安中市議会 > 2020-09-02 >
09月02日-01号

  • 810(/)
ツイート シェア
  1. 安中市議会 2020-09-02
    09月02日-01号


    取得元: 安中市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-26
    令和 2年  9月 定例会(第3回)              令和2年第3回安中市議会定例会議 事 日 程(第1号)                             令和2年9月2日(水曜日)午前9時開議第 1 会期の決定                                       第 2 会議録署名議員の指名                                  第 3 諸般の報告                                           報告第10号 監査(検査)結果報告について                           報告第11号 専決処分の報告について                                      損害賠償の決定及び和解について                         報告第12号 令和元年度安中市健全化判断比率の報告について                   報告第13号 令和元年度安中市資金不足比率の報告について                    報告第14号 一般財団法人碓氷峠交流記念財団経営状況の報告について           第 4 議案第61号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて             第 5 議案第62号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて             第 6 議案第63号 安中市子育て支援拠点施設建築工事請負契約変更契約締結について      第 7 議案第64号 あんなかスマイルパーク条例の制定について                 第 8 議案第65号 安中市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について     第 9 議案第66号 安中市手数料条例の一部を改正する条例について               第10 議案第67号 安中市市税条例の一部を改正する条例について                第11 議案第68号 安中市地方活力向上地域における固定資産税の課税の特例に関する条例の一部を改           正する条例について                            第12 議案第69号 字の区域の変更について                          第13 議案第70号 令和元年度安中市一般会計歳入歳出決算認定について                 議案第71号 令和元年度安中市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について           議案第72号 令和元年度安中市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について          議案第73号 令和元年度安中市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について             議案第74号 令和元年度安中市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について            議案第75号 令和元年度安中市健康増進施設恵み湯事業特別会計歳入歳出決算認定について     議案第76号 令和元年度安中市水道事業会計剰余金処分及び決算認定について            議案第77号 令和元年度安中市病院事業会計決算認定について                   議案第78号 令和元年度安中市介護サービス事業会計決算認定について           第14 議案第79号 令和2年度安中市一般会計補正予算(第6号)                第15 議案第80号 令和2年度安中市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)         第16 議案第81号 令和2年度安中市介護保険特別会計補正予算(第1号)            第17 議案第82号 令和2年度安中市下水道事業会計補正予算(第1号)                                                           本日の会議に付した事件 議事日程に同じ                                              出席議員(20名)     1番   金  井  久  男  議員     2番   櫻  井  ひ ろ 江  議員     3番   松  本  次  男  議員     4番   金  井  登 美 雄  議員     5番   長  嶋  陽  子  議員     6番   武  者  葉  子  議員     7番   小  林  克  行  議員     8番   佐  藤  貴  雄  議員     9番   小  林  訂  史  議員    10番   遠  間  大  和  議員    11番   罍     次  雄  議員    12番   巽     久  男  議員    13番   高  橋  由  信  議員    14番   柳  沢  吉  保  議員    15番   小  川     剛  議員    16番   柳  沢  浩  之  議員    17番   今  井  敏  博  議員    18番   吉  岡  完  司  議員    19番   奥  原  賢  一  議員    20番   田  中  伸  一  議員欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定に基づき出席した者の職氏名  市   長   茂  木  英  子      副 市 長   粟  野  好  映  総 務 部長   阿  部  哲  也      財 務 部長   町  田  博  幸  市 民 部長   清  水  裕  之      保 健 福祉   水  澤  祝  彦                          部   長  産 業 政策   堀  米     純      建 設 部長   富  田  千  尋  部   長  上 下 水道   大  塚  清  隆      松 井 田   田  中  富  之  部   長                   支 所 長  公   立   藤  巻  正  勝      教 育 長   竹  内     徹  碓 氷 病院  事 務 部長  教育委員会   高  橋  信  秀      監 査 委員   田  島  龍  一  教 育 部長                                              本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   須  藤  和  俊      事務局次長   岡  田  好  央                          兼 議 事                          事 務 担当  庶務係長兼   中  島  香 代 子      庶務係主事   飯  沼  晃  也  調 査 係長 △開会の宣告 ○議長(今井敏博議員) これより令和2年第3回安中市議会定例会を開会いたします。                                      (午前 9時09分) △開議の宣告 ○議長(今井敏博議員) ただいまの出席議員は20名であります。よって、会議は成立いたしました。  直ちに本日の会議を開きます。 △会期の決定 ○議長(今井敏博議員) 日程第1、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月18日までの17日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) ご異議なしと認めます。  よって、会期は17日間と決定いたしました。 △会議録署名議員の指名 ○議長(今井敏博議員) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において、6番、武者葉子議員、7番、小林克行議員、8番、佐藤貴雄議員を指名いたします。 △諸般の報告 ○議長(今井敏博議員) 日程第3、諸般の報告を事務局長にさせます。  事務局長。 ◎事務局長(須藤和俊) 諸般の報告を申し上げます。  初めに、安中市監査委員から、監査について結果報告が提出されております。お手元に配付してございますので、御覧いただきたいと存じます。  次に、市長から、地方自治法第180条の規定に関わる損害賠償の決定及び和解に関する専決処分の報告について、関係書類の提出がございました。お手元に配付してございますので、御覧いただきたいと存じます。  次に、市長から、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づく令和元年度安中市健全化判断比率の報告並びに同法律第22条第1項の規定に基づく令和元年度安中市資金不足比率の報告について、それぞれ関係書類の提出がございました。お手元に配付してございますので、御覧いただきたいと存じます。  次に、市長から、地方自治法第243条の3第2項の規定により、一般財団法人碓氷峠交流記念財団経営状況の報告につきまして関係書類が提出されております。お手元に配付してございますので、御覧いただきたいと存じます。  次に、提出議案等の報告でございますが、市長から議案22件の提出がされております。  次に、さきの第2回定例会におきまして採択されました請願・陳情は、執行部へ送付いたしましたが、当該請願・陳情の処理経過について報告がございました。お手元に配付いたしましたので、ご了承願います。  次に、群馬県市議会議長会関係につきましてご報告申し上げます。沼田市担当で臨時総会の書面会議が開催され、会長提出議案3件並びに次期定期総会について、いずれも全会一致で原案のとおり7月27日付で議決されました。  以上で諸般の報告を終わります。 ○議長(今井敏博議員) 以上で諸般の報告を終わります。 △議案第61号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(今井敏博議員) 日程第4、議案第61号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  市長。 ◎市長(茂木英子) 議案第61号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにつきましてご説明申し上げます。  分冊2の1ページを御覧いただきたいと存じます。現在、人権擁護委員をなされております岩井輝雄さんは、令和2年12月31日をもちまして任期満了となるわけでございますが、平成27年1月1日にご就任されて以来、長年にわたり教職に携わった経験を生かし、卓越した識見と豊かな経験を遺憾なく発揮され、人権擁護並びに人権思想の意識高揚に多大なるご尽力を賜っております。よって、誠に適任であると存じ、ここに引き続き人権擁護委員としてご推薦申し上げる次第でございます。  よろしくご審議をいただきまして、ご承認賜りますようお願い申し上げ、説明に代えさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第61号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第61号については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第61号の採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               〔挙手全員〕 ○議長(今井敏博議員) 挙手全員であります。  よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。 △議案第62号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(今井敏博議員) 日程第5、議案第62号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  市長。 ◎市長(茂木英子) 議案第62号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにつきましてご説明申し上げます。  分冊2の3ページを御覧いただきたいと存じます。現在、人権擁護委員をなされております田中文夫さんは、令和2年12月31日をもちまして任期満了となるわけでございますが、平成30年1月1日にご就任されて以来、長年にわたり行政に携わった経験を生かし、卓越した識見と豊かな経験を遺憾なく発揮され、人権擁護並びに人権思想の意識高揚に多大なるご尽力を賜っております。よって、誠に適任であると存じ、ここに引き続き人権擁護委員としてご推薦申し上げる次第でございます。  よろしくご審議をいただきまして、ご承認賜りますようお願い申し上げ、説明に代えさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第62号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第62号については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第62号の採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               〔挙手全員〕 ○議長(今井敏博議員) 挙手全員であります。  よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。 △議案第63号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第6、議案第63号 安中市子育て支援拠点施設建築工事請負契約変更契約締結についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 議案第63号 安中市子育て支援拠点施設建築工事請負契約変更契約締結についてご説明申し上げます。  分冊3の1ページを御覧いただきたいと存じます。本議案につきましては、平成31年2月15日に請負契約を行った安中市子育て支援拠点施設建築工事について、下記のとおり変更契約を締結したいので、地方自治法第96条第1項第5号及び安中市条例議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  それでは、内容についてご説明申し上げます。1の変更事由でございますが、一時中止及び工期延期等に伴う費用を追加する契約金額の変更でございます。  2の変更内容は、変更前契約金額は2億1,276万円でございます。変更後契約金額は2億2,635万6,000円でございます。  次に、添付資料についてご説明申し上げます。