藤岡市議会 > 2020-12-09 >
令和 2年第 5回定例会-12月09日-03号
令和 2年第 5回定例会-12月09日-付録

  • 付議事件(/)
ツイート シェア
  1. 藤岡市議会 2020-12-09
    令和 2年第 5回定例会-12月09日-03号


    取得元: 藤岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-11
    令和 2年第 5回定例会-12月09日-03号令和 2年第 5回定例会           令和2年第5回藤岡市議会定例会会議録(第3号)                          令和2年12月9日(水曜日)      ───────────────────────────────── 議事日程 第3号   令和2年12月9日(水曜日)午前10時開議 第 1 議会運営委員会経過報告 第 2 議案第101号 藤岡合併振興基金条例制定について 第 3 議案第107号 藤岡感染症患者等人権擁護に関する条例制定について 第 4 議案第119号 令和年度藤岡一般会計補正予算(第8号)      ───────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 議事日程に同じ 出席議員(18人)         1番  関 口 茂 樹 君        2番  丸 山   保 君         3番  小 西 貴 子 君        4番  内 田 裕美子 君         5番  中 澤 秀 平 君        6番  野 口   靖 君         7番  大久保 協 城 君        8番  窪 田 行 隆 君
            9番  湯 井 廣 志 君       10番  松 村 晋 之 君        11番  橋 本 新 一 君       12番  青 木 貴 俊 君        13番  岩 﨑 和 則 君       14番  茂 木 光 雄 君        15番  冬 木 一 俊 君       16番  針 谷 賢 一 君        17番  隅田川 徳 一 君       18番  吉 田 達 哉 君 欠席議員 なし      ───────────────────────────────── 説明のため出席した者    市長       新 井 雅 博 君   副市長      高 橋   厚 君    教育長      田 中 政 文 君   企画部長     高 柳 和 浩 君    総務部長     中 島 俊 寛 君   市民環境部長   秋 山 正 人 君    健康福祉部長   鈴 木 伸 生 君   経済部長     秋 山 弘 和 君    都市建設部長   根 岸   実 君   鬼石総合支所長  黒 岩 康 博 君    上下水道部長   岡 本 通 弘 君   教育部長     塚 本   良 君    鬼石病院事務長  村 木 道 生 君      ───────────────────────────────── 議会事務局職員出席者    事務局長     飯 島 嘉 男     議事課長     吉 江 高 如    議事係長     堀 越 美 幸      午前10時23分開議 ○議長松村晋之君) 出席議員定足数に達しました。  これより本日の会議を開きます。      ───────────────────────────────── △第1 議会運営委員会経過報告議長松村晋之君) 日程第1、議会運営委員会経過報告であります。  議会運営委員会委員長報告を求めます。委員長大久保協城君の登壇を願います。              (議会運営委員会委員長 大久保協城登壇) ◎議会運営委員会委員長大久保協城君) ご指名を受けましたので、議会運営委員会経過について報告を申し上げます。  議会運営委員会は、議長の要請により、本日、議会開議前に委員会を開催し、本日の日程と追加されます議案取扱いについて協議したのであります。  追加されますものは、市長提出議案1件であります。この取扱いについては、日程表にもありますように、日程第1、議会運営委員会経過報告終了後、日程第2、議案第101号については総務常任委員会に付託されておりますので、委員長から付託議案審査報告をしていただいた後、質疑討論、採決を願います。  日程第3、議案第107号については、教務厚生常任委員会に付託されておりますので、委員長から付託議案審査報告をしていただいた後、質疑討論、採決を願います。  日程第4、議案第119号については、単独上程単独審議委員会付託を省略し、即決願います。  以上をもちまして、議会運営委員会経過について報告を終わります。 ○議長松村晋之君) 議会運営委員会委員長報告が終わりました。  ただいま報告のありましたとおり、今後の議事運営を行いますので、ご了承願います。      ───────────────────────────────── △第2 議案第101号 藤岡合併振興基金条例制定について ○議長松村晋之君) 日程第2、議案第101号藤岡合併振興基金条例制定についてを議題といたします。  総務常任委員会委員長報告を求めます。委員長窪田行隆君の登壇を願います。              (総務常任委員会委員長 窪田行隆登壇) ◎総務常任委員会委員長窪田行隆君) ご指名を受けましたので、去る11月26日の本会議において、総務常任委員会に付託されました議案1件に対する審査の概要と結果についてご報告を申し上げます。  