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昭和60年第 1回 2月定例会−02月28日-05号

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  1. 広島市議会 1985-02-28
    昭和60年第 1回 2月定例会−02月28日-05号


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    昭和60年第 1回 2月定例会−02月28日-05号昭和60年第 1回 2月定例会        昭和60年第1回広島市議会定例会会議録(第5号)            広 島 市 議 会 議 事 日 程                            昭和60年2月28日                            午前10時開議                日    程  第1 自第1号議案 昭和60年度広島市一般会計予算     至第57号議案 昭和60年度広島市下水道事業会計補正予算(第1号)  ─────────────────────────────────            会 議 に 付 し た 事 件 等  開議宣告(終了)  会議録署名者の指名(終了)  日程に入る旨の宣告(終了)  日程第1 自第1号議案 昭和60年度広島市一般会計予算       至第57号議案 昭和60年度広島市下水道事業会計補正予算(第1号)       (総括質問続行)  休憩宣告(終了)
     開議宣告(終了)  総括質問(続行し,終了)  予算特別委員会の設置と正副委員長の指名(終了)  休会について(3月1日から3月18日まで休会と決定)  散会宣告(終了)  ─────────────────────────────────              出 席 議 員 氏 名   1番  中 山 忠 幸 君     2番  福 島 和 宏 君   3番  松 井 邦 雄 君     4番  平 野 博 昭 君   5番  保 本 昌 宏 君     6番  種 清 和 夫 君   7番  下向井   敏 君     8番  碓 井 法 明 君   9番  伊 藤 稲 造 君     10番  宗 像 俊 昭 君   11番  藤 川   武 君     12番  松 尾 好 子 君   13番  奥 田 幹 二 君     14番  都志見 信 夫 君   15番  鈩 谷 君 子 君     16番  鶴 見 和 夫 君   17番  戸 田   満 君     18番  住 田 孝 行 君   19番  前 本 一 美 君     20番  熊 本 良 作 君   21番  木 島   丘 君     22番  松 浦 弘 典 君   23番  月 村 俊 雄 君     24番  村 岡 節 吾 君   25番  増 田 正 昭 君     26番  海 徳   貢 君   27番  屋 敷 一 字 君     28番  中 本 康 雄 君   29番  牧 里 重 喜 君     30番  井 上   貞 君   31番  井 手 正 夫 君     32番  前   恵 介 君   33番  藤 本 正 躬 君     35番  神 明 政 三 君   36番  竹 永   勇 君     37番  今 田   智 君   38番  鈴 木   修 君     39番  金 子 善 明 君   40番  西 村 敏 蔵 君     41番  正 畠 明 雄 君   42番  永 田   明 君     43番  山 本   誠 君   44番  米 田 十 郎 君     45番  氏 川 孝 之 君   46番  倉 本   保 君     47番  桜 井 康 民 君   48番  大勢登 康 憲 君     49番  兼 桝 栄 二 君   50番  中 本   弘 君     51番  久保井 時 雄 君   52番  明 星 正 明 君     53番  八 百 千頭夫 君   54番  元 田   猛 君     55番  瀬 川 吉 郎 君   56番  山 科 美 里 君     57番  柳 坪   進 君   58番  中 島 金 平 君     59番  講 元 英 雄 君   60番  宮 本 正 夫 君  ─────────────────────────────────              欠 席 議 員 氏 名                 な し  ─────────────────────────────────        職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事 務 局 長 北 川   元 君  事務局次長庶務課長事務取扱                          浜 井 澄 人 君 議 事 課 長 河 野 康 文 君  議 事 課主幹 烏 田   聰 君 議事課長補佐議事係長事務取扱    外関係職員        平 井 達 也 君  ─────────────────────────────────            説明のため出席した者の職氏名 市    長 荒 木   武 君  助    役 松 井   齊 君 助    役 岩 井 彦 二 君  収  入  役 西 田 展 康 君 市 長 室 長 池 田 正 彦 君  企画調整局長 河 合 護 郎 君 総 務 局 長 福 島 隆 義 君  財 政 局 長 佐々木 真 二 君 民 生 局 長 田 島 敏 男 君  衛 生 局 長 本 條 喜 紀 君 環境事業局長 石 田 嘉 堆 君  経 済 局 長 網 井 信 昭 君 都市整備局長 柳 川 幸 雄 君  建 設 局 長 藤 井 崇 弘 君 下水道局長代理下水道局次長     消 防 局 長 栗 栖 敏 人 君        元風呂 秋 三 君 水 道 局 長 湯野川 秀 孝 君  広島市民病院事務局長                          天 倉 松三郎 君 安佐市民病院事務部長        財 政 局次長 石 川 伯 廣 君        井 上 隆 晴 君 税 務 部 長 浦 田   昭 君  財 政 課 長 若 狭 武 治 君 教育委員会委員長          教  育  長 藤 井   尚 君        尾 尻 隆 之 君 選挙管理委員会事務局長       人事委員会事務局長        川 村 茂 幸 君         尼 子 克 彦 君 代表監査委員 田 中 正 夫 君  ─────────────────────────────────              午前10時20分開議              出席議員  40名              欠席議員  19名 ○議長(講元英雄君) 出席議員40名であります。  ─────────────────────────────────            開   議   宣   告  ───────────────────────────────── ○議長(講元英雄君) これより本日の会議を開きます。  ─────────────────────────────────            会 議 録 署 名 者 の 指 名  ───────────────────────────────── ○議長(講元英雄君) 本日の会議録署名者として             13番 奥 田 幹 二 君             38番 鈴 木   修 君 を御指名いたします。  ─────────────────────────────────            日 程 に 入 る 旨 の 宣 告  ───────────────────────────────── ○議長(講元英雄君) これより日程に入ります。  ───────────────────────────────── △日程第1 自第1号議案 昭和60年度広島市一般会計予算       至第57号議案 昭和60年度広島市下水道事業会計補正予算(第1号)  ───────────────────────────────── ○議長(講元英雄君) 日程第1,第1号議案ないし第57号議案を一括議題といたします。  昨日に引き続き総括質問を行います。  発言通告者に順次発言を許します。22番松浦弘典君。           〔22番松浦弘典君登壇〕(拍手) ◆22番(松浦弘典君) お疲れでございます。聞く方も宿命的でございますが,しゃべる方も宿命でございます。どうぞ御辛抱をお願いしたいと思います。  一昨日来,同志の下向井君に引き続きまして,政友クラブを代表いたしまして質問をさせていただきますが,まず昨日どなたかの御質問にありましたが,総務局長の答弁があったようでございます。現庁舎の存廃についてでありますが,それはそれなりといたしまして,私は私なりに触れてみたいと思います。  現在,新庁舎の建設工事は着々と進み,いよいよ本年6月末には国際平和文化都市広島のシンボルとしての庁舎が完成する運びになっております。これまで庁舎が現庁舎のほか,旧貯金局,中島庁舎など6カ所に分散しているため,市民は大変な不便を感じていたところであります。この本庁舎が完成しますと,分散していた各局もすべて1カ所に集まって不便の解消とあわせて効率的な行政運営,市民サービスの向上が図られ,将来における広島市の発展に大きく寄与できるものと期待しているところであります。  今年は,被爆40周年の年でありますが,このような立派な新庁舎の建設が進む中で,原爆を受け,なお,市民の庁舎として親しまれている現庁舎はどのようになるのだろうかということがよく話題に上っております。
     昭和3年に建設された現庁舎は,あの悲惨な原子爆弾の被災にも耐えた数少ない建物の一つであり,被災市民にとっては,当時の心と申しますか,精神的な寄りどころとなり,また,救護復興活動の拠点としても大きな役割を果たしてきたもので格別の感慨のある建物であります。このような観点から見るとき,現庁舎をぜひとも保存すべきであるというお気持ちは大変よく理解できるところであります。しかし,私は,この保存すべきかどうか真剣に考えてみれば考えるほど,庁舎はどうあるべきかという本質論から申しまして,疑問を禁じ得ないのであります。  と申しますのは,原爆の被災にも耐え,直ちに庁舎を拠点に救護復興活動ができたのは,昭和3年当時に思い切って立派な堅牢な庁舎を建設したからではないでしょうか。私は災害の起きる都度,市役所や区役所に電灯がこうこうとつき,職員が忙しく立ち働いているのを見て,いつも安堵感を覚えるのでありますが,これは,私だけでなくすべての人がそのように思っておられるのではないでしょうか。  災害対策本部あるいは水防本部が置かれている庁舎は予想される災害にも十分耐えられる堅牢なものでなければならないと思います。現庁舎内を歩いてみますと,床や壁に大きなクラックが──亀裂があり,建物としては,もう限界に来ているのではないか。庁舎などの公共施設としては,危険建物と言ってよいのではないかと危惧するところであります。いざ鎌倉という際に災害本部の設けられる庁舎のおひざもとが危ないと,そういうようなことは絶対にあってはならないのであります。市中の災害復興に全職員が全力を集中できるようにすべきだと私は私なりに考え,現庁舎は解体せざるを得ないものと考えるものであります。  昨日,総務局長の答弁の中で現庁舎の一部を被爆モニュメントに残したい云云と言っておられましたが,私は被爆の実態を残し,長く被爆の実相を語り継ぐ方法はほかにもあるのではないかと思います。  例えば,本川小学校の旧館であります。聞くところによれば,この旧館も昭和3年,現庁舎と同じ時期に建設されたと聞いております。しかも,爆心地に一番近い現存の建物であり,隣には中島公園があります。それに被爆後40年の間,数多くの卒業生を生み出してきた神聖な教育の場であります。この本川の方をモニュメントとして残すべきであるまいか,そうすれば,より意義があり,ふさわしいものだと思います。市長,今後の参考にされますよう,老婆心ながら1項申し上げる次第であります。  次は,地場産業振興対策についてお尋ねいたしますが,一昨日来,質問があったので屋上屋を重ねるようになるかもわかりませんが,御理解のほどをお願いいたします。  今,広島市が抱えている問題は,景気の回復がおくれている地域の活性化を図ることでありますが,今日まで市内から138社の企業がほかの市町村に出ていっているのが現状であります。  しかし,これを何とか食いとめねばならない,また,市域内へ新たな企業を誘致しなければ,地場産業の振興と地域の活性化は図れないということで,本市は昨年7月,企業立地促進要綱を制定して新たな施策を展開せられたところであります。  しかし,昨日,藤本議員の質問に対し,経済局長は,企業から問い合わせが111件あり,その中で具体的な協議に入っているものが6件あるというような答弁をしておられましたが,特に,県下でも本市と福山市は,ほかの市町村には課せられない,固定資産税の二重取りにも等しい事業所税という不公平な課税制度があって,地場産業振興の面から見ると,これがまた大きな重荷となっていると思われますが,市長さん,何とかこんな不公平税制を改めるわけにはいかないものでしょうか。  実は,事業所税を徴収していない呉市でも今回,工場立地条例の大幅改正を行い,工場等の新増設に対して,助成金の限度額を2,000万から3億にし,固定資産税も3年間,減免制度を実施することとしておりますが,これは,中央テクノポリス構想を意識したものと思われますが,いかがでしょうか。  本市も利子補給融資制度の企業立地促進要綱では,せっかく工場団地を造成しても企業を誘致してくることは大変困難なことと思われます。事業所税や固定資産税相当額を長期にわたって助成するようなお考えはありませんか。  今もなお,西部開発には60万平方メートル以上の残地や北部には大きな工業団地造成も計画されておりますが,これらをフルに活用し,地場産業の振興と市域の活性化を図るためには,周辺工業団地の諸条件をよく研究され,抜本的対策を打ち出す必要があると考えますが,いかがなものでしょうか。  また,安佐地区長沢に計画されている工業団地は60年事業実施計画で66年完成ということでありますが,おくれては,立地する企業が冒頭に申し上げたように,また,他市町村へ逃げるのではないかと,今から取り越し苦労をしているものでございますが,ひとつ市長さん心強い答弁をお願いいたします。  引き続き高度情報化への対応についてお尋ねします。  ニューメディアを駆使した高度情報化社会は時代の趨勢であり,好むと好まざるとにかかわらず,近い将来,到来することは必然であります。言うまでもなく中四国地方における中枢管理機能都市を標榜する本市にあっては,この高度情報化への対応は極めて重要なことであります。  昨年,広島市は,通産省のニューメディア・コミュニティー構想の指定に名のりを上げ,指定を受けるべく努力をされたようでありますが,結果は盛岡市や高崎市などの8地域が指定を受け,広島市は函館市などとともにニューメディア構想の計画促進地域にとどまり,指定を受けるには至らなかったところであります。  通産省においても60年度さらに6地域の指定追加をする計画もあるようでありますが,その場合,既に指定したモデルタイプと同一のタイプの指定は難しいようにも聞いております。  そこで,お尋ねいたしますが,広島市における高度情報化への現在の取り組み状況と今後どのように対応しようとしているのかお伺いし,いずれにしても他地域におくれをとらないよう希望しておきます。  次に,海外へ目を向けてみますが,日中友好についてお尋ねいたします。  先日来の中国残留日本孤児のニュースは毎日多くの人々が心の痛む思いで見ておられたことと思います。劇的な再会,肉親との感激の対面のできた人,肉親がわからないまま深い悲しみを抱いて失意のまま帰らねばならなかった人,いろいろなドラマを展開し,先日,一行は第二の祖国,中国へ帰っていきましたが,再会はもちろん,自分のルーツもつかめぬままに帰国しなければならない孤児たちの心境はいかばかりだろうかと私も胸を熱くしたものであります。  