓口としての機能が十分発揮できるよう,必要に応じて適切な措置を行うこと。  8 病院事業については,病床利用率の向上や人件費の削減など,経営改善の取り組みを一層推進し,経営の健全化に向け,引き続き努力すること。    また,自治体病院としての役割を踏まえ,救急医療体制の充実など政策的医療高度医療の推進に努めること。  9 人にやさしい交通環境の整備については,歩道の傾斜・段差の解消,視覚障害者誘導用ブロックの設置及び放置自転車対策などを計画的かつ積極的に推進し,引き続き安全で快適な歩行者空間の確保に努めること。  10 市営住宅については,迅速な空家改修などによる既存ストック有効活用を図り,供給戸数の増加に最大限努力すること。 さらに,老朽化への対応及び高齢者等に配慮したバリアフリー化の推進にも努力すること。  以上,申し述べました要望事項のほか,委員会審査を通じて,委員各位から述べられた指摘や意見,さらには各会派から提出された要望事項についても,このたびから,各会計歳入歳出決算の審査時期を1か月程度繰り上げた趣旨を十分踏まえ,今後の行政執行及び予算編成に当たって,これまで以上に反映していただくよう併せて要望しておきます。  最後に,各位の御賛同をお願い申し上げ,委員長報告を終わります。  ありがとうございました。よろしくお願いします。(拍手) ○藤田博之 議長       これより討論に入ります。  発言通告者に発言を許します。  50番皆川恵史議員。                〔50番皆川恵史議員登壇〕(拍手) ◆50番(皆川恵史議員) おはようございます。  日本共産党市会議員団を代表しまして,決算認定に対する討論を行います。  まず,第13号,第19号の決算認定には反対です。第1号,第11号,第12号の決算認定には,意見を付して賛成。その他は賛成します。  第13号,競輪事業特別会計ですが,これは従来からずっと反対してまいりましたように,公営ギャンブルはやめるべきであります。増収策として,本来の目的ももはや失っています。雇用対策を図りながら,一日も早く撤退することを求めます。  第19号,開発事業特別会計ですが,市が進めてきた開発による利益は,広く市民に還元すべきであって,限られた開発事業にしか使えないとする今の条例は改正すべきであります。  次に,第1号,一般会計決算についてですが,平成18年度は弱肉強食の構造改革の政治が極限にまで吹き荒れた年でした。定率減税の半減,年金課税老年者控除廃止を初め,国民への負担増と社会保障の切り捨てが次々に行われ,格差と貧困が広がりました。また,地方自治体に対しても,三位一体改革の名による地方財政の削減,指定管理者制度を初めとした自治体構造改革の押しつけが行われた年でもありました。  こうした中で,住民の暮らしに責任を負う自治体として,限られた財源の中で,国のこうした悪政からいかに住民の暮らしを守る防波堤の役割を自治体が果たすか,これが本当に問われた1年でした。  我が党市会議員団は,不要不急大型開発にさらにメスを入れて,市民の暮らし,福祉最優先の市政を進めるよう強く求めてきました。しかしながら,高速道路関連事業出島沖埋立事業など,公共事業見直し委員会が一たん中止とした事業の大半が一部見直されたとはいえ,継続事業として温存されたままであります。  一方,市民生活にかかわる分野では,障害者子育て支援など一定の前進面もありましたが,市民の切実な要求の多くに,お金がないからという理由でこたえることができない状態が続いています。新年度予算及び次期財政健全化計画では,市民にこれ以上痛みを求める全分野一律カットのシーリング方式ではなく,高速5号線など,不要不急,採算性のない大型事業はきっぱりとやめて,市民の暮らし,福祉を守りながら,長期的視点に立った健全化計画を策定されるよう強く求めるものであります。  また,指定管理者制度については,結局,安上がりの労働者に置きかえただけではなかったのか。これまでの実施状況を踏まえ,公の施設の本来の目的が生かされるよう,原点に立ち返ってしっかり検証されるよう求めておきます。  第11号,介護保険事業特別会計ですが,国の税制改悪によって,非課税世帯から課税世帯になったために,介護保険料が一遍に上がった世帯が急増した年でもありました。激変緩和措置も今年度で終わりです。また,介護保険制度の改悪によって,これまで受けてきたサービスを取り上げられた世帯も急増しました。配食サービスも値上げをされました。  こうした国の制度改悪のもとでも,実態に合ったサービスの充実に引き続き努力されること。また,国保事業と同様に,被爆者対策費を介護事業にも国が出すよう,運動をさらに強めることを求めておきます。  第12号,国保事業特別会計ですが,市独自の低所得者減免制度の大幅後退によって,減免対象者が大幅に減り,過大な保険料が低所得者層を一層苦しめております。  これに対して,広島市は福岡市と並んで滞納者から保険証を取り上げ,資格証明書を大量に発行しております。そのため,医療が受けられず手おくれになった事例が広島市内でも発生しており,行政として命を守ることより大切な仕事はないという原点に立ち返り,こうしたやり方は今こそやめるべきであります。他の多くの都市が,収納率の改善に取り組みながらも,資格証の大量発行をせずに頑張っている姿勢をよく見習っていただくことを強く求めて,討論といたします。(拍手) ○藤田博之 議長       以上で討論を終結をいたします。  これより採決をいたします。