本委員会は、11月30日、市長、副市長並びに関係部課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重審査したのであります。  議案第101号藤岡合併振興基金条例制定についてご報告申し上げます。  本条例制定の理由は次のとおりであります。  本条例は、藤岡新市建設計画に位置づけられた地域振興等を目的とするソフト事業の実施に必要な財源に充てる基金を創設するため、地方自治法第241条第1項及び市町村合併特例に関する法律第11条の2第1項第3号の規定に基づき必要な事項を定めるものであり、基金設置の目的、積立額基金管理方法及び運用収益の繰入れや処分などを規定するものであります。  質疑の主なものを申し上げます。  この合併振興基金はどのような基金なのか。そして、この基金を使ってどのような事業を実施していくのか伺いたい。  合併振興基金は、合併後の市町村地域住民の連携の強化または合併関係市町村の区域における地域振興等のために設ける基金であり、新市建設計画に位置づけられたソフト事業財源に充てることができる。  基金の規模は15億3,570万円で、その積立金財源合併特例債で14億5,890万円、一般財源で7,680万円であるとのことでした。  条例制定によって基金をこの時期に創設することになった理由と、基金活用期限について伺いたい。また、公債費経常収支比率への影響についても伺いたい。  今回、合併特例債を活用して基金を創設するのは、全体的に公債費が減少しているため、新たに合併特例債を起こして償還しても財政運営に支障が生じないためである。  公債費は平成28年度の約34億円をピークに減少し、令和年度から令和年度にかけて20億円前後で推移していく見込みであり、この間に毎年度約2億9,300万円を償還していく。  経常収支比率についても、毎年度この額を償還しても全体の公債費が減少しているので、公債費にかかる経常収支比率が上昇することはないと推定している。令和年度決算ベースでの試算では、増加する公債費を加味しても、令和年度の97.8%が94%から96%台で推移する見込みである。  また、合併特例債令和年度までとなっているが、基金の活用については期限がないとのことでした。  基金をどのような事業に活用していくのか、また、県内の市町村活用事例があれば伺いたい。  基金が活用できる事業は、新市建設計画に位置づけられているソフト事業であるが、現時点では具体的に基金を活用する事業は決まっていない。  例を挙げれば、交通安全対策事業子育て支援事業介護予防事業身体障害者福祉事業学校施設ネットワーク整備事業スポーツ振興事業企業誘致促進事業観光振興事業中心市街地活性化事業地域づくり事業など、基金を活用できる事業は多岐にわたる。  また、現在基金のある県内の市町村は、令和年度末時点で、高崎市、沼田市、渋川市、富岡市、安中市、神流町、東吾妻町、みなかみ町の5市3町であり、具体的な活用事例として、高崎市では文化活動団体への補助事業各種イベント事業、渋川市では新市10周年記念事業提案型市民協働事業、富岡市では企業誘致事業地域づくり推進事業などに活用しているとのことでした。  基金ソフト事業に活用していくということであるが、ハード事業で活用が可能な場合があれば伺いたい。  基本的にはハード事業での活用は想定していないが、市民が主体となったハード事業に対して藤岡市が補助金を支出するといった場合に限り、充当できる可能性は残されていると考えるとのことでした。  起債発行可能額が14億5,890万円ということだが、今後の財政運用上の問題点等は生じないのか伺いたい。  合併特例債償還した年度元利償還金の70%が基準財政需要額として交付税に算入される。具体的には、令和年度から令和年度の各年度元利償還額約2億9,300万円に対し、約2億500万円の交付税措置が見込まれることとなる。総額では、元利償還金が約14億6,746万3,000円で、交付税算入額が約10億2,722万5,000円になる見込みである。  14億円の起債の償還公債費は増加するが、公債費全体では減少が見込まれることや交付税への算入率が高く、普通交付税に反映される額が多いことから、財政運営上の問題は生じないと考えているとのことでした。  基金を創設して積立てを行う時期について伺いたい。  今の時点ではまだ決まっていないが、県に対して起債の申請を行い、同意を得た後に、一般会計財源的に余裕があるタイミングで行いたいと考えているとのことでした。  地方債償還期間令和年度からの5年間ということだが、償還期間を変更することは可能であるのか伺いたい。  令和年度当初予算に、この合併特例債起債発行可能額議案として提案し、償還期間について定めることとなるが、現在は金利が低いため、延長することは考えにくい。想定どおり5年間程度で償還していきたいと考えているとのことでした。  有利な起債による基金ということだが、必要性の低い事業に充当することがないように、使途については十分検討する必要がある。使途についてはどのように決定していくのか伺いたい。  この基金を活用できる事業は、合併時に策定した新市建設計画に掲載されている必要があることから、網羅的に掲載している。これを実際に事業化していく過程では、事業必要性について十分に吟味を行った上で予算化して議会に上程することとなるとのことでした。  既に一般財源で実施されている事業に対してこの基金を充当することで、その分の一般財源の枠が広がると考えることもできるのか伺いたい。  今まで一般財源で実施してきた事業に対してこの基金を取り崩して充当し、浮いた一般財源でまた違う事業をする。また、当該事業を拡充するということは可能だと考えるとのことでした。  