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昭和63年第 3回 9月定例会−09月30日-03号

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  1. 広島市議会 1988-09-30
    昭和63年第 3回 9月定例会−09月30日-03号


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    最終取得日: 2020-05-26
    昭和63年第 3回 9月定例会−09月30日-03号昭和63年第 3回 9月定例会        昭和63年第3回広島市議会定例会会議録(第3号)            広 島 市 議 会 議 事 日 程                            昭和63年9月30日                            午後1時開議                日    程  第1 一般質問  ─────────────────────────────────            会 議 に 付 し た 事 件 等  開議宣告(終了)  会議録署名者の指名(終了)  日程に入る旨の宣告(終了)  日程第1 一般質問  休憩宣告(終了)  開議宣告(終了)  一般質問(続行)  会議時間の変更について(時間延長)
     一般質問(続行し,明日も続行)  次会の開議通知(10月1日午前10時開議を宣告)  散会宣告(終了)  ─────────────────────────────────              出 席 議 員 氏 名   1番  谷 川 正 徳 君     2番  松 平 幹 男 君   3番  多 田 敏 治 君     4番  仲 津 幸 男 君   5番  児 玉 光 禎 君     6番  平 野 博 昭 君   7番  熊 本 良 作 君     8番  三 戸 應 則 君   9番  土 井 哲 男 君     10番  藤 田 博 之 君   11番  加 藤 万 蔵 君     12番  栗 栖   晃 君   13番  坂 根 喜三郎 君     14番  皆 川 恵 史 君   15番  奥 田 幹 二 君     16番  福 島 和 宏 君   17番  中 山 忠 幸 君     18番  松 井 邦 雄 君   19番  種 清 和 夫 君     20番  浅 尾 宰 正 君   21番  村 岡 節 吾 君     22番  山 口 氏 康 君   23番  田 辺 秀太郎 君     24番  碓 井 法 明 君   25番  藤 川   武 君     26番  下向井   敏 君   27番  都志見 信 夫 君     28番  鈩 谷 君 子 君   29番  中 本 康 雄 君     30番  石 川 武 彦 君   31番  戸 田   満 君     32番  鶴 見 和 夫 君   33番  住 田 孝 行 君     34番  木 島   丘 君   35番  神 明 政 三 君     36番  西 村 敏 蔵 君   37番  正 畠 明 雄 君     38番  伊 藤 稲 造 君   39番  月 村 俊 雄 君     40番  増 田 正 昭 君   41番  前 本 一 美 君     42番  松 浦 弘 典 君   43番  牧 里 重 喜 君     44番  井 上   貞 君   45番  松 尾 好 子 君     46番  前   恵 介 君   47番  桜 井 康 民 君     48番  大勢登 康 憲 君   50番  中 本   弘 君     51番  山 科 美 里 君   52番  海 徳   貢 君     53番  永 田   明 君   54番  元 田   猛 君     55番  瀬 川 吉 郎 君   56番  兼 桝 栄 二 君     57番  今 田   智 君   58番  竹 永   勇 君     59番  山 本   誠 君   60番  米 田 十 郎 君     61番  八 百 千頭夫 君   62番  宮 本 正 夫 君     63番  柳 坪   進 君   64番  明 星 正 明 君  ─────────────────────────────────              欠 席 議 員 氏 名               な     し  ─────────────────────────────────        職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事 務 局 長 浜 井 澄 人 君  事務局次長議事課長事務取扱                          河 野 康 文 君 議事課長補佐議事係長事務取扱    議 事 課主事 藤 本 光 江 君        遠 藤 玉 喜 君 議 事 課主事 加 藤 泰 秀 君  議事課主事補 植 田 恭 代 君 外関係職員  ─────────────────────────────────            説明のため出席した者の職氏名 市    長 荒 木   武 君  助    役 福 島 隆 義 君 助    役 椎 名   彪 君  収  入  役 佐々木 真 二 君 市 長 室 長 池 田 正 彦 君  企画調整局長 石 橋 正 行 君 総 務 局 長 村 上   健 君  財 政 局 長 山 下   茂 君 民 生 局 長 堀 部 尚 雄 君  衛 生 局 長 吉 田 哲 彦 君 環境事業局長 鍋 岡 聖 剛 君  経 済 局 長 和 泉 禎 一 君 都市整備局長 川 村 尋 男 君  建 設 局 長 青 井 靖 夫 君 開 発 局 長 山 中 賢 造 君  下 水 道局長 赤 司 義 臣 君 消 防 局 長 石 田 嘉 堆 君  水 道 局 長 山 根 龍 春 君 広島市民病院事務局長        安佐市民病院事務部長        小笠原 大 昭 君         益 田   一 君 財 政 局次長 伊 藤 利 彦 君  財 政 課 長 藤 井 克 己 君 教育委員会委員長          教  育  長 宮 永 聰 夫 君        藤 井   尚 君 選挙管理委員会事務局長       人事委員会事務局長        斉 藤   勇 君         天 倉 松三郎 君 代表監査委員 網 井 信 昭 君  ─────────────────────────────────              午後1時09分開議              出席議員 43名              欠席議員 20名 ○副議長(竹永勇君) 出席議員43名であります。  ─────────────────────────────────                開議宣告  ───────────────────────────────── ○副議長(竹永勇君) これより本日の会議を開きます。  ─────────────────────────────────             会議録署名者の指名  ───────────────────────────────── ○副議長(竹永勇君) 本日の会議録署名者として              2番 松 平 幹 男 君              43番 牧 里 重 喜 君 を御指名いたします。  ─────────────────────────────────             日程に入る旨の宣告  ───────────────────────────────── ○副議長(竹永勇君) これより日程に入ります。  ───────────────────────────────── △日程第1 一般質問  ───────────────────────────────── ○副議長(竹永勇君) 日程第1,昨日に引き続き一般質問を行います。  発言通告者に順次発言を許します。51番山科美里君。           〔51番山科美里君登壇〕(拍手) ◆51番(山科美里君) 発言の場を与えられ,若干の意見を述べながら質問をいたします。  その前に,この壇上に立って思うことは,あと幾たびこの神聖な場所に立って,生々流転する社会の流れを直視しながら,善良な市民の負託にこたえるために質問という形で──形の中で郷土のまちづくり論を披瀝する機会があるだろうかの思いが,ふと頭をかすめます。  昭和42年に初めて議席を与えられて以来,悠々,時の流れは21年,先輩諸兄のそれに比べれば,言うほどのことはないかもしれませんが,それは長い時の流れではあります。  その間,市長を初めとする執行部の皆さんに,時には訴えるがごとく,時には怒るがごとく,時には叱咤激励するがごとく,時には涙を流しながら,時には政党政派の主張の渦巻く激流の中で信ずるところを述べ来って21年,今,時代は大きく展開してまいりました。  そして,さらにこれからも限りなく変化を続けていくであろうが,その中にあってよき友もよき先輩,よき後輩も多く議政の場にあらわれ,また去って行きました。  この壇上に立つごとに世の移ろいを感じながら,言葉にはならない感慨を覚えるのは,あに私だけでありましょうか。  さて,今,1988年の後半,あと12年で21世紀を迎えます。これまでも幾たびとなく話が出ておりますが,広島市にとって,来年は市制施行100周年・広島城築城400年の節目を迎える。さらに,広島の大恩人千田貞暁翁の手になる宇品築港100周年の記念すべき時を迎えます。
     かかる大いなる節目を迎えようとするとき,時代もまた大いなる転換の要因をはらんでおります。  産業構造の激変を余儀なくされ,貿易の自由化を迫られ,あわせて高齢化社会への突入は間違いない事実であります。これまでの広島市のまちづくりを顧み,これからのあるべきまちづくりについて問題を提起し,考えてみたいと思うわけです。  既に,これまでの中にも出てまいりましたが,まず初めに,海島博についてお伺いをいたします。  あと10カ月ほどに迫ってきた'89ひろしま海島博に大きな期待をかけるがゆえに,あえて申し上げたいと思うわけでございます。  一体,有能な広島市関係職員は,この博覧会を通して何をどう考え,何をどうしようとしておるのか。また,広島市民はこの博覧会に何を期待すればいいのか。少なくとも現段階における広島市民の意識,感覚は,余りその盛り上がりを肌に感じ取ることができないことは,まことに遺憾なことでございます。  それどころか,逆に耳に入ってくる多くの声は,行政関係者の皆さんに対する──行政関係者の市民に対する入場券予約の押しつけに多くの市民が戸惑っていると言ったら過言でありましょうか。  なぜ,あと10カ月に迫った海島博に広島市民の関心が薄いのだろうか,その理由はいろいろあるだろうと思います。  その中で,端的に言うなれば,これを主導する広島市当局の海島に対する広島湾及び湾岸,島に対する将来展望の不明瞭さ,あいまいさに起因しているのではないだろうか。海島博と期を同じゅうして,近い将来,広島市のまちの姿はこのように変わっていくのですよといった明確なビジョンがはね返ってこない,明らかでないところに問題点が潜んでいるように思えてなりませんが,どうでありましょうか。  政治は,ロマンである。ロマンなきところに未来はないとは,けだし名言でありますけれども,この博覧会を契機に,理想の象徴としての国際平和文化都市ひろしまの器づくりを目指すそのステップとしての博覧会との受けとめ方は,果たしてこの議場内外にいる執行部の皆さん──市行政を主導する皆さんの認識の中で,どれほどの合意形成がなされておるのだろうか。  強いて上手を言うなれば,ようやくにしてこのたび改正される基本構想の中に海島開発の時代的要請にこたえていこうとするその一端をうかがうことができる程度でありましょう。  時代の流れは急であり,都市間の競争は熾烈をきわめていることは,否定できない事実であります。過言かもしれませんが,あえて言わしていただくならば,執行部の時代感覚にずれがあるのではないか,憂慮いたしておるものでございます。それとも,勘ぐった,根性の悪い言い方をすれは,市長さん以下執行部の賢明な皆さんが,時代の流れを知っていながら,行きがかり上まちづくりの戦略の重点をぼやかしているのではないか。  私は,これまで数年にわにって主張を続けてまいりましたが,今,時代は瀬戸内新時代である。さらに言うなれば,架橋新時代とも言えるでありましょう。  産業構造変革の流れの中にあって,最も豊かな生活空間としてのウォーターフロントを見直し,再開発の時代に入っていることを肝に銘すべきであると思うが,どうでありましょうか。  もちろん,先ほども申し上げましたように,都市には都市建設の行きがかりというものがあることも知っています。  アジア大会を目途にした西部丘陵都市構想,新交通システムの建設,駅前再開発等々,山積する諸問題のあることも百も承知はいたしておりますが,澄んだ目で時代の移り変わりを見きわめる目と力を持たなければ,時代に即応したまちづくりを行うことは,なかなか難しいと思うのであります。  しかも,さらに言わしていただくならば,言うまでもないことでありましょうが,建設開発には巨額な投資を伴うのであれば,なおさらにその投資効果,波及する効果のより大なるもの,高いものを求めていこうとする英知と努力を惜しまないことが,特に今,賢明な執行部の皆さんに求められておると私は思います。  端的に言うなれば,臨海都市広島の場合,これからの時代,山への投資が必要でないという暴論を言う気持ちは毛頭ありませんが,比較対照の中で,ウォーターフロントへの投資こそ今必要であり,その効果も高い。さらに,その生み出す追随的,派生的付加価値もはるかに高いことを知るべきでありましょう。  その理由を述べる時間はありませんが,いつか時と所を変えて論議してみたいとは思っております。  まちづくりの戦略の重点をいずれに置くかは市長の判断と思いますけれども,市長の御意見を承りたいと思います。  さらに,参考のために客観的な立場で物を言わしていただくならば,竹下県政の海島博をにらんだ施策を達観すれは,県はまさに長期,中期,短期的展望に立ってその焦点が実によく絞られているような気がしてなりません。  新広島空港建設をもとに,産学官の一体をねらった賀茂台地の開発,さらに,尾道・今治ルートの早期開通とともに,安芸灘諸群島への八つの連絡架橋計画,これによる離島振興計画には,まさに目をみはるものがあります。  さらには,グリーンピア安浦会場,蒲刈島県民の浜会場,瀬戸田サンセットビーチ会場,因島フラワーセンター,大浜崎公園会場等々,県の企図するもろもろの計画を達観すれば,まさに海島博は時宜に適したタイミングのすばらしさを見抜くことができるわけでございます。言うなれば,産業構造の変化を先取りしながら的確に対応している姿ということができないでしょうか。それに引きかえて,政令指定都市広島市の海島博をにらんだ施策はまことに寂しいような気がいたします。  メーン会場があるとはいうものの,言うなれば,県,商工会議所の主導の中,大広島市の,臨海都市広島の積極性なき海島博に終わるのではないかを憂えております。  今のままに推移するなれば,広島市にとって海島博はただ単なる一過性のイべントとして葬り去られる懸念なしとしないと思うが,それは思い過ぎでありましょうか。  広島市にとって海島博とは一体何ぞやということを,今一度原点に返って考えようではありませんか。  今こそ,海・島新時代の到来と素直に受けとめ,あと10カ月に迫ったこの時期に,市民意識を盛り上げるためにも,海・島に対する何らかの施策展開をやるべきだと思うが,どうでありましょうか。たとえそれが小さなことであったとしても,海島博を迎える本当の姿ではないかと私は思うのでございます。  広島市にとって海島博の意義,この博覧会の位置づけ,これからの執行部の皆さんの御決意のほどを聞かせてほしいと思います。  私は私なりに,この海島博に期待をするがゆえに,これに焦点を合わせて集中をしていろんなことを日夜考えさしていただいております。  そういった中にFTZの導入について,このことについて御意見を承りたいと思います。  沖縄に我が国初のFTZが開設されたと聞いております。  今,全国各都市でFTZを設けようとする動きが胎動しております。急激な円高,構造不況,そして国際化,自由化等,逆手にとって貿易の振興,国際交流の窓口として地域経済活性化の起爆剤にしようとする一つのねらいがFTZでありましょう。フリートレードゾーン──自由貿易地域だと思います。  広島市の場合,かかる制度の導入を考えるべき時期に来ているように思えてなりません。日本列島においては,既に沖縄は言うまでもないこと,大分,千歳等は既に研究に着手していると聞いております。隣の岡山は,有名ブランドであるコペンハーゲンのチボリを導入することを決定しました。恐らく,このねらいの中に,あのチボリの公園を再現しながら,その中で関税のかからないステーキが食べられる,入場税のかからないレジャー施設が利用できる,物品税のかからない土産物店,たばこや香水等の免税など,空港や港の免税ショップと同じ仕組みなどを取り入れていこうとする手が打たれていこうとするにおいが,何となしに感じられるわけでございます。  もし,それらのことができれば,観光客にとっても大きな魅力となることは間違いございません。また,市民にとってもそういった利用面において何らかの恩典が与えられるような形を考えるならば,これは大きな魅力になるだろうと私は思います。  広島の場合,広島市という特異性の中で強力な働きかけを国に対して行えば,もちろん十分な構想を煉り上げていくこともありますけれども,地域活性化の方策の一つとして一地域活性化の方策,起爆剤の一つとして考えていく気持ちがあるかないか,ここらあたりの考え方を聞かせてほしいと思いますが,いかがでしょうか。  さらに,海島博に関連をして,政令指定都市広島,すばらしく大きくなってきた広島ではありますが,目を広島の中南部地域に焦点を当ててちょっと見てみたいと思うんです。  湾岸道路が必要である。湾岸道路の必要性と重要性というのは,お互いに広島のまちをつくろうとするものであれば,基本的な認識においては,私は同じだろうと思います。  このたびの予算の中にも,庚午橋の立体交差,海島博をにらんだこの立体交差を──一部の立体交差をやろうとすることに決定をいたしておりますが,あの西部開発のところに,放水路のところに顔を出しているこの湾岸道路,放水路を地下埋で通して空港の北側に行く,あの観音の真ん中までの都市計画は,たしか昭和49年に決定されておるはずです。本当に湾岸道路が必要であり,建設を急ごうということであるならば,こういった既に都市計画決定された,そういった部分に対して,なぜ建設のこの実施段階に入らないのだろうか。  一部の声を聞きますと──これが本当かうそか私にはわかりません。本当とは思いたくない。湾岸道路は必要であるが,言い出したら一番金がかかるんだ,だからなるべく抑えておこうというふうな物の考え方が,もし執行部の間にあったとしたならば,これは大変なことだ,いやこれは県の方がそういった声が聞こえる──県の方から聞こえる。うそか本当か私は知りません。こういった湾岸道路の問題を見ても,考えてほしいと思う。  既に東部の方では,海田大橋のあの威容が見え始めております。そうして,宇品地域の都市計画決定もようやくなされたと聞いております。  問題は,出島から吉島を越えて江波を越えて観音の真ん中までのこの都市計画決定,一体どのような形になるんだろうか。  以前出された資料を見れば,成熟度合いに従って計画決定をしていくというふうな形に書かれておりますけれども,この湾岸道路の建設に対してどのような考え方をしておられるのかお聞かせいただきたいと思います。  海島博に関連をして,先ほども一番最後に申し上げましたように,あと10カ月,ここに迫ってきておる。