2ページの添付資料1を御覧いただきたいと存じます。建設工事請負変更仮契約書でございます。内容につきましては、議案と重複する部分は省略させていただきます。  2の工事場所でございますが、安中市原市字八本木野間北1990―1でございます。  3の変更後工期でございますが、変更前工期と同じく、平成31年2月15日から令和2年12月25日まででございます。  4の変更請負代金差額でございますが、増額として1,359万6,000円でございます。うち取引に係る消費税及び地方消費税の額は123万6,000円でございます。  5の工事の変更内容でございますが、一時中止及び工期延期等に伴う費用を追加、建設工事請負契約約款第52条第1項及び第2項を別紙のとおり変更するものでございます。  6の変更契約保証金でございますが、免除でございます。  なお、この仮契約書につきましては、市議会の議決をもちまして本契約とさせていただくものでございます。  また、契約の相手方でございますが、住所が群馬県安中市高別当347番地1、氏名が関東建設工業株式会社、代表取締役、中島直樹でございます。  次に、3ページの資料2を御覧いただきたいと存じます。1の工事名、2の工事場所については先ほどご説明させていただいたとおりでございます。  3の工事概要でございますが、安中市子育て支援拠点施設の新築工事でございます。構造規模、建築面積、延べ床面積、屋根、外壁ともに内容の変更はございません。  追加に係る変更内容でございますが、直接工事費といたしまして埋設くい位置測量費、建物位置出し再測量費、建設機械回送費でございます。諸経費といたしまして、共通仮設費、現場管理費、一般管理費でございます。金額は、消費税を含み1,359万6,000円でございます。  次に、4ページの添付資料3を御覧いただきたいと存じます。こちらは、施設全体の配置図でございます。  以上、誠に簡単ではございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。  金井久男議員。 ◆1番(金井久男議員) 1番。議案第63号につきまして、基本的な部分でお尋ねしておきたいと思うのです。  この案件につきましては、今ご説明がありましたとおり子育て支援拠点整備事業の整備についてなのですが、元の地主企業の瑕疵担保責任等が認めるか認めないかというところが争点となっており、1,900万円余の追加工事費を、その元の企業が払っていただけるのかどうかということで3月定例会、6月定例会では可決せず、7月22日の臨時議会で、市が一旦支払うということで可決したわけですが、その後の経過について、元の企業との交渉については聞いておりませんので、ぜひその点をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(今井敏博議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 金井議員のご質疑に答弁申し上げます。  その後の経過ということでございますが、会社からの質問をいただいたことに対しまして、5月7日に会社を訪問して、市としての見解と意見を文書とともに口頭で説明したところでございますが、それに対しまして、去る8月6日に会社の社長と幹部が来庁し、文書とその説明により会社側の見解が示されたところでございます。  状況といたしましては、双方の見解、主張に隔たりがございまして、合意に至る状況の変化が見えないところとなっております。今後の進め方については、弁護士との相談を一層進めていくというような状況でございます。 ○議長(今井敏博議員) 金井久男議員。 ◆1番(金井久男議員) 見解に相違があるということで、隔たりがあるということは、今後の交渉いかんによっては第三者機関、いわゆる司法の場を通じて解決を目指すと、こういうことで理解してよろしいのでしょうか。 ○議長(今井敏博議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 金井議員の2回目の質疑に答弁申し上げます。  今後の進め方の強化をするというような内容でございますが、今後につきましては、会社に対しましてより具体的な対応を求めるための準備を進めていく予定でございます。  現在、弁護士との相談も強化して進めておりますので、今まで以上に粘り強い対応を進めているところでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(今井敏博議員) 田中伸一議員。 ◆20番(田中伸一議員) 20番、田中でございます。私は、この案件については工事変更に伴う損害賠償に伴うものであるわけでありまして、市側の責任においての対処であるというふうに理解しているところであります。  そこで、逆に工事人の工事の遅れによる影響であるとか、損害を被った場合の対処方法、これらについてのご見解を伺っておきたいと思います。 ○議長(今井敏博議員) 田中伸一議員、大変申し訳ありませんが、もう一度。 ◆20番(田中伸一議員) 今回の場合は、会社側の責任があるわけでありまして、それは当然市側がストップをかけて、それに対する、要するに補償というふうなことで理解しているところなのですけれども、逆に今度は工事人が工期に間に合わないというふうな場合がもし想定できた場合、そういった場合どういうふうな対処というのですか、措置をする方法、そういうものがあるのかどうか、その辺をお聞きしたかったわけであります。逆の場合です。 ○議長(今井敏博議員) 副市長。 ◎副市長(粟野好映) 田中議員のご質問に答弁申し上げます。  工期は、先ほども説明させていただいたとおりでございますけれども、工期内に完成するように予定しているところであり、その点につきましても請負会社のほうにはしっかりとお願いしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(今井敏博議員) 田中伸一議員。 ◆20番(田中伸一議員) それはそのとおりだと思うのですけれども、実はこれ一方的に、今回の案件というのは市側がストップをかけて9か月間工事が中断したわけでありまして、それに対する補償というようなことであるわけなのですけれども、逆に例えばある期間に工事を、要するに着工して完成するというようなものが遅れて、工事人が一方的に遅れるというような場合の仮定を想定した場合は、どういうような補償を求めるかと、そういった補償を求めるというか、そういう対応方法というのがあるのかどうか、その辺を聞きたかったわけです。 ○議長(今井敏博議員) 建設部長。 ◎建設部長(富田千尋) 工事のほうが工事人側の責任で遅れてしまったという場合、契約約款に基づきまして、遅れた場合は違約金を求めていくとか、あとそれでも完成に至らない場合には契約解除とか、そういうことになる可能性もございます。 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第63号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第64号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第7、議案第64号 あんなかスマイルパーク条例の制定についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  市長。 ◎市長(茂木英子) 議案第64号 あんなかスマイルパーク条例の制定についてご説明申し上げます。  分冊3の5ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、子供からお年寄りまで多様な世代の方が集い、様々な活動を通じて子供も大人もお互いに育ち合う場の提供といたしまして、公園施設機能を備え、多世代交流による子育て支援機能を中核とした施設であるあんなかスマイルパークの設置を進めてまいりました。施設は、令和3年度早期のオープンを予定し、建築工事や外構工事、そのほか各種準備を進めているところでございます。子育て支援の推進や多世代交流の場を提供することにより、人と人が支え合う豊かなまちづくりや地域福祉の向上を図るため、あんなかスマイルパークの設置に関する条例を制定するものでございます。  それでは、内容についてご説明申し上げますので、6ページを御覧いただきたいと存じます。第1条では、設置について定めております。  第2条では、名称及び位置について定めております。  第3条では公園施設について、第4条では休館日及び開館時間について定めております。  第5条では事業について、第6条では職員についてそれぞれ定めております。  第7条では指定管理者による管理について、第8条では有料施設の利用の許可等について定めております。  第9条では、有料施設の目的外使用等の禁止について定めております。  第10条では、使用料について定めております。  第11条では使用料の減免について、第12条では使用料の還付について定めております。  第13条では利用停止について、第14条では原状回復の義務について定めております。  第15条では損害賠償の義務について、第16条では市長による管理について定めております。  第17条では、委任について定めております。  最後に、附則でございますが、この条例は令和3年4月1日から施行するものとし、指定管理による管理及び有料施設の利用の許可に関わる準備については、施行日前においても行うことができるものとするものでございます。  以上、大変雑駁な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第64号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第65号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第8、議案第65号 安中市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(阿部哲也) 議案第65号 安中市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  分冊番号3の13ページを御覧ください。初めに、提案理由でございますが、新型コロナウイルス感染症に係る防疫等作業手当の支給につきまして、国及び県において支給の特例が設けられました。本市もこれに準じて手当を支給したいので、ご提案させていただくものでございます。  それでは、改正の内容につきましてご説明申し上げます。議案の14ページ及び説明資料の1ページを御覧いただきたいと存じます。附則に、防疫等作業手当の特例の規定として、現行の500円の代わりに新型コロナウイルスに関わる防疫等の作業に従事した職員に対して、1日につき4,000円の範囲内で手当を支給するため、第3項及び第4項を追加するものでございます。  また、別表中の防疫等作業手当に係る表記を一部改めるものでございます。  次に、附則でございますが、施行期日につきましては公布の日から施行し、改正後の安中市職員の特殊勤務手当に関する条例の規定は、令和2年4月16日から適用するものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第65号については、総務文教常任委員会に付託いたします。 △議案第66号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第9、議案第66号 安中市手数料条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  市民部長。 ◎市民部長(清水裕之) 議案第66号 安中市手数料条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  分冊3の15ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律、いわゆるデジタル手続法が施行されたことにより、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部が改正されました。この法律の改正内容は、個人番号の通知カードが廃止されるというもので、そのため当該通知カードの再発行を行わなくなったことに伴い、再発行の手数料に関する規定を削除するため一部改正をさせていただくものでございます。  それでは、改正内容につきましてご説明申し上げますので、1枚めくっていただきまして、16ページを御覧いただきたいと存じます。あわせまして、説明資料2ページの新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。個人番号の通知カードの廃止により別表の再交付の項を削るものでございます。  なお、附則でございますが、公布の日から施行するというものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。  金井久男議員。 ◆1番(金井久男議員) 1番、金井久男でございます。第66号の手数料条例について教えていただきたいと思うのですが、趣旨とすれば、マイナンバーカードを通知するカードが廃止されたということで、再交付もできないということのように理解するのですけれども、具体的に通知カードを再交付しないという理由づけについてはどういうことで再交付しないということになったのか。そして、それによって困る人はいないのかという点が1点。  それから2つ目には、国はいわゆるマイナンバーカードの普及率が非常に悪いということから、その取得率を向上させるための一つの施策として、こういったことをしてくるのかなというふうに思うのですけれども、その点が2点目。  それから3番目は、これから生まれてくる子供たち、あるいは転出、転入でマイナンバーカードをすっかり忘れてしまった、あるいはどこにあるか分からない、こうした場合に再交付がないと証明ができないということになった場合、どんな救済措置があるのか、その点について教えていただきたいと思います。 ○議長(今井敏博議員) 市民部長。 ◎市民部長(清水裕之) 金井議員のご質問についてお答えいたします。  どうしてなくなったか、困る人というご質問かと思いますけれども、国の法律、いわゆるデジタル改正法なのですけれども、令和元年5月31日に公布されて、おっしゃるとおりマイナンバーカードの取得促進ということで、通知カードのほうを廃止したものと思われます。困る人ということですが、通知カード自体がマイナンバーを証明するための書類なのですけれども、そのまま現在の通知カードはマイナンバーを証明するものとして使用できるのですけれども、ただ、引っ越しをされたり氏が変わったりしたという場合には、住基法と内容が変わりますので、その方に関しては通知カードを使用できなくなり、マイナンバーカードが記載された住民票を作っていただくか、マイナンバーカードでマイナンバーを証明するしかなくなるということです。  2問目の促進向上のための施策ではないかということでありますが、国のことなのであれですけれども、デジタル手続法を令和元年5月31日に公布されたわけですが、施行に関しては、公布の日から起算して1年を超えない範囲内で政令を定める日ということで設けていまして、実際の政令の公布があったのが令和2年5月7日、施行自体が5月25日ということで、十分周知期間を設けたのかなというふうに思われます。  3つ目の令和2年5月25日以降に生まれた方に関してですけれども、こちらのほうはまた別の個人番号通知書というものが、通知カードに代わるものとして発行されているということでございます。  以上でございます。 ○議長(今井敏博議員) 金井久男議員。 ◆1番(金井久男議員) 再確認なのですけれども、先ほどもちょっと私のほうも質問不足だったのですが、現在は私たちも通知カードをいただいて番号は持っていますけれども、それ以上のカードを作るというところまでは至っていない、カードを作っていない人というのがほとんどだと思うのです、普及率が10%台ですから。そういうカードは必要としない人にとっても、この通知カードが廃止されたということで、便利といいますか、国の狙いとすれば、通知カードがもうないですから、あなたの証明を常にするためにはカードを作ることが一番早道ですよという、こういう誘導策というふうなことで理解していいのでしょうか。 ○議長(今井敏博議員) 市民部長。 ◎市民部長(清水裕之) 金井議員の2回目の質問にお答えします。  国のほうは、マイナンバーカードの取得を特に促進している、強制しているわけでもございませんので、実際にマイナンバーカード自体を作っていただくことによって身分証明にもなりますので、もちろん免許証とか持っていらっしゃる方とか保険証持っている、保険証は駄目ですね、身分証明、そういったものを持っている方であれば必要ないのですけれども、マイナンバーカードの発行自体の手数料自体も実際1度目は無料になっているわけで、もし作っていただければ、そのカードはマイナンバー自体を証明するものにもなりますし、本人の身分証明代わりにもなりますので、発行自体は手数料自体はかかりませんので、1回目の。そういうことで、国自体は促進しているものと思われます。  以上でございます。 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第66号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第67号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第10、議案第67号 安中市市税条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  財務部長。 ◎財務部長(町田博幸) 議案第67号 安中市市税条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  分冊3の17ページをお願いいたします。まず、提案理由でございますが、令和2年3月31日に公布された地方税法等の一部を改正する法律及び地方税法施行令の一部を改正する政令により当該法令が改正されたことに伴い、本市市税条例につきましても順次所要の改正が必要となりましたので、一部改正をお願いするものでございます。  それでは、条例改正の内容につきましてご説明申し上げます。1枚おめくりいただきまして、18ページをお願いいたします。また、説明資料の3ページから19ページに新旧対照表を添付してありますので、併せて御覧いただきたいと存じます。  初めに、第1条による改正についてご説明申し上げます。まず、第24条、個人の市民税の非課税の範囲の改正でございますが、現行の寡夫を見直し、ひとり親及び寡婦(ひとり親を除く)を対象とするものでございます。  次に、第34条の2、所得控除の改正でございますが、個人市民税の所得控除についてひとり親控除を追加する等、所要の改正をするものでございます。  次に、第36条の2、市民税の申告の改正でございますが、法律改正に合わせて項ずれを改めるものでございます。  次に、第94条、たばこ税の課税標準の改正でございますが、軽量な葉巻たばこに係る紙巻きたばこの本数への換算方法について2段階での見直し及び規定の整備でございます。  次に、附則第3条の2、延滞金の割合等の特例の改正でございますが、延滞金及び還付加算金の割合等の特例規定の改正に伴い改めるものでございます。  次に、附則第4条、納期限の延長に係る延滞金の特例の改正でございますが、前条の改正に伴う規定の整備でございます。  次に、附則第17条、長期譲渡所得に係る個人の市民税の課税の特例の改正でございますが、低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る課税の特例を新設するものでございます。  次に、附則第17条の2の改正でございますが、前条の改正に伴う規定の整備をするものでございます。  続きまして、第2条による改正についてご説明申し上げます。まず、第19条、納期限後に納付し、または納入する税金または納入金に係る延滞金の改正でございますが、法律改正に合わせて項ずれを改めるものでございます。  次に、19ページ、上から4行目になりますが、第20条、年当たりの割合の基礎となる日数の改正でございますが、本条例第52条第4項の削除に伴い、条文上の規定を削除するものでございます。  次に、第23条、市民税の納税義務者等の改正でございますが、収益事業を定義するほか、項ずれを改めるものでございます。  次に、第31条、均等割の税率の改正でございますが、法人税における連結納税の廃止に伴う規定の整理をするものでございます。  次に、第48条、法人の市民税の申告納付の改正でございますが、第1項から第7項は法律改正に合わせて項ずれを改めるものでございます。  第9項は、個別帰属法人税額の廃止に伴い規定を削除するものでございます。  第10項以降は、削除に伴い1項ずつ繰り上がるものでございます。  改正後の第16項は、連結納税の廃止に伴う規定の整理でございます。  次に、20ページ、上から15行目、ちょうど中段になりますけれども、第50条、法人の市民税に係る不足税額の納付の手続の改正でございますが、法律改正に合わせて項ずれを改めるもの及び連結納税の廃止に伴う規定の整理をするものでございます。  次に、第52条、法人の市民税に係る納期限の延長の場合の延滞金の改正でございますが、連結納税の廃止に伴う規定を削除するものでございます。  次に、下から5行目、第94条、たばこ税の課税標準の改正でございますが、軽量な葉巻たばこに係る紙巻きたばこの本数への換算方法について2段階で見直すものでございます。  次に、附則第3条の2、延滞金の割合等の特例の改正でございますが、本条例第52条第4項の削除に伴い条文中の規定を削除するものでございます。  次に、この条例の附則でございますが、第1条はこの条例の施行期日を、第2条は延滞金に関する経過措置を、第3条及び第4条は市民税の経過措置を、第5条及び第6条は市たばこ税の経過措置をそれぞれ定めたものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、説明に代えさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第67号については、総務文教常任委員会に付託いたします。 △議案第68号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第11、議案第68号 安中市地方活力向上地域における固定資産税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  財務部長。 ◎財務部長(町田博幸) 議案第68号 安中市地方活力向上地域における固定資産税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  分冊3の23ページをお願いいたします。まず、提案理由でございますが、地域再生法第17条の6の地方公共団体等を定める省令の一部を改正する省令が令和2年3月31日に公布され、令和2年4月1日から施行されたことに伴い、所要の改正が必要となりましたので、一部改正をお願いするものでございます。  それでは、条例改正の内容につきましてご説明申し上げます。1枚おめくりいただきまして、24ページをお願いいたします。また、説明資料の20ページに新旧対照表を添付してございますので、併せて御覧いただきたいと存じます。  今回の改正につきましては、第2条で規定されている適用期限を2年延長し、令和4年3月31日までとするものでございます。  次に、この条例の附則でございますが、この条例の施行日を定めたものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、説明に代えさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第68号については、総務文教常任委員会に付託いたします。 △議案第69号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第12、議案第69号 字の区域の変更についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(阿部哲也) 議案第69号 字の区域の変更につきましてご説明申し上げます。  分冊3の25ページを御覧いただきたいと存じます。県営松義西部土地改良事業の施行に伴い、区域内の土地の区画、形状を改めました結果、字の区域を変更する必要が生じましたので、地方自治法第260条第1項の規定によりまして、議会のご議決をお願いするものでございます。  また、この字の区域の変更の効力につきましては、地方自治法施行令第179条の規定に基づき、土地改良法の規定による換地処分の公告のあった日の翌日から生じることとなっております。  続きまして、この事業の概要でございますが、29ページを御覧いただきたいと存じます。事業主体は群馬県で、事業面積は52.8ヘクタールでございます。平成24年度に事業着手していて、令和2年度中に改良工事を終了し、換地処分まで行う予定で事業を進めています。この換地処分を行うために、字の区域の変更が必要となるものでございます。  今回の字の変更につきましては、合計26件でございます。字区域の変更の位置につきましては、30ページの変更位置図のとおりで、字の区域の変更箇所や変更後の形状につきましては、31ページの変更概要図でご確認いただきたいと存じます。  変更概要図左上の変更対照表の区域番号と変更概要図中の丸囲みの数字がそれぞれ対応していますので、その位置関係がお分かりいただけます。例えば変更対照表の区域番号①の妙義町大牛字上原の一部が変更概要図中の数字①の箇所において、松井田町行田字越泉に変更となります。また、詳細の地番につきましては26ページから28ページまでの変更調書に記載してございますので、ご確認いただきたいと存じます。  以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第69号については、総務文教常任委員会に付託いたします。  ここで暫時休憩いたします。                                      (午前 9時56分) ○議長(今井敏博議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                      (午前10時20分) △議案第70号~議案第78号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第13、議案第70号 令和元年度安中市一般会計歳入歳出決算認定について、議案第71号 令和元年度安中市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第72号 令和元年度安中市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、議案第73号 令和元年度安中市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第74号 令和元年度安中市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第75号 令和元年度安中市健康増進施設恵み湯事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第76号 令和元年度安中市水道事業会計剰余金処分及び決算認定について、議案第77号 令和元年度安中市病院事業会計決算認定について、議案第78号 令和元年度安中市介護サービス事業会計決算認定について、以上9件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  市長。 ◎市長(茂木英子) それでは、議案第70号から第78号まで、令和元年度安中市一般会計及び5つの特別会計並びに3つの公営企業会計の決算認定9議案につきまして、その内容を一括してご説明いたします。  なお、水道事業会計につきましては、利益の処分についても併せて提案させていただきたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  令和元年度の各会計の予算は、普通交付税の合併特例措置の段階的縮減の影響や義務的経費の高どまりなど、厳しい状況が見込まれましたが、法人市民税や固定資産税等が前年に比べ増収となりました。その結果、一般会計予算につきましては、実質収支8億7,511万円余の黒字を、5つの特別会計では、合わせて3億1,477万円余の黒字を計上することができました。公営企業会計におきましては、水道事業会計が当年度6,387万円余の純利益、病院事業会計が当年度3,922万円余の純損失、介護サービス事業会計が当年度766万円余の純損失となりました。特に病院事業会計につきましては、厳しい経営環境が続いております。医師確保等に努める中で、外来患者は若干増加となりましたが、入院患者は減少しており、さらなる努力をしてまいります。  なお、財政調整基金でございますが、5年ぶりに取り崩すことなく決算を迎えることができました。  以上が各会計の決算概要でございますが、計画した諸事業がおおむね遂行でき、所期の目的を達成することができましたことは、市議会の皆様をはじめ、関係各位のご理解とご協力のたまものと深く感謝を申し上げる次第でございます。  各会計の詳細な決算内容につきましては、それぞれの担当部長が説明いたしますので、よろしくご審議いただき、ご承認賜りますようお願い申し上げまして、説明に代えさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 財務部長。 ◎財務部長(町田博幸) それでは、私からは議案第70号 令和元年度安中市一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を説明させていただきます。  歳入歳出における各款項の決算額及び調定額、事業の執行内容、決算額構成比、予算額に対する執行比、性質別経費の状況等につきましては、既にお手元に配付してございます決算書及び主要な施策の事業調書等に記載してございますので、各款項ごとの説明は省略させていただきまして、歳入歳出決算総額の大要につきましてご説明申し上げます。  それでは、歳入決算額から説明申し上げます。分冊5の事項別明細書58ページ、59ページをお開きいただき、一番下の行、歳入合計を御覧いただきたいと存じます。まず、予算現額でございますが、当初予算が243億4,700万円で、その後、9回の予算補正をお願いし、最終的に1億3,912万6,000円を追加し、平成30年度から繰り越しした路線バス対策事業など10事業の繰越額2億9,777万4,000円を加えた247億8,390万円が最終予算現額でございます。  歳入の基本となる調定額につきましては258億3,474万6,383円、収入済額は240億1,447万4,312円で、収納率は92.95%でございます。前年度の収入済額に対して4億559万4,281円の減となっておりますが、財政調整基金繰入金の減少が主な要因でございます。  