前橋市議会 2024-05-30 令和6年第1回定例会(第5日目) 本文 開催日: 2024-05-30
本市は、高齢者の生活がますます苦しくなる中で、第9期介護保険事業計画で3年間の介護保険料を引き上げました。保険料の負担増と利用料負担も重なり、結果として保険あって介護なしとなっています。国の社会保障を抜本的に拡充するために、介護保険の財源構造の国庫負担割合の増額を強く求めるとともに、本市独自の保険料、利用料軽減に取り組むべきです。
本市は、高齢者の生活がますます苦しくなる中で、第9期介護保険事業計画で3年間の介護保険料を引き上げました。保険料の負担増と利用料負担も重なり、結果として保険あって介護なしとなっています。国の社会保障を抜本的に拡充するために、介護保険の財源構造の国庫負担割合の増額を強く求めるとともに、本市独自の保険料、利用料軽減に取り組むべきです。
質疑・答弁の主な内容ですが、議案第44号 高崎市介護保険条例の一部改正についてでは、条例の改正内容について質疑があり、基準となる第5段階の介護保険料を改正前から年1,400円引き上げ、7万9,100円に改める、また所得段階の設定を12段階から16段階に改め、物価高騰が与える影響が比較的大きいと考えられる非課税世帯の方々の保険料負担を軽減する改正とするとの答弁がありました。
本案は、令和6年度から令和8年度までの第9期介護保険事業計画の策定における介護保険料額の改定と介護保険の第1号被保険者保険料の多段階化等に伴う介護保険法施行令の規定の見直しに対応するため、所要の改正を行うものであります。 委員からは、基準額の妥当性及び引下げの余地についての質疑があり、このことについては、介護報酬の改定や高齢者人口の増加に伴い、介護保険の給付費は増大する方向にある。
◎介護保険課長(佐鳥久君) 基準額となります第5段階の介護保険料は、改正前の年額7万7,700円から7万9,100円に改め、1,400円の引上げとさせていただきました。所得段階の設定につきましては、改正前の12段階から16段階に改め、物価高騰が与える影響が比較的大きいと考えられる非課税世帯の方などの保険料負担を軽減する改正とさせていただきました。 ◆委員(中島輝男君) ありがとうございます。
本市の高齢者は、介護保険料の連続値上げで、2000年の制度スタート時、当初の基準額は月額2,792円でしたが、第9期では6,450円と2.3倍になり、医療費の窓口負担の引上げや後期高齢者医療保険料の引上げ、年金の連続引下げ、物価高騰の直撃も受けて生活は悪化し、これに追い打ちをかけるように、介護保険料の引上げによって高齢者の生活はさらに苦しくなるのではないでしょうか。
介護保険基金の活用も含めて、介護保険料の設定についてどのように考えているのかお伺いいたします。 続きまして、6点目、「合併した地域の個性を活かした魅力づくり」についてお伺いいたします。新年度では、榛名湖水上ステージの整備費用が計上されておりますが、どのような目的で整備されるのか。また、イベント開催時における周辺道路の渋滞緩和策は検討しているのかお伺いいたします。
1款1項介護保険料でございます。令和6年度からの3か年につきまして、第9期介護保険事業計画の策定に伴い、保険料の改定を行いました。1目第1号被保険者保険料は、65歳以上の方に負担していただく保険料で、標準給付費と介護予防・日常生活支援総合事業の23%を負担していただくものでございます。
1款1項介護保険料は収入見込みによる整理で、3款1項国庫負担金から、1枚おめくりいただきまして、190ページの6款1項財産運用収入までは実績見込みにより整理するものでございます。 1枚おめくりいただきまして、192ページを御覧ください。
本案は、令和6年度から令和8年度までの第9期介護保険事業計画の策定における介護保険料額の改定と介護保険の第1号保険料の多段階化等に伴う介護保険法施行令の規定の見直しに対応するため、所要の改正を行うものであります。
初めに、歳入でありますが、主な歳入といたしまして、1款介護保険料につきましては、第1号被保険者の保険料収納見込額を計上するものであります。 381ページをご覧ください。4款支払基金交付金につきましては、支払基金から第2号被保険者負担分の交付見込額を計上するものであります。