     まず,反対討論のありました平成18年度広島市各会計歳入歳出決算中,決算第13号及び第19号を一括採決をいたします。  本件は,いずれも委員会の報告どおり決するに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○藤田博之 議長       起立多数であります。よって,本件はいずれも委員会報告どおり認定することに決定いたしました。  次は,ただいま採決をいたしました決算を除く他の決算を一括採決をいたします。  本件は,いずれも委員会の報告どおりに決するに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認めます。よって,本件はいずれも委員会報告どおり認定することに決定いたしました。 ─────────────────────────────────────── △意見書案第8号の緊急認定及び日程の追加について ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       この際,緊急を要する事件の認定及び日程の追加についてお諮りをいたします。  本日,意見書案第8号,米国軍人による集団暴行事件に関する意見書案が提出をされました。  つきましては,本意見書案を緊急を要する事件と認め,日程に追加,直ちに議題とすることに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○藤田博之 議長       起立多数であります。よって,本意見書案を緊急を要する事件と認め,日程に追加,直ちに議題とすることに決定いたしました。 ─────────────────────────────────────── △追加日程 意見書案第8号 米国軍人による集団暴行事件に関する意見書案 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       それでは,意見書案第8号について趣旨説明を求めます。  20番元田賢治議員。                〔20番元田賢治議員登壇〕(拍手) ◎20番(元田賢治議員) おはようございます。  市民市政クラブの元田でございます。  提出者を代表いたしまして,意見書案第8号,米国軍人による集団暴行事件に関する意見書案の趣旨説明を,案文の朗読をもってかえさせていただきます。  米国軍人による集団暴行事件に関する意見書案  10月14日,広島市内において,米海兵隊岩国基地所属の海兵隊員4人が未成年の女性に集団暴行をしたとされる事件が発生しました。  現在,広島県警において捜査中ではありますが,このことが事実であるとするならば,人間として許し難い行為であり,強い憤りを覚えます。  まず,米国には,事件の早期全容解明に向けた誠実なる対応を求めます。  また,このような市民の安全で安心な生活を脅かす米国軍人による事件や事故が後を絶たないのも事実です。  これまでも,米軍当局に対して,再発防止と綱紀粛正が強く訴えられてきたにもかかわらず,またしても事件が発生したことは,極めて遺憾であります。  さらに,現在の日米地位協定では,身柄の引渡しを受けなければ被疑者を逮捕できないという大きな問題もあります。  よって,本市議会は,市民の生命,財産,人権を守る立場から,米国軍人による集団暴行事件に対し厳重に抗議するとともに,国会及び政府におかれては,次のことを措置されるよう強く要請します。                      記  1 米国軍人が日本国内で事件を起こした場合,その被疑者の身柄を直ちに日本側に引き渡すなど日本の捜査に協力するよう米国政府に対し強く求めること。  2 米軍に事件の再発防止と綱紀粛正に向けた取組を徹底的に行うよう強く求めること。  3 日米地位協定の規定を早急に見直すこと。  以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。  以上であります。  どうか皆さんの御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手) ○藤田博之 議長       お諮りいたします。  本件は,自後の議事手続を省略,直ちに採決いたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤田博之 議長       異議なしと認め,さよう決定いたしました。  これより採決をいたします。  本件は,原案どおりに決するに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○藤田博之 議長       起立多数であります。よって,本件は原案どおり可決されました。 ───────────────────────────────────────                付 議 事 件 議 了 の 宣 告 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       以上で,付議事件はすべて終了いたしました。 ───────────────────────────────────────                閉   会   宣   告 ─────────────────────────────────────── ○藤田博之 議長       これをもちまして,第5回臨時会を閉会をいたします。  御苦労さんでした。                  