前橋市議会 2020-12-07 令和2年第4回定例会(第4日目) 本文 開催日: 2020-12-07
87 【1番(入澤繭子議員)】 国の農薬残留基準は超えていないということですけれども、日本は世界各国に比べて桁外れに規制緩和されていく一方です。2017年2月には、残留農薬基準、小麦が6倍、ソバ150倍、紅花400倍の規制緩和がされています。これは、中国の基準の150倍に当たります。
87 【1番(入澤繭子議員)】 国の農薬残留基準は超えていないということですけれども、日本は世界各国に比べて桁外れに規制緩和されていく一方です。2017年2月には、残留農薬基準、小麦が6倍、ソバ150倍、紅花400倍の規制緩和がされています。これは、中国の基準の150倍に当たります。
そのほか、パン、野菜等の食材につきましては、国で定める農薬等の残留基準値をクリアした食材を使用して、安心、安全でおいしい給食を安定的に提供しております。
それで、日本における農薬の残留基準というのは欧米から比べると非常に高いそうでございます。最近ミツバチの減少の元凶と言われる、これは神経性毒を持つネオニコチノイド系農薬が影響を及ぼしていると言われています。ミツバチに影響しているということだから、人体にも影響を及ぼしているということでございます。青山医院では、年間1,500人から2,000人による農薬化学物質中毒患者が訪れているようでございます。
平成18年5月、食品衛生法の改正によるポジティブリスト制が適用となり、残留基準が設定されていない農薬等が一定量以上、0.01ppm含まれる食品の販売を原則禁止する制度が施行されたところです。
また、昨年5月に残留基準が設定されていない農薬等が一定量以上含まれる食品の販売等を原則禁止する制度が施行されました。これに伴い、農薬適正使用に係る対応の強化が定められ、生産者は農薬散布においては細心の注意が必要となっています。現在、県では農薬適正使用対策支援チームを設置して、JAとの連携により、農薬の適正使用について、地域ごとの生産組織等へ指導を行っています。
ある一定の農薬の残留基準を上回れば、農産物の出荷停止、または飛散をした作物には、残留農薬が上回れば補償しなければならないという社会問題がクローズアップしてきました。今後の食料生産について大きな問題が投げかけられてきております。もとより食料生産者は、安心で安全な農産物を消費者の皆様に提供するという責任があります。
3)食品衛生法に基づく残留基準が未設定の農薬・食品添加物等について早急に残 留基準値を設定するとともに、消費者を含めた監視体制の強化を図ること。 4)健康被害の原因となる輸入食品や禁止農薬等を使用した輸入食品の水際でのチ ェック体制を強化するとともに、輸出国に対し是正措置を求めること。
また、天然添加物を含めた食品添加物や農薬、動物用医薬品の残留基準や規制のあり方、あるいは表示基準についてこれまで以上に国民の安心を確保できるものにしていくための措置が検討される必要があり、化学物質や新技術にかかわる検査体制を充実することも強く求められている。
5.農薬・動物用医薬品の残留基準をすべての食品に適用すること。 6.化学物質や新技術に関わる予防的な調査・研究の充実、検査体制の充実など法 制度の運用を強化すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
3 農薬・動物用医薬品の残留基準の対象品目を拡大するとともに、食品添加物の 指定制度の充実を図ること。 4 食品安全行政に関しての情報公開を一層進めるとともに、食品メーカーに対す る抜き打ち調査等、チェック体制を強化すること。 5 昨年12月末に厚生省が発表した「食の安全推進アクションプラン」の着実な 実施を図り、その結果を国民に公表すること。
農薬の使用基準には厚生省が定めます残留農薬基準と、それから環境庁が定めるところの農薬登録残留基準、この2通りがあるわけでございますが、双方とも食品の安全について厳しく定められてあるものでございます。生産者にあっても、食を守る立場から一貫してその安全性を追及してきたところであります。本市においてもその重要性を認識して、安全な農作物の生産体制を確立するよう努力する所存でございます。
また、食品衛生法の改正につきましては、これまで規制の対象でなかった天然添加物にも指定制度を導入したこと、あるいはまた農薬の残留基準を設定する際に、農林省に資料などを請求できる規定を設けたことなど、いずれも規制強化につながる面もあり、国の関係機関において十分検討されての改正だと思っておりますが、輸入食品が食卓に上る機会が増加している現状から、輸入食品の安全性の確保と食生活の健康保護のために、ご指摘の件