藤岡市議会 2019-12-11
令和 元年第 5回定例会-12月11日-04号
(「なし」の声あり)
○議長(
野口靖君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
野口靖君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
野口靖君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第103
号藤岡市
消防賞じゅつ金及び
殉職者特別賞じゅつ金条例の廃止について、
委員長報告は可決であります。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
野口靖君) 起立全員であります。よって、議案第103号は原案のとおり可決されました。
議案第104
号藤岡市
交通指導員設置条例の廃止について、
委員長報告に対し質疑に入ります。ご質疑願います。
(「なし」の声あり)
○議長(
野口靖君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
野口靖君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
野口靖君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第104
号藤岡市
交通指導員設置条例の廃止について、
委員長報告は可決であります。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
野口靖君) 起立全員であります。よって、議案第104号は原案のとおり可決されました。
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△第3 議案第116号 藤岡市
下水道事業の
設置等に関する条例の制定について
○議長(
野口靖君) 日程第3、議案第116
号藤岡市
下水道事業の
設置等に関する条例の制定についてを議題といたします。
経済建設常任委員会委員長の報告を求めます。
委員長丸山保君の登壇を願います。
(
経済建設常任委員会委員長 丸山 保君登壇)
◎
経済建設常任委員会委員長(丸山保君) ご指名を受けましたので、去る11月28日の本会議において、
経済建設常任委員会に付託されました議案1件に対する審査の概要と結果についてご報告申し上げます。
本
委員会は、12月2日、市長、副市長並びに
関係部課長等の出席を求め
委員会を開催し、
慎重審査したのであります。
議案第116
号藤岡市
下水道事業の
設置等に関する条例の制定についてご報告申し上げます。
本条例の制定の理由は次のとおりであります。
令和2年4月1日より藤岡市
下水道事業に地方公営企業法の財務規定を適用することに伴い、本条例を制定するものであります。
質疑の主なものを申し上げます。
地方公営企業会計へ移行する理由について伺いたい。
地方公営企業会計は、地方公営企業法財務規定に定められている経理の方法になる。
地方公営企業法は昭和27年に制定されているが、水道事業及び病院事業については同法の強制適用事業であり、従前より地方公営企業会計による経理をしている。
下水道事業については地方自治体の判断による任意適用事業のため、多くの自治体の
下水道事業において同法は適用されていなかった。しかしながら、平成26年8月に、国は
下水道事業においても経営機能強化及び
財政状況の透明性を確保し、健全な経営を行うため、人口3万人以上の市区町村に対して、本年度末までに地方公営企業法の適用に取り組むよう要請した。これを受け、藤岡市では平成29年度から準備を進め、令和2年4月1日から地方公営企業法を適用し、地方公営企業会計に移行するとのことでした。
近隣自治体における地方公営企業会計への移行状況を伺いたい。
群馬県内の人口3万人以上を有する自治体の
下水道事業については、前橋市、高崎市、太田市が10年以上前から地方公営企業会計を適用しており、富岡市が
令和元年度に地方公営企業会計へ移行している。残る伊勢崎市、桐生市、沼田市、渋川市、安中市、みどり市、館林市、大泉町、玉村町については、藤岡市と同様、令和2年度より地方公営企業会計へ移行予定となっており、これにより
群馬県内の対象自治体については、全て地方公営企業会計へ移行することになっているとのことでした。
今日まで地方公営企業会計に移行しなかった理由について伺いたい。
下水道施設の老朽化と人口減少による使用料の減収が見込まれる中、地方公営企業会計への移行の必要性は認識していたが、固定資産台帳の整備等の移行事務にかかわる時間と費用、地方公営企業会計の理解や庁内の調整等、職員の労力の負担が膨大なものになることが見込まれていた。また、準備期間も3年ほど必要であると見込んでいたため、平成29年度から準備に取りかかり、来年度の移行となったとのことでした。
地方公営企業会計になった場合のメリット及び
デメリットについて伺いたい。
メリットとしては、地方公営企業会計を適用することにより、民間企業と同様に損益計算書及び貸借対照表等の財務諸表の作成が可能になる。利益や損失等の経営成績が明確になり、管渠等の固定資産の財産価値や企業債の借入金残高等の財政状態が把握できるようになる。これにより、将来の健全な経営計画の策定に役立ち、また、類似団体と比較することで当事業の課題も見えてくる。
デメリットとしては、事務量の増加及び地方公営企業会計システムの維持費が発生することが考えられる。事務量の増加については、従事職員が地方公営企業会計に徐々になれていくことによって解消されると考える。
地方公営企業会計システムの維持費については、一般会計で使用する財務会計と性質が異なることから別途導入する必要があるが、藤岡市の水道事業で使用しているシステムを導入することにより、経費の軽減が見込まれるとのことでした。
地方公営企業会計に移行しなかった場合、国や県の対応について伺いたい。
国からの地方公営企業会計の適用に取り組む要請には、特に罰則等の具体的な提示はないが、
下水道事業では国道交通省の管轄である管渠の築造工事に当たって、社会資本整備総合交付金を受けて事業を行っているが、この交付金の要件の一つに地方公営企業会計を適用していることが示されているとのことでした。
藤岡市における
令和元年度末の下水道普及率について伺いたい。
平成31年3月31日現在の下水道普及率は31.8%であり、
令和元年度の事業を実施して、約33%前後になる見込みであるとのことでした。