また,立場を変えてみれば,長い戦争のため荒廃した国土の中で自分たちが食べるのもやっとなのに,見知らぬ敵国の孤児を引き取り,やさしく温かく育て上げた,御苦労なさった養父母の善意と人間愛も絶対忘れてはならないことであります。こうした意味合いから,日中両国の国民が仲よくすることを私は心から願っているものであります。  そうした中,私ども市会の日中友好議員連盟では55年を皮切りに5回にわたり訪中し,上海,重慶,西安,北京の4都市を,昨年は,さらに,杭州をも含めまして実態を調査し,見聞を広め,親善を深めてきたところであります。  私も第2回の訪中団に参加させていただきましたが,中国では1回目のお客は冷やかし,2回目のお客は本気ということわざがあるそうです。そうした中で熱烈な歓迎を受けてまいりました。市長部局におかれましても,昨年は池田市長室長,藤井国際交流課長,水野社会教育主事の一行が訪中され,議会が行った都市のほか,大連,成都等にも行かれ,親善訪問されたのでございます。広島県においても大挙四川省を訪問され,早々と友好提携を結ばれたのは皆さん御承知のとおりであります。政令市の各都市もそれぞれ姉妹縁組を結んでおられることも聞いておりますが,広島市においては今後どのようなお考えであるか所見を承りたいと思います。  次に最も私の身近な問題でございます合併問題についてお尋ねしたいと思います。  御承知のように五日市については3月20日の合併が決定し,本市の8番目の区として佐伯区が発足しますが,その間,市長さんの御心労は大変であったこととお察し申し上げます。  五日市町との合併は,本市の長年の懸案でもあり,これが解消されましたことはまことに喜ばしいところでございます。今後とも佐伯区発展のために我々市議会としても協力いたす所存でございます。  そこで,五日市町合併後における本市の周辺町への対応でありますが,特に安芸郡の海田町等については,本市の地域適正化,道路・交通問題,公益的施設の建設など多くの課題を抱えており,私は早期合併により,これらの課題解決を図ることが東部地区の発展につながるものと強く確信するものであります。  また,今,国会に市町村の合併の特例に関する法令の一部を改正する法案が提出されております。この法案が成立すれは,合併特例法は昭和70年3月末まで再度延長され,また,新たに政令指定都市も適用対象となり,本市としても市議会議員の増員,さらには,合併建設計画に対する起債の配慮等の特例措置を受けることができ,合併に対する取り組みも容易になるものと思われます。  このような背景の中で安芸郡の未合併町に対し,今後いかに対処していかれるのか荒木市長の御見解を承りたいと思います。  なお,先日22日,広島市議会の合併問題調査特別委員会が安芸郡4町を歴訪し,合併問題に対する話し合いをしたところでありますが,その後,行政側としての動きがあったかどうかもあわせてお尋ねしておきたいと思います。  終わりになりましたが,高齢化社会への本市の今後の取り組みについて伺いたいと思います。  この問題について,別にもったいつけて最後にしたわけではありませんが,けさまで原稿がまとまらなかったのが正直な告白であります。昨日でしたか,どなたかから福祉とは何かというような質問があったようでございますが,本当に老人福祉については余りにも問題が多い,また,幅広く底が深い,調べれば調べるほど,聞けば聞くほど複雑怪奇な気持ちになったものでございます。  例えば,長生きができることは古来人間の願望でありましたが,しかし,近年,長寿を祝ってもらう側にも,祝う側にも何か重苦しい感じが漂い始めたことを否定できません。  ごく最近ですが,私の知人のお母さんの米寿のお祝いの席に出さしていただきましたが,その席で比較的元気な複数の老人からどうも世間が余り長生きするなと言っているような気がするという言葉を聞きました。また,いつか近所のお年寄りに,おじさん,元気で長生きしなさいよとお世辞の言葉をかけましたら,おまえ,わしに皮肉を言うんかとしかられそうになりましたが,いつも,わしゃぽっくり死にたいと願いながら,どうも寝たきりで苦しんだ母親を見ましたときは,私は福祉国家日本,長寿国家日本と言われるものを,それを素直に喜び,誇りにできないのであります。  このたびの予算案,国の補助金の厳しい締めつけによって精彩を欠く福祉予算を見ましても,老人福祉の先細りを防ぐために,本日は質問の要綱もまとまらないまま月並みな質問でありますが,高齢化社会をどう迎え,どう乗り切ろうとされているのか,また,高齢者対策の基本的な考え方,施策の方向を次の諸点についてお伺いしたいと思います。  まず一つには,健やかに老いるためにといいますか,達者なお年寄りになるための保健予防,相談,啓発等についてであります。  二つ目は,生きがい対策,とりわけ社会教育,社会体育の分野での老人の参加の促進やメニューの拡大,老人クラブの活動の促進,シルバー人材センターの充実等,社会参加の問題についてであります。  三つ目は,寝たきり老人や痴呆老人の在宅あるいは施設福祉対策についてであります。特に,在宅福祉を促進するためには,デーサービスの拡充は不可欠な施策であろうかと思います。  以上の三つに分けてお尋ねしましたが,だれかの言葉に,世の中に確定して動かないものが二つある,その一つは,人間は死ぬということである。もう一つは,もうかれば税金を取られるということであると言っておりますが,人はだれでも年をとる,年をとればぼけてくる,それもごく自然の営みであります。  だが,現実に連れ合いが,あるいは父が母がぼけたとき,また,寝たきりになったとき,私たちが,それを自然の営みとして受け入れることは極めて難しいことであります。  愛していた夫が,妻が,やさしかった父が,母がと,家族の愛情が深ければ深いほど,ショックと悲しみは大きくなるものであります。  私ごとで恐縮ですが,3カ月ほど前,母を亡くしましたが,私の母は4年半寝たきりでありましたが,実の母とはいえ,寝たきり老人は身内の看護が良薬であると言われても,家庭看護をする者の心身両面の疲労ははかり知れないものがあり,経験のない人には失礼ながらわからない切実な問題が多くあることを私はいささか教えられました。  「我や先,人や先,きょうとも知れず,あすとも知れず……。」あの御文章ではありませんが,(笑声)老いは,また,ぼけは,幾ら目をそむけてもやってくるものであります。市長さん,どうか他人事と思われずにお互いのために,いま一つ心強いお言葉を賜りたいと思います。  以上で私の質問は終わりますが,市長及び関係各局長の明快にして率直な御答弁を御期待し,お待ち申し上げます。  御清聴を特に感謝いたします。(笑声)(拍手) ○議長(講元英雄君) 市長。           〔市長荒木 武君登壇〕 ◎市長(荒木武君) ただいまの松浦議員の御質問の中で合併問題と高齢化社会への対応について,考え方を私の方から申し述べたいと思います。  本市といたしましては,昭和50年以来,市議会の合意を得ながら,広域合併を推進してまいりました。なお,残る5町を合併するという基本的な姿勢には変わりはないわけでございまして,これらの合併の実現に努力していかなきゃならぬと,このように考えております。  しかし,各町それぞれ固有の事情がございまして,相手方の実情及び立場を十分考慮しながら,実態に即応して対処をしていく必要があろうと,こういうように思うわけでございます。  安芸郡未合併町への対応でございますが,ただいまも御指摘のように海田町につきましては,広島都市圏の東部地域における拠点として位置づけられ,そのためには,市,町は一体となって行政を推進すべきであると,このように考えております。  また,地形的には広島市安芸区の中心に位置いたしておりまして,このことによりまして,区を分断する形となっておるわけでございます。このため,本市の区行政の効率的展開に支障を来しておるのが率直な実情でございます。  本市といたしましては,広域行政的な見地から,各種行政分野におきまして,従来から海田町といろいろ協議しながら進めているところでありますので,今後ともこうした協力体制を通じて合併機運の醸成に努めてまいりたいと,このように考えております。  また,府中町等につきましても,市域の適正化の観点から合併の必要性について理解と認識を深めるなどの努力をする所存であります。  なお,ただいまもお話がございましたように,この国会に提出されている市町村の合併の特例に関する法律の一部を改正する法律案が成立いたしましたならば,政令指定都市にも──この新しい合併特例法は,政令指定都市にも適用されるということになりまして,このことによって,より円滑な合併の推進と合併町の建設のための必要な措置を講ずることができるものと考えております。  次に,高齢化社会への対応についてでございますが,高齢化社会への取り組みに対する基本的認識については,かねがね私の方からも申し上げておりますように,今からの時代というのは,大きく分けて,国際化,情報化,技術革新,そして,高齢化,この四つを現在並びに今後の時代の認識としてとらえておるところでございます。  この四つの概念は我が国の21世紀に向けての課題でございまして,中でも高齢化の問題は我が国の最大の課題であると言っても過言ではないと,このように考えています。  現在,御存じのように全人口の9.9%を占める65歳以上の高齢者が21世紀初頭には2倍以上の20%を超すものと予想されておりまして,このことは世界に例を見ない急速な人口の高齢化が我が国の社会経済に及ぼす影響ははかり知れないものと考えられます。  広島市の老齢人口の比率というのは,御案内のように現在8.3%であり,国の水準より低いものの今後高齢化が急速に進むものと考えなければならぬ,このように考えています。  このような急速な高齢化社会への進展に的確に対応し,21世紀を活力ある社会とすることが我々の役割であると,このように考えています。そのためには,広島市として何をなすべきかを真剣に考え,積極的に対応する必要がございます。  高齢化社会への対応の問題は,単に高齢者の福祉の問題に限定されるものではなく,保健,医療,経済,労働,教育,文化,住宅,都市計画あるいは地域づくり等の幅広い分野からの対応を必要としておりまして,したがって,その対応は,市の行政機能全体を挙げて取り組む必要があると考えています。  このため,庁内に高齢社会参加体制プロジェクトチームを設置しまして,高齢化社会に対応した対策を検討しております。  また,昨年末には本市社会福祉審議会の方から老人の総合対策について答申を受けたところでございまして,今後,答申内容についての検討結果を踏まえ,本市の高齢者対策にかかわる計画を策定し,高齢化社会に対応した施策の展開を図っていかなければならぬ,このように考えているところであります。  以上。 ○議長(講元英雄君) 市長室長。 ◎市長室長(池田正彦君) 中国との友好交流について,どのように取り組んでいくのかというお尋ねであります。  日中友好につきましては,本市の国際化に占めるアジア諸国との交流の重要性を認識しながら,とりわけ隣国中国との交流については,かねてから強い関心を持っているところでございます。  お話しございましたように昨年8月には杭州,重慶,成都,大連,北京といった各都市を親善訪問しまして,各都市の人民政府関係者等と交流に関する協議を行ってきたところであります。また,市議会におかれても過去5回にわたり親善訪問団を派遣されて友好親善の実を挙げていらっしゃるところであります。  これらの親善訪問の結果,杭州市及び重慶市と絵画,書,写真を中心とした広島・中国青年文化交流展の話がまとまりまして,本年5月に開催する運びとなっております。  また,ことしの秋にはスポーツ交歓事業といったふうなことも予定いたしております。また,重慶・広島両市の友好校──小学校1校,中学校1校でございますが,友好校も決定しまして,具体的な交流も始まろうとしているわけでございます。  そのほか重慶及び成都両市長が本年8月に開催をいたします第1回世界平和連帯都市市長会議に参加の意向を示す等,各分野において交流の輪が広がっているところでございます。本市としても新年度も引き続き中国への親善訪問団を派遣し,友好親善を深めるとともに各都市との交流の幅を広げていきたいというふうに考えております。  なお,中国の都市と本市との友好提携についてでございますが,今後,各都市との親善交流を積み重ねながら,広島の心を理解し,中国流に言えば,子々孫々まで末長くおつき合いできる本市にふさわしい都市を選んで友好提携というふうに取り運んでいきたいと考えております。  以上。 ○議長(講元英雄君) 民生局長。 ◎民生局長(田島敏男君) 高齢化社会への対応のうち,3点,御質問があったわけでございますが,そのうちの民生局所管の老人の社会参加の促進のための対策と,寝たきり老人や痴呆性老人の対策について,この2点についてお答えいたします。  まず,老人の社会参加の促進のための対策でございますが,この福祉の分野における老人の社会参加の促進対策として,老人クラブの育成,老人のスポーツ・文化,趣味活動の助成,職業紹介所の設置,シルバー人材センターの育成,老人運動広場の整備,老人福祉センター,老人いこいの家,老人集会所など,老人の利用施設の運営などを行っております。  中でも市内に736クラブが結成されておりまして,老人の半数近くの約4万8,000人が加入しております老人クラブの育成は,老人の社会参加を促進する上で重要なものと考えており,今後は,その充実を図るとともに老人クラブ連合会が本年度から始めようとしている高齢者の知識・技能伝承事業のように老人と地域住民とが交流することにより世帯間のつながりを深めるような多彩な活動への広がりを指導してまいりたいと考えております。  また,今後,定年退職後等において,自己の労働能力を活用し,生きがいの充実を図ろうとする高齢者が増加するものと思われますが,こうした高齢者のニーズに対応したシルバー人材センター,この役割がますます重要性を増すものと考えております。  同センターは,昭和56年7月に発足以来,順調に発展してきており,現在,会員数900人余り,受注額は月2,000万円という状況でございます。本市では同センターの発展のために今後とも支媛を進めていくことにいたしております。  寝たきり老人や痴呆性老人への対策でございますが,本市が昭和58年に行った調査によりますと,在宅の65歳以上老人のうち,寝たきり老人が1,939人,痴呆性老人が526人という結果が出ております。今後は高齢者の増加に伴って,寝たきり老人や痴呆性老人のような介護を要する老人が確実に増加してくるものと考えられます。その対策の充実が一層必要であると認識しております。  本市では,寝たきり老人に対する援護対策としまして,家庭奉仕員の派遣,短期保護訪問看護指導,入浴サービス,自動尿器の給付等の在宅対策を実施しており,また,施設対策としまして,特別養護老人ホームの整備を行ってきております。  来年度は引き続き特別養護老人ホームの整備を行うとともに在宅対策の充実を図るため,特別養護老人ホームの機能を活用して入浴サービスを実施することにより,このサービスの事業拡大を予定しております。また,短期保護についても利用条件を緩和し,介護者の休養なども対象とすることとしております。  痴呆性老人の問題については,近年とみにクローズアップされてきておるわけでございますが,その対策は,国を含め,まだ緒についたばかりの状態でございます。  本市では昭和58年の調査をもとに昨年の5月31日,痴呆性老人対策研究会を設置し,対策を検討しております。この研究会は,近々,最終報告をされる予定でございますが,それに先立ち,昨年の10月に中間報告がなされております。  60年度は,この中間報告をもとに痴呆性老人短期保護の拡充,相談指導の充実,予防教育の実施,施設の受け入れ機能の整備,自宅の改造資金の貸付事業を進めるほか,これらの老人や家族に対する偏見を除くための啓発活動を衛生局と連携して実施する予定でございます。  虚弱老人や痴呆性老人を昼間お世話するデーサービスは全市に1カ所よりも,自宅から距離的に近いことが望ましいと考えております。今後,特別養護老人ホームにおけるデーサービスの実施について協議検討をしてまいりたいと考えます。  