私は,小さなことでもいい,あのメーン会場をつくるということだけでなしに,市民意識はこの広島湾がどうなるのかということに向いておる。であるならば,小さなことでもいい,あのメーン会場をつくると同時に,何らかの施策を施してほしい,このように思うわけでございます。  広島市の抱える島は五つしかない。金輪島に峠島に似島,弁天島に津久根島,広島市の市域にある島というのは五つしかない。  その中で,どんなに手をつけようとしても,津久根島に手を入れることはできません。おのずから決まってくる。似島であり,あるいは金輪島だ。ここらあたりの開発ということ,既にして似島は,似島開発のこの計画はもう10年も前に出されております。  しかし,この海島博をあとわずかに控えて,先般私は少年自然の家に一泊をいたしました。何ら手が施されようとしていない。これでいいんだろうか。あの少年自然の家から南を回って西側の似島港に出る約5.5キロありますけれども,その間に魚を釣るこの親子連れ,これを三,四十人見ましたけれども,あの姿を見ながら,魚釣り,これは最も健全なレクリエーションだ。であるならば,あの道路を少し整備をし,北側の方は軽自動車しか通れません。ところどころに車を置くモータープールを構えながら,どうぞそこの砂浜で魚を釣ってくださいというふうな,そういった施設整備をすることはそんなに私は難しいことではない。先般の総務委員会で申し上げましたから,あえて細かいことは申し上げませんが,この似島開発も海島博と期を同じゅうして何らかの手を打つべきである。元宇品にいたしましても,金輪島にいたしましても,昨日来のお話の中で多くのこの新しいプロジェクトが計画されております。  そういった形の中においても,行政として一体何ができるか,ここらは考えていく必要があるように思えてなりません。──もうこの黄の時間ですね。申し上げたいことがたくさんあるんですけれども,時間がありません。この程度にさせていただきますが,最後に福祉協議会についてちょっとお伺いをいたしたいと思います。  地域のコミュニティー,連帯感の強化,育成は現下の急務だと思います。時代の風潮は,自分さえよければいい。だれかがやらなくてはならない地域の小さなお世話にいたしましても,なるべくならしたくないといった風潮が極めて濃いような気がいたします。憂うべきことでございます。小さな親切,小さな善意によって隣近所の相互扶助は保たれ,ささやかな庶民の安らぎの場となっていたはずでありますのに,いつか時の流れの中で音もなくそういったものが崩れかけております。都市化されているほど,都心に至るほどその傾向は強いようであります。  これまで私自身もいろいろな団体のお世話を続けて40年にもなろうかとしております。その中に,時代の移り変わりを肌に感ずるのでありますけれども,一体なぜこうなるのか。物質的には恵まれ,豊かな時代でありますのに,もちろんすべてが壊れてきたと,こういうふうには思っておりませんけれども,先ほども──これから申し上げようとしております少年非行,戦後最悪,こういった事実だけ見ても強く感じます。それだけに,健全な,あるべき方向を見出したいと思うわけです。  今日,静かに世の中を見れば,成熟社会のひずみというのは至るところに露呈をしている。市長さん,地域の片隅に目を向けてみてくたさい。地域には多くの団体が組織され,それぞれがそれぞれの目的に向かって活動を展開しております。  ざあっと見たところ,その団体数は学区単位で20から26団体あります。現状を見ますと,地域によって差はあるにいたしましても,それぞれの団体はそれぞれの団体で自主的な活動をどんどん展開をしております。  しかし,考えてみると縦割りだなあということを思います。横の連携が,地域においての諸団体の連携というのがちょっと弱いような気がいたします。これら各種団体を包括し,統制し,調整し,相互の情報交換の場となる現在では,連合町内会が,地区社協が,こういったものよりほかにないような気がいたします。この地区の社協を育てるということについて私は質問をいたしたいわけです。  市の社会福祉協議会も区の社会福祉協議会も,それぞれ月給をもらってらっしゃる職員でもって構成されております。それはそれなりに必要であり,やむを得ない。地区社協,これは,すべて善意とボランティアでもってやっておる。今,この地区社協に対してどれほどの補助金が出されておるのか。私は補助金の多寡によって云々というふうなことは言いたくない方でございますけれども,せめて地区社協を強く育てる,育成強化する必要があるという,この御認識はいただけるだろうかどうだろうか。大体,今,地区社協1団体6万円で──市の方から出される補助金は6万円だと思います。それに,共同募金の配分金等があります。それが十二,三万あると思う。江波の場合──江波地区の場合,これは世帯割りになっているはずですから,それぞれの地区で違うだろうとは思いますけれども,大体十七,八万円というのが社会福祉協議会の年間の補助金。  昭和55年であったかと思いますが,社会福祉協議会のこの基金として1億円を預託したということがございました。非常に私は喜んだわけでございますが,あれからもう8年もたっておる。おまけに,金利は下がる。こういったような状況の中で,この預託金をもう少しふやしていただくわけにいかないのか。名古屋は3億5,000万ぐらい,横浜は5億ぐらいの,この基金というものを持っているはずでございます。  まあ上を見ればきりがない,下を見りゃきりがないということかもしれませんけれども,今の社会情勢を見ながら,この地区社協をぜひとも強力に指導し,育ててほしいと願っております。  最後に,青少年問題についてということでございますが,これは教育長さんにちょっとだけ聞かしていただければと思うんですが,去る8月,中国新聞夕刊は,「少年非行が最悪水準」の見出しで,大要,次のような記事が報道されました。「昭和63年上半期の少年非行の概要は,過去最悪だった昭和58年同期とほぼ同じ水準となった。58年をピークとする非行第3の波が峠を越えておらず,高原状態で続いている。年間では恐らく戦後最高となりそうな勢い」云云ということが出ております。  また,現在のこの少年非行の特徴というものも大体わかるわけでございますけれども,日ごろからささやかな子供たちの健全育成ということに情熱を燃やしてまいっておりますけれども,この非行の現状というものを見ながら,一体何をやっているんだろうかというふうな悩みを持ってまいります。もちろん,非行ということと健全育成ということを両てんびんにして,短絡的に結んで論議をすることには若干の疑義があるかもしれませんけれども,しかし,非行が多いというこの事実。我々大人として考えなければならない問題だと,大きな社会問題というふうに私は考えております。  これらに対して,教育長さんの達見を聞かせてほしいと思います。  御清聴まことにありがとうございました。終わります。(拍手) ○副議長(竹永勇君) 市長。           〔市長荒木 武君登壇〕 ◎市長(荒木武君) ただいまの山科議員の御意見を交えた御質問の中で,海島博を契機として臨海部の開発に早急に取り組むべきと考えるがどうかと,こういう趣旨の御質問でございました。  申すまでもないことでございますが,瀬戸内海は,国内外に誇り得る貴重な資源でありまして,中でも広島湾は本市の個性ある都市づくりを進めていく上でかけがえのない資産であると思います。  今後は,国際平和文化都市の海の玄関口にふさわしい国際港湾の整備,親水性の高い魅力ある水際空間の整備など,広島湾地域全体にわたって魅力的で活力のある空間を整備していく必要があると考えております。  具体的には,御承知のように,五日市地区,草津地区,宇品・出島沖地区などの開発を進め,これまでの生産・流通活動を中心とした利用にとどまらず,港湾機能,国際交流機能,スポーツ・レクリエーション機能などの整備拡充を図ることにより,人,物,情報が交流する魅力ある快適な空間を創造したいと考えております。  また,広島湾の島嶼部におきましても,海洋性リゾート・レクリエーション機能を導入し,海に親しめる空間を整備したいと考えております。  こうした臨海部の開発構想は,五日市地区では既に港湾整備事業として御承知のように実施中であり,宇品・出島沖地区についても,広島ポートルネッサンス21構用として計画の具体化を見つつあるところでございます。  昭和64年に開催される海と島の博覧会は,今後の臨海部の開発のあり方に対し,広く英知を集め,さまざまな提案をしていこうというものであります。  また,そのことによって臨海部の開発事業の展開に弾みがつくことも期待されるところであります。  本市といたしましては,この博覧金を契機として臨海部の開発に一層力を入れて取り組んでまいりたいと,このように考えております。 ○副議長(竹永勇君) 福島助役。 ◎助役(福島隆義君) 地区社協に対しての行政認識いかんという御質問がありましたので,お答えいたします。  御承知のとおり,急速な人口の高齢化に加えて核家族化が進み,家庭における老人の介護機能が低下していることは否めない事実であります。また,今後もこの傾向は強まるものと考えます。  そこで,在宅福祉,地域福祉の一層の充実強化,また,システムの構築が課題であるかと認識いたしております。  このような情勢を踏まえて,行政と民間福祉団体とが連携を密にしながら,それぞれ役割分担をし,トータルとしての福祉サービスに努めるためには,御指摘のとおり地区社協の役割はまことに重大であり,今後もその役割は一層大きくなるものと考えております。  また,地区社協は,こういう福祉面のみならず,地域の各種のボランティア活動あるいは子供会活動等についても御尽力していただいております。  これらの今後の住民ニーズにこたえて活動していくためには,その基本となります御指摘のありました地域福祉活動推進基金の充実はもとより,地区社協の事業費助成につきましても,意を用いながら努力していきたいと,このように考えております。 ○副議長(竹永勇君) 経済局長。 ◎経済局長(和泉禎一君) 自由貿易地域について検討はどうかとの御質問でございます。  お話がありましたように,フリートレードゾーンにつきましては,沖縄振興開発特別措置法に基づき国から指定を受けた沖縄がございます。このほか北海道,仙台,名古屋,九州など数カ所でその設置について検討を進めておりますことは承知しております。  しかしながら,このフリートレードゾーンの設置につきましては,関税法の規制の問題などの法制度の見直しが必要でございまして,課題も多いところでございますけれども,お説のように,本市活性化へ向けて有効な方策と思いますので,今後十分に検討してまいりたい,このように考えております。 ○副議長(竹永勇君) 建設局長。 ◎建設局長(青井靖夫君) 湾岸道路の建設に対してどのように考えておるかということに対してお答えさしていただきます。  湾岸道路につきましては,現在南道路という形で取り組んでまいっておるわけでございますが,これの必要性,重要性について,また,基本的には議員先生がおっしゃられたとおりと認識しております。  広島都市圏の骨格となる主要幹線道路でありまして,広島の都市計画の東西を結ぶ国道2号のバイパス機能を持ち,また,臨海部を有機的に連絡することにより,都市圏における安全で快適な効率的な交通体系の確立に大きく寄与する,地域の活性化を図る上におきましても車要な道路と認識しておるわけでございます。  当面現在の市内の2号を見ましても,非常に都市化が発展しまして,交通量が増大し,目に余るような渋滞を起こしておるわけでございます。これらのバイパスとしても非常に急務を要する道路と我々は認識して取り組んでおるわけでございます。  全線──海田から廿日市市まで23.4キロございますけれども,これらの必要にかんがみ,まず,現在都市計画決定の手続を行っておりますけれども,海田から宇品まで8.6キロのものを取り組みながら,また,中心──吉島・江波を踏まえました3.5キロいろいろ問題がございますので,それらの調査等も本年度やるようにしております。  それから以西の西部開発を通り抜けまして廿日市インター,11キロの間におきましても,早期に計画決定をしてまいりたいと,かように考え,国,県,市ともども一緒になって努力しておる次第でございます。  そのようなことで,先生の方からも言われましたけれども,我々は非常に大切な道路として取り組んでやっておるわけでございまして,御理解を賜りたいと思います。  以上でございます。 ○副議長(竹永勇君) 教育長。 ◎教育長(宮永聰夫君) 非行問題につきまして,御実践の感覚を踏まえた憂慮を背景に,教育委員会の所見についてお尋ねがございました。  非行問題につきましては,これまで授業妨害,公共物棄損,家庭内暴力,対教師暴力,いじめ等,次々とさまざまな角度からの問題提起がありまして,あるときは厳しさに欠ける対処,別のときは規制が過ぎること等が問われてまいりました。  その間,私どもが自戒してまいりましたのは,そのときどきの問題提起に場当たり的に対処することのないようにということでございまして,問題の真の意味や根源に対策するよう努めてきたつもりでございます。  そういう姿勢におきましては,私どもとして,実は通常問題行動ととらえれます現象だけが過大視されるわけではございませんでした。例えば,こつこつ勉強するけど,周囲に対しては傍観的あるいは閉鎖的に終始する子供は,親も教師も余り煩わさないかもしれませんが,むしろ問題行動という形の自己主張がないだけに,その子の発達のありようにより深刻な問題がありはしないかとも考えられたわけでございまして,要するに,子供たちの心がどのようにはぐくまれ,外からのどんな働きかけに対してどんな反応をするのか,そういうことを心で感じ取りながら,彼らの心が開く,つまり,いわゆる心と心の触れ合う教育に努めるしか健全育成の道はないと考えてまいりました。ということは,つまり子供にかかわり,子供の教育に当たる者の心こそが問題であるということでございます。  ある実践者は,他者の立場を理解し,共感し,ささやかでも問題解決の志を共有していくことのほかにはないと述懐しておられますが,まさにそのとおりであると思います。  青少年の非行防止,健全育成の営みに大切な点は,まず親や教師を初め,子供を囲む者の心にあることに思いを定めまして,これに教育行政としてできるだけの手だてを講じたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○副議長(竹永勇君) 51番。 ◆51番(山科美里君) ありがとうございました。  海島博問題を通して,この湾岸地域の細かい問題については,常任委員会の方でいろいろとお話をさしていただいたり,答弁もいただきたいと,このように思います。
     ありがとうございました。 ○副議長(竹永勇君) 次は,30番石川武彦君。           〔30番石川武彦君登壇〕(拍手) ◆30番(石川武彦君) 私は,共産党市会議員団を代表して一般質問を行います。  最初に,消費税の問題について質問をいたします。  この問題は,昨年本議会におきましても売上税反対ということで決議をされております。  今,国会に出ております消費税というのは,御案内のように売上税と基本的にはおんなじものであります。で,変わっておるのは,課税対象が大幅にふえて,水にも食料品にも課税をするという点で,以前より悪くなってる点が変わっていることであります。  所得減税を考慮いたしましても,労働者の8割以上が差し引き増税,全国平均で計算をしますと,市民全体では約200億円の購買力を失うということになります。  で,本市の一般会計への影響を見ますと,財政当局の試算でも,差し引きで約50億円も減収をするということであります。で,これらによる市民負担の増大というのは,当然避けられません。  で,消費税はそういう点では,売上税以上のひどい大型間接税であって,選挙の公約で竹下総理自身が中小企業団体などにやらないと約束をしてきたものであります。  で,市長も6月の議会では,消費税が市民生活に及ぼす影響は少なくないと回答しておられて,これに憂慮の気持ちを示しておられるわけですか,そこで,お願いでありますけれども,公約を守るということは政治家としては最も大切なモラルであります。  で,市長は,105万の市民の生活に責任を負う政治家でありますから,おんなじ政治家として,竹下総理に対して,公約を守って消費税を直ちに撤回するように強く要望していただきたいと思いますが,いかがでしょうか。  次に,平和について質問します。  で,昨年ミサイル落下事故が起こりました。去る6月議会でこれについて在日米軍から防衛庁に非公式の連絡があったと,その内容が紹介をされました。  それには,事故の原因は部品にあったと,それは直したと,こういう程度の連絡であります。  そういう意味では,被害を受けた多くの人々に対し,また不安を感じた広島市民に対し,全く誠意が感じられない人をばかにした回答と言わなければなりません。  で,これに対し,その後きちんと回答を要求されましたか。  で,議会で質問をされたときしか回答を督促しないというのでは,相手にただなめられるだけであります。なぜもっと強硬にこういう重大な問題について回答を要求しないのか,お答えをいただきたいと思います。  次に,アメリカの艦船が横須賀に入港するに当たって,8月29日,平和団体から市に対して申し入れがあったと思いますが,それへの回答はどのようになっているか,お尋ねをいたします。  また,昨日の答弁で,外務省に非核三原則厳守を申し入れたと言っておられますが,その回答はどのようになっておりますが,お尋ねをします。  で,我が党は,これまで何回もこの問題を取り上げまして,神戸市のやり方に学んで,核を積んでいないというアメリカ政府の証明がない限り,アメリカの艦船を日本に寄港させないよう政府に要求すべきではないかということを言ってまいりました。で,これに対して,市長は,その都度日米の事前協議があるから,核持ち込みはないと信ずると,こういう答弁を繰り返してこられました。  しかし,ことしの8月9日の長崎市の平和宣言を見ますと,次のように述べております。陸上配備INFは全廃されるが,米ソ両国の海洋配備INFは,依然として増強されつつあり,日本海などの公海が無制限な核戦略基地に変わりつつある。こういうとき,これ以上の非核三原則空洞化は許されない。米艦の日本への寄港に対し,政府は核兵器の有無を検証する立場を鮮明にすべきである。米ソの軍艦が外国に寄港する際,核の有無を通告するのは,世界政治の重大問題であると,こう述べているんであります。  これは,共産党が言っとるんじゃないんです。長崎市がそのような平和宣言を出しているわけです。非常に重大な指摘だと私は思います。これについて,同じ被爆地の市長さんが共同歩調をとって,政府に長崎市と同様に迫るお考えはないか,お尋ねをいたします。  次に,学校給食の問題であります。  9月7日,私ども市議会文教常任委員会は,県外視察で福岡市に参りまして,同市の中学校での給食について調査をいたしました。で,この福岡市は,10年余り前は中学校給食はしておりません。それが今は全中学校で実施をしております。  お会いした学校給食担当課長は,給食に踏み切った結果,子供の栄養も体力の向上も,また学校内の人間関係の改善も,すべての面でよくなったと,また,母親弁当の方がよいのではないかという意見も出ましたが,その質問に対しても──あっ,失礼しました。母親弁当の方がよいんじゃないんかという意見は出ていないかという質問に対しても,そういうことはほとんど聞いたことがない,それよりももし今この給食を廃止するなどと言ったら,父母は絶対許してくれないと,それぐらい支持されていると,成果を語っておられました。  で,献立表なども見ましたけれども,弁当とは天地の差であります。  6月議会で,私どもの中本康雄議員が市内の弁当持参の学校の実態について述べました。菓子パンだけという子供がクラスの20%前後いたり,片親しかいないために弁当も十分持ってこれない,そういう子供もたくさんおります。  で,こういう実態に対して,教育長は相変わらず中学の給食は拡大をしないと,こういう答弁をされました。