また、不納欠損額は2,821万5,576円で、前年度と比べて756万4,035円の増加となっておりますが、地方税法ないしは地方自治法の規定により欠損処理させていただいたものでございます。  調定額から収入済額と不納欠損額を差し引いた残額17億9,205万6,495円が収入未済額でございます。ここから、令和2年度への繰越事業における未収入特定財源である6億1,822万7,000円を差引き、市税等の還付未済金87万5,830円を加えた11億7,470万5,325円が実質的な収入未済額で、令和2年度へ滞納繰越しされるものでございます。滞納繰越し分につきましては、公平負担の観点から適宜収納対策を講じ、その縮減に努めてまいります。  続きまして、歳出決算額につきまして、その対応をご説明申し上げます。事項別明細書236ページ、237ページをお開きいただき、一番下の歳出合計の行を御覧いただきたいと存じます。予算現額は247億8,390万円、支出済額は230億8,356万1,059円で、執行率は93.14%でございます。  令和2年度への繰越額でございますが、繰越明許費が路線バス対策事業など15事業で6億462万3,000円、事故繰越しが小規模農村整備事業など2事業で6,940万2,000円でございます。予算現額から支出済額と翌年度繰越額を差し引いた残額10億2,631万3,941円が不用額で、そのほとんどは効率的な執行により経費の節減、節約に努めたことによるものでございます。  なお、詳細な事業実績につきましては、分冊6の主要な施策の事業調書に記載してございますので、御覧いただきたいと存じます。  次に、歳入歳出差引額につきましてご説明申し上げます。1ページをお願いいたします。歳入総額から歳出総額を差し引いた歳入歳出差引き残額9億3,091万3,253円が形式収支額でございますが、このうち5,579万8,000円につきましては、令和2年度へ繰り越して使用する財源でございますので、実質収支額はこれを差し引いた8億7,511万5,253円でございます。さらに、実質収支額から財政調整基金条例の規定に基づき2分の1を下らない金額でございます4億4,000万円を基金に積立て、その残余4億3,511万5,253円が令和2年度への歳入編入額でございます。  以上が歳入歳出の概要となります。  令和元年度の財政運営に当たりましては、可能な限り財源の捕捉、確保に努めるとともに、臨時、経常を問わず、経費全般にわたってのその削減の徹底を図るなど節度ある財政運営に努めた結果、年度末に新型コロナウイルス感染症の影響が若干ございましたが、年度当初に計画いたしました諸事業は、繰越し措置させていただきました一部事業を除き年度内に完成し、所期の目的をほぼ達成することができました。併せて実質収支につきましても黒字で決算を収束することができました。このことは、ひとえに議員の皆様をはじめ、関係各位のご支援、ご協力のたまものと深く感謝申し上げる次第でございます。  以上、誠に簡単ではございますが、一般会計決算の説明に代えさせていただきます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 市民部長。 ◎市民部長(清水裕之) 議案第71号 令和元年度安中市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  国民健康保険につきましては、平成30年度から県が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や医療費の適正化、効率的な事業の確保等に取り組んでおり、令和元年度においても黒字決算となっております。また、被保険者の減少により、歳入歳出とも決算額は減額している状況でございます。  それでは、内容につきまして歳入からご説明申し上げますので、分冊5の254ページと255ページの歳入合計欄を御覧いただきたいと存じます。予算現額は66億762万1,000円で、これは当初予算65億9,046万9,000円から補正額1,715万2,000円を増額した額でございます。調定額は67億6,656万5,164円でございます。これに対しまして収入済額は65億3,957万7,409円で、収入率は96.65%でございます。  収入全体に占める主な収入とその割合でございますが、240ページと241ページに戻っていただきたいとと存じます。241ページの収入済額を御覧ください。1款国民健康保険税が12億8,594万6,621円で19.66%、3款県支出金が47億2,441万5,359円で72.24%、5款繰入金が4億5,342万8,857円で6.93%でございます。  なお、保険税の収入未済額は1億9,484万3,705円でございますが、引き続き税の収納率向上に努め、収入未済額の減少を図ってまいりたいと存じます。  次に、歳出でございますが、268ページと269ページの歳出合計欄を御覧いただきたいと存じます。予算現額は66億762万1,000円、歳入同様に当初予算から1,715万2,000円を増額補正した額でございます。支出済額は63億1,147万216円で、執行率は95.52%でございます。なお、不用額は2億9,615万784円でございます。  戻っていただきまして、242ページと243ページを御覧いただきたいと存じます。支出全体に占める主な支出と割合でございますが、243ページの支出済額を御覧ください。2款保険給付費が45億7,049万1,049円で72.42%、3款国民健康保険事業費納付金が16億1,754万9,025円で25.63%、5款保健事業費が6,492万7,943円で1.03%という状況でございます。  なお、事業内容につきましては、分冊6の主要な施策の事業調書に記載してございますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  239ページにお戻りいただきたいと存じます。歳入歳出差引き残額は2億2,810万7,193円でございます。そのうち2億円を国民健康保険基金繰入額とさせていただき、2,810万7,193円を翌年度の歳入編入額といたしたいわけでございます。  実質収支に関する調書につきましては、270ページに記載のとおりでございますので、御覧いただきたいと存じます。  以上、誠に簡単ではございますが、国民健康保険特別会計決算の内容につきましてご説明させていただきました。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第72号 令和元年度安中市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  後期高齢者医療制度につきましては、被保険者数の増加に伴い医療費も増加しており、制度の持続性を高めるため、保険料の軽減特例や賦課限度額等の見直しが実施され、また収納率の向上に努めているところでございます。  それでは、内容につきまして歳入からご説明申し上げますので、分冊5の278ページと279ページの歳入合計欄を御覧ください。予算現額は8億815万7,000円で、調定額は8億104万9,992円、これに対する収入済額は7億9,529万6,840円であり、収入率は99.28%でございます。  戻っていただきまして、272ページと273ページを御覧いただきたいと存じます。収入の主なものでございますが、1款保険料が5億8,104万8,911円で73.06%、2款繰入金が2億43万3,754円で25.20%の構成率となっております。なお、収入未済額は保険料の502万8,352円でございます。  次に、歳出についてご説明申し上げますので、282ページと283ページの歳出合計欄を御覧いただきたいと存じます。予算現額8億815万7,000円、支出済額7億9,191万9,093円で、執行率は97.99%でございます。  戻っていただきまして、274ページと275ページを御覧いただきたいと存じます。支出の主なものでございますが、2款後期高齢者医療広域連合納付金が7億8,137万6,565円で、全体の98.67%を占めております。事業内容につきましては、分冊6の主要な施策の事業調書に記載してございますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  271ページにお戻りいただきたいと存じます。歳入歳出差引き残額は337万7,747円でございますが、全額を翌年度の歳入への編入額といたしたいわけでございます。  実質収支に関する調書につきましては、284ページに記載のとおりでございますので、御覧いただきたいと存じます。  以上、誠に簡単な説明でございますが、後期高齢者医療特別会計決算の内容についてご説明させていただきました。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 議案第73号 令和元年度安中市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  介護保険事業では、事業計画を3年ごとに作成しており、令和元年度は第7期介護保険事業計画の2年目になります。高齢者の増加による高齢化率の上昇は、要介護認定者数、認定率共に増加傾向にあり、認知症高齢者についても増加が見込まれております。高齢者が住み慣れた地域で、いつまでも安心して自立した生活を営めるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが切れ目なく提供される地域包括ケアシステムの構築を進めてまいりました。在宅医療・介護の連携の推進、生活支援体制の整備、認知症総合支援事業等の地域支援事業への取組や、介護保険制度の一層の充実のため、きめ細やかな対応とサービスの提供及び適正な給付に努めてきたところでございます。  それでは、歳入歳出決算額からご説明申し上げますので、分冊5の事項別明細書298ページと299ページの歳入合計の欄を御覧いただきたいと存じます。予算現額でございますが、当初予算額の68億2,968万7,000円に5,321万8,000円の増額補正等をいたしまして、68億8,319万7,000円とさせていただいたところでございます。調定額につきましては65億7,754万4,478円で、これに対する収入済額は65億1,323万5,984円であり、収入率は99.02%でございます。  不納欠損額につきましては、介護保険法第200条の規定に基づき912万6,600円を処分させていただいたところでございます。収入未済額につきましては5,518万1,894円でございます。  収入全体に占める主な収入とその割合でございますが、恐れ入りますが、286、287ページに戻っていただきたいと存じます。介護保険料が13億6,853万9,153円で21.01%、国庫支出金が15億2,464万1,617円で23.41%、支払基金交付金が16億5,499万5,650円で25.41%、県支出金が9億486万3,217円で13.89%、繰入金が9億6,860万8,928円で14.87%という状況でございます。  次に、歳出決算額でございますが、314、315ページの歳出合計の欄を御覧いただきたいと存じます。予算現額68億8,319万7,000円につきましては、歳入同様、当初予算額に増額補正等を加えさせていただいたものでございます。支出済額は64億7,218万349円で、執行率は94.03%でございます。翌年度繰越額につきましては、事業の完了が遅れ令和2年度に事業を繰り越したものでございます。予算現額から支出済額、翌年度繰越額を差し引いた残額3億7,741万6,651円が不用額となります。  続きまして、支出全体に占める主な支出とその割合でございますが、288、289ページに戻っていただきたいと存じます。総務費が8,248万7,361円で1.27%、保険給付費が60億7,129万7,166円で93.81%、地域支援事業費が2億3,366万7,161円で3.61%、基金積立金が3,396万7,224円で0.52%、諸支出金が5,076万1,437円で0.78%という状況でございます。  なお、事業実績につきましては、分冊6の主要な施策の事業調書103ページから107ページにお示しのとおりでございますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  次に、戻っていただきまして、285ページを御覧いただきたいと存じます。歳入歳出差引き残額につきましては4,105万5,635円でございます。この全額を翌年度の歳入編入額といたしたいものでございます。  なお、令和元年度の事業確定により、国庫支出金と社会保険診療報酬支払基金に2,135万6,000円の償還金が生じる見込みとなっております。  実質収支に関する調書につきましては、316ページに記載のとおりでございますので、ご高覧いただきたいと存じます。  以上、誠に簡単ではございますが、決算の内容説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(大塚清隆) 議案第74号 令和元年度安中市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につきましてご説明申し上げます。  本市の下水道は、群馬県利根川上流流域下水道の県央処理区に属しており、計画的に整備を進めているところであります。令和元年度末での供用開始面積は、551.25ヘクタールとなっております。令和元年度の工事概要といたしましては、国道18号の磯部温泉入り口交差点から西側で、国道を挟んだ南北の郷原地区において管渠を1,503.2メーター整備いたしました。また、地域住民の皆様にご理解いただきまして、令和元年度末での下水道への接続状況は、件数といたしまして4,843件、水洗化人口は1万5,054人、供用開始区域内における水洗化率といたしまして69.33%となっております。  各事業の内容につきましては、令和元年度決算に係る主要な施策の成果のとおりでございますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  なお、下水道事業は令和2年4月1日より公営企業会計に移行しておりますので、令和元年度の下水道事業特別会計歳入歳出決算につきましては、令和2年3月31日をもって打切りでの決算となっております。このことから、歳入においては3月末納期の期限の下水道使用料が計上されていなかったり、歳出においては3月分の電気料等各種支払いがなされていなかったりすることから、収納率や執行率が低くなっておりますが、公営企業会計に移行する際の決められた会計手続によるものでございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  それでは、内容につきましてご説明申し上げます。まず歳入でございますが、分冊5の歳入歳出決算事項別明細書324ページ、325ページの末尾行、歳入合計欄を御覧いただきたいと存じます。予算現額でございますが、当初予算では9億7,116万円でございますが、4,613万円の減額補正をいたしまして9億2,503万円とさせていただきました。調定額につきましては9億5,411万8,026円で、収入済額は9億3,293万3,086円で、調定額に対する収入率は97.78%でございます。  不納欠損額は、地方自治法第236条の規定に基づき、使用料64万5,190円を時効の成立により処理させていただきました。また、調定額から収入済額と不納欠損額を差し引きました収入未済額は2,053万9,750円で、下水道使用料でございます。  次に、歳出でございますが、330ページ、331ページの末尾行、歳出合計欄を御覧いただきたいと存じます。予算現額の計9億2,503万円は、当初予算額に歳入と同様に減額補正をさせていただいたものでございます。