いずれにしても,援護を必要とする老人に対する対策は今後とも充実強化する必要があり,社会福祉審議会答申及び痴呆性老人対策研究会の最終報告をもとに市民の自立自助意識の醸成,社会的公正に配慮しながら計画を策定し,施策の展開を図ってまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(講元英雄君) 衛生局長。 ◎衛生局長(本條喜紀君) 高齢化社会への対応のうち健やかに老いるための保健予防,相談啓発等の対策について御答弁申し上げます。  人生80年時代到来に備え,予防から治療,リハビリテーションに至る包括的な保健サービスの提供と,これによります健康な老人づくり,これを最大の眼目としまして,老人保健法が去る58年2月に施行となったことは御案内のとおりでございます。  本市におきましても,健康手帳の交付,健康教育,健康相談,健康診査,機能訓練,訪問指導といった六つの事業を保健所を中心にいたしまして,医師会等の関係機関の御協力を得ながら全面実施しているところでございます。  御指摘がございました保健予防対策につきましては,心臓病,脳卒中等の予防を目的にいたしまして,一般健康診査を実施しておりますし,また,がん予防のためのがん検診も実施しておるわけでございます。それぞれ巡回による集団検診と医療機関による個別検診と併用の形で実施をしているところでございます。  健康相談につきましては,市内の公民館とか集会所等を中心にいたしまして,135の定点を設け,保健婦等が相談に応じておりまして,必要な指導助言を行うほか,みずからの健康はみずからが守るという認識と自覚を高めていただくために,市民すこやか運動の一環として実施しております貧血教室,肥満教室,成人病教室等のほか,医師とか保健婦等を講師といたします各種の保健学級講演会を開催し,その啓発を図っているところでございます。今後とも引き続き強力にこれらの事業を推進してまいりたいと存じております。  以上でございます。 ○議長(講元英雄君) 経済局長。 ◎経済局長(網井信昭君) 地場産業の振興ということから企業立地についての御質問でございますが,これにつきましては,既に御案内のように昨年の7月に企業立地促進制度というのを発足させたわけでございます。  この制度につきまして,既に111社の企業から問い合わせがございますし,6社が具体的な協議に入っているというのが現在の状況でございます。  60年度におきましては,専任の職員を配置いたしまして,国内外企業2,500社あるいは市内企業1,006社を対象に実施しております立地意向に関するアンケート調査の結果をもとに企業訪問,工場立地説明会の開催等,積極的に企業の立地促進を図っていくことにしたいと考えておるところでございます。  企業立地促進制度の優遇策の強化ということでございますけれども,現在の優遇策は,その御指摘のことも念頭に置きながら,全国でもトップ水準の助成策でございますので,当面これの積極的な運用を図ってまいってみたいというふうに考えております。
     それから,高度情報化への取り組み状況についてでございますけれども,去年の10月に各界の有識者で構成する広島市ニューメディア懇談会から,当面,産業情報を中心にして西部地区と大州地区の2地区をモデルとして検討するようにという提言をいただいたわけでございます。  現在この提言を踏まえまして,両地域における情報に対する需要とか,あるいは情報化の実態等,現状の把握とこれに基づいたおのおのの地域に適したシステムの調査研究を行っているところでございます。  60年度におきましては,この調査研究をもとに,さらに具体的な計画を──計画を具体化していくため,システムの選定とか,あるいはコストの試算,ソフトウエアの開発計画,システムの運用計画等,システムの概念設計を行うこととしております。  通産省のニューメディアコミュニティー構想に基づく地域指定につきましては,御案内のように59年度は計画等の熟度の不足ということで指定を受けられませんでした。  60年度におきましては,さらに6地域の追加指定が行われるという予定でございます。計画の熟度を高めながら指定を受けるべく引き続き努力を重ねていきたいと考えております。  それから,60年度の指定におきまして,既に指定したモデルタイプと同一のものは指定しないという方針と聞いておりますけれども,これにつきましては,現在実施している調査研究のシステムイメージを踏まえて対応していきたいというふうに考えております。 ○議長(講元英雄君) 教育長。 ◎教育長(藤井尚君) 高齢化社会を迎えまして,教育委員会といたしましても,生きがいの促進や健康保持等のために,社会教育,社会体育活動の両分野で高齢者への学習機会や場の提供に努めておるところでございます。  例えば,公民館を中心に高齢者教室等の事業を実施いたしておりますし,また,スポーツセンター等の体力測定による健康相談やスポーツ事業を展開してきているところでございます。  御指摘のありました今後の一層の拡充につきましては,高齢化社会に対応する社会教育の研究を60年度を初年度として3カ年計画で取り組むとともに,高齢者が気軽に参加できる軽スポーツの開発や普及に努める所存でございます。 ○議長(講元英雄君) はい。 ◆22番(松浦弘典君) ありがとうございました。微に入り細にわたりましては,次に予算特別委員会もあることですから,その方でやらしていただきます。 ○議長(講元英雄君) 2番福島和宏君。           〔2番福島和宏君登壇〕(拍手) ◆2番(福島和宏君) 私は一昨日の倉本議員の質問に続き,公明党を代表して当面する課題について若干の御質問をさせていただきます。  まず,第12回アジア競技大会の開催に向けて市長の御所見をお尋ねいたします。  初めに,昨年の9月,市長並びに関係者の皆様の長年にわたる御尽力により,昭和69年広島開催が決定されましたことは,まことに喜ばしい限りであります。関係者の皆様の御努力,御苦労に対し,改めて深甚なる感謝の意をあらわすものであります。  今さら申し上げるまでもなく,数千人のアジアの若人が集い,文化とスポーツの交流を通し,新たなる友情と連帯が生まれることは,国際平和文化都市を標榜する広島市にとりまして画期的なことであり,まさしく本市が目指すメッセ・コンベンションシティーの目玉とも言うべきビッグイベントであります。さらに,国内的に見ても,過去にこの種の大会は,オリンピック東京大会,冬季オリンピック札幌大会,アジア競技大会東京大会,ユニバーシアード東京大会,そして本年8月のユニバーシアード神戸大会のみであり,この大会の重みをひしひしと感じるわけであります。また,荒木市長は3期目の就任に当たり,アジア大会招致に政治生命をかけるとの決意で臨まれ,当初の計画より4年延びたとはいえ,当初の目的を達成したことはまことに慶賀にたえないところであります。  しかしながら,新年度予算の市長説明からは,アジア大会に関しては一言の説明もなく,いささか拍子抜けの感がするわけであります。市長の大会開催への熱意が薄らいだわけではないでありましょうが,取り組みへの姿勢が疑われても仕方がないとも思うのであります。もちろん9年後のことでありますから大会開催計画の見直し,閣議了解の取り直し等々,これから行う作業も数多くあるわけですから,具体的な施策を公表するにはいま少し時間をかける必要のあることも十分理解をしているつもりであります。  しかし,この大会を広島の活性化のためにどう生かしていくのかという大会開催の意義づけが極めて重要であるにもかかわらず,その点がいささか不明確なのではないでしょうか。  さらに言えば,当初もくろんでいた大会開催によって一気に都市基盤の整備を進めるというやり方には,大会開催に伴う新たな財政支出はしないという国の閣議了解という足かせがあり,そうかといって単なる10日余りのスポーツイべントのみに終わらせてはならないと思うのであります。  そこで,市長はこれらの問題を踏まえ,この大会をどのように成功させようと考えておられるのか。また,メッセ・コンベンションシティーづくりとの関連はどうなるのか。さらには,その間に訪れる市制100年記念行事,築城400年記念行事とどう連動させながら都市基盤の整備を市民の理解と協力を得ながら進めていくのか,市長の御所見を承りたいのであります。  次に,大会開催によって,本市の活性化に多大な期待を寄せている市民を初め,多くの地元経済関係者から献身的な援助が得られるよう,大会開催のメリットを経済的な効果等の分析を初めさまざまな形で広くPRすべきであると考えますが,市長の御所見を承りたいと思うのであります。  また,これに関連する東野大塚線を初めとする関連公共事業等につきましても,当初の予定どおりのスケジュールで進め,大幅なおくれが出ないよう強く要望をしておきます。  ちなみに,この点に関し,本年8月神戸で開催をされるユニバーシアード大会を運営する神戸市のやり方には学ぶべき点があろうかと考えるのであります。すなわち,本年の大会開催までの10年間を一つのタイムテーブルとした都市づくりを考え,55ヘクタールの総合運動公園,300ヘクタール研究学園都市,350ヘクタールの工業団地,1,000ヘクタールの住宅団地,113ヘクタールの流通団地,さらにその土地へ向かう地下鉄の延伸等々広大な地域の開発を手がけ,ほぼ現在終息段階へ入っていると聞いております。こうした方法をも考慮し,歴史に残る大会とされるよう強く望むものであります。  次は,新たな土地づくりという問題で開発整備事業の現状分析についてお尋ねをいたします。  第1は,沼田・石内地区の開発についてであります。  御存じのように,この地域は広島ゾーン西部の丘陵地帯として平地の少ない本市にとりましては,将来開発可能な有力な侯補地になっております。しかし,道路,河川,上下水道など公共施設の許容量に問題があり,昭和50年に宅地開発が凍結され,今日に至ったわけであります。しかし,昨年10月沼田・石内地区の土地利用に関する調査報告がまとめられ,土地利用基本計画案として発表されたわけであります。  新年度予算案では,この構想の推進のため町づくり意識調査と交通処理計画調査など800万円が計上されており,計画の実現化へ一歩進むわけであります。と同時に,昨年事業に着手した広島広域公園の整備事業は用地取得,造成工事など22億円余が計上され,67年度までを第1期として総事業費275億円の一大プロジェクトがいよいよ本格化するわけであります。それとともに,これまで民間業者などには一切開発のための事前協議等は正式には受け付けていなかったと聞いておりましたが,これもヒアリングを開始する方針と伺っております。  そこで,何点かお尋ねをいたしたいと思います。  まず,広域公園整備事業は確かに宅地開発事業ではないにしても,48.3ヘクタールにわたる大規模開発であることには変わりなく,幾ら公共性の高い事業であるとしても,これが同地区の1,500ヘクタールを既に買収している民間業者に与える影響は大きいものと思われますが,土地利用基本計画の中での位置づけ,また他の事業に先行してなぜ開発が認められるのか,さらに,認められた場合,凍結の原因ともなった道路,河川,眠上下水道等の整備計画は50年5月27日の方針をすべてクリアしているのかどうか,明確なお答えをいただきたいのであります。  さらに,今回の措置は,いわゆる凍結解除へと連動した,いわば呼び水になるのか,それとも依然として凍結状態は続くのか,お尋ねをいたします。もし,解除へとつながるとすれば,公共施設の整備計画はどのようになっているのか,具体的に明らかにしていただきたいのであります。  私は,1本の道路の位置が確定することによって,開発にはずみがついたり,土地の評価額にもはね返ってくる微妙な問題を含んでいるだけに基本方針が確定したのかどうか,責任ある御答弁をお願いいたします。  次に,この地域の開発により最終人口を10万人と見込み,住み,働き,憩うという総合自立都市の建設を目指すとの結論が出されておりますが,開発可能地域約1,500ヘクタールが民間業者の手で既に買収されていることから一体的な開発にはかなりの困難性が伴うと予想されるわけであります。これだけの広範な地域を開発するのに国の住宅都市整備公団や地域振興整備公団等の事業手法を用いないで行うケースは全国でも極めてまれであり,成功すればまさしく民間活力を生かした一大プロジェクトになるでありましょうが,こういった点に関し,市は事業手法,事業主体についてバランスのとれた町づくりのため,どのように考えているのかお答えいただきたいのであります。  第2は,今回実施設計,用地測量費など3億5,300万円が計上されている安佐地区工業団地についてお尋ねいたします。  まず,この工業団地が市域内企業の市外流出を防ぎ,あわせ先端産業の誘致を図り,経済の活性化と産業構造の転換を図るというこのプランは大いに結構なことであります。しかし,この事業の実施に当たり,まず,この団地がいつから分譲を開始されるのか,その時期をいつと見込んでおられるのか。また,総事業費は290億円が見込まれておりますが,分譲価額はどのくらいになるのか。それは県内の他の内陸型工業団地の価額と比べ,かなり割高になることが予想されそうでありますが,この点についてはどう判断をしておられるのか。その場合,販売のセールスポイント,また他の業種との集積関係はどのようになっているのか,お答えいただきたいと思います。  さらに,受け入れ業種としては,どんな産業機能を持った業種を期待をしているのか。また,地元経済界の理解や協力はどうか,お尋ねをいたします。  また,事業実施の前提としての環境影響調査はどの程度進み,いつごろ公告,縦覧になる見通しなのか,お尋ねをいたします。  特に,この地区は100万市民の飲み水ともなる太田川の上流部に当たることを強く配慮した対策を行う必要があると考えますが,この点についてはどうかお尋ねをいたします。  いずれにいたしましても,今後の経済見通しをはっきり持ちながら,計画の実施を図っていかなければ,造成後,売却が思うに任せず膨大な金利負担に苦しむ他の自治体の例もあることから慎重な対応を望むものであります。  次に,不燃性廃棄物処理場建設計画について何点かお尋ねをいたします。  まず第1は,現在使用している瀬野川埋立地が地元との協定によって昭和61年4月までと,あと1年余に迫っており,現在,当局において期間延長の交渉が行われていると聞いておりますが,地元地区住民との話し合いはどの程度進展をしているのか,お尋ねをいたします。  また,交渉内容等について,延長期間を明確に盛り込むのか,それとも玖谷埋立地の供用開始が可能となる時期といった幅を持ったものにするのか,さらには新たな地元対策等も含め,柔軟な対応を考えているのかどうか,明快にお答えをいただきたいと思います。  次は,新年度予算でも,用地取得費,工事用道路建設費等36億円余が計上されている玖谷埋立地建設についてお尋ねをいたします。  まず,昨年9月の定例会でも確認をいたしましたが,建設の条件ともなる県の環境影響評価について,現在どこまで進展をしているのか,またその最終段階である評価書の公告,縦覧はいつごろになると予測をしているのか,お尋ねをいたします。  次に,昨年9月補正で可決された玖谷関係予算として用地取得費9億7,800万円,工事用道路建設費2,680万円の予算の執行に注目をいたしておりましたが,今回の補正で玖谷関係予算11億円余が明許繰り越しになったことはまことに残念なことであります。当局のさらなる努力を求めるものでありますが,繰り越しの主たる原因が伝えられますように隣接するゴルフ場との交渉にあるとの報道が事実だとすれば,何が交渉のネックになっているのか,それに対して当局はどのような対応をしてきたのか,また交渉の経過等も含めて明らかにしていただきたいのであります。  その場合,営業補償云々ということも伝えられておりますが,この点に関してはどうなのかも含め御答弁をいただきたいと思います。  さらに,この交渉がこじれ,長引いた場合,62年度末搬入開始というタイムスケジュールからいって,交渉のタイムリミットはいつごろと判断をしておられるのか,もし,それまでに解決がなされなかった場合,計画変更をもあり得るのか,それとも法的手段に訴えるという強硬措置をも考えておられるのか,お尋ねをいたします。  また,その他地元地権者との話し合いは順調に進んでいるのか,さらに太田川漁協との漁業補償の問題はどの程度進展をしているのか,お尋ねをいたします。  