藤岡市議会 > 2016-03-04 >
平成28年予算特別委員会(第1回 定例会)-03月04日-03号

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  1. 藤岡市議会 2016-03-04
    平成28年予算特別委員会(第1回 定例会)-03月04日-03号


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    平成28年予算特別委員会(第1回 定例会)-03月04日-03号平成28年予算特別委員会(第1回 定例会)           平成28年藤岡市予算特別委員会記録(第3号)                              平成28年3月4日(金曜日) ──────────────────────────────────────────── 会議に付した事件 議案第43号 平成28年度藤岡市一般会計予算 議案第44号 平成28年度藤岡市国民健康保険事業勘定特別会計予算 議案第45号 平成28年度藤岡市後期高齢者医療特別会計予算 議案第46号 平成28年度藤岡市介護保険事業勘定特別会計予算 議案第47号 平成28年度藤岡市介護老人保健施設特別会計予算 議案第48号 平成28年度藤岡市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 議案第49号 平成28年度藤岡市学校給食センター事業特別会計予算 議案第50号 平成28年度藤岡市下水道事業特別会計予算 議案第51号 平成28年度藤岡市特定地域生活排水処理事業特別会計予算 議案第52号 平成28年度藤岡市簡易水道事業等特別会計予算 議案第53号 平成28年度藤岡市三波川財産区特別会計予算 議案第54号 平成28年度藤岡市水道事業会計予算 議案第55号 平成28年度藤岡市国民健康保険鬼石病院事業会計予算
    出席委員(20名)        1番 小 西 貴 子 君       2番 中 澤 秀 平 君        3番 丸 山   保 君       4番 内 田 裕美子 君        5番 野 口   靖 君       6番 大久保 協 城 君        7番 橋 本 新 一 君       8番 湯 井 廣 志 君        9番 松 村 晋 之 君      10番 青 木 貴 俊 君       11番 窪 田 行 隆 君      12番 山 田 朱 美 君       13番 岩 﨑 和 則 君      14番 反 町   清 君       15番 佐 藤   淳 君      16番 冬 木 一 俊 君       17番 茂 木 光 雄 君      18番 針 谷 賢 一 君       19番 隅田川 徳 一 君      20番 吉 田 達 哉 君 ──────────────────────────────────────────── 欠席委員 な し ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者     市長      新 井 利 明 君   副市長     大 島 孝 夫 君     教育長     田 中 政 文 君   企画部長    長 瀬 義 信 君     総務部長    白 岩   正 君   市民環境部長  眞 下   繁 君     健康福祉部長  茂 木   努 君   経済部長    飯 島 峰 生 君     都市建設部長  須 川 丈 雄 君   鬼石総合支所長 飯 塚 利久夫 君     上下水道部長  中 島 俊 寛 君   教育部長    志 村   哲 君     監査委員事務局長井 上   淳 君   鬼石病院事務長 植 村   均 君     秘書課長    関 口   薫 君   企画課長    鈴 木 伸 生 君     自治交流課長  堀 越 義 久 君   財政課長    小 島   治 君     総務課長    秋 山 正 人 君   職員課長    飯 島 嘉 男 君     地域安全課長  植 野   博 君   契約検査課長  笠 原   豊 君     市民課長    木 場 靖 夫 君   税務課長    佐 藤   出 君     納税相談課長  温 井 藤 夫 君   保険年金課長  村 木 道 生 君     環境課長    山 形 常 雄 君   清掃センター所長新 井 英 男 君     健康づくり課長 小 島 陽 子 君   福祉課長    相 見   肇 君     介護高齢課長  五十嵐 正 則 君   子ども課長   赤 松 信 光 君     商工観光課長  秋 山 弘 和 君   農林課長    桜 林 公 二 君     農村整備課長  常 澤 昌 弘 君   土木課長    酒 井 哲 夫 君     建築課長    高 山 文 夫 君   都市計画課長  秋 山   悟 君     北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長    鬼石総合支所地域振興課長             中 里   修 君           宮 下 千 明 君     鬼石総合支所住民サービス課長      鬼石総合支所にぎわい観光課長             佐 藤 明 雄 君           小 幡 文 男 君     経営課長    黒 澤 幸 雄 君   水道工務課長  高 橋 正 行 君     浄水課長    宇佐見   護 君   下水道課長   平 井   隆 君     会計課長    古 川 恭 一 君   農業委員会事務局次長                                 高 橋 邦 俊 君     監査委員事務局次長           教育総務課長  岡 本 通 弘 君             松 原 久 雄 君     学校教育課長  黒 澤 英 樹 君   生涯学習課長  鈴 木 茂 信 君     文化財保護課長 寺 内 敏 郎 君   スポーツ課長  山 口 善 弘 君     学校給食センター所長          図書館長    神 戸 宏 夫 君             塚 本   良 君     鬼石病院事務課長新 井   滋 君 ──────────────────────────────────────────── 議会事務局職員出席者     事務局長    御 供 英 宏     議事課長    鈴 木   隆     議事係長    吉 江 高 如 △開会のあいさつ ○委員長(橋本新一君) おはようございます。傍聴人の皆様へ申し上げます。藤岡市議会傍聴規則により、会議中は傍聴人の守るべき事項を遵守していただきますようお願いいたします。また、傍聴席においては、写真、映画等の撮影または録音等をしてはなりませんので、併せてお願いいたします。なお、携帯電話等の電源についてもお切りいただきますよう、ご協力をお願いいたいます。 ──────────────────────────────────────────── △開議  午前10時00分開議 ○委員長(橋本新一君) 出席委員定足数に達しました。昨日に引き続き、予算特別委員会を開会いたします。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(橋本新一君) 第5款労働費について質疑に入ります。ページは142ページから143ページまでであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、第5款労働費について質疑を終結いたします。  第6款農林水産業費について質疑に入ります。ページは143ページから158ページまでであります。ご質疑はありませんか。  窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 149ページ、第19節負担金補助及び交付金の耕作者集積協力金交付事業補助金300万円と、その下、地域集積協力金交付事業補助金450万円、これは同じ目的の補助金と思われます。後者は、県のモデル事業との事なのですけれども、それぞれのご説明、また違いがあればご説明いただきまして、なぜ二つの事業が並立しているのか。その辺をご説明をお願いいたします。  同じく、149ページ、農業生産体制強化推進事業補助金400万円、地方創生の事業という事なのですけれども、事業内容のご説明をお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) 耕作者集積協力金交付事業補助金についてですけれども、これにつきましては、貸し手の方が耕作者に貸し付けして、受け手、借り受けがマッチングできた場合、その貸し手に対して補助金が交付されるものでございます。  地域集積協力金につきましては、地域の農地に対して、農地の2割以上集積された場合に対して、地域に対して交付される補助金でございます。  それで、農業生産体制強化推進事業補助金につきましては、藤岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略に示されているものの施策の一つでございまして、次世代の農業を担う人材を確保、育成し、就農するまでの支援体制を構築する内容となっておりまして、農業者の雇用の促進を図るものでございます。主な事業の内容といたしましては、農業法人等が新規就農者に対する濃密な指導や担い手の技術、経営改善に資する役割を担う営農指導員を雇用する場合に対して、その人件費の一部補助でございます。また、次に、農業法人等が新規作物や新規の販売ルートを開拓するために行うリサーチやPR、販売検証事業に対する支援でございます。  次に、市内で就農が見込まれる就農希望者に対しまして、定着の準備金としまして支援するものでございます。  最後に、新規農業者の確保のため、雇用、就農を目的とした就農相談会を開催するための会場準備、また、パンフレット等の作成資料に対しましての一部補助でございます。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 農林課長、上の耕作者集積協力金交付事業補助金とそれから地域集積協力金交付事業補助金の並立する理由について言ってください。 ◎農林課長(桜林公二君) 今年度につきましては、地域集積協力金交付事業補助金は予算計上されていないのですけれども、来年度につきましては、美土里地区とその他の地域として30ヘクタール程、地域に対して2割以上の集積が見込まれるものですから計上させていただきました。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  野口靖君。 ◆委員(野口靖君) 149ページ、今と同じページなのですけれども、第19節負担金補助及び交付金、新規就農者確保事業補助金、事業内容の説明をお願いします。  それと、157ページ、補助金のほうですけれども、第19節負担金補助及び交付金、ぐんま緑の県民基金提案型事業県補助金のほうで、今年度予定をされている事業のご説明をお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) 新規就農者確保事業補助金についてご説明申し上げます。  内容といたしましては、新規に就農される方で、原則45歳未満の方に対しまして、年間150万円の補助を行うものでございます。今年度におきましては、新規で1名、継続で7名の方がございました。来年度につきましても、継続で7名、新規の方で5名分の予算を計上させていただいております。この事業は平成24年度からの事業でございまして、平成24年度が6名、平成25年度が7名、平成26年度が9名でございます。  次に、ぐんま緑の県民基金提案型事業県補助金の関係でございますけれど、平成28年度のぐんま緑の県民基金提案型事業県補助金といたしまして、困難地整備支援事業といたしまして、高山地区他4事業でございます。予算としては1,227万6,000円、整備事業といたしまして1万1,000円、管理支援事業といたしまして72万3,000円、苗木の購入費といたしまして89万4,000円、それから森林環境教育を目的とした事業といたしまして、3件分90万円、自然環境の保護、保全支援といたしまして25万円、それから備品購入費といたしまして153万円、これはウッドチッパーでございます。合計で1,505万4,000円でございます。このほとんどが県から全て交付される予定です。一部、市の持ち出しが230万円程ございます。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 野口靖君。 ◆委員(野口靖君) 新規就農のほうにつきましては、新規1名と継続7名という形で、複数年にわたって補助金が交付されているのかなと感じておりますが、この新規に就農される方というのが、農業についてから、継続をされて農業をずっと続けている方、途中でやはり予定以上の農業の労働に対して辛くて途中でやめるとか、そういう事が現状的に起きているのか起きていないのか。その辺の現状をお聞きしたいのと、ぐんま緑の県民基金提案型事業県補助金のほうにつきましては、高山地区他4事業という形でありますが、以前から小水道の水源を確保するという形で、提案を私のほうは何度かしていますが、そのような事業が、今回の平成28年度またされるのか。その辺の所も含めてご説明をお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) 新規就農者で、補助金をいただいてやられている方につきましては、その後、農業をやめたという事は聞いておりませんし確認しておりません。ぐんま緑の県民基金提案型事業県補助金の小水道関係の事業につきましては、県の事業で水源地の取水口の所の間伐とか、そういった事業は県の事業でございまして、藤岡市としても、簡易水道組合の所を要望してですね、実際やられていると思います。 ○委員長(橋本新一君) 野口靖君。 ◆委員(野口靖君) 農業のほうに関しては、取り組んで途中でやめる方はいらっしゃらないという事で、また、本年度は5名を新規予定をしている訳ですけれども、他市のほうでちょっと見た限りで言いますと、農業に取り組んで途中で挫折をするという方がいらっしゃらないように、見習いというかプロの農家の人に実習期間みたいな形で、事前に自分で勉強して、これならやっていけるという判断とか、農業のノウハウを自分で身に付けてから、この補助金を利用されるという事をやっている所もあります。藤岡市につきましては、その辺の所はどのような内容とか、また、補助等があるのであればご紹介をお願いします。  それと、先程の林業に関しては、県の事業だから藤岡市は要望で終わりだよという、そういう事でいいのでしょうか。しっかりこちらからお願いして、平成28年度予算はついたのとか、これはやってもらえるのという、確認をする位の職員の人の認識は必要ではないのかなと感じます。また、提案型という形で県のほうの事業になると思いますけれども、これも併せて各地区で要望して、県の窓口になっておりますけれども、これもやはり人任せで、では県だからいいのという形で終わっているのでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) 最初に、新規就農者の支援という事で、市独自といたしましてはですね、先程、窪田委員のご質問でお話しましたけれど、来年度、新規就農をして定着を見込まれる方につきましては、その準備金として定額で10万円という事で考えております。ぐんま緑の県民基金提案型事業県補助金の関係で、小水道、水源地の伐採につきましては、簡易水道で三友簡易水道の所をやるという事でございます。市町村提案型の事業でございますので、県と連携しまして進めていきたいと思っております。  以上でございます。
    ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) 同じく、149ページなのですけれども、第19節負担金補助及び交付金の蚕糸業継承対策事業補助金について、事業内容の説明をいただきたいと思います。  それと、いま一つ、151ページ、土地改良事業の第13節委託料、農村地域防災減災事業ため池ハザードマップ作成委託料、この事業内容についても、同じく説明をいただきたいと思います。 ○委員長(橋本新一君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) 蚕糸業継承対策事業補助金について説明いたします。  この事業は、一定の繭生産の確保に取り組む養蚕製糸業の持続的発展を推進するため、県と市で補助を行うものでございます。県が1キログラム当たり900円、市が1キログラム当たり100円の補助で合計1,000円でございます。今年度につきましては、1,258.7キログラムで125万8,700円を補助しております。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 農村整備課長。 ◎農村整備課長(常澤昌弘君) 農村地域防災減災事業ため池ハザードマップ作成委託料についてご説明いたします。  こちらの予算につきましては、平成27年度当初に予算計上させていただいたものですが、3月の補正におきまして全額減額とさせていただきました。こちらの事業については、国の100%補助という事で事業を行う予定でございましたが、平成27年度につきましては予算が付かず、減額をさせていただいた訳でございますが、平成28年度につきましては、県のほうも改めて予算計上をするというお話でしたので、今回、計上させていただきました。この保美ため池のハザードマップにつきましては、下流域に揚水機場や浄水の取水場があり、決壊した場合に、農業用水及び浄水施設に多大な影響をもたらす可能性があるために、ハザードマップを作成し、ため池の現状を把握した上で、周辺地域の安全・安心を確保するために作成するものでございます。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) 蚕糸業の継承対策についてですけれども、先程、1,200キログラムを超えた生産高という事で、これに対してのキログラム当たりの補助という事なのですけれども、何件位、今、藤岡市内でこの蚕糸業をしていらっしゃる方がいるのか。その辺の所を再度お伺いをいたします。  農村地域防災減災事業ため池ハザードマップについてですけれども、何部位を作成して、当然、地域に配布する予定でいるのでしょうけれども、配布に当たってこの防災の認識について、説明会みたいなものは開催される予定はあるのでしょうか、お伺いをいたします。 ○委員長(橋本新一君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) お答えします。  藤岡市内に5件でございます。補助を出している所は、JAたのふじ養蚕部会という事で、吉井町と一緒なのですけれども、吉井町のほうが9名、全員で14名の部会員でございます。藤岡市民は5名でございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 農村整備課長。 ◎農村整備課長(常澤昌弘君) ハザードマップの作成につきましては、地元の方と意見交換会等を開催して、地元の方のご意見を聞きながら作成する計画になっております。また、周知等につきましては、回覧板、毎戸チラシ等を考えておりますけれども、部数につきましては、申し訳ないですけれども、今、何部という事を、例えば1,000部とか2,000部という事で、考えている数字は今は持っておりません。よろしくお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) ハザードマップの事に関しては承知をいたしました。  蚕糸業の継承についてですけれども、この補助金でこの5件は、蚕糸業で生計が成り立つというか、そこまでにはいってないのだろうなと思うのですよね。市はこういった農家の方たちに何を期待するというか望まれているのか。今度、藤岡市世界遺産高山社跡交流センターが開館される訳なのですけれども、こういった観光事業的な所で何か協力を要請するだとか、そういった所まで幅広く協力を得るような考えがあるのかどうなのか。その辺の所を、少しお考えがありましたらお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(橋本新一君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) お答えします。  現在、藤岡市で5名という事でですね、世界遺産登録されたという事も含めまして、こういった事業ができました。長く継承していくという事で、補助を出すという事になっておりますので、続けていただいて、可能であればそういった高山社跡等には、そういった事があれば協力していただくような事を考えていきたいと思います。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) ただ補助金出して、やっていってくれればいいよという事ではないのだろうと思うのですよね。この蚕糸業の関係ですけれども、市長への手紙の中で、古くからこういった農業をされている方の家屋の維持管理についてなかなか困っていると。維持管理にかかわる費用であるとか、そういった事で困っているという市長への手紙がありました。ここで聞くところなのか空き家対策で聞けばよかったのかわかりませんけれども、そういった事に対しての市側の取り組みというのは、どういう形になっているのでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 市長。 ◎市長(新井利明君) 確かにそういう便りがありましたけれども、維持が大変だからといって、なかなか公の財源をそこに投資するというのは、非常に難しいなと。こういうふうに5件やっていっていただける。そこに対しての支援というのは必要かなと、そういうふうには思います。 ○委員長(橋本新一君) 大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) 藤岡市世界遺産高山社跡交流センターも開館する予定になっておりますから、市がこういった方たちにも協力をいただきながら、市全体で観光という面も含めてですね、盛り上げていけるような何かそういう仕組み、取り組みをいただきたいと思いますけれども、何かそういった計画について、お考えがありましたら、答弁いただいて質問を終わります。 ○委員長(橋本新一君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) お答えします。  そういった事も含めましてですね、庁内含めまして、関連機関と連携して検討していきたいと思います。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 156ページ、先程も質問があったのですけれども、第19節負担金補助及び交付金、ぐんま緑の県民基金提案型事業補助金、何点か質問させていただきます。  現在、藤岡市でこの提案型事業として、例えば何年か前にも、日野の幹線道路で倒木して電気が不通になったと。あと、日陰対策、路面が凍結して雪が降った時に危険な状態が続いている箇所、そういう道路もあると思うのですね。そういう中で、道路付近の森林伐採事業並びに森林の整備、日陰対策として森林を伐採していく。このような事業は藤岡市で盛り込んでいるのかお伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) お答えします。  道路付近で倒木によって交通障害とか、そういった所に対しての事業でございますけれど、平成28年度は高山地内の道路に面した部分と、浄法寺と三波川の道路に面した部分に対しての事業を予定してございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) それは幹線道路で電線の近くの部分、それを伐採するような事業、そういう事と理解してよろしいですか。もう一度お伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) お答えします。  道路際の部分でございまして、電線に絡む部分でございまして、特殊作業車を使うような部分もございますので、その特殊作業に対しては上限が200万円という事でございますので、全体で400万円程見込んでございます。市の持ち出しは200万円程という事でございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 市内の特に山間部になるのだけれど、そういう森林を伐採しなくては、道路が倒木によって全線不通になるというか、雪害の時ですね。そういう箇所が結構あると思います。是非この提案型の事業、県のほうでも森林整備について補助金等を付けている今この時期ですから、日陰対策と倒木による道路不通とか停電、それを起こさないような事業を調査していただいて、何箇所もそれがあると思うのですよ。そういう所を市のほうで、この際、全面的に調査していただいて、この辺は森林を、例えば広葉樹にするとか樹種転換したり伐採して日陰対策、または電線付近は全伐採して、倒木による災害が起きないような事業に着手していただきたいと思いますが、もう一度、市のお考えをお伺いして質問を終わります。 ○委員長(橋本新一君) 農林課長。 ◎農林課長(桜林公二君) お答えします。  可能な限り、そういった場所を順次やっていきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 150ページの第13節委託料の中の鬼石用水水利権更新委託料です。162万円ですけれども、これについての概要と、この水利権を確保する中での費用対効果というのは、どういう事になるのかお尋ねいたします。 ○委員長(橋本新一君) 農村整備課長。 ◎農村整備課長(常澤昌弘君) 鬼石用水水利権更新委託料でございますけれども、この鬼石用水につきましては、水利権の更新をするに当たりまして、現在の許可水量が受益面積18ヘクタールに対して、毎秒0.4114立方メートルという数字になっております。これが受益面積に対して、多過ぎるという事の指摘を県から受けておりまして、根拠ある数字で見直すようにと言われておりますので、その水利権更新の申請をするに当たりまして、資料の作成をするために委託料を計上させていただきました。鬼石用水の費用対効果という事でございますけれども、目的としては、安定的な用水の確保という事になりますが、鬼石用水を利用されている方が、歳入のほうでもありましたけれども、現在、3軒ほどになっております。そういう点から考えれば、費用対効果という面では低いとは認識をしております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 非常に今の答弁ですと、最後の1人でもいれば、また多少の面積でもあれば、この水利権を確保しようという事で、そういった中で162万円の委託をしてですね、資料を作成するのだという事でございます。更にこの水利権を更新した時には、その権利というのは5年ですか10年ですか。そういった中で、利用する件数が今3軒という話もありましたけれども、実際にはもっと少ないのではないかなと思いますけれども、非常に大きなお金を払ってですね、大変生産性のないといったら非常に失礼かもしれませんが、難しい事に関してやっていくのですけれども、そういった中で、この鬼石用水をなぜそこまできちっと確保し、そして管理していく必要があるのかどうかですね、改めてお伺いをいたします。先程、大久保委員が、蚕糸業継承対策は非常に大きな事業をするに当たっても、141万円しか予算を、それもほとんど県の補助金で、補助金が来たから藤岡市は100円足してやっている。こういった事以上のお金をですね、今回、この鬼石用水という形の中でやっていくという事ですけれど、それだけの本当に意味があるのかどうかお尋ねいたします。 ○委員長(橋本新一君) 農村整備課長。 ◎農村整備課長(常澤昌弘君) 今、茂木委員のほうから、管理する必要があるかどうかという事で、大変難しいご質問をいただきましたが、水利権につきましては、例えばこれでもう利用される方がいないので、もう要りませんよとかという話になり、一度手放してしまうと、なかなか次に取得するのはかなり難しいという所もありますし、本来、農業用水という事ですので、農業をされている方がいれば、その用水については確保したいという考えもあります。また、鬼石地区の三波川の周辺ですけれども、かなり水を確保するという意味では、かなり厳しい場所かと認識をしております。そういった面も考えまして、鬼石用水を存続させるのは、それなりに意味があるのかなというふうには感じている所でございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 鬼石用水の事で、今、確認しておきます。鬼石用水の水は鬼石の1,000世帯以上、環境用水として、側溝にも分岐して流していただいているかなと思うのですけれども、その辺、衛生的な面また側溝清掃が、これで鬼石の場合はなくなっていると思うのですけれども、ほとんどしていない。そういう面もあるのですけれど、この辺、確認しておきます。 ○委員長(橋本新一君) 農村整備課長。 ◎農村整備課長(常澤昌弘君) 今、岩﨑委員のほうからお話ありましたが、そういったものも二次的には存在するかと思いますけれども、あくまで農業用水という事でご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、第6款農林水産業費について質疑を終結いたします。  第7款商工費について質疑に入ります。ページは159ページから170ページまでであります。ご質疑はありませんか。  湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 164ページ、ららん藤岡運営事業の関係でお伺いいたします。  ららん藤岡ができた時は非常に大きな議論になって、これが運営されておりますけれども、北関東一の道の駅という事で、非常に今騒がれております。そういう中で、このららん藤岡の過去5年間の総売上、また、総入場者数、それをお伺いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) お答えいたします。  ららん藤岡の入込客数とあと売上という事ですけれども、過去5年、平成22年度、入込客数が243万3,371人です。平成23年度が239万8,365人、平成24年度が235万3,976人、平成25年度が254万579人、平成26年度が265万1,761人でございます。総売上につきましては、平成22年度が24億868万2,000円です。平成23年度が23億8,346万3,000円、平成24年度が23億425万円、平成25年度が25億3,863万円、平成26年度が27億4,468万3,000円でございます。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 約260万人の人が入り、平成26年度が27億円収益が上がっている事は、非常に大したものだと思います。そういう中で、藤岡市は出資金を6,000万円出していますよね。出資金を出しているという事は、当然、配当金がこれだけの売り上げがあればあると思いますので、その配当金の額をお願いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 配当金ですけれども、平成26年度におきまして、200万円という配当を株式会社藤岡クロスパークから支出しております。内訳といたしましては、株数に応じてですけれども、藤岡市の場合は62%出資しておりますので、124万円をいただいております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) この施設は、配当金まで入ってくるというような施設になった。だけど、この施設がもっと収益を上げるには、今、花の交流館ですか、アグリプラザの所が物品、物の販売ができない規制にされていますよね。そういう中で、みかぼみらい館もきちんと物が売れる。そういう中で、今このアグリプラザの中、花屋また軽食堂ですか、そういう所は販売をしているのに、施設の展示場が販売ができない。そういう中で、もっと配当金をいただくには、もっと儲けてもらわなくては配当金が来ない訳ですから、アグリプラザ、花の交流館の中で物が販売できるように、私はしていただきたいと思っております。そういう中で、その販売ができるようにする考えはあるのかお伺いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) ららん藤岡花の交流館の事でよろしいのかと思うのですけれども、現在、喫茶店が中に1軒、それから花屋が中で販売をさせていただいております。今後の販売なのですけれども、平成26年度にエアコンの改修工事をさせていただきまして、その改修に伴いまして、ららん藤岡花の交流館の両サイドというのでしょうか、奥のほうにエアコンの設備が入っていた部屋が、2カ所なのですけれども使われなくなりました。そういう所を藤岡クロスパークのほうから活用したいというお話が来ておりまして、そこでお店を入れたいというお話が来ておりますので、それに対しては前向きに検討をして、販売ができるような形で対応したいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 一生懸命やってもらって、もっと配当金が来るように頑張ってください。  それと、159ページの第2目商工振興費第19節負担金補助及び交付金の商工会議所補助金、また、鬼石商工会補助金というのが計上されておりますけれども、最初に、藤岡商工会議所の補助金344万5,000円という額で計上されておりますけれども、2月19日の日ですかね、藤岡商工会議所の評議委員と我々市議会議員との懇談会というのがございまして、そういう中で、藤岡商工会議所会頭のほうから、今度、群馬県の全市が一つになって、婚活をやりたいのだという話がその中に出ておりました。そういう中で、藤岡市も非常に少子化で大変な状況になっている。そういう中で、藤岡商工会議所が先頭となってそういう事をやってくれるという事で、非常にありがたい話なのですが、何せ藤岡商工会議所とすれば、非常に予算が大変なのだという事でございました。そういう中で、市長は群馬県の市長会の副会長という事なので、是非そういう中で全市挙げて、この藤岡商工会議所にそういう婚活の費用を助成する。そういう事を藤岡市が先頭になって、ここの事業に対しては、ある程度、補助金を増やす。そういう考えがあるのかお伺いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。