委員から次のような討論がありました。  本条例案で創設される基金は、市民の連携を強化する事業地域振興を図る事業を実施するときの財源として活用するために設けられるものである。  基金財源構成は、約15億円の基金の規模に対して、合併特例債で約14億円、一般財源で約1億円、合併特例債償還に当たっては、償還額の70%が交付税に算定されるため、最終的には交付税で約10億円、一般財源で約5億円の負担であり、財政的に非常に有利な基金と考える。  合併特例債を活用すると償還額が増加することが懸念されるが、公債費が減少していることから、年間約3億円の償還をしても財政運営に支障がないとのことである。  基金を活用する事業新市建設計画に位置づけられたソフト事業であることから、幅広く活用することが期待でき、基金財源に今後ますます複雑化、多様化する市民ニーズに対応した事業をより一層強力に進めることが可能である。  基金を創設し、施策の財政として活用することは自主財源比率を高めることにつながるため、持続可能な財政運営に資するだけでなく、有効に活用することとなり、市民が生き生きと生活し、明るく元気な藤岡市を築くことにつながると考えられる。  以上のことから、藤岡合併振興基金条例制定について賛成であるとの討論がありました。  慎重審査の結果、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、本委員会に付託されました議案1件に対する審査の概要と結果について報告を終わります。 ○議長松村晋之君) 総務常任委員会委員長報告が終わりました。  委員長報告に対し質疑に入ります。ご質疑願います。              (「なし」の声あり) ○議長松村晋之君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長松村晋之君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長松村晋之君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第101号藤岡合併振興基金条例制定について、委員長報告は可決であります。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長松村晋之君) 起立全員であります。よって、議案第101号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────────── △第3 議案第107号 藤岡感染症患者等人権擁護に関する条例制定について ○議長松村晋之君) 日程第3、議案第107号藤岡感染症患者等人権擁護に関する条例制定についてを議題といたします。  教務厚生常任委員会委員長報告を求めます。委員長吉田達哉君の登壇を願います。              (教務厚生常任委員会委員長 吉田達哉登壇) ◎教務厚生常任委員会委員長吉田達哉君) おはようございます。
     ご指名を受けましたので、去る11月26日の本会議において、教務厚生常任委員会に付託されました議案1件に対する審査の概要と結果についてご報告を申し上げます。  本委員会は、11月30日、市長、副市長教育長並び関係部課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重審査したのであります。  議案第107号藤岡感染症患者等人権擁護に関する条例制定についてご報告申し上げます。  本条例制定の理由は次のとおりであります。  新型コロナウイルス感染症をはじめとする住民生活社会生活に重大な影響を及ぼす感染症患者等、または医療従事者等人権擁護するため、市、市民事業者の基本的な責務などを規定し、本条例制定するものであります。  質疑の主なものを申し上げます。  本市は、平成11年2月に人権尊重都市を宣言している。なぜ、今になって人権擁護に対する条例制定するのか伺いたい。  現在、新型コロナウイルス感染症住民生活社会生活に重大な影響を及ぼしており、全国的に感染症への不安や恐怖心から様々な問題が生じている。その中には、患者やその家族などへの人権を侵害する事案もあり、被害を受けた方の中には、治癒した後も地域や職場などでの生活に支障が出た方もいた。  このような人権問題が本市では起こってはいけない、起こらせてはいけないという市長の指示の下、市民が安心して暮らすことができる地域社会を目指すために本条例制定するとのことでした。  本条例制定を足がかりに、感染症患者等への支援ということも積極的に進めていくべきと思うが、その考えがあるか伺いたい。  相談窓口を設けて人権侵害に遭われた方の要望等を聞き、その内容により他の機関へ相談を方向づける。また、相談窓口で対応できることについてはその場で対応し、その方の一番よい方法で対処したいと考えるとのことでした。  人権侵害とは、具体的にどのような事象を想定しているのか。また、どのように人権擁護していくのか伺いたい。  人権侵害としては、インターネットやSNS上での誹謗中傷感染症になられた方の家への貼り紙や落書きなどを想定している。  被害者の方には、共に協力しながら対処し、寄り添いながら擁護していきたいと考えているとのことでした。  群馬県では、感染症が前提というわけではないが、インターネット上での誹謗中傷に対して支援する条例制定するということである。この条例との関連性について伺いたい。  群馬県では、インターネット上の誹謗中傷被害者支援条例制定する予定である。条文では、県が市町村などと連携・協力することを義務化することなどが規定されることから、市は県と連携・協力しながら対応していきたいと考えているとのことでした。  