第3に 昨年の11月9日に控訴審判決の出た戸山埋立地についてお尋ねをいたします。  この問題は,昭和50年のごみ非常事態宣言を受け,広島市が沼田町戸山地区に埋立地建設を計画して以来,既に10年が経過をしようとしているにもかかわらず,いまだ本訴訟については審理再開のめどさえ立っていないという状況にあり,関係住民にとっては,まことに耐えがたい日々が続いております。当局は当面地元住民を刺激することは得策ではないと判断してか,この問題に積極的に取り組もうとはせず,ひたすら問題解決の先送りを図っておるのが現状ではないでありましょうか。こうした地元住民との折衝のまずさを裁判所からも指摘をされたわけでありまして,その後のごみ行政の対応を見ておりますと,そうした傾向が今もなお続いているのではないかと憂慮するわけであります。戸山地区がだめなら瀬野川,瀬野川が満杯になれば玖谷と,常にもう後には引けないと,しかも,公共の利益という大義名分を立て,ひたすらに強硬突破するという姿勢でこの問題に対処されてきたことは大変残念であります。  しかし,ごみ問題は大きな都市共通の課題として避けて通れない問題であるだけに負担の公平,長期的な視点が不可欠であります。その意味で,これらの問題の発端となった戸山問題をどのように解決をしようとしておられるのか,建設計画を見直すのか,それとも続行するのであれば,周辺の整備等も含め,地元の町づくりをどのように考えているのか,荒木市長の基本姿勢をお尋ねいたします。  次に,心身障害児の早期療育対策についてお尋ねをいたします。  この問題は,昨年12月議会でも論議がなされ,民生局長は答弁の中で,市の社会福祉審議会の答申を踏まえ,部内に心身障害児早期療育指導委員会を設置し,検討を始めていると御発言になりましたが,その後の経過について御報告をいただきたいのであります。  また,最終的にはそこでの検討を踏まえ,どう施策の具体化,実現化を図ろうとされているのか,お尋ねをいたします。  現在,市の療育指導相談所には市内在住者から年間1,000件近い相談が持ち込まれているようでありますが,ゼロ歳から3歳までの低年齢児層がここ数年過半数を占め,中でも乳児の比率が非常に高くなっているとの報告がなされております。しかし,せっかく早期に相談に訪れても,外来療育は1歳から,通所施設は2歳もしくは3歳からということで,大半の相談者が自宅療育というのが現状で,将来に不安を抱えて,日々生活をしているのが実態なのであります。こうした現状を踏まえ,早期療育のための実効性ある施策が講じられるよう調査検討を強く求めるものであります。この問題に関連して,本年3月末でもって父兄の強い反対を押し切って廃止となる心身障害児通園訓練施設──若葉教室の問題について一言触れておきたいと思います。  既に,過去何回か本会議や委員会でも取り上げられ,また昨年12月には存続を求める市民の署名が添えられて,市長に対し陳情がなされていることは御承知のとおりであります。10年間にわたり,県・市の補助事業として立派な実績を上げてきたことから経営主体である安佐南区社会福祉協議会からも,市に対し施設の引き取り請求が出されていたにもかかわらず,既存の施設が定員に満たないとの理由で心身障害児の多様化しつつある現状を顧みず,新規の開設を拒んできたことはまことに残念なことであります。私どもの調査した全国の資料からも早期発見,早期療育は時代の流れでもあり,センターと地域を結ぶ一体的な療育の必要性は今後ますます高まっていくものと考えられるのであります。  そこで,従前からも主張しておりますように,地域療育のための福祉センターの建設を強く要望するとともに,同若葉教室の自主療育活動が引き続き円滑に行われるよう強い行政指導をすることを強く求めていくものであります。  また,今回の廃止に伴い,一般の幼稚園,保育園に行かざるを得ない心身障害児の受け入れ体制の充実を強く要望するものであります。当局の今後の対応についてお尋ねをいたしたいと思います。  以上をもって私の質問を終わります。御答弁によりましては,再質問の権利を留保さしていただきます。長時間の御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(講元英雄君) 市長。           〔市長荒木 武君登壇〕 ◎市長(荒木武君) ただいまの福島議員のアジア競技大会についての御質問に対しまして御答弁申し上げます。  御案内のように,本市は世界恒久平和を願う広島の心を国の内外に伝えるとともに国際交流の活発化あるいは地域経済の振興,市民の文化・社会活動の向上などを図るためにメッセ・コンベンションシティーづくりを目指しておるわけでございます。  アジア競技大会の広島開催は,まさにこうした目的に沿うものであると,このように考えております。アジア諸国を代表する若人が一堂に会し,スポーツを通じて交流を深め,広島の平和の願いを理解することは世界平和に大きく貢献し,この大会の意義を高めることとなると,このように考えておりまして,そういう観点からアジアオリンピック評議会総会等におきましても,その意義を──広島で開催する意義を強調してまいったところでございます。こういう広島開催の意義がアジア諸国に理解をされ,OCA総会において二つの大会が同時に決定されるという異例な措置となったものであると考えておりまして,私は広島開催は必ず成功する,成功させなきゃならぬと,このように考えておるところでございます。  これに関連して,都市基盤の整備についてお話がございました。道路などの都市基盤の整備につきましては,国及び地方公共団体が地域の発展と住民の快適な生活環境を確保するため,アジア競技大会の開催の有無にかかわらず,長期計画を策定し,事業を進めているところでございますが,アジア競技大会や御指摘のあった記念行事等を契機に計画が早期に促進できるよう対処してまいりたいと,こういうふうに考え,対応しておるところでございます。  このアジア競技大会開催に伴う経済効果につきましては,現在,文部省,オリンピック委員会等と協議を進めている大会開催計画や関連公共事業の内容が決定した後に検討することとしておりますが,一般的に申し上げますならば,投資の約3倍程度の波及効果があると言われておりまして,地域経済への活性化が期待されるところであります。  なお,現在は御存じのように,アジアのほとんどの国が発展途上にありますが,広島大会が開催される9年後におきましては,これらの国々は大きな経済成長を遂げてまいるのではないかと,こういうふうにも考えられますし,日本にとりましても,そういう意味におきまして,アジア諸国の発展のために貢献できるような行事を開催する必要があるのではないかと,こういうふうに思うわけでございます。このために私は大会開催期間中に経済界と協力して広島の産業あるいはアジア諸国の産業等を紹介する見本市等を開くことについて検討してまいりたいと,このように考えているところでございます。  以上です。 ○議長(講元英雄君) 民生局長。 ◎民生局長(田島敏男君) 障害児療育について私の方からお答えします。  まず第1点の心身障害児早期療育指導委員会での検討の結果は,その後どうなっているか,あるいは地域療育福祉センターの建設を絡めて御質問がございました。  また,第2点としては,若葉教室廃園後の入所児の受け入れ等に万全を期せと,あるいは指導受け入れ体制を充実せよというふうに受けとっております。  早期療育の充実については,御承知のように本市においては,昭和49年に全国に先駆けて総合的診断評価機能と施設療育機能とを兼ね備えた心身障害児福祉センター,これは昭和55年4月に児童相談所と合わせて名称を児童総合相談センターと変えております──を設置し,保健所や医療機関等と連携して障害児の早期発見,早期療育に努めてきております。また,昭和54年には,当センターの施設に通園が困難な安佐地域に心身障害児地域通園事業施設安佐くすの木園を設置するとともに,昭和58年度からは特に障害が中軽度の幼児については,保育園等で健常児と統合して,ともに伸びる保育をしていくことが望ましいという広島市児童福祉審議会の答申趣旨を踏まえまして,障害児保育の充実を図ってきておるところでございます。しかし,早期発見,早期療育の面については,昨年8月に広島市社会福祉審議会からいただいた答申の中で療育体系の整備や療育内容,方法等について,さらに研究検討を行うよう指摘を受けておりますので,昨年からことしにかけて心身障害児早期療育指導委員会,我々はこれを俗に3局会議と呼んでおりますが,ここにおいて早期療育体制やネットワーク,障害児の推計など,特に現状分析を主体に作業を進めてきております。今後とも関係部局との連携を図りながら検討を深めてまいりたいと考えておりますが,こうした内部検討が進行する中で必要があれば児童福祉審議会,この中に障害児関係部会がございますので,また諮問することも考えてみたいと思っております。こうした検討の結果,問題点等があれば,実施計画等へ組み込むなど,計画的に対応していきたいと,こういうふうに考えます。  若葉教室の入所児の受け入れ体制など御要望の件につきましては,保護者から個々人の希望をお聞きしておりますので,希望施設など関係先とも十分連携をとり,問題のないように対処してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(講元英雄君) 環境事業局長。 ◎環境事業局長(石田嘉堆君) ごみ埋立地につきまして御質問がございましたのでお答えいたします。  廃棄物処理施設の建設につきましては,都市施設として必要不可欠の施設でございますが,いわゆる迷惑施設という認識がございまして,これの建設は非常に困難をきわめているのが現状でございます。  そうした中で,瀬野川埋立地につきましては,地元住民の方々の御理解のもとに,昭和49年から不燃物の埋立業務を行っているところであります。搬入期限につきましては,次期埋立地との関連から昭和61年4月ごろということでお願いをしていたものでございますが,次の埋立地である玖谷埋立地へ搬入ができるようになるまでは本市唯一の埋立地でございます瀬野川埋立地に依存するしかなく,この旨地元に対しまして搬入期限の延伸について申し入れをし,御理解と御協力を要請しているところでございます。現在まだ結論をいただいておりませんので,近くまた地元へ参りまして,お願いをするということにいたしておりますが,その過程におきまして,地域整備等の要望があれば実現可能な範囲において誠意を持って対応してまいりたいと,このように考えております。  次に,玖谷埋立地の建設に伴う環境影響評価でございます。  これにつきましては,所定の手続に従いまして,関係地域住民を対象に評価書案を公告,縦覧し,昭和60年1月12日をもって第1段階の手続を完了いたしております。これを受けまして,広島県知事から広島市長あてに意見の照会がございまして,既に2月の7日,本市としての意見提出を行っておりますので,3月の上旬には広島県知事の最終意見書がまとめられ,3月中には評価書の公告,縦覧の運びになるのではないかというふうに考えております。  次に,ゴルフ場との交渉でございますが,隣接地である広島中央ゴルフクラブの意向は,ゴルフ場に隣接してごみの埋立地が建設されるとイメージダウンとなると,営業面において支障を生ずるおそれがあるというお考えから,前もって予想される損害の賠償をしてほしいということなどの要求が出されております。  これに対しまして,本市としましては,公害防止対策に万全を期するとともに,景観保持につきましても,十分な配慮を行おうと,また実際にゴルフ場事業に明らかな損失を与えたときには補償を行うというふうなことをお伝えしておりますが,今後全体スケジュールの上からも非常に厳しい状況にありますので,一日も早く中央ゴルフクラブの御理解を得,御協力をいただくよう鋭意折衝を行いたいというふうに考えております。  次に,玖谷埋立地建設予定地の地権者との話し合いでございますが,昨年12月,それまでの地権者連絡会が改組されて,新たに玖谷埋立地地権者の委任を受けた代表委員会というものが設けられました。以後この委員会と土地の買収価格あるいは立木の補償問題などにつきまして交渉を行っているところでございます。現在,同委員会と最終的な詰めの段階に入っておりまして,近く合意が得られるのではないかというふうに考えております。  また,太田川漁業協同組合でございますが,昨年6月に文書によって協力の申し入れを行いますとともに,理事会におきまして玖谷埋立地建設計画を説明さしていただき,埋立地建設への協力をお願いしておるところでございます。  今後の予定といたしましては,埋立地の実施設計,浸出水の処理施設の細部計画がまとまり次第,具体的な協議に入らしていただきたいというふうに思っております。  それから最後に,北部埋立地の問題でございますが,この訴訟につきましては,昭和50年7月仮処分が申請されまして以来約9年の歳月を経まして,昨年11月9日控訴審判決が言い渡され,一審判決を取り消し,住民側の埋立工事着工の差しとめ申請が却下されたわけでございます。  しかしながら,一方におきまして,昭和51年9月に提起された本案訴訟が継続中でございます。これにつきましては,一昨年2月16日,第5回の口頭弁論をもって中断したまま現在までまだ裁判所から審理再開の期日指定がなされていない状況でございます。  今後の対応でございますが,本案訴訟継続中ではございますが,今回の判決におきまして埋立地の必要性と公共性及び市の環境保全対策の妥当性が認められたところでございますので,今後地元関係住民との話し合いを進めて判決の趣旨を十分理解していただき,当面,環境調査の実施について理解と協力を要請してまいりたいと,このように考えております。  以上でございます。 ○議長(講元英雄君) 経済局長。 ◎経済局長(網井信昭君) 安佐地区工業団地への企業立地についてお答えいたします。  58年に市内企業約2,500社を対象にいたしまして,企業立地基礎調査を行ったわけでございます。その中で1,006社の企業が新増設を考えておりまして,このうち約60社が安佐地区への進出を希望しておるという調査結果が出ております。で,この60社といいますのは,地域も指定しないで,すべての広島の市域でどこがいいですかというような形での調査でございますので,非常に希望の地域がばらついた中での60社でございます。また,そのときの用地選定の要因といたしまして,地価が安いということはもちろんでございますけれども,交通の利便性とか,あるいは質の高い労働力の確保,取引先や関連企業に近いというふうなことも土地選定要因の上位を占めておるわけでございます。  で,また,現在その新増設の計画を持っております1,006社と,それから国内外の企業2,500社を対象にいたしまして立地意向の調査をやっておるわけでございますけれども,その中で安佐地区を示しまして,企業立地の意向調査を今やっております。そういうふうなものの調査結果等を踏まえながら,積極的に企業立地の誘導を図っていきたいというふうに考えております。 ○議長(講元英雄君) 都市整備局長。 ◎都市整備局長(柳川幸雄君) 内陸部開発につきましての沼田の土地利用計画案の中での広域公園の位置づけといったことでお答え申し上げます。  まず,この土地利用計画案の実現を図るためには,まず,公共施設の整備を先行的に進めまして,民間の宅地開発を良好な町づくりへと誘導する必要がございます。このために,計画案の中で広域公園につきましては,当地区を総合自立都市へと誘導していくための先導的施設といったもので位置づけまして,周辺の土地利用との整合を図ったものでございます。この広域公園の整備に当たりましては,河川につきましては現況の河川に影響のない範囲での調整池,また上下水道につきましては,この公園の利用に見合います施設を設置して対処するというふうな考え方をしております。  なお,念のために道路につきましては,主要幹線道路でございます草津沼田線が近く開通いたしますし,また東野大塚線につきましては,公園の完成までには完成するという見込みでございます。  それからまた,凍結解除との関係でございますけども,この地区におきます住宅地の開発等につきましては,今後開発計画についての協議,調整といったものを図りながら,道路,河川 上下水道などの公共施設の整備計画といったものとの全体的な整合の見通しのもとに方針を立てていくというふうな考え方でございまして,この広域公園の建設着手をもってなし崩し的に凍結を解除していくということには考えておりません。
