広島市議会 1995-12-06
平成 7年第 6回12月定例会−12月06日-01号
55番 海 徳 貢 君 56番 今 田 智 君
57番 牧 里 重 喜 君 58番 中 本 弘 君
60番 瀬 川 吉 郎 君 61番 柳 坪 進 君
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欠 席 議 員 氏 名
50番 元 田 猛 君 54番 増 田 正 昭 君
59番 宮 本 正 夫 君
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職務のため議場に出席した
事務局職員の
職氏名
事 務 局 長 大 崎 和 義 君 事 務 局 次 長 河 野 康 文 君
議 事 課 長 和 田 国 雄 君
議事課長補佐議事係長事務取扱
浜 中 典 明 君
議 事 課 主 査 吉 原 博 俊 君 議 事 課 主 査 田 村 直 樹 君
外関係職員
──────────────────────────────────────
説明のため出席した者の
職氏名
市 長 平 岡 敬 君 助 役 鍋 岡 聖 剛 君
助 役 山 野 宏 君 収 入 役 石 橋 正 行 君
企 画
調整局長 佐 藤 正 昭 君 総 務 局 次 長 三 宅 幸 三 君
財 政 局 長 上 川 孝 明 君 市 民 局 長 山 田 康 君
民 生 局 長 吉 中 康 麿 君 衛 生 局 長 橋 爪 章 君
環 境
事業局長 伊 藤 利 彦 君 経 済 局 長 池 原 資 實 君
都 市
整備局長 加 藤 英 海 君 建 設 局 長 小 田 治 義 君
開 発 局 長 樋 渡 敬 宇 君 下 水 道 局 長 田 島 孝 二 君
市立大学事務局長松 浦 洋 二 君 消 防 局 長 中 岡 隆 志 君
水 道 局 長 山 岡 俊 英 君
広島市民病院事務局長
黒 川 浩 明 君
安佐市民病院事務部長 財 政 課 長 南 部 盛 一 君
堂 官 正 昭 君
教育委員会委員長二 宮 義 人 君 教 育 長 森 元 弘 志 君
選挙管理委員会事務局長 人事委員会事務局長
酒 井 健 君 久保田 浩 二 君
代表監査委員 堀 部 尚 雄 君
──────────────────────────────────────
午前10時16分開会
出席議員 56名
欠席議員 5名
○
議長(
瀬川吉郎君) おはようございました。
出席議員56名であります。
──────────────────────────────────────
開 会 宣 告
──────────────────────────────────────
○
議長(
瀬川吉郎君) ただいまより
平成7年第6回
広島市議会定例会を開会いたします。
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開 議 宣 告
──────────────────────────────────────
○
議長(
瀬川吉郎君) これより本日の
会議を開きます。
──────────────────────────────────────
会 議 録 署 名 者 の 指 名
──────────────────────────────────────
○
議長(
瀬川吉郎君) 本日の
会議録署名者として
8番 永 田 雅 紀 君
47番 前 本 一 美 君
を御指名いたします。
──────────────────────────────────────
職員の
不祥事に関する
市長の
発言
──────────────────────────────────────
○
議長(
瀬川吉郎君) この際,
市長より,
職員の
不祥事に関し,
発言の申し出がありますので,これを許します。
市長。
〔
市長平岡 敬君
登壇〕
◎
市長(
平岡敬君) お許しを得ましたので,
職員の
不祥事について申し述べさせていただきます。
去る12月1日,
西風新都整備事務所職員が本
市施行に係る
中講土地区画整理事業関連工事の
指名競争入札に関し,
入札の公正を妨害する行為をしたなどとして
競売入札妨害及び
地方公務員法違反の容疑で逮捕されました。昨年の
公金横領事件に続くこのような
不祥事は,
市民に対する
市政の
信頼を著しく傷つけるものであり,まことに遺憾にたえません。
市長として,
市民の皆様に深くおわび申し上げます。
市政を推進するに当たっては,
市政に対する
市民の
信頼が何より重要であり,そのためには
職員1人1人が誠実かつ公正に職務を執行していかなければなりません。今後再び,このような事件が起きることのないよう,
公務員としての自覚を一層喚起するとともに,全
職員・組織を挙げて
不祥事の根絶に努め,
市民の
信頼の回復のため,最大の
努力を傾注してまいる所存であります。
──────────────────────────────────────
諸 般 の 報 告
──────────────────────────────────────
○
議長(
瀬川吉郎君) この際,
諸般の
報告がありますので,
事務局長に朗読させます。
◎
事務局長(
大崎和義君) (朗 読)
報告事項
1 閉会中の
継続審査に付しておりました
平成6年度の
広島市
水道事業決算,
広島市
下水道事業決算,
広島市
社会保険広島市民病院事業決算,
広島市
広島市立安佐市民病院事業決算及び
広島市各
会計歳入歳出決算第1号ないし第18号について,
上下水道・
厚生両
常任委員長及び
決算特別委員長より,それぞれ
審査報告書が提出されました。
1
今期定例会に