罰則規定を設けない理由について伺いたい。  罰則については、刑法の名誉毀損罪侮辱罪などで対処することが適当であり、本条例は相談への対応や啓発活動などを重視していることから、罰則規定を設けていないとのことでした。  小・中学校の児童・生徒が罹患した場合の、現場での対応マニュアルはあるのか。また、学校での対応について伺いたい。  マニュアルという形にはしていないが、子供たちにとって一番いい形での対応を考えている。感染された子供たち、または濃厚接触者になった子供たちが安心して学校に戻れるように、子供や保護者の立場に立って、受入体制等について慎重に支援しているとのことでした。  第5条、事業者責務に規定する「事業を行う場所」とはどこか伺いたい。  市内に所在する事業所、拠点となる事業所や離れた場所にある倉庫などの業務を行う場所、社宅や保養所等を想定しているとのことでした。  今後、市民事業者に対し、どのように知識の普及や人権意識を啓発していくのか伺いたい。  人権意識の啓発としては、毎月広報ふじおかへ人権啓発記事を掲載している。また、人権教育ということでいえば、これまでも小・中学校の授業や市民講座など、社会教育事業を通じて定期的に実施しており、これらの取組を今後も内容を充実させながら継続して実施していくことで、多くの市民人権意識を高めていきたいと考えているとのことでした。  委員から次のような討論がありました。  新型コロナウイルス感染症というものが発生し、そして感染が拡大し、市民社会生活に対して非常に重大な不安を抱えながら日々生活をしている。  本市においては、人権侵害というような大きな案件は出ていないが、今後さらに第3波と拡大が予想される中で、このまましっかりと人権が尊重された心豊かなまちであるためにも本条例制定し、市民全員人権について考えていくことは大変意義のあることだと考える。本条例には、市の責務市民責務事業者責務の中で人権擁護ということだけでなく、感染防止対策についても明記されている。人権を守るとともに、市民藤岡市が一体となって感染症に取り組んでいこうとする姿勢が受け取れる。  以上のことから、本条例制定賛成であるとの討論がありました。  慎重審査の結果、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもちまして、本委員会に付託されました議案1件に対する審査の概要と結果について報告を終わります。 ○議長松村晋之君) 教務厚生常任委員会委員長報告が終わりました。  委員長報告に対し質疑に入ります。ご質疑願います。              (「なし」の声あり) ○議長松村晋之君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長松村晋之君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次発言を許します。初めに、中澤秀平君の登壇を願います。              (5番 中澤秀平登壇) ◆5番(中澤秀平君) 議長より登壇の許可をいただきましたので、議案第107号に対して賛成の立場で討論をさせていただきます。  本条例の目的は、感染症を原因とする誹謗中傷などの人権侵害を未然に防ぐことと規定されています。  このたびの新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響でも、全国ではそうした人権を侵害するような事例が実際に起きています。  藤岡市でも感染者が増加する中、市民感染に対する不安は高まっていますので、条例制定には大きな意義があると考えます。  感染した方やそのおそれのある方に対する誹謗中傷は、市民感染症に対する不安感によって引き起こされるものです。今回の新型コロナウイルス感染症の不安は、病状の悪化による健康問題はもちろんですが、感染症の影響で生活が脅かされるおそれがあることからも起こっているのではないでしょうか。  感染した方やおそれのある方に対する支援策を確立することも、市民の不安を取り除く上で欠かせない対策と考えます。委員会審議の中では、条例には明文していないが、そうした支援は当然市の責務であるとの答弁がありました。また、感染拡大防止対策を徹底することも重要となってくると思います。条例には、市民事業者責務として、不当な差別を行わないと同時に、感染防止に必要な対策を取ることを求めています。しかし、感染症が広がる中、市民一人一人や事業者にできる対策には限界があり、市としての対策も当然に求められるものと思います。  12月7日より群馬県内自衛隊駐屯地等で始まっている日米合同演習に参加をする米兵100人が前橋市内のホテルに宿泊しているといいます。在日米軍内でも感染が広がっている中ですが、今回参加の米兵はPCR検査を受けていないようです。既に前橋市内飲食店で米兵の姿が確認されているようで、藤岡市でも前橋の飲食店に勤務する方が感染した例も報告されていることから、藤岡市民の新たな感染源にもなり得るものと考えます。市民感染を広げないためには、こうした事態に対して、例えば今回であれば、検査の徹底や行動歴の調査、公表などを強く申し入れることも対策として必要ではないかと思います。  本条例制定をきっかけにこうした対策が積極的に行われることを期待いたしまして、討論とさせていただきます。 ○議長松村晋之君) 次に、大久保協城君の登壇を願います。              (7番 大久保協城登壇) ◆7番(大久保協城君) 議長より登壇の許可をいただきましたので、ただいま議題になっております議案第107号藤岡感染症患者等人権擁護に関する条例制定について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  現在、新型コロナウイルス感染症の第3波の中にあって、本市でも再び感染者が増え始めている状況であります。収束の見えない未曽有の事態に対し、市民においては社会生活に対して大きな不安を抱えながら日々を生活していることと思います。  本市では、感染拡大防止策として、ハードソフト両面で様々な施策を講じております。  諸外国ではワクチン接種も始まったところでございますが、現状では感染者をゼロにすることは難しい状況であります。  本市では、教育関係各所のご努力や市民の皆様のご理解のおかげもあり、人権侵害というような大きな事案は発生しておりませんが、藤岡市がこうした感染症に対して人権が尊重された心豊かなまちであることを強く発信していくためにも、本条例制定し、市民全員人権を考えていくべきと考えます。  本条例では、市、市民事業者の3者の責務を定め、人権侵害人権擁護だけでなく、感染症防止対策についても明記しております。人権を守るということとともに、3者が一体となって感染症に対して取り組んでいこうという姿勢が受け取れる条例となっていることから、本条例について賛成の意を表し、賛成討論といたします。  議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長松村晋之君) 以上で、通告による討論は終わりました。  他に討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長松村晋之君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第107号藤岡感染症患者等人権擁護に関する条例制定について、委員長報告は可決であります。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長松村晋之君) 起立全員であります。よって、議案第107号は原案のとおり可決されました。           (「議長、休憩願います」の声あり) ○議長松村晋之君) 暫時休憩いたします。                                 午前10時54分休憩      ─────────────────────────────────      午前10時56分再開 ○議長松村晋之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  報告いたします。  茂木光雄君から、令和2年12月9日付で一身上の都合のため、本日の会議を早退する旨の届出が議長宛てに提出されましたのでご報告いたします。      ───────────────────────────────── △第4 議案第119号 令和年度藤岡一般会計補正予算(第8号) ○議長松村晋之君) 日程第4、議案第119号令和年度藤岡一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長登壇を願います。              (市長 新井雅博君登壇) ◎市長(新井雅博君) 議案第119号令和年度藤岡一般会計補正予算(第8号)についてご説明申し上げます。  今回の補正は、第1条で示しましたとおり、歳入歳出それぞれ2,179万6,000円を追加をし、予算の総額を353億1,524万6,000円とするものであります。当初予算と比較をいたしますと、今回の補正を含め32.8%の伸びとなっております。  新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、子育てと仕事を1人で担う低所得者のひとり親世帯に特に大きな困難が心身に生じていることを踏まえ、ひとり親世帯臨時特別給付金の支給を実施をしているところでございます。  今回の補正は、ひとり親家庭の生活実態が依然として厳しい状況にあるため、年末年始に向け、速やかな対応が必要であることから、再度、同様の基本給付を実施するものであります。  それでは、事項別明細について、歳出から主なものをご説明をいたします。  第3款民生費では、第2項児童福祉費、第10目ひとり親世帯臨時特別給付費のひとり親世帯臨時特別給付金で2,061万円を増額するものであります。  続きまして、今回の補正財源となります歳入について、主なものをご説明申し上げます。  第15款国庫支出金では、母子家庭等対策総合支援事業費国庫補助金で2,061万円を追加するものであります。  以上が説明の要旨であります。  慎重審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長松村晋之君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。ご質疑願います。  中澤秀平君。 ◆5番(中澤秀平君) 補正予算について質疑をさせていただきます。  ひとり親世帯への再びの給付金ということなんですが、速やかに支給をするということですが、いつぐらいに支給になる予定になっていますか、お尋ねいたします。 ○議長松村晋之君) 健康福祉部長。              (健康福祉部長 鈴木伸生君登壇) ◎健康福祉部長(鈴木伸生君) お答えいたします。  今回の補正予算が可決され次第、システム改修等の準備を行いまして、年内にという国の方針でありますが、一日でも早く給付できるように、現在のところ12月24日をめどに給付するように準備を進めております。  以上、答弁といたします。 ○議長松村晋之君) 中澤秀平君。 ◆5番(中澤秀平君) 一日でも早く、12月24日めどにということなんですが、年末で費用もかかる時期となっておりますので、ぜひ速やかに支給できるようにとお願いをいたしたいと思います。  また、支給される方の対象範囲についてなんですが、どのような方が支給対象になっているのかお伺いいたします。 ○議長松村晋之君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木伸生君) お答えいたします。