     それからまた,開発につきましての事業手法,事業主体といったものについての御質問でございますが,基本的には民間の開発事業者によります自力開発,いわゆる民間エネルギーを活用いたしました開発方式といったものを念頭に置いてはございますけども,しかし,数多い開発事業者を地区の総合開発に向けてまとめていくといったふうなやり方につきましては,全国的に見ましても例が少のうございまして,御指摘のように今大きな検討課題だというふうに認識しております。  具体的な開発方式につきましては,今後地域住民あるいは開発事業予定者の意向とか,あるいは公共施設整備とのバランスといったものを考慮しまして検討する方針でございます。既に,この計画等の進め方につきましては,地域住民の方あるいは開発事業予定者などに対しましての説明会も行っておりますし,また2月には県と一緒に開発事業予定者に対する意向調査等も行っております。  また,60年度におきましても,地域住民の方々の開発に向けての意識調査いったものも行う予定にしておりますので,今後ともこういったことの意向をまとめながら,また調整を図りながら関係者の理解とか協力といったものを得られるような適切な開発方式といったものを見出していきたいというふうに考えております。  なおまた,市とか,いわゆる公団等の公共サイドの事業参加についてはどうかといったことでございますが,現段階では一応未定でございます。今後の協議,調整の過程におきまして考えていく必要があろうかと思いますが,その時点でいろいろ研究をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(講元英雄君) 建設局長。 ◎建設局長(藤井崇弘君) 安佐地区開発計画につきまして分譲開始時期など5点についてお答えいたします。  まず第1点,分譲開始時期につきましては,この安佐地区工業団地が市域内企業の流出防止と,それから,成長性の高い企業を誘致するために建設するものでございますが,このため事業の計画段階から希望業種を把握する必要がありまして,企業へのPRは既に58年度から始めているところでございます。今後,用地取得,造成等を進めてまいりますが,62年度ごろから予約の受け付けを行って,66年度ころから分譲を開始したいと考えております。  第2点目の分譲価格についてでございますが,この分譲価格は本事業費の動き,それから道路や橋梁などの公共投資の投入の額,それから先ほどの分譲の時期の見通しなどによって変動してくることが予想されるため,現在のところは設定しにくいところでございます。  一般的に,都市に近いところの工業団地は地価や環境整備等から割高にならざるを得ませんが,県内のほかの内陸部の工業団地と直接的に比較するわけにはまいりません。今後,事業の具体化に合わせまして,付近の民間開発の状況,それから他都市の工業団地の事例等を参考にしながら,できるだけ低廉な価格に抑えて設定していきたいと考えております。  それから,この工業団地のセールスポイントは何かという御質問ですが,安佐地区工業団地の立地条件から考えますと,幾つかの利点がございます。  まず第1点が,中国道のインターチェンジに近いこと,約2.5キロでこの地点に達します。  それから,第2点が広島市域内に立地していて,今後の道路整備によって都心と30分で直結されるということ。  それから,3点目が,文化施設,教育施設など本市の都市集積を活用できるという点。  それから,第4点が,最近の企業は周囲の環境を重視しておりまして,この工業団地は太田川の水と周辺の緑に囲まれた自然度の高い地区であること,こういったところがセールスポイントであろうと思います。  それから,4番目が環境影響調査の進捗状況と公告,縦覧の時期でございますが,この環境影響調査につきましては,県が定めております環境影響評価の実施に関する指導要綱に基づきまして,59年度からこの調査を進めておりますが,60年度の2年度にわたりまして,大気,気象,水質等の現況調査を実施してまいります。で,この調査結果を踏まえまして,61年の夏ごろには公告,縦覧を予定したいと思っております。  それから,最後の太田川上流での開発であるがゆえに水質保全をどう考えておるかという点でございますが,この工業団地が太田川上流域に立地するという点に,我々水質保全に十分配慮せねばならないと思っております。今後,誘致いたします企業につきましては,できるだけ節水型で公害の少ない企業をもくろんでおります。排水の水質保全対策につきましては,他の内陸工業団地の実施例を参考にしながら,今後十分検討していく所存でございます。  以上です。 ○議長(講元英雄君) はい。 ◆2番(福島和宏君) 2点だけ要望しておきます。  まず,今お話がございました長沢の開発の分譲価格ですけれども,確かに現時点ではまだ用地買収が終わっておりませんから正確な値段を出すことは困難であろうと思いますけども,少なくとも62年度分譲の予約の受け付けを開始するときには明確にしておく必要があろうかと思います。どうか,今御答弁ありましたような形で,できるだけ低廉な価格で供給ができますよう御努力をお願いしたいかと思います。  それからもう一点,障害児教育についての,今現在3局会議で御検討がなされております内容について児童福祉審議会へも諮問を考えたいという御答弁でございましたけれども,ぜひともこの福祉審議会の方に諮問をしていただいて,現状の実態を踏まえた適切な対策が行われるよう強くお願いをしておきます。  なお,その他質問通告しておきました外郭団体の運用のあり方につきましては,予算特別委員会でやらしていただきます。ありがとうございました。  ─────────────────────────────────            休   憩   宣   告  ───────────────────────────────── ○議長(講元英雄君) この際,暫時休憩いたします。              午前11時56分休憩  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜              午後1時07分開議              出席議員  45名              欠席議員  14名 ○議長(講元英雄君) 出席議員45名であります。  ─────────────────────────────────            開   議   宣   告  ───────────────────────────────── ○議長(講元英雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。60番宮本正夫君。           〔60番宮本正夫君登壇〕(拍手) ◆60番(宮本正夫君) しんがりをやるわけですが,議長さんに時間はどれぐらいありますかいのいうて聞きましたら,いや十分にやったらええよと,こう言われるとびびるんです。(笑声)ほいで,うちの幹事長に言いましたら,まあ30分ぐらいですぞ,私もこれは意見だと思うんで,できるだけ簡略にやりたいと思います。(「遠慮せえでもええで」と呼ぶ者あり)(笑声)  市長さん,来月の20日でいよいよ100万都市としての内容,外観ともに整うわけです。振り返って見ると,この道のりは,随分長いものがありました。  将来,広島が伸びていくためには,旧市域から工場が外に出てもらう,出られる,こういうことでは,後は住居だけになるので,最も好ましい職,住の整った町にならんということから,近くの議長さんと相図って広域行政を考えようじゃないかいうことがスタートになり,いろいろな法律の援助等があって,市長の猛烈なタックルで,あなた自身の手で政令都市の指定を受けたのはたったこの間のような気がします。  その間に思い出してみると,中島特別委員長,砂連尾委員長,任都栗委員長等々,骨を折られたことを思うとき,まことに感無量なものがございます。  私は,この成功の要因がいろいろあるけれども,ひもといてみると,一つは荒木市長の勇気ある決断がこの機運を醸成したと思うんです。それは何か,自治省から澤田助役を連れてきたことから始まって,この政令都市への移行の問題があの難しい自治省の中を駆けずり回って機運を醸成したと考えております。私は,この決断と勇気,こういうすばらしい力を持っておる荒木市長を合併問題に思いをはせるときには,いつもやるもんじゃのう,大したもんだ,かつては一緒に席を並べてやじったり演説したりしたのにと思いながら敬意を表しております。  また,五日市と合併することによって私たちは悲喜こもごもの感情を抱きました。しかし,夢があるような気がします。  吉見園沖の50万坪の埋め立て,これを県の力によって施行してもらうと,この及ぼす影響というものはかなり広範囲であり,なおかつ広島市の活性という言葉で言われていますが,大きな原動力になることは間違いないと思う。そういう夢をかけております。  これは,県がやられるのであるから,これに対していち早く県に協力を申し入れ,県に早く漁業補償を解決つけてもらうような連絡を緊密にとる必要があると思うんです。これに対しての市長のお考えを承りたいと思います。  あわせて,先般,三,四日前の新聞を見ますと,ある地区から漁業権の申請をしております。これは,この漁業権が仮に認められたとすると,雨後のタケノコのように類似の漁業組合の申請が出ることは避け得られないと思います。  この地域に対しては,それぞれ消滅補償等が払われておる地域であり,この地域は将来広島が伸ひていくためにはぜひ必要な海域であります。  この許可権の問題は,県にあるわけです。こうした事柄を先取りをしながら県に対して力強い助言,要望等をしておかないと,後日いろいろな埋立計画を立てられても実行できないような事態になるのではないでしょうか。  広島の埋め立ての歴史は,漁業補償に対する対応の苦闘の歴史であったということも言えると思うんです。この事柄に対して,市長はどのような対応を考えられるか,所信を承りたいと思うのです。  ずうっと質問を聞いておりますと,今回は,工場の誘致の問題が中心のように聞こえました。関心がここに来ること,私はありがたいことだと思う。職,住整うた地域社会,働き場所がある地域,その町こそ活気のある町じゃないでしょうか。姉妹都市を結んでおるボルゴグラードにしても,住まいと職場との関連を非常に重要視しながら発展をしております。  ところが,いろいろ御心配になっておるようですが,さて来るという人がなかなかいないんです。工場がないんです。寂しい気がします。反対に出ていく工場がある。最近の新聞では,戸田工業さんも外に出ていくという──大竹に出ていくということです。  我々は市を賄う上において,最も安い行政費用でもって最も安い負担でもって豊かな生活ができることを考えていかなければならぬ,ただ美しい言葉,美しい言葉によって軽率に将来負担が多くなるような計画というものは慎重にやらなきゃならぬと思うておるのであります。  じゃあ工場が広島から出ていく原因はどんなことがあるんですか,その原因は何でしょう。市長に承ってみたい。  例えば土地が狭いこと,土地が高いこと,道路との関係がうまく行ってないこと,あるいは土地の価格が安定しないで年々上がっておるというようなこと等が挙げられると思いますが,さらには労務課長をしておられた市長のことですから,労働力の問題も要るんじゃないかという言葉も出るのではないかと思いますが,こうしたよそに出ていく原因を調べながら,出ていく人に待ってくださいと,我々行政でお手伝いできることがありましたらお手伝いをしましょうというような熱意,情熱がよそから引っ張ってくるとともに,市内におるものを出していかないような方法,出ていかなければならないような苦しみを抱えておる事業に対して,経済局を中心にして研究をし,適切な措置をとる必要があるんではないかと思うんですが,これらに対して市長はどうお考えになっておるのか。  先般,東洋工業の人事異動がありました。そのときにタクシーに乗って話を聞いておると,どうもこれは広島から東洋工業の本社が移っていくんじゃあないかと,こういう話があるんですが,どうですかということでした。自動車業界はだれかがお話しになったと思いますが,悪くないという意見もあるし,将来斜陽に属する産業だという人もあります。例えば,夕べのテレビを見ましても,韓国が米国に対して進出しておる輸出量は,日本に次いでおります。これをいつオーバーするだろうかというかけに似た気持ちで眺めておる人がたくさんあります。限られた需要──大きい目で見た限られた需要,その中における自動車産業の生産能力というものも,いずれの日か頭打ちになることを考えなければならない,生産を下げなければならない時代が来るということを念頭に置くべきだと思うんです。だれかがこのことを言っておられました。やはり同じことを考え,同じことを心配しておる。  東洋工業のあることによって旋盤技術を中心にした広島市の技術向上はすばらしいものがありました。三菱の造船に伴うところの仕事によってあらゆる仕事に技術の向上がありました。評価されるようになりました。何でもないようなことでも,田舎らしい内装関係が,三菱の造船をやることによって新しい感覚を取り入れ,新しい技術を導入したことはきのうのように思われます。これら中心であった工場が,今や一つは今申し上げたように心配な種を残しておる,また一つは,三菱の工場は,あの膨大な地域の中に,地域にふさわしくないような操業をしておると,寂しい限りだと思うんです。  このことを考えたときに,今から十何年前,不況のどん底に広島がありました。三菱から造船の割り当てを三菱へは──広島の三菱へは造船の割り当てをしないというときがありました。そのときに,市会ではだれ言うとなく,チームを組んで東京に行って三菱の関係──船舶関係に行って,どうぞ広島を助ける意味においても,広島に産業を残す意味においてもぜひ割り当て配慮をお願いしたいという運動を我々の先輩はやりました。  私は,今,三菱の造船所の活用を,新しい産業を中心にした活用,そうしたものを本社の方々にお願いをする時期じゃないか,一生懸命お願いをして,広島を素通りにした考えのないようにお願いをすることが先輩諸氏の苦労せられた事柄に報いる道であり,また市民のひそやかな願いに対しても行動を起こしておるということを知ってもらう必要があるんじゃないかと思います。  いろいろな自動車の産業が規制をされてきます。しかし,由緒のある東洋工業の本社が他の都市に移らないようにしてくださいということをお願いに行くようなことをしたらおかしいんでしょうか。本社が移った後,東洋工業から出る発注が減らないという保障はないんです。あればこそ発注も比較的低テンポで出されておったと思うんです。これが本社扱いになってきたときにどのようなことになるかということを考えたときに肌寒い感じがします。  今は亡くなった石田議員が私に言ったことがあるんです。「先輩,油谷工場はもうだめなんだ。借金で首が回らないんだよ。しかし,自分はそこの出身である,また多くの友達がおる,これらをつぶしちゃならない,必死な構えで自分はおります。何とかならぬだろうか。」,私は根限り知っておる人々に話しました。「喜んでください。借金の肩がわりをしてくれたんで,油谷は当分つぶれないで済みます。」という話を聞いたんです。私は,今,東洋工業のことを思い,三菱造船関係を思うときに,この勇気ある言動をした石田君が今いないことが寂しい気がします。  市長,こうした事柄をあなたは一つの方針として,共に市議会と手を握ってやろうじゃないかという一つのテーマを出してもらう時期じゃあないかと私は思うのであります。  いろいろ話したいことはたくさんあります。30分──よけい言うても申しわけないんで,話を縮めて申しますが,皆さんが可部線,芸備線のことを言われました。もっともだと思う。いろいろな輸送方法はありますが,安定した輸送方法というものは,軌道を利用したものが比較的安くて利便性を発揮すると私は考えております。あれをもっと活用することはないか,何年か前に市会の皆さんと手分けをして,可部と芸備線をつなぐ方法はないだろうか,単線でもいいからつなぐことによって循環路線にすることはできないだろうかということを話し合ってその運動も持ち上がりました。