市長より提出された案件は,第123
号議案ないし第147
号議案並びに
報告第14号及び第15号の27件であります。
1
検査報告第65号,第72号及び第79号を受理いたしました。
1
地方公務員法第5条第2項の規定に基づき,第146
議案について
人事委員会の意見を求めたところ,お
手元に配付した文書のとおり回答がありました。
1
市長より,
人権擁護委員候補者の推薦に関する諮問1件を受理いたしました。
1 受理した
請願,陳情は,お
手元に配付した
請願・
陳情受理報告書のとおりであります。
以上でございます。
──────────────────────────────────────
日 程 に 入 る 旨 の 宣 告
──────────────────────────────────────
○
議長(
瀬川吉郎君) これより
日程に入ります。
──────────────────────────────────────
△
日程第1
会期決定について
──────────────────────────────────────
○
議長(
瀬川吉郎君)
日程第1,
会期決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の
会期は,本日から18日までの13日間といたしたいと思いますが,これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
瀬川吉郎君)
異議なしと認めます。よって,
会期は13日間と
決定いたしました。
──────────────────────────────────────
△
日程第2
報告第14号
専決処分の
報告について
(
損害賠償額の
決定)
報告第15号
財団法人広島コンベンションビューローの
経営状況について
──────────────────────────────────────
○
議長(
瀬川吉郎君) 次は,
日程第2,
報告第14号及び第15号を一括上程いたします。
本件について御
質疑等はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
瀬川吉郎君) 御
発言がなければ,
本件はこれをもって終わります。
──────────────────────────────────────
△
日程第3
検査報告第65号
平成7年7月
分例月出納検査
検査報告第72号
平成7年8月
分例月出納検査
検査報告第79号
平成7年9月
分例月出納検査
──────────────────────────────────────
○
議長(
瀬川吉郎君) 次は,
日程第3,
検査報告第65号,第72号及び第79号を一括上程いたします。
本件について,御
質疑等はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
瀬川吉郎君) 御
質疑がなければ,
本件はこれをもって終わります。
──────────────────────────────────────
△
日程第4
平成6年度
広島市
水道事業決算
平成6年度
広島市
下水道事業決算
(以上
上下水道委員長報告)
平成6年度
広島市
社会保険広島市民病院事業決算
平成6年度
広島市
広島市立安佐市民病院事業決算
(以上
厚生委員長報告)
──────────────────────────────────────
○
議長(
瀬川吉郎君) 次は,
日程第4,
平成6年度
広島市
水道事業決算を初め
企業決算4件を
一括議題にいたします。
本件に対する
上下水道・
厚生両
委員会の
審査の結果は,お
手元に配付いたしました
審査報告写しのとおりでありますので,
委員長の
報告は省略いたします。
これより
討論に入ります。
発言通告者に
発言を許します。15番
中森辰一君。
〔15番
中森辰一君
登壇〕(拍手)
◆15番(
中森辰一君)
日本共産党市会議員団を代表いたしまして,
下水道事業決算及び
広島市民病院,
安佐市民病院事業決算について
討論を行います。
平成6年度の
上下水道及び二つの
病院事業会計決算について認定することに反対であります。以下,
理由を述べます。
まず,
上下水道事業についてであります。
病院事業でも問題になることでありますが,引き続き,その料金に
消費税が
上乗せをされております。
消費税の
上乗せを行い続けるのは,不況で苦しむ
市民生活に一層の
負担を押しつけるものであり,認めることはできません。既に国において
消費税率は5%に引き上げることが
決定され,またその見直しを行うということで,一層の引き上げの動きが始まっております。こういう中で
上乗せを続けることは,
市民生活を苦しめる手助けを行うようなものであり,中止するべきであります。また,
下水道は
市民の都市での快適な
暮らしを支える欠くことのできないサービスであり,早急な
整備が望まれるところでありますが,このことも含めて,市として最大限の
財政負担をすることは当然であります。また,
上水道は,言うまでもなく,人間としての
暮らしの源であります。こういうところにこそ税金で賄うべきであります。
しかしながら,いずれにおいても
市財政の
負担は十分ではなく,その分,
市民は税とは別のところで余分な
負担を強いられているわけであります。一方で,
監査委員による意見では,いずれも
財政状態の厳しさを指摘しております。こういう中で,
下水道は
平成8年の4月から,
上水道も近く
料金値上げが計画されているようでありますが,まず市の
一般会計からの