    ◎商工観光課長(秋山弘和君) 藤岡商工会議所の補助という事でございますけれども、藤岡商工会議所の事業に対する補助としまして、予算書にもありますように、344万5,000円出しております。そのほかにも個々の事業に対しまして、プレミアム商品券であるとか珠算大会とか、それから今の婚活であります青年交流事業「アイタッチ交流会」の委託とかですね、その事業に対しまして、個々に連携をしながら事業をさせていただいております。今の県下一斉に婚活というお話は、私まだ正式というかお話を聞いておりませんので、また内容を藤岡商工会議所からお話を聞いて、調整して、対応できるかどうか検討していきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 市長のほうからも、他市の市長会で働きかける考えがあるのかお伺いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 市長。 ◎市長(新井利明君) それぞれの商工会議所の事業は中身が違うと思いますので、市長会一括として、婚活事業に補助するというのは考えておりません。 ○委員長(橋本新一君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) それと、鬼石商工会の関係、これは岩﨑委員のほうでちょっと話が出たのですけれども、何か270社の商業特権ですか、それによって300社以下の数になると、県の商工会のほうの予算を切られて事務局長が置けなくなるのだという話が、岩﨑委員の質問から出たのですが、今、鬼石商工会が3人ですか、それが2人になる訳ですよね。そうなれば当然、かなり鬼石の商店街が衰退をしていく。そういう中で、基幹となる所に事務局長も置けなくなる。そうなれば当然、藤岡市が何とか手を打たなければならないかなと私は思います。そういう中で、せめて事務局長を、今の費用がどの位なのか私にはわかりませんけれども、嘱託職員並みの百二、三十万円も助成をして、何とか仮局長みたいなのが置ければ、それを運営していくのに非常にいいのかなと思います。鬼石も色々な様々な事業をしている訳ですから、そういう事を検討する補正予算なり来年度予算なり、今回は計上されておりませんけれども、何とかしていくのだという気持ちがあるのかないのかお伺いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 市長。 ◎市長(新井利明君) その件に関しては、鬼石商工会長とも話をした事がありますけれども、鬼石商工会の中で頑張っていくよという事を聞いております。それと、この制度の問題というのがあるのだと思いますけれども、逆に数が減ってきて力が落ちてきたから、事務局長費を県連合会のほうから予算がこなくなってしまうというのは、かえってそこはよくないのだと思うので、そこに逆にお願いをするような事を、また、今はないのですね、中小企業庁と過去の組織の所に、その制度を直す事を頼んだほうがいいですよという事を申し上げております。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) まず、159ページ、第1節報酬の行政嘱託員報酬129万5,000円、これ平成28年度藤岡市予算説明会のほうで、地方創生の関係で、創業支援事業を担当する嘱託職員を雇用するという事かと思いますが、まず事業内容と嘱託員の業務内容をお伺いいたします。  二点目、168ページ、第19節負担金補助及び交付金の地域おこし協力隊研修負担金3,000円、平成28年度藤岡市予算説明会の資料では、地域おこし協力隊活用事業として、行政嘱託員報酬等で389万8,000円となっていましたので、具体的な費用はそれぞれの所に計上されているのかと思いますが、この事業内容をお伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 行政嘱託員報酬という事で、創業支援事業をする訳ですけれども、起業また創業の促進による経済活性化を図るために、平成26年1月20日に施行されました産業競争力強化法に基づきまして、創業支援事業計画というものを、平成27年1月13日に認定を受けさせていただきました。これに基づきまして、起業また創業を目指す方の支援をしていく訳でございますけれども、内容につきましては、商工観光課の中にワンストップ窓口といいましょうか、支援の窓口を設置させていただきまして、そこに行政嘱託員、創業等、金融等に明るい人材を、これから確保したいなとは思っているのですけれども、そういう方に創業をしたいと思っている方の話を聞きながら、補助金とか制度の説明をさせていただきたいと思っております。また、その中身の中には専門的な事もございますので、商工会議所や商工会の経営指導員の方のお力もお借りして、そういう所に難しいものはお願いしたりしながら、支援をしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 鬼石総合支所にぎわい観光課長。 ◎鬼石総合支所にぎわい観光課長(小幡文男君) 地域おこし協力隊研修負担金の件で、ご説明させていただきたいと思います。  地域おこし協力隊は、ご存じのとおり都市の住民をこの地域に受け入れて、その地域力の維持強化を図っていくという事を目的としています。この地域おこし協力隊につきましては、募集を昨年の9月の段階で、議会のほうに予算として計上させていただきまして、9月からインターネットを用いまして募集を行いました。その結果、東京都の台東区のほうから、こちらのほうへ、地域おこし協力隊として来てくれるという方の応募がございました。実際には、この地域おこし協力隊につきましては、この3月22日に着任して実施をする予定でございます。なぜこの地域にという話になる訳ですけれども、今、私どもが主にやっているのが、観光についてやっている訳ですけれども、この観光をやる中で、やはり入込客としますと桜山公園に7万人、今年は8万人位になりますけれど、ふじの咲く丘で11万人、高山社跡で5万人、お客さんが来るのですけれども、なかなかそれを地域のほうに回遊させる策が見つからない。我々も考えているのですけれどもなかなか見つからない。そういう中で、新たな視点でこの地域を見ていただいて、この地域を積極的にPRしていただこうという事で、主たる業務としましては、この地域おこし協力隊の場合には、ある程度の業務は決まっていますけれども、その方がこちらにおいでになってから、この地域に合った活動を展開していくという、その地域おこし協力隊の方の考えをある程度優先していきます。ですが全部ではなくて、その一つとして地域の情報の発信、今言うブログであったりホームページであったりツイッターであったりフェイスブックであったり、そういうものを使って、口コミでこの地域の情報を積極的に発信していただこうというものでございます。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) まず159ページ、行政嘱託員報酬なのですが、かなり専門性の高い業務だという事が理解できました。藤岡商工会議所、鬼石商工会の協力も仰ぐという事なのですが、かなり専門性を求められる事という事で、人材の確保については、どのようになっているのかお伺いをいたします。また、地域おこし協力隊のほうなのですが、非常に期待をしている事業だと思います。色々な形で鬼石地域のほうで成功ができるように頑張っていただきたいのですが、鬼石地域は観光を中心という事でありますけれども、今後、高山地域ですとか日野地域など、高齢化が進んで地域力が落ちている地域も市内にはございます。高山のほうでは、鯉のぼり祭りももう途絶えて久しいという事もあります。今後、他の地区にも広げるお考えがあるのかお伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 行政嘱託員の人員の確保でございますけれども、この事業は国の地方創生推進交付金という事で、交付金対象の事業でございます。交付金の決定というのが夏頃になるかと思うのですけれども、その頃に人を雇う訳ですけれども、まず、藤岡市役所の中では、職員課のほうに登録してある登録名簿の中から、まず探す事が第一なのだと思うのですけれども、その中で専門的な事務に対応できる方をまず探させていただきまして、いない場合には藤岡商工会議所とか鬼石商工会のOB、それから県のOB、それから金融機関のOBの中から探していければいいなと思っております。今の所どこの方というのは決まっておりませんけれども、今後そういう形で見つけていきたいと思っております。 ○委員長(橋本新一君) 鬼石総合支所にぎわい観光課長。 ◎鬼石総合支所にぎわい観光課長(小幡文男君) 地域おこし協力隊につきましては、基本的に鬼石エリアを中心として活動していただく訳ですけれども、その観光PRという事で考えますと、やはり、その地域を越えて色々な形でPRしていかなければなりません。その中で、先日、高山社顕彰会の会長がおいでになっていただきまして、連携をしながら、高山社跡を含めた高山社跡と桜山公園、桜山公園と高山社跡と相互でやはり何かやっていけないでしょうかというご提案をいただきまして、今、観光協会を中心として、この地域おこし協力隊も含めて、現在、検討している所でございます。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 鬼石のほうに住んでいただく協力隊員については、そんな形で全市的な視点を持っていただくという事なのですが、やはり、その地域に住んで地域の方と連携していくというのが地域おこし協力隊の本分かと思うのですが、そうなりますと、やはり高山とか日野に住んでいただく方も今後考えていったほうがいいのかなと。特に日野、高山、非常に潜在力の高い地域だと思いますので、そういったお考えがないか、どなたかご答弁いただければと思うのですが。 ○委員長(橋本新一君) 企画課長。 ◎企画課長(鈴木伸生君) お答えいたします。  今度初めて地域おこし協力隊を採用して、鬼石地域でという事でやってみる訳ですので、それを様子を見てという事もありますけれども、順調にいくという事を想定されますので、その後のエリアを広げると、別の地域でもというのは引き続き検討して、前向きにやっていきたいと思っております。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) 160ページ上のほうで、第19節負担金補助及び交付金の空き店舗活用事業補助金423万円、平成28年度藤岡市予算説明会資料を見ますと、空き店舗調査事業という事で、まち・ひと・しごと創生交付金として、臨時職員の賃金も60万5,000円計上されているようなのですけれども、この事業概要についてご説明をお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 空き店舗の関係ですけれども、平成18年度より空き店舗の活用事業という事で、家賃補助等をさせていただいております。利用件数については年間2件位、多い時では4件とかありましたけれども、最近ですと、平成26年度に2件、それから改修費が1件という形になっております。せっかくの補助金ですから利用していただいて、商店街等が活性化していただかなければ困る訳ですけれども、そういった中で、空き店舗というものの定義ですかね、空き店舗があるのですけれども、そのものが本当に貸していただけるのか活用できるのかという事が、私のほうでまだ見えておりません。そういった事から対象地域を回らせていただきまして、本当に活用できる空き店舗の実数というのですかね、そういうものを調べさせていただきます。そういうふうに回りながら、また色々なその地域の情報も聞き取りをしていきたいと思っております。その情報というのですかデータが揃いましたら、それをまた、こういう形のものが藤岡市の中に空き店舗がありますよという事で、情報を発信させていただきまして、少しでも商店街なりそういう地域の中でですね、創業というのですかお店を開いていただける方、また、賑わいを取り戻すような事になればいいなと思っております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) 家賃補助と改修費用という事での、補助金だという事なのですけれども、空き店舗を貸してもらえるかもらえないかという調査に、この職員の方が携わるのだというご答弁でした。借りる側、空き店舗を利用してこれから商売を始めようという方たちを、そのあと募っていくのだと思うのですけれども、この辺についての採用条件といいますか選定基準といいますか、そういったものは設けているのでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 空き店舗等の活用事業という事で、創業はそうなのですけれども、お店を借りて、そこで飲食店など色々お店を開いていただく訳ですけれども、どの方が入るかというのは貸主の方との契約になります。それで、その家賃に対して、うちが補助する訳でございます。どういう業種が対象になるかというのは、対象業種がございますけれども、また、創業につきましては、今後、総合支援の窓口も作らせていただきます。そういった新たに創業する人もですね、その空き店舗を活用して、事務所とアンテナショップ的なものも開いていただければいいなと思っておりますので、今後その事業を進めながら、空き店舗の事業とリンクしながら対応していきたいと考えております。 ○委員長(橋本新一君) 大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) 創業する際に、今、店舗展開する上での業種について、基準というのがあるような答弁だったかと思うのですけれども、この辺を精査する調査機関というとおかしいですけれども、職員の体制といいますか、明確な基準みたいなものがないのですか。こういったものをこういうふうにして販売する。こういったものを作りたい。そういった事の中で、きちっとした事業計画等々を精査する機関というのは、どういうふうになっているのでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) お答えいたします。  空き店舗活用事業補助金につきましては、今までは創業の支援とは別でございます。対象地域内の空いているお店に出店する人に対して、家賃の補助なり改修の補助をする事でございます。その対象の条件といたしまして、小売りですとか飲食業ですとか一般的な商店というのですかね、そういうものはいいですよという決まりはあるのですけれども、また、今、委員がおっしゃっている創業については、今までここでは対応してこなかったものですから、そういうものの受け入れというのは、どういう形がいいのかというのは考えなければいけないのだと思います。創業支援をしながら、創業する人のどの位いるかわかりませんけれども、そういうニーズも聞き取らなければならないと思いますし、せっかく創業して藤岡市で支援する訳ですから、市外で創業するよりも市内で創業してもらいたいと思っておりますので、そういう創業する方がですね、そういう空き店舗が利用できるように考えてはいきたいと思っています。今はどういう形かというのは、まだございません。 ○委員長(橋本新一君) 大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) 家賃補助、改修補助については、これは上限は設けているのでしょうか。その辺の所をお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 助成の内容でございますけれども、家賃につきましては、家賃料の2分の1で、上限が月額3万円でございます。それで期間が1年間、12カ月でございます。それから改修費補助につきましては、外装とか内装、設備の改修費の合計の2分の1で、上限が100万円でございます。1回限りでございます。 ○委員長(橋本新一君) 大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) こういった事の補助を利用して空き店舗を活用していただくのは、非常に結構な事なのですけれども、いきなり本番というふうな、改修しました店舗展開をしました。うまくいくのかいかないのかという事を精査する所がないか。事業計画等をきちっと見極めた中で、こういう補助を利用していただくのかという意味合いもあって、先程来から基準はないのかという事で聞いていたのですけれども、助走期間といいますかテスト期間といいますか、そういった形の中で、例えば販売であったら、先程、ららん藤岡の事についても質問がありました。そういった所を利活用してですね、ある程度の助走期間を経て、こういった実績の中で数字が上がりましたと、ついては、こういった店舗展開をしたいのですという所まで考えがあるのかどうなのか。過去にチャレンジショップというふうな政策があったかと思います。旧鬼石町にあっては、こういった事の中で、確か移動式店舗を利用してという事がありましたけれども、ああいったものが今どんな形になっているのかも含めて、ご答弁をいただきたいと思います。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) お答えいたします。  空き店舗事業とは、今までは創業ではなかったものですから、今回、創業支援という事で嘱託職員も採用させていただきまして、相談窓口を開く訳ですけれども、その中で、もちろん、今後、創業をしていく人の総合支援計画だとか財務計画だとか、そういうものはその相談員が相談に乗ってですね、これで本当に創業が成り立つのかという事の細かい支援、また、相談それから金融機関のお金の調達の仕方等も、藤岡商工会議所なり鬼石商工会の経営指導員の方がですね、そういう所も指導をしていく形になります。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 鬼石総合支所にぎわい観光課長。 ◎鬼石総合支所にぎわい観光課長(小幡文男君) 移動式店舗のお話が出ましたので、ご説明させていただきたいと思います。  移動式店舗は、旧鬼石町の中心市街地活性化基本計画というのを、平成13年、平成14年頃に作りました。その中の一つの、今ご質問のありましたような、新規に何か商売を始めたい、そのお試し施設として移動式店舗というのを作りました。これが平成15年度の時でございます。平成15年度に作った当時は平成15年、平成16年位の時には、移動式店舗の使用規定というのを作りまして、半年が1回の更新として、利用者が5人いらした訳なのですね。それが2年間位続きましたが、そのあと、実は利用者がほとんどいなくなってしまいまして、それをずっと多目的広場のほうに置いておきました。その当時は1カ月の使用料は1,500円という事で、内規で使用料を取らせていただきまして、利用していただいたのですけれども、やはり、それが全然ここ10年位全く使われなくなってしまった。それを現在は、一つは多目的広場でお祭り時に使ったりしております。そのうち、もう一つは今、高山社跡のほうへ移動しまして、高山社跡のほうで出店をご希望する方がいらっしゃれば、そこでお使いができますよというので、駐車場のほうに置かせていただいております。それから、あと3つは桜山公園のほうで、一つはライトアップの時に使ったり、或いは観光のパンフレットを配布したりという事で、新たな出店者の方に、ご利用できるような形でやっているのですけれども、ただ、現在は12年位経ち、雨ざらしですので老朽化が非常に著しいという事で、現在、財務規則に則った物品と同じような形で、無料での貸し出しという事で、私どもの所では鬼鍋とか持っている訳ですけれども、ある程度の内容を聞かせていただいた上で、そちらのほうをご利用の方は、お申し出があれば使っていただきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 大久保協城君。 ◆委員(大久保協城君) 格安で貸し出しをしていて、今は更にそれが無料だという答弁をいただいたのですけれども、借りる方がいないのは意欲が地域にないのか。それともそういったものがあるPRが足らないのか。この辺はどっちなのだろうなという所は疑問に思います。先程、ホームページで地域の活性化にかかわる人材を、東京のほうからお越しいただくという所で、ホームページ上でのPRが機会になって、そういった展開もされているようですけれども、色々な形でもって発信ができるのだと思うのですね。老朽化でもってという答弁でありましたけれども、せっかくあるものですから、こういった事業展開をする上で、始めました、補助金出しました、やっぱりだめでしたという事ではないような対策、対応を取っていただきたいと思います。ご答弁は結構です。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 165ページ、第5目観光振興費、ふじの里推進事業、第13節委託料の樹木等剪定委託料とありますけれども、昨年、藤棚剪定講習会等を開いたと思うのですけれども、今年、藤棚剪定講習は予定されておりますか、お伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) お答えいたします。  藤棚剪定講習につきましては、今年度、実施する予定でおります。予算も取らせていただいたのですけれども、謝礼という事で予算を組まさせていただきまして、藤棚剪定講習をしたいと考えております。 ○委員長(橋本新一君) 岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 藤岡市の市花という事なのですけれども、去年も指摘させていただきました。開花状況が思わしくないと。綺麗に咲いている藤棚もあります。しかし、全般的に藤の開花が思わしくないという事で指摘させていただきました。事業者に委託して剪定する公園等、また、市の職員が剪定している藤棚等、また、シルバー人材センター派遣で剪定しているとか、色々な形で事業を行っている訳なのですけれども、これにつきまして、計画を持って1年やったからすぐ咲いた、綺麗に藤が伸びた、そんな事はないと思うのですよね。是非、計画を持って何年か後には見事な、この辺、近隣の児玉町の骨波田ですかね、藤が見事に咲き誇っていますけれども、あのような形で藤岡市の藤が見られるような計画、目標を持っていただきたいのですけれども、その辺について市のお考えをお伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) お答えいたします。  藤の剪定でございますけれども、うちのほうは、ふじふれあい館を担当させていただいております。ふじふれあい館の花もですね、皆さんご存じのように、藤友会の方が開設当時から剪定していただいている訳ですけれども、藤友会の方も高齢になりまして、なかなか会員全員が、棚の上に乗って作業ができる状況ではなくなってきました。今後、そのまま続きますと、剪定をボランティアというのですかね、していただく方も減ってしまいますので、藤岡市の市民の協力また市内にある業者の協力も得ながらですね、剪定講習会を開いて、そういう一緒に藤岡市全体で藤の花がよく咲けるように、また、今後も管理していけるようにですね、剪定の技術の向上というのを図っていきたいと思っております。 ○委員長(橋本新一君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(秋山悟君) 先程お話のありました、市内の小公園についても藤棚が設置してあります。その剪定については、これまで公園のほうにいます臨時職員4名で、本当に開花等を気を使わないような剪定をしてきました。それで市の花である藤を咲かせたいという気持ちも、その方たちもありましたので、先程出ました骨波田の藤を長年管理されていた樹木医の方に、ボランティアで講師をしていただきまして、これまで5回その臨時職員を対象に、現地で実地講習をさせていただきました。目に見えてわかるのは、中央公園の藤棚が大分綺麗になっていると思うのですけれども、これまでなかなか咲かなかった藤棚で、今年は咲くと思います。また、その管理方法も徐々に習得してきておりますので、ほかの小公園の藤棚についても、今後はいい状況にはなってくると思います。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 是非ですね、横の連携も持って、是非この事業を推進していただきたいと思います。また、管理する職員また樹木医の方も高齢になっております。そういう中で、一般の市民のボランティア等、協力してくれる団体等も募集したりして、この事業を進めていただいて、是非とも、ふじの咲く丘も、来年ですか藤棚を150メートル作るという事も聞いております。そういう中で、是非ともこの藤棚を、藤を咲かせるこの事業を推進していただきたいと思います。  それと、一点だけちょっとお伺いしたいのですけれども、同じく164ページ、ららん藤岡運営事業、これ先程、前委員が質問しておられたのですけれども、株式会社藤岡クロスパークに指定管理で運営していただいているという事なのですけれども、ららん藤岡の中でイベントを行う際にテントを張って、そこに出店希望者を募って、観光振興、商業振興の一環として募集して出店していただくと。そういうような形を取っていると思うのですけれども、この出店者に対して、1テント一張り出店するのに、大体幾ら位費用を取っているかご存じですか。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) わかりません。 ○委員長(橋本新一君) 岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 大体、1日1テント一張り出店するのに、幾ら位が妥当だと思いますか皆さん、お伺いします。先程、移動式店舗ですか、1カ月1,500円と言いましたかね。そんなような形で商業振興、観光振興の、先程の移動式店舗は、今後、出店したい希望者のそういう事業ですけれども、テント一張り、大体幾ら位なら妥当だと思いますか。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) お答えさせていただきます。  テントが幾ら位が妥当な金額かという事でございますけれども、ららん藤岡では、中でイベントをしているのは、営業目的でしている方もおりますし、また、藤岡市内の諸団体の方も出ていると思います。恐らく市内の団体なり藤岡市の振興のためにやっているものに対しては、恐らくテント料は取ってないのではないかと私は思っているのですけれども、ららん藤岡もテントを一杯持っている訳ではなく、出店業者の方が自前で持って来て、恐らくしているものなのだと思います。数少ないテントはどのように、先程お金の事を聞かれたのですけれども、お金の事はわからないのですけれども、そのイベントをする内容によって、個々に変わってくるものではないかと思っております。 ○委員長(橋本新一君) 岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) イベントに参加して、営利目的でない方もいらっしゃると思います。営利目的の方、この間、私聞きました。1テント一張り1万円です。それが妥当かどうか、藤岡市が60%以上出資しているららん藤岡で、テント一張り1日、観光振興、商業振興、そういう方、将来出店したい方、そういう方が1テント、そこで自分の作った作品を展示して、営業目的になりますよね。販売で。しかし、それが1日1万円、これ妥当だと思いますか。その辺ちょっと市のほうも考えていただいて、株式会社藤岡クロスパークの運営に60%も、藤岡市はららん藤岡に出資している。考えていただいて、指導的な立場で協議していただきたいと思いますけれども、市の考えを伺います。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 営業目的としている人が1万円という事でございます。テントのお金もそうですし、その場所代というのも入っているのかなと思います。ちょっと詳しい事はわからないのですけれども、しかし、1万円という事で毎回来ている方も見られますので、それはそれなりの、私ちょっと営業の事はわかりませんけれども、それなりの金額なのだと思います。また、ららん藤岡のほうには、そういう高いとか安いとかという話があるかどうかというのは、また確認させていただきまして、調査してみたいと思います。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 163ページ、第5目観光振興費の中の第14節使用料及び賃借料で、竹沼貯水池使用料315万円についてお伺いをいたします。この内訳ですね、支払先とか。使用料を払っている内容をお願いをいたします。  それと、第19節負担金補助及び交付金の中の県観光物産国際協会負担金24万円とですね、ウエルカム・ぐんま国際観光推進協議会負担金、この2点の目的、内容ですね、藤岡市の中の物産なり建物なり、藤岡市がそういった中で参加している目的、これについてお伺いをいたします。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 竹沼貯水池使用料ですけれども、竹沼の目的ですけれども、藤岡市における観光、レクリエーションの場所として利用しておりまして、その使用範囲、水面及び貯水池敷地の空き地を借用するという事でお金を支払っております。借りている所につきましては、鏑川土地改良区でございます。  次に、県観光物産国際協会負担金でございますけれども、県観光物産国際協会の事業内容といたしましては、群馬県内の観光の振興、それから物産の振興、国際化推進の事業という事で行っておりまして、そこに負担金として支払わせていただいております。  ウエルカム・ぐんま国際観光推進協議会負担金につきましては、事業内容につきましては、JRとのタイアップ事業とか海外メディア等を招致する。それから情報発信などの仕事をしております。それに対しての負担金でございます。 ○委員長(橋本新一君) 茂木光雄君。