また、介護保険料につきましては、今後のサービス量等を見込んだ上で、次期市議会定例会に高崎市介護保険条例の一部改正として上程させていただく予定となっております。 以上、誠に簡単ではございますが、御報告とさせていただきます。なお、本委員会終了後、全議員の皆様に本資料を配付させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(青柳隆君) 説明は終わりました。
介護保険制度は御存じのように2000年にスタートし、3年を1期として介護サービスの利用料や介護保険料等の見直しを行っており、現在の2023年度は第8期の最終年度となります。そして、介護保険料は運営主体である市町村ごとに決まり、介護保険制度が始まった第1期のとき、基準額の全国平均は1か月2,075円でした。
それから、介護保険料も同様で、2022年度末の基金残高が8.7億円、来年3月末の見込みは見込みが難しいということでした。それで、2022年度末の基金残高8.7億円で、65歳以上の人口が約5万8,000人、8.7億円を5万8,000人くらいで割り返すと、1人1万5,000円、年5,000円1人平均で引き下げたとして、3年間この基金を使えば引下げができるということになるわけです。
◆委員(中島輝男君) まず、最初の保険料になるかと思いますけれども、先日介護保険料を遡って変更する賦課計算について、一部の被保険者に対して事務処理の誤りがあったというような報告をいただきました。ちょっとその内容と、その事務処理の誤りで今回の決算にどのように影響するのか、お伺いしたいと思います。
第9期計画に向けて制度改定を検討している厚生労働省は、ケアプラン策定の有料化や要介護1、2の保険外しなどは国民の強い反対世論で実施を見送りましたが、老人保健施設などの多床室の室料の新設や利用料の2割負担の対象拡大と、介護保険料の引上げは実施に向けて詰めの検討を続けております。高齢者医療に続き、介護でもこれ以上負担が増やされれば、必要な介護が受けられなくなったり、生活破壊が進むことは明らかです。
─┼────────────────┼──────────────────────┤ │ │ │ │1 第9期介護保険事業計画策定に │(1) 国の制度改定への意見表明 │ │ │ │ │ 向けての課題について │(2) フレイル対策の強化 │ │ │ │ │ │(3) 介護保険料及
第9期計画に向けて制度改定を検討している厚生労働省は、ケアプラン策定の有料化や要介護1、2の保険外しなどは国民の強い反対世論で実施を見送りましたが、老人保健施設などの多床室の室料の新設や利用料の2割負担の対象拡大と、介護保険料の引上げは実施に向けて詰めの検討を続けております。高齢者医療に続き、介護でもこれ以上負担が増やされれば、必要な介護が受けられなくなったり、生活破壊が進むことは明らかです。
─┼────────────────┼──────────────────────┤ │ │ │ │1 第9期介護保険事業計画策定に │(1) 国の制度改定への意見表明 │ │ │ │ │ 向けての課題について │(2) フレイル対策の強化 │ │ │ │ │ │(3) 介護保険料及
介護保険料だって、国の基準よりも応能負担を強めて細かく区切ってあるわけなので、そういう点で、せっかく3万円、金額を減らすのは私からは申し上げにくいところありますけれども、若干金額を、3万円を2万円にしてでも、せめて市民税額で5万円とか、できれば10万円とか、そのくらいのところまで対象を広げるというのも一つ有効な、これは算数ではないです、政策的な決断としていかがでしょうか。
本案は、新型コロナウイルス感染症の影響による介護保険料の減免措置に対する国の財政支援が令和4年度までで終了することなどに伴いまして、やむを得ず地方自治法第179条第1項の規定により、3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。