また,その後,鉄道局なり,鉄道の労働組合からも,あれをつなぐことが急ぐんじゃないかという話もありましたが,立ち消えになっております。  私は,勇気を持って,こういう問題は,金が要っても市長がかつて澤田氏を引き寄せたときと同じように,自分の方針を指示すべきじゃないでしょうか。それができるなら,市長の考えておる平和都市運動とともに,その内容に血と肉が盛り込まれるような気がするのであります。どうか,そうした事柄を具体的に示して,ただ何々会の結論がこうであったということでなしに進めていく時代になっておるような気がするんですが,市長の意見を承りたいと思います。  これは,軌道だけでなしに全く歯がゆいほど自動車の渋滞があります。万一天災が発生したときにこういう状態では逃げおうすことはできないと思うんです。そういう意味からにおきましても,この渋滞の排除対策を何年先には完成するんだというのではもう待ち切れないような庶民の声があることを理解していただきたい。  荒木市長は外に向かって平和ばかり言っておるじゃないか,あれでいいのかいと,こういう声を聞きます。しかし,荒木市長の胸中に入れば,平和問題もやりたい,広島自身の発展策も考えていきたいという二つの柱を抱えながら苦闘しておられるのが実態かと思うわけです。しかし,これは口の上の説明では多くの人は納得しません。具体的に示すべきじゃないですか。  そういう立場から荒木市長は建設省から助役を呼んでこられたと思うわけです。建設局長も本省から呼んでこられたと思うんです。そこで我々は御両人に対して期待を持っておる。あれはできません,これはできません言うのなら何も本省から来られなくてもいいの,(笑声)できないけれども,市長に進言をして,黒字になっておる金を先行投資しようじゃありませんか,いたずらに補助金のみを頼っておったのでは庶民の不満は解消できませんよと,そういう金を出してください,そのかわりできるだけ本省の理解と協力を求めるようにやりましょうという気持ちで来ておる御両人だと思うんです。この御両人の気持ちを,市長は,金は任してもええからやってみてくれという指示を与える気持ちはあるかないか,このことによって,来てもらった人たちにも広島に大きな足跡を残し,いつまでも市民の人たちはその功績を忘れないでしょう。やはりこうしたことも勇気を持って示すべきではないでしょうか。  場所を言えばたくさんあります。2号線の問題,あるいは可部地方における問題,あるいは己斐の朝夕のラッシュの問題,こうした一つ一つを考えて本省に顔のきく助役,局長が元気を出してやれるような方策をひとつ市長,指示してほしいと思うのであります。  先ほど漁業組合のことを申しましたが,これは大変簡単なようでいろいろ難しい問題があると思いますが,今こそ勇気を持って広島市の将来に支障にならないように,県に対して働きかけられることを重ねて申し上げておきます。  それから,空港の問題なんです。ちょっとこう頭をかきかき言う感じがするんですが,今度の空港の発端は,地元の人が機種の変更を認めてくださった,私はよく認められたと思う。やはり広島の将来を思い,現在を思うたときに,許せる可能な限りこらえて同意することが,広島の繁栄,情報化時代に貢献するものだという認識の上に立っての協力だと思います。  ところが,新しい事態で,仙台が新幹線ができたために便を減すという話,そこから始まってもう二度とこのチャンスはないから,この便を広島にとっておくことが,広島の安くて安全で早い利便性のある空港便を維持する上において大切だという発想から生まれたものだと思います。それに対して質問せられた人もありますが これはまあちょっとさわらぬ方がいいよというような感じの答弁があったように思うんです。これこそ勇気を持って体を張ってやってくださるところに,我々は理事者に対して信頼も置けるし,協力の度合いも深まるというものじゃあないんでしょうか。  ときには行政が仕事を進めていく上において,地元と摩擦することはやむを得ません。先ほどもあった埋立地の問題にしてもそうです。それを説得しながら進めていくところに行政手腕があるんだと,私は先輩議員から教えられておるのであります。これに対する所信を承りたいと思います。  今度は旧庁舎のことです。これも頭をかきかき申しますが,新しい建物は恐らく大したもんでしょう。結構なことです。皆さん,私は,22年に市会議員になったんです。初めて市会で議場が開かれたのは,この庁舎の──古い庁舎の北側じゃったんです,3階で。そこにはわずかにさくが設けてあって,傍聴席と議員席とが分かれておったんです。これは,市長,そうだったろう。焼けたまだ傷もあったわけです。そうしてそのときに市長も同じ記憶だと思うんですが,草津の方からどなり込んで来られて,太田川の問題があったんです,出たばっかりで何が何やらわきゃあわからぬ,怒られるばっかり,そういう思い出もここにあるんです。  それはそれとして,8月の6日にここでは大変なことが行われたわけです。罹災を受けた人たちがここにどっと押し寄せたんです。そのとき命より大事なものは配給証明書です。罹災証明書なんです。そうして,どこに行けば救ってもらえるだろうかという場所を教えてもらうために押し寄せてきました。ところが,職員も原爆を受けておるんです。被爆しておるんです。鉢巻きをしながら一生懸命こうした人たちに対応してきたんです。その一人の中に浜井信三氏もおるんです。あの人が今生きておるなら,この話をするといろいろつけ足してくださる話が多いと思います。私は,その姿を見て,広島市が水主町に市役所を設けて以来,こんなに市の職員が市民の要望にこたえるために一身を振り捨てて仕事をした時代があるだろうか,また,来た市民の人たちは,市の職員のそうした協力に対して信頼のできる市役所,信頼のできる市役所,市の職員という気持ちを持って,喜び,勇気づけられたと思います。  ある人は,命絶え絶えになって玄関を入った地下室の壁に,当時焼け残った木片を拾って炭で自分の所在を訴え,自分のなすべき事柄の気持ちを書き残したんです。また,ある人は壊れたガラスの破片を持って力弱まっておるけれども,せめて自分がここで死んだということを知ってもらうために自分の名前を書き入れたんです。私は,今でもそれを目を閉じると思い出すんです。こうしたところから,広島の平和への願い,平和都市宣言をした広島市,平和都市法を通過させた広島市,原爆医療法を獲得した広島市,これは源はこうしたところから始まっておることを私は思うのです。今,それがブルドーザーによって壊されるということは耐えがたいんです。しかも,このような貴重な歴史的遺産は,壊すとしたら,壊しますということをはっきり言った方がええと思う。予算,どこへつけておると,こういう聞き方をすると,北庁舎の中へひっくるめてます。これは,貴重な存在に対する認識が欠けておるんだと思う。私は,そのことに対して力強い憤りを覚えるんです。私は何にも宣伝していないのに,ハワイからパリから,広島のあの庁舎を残してほしい,あの語り部をぜひ残してほしいという手紙が来ております。皆さん,全部の建物は残されぬにしても,語り部の人が,よそから来た人が,なぜこの異質的な古臭い壊れた建物の残骸を残しておるのかという疑問を持ってもらうことが大事じゃないかと思うんです。その疑問を持つことによって語り部が人であり,あるいは建物がこうこうなんです,ああやって立派な建物はできましたが,しかし,これも人と人によって壊されるおそれがあるんです。だから,我々は人と人との和を大事にします。平和を願うんですということを申し上げ,広島の理念を語るとともに,再びあってはならないことに対する願いとして,市民と市の職員がこんなにして苦心をしながら広島の復興へのスタートを切ったんですということを語る場所があってもいいじゃないですか。それをブルドーザーでのけなきゃいけないんですか。そりゃあ残しとります。階段残します,石を残します──そんなことじゃあつまりゃあせぬ。残す気持ちを持って我々はこれを伝えていくことこそ大事なんじゃないでしょうか。やかましく言われたから残すということでなしに,その心を受け継いでいくところに広島の未来があると思うんです。市長のやっておる平和運動の基本があると思うんです。  こういうことを考えてくると割合に興奮するんで,興奮すると体にさわるおそれがあるのでぼつぼつやめますが,(笑声)しかし,だれかが言わなきゃならぬ,そうした事柄を話し合っていく時間を私は設けるべきじゃあないか,あのものを全部残せと言っても無理だろう。ではどのようにしたら語り部の役をあの建物にすることができるかということをみんなの共同責任で残す時間を与えるべきだということを私は思うんです。市長さん,私の考え,違いますか。  ということで,私は皆言うたと思うんですが,とにもかくにも市長の英断によって物事が進んできた例は,さっきの合併の問題だけじゃありません。ほかにもあるわけです。市長をたたえながら,あるときには市長に気に入らいでも要らぬことを言うて,我々の幸せ,我々の後輩のための広島市──つくることに努めていきたいと思うわけで,多少,市長,無礼があっても許してください。いうようなことで皆さんの御清聴を感謝します。ありがとうございました。(拍手) ○議長(講元英雄君) はい,市長。           〔市長荒木 武君登壇〕 ◎市長(荒木武君) 昭和22年に新しい憲法に基づく最初の統一地方選挙がございました。昭和22年でございますが,ただいま当時を振り返りながら市政全般についての御見解を申し述べられましたが,同期の桜としてまことに心強い限りであると思うわけでございます。やはり歴史というのは常に原点を振り返りながら,そこから現在を語り,将来を見通ししなければならぬということをつくづく痛感するわけでございます。  今,合併問題についてお話がございました。これもやはり先輩の敷かれた路線をどのようにして実現していくか,あるいは広域合併を通して将来広島市が政令指定都市に移行するんだと,こういう高く理想を掲げながら広域合併を進められてきたわけでございますが,そういう中で,私,市長に就任いたしましてから県,市の関係というのは上位機関と下位機関の関係があると,こういうことを初めて耳にいたしましてびっくりしたことがあるわけでございます。  例えば,広島大学の跡地の問題にいたしましてもそうでございますが,既にどなたかの今回の議会における跡地問題についての質問に対し,五十一,二年のことを振り返りながら直接に中央省庁の大臣に対して正式の市長としての要望書を出したいという,その閣議了解に対する,時価処分に対する地元市の市長としての考え方を出すように手はずを決めましたら,手続上はこれは県にしか要望書を出せないということを耳にいたしまして唖然としたことがあるわけでございます。あれが直接に省庁との折衝に委ねられておるならば,もっとこの問題は我々の思うような方向で解決したのではないかと,こういうふうに思うわけでございます。  そういうようなことを思いながらやはり先輩が敷かれた政令指定都市に向けて早くこれは途中でも政令指定都市になるべきであろうと,こういうやはり思いに駆られたことを今や思い出すわけでございます。幸い55年の4月の政令市移行というのは,当時の広島市出身の林事務次官あるいは同じ同僚の渋谷大臣あるいはそれを取り巻く友人等,陰になりひなたになって,私がお願いしないでも広島市の政令指定都市に移行することについて非常に尽力をしていただいた,そういうことを思い出すわけでございまして,そういうようなことの中から皆さん方の御協力を得て政令指定都市になったということでございますし,また,そのことを通しまして,国道,県道等につきましても,市域内についてはやはり県が権限を持っておったのが広島市に移譲されたと,こういうことの中から国道,県道等,主要幹線の整備がだんだんと軌道に乗ってきたのではないかと,こういうふうに思うわけでございまして,ただ最近の国の公共事業,補助事業等が毎年のようにゼロシーリングあるいはマイナスシーリングというような中で,やはり拡大された行財政力をフルに活用しなきゃならぬというので,例えば開発公社による先行取得をやりながらこれを補助事業に振りかえていくというような形,あるいは単独市費を相当導入しなければ交通渋滞に対応する道路整備ができないということで,今までもそうでございますが,60年度予算におきましても,土木事業関係に相当やはり単市をつぎ込まなきゃならぬ,そのことによってマスコミ等では突出しておるではないかというような非難さえも受けておるわけでございますが,現実に対応していくためには,そのような方法しかなかったということでございます。  そういうようなことの中で,せっかく建設省から派遣を受けておるのでございますので,局長,助役等が十分働けるような行政環境ができておるのではないかと,こういうふうに思うわけでございます。  いずれにいたしましても,五日市町との合併によりまして,広島市の大都市としての体裁あるいは今後の広島の発展する上において五日市町の果たす役割というものは非常に大きいものがあろうということでございまして,御指摘のような吉見園沖の埋め立て等につきましても,そのことが言えると思うわけでございます。  そういうような中で,例として吉見園沖の埋め立てについては,県が施行することではございますが,漁業補償を早く解決する必要があろうと,こういう御指摘でございますが,私どもも十分承知いたしておるわけでございます。そういうようなことで,できるだけ早くこの60年度内でも解決する方向で県が努力されておるわけでございまして,県で足らざるところは広島市に合併された五日市町,広島市がそういう合併の中で今後直接にやはり市もかかわりながら問題解決に最善の努力をいたしたいと思うわけでございます。  それから,空港のB767,4月1日導入をいたしたいと,こういう申し入れに対して広島市がどう対応しておるかということでございますが,この点につきましては,既に月村議員の御質問に対してお話し申し上げているところでございますが,いずれにいたしましても,現空港を取り巻く環境基準における就航可能便数というのは大体15便程度ではないかということが言われておるわけでございます。もし,その範囲内において767を導入することができるということならば,やはり地元との協定に基づいて地元の御理解をやはり得る必要があるわけでございまして,既にこれは県,市協力しながら地元と対応しておるわけでございます。  いずれにいたしましても,定期かあるいは最悪でも,御案内のように本年は各種の国際的な大きなイベントを抱えておるわけでございますので,不定期でも理解を得て導入する方向で努力しなければならぬのではないかと,このように考えているところでございます。  それから,現庁舎を何らかの形において残したらどうかという強い御希望が披瀝されたわけでございます。私も,その残したいという願望については,同じような被爆者の一人として,それが達成できるように努力はいたしたいと思うわけでございますが,なお,この点につきましては,新庁舎の建設に当たりましてから今日まで,いろんな角度から,どういうふうにしたら現庁舎を残すことができるか,一部でも残すことができるかということについては,十分配慮してまいったところでございます。  当初計画の段階から,建物の構造面について技術的な調査を命じたところでございますし,さらに,一部解体に着手いたしました後におきましても,再度専門家による精度の高い調査をさせたところでございます。  この調査の結果では,残念ながら部材が鉄筋コンクリートづくりであるということから,現庁舎は老朽化が進み,建物としての限界に達しているということが判明いたしました。現庁舎は原形のまま保存することが技術的に困難となった。こういうことが言えるのではないかと思うわけでございます。  そこで,どのような形で現庁舎の被爆の実相を後世に語り継ぐかについて検討をさしてまいりました。現庁舎の中で被爆当時のままで残っている玄関の石段とか,あるいは敷石,ドライエリアの縁石等を活用して,現庁舎のモニュメントとして保存することが意義があるものと考えたところでありますので,御理解を願いたいと思いますが,この問題につきましては,なお議会の皆さん方と十分話し合いをしながら最終的な結論を得たいと,このように考えているところでございます。 ○議長(講元英雄君) はい,経済局長。 ◎経済局長(網井信昭君) まず,漁業組合の問題でございますけれども,一般論として組合の設立の問題ということになりますと,御案内のように,県知事が認可するわけでございますけれども,37年の法改正前はどちらかと言えば形式的に違法がなければ認可がおりておったというような状況のようでございます。37年の法改正後は,競合の問題等もその配慮の中に入っておりまして,非常に認可の審査が,そういう指導監督の権限というのが拡張されておるようでございます。  その中で,特にその指導監督の権限が強化された中には,既存の組合との競合の問題というのが配慮の中にあるようでございます。既に本市には既存の組合が7組合,組合員が約1,500名おりますけれども,この組合が既に活動しております。この組合員たちのどう言いますか,生産量と言いましょうか,これは海面漁業でございますけれども,非常に零細でございまして,そういうふうな意味からいっても,この新組合の設立というのにはいろいろ問題があるんではないかというふうに考えております。  いずれにいたしましても,申請のあった段階においていろいろ検討してみる必要があることではなかろうかというふうに思います。  それから,企業立地の問題で,流出企業のことでございますけれども,確かに企業の流出というのがふえております。  で,この人たちの現在の工場のところから出ていこうというその理由といいますのは,58年の調査で調べた段階におきましては,まず生産の拡大とか合理化というのが一番大きな理由でございまして,29%を占めておりました。  次が,敷地が狭いということでございます。なぜ敷地が狭いかという問題はありますけれども,これが工場拡張等であれば,その生産の拡大等ということでの占める割合というのはなお大きくなるわけでございます。敷地が狭いという理由で新増設を考えておりますのは,約25%ございます。  そのほかに,建物や設備の老朽化というのが約15%ございまして,こういうふうな事情で工場適地を求めておるわけでございます。その工場適地が市域内に非常に少ないということから外へ出ていっとるのが現実であろうと思うわけでございます。