今後の
下水道事業の予定について伺いたい。
今後は、今ある全体計画を縮小していき、国から令和8年度までに水洗化の人口普及率95%を目指すよう示されていることから、それらに向けて事業を実施していく予定であるとのことでした。
第4条、第5条、第6条の数字及び金額の根拠について伺いたい。
既に公営企業法の適用をしている水道事業の
設置等に関する条例を参考にし、地方公営企業法施行令第26条の3、別表第2に定められている金額を基に規定したとのことでした。
第7条第3項に天災その他やむを得ない事故とあるが、想定される事案について伺いたい。
また、同項にできるだけ速やかにこれを作成とあるが、書類作成までの期間について伺いたい。
天災その他やむを得ない事故とは、業務状況書類等を作成できる状況ではない場合を想定している。
また、書類作成までの期間は、前期の状況については年度途中の経過のため、一週間前後ぐらいで作成をしている。水道事業では広報などでも公表を行っている。
下水道事業も同様に公表すると考えているとのことでした。
委員から次のような討論がありました。
下水道はインフラとしての公共性が高い事業だが、質の高いサービスを提供し続けるには多額の費用を要する。持続的な運営を行っていくためには適切な経営管理が必要である。そのためには、現在までに得た資産の把握、細かな経営戦略策定の実施が可能となる公営企業会計方式への移行が望ましいと考える。
公営企業会計への移行を行った場合、
下水道事業の経営成績や財政状態をより正確に評価・判断することができる。長期的には経営の効率化により、一般会計からの繰入金を減少させることが可能だと考えられる。
群馬県内においても、総務省から公営企業会計への移行が要請されている人口3万人以上の自治体は、令和2年度より全て移行予定となっている。
公営企業会計に移行することにより、効率的で持続的な運営を目指してもらいたく、本条例の制定に賛成であるとの討論がありました。
慎重審査の結果、
賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、本
委員会に付託されました議案1件に対する審査の概要と結果について報告を終わります。
○議長(
野口靖君)
経済建設常任委員会委員長の報告が終わりました。
委員長報告に対し質疑に入ります。ご質疑願います。
(「なし」の声あり)
○議長(
野口靖君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
野口靖君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
野口靖君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第116
号藤岡市
下水道事業の
設置等に関する条例の制定について、
委員長報告は可決であります。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
野口靖君) 起立全員であります。よって、議案第116号は原案のとおり可決されました。
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△第4 議案第133号 令和元
年度藤岡市
一般会計補正予算(第6号)
○議長(
野口靖君) 日程第4、議案第133号令和元
年度藤岡市
一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。市長の登壇を願います。
(市長 新井雅博君登壇)
◎市長(新井雅博君) 議案第133号令和元
年度藤岡市
一般会計補正予算(第6号)につきましてご説明を申し上げます。
今回の補正は、台風19号により被災のあった道路や農業施設など、国庫補助事業分野、これに伴う単独事業分の災害復旧工事費を計上するものでございます。
財源といたしまして、国庫負担金、市債を計上しておりますが、この中には専決処分によりご承認をいただいた
一般会計補正予算第4号における歳出予算計上額に係るものも含まれております。
第1条で示しましたとおり、歳入歳出それぞれ2億2,940万1,000円を追加をし、予算の総額を269億6,419万5,000円とするものであります。当初予算と比較をいたしますと、今回の補正により4.3%の伸びとなっております。
次に、第2条の繰越明許費でありますが、第2表のとおり、農林施設災害復旧事業ほか1件であります。
次に、第3条の地方債の補正でありますが、第3表のとおり、追加として農林施設災害復旧事業ほか1件であります。
細部につきましては、副市長より説明をいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
野口靖君) 副市長。
(副市長 高橋 厚君登壇)
◎副市長(高橋厚君) それでは、事項別明細について、歳出からご説明申し上げます。
第11款災害復旧費、第1項農林施設災害復旧費、第1目農林施設災害復旧費の農村整備課扱いの農林施設災害復旧事業で6,150万円を追加。第2項公共土木施設災害復旧費、第1目公共土木施設災害復旧費の土木課扱いの公共土木施設災害復旧事業で1億6,790万1,000円を追加するものであります。
続きまして、今回の補正財源となります歳入についてご説明申し上げます。
第15款国庫支出金では、農村整備課扱いの農林施設災害復旧費国庫負担金で4,562万円、土木課扱いの公共土木施設災害復旧費国庫負担金で1億151万1,000円、同じく都市施設課扱いで5,166万7,000円をそれぞれ追加します。
第19款繰入金では、財政調整基金繰入金で1億4,149万7,000円を減額。
第22款市債では、農林施設災害復旧事業債で970万円、公共土木施設災害復旧事業債で1億6,240万円をそれぞれ追加するものであります。
以上が説明の要旨であります。慎重ご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
野口靖君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。ご質疑願います。
(「なし」の声あり)
○議長(
野口靖君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
野口靖君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第133号については、会議規則第36条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
