平成30年 9月 定例会(第3回) 平成30年第3回
安中市議会定例会議 事 日 程(第4号) 平成30年9月21日(金曜日)午前9時開議第 1 委員長報告(
決算審査特別委員長) 議案第76号 平成29年度安中市
一般会計歳入歳出決算認定について 議案第77号 平成29年度安中市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第78号 平成29年度安中市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 議案第79号 平成29年度安中市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第80号 平成29年度安中市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 議案第81号 平成29年度安中市
健康増進施設恵みの
湯事業特別会計歳入歳出決算認定について 議案第82号 平成29年度安中市
水道事業会計剰余金処分及び決算認定について 議案第83号 平成29年度安中市
病院事業会計決算認定について 議案第84号 平成29年度安中市
介護サービス事業会計決算認定について 第 2 委員長報告(
福祉民生常任委員長) 議案第71号 安中市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める 条例の一部を改正する条例について 議案第72号 安中市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正す る条例について 議案第86号 平成30年度安中市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 議案第87号 平成30年度安中市
介護保険特別会計補正予算(第1号) 第 3 委員長報告(
経済建設常任委員長) 議案第73号
安中市営土地改良事業に係る土地改良法の規定に基づく特別徴収金の賦課徴収に関 する条例の一部を改正する条例について 議案第75号 市道路線の廃止について 第 4 委員長報告(
総務文教常任委員長) 議案第68号 安中市市税条例等の一部を改正する条例について 議案第69号 安中市
地方活力向上地域における固定資産税の課税の特例に関する条例の一部を改 正する条例について 議案第70号 安中市
都市計画税条例の一部を改正する条例について 議案第74号 財産の取得について 議案第85号 平成30年度安中市
一般会計補正予算(第1号) 第 5 議会議案第1号
安中市議会基本条例の制定について 第 6 議会議案第2号
安中市議会議員政治倫理条例の制定について 第 7 議会議案第3号
安中市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例について 第 8 議会議案第4号 安中市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例について 第 9 議会議案第5号
群馬大学医学部附属病院に係る特定機能病院の早期承認を求める意見書(案) 第10 議会議案第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書(案) 第11 委員長報告(
議会改革特別委員長) 「議会改革について」 第12 特定事件の閉会中継続審査の付託 本日の会議に付した事件 議事日程に同じ 出席議員(21名) 1番 金 井 久 男 議員 2番 櫻 井 ひ ろ 江 議員 3番 遠 間 大 和 議員 4番 罍 次 雄 議員 5番 巽 久 男 議員 6番 小 林 克 行 議員 7番 太 田 進 一 議員 8番 櫻 井 喜 久 江 議員 9番 小 川 剛 議員 10番 柳 沢 浩 之 議員 11番 今 井 敏 博 議員 12番 吉 岡 完 司 議員 13番 佐 藤 貴 雄 議員 14番 吉 岡 登 議員 15番 高 橋 由 信 議員 16番 武 者 葉 子 議員 17番 上 原 富 士 雄 議員 18番 齊 藤 盛 久 議員 19番 奥 原 賢 一 議員 20番 田 中 伸 一 議員 21番 柳 沢 吉 保 議員 欠席議員(1名) 22番 廣 瀬 晃 議員 地方自治法第121条の規定に基づき出席した者の職氏名 市 長 茂 木 英 子 副 市 長 粟 野 好 映 総 務 部長 阿 部 哲 也 財 務 部長 大 塚 清 隆 市 民 部長 吉 田 隆 保 健 福祉 真 下 明 部 長 産 業 政策 萩 原 稔 建 設 部長 白 石 久 男 部 長 上 下 水道 内 田 直 幸 松 井 田 水 澤 祝 彦 部 長 支 所 長 公 立 竹 田 清 孝 企 画 課長 町 田 博 幸 碓 氷 病院 事 務 部長 税 務 課長 上 原 充 国 保 年金 富 田 千 尋 課 長 子ども課長 今 村 勝 農 林 課長 佐 藤 勉 建 築 住宅 田 中 富 之 監 査 委員 桑 原 孝 宇 課 長 事 務 局長 農業委員会 町 田 和 義 会計管理者 池 澤 智 野 事 務 局長 (会計課長) 教 育 長 竹 内 徹 教育委員会 田 中 秀 雄 教 育 部長 教育委員会 三 浦 尚 明 公 立 倉 繁 亨 総 務 課長 碓 氷 病院 医 事 課長 本会議に出席した事務局職員 事 務 局長 須 藤 和 俊 事務局次長 清 水 裕 之 兼 議 事 事 務 担当 庶務係長兼 中 島 香 代 子 庶務係主査 中 澤 和 彦 調 査 係長
△開議の宣告
○議長(
齊藤盛久議員) ただいまの出席議員は21名であります。よって、会議は成立いたしました。 なお、廣瀬晃議員から欠席する旨の届け出がありました。 直ちに本日の会議を開きます。 (午前 9時05分)
△議案第76号~議案第84号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
齊藤盛久議員) 日程第1、委員長報告。 議案第76号 平成29年度安中市
一般会計歳入歳出決算認定について、議案第77号 平成29年度安中市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第78号 平成29年度安中市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、議案第79号 平成29年度安中市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第80号 平成29年度安中市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第81号 平成29年度安中市
健康増進施設恵みの
湯事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第82号 平成29年度安中市
水道事業会計剰余金処分及び決算認定について、議案第83号 平成29年度安中市
病院事業会計決算認定について、議案第84号 平成29年度安中市
介護サービス事業会計決算認定について、以上9件を一括議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。
決算審査特別委員長、今井敏博議員の登壇を願います。 今井敏博議員。 〔
決算審査特別委員長 今井敏博議員登壇〕
◎
決算審査特別委員長(今井敏博議員) 皆さん、おはようございます。ご指名をいただきましたので、
決算審査特別委員会のご報告を申し上げます。 去る4日の本会議におきまして本委員会に付託になりました議案第76号から84号までの9議案について、審査の概要と結果についてご報告申し上げます。 本委員会は、第1日目、4日は午後1時から、委員会室において委員全員の出席により開会し、まず委員長の選挙並びに副委員長の選挙が行われました。その結果、私が委員長に、副委員長に太田進一委員が当選し、当日は委員会の構成を終わり、延会いたしました。 第2日目、6日は午前9時から、委員会室において委員全員の出席により、執行部の出席を求め委員会を再開し、議案審査を行いました。 第3日目、7日は午前9時から、委員会室において委員全員の出席により、執行部の出席を求め委員会を再開し、議案審査を行いました。質疑の内容につきましては、議長及び監査委員を除く議員全員をもって構成する特別委員会でありますので、省略いたしたいと思います。 まず、議案第76号 平成29年度安中市
一般会計歳入歳出決算認定について討論に入り、反対、賛成の討論については本会議で行う旨の発言があり、採決の結果、賛成多数により原案を可と決しました。 次に、議案第77号 平成29年度安中市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について討論に入り、反対、賛成の討論については本会議で行う旨の発言があり、採決の結果、賛成多数により原案を可と決しました。 次に、議案第78号 平成29年度安中市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、討論なく、採決の結果、賛成多数により原案を可と決しました。 次に、議案第79号 平成29年度安中市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入り、反対の討論については本会議で行う旨の発言があり、採決の結果、賛成多数により原案を可と決しました。 次に、議案第80号 平成29年度安中市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論なく、採決の結果、全員により原案を可と決しました。 次に、議案第81号 平成29年度安中市
健康増進施設恵みの
湯事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論なく、採決の結果、全員により原案を可と決しました。 次に、議案第82号 平成29年度安中市
水道事業会計剰余金処分及び決算認定について、討論なく、採決の結果、全員により原案を可と決しました。 次に、議案第83号 平成29年度安中市
病院事業会計決算認定について、討論なく、採決の結果、全員により原案を可と決しました。 次に、議案第84号 平成29年度安中市
介護サービス事業会計決算認定について、討論なく、採決の結果、全員により原案を可と決しました。 以上が本委員会に付託になりました議案審査の概要と結果であります。 以上申し上げまして、私からの報告を終わります。