繰り入れをもっとふやすべきであります。そうでなければ,際限なく
料金値上げで
市民への
負担増を求めることになります。さらに,例えば
企業債の
利払いを見ますと,
下水道だけで毎年180億円もあります。この
利払いを減らすことができれば,
値上げの必要は全くありません。まず,その
努力を行うべきであります。安易に
市民に
負担を転嫁せず,行政としてやるべきことを行うべきであり,国にもまた,そのためのさまざまな施策の実現を強く求めることが必要であります。
次に,
病院事業についてであります。いずれも公立の
病院として,
市民の命と健康を守る拠点としての役割が期待されるところであり,それぞれ不
採算部門を抱え,積極的な
医療展開が図られつつあるものと考えます。こうした
病院当局と現場の
努力には敬意を表するものであります。しかしながら,毎年
赤字を積み重ねており,その
累計額の重みは,両
病院の
経営にとって相当な
負担となり,このことを強調することになれば,
市民本位の積極的な
医療展開に大きな制約をもたらしかねないものになろうと考えます。
医療収入を見れば,毎年多額の
収入不足を計上しており,なおかつ前年より
医療実績も
収入も大幅にふやしていることを見れば,そもそも,この
収入計画自体が達成の見込みがないものとしか考えられません。この原因は,現在の政府による低
医療費政策による
病院経営の
実態と
公立病院としての役割を十分理解しない市の
一般会計繰り入れの余りにも貧困な
実態にあります。他の
政令市と1
ベッド当たりで比較をすれば,
広島市は最低であり,次に低い北九州市でも
広島市の1.4倍,それ以外はいずれも3倍以上,4倍も5倍も,大阪のように7倍というところもあります。これはどのような
理由をつけようとも,余りにも違いがあり過ぎます。
広島市民病院,
安佐市民病院のいずれも少しでも
赤字を減らそうというのか,
公立病院でありながら
差額ベッド料を徴収しておりますが,このことも大変残念なことと言わねばなりません。これは,本
決算を認定できない最も重要な
理由であります。大幅な
赤字を毎年計上せざるを得ないような事態の
根本原因は,
実態として
政令市の中で最低の位置にある
衛生費にあり,
平均的水準にしていけば,他
都市並みの
繰り入れは可能であります。市の
一般会計からの
繰り入れの額を他の
政令市を見習って,大幅に増額すべきであります。
以上で
討論を終わります。
○
議長(
瀬川吉郎君) 以上で
討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本件は,いずれも
委員会の
報告どおり決するに賛成の諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
瀬川吉郎君)
起立多数であります。よって,
本件はいずれも
委員会の
報告どおり認定することに決しました。
──────────────────────────────────────
△
日程第5
平成6年度
広島市各
会計歳入歳出決算
(自第1号〜至第18号)
(
決算特別委員長報告)
──────────────────────────────────────
○
議長(
瀬川吉郎君) 次は,
日程第5,
平成6年度
広島市各
会計歳入歳出決算第1号ないし第18号を
一括議題にいたします。
決算特別委員長の
報告を求めます。
決算特別委員長藤川 武君。
〔40番藤川 武君
登壇〕(拍手)
◎40番(
藤川武君) 上程中の
平成6年度
広島市各
会計歳入歳出決算について,
決算特別
委員会における
審査の経過及び結果を御
報告申し上げます。
御承知のとおり,
平成6年度の我が国の経済は,緩やかながら回復基調をたどっていたものの,国の財政状況は,税収が3年連続して減少し,また公債残高はますます累増を重ねるなど,回復基調にあるとは言えない状況にあったところであります。
本市の財政状況においても,市税
収入が,法人
市民税及び個人
市民税の減収に伴い,
平成5年度に続いて2年連続で前年度を下回り,また市債残高の累増,基金残高の減少が続くなど,極めて厳しい状況となりました。
このような中で,
平成6年度は,第12回アジア競技大会の開催,新交通システムの開業,市立大学の開校,さらには,道路交通網
整備や
下水道整備など都市基盤
整備の推進,西風新都,紙屋町地下街の建設など21世紀に向けた都市づくりのための主要プロジェクトの推進,福祉,健康,教育,文化,スポーツなど
市民生活に密着した施策の充実などに取り組んできたところであります。
その結果,当年度
決算は,歳入総額7,541億9,032万円,歳出総額7,486億3,037万円となり,歳入総額において対前年度比0.4パーセント,歳出総額においては,対前年度比0.02パーセントの減となっております。また,翌年度への繰越財源を差し引いた実質収支は,
一般会計で22億6,321万円,全会計では28億320万円の黒字となっております。
このような
決算を踏まえ,本
委員会としては,11月1日の全体
会議を皮切りに22日間にわたり慎重に
審査に取り組み,
討論・採決を行った結果,
平成6年度
広島市各
会計歳入歳出決算は,いずれも賛成多数をもって認定すべきものと決したところであります。
最初に
決算審査を通じ指摘された点を総括的に申し述べますと,まず,自主財源の確保についてでありますが,税
負担の公平を図るために,課税客体の的確な把握に努めるとともに,市税,国民健康保険料,保育料,市営住宅使用料,その他の各会計使用料等の収納率向上や
収入未済額の解消に
努力されるよう要望しておきます。