    ◆委員(茂木光雄君) 回答が早くて聞き取れない面があったので、ちょっと重複するかもしれませんが、竹沼貯水池は水面と、ボートを市で委託してやっているから、そういう事なのだと思いますが、鏑川土地改良区に対してですね、今年の1月中旬ですか、竹沼の水質といいますか水が赤茶けてしまって、非常に気持ちの悪い状況になって、魚も全然いないような状況の中で、これについて、この水の管理関係ですか、それがどういう訳だか色々動向がどうのこうのと言いながら、市のほうに、ある議員を通じてどうなっているのだというふうな事になっているのですけれども、この辺の事について藤岡市のほうにですね、一応、私のほうも問い合わせをさせていただきましたけれども、その際の鏑川土地改良区は、水の管理というものをどのような形で行っていたのか伺います。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) お答えいたします。  水の管理というのは、ちょっとよくわかりませんけれども、今の湖の水が赤くなるという事なのですけれども、11月中旬頃から赤潮というのでしょうか、それが発生しました。中を歩いている人とか、また、中の管理人から連絡がありまして、池が赤いよという事で、うちのほうも現地を確認させていただきました。それで鏑川土地改良区のほうにも問い合わせをしたのですけれども、鏑川土地改良区のほうは、水質検査施設に水質調査をしたという事で、その結果はうちのほうに報告があったのですけれども、生物などについては問題はありませんという事です。温暖化による植物性のプランクトン、微細の藻類が大量に発生したものだという事でございます。その生物等に影響はないのですけれども、その対象といたしまして、取水を始めてですね、また排水も始めて、少し水の循環というのですかね、そういうのをして緩和していくという事で報告を受けております。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) まず、11月あたりから発生していたという事ですけれども、色々な苦情関係というのは市のほうに、また、心配な面、水がどうなってしまったのだという形の中で、そういったものが、色々な多方面から市のほうに来ていると思うのですよね。しかしながら、その関係についてですよ、貯水池の使用料は市が払っているから、何か私もてっきりこれは市のほうで担当しているのではないかと思っていましたけれども、今の話だと、それを鏑川土地改良区のほうにあって、そして赤潮というのですか、赤潮というのは普通海で発生するものかなと思うけれど、そういった中で、何でこういう状況になるのか。今年に限ってこういうふうな形になったのかですね、市としてはもっときちっと市民に説明できるような、健康に害があるのかないのかとか、そういったものもきちっとしてやらないとですね、回答にならないと思いますけれど、この辺について、どういう形の中で、担当者は出向いたという話を聞いていますけれども、改善はどのような形できちっとなったのかお尋ねします。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 現地に出向いて見たのですけれども、魚等も浮いてなかったものですから、最初のほうは大事には考えておりませんでした。そのあと市の環境課のほうに、区長なり近隣の見かけた人が、どういう事だという問い合わせがございました。そういう中で、鏑川土地改良区のほうも、こういう検査をして問題ないのだよという話は、環境課とも情報は共有しておりますので、そういう説明をしたのだと思います。改善なのですけれども、水が中でとどまってしまって、循環がないのでこういうふうになったという事でございます。それで本来なら水をこういうふうに曝気というのですかね、水を回すような事をすれば改善するという事ですので、ですけれどもお金がかかる事ですから、水を入れながら水を出すという事で循環を少し今まで以上にして、改善に取り組んでいるという事でございます。また、その上流部にある大塩湖のほうは、こういう状況にはなっていないという話は聞いておりますけれども、そういう形で、鏑川土地改良区のほうで対応している所でございます。 ○委員長(橋本新一君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) そういった中で、色々な事で市のほうに来るのですけれども、私、前に公園とか色々な所に、きちっとした管理者なり責任者という形の中の看板なりをしっかりと揚げて対応していくという事のほうが、これから市は、せっかくこうして大事な市の観光施設としてやっているから、当然、市が何か全部責任を持っているような感じになりますけれども、今の話ですと鏑川土地改良区にやっているという事ですから、竹沼貯水池の関係等についても、ちゃんとした責任の所在がわかるようなきちっとした管理運営を、そういった設置なりを、これからお願いをするようになるのではないかなと思います。そういう事で、魚が死んでないから大丈夫なのだという話ですけれども、そういった中で、環境面をもう少しパトロール関係をきちっと強化する必要があると私は思います。  続いて、ウエルカム・ぐんま国際観光推進協議会負担金という事になっていますけれども、ここに参加をして行っている市の職員といいますか、どういった形の中でそこに参加をし、そして、外国から来る観光客を色々各市に誘致していこうという事ですけれども、色々新聞等で見ると、草津の湯もみですか、草津町は町を挙げてそうしていると言いますけれども、藤岡市は何かそういった形の中で、市を挙げてウエルカム・ぐんま国際観光推進協議会の中で何か活動していくという、そういうような形というのは取っているのでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) このウエルカム・ぐんま国際観光推進協議会の中での活動でございますけれども、特に藤岡市独自というか、藤岡市がやっている事はないのですけれども、長野県、新潟県、群馬県という事で、県の上信越の協議会というのですかね、そういうものができまして、その下部組織としてこの組織が出来上がりまして、藤岡市もそこに参加させていただいてですね、国際的な観光というのは、藤岡市は全然まだまだですけれども、そういった情報を取り入れるといいますか、そういう情報もしておかないと、今後の観光にも影響がございますので、そういう意味から参加させていただきまして、色々な動向等を見させていただいている所でございます。参加しているメンバーですけれども、市でいきますと11市、それから町が7町、村が5村という事になっております。年に1回か2回ですか会議があるのですけれども、そこには私ではなく担当の者が参加しております。 ○委員長(橋本新一君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 長野県、新潟県、群馬県のそういった中で、国際的に色々観光客を受け入れという中でですね、年に1回か2回、会議があるのだという事だけど、お金を払っているだけで、残念ですけれども、実際に藤岡市の色々な形の中でのPRみたいな機会というのが、どうもなさそうなので質問をやめます。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  冬木一俊君。 ◆委員(冬木一俊君) 163ページ、第5目観光振興費第15節工事請負費の三名湖周遊道路改修工事、来年度につきましては、179万5,000円を計上された訳でございますが、その中身と周遊道路の整備の進捗率、この2点をまずお伺いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 三名湖周遊道路改修工事という事で、進捗率は25.6%位、延長にしまして900メートル位、今まで工事をしてきました。来年度の工事箇所ですが、今年度、工事を今やっている所なのですけれども、大規模な崩落、滑落というのですかね、道が崩れてしまいまして、その部分の工事を今年度させていただきました。それで、そこが出来上がりますと全体的に、とりあえずは通れる形になりますけれども、まだまだ安全ではない場所、少し崩れていたり、ちょっと斜めになっていたりする所がございますので、崩落場所のひどい所から、順次この予算内で直していきたいと思っております。 ○委員長(橋本新一君) 冬木一俊君。 ◆委員(冬木一俊君) 今、商工観光課長のほうから答弁があったように、そうすると、この工事が終わると、通常で散策等は4キロメートル弱の遊歩道というものが昔からある訳なのですけれど、それについては問題なく通れるという事でよろしいですか。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 今現在、工事をしている所は、通行止めになっていて通れないのですけれども、それが直れば周遊できる形にはなりますけれども、少し安全ではない部分も残されております。 ○委員長(橋本新一君) 冬木一俊君。 ◆委員(冬木一俊君) 限られた予算という事で計上されていると私は思うのですけれど、従来は憩いの場所なので、整備の促進のほうを引き続きお願いをいたします。  それと、三名湖というのは大谷池、小宮池、私たちは地元で第一、第二、第三というふうに呼んでいる訳でございますが、第一については当然、釣券できちんとお金を支払って、ワカサギなりブラックバスなりヘラブナなり釣っている人が、観光協会を通してやっているというふうに思うのですが、今回ちょっと聞きたいのは、第二、第三の管理を当然、藤岡市もやっていると思うのですが、藤岡土地改良区と併せてやっていると思うのですが、何年か前の大雪の時に木が湖面上に倒木をされて、いまだかつて放置されているという現実があります。かつては第二、第三も地元の方が無料で釣りをしていましたが、釣り禁止という事で、あそこに防護柵等を設置をして、今の現状がそういう現状でございますが、そういった倒木がまだ湖面に刺さっているような現状は、市のほうはご存じでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 承知しております。 ○委員長(橋本新一君) 冬木一俊君。 ◆委員(冬木一俊君) 単刀直入に申し上げますけれど、そういう事で釣りも禁止にして防護柵もして、それは藤岡土地改良区と共同の設置看板等があると記憶しているのですけれど、その木の撤去、かなり大きな木が、根元から割れるような感じで湖面に横たわっております。安全性を考えた場合については、そこを乗り越えて行きたいなというふうに思う子供がいないとも限らないので、それの撤去については、藤岡土地改良区とどのような協議でなされているのか。わかる範囲で結構ですのでお伺いをいたします。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 商工観光課のほうでは、池の管理という事で、3つ借りている訳ですけれども、釣りはヘラブナの放流をしておりますので入漁料も取っております。そのほかの部分は釣り禁止という事で閉鎖というのでしょうか、人が立ち入らないように柵をしている状況です。今の倒木の問題も、実際の所まだ藤岡土地改良区のほうとは、その撤去等の調整はしておりません。今のお話の中で、乗り越えて行きたくなる心情というのも、子供などはあるのでしょうけれども、それにつきましては、また、藤岡土地改良区のほうと相談させていただきたいと思います。 ○委員長(橋本新一君) 冬木一俊君。 ◆委員(冬木一俊君) いずれにしても、あのような現状が私は好ましくないと思っているので、確かにね、道幅も狭く撤去するにも大変危険を伴うような作業だと、私は感じますので、よくそこら辺については、市と藤岡土地改良区と協議をして、そういう状況が早く拭い去れるように努力をお願いをいたします。  次の質問に移りますが、第19節負担金補助及び交付金なのですけれど、観光協会補助金という事で、過日の平成28年度藤岡市予算説明会の中で、財政課長のほうから、新規事業という事でイルミネーションという説明があったのですけれど、これの補助金について詳細な説明を願います。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 今年度、ららん藤岡で、国の交付金を利用してイルミネーションをさせていただきました。そのイルミネーションを集客事業という事で、来年度も継続していきたいと考えております。来年度は交付金の対象になりませんので、ららん藤岡の自費でお願いする訳でございます。去年のイルミネーションの数を見ますと、やや少しまだ華やかさに欠ける部分がございますので、その部分も少し補充をしたいなと考えております。それからイルミネーションの部材につきましては、ららん藤岡だけではなくて、ふじふれあい館の藤のイベントの時にもイルミネーションをしておりまして、そこのものと貸し借りをしながらしております。そういった部分も拡充しながら、双方のイルミネーションがもう少し華やかになって、お客さんが呼べるようにしたいと考えております。 ○委員長(橋本新一君) 冬木一俊君。 ◆委員(冬木一俊君) そうすると、LED電球で、多分イルミネーションという形を装飾すると想像するのですけれど、その個数を大幅に増やしたりという事ではなくて、去年同様、ららん藤岡と今度はふじの咲く丘ですか、あとは指定管理者で時期でみかぼみらい館なども、こういった事をやっていると思うのですが、私はイルミネーション、特に伊勢崎の波志江公園だとかそういった所も含めて、やはり老若男女の方が家族中で行けるような、そういうイルミネーションも少しは考えてほしいなという観点から、お伺いをするのですけれど、例えば指定管理者でやっているふれあいパークだとかそういった所も含めて、何かどうせやるのならもう少し華やかに、家族中がそこに行ってみたいなというイルミネーションも、今言うように、ふじふれあい館でもいいではないですか。公園でもいいではないですか。そういう事も含めて、やるのならもう少し思い切ってやっていただきたいなと私は感じるのですけれど、その辺の見解がわかる方がいたらお伺いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(秋山弘和君) 県内をはじめ県外でも大きなイルミネーションの公園等いっぱいございまして、相当の人が入っているのだと思います。それに比べますと、ららん藤岡というか藤岡市のイルミネーションというのは規模が小さい状況でございます。予算が許すのであれば、もっと大きなイルミネーションを飾りたいとは思うのですけれども、なかなかそういう状況ではないと思います。ららん藤岡でするイルミネーションにつきましては、イルミネーションのほかにももうちょっと違う魅力も持って、集客ができればいいなと思っております。今回、観光協会の中で、イルミネーションの予算をとらせていただいたのですけれども、委員がおっしゃるように、もう少し華やかにはしたいと思うのですけれども、全体的にまだ暗い所がございますので、その部分を補填する意味合いから、計上させていただいた訳でございます。今後もイルミネーションで人が呼べるようにしていきたいとは思っております。よろしくお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 冬木一俊君。 ◆委員(冬木一俊君) 商工観光課長、藤の時期にイルミネーションもいいのですけれど、やはり人が来ないような時期に思い切って大胆にこういった事業をやるのも、藤岡市の観光PRの一つになるのではないかなと思います。例えば庚申山に面している駐車場もあったり、みかぼみらい館もあったり、あの場所などはみかぼみらい館と一体化をして、藤の時期だけではなくて、そこからまたふじの咲く丘公園に誘導できるような大胆な発想も、私は、今後検討していただきたいと思いますし、どうせやるのなら中途半端ではなくて、思い切ってやりましょうよ、という提案です。それについては予算の都合もあるという事なので、市長ないし副市長が、このイルミネーションに対する、必要がないのなら必要がないという答弁でもいいですけれど、どうせやるなら思い切ってやったほうがいいのではないかというような、私は意見を持っているので、見解をお伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 副市長。 ◎副市長(大島孝夫君) 今、ららん藤岡を中心に、観光振興も踏まえてやっていこうという事で予算を計上させていただいております。確かに他市で大々的にやっている所もございます。予算が許せればそういう事も検討はしていきたいと思いますが、よく予算を精査しながら考えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 暫時休憩いたします。                                   午前11時50分休憩 ────────────────────────────────────────────      午後 1時00分再開 ○委員長(橋本新一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、第7款商工費について質疑を終結いたします。  第8款土木費について質疑に入ります。ページは170ページから190ページまでであります。ご質疑はありませんか。  窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) まず、174ページ、第5目市道6014号道路改良事業費の市道6014号道路改良事業でございます。これは総合学習センターから日野県道までの道路だと思いますが、現在までの進捗率と完成の予定についてお伺いをします。  二点目、184ページ、第5目公園費の庚申山総合公園整備事業であります。現在、市内でも新しい公園の建設も進んでおりまして、これも大事な事なのですが、庚申山総合公園は、近隣の他市町の方々からも評価も高く、多くの方に来園をいただいております。ここを更に磨いていく事も大切だと考えます。その中で、トイレが快適ですと、非常に印象にかなり違いが出るものなのですが、園内にはもう清潔な水洗トイレもありますが、そうでないトイレもまだ設置されているようです。設置の状況をお伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 土木課長。 ◎土木課長(酒井哲夫君) 市道6014号道路改良事業について説明をさせていただきます。  現在までの進捗率でございますけれども、平成27年度末をもちまして、事業費ベースでございますけれども96%の進捗率となります。今後の予定でございますけれども、事業期間が平成29年度までを予定してございます。来年度におきましては、用地買収、工事、最終年度におきましては、工事を予定している所でございます。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(秋山悟君) 庚申山総合公園のトイレでございますけれども、各施設、つつじ山、桜山、山頂等に簡易的なトイレが存在していると思います。どうしても山林を切り拓いた場所なものですから、汲み取りの一穴のものが多く存在しています。それを見て本当に清潔感があるかと言われると、正直お答えができなくなってしまう所もあると思うのですけれども、清掃だけは、指定管理をして清掃活動はしている所なのですけれども、また、和式トイレの洋式化という事も要望として聞こえております。経費も掛かる事なので徐々に改修はしていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 市道6014号道路につきまして、今年度また平成29年度までに完成という事で了解しましたが、更に反対側ですね、総合学習センターから藤岡大胡線までの改良の予定について、計画があるのかお伺いをします。  もう一点、庚申山総合公園のほうなのですが、快適なトイレを整備いただいていると理解しておりますが、汲取式のトイレですね、夏場になりますと、かなりハエの幼虫等も上がってくるという状況もございます。これを今後どのように改築をするのか、また、撤去するのか等計画がありましたらお伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 土木課長。 ◎土木課長(酒井哲夫君) 総合学習センターから東へ向かう道路でございますけれども、市道6090号という市道でございます。実施計画におきましては、市道6014号完了後という事で、平成30年からの着手を現在予定している所でございます。ただ、市道6014号の進捗状況によりまして、若干変化があるかもしれません。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(秋山悟君) 市内の庚申山総合公園に限らず、公園施設自体がかなり老朽化をしています。そんな中で、来年度には施設の改修計画というものを策定して、経費の掛かる事なので、実施計画のほうにも搭載させていただいて、トイレも含めてその計画を作っていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  小西貴子君。 ◆委員(小西貴子君) 177ページの一番下、第4項都市計画費第2目区画整理費、北藤岡区画整理事業についてお伺いいたします。  179ページまでいきまして、第22節補償補填及び賠償金の所で、地上物件補償費として3億1,477万2,000円とありますが、これは何件分に当たるものでしょうか。また、進捗状況として今何%位なのか。残りは何件位で、いつ頃完了の予定かお伺いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長。 ◎北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長(中里修君) 建物補償の件でございますが、来年度予定しておりますのが、件数としまして17件を予定しております。また、進捗率につきましては、平成27年11月末現在でございますが、総事業費61億円に対する事業費ベースの進捗率は60%となっております。建物につきましては、予定としまして197戸ございますが、そのうちの105戸の移転が完了しております。という事で、残りにつきましては、92戸残っているという事でございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 小西貴子君。 ◆委員(小西貴子君) ありがとうございました。この区画整理の面積は、当初に比べ何%位縮小されているのか。また、何年度までの計画になっているのでしょうか。更にこれが終了されなければ延伸されるのかお伺いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長。 ◎北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長(中里修君) 答弁漏れがありました。この事業につきましては、一応、平成31年度予定をしております。縮小になりましたのは、平成18年度に事業計画を変更いたしまして、当初の事業区域97ヘクタールから25ヘクタールに変更になった訳でございますので、約65%程度の縮小となりました。延伸計画につきましては、まだ実施計画のほうに載っておりませんので、予定としてはまだ立てていない状況ですが、今後、どういうふうに残った部分について事業を進めていくかという事で、検討はしていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 小西貴子君。 ◆委員(小西貴子君) ありがとうございます。県道を境にして3区画に分けてあると思いますが、第二区画目に入る計画はあるのか。また、国道17号線から入ってすぐの所の、一部の方の同意が得られないとの案件も伺っておりますが、どの程度、何回折衝をされていらっしゃるのか、また、同意を得られない事による大きな不都合はないのでしょうか伺います。 ○委員長(橋本新一君) 北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長。 ◎北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長(中里修君) 平成18年度で事業計画として落ちた部分につきましては、先程申し上げましたが、今後、事業を拡大していくかどうかという所で、また検討していくという事になっております。また、国道17号線から入った所の1名の方が同意をしていないという事で、そちらのほうの事業がおくれておりますが、平成19年位からかなり折衝はしているのですけれども、最後は部長が挨拶に行った所、名刺を突き返されたという事で、平成22年で交渉のほうはストップしております。支障についてはありますけれども、現在、その未同意の方の所を長く突っついていても、仕方ないという考えを持っておりまして、とりあえずは高崎線の下を、雨水幹線水路を先に抜いておくという事を事業として進めております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 小西貴子君。 ◆委員(小西貴子君) ありがとうございます。この北藤岡区画整理事業につきましては、国の補助金の大幅減額など行政の色々な都合で縮小、先延ばしなど、住民の方々にとっては、町が綺麗になるからありがたいと思う反面、自分の家の改修ができずにずっと何年も待っていたりして、その方の人生の計画にも影響があったりとか、辛い一面もあると思います。市長はじめ執行部の皆様の多大なるご尽力をいただいている事はよく承知しておりますが、この北藤岡区画整理事業については、本当にかなりおくれたり保留になっている面があるかと思います。順位を上げてやっていただきたいと思っております。藤岡市に住んでいて良かったと思っていただけますよう、たとえおくれていても、住民の方への今までどおりといいますか、誠意ある丁寧な対応とかご納得いただけるような周知徹底とか、早目の推進をくれぐれもよろしくお願いしまして終了いたします。ありがとうございます。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 171ページの第2目道路維持費、また、173ページの第3目道路新設改良費の関係ですが、先月ですか平成28年度藤岡市予算説明会の中で、土木課長が来年度の工事箇所というのを色々説明されたのですが、そういう中で、先程、地元の窪田委員のほうからもお話がありましたけれども、芦田町地域の工事が全然入っていない。そういう中で、私も芦田町にいる訳ですから、1,100戸の3,000人以上いるような地域、鬼石町の半分は芦田町にいる位の大きい地域ですよね。そういう中で、しばらく芦田町が総合学習センターの裏は確かに行われていたのですが、そのほか沢山の要望事項がある中で、ちっとも工事が行われない。芦田町に来ればわかりますが、道路がすいすい通れる。工事が行われていないからすいすい通れるのですよ。それに比べて緑町はそこら中で沢山の工事が行われている。青木議長からも私は言われている。ほとんど要望事項は全部やってしまって、もうやる所もないからというように私は言われているのですよ。そういう中で、芦田町というのをかなり行政はおろそかにしているのかなと思っています。そういう中で、この地域格差というのが今非常に出ている。そういう中で、きちんと同じような町内ですから、同じように事業をやっていただければと私は思っています。きちんとこれからやっていくつもりがあるのかお伺いいたします。
