前橋市議会 2013-03-08 平成25年第1回定例会(第2日目) 本文 開催日: 2013-03-08
一方、先月公表された日銀の金融経済月報では、我が国の景気は下げどまりつつあるとし、当面横ばい圏内になった後、緩やかな回復経路に復していくと考え、国内需要については公共投資が各種経済対策の効果から引き続き増加傾向をたどり、住宅投資も持ち直し傾向を続けると見られているようであります。
一方、先月公表された日銀の金融経済月報では、我が国の景気は下げどまりつつあるとし、当面横ばい圏内になった後、緩やかな回復経路に復していくと考え、国内需要については公共投資が各種経済対策の効果から引き続き増加傾向をたどり、住宅投資も持ち直し傾向を続けると見られているようであります。
去る3月9日に日本銀行が発表した金融経済月報では、我が国の景気は着実に回復を続けているとし、3月15日に発表された内閣府の月例経済報告では、企業部門の好調さが雇用、所得環境の改善を通じて家計部門へ波及しており、国内民間需要に支えられた景気回復が続くと見込まれています。
こうした中で、最近の我が国の経済情勢については、福井日銀総裁は3月の金融経済月報で、企業収益が大幅に改善し設備投資は製造業を中心に増加傾向にあり、雇用者所得も下げどまりが明確となっており、個人消費が底堅く推移していると指摘し景気現状判断を昨年の6月以来9カ月ぶりに引き上げています。
我が国の景気の動向は、1年前の内閣府の月例経済報告や日本銀行の金融経済月報において3年ぶりに景気回復という文字が盛り込まれて以降、輸出の増加と企業の設備投資に支えられ、着実に回復という表現がなされてまいりました。しかしながら、最新の発表では景気の一部に弱い動きが見られ、個人消費はこのところ伸びが鈍化しているとしています。
例えば日銀が発表した6月の金融経済月報によりますと、景気の現状認識を緩やかな回復から回復を続けているに上方修正しました。また、本年第1四半期の速報によりますと、実質GDP成長率は前期比1.5%、前年同期比5.6%の高い伸び率となっております。しかし、地方においては景気回復の実感がないのも事実であります。今回の景気回復傾向における一つの特徴は、企業において勝ち組と負け組がはっきりしているところです。
去る3月16日に日本銀行が発表した金融経済月報は、景気は緩やかに回復しているとし、また内閣府の月例経済報告でも、ことしに入り回復という文字が3年ぶりに盛り込まれ、さらにこの3月15日の報告では、着実な回復を続けているとしております。今回の景気回復の兆しが、長期停滞を脱する本格的な回復につながっていくことが期待されるところであります。
しかし、年度の後半となった今日ではそれらの回復の動きが鈍化し、株価の低迷や国内外の先行き不透明感から先月の政府の月例経済報告や日銀の金融経済月報では景気の総括判断を下方修正してきております。
平成14年2月の日本銀行の金融経済月報によりますと、設備投資が引き続き減少し、個人消費も弱まっており、住宅投資も低調に推移、公共投資も減少傾向にある。景気は引き続き悪化をしているということであります。また、雇用環境も1月の完全失業率が5.3%、失業者数344万人と依然として憂慮すべき状況であります。
これは経済月報には載っていないものなんですけど、ごらんになったことありますか。
これは経済月報には載っていないものなんですけど、ごらんになったことありますか。