次に,不用額については,経費の見積りをより的確に行うとともに,その執行に当たっては,各種事業の早期着手と適切な進行管理のもとに,多額の不用額を生ずることのないよう,一段と意を用いられるよう特に要望しておきます。
以下,
委員会審査を通じ,委員各位から述べられた要望事項の主なものについて御
報告申し上げます。
1 厳しい財政状況のもと,行財政改革については,一層の取り組みに努めること。
1 食糧費等については,厳正な執行に意を用い,節減に努めること。
1 広大跡地利用については,
市民の声が反映されたものとなるよう意を用いること。
1 各種審議会等委員の選任に当たっては,引き続き重複選任の解消に意を用いるとともに,女性委員比率を高めるよう
努力すること。
1 震災対策については,大規模地震被害想定調査を踏まえた地域防災計画を早期に見直しをするなど防災体制の
整備に万全を期すること。
1 ゆとりと個性をのばす教育の実践に努め,外国人英語指導助手の増員に
努力するとともに,学校運営の一層の充実が図れるよう意を用いること。
1 中小企業対策については,異業種交流の推進など,地域経済の活性化につながる各種事業の展開を図るとともに,経済動向を考慮した融資制度の充実にも努めること。
1 観光振興については,来広客の増加を図るため,新たな観光資源の開発や施設の充実に一層努めること。
1 林業振興に当たっては,森林の持つ水源の保全・涵養機能について十分考慮し,その育成・保護施策の展開に一層
努力すること。
1 ごみ処理対策については,廃プラスチックの資源化など,ごみの減量化・リサイクル化に一層努めるとともに,産業廃棄物処理業者に対する指導に当たっては,
市民感情に十分配慮すること。
また,散乱ごみ対策については,効果的な啓発事業や清掃活動の展開に努めること。
1 高齢者公共交通機関利用助成事業については,より利用しやすい制度となるよう改善に努めること。
1 心身障害者総合リハビリテーションセンターについては,早期
整備に努めること。
1 児童福祉については,3才未満児の入所定員の増員や延長保育の拡充等,実情に即した保育事業の展開になお一層
努力すること。
また,乳幼児医療費補助事業についても,その拡充に一層努めること。
1 地域福祉については,地域に密着したきめ細やかな施策の展開が図られるよう,一層努めること。
また,住みよいまちづくり推進のための総合福祉コミュニティ構想の推進にも
努力すること。
1 財団法人放射線影響研究所の移転については,早期の移転が図られるよう,積極的な活動の展開に努めること。
また,博物館の早期建設に努めるとともに,収集資料の公開展示にも意を用いること。
1 道路交通網については,経済的効果の観点からも,関係機関との十分な連絡・調整を図り,早期
整備に努めること。
また,総合交通体系の確立に向けて
努力すること。
1 福祉環境基準に基づくお年寄りや障害者にやさしいまちづくりとして,アストラムライン駅等の公共施設へのエレベーター設置が計画的に行われるよう努めること。
1 市営住宅の
整備については,質の向上に努めるとともに,高齢者,障害者等,多様なニーズに対応した住宅の供給に,さらに一層
努力すること。
1 公共工事の発注に当たっては,地場の中小企業等に配慮するとともに,執行の平準化等になお一層
努力すること。
また,
入札方式については,試行結果を踏まえて,見直し,検討すること。
1
広島駅南口周辺地区市街地再開発事業をはじめとした
広島駅周辺の市街地
整備については,早期の完成に向け,なお一層
努力すること。
また,東
広島駅貨物ヤード跡地利用については,
広島駅周辺
整備との関連を考慮した計画策定に意を用いること。
1 自転車等駐車対策については,放置自転車の撤去を強化するなど,十分対策を講ずること。
なお,ただいま申し述べました要望事項のほか,
委員会審査の過程において,委員各位から貴重な指摘並びに要望,意見が述べられておりますので,これらの点についても,今後の行政執行のうえに十分反映していただくとともに,監査の実施に当たっても,十分留意していただくよう要望しておきます。
最後に,各位の御賛同をお願い申し上げ,
委員長報告を終わります。ありがとうございました。(拍手)
○
議長(
瀬川吉郎君) これより
討論に入ります。
発言通告者に順次
発言を許します。29番松尾好子君。
〔29番松尾好子君
登壇〕(拍手)
◆29番(松尾好子君)
日本共産党市会議員団を代表いたしまして
討論をいたします。
まず,反対は第1号,5号,8号,10号ないし13号,16,17
号議案です。それから,条件をつけて賛成する
議案は2号,3号。その他の7
議案には賛成をいたします。
第1号の
平成6年度一般
会計歳入歳出決算ですが,予算構成が相も変わらず大規模なプロジェクト中心で,生活関連は片隅に追いやられている感がございます。総括質問で私どもの石川議員が指摘したように,
一般会計に占める商工費はたったの3%,全国でも最下位クラスです。この深刻な不況の中で,中小零細企業のための融資や無担保,無保証人融資制度など対策の強化が強く求められております。また,民生費は12.6%と,これも全国最下位という状況です。このことが
政令市でもトップクラスに高いと言われる保育料や国民健康保険料,こういう状況になっておるのと同時に,さまざまな福祉施策も,メニューはあっても
市民の立場に立った利用をしにくくしている要因の一つでもございます。また,土木費は
政令市でもトップクラス,全予算の3分の1強,35.6%を占めますが,住宅とか公園など生活に密着した予算は,この土木費の中のわずか十数%と非常に少なく,そのことが