で,こういう市の教育委員会の態度によって,市の中学校給食の実施率は年々低下を続けております。  学校給食法は奨励法でありますけれども,はっきりと中学校でも給食を実施するよう求めております。本市の現状は,給食法がないのと同然であります。  当局は,この給食を拡大しない理由を,昭和57年12月定例会での米田議員の給食を実施すべしという質問に対する答弁の中で述べております。どう述べているかと言いますと,要約すると,昭和52年から3年にかけて,学校給食問題懇談会をつくって討論をしていただいたが,中学校給食拡大という方向は出されなかったと,だからストップをしておるんであると,こういうことです。一体,教育委員会は,給食実施を明記しておる給食法よりも,一懇談会を上に置くのか,まずこの点を質問いたします。  で,ところで,それではその懇談会は,市教委が言うような討論をしたのかどうかであります。  で,この会は,広大の名和弘彦教授を座長にして25人の委員で構成され,討論の中心点は全部まとめという文書の中で公表しております。それを見ましても,一番の焦点である給食をストップするなどという文章はどこにもありません。ところが,教育委員会は,給食ストップとは書いていないが,給食を拡大するとも書いていないと,だから,拡大しないと,こう言うんであります。これはもうペテンであります。もともとこの会は,給食の是非を聞く会ではありませんでした。給食の材料はどういう購入方法がよいかとか,献立は現状でもよいか,こういうことを聞くために開いたものであります。  したがって,この会で給食を拡大せよという声がたくさん出なかったとしても当たり前なんです。もともと聞いていないんです。  私は,念のために,懇談会の座長でもあり,まとめの責任者をされた名和広大教授,中心メンバーであった沖増教授,委員の一人であった市の職員などにも話を聞きました。そうすると,一様に懇談会では,中学校給食の困難性を述べた意見は教育委員会の方から出ていたと,しかし,それに同調して,ではやめておこうという声はなかったと,逆に近郊野菜を使えとか,ひ弱な子供が多い,食生活を見直せとか,メニューの複数化をしたらどうかとか,改善案がいろいろと出たのが実態であった。教育委員会は,なぜそういう答弁をしているんだろうかと,びっくりしておられたわけであります。教育委員会がおっしゃることと,懇談会の最高責任者であった名和先生の意見が180度違うんです。で,こう見てまいりますと,この57年12月の給食問題での重要な答弁が,実はうそでなかったのかという疑いが大変濃いくなります。  で,そこで質問でありますが,一つ,あの給食問題懇談会は,給食法があるにもかかわらず,給食の是非を聞くためにやられたのかどうか,まずお尋ねをします。  二つ目は,あの答弁がもしうそでないと言うのであるならば,名和先生の意見もつけて証拠を出していただきたい。私が聞きますと,教育委員会には,これに関する文書はもはや何にもありません。議事録はもちろんメモもないという状態です。本人同士の意見を聞く以外どちらが正しいかをただす方法はもはやなくなっております。ぜひ,お尋ねをします。  第2の質問は,文部省や県教委は市に対してたびたび中学校の給食実施率が低い,ふやすように言っております。最近は,いつ,どのように言ってきておるか,お答えを願います。  で,文部省は,つい先日,7月の1日,健康教育課設置と学校給食に関する通知を出しました。で,これには,給食指導委員会中間まとめ──給食指導研究委員会中間まとめという文書がついております。県に聞きますと,近いうちに市に送付する予定であるということでありましたが,市教委はあらかじめこの文書を手に入れているはずであります。で,これを見ると,中学校の給食実施に特に重点を置いておりまして,今,中学校での実施率が悪い原因は,教育委員会や管理職の中に給食に対する認識が弱い,そのために実施率が低いと,ここを改める必要があると,こう書いてありまして,給食を単に食欲を満たすだけと見るのではなく,生徒の栄養,体力の改善,一部に家族団らんを喪失し,食の貧困があらわれている状態に対しても,これを補うために,また,偏食,子供の成人病などの対策,学校全体の生徒指導の充実のためにも給食を重視せよと,このように書いているんであります。  そこで,お尋ねしますが,教育委員会はこれを見ておられると思います。  今,私が言ったことが決して誇張でも何でもない,文部省の通達そのとおりであります。そのとおりかどうかを簡単に答弁願いたいと思います。  二つ目は,この通知が出たことを機に,市長さんもぜひ子供たちのために真剣に中学校給食の実施を考えていただきたい。御答弁をお願いします。  次に,公園建設についてお尋ねをします。  で,これは本議会での質問,議事録などを見ても,聞いてもそうでありますが,党派を超えた共通の要求であります。非常に切実であります。  で,そこで調べてみますと,広島市の児童公園は全部で550,北九州や福岡市は同じ政令市であって,以前は広島市とほぼ似たような状況であったにかかわらず,この10数年間の間に実に1,100カ所,900カ所という公園を持つに至っております。大変な立ちおくれであります。広島の場合はおくれている。  で,過去5年間の設置箇所数を見ましても,北九州市は171,福岡は168カ所,広島よりも30カ所,35カ所多いわけです。で,北九州市は,この5年間に児童公園用地を約50カ所買収をし,それ以外に先買いをしていた未整備用地を公園にしております。児童公園が550しかない広島市は,両市の倍の努力をしなければならないのに,余りにも努力が足らないと言わざるを得ません。  そこで,質問でありますが,広島市は過去5年間に何カ所の児童公園用地を買収されたか,年平均幾つぐらいになるか,お答えいただきたいと思います。  二つ目は,建設省が公園について公園配置モデルパターンというものをつくっているそうであります。公園建設の目標を示したものでありますが,それはいつ出されて,どのような内容のものか,おっしゃっていただきたいと思います。  三つ目は,国は公園建設5カ年計画をつくって,北九州や福岡市でもこれにのっとって5カ年計画をつくっております。広島市の場合は,つくっておりません。公園建設の立ちおくれを考える場合,こういう他市の経験を取り入れて5カ年計画を持つべきだと思いますが,いかがでしょうか。  四つ目は,市は,公園建設の質問のたんびに区画整理事業の中でつくっていきたいと,こういう答弁をされております。しかし,それが待てる状況でないから党派を超えてこれを問題にしているんであります。  で,具体的にお聞きしますが,安佐南区で児童公園が1カ所しかない山本,中筋,平地部で一つしかない大町,ゼロである川内,原南,こういうところは一体いつ区画整理が始まって,いつ終わるのか,はっきりと答えていただきたいと思います。いつになるかわからない区画整理終了まで遊び場もないが,災害のときの避難場所もない,これを我慢せよと言うのであれは,重大問題であります。  で,こういうところは,区画整理待ちでなく,公園をつくる方策を考えるべきです。基本構想案でも,公園は憩いの場というだけでなく,都市の防災のためにも必要であると,はっきり書いています。今後,どのように対処されるのか,御答弁願います。  五つ目は,人口密集地では,広い土地の確保は大変困難であります。で,福岡市などのように,公園の基準に満たない土地であっても,その地域の状況を見て買収している例にならって,用地確保に努力しなければなりません。そうしないと,実情に合わなくなります。この点は,どのようにお考えか,お答えを願います。  また,公園適地が他にあれば,これを購入されるのかどうかもお尋ねをしておきます。  6番目は,安川廃川敷周辺は,今,どんどんマンションが建っております。そういう意味では,公園がないこの地域は,ますます公園不足がひどくなっておりますが,安川廃川敷公園化事業というのがありますが,この計画を繰り上げて実施してでも,子供たちやお年寄りのためにこたえる意思はおありかどうか,お答えを願いたいと思います。  最後でありますが,この公園での最後は,きょうの新聞でも,西区で公園がないために道路を歩行者天国にして使用していたところ,公安委員会がこれを廃止してしまった。町内会や子供会が1,200人の署名を集めて復活を求めているという記事が出ております。これについては,その小学校の校長先生も大変心配をしておられる談話も出ておりました。  で,これは,公園がいかに必要かを示している事例でありますが,同時に,このような場合は,市としてもその歩行者天国を復活するために,ぜひ努力をしていただきたいと思います。この点を強く要望したいと思います。  次に,高齢者対策であります。  高齢者の社会の到来を前にして,市は高齢化対策長期指針というものを出しました。老人の多面的で切実な要求に照らして,まだまだ不十分であります。  そこで,とりあえず次の3点について善処を求めておきたいと思います。  一つは,所得・就労対策です。  で,これには職業安定所による職業紹介と市内4カ所のシルバー人材センターがありますが,いずれも高齢者の要望に十分沿ったものにはまたなっておりません。  で,シルバー人材センターに対しては,思い切って市の公共事業の一部を振り向け,受注品目もふやして,老人人口の多いところに対しては,サブセンターも設ける必要があります。全市でセンターが四つということでは,お年寄りに対して余りにも過酷であります。  また,事業団にも仕事を回して,任意就労を希望する者には,期間を延長して実施するよう要望いたします。  また,職安とシルバー人材センターの両方の機能を持つ中間的な施設も強く望まれております。これらについて取り組まれる意思はないか,お尋ねをいたします。  老人問題の二つ目は,保健・医療・介護対策であります。  社会保障制度が相次いで改悪され,寝たきり老人,痴呆性老人対策が急務であります。  で,本市では,昭和75年には特養,中間保健施設,老人病院がそれぞれ幾つぐらい必要と考えておられるか,明らかにしていただきたいと思います。  介護を要する老人,病人の増加に対して,中京都や神戸市は老人専用の高度な内容を持った病院を建設して,一般の老人病院を援助しておりますが,これは医療全体の充実にも大変役立つものであります。これを取り入れていくお考えはございませんか,お尋ねをします。  リハビリテーションについても,理学療法士,作業療法士,言語療法士が非常に不足をして困っております。専門の学校をつくってでも対処すべきではないかと思いますが,いかがでしょうか。  老人問題の三つ目は,生活環境問題であります。  高齢者が住みやすいまちづくりを進めるため,福祉のまちづくり環境整備要綱の再検討と,それを具体的に推進する高齢者,障害者の代表を入れた委員会をつくるべきではないかと思いますが,いかがでしょうか。  また,市内には老朽化した木造住宅がたくさんあり,高齢になられた被爆者,低所得者の方が多く住んでおられます。最近,ビル建設のために地上げ屋によって追い出されるという事態も起こっております。広島らしいまちの特徴,人情の機微を残すためにも,神戸市などが行っているように,家主に対しては無利子融資によって近代的な建築物に建て直せるように援助をし,入居している老人には家賃補助を行って入居を助け,まちの特徴を残す積極的な対処が求められると思います。これについてのお考えをお聞かせ願います。  次に,大型店舖の出店と中小商店の保護,育成についてお尋ねをします。  市の統計で見ますと,昭和57年から60年の3年間に市内の卸小売商店は1,207店も減っております。実に年間400店ずつの減少であります。中でも,東区,中区はこの3年間に1割近くも商店の数が減っております。一方,売り場面積500平米以上の大規模店舗は毎年ふえ続けて,年間販売額も伸ばし続けております。中小商店の保護,育成が緊急に求められます。  ところが,広島市が今からやろうとしているのを見ますと,大規模店舗中心の開発ばっかりであります。これでは中小商店はたまりません。  例えば,広島駅前再開発ですが,ここには西武百貨店ともう1店の百貨店が来ます。両方で売り場面積は6万5,500平米,さらに,西部商業街区にも二つの百貨店が進出をし,これで3万平米の売り場面積がとられます。駅前と西部商業街区の四つの百貨店を合わせますと,現在のそごう,福屋,天満屋,三越の4百貨店と全く同規模のものが一挙に出現することになります。これによって大型店のシェアは35%になります。呉にも大型店が出てきます。  こうなりますと,都市間競争に加えて,同じ市内でもブロック間の競争は今後ますます激しくなって,大型店はもうかるとしても,競争力の弱い小さい商店は壊滅的な打撃を受けることになりかねません。  一体市は,これだけの大型店舗の進出に力をかしておいて,長い間市の経済の主役であった中小商店をどうするおつもりなのか,お答え願いたいと思います。  地方都市の再開発は,他都市に勝ち抜くためということで,どこでもこういう大型店中心の開発が行われてきました。しかし,その結果,一部のところしか栄えず,逆に周辺の商店は衰退し,まち全体の浮揚にはなっていないことがたくさんあります。  例えば,昭和57年にそごうを核にして再開発を行った北九州市黒崎地区では,初めの期待と裏腹に,同地区内の商店数は76店,従業員数は548人も減ってしまいました。商店街からも反省の声が出ております。  岡山市でも,かつてダイエー中心の開発を行って周辺が衰退したために,何のために開発したのかわからぬという反省が出て,岡山市が今行っている一番商店街の再開発は,音楽ホールを核にした再開発になっております。  昨年4月30日付日経新聞によりますと,全国39都市の再開発計画の中で,実に22カ所がこのような非商業施設を公共投資などで整備をし,既存店の振興と市民のニーズ充足を目指すタイプに変わってきております。  そこでお尋ねしますが,第1番目は,こういう再開発について,市はどのようにお考えか,お尋ねします。  二つ目は,駅前再開発でも当初は市民文化プラザ的なものを取り込む構想になっていましたが,いつの間にか消えております。これはなぜなのか,お尋ねをします。  三つ目は,周辺商店小売商業適正配置計画によりますと,駅前再開発を行った場合,東の荒神町から西の大須賀町までの約10ヘクタールの駅周辺地区は,増床可能な売り場面積は7万7,000平方メートル程度とされております。ところが,現在のA,Bブロックだけで既に7万平方メートルの増床となっており,残りはわずか7,000平方メートル。で,これではCブロックを初め駅周辺の他のブロックが再開発したいと思っても,ほとんど増床できないことになります。この点はどうお考えなのか,お尋ねをします。  なお,当初Cブロックに計画をされていたホテルがいつの間にかBブロックの中に取り込まれていますが,これはどうしてこうなったのか,お尋ねします。  しかも,そのホテルには,今回9月27日,市内のホテル・旅館組合などが,4団体が集まりまして,西武の進出とあわせてこのホテルに対しても反対を決議しておられます。一体この点での調整はどうなっていたのかも質問します。  4番目は,大型店出店問題については,この適正配置計画の中で,大型店の出店が商業立地を変化させる可能性が強いということから,全市域を対象にした長期的な商業ビジョンを検討しておくこと,これが指摘をされております。  ところが,いまだにこれができておりません。一体,それをつくらずして,大型店進出をここまで許してきたのはなぜですか,お尋ねをします。  また,そこで指摘をされた長期的な商業ビジョン,これは一体いつつくるのか,お答え願います。  宇品造船の跡地へのホテル建設の問題でありますが,これについては第1番目に,昨年のリゾート法成立を機に,一村一品もだめだと,テクノもだめだと,リゾートしかないというので全国で76の地域がリゾートの地域指定に名のりを上げております。  しかし,幾らリゾートと言いましても,肝心かなめのお客さんである労働者は,有給休暇もろくにとれないし,産業空洞化などで人減らしさえ受けている状態で,一体リゾートの中で幾つがまともに生き残れるかとさえ言われております。  昨日の答弁によりますと,西武の計画は将来リゾート法の適用を受けるようになるかもしれないとの含みを持った答弁だと承りましたけれども,もしそのようになりますと,市はこの法律に基づいて出資,補助金,公共事業によるサービスなどを義務づけられ,市財政にとっても大変なつけを負わされることになりかねません。見通しをはっきりさせていただきたいと思います。  第2は,この元宇品地区は,瀬戸内海国立公園の特別地域に指定をされて,湾内でも唯一の自然の緑が残っている貴重な地域であります。市の稀少生物調査報告書でも,元宇品にあるコジイ林は学術上も非常に貴重であって,瀬戸内海地方で破壊し尽くされているが,残っているのはこの地域だけだと言われているような貴重な植物もあります。  そこにこの山よりも高い27階建てのホテルができたら,これらの植物は一体どうなるのか,明らかにしていただきたいと思います。  リゾート法というのは,これまでと違っていろんな規制緩和がありまして,自然公園法,森林法の規制も緩和をされております。元宇品の場合,将来どうなるのか。協定書には,周辺環境を配慮するとなっておりますが,一体だれがこれをチェックするのか,お尋ねします。  また,自然を守るためにいかなる手だてを考えておられるのか,お尋ねします。  この問題での3番目は,昨日来あの西武のホテル建設に関連して,市内のホテル・旅館組合の方々が集まって反対の決議をされております。これに対し企画調整局長の昨日の答弁は,ここはリゾートホテルだから大丈夫だというような御答弁でした。ホテル・旅館業者の方々は,そんなのんきな状態ではないから集まってるんです。もし,もう1回この点で真剣な御答弁をお願いしたいと思います。  最後は要望であります。