     そういうことで,今回,工場適地の造成とあるいはそういうものへの援助を考えたわけでございます。  工場適地につきましては,価格が安い,そういう土地を求めておられる人たちが26%,次が,交通の利便性でございまして,20%,それから関連企業等に近いところという人たちが約16%おります。そういうふうなことから,価格の安いだけでなくして,交通の問題,あるいはその取引先との近さの問題,距離の問題というふうなことも考えながら工場適地をつくっていく必要があるんではなかろうかというふうに考えておるわけでございます。  そういうふうなことを念頭に置きながら企業流出の問題には取り組んでいきたいというふうに考えておるわけでございます。  以上でございます。 ○議長(講元英雄君) はい 建設局長。 ◎建設局長(藤井崇弘君) 宮本先生には,先ほどは私どもへの御激励をいただきありがたく思っております。また気持ちを新たにいたしまして,市長を中心に本市の発展に尽くしてまいりたいと存じます。  御質問の中で,西部開発事業に伴います漁業廃止者の点がございましたが,当時漁業を廃止を余儀なくされた組合員数は,草津漁業組合で約210名,それから市漁協の草津地区で約220名,合計430名でございました。  当時,これらの漁業廃止者に対しまして,本人の申し出に沿って漁業廃止補償をした上,さらに職業転換を容易にするために,技術習得に対する措置や自営開業に要する貸付金の貸与,その他転業用地の分譲などをいたし,将来に向かっての生活再建に必要な措置を講じてきたところでございます。  このたびこれらの漁業廃止者が再び漁業に復帰される等のことを聞いておりますが,これらは,先生御指摘のように,認可申請が県にまだ出されていない段階でございますので,本市としましては,転業対策をかつて講じてきた経緯がございますので,好ましくないものだと考えております。 ○議長(講元英雄君) ええですか……。以上で総括質問を終わります。  ─────────────────────────────────         予算特別委員会の設置と正副委員長の選任  ───────────────────────────────── ○議長(講元英雄君) ただいま上程中の諸議案は,先例により議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置し,これに付託したいと思いますが,御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(講元英雄君) 異議なしと認め,さよう決定いたします。  ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長を議長より指名いたします。  予算特別委員会    委 員 長   山 科 美 里 君    副委員長   前   恵 介 君    同 じ く   神 明 政 三 君    同 じ く   村 岡 節 吾 君    同 じ く   松 尾 好 子 君  以上でございます。  ただいま指名いたしましたとおり選任することに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(講元英雄君) 異議なしと認め,指定どおり選任することに決定いたしました。  ─────────────────────────────────            休 会 に つ い て  ───────────────────────────────── ○議長(講元英雄君) この際,休会についてお諮りいたします。3月1日から3月18日まで予算特別委員会審査のため体会にしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(講元英雄君) 異議なしと認め,さよう決定いたしました。  ─────────────────────────────────            散   会   宣   告  ───────────────────────────────── ○議長(講元英雄君) 本日はこれをもって散会いたします。              午後1時59分散会  ─────────────────────────────────             予算特別委員会付託議案               (昭和60年度分)                昭和60年第1回               広島市議会定例会  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               総 務 関 係 1. 第1号議案 昭和60年度広島市一般会計予算中    自第1条〜至第5条    第1表 歳入歳出予算のうち     歳入全部     歳出中     ┌──────────┬──────────┐     │     款     │     項     │     ├──────────┼──────────┤     │1 議  会  費 │          │     ├──────────┼──────────┤     │2 総  務  費 │          │     ├──────────┼──────────┤     │3 民  生  費 │4 平和記念施設費 │     ├──────────┼──────────┤     │9 消  防  費 │          │     ├──────────┼──────────┤     │12 公  債  費 │          │     ├──────────┼──────────┤     │13 諸 支 出 金 │          │     ├──────────┼──────────┤     │14 予  備  費 │          │     └──────────┴──────────┘    第2表 債務負担行為のうち     新規分中     ┌─────────────────────┐     │   事             項   │     ├─────────────────────┤     │ 南庁舎整備(昭和60年度着工分)     │     ├─────────────────────┤     │ 新本庁舎建設(昭和60年度着工分)    │     ├─────────────────────┤     │ 防災行政無線整備            │     └─────────────────────┘    第3表 地方債全部 2. 第6号議案 昭和60年度広島市物品調達特別会計予算 3. 第7号議案 昭和60年度広島市公会堂特別会計予算 4. 第8号議案 昭和60年度広島市市民球場特別会計予算 5. 第10号議案 昭和60年度広島市交通災害共済事業特別会計予算 6. 第17号議案 昭和60年度三入財産区特別会計予算 7. 第22号議案 広島市区の設置等に関する条例等の一部改正について 8. 第23号議案 広島市職員定数条例の一部改正について 9. 第24号議案 職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正について 10. 第25号議案 広島市報酬並びに費用弁償条例の一部改正について 11. 第26号議案 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について 12. 第27号議案 広島市市税条例の一部改正について 13. 第43号議案 広島市消防団員の定員,任免,給与,服務等に関する条例の一部改正について 14. 第44号議案 当せん金附証票の発売金額について 15. 第50号議案 昭和60年度広島市一般会計補正予算(第1号)中    自第1条〜至第3条    第1表 歳入歳出予算補正のうち
        歳入全部     歳出中     ┌──────────┬──────────┐     │     款     │     項     │     ├──────────┼──────────┤     │1 議  会  費 │          │     ├──────────┼──────────┤     │2 総  務  費 │          │     ├──────────┼──────────┤     │9 消  防  費 │          │     ├──────────┼──────────┤     │12 公  債  費 │          │     └──────────┴──────────┘    第2表 債務負担行為補正のうち     追加中     ┌─────────────────────┐     │   事             項   │     ├─────────────────────┤     │ 佐伯消防署建設             │     └─────────────────────┘    第3表 地方債補正全部 16. 第53号議案 昭和60年度広島市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               水 道 関 係 1. 第1号議案 昭和60年度広島市一般会計予算中    第1表 歳入歳出予算のうち     歳出中     ┌──────────┬──────────┐     │     款     │     項     │     ├──────────┼──────────┤     │4 衛  生  費 │4 上 水 道 費 │     └──────────┴──────────┘ 2. 第18号議案 昭和60年度広島市水道事業会計予算 3. 第56号議案 昭和60年度広島市水道事業会計補正予算(第1号)  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               文 教 関 係 1. 第1号議案 昭和60年度広島市一般会計予算中    第1表 歳入歳出予算のうち     歳出中     ┌──────────┬──────────┐     │     款     │     項     │     ├──────────┼──────────┤     │10 教  育  費 │          │     └──────────┴──────────┘    第2表 債務負担行為のうち     新規分中     ┌─────────────────────┐     │   事             項   │     ├─────────────────────┤     │ 己斐第二中学校用地造成委託       │     └─────────────────────┘ 2. 第29号議案 広島市中小企業会館条例等の一部改正について(関係分) 3. 第39号議案 広島市立学校条例の一部改正について 4. 第40号議案 広島市公民館条例の一部改正について 5. 第41号議案 広島市郷土資料館条例の制定について 6. 第42号議案 広島市スポーツセンター条例の一部改正について 7. 第49号議案 契約の締結について(己斐第二中学校(仮称)建設用地造成工事) 8. 第50号議案 昭和60年度広島市一般会計補正予算(第1号)中    第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出中     ┌──────────┬──────────┐     │     款     │     項     │     ├──────────┼──────────┤     │10 教  育  費 │          │     └──────────┴──────────┘  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               経 済 関 係 1. 第1号議案 昭和60年度広島市一般会計予算中    第1表 歳入歳出予算のうち     歳出中     ┌──────────┬──────────┐     │     款     │     項     │     ├──────────┼──────────┤     │6 農林水産業費  │          │     ├──────────┼──────────┤     │7 商  工  費 │          │     ├──────────┼──────────┤     │11 災 害 復 旧 費 │          │     └──────────┴──────────┘    第2表 債務負担行為のうち     新規分中     ┌─────────────────────┐     │   事             項   │     ├─────────────────────┤     │自立経営農家育成資金融資利子補給金    │     │(昭和60年度分)             │     ├─────────────────────┤     │同和対策農業振興資金融資利子補給金    │     │(昭和60年度分)             │     ├─────────────────────┤     │畜産経営環境保全施設資金融資利子補給金  │     │(昭和60年度分)             │     ├─────────────────────┤     │水田利用再編対策資金融資利子補給金    │     │(昭和60年度分)             │     ├─────────────────────┤     │農業後継者特別資金融資利子補給金     │