野口靖君) ご異議なしと認めます。よって、議案第133号については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
野口靖君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案第133号令和元
年度藤岡市
一般会計補正予算(第6号)、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
野口靖君) 起立全員であります。よって、議案第133号は原案のとおり可決されました。
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△閉会中の継続調査の申し出の件
○議長(
野口靖君) 各常任
委員長、議会運営
委員長から、目下
委員会において調査中の
事件につき
委員会条例第41条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りいたします。各
委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
野口靖君) ご異議なしと認めます。よって、各
委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。
─────────────────────────────────
閉会中継続調査申出一覧表
┌───────────┬──────────────────────────────┐
│
委員会名 │ 件 名 │
├───────────┼──────────────────────────────┤
│
総務常任委員会 │1.市有財産の管理状況について │
│ │2.行政財政の実態について │
│ │3.市行政の総合計画について │
│ │4.交通安全施設について │
│ │5.その他所管に関する事項について │
├───────────┼──────────────────────────────┤
│
経済建設常任委員会 │1.農業振興対策について │
│ │2.中小企業振興対策について │
│ │3.商業振興対策について │
│ │4.観光施設の整備拡充について │
│ │5.道路及び橋梁整備について │
│ │6.公営住宅事業について │
│ │7.下水道施設の整備拡充について │
│ │8.上水道施設の整備拡充について │
│ │9.その他所管に関する事項について │
├───────────┼──────────────────────────────┤
│教務厚生常任
委員会 │1.学校整備状況について │
│ │2.社会教育施設の充実について │
│ │3.社会福祉施設の充実について │
│ │4.市税の適正課税について │
│ │5.環境衛生施設の拡充について │
│ │6.国民健康保険の実態について │
│ │7.その他所管に関する事項について │
├───────────┼──────────────────────────────┤
│
議会運営委員会 │1.議会の運営に関する事項について │
│ │2.議会の会議規則、
委員会に関する
条例等に関する事項について│
│ │3.議長の諮問に関する事項について │
└───────────┴──────────────────────────────┘
─────────────────────────────────
△字句の整理の件
○議長(
野口靖君) お諮りいたします。本会議で議決されました議案については、会議規則第42条の規定に基づき、その条項、字句、数字等の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
野口靖君) ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字等の整理は議長に委任することに決しました。
─────────────────────────────────
△市長あいさつ
○議長(
野口靖君) この際、市長より発言を求められておりますので、これを許します。市長の登壇を願います。
(市長 新井雅博君登壇)
◎市長(新井雅博君) 第5回の
定例会の閉会に当たりまして、一言お礼のごあいさつをさせていただきたいと存じます。
去る11月28日に開会をされて、14日間にわたりまして議会が開催されたわけでありますけれども、議員各位には上程をさせていただきました人事案件、あるいは条例の改正、さらには台風19号に係る補正という形の中で、市民生活にとって大変重要な案件につきまして慎重審議を賜りまして、ご決定を賜りましたことを心より感謝と御礼を申し上げる次第でございます。
また、期間の中で各般のご意見とご指導を賜ったわけであります。職員ともども真摯に受けとめまして、しっかりと対応してまいりたいというふうに思っているところでありますので、議員各位の引き続きのご支援とご指導を賜れればありがたいというふうに思っております。
早いもので、4月に議員各位の改選がありまして、新たな議会構成の中でスタートされて、もう8カ月目に入るんでしょうか。さまざなま案件、あるいは自然災害、あるいは平成から令和と激動の1年間であったわけでありますけれども、それぞれの立場で本当に市民の声を市政にお届けをいただき、本当に感謝を申し上げるところであります。本当にいよいよ師走、暮れに入りまして、年末年始、議員各位には大変多忙をきわめるわけでありますので、ぜひ健康には十分ご留意をされて、さらに活躍をされる中で越年をされて、すばらしい令和2年をお迎えされますことを心よりご祈念を申し上げさせていただいて、お礼のごあいさつとさせていただきます。
まことにありがとうございました。
─────────────────────────────────
△閉会
○議長(
野口靖君) 以上をもちまして、本会議に
付議されました案件の審議は全て終了いたしました。
これにて
令和元年第5回藤岡市議会
定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
午前11時23分閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
藤岡市議会議長 野 口 靖
署 名 議 員 青 木 貴 俊
同 岩 﨑 和 則
同 茂 木 光 雄...