     今,天皇の病状に関連をして,いろんな行事の中止が各地に出ております。これについて昨日の答弁では,市が上から関与するようなことはしないと,慎重に行うんだという答弁でした。  また,きょうの新聞には,小渕官房長官の談話も出ておりまして,行き過ぎた自粛はやはり問題があるという談話も出ておりました。  ところで,最近ある行事の中止のために,毎年そこにバザーの店を出していた障害者施設があるわけですが,この行事が中止されました。1カ月も前から準備をしてきたもので,ここで,バザーで売り上げを上げて,毎年100万円程度収入を得て,これをその障害者施設の大変な財源にしておったわけです。これが全部だめになる。人件費にも響くという大変なことになっております。  また,同じこの行事が中止になったために,ある印刷業者は,行事のための印刷を頼まれていて,でき上がっていた。中止になったため,全部要らない。そこで安くせよと言われて,もう往生しとる。  で,こういう状態が各地に広がり始めております。  きょうの中国新聞には,古い話ですが,明治天皇が重体のときに,夏目漱石が,東京での川開きの催しが差しとめになったときに対して,そのときの日記が全部載っております。その中には,細民──つまり庶民がこれがため困る者が多からん。禁ずるの必要なしと,こう書いておるわけですが,全文が載っております。  で,そういうことが今まさにこの広島でも起こりつつある。で,この問題を考えるときに,私どもはあの15年戦争で300万人の国民が亡くなった。2,000万人のアジアの人々がそのとうとい生命を失った。この広島では10数万の方々が一挙にして亡くなられた。その方々の痛恨の思いがまだ残っているわけであります。戦争のためにたくさんの人々も弾圧をされて,命を失いました。そのことを考えないわけにはまいりません。  で,あの戦争が明治憲法のもとで,絶対的な力を持っていた当時の天皇がその名前で始められたものであることは,もう消すことのできない歴史の事実であります。今の憲法は,この反省の上に立って,はっきりと明治憲法と当時の天皇制を否定をして,主権在民を打ち立てたものであります。  で,こういう歴史を考えるとき,主権在民を明記した現行憲法の精神に立って,今後も対処されることを強くお願いをして私の一般質問を終わります。  以上であります。(拍手) ○副議長(竹永勇君) 市長。           〔市長荒木武君登壇〕 ◎市長(荒木武君) ただいまの石川議員の質問の中で,高齢化対策の基本的な考え方について私の方から答弁いたします。  高齢者の対策につきましては,今までも申し上げておりますように,本年4月に取りまとめた高齢化対策長期指針に基づいて推進していく考えであります。  この長期指針については,碓井議員の質問にお答えしたところでございますが,21世紀を,高齢化社会を迎えるに当たっての高齢化対策の推進というのは,だれもがニーズに応じた必要な福祉サービスを受けられるようにするとともに,サービスの費用についても受益と負担能力に応じた適正な費用負担を求めることが必要でございます。  今後,福祉ニーズはますます拡大し,かつ高度化,多様化していくものと考えられますが,これに対応していくためには,公私が役割を分担するとともに,民間サービスの導入を積極的に進めていくことが必要であります。  また,個人の自立自助を基本に据えた高齢化対策を推進するとともに,高齢者を支援していく地域連帯意識を醸成していくことが必要であります。このような考え方に立ち,長期指針の諸施策を展開してまいりたいと考えております。  いずれにいたしましても,高齢化対策は,行政だけでなく,民間──市民が一体となって推進していくことが必要であると考えております。  以上。 ○副議長(竹永勇君) 市長室長。 ◎市長室長(池田正彦君) 平和問題で御答弁申し上げます。  まず,山県郡の大朝町山中へ落下をした米軍のミサイル落下事故に関する調査結果でございますが,この調査結果についてはいまだ正式には回答をされておりません。  さきの6月議会で,中本議員の御質問に御答弁申し上げましたとおりに,非公式な情報によりますと,「事故原因は機械的な機能不良のためである。航空機の構成部品は,米本土の研究所で検査をされた結果,この種の機能不良は極めてまれであるという結果が出ており,米軍は事故防止のための措置を講じた」というふうに在日米軍司令部から防衛施設庁へ連絡が入ったということでございます。  なお,その後,広島防衛施設局から入手をした非公式な情報では,先ほど申し上げました連絡では,事故原因が明快に示されていないため,現在外務省から在日米軍司令部に対して事故原因の詳細について照会中であるということでございます。  次に,米艦船の日本への寄港についてでございますが,広島市は平和宣言におきまして,我が国政府に対し,世界最初の被爆国として非核三原則を堅持するよう求めるとともに,さきの核トマホーク積載可能米艦船の横須賀入港につきましては,昨日坂根議員に御答弁申し上げましたとおり,8月の31日に,東京事務所を通じて外務省に対して非核三原則の厳守を申し入れをしたところでございます。  なお,これに対する外務省の見解でございますが,8月の31日,横須賀に入港したファィフ及びバンカーヒルは,トマホーク積載能力を有している艦船と承知をしているが,従来から繰り返し説明をしているとおり,トマホーク積載能力を有することと,現実にこれを装備するということは別個の問題であり,また,トマホークミサイルは,通常弾頭及び核弾頭の双方を装備できる核,非核両用の兵器である。いずれにせよ日米安全保障条約上,艦船によるものも含め,核兵器の持ち込みが行われる場合は,すべて事前協議の対象となり,また,核持ち込みについての事前協議が行われた場合は,政府としてはこれを拒否するのは当然である。米国政府は,核持ち込み問題に対する我が国の立場及び関心を最高首脳レベルを含めて十二分に理解をしており,また,核兵器の持ち込みを行う場合に事前協議を行うことは,日米安全保障条約上のアメリカの義務であるので,政府としては,核持ち込みの事前協議が行われない以上,アメリカによる核の持ち込みがないことはいささかの疑いも有していないということでございます。 ○副議長(竹永勇君) 企画調整局長。 ◎企画調整局長(石橋正行君) 元宇品造船所跡地へのリゾート施設建設に関する御質問にお答えいたします。  この事業の経緯につきましては,先日御答弁申し上げたとおりでございまして,本市といたしましては,この事業が地域の発展と会社再建に資するものであることから,基本的には協力する旨を表明しているところでございます。  御質問の第1点は,この計画がリゾート法の適用を受けるのかという点にあったかと思いますけれども,先日,御答弁申し上げましたように,この地域は現在リゾート法の対象地域に含まれておりません。  なお,昨日,今後の指定について検討してみたいというふうな趣旨の御答弁申し上げましたけれども,御案内のように,リゾート法の指定は,当面国の方針としては1県1地域というのが方針になっとるようでございます。  そういう中で,造船の構造不況等に直面いたしております瀬戸内中央地域を対象地域として,現在広島県の方で計画が策定されているという段階にあるわけでございます。  したがって,それに次いで広島県の中で2番目の地域として,この広島港区域というのが直ちにリゾート法の指定の地域になるかどうかというのは,非常に困難な問題じゃないだろうかというふうな感じもいたしておりますけれども,いずれにいたしましても,この問題につきましては,今後国のその指定の方針等,さらに詳細に調査した上で判断してまいりたいと,このように考えております。  次に,ホテル建設に伴いまして,自然環境への影響があるのではないかという御指摘でございますが,御案内のように,隣接の元宇品公園は瀬戸内海国立公園の特別区域に含まれておりまして,すぐれた自然環境と学術的にも貴重な原生林を有しておるところでございます。  したがって,協定書にも,事業に係る施設は周辺環境に十分配慮したものとすることとしているものでございまして,このことにつきましては,今後具体化に向けての協議の中で慎重に対応してまいりたいと,このように考えております。  3点目として,既存のホテル・旅館との調整についての御質問がございました。  これにつきましても,先日木島議員の御質問にお答えしたとおりでございますけれども,この計画は,リゾート型ホテルでございまして,新しい需要を喚起するということも十分考えられると,したがって,既存のホテル・旅館ともそういう中で円滑な調整が行われるよう期待していると,こういうことでございます。 ○副議長(竹永勇君) 財政局長。 ◎財政局長(山下茂君) 消費税の関係につきまして申し上げます。  今国会に政府から提案されております消費税法案を含みます税制改革の関連法案,内容的にはいわば何か基本法というような表現しているようでありますが,税制改革法案,そのほかあと個別の所得税なり,あるいは地方税なり,それぞれ改正したり,あるいは新しい法律をつくる個別の5本の法案でございます。  合計6本ということになるわけでございますが,これはその趣旨といたしましては,政府の説明によりますれば,今後の高齢化社会の到来でございますとか,あるいは経済,社会の一層の国際化,そういった将来展望を踏まえまして,また一方では,国民の税に対します不公平感,これを払拭をすると,それから,所得,消費,資産,こういうものの間で均衡がとれました安定的な税体系を構築するという観点に立ったものであるというふうに承知はしておるわけでございます。  その内容といたしましては,国,地方を通じまして,大幅な所得減税を行います一方,消費税を導入をして既存の物品税なり電気税なり,こういった間接税をこれに吸収していると,こういった内容になっていることはよく御承知のとおりでございます。  消費税が,この法案に盛り込まれてるような内容で導入をされました場合には,納税義務者は,やはり事業者と,こうはなっておりますけれども,事業者はその消費税額を価格の方に上乗せをしていく。それによって,最終的に負担は,いわゆる消費者に転嫁をしていくと,こういう建前になってもございますし,また,私どもの地方税財政の運営に影響を及ぼすことともなるわけでございます。  したがいまして,これまでも申し上げておりますとおり,今後この法案の取り扱い──現在ゆだねられております国政の場におきまして,十分な検討,審議がなされることを期待をしているわけでございまして,その審議状況等を注視をしてまいりたいと考えております。 ○副議長(竹永勇君) 民生局長。 ◎民生局長(堀部尚雄君) まず最初に,シルバー人材センターの受注品目をふやして高齢者のニーズにこたえるべきではないかということでございますが,これにつきましては,私どももそのように思っておりまして,多様な会員の就労ニーズにこたえますために,仕事の受注範囲の拡大というのは,これからもぜひやっていかなきゃいかぬというふうに考えております。  そのため,例えば自転車の再生事業のような自主事業の開拓というものも,今からもっと考えていかなきゃいかぬと思いますし,それから,お年寄りの技術の向上がないと,その開拓というのも難しゅうございますので,研修の充実であるとか,あるいはそういうことを通じまして,資質をとにかく向上して,比較的年齢の高いお年寄りでも就労ができる機会というものを極力ふやしていくようなことをしていかなきゃいかぬというふうに考えておるところでございます。  で,このために,高齢者作業室でございますとか,技能訓練室等の施設を備えた中央老人福祉センター分館というのを,あの中区の西白島町,今の中央公民館の北側でございますけれども,そこに建設をする手はずをいたしておるところでございます。  それから,お尋ねの中で,職安による職業紹介と,それからシルバー人材センターとの中間的なものをというようなちょっとお話がございました。  これは,65歳未満の方につきましては,職安を通じましてできるだけ就労促進をやるということをやっておりますし,それから,それ以上の年齢の方々につきましては,無料の相談,紹介ということも市といたしましても取り組んでいるところでございまして,これらはいずれにしても,もっと積極的にやっていかなきゃいかぬと思います。  ただ,中間的なものというのは,ちょっと難しいんじゃないかというふうに考えておるわけでございます。  特に,御質問の中間的と申しますのは,失対とのつなぎのようなことではないかという感じもいたすわけでございますが,任意就労事業の点も引き続いて御指摘があったのですが,これにつきましては,国策として失対事業というのが終息を迎えておるわけでございまして,いわゆる激変緩和として2年間の就労事業と,その後高齢者事業団というのへ引き続いて公共事業を発注するかということになるわけでございますが,本市の場合には,シルバー人材センターというのが,全国的に見ましても非常に熟度の高い団体でございますので,そのシルバー人材センターを育成をしながら,そこに公共発注をふやしていきたいと,このように考えておるところでございます。  それから次に,特別養護老人ホームを昭和75年にどのくらい建てるかということでございます。  これは実は,御承知のように,老人保健施設──一般に中間施設と言っておりますけれども,この建設というのが今からどういう形で進んでいくかということがかなり大きく影響すると思いますし,それから,在宅福祉というものがどのくらい定着していくかというかかわりとの関係で決まるであろうというふうに思うわけです。  で,そういう意味で申しますと,75年の時点での特養の数がどのくらいというのは,今の時点ではちょっと試算をすることは困難でございます。  ただ,当面,特養についての需要というのは非常に高うございまして,毎年100人ぐらいの希望者があるということでございますので,当面はその程度の需要に対応するような特養の整備を進めていきたいと,このように考えております。  それから最後に,福祉のまちづくり環境整備要綱の再検討についてでございますが,この要綱と申しますのは,障害者団体,老人団体の代表の方々の意見を聞きまして,57年に制定をいたしたものでございます。  現在,この要綱に基づきまして整備を進めておるところでございまして,直ちに抜本的な改正をするということにはならないかなというふうに思っております。  ただ,高齢化社会──今からどんどん進んでいくという中でございますので,そういう中でこの要綱の見直しというのは,当然将来的には検討していかなきゃいかぬというふうに受けとめております。  以上でございます。 ○副議長(竹永勇君) 衛生局長。 ◎衛生局長(吉田哲彦君) 高齢者対策のうちの保健・医療・介護対策につきまして3点ほど御質問ございましたので,お答えを申し上げます。  まず第1点の老人保健施設及び老人病院等の昭和75年における整備目標についてのお尋ねでございますが,ただいま民生局長からも申し上げましたように,老人保健施設につきましては,国は昭和75年を目標に全国で26万ないし30万床程度を段階的に整備していくということを言っておるわけでございますが,具体的な整備計画というものは示されていないのが実情でございます。  また,昨年7月に作成されました広島県の保健医療計画におきましても,その必要性,また整備について触れてございますが,具体的な整備内容あるいは整備計画は示されておりません。  そこで,本市におきましては,今申し上げました老人保健施設及び老人病院を含めました本市の保健・医療面各般の課題がございますので,これらについて今後のあり方を今後調査研究をしていこうと考えております。  そこで,その中で,今後の市民のニーズあるいは国,県の動向を踏まえながら,整備目標といったものも考えあわせて検討していきたいと,このように考えております。  2点目の老人病専門の医療施設を市で整備し,他の一般老人病院との機能分担を図ってはどうかと,こういう御質問でございますが,まず国におきましては,御案内かと思いますが,総合的な老人病と申しますか,あるいは老化に関します研究開発や,あるいは調整機能を持ちます長寿科学研究センターの検討というものが行われておりまして,また一方では,国立がんセンターや国立循環器病センターなどのナショナルセンターの整備でございますとか,あるいはそれらの地方ブロックにおきます,ブロック医療機関として高度・先駆的な医療でございますとか,あるいは臨床研究を担いますような基幹国立病院あるいは都道府県立の大病院といったものの充実を国が図っているわけでございます。  一方,広島県におきましては,先ほども御説明いたしました広島県保健医療計画の中で中高年齢者保健医療対策といたしまして,高齢者の心身の特性に応じた医療の確保を図るため,既存の基幹的な病院にがん,循環器疾患に関する高度診療機能の整備を促進することと,このような記載がされて,今後の保健・医療のニーズに対応していこうと,このように記載されてございます。  そこで,老人病専門の高度な治療機能を有します医療機関を本市として設置することにっきましては,ただいま申し上げましたような国の動向や,あるいは広島県の保健医療計画を踏まえて検討する必要があろうかと考えておりまして,現時点におきましては,お申し出のような老人に専用の高度な医療機関,医療機能につきましては,既存にあります基幹的な市内の病院が一般の老人病院と機能分担あるいは連携を図りながら,その役割を果たしていくことが現実的であろうと考えておりまして,また,このためにこういう観点から現在進めております広島市民病院あるいは今後検討いたします安佐市民病院の拡充整備というものに私ども取り組んでるわけでございますので,御理解をいただきたいと思っております。  3点目に,リハビリテーションを行う上での理学療法士,作業療法士,言語療法士が非常に不足していると思うが,それらの療法士確保のために市立の専門学校を建設することについてどう考えるかと,こういう御質問でございますが,まず,それらの理学療法士等の充足状況でございますが,まず,理学療法士につきましては,県内では163名,広島市内には63名,作業療法士につきましては,県内52名,広島市内18名,言語療法士は,県内が14名で,市内が5人というようなことでございます。  で,今後老人保健施設の増加あるいはリハビリテーション医療の拡充強化,こういったことによりまして,ただいま申し上げましたような専門的な療法士の需要が増大することが想像されます。また,その養成,確保が必要になってこようと思われますが,それらの方々につきましての市立の専門学校を建設するということにつきましては,一昨日の新聞報道にもよりますと,厚生省の方におきまして,医療関係者審議会の理学療法士作業療法士部会が,全国的にそれらの療法士の養成施設の定員増についての意見書が厚生大臣に提出されたというようなことが報道されております。そこで,国の方におきまして,そこいらの療法士等の養成についての一つの考え方が出されるというふうに考えております。  また,本県内におきましても,呉にございます国立呉病院におきまして理学療法士の養成が行われておりますし,また聞きますところによりますと,広大の医療技術短期大学の中にもそれらの療法士の養成課程がつくられるやに聞いておりますので,今後これらの動向を私どもとしては注目してまいりたいと,このように考えているわけでございます。  以上でございます。 ○副議長(竹永勇君) 経済局長。 ◎経済局長(和泉禎一君) 大型店の進出で中小商店に与える影響はどうか,中小商業者の振興はどうかという御質問でございます。  大型店の出店は,消費者の便宜を増大したり,その地域の商店街の商圏を拡大させ,活性化させるメリットをもたらす反面,大型店の出店に伴う立地条件の変化や競合によりまして,中小小売商への影響がデメリットとなるところでございます。  このように大型商業開発による中小小売商への影響は,ケース・バイ・ケースによって異なるところでございます。そういうことでありますので,大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整に関する法律という,こういう法律がございますが,この法律によって,消費者の利益の保護に配慮しながら,中小小売商への影響を緩和するために,大型店の事業活動が調整されているところでございます。  御指摘の駅前再開発や西部商業街区は,本市が今後さらに発展していくための多心型都市づくりの一環をなすものでございまして,それぞれの地域持性に合った魅力ある商業集積とその拠点性の形成が期待されているところでございまして,その手段の一つとして各店舗を参入させることは顧客吸引力を高めたり,地域商店との互いの魅力を高め合う相乗効果としてあらわれるものと考えております。  しかしながら,その規模等につきましては,申し上げました大規模小売店舗法に基づく調整を受けるところとなるものでございます。  本市としましては,こうした商業開発の状況を踏まえ,中小小売商に対して,経営の近代化や魅力ある商店街を形成するため,ハード,ソフト両面にわたり種々の施策を講じて,積極的に中小小売業者の支援をしているところでございます。  それから,商業ビジョンをつくるつもりはないのかとの御質問でございますが,広島駅周辺小売商業適正配置計画は,本市が昭和56年3月に広島駅周辺地区を対象として小売商業の近代化を推進するためのビジョンとして策定したものでございます。  広域的かつ長期的な商業ビジョンに対しての本市の取り組みとしましては,新市内につきましては,昭和57年度の安佐北区広域商業診断を皮切りにいたしまして,逐次各区ごとの広域商業診断を実施しておりますし,商業集積の多い旧市内につきましては,それぞれの商店街ごとに商店街診断を実施してきているところでございまして,これらの診断におきまして,市域内各地の地域特性に応じたきめ細かい小売商業の振興策や商業施設の整備等を提言してきているところでございます。  今後とも情勢の変化に応じながら広域商業診断,商店街診断を実施しまして,各地域の商業のあり方等経営指導に努めてまいる所存でございます。  以上でございます。 ○副議長(竹永勇君) 都市整備局長。 ◎都市整備局長(川村尋男君) まず,公園建設についてお答え申し上げます。  