○議長(
齊藤盛久議員)
決算審査特別委員長の報告が終わりました。 まず、議案第76号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、順次これを許します。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 1番、金井久男議員の登壇を願います。 金井久男議員。 〔1番
金井久男議員登壇〕
◆1番(金井久男議員) おはようございます。1番、
日本共産党安中市議団、金井久男でございます。私は、
日本共産党安中市議団を代表しまして、議案第76号 平成29年度安中市
一般会計歳入歳出決算認定に対してまして、暮らしと福祉、そして教育の充実を求める市民の目線に立って分析をした結果、反対理由を述べて討論を行います。 まず、第1に総体的な感想です。安倍政権が5度目に編成した平成29年度国家予算執行の特徴は、社会保障費の自然増さえも圧縮し、後退させる一方で、既に失敗が明白なアベノミクス、景気対策として法人税減税の断行と軍事費の増大、TPPの国会批准などを含んだものでした。 こうした中で、本市で執行された安中市一般会計決算の概要は、合併後12年目、茂木市長1期目最後の年の予算執行となり、その中身は歳入251億2,089万2,000円、歳出242億6,555万4,000円で、前年度対比歳入で5.51%、13億1,000万円の増、歳出では6.18%、14億1,000万円の増という増額決算となりました。決算規模が増加したのは、人件費や扶助費など義務的経費はマイナス3.01%と落ち込んだものの、投資的経費が
ごみ処理施設改良事業の実施等で昨年の2倍になったためで、国県支出金と市債が伸びたくらいで、その他は目立った事業の進展がなく、市民要望に十分応えたものとは言いがたいものとなりました。実質収支額が8億2,025万円と黒字にはなりましたが、前年度に比べて8,000万円ほど減額となり、歳入不足を補うための
財政調整基金繰入金8億3,857万円を繰り入れましたが、前年対比マイナス45.4%で済んだことは、法人市民税の増収のためと思われます。執行率が、予算現額に対して歳入で96.21%、前年度対比プラス1.87%、歳出では92.94%、プラス2.39%と増加しています。しかし、不用額は前年度より減少したものの17億1,110万円となりました。経常収支比率104%を意識したような厳しい財政事情を考慮したことは理解できますが、不用額を残すことだけにこだわらず、市の将来に向けた投資的事業、国県の有利な補助事業などの取り組みによる市民要望に応える財政需要の構築に努力すべきです。 第2は、歳入の特徴について、個人市民税は納税義務者の減少や市民の年金収入の減などもあり、前年度比0.59%の微増にとどまっています。反面、企業の実績は大きく伸び、法人市民税は3億4,000万円近く、思いがけず前年よりも18.14%も大幅な増収となりました。しかし、国が進める法人税減税の影響と、さらにその法人税に対する地方への配分率の変更、12.1%から8.4%へがなかったとしたら、さらに増収となったはずです。地方譲与税の中で、利子割交付金、
株式譲渡所得交付金などがふえていますが、いわゆる富裕層の所得や資産の増加による増収があらわれていますが、格差と貧困の拡大があらわれた一つの指標です。 第3に、地方交付税と財政力、市債についてです。3年間の交付税を見ると、27年度では37億5,262万円、28年度は35億1,727万円、29年度は33億3,860万円、前年対比5.1%減と、3年続いて減収となりました。これは、新たな財政需要に応えていないことの一つのあらわれです。節約、緊縮の市政もわかりますが、市にとって必要な投資的事業などに、国庫補助事業などの活用も含め、多面的な角度から新規事業に取り組むことが求められています。市債の状況を見ると、29年度中の借り入れは前年度の62.8%増の25億3,470万円を借り入れし、市債残高は前年よりはマイナス1.12%減少したものの、総額254億9,185万円余となり、引き続き歳入総額を上回る多額となっています。公債費比率は7.7%と前年度よりも若干下降しましたが、今後とも慎重な運用が求められます。 第4に、歳出を款項別に見たときに、2款総務費では、まず
原水爆禁止世界大会への助成が半減されたことは、平和の使徒、新島襄や
柏木義円ゆかりのある当市としては甚だ遺憾であり、復活を求めます。
社会保障税ナンバー制度は、国民個人の情報を国が一元管理する目的で進められていますが、29年度7月時点で9.2%と普及は進んでいません。理由は、情報漏えいなどの問題点が克服されていないことや、使用が身分証明以外必要性が見当たらないことですが、国の安全保障法などの行方に国民総背番号制度が悪用されるという危惧が払拭されないためもあります。交通対策事業では、数年にわたり
総合的公共交通見直しが言われていますが、一向に改善策が見えていません。高齢化比率の急激な上昇と、山間地のコミュニティーの維持が危うくなっている現状は、一刻も早い対応が求められています。免許証を返上しても安心して住み続けられる地域構築のためにも、早急な対策が求められます。 3款民生費では、国の
社会保障費総額の抑制策と相まって、日銀主導のゼロ金利政策などが続く中で、市民生活、特に高齢者、年金生活者の暮らしが追い詰められています。低年金、無年金の高齢者の生活保護世帯の実態は保護率0.64%から0.68%へと年々増加しており、市民の暮らしの窮状があらわれています。
子育て拠点整備事業の土地購入はありましたが、構想だけが先にあり、具体的な整備計画や地域のもともとの要望とはかけ離れた事業になるなど、疑問の残る施策が進行しています。子育てを言うならば、地域の保育園単位での子育て支援が先ではないでしょうか。学童保育事業では、当初予定した空き教室を保育施設とする計画が、新入学児童の急増のために中止を余儀なくされ、見通しの甘さが露呈しています。学童保育施設については、喫緊の対応を求めます。いずれの施策においても、将来予測をしっかり踏まえた対応が求められます。 4款衛生費では、碓氷病院会計への繰出金が7億9,500万円と多額となりました。市民1人当たりにすると1万4,000円ほどになります。公立病院の経営不振は、国の
診療報酬切り下げや研修医制度の変更などによるところも大きいはずですが、医師不足の結果、市民の碓氷病院離れが加速しています。早急に抜本的な経営改善に向けて、さらなる努力を求めます。 6款農業費では、減反政策の見直し等で米を初めとした農産物価格の低迷や、国が強引に進めたTPP加盟の批准などはありましたが、今や専業農家は減る一方で、耕作放棄地、荒廃農地の激増が目立ちます。高齢化、後継者不足、有害鳥獣被害の拡大など要因はありますが、後継者が安心して営農に取り組める
戸別所得補償制度のような制度の復活こそが求められています。有害鳥獣対策では、急増している捕獲したイノシシなどの処分が問題となっています。猟友会などと協議して、焼却炉の整備などに着手すべきときです。養蚕振興では、碓氷製糸が初めて株式会社に移行して、市でも出資を始めました。富岡市では、二組の企業的養蚕の立ち上げが活動を始めていますが、依然として安中市独自の対策が見えてまいりません。県や民間団体とも連携して、アイデアを生かした養蚕振興の新たな
抜本的改善対策を求めます。新幹線駅裏の昆虫の森事業は、まさに失敗事業であり、早くに取りやめるべきです。国土調査事業は、またも進展がおくれています。このままいけば、完了まで100年以上もかかると言われています。国の指導を引き出し、早急な対策を求めるものです。 7款商工費では、
企業誘致奨励金の該当がありましたが、雇用の拡大には余り結びつかなかったようです。企業誘致もさることながら、地場産業の活性化にももっと力を注ぐことを求めます。新たな取り組みである観光機構による事業には、発展性のある意欲と気概を感じますが、戦略会議などによる議論を市民が共有でき、広く市民の認識を高める対策を図ることが大事です。 8款土木費では、花と緑の
ぐんまづくり推進事業が2年で4,000万円の費用をかけて実施されました。閉会後の花壇の処理の問題や、訪問者16万人とされていますが、実態は疑問です。市民の多くが交通事情も悪く、行きたくても行けなかったという声が残りました。広く市民の参加できる工夫が必要です。建築指導費の
住宅リフォーム助成制度の取り組みは、年々増加してきていますが、住民の希望が大きなものであり、経済効果も大きな成果がありました。ぜひ予算枠の拡大を願うものです。 10款教育費では、学校給食の無償化、一部中学3年生及び2年生、第3子の児童のみにとどまっています。群馬県は、今全国一無料化が進んでいる県となりました。小中ともに無料化したのが、渋川市、みどり市、上野村など8市町村で、人口減少対策としている部分もあるようですが、将来の日本を担う子供の貧困が、大きな国の問題としてあらわれてきた今こそ、国、県などに働きかけ、早期に全面実施されるよう強く求めるものです。文化財保護では、横川関所の調査が始まりましたが、松井田城址も含めて、旧中山道に沿って当市は歴史遺産の宝庫です。長期計画や文化財の活用策を見据えた調査と研究を深めていただきたいと思います。 以上、全般的に住民要望との関係で指摘をしましたが、今後適切な対応を求めるものです。 終わりに当たりまして、合併後12年、市は一段と過疎化が進行し、高齢化比率は33%を超えました。市民の不安は、税や公共料金、物価だけは上がる一方で、受け取る年金が下げられ、頼みにしてきた預貯金の金利はゼロになり、余裕がなくなってしまったと老後の心配を口にする高齢者が急増しています。本来、高齢化社会では、国民福祉の向上を考慮すれば、当然ふえるべき社会保障費は、最も優先的な施策として確保されなければなりません。財源が足りなければ、無駄な経費、緊急性を要しない公共事業などを先送りしても予算は確保されなければなりません。国の福祉が切り下げられる中で市行政が果たす役割は、市民要望をしっかりと見据えた計画を立てて、市民の生活と健康、暮らしを守る市政運営に当たることです。市民が主人公の行財政運営に執行部、職員一丸となって対応されることを強く求めるものであります。 以上申し上げましたが、議員諸氏のご賛同をお願いいたしまして反対討論といたします。
○議長(
齊藤盛久議員) 次に、賛成討論の発言を許します。 12番、吉岡完司議員の登壇を願います。 吉岡完司議員。 〔12番 吉岡完司議員登壇〕