     夏、8月に一度支給したわけですが、児童扶養手当の対象者の方と、公的年金を受給しているために児童扶養手当の受給をしていない方が交付の対象となっております。こうした方々については申請手続等も必要ございませんので、そのまま支給の事務手続に移りたいと思っております。  以上、答弁といたします。 ○議長松村晋之君) 中澤秀平君。 ◆5番(中澤秀平君) 改めて申請が必要な方というのはいらっしゃるのでしょうか。 ○議長松村晋之君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木伸生君) お答えいたします。  夏に支給した給付金以降に離婚されたりですとか、転入・転出等をされてその支給をされていない方、あるいは12月11日以降に新たに離婚されたりですとかという事情で対象者に加わる方については申請が必要というふうになります。 ○議長松村晋之君) 中澤秀平君。 ◆5番(中澤秀平君) そうした方に対してはきっちりと周知をしていただいて、支給の漏れがないようにというふうに思います。  また、家庭内暴力、DVなどの関係で、戸籍上はひとり親ではないかもしれませんが、事実上ひとり親というような形の方などに対してはどのようになっているかお伺いいたします。 ○議長松村晋之君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木伸生君) お答えいたします。  事実上母子家庭の状態になっているような方につきましては、そもそも児童扶養手当の対象というふうになっていると思いますので、ここの給付金も支給されることになっております。  以上、答弁といたします。 ○議長松村晋之君) 他に質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長松村晋之君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長松村晋之君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第119号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長松村晋之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第119号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長松村晋之君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第119号令和年度藤岡一般会計補正予算(第8号)、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長松村晋之君) 起立全員であります。よって、議案第119号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────────── △閉会中の継続調査の申出の件 ○議長松村晋之君) 各常任委員長、議会運営委員長から、目下委員会において調査中の事件につき委員会条例第41条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出があります。  お諮りいたします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査に付すことにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長松村晋之君) ご異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査に付すことに決しました。      ─────────────────────────────────                閉会中継続審査・調査申出一覧表 ┌───────────┬──────────────────────────────┐ │    委員会名    │       件              名       │ ├───────────┼──────────────────────────────┤ │総務常任委員会    │1.市有財産の管理状況について               │ │           │2.行政財政の実態について                 │ │           │3.市行政の総合計画について                │ │           │4.交通安全施設について                  │ │           │5.その他所管に関する事項について             │ ├───────────┼──────────────────────────────┤ │経済建設常任委員会  │1.農業振興対策について                  │ │           │2.