御指摘のありました公園配置模式図は,昭和51年に国が示しましたもので,その内容は,市街地1キロメートル平方を1近隣住区としてその中に児童公園4カ所,近隣公園1カ所を設置することが望ましいとされております。  本市では,過去5カ年間,58年から62年でございますが,34カ所の児童公園用地を取得しておりまして,年平均は約7カ所でございます。本市の公園整備につきましては,広島市実施計画の一環として3カ年計画を策定をいたしまして,計画的に実施しておるところでございます。  市街地で児童公園が少ない地区につきましては,逐次適地調査を行い,用地提供の協力が得られれば,優先的に整備していきたいと考えております。児童公園の整備に当たりましては,補助対象となり,かつ緊急度の高い地域から逐次整備を進めておるところでございまして,御理解を賜りたいと存じます。  安川廃川敷の整備についてでありますが,現在,廃川敷全体の整備計画を策定中でございまして,この計画に基づき整備の促進を図ってまいりたいと考えております。  なお,中筋,川内等の区画整理についてのお尋ねがございましたが,これらの区画整理につきましては,現在のところ実施の──実施可能かどうかを含めて不明でございます。  それから,高齢者住宅についてお答え申し上げます。  本市が昨年7月に行いました高齢者の生活実態の意識と──生活実態と意識に関する調査結果で見ますと,持ち家居住が最も多く75.8%を占める一方で,民営アパート居住も5.1%となっております。この民営アパートに住んでおられる高齢者世帯の特性といたしましては,高齢者だけのものが多数を占め,しかも低所得階層が多いという実情でございます。  こうしたことから,今後の本格的な高齢化社会の到来に向けまして,これらひとり暮らしや夫婦のみの高齢者世帯の居住の安定が図れるような施策が必要であると考えておりますので,御提案の神戸市の例も参考にしながら,今後研究してまいりたいと考えております。  最後に,駅前再開発についてでありますが,広島駅前の再開発ビルにつきましては,昭和55年度に策定をいたしました広島駅表口地区市街地再開発基本計画におきまして,市民文化プラザや駐輪場などの公共的な施設を導入することが望ましいとされております。  この基本計画をもとに,地元準備組合と計画内容の具体化を進めており,本市の玄関口という立地条件や市有地があることから,当初の基本的な考え方を踏襲いたしまして,現在の計画ではA,B両ブロック合わせてホールが約4,900平方メートル,駐輪場約2,800平方メートルといたしております。  広島駅前の再開発事業につきましては,再開発基本計画をもとに事業の具体化について検討を加えてまいったところであります。  施設計画については,地域の拠点性の向上や土地の有効利用を図るとともに,外部環境の変化や事業採算性も考慮した結果,基本計画に比べ商業床の増加やホテル導入が行われておるところであります。  商業床につきましては,昭和55年度に作成をいたしました広島駅周辺小売商業適正配置計画における広島駅周辺の適正な増床可能面積の範囲内の計画となっております。当地区の再開発事業は,本市の復興を支えた当地区の地盤沈下に歯どめをかけ,商業拠点としての機能回復を目指す地元の中小商業者による商業近代化のための共同事業でありまして,核店舗の導入は,地域商業の拠点性向上と営業権利者の経営の安定に資するものであると考えております。  以上でございます。
    ○副議長(竹永勇君) 教育長。 ◎教育長(宮永聰夫君) 学校給食問題懇談会に関連しての御質問が3点にわたってございましたので,初めにこれについてお答えをさしていただきます。  第1点は,給食問題懇談会の考えというものと,給食法とどちらが優先するのかといったような御趣旨のお尋ねがございました。  御意見をいただいてきております給食の問題というのは,給食指導というものを教育課程に取り入れるかどうかという問題でございますので,教育課程編成の具体的な基準,方針といったものを考えていく場面でのことで申し上げますと,お尋ねの事柄は,教育課程編成において総合的に勘案すべきものであると考えております。  第2点は,給食問題懇談会の内容についてのお尋ねでございますけれども,この懇談会には,一つに学校給食の運営体制の問題,二つに学校給食実施上の諸問題,三つに中学校における学校給食の問題について意見を求めたものでございます。  このうち,中学校における学校給食の問題につきましては,その基本的な考えや今後の方向について,さらに十分検討する必要があるというふうに報告されているところでございます。  第3点として,これに関して昭和57年12月議会における教育長答弁についてのお尋ねがございます。  御指摘のありました答弁は,給食問題懇談会からの,中学校給食はその基本的な考え方や今後の方向等につきさらに十分検討する必要ありとする報告事実を,給食懇談会の報告でも今後の検討課題とされというふうに要約し,これについての一つの見方,拡大の方向を示すには至らなかったものと理解していますいうことを要約に続けて申し述べております。  私どもといたしましては,拡大,不拡大の二つの意向がある中で,検討課題とされたということは,拡大の方向を示すに至らなかったとも,拡大しない方向を示すに至らなかったとも理解できることでございまして,御指摘の答弁場面におきましては,拡大という方向でのお尋ねでございましたので,それに即しましてお答え申し上げたものでございます。  付言さしていただきますと,拡大という方向のお尋ねに対して拡大しない方向を示すには至らなかったというふうに例えば申し上げますのは,殊さら反対の方向を向いてお答えすることになるのではないかと思っております。  次に,文部省,県教委からの指導はどうかという点につきましては,最近文書による通知はないが,会議等の中で,口頭によって都市部における中学校給食実施率が低いという実態を踏まえた実施要望が国,県からなされているところでございます。時期は,本年5月ごろというふうに記憶しております。  また,お尋ねの文部省の通知についてでございますが,その内容は入手して見ております。  先ほど議員からお話がございましたことは,その内容の一部であるというふうに受けとめさしていただいております。  中学校給食に対する教育委員会の考え方について市長へのお尋ねがございましたけれども,この問題というのは,やはり教育内容の選択の問題でございまして,教育委員会が管理し,執行する教育に関する事務でございますので,そのように御理解を賜りたいと思います。  以上でございます。 ○副議長(竹永勇君) 30番。 ◆30番(石川武彦君) 大変,大変難しい答弁をいただいてわからぬようになりました。二,三再質問をしたいと思います。  最初の平和問題でありますけれども,お聞きすればするほどですね,アメリカ軍当局の広島市への対応というのは本当に人をばかにしとると思うんです。自分であんなものを上空で訓練しとって落としといてですね,要するに知らぬ顔をしとるんとおんなじようなことです。世間の常識ではおよそ通らぬことですね。そういうことをされておいて,もっと強硬に督促しなければねえ,私はこれはもう本当になめられる思うんですね,日本全体がなめられると思うんです。ましてここは被爆地なんですから。まかり間違えば広島に落ちた可能性があるんですよ,あれは。だから,私ら問題にしとるんですよ。遠くの日本海や太平洋に落ちるんと違うんです。だから問題にしてるんです。にもかかわらず,何でもっと強硬に督促しないのか,この点は強く要望しておきたいと思います。それから,都市整備局長のお話は,従来とかなり色合いが変わってきておるように思います。公園のおくれをお認めになったようです。  それから,ないところには,都市計画事業がですね,全くないという地域が相当数あることもお認めになったようです。そういうところでは,公園について特別に積極的にやらにゃあならぬということもお認めになったようです。これについては,その点は了としますけれども,今後北九州などに見習って強くそれを積極的にですね,取り組まれることを要望して,細かいことは委員会の方に譲りたいと思います。  教育長にお尋ねしますが,それは答弁要旨をですね,全部詳しくいただきたいと思うんです。何を言われたんかよくわからぬのです。本当にわからない。とてもじゃないが,学校の先生のお言葉とは受けとめられぬような話で,そう言っちゃ何ですが,こちら側で市長さんも笑っておられたです。それで,こりゃあですね,言いわけにならぬですね。きょうここで長くやれば切りがありませんから委員会でやりますけれども,ひとつよく御準備を願いたいと思います。  ─────────────────────────────────                休憩宣告  ───────────────────────────────── ○副議長(竹永勇君) この際,暫時休憩いたします。              午後3時09分休憩  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜              午後3時36分開議              出席議員 42名              欠席議員 21名 ○議長(柳坪進君) 出席議員42名であります。  ─────────────────────────────────                開議宣告  ───────────────────────────────── ○議長(柳坪進君) 休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を行います。  発言通告者に順次発言を許します。  48番大勢登康憲君。           〔48番大勢登康憲君登壇〕(拍手) ◆48番(大勢登康憲君) 私は,民主クラブを代表して質問をしてみたいと思います。  昨日来,質問項目の中で重なる点たくさんございますので,できるだけ重複を避けて簡潔に質問をしてみたいと思います。関係者におかれては,明快なずばっとした答弁をひとつ期待して質問をしてみたいと思います。  最初にですね,広域行政と合併ということですが,これも昨日来懇切丁寧な答弁がございましたが,二,三聞いてみたいと思います。  今日,21世紀を目前にして,国,地方を取り巻く時代的な潮流は大きく二つあり,その一つは国際化そして情報化,技術革新,高齢化の進展などの大きな変化であり,その二つは東京一極集中に対する多極分散型国土形成であると考えます。  広島市の都市づくりを眺めた場合,我々の先駆者は,常に時代の変化に積極的に対応し,広島市を国土の発展の一翼を担う都市として発展するよう英知を傾けられてきたところであります。こうしたことを思い浮かべるとき,今,我我は現在の時代的潮流を十分踏まえて,間もなく到来する21世紀においても引き続き広島が発展するための土台づくりをしておかねば,将来に禍根が残るのではないかと危惧するものであります。  こうした観点から,広島都市圏の現状を見たとき,未合併地区が残っていることは,幹線道路,港湾,駅前再開発,下水道を初め都市発展のための基盤整備を著しく阻害しており,未合併地区との一体化は早急に取り組まなければならない重要課題であると考えます。  したがって,昨日の本会議でも議論されましたように,早期合併の実現に向けて国,県,経済界,地方団体等の支援,協力を得る中で,新たな観点から積極的に対応されることを希望する次第です。  そこで,きのうもありましたが,その中で海田町にとって言えば,昨年2月に海田町の駅前再開発を含めて,広島市がモデルプランを持って海田町に市長が臨まれたわけでありますが,その後海田町の方からはナシのつぶてだというように聞いておりますが,この点について,さきの6月議会でもこれは質問があったと思いますが,どのような対処をされておるのか。また,相手の方はですね,何にも言わぬのか,言うておるのか,そこらあたり言いっ放しで相手の出方を待つということなのか,そこらあたり聞いてみたいと思うんです。  このことは,今までの広島市が進めてきたことによって,特に来年の市制100年なり,築城400年をともに祝おうということでもあったわけでありますので,この点について,特に聞いてみたいわけであります。  府中町においても,町長がかわり,その後の対応もどのようにされておるのか。  特に,私は思いますのに,この広島都市圏いうことは,将来の広島市において,広島というのはどのような位置づけをするんかということが,理事者だけでなしに,議会にもまたこの都市圏に住む者の責務であろうと思っております。 そういう観点から明快な御答弁を期待する次第でございます。  次に,県と市の行政対応ということでございます。  これは,県は市町村を包括する広域地方公共団体として,広域にわたるもの,統一的な処理を必要とするもの,市町村に関する連絡,調整に関するものの──及び一般の市町村が処理することが不適当であると認められる程度の規模のものを処理するものとされています。  広島市は,昭和55年4月に政令市に移行したことに伴い,国,県から相当程度権限の移譲を受け,県並みの権限を付与されたところでありますが,昨今の国際化,情報化,高齢化,技術革新の進展など急激な時代の変化の中で21世紀に通用する国際平和文化都市の建設を進めていくためには,なお広島県の協力を仰ぐべき点も多々あると考えられます。  このため,広島県と広島市との連携を強め,言うべきことは言い,聞くべきは聞き,相互に協力し合い,また分担し合って行政を推進していくための体制が重要と考えられます。  広島県と広島市の間においては,以前より知事と市長のトップ会談が定期的に開催されていますが,その取り組みの状況,協議等々についてどのように進めておられるのか,この点についてお聞きしてみたいと思います。  次に,アジア大会の──競技大会のことについてお聞きしてみたいと思うんです。  これも,昨日来非常にたくさんな質疑が交わされておりますので,これも数点についてお聞きしますが,この点については,先般,17日からソウルで行われました大会には,視察団の一員として参画することができました。この機会に厚く厚く御礼申し上げます。  それで,私は,大会を目の当たりに見まして,6年後に開かれる広島のアジア競技大会が,この大会までにいかぬまでも,それに準じた盛大な大会であらんことを祈念しながら視察してまいりました。  それで,目の当たりに見た点について,二,三申し上げ,質問をしてみたいと思います。  ちょうど入場式の関係でございますが,10万人を集めるということは,私は初めて見ました。非常に10万人という人数はいろいろ聞いておりますが,こんなにたくさんの人がよく集まるもんだなということを,一堂に会するもんだなということを見ました。広島はそれに比べれば,半分の5万人と言われておりますが,非常に盛大でありました。  で,特に,民俗的な舞踊を初め,いろんなセレモニー言いますか,そういうものがありまして,国を挙げてこのことに取り組んでおるということでございまして,これもすばらしいことだなということを見てまいりました。  そういうことで,これ,朝7時半に宿を出まして,大会が10時半ということでありましたが,非常に交通体系その他準備が非常によくできておりまして,思ったより早く着いたということもございますが,道路の広さ,また大駐車場というようなものを目の当たりに見まして,昨日来皆さん方の御指摘の点について,理事者はもちろん我々もどのようなことを今後協力すべきかということを考えさせられました。  特に,御案内のように,時期が時期だけに,警備の問題というのは非常に厳しいものがありまして,昨日来大会参加の選手が広島で合宿ができなんだとかいうようなこと等もございましたが,将来に向かってはこのようなことのないような格段な配慮が必要ではなかろうかなということを思いまして,重複にならぬということで2点ほど聞いてみたいと思います。  アジア競技大会のですね,開催運営準備を現時点どのように進められていこうとしておるのか,今後の対応をいま一度聞いてみたいと思うんです。  そして,2番目に広島市を中心とした県下一円の施設の整備状況,ここらあたりは現時点どのようになっておるのか,ぜひともこれは大会までにはそれぞれ間に合わせにゃいけぬということでございますが,今時点検討されておる内容はたくさんあると思いますが,その点わかっておるだけでもひとつ披瀝してもらいたいと思います。  それから,指導者なり,また選手強化の関係でございますが,これについても教育長の方から昨日ジュニアの関係者の育成について努力をしたいということがございました。この選手強化ということについては,指導者の問題もあるでしょうし,またそこに出ていく強化以前の素質の問題もあるでしょうし,精神力の問題もあるでしょう。メンタルの面というのもたくさんあると思いまして,特にそこに出ていって平素の実力が発揮できるような体制というのはどこらあたりに持ったらいいもんだろうかなということで,今後どのようなそこらあたりの非常に難しいと思いますが,指導についてお考えか,お聞きしてみたいと思うんです。  次に,今後の都市づくりについてお聞きしてみたいと思います。  戦後の都市づくりの中で取り残されている地区が,広島市でも随分あるわけでありますが,今,ちょうど進めております段原再開発の進行状況を目の当たりに見て,取り残されたといいますか,その地区,特に市域の中でも南部──南の地区というのが非常にたくさん残っておるわけであります。皆実町それから宇品,江波,その他挙げれば数多くあると思いますが,こういうところのですね,戦災復興の土地区画整理事業が行われてないということで,その後40年も経過した今日でありますが,そういうことでデルタ地区の市街化,市街化をどのように今後進められようとしておるのか。  木造家屋,老朽化したものもたくさん等ありまして,火災等々についても不安がたくさん募るような状況であります。ここらあたりについて,基本的な今後の取り組みについてお聞きしてみたいと思います。  それに関連することでございますが,市の中心部といいますか,この中心部の整備も区画整理をやったときに比べると,今のモータリゼーションといいますか,そんなことまでは車の量がこれほどふえるとは予測は恐らく多くの人がしてなかったんじゃないかと思います。  そういう中で,新交通が紙屋町周辺に来るということで,その付近一帯にも,一つは再整備,将来にわたってはしなければ──中心街でもしなければいけぬということが当面起こり得る問題であろうと思います。  特に,この市民球場あたりはですね,昨年来再整備をして非常にいい球場になってはおるわけでありますが,将来に向かって,21世紀に向かっては再整備いいますか,これが出島地区のですね,メッセ・コンベンション地区とか,西部丘陵とか,そういうところへ今できたばっかしの後楽園ではありませんが,全天候型の球場なり,そういうものでほかのものと併設した考え方いうことも今後検討をされる必要があるんではなかろうかと思っております。  そういうことで,ここらあたりは今後21世紀に向かってどのようにお考えを持っておられるか,聞いてみたいと思います。  次に,道路交通問題でありますが,これも昨日来たくさん出ております。  特に,道路問題というのは,私たちの話をするたびに上がってくる問題でありまして,この解決ができれば,だれも苦労せぬようのというのがございますが,特にその苦労というのが市長を初め関係者随分お持ちであろうと思いますが,そういう中で先ほど来出ておりますこの南道路の海田から宇品間についてですね,都市計画決定が行われる手続がされておるようでありますが,それから次のですね,今度は観音町との間のですね,都市計画決定,これについての実施というのは,先のことになると思いますが,これを早期に決定をしてですね,少なくとも広島の東西の流れをよりスムーズにするということの見地から,今どのようになっておるのか,聞いてみたいと思います。  それから,先ほど申し上げました段原地区の区画整理に関連しておることでございますが,比治山に今回提案をされております大規模なトンネルが計画されております。