市民生活にどういう状態をつくり出しているのか,
市長さんは御存じでしょうか。
市営住宅の募集に毎回申し込んで,もう12回申し込んだというそういう方や,76歳のひとり
暮らしのおばあさん,四十数年住みなれた宇品で立ち退きを迫られています。十数件の不動産屋さんを回ったそうですが,どこもひとり
暮らしの高齢者には貸せないと断られて途方に暮れています。この方は,私は身寄りなし,資産なし,でもわずかな年金と健康管理手当でどうにか暮らせる,でも家賃は現在2万5,000円ですが,これが限度ということです。原爆で身内をみんな失ったこういう方は,
広島市内結構おいでです。せめて民間アパートを市が借り上げて,家賃補助をして貸す,そのくらいのことは市営住宅の建設が間に合わなくても直ちにできることではないでしょうか。庶民に冷たい,大規模プロジェクト中心のこのような
決算には反対する以外にございません。
第5号,公債管理特別会計,これは市場公募による市債の償還分を他の市債と区別して処理するための特別会計ということですが,要は,借金のし過ぎが原因です。大型プロジェクト偏重による市債の乱発は戒めるべきです。
第8号,西部丘陵都市特別会計ですが,私ども,この開発そのものがアジアオリンピックという大義名分のもと,開発凍結地域をなし崩しに開発し,これでもうけたのは一体だれだったでしょうか。また,
不祥事も起きている現在,賛成できません。
第15号,老人保健特別会計ですが,老人医療を有料化したためにつくられたものでありますので,反対をいたします。
第11号,国保の特別会計ですが,毎年,毎年の
値上げで払い切れなくなっています。そのための
一般会計からの
繰り入れも
政令市中最低状況です。
12号,13号は競輪,競艇という公営ギャンブル
決算ですので,反対いたします。
16号,有料道路特別会計ですが,本来,無料とすべきものです。償還が済んでもずっと有料にしようなどというそんな動きがあるときだけに,とりわけ強く反対いたします。
17号は大型プロジェクト推進の特別会計ですが,大型プロジェクト予算をこのように聖域扱いにすることに反対をいたします。
次に,第2号,住宅資金貸付特別会計ですが,これは手続をもっと簡単にして,多くの人が利用できるよう条件をつけておきます。
第3号,母子寡婦福祉資金貸付特別会計,これは市がもっと資金を入れて,弱者に対し,本当に温かい資金にすることを強く求めて賛成をしておきます。
他の7
議案には賛成です。
以上で
討論を終わります。(拍手)
○
議長(
瀬川吉郎君) 次は,18番福島和宏君。
〔18番福島和宏君
登壇〕
◆18番(福島和宏君)
平成6年度
広島市
一般会計の中の第1号の中で,笹利福祉センター用地造成に係る問題について意見を述べたいと思います。
この問題は,いろいろ経緯を経て,今日のさまざまな問題点が浮かび上がっておりますので,若干経緯的なことも含めて問題点を指摘をしておきたいと思います。
まず,笹利福祉センター用地が石内学研地区内にありながら,同開発と切り離して別個の開発として進められたこと。このことは本来,ミニ開発による乱開発を防ぎ,一体的に
整備を進めるという西風新都開発の大原則に外れるものであり,このことを崩したことが今日の事態を招いたと言わざるを得ません。
また,センター用地の造成と石内学研の開発は,土地所有者,開発事業者が同一法人であることであり,しかも土地の形状からいって,同時に施工することが必要であることがわかっていながら,開発の許認可の時期がばらばらになったことが問題であります。ちなみに,石内学研地区は
平成5年8月5日に許可がおり,センター用地については
平成6年3月22日に同意がなされております。センター用地宅造の許可と石内学研の開発の許可を行う部局が同一である。つまり開発局だったんですけども,両方の事前
審査によって許可の準備状況は十分把握していたにもかかわらず,問題点の整理や解決に
努力する指導が欠けていたのではないかということが問題であろうと思います。つまり,石内学研地区においては,都市計画法に定められた32条同意がなされてなかった。センター用地については,公図混乱があり,この是正がなされていなかった。にもかかわらず,見切り発車的に許可を与えたことが今日の問題を招いております。また,中国そごうを初めとする開発事業者は,市の再三の指導を受けたにもかかわらず,それに十分にこたえられなかったことからして,
広島市は当然のことながら,許可を差し控えるか,もしくは時期を待つべきという厳正な対応をすべきであったにもかかわらず,本市の対応は実に甘い対応であったと言わざるを得ません。
そうした
広島市の甘い許認可行政の姿勢が,開発事業者の無許可造成という違法行為を引き起こした。つまりセンター用地を含む1万1,000平方メートルの全体が,無許可で造成をされたという結果につながっていったと思われます。それにもかかわらず,当初
広島市は,1万1,000平方メートルのうちセンター用地の隣接地8,000平方メートルのみが無許可造成であったと
報告し,しかもそれは完了検査のときに初めてわかったという虚偽の
報告をいたしました。その後の指摘で,センター用地3,000平方メートルについても,無許可で造成をされていたことが判明をいたしました。
こうした違法な
実態が判明しても,なおかつ
広島市は,センター用地3,000平方メートルと隣接グラウンド用地8,000平方メートルの造成については,事前に関係者で工事の役割分担をしていたから,多少,許可のおくれはあってもいいというルーズな姿勢があったことから,すぐにこの
違法状態を正そうとはいたしませんでした。つまり