支出済額は8億9,070万3,022円で、執行率は96.29%でございます。予算現額から支出済額を差し引いた3,432万6,978円が不用額でございます。  戻っていただきまして、317ページを御覧いただきたいと存じます。歳入歳出差引き残額は4,223万64円でございます。この額を企業会計への引継金として企業会計移行時の現金預金とするものでございます。  なお、実質収支に関する調書につきましては、332ページ記載のとおりでございますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  以上、誠に簡単ではございますが、決算の概要説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 議案第75号 令和元年度安中市健康増進施設恵み湯事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  恵みの湯につきましては、平成13年7月の開館以来、これまで市民の皆様や地元関係者のご支援、ご協力はもとより、多くの方々にご利用いただいております。令和元年度の入館者の状況につきましては、19万6,414人とほぼ20万人に近いご利用をいただきました。令和2年度から指定管理者制度へ移行となりましたが、新型コロナウイルス感染症対策とともに、施設設備の老朽化にも対応した必要な修繕を行いながら、運営に努力しているところでございます。  それでは、歳入決算額からご説明申し上げますので、分冊5の事項別明細書338ページから339ページの歳入合計の欄を御覧いただきたいと存じます。予算現額でございますが、当初予算額1億8,969万円につきまして366万3,000円の増額補正を行いまして、1億9,335万3,000円とさせていただいたところでございます。調定額は1億8,397万1,739円で、収入済額についても同額でございます。  歳入における主な収入とその割合でございますが、利用料が9,509万6,567円で51.69%、一般会計繰入金が4,287万492円で23.30%、繰越金につきましては301万149円で1.64%、諸収入につきましては雑入の食堂、売店、自動販売機等の売上代金が主なもので、4,299万4,531円で23.37%でございます。なお、予算現額に対します収入済額の比率は95.15%でございます。  次に、歳出決算額でございますが、342ページから343ページの歳出合計の欄を御覧いただきたいと存じます。予算現額でございますが、当初予算額1億8,969万円につきまして366万3,000円の増額補正を行いまして、1億9,335万3,000円とさせていただいたところでございます。支出済額は1億8,397万1,739円でございまして、執行率につきましては95.15%でございます。  続きまして、歳出における主な支出とその割合でございますが、戻っていただきまして340ページから341ページをお開きいただきたいと存じます。まず、1目の一般管理費が8,466万6,379円で46.02%、めくっていただきまして342ページから343ページの2目の入浴施設管理運営費が5,548万3,741円で30.16%、3目食堂・売店運営費が4,382万1,619円で23.82%でございます。なお、予算現額から支出済額を差し引きました不用額につきましては、938万1,261円となっております。  以上の結果、333ページに記載のとおり、歳入歳出差引額はゼロ円でございます。  なお、実質収支に関する調書につきましては、344ページに記載のとおりでございますので、ご高覧いただきたいと存じます。  以上、誠に簡単ではございますが、決算の内容説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(大塚清隆) 議案第76号 令和元年度安中市水道事業会計剰余金処分及び決算認定につきましてご説明申し上げます。  初めに、概況でございます。分冊5の358ページを御覧いただきたいと存じます。令和元年度におきましては、水道事業ビジョンの基本理念で掲げた「安全・安心・未来へつなげる水道」を目標として、様々な事業を実施いたしました。  まずア、安全で安心できる水の供給といたしまして、水道水の環境保全の面から、人見配水池ほか配水池の点検、清掃、調査を実施いたしました。  次に、イ、災害に強い水道の構築といたしまして、これまでも行ってまいりました老朽管更新事業や碓氷川以南配水系統増強事業など、ハード面の整備事業を実施いたしました。また、久保井戸浄水場の改修計画を策定するための検討委員会を立ち上げ、検討を進めております。  次に、ウ、安定した運営体制の確保といたしまして、健全な事業経営の面から、新設したポンプ場に省エネルギー効果の高いポンプ設備を導入したこと、またサービスの向上に資するため水道事業のホームページをリニューアルいたしました。  なお、360ページから362ページに重要契約の要旨といたしまして、工事契約に関する実績を記載しておりますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  次に、給水状況でございますが、給水戸数2万5,854戸、給水人口は5万6,705人、総給水量は798万4,365立方メートルでございました。  なお、事業収支状況につきましては、決算報告書により説明させていただきます。  それでは、戻っていただきまして、346ページ、347ページの水道事業決算報告書を御覧いただきたいと存じます。この報告書は、予算に対する実績を各区分に従いお示ししたもので、数値は消費税込みの金額となっております。  まず、収益的収入及び支出でございますが、収入につきましては、第1款水道事業収益が当初予算額13億4,003万5,000円で2,201万5,000円を減額補正いたしまして、予算額合計を13億1,802万円とさせていただきました。これに対する決算額は13億1,427万4,576円で、予算額に対する執行率は99.72%で、予算額に比べ決算額の増減は374万5,424円の減額でございます。  次に、支出でございますが、第1款水道事業費用でございますが、当初予算額12億7,838万6,000円で76万2,000円を減額補正いたしまして、予算額合計を12億7,762万4,000円とさせていただきました。これに対する決算額は12億2,515万6,174円で、予算額に対する執行率は95.89%、地方公営企業法第26条第2項の規定による翌年度への繰越額88万円がありますので、不用額は5,158万7,826円でございます。  次に、資本的収入及び支出でございますが、次ページの348ページ、349ページを御覧いただきたいと存じます。収入につきましては、第1款資本的収入でございますが、当初予算額1億7,042万3,000円で、3,142万7,000円を減額補正いたしまして、地方公営企業法第26条の規定による繰越額に係る財源充当額355万1,100円を加えた2億540万1,100円が予算額合計となります。これに対する決算額は1億7,989万8,788円で、予算額に対する執行率は87.58%、予算額に比べ決算額の増減は2,550万2,312円の減額でございます。  次に、支出でございますが、第1款資本的支出でございますが、当初予算額10億6,302万9,000円で3億1,287万2,000円を減額補正いたしまして、地方公営企業法第26条の規定による繰越額478万4,400円を加えた7億5,494万1,400円が予算額合計額となります。これに対する決算額は6億7,073万8,284円で、予算額に対する執行率は88.85%でございます。地方公営企業法第26条の規定による翌年度繰越額5,665万円がございますので、不用額は2,755万3,116円でございます。  なお、資本的収支の不足額4億9,083万9,496円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,461万9,775円、当年度分損益勘定留保資金4億3,277万7,498円及び建設改良積立金3,344万2,223円で補填させていただき、収支の均衡を図ったところでございます。  以上が決算報告書の内容でございます。  次に、令和元年度の水道事業損益計算書でございますが、1枚おめくりいただき350ページを御覧いただきたいと存じます。この損益計算書は、令和元年度中の水道事業の経営成績を明らかにするため、年度中に得た全ての収入と、これに対応する全ての費用を記載したものでございます。なお、損益計算書以降の数値は工事に関する事項を除き、消費税抜きの金額となっております。その結果、下から4行目の当年度純利益は6,387万8,157円を計上することができました。詳細な事業実績につきましては、収益費用明細書並びに資本的収入及び支出明細書を364ページから368ページに記載しておりますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  なお、資産の状況につきましては貸借対照表を356ページ、357ページに、また資金の状況につきましてはキャッシュ・フロー計算書を363ページに記載してありますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  続きまして、354ページを御覧いただきたいと存じます。令和元年度安中市水道事業剰余金処分計算書(案)につきましてご説明申し上げます。剰余金処分につきましては、当年度未処理分利益剰余金4億3,874万6,075円のうち6,000万円を建設改良積立金に、3,344万2,223円を組入資本金に処分することを地方公営企業法第32条第2項の規定に基づきまして、議会のご議決をお願いするものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、水道事業会計剰余金処分及び決算の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 公立碓氷病院事務部長。 ◎公立碓氷病院事務部長(藤巻正勝) 議案第77号 令和元年度安中市病院事業会計決算認定につきましてご説明申し上げます。  本年度につきましては、令和元年9月26日、厚生労働省から再編統合の必要性について特に議論が必要な公立・公的医療機関が公表され、群馬県内では当院を含む4つの病院が名指しされました。これにより、高崎・安中二次医療圏の地域医療構想調整会議の承認を得た上で、当院の改革の方向性を決定することが義務づけられたところでございます。このような中で、公立碓氷病院新改革プランの3年目として、プランに基づき地域包括ケア病棟の入院基本料の類上げやリハビリテーションの集中実施による平均在院日数の伸長等の経営改善策を実施してまいりました。  初めに、令和元年度の業務量でございますが、決算書の391ページを御覧ください。入院患者延べ人数は3万2,117人、1日平均87.8人で、前年度に比べ5.5人の減、率にしまして5.7%の減となっております。また、一般病床、療養病床を合わせた病床利用率は44.1%でございます。なお、厚生局への一般病棟病床届出数は99床となっており、診療報酬請求から見た一般病棟の病床利用率は58.4%となっております。  一方、外来患者延べ人数は5万2,105人、1日平均217人となり、前年度に比べ13人、率にしまして4.7%の増となっております。詳細につきましては、決算書388ページ以降の事業実績報告書をご高覧いただきたいと存じます。  それでは、内容につきましてご説明申し上げます。この決算書では、376ページから379ページの決算報告書数値は消費税込みの金額でございますが、380ページ、損益計算書以降の数値は消費税抜きの金額となっております。  376ページと377ページを御覧いただきたいと存じます。収益的収入決算額26億1,927万4,189円に対しまして、収益的支出決算額26億5,331万5,035円で、収益的収支は3,404万846円の赤字となりました。  次に、資本的収支でございますが、378ページと379ページを御覧いただきたいと存じます。収入決算額1億3,858万6,685円に対し、支出決算額2億4,960万1,336円で、資本的収支の収入不足額1億1,101万4,651円につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補填いたしました。  続きまして、380ページを御覧いただきたいと存じます。令和元年度病院事業損益計算書につきましてご説明申し上げます。損益計算書は、経営成績を明らかにするため、事業期間中に得た全ての収支を記載し、最終的な純損益を計算表示した報告書です。当年度純損失は3,922万4,165円となりました。これに前年度繰越欠損金14億208万4,177円を加え、当年度未処理欠損金は14億4,130万8,342円となりました。  なお、資産の状況につきましては、386ページ、387ページの病院事業貸借対照表を御覧いただきたいと存じます。また、資金の出入り状況を明示したキャッシュ・フロー計算書につきましては、397ページを御覧いただきたいと存じます。  以上が安中市病院事業会計決算の概要でございますが、地域医療構想調整会議等のご意見を踏まえながら、抜本的改革に取り組んでまいりますので、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第78号 令和元年度安中市介護サービス事業会計決算認定につきましてご説明申し上げます。病気や障害を持った方が、在宅において可能な限り自立した療養生活を維持できるよう、介護支援専門員により居宅サービス計画を作成し、また住み慣れた地域や家庭で快適な生活が送れるよう、関係機関と連携を図りながら訪問看護サービスを提供するなど、利用者を支援してまいりました。  本年度業務量でございますが、421ページ、422ページを御覧ください。訪問看護事業では、延べ利用者数2,917人、1日平均12.2人となりました。延べ利用者数は、前年度に比べ396人、率にしまして12%の減となりました。  居宅介護支援事業におきましては、介護予防を含めた計画作成延べ件数が678件、訪問調査件数51件となっております。昨年度に比べ計画作成件数27件の減、訪問調査件数は5件の減となりました。  次に、408ページと409ページを御覧いただきたいと存じます。収益的収入決算額につきましては、消費税込みで3,928万8,470円、収益的支出決算額4,695万1,454円で、収支差引き766万2,984円の純損失となりました。これに412ページの損益計算書のとおり、前年度繰越欠損金2,240万7,203円を加え、当年度未処理欠損金は3,007万187円となりました。  次に、資本的収支でございますが、410ページと411ページを御覧いただきたいと存じます。支出決算額80万9,808円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。  なお、資産の状況につきましては、418ページ、419ページの貸借対照表を御覧いただきたいと存じます。また、キャッシュ・フロー計算書につきましては、424ページを御覧いただきたいと存じます。  以上、誠に簡単ではございますが、介護サービス事業決算の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  次に、監査委員から決算審査意見書の報告を求めます。  監査委員の登壇を願います。  田島龍一代表監査委員。               〔監査委員 田島龍一登壇〕 ◎監査委員(田島龍一) 令和元年度安中市各会計の決算審査等の結果につきまして、その概要をご報告いたします。