    ○委員長(橋本新一君) 土木課長。 ◎土木課長(酒井哲夫君) 湯井委員より、芦田町の仕事が非常に少ないという事で、ただいまご指摘をいただきました。担当課とすれば、意識をして仕事をしていないという事は当然ございません。要望事業につきましては、非常に多くの事業の積み残しがございます。担当課におきましては、地区バランス等を十分配慮した中で、割り振りをしている所でございますけれども、特に藤岡地区の中で細かい町内での割り振りといいますか、細かく分けていきますと、80区の中で一つずつやっていくと80事業になってしまいますので、大きなくくりの中で藤岡地区、神流地区、小野地区といったような、大きなくくりの中で地区バランスを考慮して実施している所でございますので、ご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 現実にそういう地域格差が起こっているのですよ。だから、そこの所で私もこの4年間しっかりと見てまいりますから、それが実現できないようならば二日間ずっと言い続けますからね、その点よろしくお願いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  丸山保君。 ◆委員(丸山保君) 185ページの一番下なのですが、第6目公共施設管理費の第13節委託料、庚申山総合公園等指定管理委託料の件でお伺いをいたします。  半年前にここで同じ質問をさせていただいたのですが、私もちょっとお腹の周りがたるんできたので、よく庚申山の周りを歩かせてもらうのですが、庚申山でも三本木のほうの野球場、そして陸上競技場のあるほうでお伺いいたします。  散歩をしていますと、この半年間の間に業者といいますか、剪定作業に入ったり掃除をしていたりするシルバーの方と、大分懇親を深めまして色々話を聞いたのですが、なかなかこの指定管理の中で、現状は枝葉の剪定等、また、掃除等が行き届いておりません。その中で、よく行き会うのが私が目にしたり口を利いたりするのが、シルバーの方の男性1人、そしてトイレ等を綺麗にしていただくシルバーの女性ですね、その方が1人、そして、たまに見るのが女性の運転手の芝刈りですか、そのような状況を、いつも行くたびに見ているのですが、なかなか植木の手入れ等が行き届いておりません。それで剪定作業のほうが非常に雑という言葉なのかな、ふじの咲く丘と、また、そこの市役所の本庁舎の入り口の藤等の剪定作業と見比べると、非常にこれでいいのかなと。半年前もやはり7月頃に、藤の芽を切らないといい花を持たないという中で、この三本木の野球場の周辺の藤はいつ剪定するのかなと、常に見ていましたら、12月に剪定をいたしました。その中で、まだ剪定が終わっていない木も沢山あります。それと、あと芝等が今、芝枯れというのですか、そういった形も現状として起きております。そういった中で、ちょっと質問なのですが、この8,500万円を払う指定管理の中で、全部が人件費でないのは十分わかっております。わかっておりますが、午前中に何人かの委員からも質問があったのですが、藤岡市の市の花、藤の花を一つ取った場合でも、非常に野球場周辺はやり方が違うというかおろそか。そういったのが市の花をもうちょっと力を入れてもらいたいなとある中、それなりの講習を受けた剪定作業員、また、職人と言われる人ですか、それと手元がどの位入っているのか。ちょっと私も目に留めるのが、私のいない留守に来るものだからよくわからないのですが、かなり散歩をしているのですが、見た風景が本当に少ないです。その辺をこの指定管理を委託してから、例えば1年間または月で何人位を庚申山に費やして、何人位の職人をまた野球場のほうに費やして工事を行っているのか。また、その辺の管理面を行政のほうで、どういう管理で人件費を把握しているのか、ご説明をお願いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(秋山悟君) 庚申山総合公園等指定管理につきましては、9月の決算特別委員会より厳しい指摘を受けておりまして、担当課としても責任を感じている所でございます。その指定管理料に見合う作業が行われているかどうかという事なのですけれども、担当課としても、それを検証すべく、庚申山総合公園の指定管理者のほうから、月々の収支報告書、細かいものを提出させております。そんな中で、芝管理、樹木管理等にどの位の人件費を割いているかという事も報告を受けています。月々のばらつきはありますけれども、昨年の4月から1月までの間ですけれども、造園工として41名、普通作業員、常駐補助員として16名の作業員を投入しているという報告を受けています。また、そのほかに各施設10名、常時、職員なりシルバー人材センターに依頼した人間を張り付けて、その方たちが除草作業を行っているという状況だという報告を受けております。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 丸山保君。 ◆委員(丸山保君) そうすると、その人数が三本木のほうの野球場の周辺には何人位とか、例えば庚申山の公園のほうは何人位と、そのパーセント割合はわからないですか。 ○委員長(橋本新一君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(秋山悟君) 申し訳ありません。一つの指定管理料としてくくられておりますので、庚申山総合公園と総合運動公園の別については、報告されておりません。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 丸山保君。 ◆委員(丸山保君) もう一つなのですが、シルバーの人が毎日来てやっていて、何か非常に植木等が平らにする場所もでこぼこしていたり、そういうのが沢山見られるのですけれども、職人として、また、ある程度の講習を得た人として、そこに何人位配置になっているとか、それと手元が何人位と、それを教えてもらえますか。 ○委員長(橋本新一君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(秋山悟君) 先程、申し上げました、造園工につきましては、私のほうでは樹木の剪定、管理等には精通した、職人といっていいのかどうかわからないですけれども、そういった技術を持った人間だと判断しております。ただ、藤棚の剪定については造園工とはいえ、また専門的な知識を持たなければ、なかなか適切な管理ができないと思いますので、それについて、その造園工の中で、また、その知識を有している方が何名いるかというのについても、大変申し訳ありませんけれども認識しておりません。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 丸山保君。 ◆委員(丸山保君) やはり藤岡市の自信の誇れる藤ですので、きちんと今後、課のほうで管理をして8,300万円という本当に濃い手入れができるようにお願いいたします。  以上で終わります。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  野口靖君。 ◆委員(野口靖君) 179ページ、先程の小西委員と質問事項が一緒なのですけれども、第4項都市計画費第2目区画整理費、北藤岡区画整理事業、平成8年度から事業が始まり、そして、先程の答弁の中で、平成18年度に面積を縮小して、現在区画整理のほうの事業が進んでいるという。この区間に仮換地指定をしたりして、地元との説明会、また、地元との工事の状況というのは、どの程度、説明をされているのでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長。 ◎北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長(中里修君) 第4項都市計画費第2目区画整理費、北藤岡区画整理事業につきましては、平成8年度に事業認可を受けまして、平成12年度から建物の移転及び道路築造の工事を始めました。区画整理事業につきましては、当初から92ヘクタールの区画整理の中で、換地等を計画して進めてきた訳ですけれども、平成18年度の計画変更までに仮換地の計画が発表されたのが、現在進められている25ヘクタールの仮換地の部分で、事業のほうは進めてきている所です。工事の説明だとか換地の縦覧とかは、逐一説明はしているのですけれども、なかなか工事を進めるに際しましても、建物の移転が進まなければ工事ができないという状況で進んでいますので、区域全員の方に対して工事の説明とか移転の説明というのは、地区別にやっているとかはしておりません。年1回程度、区画整理だよりというのを発送しまして、それで今年度の工事、或いは移転の補償は、この辺をやっていきますという形の中で周知はしている所でございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 野口靖君。 ◆委員(野口靖君) 区画整理だよりという形で周知方法をしているという事ですけれど、今年度は道路築造工事予算が約3,400万円となっていれば、当然、工事をする箇所というのはもう決まっている訳だと思いますが、工事がこの1年間の間というか、平成18年度から現在に至る仮換地の指定で、いつ道路ができるのだろうという地元の人たちが、ここ10何年経って今やっと道路ができると。忘れた頃に道路ができるという時で戸惑いがあるという話も聞いたり、また、地区内にもうある程度、換地ができて転入された方、新しい方も、ここの換地計画というものは丸っきり知らないで普段道路を利用されている方がいて、地元の説明というものが、なかなか皆さんが周知されていないという声が聞かれているのですけれども、この辺の対処というのは、今言われた区画整理だよりというだけで、ほかに地区の説明はしないという話なのですけれども、何か検討する余地はあるのでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長。 ◎北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長(中里修君) 事業計画についての説明という事なのですけれども、毎年1月1日号という事で、区画整理だよりを出させていただいているのですが、それにつきましては、各年度ごとの事業の概要を記載させていただきまして、今年度の施工区域について書いている所ですが、この区画整理だよりにつきましても、例えば平成28年度の予算が、国のほうから内示があるのが、5月の連休明け位でないと事業の内示が来ませんので、そうなりまして、事業の予算が大分減額されて内示が来るという事がありますと、担当課としては、どこの道路を最優先していくかというのを、検討しなくてはならないという事になってきますので、なかなかその辺のタイミング的にですね、地区に対して説明というのが非常に難しくなっているというのが現状であります。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 野口靖君。 ◆委員(野口靖君) 色々予算等でどこを選定して工事を周知していいかという事が、なかなかできないという事であれば、日頃から地域住民の人と、やはり区画整理ですから理解を得てまちづくりをする訳ですから、しっかり連絡を取ったり、また、色々なワーキングショップ等で意見交換等を住民の人たちと、うまく北藤岡駅にある訳ですから、話を交わしながら進めていくという事も考えられると思いますので、今後、そのような手法を取り入れてお願いをできればと思います。答弁は要りません。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 181ページ、第4目街路事業費の北部環状線街路事業について、現在の進捗状況をお知らせください。 ○委員長(橋本新一君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(秋山悟君) お答えいたします。  事業費ベースでですけれども、平成27年度末見込みで53.71%です。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 半分近く事業が進んできたという事で、平成28年度の今回5億3,000万円からの予算付けでありますけれども、まず、最終的には用地の買収関係が、最後にきて色々詰まっているというか、なかなか進まないと聞いています。その辺の解決の目途をどういう形でついたのかどうかですね、それと、しののめ信用金庫北支店がですね、これで3月中に閉まりますけれども、北部環状線の道路としてやっていく工事というのはどちらから、東側から、またはバイパス側からですね、その辺については目途がつくのではないかと思いますが、どういう形の中で工事が始まるのですか。 ○委員長(橋本新一君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(秋山悟君) 北部環状線の残された用地、地権者の方ですけれども、もう既に2年、3年前からも交渉は重ねております。ただ、もう毎回の話になってしまうのですけれども、補助金が大分削減傾向にあります。その補助金の削減によって、その年度の予定していた事業、用地契約なりができないような状況がここ何年か続いております。そういった中で、今後の見通しも、その補助金によって不透明な部分もあるのですけれども、ただ、地権者の方には、一応説明をして理解をいただいているというふうには、私のほうでは認識をしております。  それから、工事なのですけれども、道路事業なものですから基本的に下流のほうから、東側のほうから工事はしていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 183ページ、第15節工事請負費、篠塚公園整備工事204万2,000円、この整備工事については、どういった整備をするのでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(秋山悟君) この工事について、概算、積算してこの金額を計上させていただいておりますけれども、内容としましては、外側フェンスを巡らせて2カ所程度の出入口を設けます。その出入口については、車止めで、常時車は出入りできないような構造としたいと思っています。それから外周に数本の樹木、あるいはベンチを2、3基程度を設置する計画で、積算をさせていただいております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) そうなると、中は舗装はしないのですよね。何か基本的には緑地公園という事だから、きちんとその辺の基本的なルールだけは守っていただきたいと思います。言いたい事は沢山あるのだけれど、これ以上は言いません。  それから、180ページ、第2目区画整理費の堰下地区区画整理事業2,605万8,000円、このそれぞれの交付金、補助金の内容について説明をお願いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長。 ◎北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長(中里修君) 180ページ、堰下地区区画整理事業の第19節負担金補助及び交付金の内容ですが、ここに記載されておりますとおり、土地区画整理事業用地費補助金という事で1,891万6,000円、下の土地区画整理事業工事費補助金という事で684万2,000円、これの内容ですが、まず、用地につきましては、公園分の用地2,533.94平方メートル、それと調整池分という事で1,765.05平方メートルの用地の補助金でございます。また、工事費につきましては、公園の部分の工事費という事で151万2,500円、調整池分という事で532万9,017円という内容になっております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) まず、ちょっと忘れたのですみません。全体の面積は何ヘクタールでしたか。それから、確か途中で計画変更したと思うのですけれども、この計画変更の内容についてお示しください。それから、現在までの進捗状況及び完成年月日についても、わかればお示しください。 ○委員長(橋本新一君) 北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長。 ◎北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長(中里修君) 堰下地区区画整理事業の全体の面積としましては、3.95ヘクタールでございます。また、計画変更につきましては、第一回の変更としまして、換地関係におきまして公共施設にいく部分が増えたという事で、これにつきましては、道路の面積が増えたという事になります。それらを含めて計画変更はされております。また、進捗率につきましては、全体事業費ベースでいきますと、まだ10%程度という事になります。完成年度につきましては、工期としまして、平成31年3月末を工期としております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 計画変更の部分が道路の面積という話なのですけれど、確か公園部分、緑地の部分が増えたような私は記憶があるのですけれど、全体の3.95ヘクタールのうち公園、或いは緑地といわれる部分は、全体でどれ位の面積あるのでしょうか。これはその3.95ヘクタールのうちの何%を占めるのでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長。 ◎北藤岡駅周辺土地区画整理事務所長(中里修君) まず、公園の面積につきましては1,190平方メートル、緑地部分については1,242平方メートルを計画されております。全体の面積からのパーセントですが、公園については3.01%、緑地については3.14%となっております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 色々あるのですけれども、副市長、これでやめます。  それから、185ページ、第6目公共施設管理費第13節委託料の庚申山総合公園等指定管理委託料8,300万円程、先程、丸山委員のほうからもるるお話がありました。以前、決算特別委員会で私のほうも指摘をさせていただいたし、お隣の冬木委員からも色々指摘があったと思うのですけれども、まず、この8,300万円程の指定管理料ですが、庚申山総合公園のほうと藤岡総合運動公園のほう、これきちんと金額が定められていると思うのですけれども、それぞれの委託料はどうなっているのでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 暫時休憩いたします。                                   午後 1時44分休憩 ────────────────────────────────────────────      午後 1時45分再開 ○委員長(橋本新一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(橋本新一君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(秋山悟君) この指定管理者につきましては、庚申山総合公園と藤岡総合運動公園、2カ所を一括で指定管理という事で委託をしております。最初に公募する段階でも、また、それを審査する段階においてトータルで判断をしておりますので、その金額的な分けはしておりません。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) その辺がおかしいのではないですか。当然、皆さん委託する側は、庚申山総合公園にはこれだけの仕事量がある。或いは面積をやって、例えば樹木の剪定は年に何回して、きちんと協定書が全部ある訳だ。それによって当然、まず庚申山総合公園のほうは、こういう作業をしてもらう。したがってこれに対しての委託料はこれ位が適当だろう。三本木運動公園のほうは、こういう事で全部見積もりした上で、皆さんの側がしっかりした根拠を持っていなくて何で発注できるのですか。相手から全部出てきたものを、「はい、左様。わかりました。」という感じでやっている訳ですか、そんな事はあり得ないでしょう。もしそれが本当にあるのだとすれば、全くおかしいでしょう、こんなやり方は。私もよくあそこに歩きに行きます。この間もたまたま市の職員の人とばったり会いました。ここ現職の職員ですね、ここがこうで、これはちょっとおかしいのではないのと、色々指摘はさせてもらいましたけれども、その後、どういうふうに改善していただけるのかわかりませんけれども、余り手入れしている姿は1年間通していきますけれど、丸山委員が言ったように、そんなに会わないですね。当然、協定書の中に、この樹木は年に何回するのだとか、1回するのだとか2回するのだとか、或いは藤の花については、こういう剪定をいつの時期にこうするのだ。したがって、それに対して何人工かかるから、そういう事を積み上げていって初めて委託料だとか、皆さんの側だって、これが適当な委託料かどうかという事を判断の上、ここの業者に決めましょう。或いは、こういう提案がこの業者からあったから、この提案が素晴らしいからここにしましょうという、きちんとした基準があって決めるのだと思う。今の話だと、一体で業者が出してきたものだけで全部決めていくという事自体が、私には何か信じられないのですけれど、これは何社かの指名でしたか。 ○委員長(橋本新一君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(秋山悟君) 指定管理者につきましては、公募で行っております。そして、その金額の根拠なのですけれども、公募の条件というか提案の中に、それに係る経費も当然うたわれてくる訳であります。その経費を指定管理者のほうではじく根拠ですけれども、市のほうで仕様書というものを策定して、それをもとに指定管理者のほうで、その管理料と必要経費等を算定して、3年の協定を締結しておりますけれども、年間の維持管理に要する経費というのを算定してきていると思います。また、その仕様書というのが、委員おっしゃられるように、例えば芝管理、樹木剪定については年何回で、この作業については積み上げて幾らという、その細かな積算はしておりません。ただ、トータル的な金額が適正かどうかという判断につきましては、指定管理者制度が導入される以前に、直営で市のほうで管理していた時のトータル的な経費ですね、それを一定の基準として、それに見合う、それ以下の金額であれば委託に値するという判断をして、委託をしているという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 当然の事だと思うのだ、仕様書があるのですよね。市が直営で業者に入札をして、この所の樹木の剪定を幾らで請け負ってくれるのですかという所から、今度は指定管理で、それは当然、指定管理に移行した経緯は、市が直営でやるよりも安価な価格設定ができる。それから、きちんと民間の色々な提案をしていただいて、この公園をこういうふうに管理したり利用したりする事によって、利用者が増えるのだとか何とか、そういう意味の所で指定管理に出している訳だ。だから、当然、直営でやった時には概ね庚申山総合公園のほうはこれ位の予算がかかる。あるいは藤岡総合運動公園のほうはこれ位の予算がかかる。そんな何円まで言いませんけれども、少なくともそれ位の事は皆さんの側はわかっている訳でしょう。わかってなければおかしいではないですか。庚申山総合公園等指定管理委託料、ここだけがなぜ突出して8,300万円なのですか。烏川緑地等指定管理委託料が1,800万円、毛野国白石丘陵公園等指定管理委託料が1,133万円、鬼石地区公園指定管理委託料が1,900万円、だから、この8,300万円が仮に2分の1ずつだとしてもですよ、何でここだけが、一番大きな二つの公園が一つになって委託されるのですか。こんなのおかしくありませんか。私はおかしいと思っています。是非変えてもらいたい。例えば毛野国白石丘陵公園と烏川緑地をセットにしますというのならまだわかりますよ。もうやめたほうがいいのではないですか、こういう事は。もう少しきちんと公平性が保たれるようにしていただかないと、きちんと直営でやっている時よりも良くなるのならいいですよ、あそこ庚申山を歩いてみてくださいよ。坂になっている所に杭が打ってあって木があって怪我しないように、ところがこれがだんだん古くなって腐ったりして、直してくださいと言ったって、いつまでたったって直さないもの、直したと思ったら数量が幅も狭くなる、数も少なくなるのですよ。指定管理委託にしたら良くなるのではないのですか。以前より悪くなってどうするのですか。多分なかなかあれだけの広い面積の庚申山総合公園と藤岡総合運動公園の両方ですから、とても私は市役所職員が隅々までチェックできないと思う。私だって歩いての範囲はわかりますよ。大体1年中歩きに行きますから、毎日は行きませんけれども。そうすると、ここで今日これしているな、あれしているな、これしているなというのは大体わかる。そうすると春先になると、歩く遊歩道という事もないのだけれど、尾根伝いに歩いて行ったりしますけれども、その辺の脇の笹を刈る位で、ほとんど樹木の手入れも何もしませんよね。だから私が言いたいのは、直営でやっている時よりもきちんと安くて良くなるのだ。安価な価格で現状は改善されるのだという事の中で、指定管理者制度を導入してやっている訳でしょう。それが目的なのだとすれば、きちんとチェックをして、今現在どうなっているのか確認してくださいよ。何度も言うようですけれども、組み替えたらどうですか、次の段階の時には。ここだけが八千何百万円という大きな数字、ここ1社でやるのがどうこうとは言いませんけれど、ちゃんとやってくれればいいですよ。でも私が見ている限り、今、課長のほうが、1年間で延べ何人工の職人が入っているのだと言いますけれども、ものすごくわかりやすく言うと、手間賃が1日2万円ならば幾らになるのだと、さっき100人を超えてないような数字ですからね、言っているのは。そんなのあり得ないでしょう、8,000万円で。少し改善してください。とにかく庚申山総合公園も藤岡総合運動公園も、大勢の市民の人が利用する大事な施設なのです。庚申山総合公園などに行ってみてくださいよ、本当に日曜日なんか市役所のOBの人と何人もすれ違うし、とにかく色々な人が色々な意味で活用してくれているのだ。そういう事をもう少し真面目に考えていただいて、きちんと改善をしていただきたいと思いますけれども、そういう方向で改善をしていただけるのでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(秋山悟君) この指定管理者につきましては、まず、その枠組みにつきましては、私もこの管理を引き継いで1年ですけれども、確かに庚申山総合公園等指定管理委託料については、突出して大きな枠組みになっています。また、その管理が今年度に限っては適切に行われていない、市民からの批判も多く寄せられております。それとともに指定管理者制度のあり方等も検討し、現状で不備な点等を洗い出しをして、改善は間違いなくしたいとは考えております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 副市長、どうぞお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 副市長。 ◎副市長(大島孝夫君) 3年で指定管理委託をやっています。来年度、平成28年度が3年目になりますので、秋には新たな指定管理者という方向に動いていきますから、夏までによくご指摘の事も踏まえて検討していきたいと思います。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) きちんと見直してください。突出して大きいという事が、私はこれが悪だとは言いません。でも色々な意味でどうもちょっとおろそかなのかな。それから、やっぱり皆さんの側ももう少しきちんとチェックできる体制がないと、私、前から言っているのだ、利権の温床なのだと、これは。今言い出した事ではないのだ、何年も前から毎回言っているではないですか。色々な意味で市民から預かった税金なのだから大事に使ってください。是非お願いします。
    ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  冬木一俊君。 ◆委員(冬木一俊君) 同じく、185ページ、第6目公共施設管理費第13節委託料の庚申山総合公園等指定管理委託料という事で、先程、副市長のほうから説明があったとおり、来年度が見直し時期だと。これから色々選定に入っていくのだという事でございますけれど、恐らくですよ、両方の施設に私もたまにちょくちょく行くのですけれど、そういった中で、やっぱり感じるのは、やっぱり人材が今の時期ちょっと足りていないのかな。あとは色々なもので重機等の機具についても、ここだけではなくて、県内の所も県有施設も含めて管理しているという所も聞いておりますし知っております。そういった中で、それぞれが隣接している所にある施設だから、私は一括でも構わないと思いますよ。ただ、庚申山総合公園と藤岡総合運動公園は距離もあります、色々な人の行ったり来たり、また重機の行ったり来たり、結構そういった意味では負担も大きいのかなと感じる所もあるので、これは提案なのですけれど、是非、次の指定管理者の委託の所では、庚申山総合公園を一つ、それと藤岡総合運動公園を一つという形で、これを一緒にやるのではなくて別々の所に委託するような、そういった所も考える時期にきているのではないかと思うので、その点もきちんと精査をしていただいて、次の指定管理者の所には、議会にわかりやすく説明をしていただきたいと思いますので、見解をお伺いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 副市長。 ◎副市長(大島孝夫君) 今ご指摘いただきましたけれども、この場で明確に二つにお分けするという事はお答えしませんが、ほかの公園の指定管理とも全て精査した中で、一番いい方法を考えていきたいと思います。 ○委員長(橋本新一君) 冬木一俊君。 ◆委員(冬木一俊君) これから精査するという事なのですけれど、本当に市民の憩いの場所だという所は、まさしくそのとおりだと私は思っていますし、利用者のための公園整備の指定管理委託料だと私は思っていますので、今よりももっと良くなるように、市民が利用しやすいような施設にするためには、そういった無理な負担をさせて、業者の方が負担になるようなそういう作業ではなくて、もう少し今よりいい施設になるような、指定の分け方というのもありますよという提案でございますので、そこら辺もよく精査をしていただいて、次の指定管理者がきちんと市民のためになるような、そういった所の方策も今後、担当部、担当課また市長、副市長の執行部側ともきちんと精査をしていただいて、議会に提示をしていただきたいと思いますので、副市長ではなくて、今度は市長がいいかな、市長のほうの見解も併せてお伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 市長。 ◎市長(新井利明君) 私も自分なりに見て、これを公園管理として、不適切だという事で指摘した所もありますので、今の意見、また、担当課の管理していく上での意見、こういったものをきちっとすり合わせながら、利用者がより良い気持ちになるような公園にしていきたいと思います。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、第8款土木費について質疑を終結いたします。  第9款消防費について質疑に入ります。ページは190ページから193ページまでであります。ご質疑はありませんか。  松村晋之君。 ◆委員(松村晋之君) 193ページ、第5目災害対策費の災害対策事業の中の第19節負担金補助及び交付金の自主防災組織活動補助金30万円、これについてご説明をいただきたいと思います。 ○委員長(橋本新一君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(植野博君) お答えいたします。  この自主防災組織活動補助金についてですけれども、これにつきましては、今、市内の自主防災組織が79カ所ございまして、こちらにつきましての組織団体についての補助金という事で、自主防災組織が行う防災機材ないし整備や避難訓練等に係る経費の2分の1を、上限5万円に限って、ですから事業費につきましては10万円という事で、10万円以内での補助金の額の30万円を計上していますので、平成28年度につきましては6団体を予定してございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 松村晋之君。 ◆委員(松村晋之君) 今、自主防災組織が79団体という事なのですけれども、各区に1団体という考え方で、今、行政区は80区ですから、1行政区以外は全てあるという事の認識でまずよろしいでしょうか。組織率という部分で伺います。 ○委員長(橋本新一君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(植野博君) お答えいたします。  藤岡市の防災組織につきましては、各行政区ごとに1団体ずつという事で組織されています。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 松村晋之君。 ◆委員(松村晋之君) ですから藤岡市の行政区は80区ありますよね、一つの区以外は全てあるという事の認識でよろしいのですよね。と思っているのですけれども、それで、この活動補助金について、ちょっと決算のほうとかはまだ確認していないのですが、この活動補助金が創設されて、来年度で3年目か4年目になるのかなと思うのですが、当初、年間50万円程度の補助金の額を提示していたのかなと思っているのですが、今回、30万円という事で、この自主防災組織の活動をどのように考えて、少し狭めているのかなと思っているのですが、今、6団体という事で、6団体分を想定しているという事なのですが、もしそれ以上に申請があった場合は、それは認めていくという事の考え方でよろしいでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(植野博君) お答えいたします。  過去の実績を最初に申し上げさせていただきますけれども、平成25年度は5団体で、補助金的には最高5万円という事ですけれども、10万円以内の事業が結構ございます。平成25年度につきましては、5団体が申し込みまして16万8,000円、平成27年度につきましては、3団体が申し込みまして11万3,000円、平成27年度につきましては、5団体の申し込みがございまして17万4,000円という実績がございます。これらの実績を勘案しまして、6団体、最高で5万円の補助という事ですので、団体によってはそれ以下の申し込み等がございますので、一応、その辺を勘案した中での30万円ですけれども、もし希望が殺到して多くなるようであれば、また、色々な関係部署と調整させていただく考えはございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 松村晋之君。 ◆委員(松村晋之君) 創設されてから非常に利用されている自主防災組織、少ないという額、決算のをちょっと思い出してみてもそうなのかなと思うのですけれども、これについて各区の区長はじめ、周知についてはいかがかなと思っているのですね。そういった観点でちょっと質問させていただいたのですけれども、自主防災組織を結成されている所の団体も、こういう活動補助金があるのだよという事を知らない方もいらっしゃいます。かなり施設等も老朽化した消防設備だったりとか、そうしたものをしながら、また、この組織の高齢化等も進んでいる中で、しっかりと区長を通じて、その組織にこういう活動補助金があるので、是非利用して地域の防災力を高めていただく。また、平成27年度、ここ最近ですけれども、実数についてはわかりませんけれども、非常に地域の中で火災も多く発生しているように感じております。組織の備品等の購入という事だけではなくて、そうした防災訓練、消火訓練等をこの地域でしていく事によって防災力といいますか、地域の防火に努めていただくという事もあると思いますので、しっかりとこういった事を地域の中に伝えていただいて、利用していただけるように、担当課としてやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(植野博君) お答えいたします。  この周知でございますけれども、これにつきましては、毎年、区長が2年に一遍ずつ代わりますけれども、昨年ですか平成27年度につきましては、区長会が入れ代わったという事で、区長が全員集まった席におきまして、この補助金等の説明におきましては、今、委員おっしゃるように、防災訓練の重要性を訴えて説明させていただいています。また、常任理事会等でも、これについてはお願いをしている経緯がございますので、逆にうちのほうもですね、一人一人また区長が集まる席にお願いしていますけれども、是非また区に戻ったりした場合には、委員のほうからもこういう重要な訓練等、是非、積極的にお願いできればありがたいと思うのですけれども、よろしくお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 松村晋之君。 ◆委員(松村晋之君) 私のほうも、地元のほうとかそういった中で、相談をしている中で、こういう防災組織が知らないという事を聞いているので、ここで質問させていただいたので、担当課のほうもしっかりと今までもされているのだとは思うのですけれども、それでも利用が少ない。地域の防災力を高めるため市内の安全のためにも、更に啓発をしてくださいという事をお願いしたので、私にやってくださいという事ではなくて、そこはちょっと今の答弁だとおかしいのではないかと思うのですけれども、考えをもう一度お聞きします。 ○委員長(橋本新一君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(植野博君) お答えします。  うちのほうもですね、これから更に積極的にチラシ等を配布するようにして、この自主防災組織、更に活動していただきますよう周知をしたいと存じます。よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  野口靖君。 ◆委員(野口靖君) 190ページ、第1目常備消防費になるのか第2目非常備消防費になるのか、消防無線がデジタル化に変わってきたかと思うのですけれども、現状の今の運営と、どのような形で稼働しているのかご説明をお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(植野博君) お答えいたします。  消防無線、特に火災等の事例等の関係ですけれども、これにつきましては、平成28年5月31日に今までのアナログ式の消防無線が使用ができなくなります。これに合わせまして、昨年11月25日に消防無線、特に消防団等については、幹部のみについてですけれども、お渡しというか貸与させていただきました。これにつきましては、特に消防無線がデジタル化という事で、今まで藤岡管内だけだったのが、6消防本部が一体となります。県内の6消防本部という事で、今、高崎市、多野藤岡、富岡甘楽、渋川市、利根沼田、吾妻、この6地区が一体となった共同の消防指令センターを立ち上げまして、こちらが、受令センターという事で、こちらから消防、火災等の配信がされます。これに伴った消防無線を導入した関係で、例えば今までは火災等に遭った場合には、消防団につきましては全員に連絡をしたのですけれども、それをデジタル化という事で、今は幹部のみの受令という事で、受令のみの無線機を購入させていただきまして貸与しています。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 野口靖君。 ◆委員(野口靖君) デジタル化になって出動命令という形で、幹部というか消防署、常備のほうに出動命令が出て、非常備消防団が、幹部のみが受令できるかできないかと、あと、一切の交信がまたチャンネルを変わった周波数で利用されているという話で、消防団にとりまして、今までの常備の消防活動というものが、現状的に把握できないという声が多く聞かれております。この辺に対しての連携というものは、どういう取り組みで考えているのでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(植野博君) お答えいたします。  確かに火災等の受令につきましては、消防団幹部、各団にデジタル無線については、3台ずつ貸与してございます。有事の際、火災等の場合には、そのほかに携帯型デジタル受令機という事で、横の連絡につきましては、携帯型のトランシーバーのような受令機なのですけれども、こちらでやりとりというのですか、消防の活動については対応していただいています。ですから受令機については各団の幹部3台ずつですけれども、こちらのデジタル、トランシーバー的については、各団これは2台という事なのですけれども、こちらについて火災現場等での対応をしていただいている状況でございます。それと、あと火災の受令というのですか、これにつきましては、今までこの3月までなのですけれども消防署から一斉送信されます。これは携帯電話に登録されているメール配信なのですけれども、こちらについて幹部以上、ですから班長、部長、副分団長、分団長には、火災地図付きの送信がされたのですけれども、来月4月1日からは、全団員についても地図付きの送信をする予定でございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 野口靖君。 ◆委員(野口靖君) 地図付き等で団員のほうで火災の情報を周知できるという事で、また、団員の協力が得られると思いますが、火事現場へいざ行った場合の時に、デジタルになりまして周波数帯が全て管理されてしまっておりますから、常備と消防団との連携というのがなかなか取れないと。消防団につきましては、消防署の後方支援等を行う中で、現状がつかめない状態で消防団が火事現場に向かった時に、対応がおくれているという現状も聞かれております。これを円滑にやはり最小限に食い止めるためには、その辺の連携というものを、なお一層考えていく必要性があるのですけれども、その辺の所をどのように考えているでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(植野博君) お答えいたします。  委員おっしゃるように、横の連絡につきましては、当然、貸与した無線機については受令のみという事ですので、確かにこれについては、もう周波数を変える事はできません。横の連絡は先程申し上げました、携帯型のトランシーバー方式でですね、消防署に持っていただきまして、こちらから現場に到着した各団幹部の方に指示等をするような形態で、そのような体制を整えて対応している状況です。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 野口靖君。 ◆委員(野口靖君) 最後になりますけれども、やはり火事現場等での対応というのは、大変重要視されてきますので、色々な問題等を考慮しながらの訓練を積み重ねていただきたいと思いますし、その辺の解消も考えて対応した訓練をお願いいたします。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 192ページと193ページの、第5目災害対策費の災害対策事業についてお伺いしたいと思います。  この中かどうかちょっとわからないのですけれど、地域安全課のほうで管理されている洪水ハザードマップについて、こちらをインターネットのほうで見てみますと、地区ごとに分かれたハザードマップが作成されておりまして、その中に避難場所というのがそれぞれ書いてあるのですが、私の住んでいる立石新田のほうでも、この小野地区のハザードマップを見てみますと、洪水の際に小野中学校のほうに逃げてほしいと書いてあります。しかし、私たちの住んでいる立石新田から小野中学校までは距離がありまして、その向かうまでの道も、結構浸水があるような所を通って行かなければいけません。一方、隣の高崎市新町のほうですね、新町小学校のほうに向かいますと、浸水も少なく避難に適しているように思えるのですが、例えば災害の際に、市をまたいでそちらの地区に避難をした際、そういった事はできるのかお伺いをしたいと思います。 ○委員長(橋本新一君) 地域安全課長。 ◎地域安全課長(植野博君) お答えいたします。  ハザードマップは、確かに立石方面、特に地形的にも低いといいますかね、藤岡市北部、西部方面は低い土地になっていまして、このハザードマップでいくとかなり色の濃い、中には浸水5メートル以上浸かるような地域も、そのハザードマップでは記載されてございます。特に、このハザードマップについて、この間の常総市ですか大雨の時にかなり危険を冒して、やはり自分の市でなければ避難ができないという事もございました。藤岡市もこれは近隣の高崎市、こちらとの協定を結んでいまして、いざという時にはこちらの、ただ烏川の橋を越えなければならないという、ちょっと危険な条件にはなってしまうのですけれども、一応、地域を越えた中での避難は可能という事で協定を結んでいますので、いざという時にはその辺の見極めも必要になろうかと思うのですけれども、それは市を越えての避難も可能でございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) ありがとうございます。地域の方で市外のほうに避難をしてもいいのか、迷っている方が多くいると聞いていますので、是非そういったお知らせをしていただけると、地域の方も安心して新町のほうに逃げて行けると思います。市外に逃げて行けると思いますので、このハザードマップに書かれている避難場所が、絶対ではないという事を周知をしていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、第9款消防費について質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                                   午後 2時24分休憩 ────────────────────────────────────────────      午後 2時25分再開 ○委員長(橋本新一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(橋本新一君) 第10款教育費について質疑に入ります。ページは194ページから240ページまでであります。ご質疑はありませんか。  窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) まず、201ページ、第3目学校教育指導費の第7目賃金の英語指導助手賃金2,223万6,000円、これは中学校のほうと伺っております。また、202ページ、英語指導助手業務委託料1,115万9,000円、これは小学校のほうと聞いておりますが、それぞれ何人の助手を、それぞれの小・中学校に配置をされているのかお伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(黒澤英樹君) 英語指導助手賃金につきましては、6名のALTでございます。業務委託につきましては、3名のALTをお願いしております。合計9名でございます。英語指導助手賃金につきましては、先程のお話のとおり、中学校が中心でございます。業務委託のほうにつきましては、小学校が中心でございます。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 人数のほうは了解をいたしました。当然、中学校のほうが比重が重いという事なのかと思いますが、ただ、小学校につきましては、英語も教科化されていると思います。それに対して、ALTのほうも教科のほうの教育にかかわっているのか、ちょっと確認をさせていただきます。 ○委員長(橋本新一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(黒澤英樹君) 2020年から小学校3年生、4年生で外国活動、5、6年生で英語科という事になっております。それに向けましてALTのほうも勉強しながら、また、学校の教員のほうも勉強しながら取り組んでいるという所でございます。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 窪田行隆君。
    ◆委員(窪田行隆君) そうしますと、今後、増員が必要という事になろうかと思うのですが、その辺の計画のほうがありましたらお願いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(黒澤英樹君) 今の所の実数では、今のALTの人数で足りていると考えております。今後でございますけれども、今後はALTを増やすという方向よりも、小学校の先生がきちんと英語の授業ができるようにという、そこの所に力を入れていきたいな。そんなふうに考えている所でございます。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 是非その方向でよろしくお願いいたします。  続きまして、232ページ、第9目文化財保護費の高山社跡管理事業でございますが、こちら新施設の運営を含む事業と理解していますが、展示等は当然、力を入れて準備されているかと思います。その中で養蚕をここで実施して展示する事ができるかというのは、大きなポイントになるのではないかなと思います。農林水産業費の質疑の中で、5件の養蚕農家に協力を依頼していくのだというご答弁がありましたが、教育委員会としては、どのような計画をお持ちなのかお伺いします。  もう一点、240ページ、第3目学校給食センター建設費の新学校給食センター建設事業でございますが、現在の給食センターは、かなり以前から安心・安全な給食を提供するためには、不安視をされてきた施設ですので、待望の事業と言えると思いますが、現時点での施設の計画の概要についてお伺いをいたします。 ○委員長(橋本新一君) 文化財保護課長。 ◎文化財保護課長(寺内敏郎君) お答えいたします。  今現在、ガイダンス施設として建設をしております、情報館という名称になりますが、こちらで展示、蚕室、そういう形で飼育ができるようにという事で部屋を考えております。こちらのほうで、今、整備しております施設内、また、その周辺に養蚕の桑を植えまして見本庭園的な、高山社で使われていた当時と同じ品種の桑、また、近年開発された桑、そういう桑の葉を畑としまして植えまして、これを収穫して、それで現地において養蚕を試みようという計画で、現在進んでいる所でございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 学校給食センタ─所長。 ◎学校給食センター所長(塚本良君) お答えいたします。  学校給食センターは老朽化が進みまして、平成27年度で実施設計等の設計委託料等を計上させていただきまして、平成28年度から建設に入っていきたいという事での予算計上でございます。新学校給食センターにつきましては、現在の学校給食センターで課題となっております事が、クリアできるような施設という事で考えております。衛生的にもそうですし、そのほか食育の関係からも、そういった事で取り組んでいくという事での建設という事でございますが、2献立、ただいま第一調理場、第二調理場、小・中学校共通の1献立でやっている訳でございますが、新学校給食センターでは、2献立を採用させていただきたいという所でございまして、7,000食規模という事でございますが、3,500食が二つできるという事での7,000食規模という事でございますので、小学校分、あるいは中学校分という事で、献立を違えて対応するという事も可能だという事になろうかと思います。規模的には3,300平方メートル程度になろうかと思います。という事で一部2階建ての建物で、鉄骨造という事で、ただいま実施設計を行っている所でございますが、今月中旬には実施設計のほうが完成するという事になりますので、そういった所で、今現在進めているという事でございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) まず、高山社のほうですが、見本桑園の桑を使って養蚕を行うという事なのですが、やはり、先程、農林水産業費のほうで、農家にお願いをしていくのだという考えが示されましたが、教育委員会もそういったお考えでいらっしゃるのか、ちょっと確認をさせていただきます。  次に、学校給食センターのほうなのですが、聞く所によりますと、アレルギー対応について専用の調理室を設けて、除去食や代替食を提供する計画もあると伺っておりますが、その辺をちょっと確認をさせていただきます。 ○委員長(橋本新一君) 文化財保護課長。 ◎文化財保護課長(寺内敏郎君) お答えいたします。  教育委員会のほうでも、現在、学校で養蚕飼育を実施しております。これにつきましては、養蚕の専門農家の指導も受けながら、餌である桑につきましては固形の餌ですね、これを使って飼育をしているのが現状でございます。高山社跡で今後もお蚕の飼育を見せるという、その中では、やはり専門の農家の方のお力をお借りしなくては成り立たない事と考えております。その中で、専門にやってこられた農家の方に、ご指導を仰ぎながら飼育をしていきたいと考えています。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 学校給食センタ─所長。 ◎学校給食センター所長(塚本良君) それでは、アレルギー対応の関係についてお答えをさせていただきます。  新学校給食センターでは、アレルギー食の調理室を設ける予定でございます。アレルギー対応につきましては、除去食を基本とするという事で考えておりまして、除去対象食品につきましては、乳と卵は必ずやりたいという所でございまして、また、これ以外のものができるかどうかという所で、また、それを望まれる子供たち、ご家庭がどの位あるかという事も勘案しながら、対応させていただかなくてはならないのかなと思っております。平成28年度、学校のほうと連携を取りまして、アレルギー対応について、どうするのかというのを確立していきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 高山社跡のほうでございますが、当然、そのようなご答弁になるのかなと思います。ただ、農家のほうも高齢化しているかと思います。この養蚕展示、今お手伝いいただける農家が高齢化してできなくなったら、それで終わりという訳にはまいらないと思います。そこで、この養蚕を継続していくためには、教育委員会の中で、この技術を継承していく必要があるのだろうなと思っております。農家の方にご指導を仰ぐ段階でですね、しっかりと担当者を決めて技術を受け継いでいく。また、場合によっては、しかるべき教育機関に人を派遣して養蚕をしっかり学んでいただく。こういう必要性があるのではないかと考えますが、お考えがありましたらお伺いします。  あと、学校給食センターのほうですが、アレルギー対応のほう、やはり教育は単なるランチではなく教育でございます。みんなが同じメニューを一緒に囲むという事にも大きな意義があると思いますので、是非細かく対応できる部分はしていただいて、ただ、かなり食というのはですね、蕎麦アレルギーで子供が亡くなっているという事件も起きておりますので、細心の注意も求められると思います。よく保護者と相談していただいて、万全の態勢を作っていただくよう、こちらについては要望しておきます。 ○委員長(橋本新一君) 文化財保護課長。 ◎文化財保護課長(寺内敏郎君) 先程の養蚕の継承でございます。富岡市におきましては富岡製糸場課、この中に養蚕を飼育する部署、これを農林課のほうから、職員を富岡製糸場課のほうに移しまして、それで今後やっていくという報道は聞いております。養蚕をするに当たりまして、そういう知識を今後、私ども藤岡市でも、文化財保護課職員も身に付けていかなければならない訳でございます。その中で、市の農林課であるとか色々な部署と協力を図りながら、そういう方向でやっていきたいと考えております。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 232ページの高山社跡管理事業について伺います。  第13節委託料なのですけれども、高山社跡PR活動委託料、これ毎年10万円ずつ予算に挙げておりますけれども、この内容について、それと、その次のイベント委託料41万1,000円、これはどんな形のイベントを予定しているのか。  続きまして、高山社跡保存整備事業なのですけれども、長屋門の修復・補強工事というのが、今現在行われていると思いますけれども、これの概要とですね、どういう形の中で、これが出来上がってくるのかが全然わからないのですけれども、全部解体をしてですね、残った材料は利用するのは利用しているのでしょうけれども、出来上がった時の図面というのが全然、当地にもありませんし、どのような形の中の修復が行われるのか。原状に戻すという事をしているのでしょうけれども、この辺についての状況について説明をしてください。その3点でお願います。 ○委員長(橋本新一君) 文化財保護課長。 ◎文化財保護課長(寺内敏郎君) まず一点目、高山社跡PR活動委託料の10万円でございます。世界遺産登録推進という事で、「まゆダーマン」を藤岡市世界遺産登録推進キャラクターという事で、認定をさせていただいております。この「まゆダーマン」が様々な所で活動をしていただいているのが現状でございます。やはり活動いたしますと、汗をかきますのでクリーニング等が必要になってまいります。そのクリーニング代、そういうものをこの10万円の中で補助させていただくという事でございます。  続きまして、イベント委託料の内容でございます。こちらのほうにつきましては、41万1,000円を計上させていただいております。現在、整備しております周辺整備の高山社情報館という建物、こちらの高山社情報館の中で、今後、高山社分教場の紹介であるとか高山社の業績であるとか、また、地域の観光発信とか、そういうふうなものを担っていく訳でございますけれども、この高山社情報館を開館するに当たりまして、4月になりましてから、簡単なオープニングイベントを考えております。それと、あと、途中で5月の連休前後になろうかと思いますけれども、高山社情報館の展示イベントの費用、これで41万1,000円を計上させていただいている所でございます。この41万1,000円につきましては、半額、県の地域振興整備費補助金を充てさせていただく事で考えております。  続きまして、長屋門の修復状況、それから、その概要につきまして説明させていただきます。  長屋門につきましては、平成27年度に整備が開始されました。当初は半解体という事で、建物を解体せずに半分、柱とかそういう所を継ぎはぎしながら直していくと、そういう計画で進められておりました。実際、柱また梁などをはがしてまいりました所、シロアリの被害が相当数の柱に及び、梁などはほとんどがもう使えない状態だという事が判明いたしまして、計画を変更をいたしまして、全解体で工期も1年ではとても終わらないという事で、2年というそういう変更はさせていただいております。その中で、今年度につきましては、解体して柱の状況調査、また、清掃作業をしているという所でございます。今後、修復の方法等になりますけれども、茂木委員が先程おっしゃいましたように、柱の中で腐朽していて使えない部分、これを切りまして、同じ部材をそこに継ぎ当てをして、使える部材は使っていくと、そういう事で計画が進んでおります。ですので、当初の設計図というものがございません。解体しながら設計図をその場で作りながら、それで最終的に昔の状態に戻していくという計画でございます。また、基礎部分についても解体が済みましたので、その後、発掘調査をいたしまして、どういうような基礎であったかと、また、解体の途中で地面にちょっと火をたいたような所がある。そういうような所で昔はかまどもあったのではないかとか、そういう所が推定されておりますので、その辺の痕跡調査というものを実施いたしまして、それをこの修復した建物に反映させると。そういう方法で現在進んでいるという所でございます。  以上が、高山社跡の長屋門の状況という事でございます。 ○委員長(橋本新一君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) よくわかりました。このPR活動とイベントについては、色々なもう時期がすぐなのでしょうけれど、計画をする中で色々活動して、何とかマスコミに取り上げてもらえるような働きかけというものを、藤岡市はしていかないと、なかなかこの高山社跡というのが、認知度が上がっていかないと思うのですね。私、この高山社跡の現場のほうに行った時に、全部解体をしてやっているのだから、当然の事ながら修復した後の、そういった図面というのがあるのだろうなと思ったら、今の話でよくわかりましたよ。そういった事を計画していない中で作業をやっている中で、工期を延長して綺麗に直していくから、ないのだという事ですけれども、やっぱり世間といいますか富岡製糸場がどんどんマスコミで色々な形でPRし、そして富岡製糸場課を作ったりとかいって、世界遺産の地位を上げているのですけれども、高山社跡は、そういった中で非常に周知といいますか宣伝といいますか、そういったものがであり、していないといいますか、だから、そういった中で、やはり長屋門にしてもきちっとした形の中の完成予定図というものを、きちっと計画するべきだと私は思います。それと同時に、高山社跡の本体ですよね、サッシは当初の計画でいった時ですよ、母屋のほうのサッシは一番最初に原状、昔のように戻す。サッシはすぐ外して昔どおりの戸にするのだという話であったのですけれども、それは、どうもこの長屋門の計画が、色々と費用も掛かり手間も掛かるという事なので、どうも後になると。全部色々やってから、そういった形になるのだという事ですけれども、そういった中で、長屋門を入ってすぐの所のあの庭は、当初はなかったという事ですね。本来あれも撤去をして、入り口を入ればそのまま高山社跡があるのだと、私は認識をしておいたのですけれども、この辺の原状復帰に対する道というものは、どういうふうな今、形の中でこの高山社跡の整備が進んでいくのかお尋ねいたします。 ○委員長(橋本新一君) 文化財保護課長。 ◎文化財保護課長(寺内敏郎君) お答えします。  まず、母屋のサッシでございますけれども、単純に母屋のサッシだけ取り替えて、昔の状態に戻すという事が不可能な建物でございます。というのは、元々あの建物は入り口が半軒程ずれておりまして、奥に引っ込む、そういう昔の農家造りの建物でございました。それを近年ああいう形で正面に入り口がきている訳でして、それでサッシの位置もずれてくる訳でございます。これにつきましては、当初の計画の中でも建物を曳家をいたしまして、これは耐震診断の結果を反映させている訳なのですけれども、人が見学に訪れて中を見学した時に、危なくないように崩れないようにという事で、耐震診断を実施しまして、耐震補強を施して昔のようなよすがに戻すという計画がございました。この中で母屋を曳家移転を一度しまして、それでしっかりとした地震に耐えられる基礎を造って、そして、そこへまた建物を戻し柱も補強するという、大々的な工事となってまいります。そういう形で、完成年度が若干ずれ込むという事でございます。母屋の前の庭、築山でございますけれども、現在、紅葉等ありまして非常に景観上もいい状態なのですけれども、整備計画では、やはり昔の養蚕農家建築では建物のすぐ前は平地で、そこで農作業の場として使われていたという事で、撤去が望ましいという、高山社跡保存整備計画策定委員会の意見をいただいております。それに沿いまして最終的には、あの築山は平地になるという理解を私どもはしております。ただ、配水回り、水回り等、今後整備していく中で、現状の標高レベルをなるべく維持しながら、水が建物に影響しないようなそういう動線、それも考慮して整備を心がけていかなければいけないと、そういう事で現在計画を進めているという所でございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) こういった中で、色々な計画なり何なりというのが随時変更し、そして予定どおりにはいっていない中で整備を進めていく。そして、今度は高山社情報館がオープンする中で、やはり来た人たちが目で見てわかる。そして買って色々なものを見てわかるというか、そういう中でですね、今、委員とか皆さんこういうふうにしていますけれど、関心を持ってもらうような教育委員会としてのですね、やはりきちっとしたPRなり周知なり、そういったものを今後どういう形で図っていくのか。そういうふうにして、もっと情報なり現状というものをPRしてもらえませんかね。この辺の体制が余りにも藤岡市の教育委員会ですか、この前2月11日には上毛新聞に、高山社分教場の跡が出てきたという記事もありますけれども、こういった中で、マスコミをもう少し利用する。そして教育委員会として、こういった高山社を専門にPRしていくような課を、しっかりと作ってやっていくという体制は考えていませんかね。 ○委員長(橋本新一君) 文化財保護課長。 ◎文化財保護課長(寺内敏郎君) 私が答えられるのはほんの一部だと思うのですが、PRにつきましては、上毛新聞また群馬テレビ等々ですね、色々な所で高山社跡のPR、お互いにやっていただいている所でございます。 ○委員長(橋本新一君) 暫時休憩いたします。                                   午後 2時55分休憩 ────────────────────────────────────────────      午後 3時10分再開 ○委員長(橋本新一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(橋本新一君) 委員長よりお願いいたします。  質問者、答弁者におかれましては、質問、答弁は簡潔にお願い申し上げます。  他にご質疑はありませんか。  湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 221ページ、第5目公民館費の公民館人件費の所でお伺いいたします。  公民館という施設、この位置付けをまずお伺いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(鈴木茂信君) お答えいたします。  公民館の位置付けという事でですね、公民館は地域の活性の場であり生涯学習の場として、また、地域の区長さん方、そういった方々の集まりの場として、活用していただいております。ですから公民館というのは、地域にとって市の窓口でもあり大事な所であります。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 公民館というのは、早く言えば地域の中心の活動の場ですよね。