平成6年の9月21日に完了検査をし,無許可造成,また違法な造成がわかっていながら,この造成に対する処分をしたのは,丸々1年後の
平成7年9月28日であります。また,センター用地の造成の申し出書,申請書ですけども,の中身についても,隣接地との造成協力を前提に作成されたものであり,その大原則は,複数の宅地造成申請書が提出をされ,双方の中身を
審査し,同時に許可をすることが必要不可欠の条件であることを知りながら,センター用地の申し出書の
審査に当たっては,いまだ提出されていない隣接地の造成を念頭に置いて,予見を交えながら
審査を行ったことは行政の許可権の違法な適用であります。事実,許可権者である
市長の実務を取り扱っている宅地開発指導課で調べたところ,本庁
審査分として
平成2年以降,いわゆる造成協力が行われたケースは3件ありますが,いずれも同日付,同じ日付で許可がなされており,未提出の宅造を前提に
審査・許可は行われたケースはございません。同じ法律の施行に当たって,ばらばらの施行が行われている
実態を,許認可権者の
市長さんは,法の公正さという観点から,どのように判断をされておられるのか,執行体制に問題があったと指摘を受けてもいたし方ないと思います。
こうした法を犯し,ルールを無視したやり方にはおのずと限界があり,現在,石内学研地区においては,許可の取り消し,隣接地の土地使用禁止処分等のペナルティーが課せるに至ったことは,まことに当然でございます。
広島市は,この事実を厳粛に受けとめ,真相,原因の究明に真摯に取り組まれるよう要求をしたにもかかわらず,今日に至るまで,議会に対し,正式の
報告がなされていないことは,まことに遺憾というよりも,情けない気持ちであります。福祉センターそのものは,旧五日市町時代からの懸案であり,地元の皆さんのためにも一日も早い完成が待ち望まれておりますが,こうした開発造成にかかわる不明朗な流れをきちんと解明をし,その全容を
市民に公表するとともに,責任の所在を明らかにしていただきたい,このことを強く要望いたしまして,笹利の福祉センター造成に関する意見を述べさせていただきました。
こういったことを踏まえ,私どもは
平成6年度
決算一般会計第1号ほか残りの
議案についても賛成をいたすものでございます。
以上でございます。
○
議長(
瀬川吉郎君) 以上で
討論を終結いたします。
これより採決いたします。
まず,反対
討論のありました
決算第1号,第5号,第8号,第10号ないし第13号,第16号及び第17号を一括採決いたします。
本件は,いずれも
委員会の
報告どおり決するに賛成の諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
瀬川吉郎君)
起立多数であります。よって,
本件はいずれも
委員会の
報告どおり認定されました。
次は,ただいま採決いたしました
決算を除く他の
決算を一括採決いたします。
本件は,いずれも
委員会の
報告どおり決するに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
瀬川吉郎君)
異議なしと認めます。よって,
本件はいずれも
委員会の
報告どおり認定することに決しました。
──────────────────────────────────────
△
日程第6
請願の
取り下げについて
──────────────────────────────────────
○
議長(
瀬川吉郎君) 次は,
日程第6,
請願の
取り下げについてを議題といたします。
お
手元に配付した
請願取り下げ表のとおり,
請願第1号について
請願者から
取り下げ願が提出されましたので,所管の
上下水道委員長へ通知をしております。
お諮りいたします。
請願第1号の
取り下げについては,これを承認することに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
瀬川吉郎君)
異議なしと認め,さよう
決定いたしました。
──────────────────────────────────────
△
日程第7 自第123
号議案 平成7年度
広島市
一般会計補正予算(第3号)
至第147
号議案 契約の
締結について
(
南吉島地先埋立工事(第1期))
──────────────────────────────────────
○
議長(
瀬川吉郎君) 次は,
日程第7,第123
号議案ないし第147
号議案を
一括議題にいたします。
当局の説明を求めます。
市長。
〔
市長平岡 敬君
登壇〕
◎
市長(
平岡敬君) 本日は,
平成7年第6回
広島市議会定例会を招集いたしましたところ,議員の皆様には,お忙しいなかをお集まりいただきまして,誠にありがとうございます。
今回の
定例会に提案しております
議案は,
平成7年度
広島市
一般会計補正予算案など25件でありまして,以下,その大要について御説明いたします。
最初に,補正予算について申し述べます。
まず,景気対策関係の補正についてであります。
御承知のとおり,国においては,景気が足踏み状態にあることを踏まえ,去る9月20日に総額14兆2,200億円にのぼる過去最大規模の経済対策を
決定し,10月18日には,5兆3,252億円の補正予算が成立したところであります。
本市といたしましても,これに先立ち,先の9月市議会
定例会において,地場の中小企業向けの事業の一層の拡大や
市民生活に密着した社会資本の
整備を中心に,本市単独の公共事業費等の補正を行ったところでありますが,さらに,この度の国の補正予算を受けて,国庫補助に関連する公共事業を中心に,次年度以降に計画しておりました事業のうち,早期に