午前11時31分閉会 ─────────────────────────────────────── △(参照1)   (写)                                     決算特委第1号                                    平成19年10月23日   広島市議会議長    藤 田 博 之 様                           決算特別委員会                             委員長 酒入 忠昭                  審 査 報 告 書   本委員会に付託された決算については,審査の結果,下記のとおり決定したので,会議規則第71条の規定により報告します。                      記 ┌─────────────────────────────────┬─────┐ │          件           名          │ 審査結果 │ ├─────────────────────────────────┼─────┤ │平成18年度広島市各会計歳入歳出決算                │ 認 定 │ │   (第1号〜第24号)            ※各決算は別紙参照│     │ ├─────────────────────────────────┼─────┤ │平成18年度広島市水道事業決算                   │  〃  │ ├─────────────────────────────────┼─────┤ │平成18年度広島市下水道事業決算                  │  〃  │ ├─────────────────────────────────┼─────┤ │平成18年度広島市病院事業決算                   │  〃  │ └─────────────────────────────────┴─────┘ 平成18年度広島市各会計歳入歳出決算 決算第1号 平成18年度広島市一般会計歳入歳出決算 決算第2号 平成18年度広島市住宅資金貸付特別会計歳入歳出決算 決算第3号 平成18年度広島市母子寡婦福祉資金貸付特別会計歳入歳出決算 決算第4号 平成18年度広島市物品調達特別会計歳入歳出決算 決算第5号 平成18年度広島市公債管理特別会計歳入歳出決算 決算第6号 平成18年度広島市市民球場特別会計歳入歳出決算 決算第7号 平成18年度広島市新球場整備特別会計歳入歳出決算
    決算第8号 平成18年度広島市用地先行取得特別会計歳入歳出決算 決算第9号 平成18年度広島市西風新都特別会計歳入歳出決算 決算第10号 平成18年度広島市老人保健特別会計歳入歳出決算 決算第11号 平成18年度広島市介護保険事業特別会計歳入歳出決算 決算第12号 平成18年度広島市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算 決算第13号 平成18年度広島市競輪事業特別会計歳入歳出決算 決算第14号 平成18年度広島市中央卸売市場事業特別会計歳入歳出決算 決算第15号 平成18年度広島市国民宿舎湯来ロッジ等特別会計歳入歳出決算 決算第16号 平成18年度広島市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算 決算第17号 平成18年度広島市駐車場事業特別会計歳入歳出決算 決算第18号 平成18年度広島市有料道路事業特別会計歳入歳出決算 決算第19号 平成18年度広島市開発事業特別会計歳入歳出決算 決算第20号 平成18年度広島市簡易水道等事業特別会計歳入歳出決算 決算第21号 平成18年度広島市特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算 決算第22号 平成18年度元宇品町財産区特別会計歳入歳出決算 決算第23号 平成18年度三入財産区特別会計歳入歳出決算 決算第24号 平成18年度砂谷財産区特別会計歳入歳出決算 △(参照2)  平成19年11月2日 広島市議会議長    藤 田 博 之 様                     提出者                     広島市議会議員                      熊 本 憲 三   太 田 憲 二                      安 達 千代美   元 田 賢 治                      中 森 辰 一   永 田 雅 紀                      馬 庭 恭 子   豊 島 岩 白            米国軍人による集団暴行事件に関する意見書案   上記の意見書案を別紙のとおり提出する。                                     意見書案第8号   衆議院議長   参議院議長   内閣総理大臣   あて   外務大臣   防衛大臣                                    広島市議会議長名            米国軍人による集団暴行事件に関する意見書案  10月14日,広島市内において,米海兵隊岩国基地所属の海兵隊員4人が未成年の女性に集団暴行したとされる事件が発生しました。  現在,広島県警において捜査中ではありますが,このことが事実であるとするならば,人間として許し難い行為であり,強い憤りを覚えます。  まず,米国には,事件の早期全容解明に向けた誠実なる対応を求めます。  また,このような市民の安全で安心な生活を脅かす米国軍人による事件や事故が後を絶たないのも事実です。  これまでも,米軍当局に対して再発防止と綱紀粛正が強く訴えられてきたにもかかわらず,またしても事件が発生したことは極めて遺憾であります。  