◆12番(吉岡完司議員) 皆さん、おはようございます。議席番号12番、新政会の吉岡完司でございます。私は、新政会を代表して、議案第76号 平成29年度安中市
一般会計歳入歳出決算認定について賛成の立場から討論を行い、議員各位の賛同を賜りたいと思います。 平成29年度の我が国の経済は、企業収益の増加や雇用、所得環境の改善などにより、緩やかな回復基調が続いておるところでございます。一方、地方財政については、地方税で若干の増収が見込まれたものの、社会保障関係費の増加などにより、引き続き多額の財源不足が発生する厳しい状況でのスタートとなりました。 このような状況下で編成、執行された平成29年度安中市一般会計予算でございますが、実質収支額を8億1,811万円余りとして決算を収束する運びとなりました。歳入においては、市税の増収が地方交付税の減収を上回った一方、歳出においては投資的経費や繰出金等が増加したところであります。こうしたことから、積み立てていた財政調整基金による調整機能を発揮し、効率的な財政運営に努められたことは、高い評価に値するものであります。 主要な事業の成果を見ますと、空き家対策を進め、より安全安心な地域づくりに取り組むとともに、地域おこし協力隊を配置し、地域の活性化を図っています。また、ファミリーサポートセンター事業や子育て支援拠点の整備、結婚新生活支援事業により、若者や子育て世代への支援を初めとする各種の福祉政策を充実しております。さらに、西毛広幹道関連事業や鉱泉橋の拡幅などインフラ整備にも力を入れており、高く評価できるものであります。 しかしながら、今後の財政運営においては、社会保障関係費が増加する一方で、歳入においては、普通交付税の合併算定がえや段階的な縮減により、減少の一途と思われる非常に厳しいものと考えております。執行部においては、特に碓氷病院の危機的状況を踏まえた対応に期待するとともに、特別会計への繰出金の抑制、補助金の見直し等さらなる行財政改革、歳入削減に向け一丸となって取り組まれるよう要望し、私の賛成討論といたします。
○議長(
齊藤盛久議員) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第76号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
齊藤盛久議員) 起立多数であります。 よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第77号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、順次これを許します。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 2番、櫻井ひろ江議員の登壇を願います。 櫻井ひろ江議員。 〔2番 櫻井ひろ江議員登壇〕
◆2番(櫻井ひろ江議員) 2番、日本共産党市議団の櫻井ひろ江です。私は、議案第77号 平成29年度安中市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につきまして、日本共産党市議団を代表しまして反対討論を行います。 平成29年度の安中市国民健康保険特別会計決算は、歳入総額76億9,326万円、歳出総額76億7,163万2,000円で、歳入歳出差引額は全額翌年度の歳入繰入額としました。本年度の大きな特徴の一つは、国保税率の改定で、中間所得層への負担増となる所得割を6.2%から6.7%に引き上げ、また均等割、平等割も引き上げられました。保険税はプラス1.22%でしたが、一般被保険者が457名、退職者は222名の減で大幅に減り、前年度に引き続き被保険者数が減少し、また法定減免を6、4割から7、5、2割の適用に変え、軽減世帯は前年比1,142世帯ふえ、5,174世帯ということです。資料を見ますと、国保世帯の55.9%、被保険者数でも54.4%が軽減を受け、税負担が大変な方が過半数を超えています。県内でも、ほとんどの保険者が7、5、2割を適用している中、これを見ると払える税とはほど遠く、異常な保険ということです。 資格証明書は、29年10月1日、21世帯26名が、10世帯13名に減ったとのことです。税の収納率も94.95%と上がってきており、執行部の努力は評価したいと思いますが、短期保険証の人は413世帯で735名がまだおります。差し押さえられては困るということで、生活を切り詰めている方など大変な努力をしながら、やっと税を少しずつ納めながら保険証を出してもらっている方もおります。また、所得階層別の滞納世帯を見ましても、総所得金額300万円未満が79.2%と、滞納者の約8割は所得の低い人です。400万円未満で見ると88%になり、滞納者の実数も被保険者が減る中、200万円から300万円未満、300万円から400万円未満の滞納者数はふえています。払える保険税にしていくことが必要です。 歳入全般では、軽減世帯がふえ、県、国からの保険基盤安定繰り入れや国からの特別調整交付金の増などあり、一般会計からの繰り入れでは、その他繰り入れは昨年度比マイナス9,000万円となりました。執行部の諸制度の利用の努力もうかがえますが、歳出での保険給付費が47億2,245万円と、前年度比でマイナス2.19%となり、被保険者数の減などによるということが大きいということですが、冬場のインフルエンザなどの疾病が少なかったことも影響しており、今後患者数がふえる場合も考えられますので、制度の抜本改革とは言えません。 平成30年度からは、国民健康保険では県が運営主体となる広域化が始まっていますが、国の財政支援では保険者努力支援制度等などのために財政安定化基金を県につくらせ、各自治体の法定外繰り入れをやめさせようという考えのようですが、保険者努力支援制度は市町村の給付削減の努力を評価して予算配分するもので、国保の都道府県化と一体に医療費抑制を推し進めるものです。市町村国保が財政不足になれば、財政安定化基金から借りられますが、保険税から返済するという仕組みになり、結局保険税の引き上げにつながります。これでは、医療費削減か保険税負担増かということで大変問題です。 私どもは、国の大幅な負担増で被保険者が払える保険税にすること、資格者証、短期保険証をやめることを求めます。また、各市町村国保に国の広域化への支援を保険税引き下げにも使えるようにすることなど、国民皆保険制度の最後のとりでである国保に国がきちんと責任を持つ制度に抜本的に改善していくことを求めるよう要望し、反対討論といたします。
○議長(
齊藤盛久議員) 次に、賛成討論の発言を許します。 14番、吉岡登議員の登壇を願います。 吉岡登議員。 〔14番 吉岡 登議員登壇〕
◆14番(吉岡登議員) 議席番号14番、民声クラブの吉岡登でございます。議案第77号 平成29年度安中市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につきまして、民声クラブを代表し、賛成の立場から討論を行い、議員各位のご賛同を賜りたいと存じます。 国民健康保険制度は、相互扶助の精神のもと、国民皆保険制度を支える基盤として、市民の健康の保持増進や地域医療の確保等に必要不可欠な制度となっています。しかしながら、加入者の年齢構成が高く、低所得者も多いという国保の構造的な問題に加え、医療技術の高度化等により、1人当たり医療費が年々上昇する中、安中市においては加入者の減少が続き、その財政運営は大変厳しいものと拝察いたします。 さて、平成29年度の国民健康保険特別会計の決算を見ますと、歳出では保険給付費や後期高齢者支援金等が下がったことなどから、支出済額が前年度対比約9,530万円の減額となりました。一方、歳入では前期高齢者交付金が減額となったものの、国民健康保険税や国保基盤安定繰入金等の法定繰入金が増額したことに加え、今年度も共同事業交付金が拠出金を上回ったこと等から、一般会計繰入金のその他繰入金は、前年度より約9,000万円、平成27年度と比較した場合には約2億7,230万円の大幅な減額となっています。また、国民健康保険税現年度分収納率は向上を続け、平成29年度決算においては94.95%、前年度と比較して0.17ポイント上昇するなど、収納率向上への取り組みにも積極的に努力されています。保険者としては、レセプト点検等保険給付費の適正化に加え、結核性疾病及び精神病に係る特別調整交付金等新たな財源の確保に熱心に取り組んでいるほか、特定健診や人間ドックなどの保健事業においても、その運営努力は評価できるものです。 今年度から、国保制度改革により県が財政運営責任主体となりましたが、県と市町村との適切な役割分担のもと、安中市においては保健事業の充実と医療費適正化に向けたさらなる取り組みを期待しております。そして、今後も新たな財政の確保や保険税収納率の向上等に引き続き努力していただくことを要望いたしまして、賛成の討論といたします。
○議長(
齊藤盛久議員) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第77号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手多数〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手多数であります。 よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第78号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第78号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手多数〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手多数であります。 よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第79号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、これを許します。 本案に対する反対討論の発言を許します。 2番、櫻井ひろ江議員の登壇を願います。 櫻井ひろ江議員。 〔2番 櫻井ひろ江議員登壇〕
◆2番(櫻井ひろ江議員) 2番、
日本共産党安中市議団の櫻井ひろ江です。私は、