整備を要するものを繰り上げて実施することとし,公園緑地,道路・街路,住宅,学校,
下水道整備など総額328億6,547万9,000円の景気対策としては過去最大規模の補正措置を講ずることとしております。
次に,その他の補正についてであります。
まず,本市
職員の
給与改定に伴う人件費の補正についてであります。
本年度の
職員の
給与改定につきましては,本市
人事委員会からの勧告に基づき,給料及び諸手当を本年4月1日にさかのぼって0.92パーセント引き上げることとし,所要額を追加計上することとしております。
次に,観音地区マリーナ
整備については,かねてから
広島県において,第三セクター方式により進められておりましたが,経済情勢の変化などにより,マリン・リゾート
整備事業のうちマリーナ部分について,第三セクターマリーナから公共マリーナに
変更することとし,本市に対し事業協力の要請がありました。
本市といたしましても,公共マリーナの
整備が
市民の海洋性レクリエーションの場の確保や,放置艇対策などに有効な事業であることから,この事業に参画することとし,所要の予算措置を講じております。
次に,本市域内における活断層の調査についてでありますが,今年度から2か年で取り組んでおります大規模地震被害想定調査の中間
報告において,さらに詳細な調査が必要であると指摘された己斐断層系について,断層の位置,長さ及び深さなどを確定するため,掘削等の調査を実施し,被害想定調査の精度を高めることとしております。
次に,舟入高等学校
整備についてでありますが,来年度から2か年計画で校舎等を全面改築するに当たり仮設校舎を設置する必要があるため,所要の予算措置を講じております。
そのほか各種基金への積立てについて,元安川下流左岸埋立地の売払い
収入を開発事業基金へ,
一般会計等の
平成6年度の
決算剰余金を,財政調整基金,交通災害共済事業基金へそれぞれ積み立てることとしております。
以上の補正措置を講じました結果,今回の補正予算額は,全会計を通じて399億3,982万2,000円となり,補正後の総予算規模は,1兆1億830万9,000円となります。
次に,予算以外の
議案といたしましては,
広島市
印鑑条例の一部
改正案など
条例案4件,その他の
議案8件を提出しておりますが,そのうち,
下水道使用料改定に伴う
広島市
下水道条例の一部
改正案について御説明いたします。
下水道は,
市民の生活環境の改善を図り,健康で快適な生活を送るうえで欠くことのできない重要な都市基盤施設であります。
そのため,本市においても,重点施策の一つとして,
平成12年度までに市街化
区域内の公共
下水道の完成を目標に,積極的に
整備を進めているところであります。
しかしながら,
下水道整備を促進するためには,膨大な事業費が必要であり,また,処理
区域の拡大に伴い,維持管理費も年々増大しております。
このたび,
平成7年度から10年度までの財政収支計画を策定したところ,現行の
下水道使用料
収入では,汚水処理に要する経費の約62パーセントしか賄えない状況となり,
下水道事業の運営は極めて困難となります。
したがいまして,今後更に
下水道整備を積極的に推進するとともに適切な維持管理を行っていくためには,
下水道使用料の改定が必要であり,
平成8年4月1日から平均で26.96パーセント引き上げることといたしております。
今後とも,
下水道事業の
経営にあたっては,業務の合理化・効率化に意を用い,その健全な運営を図りながら,積極的に普及率の向上に努めてまいる所存でありますので,より一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
以上が,今回提案しました
議案の概要であります。
よろしく御審議のほど,お願い申し上げます。
○
議長(
瀬川吉郎君) ただいま上程中の
議案に対する
質疑は後日に譲ります。
──────────────────────────────────────
休 会 に つ い て
──────────────────────────────────────
○
議長(
瀬川吉郎君) この際,
休会についてお諮りいたします。
明日及び明後日は,
議案調査研究のため
休会にいたしたいと思いますが,これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
瀬川吉郎君)
異議なしと認め,さよう
決定いたします。
──────────────────────────────────────
次 会 の 開 議 通 知
──────────────────────────────────────
○
議長(
瀬川吉郎君) この際,御通知申し上げます。
11日は午前10時より議会の
会議を開きます。
──────────────────────────────────────
散 会 宣 告
──────────────────────────────────────
○
議長(
瀬川吉郎君) 本日は,これをもって散会いたします。御苦労でした。
午前11時02分散会
──────────────────────────────────────
△(参照1)
(写)
上下水道委第5号
平成7年11月7日
広島市議会
議長
瀬 川 吉 郎 様
上下水道委員会
委員長 坂根 喜三郎 印
審 査 報 告 書
本
委員会に付託された
決算については,
審査の結果,下記のとおり
決定したので
報告する。
記
┌─────────────────────────┬─────────┐
│ 件 名 │ 審 査 結 果 │