お手元の分冊8番の審査意見書が配付されておりますので、要点のみ報告とさせていただきます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。  会計審査につきましては、3つの区分で実施しています。まず第1は、地方自治法に基づく一般会計、特別会計、2つ目は地方公営企業会計に基づく水道、病院、介護支援事業、それから3つ目としまして財政健全化に関する法律による健全化判断比率の3つの項目になります。それでは、それぞれ順番に審査の結果を報告させていただきたいと思います。  最初に、令和元年度安中市一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況の審査結果につきましてご報告いたします。地方自治法の規定に基づき、市長から審査に付された各会計歳入歳出決算書、事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び基金運用状況調書は、いずれの会計についても計数、内容ともに正確であり、予算執行についても適正であると認められました。また、基金の運用についても適正であると認められました。  概要につきまして、初めに一般会計及び特別会計を合わせた決算状況について簡単に気づいたところを述べたいと思います。お手元の資料の4ページを参照していただきたいと思います。表の1のところに記載がありますけれども、歳入はそこのBの歳入決算のところ、前年度に比べ0.90%減の389億7,949万円、歳出は前年度に比べまして1.36%減の377億3,381万円となりました。歳入から歳出を差し引きました形式収支ですが、12億4,568万円、形式収支から翌年度へ繰り越すべき財源5,580万円を差し引いた実質収支は11億8,988万円の黒字となっています。また、当年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は1億6,501万円の黒字となっています。歳入及び歳出、両方とも減になっていますが、結果的には非常に安定した運営が行われたと判断できます。  次に、一般会計の決算の状況ですけれども、5ページの表の3に比較表がありますので、それを御覧いただきたいと思います。歳入につきましては前年度に比べて1.66%減の240億1,448万円、歳出は前年度に比べ2.06%減の230億8,356万円となりました。前のページの4ページの表2のところの一般会計の欄を御覧いただきたいと思うのですが、一般会計のところの歳入から歳出を差し引いた形式収支は9億3,091万円、形式収支から翌年度へ繰り越すべき財源5,580万円を差し引いた実質収支は8億7,511万円の黒字となっています。  次に、歳入の前年度比較をちょっと見たいと思いますので、10ページを開けていただきたいと思います。10ページの表の13、前年度と比較しまして主に市税、これ大きいですけれども、それから地方交付税、県支出金が前年度に比べ増加しております。それから、減少したものとしますと国庫支出金、繰入金、市債が減少しています。先ほどのご説明でも繰入金、財政基金から繰入れをしないで済んだということのご説明がありましたけれども、市債のほうも前年度よりも減少しているということになっています。それから、自主財源比率は52.48%となって、前年度に比べて0.69ポイント上昇しています。  歳入の関係で一つ注意していただきたいと思いますので、前の9ページをちょっと御覧いただきたいと思います。9ページの表の11のところですが、収入未済額が元年度では17億9,205万円、その中から国庫支出金等を除く収入未済額は11億7,383万円というご説明がありました。それから、その隣にある不納欠損額、これが前年度と比べまして756万円増加して2,822万円ということになっています。その主なものは、市税が一番多いと思いますので、そこをちょっと見たいと思います。11ページを御覧いただきたいと思います。11ページの表の14、そこのところで市税のところがありますが、元年度のところを見ていただきますと不納欠損金額が2,572万円、それから収入未済額が4億7,260万円という金額になっています。この年度は、市税の収入率が向上しております。これまでの徴収対策の成果と思われますけれども、依然として多額な収入未済がある状況ではありますので、税負担の公平性と歳入確保の観点から、引き続き収入未済額の圧縮を図るように要望いたします。  また、税外収入の未収金についても庁内関係課と連携の強化など、効果的、効率的な取組の推進を要望いたします。  次に、歳出についてちょっと見たいと思います。9ページをご参照いただきたいと思います。9ページの表の12の歳出の部分、予算執行率は93.14%で前年度に比べて1.06ポイント低くなっています。それから、上の表の11の2つ目のところですけれども、予算の執行残額から翌年度繰越額の6億7,402万円を差し引いた10億2,631万円が不用額となっています。この不用額は、予算執行に努めて、それから節約をしたという説明が先ほどありましたので、内容的にはよろしいかと思います。  次に、22ページで前年度とちょっと支出の比較を御覧いただきたいと思います。歳出の前年度との比較を見ますと、民生費、それから土木費が前年度に比べて増加しています。それから、衛生費、農林水産業費が減少しております。それから、12番の公債費、いわゆる市債ですけれども、市債の状況ですけれども、償還額の元本28億9,176万円と利子の1億1,931万円を合わせた30億1,105万円がここに計上されております。これは、歳出決算額の13.04%ということで、右の円グラフを見ていただきますと、左の上のほうにイメージが分かると思います。13.04%、かなりの大きな割合を占めているという状況です。ただ、市債残高は減っております。それを確認するという意味で、7ページを御覧いただきたいと思います。7ページの表の6、一番上、前年度は247億円でしたけれども、元年度の借入額は13億1,400万円にとどまっておりますので、先ほどの元年度償還額28億9,100万円を差し引いて、元年度末の現在高232億1,300万円という形になっています。そういう意味では、市債の残高も今期については減っているという状況が分かります。  今後も市税収入など、自主財源の確保というのは厳しい状況が予想されると思われます。一方で、社会福祉関連経費の増加とか社会資本の老朽化対策など、様々な政策課題がある中、市民の負託に応える市政運営を図っていくためには、経費の節減、事業の選択と集中による財源の適切な配分など、中長期的な視点から見た持続可能な財政運営を引き続き努めていただきたいと思います。  次に、特別会計の決算状況について気づいたこと、それから報告をさせていただきます。特別会計の決算については、一般会計から繰入金に頼っている部分はあるのですが、それぞれの設置目的に沿って適切に執行されているというふうに判断させていただいております。  まず、国民健康保険特別会計ですけれども、資料ですと31ページ辺りをご参照いただきたいと思います。国民健康保険特別会計は、国保制度改革による運営2年目となっています。前年度に比べ歳入歳出ともに減少した中で、一般会計からの繰入金は2,429万円減少して4億5,343万円となっています。昨年度に引き続いて黒字決算となって、国民健康保険基金へ2億円積み立てたというご説明が先ほどありました。  先ほどのご説明にもありましたけれども、収入未済額もありますので、その辺のところの解消の努力をお願いしたいと思います。  それから、後期高齢者医療特別会計、これが34ページ以降になりますけれども、介護保険特別会計はその後、前年度に比べ歳入歳出ともに増加し、一般会計からの繰入金は後期高齢者医療特別会計では1,587万円減少して2億43万円、介護保険特別会計では5,261万円増加して8億8,709万円となっています。それぞれ事業費の支出の増加が続いているということになります。  次に、下水道事業特別会計、38ページ以降をご参照いただきたいと思います。下水道事業特別会計は前年度に比べ歳入歳出ともに減少し、一般会計からの繰入金は3,077万円増加して5億1,077万円になっています。市債の発行額が前年度に比べ4,890万円減少しております。1億7,110万円で、元利償還額は764万円減少して4億2,936万円で、市債残高は53億9,505万円となっています。  この事業は、多額な資本投資が必要な事業ですので、また持続的なサービス提供のために、事業経営に当たって下水道未設置世帯への接続促進を図ることによって下水道使用料を確保するなど、財政基盤の強化に努めるよう要望いたします。  なお、先ほどもご説明ありましたけれども、今年度から下水道事業は公営企業会計のほうに移っております。  次に、健康増進施設恵みの湯事業特別会計、41ページ以降をご参照いただきたいと思います。前年度に比べて歳入は微減、それから歳出は増加した中で、一般会計からの繰入金は213万円減少して4,287万円となっています。繰入金の中には、高齢者割引制度への対応も含まれているというふうにお聞きしております。  今年度から指定管理者制度に移行しましたけれども、設置をするのは安中市ということですので、設置者として業務内容等について指導に努めていただきたいと存じます。  特別会計の収入については、国民健康保険税をはじめとして多額の収入未済や不納欠損があるということがありますので、積極的な収納対策に取り組み、収入未済額の圧縮を図るよう要望いたします。  続きまして、公営企業会計について審査結果をご報告申し上げます。令和元年度安中市水道事業の会計決算、それから安中市病院事業会計決算及び安中市介護サービス事業会計決算の審査結果についてご報告いたします。  地方公営企業法の規定に基づき、市長から審査に付された各事業決算報告書、損益計算書、事業剰余金(欠損金)計算書、事業剰余金(欠損金処分・処理)計算書、貸借対照表及び附属書類は、いずれの事業についても計数、内容ともに正確で、事業の経営成績及び財政状態を適正に表示しているものと認められました。また、各事業の経営は、法令に定められた基本原則に基づき適切に運営されているものと認められました。  それでは、具体的にちょっと傾向等を見たいと思います。まず、水道事業会計の決算の状況ですが、お手元の資料の49ページを御覧いただきたいと思います。先ほどもご説明がありましたけれども、年度比較で49ページの真ん中に表があります。給水人口、それから給水量ともに減少傾向にあるということがグラフで分かるかと思います。  今後の経営環境について、水道事業そのものは災害時におけるライフラインの機能の向上やインフラの老朽化に伴う更新費用の増大などが想定され、厳しい状況が続くと考えられます。こうしたことから、計画的に改良、更新を進めるとともに、適切な補修、維持管理が求められます。給水人口減少に伴う資産規模の適正化など、中長期的な視点に立った管理運営を通じ、さらなる経営改善に努めるよう要望いたします。  次に、病院事業会計の決算状況につきまして、73ページを御覧いただきたいと思います。先ほど入院患者延べ数等々のご説明がありましたので、数字は省略いたしますけれども、73ページのグラフを見ていただきますと、入院患者数の推移がこういうふうにだんだんと減少しているという状況です。ただ、外来患者数は少し回復をしているという状況になっています。  経営成績につきましては、78ページの表をご参照ください。下から3分の1ぐらいのところのCの医業損益ですが、医業収支は6億8,715万円の医業損失を計上していますけれども、これは前年度に比べ0.77%縮小しています。  診療体制の縮小などによる患者数の減少が、病院経営を圧迫する要因になっているものと思われます。市民に信頼される、満足される質の高い医療を継続的かつ安定的に提供し、患者志向の経営に努めるとともに経営の健全化を確保するため、引き続き将来を見据えた経営の在り方について検討することを要望いたします。  次に、介護サービス事業会計の決算の状況ですが、86ページ以降をご参照ください。訪問看護事業では利用者数は前年度に比べて396人減の2,917人、それから居宅介護支援事業については利用件数は前年度に比べ32件減の729件となっています。  高齢化が進行する中で、介護サービス事業に対する要望そのものは高まっていると思います。ただ、公営企業として運営していく以上、独立採算による経営が原則であるので、繰入額が多額にならないよう効率的な運営に努めるよう要望いたします。  最後に、令和元年度安中市健全化判断比率等の審査結果につきましてご報告いたします。地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき、市長から審査に付されました健全化、ページ数は97ページ以降になります。健全化判断比率、それから資金不足比率及びこれらの基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。審査した健全化判断比率及び資金不足比率は、法令に定める早期健全化及び経営健全化の対象となる基準額を下回っています。また、実質赤字比率、連結赤字比率及び資金不足比率は、赤字額及び資金不足が生じておらず、財政の基礎的な健全性が保たれていることを示しています。  以上が令和元年度安中市各会計の決算審査等の結果の概要でございます。詳細につきましては、審査意見書を御覧いただきたいと思います。厳しい財政状況が続くと予想されますが、限りある経営資源を最適に活用して、第2次安中市総合計画の目標、目的が達せられるよう行財政運営に努めることを要望いたしまして、ご報告とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(今井敏博議員) これをもって監査報告を終わります。  これより質疑を行います。  まず、議案第70号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって議案第70号の質疑を終結いたします。  次に、議案第71号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって議案第71号の質疑を終結いたします。  次に、議案第72号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって議案第72号の質疑を終結いたします。  次に、議案第73号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって議案第73号の質疑を終結いたします。  次に、議案第74号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって議案第74号の質疑を終結いたします。  次に、議案第75号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって議案第75号の質疑を終結いたします。  次に、議案第76号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって議案第76号の質疑を終結いたします。  次に、議案第77号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって議案第77号の質疑を終結いたします。  次に、議案第78号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって議案第78号の質疑を終結いたします。 △決算審査特別委員会の設置、委員会付託