中小企業振興対策について                │ │           │3.商業振興対策について                  │ │           │4.観光施設の整備拡充について               │ │           │5.道路及び橋梁整備について                │ │           │6.公営住宅事業について                  │ │           │7.下水道施設の整備拡充について              │ │           │8.上水道施設の整備拡充について              │ │           │9.その他所管に関する事項について             │ ├───────────┼──────────────────────────────┤ │教務厚生常任委員会  │1.学校整備状況について                  │ │           │2.社会教育施設の充実について               │ │           │3.社会福祉施設の充実について               │ │           │4.市税の適正課税について                 │ │           │5.環境衛生施設の拡充について               │ │           │6.国民健康保険の実態について               │ │           │7.その他所管に関する事項について             │ ├───────────┼──────────────────────────────┤ │議会運営委員会    │1.議会の運営に関する事項について             │ │           │2.議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について│ │           │3.議長の諮問に関する事項について             │ └───────────┴──────────────────────────────┘      ───────────────────────────────── △字句の整理の件 ○議長松村晋之君) お諮りいたします。本会議で議決されました議案については、会議規則第42条の規定に基づき、その条項、字句、数字等の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長松村晋之君) ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字等の整理は議長に委任することに決しました。      ───────────────────────────────── △市長あいさつ ○議長松村晋之君) この際、市長より発言を求められておりますので、これを許します。市長登壇を願います。              (市長 新井雅博君登壇) ◎市長(新井雅博君) 令和2年第5回藤岡市議会定例会の閉会当たりまして、一言お礼のごあいさつをさせていただきたいと存じます。  本議会は11月26日から本日まで14日間にわたり開催をされ、人事案件、条例制定や改正、補正予算といった重要案件につきまして、慎重審議の上ご決定賜りました。誠にありがとうございました。  議会を通じていただきましたご意見やご指摘につきまして真摯に受け止めまして、今後の行政運営に反映、そして生かしてまいりたいというように思っているところでございます。  今年も残すところいよいよ3週間となりました。振り返りますと、本年は新型コロナウイルス禍の中にあって、今まで当たり前に行われてきたことが当たり前に行うことができない、こんな1年であったわけであります。特に小・中学校の臨時休校や市有施設の休館、イベントの中止や延期、あるいは全国を対象とした緊急事態宣言が発令された際には、市民の皆様の日常生活の行動制限や休業要請をさせていただき、ご協力をいただいてきた1年でもありました。  市といたしましては、市民の皆様方の命と健康、感染防止対策を何よりも重視して、本市独自の施策を打ち立て、執行に当たってきたところでもあります。年末年始においてもこれらの活動を止まることなく、引き続き感染防止対策の徹底を図り、市民生活、あるいは経済の安定に全庁を挙げて取り組んでまいる所存でございますので、議員各位の引き続きのご指導とご協力を心からお願いを申し上げる次第でございます。  結びに、議員各位には健康に十分ご留意をされ、今後ともますますご活躍をいただきますようにご祈念をさせていただいて、閉会のごあいさつとさせていただきます。  大変お世話になりありがとうございました。      ───────────────────────────────── △閉会 ○議長松村晋之君) 以上をもちまして、本会議付議されました案件の審議は全て終了いたしました。  これにて令和2年第5回藤岡市議会定例会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。                                  午前11時9分閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。       藤岡市議会議長   松  村  晋  之       署 名 議 員   橋  本  新  一
             同      青  木  貴  俊          同      岩  﨑  和  則...