公園緑地部関係では、保存樹及び生垣奨励制度など民有地緑化推進の取り組みと効果、公園整備及び管理の現況と利用状況、公園愛護会の活動と成果、児童公園の大人用鉄棒設置状況と今後の対策、前橋総合公園の施設利用者及び回数と弱者対策、鶴谷沼を中心とする親水レクリエーションゾーンの施設整備計画の内容と進め方、大室公園の施設内容と整備方針及び建物移転と埋蔵文化財発掘調査の実施状況、嶺公園の都市計画決定後の土地利用計画等
この埋蔵文化財の発掘調査関係、この辺の関係についてはどうなっていますか。 46 【平田公園緑地課長】 埋蔵文化財は、大室公園計画の基礎資料となるもので、大室公園整備事業に先立ちまして行う重要な調査でございます。
こういった事業はおおむね市民の方々から好評を得ておりますけれども、そのほかの西大室町で実施しました内堀遺跡という発掘調査を実施いたしましたけれども、そこに出土しました住居址、土器、それと６世紀代の帆立て貝式古墳というのがありますけれども、そこから出土しました古墳及び埴輪等について約 1,000人を超える方々が見学をしていただきました。
次に、第３点目といたしまして、埋蔵文化財の発掘調査について伺いたいと思います。土地改良事業や団地造成等の開発に伴う埋蔵文化財の事前発掘調査は、開発業者にとってみれば大きな課題となっているのが実情でございます。
このほか文化財調査といたしまして、元景寺及び光厳寺の文献や建築物等を初め、地区の民俗調査や区画整理に伴う発掘調査等を実施いたしております。
228 【福田文化財保護課長】 前橋の文化財保護の中で、埋蔵文化財についての発掘調査ですけれども、それに伴って出てきます遺物のことですけれども、昭和48年から文化財保護係ができて、年間数万平米から数十万平米というふうな形で調査を実施しております。当初遺跡の数は少なかったわけですけども、最近は10カ所等々の、それ以上の数もふえてくる実態であります。
そのところの部分につきまして、63年度ですけれども、１ヘクタール発掘調査したところホタテ貝式古墳、石室は盗掘されてありませんですけれども、発見され、弥生式土器を伴った住居址が出ております。おもしろいのでは、古い時代にいろんな火山の噴火だとか地震があったためにその中の地震の亀裂の部分が発見されております。古代の気候なり地質なりを研究するために大変貴重なものが発見されました。