日本共産党安中市議団を代表しまして、議案第79号 平成29年度安中市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について反対討論を行います。 平成29年度は、第6期介護保険事業計画の最終年度で、それまで要支援1、2で訪問通所の予防サービスを受けていた方は、地域支援事業の介護予防・日常生活支援総合事業の介護予防・生活支援サービスに移行されました。ただ、内容としては緩和されたサービスの受け皿がないため、今までのサービスと同じ内容でのサービスが行われております。認定者数で見ると、要介護1から5は前年度比で21人ふえ、保険給付費がふえていますが、要支援の認定者数はマイナス82名で、介護予防サービス給付費は約3,470万円減っています。その一方、移行した生活支援事業の介護予防・生活支援サービスは3,696万円になっています。平成29年度は、総合事業のサービスでも今までと同様のサービスが受けられましたが、国は今後緩和したサービス、NPOやボランティア等のサービスを構築させ、多様なサービスと言いながら安上がりなサービスへの移行を進めようとしています。これでは、利用者が必要なサービスがあっても、費用の面からサービス内容を落としたり、事業所も運営の問題なども出てくるなど、利用者、事業所双方にとって大きな問題です。 平成29年度のもう一つの問題は、高額サービスの自己負担の上限額が、29年8月から所得段階の一般の方、世帯のどなたかが市民税を課税されている方は、高額介護サービスの月3万7,200円が4万4,400円に19.4%引き上げられました。一部利用者負担割合が1割の世帯では、年間では今までと同じに年間44万6,400円に抑えられるようですが、今後このような制度の見直し改定で、徐々に住民の負担増につながってまいります。住民に負担を強いる制度の改定はやめさせ、国に社会保障の増進義務を定めた憲法第25条に基づく制度への転換を求めることが必要です。 以上申し上げまして、私の反対討論といたします。
○議長(齊藤盛久議員) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第79号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手多数〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手多数であります。 よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第80号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第80号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第81号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第81号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第82号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第82号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第83号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第83号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第84号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第84号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。
△議案第71号、議案第72号、議案第86号、議案第87号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
齊藤盛久議員) 日程第2、委員長報告。 議案第71号 安中市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、議案第72号 安中市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、議案第86号 平成30年度安中市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第87号 平成30年度安中市
介護保険特別会計補正予算(第1号)、以上4件を一括議題といたします。 本件に関し委員長の報告を求めます。
福祉民生常任委員長、柳沢浩之議員の登壇を願います。 柳沢浩之議員。 〔
福祉民生常任委員長 柳沢浩之議員登壇〕
◎
福祉民生常任委員長(柳沢浩之議員) ご指名を受けましたので、福祉民生常任委員会のご報告を申し上げます。 去る9月4日、本会議におきまして本委員会に付託されました議案第71号、議案第72号、議案第86号、議案第87号の審査の概要と結果をご報告申し上げます。 本委員会は、9月12日午前9時より、委員会室において委員全員が出席し、執行部の出席を求め開会し、直ちに議案審査に入りました。 議案第71号 安中市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についての審査を行い、質疑、討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 次に、議案第72号 安中市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についての審査を行い、委員より、家庭的保育事業については、事業所が市内にありませんが、今回の改正で家庭的保育者が不在の場合の代替保育、食事の提供の搬入施設の規定の追加、経過措置、調理員などの基準の緩和と聞いていますが、今までと変わって質の低下が起こらないのかとの質疑があり、家庭的保育等は、家庭的な雰囲気のもとで少人数、定員5名以下できめ細かな保育を行うものと、小規模保育、事業所内保育、居宅訪問型保育があります。安中市で実施しているのは、事業所内、会社の従業員を対象にした施設が2件あります。今回の改正で、代替保育や給食施設の規制緩和を広げて事業をやりやすくするということだと思われますが、質が低下するのではないかという懸念がございます。もし安中市で事業が行われるようなことがありましたら、質の低下がないようにしていかなければならないとの答弁がありました。 その後討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 次に、議案第86号 平成30年度安中市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の審査を行い、質疑、討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 次に、議案第87号 平成30年度安中市
介護保険特別会計補正予算(第1号)の審査を行い、質疑、討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 以上が本委員会に付託されました議案審査の概要と結果であります。 以上申し上げまして、私からの報告を終わります。
○議長(
齊藤盛久議員)
福祉民生常任委員長の報告が終わりました。 これより議案第71号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第71号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第72号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第72号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第86号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第86号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第87号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第87号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。
△議案第73号、議案第75号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
齊藤盛久議員) 日程第3、委員長報告。 議案第73号
安中市営土地改良事業に係る土地改良法の規定に基づく特別徴収金の賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例について、議案第75号 市道路線の廃止について、以上2件を一括議題といたします。 本件に関し委員長の報告を求めます。
経済建設常任委員長、吉岡登議員の登壇を願います。 吉岡登議員。 〔
経済建設常任委員長 吉岡 登議員登壇〕
◎
経済建設常任委員長(吉岡登議員) ご指名を受けましたので、経済建設常任委員会のご報告を申し上げます。 去る9月4日、本会議におきまして本委員会に付託になりました議案第73号、議案第75号の2議案につきまして、審査の概要と結果をご報告申し上げます。 本委員会は、9月13日の午前9時より、委員会室において委員全員と執行部の出席を求め開会し、直ちに現地調査に入り、調査終了後、議案審査に入りました。 まず、議案第73号
安中市営土地改良事業に係る土地改良法の規定に基づく特別徴収金の賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例についての審査を行い、質疑、討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 次に、議案第75号 市道路線の廃止についての審査を行い、質疑、討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 以上が本委員会に付託になりました議案審査の概要と結果であります。 以上申し上げまして、私からのご報告を終わります。
○議長(
齊藤盛久議員)