    ○議長(今井敏博議員) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第70号から議案第78号までの9議案については、議長及び監査委員を除く議員全員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) ご異議なしと認めます。  よって、本件については、議長及び監査委員を除く議員全員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 △決算審査特別委員会委員の選任 ○議長(今井敏博議員) お諮りいたします。  ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長及び監査委員を除く議員全員を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしましたとおり、議長及び監査委員を除く議員全員を決算審査特別委員会委員に選任することに決しました。 △議案第79号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第14、議案第79号 令和2年度安中市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  財務部長。 ◎財務部長(町田博幸) 議案第79号 令和2年度安中市一般会計補正予算(第6号)につきましてご説明申し上げます。  分冊9の1ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、一般会計に属する事務事業の一部につきまして、新型コロナウイルス感染症対策や事務量の変更等が生じたため、予算補正をお願いするものでございます。  まず、第1条の予算規模でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億6,427万3,000円を追加いたしまして、予算の総額を315億1,810万4,000円とするものでございます。補正予算の款項の区分、当該区分ごとの金額は、第1表、歳入歳出予算補正のとおりでございます。  第2条、地方債の補正は、追加が1件でございます。  それでは、補正予算の内容につきまして、事項別明細書により歳出からご説明申し上げます。10ページをお開きください。2款1項6目企画費でございますが、新型コロナの感染拡大を防ぐ新しい生活様式に対応するため、ウェブ会議システム導入に要する経費といたしまして103万6,000円を追加するものでございます。  次に、2項2目賦課徴収費でございますが、介護保険料においてキャッシュレス決済を導入するに当たり、収納システムの改修が必要となることから363万円を追加するものでございます。  次に、3款1項6目介護保険費及び2項目下の11目後期高齢者医療費でございますが、特別会計の予算補正に伴う繰出金の追加でございます。なお、いずれの特別会計におきましても、新型コロナ対策といたしまして保険料のキャッシュレス決済を導入するものでございます。  10目健康増進施設費でございますが、新型コロナの影響で恵みの湯が休館したことに伴う関連経費の追加または減額で、合わせて1,198万9,000円を追加するものでございます。  次に、2項1目児童福祉総務費でございますが、過年度分の国県支出金返還金といたしまして5,572万5,000円を追加するものでございます。  3目民間保育所費でございますが、まず18節のうち1行目の保育所等整備事業費補助金につきましては、国の補助基準額の増額に伴う追加でございます。4行目の子育て環境づくり推進補助金につきましては、県の交付決定に基づく追加でございます。その他の補助金につきましては、国の1次補正及び2次補正に伴い新型コロナ対策として追加するものでございます。合わせて2,791万5,000円を追加するものでございます。  4目保育所費及び12ページの5目学童クラブ費でございますが、国の1次補正及び2次補正に伴い新型コロナ対策に要する経費を追加するものでございます。  次に、3項2目扶助費でございますが、制度改正に伴う生活保護システムの改修経費といたしまして66万円を追加するものでございます。  次に、4款1項2目予防費でございますが、定期予防接種事業につきましては、ロタウイルスワクチンの定期接種化に伴い345万円を追加するものでございます。任意予防接種事業につきましては、中学3年生及び高校3年生の年齢相当者を対象に、インフルエンザの予防接種を実施するための経費といたしまして195万7,000円を追加するものでございます。  4目環境衛生費でございますが、オリジナルエコバッグの作製に要する経費といたしまして825万円を追加するものでございます。  次に、6款1項4目畜産業費でございますが、豚熱予防対策といたしまして105万円を追加するものでございます。  14ページをお願いいたします。2項2目林業振興費でございますが、県の補助対象事業に対する要望が追加されたことに伴い181万5,000円を追加するものでございます。  次に、7款1項2目商工業振興費でございますが、小口資金の代位弁済に係る損失補償金といたしまして214万5,000円を追加するものでございます。  次に、10款1項2目事務局費でございます。まず、事務局運営事業でございますが、スクールソーシャルワーカーの1名増員に伴う経費といたしまして51万3,000円を追加するものでございます。  次に、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業及び公立学校情報機器整備事業でございますが、国が進めるGIGAスクール構想に基づきネットワーク環境や端末等を整備するものでございます。公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業につきましては2億2,563万1,000円を、公立学校情報機器整備事業につきましては3億6,725万9,000円をそれぞれ追加するものでございます。  次に、2項2目教育振興費でございますが、新型コロナの影響により宿泊を伴う修学旅行を中止せざるを得なくなった場合のキャンセル料の補助といたしまして139万円を追加するものでございます。こちらは小学校分でございます。  16ページをお願いいたします。3項2目教育振興費でございますが、小学校と同様に中学校分のキャンセル料の補助といたしまして287万7,000円を追加するものでございます。  次に、5項3目図書館費でございますが、新型コロナ対策といたしまして、安中市図書館、松井田図書館それぞれに図書消毒器を設置する経費といたしまして264万円を追加するものでございます。  次に、6項3目給食管理費でございますが、新型コロナ対策といたしまして、給食費のキャッシュレス決済を導入するためのシステム改修費といたしまして105万6,000円を追加するものでございます。  歳出につきましては以上でございます。  続きまして、歳入につきましてご説明申し上げます。8ページにお戻りください。8ページから9ページにございます15款国庫支出金、16款県支出金及び22款市債につきましては、歳出のそれぞれの事業に対する特定財源で、所定の補助率や充当率に基づきまして予算補正するものでございます。  20款1項1目繰越金でございますが、歳入歳出の差引き調整により1億2,001万6,000円を追加するものでございます。  次に、5ページをお開きください。第2表、地方債補正でございますが、今回の予算補正に係る起債の目的、限度額などについて、記載のとおり定めるものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、説明に代えさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願いいたします。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。  佐藤貴雄議員。 ◆8番(佐藤貴雄議員) 佐藤です。1点だけお願いします。  13ページの4款1項2目任意予防接種事業、中学3年生、高校3年生のインフルエンザ予防接種ですけれども、これ187万7,000円の委託料というのは大体何人分のものを予定しているのかということ。それから、接種場所というのは医療機関において接種するということなのか、お聞かせください。 ○議長(今井敏博議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 佐藤議員のご質問に答弁申し上げます。  現在その対象人数でございますが、中3及び高3の年齢の方ということでございますが、中3の方が460人、高3の方は490人が想定されているところでございます。それに接種率等を勘案した予算額というような状況でございます。  なお、接種場所でございますが、インフルエンザ予防接種の実施に当たりましては、市医師会との集合契約によりまして市内26医療機関での実施ということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(今井敏博議員) 佐藤貴雄議員。 ◆8番(佐藤貴雄議員) こちらの予防接種に関して報道がありましてから、市民の中から、ほかの患者さんと接触しないような接種場所というのができないのかどうかという問合せがありました。当然今コロナの影響で、あまり医療機関にはできれば行きたくないというふうな市民の考え方もあります。接種場所、あるいは接種時間、そういったものをもし検討できるのであれば、そういったことを医師会にお願いすることは可能なのかどうか。また、先ほどの人数ですけれども、接種率ということがありましたけれども、とすると接種率というのはどのぐらいなのか、もし分かるようであればお知らせください。 ○議長(今井敏博議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 佐藤議員の2回目の質問に答弁申し上げます。  最初に、まず医療機関の関係でございますが、市内の医師会の所属26医療機関での実施ということでございますが、医療機関によりましては予約制や、一般外来患者と分けた接種場所を確保するなどの状況もあるとのお話も伺っております。主にかかりつけ医等とご相談いただきながら、接種をお考えいただきたいというふうに考えております。  それと、接種率おおむね50%程度が見込まれております。それから、本制度につきましては、ちょうど受験や就職に絡む大事な時期にかかるわけでございます。この補正予算の対応につきましては、ご家庭への支援とともに未来への応援につながる事業というふうにも考えておりますので、ぜひともご利用いただけるようにというふうに考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(今井敏博議員) 佐藤貴雄議員。 ◆8番(佐藤貴雄議員) ありがとうございます。確かに未来への子供たちを応援するという意味では、非常にいい施策かなというふうに思います。  一応これ対象は市内在住の中高生ということで、当然市外あるいは私立に通っている中高生も対象にはなると思いますけれども、大体接種率が50%ということは、では50%を超えた場合はきちんと補正をしていくのか、それからまた今後補助対象を拡大していく予定はあるのか。例えば福祉的な意味で、多子世帯に対して補助対象を拡大していくとか、そういったものを最後にお聞きします。 ○議長(今井敏博議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 佐藤議員の3回目の質問に答弁申し上げます。  予算の範囲内かどうかというところかと思いますが、まずはこの見込みの中で進めさせていただきたいと思います。また、その接種状況によりましては、また検討させていただきながら、その予算の措置については対応させていただきたいと存じます。  なお、対象の拡大につきましては、現状では中学3年、高校3年ということでございます。また、その接種の進み具合にも応じまして、今後の可能性につきましては検討させていただきたいと。また、高齢者等の接種も今進んでいる中でございますので、ご利用いただく中で大いに接種率が上がることを期待しているところでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(今井敏博議員) 小川剛議員。 ◆15番(小川剛議員) 15番、小川でございます。何点か質問させていただきます。  まず1点目は、14ページの10款教育費、事務局運営事業ということで51万3,000円と、先ほどスクールソーシャルワーカーの増員とお聞きしました。この年度途中での増員についての理由をお聞きしたいと思います。  あともう一点、その下のGIGAスクールサポーター配置事業ということで131万8,000円の予算がついているのですけれども、このサポート、どのようなことをしてくれる方なのか、ちょっとお聞きしたいと思います。  あともう一点、教育振興事業の小学校費、中学校費の修学旅行のキャンセル料の関係なのですけれども、こちらのほう修学旅行を実施するかどうかというところでどのような議論がされているのか、お話しできる範囲で結構なのですけれども、ちょっとお聞きしたいと思います。  以上です。 ○議長(今井敏博議員) 教育部長。 ◎教育委員会教育部長(高橋信秀) 教育部長、高橋でございます。小川議員のご質問にお答えいたします。  まず、スクールソーシャルワーカーの増員でございますけれども、これ昨年度、令和元年度はお一人で108時間の任用時間でございました。学校からの派遣に関わる要望時間がそれを超えてまいりました。そのために、令和2年度はまず年間120時間に任用時間を延ばしたところでございますが、さらに学校からの派遣依頼等が重なってまいりました。また、児童生徒へのきめ細やかな対応をより図る必要があると考えて、1名の増員を行うことになりました。  続いて、スクールサポーターのどのような取組かということかと存じますが、国が掲げますGIGAスクール構想の実現や充実を図ると、その上での助言や提案、それからまた使用するマニュアル、こういったものの作成支援等、これらを各学校のICT環境整備の支援を行うというのが目的でございます。  それから、キャンセル料に関しまして、現在小中学校の宿泊を伴う修学旅行の実施につきましては、日帰りにするとか、方向を変えるとか、方面を変えるとか、こういった面を含めながら実施の可否を含めて検討しているところでございます。近々にそれらの結論が出るというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(今井敏博議員) 小川剛議員。 ◆15番(小川剛議員) 1つ目のスクールソーシャルワーカーなのですけれども、こちらのほうはやはり今コロナ禍ということで、学校からの要望に応えたり、あとは児童生徒へのきめ細かな対応が図れるということで、大変重要な予算計上だと私は思っています。今年度の当初予算でも、このスクールソーシャルワーカーというのが予算計上されて派遣されてきたと思うのですけれども、今回の補正で2名の増員となると思います。今後の派遣の回数ですとか、どのような活用していくのか、ちょっとお聞きしたいなと思います。  あともう一点、GIGAスクールサポーターのほうなのですけれども、こちらのほうも今コロナの影響ということで学校が休校になったりして、家庭学習という期間が非常に長くなってしまいました。遠隔授業もこれで行えるということで、大変利便性が増すと思います。今回の補正でも、ネットワーク整備ですとか、あとはPCの購入、そういったハード面はそろうと思うのですけれども、やはり使い方をしっかりと研究してから整備すべきという声も一部にお聞きします。また、GIGA授業ということで、こういったものはセキュリティー面への心配をされる方もいるのですけれども、そこら辺をちょっとお聞きしたいと思います。  