そういう中で、私、各地区の公民館を見ているのですが、あえて美土里公民館、佐藤委員の地元でありますが、美土里公民館の話をちょっと出してもらいますけれども、あそこは昨年は正規職員が3カ月いただけですよね。それで、そのあと病気の職員が行って、そのあと臨時職員が3人行って、一つの公民館で1年に5人も代わっているのですよね。藤岡市始まって以来60年経つ訳ですが、1年で5人も代わった公民館というのは、恐らく美土里公民館が初めてなのではないかなと思います。本来なら美土里公民館の事ですから、私が質問するより佐藤委員が質問したほうがいいのですが、あえて私のほうで質問させてもらいますが、美土里公民館、この1年で5人代わった経過というのをお伺いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 職員課長。 ◎職員課長(飯島嘉男君) 美土里公民館の主事が、5人も代わったという事についてのご質問でございますけれども、主事が4月に違う部署から転任されまして就いた訳ですが、異動当初から多少体調が悪く、5月末をもって病気でどうしても職場が耐えられないという事で、病気休暇を取りました。そして病気休暇を取って病気療養中、その間を不在にする訳にいきませんので、急遽、生涯学習課のほうで嘱託職員を臨時的にお願いし、その間に療養している中、戻れるというふうに思っておりましたが長期化されまして、診断書に基づいて病気休暇を取る訳ですけれど、それがまた延長という形の中、また、臨時で受けた職員の方がたまたま体調が悪くなり、それで現職の方が戻れない中、また、再度、別のOBの方でございますけれどお願いしたいと。その方につきましても、また、たまたまですね、もう年金生活に入っている中、色々な事情でどうしても辞めざるを得ないという事で、現在、OBの方にお願いしている訳でございまして、基本的に病気休暇につきまして、これが病気休暇のあと休職とかそういう事になりますと、例えば職員課に戻して違う方を、定期人事異動の時に送るとかという事はありますし、また、たまたま何人もの方、部署がそれぞればらばらでも、欠員が出てどうしても事務が回らないという事になれば、臨時的な異動も考える所でございますが、今回1人の方の病気休暇という事でですね、何とかその嘱託職員、臨時職員で賄っているという事で、確かに美土里地区の区長はじめ、住民の方にはご迷惑をかけていると思いますが、そういった事情での交代劇でございます。よろしくお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) ここに見ていた中で、図書館にいた人が公民館に行ってすぐに調子が悪くなったという中、最初から調子の悪い職員をそっちへ出して、次々と代わっていったという事だと私は思います。中で、あえて佐藤委員の地元に、こういう職員を次々と配置したというのは、どういう意味があるのか私はわかりませんけれども、ここの中に再任用の職員というのが、今回11人いる中で4人見ていますよね。だから再任用でいいような場所が、公民館なのだというふうに見れば見えますよね。そういう中で、公民館というのは非常に地域にとっては大事な場所です。そういう中で、正規の職員は今までは平の公民館主事程度だったのですが、今度は係長クラス、課長補佐クラスが、みんな公民館主事として今、配置されている訳ですよ。そういう中で、公民館という場所というのをもう少し大事に扱ってもらわないと、再任用の職員でいいのだというような公民館事業、また、嘱託職員、臨時職員でできるような部署なのだというこの予算書を見る限り見られます。そういう事で、この再任用という格好でなく、きちんとした正規のある程度、地域の人望のある優秀な職員というのを、公民館に全部配置すべきだと思いますが、そういうふうにする考えはあるのかお伺いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 職員課長。 ◎職員課長(飯島嘉男君) この221ページの公民館人件費に、4人という事で再任用の予算計上がされておりますけれども、確かに公民館につきましては、地域にあって日常に必要なもので、優秀な職員を配置して、地域のコミュニティ活性化を図らなければならないという事で、現在は経験を非常に積んだ優秀な職員が、係長また課長補佐等で公民館主事として活躍している訳でございます。今回、この4人の計上につきましては、公民館の地区間の一部を、再任用で主事をしていただきたいという事での予算計上でございまして、先程来、出ています嘱託職員、臨時職員は確かに病気の事情がありまして、美土里公民館に置きましたけれども、今回の再任用につきましては、昨日の再任用の質問にもお答えしたとおり、今まで経験を積んで知識等を兼ね備えた方が再任用していただく訳でして、正規職員と何ら変わりなく、ただ時間だけを20%減の週4日という事でございます。そういった中で、今までいる主事以上に経験を積んだ職員を配置するというふうに、こちらのほうでは考えておりますし、その20%減になる事によって、公民館も月曜日から金曜日までの勤務体制になっております。そういった中で、週4日ですので、どうしても1日欠が出ますので、そこの所を2人の再任用で賄うとか、そういった形の中で、例えば再任用職員にしても現職員にしても、有給休暇とか夏休み休暇とかそういう特別休暇もある中、休暇の時もうまくローテーションを組みながら、休みなく職員の配置ができるような体制を取るというのが、逆に今まで以上のサービスの向上ができるというふうに思っての、今回の再任用4人の計上でございます。よろしくお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 再任用の職員、大体200万円位の職員です。それが600万円の職員と同じような仕事などできる訳がないのですよ。どう考えたって200万円の職員は200万円の仕事をする。そういう事をしっかりとこれから人事の中で入れてもらって、これから人事異動が恐らく今月中には出る訳ですから、そこの所を人事異動の結果を見ますけれども、しっかりとした公民館の対応をしていただきたい。また、飯島課長も美土里の出身だから美土里をもっと大事にしたほうがいいですよ。答弁はいいですけれど、しっかりとやってください。  それと、227ページなのですが、第8目図書館費の図書館運営事業の中で、第13節委託料の古典落語公演委託料がここに計上されているのですが、私の考えだと、図書館というのは静かに本を読んで勉強する所かなと思ったら、こういう落語をして大笑いして騒ぐような場所だという認識はちょっとなかったので、なぜこの図書館で古典落語をしなければならないのか。普通は公民館でそういう事をするのかなと思っていたのですが、古典落語をしなければならない理由というのを教えてください。 ○委員長(橋本新一君) 図書館長。 ◎図書館長(神戸宏夫君) お答えいたします。  227ページの第8目図書館費の図書館運営事業の中で、第13節委託料の古典落語公演委託料9万5,000円でございます。この事業につきましては、古典落語の寄席を開催する事によりまして、文字ではなく口語による芸術という事で、図書館の親しみや、新たな利用者増を図るという目的で実施しているものでございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) わからないのですけれども、普通は静かに勉強する所で大笑いする催しをするって、私は考えられないので、その点質問したのですが、そちらの考え、私も60歳を超えたので、考え方は古くなったのかなと思っておりますけれどもわかりました。  それで、233ページですか、第9目文化財保護費の高山社跡管理事業の関係で伺ってまいりますけれども、この高山社、この間、私も見に行ってきたのですが、あそこの中にロータリークラブが、藤岡市の中にあった高山長五郎ですか、銅像が向こうへきちんと移って、立派な銅像が配置されております。その中にすごい三波石が幾つか設置され、立派な紅葉、また、しだれ桜、寒桜、5本の立派な木が植わっております。そういう中で、教育委員会のほうへ伺った所、寄附行為を受けられて藤岡市のものになったという事でありますが、このロータリークラブのほうで伺うと、藤岡市の寒桜に今度はなった訳ですが、ロータリークラブも寄贈された寒桜だと私は伺っております。寄贈されたならされたで、そこへきちんとした寄贈者のラベルを下げなければ、私はおかしいのではないかなと思います。そういう中で、その寄贈者というのは誰だったのかお伺いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 文化財保護課長。 ◎文化財保護課長(寺内敏郎君) まず、銅像の件でございますけれども、平成25年に高山社跡に銅像を寄贈したいというお話がございました。まだ高山社跡の整備が済んでおりませんでしたので、設置場所がまだないですという事で、将来的には高山社跡のほうにというお話の中で、銅像のほうが早く出来上がりまして、市役所の中庭に仮置きという事で設置いたしまして、出来上がった段階で高山社跡のほうへ移すという中で、その銅像設置また台座また三波石とか植栽、それら一切がロータリークラブのほうでやっていただけると、そういう中での話でございます。でありますので、個々の石の寄贈者が誰であるとか樹木が誰であるとか、そういう所につきましては、文化財保護課のほうでは把握していない状況でございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 私が聞いているのは、ロータリークラブのほうで石だの銅像は出したのですが、寒桜についてはいただいたものだ寄附されたものだという中で、設置だけしたのだという話を私は聞いているのですよ。そういう中で、誰がその寒桜を寄附したのだという、名前を出していただければありがたいのですが。 ○委員長(橋本新一君) 文化財保護課長。 ◎文化財保護課長(寺内敏郎君) お答えがまた同じになってしまうのですが、文化財保護課のほうで、寄附をしていただいて設置をしたという事ではございませんので、ロータリークラブのほうが色々集めた中で寒桜また三波石、そのようなものをあそこに設置をしていただいたという事でございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) この名前が出てくるまで私待っていますので、確認をして名前を出してください。待っています。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 委員長のほうにお願いがあるのですけれども、先程、湯井委員のほうが、美土里の公民館の人事の件で色々、私の名前が出ているようなのですけれども、私はこの事に関与した事もありませんし、これからも関与するつもりも何もありませんから、もし不適切な所があったら、誤解されるような事があれば、きちんと処理をしていただきたいと思います。
     それで、一点だけ簡潔に伺います。  210ページ、第1目学校管理費第13節委託料、プール機械設備点検委託料1万8,000円、これについて説明をお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(岡本通弘君) ご説明いたします。  藤岡市立西中学校のプールの設備管理委託料となります。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 学校教育課長、先生にお伺いします。私の質問は、藤岡市立西中学校の女子生徒の質問だと思って聞いてください。先生に質問します。先生、なぜ私たちだけ藤岡市の中で水泳の授業があるのでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(黒澤英樹君) 学習指導要領の中で、中学校の水泳の授業というのが入っております。それに基づいて、藤岡市立西中学校は水泳の授業をしているという事でございます。ただ、その学習指導要領の中に、プールのない学校は、必ずしも水泳指導をしなくてもいいという事が書かれていますので、ほかの中学校はしていないという事でございます。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 藤岡市立西中学校に行ってちゃんと説明できますか。子供たちはそんな感覚でいませんよ。そんな事で藤岡市立西中学校の生徒が納得すると思っているのですか。以前、私がこの事を質問したら笑った人がいるけれどもね、それは実情をよく知らない人だと思う。現実の問題として、子供たちは水泳の授業が嫌なのではないのです。それは思春期だから色々な思いがあるでしょう。なぜ藤岡市の中で、藤岡市立西中学校だけという所に強い疑問を持っている。先生、それによって生徒をみんな説得できますか。何で藤岡市立西中学校にだけあるの何でほかに造らないのだ。そういうふうに生徒たちに言われたら何て答えるのですか、あなたは。もう一度、私の質問に答えてください。 ○委員長(橋本新一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(黒澤英樹君) 私自身は藤岡市立西中学校にプールがあって、そして藤岡市立西中学校の生徒が水泳の指導を受けるというのは、決して悪い事ではなく、かえっていい事だというふうに考えています。したがいまして、たまたま藤岡市立西中学校にプールがある訳で、そこに通っている藤岡市立西中学校の生徒たちは、ある意味では幸せなのではないかなと、私自身は考えています。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 聞き捨てならないふざけた事を言っているな。だったら教育委員会、きちんと藤岡市中の中学校にプールを造りなさいよ。あなたの理屈で言えば、藤岡市立西中学校の生徒が幸せならば、ほかの学校の生徒は不幸せだ。そういう事になるのではないのですか。だったらきちんと平等にやってくださいよ。そんなの当たり前の話でしょう。あなたが言っている事は屁理屈なのだよ。ふざけた事を言っているな。そうじゃありませんか誰が考えたって。プールがあるから学習指導要領にもある。したがって藤岡市立西中学校にプールがあって水泳の授業が受けられる、皆さんは幸せなのですよ。では不幸な生徒を救済してください。きちんと藤岡市立東中学校にも藤岡市立北中学校にも藤岡市立小野中学校にもプールを造ってください。それが当たり前の話でしょう。これ誰か教育長、学校教育課長ではなくて、きちんとした人が答弁してくれませんかね。余り人を馬鹿にするのもいい加減がいいよ。部長でも教育長でもこれちゃんと造るのだ。 ○委員長(橋本新一君) 教育長。 ◎教育長(田中政文君) 今のプールの件ですけれども、やっぱり今、委員おっしゃるように、機会均等という事がございますので、どの中学校の生徒も、同じような体制でやるというのが望ましい事かなとは思っています。したがって、この件につきましては、今後、また色々な意見をもらいながら、検討させていただきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 教育長、そういうふうに言うけれども、確か去年、私が色々質問したら、例えば、どこかの中学校では、プール建設予定地に、大規模改修の際に大きな浄化槽を設置したと言っている。今後、検討するのですか。そんな話はないでしょう。それは明らかにもうやりませんという事、やる見込みはないのでしょう。やるつもりもないでしょう。だとすれば、藤岡市立西中学校のプールをどうするかというふうに考えないのですか。藤岡市立西中学校は多分、統合中学校では一番最初にできたのでしたか。そういう意味では、もう老朽化もかなり進んでいるのだと思う。結構プールサイドなどを見ると張っている石がずれたりして、そこに何かマットみたいなのを敷いて、色々細工してやっているのでしょうけれども、私はきちんと将来こういう計画なのだと、あるものをきちんと大事に利用するという事は私も理解できます。しかし、一方で、よその学校は全くもうやる予定もないのだ、やる予定だったものをわざわざ今回の大規模改修でその用地を潰しているのだから。だったらきちんとした計画の中で、あと何年でここはこういうふうにしますとか取り壊すのだとか、老朽化が進んで事故が起きる前にきちんとした措置を講ずるのだとか、撤去するとか壊すのだというのが筋ではないのですか。藤岡市立西中学校の生徒が幸せだなんて言っている、そんなおかしな事をいう人はいないよ。幸せだなんて思って水泳の授業を受けている子供は誰もいません。よく聞き取り調査したらどうですか。私は父兄にも子供にも聞いてみました。いわゆる水泳の授業そのものが不満ではないのだよね、なぜ藤岡市立西中学校だけなの。なぜ私たちだけなの。私は多分その事も去年質問したあとに、教育長の所にきちんと言いに行った記憶があります。教育長、私の言った事はこういう事ですよ。笑った議員がいるけれども、そうではなくて、生徒はこういうふうに思っているのです。だから、その事をよく理解してください。それできちんと今後対応していただきたいという事を、きちんと私は教育長の所にお願いに行きます。だから、やはりもう少しきちんと考えていただけませんか。本当に必要ならば、きちんと藤岡市中に整備してもらわないと困るのだ。あるのが当たり前で、ないのがおかしい。何かもう少し真面目に考えていただきたいのですよ。そういう所をきちんと公平・公正に考えていただきたいのです。ましてや教育ですから。どうなのですかね、市長、すぐにどうのこうのという事ではないのですけれども、いずれにしても、子供たちが、特に女子生徒はそういう感情、感覚を持っていますから、きちんと教育行政の中で、このプールの問題についてもきちんと考えていただいて、市長のほうが全校に造るのだというのなら造っていただいて、だめだという事であれば、きちんと何年か後にはこういう形で処理をしていくのだとか、善処していくのだという答えを出していただかないと、いつまでたっても藤岡市立西中学校の子供たちは、ずっとそういう思いでいますよ。それは私は決していい事ではないと思うのです。その事についてどうですかね、市長、何か考えがあれば。 ○委員長(橋本新一君) 教育長。 ◎教育長(田中政文君) すみません、今、市長にという事ですが、その前にちょっと先程の回答について、ちょっと補足をさせていただきますが、機会均等で合わせていくというような話をした意味はですね、藤岡市立西中学校のプールの老朽化に伴って、藤岡市立西中学校のプールをなくしていく方向も視野に入れてという回答でありますので、今後、そういった事を踏まえて、藤岡市立西中学校のプールのあり方を検討していきたいと、そういった事でございます。 ○委員長(橋本新一君) 市長。 ◎市長(新井利明君) プールというのは、私はない所で育ちましたので、あるといいのかなと思ってはいるのですけれども、私自身がプールが嫌いなものですから、今、教育長が将来の事について、なくす事も含めてという事が出ました。また、教育長と今後の中学校のプールのあり方について、しっかりと議論しておきますので、また、後々回答させていただきます。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 結果としては、多分なくす方向でいくしかしようがないのでしょうね。そうして予定していた所をみんな浄化槽を入れたり、ほかの物に使っているのだから、今現在。だって本当に皆さんの側が真剣にそういう事の中で、きちんと全ての中学校にプールを設置して、きちんと学習指導要領にあるような教育を、藤岡市の中でしていきましょうという事が、その施設を預かる行政側、それから教育の中身のほうを預かる教育長のほうと、きちんとその辺のコンセンサスができていれば、プール建設予定の場所に浄化槽を埋めるような事はしないのでしょうから。いずれにしても、余り時間かけずに、もう藤岡市立西中学校ができて何年経つのですかね、今、委員長のほうから42年という発言がありましたけれども、ある意味では、本当に老朽化しているのだと思うのですね。私もすぐ近くですから、教育部の職員の人たちが、夏前になるとあそこに点検に来るのですね、色々な意味で色々あるのですけれども、できるだけ早く基本方針を定めていただけませんか。そうでないと繰り返しになりますけれども、藤岡市立西中学校の子供たちがずっと行政、教育に対して、何で私たちだけなのと、ずっと不審に思うし、不思議に思って過ごす事は決していい事だと思っていません。できるだけ早目に結論を出していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 198ページの第3目学校教育指導費の学校教育指導事業、第1節報酬のいじめ問題調査委員報酬1万8,000円、こちらの内訳をお聞かせください。 ○委員長(橋本新一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(黒澤英樹君) いじめ問題調査委員会につきましては、重大事態が起きた時の調査と、それから、もう一つ、教育委員会の指導、助言というものがございますけれども、その指導、助言のために5人分、3,600円掛ける5人分という事で予算計上いたしました。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 先日の教務厚生常任委員会で条例が審議されましたが、その中では日額7,200円と書いてあったのですが、そちらとの関係をお聞きします。 ○委員長(橋本新一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(黒澤英樹君) 申し訳ございません。条例の中で、いじめ問題調査委員報酬が日額7,200円になっておりますけれども、恐らく1日はかからないという事で、半日の3,600円という事になっております。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 202ページ、にじの家運営事業、これについて何点か質問させていただきます。  このにじの家については、学校生活に馴染めない児童生徒に対し、一定期間、適応の指導、援助並びに教育相談を行い、学習の補充と学校への復帰を支援する事で、不登校の回復及び自立を促すと、にじの家の目的、趣旨についてあります。それで現在、実際に小学校、中学校、不登校の児童生徒は何人位いるのか。現在、市が把握している人数をお示しください。 ○委員長(橋本新一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(黒澤英樹君) 現在、にじの家には、小・中学生合わせて12名が通っております。1月の状況でございますが、市内の小・中学生の不登校は、6日以上の欠席で56名となっております。そのうち12名が通って来ております。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 小学校の児童と中学校の生徒、合わせて56人という事でよろしいでしょうか。それで、にじの家に今現在通っている児童生徒は何人なのでしょうか。このにじの家の対応人数ですか、どの位の児童生徒を預かれるのかお伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(黒澤英樹君) にじの家は、今、次長1人と2人の指導員、3名で指導をしております。例年4月になりますと減りまして、中学3年生が卒業しますので、それまで夏休み以降に増えてくるという、そういう状況がございます。12人と人数は多いのですが、比較的今の子たちは、しっかりと学習等もにじの家ではできる子たちですので、今の所は大丈夫かなと考えておりますが、今後、人数がどんどん増えてくるという時代がまいりましたら、ちょっと3人では足りなくなるという状況も出てくるかなと考えております。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 藤岡市教育委員会のホームページを見ると、にじの家の職員でMAXの時に5人いたのですかね、それで対応していたという時もあったかなと思うのですけれども、その辺について、例えば、にじの家へ通いたい児童生徒が増えた場合に、対応する場合、指導員また先生方を補充できるのかお伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(黒澤英樹君) 恐らくそれは私が所長という立場で、あと指導主事がいるので、それが加わって5名になっているかなと思っております。常時、指導しているのは3名という事でございます。今後、増えてきたらという事でございますが、学校教育課の中の予算とかで、そういった人員が派遣できるような余地があれば、少し足していくという事も考えられるかなと思いますが、今の所は考えはございません。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 56名の不登校の生徒がいるという事で、その中のにじの家に通っているのが今12人、そのほかの例えば、ひきこもってしまった児童生徒、そういう子供たちに、今度は学校の先生方が対応しなくてはならないと思うのですね。なかなかそういう児童生徒に対しての対応というのは非常に、心を開いてもらう、そういう事が難しいと思うのですけれども、先生方は、その辺どのような対応でなさっているのかお伺いしたいのですが。 ○委員長(橋本新一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(黒澤英樹君) 今その56名のうち、全く学校に来れない子というのは、意外と少なくて3名程度でございます。ほかの子たちは何らかの形で学校と結び付いて、保健室登校ですとか学校のほうに朝少し来て帰るですとか、そういった形で学校とつながりが切れないようにしております。確かに教員のほうの負担は大きいのは確かですが、しかし、そこは粘り強くやっていくのが大切ではないかなと考えていまして、先生方にもお願いしている所でございます。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 長期の不登校という生徒は、今の答弁だと、3名という事なのですけれども、私が知っている限りでも3名いるのですけれどもね。そういう子供たちに、なかなか先生は心を開いてもらうというのが難しいという事を言っているのですけれども、ここに保護者のカウンセリングとか、にじの家のホームページに書いてあるのですけれども、例えば先生方にメンタルカウンセリングというか、生徒に接する仕方を今まで講習等でやった事はありますか。この辺が普通の先生方に、不登校の生徒、ひきこもりの生徒、そういう児童生徒との接し方を学んでいただければ、またもう一歩進んだ指導、また、接する事ができると思うのですけれども、その辺が今大事なのかなと思うのですけれども、その辺についてお考えをお伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(黒澤英樹君) 今、各中学校にスクールカウンセラーがおりまして、そのスクールカウンセラーの活用として、子供たちの話を聞くだけではなくて先生方への研修というか、こんなふうに接するといいのですよという、そういった勉強ですか、そういうのをさせてくださいという事で話をしております。ただ、そこら辺はまだ私も足らない所があるかなと思いますので、スクールカウンセラーの活用として、これからもそういう所を充実していく必要があるだろうと考えております。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 岩﨑和則君。 ◆委員(岩﨑和則君) 是非、今、スクールカウンセラーの方が、これは各学校に常勤で1人いる訳ですか。その方に是非、教員の方々の指導をしていただいて、子供たちとの接し方を是非講習を開いていただいて子供と接する。それを研修していただきたいと思います。実際に不登校の生徒、不登校になっている方は待っていると思います。是非よろしくお願いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  隅田川徳一君。 ◆委員(隅田川徳一君) 奨学金の事は佐藤委員にお任せして、206ページ、第1目学校管理費第13節委託料の樹木等剪定委託料89万7,000円、これの内訳をお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(岡本通弘君) お答えいたします。  予定しておりますのは高木になります。現在、予定をしておりますのが、藤岡市立藤岡第一小学校が高木7本を予定しております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 隅田川徳一君。 ◆委員(隅田川徳一君) 藤岡市立藤岡第一小学校、今朝、私も大変寂しい思いをしました。あそこは鷹匠町なので私の地盤という事で、湯井委員の隣の町内でございますけれども、芦田町ではございませんので、一応、地盤という事で質問させてもらいますけれども、7本という事はこれから切るのですか。今日はもう切ってあるでしょう。さっぱりしたなと思っていいなと思った。だけど、あの木はどうしたのかな、いつ切ったのかわからない位さっぱりしている。藤岡市立藤岡第一小学校の校庭を広げるのですか、遊歩道を全部壊して、そのつもりがあるのですか。 ○委員長(橋本新一君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(岡本通弘君) 藤岡市立藤岡第一小学校につきましては、城址公園という事もあります。また、藤岡市立藤岡第一小学校の校庭というのもありまして、多分、言われているのは城址公園関係の木を切ったのだと思います。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 隅田川徳一君。 ◆委員(隅田川徳一君) 多く言ってもあれだからね。私がびっくりする位、南側というのですか芦田町寄りのほうも切ってありました。そして、また、城址公園側も随分切ったね、随分あれだけ切ったね、さっぱりしてどうしたのかなという位。それと、一番私がまいったのは、朝方暗いけれどもおりてきて下から見たら、井元たいさんの銅像が下から丸見えなのだよね。そうすると桜の木も切ってしまったのだね。それは私は倒れそうな木、それは切るように頼んだ事、それは切ってくれましたよ。それと、あと、台風の時に大きな紅葉、これも台風の時にだめになった。これも教育委員会からすぐ行って切って整理してくれた。こういう事はいいのですけれど、桜の花を丸っきり今度は見せないという、その位切ったという事はどういう事なのかね。 ○委員長(橋本新一君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(岡本通弘君) 城址公園ですので、学校教育課のほうで切った指示をしている訳ではありませんので、ちょっとその辺の理由については申し訳ありません、わからないです。 ○委員長(橋本新一君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(秋山悟君) 城址緑地の高木の伐採につきましては、近所からの枯れ葉等の苦情、それによる伐採等、あと、台風による高木が傾いてしまって危険な状況になって、隣接する住宅に被害を及ぼす恐れがあるために切らせてもらいました。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 隅田川徳一君。 ◆委員(隅田川徳一君) そんな答弁かなとは思ったけれども、それは危ないとなればね、それは切らなくてはならないという事もあるけれども、私から見て全然危なくない桜の木ね、あれだけ切ってはまずいよね。あの下で随分、私なども勉強したつもりでいるのですけれどね、ここに大先輩の反町さんいますけれど、あそこは一緒ではないか、中学校ですけれども、本当にもう切ってしまったものはしょうがない。という事はね、やはり、今度はそれに代わるものを植える。同じ桜でもいいから何でも植えてくださいよ。切りっぱなしではなくて植えて、また、木はこれなんだという事で、ケヤキもそうだよ、やっぱり、あれだけの大木を切って、生徒がびっくりしないかという位切ってあるからね。それも組んだ予算の前に切ってしまっているからね、だからどれだけ掛かるのかなと本当は聞きたかったのだけどね。そういう形の中で、切った木は、小学生だからね、皆さんどうしたのだろうなという木もあるでしょう。木の一生もさ、やっぱり生徒などに説明がつくような形の中で、木の役目を果たし、また、違う木を植えるのなら植えると。そんな説明が必要ではないかと思うのですけれども、どうかね、教育長。 ○委員長(橋本新一君) 教育長。 ◎教育長(田中政文君) 学校の植えてある木は、本当に教育的にも大事なものかと思いますので、また、色々な機関と相談しながら教育に資するように、関係を整えるという意味でやっていきたいと思います。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  教育総務課長。 ◎教育総務課長(岡本通弘君) 先程、樹木剪定を藤岡市立藤岡第一小学校と言いましたが、藤岡市立藤岡第一小学校他4校という事になっております。訂正させていただきます。 ○委員長(橋本新一君) 隅田川徳一君。 ◆委員(隅田川徳一君) 何か今回の措置は、木の事を言うとあれなのですが、木を見て森を見ずですか、そのような対応の仕方ではないかなという形があるので、そういった形で十分注意しながら大木は整理していくと、こういう事を思っています。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)
    ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、第10款教育費について質疑を終結いたします。  第11款災害復旧費について質疑に入ります。ページは241ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、第11款災害復旧費について質疑を終結いたします。  第12款公債費について質疑に入ります。ページは241ページから242ページまでであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、第12款公債費について質疑を終結いたします。  第13款諸支出金について質疑に入ります。ページは242ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、第13款諸支出金について質疑を終結いたします。  第14款予備費について質疑に入ります。ページは243ページであります。ご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、第14款予備費について質疑を終結いたします。  以上、議案第43号について質疑が終了いたしました。  お諮りいたします。本件については、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、討論を省略する事に決しました。  これより採決いたします。  議案第43号、平成28年度藤岡市一般会計予算、本案は原案のとおり決する事に賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○委員長(橋本新一君) 起立多数であります。よって、議案第43号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  暫時休憩いたします。                                   午後 4時03分休憩 ────────────────────────────────────────────      午後 4時13分再開 ○委員長(橋本新一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(橋本新一君) 副市長より発言を求められておりますので、発言を許します。  副市長。 ◎副市長(大島孝夫君) 大変申し訳ございません。平成28年度藤岡市予算書の中に一部誤りがございました。ただ、議案第43号の議決をいただく部分につきましては、お手元の平成28年度藤岡市予算書の1ページから8ページまででございます。それで間違いが生じたのは、その説明書の部分の254ページ、⑭の烏川が正しいのが烏山となっております。「山」を「川」に一字訂正をさせていただきたいと思います。大変ご迷惑をかけました。  議決の効力については大丈夫という事でございますので、本当にご迷惑をかけましたがご理解をいただきたいと思います。 ──────────────────────────────────────────── △議案第44号 平成28年度藤岡市国民健康保険事業勘定特別会計予算 ○委員長(橋本新一君) 議案第44号、平成28年度藤岡市国民健康保険事業勘定特別会計予算を議題といたします。  お諮りいたします。本議案につきましては、歳入一括、歳出一括で審査を願いたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、歳入一括、歳出一括で審査を行います。  まず、歳入について質疑に入ります。ご質疑を願います。  中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 歳入の第1款第1目第1節の収入見込額、こちらについて質疑をさせていただきます。  普通徴収の徴収率、こちらが昨年度と比べて上がっていると思うのですが、そちらの理由をお聞かせください。 ○委員長(橋本新一君) 納税相談課長。 ◎納税相談課長(温井藤夫君) お答えいたします。  徴収率でございますけれども、国民健康保険税、過去4年の推移でございますけれども、平成23年度から徴収率については改善の傾向がございます。参考までに平成23年度が前年度比1.36%、平成24年度が1.88%、平成25年度につきましては3%、平成26年度につきましては3.48%、それぞれ前年対比で改善しているという状況を勘案いたしまして、収納率につきましては見込んだ所でございます。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 昨年の一般質問で、国民健康保険税について質問させていただきましたが、その時に、無理な滞納整理などされているのではないかと伺いました。私もそのような例を聞きまして、昨年度と比べてこの所得割の見込額も減っているという事で、市民の暮らしが悪くなっているのかなと思います。その中で、徴収率を上げる事で、加入者を追い込むような事がないかと心配になりますが、どのように考えますでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 納税相談課長。 ◎納税相談課長(温井藤夫君) お答えいたします。  税につきましては、国民健康保険税も含めまして、一般市税と一括管理という形の中で、徴収業務に当たっております。国民健康保険税に限らず全般的なお話という事でお話をさせていただければと思うのですけれども、税につきましては、ご承知のとおり、担税力に応じ公平に課税をしている所でございます。これに合わせまして、公平に徴収も行わなければならないと考えております。これ自体が確保されなければ税に対する信頼を失いまして、納税は義務であるという納税意識も薄れ、最悪、自主納付はされなくなってしまうのかなというふうに思っている所でございます。納税の義務をきちんと果たしてもらう事で、税の秩序が維持できるのかなと思いますので、滞納につきましては、毅然とした対応を取っていければと思っております。しかしながら、先程、委員がおっしゃるとおり、滞納者の置かれている状況は様々でございますので、個々の状況をきちんと見極め、画一的な徴収にならないよう実情把握に努め、滞納整理に取り組んでいる所でございます。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 確かに税の公平性から見て、滞納整理というか課税を一律に公平にしていく事は大切で、この国民健康保険を運営するに当たっても、国民健康保険税を徴収する事は重要な事だと思いますが、この国民健康保険税の歳入の中で、国庫支出金が昨年また前々年と構成比が減っている事も考えますと、市民の生活が苦しくなる中で、国にも国庫支出金のほうを増やしていく。そういった働きかけも必要かなと思います。そのような働きかけはしているのでしょうかお伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 保険年金課長。 ◎保険年金課長(村木道生君) 国庫支出金が年々減少しているに当たって、働きかけをしているかというふうな質問ではございますが、国庫支出金の減額につきましては、算出基礎の中に、前期高齢者のほうの金額が、その算出基礎の中に入ってきております。この前期高齢者分が増額となっているために、国庫支出金のほうが減額になるという仕組みになっておりますので、一概に国から来ているお金が全部減っているというものではありません。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 中澤秀平君。 ◆委員(中澤秀平君) 是非、国民健康保険の運営を健全化するためにも、この市民の生活を守るために様々な工夫をしていただきたいと思います。答弁は結構です。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 今、6ページの歳入の中の普通徴収の部分ですかね、いわゆる保険料の徴収率をいきなり、今、中澤委員の指摘のとおり、今まで91.5%だったものを、今年度から94%に上げたのだと。その上げた理由について、収納率が平成23年度から向上して、上がってきているという説明がありましたけれども、これ見方によってですね、この国民健康保険税の収納率をもっと上げなければ、現実的に国民健康保険はやっていけないと。そして最終的には、平成29年度でこの国民健康保険も、県のほうに移管になるのだという話の中でですね、いわゆる保険者としての努力というものを、国民健康保険料の徴収率を上げる事によって、将来の負担をなくしていかなくてはならないという、こういう時代に入りました。そういった中で、私この94%は、先程の課長の説明からいくと、最終的な昨年の3.48%も上がってきているという事になると、この徴収率は96%という数字でですね、きちっと対応していかないと、藤岡市の国民健康保険、これが持たないのではないかなと思いますけれども、ただ単に上げたからという事ではなくて、ほかにも理由があると思いますけれども、その辺についての見解を述べてみてください。 ○委員長(橋本新一君) 納税相談課長。 ◎納税相談課長(温井藤夫君) 収納率の数字が改善してきている要因等についてというご質問かと思うのですけれども、これをしたから数字の改善が図られたという、特出すべき事は特にないかなと思うのですけれども、その中で言える事は、手前味噌になってしまいますけれども、徴収に携わる職員の努力だと思っております。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 将来的には保険者の、国民健康保険税をはじめとして健康保険税ですか、こういったものというのは、国においては医療費抑制のために色々保険者としての努力義務を課している訳だ。特に国民健康保険税においてはですね、保険料の徴収率の高さ、これをきちっと確保しなければ、そういった中での補助金が減りますよという事の中で、藤岡市は、今まで中学生までの医療費無料化においてですね、ペナルティーを受けていますよね。4,600万円という中での本来、国民健康保険税に入ってくるべき国庫支出金がね、減額になっていますけれども、そういった中で、今回、徴収率をこのような形で上げていくというふうになるとですね、なるべく何とか藤岡市の国民健康保険をですね、いわゆる国の求めるような保険者としての責任を果たしていくためにやっていかなければいけない。そんな時に、先程の課長の説明からいけばですよ、3.48%も上がって、平成23年度からどんどん上昇していく中で、91.5%を94%にとめたのでは、せっかくの藤岡市の努力が実を結ばない。96%から97%、ついては、次のページにあるような98.3%位の退職医療の、そういった水準まで思い切って上げないと、保険者としての努力というのが認めてもらえないけれども、その辺の見解について、大所高所から今後の国民健康保険の運営に関して、どういうふうな見解を持っているかお尋ねをいたします。 ○委員長(橋本新一君) 納税相談課長。 ◎納税相談課長(温井藤夫君) 確かに委員おっしゃるとおり、更に上を目指していくという事については、大切な事だというふうに認識しております。ただ、数字につきましては、確かに過去、改善をしてきているという、そういう状況はございます。ただ、そこでいきなり大きな数字を掲げても、なかなか達成も難しいという事も現実的にございます。ですので、職員の徴収に対するやる気というのでしょうか、そういったような事も維持喚起していくという事、そういった事も視野に入れまして、実現可能な現実的な数字を掲げさせていただいたという所でございます。ですので、これにとどまらず平成29年度、平成30年度、更に成果を得られるように努めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(橋本新一君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) そうですか。そうすると今の話だとですね、94%は実現可能だから、この辺の数字でいこうという事で、これは確実に達成をしていただけるという、それなりの見解だという事で解釈をしてよろしい訳ですね。そうするとですね、最終的には退職者医療の徴収率というのは98.3%、その上の普通徴収においては99%という大きな数字を掲げております。その背景にある被保険者の状況というのは、色々把握は難しいでしょうけれども、そういった中で、これに見合うような形の中で、一般被保険者の徴収率も、努力して94%、95%、96%、97%、98%、99%という形で、非常にしっかり頑張っていただいて、徴収率を上げていただきたいなというふうに考えます。なぜそういった事が必要なのかという事になれば、当然の事ながら国においては特定健康診査、保健指導の実施、そういった中で保険者としての医療費の抑制に関するですね、保険者の仕事というものを評価するという事を、この平成28年度予算の中から入れてきていると思います。そうした中で、藤岡市の国民健康保険税の保険者としてのですね、全体的な市民の医療費の抑制の対応について、どのように今考えているのかお尋ねします。 ○委員長(橋本新一君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(小島陽子君) お答えいたします。  先程の健康診査、健康づくりに携わっている、健康づくり課のほうでお答えさせていただきます。  一応、委員おっしゃるとおり、健康診断とかが重要になってきて、市民の健康管理が必要になってきます。それで平成20年度から特定健康診査という事で、保険者が責任を持って健康診断をしながら、健康管理をするという仕組みになっていて、受診率は本当に横ばい状態です。健康診断をしてふるいにかけて、そのふるいに残った方々の保健指導につきましても、やはり横ばい状態で受診率は向上しておりません。ですけれども、健康づくり課としましては、様々な方法で未受診者の方に対しては、未受診者対策をしておりますしという事で、市民の健康づくりを推進し続けていきたいと思っております。 ○委員長(橋本新一君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 今、藤岡市の被保険者1人当たりの平均医療費というのは、今お幾らになっているかどうかお尋ねします。 ○委員長(橋本新一君) 暫時休憩いたします。                                   午後 4時29分休憩 ────────────────────────────────────────────      午後 4時30分再開 ○委員長(橋本新一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(橋本新一君) 保険年金課長。 ◎保険年金課長(村木道生君) 1人当たりの医療費、申し訳ありません、今現在ちょっと手元に資料がないものですから、あとでお示しのほうをさせていただきたいと思います。 ○委員長(橋本新一君) 茂木光雄君。 ◆委員(茂木光雄君) 皆さんと話なり何なりという、担当と色々話をする中で、藤岡市の被保険者の1人当たりの医療費の金額が、担当課のほうで資料がないというか、それをなぜそういう形になってしまうのか。そういった中で、医療費の抑制に関してこういうふうにしています、ああいうふうにしていますよ。そして保険料の徴収率を上げますよという話をするのだけれども、今、日本の国民健康保険にかかわる1人当たりの医療費というのは、年間32万円ですよね。だから藤岡市は幾らになるのかなと聞いている中でですね、私の試算だと大体35万円位なのかなというふうに思うのですね。だって保険給付費を被保険者数で割れば出てくる訳なのだから。だから、そういった中できちっとした対応でですね、当然、保険給付費を抑制するための色々な施策というものを、国の指導のもとでやっていかなければ、色々な意味で補助金が削減されていってしまう。市長はよくご存じなのだと思います。まして藤岡市は賦課給付をしながらですね、ペナルティーまで受けて4,600万円という、本来、国が負担していただけるお金が、もう入ってこない中で頑張っていくのだと。保険料の徴収率を上げ、そして病気にならないように、65歳以上の方たちを中心に病気にならないように特定健康診査、保健指導、色々な中で保険者としての指導をしながらですね、将来、藤岡市の国民健康保険税が上がらないように、そういうふうに努力していかなければならないのですから、もう少ししっかりとですね、この国民健康保険税について、保険者として知識、経験、そして市民に対する指導というものを、もう少ししっかりしていただけませんか。だから、そういった中で、特に藤岡市の健康への取り組み、保険者としてのこれからの見解を、なるべくトップの方がいいと思います。是非そういう形の中で、どういうふうにしてこの医療費を抑え、なおかつ徴収率を上げながらですね、国民健康保険財政に関して、しっかりと運営をしていくのかどうかお尋ねをいたします。 ○委員長(橋本新一君) 保険年金課長。 ◎保険年金課長(村木道生君) 大変申し訳ありません。ただいま手元に資料が届きました。1人当たり32万5,003円でございます。それで保険者として、今後、どのような国民健康保険運営を考えていくかというものでありますけれども、現在、うちのほうでも県のほうから指導がありまして、データヘルスプラン、いわゆる藤岡市の中でどのような疾病が多く、どのような対策を講じていくか。計画的に立てていくという内容でございます。そちらのほうを今分析して、分析したものを今年度中にホームページ等に公表し、来年度以降の特定健康診査とか、そちらのほうに生かしていこうと考えております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。  湯井廣志君。
    ◆委員(湯井廣志君) 6ページの第1款国民健康保険税の関係で質問いたしますが、決算の時、確か国民健康保険税8,000万円の不納欠損、また、4億4,000万円の未収が決算の時にございました。そういう中で、国民健康保険税、確かに、非常に税金の中では一番高い税金という事で、支払いが非常に大変かわかります。まして所得割、資産割、均等割、平等割と、勤め人には資産割はございません。収入に応じた所得割しか勤め人はない。そういう中で、非常にこの国民健康保険に入っている人というのは、小さい商店また高齢者、そういう方が多い。非常に収入のない人が国民健康保険に入っている人が多い訳ですよね。ですから、そういう人は、どんなに健康に気をつけてもお金がなければ体を壊す。だから、そういう所で行政がしっかりとこういう人たちの面倒を、私は見るべきだと思います。そういう中で、ますます医療費も上がってくると思いますが、そういう困っている方々にもっと手厚い軽減措置ですか、そういうのを私はもっとしていくべきだと思っております。ただ単に金を払え金を払えではなくて、こういう未収の方が増えないように、もっと軽減措置を大きくして、足りない部分は税を投入していく。これはやむを得ない事だと思っております。そういう中で、これからもっとこの軽減措置を大きくしていくというような考えがあるのかお伺いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 保険年金課長。 ◎保険年金課長(村木道生君) 低所得者への軽減措置という形になりますけれども、現在、法令に基づきまして、国民健康保険税の負担が過重になる者を避けるために、一定の所得以下については均等割、平等割が7割、5割、2割軽減する措置が現在もとられております。平成27年度には、更に対象者の拡大が図られ、軽減対象となる所得基準額も引き上げがあったのですけれども、軽減世帯数のほうも増加となりました。また、今年度末にも低所得者の軽減が更に図られるという方向で今進んでおります。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 湯井廣志君。 ◆委員(湯井廣志君) 困っている人に手を差し伸べるのが行政の努めです。そういう中で、今までの軽減措置では、こういう未収だの不納欠損がたまってしまう。ですから、今まで以上の軽減措置を来年度からお願いいたしまして、私の質問を終わります。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。これをもって歳入についての質疑を終結いたします。  次に、歳出について質疑に入ります。ご質疑を願います。  佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 25ページ、第2目特定健診費の特定健診事業、第19節負担金補助及び交付金の人間ドック検診費助成金、前回、この事でちょっと質問した経緯があるので、平成28年度はどういう方法で広報をするのでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 保険年金課長。 ◎保険年金課長(村木道生君) 平成28年度の人間ドック検診費助成金の関係ですけれども、まず、平成27年度と大きく変えた点が二点程ございます。  まず、一点目が、従来ですと5月に1回だけ、概ね3週間程度の募集期間でした。それを平成28年度につきましては、2回募集期間を設けるという形で、まず対応させていただきたいと思います。あと、定員も前回は定めておりましたけれども、平成28年度については、定員の定めもなくして対応していきたいと思います。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 大丈夫なのですか、定員の定めをしなくて。国民健康保険財政が大変厳しいという話の中で、私は、先着順だといって補正するから、おかしいでしょうという指摘をさせてもらったのだけれど、皆さんの側がそういう事でやるという事であれば、それはそれでいいのだと思うので、是非トラブルのないようにやってください。  それから、どこの項目で質問していいかちょっとわからないのですけれど、16ページの第1目一般管理費の一般管理経費、第11節需用費の印刷製本費の所でも、どこが適当なのかわからないのですけれど、質問というか被保険者の立場から、被保険者の目線で一点お願いがあります。私も昨年から国民健康保険の被保険者になりました。いただいた保険証がこれなのですね、これビニールがかかっているのですけれど、これは私の知り合いがかけてくれた。はじめかかってないのです。ペラペラの紙が1枚来るだけなのだ。このカードサイズ、それは当然それぞれが世帯の中で、もし携帯ができれば携帯をしてくださいという事で、私も財布の中に入れて携帯しているのですけれど、もしこのビニールがなかったら、とてもあっという間に擦り切れてだめになってしまいます。だから、これを社会保険の保険証だとかキャッシュカードだとか、あのレベルのカードに変えていただきたい。それは無理なのでしょうかね、さっきの湯井委員の話ではないですけれど、大分高い保険税を払っているのだ。これは持っている人は非常に不便です。少なくとももう少し何らかの物に変えてくださいよ。どこかで洗濯すれば1回でだめだし、財布の中に入れておけば自然とこすれてだめになってしまうし、どうにもならないですよ。これはね、被保険者の立場から、そういった目線で見ると非常に不親切です。そういう事を積算した事がありますか。 ○委員長(橋本新一君) 保険年金課長。 ◎保険年金課長(村木道生君) 委員おっしゃる事は非常によくわかります。積算という形では、ちょっと私の記憶の中ではありません。この保険証につきましては、共同印刷という形で県下統一でやっているのです。それですので、うちだけ単独に変えるとなるのも、ちょっと厳しいかなというのが現状ではあるのですけれども。申し訳ありません。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 最後はよく聞き取れなかったのですけれど、何か共同で全部がそういう処理をしているという事、それは保険者である各市町村が、きちんとそういう所の中で全国一律でやっている訳なのですか。それとも群馬県全体が35市町村でやっているから、それは藤岡市だけがやるという事が無理だと、本当ですか。藤岡市が、これを見ると保険者名は藤岡市なのだ。権限は藤岡市にあるのだと思うのです。それはどうしても35市町村全体でやらなければならないという法律でもあるのなら別だけれども、保険者が藤岡市である以上は、当然、藤岡市の判断でそういった事だって可能だと思うのだ。皆さんの側はそこで一括でやってもらったほうが、仕事の量が少なくていいのでしょうけれど、何とかこれ変えてもらえませんかね。非常に不便、皆さんが困っている。検討していただけませんか。 ○委員長(橋本新一君) 暫時休憩いたします。                                   午後 4時45分休憩 ────────────────────────────────────────────      午後 4時46分再開 ○委員長(橋本新一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(橋本新一君) 保険年金課長。 ◎保険年金課長(村木道生君) カード化というお話を今いただいているのですけれども、やっぱり、ちょっとすぐというのは、費用の面もかなり厳しい部分が出てきますので、ちょっと厳しいかなと思います。差し当たってビニールカバーとか、そういうもので何とか対応できないかどうか、今後検討させていただければと思うのですけれども。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) ビニールカバーに入れても、また、それをビニールカバーごと財布のカード入れの所にすっと入るのかと色々な問題があるのです。だから、できれば普通の許されるのであれば、カードにしてもらえると非常に便利だし、ありがたいという事なのです。検討してくださいよ、真面目に。よろしくお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。これをもって歳出についての質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件については、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、討論を省略する事に決しました。  これより採決いたします。  議案第44号、平成28年度藤岡市国民健康保険事業勘定特別会計予算、本案は原案のとおり決する事に賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○委員長(橋本新一君) 起立全員であります。よって、議案第44号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ──────────────────────────────────────────── △議案第45号 平成28年度藤岡市後期高齢者医療特別会計予算 ○委員長(橋本新一君) 議案第45号、平成28年度藤岡市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。  お諮りいたします。本議案につきましては、歳入歳出一括審査を願いたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認め、歳入歳出一括で審査を行います。  これより質疑に入ります。ご質疑を願います。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件については、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、討論を省略する事に決しました。  これより採決いたします。  議案第45号、平成28年度藤岡市後期高齢者医療特別会計予算、本案は原案のとおり決する事に賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○委員長(橋本新一君) 起立全員であります。よって、議案第45号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ──────────────────────────────────────────── △議案第46号 平成28年度藤岡市介護保険事業勘定特別会計予算 ○委員長(橋本新一君) 議案第46号、平成28年度藤岡市介護保険事業勘定特別会計予算を議題といたします。  お諮りいたします。本議案につきましては、歳入歳出一括審査を願いたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認め、歳入歳出一括で審査を行います。  これより質疑に入ります。ご質疑を願います。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件については、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、討論を省略する事に決しました。  これより採決いたします。  議案第46号、平成28年度藤岡市介護保険事業勘定特別会計予算、本案は原案のとおり決する事に賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○委員長(橋本新一君) 起立全員であります。よって、議案第46号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ──────────────────────────────────────────── △議案第47号 平成28年度藤岡市介護老人保健施設特別会計予算 ○委員長(橋本新一君) 議案第47号、平成28年度藤岡市介護老人保健施設特別会計予算を議題といたします。  お諮りいたします。本議案につきましては、歳入歳出一括審査を願いたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認め、歳入歳出一括で審査を行います。  これより質疑に入ります。ご質疑を願います。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件については、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、討論を省略する事に決しました。  これより採決いたします。  議案第47号、平成28年度藤岡市介護老人保健施設特別会計予算、本案は原案のとおり決する事に賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立)