経済建設常任委員長の報告が終わりました。 これより議案第73号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第73号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第75号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第75号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。 (午前 9時55分)
○議長(
齊藤盛久議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 (午前10時15分)
△発言の訂正について
○議長(
齊藤盛久議員) 吉岡完司議員から発言を求められておりますので、この際これを許します。 吉岡完司議員。
◆12番(吉岡完司議員) 先ほど平成29年度安中市一般会計決算の賛成討論の中で、さらなる行財政改革、「歳出削減に向けて」と言うところを「歳入削減に向けて」という発言をしてしまいましたので、ここで訂正をお願いしたいと思います。
○議長(
齊藤盛久議員) お諮りいたします。 ただいま吉岡完司議員の発言のとおり訂正を許可することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま吉岡完司議員からの発言のとおり訂正を許可することに決しました。
△議案第68号~議案第70号、議案第74号、議案第85号の委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
齊藤盛久議員) 日程第4、委員長報告。 議案第68号 安中市市税条例等の一部を改正する条例について、議案第69号 安中市
地方活力向上地域における固定資産税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例について、議案第70号 安中市
都市計画税条例の一部を改正する条例について、議案第74号 財産の取得について、議案第85号 平成30年度安中市
一般会計補正予算(第1号)、以上5件を一括議題といたします。 本件に関し委員長の報告を求めます。
総務文教常任委員長、高橋由信議員の登壇を願います。 高橋由信議員。 〔
総務文教常任委員長 高橋由信議員登壇〕
◎
総務文教常任委員長(高橋由信議員) ご指名を受けましたので、総務文教常任委員会のご報告を申し上げます。 去る9月4日、本会議におきまして本委員会に付託になりました議案第68号、議案第69号、議案第70号、議案第74号、議案第85号の5議案につきまして、審査の概要及び結果についてご報告申し上げます。 本委員会は、9月11日午前9時より、委員会室におきまして委員全員と執行部の出席を求め開会し、直ちに議案審査に入りました。 最初に、議案第68号 安中市市税条例等の一部を改正する条例についての審査を行い、委員より、この改正は地方税法等の一部改正に伴う市税条例の規定整備と認識しているが、今回改正の第24条と第92条の趣旨及び国の狙いはどこにあるのかとの質疑があり、第24条については働き方の多様化を踏まえ、特定の働き方だけでなく、多様な形で働く人を応援し、働き方改革を後押しする観点から、所得税と同様に給与所得控除、公的年金控除の制度の見直しを図りつつ、一部を基礎控除に振りかえるなどの対応を行うものです。92条については、高齢化の進展による社会保障関係費の増加等もあり、国及び地方において厳しい財政情勢にあることを踏まえ、財政物資としてのたばこの基本的性格に鑑み、たばこの税率を引き上げることとしたものですとの答弁があり、再質疑で、第24条第1項第2号の障害者あるいは未成年者にかかわる所得金額の上限の引き上げについては、該当者は何人ぐらいかとの質疑があり、市民税を課さない合計所得を125万円から135万円に引き上げることにより影響する人数は、概算ですが、2名ですとの答弁があり、さらに34条の2の前年の合計所得金額が2,500万円を超える所得割の納税義務者には基礎控除を適用しないとするとあるが、実際2,500万円以上の人はどれぐらいいるのかとの質疑に対し、64名ですとの答弁があり、また第24条2項の給与所得控除と公的年金控除を10万円引き下げ、基礎控除を10万円引き上げる改正は、どの程度の市民に影響が及ぶのかとの質疑に対し、3,500円の均等割が非課税になる人は122名で、所得割が減額になる人は1,047名ですとの答弁がありました。さらに、第92条の関係で、たばこ税全体の見直しで、市にとってどのぐらいの増収を見込んでいるのかとの質疑があり、たばこ税の税率改正に伴う税収については、平成28年度から29年度の販売本数の減少率である6.8%を加味して計算すると、初年度で2,690万円余りの増額、最終的には29年度比で7,070万円余りの増額となりますとの答弁がありました。 その後討論に入り、反対討論を本会議で行う旨の発言があり、採決の結果、賛成多数により原案を可と決しました。 次に、議案第69号 安中市
地方活力向上地域における固定資産税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例についての審査を行い、委員より、この改正は東京23区内にある企業が本社機能を移転してくる場合、地方の固定資産税の特例を定める条例の期限の延長と理解しているが、実際に企業が移転してきた例はあるのかとの質疑に対し、県内では4件の認定がなされていると聞いているが、本市ではこの3年間、その実績はありませんとの答弁がなされ、討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 次に、議案第70号 安中市
都市計画税条例の一部を改正する条例の審査を行い、委員より、この改正は国の経営力向上対策あるいは企業の立地誘導促進という趣旨で特例を設けるものだと理解しているが、市内に該当ということが起こり得るのかとの質疑があり、本市においては市街化区域と市街化調整区域の線引きがなく、また都市計画税は償却資産の適用がないため、どちらも該当がありませんとの答弁なされ、討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 次に、議案第74号 財産の取得についての審査を行い、質疑、討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 次に、議案第85号 平成30年度安中市
一般会計補正予算(第1号)について審査を行い、委員より、商工費の中小企業金融対策事業の補償金についての業種などの内容についてとの質疑があり、業種はプラスチック成形業で、平成21年3月実施の設備資金に対する代位弁済であり、この補正額が安中市の負担分ですとの答弁があり、また観光振興事業の2市1町観光連携協議会負担金についての補正の内容についての質疑があり、主にインバウンド事業のためであり、多言語対応の印刷物の費用と台湾へのイベントに参加する費用ですとの答弁があり、また別の委員より、OA推進事業の委託料について、マイナンバーカードに関する記載事項の変更という説明を受けたが、具体的にはどのような変更かとの質疑があり、旧姓表記に関する機能を国で改修することに伴って、それにあわせた住民基本台帳の改修ですとの答弁があり、さらにセキュリティー対策は十分となっているのかとの質疑があり、平成27年度から強靭化対策ということで、もともと本市においては税情報システムや住民基本台帳などの基幹系のシステムにおいては外部とインターネット等の回線は遮断をしていたので、セキュリティーは高かったが、さらに強化するという意味で、IDとパスワードの入力を、成り済ましの防止ということで個人の静脈認証を行い、セキュリティーを一層強化していますとの答弁があり、その後討論なく、採決の結果、委員多数により原案を可と決しました。 以上が本委員会に付託になりました議案審査の概要と結果であります。 以上申し上げまして、私からの報告とさせていただきます。
○議長(
齊藤盛久議員)
総務文教常任委員長の報告が終わりました。 これより議案第68号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 金井久男議員。
◆1番(金井久男議員) 1番、金井久男でございます。私は、議案第68号 安中市市税条例等の一部を改正する条例案に対しまして、共産党市議団として反対の理由を述べて討論を行いたいと思います。 本議案は、国の税制改正に伴うものでありまして、それが地方税に関するものが改正するものということです。その一つは、個人の市民税の非課税の範囲の拡大、その他たばこ税の値上げが主なものとなっております。そして、その中に給与所得控除の見直しということで、前年の合計所得2,500万円を超える方には、今後控除がなくなるということ。また、給与所得850万円から1,000万円のサラリーマン中間層の控除額の上限を引き下げていくことなどによる影響などが中心となっております。さらに、たばこ税に関しては、加熱式たばこの税率を紙巻きたばこに換算しながら、4年から5年かけて段階的に順次値上げをするというものであります。 本来、税の公平負担の原則からいえば、人間の嗜好品にかける、いわゆる取りやすいところから取るということではなく、株の譲渡益や配当で巨額の収入を得ている超富裕層、大企業への課税強化こそ、今まさに必要であるということを主張いたしまして、反対討論といたします。 以上です。
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第68号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手多数〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手多数であります。 よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第69号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第69号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第70号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第70号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第74号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第74号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第85号の委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第85号の採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手多数〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手多数であります。 よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。