そういうことで,非常に段原地区と中央部が今つながるのに非常に狭い道でつながっておりますので,これが開通した暁には非常にいい環境になるんではなかろうかということを思います。そういうことで,感慨がだれもひとしおではなかろうかと思います。そういう中で,比治山トンネルの着手はするということになっておりますが,それに伴ってですね,道路の──道路はまちづくりをつくる根幹であるということが言われておりますが,鶴見橋も今そういうことで計画をされております。  そういうことで,比治山が今度はそこへ抜けたときのですね,後,今度は比治山は現在公園として春には桜の花見,市民の憩いの場所であるとともに,市内観光のバスルートにもなっております。年間を通じて多数の観光客が利用しております。さらに,現代美術館が昭和64年4月に開館するなど都市公園としてだけでなく,広島の名勝の一つに数えられております。  そこで,このトンネルの工事に早期に着手すべきであることは十分に知っておりますが,比治山の持つ特殊性から工事の安全性及び施工方法など,工事の概要と段原再開発事業の調整についてお聞きしてみたいと思います。  次に,交通規制についてでありますが,先ほどもちょっと出ました西区の西観音町の道路で,10数年来歩行者天国になっておるところがございます。この前の敬老の日から突然車両が通るということになったようでありますが,そういうことで,きのう,またけさの新聞等にも出ておりましたが,ある日突然にということでどのようになっておるんかということで,私のところにも話が,問い合わせがたくさん来ましたが,そこで,この交通規制を解除するときには,どのような手順で解除するのかいうことでございます。  そういうことで,関係の──市の関係者と思われる窓口にいろいろ聞いてみましたが,そのだれ一人としてその事実を知っている職員はおりませんでした。  これでは,市の管理者としてですね,何を道路の管理をしておるんかということになるんではなかろうかなとも思っております。  で,これは,規制のときは──規制のときは県警が──県警なりそれぞれの警察署が市の窓口に相談をすることになっとるんですが,解除するときには条件がよくなるんじゃからいいじゃろうということで,今まで相談がないということが事実のようであります。  こういうことでは,まさに道路管理者の責任を放棄しとるということにつながるんではないかと思いますので,今後県警なり公安委員会なり,こういうところとも十分連絡を密にしてですね,まさに歩行者なり市民の行政というのは警察に限らず,行政も市民の生命と財産を守るということが第一義的にあるわけでありますので,その点で,ひとつどのように進められておるんか,お聞きしてみたいと思います。  最後になりましたが,市民のモラルということでございます。  最近,公民館とか区民スポーツセンター,そして区民文化センター,公園等等でコミュニティー施設が積極的に整備されていることは非常に喜ばしいことでございます。  そういう中でですね,そこで起こるいろんな問題がたくさんございます。例えば,公園あたりでは,早朝からゲートボールをすると,楽しんで。ほいで,お年寄り,高齢者に対しては,体力のより充実,またコミュニケーションということで市の方もそういうことを進めておる。で,加えて,今度は付近住民にとっては,非常に朝寝とってもまくら元で頭をたたかれるようなというような相反する面というのが随所に起こっておるわけであります。公園の落ち葉が家のといにかかるとかいうようなことで,非常に大きな問題があります。で,これ,この数年前の話ですが,ピアノの音がやかましいとかいうことで殺人事件まで起こるというようなことが,非常に悲しいことが起こっておるんです。  そういうことでありまして,また,先日,きのうも話が出とりました佐伯区のある中学校においては,先生が──生徒が同盟休校みたいなことをやるというようなことで,何がどうなっとるんかこんがらがって聞く方もようわからぬというようなことになっておるんではなかろうかと思います。  そういうことで思いますのに,この市民──広島市は市民道徳というものを皆さんから募って用意しております。で,市民道徳というのはどういうもんや言うても,皆,ほとんど知らぬのではないかなというように思います。  で,教育委員会におかれてはですね,今のようなことについて,市民のそういう意識高揚いいますかね,非常にモラルということでは,非常に難しいことと思いますが,市民意識の高揚という面で,教育委員会の担当のようでありますが,どのように考えておられるのか。  また,広島市の広報課においては,「市民と市政」というのを1日と15日に月2回定期的に発行しておりますが,そこらあたりに,市民道徳なるものを月に1回でもですね,掲載して,殺伐とした今の世の中で幾らかでも意識高揚に努める方法というのを考えられるお考えはないか,この点についてお聞きしておきます。  それと最後になりますが,昭和55年4月に政令市になったときに,各戸に「暮しのガイド」というのをお配りしております。これは非常に分厚いものであって,非常に読みにくいということで,約10年近くたったまま,皆さんそれはどこにあるんか皆わからぬというようなことでありますので,例えは,広島市の行政とのかかわりの中で,出生──生まれた,おぎゃあと子供が生まれたときにはどこへ届け出をするんよというようなごくありふれた,簡単なですね,何かパンフレットみたいなものを毎年か2年に1回か,そういうものを皆さん方の,市民の各戸,各世帯に配るいう,配付してですね,より市民と行政が近くになるような手だていいますか,そんなことが考えられぬもんかなということを私は思います。  そういう点で,そこらあたりの考え方,来年度早速ですね,そんなことを実施してもらったらなということを期待して私の質問を終わります。  どうも御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(柳坪進君) 市長。           〔市長荒木武君登壇〕 ◎市長(荒木武君) ただいまの大勢登議員の質問の中で,特にデルタ地帯の南部,南の方にはいろいろやはり浸水その他の問題があるようでございますし,また,それらの地域については,戦災復興土地区画整理事業の施行区域外になっておるために,段原再開発と同じようないろんなやはり都市整備すべき問題があるようでございますが,そういうものに対してどういう──居住環境上の問題があると思われるが,どうするのかというようなお尋ねではなかったかと思うわけでございます。  広島市が,43年前の原爆の廃虚の中から,今日のような中四国地方の中枢都市,政令指定都市へと発展してきた一番大きな要因といたしましては,戦災復興土地区画整理事業によりすぐれた基盤施設が整備されたと,こういうことではないかと思うわけでございます。  そういうようなことで,御指摘のように土地区画整理事業の施行区域外におきましては,居住環境上の問題を抱える地区が見受けられるのも事実でございます。  デルタ市街地南部におきましては,将来,御案内のように,湾岸道路──広島南道路の整備が予定されておるわけでございまして,これにつきましては,広島市,中国地建あるいはその県合同でこの具体化についての整備手法が検討されておるわけでございまして,そういうようなところから,このような非常に問題を抱えておりながらも,やらなければならぬ南道路の整備を進めるに──進めることがその周辺地域に与えるインパクトは極めて大きいものがあろうと,こういうふうに私ども考えておるところでございまして,これを機にまちづくりを推進──都市づくりを推進していくことが極めて肝要であろうと,このように考えておるところでございまして,そういうところで,現在地域の実態調査を行っているところでございまして,その結果を踏まえ,今後沿道市街地のまちづくりを検討してまいりたいと,このように考えておるところでございます。  その概要等につきましては,担当の局長の方から,この際,詳しく御説明を申し上げておきたいと,このように思います。 ○議長(柳坪進君) 企画調整局長。
    ◎企画調整局長(石橋正行君) まず,合併関連の御質問にお答えいたします。御指摘のございました海田地区の都市整備構想案は,本市が海田町に対しまして,安芸地区の一体的な整備,発展を図るためには,海田町との合併が必要である,こういう申し入れに対しまして,町の方から,それでは安芸地区の一体的な整備,発展を図るために,海田地区の果たすべき役割について,広島市としての考えがあれば提示してほしいという申し入れに対しまして提示したものでございます。  本市といたしましては,こうした整備構想案等を提示することによりまして,海田町に,町内に合併論議が深まることを強く期待しているところでございまして,本構想案につきましても,町においては議会を含めてさまざまな議論は進められたようでございます。  今後ともこうした働きかけを含め,さまざまな取り組みを積み重ねて合併機運の醸成に努めてまいりたいと考えておりますので,御質問に対する直接的なお答えにはなってないかとも思いますが,御理解をいただきたいと思います。  次に,トップ会談についての御質問にお答えいたします。  県,市のトップ会談は,年当初あるいは年度当初にこれまで定期的に開催してきております。  これまで,例えば旧五日市町の合併問題あるいは広大工学部の跡地問題,西部丘陵都市の建設推進,南道路の整備促進,吉見園沖の埋め立て,あるいはアジア競技大会,海島博覧会等々の問題につきまして協議し,県,市間の役割分担あるいは協力体制を協議,確認しながら,県,市間に係る重要な課題が円滑に推進されるよう努めているところでございますが,今後とも,御指摘のように,本市の発展を図る上で県,市間の協調体制をより緊密にしていく必要があると考えておりますので,そういった方向で今後とも努めてまいりたいと,このように考えております。  次に,アジア競技大会の関連で3点御質問がございました。  まず,開催運営準備についてでございます。アジア大会の開催準備につきましては,62年4月に,御案内のように運営の主体でございます広島アジア競技大会組織委員会を設立いたしまして,本年2月には組織委員会の下部組織,いわゆる実行組織に当たろうかと思いますけれども,実行委員会議を設置し,大会の諸準備を進めておるところでございます。  また,本年5月には,競技・施設専門委員会を設置いたしまして,競技日程案の策定,それから競技会場及び練習会場の検証,それから競技要綱案の策定,それから競技役員の編成計画の策定に取りかかっているところでございます。  近く,企画財政専門委員会を設置して,事業計画,大会資金計画について具体的な検討を行うこととしております。  来年度には,先日も御答弁申し上げましたように,警備輸送委員会,さらに65年ごろまでには式典,芸術展示,選手村,報道の各専門委員会を随時設置いたしまして,さらに昭和66年には医事衛生専門委員会を設置して大会の開催準備を進めていくことにいたしております。  次に,競技施設の整備についてでございます。  広島アジア競技大会の実施競技及び競技会場につきましては,現在競技・施設専門委員会において,年内を目途に取りまとめるよう検討を行っているところでございます。  競技会場につきましては,国際競技大会が可能な諸条件を満たす既存の施設,あるいは現在建設中の施設並びに現在計画中の施設の中から選考することにいたしておりますけれども,これらの競技施設につきましては,おおむね昭和68年3月ごろまでには整備される見通しを得ております。  次に,駐車場あるいは交通対策についてでございます。  広島アジア競技大会の駐車場対策につきましては,ソウルオリンピック大会視察の結果も踏まえまして,やはり会場周辺に確保する必要があると考えております。  また,輸送問題につきましては,駐車場対策だけでなしに,総合的な交通処理計画あるいは輸送計画等を講ずる必要があると考えておりまして,これにつきましては,昨日もお答えいたしましたように,警察及び関係機関から成る警備輸送専門委員会を来年度設置いたしまして,具体的な検討を行うことといたしております。  特に,駐車場につきましては,ソウル大会の事例等からいたしましても,相当の面積を確保する必要があると,このように考えておりますので,現在,そういった方向で検討を進めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(柳坪進君) 総務局長。 ◎総務局長(村上健君) 市民球場を,都心部の土地の有効利用ということで,将来的に全天候型の多目的施設として出島地区あるいは西部丘陵地区への移転は考えられないかということでございます。  御案内のように,市民球場は市の中心部で交通至便な場所に位置しておることから,プロ野球のみならず,高校野球,社会人野球と,アマチュア野球にも多く利用されているところでございます。  常に多数の観客の集まる球場の建設に当たりましては,短時間に多量の人をさばくことができる公共輸送機関が整備されていることが必須の条件でございます。  したがいまして,その整備の見通し,施設の経済性並びに出島地区あるいは西部丘陵地区で今後考えられます施設の規模,機能との整合性等を総合的に検討をする必要がありますので,出島あるいは西部丘陵地区での施設の具体化を見きわめながら,長期的な課題として受けとめさしていただきたいと思います。  それから,窓口事務を紹介する便利帳を作成し,市民へ配布する考えはないか等のことでございます。  議員お説のように,政令市に移行いたしました55年4月に,区役所の業務を紹介いたします「区民の暮しのガイド」を作成いたしまして全戸に配布したところでございます。55年以降におきましては,市外からの転入者用を主に対象といたしましたミニガイド,「ようこそ〇〇区へ」というものを作成いたしまして,配布しているところでございます。  しかしながら,「区民の暮しのガイド」につきましては,配布後既に7年を経過いたしまして,記載内容にも現実には変更になったものもございます。  したがいまして,市制100年あるいは政令市移行10年を65年に迎えることを機会に,現在議員御提案の趣旨のものにつきまして,掲載の範囲,内容あるいはページ数等を含めまして,現実に検討している段階でございます。御理解いただきたいと思います。 ○議長(柳坪進君) 建設局長。 ◎建設局長(青井靖夫君) 南道路の宇品以西の計画は,どのようになっているかということでございます。  この南道路は,海田から廿日市市に至る総延長23.4キロメートルの道路でありますが,現在海田から宇品間8.6キロメートルについては,宇品地区の再整備計画やポートルネッサンス計画あるいはメセコン計画などのプロジェクトと整合を図るため都市計画決定の手続中でございます。  本道路の必要性にかんがみまして,宇品以西についても早期に都市計画決定をすべきであると考えております。このため,国,県,市,公団で構成する広島周辺幹線道路網整備連絡協議会におきまして調査,検討各分担しながら,それによって関係機関と調整しながら諸作業を進めているところでございます。  で,今年度出島から江波に至る間につきましては,中の部分になるわけでございますけれども,環境調査,それから,道路をつくることによっての沿道のまちのあり方ということの調査をやっておるところでございます。  それでまた,観音地区の,先ほど山科議員さんからお話がございましたけれども,放水路を渡河する部分につきましては,構造等とか──構造等につきまして調査検討をしながら,また段階的整備等の手法につきましても,今年度調査するというようなことで関係機関とですね,いろいろ調査検討につきまして協議を進めておるようなことでございます。  そういうようなことで,宇品以西のスケジュールにおきましては,観音─廿日市市間約11キロメートルございますが,この11キロメートルを64年度の早い時期に計画決定をいたしたいと……。それでまた,宇品─観音間の3.8キロメートルにつきましては,できるだけ早く,64年度以降になりますけれども,できるだけ早い時期に計画決定に持ち込みたいと考えております。  以上です。  それから2番目に,比治山トンネルの建設について,工事の概要,それから,安全施工方法,段原再開発事業との調整についての御質問でございます。  比治山トンネルは,延長259メートル,幅員22.5メートルの比治山を東西につなぐ都市計画道路比治山東雲線の道路トンネルでございます。  構造形式は,トンネルが左右に2本並んだ双設──メガネ型のトンネルでございまして,それぞれに車道1車線──3メーター25センチの車道が2車線と,歩道3メーターを整備することとしております。  この事業は,56年度から路線の──路線測量,予備設計に着手いたしまして,用地測量,実施設計などを行った後,昭和59年度から用地の買収を進めまして,トンネルに関する諸準備を整え,本年10月からトンネルの本体工事に着手できる運びとなりました。工期は3年6カ月を要しまして,完成は昭和66年度末の予定でございます。  完成後は,平和大通りから現在架設中の鶴見槁,これか65年3月末完成の予定でございますが,比治山本町,段原地区を経て国道2号につながる幹線道路が整備されることとなりまして,利便性が飛躍的に向上することとなります。  この工事は,既成市街地におけるトンネル掘削工事でありまして,施工に当たりましては,議員御指摘の安全性について,比治山の地形,地質条件を十分考慮するとともに,既存の近接家屋,公園施設,現代美術館などに影響を及ぼさないように安全面にも特に配慮して施工することとしております。  工事の方法は,まずトンネルの坑口周辺を平たんに整備し,コンクリートプラントなどの設備を設置するとともに,工事車両の搬入路につきましては,仮舗装や仮囲いを施すなど,振動・騒音対策を講ずることとしております。  次に,地質の改良,のり面保護等の準備工事を行った後にトンネルを掘ることにいたしております。  で,3番目の段原開発との調整はどうかということでございますが,このトンネル工事の完成時期は,段原側のトンネル坑口周辺の再開発事業に直接関係いたしますので,それらのスケジュールに合わせて調整を図ってきまして,この完成目標を立てたわけでございます。  以上です。  あっ,失礼しました。  それから3番目に,歩行者専用道路の規制解除の問題についてお答えいたします。  この道路につきましては,幅員15メートルの両側に歩道を有する補助幹線道路を昭和50年4月7日から日曜,休日の9時から17時まで自転車を除く車両通行禁止の交通規制が行われまして,子供たちの遊び場となるなど,地元のコミュニティー活動に利用されてきたものであります。  これが,この道路が,中島神崎橋の開通に伴いまして,自動車交通量の増加に対処するため,この地区の道路交通の円滑化を図るため同規制を解除したと聞いております。  我々としましては,このことについて事前に話があったか,なかったかということでございますが,我々としましては,公安委員会とは常に安全で円滑な交通の実現という同じ目的で相協力しながら進めている段階で,こういう事前に通告なしに処置がとられたことにつきましては,甚だ遺憾に思いますし,今後このようなことのないよう交通規制に関しては,本市への事前協議を行うよう警察に強く申し入れたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(柳坪進君) 教育長。 ◎教育長(宮永聰夫君) 初めに,競技力向上に関しまして,精神力を練るという面の方策についてお尋ねがございました。お答えいたします。  率直に申しまして,そのこと自体のための独立した施策としては考えておりません。  昨日,指導者養成に力を入れるということを申し上げましたが,すぐれた指導者というのは,やはり単に技術的に詳しいというのではなかろうと存じます。あるいはその教え方が巧みであるというだけではなかろうと思います。やはり練習に取り組む意欲を高めること,苦しい練習に耐えていく目的意識を各人にしっかり持たせること,競技に臨む心について,例えば苦しい練習と,これを克服してきた自己としての自信を持つこと等につきまして熱情ある指導ができることを含むものではないかと思います。  