以上です。 ○議長(今井敏博議員) 教育部長。 ◎教育委員会教育部長(高橋信秀) 小川議員の2回目のご質問にお答えいたします。  今年度につきましては、ご存じのとおり5月いっぱいまでコロナウイルス感染症対策で学校が休業であったために、実際にはスクールソーシャルワーカーの派遣といいましょうか、活躍が6月からになっております。現在まで、12回ほどの派遣を数えているところでございます。活動内容といたしましては、適応指導教室せせらぎの家での児童生徒への支援、それから各小中学校での不登校児童生徒に関わる相談や情報交換への参加でございます。今後も定期的な派遣、また各校からの要望に応じての派遣をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。  それから、GIGAスクールに関しての2点目のご質問でございますけれども、まずタブレット端末の購入とともに、その使い方を研究して、児童生徒の学習に有意義に働くように並行して取り組んでまいりたいと存じます。導入される端末につきましては、現在クラウドでの使用を考えておりますので、個人情報が流出したり不正なアクセスがされたりしないように、常にセキュリティー面で最適な対処法が選択できるというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(今井敏博議員) 小川剛議員。 ◆15番(小川剛議員) 今年度コロナ禍ということで、今までと大きく教育環境のほうも変わってしまいました。このようなときに、こういったスクールソーシャルワーカーですとか増員ということは、大変子供、そして家族、先生方、そういったところにもありがたいと思っております。こういったスクールソーシャルワーカーを活用して、これからコロナ禍で発生している環境、生活リズムの変化での精神的な面、そういったところ、または貧困問題はじめ様々な課題解決に向けて、そういったものをこのソーシャルワーカー活用できるのかどうかと。あとコロナ禍で子供たちの心のケアというのが非常に今取り沙汰されております。スクールカウンセラーの効果的な活用というものも併せて進めていただければと思います。これ要望です。  もう一点、GIGAスクールのサポーター事業のところですけれども、パソコンを導入するのですけれども、活用方法ですとか、授業内でどのように活用していくのか、または家庭学習になりますと、今度遠隔授業ということで、今までに先生方が経験したことがないような、子供たちにどうにそういったものを伝えるのか、先生方への研修の機会というものも必要であると思います。家庭で使うほうも、やはり操作方法も含めて必要だと思うのですけれども、そこら辺についてお聞きしたいと思います。  あと、先生方へのこういった仕事が増えるということで、負荷がさらに増えていくことが予想されるのですけれども、そういった先生方へのサポート体制、そういったものを最後に聞いていきたいと思います。  以上です。 ○議長(今井敏博議員) 教育部長。 ◎教育委員会教育部長(高橋信秀) 小川議員の3回目のご質問にお答えいたします。  スクールソーシャルワーカーは、子供を取り巻く環境の改善を目指す福祉を主流とした専門家でございます。関係機関等のケース会議への参加ですとか家庭訪問、こういったことも実施できますので、コロナ禍で発生している様々な問題解決に向けての活用は可能でございます。  続きまして、GIGAの3点目に関します内容ですが、タブレット端末のスムーズな導入、これとまた活用が図られるように、今年度内には教職員への研修の実施を検討しております。また、来年度は市教育研究所でもタブレット端末の活用に特化した研修を行い、家庭や学校で子供たちが操作の対応ができるように、各学校での教職員の研修に努めてまいりたいと考えております。  また、GIGAスクールサポーターとは別に、タブレット端末を活用した授業をサポートするためにICT教育を支援するための人員を配置して、教職員の負担の軽減ができるように努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(今井敏博議員) 櫻井ひろ江議員。 ◆2番(櫻井ひろ江議員) 1点だけお伺いします。  先ほどの14、15ページのGIGAスクールの関係なのですが、ここでコロナの関連というか、コロナでの地方創生交付金が来ていると思うのですが、それがここを見ますと5億9,340万円という金額になっております。この中で地方創生交付金、これはどの程度がここに使われているのか、その財源内訳といいますか、それをお願いいたします。 ○議長(今井敏博議員) 財務部長。 ◎財務部長(町田博幸) 櫻井議員の質問にご答弁申し上げます。  GIGAスクール構想、こちらのネットワーク環境の整備及び端末整備を合わせまして総額5億9,289万円でございます。そのうち地方創生臨時交付金は、予算上2億9,761万1,000円を充当する予定でございます。  また、国庫支出金が1億9,752万5,000円、県支出金が50万7,000円、地方債が7,720万円、残り2,004万7,000円が一般財源ということでございます。よろしくお願いします。 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第79号については、総務文教常任委員会に付託いたします。 △議案第80号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第15、議案第80号 令和2年度安中市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  市民部長。 ◎市民部長(清水裕之) 議案第80号 令和2年度安中市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。  分冊9の19ページを御覧いただきたいと存じます。本補正予算につきましては、事務量の追加により予算補正の必要が生じましたので、ご提案申し上げるものでございます。  最初に、予算規模でございますが、第1条に記載されておりますとおり歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ271万円を追加させていただきまして、歳入歳出をそれぞれ8億2,397万2,000円とするものでございます。  それでは、補正予算の内容につきまして事項別明細書により歳出からご説明申し上げますので、25ページを御覧いただきたいと存じます。1款1項1目一般管理費でございますが、後期高齢者医療保険料のキャッシュレス決済対応に伴うシステム改修の委託料として271万円の追加をお願いするものでございます。  続きまして、歳入につきましてご説明申し上げますので、戻っていただきまして24ページを御覧いただきたいと存じます。2款1項3目その他一般会計繰入金につきましては、歳出でご説明したシステム改修費の財源として271万円の追加をお願いするものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第80号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第81号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第16、議案第81号 令和2年度安中市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 議案第81号 令和2年度安中市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。  分冊9の27ページを御覧いただきたいと存じます。本補正予算は、令和元年度の国庫負担金及び県費負担金並びに社会保険診療報酬支払基金交付金を精査いたしました結果、介護給付費、地域支援事業費において歳出額が見込額を下回ったため返還が生じること及び平成31年2月7日に公布された地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金実施要綱の一部改正に伴い、新たに交付対象となる事業が追加されたことに伴う追加補正、並びに介護保険料の収納における利便性を図るためのオンライン業務対応のシステム改修のために予算補正の必要が生じましたので、ご提案申し上げるものでございます。  第1条の予算規模でございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,945万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ68億4,442万7,000円とさせていただきたいわけでございます。  それでは、歳入歳出の内容について事項別明細書により歳出から説明申し上げたいと存じます。33ページを御覧いただきたいと存じます。1款1項1目一般管理費でございますが、小規模福祉施設整備事業費補助金として397万円の追加をお願いするものでございます。  次に、1款2項1目賦課徴収費でございますが、オンライン決済対応のためのシステム改修電算委託料として412万5,000円の追加をお願いするものでございます。  5款1項2目償還金でございますが、令和元年度の事業費が確定したことに伴いまして、介護給付費国庫負担金等が歳入見込額を下回ったため、精算に伴う返還による国庫並びに県費への返還金といたしまして2,135万6,000円の追加をお願いするものでございます。  続きまして、歳入につきましてご説明申し上げますので、32ページを御覧いただきたいと存じます。3款2項4目地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金につきまして、小規模福祉施設整備事業費補助金の国庫補助金について397万円の追加をお願いするものでございます。  7款1項5目その他一般会計繰入金につきましては、介護保険料のオンライン決済システム改修分といたしまして412万5,000円の追加をお願いするものでございます。  8款1項1目繰越金につきましては、国庫支出金等返還金に充当するため2,135万6,000円の追加をお願いしたいわけでございます。  以上、簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第81号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第82号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第17、議案第82号 令和2年度安中市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  上下水道部長。 ◎上下水道部長(大塚清隆) 議案第82号 令和2年度安中市下水道事業会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。  分冊9の35ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、令和元年度における消費税及び地方消費税の納付額の確定、及び公営企業会計開始時における資産、負債及び資本の金額の確定により予算補正の必要が生じましたので、ご提案申し上げるものでございます。  まず初めに、第1条につきましては総則でございますので、省略させていただきます。  次に、第2条、収益的収入及び支出及び第3条、資本的収入及び支出でございますが、補正予算実施計画によりご説明申し上げますので、37ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、収益的収入及び支出の収入でございますが、こちらにつきましては予算補正はございません。  次に、支出でございますが、38ページを御覧いただきたいと存じます。1款2項1目支払利息及び企業債取扱諸費でございますが、令和元年度の企業債借入額の確定及びこれに伴う企業債利息の確定により企業債利息を165万6,000円減額し、予定額を8,229万4,000円とするものでございます。  次に、3項2目その他特別損失につきましては、令和元年度下水道事業特別会計の決算額及びこれに伴う消費税及び地方消費税の納付額の確定により、消費税及び地方消費税の不足分380万円を増額し、予定額を1,382万6,000円とするものでございます。これにより、1款公共下水道事業費用は214万4,000円の増額となり、予定額を6億6,690万1,000円とするものでございます。  次に、39ページ、資本的収入及び支出でございます。初めに、収入でございますが、予算補正はございません。  次に、支出でございますが、1款2項1目企業債償還金につきましては、企業債利息と同様、企業債償還金の確定により45万円増額し、予定額を3億5,017万2,000円とするものでございます。これにより、1款資本的支出は45万円の増額となり、予定額を6億1,049万円とするものでございます。  35ページに戻っていただきまして、第3条、資本的収入及び支出の補正後における補填財源でございます。まず、既存の資本的収支不足額3億3,530万8,000円に本補正で支出を45万円増額し、補正後の不足額を3億3,575万8,000円とするものでございます。その補填財源でございますが、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,349万8,000円、引継金4,223万円、当年度分損益勘定留保資金1億9,234万7,000円、並びに当年度利益剰余金予定処分額8,768万3,000円で補填するものでございます。  なお、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び当年度分損益勘定留保資金の金額の変更はございません。  次に、次ページの第4条、特例的収入及び支出でございます。令和元年度下水道事業特別会計の決算に伴い、当初予算で予定しておりました未収金及び未払い金2,121万6,000円及び120万円を2,080万2,000円及び107万円に改めるものでございます。  次に、第5条、利益剰余金の処分でございますが、資本的支出の補填財源として予定しておりました減債積立金9,946万3,000円を1,178万円減額し、予定額を8,768万3,000円に改めるものでございます。  なお、40ページから41ページに令和3年3月31日時点における予定キャッシュ・フロー計算書、42ページから43ページに令和2年4月1日時点における予定開始貸借対照表を、44ページから45ページに令和3年3月31日時点における予定貸借対照表を、46ページに予算明細書をそれぞれ添付してありますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第82号については、経済建設常任委員会に付託いたします。 △休会について ○議長(今井敏博議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。委員会審査等のため、明日3日から14日までの12日間、休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) ご異議なしと認めます。  よって、9月3日から14日までの12日間、休会することに決しました。  来る9月15日午前9時、本会議を開きますから、ご参集願います。 △散会の宣告 ○議長(今井敏博議員) 本日はこれにて散会いたします。                                      (午後 零時22分)...