△議会議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
齊藤盛久議員) 日程第5、議会議案第1号
安中市議会基本条例の制定についてを議題といたします。 お諮りいたします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) ご異議なしと認めます。 よって、議会議案第1号については提案理由の説明を省略することに決しました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 なお、本案については委員会提出議案であるため、会議規則第36条第2項の規定により、委員会付託を行わないことにいたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議会議案第1号の採決を行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 起立全員であります。 よって、議会議案第1号は原案のとおり可決されました。
△議会議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
齊藤盛久議員) 日程第6、議会議案第2号
安中市議会議員政治倫理条例の制定についてを議題といたします。 お諮りいたします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) ご異議なしと認めます。 よって、議会議案第2号については提案理由の説明を省略することに決しました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 なお、本案については委員会提出議案であるため、会議規則第36条第2項の規定により、委員会付託を行わないことにいたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議会議案第2号の採決を行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 起立全員であります。 よって、議会議案第2号は原案のとおり可決されました。
△議会議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
齊藤盛久議員) 日程第7、議会議案第3号
安中市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 お諮りいたします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) ご異議なしと認めます。 よって、議会議案第3号については提案理由の説明を省略することに決しました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 なお、本案については委員会提出議案であるため、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を行わないことにいたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議会議案第3号の採決を行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議会議案第3号は原案のとおり可決されました。
△議会議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
齊藤盛久議員) 日程第8、議会議案第4号 安中市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。 12番、吉岡完司議員の登壇を願います。 吉岡完司議員。 〔12番 吉岡完司議員登壇〕
◆12番(吉岡完司議員) 12番、新政会の吉岡完司でございます。議会議案第4号 安中市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例につきまして、提出者を代表いたしまして提案理由のご説明を申し上げます。 地方自治体を取り巻く環境は依然として厳しく、人口減少に対する対策や、昨今の経済状況に対する行財政改革を進めている状況であります。もちろん安中市も例外ではなく、厳しい状況であります。安中市議会といたしましても、さらなる行政改革や財政健全化を行政側に求めていく立場として、議員みずから議員定数を削減することにより、市全体のさらなる改革の模範となる所存でございます。 現在、市議会の議員定数につきましては、平成23年の法改正によって、従来の人口規模当たりの上限規定は撤廃され、各団体の自主的な判断に委ねられております。そのため、安中市議会では特別委員会などを通じて調査研究するとともに、活発な議員間討議を行い、慎重に検討してまいりました。その結果として、現在の議員定数22名を2名減らして、次の一般選挙から議員定数を20名とすることを提案するものであります。ただし、今回の提案を単純なコスト削減のみに終わらせることなく、議会制民主主義の原点である多くの市民の声を市政に反映させることや、さらなる議会の活性化や機能強化につなげていく所存であります。 なお、附則でございますが、この改正は公布の日から施行し、同日以後初めてその期日を告示される一般選挙から適用するものでございます。 以上、簡単でありますが、提案理由の説明とさせていただきます。ご賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(
齊藤盛久議員) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 金井久男議員。
◆1番(金井久男議員) 1番、金井久男ですが、私は2点提案者にお尋ねしたいのですが、ただいま提案理由にもありましたが、言うまでもなく地方自治の主人公は住民であり、安中市でいえば安中市民です。そして、我々議員の役割は、市民を代表してその声を市政に反映し、また市長、執行部の施策に誤りなきようチェックすることにあるわけです。そのためには、議員の数は一定程度確保されていなければならないと思います。言いかえると、市議会議員は市民と市政をつなぐパイプの役割をしているものですから、議員定数を削減するということは、このパイプを細くするものであり、定数をみずから狭めるということは議会の自殺行為と言えるのではないでしょうか。その点お答えください。 もう一点は、日本は先進国の中で、人口に比較して公務員の数が極めて少ない国と言われています。よって、私たちは住民サービスに身近な公務員の削減には反対しています。しかし、今交通事情も情報伝達事情も昔から見れば格段に発展し、便利になりましたけれども、高齢化が大きく進行しています。市民の居住地も広いまま、面積は変わっておりません。我々も市民の中に、議員の数が多いのではないかという声を確かに聞いてはいますが、この広い地域をカバーするためには一定の議員の数が必要ではないでしょうか。なぜ20にするということが必要なのでしょうか。明確な根拠があればお聞かせいただきたいと思います。 以上です。
○議長(
齊藤盛久議員) 吉岡完司議員。
◆12番(吉岡完司議員) 金井議員の質疑にお答えさせていただきます。 確かに金井議員の発言については、私も同意する面はありますけれども、やはり今こういった中で、平成23年度に法改正により人口規模での上限はなくなったのですけれども、やはり昨今の安中市の財政状況、そういったことを踏まえてみると、やはり我々議員みずからが襟を正して削減し、市に、執行部にその予算の厳正化を求めていくということも必要なのだろうといったことを含めて、今回の削減の提案をさせていただきました。 2点目なのですけれども、公務員は非常に安中市においても、行政サービスする中で大変な状況であるということは十分理解しております。今回の議員定数を削減するのは、私も議員の一人として大変厳しいものがあるというふうには思っておりますけれども、やはり住民の皆さんのご期待に応えることがあってこそ、我々議員ではないかというふうに思っておりますので、そういった点から提案させていただきました。 以上でございます。
○議長(
齊藤盛久議員) 高橋由信議員。
◆15番(高橋由信議員) それでは、2点質疑させていただきます。 先ほど議員間の議論は十分であるというような提案者の説明でございましたが、やはり多く市民の中にも賛否両論がいろいろあります。このことについて、広く市民に意見を求めるべきではなかったかと思いますが、その辺についてのお考えをお願いいたします。 それからもう一点、定数を2減の20とした根拠についてお願いいたします。
○議長(
齊藤盛久議員) 吉岡完司議員。
◆12番(吉岡完司議員) 高橋議員の質疑にお答えさせていただきます。 確かに広く市民の声を求めるということで、住民投票等ができればいい面もあろうかと思います。しかしながら、やはりいろいろなところで意見を聞いてみますと、他市の状況等と比べても、やはり議員の現在の状況の中で、人口減少の中で、やはり議員の削減というものは必要なのだという声もありますので、そういった面を踏まえて提案させていただきました。 また、20名にした根拠につきましてですけれども、私自体の考えとすれば、やはりいろいろな面においてもう少し削減してもいいのではないかなというふうな考えを持っておりましたけれども、やはり他市の状況、いろんな面も見て20名という形に決定させていただきました。この他市の状況を参考にするということは余り好ましくはないのですけれども、昨今の中で館林が今回18、人口が安中市より多くて18、また渋川についても18、近隣の富岡市についても18、みどり市についても18という状況ですので、そういったいろいろなことも勘案しまして、今回20というものを提案させていただきました。