指導者養成につきましては,こうした面の内容にも着目いたしまして進めてまいりたいと考えているところでございます。  次に,市民モラルにつきまして,御指摘のような問題は,問題の行為に対して管理や規制を強めるということだけで解決できるものではないと考えます。 やはり人の心の問題として,特に幼少期における教育こそ重要であると認識をいたしております。  こうした視点に立ちまして,今議会に上程されています基本構想におきましても,乳幼児期における親子のきずな,あるいは初等教育における人間の生き方の基礎,基本の重視というような方向が提案されておりますが,御指摘の点につきましては,これからの基本計画に反映されるように努力いたしますとともに,今後とも広く市民と問題意識を共有する手だてを,御指摘の中にもありましたような広報ということも含めて講じながら,推進してまいる所存でございますので御理解を賜りたいと思います。 ○議長(柳坪進君) 48番。 ◆48番(大勢登康憲君) 今の市民モラルの関係について言いますと,これは生涯教育の中にですね,これは取り入れるべきものであろうと思います。  学校教育,そしてまた家庭教育,社会教育,そんなものが連帯で相調和しなければいいことにならぬわけでありまして,そういうことも含めて,今,困った時期を,どう──これは広島市だけでなしに,日本全体でどう取り組むかということで非常に難しい問題であろうと思いますが,特に教育委員会においては,社会教育,学校教育の面をですね,非常に担当されておるわけでありますんで,その点について十分進めてもらいたいと,こういうことでございます。  それから,今,答弁がなかったんですが,市の広報活動の中で先ほど申し上げました市民道徳なるものをですね,市の広報紙に月に1回でも掲載してですね,そういう市民のモラルの高揚に努める一助になることはできぬもんだろうかなという質問をしたと思うんですが,その点については,どなたがお答えになるんか,お答えがなかったと思うんですが,その点についてお聞きしてみたいと思います。  それと,観音のこの──どういいますか,休日のちびっこ広場の関係から言いますと,ある日突然にということでございまして,市の管理者としては,勝手にやったんじゃいうことでは済まされぬと思うんですね。  そういうことからすると,今後警察となり公安委員会とよりよく協議して万遺漏なきを期すと言うておりますが,今回起こったことについては,警察なり公安委員会はあなたの方へどのような返事をされておるのか,その点についてお聞きしたい。 ○議長(柳坪進君) 市長室長。 ◎市長室長(池田正彦君) 市民が最小限守るべき規律と申しますか,規範,特に市民道徳というお話ですが,先ほど教育長の答弁の中で,そういう広報の手だても含めて取り組んでいきたいという答弁の中に当然含まれているというふうに理解をしておりましたが,具体的に広報紙を使う方法もあるではないかということにつきましては,前向きに検討していきたいというふうに思っております。 ○議長(柳坪進君) 建設局長。 ◎建設局長(青井靖夫君) 我々としては,協議があるべきであったと考えておりますので,警察の方へですね,今後そうしたことのないように,事前協議を行うよう警察の方へ申し入れたいと考えております。  ─────────────────────────────────             会議時間の変更について  ───────────────────────────────── ○議長(柳坪進君) この際,念のため所定の会議時間を延長しておきます。  次は,22番山口氏康君。           〔22番山口氏康君登壇〕(拍手) ◆22番(山口氏康君) 西部開発──ではないんでした。西部の丘陵都市計画ですね,この点について,きのう社会党の議員さんがお聞きになった中で,企業者の負担はどうなるのかと,こういう御質問がありました。これに対して,助役の方から答弁があったんですけど,結論は検討中だというようなことであったと思うんですね。  そこで,もう一度その問題について聞きます。  市の公共投資額ですね,これは幾らになるのか,その範囲。  それから,企業に幾ら負担をさせるというふうに考えておられるのか,こういうふうに申し上げた方がはっきりすると思うんです。  この問題については,広島市には広島市宅地開発指導要綱というのがありますね。これに基づいて指導されるのであれば,関連公共施設に必要な経費はすべて業者に負担をさせることができる,そういう内容になっておると思うんです。どうもそれ以外のことをお考えのようなので,不思議に思ってるんです。そういう点も含めてはっきりしてもらいたい。  もう一つは,ついでに関連して聞くんですけど,水道事業をおやりになる場合は,この開発業者にすべて負担をさせるようなそういう仕組みになっておるんではないかというふうに思うんですが,その点,水道局長さん,どうでしょうか。  ついでに下水局長にも聞きますが,同じ上下水道でありながら,下水の方は全く負担をさせないと,こういう仕組みになっておるように思うんです。どうしてそういうことになるのか。下水も同じような態度をとるべきではないかというふうに思いますが,どうですか。  高陽沼田道路の事業について,ひとつ聞きます。  これは,あなた方がお出しになった資料ですが,高陽沼田線及び大塚川の整備改修事業調書というのがありますね。これを見ますと,わかりやすく僕が言いますけど,昭和52年から62年までの事業の進捗状況ですね,これは81.5%だと,こういうふうに言ってるんです。これは用地買収ですが,延長線上で見ると,4,780メートルですね。80%だと,大体三千七,八百メートルですか。これを10年間にやったということになりますから,10で割ると1年365日にしましょう。1日1メートルずつ仕事をしたことになります。用地の買収あるいは補償でしょう,これの面積が10万1,134平米になってますね。  ところで,63年度──ことしの当初の事業費,これを見ますと,先ほど申し上げた10年間の用地買収の面積とおんなじなんですね。つまり,1年間でやるという,こういう案になってるんです。  念のために申し上げると,10万5,144です。先ほど申し上げたのは10万1,134だから,4,000平米違うだけですね。片方は10年間でできて,片方は1年間でできるというのはどういうことなんですか。以前がよほど仕事をしなかったのか,今度の計画がいいかげんなものなのか,解釈に苦しんでおるんですが,この点はどうですか。  次は,ついでのことで申し上げるんですけど,祇園新道の拡張工事なんですかね,牛田と白島を結ぶところにこうへい橋というのがありますね。これを壊してますね。壊してあそこの公園にその残骸をずっと積んでおるんですけど,使えるものをどうして壊すんじゃろうかというのが市民の私は感じだというふうに思うんです。市役所でも使えるのに壊してから,こういう批判もありましたよね。どうも市民の側から見ると,そういう使えるものが壊されるというのは,何としても非常識な行為で,けしからぬ行為に映ると思うんです。  これは,昭和48年につくった橋ですから,まあ四,五十年は使えると思いますね。2億3,200万,当時の金で。それだけの金をかけてつくっておいて,現在は邪魔になるから壊すというのは,余りにも先見性がないのではないかと,計画性がないんじゃないかというふうに思うんです。市の財産を壊すなんてなことは,絶対許されることでないと思うんですね,普通。市が管理しておる財産が壊されるというようなことは,普通ない。権力の私は乱用だというふうに思うんですけど,こういう市民の使えるものを壊すと,生かして使やあええのにという感じがあるんですが,これについてどういうふうにお考えですか。  次は,商業街区,これは,西部開発事業の商業街区の建設の問題。  きょうの新聞に出てましたね。商調協が大体了解をして,10月にも工事にかかるような書き方がしてあったんですが,10%ほど削減というふうに出てるんですが,10%削減というのはどういう意味があるんですか。ついでにお答えいただいたらと思うんです。  それから,この商業街区をつくられるのはいいんだけど,あの出入り口が非常に狭いですよね。国道2号線に出入りをする道が非常に狭い。これを拡張しなきゃあならぬのじゃないかというふうにいつかも申し上げたことがあるんですが,これはどうなっているんですか,その後の進捗状況。  それからもう一つ,この商業街区の建設をされるのに,これはA棟というんですかね,Aブロック棟いうんですか,その隣に広銀の建物がありますね。現在もまあ建ってるんですが,この広銀の土地を買収したんだそうですね。三井グループという言い方がいいですかね,あるいは西部開発株式会社というんですかね,それが広銀の土地を買収をして,これが1,260平米あるんですけど,その横に2,000平米ほど広島市が広銀に払い下げをしておる。先ほど申し上げたのは,三井グループが広銀の土地を買うたんですよ。で,そこを逃げる広銀に対しては,広島市が土地の払い下げをしておるんです,2,000平米。1,200平米の土地に対して2,000平米与えるというのは,約80%増しですから,これは穏当なやり方ではないんじゃないかというふうに思うんです。  広銀さんの悪口を言う気はないんですけど,市役所の中には区役所まで含めて広銀というのは至るところにありますね。この間も美術館のことで僕は悪口を言ったんだが,美術館の土地もええとこ取られるし,どうして広銀に対してこんなサービスをするんだろうかという気が,私はするんです。  そこで,聞きますが,この広銀の土地は三井グループが買収したことで,広島市が何で払い下げをせにゃあいけぬのかですね,払い下げの理由ですね。広島市が買収したのなら,代替地を与えるという論理があると思うんですけど,三井グループが買収して,なぜ広島市が代替地を与えるのか。  二つ目は,原則として等価交換ではないかというふうに私は思うんだが,1,260平米に対して2,000平米与えるというのも公平を失してるというふうに思うんだが,どうですか。  第3点は,与えた土地は中高層の建設用地になってます。これは,サンプラザの真向かいの土地なんですけど,サンプラサの真向かいの緑道を挟んである土地ですが,非常に僕はいい土地だと思うんですが,これは住宅用の用地になってますね。住宅を建てるための土地なんですが,広島銀行のような店舗をそこへ取りつけるというのは,これも市の払い下げの方針に反するのではないかというふうに思うんです。  以上,3点について明快な御答弁がいただきたい。  最後は,教育行政の問題ですけど,安西の問題については,いろいろ話が出たので,これはやめます。  あとは,少し言いにくい話なんですけど,市立の高等学校の先生が,これは安佐高校と基町高校の先生ですね,これが,市内のカルチャーセンターでアルバイトをしておられるんだが,これは地方公務員法ですか──に違反をするんではないかというふうに私は思うんです。職務に専念をする義務が私はあると思うんですね,公務員は。まして,片方の基町の先生は,日中行きよられますね。私のところへは,そういう投書が来たんですけど,この事実関係はどうなのか,美術の先生ですね。教育委員会として,こういうことについてどういうふうにお考えになって対応されるのか。
     以上,質問をします。いずれもひとつ明快な御答弁をお願いをいたします。以上。(拍手) ○議長(柳坪進君) 市長。           〔市長荒木武君登壇〕 ◎市長(荒木武君) ただいまの山口議員の高陽沼田道路の整備計画についての御質問でございますが,この道路は西部丘陵都市建設計画の中で都市の生命線とも言うべき幹線道路でありまして,またさらに,昭和69年に開催するアジア競技大会の主会場へのアクセスとしても必須の施設であるため,西部丘陵都市の開発に先行して整備を進めているところであります。  この道路事業は,62年度末で進捗率約50%で,河川改修事業をあわせて施行するなどの困難な事業でありますが,関係地権者等の御協力をいただきながら,66年度末を完成目標として鋭意事業の進捗に努めているところでございます。  整備の具体的内容については,担当の局長の方から説明させます。 ○議長(柳坪進君) 開発局長。 ◎開発局長(山中賢造君) 矢礼します。ます,西部丘陵都市の開発に伴います関連公共施設の総額は幾らかという御質問でございますけれども,西部丘陵都市におきます主要な関連公共施設の事業費につきましては,現在既に事業化を行っておるものが一部ございます。  御案内のように,高陽沼田でございますとか,五日市石内線,安川等の河川改修等行っておるわけでございまして,この事業費が約500億が見込めるわけでございますけれども,それらを含めまして,現時点における試算で約1,500億程度というふうに試算をいたしておるわけでございます。  第2点目の負担対象施設としてどういう施設を考えておるのかというふうな御質問であったかと思うわけでございますけれども,開発負担の対象施設といたしましては,西部丘陵都市建設計画の確立に伴いまして今後新たに整備に取りかかる基幹的公共施設で,その施設の整備に伴いまして開発者の利益が増進するような性格の施設につきまして,この考え方を導入することを基本といたしておるわけでございます。  例えば,都心部への短絡道路でございますとか,新交通システムの延伸であるとか,地区内の幹線道路でございますとか,公共下水道の整備でありますとかいうものが今想定はできるわけでございますけれども,先日も助役が答弁申し上げましたように,この問題も含めまして幅広く開発者負担の問題全体について現在調査検討を行っておるところでございますので,御理解を賜りたいと思うわけでございます。  それから,3点目の宅地開発指導要綱の関連での御質問でございますけれども,御指摘のありましたように,本市の宅地開発指導要綱によります開発者負担につきましては,その要綱の第4条で「宅地開発を行う区域外の関連公共施設の整備を必要とする場合は,原則として開発事業者に自ら施行させ若しくは費用を負担させるものとする。」というふうな規定になっておるわけでございまして,この規定の運用に当たりましては,これまでは例えば団地等の取りつけ道路の整備であるとか,関連の河川の改修等を民間開発事業者の負担によって施行しておるという実態があるわけでございます。  一方,西部丘陵都市建設につきましては,御案内のように,本市の都市課題でございます計画的な土地の供給でございますとか,多心型への都市構造の変換等,都市課題に対応するというふうな基本的な考え方のもとに新しい都市拠点開発事業という位置づけにいたしておるわけでございまして,したがいまして,民間開発事業者によります開発とは言いながらも,本市の策定いたしますマスタープランに沿って進めていく公共性の高い開発であるというふうなことから,さらにまた,複数の宅地開発によりまして一つのまちづくりとして進めようとしておるものでございまして,ただ単なる宅地開発事業とは異なる面を含んでおるという一面もございます。  このため,西部丘陵都市建設に当たりましては,開発負担のルールづくりにつきましては,先ほど申し上げましたような西部丘陵都市の固有の要素を考慮いたしましてこの都市建設にふさわしい考え方を確立する必要があるんではないかというふうに考えておるわけでございまして,現在,関連公共施設の整備に当たっての開発負担金のあり方等につきまして検討を進めておるわけでございますけれども,議員御指摘の御趣旨もよく理解できるわけでございまして,今後の検討の中で十分その辺も配慮してまいりたいと存じておりますので,御理解を賜りたいと思います。  それから次に,先ほど市長の答弁のございました高陽沼田道路に関連いたしまして,市長の答弁を補足いたします。  議員御指摘のように,街路事業につきまして,62年までの用地取得面積は10万1,134平米ということに相なっておりますし,なお,今年度道路事業として予定いたしておりますのは10万5,044平米ということに相なっておることは事実でございます。  なお,これを大塚川の改修工事部分も含めますと,62年度末までの執行済み額は16万5,086平米と,今年度予定分といたしましては13万2,091平米というふうなことになりまして,おおよそ5割程度ということは御指摘のとおりでございます。  そこで,今までの経緯を若干触れまして今後の対応について申し上げたいと思うんでございますけれども,御案内のように,55年,本市が政令都市に移行いたしまして,県からこの事業の移管を受けたわけでございますけれども,当時は専管の組織はございませんで対応しておったわけでございますけれども,その後,アジア競技大会の広島招致が具体化いたしました58年から東野大塚道路建設事務所を設置いたしまして,15名から30名の担当職員によって事業を進めてまいった経過がございます。  したがいまして,おっしゃいましたように,63年度以降4年間で──工事も含めて4年間で過去11年間で消化した量を対応しなきゃならぬという実態になるわけでございますけれども,本年度からは北西部の建設事務所という形で,職員体制につきましても51名の職員を張りつけ,さらに,8月からは5名の増員措置を行いまして,鋭意この事業の推進といいますか,西部丘陵その他アジア競技大会に支障のないような体制づくりをやっておるとともに,事業の推進を図ってまいりたいというふうに考えておるわけでございます。  なお,御指摘のような懸念もあるわけでございまして,今後の執行方針といたしましては,関係地権者の反対者に対します収用法を前提としましたもろもろの諸手続も含めて,現在検討を行っておるということでございます。  さらに,今年度の進捗状況を見まして,来年度以降の執行体制の見直しもあわせて考えてまいりたいというふうに考えておりますので,御理解を賜りたいと思います。  続きまして,商業街区の整備に伴います広島銀行の店舗用地の分譲についてのお話でございますけれども,この商業街区の整備につきましては,御案内のように,本市が 60年の2月に広島市西部臨海埋立地商業街区整備検討協議会から,地域の新しい核としてその機能を発揮していくためには,スーパーブロックとして一元的,一体的に開発することが望ましいとの基本構想の提案を受けたわけでございます。  本市は,この基本構想の理念に基づきまして,商業街区の開発主体に対しまして,区域内の関係地権者の理解を得て,広島銀行も当然含まれるわけでございますけれども,既存施設を包含した商業街区の整備計画を策定することについて認めたものでございます。  これを受けまして,開発主体が地域内の既存施設である金融機関4行の意向を確認いたしましたところ,広島銀行は区域の一体的開発には賛成をしていただいたものの,現店舗の隣接地に単独店舗を持つことを強く要請されたわけでございます。  なお,その他の3行につきましては,商業街区ビル内に入区するということに相なったわけでございます。  そこで,本市では,この広島銀行の要望内容を検討いたしました結果,当地区のまちづくりの観点から,現広島銀行の敷地は商業街区としてこのブロックを一体的に開発することが望ましいという判断から,広島銀行に別途移転用地を分譲することといたしたものでございますので,御理解を賜りたいと思うわけでございます。  続きまして,広島銀行へ分譲した土地の面積はどうなんかと,2,000平米というのは,もとの面積からいって多いんじゃないかというふうな御指摘でございますけれども,広島銀行から本市に対しまして,将来の店舗の拡張計画に支障を来さない用地として,2,000平米から2,500平米の土地を分譲してほしい旨の実は申し出があったわけでございます。  この申し入れに対しまして,本市では広島銀行が西部商業街区整備に伴う店舗敷地の売却によって喪失いたします施設機能を最小限確保し得る程度の規模用地を分譲することを基本的な分譲面積の考え方といたしまして検討を行ったわけでございます。  