さらに,現在の日米地位協定では,身柄の引渡しを受けなければ被疑者を逮捕できないという大きな問題もあります。  よって,本市議会は,市民の生命,財産,人権を守る立場から,米国軍人による集団暴行事件に対し厳重に抗議するとともに,国会及び政府におかれては,次のことを措置されるよう強く要請します。                      記  1 米国軍人が日本国内で事件を起こした場合,その被疑者の身柄を直ちに日本側に引き渡すなど日本の捜査に協力するよう米国政府に対し強く求めること。  2 米軍に事件の再発防止と綱紀粛正に向けた取組を徹底的に行うよう強く求めること。  3 日米地位協定の規定を早急に見直すこと。  以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 △(参照3)  議 決 事 件 一 覧 表                                                 (平成19年第5回臨時会) ┌─────┬────┬───────────────────────────┬───────┬────┬───────┐ │ 議  案 │ 提 出 │                           │ 付託委員会 │ 議 決 │       │ │     │    │        件 名 及 び 内 容        ├───────┤    │議 決 結 果│ │ 番  号 │ 年月日 │                           │ 付託年月日 │ 年月日 │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │    │会期決定について                   │       │19.11. 2│ 11月2日の │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │       │    │ 1日間と決定 │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │ 報 告 │19.11. 2│専決処分の報告について                │       │  〃  │ 終   了 │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  16  │    │(道路の管理瑕疵等による損害賠償額の決定)      │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │  〃  │  〃  │専決処分の報告について                │       │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  17  │    │ 市営住宅に係る家賃等長期滞納者との訴え提起前   │       │    │       │ │     │    │の和解                        │       │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │19. 9.25│平成18年度広島市各会計歳入歳出決算          │  決算特別  │  〃  │ 認   定 │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │(第1号〜第24号)                  │  19.9.28  │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │19. 9.14│平成18年度広島市水道事業決算             │   〃   │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │  〃  │平成18年度広島市下水道事業決算            │   〃   │  〃  │   〃   │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │     │  〃  │平成18年度広島市病院事業決算             │   〃   │  〃  │   〃   │
    │     │    │                           ├───────┤    │       │ │     │    │                           │   〃   │    │       │ ├─────┼────┼───────────────────────────┼───────┼────┼───────┤ │ 意見書案 │19.11. 2│米国軍人による集団暴行事件に関する意見書案      │       │  〃  │  原案可決  │ │     │    │                           ├───────┤    │       │ │  8  │    │                           │       │    │       │ └─────┴────┴───────────────────────────┴───────┴────┴───────┘ ───────────────────────────────────────   議 長   藤  田  博  之   署名者   永  田  雅  紀   署名者   太  田  憲  二...