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第4号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) ご異議なしと認めます。 よって、議会議案第4号は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 柳沢吉保議員。
◆21番(柳沢吉保議員) 議席番号21番、柳沢吉保でございます。私は、議会議案第4号 安中市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例につきましては、反対の立場から討論を行います。 安中市の議員数は、平成18年の合併の時点では39名でありました。しかし、その後、安中市では議員定数の削減を続け、平成19年選挙時には28名に、平成23年選挙時には24名に、さらに平成27年選挙時には22名に減らし続けてきました。その結果、合併当初には39名もいた議員が、現在では22名しかいないのであります。 議員定数については、これまでも他市と比較しながら削減を競い合ってきたかのようなところがありました。しかし、もう22名しかいないのです。これ以上の議員定数の削減は、議会の行政に対する監視能力を著しく低下させるとともに、少数意見や人口の少ない地域の意見を排除することに直結します。さらに、女性や子育て世代などの若い世代の方々の議会への進出の道を狭めることにもつながります。 このように議員定数の削減は、地域の民主主義を担う議会にとって自殺行為であります。かつ住民自治にとって背信行為であると言わざるを得ません。よって、住民とともに地域民主主義と住民自治を発展させ、市民福祉の向上とよりよい安中市の未来を築いていくという立場から、今回の議員定数を削減するための条例改正案に反対します。 以上申し上げまして、私からの反対討論といたします。以上。
○議長(
齊藤盛久議員) 佐藤貴雄議員。
◆13番(佐藤貴雄議員) 議席番号13番、民声クラブ、佐藤貴雄でございます。私は、議会議案第4号 安中市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例につきまして、賛成の立場から討論を行います。議員各位のご賛同を賜りたいと存じます。 当市議会は、時代の要請に応えるため議会改革特別委員会を設置し、議会のあるべき姿を調査研究してまいりました。この中で、議員定数の見直しについても慎重なる調査研究を重ねてきたところであります。皆様ご存じのとおり、地方自治体を取り巻く環境は大変厳しく、どの自治体でも厳しい行財政運営が続いています。もちろん安中市も例外ではありません。その一方で、地方分権や地方自治の進展につれて、住民代表の議事機関である議会の存在はますます重要となってきております。このような中で、議会が与えられた役割と重い責任を十分に果たしていくためには、市民から信頼される議会でなくてはなりません。市民から信頼され、市民の負託に応えていくためには、議員みずから身を削る改革を断行するとともに、さらなる議員資質の向上を図り、議会の活性化を進めていかなければなりません。 一方、議員定数を削減することについて懸念する声があることも事実であります。議員の数を減らすことにより、市民の声が議会に届きにくくなるのではないか、地域の代表がいなくなり、多様な民意を酌み取ることが困難になるのではないかなどの声です。しかしながら、もしもそのようなことが起こり得るとしたら、それは定数削減に問題があるのではなく、議員自身の資質と努力に関係する課題であります。さらに、既に議員定数削減を行った自治体から、議員定数が減ったことにより市民生活に支障を来した、協働のまちづくりが後退した、あるいは行政に対してのチェック機能が低下して行財政運営が明らかに悪化したなどという報告を耳にしたことはありません。 議員定数という課題を前に、今私たちが考える大切なことは、議員としての姿勢であり、市民の側に立った議会改革と議会の活性化を進めることによって市民と向かい合い、その声を真摯に聞く姿勢であり、これこそが議会のあるべき姿であると考える次第であります。 以上申し上げまして、議会議案第4号の賛成討論といたします。
○議長(
齊藤盛久議員) 高橋由信議員。
◆15番(高橋由信議員) 15番、高橋由信でございます。私は、議会議案第4号 安中市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例に対して、反対の立場から意見を述べさせていただきます。 市民の間にも、議員定数削減については賛否両論がございます。先日行われました議会会派代表者と区長会代表者の懇親会の意見交換の場で、区長より、今の議会の状況からすると定数は現在の半数でよいという意見と、また他の区長より、議員は市全体から選ばれるので地区代表ではないが、地区代表としての性格も色濃く残っている。現在でも議員のいない地区があるが、これ以上減らすと議員のいない地区がもっとふえてしまい、区長として市に対しての地域要望や陳情などにつなげてもらえなくなる。このことから考えると、いたずらに議員を減らすべきではないとの意見がありました。 議員定数は、平成18年3月18日の合併時、在任特例により旧安中地区22名、旧松井田地区18名、欠員1の39名でした。その後、平成19年4月の改選では12名減の定数28名で、結果、旧安中地区18名、旧松井田地区で10名、そして平成23年4月の改選では4名削減の定数は24名、旧安中地区16名、旧松井田地区8名、そして平成27年4月は定数22名、旧安中地区16名、旧松井田地区で6名、全体では合併時に比べると半減に近い定数となり、旧松井田地区では3分の1の議員数となりました。 議会としても、少子高齢化に向けた行財政改革、経費削減に対し、身を切る改革を進めてまいりました。より開かれた議会である議会改革特別委員会を設置し、議員全員で議会基本条例と政治倫理条例をつくり上げました。近隣の市の定数削減に向けた動向は理解していますが、中山間地域を多く抱える本市には、本市の事情があります。定数削減は、議会制民主主義の根幹を揺るがす重大な問題です。ここで立ちどまってしっかり考えるべきです。ちなみに、参議院では定数が7名増となりました。定数削減は議会だけで決めるのではなく、広く市民の意見を求め、議論を重ね、深めてからでも遅くはありません。今回の削減は時期尚早であります。 以上の理由から、私は議会議案第4号、定数削減案には反対であります。議員各位の深いご理解をいただき、ご賛同をいただきますようお願い申し上げ、反対討論といたします。以上。
○議長(
齊藤盛久議員) 櫻井ひろ江議員。
◆2番(櫻井ひろ江議員) 2番、日本共産党市議団の櫻井ひろ江です。私は、
日本共産党安中市議団を代表しまして、議会議案第4号 安中市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例について反対の立場から討論を行います。 議員定数については、以前は地方自治法で上限が決められており、旧安中市では30名でした。平成23年4月に自治法の改正があり、上限が取り払われ、自治法第91条に議員の定数は条例で定めることが規定されました。地方自治体は、行政の執行機関があり、長は住民の直接選挙で選ばれます。また、議事機関として議会があり、議員も住民の直接投票で選ばれます。これが、国政にはない二元代表制です。 二元代表制のもと、議員は市民と市政をつなぐ重要な担い手であり、議会、行政に住民の声を届けるとともに、長の市政運営をチェックする重要な役割を担っています。地方自治の主人公は住民であり、市議会議員は市民と市政をつなぐパイプ役として、議員の数は一定程度確保されていなければなりません。議員定数の削減は、このパイプを細くするものであり、定員をみずから狭めていたのでは議会の自殺行為と言えます。 我々市議会議員に緊急に求められているものに、市政の無駄を指摘し、是正させることがあります。市政を市民の立場でチェックし、もって市民福祉の向上につなげるためには、議員がよく研究し、議員多数の目で検証し、議論することです。市民の中に議員定数を削減すべきという声があるのは、私どもも承知しておりますが、削減に反対という声もあります。本来自分たちの声を代弁するはずの議員を減らせという声が多く上がる理由は何でしょうか。議員が何人いても、私たちの生活は変わらない、よくならない、景気は一向によくならない、医療や介護の負担が上がり年金が減る、政治は一体何をしているのかというぐあいで、言うなれば現在の政治に対する不信、不満です。これを払拭するには、我々が日夜研さんし、市民の負託に応えられるよう努力することと、市民にわかりやすい議論と、議会を公開する努力こそ求められています。 安中市議会は、今期の中で議会改革特別委員会を設置し、議会改革に取り組んできており、議員の役割を再認識し、市民に開かれた議会を目指すなど、議会基本条例などを今回の定例議会で制定してさらに高めていく、その準備をしておりました。合併前の議員定数は、松井田町18名、安中市22名でしたが、新安中市の議員定数は、その後28名になり、24名、そして22名と削減に次ぐ削減をしてまいりました。22名は、旧安中市の定数と同じです。合併前6万4,000人いた人口も、現在5万8,000人ということですが、旧安中市よりは多くおります。市の広さは、県内の市では高崎、前橋、沼田に次ぐ4番目の広さになりました。これ以上の削減には反対です。議員定数を削減することは、市民の市政に参加する権利も狭め、議会制民主主義の根幹を揺るがすものとなるものです。民主主義というものは、もともと時間がかかるものです。各界各層からのさまざまな意見や考え方を議論し合うことによって、よりよい方針が見出されていくのです。 以上申し上げまして、私の反対討論といたします。
○議長(
齊藤盛久議員) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議会議案第4号の採決を行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
齊藤盛久議員) 起立多数であります。 よって、議会議案第4号は原案のとおり可決されました。
△議会議案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
齊藤盛久議員) 日程第9、議会議案第5号