├─────────────────────────┼─────────┤
│
平成6年度
広島市
水道事業決算 │ 認 定 │
└─────────────────────────┴─────────┘
△(参照2)
(写)
上下水道委第6号
平成7年11月13日
広島市議会
議長
瀬 川 吉 郎 様
上下水道委員会
委員長 坂根 喜三郎 印
審 査 報 告 書
本
委員会に付託された
決算については,
審査の結果,下記のとおり
決定したので
報告する。
記
┌─────────────────────────┬─────────┐
│ 件 名 │ 審 査 結 果 │
├─────────────────────────┼─────────┤
│
平成6年度
広島市
下水道事業決算 │ 認 定 │
└─────────────────────────┴─────────┘
△(参照3)
(写)
厚生委第5号
平成7年11月2日
広島市議会
議長
瀬 川 吉 郎 様
厚生委員会
委員長 松平 幹男 印
審 査 報 告 書
本
委員会に付託された
決算については,
審査の結果,下記のとおり
決定したので
報告する。
記
┌─────────────────────────┬─────────┐
│ 件 名 │ 審 査 結 果 │
├─────────────────────────┼─────────┤
│
平成6年度
広島市
社会保険広島市民病院事業決算 │ 認 定 │
├─────────────────────────┼─────────┤
│
平成6年度
広島市
広島市立安佐市民病院事業決算 │ 〃 │
└─────────────────────────┴─────────┘
△(参照4)
(写)
決算特委第1号
平成7年11月22日
広島市議会
議長
瀬 川 吉 郎 様
決算特別
委員会
委員長 藤 川 武 印
審 査 報 告 書
本
委員会に付託された
決算については,
審査の結果,下記のとおり
決定したので
報告します。
記
┌─────────────────────────┬─────────┐
│ 件 名 │ 審 査 結 果 │
├─────────────────────────┼─────────┤
│
平成6年度
広島市各
会計歳入歳出決算 │ │
│ │ 認 定 │
│ (自第1号〜至第18号) │ │
└─────────────────────────┴─────────┘
△(参照5)
(写)
広人委第228号
平成7年12月4日
広島市議会
議長
瀬 川 吉 郎 様
広島市
人事委員会
委員長 渡 邊 伸 平 印
条例案に対する意見について
平成7年12月4日付け広議議第126号で
地方公務員法第5条第2項の規定に基づく意見を求められた
条例案に対して,下記のとおり意見を申し述べます。
記
第146
号議案 一般職の
職員の
給与に関する
条例の一部
改正について
この
条例案は,本
委員会が行った
給与勧告の趣旨に沿って,本年度の
給与改定を行おうとするものであり,
異議はありません。
△(参照6)
平成7年12月6日
議 員 各 位
広島市議会
議長
瀬 川 吉 郎 印
請願・陳情の受理について(
報告)
下記のとおり
請願・陳情を受理し,
請願は関係常任
委員会に付託したので
報告します。
記
請願
┌──┬──────────────────┬─────┬─────┬─────┐
│受理│ │ 受 理 │ 付 託 │ 付 託 │
│ │ 件 名 │ │ │ │
│番号│ │ 年月日 │ 年月日 │
委員会 │
├──┼──────────────────┼─────┼─────┼─────┤
│ │三国地区の医療廃棄物処理場の事業開始│ │ │ │
│13│ │7.11.17│7.11.17│経済環境 │
│ │中止を求めることについて │ │ │ │
└──┴──────────────────┴─────┴─────┴─────┘
陳情
┌──┬──────────────────────────────┬─────┐
│受理│ │ 受 理 │
│ │ 件 名 │ │
│番号│ │ 年月日 │
├──┼──────────────────────────────┼─────┤
│ │
広島市における福祉の充実向上を図るための各種施策の実施につい│ │
│ 7 │ │7.10. 2│
│ │て │ │
├──┼──────────────────────────────┼─────┤
│ 8 │
広島市幼児教育センター」の設立について │7.10. 2│
├──┼──────────────────────────────┼─────┤
│ 9 │ 立幼稚園関係補助金について │7.10. 2│
├──┼──────────────────────────────┼─────┤
│10│「国民本位の公共事業推進」を求めることについて │7.11.17│
└──┴──────────────────────────────┴─────┘
△(参照7)
請 願 取 り 下 げ 表
┌─────────┬─────────────────────────┐
│ 受 理 番 号 │ 件 名 │
├─────────┼─────────────────────────┤
│ 1 │
上水道並びに井戸水の水量の確保について │
└─────────┴─────────────────────────┘
──────────────────────────────────────
議 長 瀬 川 吉 郎
署 名 者 永 田 雅 紀
署 名 者 前 本 一 美...