    ○委員長(橋本新一君) 起立全員であります。よって、議案第47号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ──────────────────────────────────────────── △議案第48号 平成28年度藤岡市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 ○委員長(橋本新一君) 議案第48号、平成28年度藤岡市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算を議題といたします。  お諮りいたします。本議案につきましては、歳入歳出一括審査を願いたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認め、歳入歳出一括で審査を行います。  これより質疑に入ります。ご質疑を願います。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件については、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、討論を省略する事に決しました。  これより採決いたします。  議案第48号、平成28年度藤岡市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算、本案は原案のとおり決する事に賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○委員長(橋本新一君) 起立全員であります。よって、議案第48号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ──────────────────────────────────────────── △議案第49号 平成28年度藤岡市学校給食センタ─事業特別会計予算 ○委員長(橋本新一君) 議案第49号、平成28年度藤岡市学校給食センタ─事業特別会計予算を議題といたします。  お諮りいたします。本議案につきましては、歳入歳出一括審査を願いたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認め、歳入歳出一括で審査を行います。  これより質疑に入ります。ご質疑を願います。  窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 6ページ、第1目事業収入で伺います。  先日の児童生徒の保護者宛にですね、学校給食申込書の提出について「依頼」という文書と、あと、その申込書の書式が配布をされました。この制度は新しい制度かと思うのですが、これについて、まずご説明をお願いします。 ○委員長(橋本新一君) 学校給食センター所長。 ◎学校給食センター所長(塚本良君) お答えいたします。  平成28年度学校給食申込制を試行させていただくという事で、先日、学校のほうへお願いをいたしました。学校のほうでは、新入児童生徒の説明会等を捉えて説明をさせていただいたり、また、在校生については、既に配布をいただいたという事を聞いております。  学校給食につきまして、学校給食の提供には、給食費の支払いが伴うのだという事で認識していただく。また、契約関係を明確化するという事、また、アレルギーの関係等でですね、お弁当を持って来ている子供もいらっしゃいます。そういった事も明確にしようという事で、平成28年度、学校給食の申込制という事で、申込書を出していただくという事にさせていただくという事で、先日、各学校から各ご家庭のほうにお願いが行ったのかと思います。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 契約関係を明確にするという事で、後々の措置にもかかわってくるのかなと思います。まず、年度途中にまた状況が変われば、改めて契約を結ぶという事は可能なのでしょうか。また、申込書を今回出さないと給食は一切提供されないと、こういう形ではないのか。そういった弾力的な運用についての部分を伺います。 ○委員長(橋本新一君) 学校給食センター所長。 ◎学校給食センター所長(塚本良君) お答えいたします。  年度途中に状況が変わってという事のためには、学校給食申込書の変更届というのを用意してございます。現在、市のホームページ、学校給食センターのページのほうからダウンロードできるようにはなっておりますが、また、学校のほうにも様式、ご用意させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。また、給食申込制という事で申し込まないと、給食が食べられないかという事でございますが、平成28年度につきましては試行という事でやらせていただくという中で、申込書を出さない子供、家庭がどの位あるのかという把握をさせていただいたり、また、そういった家庭に対して、働きかけをした結果がどうなのかというような事。色々精査をさせていただいてという事を考えております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) この申込書を読んでみますとですね、滞納があった場合、世帯全員の所得証明書を提出する事に同意を求めております。これがペナルティーという事なのでしょうか。それとも提出された所得証明書を使って、何らかの措置を取る事をお考えなのかお伺いをいたします。いずれにしてもですね、教育である以上、親がお金を払わないから、子供に給食を提供しないという選択肢はないと考えますけれども、併せて伺っておきます。 ○委員長(橋本新一君) 学校給食センター所長。 ◎学校給食センター所長(塚本良君) この申込書の中に記載してございますものにつきましては、学校のほうで、現年分の給食費を徴収する訳でございますが、そういった中で、学校のほうとしては、要保護・準要保護等の関係で、その対象児童であれば所得の把握というのはできるのだと思いますが、その対象ではない家庭については、所得がどういった状況にあるのかというのが把握できないという事で、要保護・準要保護のほうに移行したほうがいいのか、対象にしたほうがいいのかという判断をするためにも、そういったものが必要なのかなと思っております。また、その所得がわかれば、その家に給食費を支払う能力があるのだという事がわかりますので、そういった所で徴収業務に努めていくという事も考えております。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) 以前にも、誓約書というのを提出を求めた事がございました。これは誓約書に反して、給食費を払わないと法的措置もあり得ますよというニュアンスの書類だったかと思うのですが、これを使って何か措置を取った事があるのかお伺いします。確か報道によりますと、まだ県内でも限られた市町村しかやっていないとは思うのですが、そういった事を誓約書によって実効性が上がったのかどうか。その辺もちょっと併せてお伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 学校給食センター所長。 ◎学校給食センター所長(塚本良君) お答えいたします。  かつて入学時に誓約をしていただくという事がございました。ただ、この誓約については、給食費の額が確定しないというか、その方々に対する給食費が幾らになって、その給食費を支払う、納付を誓約するというようなものでなかったためにですね、たとえ法的手段を取ったとして、それそのものが有効ではないというお話がございまして、給食費の収納を促す意味でという事であったのかなと思うのですが、1年、2年は収納率が上がったという所はあった訳ですが、それ以降はそういった事でなくなってしまったという、また、そういった効力的なものとしても疑問だという所から、現在は入学時の納付誓約というのはしていただいていないという所で、今回、申込制という事で試行させていただきたいという事でございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) そうしますと、今回、申込書を提出しました。これは契約関係という事がはっきりする。かつ、支払いが滞った場合は世帯の所得を調査する事ができて、本当に生活が厳しくて支払えないのであれば、そういった保護のほうに移っていく。また、納める資力があるのに悪意を持ってというか何といいますか、本来納められるのに意図的に納めない方については、この申込書というのを盾にというと変ですけれども、納付を求めたり、場合によっては法的措置も取れると、こういう解釈でよろしいのかお伺いします。 ○委員長(橋本新一君) 学校給食センター所長。 ◎学校給食センター所長(塚本良君) お答えいたします。  この申込書で即収入ですとかという事が、調査できるというものではないのですが、それに同意いただくという事でお願いをする訳でございますが、また、これを盾にというお話がございましたが、これをもって契約関係が成立しているという事になろうかと思います。教育委員会といたしましても、話をしている所ではございますが、今後、法的措置というものも十分に検討していくという事でございます。既に今年度、高崎市と玉村町が法的措置を取っておりますので、そういった所の状況もお聞きしながら、取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 窪田行隆君。 ◆委員(窪田行隆君) この事は子供の教育というデリケートな部分にもかかわりますので、くれぐれも慎重に、なおかつ全く確信犯的に支払わない方に関しては、断固たる措置を取っていただくよう、いずれにしても慎重な運用をお願いしておきます。答弁は要りません。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件については、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、討論を省略する事に決しました。  これより採決いたします。  議案第49号、平成28年度藤岡市学校給食センター事業特別会計予算、本案は原案のとおり決する事に賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○委員長(橋本新一君) 起立全員であります。よって、議案第49号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ──────────────────────────────────────────── △議案第50号 平成28年度藤岡市下水道事業特別会計予算 ○委員長(橋本新一君) 議案第50号、平成28年度藤岡市下水道事業特別会計予算を議題といたします。  お諮りいたします。本議案につきましては、歳入歳出一括審査を願いたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認め、歳入歳出一括で審査を行います。  これより質疑に入ります。ご質疑を願います。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件については、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、討論を省略する事に決しました。  これより採決いたします。  議案第50号、平成28年度藤岡市下水道事業特別会計予算、本案は原案のとおり決する事に賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○委員長(橋本新一君) 起立全員であります。よって、議案第50号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ──────────────────────────────────────────── △議案第51号 平成28年度藤岡市特定地域生活排水処理事業特別会計予算 ○委員長(橋本新一君) 議案第51号、平成28年度藤岡市特定地域生活排水処理事業特別会計予算を議題といたします。  お諮りいたします。本議案につきましては、歳入歳出一括審査を願いたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認め、歳入歳出一括で審査を行います。  これより質疑に入ります。ご質疑を願います。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件については、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                   (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、討論を省略する事に決しました。  これより採決いたします。  議案第51号、平成28年度藤岡市特定地域生活排水処理事業特別会計予算、本案は原案のとおり決する事に賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○委員長(橋本新一君) 起立全員であります。よって、議案第51号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ──────────────────────────────────────────── △議案第52号 平成28年度藤岡市簡易水道事業等特別会計予算 ○委員長(橋本新一君) 議案第52号、平成28年度藤岡市簡易水道事業等特別会計予算を議題といたします。  お諮りいたします。本議案につきましては、歳入歳出一括審査を願いたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認め、歳入歳出一括で審査を行います。  これより質疑に入ります。ご質疑を願います。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件については、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、討論を省略する事に決しました。  これより採決いたします。  議案第52号、平成28年度藤岡市簡易水道事業等特別会計予算、本案は原案のとおり決する事に賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○委員長(橋本新一君) 起立全員であります。よって、議案第52号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ──────────────────────────────────────────── △議案第53号 平成28年度藤岡市三波川財産区特別会計予算 ○委員長(橋本新一君) 議案第53号、平成28年度藤岡市三波川財産区特別会計予算を議題といたします。  お諮りいたします。本議案につきましては、歳入歳出一括審査を願いたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認め、歳入歳出一括で審査を行います。  これより質疑に入ります。ご質疑を願います。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件については、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、討論を省略する事に決しました。  これより採決いたします。  議案第53号、平成28年度藤岡市三波川財産区特別会計予算、本案は原案のとおり決する事に賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○委員長(橋本新一君) 起立全員であります。よって、議案第53号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ──────────────────────────────────────────── △議案第54号 平成28年度藤岡市水道事業会計予算 ○委員長(橋本新一君) 議案第54号、平成28年度藤岡市水道事業会計予算を議題といたします。  お諮りいたします。本議案につきましては、収入支出一括審査を願いたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認め、収入支出一括で審査を行います。  これより質疑に入ります。ご質疑を願います。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件については、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、討論を省略する事に決しました。  これより採決いたします。  議案第54号、平成28年度藤岡市水道事業会計予算、本案は原案のとおり決する事に賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○委員長(橋本新一君) 起立全員であります。よって、議案第54号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ──────────────────────────────────────────── △議案第55号 平成28年度藤岡市国民健康保険鬼石病院事業会計予算 ○委員長(橋本新一君) 議案第55号、平成28年度藤岡市国民健康保険鬼石病院事業会計予算を議題といたします。  お諮りいたします。本議案につきましては、収入支出一括審査を願いたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認め、収入支出一括で審査を行います。  これより質疑に入ります。ご質疑を願います。  佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 鬼石病院の件で何点か質問をいたします。  まず、第3条の所の経営全般で、質問をさせていただきたいのですけれども、過日の説明会の資料を拝見させていただくと、入院収益で8,800万円の減、医師が1人減とか看護師が1人減、色々説明が書いてあるのですけれども、この主な増減内容について、今少し詳しく説明してください。 ○委員長(橋本新一君) 鬼石病院事務課長。 ◎鬼石病院事務課長(新井滋君) お答えいたします。  まず、第3条の関係で、第1項医業収益9億8,792万6,000円なのですけれども。 ○委員長(橋本新一君) 暫時休憩いたします。                                   午後 5時12分休憩 ────────────────────────────────────────────      午後 5時14分再開 ○委員長(橋本新一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(橋本新一君) 鬼石病院事務課長。 ◎鬼石病院事務課長(新井滋君) まず、入院収益につきましては、平成28年度、一般病棟が45人で見込みました。それで金額が前年度が50人で一般病棟を見込みましたので、5人減の収益となっております。それから療養病棟につきましては、まず、平成28年度が40人で入院患者を見込みました。前年度は46人で見込みましたので、ここで6人の減という事で、入院収益につきましては、8,862万2,000円を比較しまして減となっております。外来収益につきましては、まず、平成28年度は、答弁漏れですみません。  それから一般会計の繰入金につきましては。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) この説明の時、確か第3条の所の医業収益の減については、医師がちょっと確保できないのだという説明だったと思うのですよね。それに伴って看護師も1名減、准看護師も1名減、看護助手が2名減、その部分での人件費が4,698万6,000円の減という説明で、いずれにしても、収入の大きな減は医師の確保が難しいのだ。それに伴って、当然、ベッドの稼働率も落ちるのだという事なのだと思うのですけれども、もうずっと以前から必ずこういう事が起きるだろうという事は、もう何年も前から想定されていたのですよね。当然、群馬大学病院の医局が、どうも藤岡市国民健康保険鬼石病院には医師の派遣が難しいという結論を下した時点で、何先生がいつ定年になるとか、その辺の詳しい事は私はわかりませんけれども、いずれにしても、ここ何年かの間で定年になってお辞めになっていく。その時に医師の確保ができるのかという事の中で、この間も一般会計のほうの繰出金の所で、眼科の先生がどうだとかこうだとか、色々な事を言っているのですけれども、ずっと以前からこの事については想定がされていた訳だ。実際に医業収益のマイナスを一般会計からの繰出金の所で少し出して、何とか余り大幅な赤字が出ないように、帳面上というのですかね、赤字が出ないようにという事の中で、繰り出し基準を適用したり色々な事をしているのだけれども、一般会計からお金を出せば、主たる原因が解決ができて問題がなくなるのかというと、幾らお金を出しても私はなかなか難しいのだと思うのですよね。だから、そういう意味で、医師の確保だとかそういう事に対しての見通し、それから医療圏の人口減が思ったよりスピードが速いというのかな、それから人数的にもというお話もされましたけれども、その辺についてはどういうふうに把握しているのでしょうかね。医療圏が大体この位で、この位の人口でここ数年でこの位、人口減があったのだとか、それから医師の確保については目途が立ちそうなのかとか、その辺が非常に大事な事なので、その辺について藤岡市国民健康保険鬼石病院を預かる事務屋の方は、どのようにその辺の問題を把握しているのでしょうか。 ○委員長(橋本新一君) 鬼石病院事務課長。 ◎鬼石病院事務課長(新井滋君) お答えいたします。  まず、一点目の医療の確保、その見通しという事でありますけれども、委員おっしゃるように、こういう状況というのは、ある程度、前から見込まれていたものですから、昨年のもう今頃には医師の確保について、医局からの派遣以外でも人材紹介会社にお願いをしまして、そこから情報をいただくなどして、医師の確保という事で努めてまいりました。それで昨年の9月には、内科の医師、嘱託医師として、人材派遣会社による紹介によりまして、内科医師を1名確保する事もできたのですけれども、今年度、一つは、この3月31日で定年退職される方、それから医局の人事に伴って異動される方、それから12月の段階で退職された方、そういう医師がいらっしゃいまして、その人員補充について、今また新たに色々、群馬大学病院の医局にお願いしたり、人材紹介会社を当たって色々紹介していただいたりしている所でございます。  続きまして、医療圏という事で、藤岡市の医療圏についてのお話なのですけれども、今の藤岡市の医療圏、ちょうど今年度か来年度、平成28年度の間に、新公立病院改革プランという事で、新たなプランを策定する事になっております。それが県が策定します地域医療構想に基づきまして、それをもとに公立病院がプランを策定するという事になっておりまして、この辺につきましては、一応、下準備といたしまして公立藤岡総合病院、それから藤岡市国民健康保険鬼石病院、あとは藤岡市企画部門にも入っていただきまして、議論を進めていくという事で考えております。  県がお示しします地域医療構想の中で、どういうような枠組みが示されるかまだわかりませんので、一応、できる範囲で藤岡市国民健康保険鬼石病院の今の状況を把握をしている所でございます。  以上です。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) なかなかね、県の地域医療構想でプランを策定する。それは今までも病院の改革プランだとか、厚生労働省が色々な事でこういうプランを示しなさい。公立藤岡総合病院は赤字のプランを出した。藤岡市国民健康保険鬼石病院は何とかトントンでいくでしょう。でも実際は公立藤岡総合病院のほうが黒字になって、藤岡市国民健康保険鬼石病院のほうは、そのプランのとおりにいかないのだ。それはなかなかプランを策定しろといっても、現実と少し乖離してくる部分があるから、そんな事に頼るのではなくて、私が言いたいのは、もう何年も前からこういう事が起きますよ、それは藤岡市国民健康保険鬼石病院の事務長をはじめ皆さんが言っていた訳だ。困った事態が発生していますよ、群馬大学病院が医師を派遣してくれません。なお悪い事に、今、群馬大学病院がああいう状況ですから、ますます状況は厳しいのだと思うのだ。だから現実の問題として色々な理屈はどっちでも、色々な問題として現実に医師が確保できるのかというと、私はその辺をきちんと聞きたいと思っているのですけれど、何か感覚的には私はなかなか厳しいのだと思うのですよね。この定年になった先生はなぜ残ってくれないのですか。残ってくれるのだとすれば、ここに医師がマイナス1とは出ない訳です。それは当然の事ながら、藤岡市国民健康保険鬼石病院のほうでも、今年3月に定年する先生に是非残ってくださいという事は、まずお願いしたのだと思うのだ。現実の問題として残っていただけないのだ。そうすると次は何年後には何々先生が定年になるのだ、そういう事になってくるのだ。現実は。だから私が言いたいのは、何でそういう事がもう何年も前から想定ができたのに、具体的な対策が打てなかったのか。それもなかなか皆さんに要求するのは、無理な要求なのかというふうに思っているのですけれど、もう少し真剣に色々な事を考えないと、私は以前から言っているではないですか。大変な事になりますよ。鬼石町から上というかな神流町、上野村は開業医の先生がいない訳です。今の状況の中で、この100床の藤岡市国民健康保険鬼石病院がきちんと今までどおりに維持していけるのか。それはまず私は無理なのだと思う。だとすればきちんと公立藤岡総合病院と連携を取って、そこからきちんと、少なくとも外来の内科や外科の2科の先生位は、きちんと何とか確保するのだとかという具体的な方策を見つけないと、いつまでたったってだめだと思いますよ。もうはっきり申し上げます。近い将来、遠い将来ではないですよ、近い将来の藤岡市国民健康保険鬼石病院のあるべき姿をきちんと検証をして、そして、こういうふうにする。藤岡市が責任を持ってこういうふうにする。公立藤岡総合病院ともきちんと連携しながら、こういう方法でやっていくという事を、病院の方も行政も我々議会もきちんと共通の認識を持ってやらないと、鬼石町の人たちは本当に困ると思います。命にかかわる事ですから、療養型のベッドがあるのだから、公立藤岡総合病院から急性期病院だから療養型へ送ればいいではないですか。今はそういう事の中で助かっています。ある部分で公立藤岡総合病院も助かっていますけれど、市長よくご存じのように、地元の医師会からリハビリテーション型というのですかね、これを50床持ってほしい。とにかく当初は400床を50床位減らしてという事でやりましょうという事だったのだけれども、地元の医師会から、どうしてもリハビリテーションのベッドを50床持ってほしいという事で減らさなかったのです。そうすると、この慢性期の藤岡市国民健康保険鬼石病院のベッド、この稼働率も当然落ちるのだ。稼働率が落ちるとか落ちないとかという以前に、医師が確保できなければ落ちるに決まっているではないですか。その中でどういうふうに経営していくのですか。いつまでもそこに繰り出していくのですか。幾ら繰り出したって、何度も言うようですけれど、医者が確保できなければ繰り出す意味が何にもないのです。だから一つお願いします。きちんとそういう事の中で、藤岡市国民健康保険鬼石病院、公立藤岡総合病院、行政、議会、きちんとそういう所の中で、きちんと近い将来のあるべき姿を検証しましょうよ。私はそういうふうに感じていますけれど、市長、どうですか。 ○委員長(橋本新一君) 市長。 ◎市長(新井利明君) 全くそのとおりで、今、藤岡市国民健康保険鬼石病院長、そして公立藤岡総合病院長、お互いに協議を始めておりますが、人口減また医師の確保ができないという中では、非常に厳しい時代を迎えてくるなと。特に昨年の群馬大学病院の医療事故の問題で、急激にその事が進行したというふうに私思いますので、これからの藤岡市国民健康保険鬼石病院のあり方について、やはり、みんなで共通認識を持って、なお住民の皆さんにもしっかりご理解いただく中で、今後の藤岡市国民健康保険鬼石病院のあり方を検討していかなければいけないなと思っております。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(橋本新一君) 佐藤淳君。 ◆委員(佐藤淳君) 是非そういう事の中で、やっていただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(橋本新一君) 他にご質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり)
    ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件については、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                (「異議なし」の声あり) ○委員長(橋本新一君) ご異議なしと認めます。よって、討論を省略する事に決しました。  これより採決いたします。  議案第55号、平成28年度藤岡市国民健康保険鬼石病院事業会計予算、本案は原案のとおり決する事に賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○委員長(橋本新一君) 起立全員であります。よって、議案第55号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、予算特別委員会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。 ──────────────────────────────────────────── △市長のあいさつ ○委員長(橋本新一君) 市長の挨拶を願います。 ◎市長(新井利明君) 委員各位におかれましては、2日間にわたり慎重審査の上、ご決定いただきまして誠にありがとうございました。  この予算特別委員会でいただきましたご指摘、ご意見につきましては、今後、それぞれの部署とよく相談しながら、真摯に受け止め対応していきたいと思っております。今後とも委員各位のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。  なお、本会議におきましても、よろしくお願い申し上げ挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。 ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○委員長(橋本新一君) 以上で、予算特別委員会を閉会いたします。  委員各位のご協力に深く感謝申し上げます。  長時間ご苦労さまでした。                                   午後 5時32分閉会 藤岡市議会委員会条例第73条第1項の規定によりここに署名する。 藤岡市議会予算特別委員会臨時委員長  橋 本 新 一 藤岡市議会予算特別委員会委員長    橋 本 新 一...