広島銀行の既存の店舗敷地の用途地域は商業地域でございまして,建ぺい率は80%,容積率は400%となっておりまして,現在の敷地は,議員おっしゃいましたように1,256.94平米でございますけれども,将来において拡張が可能な建物の規模で見ますと,まず,建築面積では1,005.55平米,延べ床面積では5,027.76平米と相なるわけでございます。  一方,この移転先の用途地域につきましては,御案内のように住居地域でございまして,建ぺい率が60%,容積率は200%となっておるわけでございまして,建物の規模におきまして,既存の敷地に比べ,いろんな意味で制約されるということに相なるわけでございまして,したがって,現敷地において建築可能な規模の建物を確保することということを配慮いたしまして,広島銀行さんの希望されました最小の面積でございます2,000平米を分譲面積といたしたわけでございます。  続きまして,住宅用地に広島銀行の用地として分譲したことについては問題はないのかという御指摘でございます。  従来から西部開発埋立地の分譲に当たりましては,御案内のように分譲方針というものがあるわけでございまして,それに基づきまして施設計画は土地利用計画に合致するかどうか,さらに,譲り受け人の資格はあるのかないのかなどを審査いたしまして分譲するかしないかを決めておったわけでございます。  この土地利用計画では,当地区は,御指摘のように住宅用地という位置づけになっておるわけでございまして,住宅用地にも銀行等は公益的施設であるということから設置できるという考え方に基づきまして処分をしたものでございますので,御理解を賜ればと思います。  以上でございます。 ○議長(柳坪進君) 経済局長。 ◎経済局長(和泉禎一君) 昨日の商調協における10%削減の意味はどうかと,こういう御質問でございました。  大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整に関する法律,これに基づきました商業活動調整協議会による調整の結果,物品の売り場として使用する面積の部分を申請面積から10%削減するとなったものでございまして,これは,周辺小売業への影響を配慮されてその規模を縮小されたものと受けとめております。 ○議長(柳坪進君) 建設局長。 ◎建設局長(青井靖夫君) 国道2号線から商業街区に通ずる道路の拡幅についての御質問にお答えいたします。  この御質問の路線につきましては,草津鈴が峰線という36メーターの都計道でございますけれども,跨線橋がかかっておりまして,跨線橋が4車,それから,側道が2車ということで,6車の道路でございます。  こういう商業街区ができますと,出入りが多くなるということで,以前からこの側道の拡幅について,関係者一人でございますが,粘り強く交渉を重ねておるところでございます。商業街区の整備にあわせてこの道路も拡幅ができるように最善の努力をしてまいりたいと考えております。  次に,祇園新道の工事を今建設省でやっていただいておりますけれども,こうへい橋が撤去されたと,非常にむだなことをするじゃないかという御質問でございます。  撤去されました旧こうへい橋は,昭和41年度に都市計画決定された白島戸坂線の京橋川を渡る橋として,広島市が48年に街路事業として整備されたものでございます。構造としましては,3径間の単純PC型構造の橋梁でありました。  これが,一方祇園新道が昭和50年ごろより北方面の交通対策といたしまして検討され,昭和52年に基町佐東線として都市計画決定されたものでございます。したがって,旧こうへい橋を架橋する時点では,現在の計画が予想できなかった次第であります。  で,祇園新道の工事にかかるということで,この道路も市が管理しておりましたけれども,昨年の4月1日──62年の4月1日,それから,63年の1月29日に国の方へ国道として移管したものでございます。  この建設省が施行している祇園新道におきましても,旧こうへい橋が利用できないのかという点につきまして,いろいろと検討したわけでございますが,道路の中心の位置とか角度とか,大きく変わってくると,加えて新交通システムの下部築造に非常に支障になるというようなことから,やむを得ず利用できないということで急遽撤去し,新橋にやりかえるということでございます。小さい道路から50メーターという道路でございますから,センターとか角度とかいろいろ──また,新交通が入ってくるというようなことで,やむを得ず撤去したということでございます。  それから,構造としましては,今までは3径間でございましたけれども,治水対策上状況をよくするために橋脚を1基にいたしまして,治水対策上良好な形にするということで,2径間の連続鋼板げたとして今度生まれ変わる予定でございます。そういうことでございますので,御理解賜りたいと思います。  以上です。 ○議長(柳坪進君) 下水道局長。 ◎下水道局長(赤司義臣君) 下水道事業についての開発者負担がどうであるかという御質問についてお答えします。  まず,下水道におきましても,開発区域内については,これ,開発者でまず負担してやっていただいてます。  で,次に,下水管が──本管が開発地点までまだ到達してないというような場合,これ,ほとんどでございますが,その際は開発者において開発区域内におきます汚水につきましては,くみ取りもしくは合併浄化槽によって処理し,公共水域へ放流しておるというのが現状でございます。  で,公共下水道がそこへ到達すれば,これにつなぐというのが一般的でございます。  で,今回の西部丘陵都市における下水道につきましては,メーン会場となります広域公園,69年度でございますが,それまでに68年度ぐらいまでに幹線をそこへ布設する予定でございます。  で,この幹線は,一応公共下水道として布設するということになりますので,この財源は補助,起債,一般財源ということになってまいります。で,補助を除きますその他の財源につきまして,現在,担当部局と今後詰めていくことといたし,どのような──その金を開発者にどのような形で負担させるかということを担当部局と一緒に検討していくということになってまいります。  いずれにいたしましても,私どもといたしましては,開発者に適切な負担金を求めていくということでございますので,よろしく御理解願いたいと思います。 ○議長(柳坪進君) 水道局長。 ◎水道局長(山根龍春君) 水道事業は,御案内のとおり独立採算制でこざいます。  したがって,すべての水道事業活動から生じた利益で──利益というより収入でございます。収入で事業運営を行っております。  御指摘の開発地配水設備負担金につきましては,昭和47年の4月に要綱を制定したものでございます。これは,当時昭和46年,47年に団地開発ブームが起こりまして,これらを局費だけで施行することは必然的に水道料金の高騰を招く結果となりますので,原因者負担の原則ということで,これらに要する費用を団地造成業者から負担をしていただくこととしたものでございます。  今後もこの方針は続けていくつもりでございます。  以上でございます。 ○議長(柳坪進君) 教育長。 ◎教育長(宮永聰夫君) 市立学校の先生があるカルチャーセンターの講師をしているという件についてでございますけれども,教育委員会が許可し,了知している者が1名ございます。  他の1名につきまして事実を調べましたところ,教育委員会の許可を得ず,校長の了解のもとで行っていたということが判明いたしました。  これにつきまして事情を聴取いたしましたところ,講座の時間帯という点から申しましても,一般的に許可できるものではないので,直ちに本人には講師を辞退するよう指導いたしますとともに,校長に対して,服務監督のありようにつきまして厳重に注意したところでございます。  さらに,ほかにもこのような事例がありはしないかということが懸念されますので,全市の学校に対しまして指導を徹底してまいる所存でございます。  なお,許可している1名につきましては,その講師の講義の時間帯が夜間でございまして,本来の職務遂行に一般的に支障が認められるというわけでございませんし,また,高校教諭という本人の職と当該カルチャーセンターの授業との間に特別な利害関係がないという点から判断いたしまして許可しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(柳坪進君) 22番。 ◆22番(山口氏康君) わかりやすいのから言いますけど,高陽沼田線の問題ですね,10年間に買収した面積と1年間でやろうとする面積が同じというのは,事実上できないんじゃないかと,こういうふうに僕は申し上げたんです。  で,これでできるんならいいんですよ。こういうふうにこれはあなた方の出された調書に載ってるから僕は聞いてるんです。これは,僕はどっちかが間違ってるんじゃないかというふうに思うんですけどね。確かに2年間にやらなきゃいけぬとか,4年間にやらなきゃいけぬというふうにお考えになってることはいいんです。それは,1年と思うたが4年かかったということ,そういう理解でいく問題なのか,まして,さっき市長はこれはアジア大会絡みで非常に重要な事業だと思ってると,こういうふうにお答えになったんだが,であればですね,それに見合った実態に即した体制というものを組まなければ意味のないことじゃないんですか。もとは30名ぐらいだったが,50名ぐらいにしたというふうにお答えになったと思うんだが,2倍の体制があればこれが可能なのかどうなのかですね。  あの辺,僕は随分地価も上がってきよるし,そして,補償のあれも随分皆さんされてるんじゃないかと思いますがね。そうなると,実際の交渉に当たられる人は以前よりは難しいんじゃないかと思うんですがね。そういうことを考えたら,これがアジア大会絡みの施設であるとしたら,もっと方法を変えなきゃならぬというのが一つですね。  ところで,あなたいまさっきおっしゃった中に,収用も考えるというふうにおっしゃいましたが,うまくいかなきゃ収用にかけて仕事を進めるのよと,こういうふうに聞こえたんですが,それをやれば確かに進みますね,これは。アジア大会をやるために土地収用をやるんだと。今まで広島市はそういうことを言ったことがないと思うんですけど,そういう決意でこの問題は今後おやりになるのかどうかですね。非常に重要なことなので,もう一度はっきりしておいてもらいたいと思うんですね。  それから,広銀の土地の問題は,広銀がくれ言うたのはもうわかりますわ。広銀がくれ言うたからやったということでしょう,あなたの方の説明は。で,住宅地に銀行を建ててもええんじゃいうのもあなた方の一つの主張でしょうが,普通住宅地いうて決めたら住宅しか建てさせてないですよ。それはいけませんよいうて言いますよ。  広銀以外に二つあったんですね,信用組合と相互銀行があって,この二つはその店舗の中に入りましょうと,こういうことで済んだんです。それが普通じゃないかというふうに私は思うんですけどね。そういうところにこそまた指導もあるんじゃないんですか。相手の方がくれくれ言うのはわかるし,ついでにおっしゃってください,幾らで払い下げたんですか,広銀に対してね。この前も3月議会で,あの辺の土地の払い下げが安い安いというのは,みんなから出た声なんですよ。平均68万円は安いんではないかという議論がほとんどだったと思うんですけどね。  さて,広銀に払い下げられた土地も非常に安いですね,僕は聞いてるんだけど。幾らで払い下げになられたのか,その単価も含めてもう一度御答弁いただきたいんじゃが,三つの条件は市の基本的な考え方であって,その三つの条件から見ても,私は妥当性を欠くもので,むしろ広銀に利便を与えたというふうにしか感じられないんですが,再度お答えをいただきましょう。  それから,西部開発の丘陵都市の負担の問題ですね。  まあ事業費は1,500億円ぐらい──ああ済みません。西部丘陵都市ですね。西部丘陵都市は1,500億ぐらいというお話なんですけど,これは随分前に僕も実は1,500億というのは聞いておるんで,実際はそれ以上かかるでしょう。新交通あり,あるいは広島との短絡道路いうんですか,広島沼田道路あり,それから幹線あり,また,その中の循環道路ありとですね,随分なものがありますね。  私が言うと,勝手に言いよる思うかもわからぬので,これは,あなた方がお出しになったパンフレットで言いますとね,これにはこういうふうに書いていますね。「都市の基盤となる関連公共施設の整備も着々と進んでいます。」と,こういう見出しですわ。「広島都心部と直結する都心短絡道路(広島沼田道路)や都市計画道路,新交通システム等の交通網,公園,上下水道,河川整備など,都市づくりを行う上で欠かせない基幹的,広域的な公共施設は,行政が積極的にその建設を進めています。」と,「います。」と書いてあるんですね。今からの話じゃないんですね。さっきは,いろいろ検討しよるとか,いろんなことを言いよられたが,実際は,「進めています。」というふうに書いてあるんです。その前には,今僕が読んだようなまくらが全部載っておるんです。その後に「基幹的交通施設」とは,「丘陵都市エリア内の東野大塚線は昭和67年度,五日市石内線は昭和69年度の完成予定で整備中です。」と,「都心短絡道路は西部丘陵都市を支える重要な道路として早期の完成をめざして計画中です。」と,「新交通システムは,今から都市建設に必須の公共交通機関です。現在,長楽寺まで昭和69年春の完成を予定しています。」,まあこの後地区内幹線道路,公園,治水・砂防,上水道,下水道というふうに全部書いてあるんです,一つ一つ。だから,これが関連公共施設なんですよ。あなたの方がこれは言うとるんですよ。私が言いよるんじゃないんですよ。それは指導要綱で言ってるじゃないんかというふうに言うんですね。指導要綱が,あなた,4条をさきにお読みになったように,「宅地開発を行う区域外の関連公共施設の整備を必要とする場合は,原則として開発事業者に自ら施行させ若しくは費用負担させるものとする。」と,これは非常にはっきりしてますね。こういう基本的考え方があるんだから,このとおりにおやりになりゃあいいじゃないですかというふうに申し上げたんです。  また,上水の方は,今お答えがあったように,これは企業者に全部負担さしてますね。ところが,下水の方は負担させていないですね。下水は国の補助や予算でやりますという答弁ですから。私が言いよるのは,国に出してもらえじゃどうじゃいう話しよるんじゃないんですよ。企業者に負担をしてもらいなさいということを先ほどから言いよるんですから,企業者に負担をさせるルールというものが下水にはないんじゃないかと。同じ企業会計でありながら,上水はぴしっとしとるけれど,下水の方はしてないんじゃないかと,そういう点は上水にならって下水もそういうルールを確立すべきじゃないんですか。  何か,向こうの方とあわせてという──道路の方とあわせて考えますというのが,あなたの答弁だけど,どうも道路の方はきのうの助役の答弁を聞いてると,そういうふうなものじゃないです。区画整理の手法を何とかかんとか言うてましたな。区画整理の手法で何とかちゅうのは,内容はさっぱり僕にはわからぬのです。そういうわけのわからぬ答弁をするより,広島市にある宅地開発指導要綱でおやんなさいと,こんな明快なのがあるんだから,これをまずお使いになりゃあいいんじゃないんですかと,こういうふうに申し上げたんです。  そういう意味で,もう時間が過ぎますからやめますが,この企業負担を取るという場合に,今申し上げた観点からですね,企業者とは話し合ってそれに必要な負担をさしてもらいたいと。僕は,はっきり言うて1,500億なら1,500億負担をさせるべきだというふうに思うんです。片方上水だけは負担させるが,ほかは負担させぬのよというような論理は,私はないと思うんです。同じ行政がやる行為ですからね。  それで,こうへい橋の答弁は,わかりませんわ,あんたの言うとることは。(笑声)  市民は,そういうことは理解しないと思いますよ。それがつなぎ合わされるかどうか,広げるのに古いものが使えるか使えないかというのは,技術上の問題ですからね。今日の技術でそれができないというふうには思えません。  教育委員会の問題は,夜間の分はまあ許すと,こういうお考えなんですか。夜間の方も,こういう問題についてはやはり自粛をされるという行政指導が要るんじゃないかというふうに思うんですが,その点はどうですか。  以上です。 ○議長(柳坪進君) 開発局長。 ◎開発局長(山中賢造君) まず第1点,高陽沼田道路の用地買収について,10年間のものを1年間で執行できるのかという重ねての御質問でございます。  確かに困難性を伴うと申しますか,大変なことだという自覚は持っておるわけでございまして,そうは申しながら,先ほど来申しますように,アジア競技大会までには供用開始をしなきゃならぬという使命もあるわけでございますので,何としてでも予定いたしております量は消化すべく最大限の努力をしてみたいというふうに考えております。  なお,収用の手続云々いうことに関連しての重ねての御質問でございますけれども,もちろん用地買収に当たりましては,任意買収といいますか,各地権者の御協力をいただきまして,円満に取得できるというのが大原則でございます。  しかしながら,どうしてもその事業に御協力していただけないというふうなことも,今の感じでは数名いらっしゃるという実態もございまして,最悪の場合はそういうことも含めて今後対処してまいらなきゃならぬのじゃないかというふうに考えておるわけでございます。  2点目の市が広島銀行へ分譲した価格は幾らかということでございますけれども,分譲価格につきましては,3億8,800万でございます。(22番山口氏康君「坪単価が幾らですか。」と呼ぶ)はい,64万1,300円でございます。  それから,関連公共事業の総経費として1,500億という金額が少ないんじゃないかというふうな御懸念といいますか,御指摘でございますけれども,確かに最終的には関連公共事業と称する事業の範囲をどこまでにするとか,例えば短絡道路につきましてルートがどういうふうなことになるのか等々,不確定要素がたくさんございます。  したがいまして,申しました1,500億というのはもう少しシビアな詰めをいたしますと,事業費は恐らく下がるということはないと思いますんで,上がる可能性は多分にあるんではないかというふうに思っております。  それから,パンフレットについての御指摘でございます。  御指摘のように,確かにそういう記述になっておるわけでございますけれども,そこへ掲げております趣旨につきましては,当該施設の整備主体を位置づけたものということでございまして,事業費についての開発負担の考え方を否定したものではないというふうに御理解を賜ればと思うわけでございます。  ちなみに,基幹的な公共施設でございますれば国庫補助金等の財源も見込めるわけでございますので,そういう財源についても積極的に確保をしながら事業を進めてまいりたいという意味もあるわけでございますので,ひとつそういう意味で御理解を賜りたいと存じます。  以上でございます。
    ○議長(柳坪進君) 教育長。 ◎教育長(宮永聰夫君) 夜間の場合につきましては,先ほど申し述べました理由によりまして許可しているところでございますが,改めて検討してみたいと思います。 ○議長(柳坪進君) 本日はこの程度にとどめ,明日引き続き一般質問を行います。  ─────────────────────────────────              次会の開議通知  ───────────────────────────────── ○議長(柳坪進君) この際,御通知申し上げます。明日は,午前10時より議会の会議を開きます。  ─────────────────────────────────                散会宣告  ───────────────────────────────── ○議長(柳坪進君) 本日は,これをもって散会いたします。御苦労さんでございます。              午後5時27分散会  ─────────────────────────────────      議   長   柳  坪     進      副 議 長   竹  永     勇      署 名 者   松  平  幹  男      署 名 者   牧  里  重  喜...