        │(昭和60年度分)             │     ├─────────────────────┤     │農業団地育成経営資金融資利子補給金    │     │(昭和60年度分)             │     ├─────────────────────┤     │農業経営資金融資利子補給金(昭和60年度分)│     └─────────────────────┘ 2. 第13号議案 昭和60年度広島市競輪事業特別会計予算 3. 第14号議案 昭和60年度広島市中央卸売市場事業特別会計予算 4. 第16号議案 昭和60年度広島市開発事業特別会計予算中    第1表 歳入歳出予算のうち     歳出中     ┌──────────┬──────────┐     │     款     │     項     │     ├──────────┼──────────┤     │          │  西部開発事業  │     │1 西部開発事業費 │2         │     │          │  進出企業対策費 │     └──────────┴──────────┘ 5. 第29号議案 広島市中小企業会館条例等の一部改正について(関係分) 6. 第30号議案 広島市中央卸売市場業務条例の一部改正について 7. 第45号議案 土地改良事業計画の概要を定めることについて(安佐北区白木町大字三田,水路の整備) 8. 第46号議案 土地改良事業計画の概要を定めることについて(安佐北区安佐町大字鈴張,ため池の改修) 9. 第47号議案 土地改良事業計画の概要を定めることについて(安佐北区可部町大字大林,ため池の改修) 10. 第48号議案 広島市営土地改良事業の経費の賦課徴収について 11. 第50号議案 昭和60年度広島市一般会計補正予算(第1号)中    第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出中     ┌──────────┬──────────┐     │     款     │     項     │     ├──────────┼──────────┤     │6 農林水産業費  │          │     ├──────────┼──────────┤     │7 商  工  費 │          │     └──────────┴──────────┘    第2表 債務負担行為補正のうち     変更中     ┌─────────────────────┐     │   事             項   │     ├─────────────────────┤     │自立経営農家育成資金融資利子補給金    │     │(昭和60年度分)             │     ├─────────────────────┤     │水田利用再編対策資金融資利子補給金    │     │(昭和60年度分)             │     ├─────────────────────┤     │農業後継者特別資金融資利子補給金     │     │(昭和60年度分)             │     ├─────────────────────┤     │農業経営資金融資利子補給金(昭和60年度分)│     └─────────────────────┘  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               厚 生 関 係 1. 第1号議案 昭和60年度広島市一般会計予算中    第1表 歳入歳出予算のうち     歳出中     ┌──────────┬──────────┐     │     款     │     項     │     ├──────────┼──────────┤     │          │  平和記念施設費 │     │3 民  生  費 │4         │     │          │  を除く     │     ├──────────┼──────────┤     │4 衛  生  費 │4 上水道費を除く │     ├──────────┼──────────┤     │5 労  働  費 │          │     └──────────┴──────────┘    第2表 債務負担行為のうち     新規分中     ┌─────────────────────┐     │   事             項   │     ├─────────────────────┤     │ 大気汚染監視設備整備          │     ├─────────────────────┤     │ 玖谷埋立地取付道路新設         │     └─────────────────────┘ 2. 第2号議案 昭和60年度広島市失業対策事業適格者生活資金貸付特別会計予算 3. 第3号議案 昭和60年度広島市住宅資金貸付特別会計予算 4. 第4号議案 昭和60年度広島市母子福祉資金貸付特別会計予算 5. 第5号議案 昭和60年度広島市寡婦福祉資金貸付特別会計予算 6. 第11号議案 昭和60年度広島市老人保健特別会計予算 7. 第12号議案 昭和60年度広島市国民健康保険事業特別会計予算 8. 第20号議案 昭和60年度広島市社会保険広島市民病院事業会計予算 9. 第21号議案 昭和60年度広島市広島市立安佐市民病院事業会計予算 10. 第29号議案 広島市中小企業会館条例等の一部改正について(関係分) 11. 第31号議案 広島市勤労青少年ホーム条例の一部改正について 12. 第32号議案 広島市児童館条例の一部改正について 13. 第33号議案 広島市重度心身障害者医療費補助条例の一部改正について 14. 第34号議案 広島市国民健康保険条例の一部改正について 15. 第35号議案 広島市墓地及び納骨堂条例の一部改正について 16. 第50号議案 昭和60年度広島市一般会計補正予算(第1号)中    第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出中     ┌──────────┬──────────┐     │     款     │     項     │     ├──────────┼──────────┤     │3 民  生  費 │          │     ├──────────┼──────────┤     │4 衛  生  費 │          │
        ├──────────┼──────────┤     │5 労  働  費 │          │     └──────────┴──────────┘    第2表 債務負担行為補正のうち     追加中     ┌─────────────────────┐     │   事             項   │     ├─────────────────────┤     │ 佐伯工場施設整備            │     └─────────────────────┘ 17. 第51号議案 昭和60年度広島市住宅資金貸付特別会計補正予算(第1号) 18. 第52号議案 昭和60年度広島市母子福祉資金貸付特別会計補正予算(第1号) 19. 第54号議案 昭和60年度広島市老人保健特別会計補正予算(第1号) 20. 第55号議案 昭和60年度広島市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               建 設 関 係 1. 第1号議案 昭和60年度広島市一般会計予算中    第1表 歳入歳出予算のうち     歳出中     ┌──────────┬──────────┐     │     款     │     項     │     ├──────────┼──────────┤     │8 土  木  費 │          │     └──────────┴──────────┘    第2表 債務負担行為のうち     新規分中     ┌─────────────────────┐     │   事             項   │     ├─────────────────────┤     │道路整備事業用地取得(昭和60年度分)   │     ├─────────────────────┤     │都市計画街路事業用地取得(昭和60年度分) │     ├─────────────────────┤     │都市計画街路事業用地取得(昭和60年度国庫債│     │務負担行為分)              │     ├─────────────────────┤     │西原山本線こ道橋整備           │     ├─────────────────────┤     │広島駅表口広場整備            │     ├─────────────────────┤     │広島広域公園造成             │     ├─────────────────────┤     │公営住宅改善               │     ├─────────────────────┤     │公営住宅建設(昭和60年度着工分)     │     ├─────────────────────┤     │公営住宅建替               │     ├─────────────────────┤     │福島地域住環境整備(昭和60年度着工分)  │     └─────────────────────┘ 2. 第9号議案 昭和60年度広島市都市開発資金特別会計予算 3. 第15号議案 昭和60年度広島市有料道路事業特別会計予算 4. 第16号議案 昭和60年度広島市開発事業特別会計予算中    第1条及び第2条    第1表 歳入歳出予算のうち     歳入全部     歳出中     ┌──────────┬──────────┐     │     款     │     項     │     ├──────────┼──────────┤     │          │  西部開発事業進出│     │1 西部開発事業費 │2         │     │          │  企業対策費を除く│     ├──────────┼──────────┤     │  安佐地区開発  │          │     │2         │          │     │  事業費     │          │     ├──────────┼──────────┤     │3 予  備  費 │          │     └──────────┴──────────┘    第2表 地方債全部 5. 第19号議案 昭和60年度広島市下水道事業会計予算 6. 第28号議案 広島市特別会計条例の一部改正について 7. 第29号議案 広島市中小企業会館条例等の一部改正について(関係分) 8. 第36号議案 広島市下水道事業の設置等に関する条例の制定について 9. 第37号議案 広島市水洗便所設備資金貸付条例の一部改正について 10. 第38号議案 広島圏都市計画事業(広島平和記念都市建設事業)高陽第一土地区画整理事業施行条例の一部改正について 11. 第50号議案 昭和60年度広島市一般会計補正予算(第1号)中    第1表 歳入歳出予算補正のうち     歳出中     ┌──────────┬──────────┐     │     款     │     項     │     ├──────────┼──────────┤     │8 土  木  費 │          │     └──────────┴──────────┘    第2表 債務負担行為補正のうち     変更中     ┌─────────────────────┐     │   事             項   │     ├─────────────────────┤     │ 都市計画街路事業用地取得(昭和60年度分)│     ├─────────────────────┤     │ 公営住宅改善              │     └─────────────────────┘ 12. 第57号議案 昭和60年度広島市下水道事業会計補正予算(第1号)  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               予算特別委員会審査日程 ┌──────┬──┬───────────────────────┐ │  月  日│ 曜 │       審  査  区  分      │
    ├──────┼──┼───────────────────────┤ │ 3月 1日│ 金 │  委員会運営について            │ ├──────┼──┼───────────────────────┤ │    2日│ 土 │  水 道 関 係              │ ├──────┼──┼───────────────────────┤ │    3日│ 日 │  ──────               │ ├──────┼──┼───────────────────────┤ │    4日│ 月 │  文 教 関 係              │ ├──────┼──┼───────────────────────┤ │    5日│ 火 │                       │ ├──────┼──┤  厚 生 関 係              │ │    6日│ 水 │                       │ ├──────┼──┼───────────────────────┤ │    7日│ 木 │                       │ ├──────┼──┤  建 設 関 係              │ │    8日│ 金 │                       │ ├──────┼──┼───────────────────────┤ │    9日│ 土 │  経 済 関 係              │ ├──────┼──┼───────────────────────┤ │   10日│ 日 │  ──────               │ ├──────┼──┼───────────────────────┤ │   11日│ 月 │                       │ ├──────┼──┤  総 務 関 係              │ │   12日│ 火 │                       │ ├──────┼──┼───────────────────────┤ │   13日│ 水 │                       │ ├──────┼──┤                       │ │   14日│ 木 │                       │ ├──────┼──┤                       │ │   15日│ 金 │  と り ま と め            │ ├──────┼──┤                       │ │   16日│ 土 │                       │ ├──────┼──┤                       │ │   17日│ 日 │                       │ ├──────┼──┼───────────────────────┤ │   18日│ 月 │  討 論 ・ 採 決            │ └──────┴──┴───────────────────────┘  開会時刻 午前10時(ただし,3月1日及び3月18日は午後1時)  会議場所 全員協議会室  ─────────────────────────────────      議   長   講  元  英  雄      署 名 者   奥  田  幹  二      署 名 者   鈴  木     修...