群馬大学医学部附属病院に係る特定機能病院の早期承認を求める意見書(案)を議題といたします。 お諮りいたします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) ご異議なしと認めます。 よって、議会議案第5号については提案理由の説明を省略することに決しました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第5号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) ご異議なしと認めます。 よって、議会議案第5号は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議会議案第5号の採決を行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議会議案第5号は原案のとおり可決されました。
△議会議案第6号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
齊藤盛久議員) 日程第10、議会議案第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書(案)を議題といたします。 議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。 10番、柳沢浩之議員の登壇を願います。 柳沢浩之議員。 〔10番 柳沢浩之議員登壇〕
◆10番(柳沢浩之議員) 議席番号10番、清風クラブの柳沢浩之です。ご指名をいただきましたので、議会議案第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書(案)の提案理由の説明を行います。 2019年度の政府予算の中で、地方財政の検討に当たっては、国民生活を犠牲にする財政とするのではなく、歳入歳出を的確に見積もり、人的サービスとしての社会保障予算の充実と地方財政の確立を目指すことが必要であります。地方自治体は、少子高齢化が進行する中で、子育て、医療、福祉、介護などの社会保障への対応、教育、地方公共交通の維持など行政が果たす役割が高まっていること、それに対する必要な公共サービスの維持には地方財政の充実・強化は必要だと考えます。また、人口減少対策を含む地方版総合戦略の実行や、大規模災害を想定した防災・減災事業の実施など、新たな政策課題に直面しています。そのためにも、地方財政の確保は必要不可欠であります。 よって、国に対して地方財政の充実・強化を求める意見書(案)を提出するものでございます。議員各位のご賛同をお願いいたしまして、説明とさせていただきます。
○議長(
齊藤盛久議員) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第6号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) ご異議なしと認めます。 よって、議会議案第6号は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議会議案第6号の採決を行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
齊藤盛久議員) 挙手全員であります。 よって、議会議案第6号は原案のとおり可決されました。
△「議会改革について」の委員長報告、採決
○議長(
齊藤盛久議員) 日程第11、委員長報告。 「議会改革について」を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。
議会改革特別委員長、奥原賢一議員の登壇を願います。 奥原賢一議員。 〔
議会改革特別委員長 奥原賢一議員登壇〕
◎
議会改革特別委員長(奥原賢一議員) ご指名をいただきましたので、議会改革特別委員会のご報告を申し上げます。 本委員会は、地方分権の推進により市議会の役割がますます重要となる中、市民の負託により一層応える議会の実現を目指して議会改革の方策について調査研究するため、平成27年9月17日の本会議において設置されました。設置後本日までの約3年間、36回の委員会を開催し、慎重かつスピード感を持って調査研究し、その結果として主に3つの成果を残すことができました。 まず第1に、議会の基本原則を定めた議会関連条例のうち最高規範となる議会基本条例の案を策定し、本委員会から本日議案を提出することができました。この条例案については、本委員会の内部に設置した議会基本条例策定部会が中心になって調査研究を進め、42回もの会議を開き、白熱した討議と審査を繰り返して、一からつくり上げました。その結果、独自性が高く先進的な条例案と逐条解説案ができ上がりました。なお、議会基本条例に基づく具体的な施策を実施していくに当たり、今後議会の活性化のための特別委員会を設置する必要があるということを申し添えておきます。 第2に、政治家として倫理基準等を定め、我々議員みずからを厳しく律する政治倫理条例の案を策定し、本委員会から本日議案を提出することができました。この条例案については、本委員会の内部に設置した政治倫理条例策定部会が中心となって調査研究を進め、19回もの会議を開き、積極的な討議と慎重な審査を繰り返して、一からつくり上げました。その結果、議会及び議員の中立、公正を担保する厳粛かつ完成度の高い条例案と逐条解説案ができ上がりました。 第3に、政務活動費について、委員会で慎重な討議や審査等を行った結果として、議会における調査や審議等の機能強化を図るために、来年度以降の金額変更に係る条例改正案を提出するとともに、統一的な基準等を明確にした手引を作成いたしました。さらに、透明性を確保するため、今年度の収支報告書から市議会のホームページで公開することを決定するとともに、今後も積極的に公開する事項を拡大していくことを決めました。 さまざまな議会改革の方策を調査研究した結果、主な成果として実現できたものは、以上の3点でありますが、それ以外にも開かれた議会の一環として、平成28年に本委員会が企画立案して始めた子ども議会が大変好評を得ており、現在は市と議会と教育委員会の3者共催という形になって、毎年引き続き実施されております。また、一般質問の通告内容をホームページで事前公開することも始めました。 以上のように、本委員会は議会基本条例、政治倫理条例、政務活動費という3つの分野において具体的な成果を残し、議会改革を大きく進めることができましたので、所期の目的を一応達成したことによりまして、ここで調査を終了いたします。委員の皆様におかれましては、重要かつ難しい諸問題を極めて熱心に調査研究するとともに、慎重かつ積極的に審査していただきましたことに対しまして厚く御礼申し上げます。 以上で私からの報告を終わります。長い間ありがとうございました。
○議長(
齊藤盛久議員)
議会改革特別委員長の報告が終わりました。 お諮りいたします。
議会改革特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) ご異議なしと認めます。 よって、
議会改革特別委員長報告のとおり決しました。
△特定事件の閉会中継続審査の付託
○議長(
齊藤盛久議員) 日程第12、特定事件の閉会中継続審査の付託についてを議題といたします。 閉会中継続審査申出一覧表┌──────────┬─────────────────────────────────┐│委 員 会 名│ 件 名 │├──────────┼─────────────────────────────────┤│ │ 1 市有財産管理状況について ││ │ 2 市税の適正課税について ││ 総務文教常任委員会 │ ││ │ 3 行政財政の実態について ││ │ 4 市行政の総合企画について │└──────────┴─────────────────────────────────┘┌──────────┬─────────────────────────────────┐│委 員 会 名│ 件 名 │├──────────┼─────────────────────────────────┤│ │ 5 危機管理、防災及び防犯について ││ │ 6 松井田支所の総合事務について ││ 総務文教常任委員会 │ 7 教育行政の運営及び施設整備について ││ │ 8 文化財保護及び生涯学習の推進について ││ │ 9 その他本委員会の所管に関する事項について │├──────────┼─────────────────────────────────┤│ │ 1 社会福祉・障害福祉対策について ││ │ 2 介護保険の運営について ││ │ 3 少子高齢化対策について ││ │ 4 公立碓氷病院の運営及び市民の健康増進について ││ 福祉民生常任委員会 │ ││ │ 5 環境衛生対策について ││ │ 6 国民健康保険事業及び後期高齢者医療事業の運営について ││ │ 7 市民生活及び市民活動について ││ │ 8 その他本委員会の所管に関する事項について │├──────────┼─────────────────────────────────┤│ │ 1 中小企業振興対策について ││ │ 2 観光振興対策について ││ │ 3 地域振興対策について ││ │ 4 農業振興対策について ││ │ 5 団地造成及び工場誘致について ││ 経済建設常任委員会 │ ││ │ 6 都市計画事業の促進について ││ │ 7 道路及び橋梁整備について ││ │ 8 公営住宅事業について ││ │ 9 上下水道施設の整備拡充について ││ │ 10 その他本委員会の所管に関する事項について │├──────────┼─────────────────────────────────┤│ 議会運営委員会 │ 1 議会運営等に関することについて │└──────────┴─────────────────────────────────┘
○議長(
齊藤盛久議員) 各委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
齊藤盛久議員) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
△閉会の宣告
○議長(
齊藤盛久議員) これにて本議会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。 以上で平成30年安中市議会第3回定例会を閉会いたします。 (午前11時07分)...